ファンの甘やかしがタレントを調子に乗らせるのか? ジャニーズのスキャンダル報道とファン

1806_tegoshi.jpg

 NEWSの小山慶一郎(34)・加藤シゲアキ(30)に続き手越祐也(30)も未成年女子を含む飲み会で大騒ぎしていたと、「週刊文春」が報じた。これでNEWSの現メンバー4人のうち3人のご乱行が発覚。グループの危機であるが、当然のようにジャニーズ事務所に忖度するテレビ局・スポーツ紙は報じない。

「暗黙の圧力です。“他の番組はやりませんよ。まさかお宅だけ放送することはないですよね”と念のための連絡がくるのが通例。宣伝の時は“大きく扱って”と言ってくるくせに、都合の悪い記事だと“やるな”ですからね。現場は不満でも、昔から培われたトップダウンシステムの指令。従うしかない」(ワイドショースタッフ)

 最近はせめてもの抵抗として、東京のワイドショーは「ジャニーズの話はドラマや映画の宣伝以外、いい話も悪い話もいっさい扱わない。主婦の視聴者が大半のワイドショーではジャニーズネタは受けない。スキャンダル以外は関心がないんです。なにも触れないことが一番。ジャニーズと余計な付き合いもなくなる」(前出)

 報道が拡散しなければ、スキャンダルは「なかったこと」かのように自然消滅してゆく。それでも名古屋、大阪、福岡など地方ローカルではジャニーズネタも必須ネタになっている。多少、中身を押さえながらも放送する。

「常にチェックしているファンがうるさい。年齢を間違えただけでもすぐにクレームの嵐。間違いは謝罪しますが、困るのが熱愛ネタ。週刊誌に報じられている通りにやっても、“事務所が否定しているのだから、熱愛ではない。訂正して”と文句を言ってくる。ネットでも大騒ぎされる」(地方局ディレクター)

 ネットのない時代は電話やFAXで抗議が来ていた。編集部に直接かかってくるので電話もFAXもパンク状態。通常の業務に支障を来す始末。一説には事務所から「抗議しましょう」という指令があったという話もあったが、「ファンが勝手にやっていること」と否定。その流れはネットに代わっても続いているのが現実。ファンを大切にすることで知られているジャニーズだが、私的な部分でもタレントを支えているのは熱烈なファンたちである。

 事務所とファンに守られているという背景が、タレントたちの無軌道な夜遊びに繋がっているのではないか。手越は文春報道の後、有料サイトのブログでこう綴っている。

『俺たちは不死鳥みたいなもんだし、最強のファンとスタッフがいるから何度でも立ち上がる』

 さらにこうも付け加えている。

『俺は俺のファンの子が大好きです。可愛くてしょうがない。誰か俺の将来の奥さんになる人がいるなら俺をよろしくお願いします!』

 冗談も加味されているとはいえ、ファンに対するメッセージとしては、これ以上の言葉はないだろう。仮にもし手越がファンの子との結婚を実現したなら、ジャニーズ史上、初の快挙となるが……。

 手越のこのファン向けのブログは違和感を覚えるが、最近になってジャニーズ事務所は緊急でコンプライアンス講義を始めたという。若手タレントを集めて、夜遊びやネットの対応などを講義しているという。暴力問題に揺れた大相撲協会が力士を集めて講義しているのと似ている。芸能関係者が話す。

「これまでだったらタレント本人に注意喚起したのに、タレントを一堂に集めての講義は異例。今さらという感じがしますが、相次ぐタレントの不祥事に事務所も、なんとかしなければならないという危機感を持ったのでしょう。どこまで効果があるかはわかりませんが」

 ファンに守られる一方で、アンチがいるのも芸能界。「この手の話が出ると、私や私の友達も、といったジャニーズのスキャンダルを情報提供する人も続くもの」と新たな話が流れ出すこともある。新たなグループも誕生してさらに増え続けるジャニーズタレント。火種は尽きない。

(敬称略)

二田一比古
1949年生まれ。女性誌・写真誌・男性誌など専属記者を歴任。芸能を中心に40年に渡る記者生活。現在もフリーの芸能ジャーナリストとしてテレビ、週刊誌、新聞で「現場主義」を貫き日々のニュースを追う。

ファンの甘やかしがタレントを調子に乗らせるのか? ジャニーズのスキャンダル報道とファン

1806_tegoshi.jpg

 NEWSの小山慶一郎(34)・加藤シゲアキ(30)に続き手越祐也(30)も未成年女子を含む飲み会で大騒ぎしていたと、「週刊文春」が報じた。これでNEWSの現メンバー4人のうち3人のご乱行が発覚。グループの危機であるが、当然のようにジャニーズ事務所に忖度するテレビ局・スポーツ紙は報じない。

「暗黙の圧力です。“他の番組はやりませんよ。まさかお宅だけ放送することはないですよね”と念のための連絡がくるのが通例。宣伝の時は“大きく扱って”と言ってくるくせに、都合の悪い記事だと“やるな”ですからね。現場は不満でも、昔から培われたトップダウンシステムの指令。従うしかない」(ワイドショースタッフ)

 最近はせめてもの抵抗として、東京のワイドショーは「ジャニーズの話はドラマや映画の宣伝以外、いい話も悪い話もいっさい扱わない。主婦の視聴者が大半のワイドショーではジャニーズネタは受けない。スキャンダル以外は関心がないんです。なにも触れないことが一番。ジャニーズと余計な付き合いもなくなる」(前出)

 報道が拡散しなければ、スキャンダルは「なかったこと」かのように自然消滅してゆく。それでも名古屋、大阪、福岡など地方ローカルではジャニーズネタも必須ネタになっている。多少、中身を押さえながらも放送する。

「常にチェックしているファンがうるさい。年齢を間違えただけでもすぐにクレームの嵐。間違いは謝罪しますが、困るのが熱愛ネタ。週刊誌に報じられている通りにやっても、“事務所が否定しているのだから、熱愛ではない。訂正して”と文句を言ってくる。ネットでも大騒ぎされる」(地方局ディレクター)

 ネットのない時代は電話やFAXで抗議が来ていた。編集部に直接かかってくるので電話もFAXもパンク状態。通常の業務に支障を来す始末。一説には事務所から「抗議しましょう」という指令があったという話もあったが、「ファンが勝手にやっていること」と否定。その流れはネットに代わっても続いているのが現実。ファンを大切にすることで知られているジャニーズだが、私的な部分でもタレントを支えているのは熱烈なファンたちである。

 事務所とファンに守られているという背景が、タレントたちの無軌道な夜遊びに繋がっているのではないか。手越は文春報道の後、有料サイトのブログでこう綴っている。

『俺たちは不死鳥みたいなもんだし、最強のファンとスタッフがいるから何度でも立ち上がる』

 さらにこうも付け加えている。

『俺は俺のファンの子が大好きです。可愛くてしょうがない。誰か俺の将来の奥さんになる人がいるなら俺をよろしくお願いします!』

 冗談も加味されているとはいえ、ファンに対するメッセージとしては、これ以上の言葉はないだろう。仮にもし手越がファンの子との結婚を実現したなら、ジャニーズ史上、初の快挙となるが……。

 手越のこのファン向けのブログは違和感を覚えるが、最近になってジャニーズ事務所は緊急でコンプライアンス講義を始めたという。若手タレントを集めて、夜遊びやネットの対応などを講義しているという。暴力問題に揺れた大相撲協会が力士を集めて講義しているのと似ている。芸能関係者が話す。

「これまでだったらタレント本人に注意喚起したのに、タレントを一堂に集めての講義は異例。今さらという感じがしますが、相次ぐタレントの不祥事に事務所も、なんとかしなければならないという危機感を持ったのでしょう。どこまで効果があるかはわかりませんが」

 ファンに守られる一方で、アンチがいるのも芸能界。「この手の話が出ると、私や私の友達も、といったジャニーズのスキャンダルを情報提供する人も続くもの」と新たな話が流れ出すこともある。新たなグループも誕生してさらに増え続けるジャニーズタレント。火種は尽きない。

(敬称略)

二田一比古
1949年生まれ。女性誌・写真誌・男性誌など専属記者を歴任。芸能を中心に40年に渡る記者生活。現在もフリーの芸能ジャーナリストとしてテレビ、週刊誌、新聞で「現場主義」を貫き日々のニュースを追う。

出版業界の新たな希望「ネットで書籍の全文検索」が可能になれば、売上は伸びるのか?

 文化庁は、来年に施行される著作権法の改正により、著作権者の許諾なしに書籍の全文を電子データ化し、ネットで検索できるサービスを構築する方針を固めている。

 書籍の売り上げに配慮して、閲覧できる内容はキーワードの前後数行に限られるが、これは出版業界に大きな変化をもたらす可能性もある。

 この書籍の全文検索は、すでに2004年からGoogleが開始している。日本では07年から「Googleブック検索」として始まったが、Googleが品切れ・重版未定の本を絶版扱いにしていたことから出版社や権利者団体が反発を示し、大きな話題となった。

 その後、日本では長らく話題としては消えていたが、アメリカでは「大規模な著作権侵害」とする作家団体との訴訟が、16年にGoogleの勝利で終焉。アメリカ最高裁では書籍の全文検索は、「フェアユース(公正利用)」と判断したのだ。

 これを受けて、日本でも著作権法の改正が目論まれることとなった。

 Googleの有無を言わさず全文のデータ化と検索を可能にしようとする動きは、大きな反発を生んだ。だが、そうした問題も、今となっては実質的に解決済みといえる。

 むしろ、キーワードで検索して、欲っする情報がある本を見つけた読者が、すぐに注文できるシステムは整っている。全文をタダ読みされる恐れは消え、著者や出版社にとってはビジネスチャンスが始まっているといえるわけだ。

「読者が知りたい情報が掲載されている本を見つけて、すぐにオンライン書店で注文できるようになれば便利この上ない。また、すぐに読みたい人は電子書籍で買うようになるから、電子書籍市場も今以上に活発化するのではないかと期待しています」(出版社社員)

 紙の本の売り上げは大きく落ち込み、一方、電子書籍市場も伸びているとはいえ、紙の落ち込みをカバーするには至っていない時代はしばらく続いてきた。

 この書籍全文検索の登場で、状況は一変し、出版業界が再び浮上することになるのか?
(文=特別取材班)

出版業界の新たな希望「ネットで書籍の全文検索」が可能になれば、売上は伸びるのか?

 文化庁は、来年に施行される著作権法の改正により、著作権者の許諾なしに書籍の全文を電子データ化し、ネットで検索できるサービスを構築する方針を固めている。

 書籍の売り上げに配慮して、閲覧できる内容はキーワードの前後数行に限られるが、これは出版業界に大きな変化をもたらす可能性もある。

 この書籍の全文検索は、すでに2004年からGoogleが開始している。日本では07年から「Googleブック検索」として始まったが、Googleが品切れ・重版未定の本を絶版扱いにしていたことから出版社や権利者団体が反発を示し、大きな話題となった。

 その後、日本では長らく話題としては消えていたが、アメリカでは「大規模な著作権侵害」とする作家団体との訴訟が、16年にGoogleの勝利で終焉。アメリカ最高裁では書籍の全文検索は、「フェアユース(公正利用)」と判断したのだ。

 これを受けて、日本でも著作権法の改正が目論まれることとなった。

 Googleの有無を言わさず全文のデータ化と検索を可能にしようとする動きは、大きな反発を生んだ。だが、そうした問題も、今となっては実質的に解決済みといえる。

 むしろ、キーワードで検索して、欲っする情報がある本を見つけた読者が、すぐに注文できるシステムは整っている。全文をタダ読みされる恐れは消え、著者や出版社にとってはビジネスチャンスが始まっているといえるわけだ。

「読者が知りたい情報が掲載されている本を見つけて、すぐにオンライン書店で注文できるようになれば便利この上ない。また、すぐに読みたい人は電子書籍で買うようになるから、電子書籍市場も今以上に活発化するのではないかと期待しています」(出版社社員)

 紙の本の売り上げは大きく落ち込み、一方、電子書籍市場も伸びているとはいえ、紙の落ち込みをカバーするには至っていない時代はしばらく続いてきた。

 この書籍全文検索の登場で、状況は一変し、出版業界が再び浮上することになるのか?
(文=特別取材班)

遊女の初体験、男娼との3Pや性病まで! 吉原遊廓の“お江戸性事情”座談会

 吉原遊廓の誕生から400年がたった今年、『吉原と日本人のセックス四〇〇年史』(辰巳出版)を刊行した永井義男氏と、『風俗嬢という生き方』(光文社)をはじめ風俗の現場に迫るルポルタージュを執筆している中塩智恵子氏、そして吉原でのソープ嬢経験もある現役風俗嬢の曼荼羅氏による、吉原と日本の風俗をめぐる座談会。前編では、現代にも色濃く残る“吉原観”の文化的背景などを語り合ったが、後編は、遊女たちの初体験から引退後、性病や男娼など、“江戸時代の性事情”を詳しく掘り下げる。

<出席者>
永井義男(ながい・よしお)
1949年生まれ。『算学奇人伝』(祥伝社文庫)で第6回開高健賞を受賞。時代小説家として100作以上の著作を持ち、最近では江戸の性風俗を研究した著作を多数刊行している。著書に『吉原と日本人のセックス四〇〇年史』(同)、『本当はブラックな江戸時代』(辰巳出版)、『江戸の売春』(河出書房新社)など。

曼荼羅(まんだら)
デリヘルで風俗デビューし、出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちした後、現在は素人童貞などSEXに自信のない悩める男性のためにプライベートレッスンをしているアラフォー風俗嬢。

中塩智恵子(なかしお・ちえこ)
1974年生まれ。宮城県石巻市出身。アダルト系出版社を経てフリーランスのライターに。現在は主に週刊誌で執筆。政治家、文化人、芸能人、風俗嬢、ウリセンボーイ等と幅広い取材活動を行う。近著に『男娼』(光文社)、『風俗嬢という生き方』(同)。

 遊郭、男娼、3Pまでも……差別的目線はなかった江戸時代

中塩智恵子(以下、中塩) 最近、『男娼』(光文社)というルポルタージュ本を出させていただいたんですけど、江戸時代に「陰間茶屋(男娼が売春する場所)」はあったんですよね。働くのはもちろん男性なわけですが、お客さんも男性のみだったのでしょうか? 女性も利用していたようですが。

永井義男(以下、永井) 女性のお客さんはかなり少なかったと思いますよ。というのも、倫理的な問題より、当時の女性はとにかく経済力がなかったから。陰間茶屋は非常に高額で、当時の女性にはとても無理だったんです。

中塩 身分の高い武士の奥さんが内緒で遊びにいった、という話は文献に残っていますよね。それは経済的に余裕があったからなんですね。

永井 それも、よっぽどお金の自由が利く人じゃないと無理でしょうね。当時、お金を使って自分の好きなことができるという女性は、本当にごくごくわずかだった。

中塩 現在でも同性愛者を差別的な目で見る人はいますけど、当時はどういった状況だったのでしょうか?

永井 江戸時代の場合はそういう白い目で見られるようなことはなかったと思いますよ。そもそも男色を差別する感覚自体がなかったんです。だから、男が陰間茶屋に行くのもコソコソ行っていたわけじゃないらしいですね。

中塩 そういう感覚、いいですね。春画を見ると、男同士のもののほかに、陰間茶屋の子と、お客さん、それに遊廓の女の子が戯れる、いわゆる3Pが描かれたものもありますよね。

曼荼羅 え! その頃から3Pってあったんですか? 春画にまで残っているということは、否定的な反応はなかったんですね。

永井 春画は男の憧れ、あるいは妄想を代弁していますからね。もちろん、実行している男もいたと思いますが、かなり金がかかった。逆からいえば、金さえ出せば、陰間と芸者を呼んで3Pプレイをすることもできたでしょうね。

曼荼羅 へぇ~! 今とは違う考え方というか、倫理観というか……。そういう部分もやっぱりあるんですね。勉強になります。

中塩 男娼つながりで、最近、江戸時代を舞台にした『のみとり侍』という映画を見まして……。猫のノミ取りで収入を得るという建前なんですけど、要は男娼の話なんですよ。ああいう男性は本当にいたんでしょうか?

永井 いや、フィクションだと思いますよ。ただし、盛りを過ぎた陰間が転向して、女を相手にする男娼になる例はあったようです。原作『蚤とり侍』(光文社)の作者・小松重男さん(故人)は、「皆が思い描いているようなカッコいい武士ばっかりじゃなかったんだよ」という観点から武士を描くユニークな方でした。僕はあの人の書くものは好きでしたね。

中塩 フィクションなんですね、ちょっと残念です(笑)。でも、映画は楽しめましたよ。阿部寛さんと豊川悦司さんがいい演技で。

 遊女の初体験――お赤飯を配る意味とは?

中塩 ところで、江戸時代から残っている言葉なのかわからないのですが、「水揚げ」という言葉は当時ありましたか? 今だと、お客さんがホストやキャバクラ、風俗を辞めさせる時に使うんですが。

永井 江戸時代にも水揚げという言葉自体はありましたけど、今とは意味が違いますね。江戸時代の水揚げは、いわゆる“初体験”の意味。男は“筆おろし”、女は“水揚げ”と言いました。

曼荼羅 えー!! なんだか逆の意味ですね。遊女の水揚げはどんな感じだったんでしょうか?

永井 大体10歳前後で吉原に売られた女の子は禿(かむろ)として育てられるのですが、数年はお客をとりません。というのも、まだ初潮を迎えていないですから。初潮を迎えると、いよいよ水揚げとなります。今でも聞いたことがあるかもしれませんが、“お赤飯”を炊いて周りに配るんです。「もういつでも(セックス)できますよ」という意味を込めてね。

中塩 水揚げは、どんな人にお願いしたんでしょう?

永井 大体ベテランのお客さんにお願いしたみたいですよ。お得意様で、性格が良くてガツガツしない、年齢が少しいっている人。「今度○○ちゃんが水揚げなので、お願いしますよ」とコッソリ頼まれるんだとか。

曼荼羅 吉原で働いている男性が手ほどきをするわけじゃないんですね!

永井 働いている人は決して手を出してはいけないというルールがありましたからね。内部で性関係ができると経営が成り立たないから。

中塩 遊び慣れているお客さんに水揚げしてもらうんですね~。現代とは意味が全く違うなんて驚きでした。

――江戸時代、遊郭が栄えていたのと同時に“性病”もあったと思うのですが。

曼荼羅 ほとんどの人が性病だったって聞いたことがあります……。

永井 性病検査をするようになったのは明治以降。江戸時代、性病そのものに対して無知だったのです。梅毒は初期症状のあと、潜伏期間に入って一見、症状がなくなりますが、当時の人はそれを治ったと考えていたらしいんです。それくらい性病に対する理解が低かったんですね。

曼荼羅 永井さんの書かれた『図説吉原事典』(朝日新聞出版)で知ってビックリしたんですけど、性病の治療薬として“陰毛を煎じて飲ませていた”って。すごい話!

永井 迷信ですよね。当時は本当に、それくらい性病の治療について無知だったんですよ。

中塩 毛はさすがに飲めませんね(笑)。

永井 当時、人数は少ないですが、長崎に西洋人が来航していました。例えば医者のシーボルトは、日本と日本人を愛していただけに、性病が蔓延している実態を知って、憂えていますね。

――当時、避妊の方法はどういったものがありましたか?

永井 一応は避妊策として、紙を噛んで濡らして膣の中に入れるとか……その程度はあったみたいですけど、万全ではないですからね。

曼荼羅 生理中はどうしていたんでしょうかね? さすがに吉原での勤めは休めたんでしょうか? 現代では生理中でも膣に海綿をいれて出勤する子もいますが……。

永井 “月役七日(つきやくなのか)”と言って、一般的には生理になると7日はセックスを慎む、という風習はあったみたいですよ。ただ、吉原で7日も休むのは許されないと思うから、休めてもせいぜい3日くらい。このあたりのハッキリした資料はないんですが、商売だから仕方ない、と店側もそんな感じだったみたいですね。

 引退後の遊女はどうなる? すぐに結婚できないワケ

中塩 遊女の引退後のサポートはあったのでしょうか? 当時は結婚するのがゴールだったんですかね?

永井 それが希望でしょうけどね。遊女と結婚するというのは、庶民にはなかなかハードルが高かったみたいです。10歳前後で売られて吉原で生きてきた遊女たちは、炊事洗濯裁縫などの家事は何もできませんから。“庶民の女房”としては、やっていけないんです。よっぽどのお金持ちで、家に女中や下女がいるような人しか無理だったんです。

曼荼羅 でも、皆が皆お金持ちと結婚できるわけじゃないですよね……。結婚できなかった遊女たちはどうなるんでしょう?

永井 ほかの岡場所(吉原以外の、非公認の私娼街)に行く女性もいたようですし、多かったのは、今で言う小料理屋だとか茶屋とかのおかみさんになる人です。男扱いは上手だし、なにより美人だからね。

中塩 今作で、遊女は「3回目で肌を許す」のは本当か考察されていましたが、これはまったくのデタラメだったとか。

永井 考えれば、江戸時代でも現代でも、1回目、2回目と高いお金を払ったのに、体にすら触らせてもらえないなんて、まかりとおるわけがない、とわかりそうなものなんですが(笑)。“吉原伝説”とでも言いましょうか、なぜかそんな話が残っている。昔に誰かが言ったことが、また聞きなどになって現代にもなんとなく残っているんですね。

曼荼羅 確かに現代でも「3回目のデートで体を許す」みたいな話、なんとなく聞いたことありますよね。起源は江戸時代だったなんて、驚きです!

中塩 今の吉原では、もちろんそんなことないですよね?

曼荼羅 もちろん、初回からしっかりしています(笑)。ただ、“3回”と聞くと私は「3回で来なくなる人が多い」ということを思い出しますね。なぜなんだろう? って思って、以前お客さんに聞いたら、「3回以上会うと“情”が出てしまうから」って言っていました。3回まではなんとかリピートさせられるけど、そこからが難しい――というのは“風俗嬢あるある”かもしれません(笑)。

 セックスだけじゃない――吉原に求める恋愛遊戯

――永井さんの本では、江戸時代のセックスには恋愛が介在してなかった、といった旨が書かれていますが、では当時、夫が吉原に行くことを妻はどう思っていたんでしょうか?

永井 内心は嫉妬して、腹立たしく思っていたでしょうね。女性心理は現代と同じです。しかし江戸時代は、嫉妬を表に出すと「あの女は悋気が強い」と言われるから、女性が我慢していた。「恋愛してからセックス」という考え方は、歴史からするとそんなに長くなく、近代的な考えだと言えますよ。武士階級や上級の町人では結婚は親同士で決め、当人同士は祝言の時まで顔も見たことがなかったという例は、珍しくなかったですから。でも、ちゃんとセックスして子どもを作っている。恋愛しなきゃセックスできない、という概念はなかったんですね。

曼荼羅 恋愛自体、あまりしてなかったんですかね?

永井 そう。だからこそ、男は遊廓に今でいう“青春”を求めたわけです。皆、吉原に恋愛しに行っていたんですよ。甘酸っぱい恋愛体験をね。奥さんとは恋愛をしていないから余計ですよね。

中塩 吉原は、いろんな側面を持っていたんですね。吉原と同じくらい歴史があって今も残っているようなところはありますか?

永井 今はもう“遊廓”としては残ってないですね。一応、昭和33年に売春防止法が完全に施行されて、建前として遊郭はなくなっていますから。最近までだと、渡鹿野島(わたかのじま)という、かつて“売春島”と呼ばれた島はありましたが、すでに廃れてしまったようですし……。

中塩 ところで、2020年に開催予定の“東京オリンピック”で吉原をはじめ、風俗業界の取り締まりが強化されるのではと、以前から噂になっていますよね。性的なものって、目を付けられやすいというか……。政治活動に利用されやすい感は否めないですね。

永井 例えば、学校の近くで営業してはいけないとか、そういうルールさえきちんと守っていれば、僕は風俗店の存在意義は大きいと思うんですけどね。まさに「おもてなし」のサービス業ですよ。風俗店に直接落ちるお金はもちろんのこと、周辺の飲食店などに落ちるお金も大きい。そういった間接的な消費も街を支えていたと思うのです。風俗店をなくすなら、そのあとどうするかも同時に考えなければいけない問題だなと思いますよ。
(ヨコシマリンコ)

美魔女の更年期――子どもは独立、バツイチ同士の彼氏と半同棲生活を送る麻友子さん・51歳

 麻友子さんは51歳、京都在住の会社員である。25歳のときに結婚し1男1女に恵まれるも、10年前に離婚。手足の長い超スレンダーボディが印象的で、とても50代には見えない美貌の麻友子さんは、まさしく“美魔女”の称号を贈られるにふさわしい年齢不詳の女性だ。夫とは離婚し、働きながら育てた子どもたちは成人。3年前から交際している彼と、週のうち半分は同棲状態だという。そんなラブライフ充実の美魔女にも、半年前から「更年期かな」と感じる症状が出始め……。

1年前から体力と気力の低下を感じはじめ、いまの悩みは『とにかくダルい』こと
――サービス業で出張の多いお仕事だと聞いています。

「京都と東京を週に2度は行き来する生活を15年近く続けていました。40代後半になった頃から体力的にキツイと感じはじめてはいたのですが……それでも仕事が大好きで『しんどいけど、お客様の笑顔のために頑張ろう!』と考えることで、体力的なキツさを乗り越えることができていたんです」

――気力で体力の衰えをカバーできていたんですね。

「でも約1年前に、その気力の部分に変化が出てしまって」

――差しさわりがなければ、詳しくお話してもらえますか?

「直接の原因は職場での人間関係のいざこざなんですけど。でも、そういうのはこれまでも何度かあったし、そのたびに自分で解決してきたんです。でも1年前にそういう事態になったときは、なんとか解決して乗り越えよう、頑張ろうという気力がどうしても沸かなかった。自分の中のなにかがプチっと途切れてしまった感じです。そんなときにちょうど社内で部署変えの話が出はじめて……自ら部署を変わりたいと願いでました。いまは出張もなく体力的には楽ですね」

――その一件は更年期であることも影響していたと思われますか?

「どうでしょうか……。でもたしかにその頃から、とにかく『ダルい』と感じるようになっていたんです。もっと違う表現はないかと考えたんですけど、やっぱり『ダルい』としか言いようがなくって。1年前からとにかくその『ダルい』状態が続いてるんです、精神的にも体力的にも」

――気力がなくなった、とおっしゃっていましたが、ほかに精神面での変化はなにかありますか?

「いいえ。部署は変わりましたが、いまは問題なく毎日仕事に励んでいます。何かにつけダルいのは相変わらずですが、精神的にひどく落ち込むということはないですね。仕事は頑張りますが、いったん家に帰ると『頑張らない』ことをモットーにしているので(笑)。手を抜けるところは、手を抜く。基本、掃除はルンバにお任せですし、食事も仕事で遅くなったときはテイクアウトのお惣菜をよく買います。子どもに『家にいるなら、ご飯炊いて』とお願いメールもしょっちゅう。なんでもかんでも私が頑張らないと、とは考えていません」

――ほかに気になる身体の変化はありますか?

「私、若い頃から体温が低くて常に35度台なんですね。そのせいか、夏でもあまり暑さを感じず、汗をかくということもほとんどなかった。それなのに1年前ぐらいから季節を問わず『暑いな』と感じることが多くなったんです」

――更年期には、突然カーっと熱くなり、大量の汗をかく、更年期にはいわゆるホットフラッシュという症状がありますが……。

「それとはまた少し違うような気がするんです。1年前から感じはじめ、顕著になったのは今年の冬(1〜2月)あたり。冬なのに『なんかちょっと暑い』と思うことが増え、じんわりと汗をかく。でも手足は冷たい。体温に変化もないんです。昔はほんとに汗とは無縁の生活だったので、変化に戸惑っています」

――閉経はされていないんですよね。生理の乱れはどうでしょう?

「若い頃から生理不順で、周期もバラバラなんです。量もその月によって多かったり少なかったり。生理痛もあったり、なかったり。その状態は変わりませんが、ただこの何ヵ月かは生理と生理の間が昔よりもっと長くあくようになりました。あと、生理の日にちが短くなってきましたね。3日目ぐらいで「あれ? 終わり?」と思うこともある。そうかと思えば1週間以上続くことも」

――閉経までの生理の乱れは、人によって様々なんですが、「生理と生理の間が長くなる」「量が減ってくる」「短い期間で終わる」とおっしゃる方は多いようです。

「あとね、気になるのは肌の乾燥! 若い頃から乾燥肌で、そのおかげで思春期にもニキビひとつできたことはなかったんです。あの頃は、乾燥肌でよかった、って思ったこともあったけど……。ここ1年で、乾燥具合がひどくなりました。お肌のお手入れには無頓着だったんですけど、さすがにそれではダメだと思いだして。最近は毎日ドラッグストアの安いシートパックを使い、アルガンオイルが手放せません。それでもカサカサのカピカピ(笑)。追いつかないんです、何をしても」

4つ年上の彼とは交際順調、でも心の内では……
麻友子さんの4つ年上の彼は会社経営者。3年前に大人数の友人同士の飲み会があり、麻友子さんの古い友人が連れてきたのが彼だった。ひとめ見た瞬間に「あ、この人、いい!」と感じ、そこから交際まではスムーズに。互いにバツイチで、いま麻友子さんは週のうち約半分を彼の家、半分は自分の家で過ごす生活を送っているという。

――彼の家とご自分の家を行ったり来たりということは、お子さん方もお母さんに彼がいる、ということはご存じなんですね。

「知っています。上のお兄ちゃんはもう25歳で大人ですし、彼との交際についても『好きなようにすればいいよ』と理解がありますね。会わせたことはありませんが、彼が会社を経営していることは話したので『しっかり貢いでもらってくれ』とか冗談も言います(笑)」

――下のお嬢さんは20歳とのことですが、お嬢さんの反応は?

「下の子も彼のことを知ってはいますが、詳しくは聞きたくないという感じでしょうか。私の家のすぐ近くに妹の家があり、仲良しの従妹もいるので、娘は昔からしょっちゅうその家に泊まりに行っていたんですね。その習慣はいまも続いているので、娘が妹の家にいるときは私が彼の家に行き、娘が戻る日に私も自分の家に戻るという生活を送っています」

――ご長男はそのペースにどんな風に合わされているんでしょう?

「息子は完全にマイペース。私が彼氏の家にいるときに『今日は俺、友達を家に呼ぶから絶対に帰ってくるなよ』とメールがきたり。そうかと思えば『今日家に戻ってくるなら、なんか食べるもの買って帰るよ』『明日は家にいる? 一緒にどっかにご飯食べに行こうか?』なんてメッセージもマメにきます。彼は離婚した夫と夫の実家ともとても友好的な関係を築いているので、そちらに泊まることもしょっちゅうあります」

――なんだか、ご長男も麻友子さんの彼氏っぽい(笑)。ではいまおつきあいされている彼についてお話をおうかがいしたいのですが。交際して3年ですよね。

「はい。半同棲生活を送っていますし、最近は周囲から『再婚しないの?』って訊かれたりしますけど、まだないかな。もっとお互い歳を取ったら考えるのかもしれないけど。喧嘩も多いですし、いまは考えられないです」

――喧嘩の原因は?

「彼はとにかく大酒飲み。1年のうち330日は飲んでる。仕事仲間や友人が集う店が何軒かあって、毎晩そこに出かけていくんです。そして基本、私もそこに一緒にいて欲しい人なんですね、彼は」

――えっ⁉︎ ということは麻友子さんも年間330日、夜は飲みの場にいるということですか?

「体調が悪いときはパスしたり、出かけても私だけ早い時間に帰ったりしてはいますけど……。まぁ私も年間300日ぐらいは飲みの場にいるかもしれませんね。とは言っても、私はお酒を飲まないんですけれど」

――飲まないのに、ほぼ毎晩飲み屋に行くというのは、なかなか苦行ですよね。体力的にも。そうまでして彼に合わせているなら、喧嘩になんてならなさそうですけど。

「とんでもないですよ! 彼はまぁ恐ろしいほど飲むし、最近は歳のせいか酔いがまわるのも早い。つい見かねて『もうそのへんにしたら?』というと、ダメですね、怒る怒る。そのほかに『そろそろ帰ろうか』も禁句。そのあたりのワードを言うとみるみるうちに機嫌が悪くなります。『なに偉そうに言ってるんだ』と」

――54歳……『男はとにかく偉い!』的な考えをする人も多い年代ではありますね。

「完璧な男尊女卑ですね。人前では激しく怒ったりはしませんが、家に帰ると大変。ムッとした顔で口をきかないので『あ、またなにか気に障ったんだな』とすぐにわかる」

――麻友子さんはそういうとき、見てみないふりをするタイプですか?

「いいえ。それがたとえ夜中の1時でも『どうしたの? 私、なにかした?』と自ら切り出します。私が切り出すと『人前で偉そうな口をきくな』『●●さん(彼の知り合い)に対しての口のきき方がなってない』とか不満が出てくるわけなんです」

――夜中の1時のお説教……それなかなかの拷問(笑)。

「でしょ(笑)。でも私が切り言い出さないと何日でもムっとしてるから。仕方ないんですよ。それで彼の言い分を一通り聞いてから『私はそんなつもりなかったけど、気に障ったんならごめんね』『至らなかったね、今後気をつけるね』と、たくさん謝る。早く眠りたいし面倒だから、心の内で『チっ、めんどくさいな』と思っていてもとにかく謝る(笑)」

――まったく心を伴わない謝罪(笑)。

「その通り(笑)。若い頃なら、自分も言いたいことを言っただろうし、お互いが納得できるポイントを探ろうと躍起になったかもしれませんが、いまはそんな気力はない。夜中の1時だし、そうでなくても更年期でダルいのに。もうね、とにかく揉めるのはいやなんです。だから私が謝って丸く収める。つきあいはじめた当初は『それは違うよ』って意見を言ったりもしましたが、彼には理解できないし絶対に謝ったりもしない。プライドが高いんです」

家ではベタベタ、スキンシップは豊富
――そういう揉め事がしょっちゅうでも、おふたりは仲良しなんですか?

「仲良しです。最近『私たち、別れることってあると思う?』って訊いてみたんですけど。『おまえが俺のことを裏切ったりしない限り、ないだろうなぁ』って言ってましたし。あのね、彼のマンションのキッチンカウンターって椅子がひとつしかないんですよ。私はよくそこでタバコを吸ったり、ジュースを飲んだりするんですけど。私がそこに座ると、リビングにいる彼も必ずやってくる。椅子はひとつだから、彼が座り、私を膝の上に乗せてなんだかんだ話すのがお約束です」

――意外にスキンシップの人なんですね!

「人前ではまったくないけれど、家でふたりのときは、向こうがしょっちゅうベタベタしてくる。『椅子、もうひとつ買う?』って訊いてみたけど、いらないって。彼もそのスタイルを気に入ってるんでしょうね。お風呂も一緒に入りますよ。私が先に入浴を終えて入ってしまっていて、後から彼がひとりで入るときにはいつも風呂場から『おーい』と声がかかります」

――もう一回入れよ、の合図でしょうか。

「いいえ、その『おーい』は背中を流してくれ、の合図(笑)。呼ばれるとすぐに行って背中を流し、希望があれば頭を洗ってあげることも。洗い終わったら『じゃああとはごゆっくりね』と言って私は風呂場を出ます」

――なんですか、それ! まるで昭和の貞淑な妻じゃないですか!

「昭和どころか、明治じゃないですかね(笑)。『外ではいつも偉そうな顔してるけどさ、家のお風呂で背中洗ってもらってます、髪も洗ってもらってます、ってみんなに話してみたら? なんなら私が話してあげようか?』とからかうと『それはダメ。絶対に言っちゃダメ』って慌ててますけど」

――なかなか難しそうな方ですが、可愛い面もあるんですね。

「めちゃくちゃ難しい人ですけど、そういう可愛いところがあるので、私も一緒にいられるんだろうと思います。向こうは私といるととても楽だそうです」

――そら楽ですよ~。麻友子さんぐらい尽くしてくれる女性はなかなか……。スキンシップ多めということですが、性的な面でセックスはどうでしょう?

「交際当初から、変化なく定期的にありますよ」

――この世代になると濡れにくくなり痛みが出る女性も多いようですが……。

「それはないなぁ。そこに変化を感じることは、私はまだありませんね~」

――もし閉経したら、彼に話しますか?

「わざわざは話さないと思います。閉経を報告したところで『それがどうした? 俺になんか関係ある?』って言われるだけでしょうし」

――麻友子さんご自身は閉経についてなにか思うことはありますか?

「生理はとにかく面倒なので、解放されるのはすごく嬉しいです。自分に生理があるかないかについてはまったくこだわりはないので。ただ、閉経していまより体調が悪くなったりしたら……とそこは少し不安かなぁ」

――いまは特に更年期症状で病院に通われたりはしていないんですよね。今後、なにか更年期対策みたいなものをお考えですか?

「昔、母親から勧められて酵素を飲んでいた時期があったんですけど、ここ何年かはさぼっていて。でも酵素は体に合っていたような気がするので、閉経に備えてそろそろ再開しようかと思っています。もしも漢方薬で更年期に効果があるものがあれば、試してみたいとも。そうそう、最近ミキサーを買ったんです。毎朝野菜やフルーツを入れたドリンクを作って、彼と一緒に飲んでるんですよ。なにが健康にいいのかいま模索中って感じでしょうか」

いつまでも彼と仲良く過ごしてくださいね。今日はどうもありがとうございました。

美魔女の更年期――子どもは独立、バツイチ同士の彼氏と半同棲生活を送る麻友子さん・51歳

 麻友子さんは51歳、京都在住の会社員である。25歳のときに結婚し1男1女に恵まれるも、10年前に離婚。手足の長い超スレンダーボディが印象的で、とても50代には見えない美貌の麻友子さんは、まさしく“美魔女”の称号を贈られるにふさわしい年齢不詳の女性だ。夫とは離婚し、働きながら育てた子どもたちは成人。3年前から交際している彼と、週のうち半分は同棲状態だという。そんなラブライフ充実の美魔女にも、半年前から「更年期かな」と感じる症状が出始め……。

1年前から体力と気力の低下を感じはじめ、いまの悩みは『とにかくダルい』こと
――サービス業で出張の多いお仕事だと聞いています。

「京都と東京を週に2度は行き来する生活を15年近く続けていました。40代後半になった頃から体力的にキツイと感じはじめてはいたのですが……それでも仕事が大好きで『しんどいけど、お客様の笑顔のために頑張ろう!』と考えることで、体力的なキツさを乗り越えることができていたんです」

――気力で体力の衰えをカバーできていたんですね。

「でも約1年前に、その気力の部分に変化が出てしまって」

――差しさわりがなければ、詳しくお話してもらえますか?

「直接の原因は職場での人間関係のいざこざなんですけど。でも、そういうのはこれまでも何度かあったし、そのたびに自分で解決してきたんです。でも1年前にそういう事態になったときは、なんとか解決して乗り越えよう、頑張ろうという気力がどうしても沸かなかった。自分の中のなにかがプチっと途切れてしまった感じです。そんなときにちょうど社内で部署変えの話が出はじめて……自ら部署を変わりたいと願いでました。いまは出張もなく体力的には楽ですね」

――その一件は更年期であることも影響していたと思われますか?

「どうでしょうか……。でもたしかにその頃から、とにかく『ダルい』と感じるようになっていたんです。もっと違う表現はないかと考えたんですけど、やっぱり『ダルい』としか言いようがなくって。1年前からとにかくその『ダルい』状態が続いてるんです、精神的にも体力的にも」

――気力がなくなった、とおっしゃっていましたが、ほかに精神面での変化はなにかありますか?

「いいえ。部署は変わりましたが、いまは問題なく毎日仕事に励んでいます。何かにつけダルいのは相変わらずですが、精神的にひどく落ち込むということはないですね。仕事は頑張りますが、いったん家に帰ると『頑張らない』ことをモットーにしているので(笑)。手を抜けるところは、手を抜く。基本、掃除はルンバにお任せですし、食事も仕事で遅くなったときはテイクアウトのお惣菜をよく買います。子どもに『家にいるなら、ご飯炊いて』とお願いメールもしょっちゅう。なんでもかんでも私が頑張らないと、とは考えていません」

――ほかに気になる身体の変化はありますか?

「私、若い頃から体温が低くて常に35度台なんですね。そのせいか、夏でもあまり暑さを感じず、汗をかくということもほとんどなかった。それなのに1年前ぐらいから季節を問わず『暑いな』と感じることが多くなったんです」

――更年期には、突然カーっと熱くなり、大量の汗をかく、更年期にはいわゆるホットフラッシュという症状がありますが……。

「それとはまた少し違うような気がするんです。1年前から感じはじめ、顕著になったのは今年の冬(1〜2月)あたり。冬なのに『なんかちょっと暑い』と思うことが増え、じんわりと汗をかく。でも手足は冷たい。体温に変化もないんです。昔はほんとに汗とは無縁の生活だったので、変化に戸惑っています」

――閉経はされていないんですよね。生理の乱れはどうでしょう?

「若い頃から生理不順で、周期もバラバラなんです。量もその月によって多かったり少なかったり。生理痛もあったり、なかったり。その状態は変わりませんが、ただこの何ヵ月かは生理と生理の間が昔よりもっと長くあくようになりました。あと、生理の日にちが短くなってきましたね。3日目ぐらいで「あれ? 終わり?」と思うこともある。そうかと思えば1週間以上続くことも」

――閉経までの生理の乱れは、人によって様々なんですが、「生理と生理の間が長くなる」「量が減ってくる」「短い期間で終わる」とおっしゃる方は多いようです。

「あとね、気になるのは肌の乾燥! 若い頃から乾燥肌で、そのおかげで思春期にもニキビひとつできたことはなかったんです。あの頃は、乾燥肌でよかった、って思ったこともあったけど……。ここ1年で、乾燥具合がひどくなりました。お肌のお手入れには無頓着だったんですけど、さすがにそれではダメだと思いだして。最近は毎日ドラッグストアの安いシートパックを使い、アルガンオイルが手放せません。それでもカサカサのカピカピ(笑)。追いつかないんです、何をしても」

4つ年上の彼とは交際順調、でも心の内では……
麻友子さんの4つ年上の彼は会社経営者。3年前に大人数の友人同士の飲み会があり、麻友子さんの古い友人が連れてきたのが彼だった。ひとめ見た瞬間に「あ、この人、いい!」と感じ、そこから交際まではスムーズに。互いにバツイチで、いま麻友子さんは週のうち約半分を彼の家、半分は自分の家で過ごす生活を送っているという。

――彼の家とご自分の家を行ったり来たりということは、お子さん方もお母さんに彼がいる、ということはご存じなんですね。

「知っています。上のお兄ちゃんはもう25歳で大人ですし、彼との交際についても『好きなようにすればいいよ』と理解がありますね。会わせたことはありませんが、彼が会社を経営していることは話したので『しっかり貢いでもらってくれ』とか冗談も言います(笑)」

――下のお嬢さんは20歳とのことですが、お嬢さんの反応は?

「下の子も彼のことを知ってはいますが、詳しくは聞きたくないという感じでしょうか。私の家のすぐ近くに妹の家があり、仲良しの従妹もいるので、娘は昔からしょっちゅうその家に泊まりに行っていたんですね。その習慣はいまも続いているので、娘が妹の家にいるときは私が彼の家に行き、娘が戻る日に私も自分の家に戻るという生活を送っています」

――ご長男はそのペースにどんな風に合わされているんでしょう?

「息子は完全にマイペース。私が彼氏の家にいるときに『今日は俺、友達を家に呼ぶから絶対に帰ってくるなよ』とメールがきたり。そうかと思えば『今日家に戻ってくるなら、なんか食べるもの買って帰るよ』『明日は家にいる? 一緒にどっかにご飯食べに行こうか?』なんてメッセージもマメにきます。彼は離婚した夫と夫の実家ともとても友好的な関係を築いているので、そちらに泊まることもしょっちゅうあります」

――なんだか、ご長男も麻友子さんの彼氏っぽい(笑)。ではいまおつきあいされている彼についてお話をおうかがいしたいのですが。交際して3年ですよね。

「はい。半同棲生活を送っていますし、最近は周囲から『再婚しないの?』って訊かれたりしますけど、まだないかな。もっとお互い歳を取ったら考えるのかもしれないけど。喧嘩も多いですし、いまは考えられないです」

――喧嘩の原因は?

「彼はとにかく大酒飲み。1年のうち330日は飲んでる。仕事仲間や友人が集う店が何軒かあって、毎晩そこに出かけていくんです。そして基本、私もそこに一緒にいて欲しい人なんですね、彼は」

――えっ⁉︎ ということは麻友子さんも年間330日、夜は飲みの場にいるということですか?

「体調が悪いときはパスしたり、出かけても私だけ早い時間に帰ったりしてはいますけど……。まぁ私も年間300日ぐらいは飲みの場にいるかもしれませんね。とは言っても、私はお酒を飲まないんですけれど」

――飲まないのに、ほぼ毎晩飲み屋に行くというのは、なかなか苦行ですよね。体力的にも。そうまでして彼に合わせているなら、喧嘩になんてならなさそうですけど。

「とんでもないですよ! 彼はまぁ恐ろしいほど飲むし、最近は歳のせいか酔いがまわるのも早い。つい見かねて『もうそのへんにしたら?』というと、ダメですね、怒る怒る。そのほかに『そろそろ帰ろうか』も禁句。そのあたりのワードを言うとみるみるうちに機嫌が悪くなります。『なに偉そうに言ってるんだ』と」

――54歳……『男はとにかく偉い!』的な考えをする人も多い年代ではありますね。

「完璧な男尊女卑ですね。人前では激しく怒ったりはしませんが、家に帰ると大変。ムッとした顔で口をきかないので『あ、またなにか気に障ったんだな』とすぐにわかる」

――麻友子さんはそういうとき、見てみないふりをするタイプですか?

「いいえ。それがたとえ夜中の1時でも『どうしたの? 私、なにかした?』と自ら切り出します。私が切り出すと『人前で偉そうな口をきくな』『●●さん(彼の知り合い)に対しての口のきき方がなってない』とか不満が出てくるわけなんです」

――夜中の1時のお説教……それなかなかの拷問(笑)。

「でしょ(笑)。でも私が切り言い出さないと何日でもムっとしてるから。仕方ないんですよ。それで彼の言い分を一通り聞いてから『私はそんなつもりなかったけど、気に障ったんならごめんね』『至らなかったね、今後気をつけるね』と、たくさん謝る。早く眠りたいし面倒だから、心の内で『チっ、めんどくさいな』と思っていてもとにかく謝る(笑)」

――まったく心を伴わない謝罪(笑)。

「その通り(笑)。若い頃なら、自分も言いたいことを言っただろうし、お互いが納得できるポイントを探ろうと躍起になったかもしれませんが、いまはそんな気力はない。夜中の1時だし、そうでなくても更年期でダルいのに。もうね、とにかく揉めるのはいやなんです。だから私が謝って丸く収める。つきあいはじめた当初は『それは違うよ』って意見を言ったりもしましたが、彼には理解できないし絶対に謝ったりもしない。プライドが高いんです」

家ではベタベタ、スキンシップは豊富
――そういう揉め事がしょっちゅうでも、おふたりは仲良しなんですか?

「仲良しです。最近『私たち、別れることってあると思う?』って訊いてみたんですけど。『おまえが俺のことを裏切ったりしない限り、ないだろうなぁ』って言ってましたし。あのね、彼のマンションのキッチンカウンターって椅子がひとつしかないんですよ。私はよくそこでタバコを吸ったり、ジュースを飲んだりするんですけど。私がそこに座ると、リビングにいる彼も必ずやってくる。椅子はひとつだから、彼が座り、私を膝の上に乗せてなんだかんだ話すのがお約束です」

――意外にスキンシップの人なんですね!

「人前ではまったくないけれど、家でふたりのときは、向こうがしょっちゅうベタベタしてくる。『椅子、もうひとつ買う?』って訊いてみたけど、いらないって。彼もそのスタイルを気に入ってるんでしょうね。お風呂も一緒に入りますよ。私が先に入浴を終えて入ってしまっていて、後から彼がひとりで入るときにはいつも風呂場から『おーい』と声がかかります」

――もう一回入れよ、の合図でしょうか。

「いいえ、その『おーい』は背中を流してくれ、の合図(笑)。呼ばれるとすぐに行って背中を流し、希望があれば頭を洗ってあげることも。洗い終わったら『じゃああとはごゆっくりね』と言って私は風呂場を出ます」

――なんですか、それ! まるで昭和の貞淑な妻じゃないですか!

「昭和どころか、明治じゃないですかね(笑)。『外ではいつも偉そうな顔してるけどさ、家のお風呂で背中洗ってもらってます、髪も洗ってもらってます、ってみんなに話してみたら? なんなら私が話してあげようか?』とからかうと『それはダメ。絶対に言っちゃダメ』って慌ててますけど」

――なかなか難しそうな方ですが、可愛い面もあるんですね。

「めちゃくちゃ難しい人ですけど、そういう可愛いところがあるので、私も一緒にいられるんだろうと思います。向こうは私といるととても楽だそうです」

――そら楽ですよ~。麻友子さんぐらい尽くしてくれる女性はなかなか……。スキンシップ多めということですが、性的な面でセックスはどうでしょう?

「交際当初から、変化なく定期的にありますよ」

――この世代になると濡れにくくなり痛みが出る女性も多いようですが……。

「それはないなぁ。そこに変化を感じることは、私はまだありませんね~」

――もし閉経したら、彼に話しますか?

「わざわざは話さないと思います。閉経を報告したところで『それがどうした? 俺になんか関係ある?』って言われるだけでしょうし」

――麻友子さんご自身は閉経についてなにか思うことはありますか?

「生理はとにかく面倒なので、解放されるのはすごく嬉しいです。自分に生理があるかないかについてはまったくこだわりはないので。ただ、閉経していまより体調が悪くなったりしたら……とそこは少し不安かなぁ」

――いまは特に更年期症状で病院に通われたりはしていないんですよね。今後、なにか更年期対策みたいなものをお考えですか?

「昔、母親から勧められて酵素を飲んでいた時期があったんですけど、ここ何年かはさぼっていて。でも酵素は体に合っていたような気がするので、閉経に備えてそろそろ再開しようかと思っています。もしも漢方薬で更年期に効果があるものがあれば、試してみたいとも。そうそう、最近ミキサーを買ったんです。毎朝野菜やフルーツを入れたドリンクを作って、彼と一緒に飲んでるんですよ。なにが健康にいいのかいま模索中って感じでしょうか」

いつまでも彼と仲良く過ごしてくださいね。今日はどうもありがとうございました。

Travis・中村に「やる気出せ」と辛辣コメント続出、HiHi・高橋はパンツ丸見え……【Jr.チャンネル週報】

 ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Snow Man(水曜)Travis Japan(木曜)SixTONES(金曜)東京B少年(土曜)HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、6月21日~27日公開の動画をチェックします!

 けだるそうなTravis Japan・中村に辛らつコメント続出

 Travis Japan掛け声企画第1弾」と題した、「【ファンコール講座】コンサートが100倍楽しめる!」(21日配信)は、オリジナル曲「Happy Groovy」のコールをメンバー自らが伝授する動画となっている。七五三掛龍也が「今日はなんと、僕がMCでございます」と張り切るも、しっかり者の川島如恵留が「『僕たちが皆さんにやっていただきたい掛け声を真似してもらいたいと思います』って、しめちゃん言ってください」と、フォロー。さっそく七五三掛の天然キャラがにじみ出た。

 この後は、各々、自分のうちわを持ち、楽しげにわちゃわちゃとコールを実演していく。後半、あらためて曲を流して予習する中、「レモネードサンドウィッチ」の歌詞の直後、松倉海斗が落ち着きなさそうにしていると、隣の川島が顎にタッチ(6分9秒頃~)。まるで、幼い子どもをあやすかのように温かい目で見守る姿が微笑ましい。というか、川島は両隣の子ども(松倉と七五三掛)を定期的に気にかけており、もはやその振る舞いは保護者だ。

 一方、どこか上の空でボーッとした表情で悪目立ちしていたのが、中村海人。一応、掛け声の発声には付き合い、体を揺らしてノリノリなシーンもあるものの、ほかのメンバーに比べれば“適当にやり過ごしている感”は否めない。6分55秒以降は、吉澤閑也のうちわを借りて顔を隠す始末。これには、筆者も残念な気分になったが、コメント欄でも「これでは適当とかやる気ないと言われても仕方ない。もう少しやる気出して頑張って」「うみんちゅ(中村の愛称)、仕事だし、大人なんだから、もう少し頑張れ! さすがに今回のはひどすぎる」「海人くん、いいところいっぱいあるのに、1個の動画のせいで評価下がるのはもったいないよ!」と、手厳しい声が多く見受けられた。再生回数は29日までに19万台とヒット中。

 SixTONES、怪奇企画で松村北斗が情けないことに

 SixTONESは夏らしい怪奇企画、「【怪談】1番のビビリは誰?怖い話とプチドッキリで検証」(22日配信)。まずは田中樹のコメントから入り、「怪談企画やるということなんですけども。あいつら、フザけようとします、絶対に。で、グダグダになりかねない、と。僕が仕掛けたプチドッキリと、メンバーが話す怖い話で、誰が一番ビビリなのかを検証したいと思います」と、趣旨を説明した。狭そうな暗い部屋に場面が移ると、田中は「落武者の怨念が強い」とのウソ情報で緊張感を与え、さっそく真に受けるメンバー。京本大我が先陣を切って実体験の怖い話をしている間、普段はクールキャラの松村北斗が周囲を警戒している様子で、「後ろとかコワいよ、俺」と、情けない声を出した。

 森本慎太郎が心霊スポットについて話すとき、「車を“ブウウウン!”」と大声を出すと、「アー!」と隣のジェシーが大騒ぎ。その後も、ジェシーは魂を吸い取られたような表情で呆然としていたり、松村はやたらと後ろを気にするなど落ち着かない。高地優吾の金縛りトークでは、仕掛け人の田中が「あ~、ビックリした!」と、素で衝撃を受けていた。準備されたプチドッキリが実行されると、6人はロウソクを倒すほど取り乱し、「待って、俺……おしっこチビリそう……」と高地。ここでネタバラシとなった。

 結果、“メンバー1のビビリ”はジェシーとなり、「俺、ビビリだよ」と本人が開き直る一方、辺りをキョロキョロ見渡していた松村にも「マジで、もしかして一番のビビリ、北斗かもしれないよ」(森本)と、疑いがかかっていた。ホラー系の企画ながら、コメント欄は「北斗が一番ビビリだと思う。北斗は静かなビビリで、ジェシーはうるさいビビリ」「ずっとキョロキョロ落ち着きなくビビってるほっくん可愛すぎ」「オラオラしてるグループなのに、ビビりっていうギャップがあるのは推せる」と、大盛り上がり。正面から全員の言動をチェックできる分、筆者もジェシーより松村の方が明らかにビビリ&ヘタレだと感じてしまった。再生回数は公開後、1週間で18万台を記録。

 東京B少年、男子中高生の休み時間をのぞき見気分

 東京B少年は、「新しい【人狼ゲーム】ワードウルフをやってみた!」(23日配信)。「学校とかでもやってる」(佐藤龍我)という「ワードウルフ」に挑戦した。これは「与えられたワードについて話し合いながら、1人だけ違うワードを持つ人を当てる」ゲームだといい、例えば、5人が「海」で1人だけ「プール」など、似ている単語がお題になるとのこと。最初は佐藤がお題を考え、ワックス4人、ヘアスプレー1人でチャレンジ。「髪のセットに使うよね」(浮所飛貴)と探り合いが始まり、誰が“狼”なのかを指名していく。何度かのゲームを通じて、那須雄登の“ペテン師っぽさ”や、うっかり発言&リアクションによる佐藤のポンコツぶりが露呈するため、ファンは必見。再生回数は29日までに16万台となっている。

 HiHi Jets、高橋優斗のパンツがモロ見え

 HiHi Jetsは「カメラ遊び」第2弾として、「逆再生」(6月3日アップ)に続き、今回は「遠近法」を使った撮影。「【浮ける?】遠近法でオモシロ動画に挑戦!」というタイトルで、工夫をこらしながら、河川敷を舞台にさまざまな遠近法動画を撮影。猪狩のパンチで高橋が飛ばされる、遠くを走る電車が猪狩の口に入るようなシーンなどを試し、東京B少年同様に“青春の1ページ”といった1本だった。

 見どころは、高橋優斗が「石投げたいぐらいだよ」と漏らした一言を発端に、小石投げ遊びを開始するメンバー。野球経験者の高橋はさすがの投球フォームで、作間龍斗、猪狩蒼弥との違いは歴然で、しかしズボンがずり落ちていたせいなのか、下着のパンツが“丸見え”となっていた(59秒頃)。余談だが、今年高校に入ったばかりの猪狩&作間がこの「Jr.チャンネル」に登場する機会が多く、2人の体調面が心配に。コメント欄も動画の内容に関する感想より、「今週も瑞稀出ない……」「はしみずはどこ?」と、井上瑞稀&橋本涼ファンの書き込みであふれ返っている。

 Snow Man・佐久間が強引に“ワープ”編集指示

 27日にアップされた、Snow Manの“ご当地”企画。前回(20日配信)に続き、『滝沢歌舞伎 2018』の公演で名古屋に滞在中のSnow Manが、現地を巡るロケ企画で、埼玉・深谷市のロケ編(5月23日~6月6日配信)で大遅刻した佐久間大介が進行を担当している。前回は、時間があまりない中、名古屋独自の「モーニング」を味わおうと、やたら駆け足で3店舗回ったメンバー。今回はお昼ごはんを食べに行くというが、午後4時30分には劇場の御園座へ戻らなければならないとか。

 約3時間半で名古屋めし3店舗を回るプランになっており、まずは「立食いめん処 吉野屋」に到着した。しかし、約3.2kgもあるという大ボリュームの「きしめん(大盛)」に、一同はポカーン。一向に減らない麺と戦い続け、最終的にはスタッフも手伝いながら完食した。そこで、「ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ。次行こう!」と仕切った途端にサイレン音が鳴り、「あ、お迎えかな?」とボケる佐久間。つけていない腕時計を見るフリで「何見てるの?」「皮膚です」のやり取りをはじめ、以降も自らボケてはメンバーにイジられ……と、この後、佐久間が大暴走していく。

 2店目は、すでにおなかいっぱいの5人を連れ、「とんかつ 気春亭 鶴舞本店」へ。「でらしゃちほこ丼」(5,400円)が登場すると、こちらもデカ盛りというビジュアルに、全員がショックを受けていた。焼きヒレカツ、揚げヒレカツ、車海老のエビフライがのり、全部で4kg近くあるヘビーな丼ぶり。佐久間が揚げヒレカツを食し「あ、そうなんだ」と、会話ふうにつぶやいたときには、宮舘涼太はロイヤルキャラが崩壊するほど、のけぞって笑ってしまい、その拍子に背もたれに頭をぶつけるという古典的なリアクション。「ロジカル?」(宮舘)「この料理はロジカルです」(佐久間)と、半ば「ロジカル」を無理やり言わされた佐久間が「瞳孔ガン開き」(6分56秒頃)になる場面も注目だ。

 次の店舗へ移動することになっても、佐久間以外はおなかいっぱいで座りっぱなし。そこで、佐久間が「1回、椅子で飛ぶぞ」とワープする設定を指示するが、飛んできたのは佐久間と岩本のみ。ここは、佐久間だけが飛んで「おいおい!」となるのがバラエティ番組のセオリーだが、真面目な岩本は指示を忠実に守ったようで、「なんで俺だけ来ちゃったんだろう」と戸惑っていた。しかし、3軒目の「喫茶マウンテン」で4人もしれっと合流。「甘口抹茶小倉スパ」(抹茶味のスパゲッティにクリームとフルーツがのった一品)が出てくると、急に口数が減ったかと思えば、「佐久間はお茶系が苦手なんだぞ」と、佐久間、自己申告。当然のごとく「佐久間がここ連れてきたんじゃん」(岩本)「お前、無茶苦茶だよ」(渡辺)と、非難轟々だった。

 結果的に、最初の一口を食べた佐久間は大声で「おいしい!」「イケる!」と絶賛。その姿を見届けた岩本は、自身も食してみた後、「あ、でもよく食べたね。結構、お茶スゴいよ」と、佐久間の奮闘をさりげなく称賛。最後も、椅子ワープにちゃんと付き合うなど、空回り気味の佐久間を包み込む岩本の優しさが光ったのだった。
(中村チズ子)

みんなの力が<命令者ちゃん>を救うと信じて……相次ぐ休刊で“マンガ雑誌の未来”は?

 マンガ雑誌のウェブへの移行は、止まらない流れになっているのか。その先に待つのは文化の衰退か?

 もはや出版社が紙媒体での発行継続を諦めて、ウェブへ移行するのは、ありふれた話になっている。5月には徳間書店の「月刊COMICリュウ」、白泉社の「別冊花とゆめ」が相次いで休刊を発表した。

 前者は近年アニメ化もされた『モンスター娘のいる日常』や『アリスと蔵六』の掲載誌。さらに、休刊が発表された最新号では『推しが武道館いってくれたら死ぬ』のアニメ化決定が告知されている。

「別冊花とゆめ」の場合、読者が恐れたのは、いまだ終わらない大長編『ガラスの仮面』の掲載誌であったこと。その作品の力ゆえにか、大手新聞まで休刊の話題を取り上げ、作者の美内すずえ氏が自身のTwitterで「最終巻まで書き続ける」と表明するまでに至った。

 アニメ化される作品を多数抱えていたり、多くの熱い読者がいる作品の掲載誌であっても休刊を逃れ得ないマンガ雑誌の衰退。この背景には何があるのか。

「とにかくマンガ雑誌は、ここ数年でガクンと売れなくなりました。雑誌を発行している出版社が無料のウェブコミックを多数発行したりするのですから、読者がそっちに流れるのは当然でしょう。まだ安定しているとはいえ、無料が当たり前になっていけば、いずれコミックの売り上げも下がっていくことになるでしょう。自分で自分の首を絞めていますよ」(都内の書店員)

 実にマンガからYouTubeなどの動画サービスまで「基本は無料」という概念の浸透は著しい。結果、ネットでバズっても売上には結びつかずに、作品がネタにされて終わるだけという悲惨な事態も繰り返されている。

「ここ数日、『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載されている『ジガ-ZIGA-』に登場する“命令者ちゃん”が、ネット上で妙な話題になっていますけど……わざわざ本誌を買ってアンケートハガキを送ってくれるような人は限られているでしょう。カネを使わずに楽しむ文化が普及している今、もうマンガ文化そのものが衰退期に入っているといえるでしょう」(編集者)

 もしも「これは!」という作品を見つけたら、アンケートハガキを送り、SNSで呟き、雑誌も単行本も買って支える。その信念がなければ、面白いマンガは生まれない。

 みんなの力がマンガを救うと信じて……。
(文=是枝了以)

【マンガ】彼の面影が忘れられない……「キャス変」は演歌の世界!?【2.5次元の推しゴト!!】

 城田優、斎藤工、宮野真守など、有名俳優も多く輩出している“2.5次元“の世界。

 「注目度の高いジャンルであることは知りつつも、なかなか一歩が踏み出せない……」そんな読者のために、ひょんなきっかけから2.5次元にハマった漫画家・吉田にくが、2.5次元素人の編集・ちーとともに、その楽しさとおっかけ舞台裏、人気のイケメン情報までを全力レポート!

(第1回はこちら:『ガラスの仮面』も2.5次元!? 見えないモノを見せる“技術”とは)
(第2回はこちら:”2.5次元ネットワーク”は侮れない!? 海をも超える「ヲタ活」の実態)
(第3回はこちら:宮崎秋人はハンガリーでも愛される!? 2.5次元愛と”チケットの壁”)
(第4回はこちら:「推し」は触れずに愛でるもの!? 2.5次元と”ガチ恋”とは)
(第5回はこちら:小越勇輝は「いい匂い」!?  “誕生日イベント”と握手の魔力)
(第6回はこちら:2.5次元俳優の愛は「課金で示す」!? 生身のキャラへの“愛情表現”)
(第7回はこちら:2.5次元オタの家には「必ずある」!? 2.5次元と“神棚”の存在”)
(第8回はこちら:”箱推し”は俳優だけじゃない!? 裏方も”推し”の2.5次元”)
(第9回はこちら:見れば見るほど増えていく! ”2.5次元推し”は伝染するモノ”)
(第10回はこちら:「キャス変」はオトナの都合!? 2.5次元の公演事情”)

第11回:「キャス変」は演歌の世界!?

024-600
025-600

(毎週日曜日・次回は7月8日更新)

吉田にく(よしだ・にく)
バリ島と2.5次元にどっぷりハマり続ける漫画家。
趣味は旅行と漫画を描くこと、2.5次元舞台歴まだ2年ちょいながらも、自由業であることを活かし平日も舞台に通っている。
2018年の推しメンは前山剛久、櫻井圭登、荒牧慶彦他にもわさわさ。
先行抽選チケットを勝ち取るために日々徳を積む事を心がけています!
近著に『バリ島だらだら旅』(ワニブックス)。