鈴木奈々の“空回り”がヤバすぎる!? 下ネタトーク全開→全カットの番組も……

 タレント・鈴木奈々のガッツが空回りしている。一部報道では、テレビ収録に臨む前から共演者にハイテンションで絡むため、鈴木を「楽屋挨拶NG」にするタレントが続出しているという。劇団ひとり、有吉弘行、坂上忍、バカリズムが鈴木の楽屋挨拶を拒否していると報じられた。

「まじめな性格が災いして、頑張りすぎる傾向にありますね。同じ事務所の小森純に代わって“おバカキャラ”としてモデル業界からテレビ番組に進出。なんでも口にするぶっちゃけキャラでブレークして、テレビに引っ張りだこになっていましたが、最近ではそれも飽きられてしまい、ぶっちゃけるネタがどんどんエスカレートしています」(芸能関係者)

 テレビ番組では、「アンダーヘアを脱毛した」と唐突に告白したり、「夫とはセックスレス状態にある」とカミングアウトしたりと、過激に私生活を切り売りして、話題を作ろうと必死になっている。

「最近、収録したテレビ番組でも下ネタを全開にして自らのセックス事情や胸の谷間について熱弁をふるっていたため、途中で『下品だ』と司会者にたしなめられ、結局、そのエピソードは丸々カットされるという事態も起こりました」(同)

 元気いっぱいのキャラで自ら「NGはないタレントです」と言い張る鈴木。テレビの制作サイドにとっては使い勝手がよいかもしれないが、お茶の間や共演者からすると、好き嫌いが分かれるタレントなのかもしれない。

フジテレビ「営業利益プラス」報道も、系列局は「御利益なし」の惨状続く……

 まだまだ下げ止まり感はなさそうだ。フジ・メディア・ホールディングスが10日、2018年度3月期の決算を発表、本業の収支となる営業利益が6期ぶりの増益(およそ4億5,600万円)で44億8,300万円に達したという。

 一方で番組制作費は76億円のコストカットを行い、スリム化を図った。発表会では、関係者から今後も節約を続ける意向が示されたというが、気になるのは視聴率がいまだ「下げ止まっていない」と発言したことだ。

 好調の日本テレビとの差は広がるばかりで、かといって制作費がカットされたままでは「いい番組が作れないのは当然のこと。簡素でパターン化させた番組しか製作できないのは目に見えている」(フジテレビ関係者)と厳しい声が聞かれる。

 今回の増益話も、系列の地方局は冷ややかな目で見ている。視聴率に関して地方では改善の兆しがあるとした点について、ある中堅系列地方局の編成マンは「まだまだ、フジテレビには足を引っ張られていますよ」と苦笑いする。

「例えば夕方の『プライムニュース イブニング』も話題性はあったが、それは出演者のスキャンダルの側面が大きく、視聴率に結びついていない。もともと同時間帯は他局よりも厳しい数字だったが、それをそのままローカルニュース枠に渡される格好が続いている。これを改善してもらわないとローカルだけ頑張ってもどうしようもない」(同)

 別の小規模系列局のスタッフも「いくらフジのバラエティ、ドラマの番宣をしても、そもそも見ている人口自体が減っている中、いくら煽っても一緒。スポンサーの獲得も相変わらず厳しいし、フジ系列というだけで敬遠される傾向は変わっていない。そうした構造的改革もやらないと今後も大きく改善されないのではないか」と明かす。

 まだまだ喜ぶには早いようだ。

「有村架純に似せるメイク」を披露、姉・有村藍里に見る“ブス”に悩んでしまう女の特徴

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「さっきからモニターが気になって」有村藍里
『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系、5月16日)

 「拡大解釈」という言葉をご存じだろうか。その名のごとく、文意を自分の都合で広げ、ねじまげて解釈してしまうことを指す。例えば、職場の先輩に「ここを直しておいてね」と指示されたとする。多くの人は、そのまま実行するが、拡大解釈する人は「先輩にダメ出しされた」というふうにニュアンスを変えてしまう。

 女性にとって、一番身近な拡大解釈マターは、“ブス”ではないだろうか。男尊女卑傾向の強い国は、女性の美醜にうるさいと聞いたことがあるが、日本もそういった傾向があると言えるだろう。美をウリにする芸能人はもちろん、政治家、コメンテーターや作家、アスリートなど、人前に出る職業の女性は、美が本業ではないのにもかかわらず、美人もしくはブスかを取りざたされる。男性が女性の外見にうるさいことは言うまでもないが、女性でも「ブスとは友達になりたくない」と公言する人はいるし、ブスを攻撃対象にする人はいる(以前も書いたことがあるが、ブス嫌悪が強いのは、男性ではなく女性だと私は思っている)。

 ダニエル・S・ハマーメッシュの『美貌格差―生まれつき不平等の経済学』(東洋経済新報社)によると、美人とそうでない人の生涯賃金格差は2700万円だそうで、ブスであることは不幸とは言いきれないものの、不利に働くことはあると言えるだろう。

 ブスでいたくないという気持ちは、拡大解釈を起こさせるに十分な原因となるのではないか。世の女性は、美人とブス、そのどちらにも属さない「普通」の3種類に分けることができ、恐らく割合としては、普通の人が一番多いだろう。しかし女性の中には、自分がブスであることへの恐れが転じて、「美人と言われないのは、ブスということだ」と拡大解釈している人が多いように感じる。

■須田亜香里の試着エピソードは被害妄想的?

 5月16日放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)は、「おブス女子の愚痴」として、タレント・有村藍里、SKE48・須田亜香里らが出演し、おブスであることによる苦しみを訴えた。カネが取れる外見だからこそ芸能人になれたので、彼女たちがブスであるはずがない。しかし、美人やブスというのは、結局は隣にいる人との比較なので、容姿レベルの高い集団に行くほど、劣等感を持ちやすくなる側面はあるだろう。

 しかしながら、やっぱり考え方が偏っているというか、拡大解釈もしくは被害妄想の気配も感じられるのである。同番組で須田は、洋服の試着を頼んだら、店員にドン引きされたことを「ブスだから」と説明していた。司会のくりぃむしちゅー・有田哲平、フリーアナウンサー・高橋真麻はそれぞれ「被害妄想強すぎ」「店員は、売り上げを上げることしか考えていないから、ブサイクだろうが、ブサイクでなかろうが関係ない」と須田の解釈が偏っていることを指摘していたが、私が興味深かったのは、須田の「SNSに載せたら見る人も多いのに、そんな扱いしていいんですか?」という発言だった。須田は、“自分は現役アイドルで影響力もある存在なので、一般人の何倍もいい接客を受けられるはず”と思っているのだろう。しかし、それがかなえられないのは“ブスだからだ”と関連付けたのではないだろうか。相手に対する要求が高すぎると、それがかなわなかったときに傷つき、その理由を探す。そして結果として、解釈を自分都合でねじ曲げ、被害妄想的になってしまう気がするのだ。

 また、女優・有村架純の姉である藍里も、思考回路に偏りを感じる。藍里は「架純に似るから」という理由で、鼻の下に縦線を入れるメイクをしているという。藍里は「遺伝子的にも、妹が私の中での可愛いの最上級。なれそうな位置」と妹に似せる理由を説明していたが、芸能界に“有村架純”は2人もいらないことを考えると、その行為に意味があるとは思えない。芸能界にはいろいろなタイプの美人が必要なのに、藍里は「美人とは有村架純のこと」と決めつけていないだろうか。彼女は、脳内に架純を棲まわせ、その架空の架純によって苦しめられているように感じられるのだ。有田は藍里を「普通に可愛いよ」と褒めていたが、藍里自身は、「架純より可愛い」と言われたい、架純に勝ちたいと、常に思っているような気がしてならない。

 同番組では、人気占い師のしいたけがゲストにアドバイスをするのが恒例で、藍里に「30歳からは逆転現象が起きる」といった具合に、“いい話”をしていた。しかし、それに対する藍里の感想は「さっきから、モニターが気になって」「ブスすぎる」。病的に悩む素振りを見せつつも、人の話を全然聞かないのも、ブスに悩んでる女性あるあるの1つだろう。それはさておき、バラエティという妹のいない世界でせっかくつかんだチャンス。ぜひ藍里には頑張ってほしい。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの」

Kis-My-Ft2・宮田俊哉がメンバーに怒り心頭!? 度を超えたイタズラに苦言

 5月16日深夜放送の『Kis-My-Ft2キスマイRadio』(文化放送)に藤ヶ谷太輔と宮田俊哉が登場。放送当日に32歳の誕生日を迎えたメンバーの横尾渉を祝福しながらも、誕生日前に横尾がやらかした“とある事件”について語った。

 「5月16日といえば、我らが横尾さんの32歳のお誕生日じゃないですか?」と切り出した藤ヶ谷。「32歳、こういうふうになってほしいなっていうのを一個ずつ言ってこうよ!」と言うと、「そうね~、俺いい?」と何か言いたげな様子の宮田。

 すると、「あの~、俺が大事にしていたスマホカバーを最近壊されたから、そういうイタズラやめてほしい。32歳になったら!」と、突如告白。イタズラの場には、ほかのメンバーも同席していたようで、現場を目撃していた藤ヶ谷が、その経緯を語った。

「横尾渉さんしか使えないっていうか、横尾渉さん用のステッカーを作ってくれたの、スタッフさんがね」と、“ステッカー”が事の発端であることを告白。「なんかライブの演出用っていうか」ということから、おそらく舞祭組の初ツアー『舞祭組村のわっと!驚く!第1笑』の際に作ったものと予想される。非売品だというこのステッカーに、横尾は「すごいコレ! コレください!」と、かなり喜んでいたんだそう。

 そして、横尾はその場にいた藤ヶ谷、宮田にステッカーを配ろうとしたが「俺はいらないです」(藤ヶ谷)「おい、もらっとけよ」(横尾)、「俺もいらないです」(宮田)「お前ももらっとけよ」(横尾)というおふざけで遊び、結局、誰もステッカーをもらわなかったんだとか。そして、横尾はその後、こっそり宮田のスマホの裏に横尾がステッカーを貼ったのだという。

 横尾の中では「おい、誰が貼ったんだよコレ!(笑)」(宮田)、「お前欲しいって言ってたじゃん」(横尾)という流れを生むための“ボケ”のつもりだったようだが、宮田のスマホカバーは、簡単には購入できない限定モノ。そのため、宮田が慌ててステッカーを剥がしにかかったところ、カバーのプリントも一緒にバリっと剥がれてしまったんだそう。

 テンションが下がってしまった宮田は、「横尾さんこれ見て! もうこれ、限定で(買え)ないんだけど!」と被害を訴えたが、大ごとになると思っていなかった横尾はバツが悪いのか、謝るに謝れない状況になってしまったのだとか。藤ヶ谷はそんな2人を「どうするのかな?」と心配で見ていたそうだが、ほかのメンバーがいなくなった隙に横尾が「さっきはごめん」と謝っている姿を目撃していたことを報告したのだった。

 そんな横尾のことを宮田は「みんないたから(ごめんって)言えなかったんだよね。きっとね」と理解している様子。もしかしたら、ステッカーを貼るのが限定モノのスマホカバーではなく、別の場所だったら笑い話になっていたかも? 今後は、ぜひ喜ばせる方のサプライズでメンバーを楽しませてくれることを期待したい。
(華山いの)

セクハラを受けたらどうする? 「セクハラ罪」はなくても、出来ることはたくさんある。

 佐藤正子(@SATOMasako)です。こんにちは。

 2カ月ぶりの登場になってしまいました。4月は進学・進級の季節でしたね。子どもが通っている保育所の担任の先生が転勤されて、親子ともどもすっかりナーバスになっていました。4月当初から熱を出した子どもを看病しているうちに、怒濤のGW前の進行となって、あっという間に4月が終わりました。

 その間、セクシュアルハラスメントなどの性犯罪が世間を賑わせていました。福田淳一元財務事務次官によるセクハラによる懲戒、元TOKIOの山口達也氏の強制わいせつ事件(処分はしないことで終了したようです)……昨年の秋頃からこうした性暴力に関する話題が事欠きません。

 現在、麻生太郎財務相の「セクハラ罪っていう罪はない」という発言が注目されています。そこで今回はセクハラ、特に職場においてのセクハラについて取り上げます。

セクハラが刑事事件になることもある
 そもそもセクハラとはなんでしょうか。厚生労働省は男女雇用機会均等法における「職場におけるセクシュアルハラスメント」を以下のように説明しています。

 職場におけるセクシユアルハラスメントは、「職場」において行われる、「労働者」の意に反する「性的な言動」に対する労働者の対応により労働条件について不利益を受けたり、性的な言動により就業環境が害されることです。

 つまり「性的な言動」によって職場の環境が悪化したり、それへの対応で被害者も問題を起こしたとみなされ、それにより評価が下がることなどを職場における「セクハラ」としているわけです。

 なお、セクハラは男性が加害者で、女が被害者というケースだけではなく、両方が加害者/被害者になりますし、同性同士でも十分起こります。女性上司が男性部下に行うこともあれば、女性同士、男性同士でもありえます。

  ここではあまり言葉のひとつひとつに立ち入りませんが、取引先との飲食の場であっても職務の延長と考えられるものは「職場」にあたります。福田元事務次官にセクハラを受けたことを告発した女性社員は、社外と思われる場所で、数々のセクハラにあたるだろう発言を浴びせられていました。公表されている音声データには、女性社員が財務省と森友学園などについて福田元事務次官に質問している様子が収められていましたので、「職場」と考えられるものだと思います。

 また、性的な言動には、言葉だけではなく、ふるまいも含まれます。先ほどの厚労省の資料にもあるとおり、セクハラの内容によっては強制わいせつ罪や強制性交等罪(以前の強姦罪)に問われることもあります。たとえば職場で強制的に性交されたとしましょう。これはれっきとしたセクハラであり、強制性交等罪という犯罪です。つまり、セクハラ罪という法律はなくても、セクハラが刑事事件になることがあるわけです。いやがる人に無理にキスをしたとしても、強制わいせつにあたる可能性がありますので、セクハラというだけで軽いと受け止められることは間違いです。

 一方、性的な発言で嫌な思いをさせることを罪とするような、「セクハラ罪」を新しく作るのがよいのかどうか、今のところ私はあまり積極的には考えていません。言った人は長期間逮捕され、場合によっては裁判を受けることになりますし、立証するために証拠を集めるということは、監視社会を加速化させることも予想されるからです。それは、みなが求める社会なのでしょうか? 職場で常にカメラやICレコーダーがまわっていて、誰がなにをして、なにを言っていたか録音録画されている方がよいのでしょうか?

 気軽に「言われたことはセクハラですからやめてください」と言えるような職場の方がよくないですか? セクハラが起こりにくい社会作りと監視社会はあまり相性がよくない気がします。

セクハラを受けたらなにが出来る?
 では、セクハラを受けた場合、どうすればよいのでしょうか。

 私が弁護士として相談を受けた場合、適切な手段をいくつか提示し、相談者に決めてもらうことになります。必ず裁判をするわけではありません。

 相手に内容証明郵便などを送り、交渉で謝罪や慰謝料を受け取ることもあります。その際に、必要がありそうなら、精神科の受診などを勧めることもあります。弁護士へ相談する前にすでに受診している場合もありますが、その通院費用も請求可能です。ですから、受診するならかならず領収書や明細書を残しておいてください。病名がつくなら診断書を取ってきてもらうと、慰謝料を増やす証拠として使用できることもあります。費用がかかるので、必要かどうかは弁護士に相談してから書いてもらうことを勧めます。

 また、会社には、セクハラがあってはならないとする方針を立て、周知する義務がありますし、苦情窓口をあらかじめ決め、適切な対応をしなければなりません。セクハラを防止する対策をなにもしていないなどの過失があれば、会社に謝罪や慰謝料の請求ができるときがありますし、また、配置換えなどもその際に交渉できます。

 交渉で解決しない場合は、裁判所で解決を求めることもできます。裁判所は裁判だけをしている場所ではなく、様々な制度が用意されています。例えば、労働審判という制度を利用すると、裁判官に加えて会社側・労働者側双方の一般人(秘密は守られます)が助言などを行い、解決への手段を検討してくれます。原則3回までしか行われませんので、裁判するより比較的短期間で解決が望めます。審判の場には、相談者が依頼した弁護士が立会いますし、打ち合わせ等で弁護士が適宜アドバイスしていくことにもなります。労働審判は非公開で行われるものですので、自身が受けたセクハラの内容などが関係者以外に知られるという心配はありません。

 もちろん裁判することもできます。裁判は公開ですが、実際には、相談者の話を聞いた弁護士が書類を作成し、弁護士はそれをもって裁判所に行くだけなので、相談者のプライバシーは守られています。なお、セクハラ内容なども書かれている書類を公開の裁判所で読み上げることはほとんどありません。尋問ということになれば相談者が裁判所に行かなければなりませんが、尋問が行われるまでに合意ができて解決すれば行く必要はないということもあります。

 強制わいせつなどの罪にあたる可能性がある場合は、刑事事件として警察へ告訴することも考えられます。上記の交渉や裁判所での解決とはまた別の手続ですが、両方行うこともあります。

大切なのはセクハラが起こらないこと
 確かに日本には「セクハラ罪」という罪はありませんが、いま述べたように、様々な形でセクハラ加害者に対して謝罪や慰謝料を請求することが可能です。

 セクハラを、毎日、あるいはしょっちゅう行く場所である職場で受けたときのストレス度はたいへん高いものだと思います。セクハラ被害に対して、どうするか決めるのはもちろん被害に遭った人です。これから毎日セクハラを受けることになるのか、セクハラ被害を訴えた上司がまともに取り合ってくれるのか、職場がぎくしゃくしてしまうのではないか……などの不安も覚えるかもしれません。被害を受けたことだけでなく、様々な負担がかかるわけで、その告発には相当なハードルがあります。たとえ様々な手段で請求できるといってもそのことに変わりはありません。

 大切なことは、セクハラが起こらないことであり、セクハラしないことです。職場の啓発活動に弁護士として私が講師をしたこともありますが、そういうときに男女問わず、積極的に参加してもらえるととてもありがたいです。 被害者が泣き寝入りしたいためにも、そして加害者にもならないために。

セクハラを受けたらどうする? 「セクハラ罪」はなくても、出来ることはたくさんある。

 佐藤正子(@SATOMasako)です。こんにちは。

 2カ月ぶりの登場になってしまいました。4月は進学・進級の季節でしたね。子どもが通っている保育所の担任の先生が転勤されて、親子ともどもすっかりナーバスになっていました。4月当初から熱を出した子どもを看病しているうちに、怒濤のGW前の進行となって、あっという間に4月が終わりました。

 その間、セクシュアルハラスメントなどの性犯罪が世間を賑わせていました。福田淳一元財務事務次官によるセクハラによる懲戒、元TOKIOの山口達也氏の強制わいせつ事件(処分はしないことで終了したようです)……昨年の秋頃からこうした性暴力に関する話題が事欠きません。

 現在、麻生太郎財務相の「セクハラ罪っていう罪はない」という発言が注目されています。そこで今回はセクハラ、特に職場においてのセクハラについて取り上げます。

セクハラが刑事事件になることもある
 そもそもセクハラとはなんでしょうか。厚生労働省は男女雇用機会均等法における「職場におけるセクシュアルハラスメント」を以下のように説明しています。

 職場におけるセクシユアルハラスメントは、「職場」において行われる、「労働者」の意に反する「性的な言動」に対する労働者の対応により労働条件について不利益を受けたり、性的な言動により就業環境が害されることです。

 つまり「性的な言動」によって職場の環境が悪化したり、それへの対応で被害者も問題を起こしたとみなされ、それにより評価が下がることなどを職場における「セクハラ」としているわけです。

 なお、セクハラは男性が加害者で、女が被害者というケースだけではなく、両方が加害者/被害者になりますし、同性同士でも十分起こります。女性上司が男性部下に行うこともあれば、女性同士、男性同士でもありえます。

  ここではあまり言葉のひとつひとつに立ち入りませんが、取引先との飲食の場であっても職務の延長と考えられるものは「職場」にあたります。福田元事務次官にセクハラを受けたことを告発した女性社員は、社外と思われる場所で、数々のセクハラにあたるだろう発言を浴びせられていました。公表されている音声データには、女性社員が財務省と森友学園などについて福田元事務次官に質問している様子が収められていましたので、「職場」と考えられるものだと思います。

 また、性的な言動には、言葉だけではなく、ふるまいも含まれます。先ほどの厚労省の資料にもあるとおり、セクハラの内容によっては強制わいせつ罪や強制性交等罪(以前の強姦罪)に問われることもあります。たとえば職場で強制的に性交されたとしましょう。これはれっきとしたセクハラであり、強制性交等罪という犯罪です。つまり、セクハラ罪という法律はなくても、セクハラが刑事事件になることがあるわけです。いやがる人に無理にキスをしたとしても、強制わいせつにあたる可能性がありますので、セクハラというだけで軽いと受け止められることは間違いです。

 一方、性的な発言で嫌な思いをさせることを罪とするような、「セクハラ罪」を新しく作るのがよいのかどうか、今のところ私はあまり積極的には考えていません。言った人は長期間逮捕され、場合によっては裁判を受けることになりますし、立証するために証拠を集めるということは、監視社会を加速化させることも予想されるからです。それは、みなが求める社会なのでしょうか? 職場で常にカメラやICレコーダーがまわっていて、誰がなにをして、なにを言っていたか録音録画されている方がよいのでしょうか?

 気軽に「言われたことはセクハラですからやめてください」と言えるような職場の方がよくないですか? セクハラが起こりにくい社会作りと監視社会はあまり相性がよくない気がします。

セクハラを受けたらなにが出来る?
 では、セクハラを受けた場合、どうすればよいのでしょうか。

 私が弁護士として相談を受けた場合、適切な手段をいくつか提示し、相談者に決めてもらうことになります。必ず裁判をするわけではありません。

 相手に内容証明郵便などを送り、交渉で謝罪や慰謝料を受け取ることもあります。その際に、必要がありそうなら、精神科の受診などを勧めることもあります。弁護士へ相談する前にすでに受診している場合もありますが、その通院費用も請求可能です。ですから、受診するならかならず領収書や明細書を残しておいてください。病名がつくなら診断書を取ってきてもらうと、慰謝料を増やす証拠として使用できることもあります。費用がかかるので、必要かどうかは弁護士に相談してから書いてもらうことを勧めます。

 また、会社には、セクハラがあってはならないとする方針を立て、周知する義務がありますし、苦情窓口をあらかじめ決め、適切な対応をしなければなりません。セクハラを防止する対策をなにもしていないなどの過失があれば、会社に謝罪や慰謝料の請求ができるときがありますし、また、配置換えなどもその際に交渉できます。

 交渉で解決しない場合は、裁判所で解決を求めることもできます。裁判所は裁判だけをしている場所ではなく、様々な制度が用意されています。例えば、労働審判という制度を利用すると、裁判官に加えて会社側・労働者側双方の一般人(秘密は守られます)が助言などを行い、解決への手段を検討してくれます。原則3回までしか行われませんので、裁判するより比較的短期間で解決が望めます。審判の場には、相談者が依頼した弁護士が立会いますし、打ち合わせ等で弁護士が適宜アドバイスしていくことにもなります。労働審判は非公開で行われるものですので、自身が受けたセクハラの内容などが関係者以外に知られるという心配はありません。

 もちろん裁判することもできます。裁判は公開ですが、実際には、相談者の話を聞いた弁護士が書類を作成し、弁護士はそれをもって裁判所に行くだけなので、相談者のプライバシーは守られています。なお、セクハラ内容なども書かれている書類を公開の裁判所で読み上げることはほとんどありません。尋問ということになれば相談者が裁判所に行かなければなりませんが、尋問が行われるまでに合意ができて解決すれば行く必要はないということもあります。

 強制わいせつなどの罪にあたる可能性がある場合は、刑事事件として警察へ告訴することも考えられます。上記の交渉や裁判所での解決とはまた別の手続ですが、両方行うこともあります。

大切なのはセクハラが起こらないこと
 確かに日本には「セクハラ罪」という罪はありませんが、いま述べたように、様々な形でセクハラ加害者に対して謝罪や慰謝料を請求することが可能です。

 セクハラを、毎日、あるいはしょっちゅう行く場所である職場で受けたときのストレス度はたいへん高いものだと思います。セクハラ被害に対して、どうするか決めるのはもちろん被害に遭った人です。これから毎日セクハラを受けることになるのか、セクハラ被害を訴えた上司がまともに取り合ってくれるのか、職場がぎくしゃくしてしまうのではないか……などの不安も覚えるかもしれません。被害を受けたことだけでなく、様々な負担がかかるわけで、その告発には相当なハードルがあります。たとえ様々な手段で請求できるといってもそのことに変わりはありません。

 大切なことは、セクハラが起こらないことであり、セクハラしないことです。職場の啓発活動に弁護士として私が講師をしたこともありますが、そういうときに男女問わず、積極的に参加してもらえるととてもありがたいです。 被害者が泣き寝入りしたいためにも、そして加害者にもならないために。

“地獄のような国”とはおさらば! 韓国で国籍離脱者が過去最高

 韓国法務部(日本の法務省に相当)が5月に発表したところによると、韓国における今年1~4月の国籍離脱者が昨年の3倍増となる 5695人を記録したという。法務部が統計を取り始めて以来、年間最多記録だ。

 国籍離脱とは、親や出生地の影響などで多重国籍を持つ者が韓国国籍を放棄することをいう。今年の国籍離脱者らが韓国の代わりに選んだ国籍は「アメリカ」が72.4%で最も多く、次に「カナダ」が11.7%、「日本」が8.7%、「オーストラリア」が3.2%などと続いた。

 特筆すべきは、国籍離脱者のほとんどが18歳未満の男性という点だろう。5月1日から 兵役の義務が強化される “在外同胞法”の改正案が施行されたことで、多重国籍の男性たちが取り急ぎ韓国国籍を放棄している、というのが法務部の説明だ。

 そもそも18 歳以上の男性に約2年間の兵役の義務がある韓国では、“兵役逃れ”事件が頻発しており、根深い社会問題にもなっている。例えば、体重が過度に重いと入隊が免除される制度を悪用して故意に増量したり、精神疾患を偽ったり、入れ墨を入れたりすることは、実は韓国でそれほど珍しい話でもないのだ。2010年には人気芸能人が健康な歯を4本も抜くという兵役逃れ事件を起こし、大きな物議を醸したこともある。

 ところが、多重国籍者たちには“国籍放棄”という、合法的かつ簡単な解決策が存在する。国籍さえあきらめてしまえば、兵役問題からは自由の身になるのだ。昔の世代に比べて国籍に対するこだわりもそれほど強くない若者たちが、韓国国籍を簡単に手放してしまうのは無理もない話 だろう。

 そういった国籍離脱者に加え、新しく外国籍を取得して韓国籍を放棄する“国籍喪失者”も増加している。17 年には例年より1000人ほど増えた1万9364人を記録。今年1~4月の間は6952人を記録している。政府関係者は、「就職難や国政への不安などで、国籍を放棄する若者が増えつつある」とコメントした。

 それもそのはず、近年の韓国若者たちは自国のことを“地獄のような国”という意味を込めて「ヘル(Hell)朝鮮」などと呼び、海外へ移住する“脱韓国”を夢見ている。17年の調査によると、若者が最も移住したい国1位に選ばれたのは「カナダ」で、次に「オーストラリア」「アメリカ」「ニュージーランド」などが名を連ね、「日本」も7位にランクインしている。彼らが韓国籍を手放したい理由としては「競争に疲れた」「外国の先進福祉への憧れ」など、韓国社会に絶望を抱いていることを感じずにはいられないものばかりだった。

 今回の在外同胞法改正により、兵役の義務を果たさずに国籍を離脱した者は、国内滞在や就職などができるF-4ビザの発行が禁止されるという。つまり、韓国籍をあきらめたら韓国では暮らせないというわけだが、それでも国籍離脱・喪失者が増え続けるとなると、政府も頭を悩まさざるを得ないだろう。

 南北首脳会談などによって情勢が大きく変わりつつある今、これからの動向にも注目したいところだ。

(文=S-KOREA)

●参考記事

体重増量、精神疾患偽造、入れ墨…。韓国男性たちの涙ぐましい「兵役逃れ」列伝

「ヘル朝鮮はもうこりごり…」“脱韓国”を夢見る韓国の若者たちが選ぶ「移住先」とは?

 

“地獄のような国”とはおさらば! 韓国で国籍離脱者が過去最高

 韓国法務部(日本の法務省に相当)が5月に発表したところによると、韓国における今年1~4月の国籍離脱者が昨年の3倍増となる 5695人を記録したという。法務部が統計を取り始めて以来、年間最多記録だ。

 国籍離脱とは、親や出生地の影響などで多重国籍を持つ者が韓国国籍を放棄することをいう。今年の国籍離脱者らが韓国の代わりに選んだ国籍は「アメリカ」が72.4%で最も多く、次に「カナダ」が11.7%、「日本」が8.7%、「オーストラリア」が3.2%などと続いた。

 特筆すべきは、国籍離脱者のほとんどが18歳未満の男性という点だろう。5月1日から 兵役の義務が強化される “在外同胞法”の改正案が施行されたことで、多重国籍の男性たちが取り急ぎ韓国国籍を放棄している、というのが法務部の説明だ。

 そもそも18 歳以上の男性に約2年間の兵役の義務がある韓国では、“兵役逃れ”事件が頻発しており、根深い社会問題にもなっている。例えば、体重が過度に重いと入隊が免除される制度を悪用して故意に増量したり、精神疾患を偽ったり、入れ墨を入れたりすることは、実は韓国でそれほど珍しい話でもないのだ。2010年には人気芸能人が健康な歯を4本も抜くという兵役逃れ事件を起こし、大きな物議を醸したこともある。

 ところが、多重国籍者たちには“国籍放棄”という、合法的かつ簡単な解決策が存在する。国籍さえあきらめてしまえば、兵役問題からは自由の身になるのだ。昔の世代に比べて国籍に対するこだわりもそれほど強くない若者たちが、韓国国籍を簡単に手放してしまうのは無理もない話 だろう。

 そういった国籍離脱者に加え、新しく外国籍を取得して韓国籍を放棄する“国籍喪失者”も増加している。17 年には例年より1000人ほど増えた1万9364人を記録。今年1~4月の間は6952人を記録している。政府関係者は、「就職難や国政への不安などで、国籍を放棄する若者が増えつつある」とコメントした。

 それもそのはず、近年の韓国若者たちは自国のことを“地獄のような国”という意味を込めて「ヘル(Hell)朝鮮」などと呼び、海外へ移住する“脱韓国”を夢見ている。17年の調査によると、若者が最も移住したい国1位に選ばれたのは「カナダ」で、次に「オーストラリア」「アメリカ」「ニュージーランド」などが名を連ね、「日本」も7位にランクインしている。彼らが韓国籍を手放したい理由としては「競争に疲れた」「外国の先進福祉への憧れ」など、韓国社会に絶望を抱いていることを感じずにはいられないものばかりだった。

 今回の在外同胞法改正により、兵役の義務を果たさずに国籍を離脱した者は、国内滞在や就職などができるF-4ビザの発行が禁止されるという。つまり、韓国籍をあきらめたら韓国では暮らせないというわけだが、それでも国籍離脱・喪失者が増え続けるとなると、政府も頭を悩まさざるを得ないだろう。

 南北首脳会談などによって情勢が大きく変わりつつある今、これからの動向にも注目したいところだ。

(文=S-KOREA)

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「ヘル朝鮮はもうこりごり…」“脱韓国”を夢見る韓国の若者たちが選ぶ「移住先」とは?

 

“不倫”イメージが拭えない斉藤由貴、『1周回って知らない話』出演で“みそぎ”終了?

 5月16日放送の『1周回って知らない話』(日本テレビ系)に、女優の斉藤由貴が出演。一般人の様々な疑問に答えていったのだが、番組での取り上げられ方に違和感を覚えた視聴者も多いようだ。

 まず注目を集めたのは、番組冒頭の街頭インタビュー。街ゆく今どきの若者に「斉藤由貴のイメージは?」という質問がされ、「演技派女優!」「ちょっと偉い女優。長くいるみたいな」「わき役だけどインパクトが残る」「芸歴は長いけどドカンとヒットしたわけではなく、ジワジワジワジワ~みたいな」といった回答が寄せられた。

「斉藤由貴=女優」という声が集まったところで、番組は「しかし斉藤由貴といえば、ある年代以上の人にとっては昭和を代表するスーパーアイドル」と話題を転換。それ以降は、アイドル時代の斉藤について語られている。

「番組のイメージ調査では斉藤の女優業に関する声が集まっていましたが、都合の良すぎる調査結果に視聴者からは『なんで誰も“不倫”について触れないの?』『もう斉藤由貴のイメージって“不倫”しかなくない?』といった指摘が。やはり彼女といえば、昨年話題になったW不倫騒動を思い浮かべる人が多いようです。番組の構成上仕方なかったのかもしれませんが、全くのノータッチではさすがに違和感があったのでしょう」(芸能ライター)

“不倫”について触れられたのは、一通りアイドル時代のエピソードが語られた後のこと。番組には斉藤の長女が出演し、「最近見たお母さんのテレビが記者会見」とコメント。しかしその後は「普通のお母さんよりもスリリングな方が好きだよ」という長女の言葉が紹介されるなど、母親としての斉藤にフォーカスされていった。

「結局番組では“いろいろあったけどいいお母さん”という風にまとまり、“みそぎ”が済んだかのような雰囲気さえありました。しかし視聴者からは『イメージアップに必死すぎる!』『娘までテレビに出して家族アピールされてもな……』といった厳しい声が。また2016年の不倫報道以降、未だにテレビで活躍出来てないベッキーと比べる人も多く『なんで斉藤由貴だけテレビで持ち上げられてるの?』などと指摘されています」(同)

“母親アピール”が視聴者に違和感を与えてしまった斉藤。一方で「スリリングな方が好き」という言葉には共感の声も上がっているので、無理して好感度を上げる必要はないのかも?

『めざましテレビ』Hey!Say!JUMP・伊野尾慧、子ども&ママに囲まれ“まるで保育士”!?

 日常のちょっとした出来事や最新ニュースをとことん調べる、『めざましテレビ』(フジテレビ系)の「ココ調」コーナー。毎週木曜日はHey!Say!JUMPのメンバー・伊野尾慧がリポーターを務める「イノ調」として、午前7時20分頃からオンエアされている。毎回10分程度の短い放送時間だが、朝から爽やかな伊野尾の笑顔が見られるので、ファンはもちろん、幅広い層から支持を得ている。

 5月17日のテーマは「こども食堂」。この2年で7倍にも増加した、子どもに無料、または安価で食事を提供する「こども食堂」を伊野尾が訪れ、リポートしている。「食堂のお兄さん」として、白衣に身を包んだ伊野尾の姿はなかなか新鮮だ。

 まず、こども食堂の現状を知るために、こども食堂安心・安全向上委員会の代表である湯浅誠さんにインタビュー。そこで伊野尾は、こども食堂の利用者が年間100万人以上いるという事実に驚く。共働き世帯の増加により、こども食堂の利用者は増加の一途にあるというのだ。

 その後、伊野尾は東京・品川区にある「クロモンこども食堂」を訪問。急な階段がある民家に趣を感じながら、集まってきた子どもたちと一緒に食事をする伊野尾。メニューは、「ミートボールの酢豚風」で、肉も野菜も摂取できる上、彩り豊かでおいしそうだ。これでわずか200円、さらにおかわりも自由なのだとか。

 子どもたちと一緒に手を合わせ、食事を始める伊野尾。まるで保育士のように子どもと接したが、「味噌汁に風味がある」と男の子が感想を述べると、「俺より食レポ上手!」と思わず感嘆する。最終的にはたくさんの子どもたちに囲まれ、すっかり人気者になった伊野尾だった。

 さらに、お母さんたちにもインタビュー。こども食堂の魅力は栄養バランスが取れた食事ができる点だけではなく、他校の子どもたちと交流できる点も魅力と回答したお母さんに、伊野尾は深く同調。食堂内で遊ぶ子どもたちを、優しく見つめる伊野尾が印象的だった。

 続いて訪れたのは、今年3月に板橋区内でオープンしたという「まいにち子ども食堂高島平」。マンションの一室を食堂にしたスタイルで、最近は教会や神社を使う食堂も増えているという。なんと子どもの食事は無料で、最近は20人程度が訪れるようになったそうだ。「まるで、親せきの子の家に来たようだ」と親しみを感じながら、伊野尾はカレーライスを実食した。

 ここで気になるのが、「資金はどう工面しているのか?」という点。伊野尾がそこを尋ねたところ、今のところほとんど補助金頼みであるが、まだまだ支援が足りないそうだ。最後に「クイーンズ伊勢丹 品川店」を訪ねた伊野尾。ここでは、月に一度、子どもたちが喜びそうな食材をこども食堂に無償で提供しているのだ。

「子どもたちの笑顔のために頑張りたい」と答える運営者の言葉に、にっこりと微笑む伊野尾。こども食堂の存在や問題点を知り、さらに子どもたちと触れ合えたことで、新しい気づきがあったようだ。
(麻川真紀)