サッカー日本代表、解任されたハリル前監督に“暴露本”出版の動き!「1円訴訟」が不発なら……

 サッカーW杯ロシア大会までいよいよあと1カ月だが、その盛り上がりに水を差すような不穏な動きが起きている。4月にサッカー日本代表監督を解任されたバヒド・ハリルホジッチ前監督が、日本サッカー協会を相手に取って訴訟を準備していることが明らかになった。ハリルホジッチ前監督は、慰謝料なんと「1円」と謝罪広告の掲載を求めていく方針だという。

 ハリルホジッチ前監督側は名誉の回復が主な目的で、解任理由に人格面を挙げられたことで社会的な評価やイメージが傷ついたとしている。そんなハリルホジッチに積極的に接触しているのが、大手出版社の面々だという。

「W杯直前にクビとなり、大きな恥をかいたハリルホジッチ氏は恨み骨髄に徹し、プライドが傷つけられたことに激怒しています。この汚名が晴れなければ、次の仕事にも影響するので、必死に自分に過失がないことをアピールしていますよ。訴訟が不発に終わり、法廷で自らの主張が受け入れられなかった場合に備えて、2本目の矢として日本代表に関する暴露本を出版する動きがあるようです。内容は日本サッカー協会内の派閥争いの様子や少人数で意思決定が行われている点などが含まれているとウワサされています。今回の電撃解任についても、プロセスが不透明だと主張しているようで、それを問題提起すべきと考えているようです。法廷や出版物でどんなことが暴露されるのか、協会関係者も気をもんでいますよ」(サッカー関係者)

 さらに6月から始まるW杯期間中には、鋭い視点から日本代表を評論する可能性もあるという。

「週刊誌を中心に、西野朗新監督の選手起用や戦術をブッタ切ってもらう解説をお願いしているみたいです。直前まで監督でしたから、内情も選手の特性もよく知っていますし、説得力も出る。評論するとなれば、大きな話題になるのは間違いないです」(同)

 解任されたハリルホジッチ前監督だが、まだまだ表舞台からは消えなさそうだ。

ももクロ・佐々木彩夏が“激ヤセ”も、ファンの間で再燃するグループ内いじめ疑惑……「ストレスで?」「ピンクが主犯!」

 5月11日放送のニュース番組『ニュースチェック11』(NHK総合)に、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が出演した。

 この日、巷で今話題になっていることを取材する「あおいなう」のコーナーに出演したももクロ。今年デビュー10周年を迎える彼女たちに、同番組のMCを務める青井実アナウンサーが、今月行われる初の東京ドーム公演に向けての意気込みや今後の目標などを聞いていた。

今年1月に有安杏果が卒業し、4人となったももクロだが、彼女たちの気合の入った回答にファンも喜びを隠せなかったよう。Twitterには「10周年か、長いようで短かった! 20年30年後も応援するよ!」「これからもモノノフとして応援していきます!」といった歓喜の声が続々と上がっていた。しかし一方で、ネットの掲示板ではメンバーの佐々木彩夏に対する指摘が上がっていたという。

「ネットでは、『あーりん(佐々木彩夏のニックネーム)が激ヤセした!』という指摘が放送直後から上がっており、『かわいくなった』『(高城)れにちゃんと見間違えた!』という声が聞こえていました」(アイドルウォッチャー)

 この放送で佐々木を確認すると、今まで丸かった頬や顎ライン、さらに二の腕などがヤセ、全体的にシュッとした印象が。どことなく、大人っぽくなったように見える。

 しかし、このヤセぶりに、グループ内いじめを心配する声も上がっているようだ。

「その急な激ヤセぶりに一部のファンからは『あーりんがグループ内でいじめられているのでは?』『いじめのストレスでヤセたのでは?』という声が上がっています。ももクロのグループ内いじめについては、元ももクロの早見あかりが、SUPER☆GiRLSのイベントで『高城に衣装を隠され、ステージに上がれなかった』『ライブ前に殴り合いのケンカをした』と暴露したり、有安杏果の脱退も『いじめが原因では?』と言われています。そのためファンは『今度はあーりんが標的?』と思ったようです」(同)

 だが、これに異を唱える声もあるという。

「『百田夏菜子が今はいじめられている』と反論する声や『佐々木がいじめの中心人物では?』と推測する声も。『ももクロChan〜Momoiro Clover Z Channel〜』(テレビ朝日系)での料理企画で、佐々木が『しおりん(玉井詩織)には食べさせたいが、夏菜子ちゃんにはあげない』といった旨の発言 や、ライブ前では常に百田を除いた3人でいることなどを理由に上げていました」(同)

 百田のInstagramにはたびたび、メンバーとの仲が良さそうな写真が上がっているだけに、この声の真偽はわからない。また、佐々木も今年6月で22歳というだけあって、ダイエットをしているのかも!? ただひとつ言えることは、ファンのためにもメンバー仲良くいてほしいということだ。

ももクロ・佐々木彩夏が“激ヤセ”も、ファンの間で再燃するグループ内いじめ疑惑……「ストレスで?」「ピンクが主犯!」

 5月11日放送のニュース番組『ニュースチェック11』(NHK総合)に、人気アイドルグループ「ももいろクローバーZ」が出演した。

 この日、巷で今話題になっていることを取材する「あおいなう」のコーナーに出演したももクロ。今年デビュー10周年を迎える彼女たちに、同番組のMCを務める青井実アナウンサーが、今月行われる初の東京ドーム公演に向けての意気込みや今後の目標などを聞いていた。

今年1月に有安杏果が卒業し、4人となったももクロだが、彼女たちの気合の入った回答にファンも喜びを隠せなかったよう。Twitterには「10周年か、長いようで短かった! 20年30年後も応援するよ!」「これからもモノノフとして応援していきます!」といった歓喜の声が続々と上がっていた。しかし一方で、ネットの掲示板ではメンバーの佐々木彩夏に対する指摘が上がっていたという。

「ネットでは、『あーりん(佐々木彩夏のニックネーム)が激ヤセした!』という指摘が放送直後から上がっており、『かわいくなった』『(高城)れにちゃんと見間違えた!』という声が聞こえていました」(アイドルウォッチャー)

 この放送で佐々木を確認すると、今まで丸かった頬や顎ライン、さらに二の腕などがヤセ、全体的にシュッとした印象が。どことなく、大人っぽくなったように見える。

 しかし、このヤセぶりに、グループ内いじめを心配する声も上がっているようだ。

「その急な激ヤセぶりに一部のファンからは『あーりんがグループ内でいじめられているのでは?』『いじめのストレスでヤセたのでは?』という声が上がっています。ももクロのグループ内いじめについては、元ももクロの早見あかりが、SUPER☆GiRLSのイベントで『高城に衣装を隠され、ステージに上がれなかった』『ライブ前に殴り合いのケンカをした』と暴露したり、有安杏果の脱退も『いじめが原因では?』と言われています。そのためファンは『今度はあーりんが標的?』と思ったようです」(同)

 だが、これに異を唱える声もあるという。

「『百田夏菜子が今はいじめられている』と反論する声や『佐々木がいじめの中心人物では?』と推測する声も。『ももクロChan〜Momoiro Clover Z Channel〜』(テレビ朝日系)での料理企画で、佐々木が『しおりん(玉井詩織)には食べさせたいが、夏菜子ちゃんにはあげない』といった旨の発言 や、ライブ前では常に百田を除いた3人でいることなどを理由に上げていました」(同)

 百田のInstagramにはたびたび、メンバーとの仲が良さそうな写真が上がっているだけに、この声の真偽はわからない。また、佐々木も今年6月で22歳というだけあって、ダイエットをしているのかも!? ただひとつ言えることは、ファンのためにもメンバー仲良くいてほしいということだ。

金沢競馬で八百長疑惑勃発!? 暴力団員が語る手口は「夜中に忍び込んで、馬に筋弛緩剤を……」

今週の注目記事・第1位
「『夫カルロス・ゴーンは私の首を絞めた』」(「週刊文春」5/24号)

同・第2位
「中国人が中国で子どもを産んで、なぜ日本が42万円も払うのか?」(「週刊現代」6/2号)

同・第3位
「不邪淫を説く『薬師寺』管主が口説いた40代美貌のホステス」(「週刊新潮」5/24号)

同・第4位
「『23歳電気工事士』が刻んだ性的倒錯の履歴」(「週刊新潮」5/24号)

同・第5位
「「羽生結弦とメドベージェワ『愛の真実』」(「フライデー」6/1号)

同・第6位
「金沢競馬で『八百長疑惑』」(「週刊現代」6/2号)

同・第7位
「大谷翔平の二刀流がソーシア監督に壊される!」(「週刊ポスト」6/1号)

同・第8位
「闘う愛媛県知事 中村時弘とは何者か?」(「週刊現代」6/2号)

同・第9位
「『エロ親父』福田が怖くて、記者が務まるか」(「週刊現代」6/2号)

同・第10位
「映画監督 是枝裕和」(「週刊現代」6/2号)

同・第11位
「『食事の匂い』に敏感な人はボケない」(「週刊文春」5/24号)

同・第12位
「60歳過ぎてからの『極上の孤独』のすすめ」(「週刊ポスト」6/1号)

同・第13位
「東海林さだお『あれも食いたいこれも食いたい』」(「週刊朝日」5/25号)

同・第14位
「二階俊博『安倍政権のこれから』を話そう』」(「週刊現代」6/2号)

同・第15位
「日大アメフト部悪質タックル問題 指示疑惑の監督が握る“学内権力”」(「週刊ポスト」6/1号)

同・第16位
「食べてはいけない『国産食品』実名リスト」(「週刊新潮」5/24号)

同・第17位
「『究極の食事』実践編」(「週刊文春」5/24号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 早速いこう。

 文春に「究極の食事」というのがある。やはり肉よりも魚がいいそうで、サバやアジを1日60グラム摂取すると死亡率が下がるという。

 魚に野菜や果物、茶色い炭水化物(玄米や全粒粉)、オリーブオイル、ナッツ類がいいそうだ。

 体に悪いのは、赤い肉(豚肉や牛肉、馬肉に加えてハムやソーセージなどの加工肉)、バターだそうだ。

 新潮は、「食べてはいけない『国産食品』実名リスト」というのを巻頭で大特集。ハムやウインナーには発がん性の添加物が入っているものがあり、今人気のサラダチキンなどにも、腎臓疾患を招く添加物が入ってるものがあるそうだ。

 驚いたのは「ペヤングソース焼きそば 超大盛」は、それだけで1081kcalもあるんだ。これと餃子でも食べれば、1日のカローリーはオーバーするな。

 さて日大アメフト部が関西学院大学との定期戦で、パスを投げ終えた無防備なQBに猛タックルをかけ、全治3週間のケガを負わせた「事件」は、責任者である内田監督が、「反則をやるなら試合に出してやる」と選手に指示していたことが疑われ、関学側は態度を硬化させた。

 だが、この御仁、口と態度は裏腹で、なかなか表に出てこず、出てきたかと思えば、「かんせいがくいん」を「かんさいがくいん」といい間違えるなど、どうも、選手たちがあがめる人物にしては、小物感が漂う。

 それにこの監督、ポストによれば、日大エリートで、体育会の入部人数や保険体育審議会の事実上のトップで、大学内でも実力を持っている人物だという。

 日大のエリートというのもこの程度かと、多くの人が思ったに違いない。

 先の日本レスリング協会の栄というコーチも、パワハラがあったといわれて、こそこそ姿をくらまし、自分から釈明することもなかった。

 狭い世界でふんぞり返っている人間というのは、批判をされることもないから、そうした声が出てくると、普段考えられないほど脅え、表に出てこられない。

 可哀想なのは、こんな連中に怒られたり、命令されてきた選手たちである。

 まさに井の中の蛙。多くの日大OBは嘆き憤っているはずだ。

 さて、現代で田原総一朗が二階幹事長をインタビューしている。だが、失礼だが、田原老いたり、と思わざるを得ない、内容のないインタビューである。

 ここで書き写すほどのことなど何もない。二階は安倍の三選を支持している(本音かどうかはわからないが)。中国や韓国とは仲良くしましょう。それだけだ。

 こんなものを今なぜやらなくてはいけないのか。現代の編集部の意図はわかるが、インタビュアーの人選を間違えている。

 ところで、コラムは週刊誌の顔である。現代ならば伊集院静、文春なら林真理子、新潮は藤原正彦、ポストはビートたけし。

 朝日は東海林さだお。「あれも食いたいこれも食いたい」は今週号で1497回である。今でも名コラムといわれるものに山口瞳の「男性自身」(新潮)がある。テーマは旅から交友録、競馬の話までと幅が広い。

 東海林のコラムは食べ物だけに限定している。それを毎週書き続けるというのは並大抵のものではないだろう。今週も手本にしたいほどの名文である。書き出しはこうだ。

「何をするにしても“いきなり”というのはよくない。いきなりで物事がうまくいったためしがない。
 物事には順序というものがある。何をやるにしてもまず入念に下調べをし、準備を整え、手順を踏み、これまでの前例を調べ、リハーサルを経てから事を行えば大体うまくいく。(中略)
 たとえば結婚。いまはできちゃった婚などという結婚もあるが昔は厳格な手続きが必要だった。まず見合いというものがあった」

 結婚からTOKIOの山口のキスの話へと広がり、財務省・福田次官の「いきなりオッパイ」につながる。

「人はいきなりで失敗する。いきなりで人生に躓く」のだが、いきなりで成功した人もいると、昨今評判の店「いきなり! ステーキ」へと結び付ける。

 結びは「もし『いきなり! ステーキ』が『立ち食いステーキ』だったら……」

 結びで大事なのは「余韻」だと、読売新聞「編集手帳」を担当していた名コラムニスト竹内正明が『「編集手帳」の編集術』(文春新書)で書いている。竹内はコラムの理想形として「之字(のじ)運動」をあげている。

 戦争中海軍が敵の魚雷を避けるために「之」に似たジグザグ航法をとったように、どこに向かっているのか書き出しを読んだだけでは本題がわからない書き方を心がけているというのである。東海林のコラムを読むだけで400円を払う価値がある。

 ポストの60歳過ぎてからの極上の孤独のすすめにいこう。下重暁子の『極上の孤独』や五木寛之の『孤独のすすめ』が売れている。

 五木のほうは読んでみた。ほとんど内容は忘れているが、孤独の話より、老人たちがこれから世直しのために立ちあがれという、老人を鼓舞する内容だったと記憶している。

 孤独というのは、何もわざわざそうしなくとも、ある程度の年齢になれば、嫌でも孤独になる。

 両親の死、友人たちの死、愛犬の死、結婚していた相手が亡くなることもある。

 下重がいっているように、わざわざ一人になれる空間を作らずとも、嫌というほど孤独は周りに充満し、押し潰されそうになる。

 昔は粋がって「群衆の中の孤独」などと嘯いていたが、そんな群衆と遭遇することもなくなる。

 孤独を楽しめと、みなさんおっしゃる。それは、すぐ隣に家族がいて、外に出れば仕事仲間や飲み仲間がいるからいえることではないのか。

 私はまだ幸いにして「真の孤独」というものを味わったことがない。だがそれもあと数年のうちに味わうことになるのだろう。

 妻の朝丘雪路が認知症(なぜ認知症で死ぬのだろう?)で死んで、亭主の津川雅彦は、「先に死んでくれてありがとう」といった。認知症の介護で相当辛い思いをしたのであろう。

 だが、その言葉の行間に、オレのほうが先に逝きたかった、一緒に死ねばよかったという悔悟の念を見てしまうのだが。

 孤独なんて、自分から進んで味わいに行くことはない。だが、私はこうした企画が好きである。

 いまは死についての本を乱読している。余生を悔いのない送り方をしたい。そんな、誰もなし得ないことを夢見て、毎日を無為に過ごしているが、これはこれで楽しいものではある。

 さて匂いに敏感な人は呆けないとよくいわれる。文春によると、アルツハイマー型やレビー小体型の認知症では、物忘れなどの症状が出る前に、嗅覚機能が衰える傾向があるという。

 したがって、朝食に、パンの焼ける匂いやコーヒー、ご飯とみそ汁の匂いをきちんと嗅いで、脳を刺激することが大事だそうである。

 スクープにもいろいろな形がある。今週号の文春のゴーンの元妻の告白もスクープだが、現代のグラビア「映画監督 是枝裕和」もある意味でのスクープだと、私は考える。

 この時点では、是枝監督が第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞するニュースは入ってきていない。

 彼の『万引き家族』が、今村昌平監督『うなぎ』以来21年ぶりに受賞したのである。日本映画のパルムドールは5作目になる。

 私はこの映画は見ていないが、『誰も知らない』『そして父になる』は見ている。『そして父になる』は子どもを取り違えられた夫婦の物語だったと思うが、福山雅治の父親役に違和感があり、映画に入り込めなかった。

 是枝は、政治的な発言もする行動的な映画監督である。今度の映画も、年金不正受給を題材にしているらしい。

 日本を代表するとまではいわないが、まだ55歳。さらなる高みを目指してもらいたい。

 やはり現代に、元朝日新聞女性記者・川村昌代(51)が、エロ親父の福田元財務省事務次官が怖くて、記者が務まるかと、勇ましい発言をしている。

 これは、福田のセクハラ発言に嫌気がさし、2人で会ったとき、その場の会話を録音して、新潮へ持ち込んだテレビ朝日の女性記者を批判しているように読める。

 川村も福田を取材したことがあり(15年も前のこと)、同じようなことをいわれたが、体を触られることもなかったし、その後も携帯に電話すると、出てくれたと“自慢”しているが、私には、ちょっと違うのではないかと思えるのだ。

 15年も前の福田と、次官まで上り詰めた福田とは、彼が同じような物言いをしても、受け取る女性のほうは、「馬鹿いってんじゃないよ」とはいえないだろう。

 私の少ない官僚との付き合いの経験でいわせてもらうと、官僚という生き物は、自分がいかに官僚らしくないかをアピールしたがる輩が多い。

 ここでも厚労省の官僚が、新人を連れて来て、彼らが上半身裸になり、おっぱいにマヨネーズをつけて舐めあった話が出てくる。

 こういうところも、官僚ならではの、男らしさの表現なのであろう。だが、見せられる女性記者の中には「気持ち悪い」というものもいたそうだが、私にも「悪趣味」としかいいようがない。

 女性記者の中には「女を売り物」にしてネタを取ろうという者もいる。だが、基本は、取材対象者と取材記者である。

 いってはいけない、やってはいけない常識というものがある。それを福田は越えたというしかない。

 川村がいうように、「向こうの懐に入って、こっちの懐にも入ってきてもらうような付き合いができないとネタなんて取れませんよ」というのはわかる。

 われわれ雑誌記者もそう思って取材してきた。だが、財務省という大変な権力を持っている役所のナンバー1が、記者に対して不埒なセクハラ発言をするということも、ビッグニュースである。

 自衛のためだったといっているが、セクハラは許さないというのも、記者魂の一つだと、私は考える。

 昔ながらの記者道を説いても、そんなことはみんなわかっている、しかし、取材している人間がいかに外道かを伝えることも、記者の大事な役割であるはずだ。

 さて同じ現代に、安倍首相に「ダメ」を出し続ける中村時弘愛媛県知事というのはどんな人間かを解説した記事がある。

 1960生まれ。父も松山市長を務めていた。慶応大学から三菱商事。だが、5年目に三菱を辞し、母親の強い反対を押し切り、87年に県議会議員選挙に出て当選する。

 90年に衆院選に無所属で出馬する。ここには自民党の現職が2人いたので、自民党の公認をもらえず、派閥のドンであった安倍晋太郎に演説をしてもらおうとしたが、ドタキャンされてしまう。

 安倍一族とはこうした因縁があった。その後、日本新党で当選するも、96年には落選。

 99年に松山市長選に出て当選。3期務めて県知事になる。彼は「既存のものを壊すのが大好き」がモットーだという。

 県知事が総理と対峙し、総理の嘘を暴く姿は、多くの国民の支持を集めている。本人に国会へ来て証言をしてもらいたいものだが、自民党側ががんとして認めない。

 大谷翔平の進撃が止まらない。20日、エンゼルスの大谷はアナハイムでのレイズ戦に先発して7回2/3を6安打2失点、9三振を奪って4勝目(1敗)を挙げた。

 ホームランもすでに6本。ベーブ・ルースの記録、10勝ホームラン10本は、夏までに達成しそうな勢いである。

 だが、ポストによると、エンジェルスの名将・ソーシア監督は、中6日で使ってきた投手・大谷を、5月下旬から6月上旬にかけての16連戦に、中5日で使おうとしていると報じている。

 大谷は、右肘の内側の副靭帯に損傷があったり、決め球のスプリットは肘への負担が大きいため、故障発生という悪夢が起きうるかもしれない。

 大谷を支持する人間も、いまだに疑問符をつけている人間にも、心配なのはケガや故障である。

 これから過酷な夏が始まる。なんとか元気にシーズンを乗り切ってもらいたい。そうすれば記録はおのずからついてくるはずである。

 さて、昨日のオークスは、1番人気のアーモンドアイが強い競馬をして二冠馬になった。

 だが競馬には不可解なレースがつきもの。ましてやローカルの競馬では、八百長ではないかとみられるレースが、今なおあると現代が報じている。

 5月8日、金沢競馬場で行われた第2レース。9頭立てだ。人気の4番が大きく出遅れた。

 結果、1着6番人気、2着4番人気、3着は最低人気の馬で決着。払い戻しが場内アナウンスされるとざわついた。

 三連複5万9410円 三連単4万6600円

 1着から3着までを順番どおりに当てる3連単のほうが、配当が低いという不可解なことが起きたのである。

 2レースなのに、他のレースより600万円ほど多く馬券が売れていた。

 それ以外にも首を傾げるレースが時々あり、八百長ではないかとネットなどで騒がれているそうだ。

 私も昔、名古屋の競馬場で、八百長を仕組んだという暴力団員に話を聞いたことがある。

 彼は、前日の夜、厩舎に入り込み、人気の馬に筋肉弛緩剤のようなものを注射したといった。

 それで八百長は成立した? 彼は苦笑いして、それでも競馬だからどれが来るか分からず、結局馬券では損をしたといった。

 騎手が引っ張って出遅れさせることは難しくない。だが、その後の馬がどうなるのかは神のみぞ知る。

 結局、全通り買わなくては当たらないことが多いのである。金沢のケースはわからないが、競馬の八百長は、野球よりも何倍も難しい。

 だから私は、競馬には八百長はないと考えている。

 文藝春秋でお家騒動。松井社長のやり方を批判するメールが部署長宛に出されている。

 そこには、松井が社長に就任して以降、強引な手法が取られることが多くなったという声が、役員や執行役員の中からも出てくるようになったという。

 新聞の広告のサイズから、単行本の部数、雑誌の編集方針に至るまで強引に決めてしまうやり方に、現場はやる気を失っているというのである。

 7月に松井社長は交代するそうだが、最初は会長になり、これまで通りに物事を進めていくといい出したが、さすがに7人の取締役のうち3人が職を賭して説得し、止めさせたという。

 要望書は、以下の3点を求めているそうである。進んでいる次期執行部の人事を白紙に戻すこと。松井社長は人事にタッチしないこと。次期執行部は執行役員を含めた役員会で互選することなどだ。

 文春の気風は自由闊達だと、私は思っている。しかし、どうやら松井体制になってから、そうではないようだ。それは、文春も出版不況の中で喘いでいるからであろう。

 この要望書はこう結ばれているそうである。「文藝春秋がこの閉塞感から脱してもう一度活気を取り戻すことができれば、現在の社業の厳しい状況にも、きっと明るい兆しが見えてくると信じてやみません」

 こういう声が社内から出てくるのも、文春のよさだと思うが、5月30日の決算役員会はどうなるのだろう。

 さて、羽生結弦(23)は、今や日本一のアイドルといってもいいだろう。

 だがフライデーによると、ロシアのフィギアの女王、メドベージェワ(18)も、羽生のことを好きでたまらず、7歳の時から指導を受けていたコーチとの関係を断ち切り、羽生が師事しているブライアン・オーサーに変え、祖国を捨ててカナダに練習拠点を移すのである。

 ロシアのフィギア関係者の間では「愛する羽生に近づきたいからではないか」ともっぱらの噂だという。

 平昌五輪の時、ライバルのザギトワが羽生とリンク上で抱き合ったときは、ものすごい形相で睨みつけていたそうだ。

 いい話だ。こうした国際カップルが誕生し、その子どもがリンクの上で華麗な花を咲かせる。だがひと言。ロシア人は、若いときは飛び切り美人だが、中年になると太る人が多い。そのことだけは頭に入れておいたほうがいい。

 やはり事件ものでは新潮に一日の長がある。新潟県で起きた大桃珠生(たまき・7歳)ちゃんを誘拐して殺害し、証拠隠滅のために、亡骸を線路に置き去りにするという残虐非道な事件の犯人として、小林遥(23)容疑者が逮捕された。

 小林は、捜査本部へ移送され、署内に入る時一瞬ニヤリとした表情が、テレビを見ていた視聴者の怒りを増幅させた。

 こういう事件でありがちな、高校を出て電気配線工事の会社にいたが、勤務態度はいたって真面目で、無断欠席は一度もなかったそうである。

 新潮によると、両親と姉、弟の5人暮らしで、近所では「おとなしくて真面目」だった。

 中学時代はロボットコンテストに夢中で、アニメオタクだったらしい。だが、捜査関係者によると、「彼はこれまで何回か検挙され、1月末には児童ポルノで書類送検されました。新潟のほか山形でも、児童がらみで摘発されていて、つい先月も別の子への青少年健全育成条例違反で書類送検されたばかりです」。社員旅行でも、他の社員が連れてきた女児にまとわりついていたという。

 この地域は、62年頃から家が建ち始め、新潟地震で液状化を免れたため家を失った人たちが越してきて住宅地になった。30年ぐらい前は「小針銀座」といわれたこともあったが、高齢者が多くなり、今では「年金通り」と呼ばれているそうだ。空き家も多く、無計画に宅地造成されたため、入り組んだ袋小路が多いという。

 そういうこともあり、逮捕までに1週間もかかったそうだが、先の捜査関係者がいっているように、最初から小林は行動確認の対象だった。

 こうした事件が起きると、必ず、性犯罪常習者をGPSで監視しろ、住民にそうした要注意人物がいることを知らせておくべきだという意見が出てくる。

 だが今でも日本は立派な超監視社会である。この上、プライバシーを警察に売り渡すのは、御免蒙りたい。

 今回も、事件後から小林がマークされ、防犯カメラの映像には小林のクルマが写っていて、逮捕に至った。事前に防げなかったのかという思いはわかるが、もし、あなたの数十メートル先に性犯罪者が住んでいるとわかったら、あなたはどうするのか?

 その人間の行動確認を毎日するのか、それともそこから引っ越すのか。日本のような村社会で、異物がいることがわかれば、その村はそれを村八分にするか、その村は崩壊する。そんな重苦しい気持ちになるなら、知らないほうがいい。私はそう思う。

 薬師寺というと、高校生の時、修学旅行で行ったことを思い出す。高田好胤が副住職の時だった。坊さんでこんなに面白い話の出来る人がいることに驚き、時を忘れて聞き入った。

 好胤の法話は「青空法話」と呼ばれていて、18年間続け、聞いた生徒は600万人以上といわれる。

 その後、高田は管主になったが、今週の新潮に出てくる管主は好胤さんとは比べ物にならない。

 このおっさん、16年に管主に就任した村上太胤(たいいん・71)。お相手の女性はクラウディア・カルディナーレを思い起こさせる独身美女(44)。勤めは銀座のクラブのようだ。

 知りおうたのは17、8年前だというが、3年前に村上に連絡したところ、何度もメールが来た。

 15年8月に大阪へ買い物旅行へ行くと伝えると、管主は前のめりになって、「ちなみにホテルは確保してます。いやでなければ人畜無害の私と一緒で」。ボルボのセダンで迎えに来たそうである。

 その後、バーやお茶屋を回って、ホテルで男女の関係になってしもうたそうだ。

 その後、村上の奥さんにも仲を知られるが、不倫関係はズルズルと続いていた。

 ここから急に、村上管主への直撃が始まるのだが、彼女はあまりのしつこさに嫌気がさしたのだろう。

 始めは「冗談でしょ」といっていたが、その後、観念したのか、インタビューに答えているが、これが高田好胤真っ青の面白さである。

――具体的なお手当てとかは。

太胤 そんなの払うわけがない。愛人なんて本当に思ったこともないし、あの、お店でね、「係りの、当番の女性や」としか。

――一般的にこれを何と呼びますかね。

太胤 まぁ飲み友達ぐらいの、という言い方は変ですかね。

――飲み友達と性行為するんですか、管主は。

太胤 何と言うのか。ちょっと言葉が(出ない)。

――これは不倫になりませんか。

太胤 相手の方が結婚していたら不倫なんでしょ。よくわかんないけど。

 毎回、避妊具は付けていないようだがと聞くと、

太胤 そういう時は、自分で外に出して処置しておりますから。

 彼女にいわせると、31回ほどHをしたが、時間は20分ほどで、事が済むといびきをかいて寝てしまうそうだ。

 薬師寺の管主にふさわしくない人物であることは間違いないようである。

 ところで、ノンフィクション作家の魚住昭が『現代ビジネス』で講談社の野間家をテーマにした連載を開始した。

 タイトルは『大衆は神である』。これまでありそうでなかった出版界の裏面史を、魚住が書くのである。

 実は、私も、魚住から頼まれて、私が知っている講談社について話をしている。彼は、社史『講談社が歩んだ五十年史』を編纂する際に関係者への聞き取りを行った膨大な速記録が残っていることを知り、すべて読んだそうだ。

 私も、以前ここで触れたように、講談社の一番よかった時代は戦中である。雑誌のシェアは8割だったといわれている。

 講談社の雑誌は、戦地にいる兵士たちへの慰問袋の中に必ず入っていた。

 大衆雑誌として、他を寄せ付けない圧倒的な人気があったのはもちろんだが、陸軍や海軍からの要請で、戦争を美化し、兵士たちの戦意を鼓舞する内容の雑誌も数多く出していたのである。

 戦争協力会社としての講談社は、戦後厳しく指弾された。一説には、GHQが講談社を戦犯会社に指定せず、その力を利用するために残したといわれる。講談社は生き残り、今日に至っているのである。

 その他にもいくつかあるが、魚住は「講談社にとって都合の良い話ばかりではありません。しかし、それもきちんと書いていきたいと思っています」と、『現代ビジネス』の連載前に語っている。

 第1回を読む限り、岩波書店や、夏目漱石など、明治から大正、昭和にかけての出版人や文人も多く登場する群像劇になるようだ。いいところに眼をつけたと思う。楽しみである。

 さて、現代は先週、中国人がビザを入手して国保を手に入れ、日本で手術や高額な薬を手に入れている実態があると報じた。今週はその2弾。

 今週は荒川区を取り上げている。荒川区の人口は約22万人。そのうち外国人は約8.8%の1万9,000人。

 そのうち中国人は3.2%の7,066人だそうだ。だが、最近では外国人の増え方が日本人より多いという。

 平成29年度の荒川区の出産育児一時金の支払いが、全体で264件なのに、そのうち外国人が105件もあったそうだ。

 それも中国人が61件。また、中国人の27件が、海外で出産し42万円をもらっているのである。

 いかにもおかしいが、海外出産でも、病院の出生証明書さえ出せば、払うのだという。

 こうしたことが、膨らみ続ける医療費をさらに膨らませ、崩壊に追い込まないか。早急に実態を調べるべきであるこというまでもない。

 今週の第1位は、文春の世界的スクープにあげたい。

 文春の巻頭特集は「夫カルロス・ゴーンは私の首を絞めた」と、ゴーンと30年夫婦だったリタ前夫人が激白している。

 ゴーン(64)といえば、日産自動車をV字回復させ、ルノーのCEOにまで上り詰めた、その世界では生きるレジェンドである。

 レバノン系ブラジル人のゴーンとレバノンで生まれ育ったリタが結婚したのは1985年。フランスのミシュラン・タイヤの研究開発室長だったゴーンが、南米ミシュランのCOOに就任した時だった。

 その後ルノーからヘッドハンティングされ、徹底したコストカットで利益を生み出し、99年に日産のCOOとして来日した。

 そんな夫を、リタは「カルロスはとても頭が良い反面、普通の感情が欠落しているような男性」だと評している。

 彼女も日本でレバノン料理店を開き、仲睦まじい夫婦だと思われていたが、内実はまったく違っていたというのである。

 リタの不信感が芽生えたのは10年の1月。夫はITが苦手だそうで、パソコンなどの不具合があった時は彼女が直していた。

 そんな時、「カルロスと女性の怪しげなメールを見つけてしまった……。夫は私の知らない米国人女性やドバイ在住の日本人女性、そして後に再婚するキャロルと“不倫”をしていたのです」。その上、夫の姉が「リタが精神病だという診断を出してもらうよう、リタの医師に相談しては」というメールを送っていたことも知ることになる。

 私にも経験がある。カミさんにパソコンを見られ、メールで某女との仲を知られたことがあった。絶対、カミさんに財布とパソコンは触らせてはいけない。

 だが、それ以前から夫婦仲は崩壊していたようである。05年にはブラジルで乗馬をしていた時、崖の近くで、夫が彼女の馬を脅し、落馬しかけたことがあったという。

 彼女が、メールを見た、不倫をしていたのねと告げると、夫は「お前は嘘つきだ。気が狂っている」と罵倒し、夫婦で飲んでいた睡眠剤を多めに飲むことを「促され」たという。

 どうやら強制的に飲まされたのではないようだが、昏睡状態になり、知り合いの医者が訪ねて来てくれて、救われたそうである。

 その後も、電話で優しい言葉をささやいたりする一方で、「君は自殺したいといつも言っている。部屋に弾の入った銃があるから、私や子どもに迷惑をかけずにいっそ人生を終わらせたらいい」と、いうことがあったという。

 夫婦仲が悪くなった真の原因が何なのか、読む限り詳らかではないが、外の世界で剛腕を見せつけ権力者への階段を上がっていくうちに、夫婦間の溝は大きく広がり、修復不能なところまでいってしまった。

 離婚を考えた夫人は、弁護士から録音を取るようにいわれた。それを夫に告げた時、「いつでもお前を滅ぼすことができるんだ」「早く殺すべきだった」とわめきながら彼女に襲いかかり首を絞めたという。

 12年には複数のクルマにつけ回され、事故で脇腹を骨折し、3カ月もの間安静にしていなければならなかった。

 その後、フランスで離婚の手続きが始まった。当然ながら、財産分与で揉めるが、何とか15年6月にフランスでの離婚が成立する。

 そしてゴーンは約1年後に、50歳のキャロルと再婚する。だが、ゴーンの故郷のブラジルでは、今年の3月に役所へ離婚申請したばかりだから、2人はまだ結婚状態にあり、重婚状態だとリタは主張する。

 それはともかく、ゴーンは、離婚が成立する前からさまざまなレセプションにキャロルを連れて行ったが、登録されていた名前は「リタ」だったそうである。

 世界でも指折りの大富豪の家庭内DVを赤裸々に語った前夫人の告白は、衝撃的なものだ。欧米のメディアなら、大々的に取り上げ真偽をゴーン自身に質すだろうが、日本のマスメディアはどうするのだろう。

 見て見ぬふりか。ゴーン側の弁護士は、ゴーンは品行方正で、長年にわたりリタに苦しめられてきた。彼女は精神的に不安定で妄想に取りつかれていて、どんな作り話でも平気でするといいながら、彼女の虚偽の告白をもとに記事を掲載すれば、法的措置を取らざるを得ないといっている。

 レバノンまで記者を飛ばした文春のスクープは、事実なら、世界のゴーンの信用を一気に失墜させるほど破壊力のあるものである。ゴーンはどう動くのか、それとも黙殺するのだろうか。注目である。

【巻末付録】

 現代もポストも気合が入っていないので、さらっとやる。現代は、「甦る『イエローキャブ』軍団 弾ける水着、大集合」。かとうれいこや雛形あきこか、懐かしいね。

「永岡怜子 神々しいヘアヌード」。袋とじは毎度おなじみ「覗かれた壇蜜」。

 ポストは、千本以上もAVに出た「千本女優 忘れられない最高のSEX」。「早見優 井上晴美」。もちろんヘア・ヌードではない。

 袋とじは「女性器を『整形』するオンナたち デザイナーズ・ヴァギナ」。よくわからん。見たい方は買ってください。

 というわけで今週は引き分け。
(文=元木昌彦)

金沢競馬で八百長疑惑勃発!? 暴力団員が語る手口は「夜中に忍び込んで、馬に筋弛緩剤を……」

今週の注目記事・第1位
「『夫カルロス・ゴーンは私の首を絞めた』」(「週刊文春」5/24号)

同・第2位
「中国人が中国で子どもを産んで、なぜ日本が42万円も払うのか?」(「週刊現代」6/2号)

同・第3位
「不邪淫を説く『薬師寺』管主が口説いた40代美貌のホステス」(「週刊新潮」5/24号)

同・第4位
「『23歳電気工事士』が刻んだ性的倒錯の履歴」(「週刊新潮」5/24号)

同・第5位
「「羽生結弦とメドベージェワ『愛の真実』」(「フライデー」6/1号)

同・第6位
「金沢競馬で『八百長疑惑』」(「週刊現代」6/2号)

同・第7位
「大谷翔平の二刀流がソーシア監督に壊される!」(「週刊ポスト」6/1号)

同・第8位
「闘う愛媛県知事 中村時弘とは何者か?」(「週刊現代」6/2号)

同・第9位
「『エロ親父』福田が怖くて、記者が務まるか」(「週刊現代」6/2号)

同・第10位
「映画監督 是枝裕和」(「週刊現代」6/2号)

同・第11位
「『食事の匂い』に敏感な人はボケない」(「週刊文春」5/24号)

同・第12位
「60歳過ぎてからの『極上の孤独』のすすめ」(「週刊ポスト」6/1号)

同・第13位
「東海林さだお『あれも食いたいこれも食いたい』」(「週刊朝日」5/25号)

同・第14位
「二階俊博『安倍政権のこれから』を話そう』」(「週刊現代」6/2号)

同・第15位
「日大アメフト部悪質タックル問題 指示疑惑の監督が握る“学内権力”」(「週刊ポスト」6/1号)

同・第16位
「食べてはいけない『国産食品』実名リスト」(「週刊新潮」5/24号)

同・第17位
「『究極の食事』実践編」(「週刊文春」5/24号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 早速いこう。

 文春に「究極の食事」というのがある。やはり肉よりも魚がいいそうで、サバやアジを1日60グラム摂取すると死亡率が下がるという。

 魚に野菜や果物、茶色い炭水化物(玄米や全粒粉)、オリーブオイル、ナッツ類がいいそうだ。

 体に悪いのは、赤い肉(豚肉や牛肉、馬肉に加えてハムやソーセージなどの加工肉)、バターだそうだ。

 新潮は、「食べてはいけない『国産食品』実名リスト」というのを巻頭で大特集。ハムやウインナーには発がん性の添加物が入っているものがあり、今人気のサラダチキンなどにも、腎臓疾患を招く添加物が入ってるものがあるそうだ。

 驚いたのは「ペヤングソース焼きそば 超大盛」は、それだけで1081kcalもあるんだ。これと餃子でも食べれば、1日のカローリーはオーバーするな。

 さて日大アメフト部が関西学院大学との定期戦で、パスを投げ終えた無防備なQBに猛タックルをかけ、全治3週間のケガを負わせた「事件」は、責任者である内田監督が、「反則をやるなら試合に出してやる」と選手に指示していたことが疑われ、関学側は態度を硬化させた。

 だが、この御仁、口と態度は裏腹で、なかなか表に出てこず、出てきたかと思えば、「かんせいがくいん」を「かんさいがくいん」といい間違えるなど、どうも、選手たちがあがめる人物にしては、小物感が漂う。

 それにこの監督、ポストによれば、日大エリートで、体育会の入部人数や保険体育審議会の事実上のトップで、大学内でも実力を持っている人物だという。

 日大のエリートというのもこの程度かと、多くの人が思ったに違いない。

 先の日本レスリング協会の栄というコーチも、パワハラがあったといわれて、こそこそ姿をくらまし、自分から釈明することもなかった。

 狭い世界でふんぞり返っている人間というのは、批判をされることもないから、そうした声が出てくると、普段考えられないほど脅え、表に出てこられない。

 可哀想なのは、こんな連中に怒られたり、命令されてきた選手たちである。

 まさに井の中の蛙。多くの日大OBは嘆き憤っているはずだ。

 さて、現代で田原総一朗が二階幹事長をインタビューしている。だが、失礼だが、田原老いたり、と思わざるを得ない、内容のないインタビューである。

 ここで書き写すほどのことなど何もない。二階は安倍の三選を支持している(本音かどうかはわからないが)。中国や韓国とは仲良くしましょう。それだけだ。

 こんなものを今なぜやらなくてはいけないのか。現代の編集部の意図はわかるが、インタビュアーの人選を間違えている。

 ところで、コラムは週刊誌の顔である。現代ならば伊集院静、文春なら林真理子、新潮は藤原正彦、ポストはビートたけし。

 朝日は東海林さだお。「あれも食いたいこれも食いたい」は今週号で1497回である。今でも名コラムといわれるものに山口瞳の「男性自身」(新潮)がある。テーマは旅から交友録、競馬の話までと幅が広い。

 東海林のコラムは食べ物だけに限定している。それを毎週書き続けるというのは並大抵のものではないだろう。今週も手本にしたいほどの名文である。書き出しはこうだ。

「何をするにしても“いきなり”というのはよくない。いきなりで物事がうまくいったためしがない。
 物事には順序というものがある。何をやるにしてもまず入念に下調べをし、準備を整え、手順を踏み、これまでの前例を調べ、リハーサルを経てから事を行えば大体うまくいく。(中略)
 たとえば結婚。いまはできちゃった婚などという結婚もあるが昔は厳格な手続きが必要だった。まず見合いというものがあった」

 結婚からTOKIOの山口のキスの話へと広がり、財務省・福田次官の「いきなりオッパイ」につながる。

「人はいきなりで失敗する。いきなりで人生に躓く」のだが、いきなりで成功した人もいると、昨今評判の店「いきなり! ステーキ」へと結び付ける。

 結びは「もし『いきなり! ステーキ』が『立ち食いステーキ』だったら……」

 結びで大事なのは「余韻」だと、読売新聞「編集手帳」を担当していた名コラムニスト竹内正明が『「編集手帳」の編集術』(文春新書)で書いている。竹内はコラムの理想形として「之字(のじ)運動」をあげている。

 戦争中海軍が敵の魚雷を避けるために「之」に似たジグザグ航法をとったように、どこに向かっているのか書き出しを読んだだけでは本題がわからない書き方を心がけているというのである。東海林のコラムを読むだけで400円を払う価値がある。

 ポストの60歳過ぎてからの極上の孤独のすすめにいこう。下重暁子の『極上の孤独』や五木寛之の『孤独のすすめ』が売れている。

 五木のほうは読んでみた。ほとんど内容は忘れているが、孤独の話より、老人たちがこれから世直しのために立ちあがれという、老人を鼓舞する内容だったと記憶している。

 孤独というのは、何もわざわざそうしなくとも、ある程度の年齢になれば、嫌でも孤独になる。

 両親の死、友人たちの死、愛犬の死、結婚していた相手が亡くなることもある。

 下重がいっているように、わざわざ一人になれる空間を作らずとも、嫌というほど孤独は周りに充満し、押し潰されそうになる。

 昔は粋がって「群衆の中の孤独」などと嘯いていたが、そんな群衆と遭遇することもなくなる。

 孤独を楽しめと、みなさんおっしゃる。それは、すぐ隣に家族がいて、外に出れば仕事仲間や飲み仲間がいるからいえることではないのか。

 私はまだ幸いにして「真の孤独」というものを味わったことがない。だがそれもあと数年のうちに味わうことになるのだろう。

 妻の朝丘雪路が認知症(なぜ認知症で死ぬのだろう?)で死んで、亭主の津川雅彦は、「先に死んでくれてありがとう」といった。認知症の介護で相当辛い思いをしたのであろう。

 だが、その言葉の行間に、オレのほうが先に逝きたかった、一緒に死ねばよかったという悔悟の念を見てしまうのだが。

 孤独なんて、自分から進んで味わいに行くことはない。だが、私はこうした企画が好きである。

 いまは死についての本を乱読している。余生を悔いのない送り方をしたい。そんな、誰もなし得ないことを夢見て、毎日を無為に過ごしているが、これはこれで楽しいものではある。

 さて匂いに敏感な人は呆けないとよくいわれる。文春によると、アルツハイマー型やレビー小体型の認知症では、物忘れなどの症状が出る前に、嗅覚機能が衰える傾向があるという。

 したがって、朝食に、パンの焼ける匂いやコーヒー、ご飯とみそ汁の匂いをきちんと嗅いで、脳を刺激することが大事だそうである。

 スクープにもいろいろな形がある。今週号の文春のゴーンの元妻の告白もスクープだが、現代のグラビア「映画監督 是枝裕和」もある意味でのスクープだと、私は考える。

 この時点では、是枝監督が第71回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞するニュースは入ってきていない。

 彼の『万引き家族』が、今村昌平監督『うなぎ』以来21年ぶりに受賞したのである。日本映画のパルムドールは5作目になる。

 私はこの映画は見ていないが、『誰も知らない』『そして父になる』は見ている。『そして父になる』は子どもを取り違えられた夫婦の物語だったと思うが、福山雅治の父親役に違和感があり、映画に入り込めなかった。

 是枝は、政治的な発言もする行動的な映画監督である。今度の映画も、年金不正受給を題材にしているらしい。

 日本を代表するとまではいわないが、まだ55歳。さらなる高みを目指してもらいたい。

 やはり現代に、元朝日新聞女性記者・川村昌代(51)が、エロ親父の福田元財務省事務次官が怖くて、記者が務まるかと、勇ましい発言をしている。

 これは、福田のセクハラ発言に嫌気がさし、2人で会ったとき、その場の会話を録音して、新潮へ持ち込んだテレビ朝日の女性記者を批判しているように読める。

 川村も福田を取材したことがあり(15年も前のこと)、同じようなことをいわれたが、体を触られることもなかったし、その後も携帯に電話すると、出てくれたと“自慢”しているが、私には、ちょっと違うのではないかと思えるのだ。

 15年も前の福田と、次官まで上り詰めた福田とは、彼が同じような物言いをしても、受け取る女性のほうは、「馬鹿いってんじゃないよ」とはいえないだろう。

 私の少ない官僚との付き合いの経験でいわせてもらうと、官僚という生き物は、自分がいかに官僚らしくないかをアピールしたがる輩が多い。

 ここでも厚労省の官僚が、新人を連れて来て、彼らが上半身裸になり、おっぱいにマヨネーズをつけて舐めあった話が出てくる。

 こういうところも、官僚ならではの、男らしさの表現なのであろう。だが、見せられる女性記者の中には「気持ち悪い」というものもいたそうだが、私にも「悪趣味」としかいいようがない。

 女性記者の中には「女を売り物」にしてネタを取ろうという者もいる。だが、基本は、取材対象者と取材記者である。

 いってはいけない、やってはいけない常識というものがある。それを福田は越えたというしかない。

 川村がいうように、「向こうの懐に入って、こっちの懐にも入ってきてもらうような付き合いができないとネタなんて取れませんよ」というのはわかる。

 われわれ雑誌記者もそう思って取材してきた。だが、財務省という大変な権力を持っている役所のナンバー1が、記者に対して不埒なセクハラ発言をするということも、ビッグニュースである。

 自衛のためだったといっているが、セクハラは許さないというのも、記者魂の一つだと、私は考える。

 昔ながらの記者道を説いても、そんなことはみんなわかっている、しかし、取材している人間がいかに外道かを伝えることも、記者の大事な役割であるはずだ。

 さて同じ現代に、安倍首相に「ダメ」を出し続ける中村時弘愛媛県知事というのはどんな人間かを解説した記事がある。

 1960生まれ。父も松山市長を務めていた。慶応大学から三菱商事。だが、5年目に三菱を辞し、母親の強い反対を押し切り、87年に県議会議員選挙に出て当選する。

 90年に衆院選に無所属で出馬する。ここには自民党の現職が2人いたので、自民党の公認をもらえず、派閥のドンであった安倍晋太郎に演説をしてもらおうとしたが、ドタキャンされてしまう。

 安倍一族とはこうした因縁があった。その後、日本新党で当選するも、96年には落選。

 99年に松山市長選に出て当選。3期務めて県知事になる。彼は「既存のものを壊すのが大好き」がモットーだという。

 県知事が総理と対峙し、総理の嘘を暴く姿は、多くの国民の支持を集めている。本人に国会へ来て証言をしてもらいたいものだが、自民党側ががんとして認めない。

 大谷翔平の進撃が止まらない。20日、エンゼルスの大谷はアナハイムでのレイズ戦に先発して7回2/3を6安打2失点、9三振を奪って4勝目(1敗)を挙げた。

 ホームランもすでに6本。ベーブ・ルースの記録、10勝ホームラン10本は、夏までに達成しそうな勢いである。

 だが、ポストによると、エンジェルスの名将・ソーシア監督は、中6日で使ってきた投手・大谷を、5月下旬から6月上旬にかけての16連戦に、中5日で使おうとしていると報じている。

 大谷は、右肘の内側の副靭帯に損傷があったり、決め球のスプリットは肘への負担が大きいため、故障発生という悪夢が起きうるかもしれない。

 大谷を支持する人間も、いまだに疑問符をつけている人間にも、心配なのはケガや故障である。

 これから過酷な夏が始まる。なんとか元気にシーズンを乗り切ってもらいたい。そうすれば記録はおのずからついてくるはずである。

 さて、昨日のオークスは、1番人気のアーモンドアイが強い競馬をして二冠馬になった。

 だが競馬には不可解なレースがつきもの。ましてやローカルの競馬では、八百長ではないかとみられるレースが、今なおあると現代が報じている。

 5月8日、金沢競馬場で行われた第2レース。9頭立てだ。人気の4番が大きく出遅れた。

 結果、1着6番人気、2着4番人気、3着は最低人気の馬で決着。払い戻しが場内アナウンスされるとざわついた。

 三連複5万9410円 三連単4万6600円

 1着から3着までを順番どおりに当てる3連単のほうが、配当が低いという不可解なことが起きたのである。

 2レースなのに、他のレースより600万円ほど多く馬券が売れていた。

 それ以外にも首を傾げるレースが時々あり、八百長ではないかとネットなどで騒がれているそうだ。

 私も昔、名古屋の競馬場で、八百長を仕組んだという暴力団員に話を聞いたことがある。

 彼は、前日の夜、厩舎に入り込み、人気の馬に筋肉弛緩剤のようなものを注射したといった。

 それで八百長は成立した? 彼は苦笑いして、それでも競馬だからどれが来るか分からず、結局馬券では損をしたといった。

 騎手が引っ張って出遅れさせることは難しくない。だが、その後の馬がどうなるのかは神のみぞ知る。

 結局、全通り買わなくては当たらないことが多いのである。金沢のケースはわからないが、競馬の八百長は、野球よりも何倍も難しい。

 だから私は、競馬には八百長はないと考えている。

 文藝春秋でお家騒動。松井社長のやり方を批判するメールが部署長宛に出されている。

 そこには、松井が社長に就任して以降、強引な手法が取られることが多くなったという声が、役員や執行役員の中からも出てくるようになったという。

 新聞の広告のサイズから、単行本の部数、雑誌の編集方針に至るまで強引に決めてしまうやり方に、現場はやる気を失っているというのである。

 7月に松井社長は交代するそうだが、最初は会長になり、これまで通りに物事を進めていくといい出したが、さすがに7人の取締役のうち3人が職を賭して説得し、止めさせたという。

 要望書は、以下の3点を求めているそうである。進んでいる次期執行部の人事を白紙に戻すこと。松井社長は人事にタッチしないこと。次期執行部は執行役員を含めた役員会で互選することなどだ。

 文春の気風は自由闊達だと、私は思っている。しかし、どうやら松井体制になってから、そうではないようだ。それは、文春も出版不況の中で喘いでいるからであろう。

 この要望書はこう結ばれているそうである。「文藝春秋がこの閉塞感から脱してもう一度活気を取り戻すことができれば、現在の社業の厳しい状況にも、きっと明るい兆しが見えてくると信じてやみません」

 こういう声が社内から出てくるのも、文春のよさだと思うが、5月30日の決算役員会はどうなるのだろう。

 さて、羽生結弦(23)は、今や日本一のアイドルといってもいいだろう。

 だがフライデーによると、ロシアのフィギアの女王、メドベージェワ(18)も、羽生のことを好きでたまらず、7歳の時から指導を受けていたコーチとの関係を断ち切り、羽生が師事しているブライアン・オーサーに変え、祖国を捨ててカナダに練習拠点を移すのである。

 ロシアのフィギア関係者の間では「愛する羽生に近づきたいからではないか」ともっぱらの噂だという。

 平昌五輪の時、ライバルのザギトワが羽生とリンク上で抱き合ったときは、ものすごい形相で睨みつけていたそうだ。

 いい話だ。こうした国際カップルが誕生し、その子どもがリンクの上で華麗な花を咲かせる。だがひと言。ロシア人は、若いときは飛び切り美人だが、中年になると太る人が多い。そのことだけは頭に入れておいたほうがいい。

 やはり事件ものでは新潮に一日の長がある。新潟県で起きた大桃珠生(たまき・7歳)ちゃんを誘拐して殺害し、証拠隠滅のために、亡骸を線路に置き去りにするという残虐非道な事件の犯人として、小林遥(23)容疑者が逮捕された。

 小林は、捜査本部へ移送され、署内に入る時一瞬ニヤリとした表情が、テレビを見ていた視聴者の怒りを増幅させた。

 こういう事件でありがちな、高校を出て電気配線工事の会社にいたが、勤務態度はいたって真面目で、無断欠席は一度もなかったそうである。

 新潮によると、両親と姉、弟の5人暮らしで、近所では「おとなしくて真面目」だった。

 中学時代はロボットコンテストに夢中で、アニメオタクだったらしい。だが、捜査関係者によると、「彼はこれまで何回か検挙され、1月末には児童ポルノで書類送検されました。新潟のほか山形でも、児童がらみで摘発されていて、つい先月も別の子への青少年健全育成条例違反で書類送検されたばかりです」。社員旅行でも、他の社員が連れてきた女児にまとわりついていたという。

 この地域は、62年頃から家が建ち始め、新潟地震で液状化を免れたため家を失った人たちが越してきて住宅地になった。30年ぐらい前は「小針銀座」といわれたこともあったが、高齢者が多くなり、今では「年金通り」と呼ばれているそうだ。空き家も多く、無計画に宅地造成されたため、入り組んだ袋小路が多いという。

 そういうこともあり、逮捕までに1週間もかかったそうだが、先の捜査関係者がいっているように、最初から小林は行動確認の対象だった。

 こうした事件が起きると、必ず、性犯罪常習者をGPSで監視しろ、住民にそうした要注意人物がいることを知らせておくべきだという意見が出てくる。

 だが今でも日本は立派な超監視社会である。この上、プライバシーを警察に売り渡すのは、御免蒙りたい。

 今回も、事件後から小林がマークされ、防犯カメラの映像には小林のクルマが写っていて、逮捕に至った。事前に防げなかったのかという思いはわかるが、もし、あなたの数十メートル先に性犯罪者が住んでいるとわかったら、あなたはどうするのか?

 その人間の行動確認を毎日するのか、それともそこから引っ越すのか。日本のような村社会で、異物がいることがわかれば、その村はそれを村八分にするか、その村は崩壊する。そんな重苦しい気持ちになるなら、知らないほうがいい。私はそう思う。

 薬師寺というと、高校生の時、修学旅行で行ったことを思い出す。高田好胤が副住職の時だった。坊さんでこんなに面白い話の出来る人がいることに驚き、時を忘れて聞き入った。

 好胤の法話は「青空法話」と呼ばれていて、18年間続け、聞いた生徒は600万人以上といわれる。

 その後、高田は管主になったが、今週の新潮に出てくる管主は好胤さんとは比べ物にならない。

 このおっさん、16年に管主に就任した村上太胤(たいいん・71)。お相手の女性はクラウディア・カルディナーレを思い起こさせる独身美女(44)。勤めは銀座のクラブのようだ。

 知りおうたのは17、8年前だというが、3年前に村上に連絡したところ、何度もメールが来た。

 15年8月に大阪へ買い物旅行へ行くと伝えると、管主は前のめりになって、「ちなみにホテルは確保してます。いやでなければ人畜無害の私と一緒で」。ボルボのセダンで迎えに来たそうである。

 その後、バーやお茶屋を回って、ホテルで男女の関係になってしもうたそうだ。

 その後、村上の奥さんにも仲を知られるが、不倫関係はズルズルと続いていた。

 ここから急に、村上管主への直撃が始まるのだが、彼女はあまりのしつこさに嫌気がさしたのだろう。

 始めは「冗談でしょ」といっていたが、その後、観念したのか、インタビューに答えているが、これが高田好胤真っ青の面白さである。

――具体的なお手当てとかは。

太胤 そんなの払うわけがない。愛人なんて本当に思ったこともないし、あの、お店でね、「係りの、当番の女性や」としか。

――一般的にこれを何と呼びますかね。

太胤 まぁ飲み友達ぐらいの、という言い方は変ですかね。

――飲み友達と性行為するんですか、管主は。

太胤 何と言うのか。ちょっと言葉が(出ない)。

――これは不倫になりませんか。

太胤 相手の方が結婚していたら不倫なんでしょ。よくわかんないけど。

 毎回、避妊具は付けていないようだがと聞くと、

太胤 そういう時は、自分で外に出して処置しておりますから。

 彼女にいわせると、31回ほどHをしたが、時間は20分ほどで、事が済むといびきをかいて寝てしまうそうだ。

 薬師寺の管主にふさわしくない人物であることは間違いないようである。

 ところで、ノンフィクション作家の魚住昭が『現代ビジネス』で講談社の野間家をテーマにした連載を開始した。

 タイトルは『大衆は神である』。これまでありそうでなかった出版界の裏面史を、魚住が書くのである。

 実は、私も、魚住から頼まれて、私が知っている講談社について話をしている。彼は、社史『講談社が歩んだ五十年史』を編纂する際に関係者への聞き取りを行った膨大な速記録が残っていることを知り、すべて読んだそうだ。

 私も、以前ここで触れたように、講談社の一番よかった時代は戦中である。雑誌のシェアは8割だったといわれている。

 講談社の雑誌は、戦地にいる兵士たちへの慰問袋の中に必ず入っていた。

 大衆雑誌として、他を寄せ付けない圧倒的な人気があったのはもちろんだが、陸軍や海軍からの要請で、戦争を美化し、兵士たちの戦意を鼓舞する内容の雑誌も数多く出していたのである。

 戦争協力会社としての講談社は、戦後厳しく指弾された。一説には、GHQが講談社を戦犯会社に指定せず、その力を利用するために残したといわれる。講談社は生き残り、今日に至っているのである。

 その他にもいくつかあるが、魚住は「講談社にとって都合の良い話ばかりではありません。しかし、それもきちんと書いていきたいと思っています」と、『現代ビジネス』の連載前に語っている。

 第1回を読む限り、岩波書店や、夏目漱石など、明治から大正、昭和にかけての出版人や文人も多く登場する群像劇になるようだ。いいところに眼をつけたと思う。楽しみである。

 さて、現代は先週、中国人がビザを入手して国保を手に入れ、日本で手術や高額な薬を手に入れている実態があると報じた。今週はその2弾。

 今週は荒川区を取り上げている。荒川区の人口は約22万人。そのうち外国人は約8.8%の1万9,000人。

 そのうち中国人は3.2%の7,066人だそうだ。だが、最近では外国人の増え方が日本人より多いという。

 平成29年度の荒川区の出産育児一時金の支払いが、全体で264件なのに、そのうち外国人が105件もあったそうだ。

 それも中国人が61件。また、中国人の27件が、海外で出産し42万円をもらっているのである。

 いかにもおかしいが、海外出産でも、病院の出生証明書さえ出せば、払うのだという。

 こうしたことが、膨らみ続ける医療費をさらに膨らませ、崩壊に追い込まないか。早急に実態を調べるべきであるこというまでもない。

 今週の第1位は、文春の世界的スクープにあげたい。

 文春の巻頭特集は「夫カルロス・ゴーンは私の首を絞めた」と、ゴーンと30年夫婦だったリタ前夫人が激白している。

 ゴーン(64)といえば、日産自動車をV字回復させ、ルノーのCEOにまで上り詰めた、その世界では生きるレジェンドである。

 レバノン系ブラジル人のゴーンとレバノンで生まれ育ったリタが結婚したのは1985年。フランスのミシュラン・タイヤの研究開発室長だったゴーンが、南米ミシュランのCOOに就任した時だった。

 その後ルノーからヘッドハンティングされ、徹底したコストカットで利益を生み出し、99年に日産のCOOとして来日した。

 そんな夫を、リタは「カルロスはとても頭が良い反面、普通の感情が欠落しているような男性」だと評している。

 彼女も日本でレバノン料理店を開き、仲睦まじい夫婦だと思われていたが、内実はまったく違っていたというのである。

 リタの不信感が芽生えたのは10年の1月。夫はITが苦手だそうで、パソコンなどの不具合があった時は彼女が直していた。

 そんな時、「カルロスと女性の怪しげなメールを見つけてしまった……。夫は私の知らない米国人女性やドバイ在住の日本人女性、そして後に再婚するキャロルと“不倫”をしていたのです」。その上、夫の姉が「リタが精神病だという診断を出してもらうよう、リタの医師に相談しては」というメールを送っていたことも知ることになる。

 私にも経験がある。カミさんにパソコンを見られ、メールで某女との仲を知られたことがあった。絶対、カミさんに財布とパソコンは触らせてはいけない。

 だが、それ以前から夫婦仲は崩壊していたようである。05年にはブラジルで乗馬をしていた時、崖の近くで、夫が彼女の馬を脅し、落馬しかけたことがあったという。

 彼女が、メールを見た、不倫をしていたのねと告げると、夫は「お前は嘘つきだ。気が狂っている」と罵倒し、夫婦で飲んでいた睡眠剤を多めに飲むことを「促され」たという。

 どうやら強制的に飲まされたのではないようだが、昏睡状態になり、知り合いの医者が訪ねて来てくれて、救われたそうである。

 その後も、電話で優しい言葉をささやいたりする一方で、「君は自殺したいといつも言っている。部屋に弾の入った銃があるから、私や子どもに迷惑をかけずにいっそ人生を終わらせたらいい」と、いうことがあったという。

 夫婦仲が悪くなった真の原因が何なのか、読む限り詳らかではないが、外の世界で剛腕を見せつけ権力者への階段を上がっていくうちに、夫婦間の溝は大きく広がり、修復不能なところまでいってしまった。

 離婚を考えた夫人は、弁護士から録音を取るようにいわれた。それを夫に告げた時、「いつでもお前を滅ぼすことができるんだ」「早く殺すべきだった」とわめきながら彼女に襲いかかり首を絞めたという。

 12年には複数のクルマにつけ回され、事故で脇腹を骨折し、3カ月もの間安静にしていなければならなかった。

 その後、フランスで離婚の手続きが始まった。当然ながら、財産分与で揉めるが、何とか15年6月にフランスでの離婚が成立する。

 そしてゴーンは約1年後に、50歳のキャロルと再婚する。だが、ゴーンの故郷のブラジルでは、今年の3月に役所へ離婚申請したばかりだから、2人はまだ結婚状態にあり、重婚状態だとリタは主張する。

 それはともかく、ゴーンは、離婚が成立する前からさまざまなレセプションにキャロルを連れて行ったが、登録されていた名前は「リタ」だったそうである。

 世界でも指折りの大富豪の家庭内DVを赤裸々に語った前夫人の告白は、衝撃的なものだ。欧米のメディアなら、大々的に取り上げ真偽をゴーン自身に質すだろうが、日本のマスメディアはどうするのだろう。

 見て見ぬふりか。ゴーン側の弁護士は、ゴーンは品行方正で、長年にわたりリタに苦しめられてきた。彼女は精神的に不安定で妄想に取りつかれていて、どんな作り話でも平気でするといいながら、彼女の虚偽の告白をもとに記事を掲載すれば、法的措置を取らざるを得ないといっている。

 レバノンまで記者を飛ばした文春のスクープは、事実なら、世界のゴーンの信用を一気に失墜させるほど破壊力のあるものである。ゴーンはどう動くのか、それとも黙殺するのだろうか。注目である。

【巻末付録】

 現代もポストも気合が入っていないので、さらっとやる。現代は、「甦る『イエローキャブ』軍団 弾ける水着、大集合」。かとうれいこや雛形あきこか、懐かしいね。

「永岡怜子 神々しいヘアヌード」。袋とじは毎度おなじみ「覗かれた壇蜜」。

 ポストは、千本以上もAVに出た「千本女優 忘れられない最高のSEX」。「早見優 井上晴美」。もちろんヘア・ヌードではない。

 袋とじは「女性器を『整形』するオンナたち デザイナーズ・ヴァギナ」。よくわからん。見たい方は買ってください。

 というわけで今週は引き分け。
(文=元木昌彦)

『花のち晴れ』C5が地味な原因をDr.高須が検証! セレブ感があるのは平野紫耀と今田美桜だけ!?

【第63回】「高須幹弥センセイ、C5ってセレブっぽい顔してますか?」

 「C5」と呼ばれるスーパーセレブ男女5人が牛耳るセレブ高校・英徳学園を舞台に繰り広げられる青春ラブコメディ『花のち晴れ』(TBS系)。10年ほど前に旋風を巻き起こした『花より男子』(TBS系)のネクストシーズンということもあり、スタート前から大きな注目を集めていたが、いざ始まると「C5が『花男』に登場したF4に比べて地味」との声が後を絶たず、ガッカリしている視聴者は少なくない様子。高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥先生、なぜC5は「F4より地味」と言われてしまうのでしょうか?

■C5が地味と言われる原因は?

 お金持ちの男性はきれいな女性と結婚することが多いので、セレブ家庭の子どもは一般的に美男美女が多いです。色白の美肌で、あまり硬いものを食べないから、骨がそれほど発達せず、小顔で顎も小さめ。ガツガツしていない雰囲気もあると、セレブ感が漂っているように見えるでしょう。そこを踏まえて、C5メンバーそれぞれの顔から見ていきたいと思います。

 平野紫耀さんは、以前診断させていただいた通り、パーツ一つひとつが際立った顔立ちのイケメンです。濃いめの顔なので目立ちますし、プライドが高いお金持ちのお坊ちゃんという役柄にも合っていると思います。「表向きはカリスマリーダーだけど、本当はメンタルの弱いヘタレ男子」という設定のようですが、F4のような完璧なセレブのキャラクターでも雰囲気を出せたと思いますよ。

 濱田龍臣さんは、顔の横幅が広く、エラと頬骨の張ったホームベース型ですが、その割には顎先がそんなに長くないため、童顔っぽく見える輪郭をしています。目は大きいですが、タレ目で、位置も外側についているので離れて見え、童顔の印象をより強くしていますね。きれいな顔なのでセレブ感はありますが、F4やC5のようなくくりで象徴するほどのイケメンではないから、C5のイケメン平均値を下げていると思います。

 今田美桜さんは、黒目が100%近く見えていて目力がありますが、顔に凹凸がなく、頬はふっくら丸みを帯びているので童顔っぽく、今どきの若い女性にウケるかわいい顔立ちをしていると思います。中顔面が少し陥没してバランスが崩れているのが残念ですが、小顔で色も白く、肌もきれいなので、セレブ感はありますね。

 鈴木仁さんは、パーツのバランスがよく、イケメンなのですが、特徴的なパーツがなくてパッとしないんですよね。身長に対して顔が小さすぎるのも、よりインパクトを弱くしていると思います。モデルとしてはウケるでしょうが、俳優としては、印象が薄くて記憶に残りにくいタイプでしょう。また、顎が小さく、エラや頬骨も張っていないので、男らしさも感じません。おとなしそうで性格がよさそうに見えることから、セレブの御曹司としての雰囲気はありますが、C5のメンバーとしてはイマイチかなと思います。優等生役のほうが向いていると思いますよ。

 中田圭祐さんは、輪郭がゴツゴツしていて顔の彫も深く、目は二重で目力があり、鼻は全体的に横に広がって鼻根部が低く窪んでいるうえ、唇が厚くて口元が少し出ているという、典型的な東南アジア系の顔立ちですね。パーツの位置関係はいいので、それなりにイケメンではありますが、色が浅黒いためセレブ感はありません。ただ、ひとりくらい中田さんのような濃くてアクの強い顔立ちがいてもいいのかなとは思います。

■C5が地味なのはあえての構成!?

 かつてF4を演じた松本潤さん、小栗旬さん、阿部力さん、松田翔太さんの4人は、抜群のイケメンが揃っていたわけではありませんが、それぞれ顔に特徴があって、全体的なバランスも取れていました。演技力の素質もある人ばかりだったので、プライドが高くて性格が悪そうな雰囲気をうまく表現できていたことも、視聴者が入り込めた一因だと思います。

 対してC5は、童顔で、世間的にも子役のイメージが拭いきれていない濱田さんと、優しそうでインパクトのない鈴木さんがいることにより、学園を牛耳るほどの強さが欠けてしまっています。さらに、中田さんにセレブ感がないことから、平野さんと今田さんだけで“学園を牛耳るスーパーセレブ”感を維持しているのため、F4より見劣りして地味に感じてしまうのでしょう。

 視聴者的には『花より男子』をイメージして期待値が高かったため、落差が大きかったのだと思いますが、『花のち晴れ』は落ち目の英徳学園が舞台で、主人公も強がっているヘタレ男子と、設定もストーリーも違うので、あえてこのメンバーを選んだのかもしれませんね。だとしたら、比較されて地味扱いされてしまうのはちょっとかわいそうな気もします。

takasumikiya01高須幹弥(たかす・みきや)
美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
公式ブログ

『花のち晴れ』C5が地味な原因をDr.高須が検証! セレブ感があるのは平野紫耀と今田美桜だけ!?

【第63回】「高須幹弥センセイ、C5ってセレブっぽい顔してますか?」

 「C5」と呼ばれるスーパーセレブ男女5人が牛耳るセレブ高校・英徳学園を舞台に繰り広げられる青春ラブコメディ『花のち晴れ』(TBS系)。10年ほど前に旋風を巻き起こした『花より男子』(TBS系)のネクストシーズンということもあり、スタート前から大きな注目を集めていたが、いざ始まると「C5が『花男』に登場したF4に比べて地味」との声が後を絶たず、ガッカリしている視聴者は少なくない様子。高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥先生、なぜC5は「F4より地味」と言われてしまうのでしょうか?

■C5が地味と言われる原因は?

 お金持ちの男性はきれいな女性と結婚することが多いので、セレブ家庭の子どもは一般的に美男美女が多いです。色白の美肌で、あまり硬いものを食べないから、骨がそれほど発達せず、小顔で顎も小さめ。ガツガツしていない雰囲気もあると、セレブ感が漂っているように見えるでしょう。そこを踏まえて、C5メンバーそれぞれの顔から見ていきたいと思います。

 平野紫耀さんは、以前診断させていただいた通り、パーツ一つひとつが際立った顔立ちのイケメンです。濃いめの顔なので目立ちますし、プライドが高いお金持ちのお坊ちゃんという役柄にも合っていると思います。「表向きはカリスマリーダーだけど、本当はメンタルの弱いヘタレ男子」という設定のようですが、F4のような完璧なセレブのキャラクターでも雰囲気を出せたと思いますよ。

 濱田龍臣さんは、顔の横幅が広く、エラと頬骨の張ったホームベース型ですが、その割には顎先がそんなに長くないため、童顔っぽく見える輪郭をしています。目は大きいですが、タレ目で、位置も外側についているので離れて見え、童顔の印象をより強くしていますね。きれいな顔なのでセレブ感はありますが、F4やC5のようなくくりで象徴するほどのイケメンではないから、C5のイケメン平均値を下げていると思います。

 今田美桜さんは、黒目が100%近く見えていて目力がありますが、顔に凹凸がなく、頬はふっくら丸みを帯びているので童顔っぽく、今どきの若い女性にウケるかわいい顔立ちをしていると思います。中顔面が少し陥没してバランスが崩れているのが残念ですが、小顔で色も白く、肌もきれいなので、セレブ感はありますね。

 鈴木仁さんは、パーツのバランスがよく、イケメンなのですが、特徴的なパーツがなくてパッとしないんですよね。身長に対して顔が小さすぎるのも、よりインパクトを弱くしていると思います。モデルとしてはウケるでしょうが、俳優としては、印象が薄くて記憶に残りにくいタイプでしょう。また、顎が小さく、エラや頬骨も張っていないので、男らしさも感じません。おとなしそうで性格がよさそうに見えることから、セレブの御曹司としての雰囲気はありますが、C5のメンバーとしてはイマイチかなと思います。優等生役のほうが向いていると思いますよ。

 中田圭祐さんは、輪郭がゴツゴツしていて顔の彫も深く、目は二重で目力があり、鼻は全体的に横に広がって鼻根部が低く窪んでいるうえ、唇が厚くて口元が少し出ているという、典型的な東南アジア系の顔立ちですね。パーツの位置関係はいいので、それなりにイケメンではありますが、色が浅黒いためセレブ感はありません。ただ、ひとりくらい中田さんのような濃くてアクの強い顔立ちがいてもいいのかなとは思います。

■C5が地味なのはあえての構成!?

 かつてF4を演じた松本潤さん、小栗旬さん、阿部力さん、松田翔太さんの4人は、抜群のイケメンが揃っていたわけではありませんが、それぞれ顔に特徴があって、全体的なバランスも取れていました。演技力の素質もある人ばかりだったので、プライドが高くて性格が悪そうな雰囲気をうまく表現できていたことも、視聴者が入り込めた一因だと思います。

 対してC5は、童顔で、世間的にも子役のイメージが拭いきれていない濱田さんと、優しそうでインパクトのない鈴木さんがいることにより、学園を牛耳るほどの強さが欠けてしまっています。さらに、中田さんにセレブ感がないことから、平野さんと今田さんだけで“学園を牛耳るスーパーセレブ”感を維持しているのため、F4より見劣りして地味に感じてしまうのでしょう。

 視聴者的には『花より男子』をイメージして期待値が高かったため、落差が大きかったのだと思いますが、『花のち晴れ』は落ち目の英徳学園が舞台で、主人公も強がっているヘタレ男子と、設定もストーリーも違うので、あえてこのメンバーを選んだのかもしれませんね。だとしたら、比較されて地味扱いされてしまうのはちょっとかわいそうな気もします。

takasumikiya01高須幹弥(たかす・みきや)
美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
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テリー伊藤、西城秀樹さんの“ラブレター”エピソードを語り「デリカシーがない」と大炎上!?

 5月20日放送の『サンデー・ジャポン』(TBS系)にテリー伊藤が出演。16日に亡くなった西城秀樹さんとの思い出を語ったのだが、三浦(旧姓・山口)百恵とのエピソードに「それは言わないほうが良かったんじゃ……」と冷ややかな声が上がっている。

 古くから親交があったというテリーは、「初めて会ったのが僕が27歳、彼(西城さん)が21歳」と切り出し西城さんの話を語り始めた。当時はまだ無名ディレクターだったというテリーに対し、西城さんはこの頃からトップスター。しかし彼はテリーの演出が気に入ったようで、「今から飯食いにいこう」と気さくに誘ってくれたという。

 その後も西城さんが2011年に2回目で倒れたことを振り返りながら、「実は2回目の倒れた後にも、年間80カ所で(コンサートを)やってた」と思い出話を語るテリー。スーパースターの貴重なエピソードに、出演者も神妙な面持ちで耳を傾けていたのだが……。

「番組内でテリーは、還暦を迎えた後に西城さんと会った時の会話も披露。テリーは西城さんに『実はねテリーさん、山口百恵ちゃんが僕のこと好きだったんだよ』と、三浦百恵からラブレターを貰っていたと打ち明けられたそうです。そこでテリーが『すごいじゃないですか!? つきあったの?』と聞くと、西城さんは『あの頃女の子にそんなに気がなかったし、格好悪いと思って……』と答えたのだとか。西城さんが当時どれだけ人気があったのかを伝えるためのエピソードだったようですが、視聴者からは『それ話しちゃうのはデリカシーがない』『百恵さんに対する配慮が足りない』といった声が相次いでいました」(芸能ライター)

 昭和を代表する歌手“山口百恵”は、1980年に21歳の若さで引退。俳優の三浦友和と結婚し、現在は一般人として第2の人生を歩んでいる。

「以前からテレビ番組でのテリーの発言は、『デリカシーがない』などと指摘されがちでした。5月3日の『ビビット』(TBS系)では山口達也に関するTOKIOメンバーの記者会見が取り上げられたのですが、番組MCの国分太一の前で『長瀬君は音楽的な才能があるからソロで活動してもいいんじゃないか』と提案。この時もネット上では『国分の気持ちを考えてコメントして欲しい!』『ちょっと無神経すぎる』『記者会見ちゃんと聞いてたの?』といった声が相次ぎ炎上しています」(同)

 時たま“話し過ぎ”が批判されてしまうテリーだが、彼にしか語れない貴重なエピソードがあるのも事実。今後も炎上を恐れずに、さまざまな発言をして人々の注目を集めていただきたい。

『コンフィデンスマンJP』ついに視聴率微増がストップ! 低視聴率の要因は“ストーリーの使い回し”!?

 5月14日放送の『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)第6話「古代遺跡編」。

 ボクちゃん(東出昌大)が訪れた寂れたラーメン屋の夫婦は、地方再生のために計画されたふれあいモールの完成を心待ちにする。しかし2年後、店を再訪すると、計画は産業廃棄物処理場の建設に変更されていた。コンサルタントの斑井満(内村光良)が地方再生を謳い低価格で村の土地を買い、産業処理会社に転売したのだった。

 ダー子(長澤まさみ)たちは、ニセモノの遺跡を発掘させることで処理場の建設をストップさせようと目論む。しかし、元考古学研究者の父親のせいで苦労を強いられた息子の斑井は遺跡発掘そのものを憎んでいた。ダー子はそれを逆手に取り、斑井の父親が唱えた諸説が正しかったと歴史の捏造まで試みる。斑井は、処理場で得る利益と遺跡発掘の情熱との間で心が揺れ動くようになっていく。

 以上が6話のあらすじ。突飛な切り口はいつも通りであるが、今回は過去の回ほどワクワクした気持ちで見ることができなかった。SNS上の書き込みも、「回によって当たり外れがある」「自分には合わなかった」など厳しい意見も目立つ。今回は、その要因を探りながら、第6話を振り返りたい。

(これまでのレビューはこちらから)

■1話完結型の弱みだけに留まらぬ、本作のマンネリ化

 勿論、批判的な書き込みばかりではなく、好意的な書き込みも多々あった。内村光良が真面目に悪役を演じたことへの賞賛。レキシの楽曲「狩りから稲作へ」がBGMで流れ、アフロヘアのダー子たちがニセモノの土器を作る演出に笑った人も多かったようだ。

 脚本も高い水準を保っていた。産業廃棄物処理場を絶対悪として描かず、建設現場の人間がラーメン屋に集まり店の経営が潤うオチ。遺跡マニア達の情熱に触れた後、斑井が金に群がる女とイチャつく自分を、映し窓に見て我に返る場面。善悪というものを明言せずに視聴者に感じ取らせる、古沢良太の脚本はいい味を出していた。

 しかし、父親のようになりたくない息子が利益至上主義者となり、ダー子たちとの出会いで純粋さを取り戻す構図は第3話「美術商編」と似通っている。しかも石黒賢演じる美術商の方が『リーガルハイ』(同)の主人公・古美門(堺雅人)のように、弁もキャラも立っていて、強敵に見えた。

 全10話もあるのに展開の被りを指摘するのは酷ではあるが、毎話悪人を騙すという骨子が変えられぬ物語ゆえ、肉付けを変えなければ新鮮さが損なわれてしまう。同じ肉付けだとしても、第3話を上回るハラハラする展開と感動を第6話では見せてほしかった。

■平均視聴率2ケタは望み薄。その前に視聴率って必要な指標?

 良し悪しの感想以上に、シビアなのが視聴率。2話で7.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区平均。以下同)と落ち込んだが、3話9.1%、4話9.2%、5話9.3%と微増していただけに、6話の8.2%は手痛い数字であった。

 現在1話から6話までの平均視聴率が8.8%。全10話の平均視聴率を10.0%にするためには、7話から最終話までの各話、約11.8%ずつ出さなければならない。

 ところで、そもそも視聴率という指標になんの意味があるのか?

 テレビマンにとっては査定のようなモノであるが、我々一般視聴者にとってなんら影響を及ぼさない。それにもかかわらず、「面白いのに視聴率がともなわない」「もっとたくさんの人に見てほしい」と言う作品のファンがいる。テレビと視聴率の不思議である。

 これは推察にすぎないが、テレビは同じ時間に同じモノを見ている人がいる安心感を与えてくれるメディアだからなのだと思う。テレビはある意味お祭りと似ていて、大勢の人ごみの中を歩くだけでワクワクするもの。逆に閑散とした出店の通りを歩くと、余計に孤独を感じてしまう。そんな心境から出る言葉が、たくさんの人に見てほしいという期待なのかもしれない。

 今は小説も映画もネット番組も、自分の好きな時間に自由に見られる。テレビもネット配信でそうなりつつあるが、各家庭にブラウン管や液晶画面の箱が置かれている限り、テレビには寂しさを紛らわせる賑やかさが求められる。また、多種多様な楽しみがあるゆえに、自分の趣味趣向に自信を保つことは難しい。だからこそ、自分の好きな作品に対する「面白い」というネット上の評判や高視聴率には、視聴者の寂しさを打ち消し、自信を与える力がある。

 作り手には視聴率を気にせず面白い作品を作ってほしい。同時に視聴率もとってほしい。

 見る側のワガママな意見で、恐縮であるが……。

■第7話「家族編」の期待できる点と、不安なポイント

 家族がテーマで、古沢良太脚本であれば期待が持てる。彼の出世作といえば、山崎貴監督の映画『ALWAYS 三丁目の夕日』。昭和の家族を描いたこの作品は、30億円を超える興行収入を記録し、古沢良太自身は山崎監督とともに日本アカデミー賞最優秀脚本賞をつかみ取った。

 しかし、金持ち家族の遺産相続が絡むという方向性には不安を覚える。騙す標的が経済ヤクザというのも、第1話「ゴッドファーザー編」と被らないか心配だ。輪をかけて、近年のフジテレビは『モンテ・クリスト伯~華麗なる復讐~』『貴族探偵』『カインとアベル』など、富豪の家族が登場する物語で大コケを連発中なのも心配の一因だ。古沢良太というド真ん中ストレートを投げても結果を出せる本格派をマウンドに立たせながら、過去で失敗したリードを要求し続けるフジテレビの勇気には拍手を送りたい。キャスト・脚本・演出・美術やロケーションに至るまで高水準な作品だけに、各話の方向性の舵取りだけが悩ましい。

 第7話「家族編」を楽しみにしつつ、密かに古沢良太の朝ドラ登板にも期待をしたい。

(文=許婚亭ちん宝)

嵐・二宮和也『ブラックペアン』マンネリ感と粗い肉付け「でも面白い」という凄み

 今週もニノちゃまこと嵐・二宮和也がすこぶる愛らしかった日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)も第5話。視聴率は13.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、ほぼ横ばいです。最終回でようやく15%に届くかどうか、という感じですかね。正直、ニノの可愛げ以外に、あんまり伸びしろは感じません。

 というわけで、振り返りましょう。

前回のレビューはこちらから

 

■完全に『水戸黄門』とか『遠山の金さん』とか

 今回も基本的に、ほかの医者が失敗した手術を主人公・渡海(二宮)がリカバリーするという、いつもの展開。マンネリ感の漂う中、目新しさとして投入されたのが手術用ロボットの「ダーウィン」でした。

 このダーウィン、実際の医療現場でも使われている「ダヴィンチ」という手術支援ロボットなのだそうです。渡海たちが働く病院で、重病の女の子の手術をダーウィンで行うことになり、渡海は興味なさげな顔を見せつつ裏でしっかりダーウィンについて勉強したり、女の子に造血剤を投与したりして、失敗に備えます。案の定、ダーウィンによる手術は大失敗。渡海がババンと登場してササっと手術をこなし、一件落着となりました。

 もうこのドラマは『水戸黄門』とか『遠山の金さん』のように、お約束を楽しむ作品だと思ったほうがよさそうです。「なんだかんだあって、渡海が助ける」という以上の展開を期待すると、肩透かしを食らってしまう。5話目にして、ようやく楽しみ方がわかってきました。とにかく、本筋であるはずの「ブラックペアン」について、体内にペアンが残されたX線写真についての話が、まるで進まないんだもの。

 とはいえ、思い返してみれば、原作である『ブラックペアン1988』(講談社)は研修医の世良くん(竹内涼真)の心情描写に多くのページが割かれているわけで、主人公を世良くんから渡海先生に変更した時点で、1クールのドラマとしては、まったくエピソードが足りなくなることは自明なんですよね。そこで尺足しのために投入されたのがダーウィンだったわけですが、ものすごく、これは違和感があるマシンでした。原作タイトルから『1988』を外したのは、このためだったのでしょうけれども。

 

■じゃ、スナイプいる?

 私は医療についてなんの知識もない単なるどらまっ子ですので、このドラマから得た知識と理解だけで話を進めますけれども、「スナイプ」は最先端医療マシンとして登場したはずなんですよね。これまで開胸が必要だった手術も、スナイプならちょっと穴を開けるだけで心臓の中までいける。患者の負担も少なく、執刀医の技量にも左右されない。外科の未来を担うニューマシン。しかし劇中、そのニューマシンによる手術は失敗を繰り返し、渡海によるリカバリーがなければ何人も死んでいたことでしょう。

 そこで登場したダーウィンなんですが、特徴はこうです。これまで開胸が必要だった手術も、ダーウィンならちょっと穴を開けるだけで心臓の中まで行ける。患者の負担も少なく、執刀医の技量にも左右されない。外科の未来を担うニューマシン。しかも、機械なので人間より細かい作業ができる。

 まんまこれ、スナイプの超進化版というか、「4本腕のオートメーションスナイプ」というか、ダーウィンが世の中に存在するなら、スナイプっていらなくない? と思うんです。スナイプなら可能で、ダーウィンで不可能なことが想像できない。ここまでさんざん「外科の世界を変える」と喧伝してきたはずのスナイプが、完全に「ダーウィンの腕部分のおもちゃ」にしか見えなくなってしまう。

 原作は1988年の話で、当時の現実としてスナイプっぽいものはあっても、ダーウィンっぽいものはなかったのでしょう。作者の海堂尊さんはお医者さんでもあるので、そのへんのリアリティには注意を払っていたと想像します。

 その1988年の時点で“最先端”として登場したスナイプを2018年の現代劇であるドラマにそのまま持ってきて、さらに2018年の“最先端”であるダーウィンも登場させてしまう。自動車に例えれば、4話目まで『頭文字D』(講談社)でおなじみの藤原とうふ店のパンダトレノが「最先端の夢のマシン」だったのに、5話目から急に自動運転の電気自動車が出てきたようなものです。パソコンでいえば「PC-9801」とIntel Core i7搭載の「MacBookAir」が両方とも「最先端」と謳われている。ゲーム機ならゲームボーイとNintendo Switchが……といった具合です。

 何が言いたいかというと、それくらい『ブラックペアン』というドラマの肉付けはいい加減なので、マジメに考えながら見ていると頭が混乱するという話です。「なんだかんだあって、渡海が助ける」の「なんだかんだ」の部分は、あんまりちゃんと見ないほうがいいと思う。スナイプやダーウィンの設定のいい加減さに振り回されるように、それらを持ちこんでくる高階講師(小泉孝太郎)や西崎教授(市川猿之助)たちのキャラクターも右往左往して、なかなか人物像が見えてきません。彼らと真剣に向き合えば向き合うほど、「なんなんだよ!」とツッコミたくなってしまうこと請け合いです。

■でも面白いという豪腕ぶり

『ブラックペアン』のすごいところは、シナリオ的にそこまで粗いことをやっておきながら、毎回それなりにきっちり面白いということです。とにかく見せちゃう。見せ切っちゃう。

 今回も、ダーウィンのスペシャリストとして渡海たちの勤める東城大に乗り込んできた松岡さん(音尾琢真)がいい具合に憎たらしく、トラブルに陥ると、いい具合に狼狽えてくれる。アーム同士が干渉して動けなくなったダーウィンが巨躯を震わせて呻く様子を切り取った数秒のカットも、「暴走寸前の最先端マシン」という感じで、異様に怖い。年端もいかない重病の女の子に「高階先生は、干されたんだよ」などと言い放つ渡海は相変わらず猫背で素敵だし、どの場面でも、だいたい一番まともなことを言っているのに扱いがよくない関川先生(今野浩喜)も存在感を発揮している。ノースリーブのカトパンは今日もエロエロにエロい。

 端的に言って、画面が終始エモいのです。エモーションに満ちてる。ダーウィンの撮影には、本物のダヴィンチを借りてきたそうです。本物を借りてきておいて「ロボット手術」の信頼性を著しく損なうような描写を平気でやっちゃうあたり、狂気すら感じます。

 原作からエッセンスを拾いつつ、基本的には「死にそうな人を助ける」という“場面の強さ”を演出することに全力を注いでいるように見える『ブラックペアン』。あんまり深く考えずに、「今日も最後に渡海くんが助けるぞ!」という気持ちで最終話まで楽しみたいと思います。
(文=どらまっ子AKIちゃん)