フリーとなった大橋未歩と中村仁美、成功するのはどっち? テレビ関係者は「MCは大橋、ひな壇なら中村」

 昨年12月にテレビ東京を退社し、今年2月から芸能事務所「プントリネア」の所属となった大橋未歩。この5月からはTBS系『有田哲平の夢なら醒めないで』にアシスタントMCとしてレギュラー出演するなど、フリーアナウンサーとして本格的に活動を始めた。女子アナ事情に詳しい週刊誌記者は、こう話す。

「大橋さんが入った『プントリネア』には、元TBSアナで現在『NEWS23』(同)のキャスターを務める雨宮塔子さんも所属しているので、今後は報道番組への進出も狙っていると思います。ただ、テレ東時代からバラエティー能力の高さは誰もが知るところだったので、まずはバラエティー番組から始めていくことになりそうですね」

 大橋の約半年前にフリーになったのが、元フジテレビの中村仁美。中村は今年1月から芸能事務所「アミューズ」の所属となり、バラエティー番組などに出演中だ。

「いま中村さんは、『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)、『プレバト!!』(TBS系)、『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)など、古巣を含む各局のバラエティー番組に“お試し”で出演中です。局アナ時代から『クイズ!ヘキサゴンⅡ』(同)で島田紳助さんのアシスタントを担当するなど経験値も十分ですし、夫である、さまぁ~ず・大竹さんのネタもあるので、どの番組に出てもまったく不安はなさそうですね。でも、安定感がありすぎるがゆえに、ハプニング性が薄くて、すぐに飽きられてしまう可能性もあると思います」(同)

 ちなみに、大橋と中村は局こそ違うが、入社は同じ2002年。入社は同期で、フリーになったのもほぼ同時期となる。

「正直、大橋さんと中村さんは、これから“元局アナ”の枠を奪い合うことになると思います。制作サイドも『どっちが使えるのか』ということを見ながら、ブッキングしていると思いますよ」(番組制作会社関係者)

 では、大橋と中村、それぞれどんな番組で活躍しそうなのか?

「大橋さんは“ぶっちゃけトーク”もいいんですが、比較的落ち着きがある雰囲気なので、MC仕事に向いているでしょうね。今後の報道系へのシフトを本気で考えているのであれば、ひな壇系よりも、アシスタントMCなどをこなしていったほうがいいでしょう。一方、中村さんはMCというよりひな壇系。特に夫が有名人であるということが何よりも大きなメリットです。家庭のエピソードを話せば、単純に自分の話というだけでなく、“さまぁ~ず大竹の話”にもなるので、テレビ的にはかなりおいしい。制作サイドとしても、そのへんを狙ってブッキングしているのは間違いないです。主婦目線もあるので、ワイドショーなんかのコメンテーターもいいと思いますよ」(同)

 40歳手前になって、フリーアナとして第2の人生を歩みだした大橋未歩と中村仁美。新たなチャレンジが始まる。

元SMAP・香取慎吾「7時間は長い」!? 『7.2新しい別の窓』で不安視される“受け身姿勢”

 5月6日、元SMAPで、現在は「CULEN」に所属する稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の「新しい地図」による、月イチ放送のバラエティ番組『7.2新しい別の窓』がAbemaTVで放送された。

 3人が仲良く顔をそろえ、楽しそうに振る舞う姿は多くのファンを喜ばせたようで、放送中から、TwitterをはじめとしたSNSでは「男の子が『慎吾ちゃん!』って呼んで、慎吾ちゃんと自然と手を繋ぐ場面にほっこり」「ステージに立つと凄まじく輝いてびっくりした。やっぱりこれが本業なんだな」と大盛り上がり。

 また、番組終盤で行われた「芝居力NO.1決定戦!ななにー人狼ゲーム」も好評で、「人狼が慎吾ってわかった瞬間の吾郎さん、シビれたんですけど」「慎吾悪い顔するなぁ! 怖くて最高」と、好意的なコメントが溢れた。

 視聴者数は2.9m(=290万)と、当然ながら、この日のAbemaTVの放送の中で最高となり、次回、6月3日の放送への期待感を高めることにも成功したと解釈してよさそうだ。

 だが、今回の放送への芸能マスコミの反応は鈍かったよう。

「最大の注目ポイントは、ビートたけしの『オフィス北野』からの独立問題で一躍注目された、たけし軍団とのホンネトーク。3人も軍団も、独立の背後に、まだ明かしていない真実や、秘めた思いの一端でも垣間見えるのではと注目していましたが、3人はほとんど聞き役で、結局香取の、『大変な状況かと思いますが、何だか皆さん楽しそうですね。僕たちも3人でめちゃめちゃ話しました』とふわっとしたコメントにとどまり、積極的に企画に参加する姿勢が最後までみられませんでした。コーナー司会のカンニング竹山が、軍団のキケンな発言に“ピィーッ!”とホイッスルを吹いて盛り上げ、企画を成立させたものの、この番組内でやるべきものだったのか、疑問が残りましたね」(芸能記者)

 また、歌舞伎俳優・片岡愛之助との鉄板焼き店でのトークコーナーも、いまいち盛り上がりに欠けるものだった。

「5月6日の“(稲垣)ゴローの日”のお祝いとして、愛之助がなじみの店で3人をもてなすという企画なのですが、どっちがホストでゲストかわかりづらい状態に。3人からの質問はトークにつながらないことが多く、愛之助が逆に“3人はどうですか?”と発言を促したり、奥さんの藤原紀香の話を披露するなどして、必死に番組を盛り上げるシーンが目立ちました。恋愛話がいまだタブーで、結婚もしていない3人は、こういうときに話すべきエピソードが決定的に少ないのは仕方ないとしても、もう少しなんとかならなかったものか……。彼らのスター気質が、マイナスに出てしまったのでは」(テレビ雑誌記者)

 だが、「本当にそれでいいのか?」と議論を呼んだのは、フィナーレに歌われた番組テーマソング『72かのナニかの何?』だったようだ。

「テーマ曲でありながら、歌詞をきちんと覚えていないのがありありで、3人の目はカンペの文字を追うばかり。スタジオを移動しながらのパフォーマンスで、移動するポイントごとにカンペが用意されており、特に香取は露骨にカンペを探して移動するようなありさまでした。最後に、『やっぱり7時間は長いね』と感想を言っていましたが、他コーナーも含め、その取り組み方なら、そう思えても仕方がないのではというのが、正直な感想でしたね」(ワイドショー関係者)

 もともと3人のファンにとってはこれでいいのかもしれないが、新たなファンの獲得に至ったかというと、この内容では物足りないと言わざるを得ない。次回の放送では、3人がもっとノレるコーナーの厳選と、あとはもう少し、ヤル気をみせないと……。

不振の大河ドラマ『西郷どん』に“救世主”現る!? 二階堂ふみ登場で視聴率急上昇!

 視聴率が低迷するNHK大河ドラマ『西郷どん』(鈴木亮平主演/日曜午後8時~)に“救世主”が現れたかもしれない。

 同ドラマの視聴率は、第16話では11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)まで落ち込んだが、直近の第18話(13日放送)では14.4%まで回復したのだ。しかも、裏の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)が番組歴代3位タイとなる22.4%の高視聴率を記録しただけに、『西郷どん』の健闘ぶりが光った。

 同ドラマは、同話から、「奄美大島編」に突入した。スト―リー的には、月照(尾上菊之助)とともに、冬の錦江湾に身を投げた西郷吉之助(鈴木)は奇跡的に生き返る。だが、藩命により菊池源吾という仮の名で、ひそかに奄美大島に流される。そこで、龍家の当主・龍佐民(柄本明)の世話になるが、吉之助は絶望し、島人たちを容易に近づけない。そんな中、佐民の姪で、吉之助の世話をする、とぅまと呼ばれる娘・愛加那(二階堂ふみ)と出会い、心が変わっていく。後に、愛加那は吉之助の2番目の妻となる。

 当初、同ドラマは「薩摩言葉がわかりづらい」と視聴者から多くの声が寄せられたようだが、「奄美編」でも、標準語ではなく、「奄美言葉」を用いている。「薩摩言葉」より、さらに難解な「奄美言葉」は、なじみがない視聴者にはほとんど理解不能。そのため、字幕が付けられるという異例の事態となっている。このあたりは、島の情緒をより忠実に表現したいという脚本家(中園ミホ氏)の“こだわり”なのだろう。

 奄美は琉球に近く、沖縄出身の二階堂を「奄美編」のヒロインに起用したのは、絶妙のキャスティングといえそうで、彼女の演技力や南国系のルックス、「奄美言葉」も出色。視聴率も劇的に回復しただけに、二階堂は“救世主”といえるのかもしれない。

 同ドラマは、初回15.4%で大河史上ワースト2位の発進となったが、第2話以降、14~15%台で、安定した数字をキープしていた。ところが、4月1日のオンエアで、「特別編」が流され、本編が休止されたことをきっかけに視聴率が急降下。第15話で、主演の鈴木を支えてきた渡辺謙が演じる島津斉彬が死んだため、今後に暗い影が差していた。

「NHKは深夜に『西郷どん』の再放送をしたり、番宣を流したりで、視聴率回復に躍起になっていました。渡辺の出演シーンは第17話で終わりましたが、第18話から「奄美編」がスタートするとあって、視聴者の興味を引いたのではないでしょうか。そもそも二階堂が『数字を持っている』とは、あまり思えませんので、それだけの要因で数字が上がったとは言い切れないですね。ただ、この役は二階堂以外の若手女優では、なかなか演じきることはできないでしょうから、彼女の評価は高まりそうです」(テレビ誌関係者)

 視聴率が回復したといっても、まだ1回だけ。次の第19話(20日放送)で、再び下降するようでは意味がない。次回以降も高視聴率をマークしなければ先はない。物語ももちろんだが、極めて難解な「奄美言葉」が、その視聴動向にどう影響するか注目されるところ。
(文=田中七男)