菜々緒、主演ドラマ『Missデビル』が“爆死一直線”で日テレに絶縁状!?

 もしこのままズルズルと下がり続けたら……。

 5月12日に放送された菜々緒の主演ドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)第5回の平均視聴率が7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。同ドラマは初回平均視聴率9.6%以降、第2回8.1%、第3回8.8%、第4話6.8%と低空飛行を続けており、初回から大幅な“離脱者”が出てしまったようだ。

「5%を切ると打ち切りとなる可能性が出てくるだけに、ドラマ関係者は青ざめていました」(テレビ誌ライター)

 この状況に大激怒しているのが、当の菜々緒本人だという。前出のテレビ誌ライターが続ける。

「放送前には『私の代表作になると思う』と語っていただけに、相当ショックが大きいようです。菜々緒のハイキックが見どころの一つとなっていますが、現場では彼女のパンチラが見えまくり。そんなセクハラ同然の演出に耐え、スタッフの言われるままに“ドS”すぎるキャラを演じたあげく、商品価値が暴落したとあって、日テレに“絶縁状”を突き付ける構えだといいます」

 リストラなどを扱うために、視聴者からは「暗い」との声が上がっているが、「惨敗したのは、スタッフにも“問題”がある」と言って、日テレ関係者が耳打ちする。

「番組のPR担当者が制作担当者に対して、無用な口出しをしているのだとか。このPR担当者は以前にドラマの監督をしていた人物。監督としては“失格”と判断されたため外されたのですが、今でも上から目線で指示してくるので、現場スタッフが拒めない異様な空気になっているといいます」

 菜々緒の「代表作」どころか、「黒歴史」となってしまいそうな気配だ。

菜々緒、主演ドラマ『Missデビル』が“爆死一直線”で日テレに絶縁状!?

 もしこのままズルズルと下がり続けたら……。

 5月12日に放送された菜々緒の主演ドラマ『Missデビル 人事の悪魔・椿眞子』(日本テレビ系)第5回の平均視聴率が7.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)だったことがわかった。同ドラマは初回平均視聴率9.6%以降、第2回8.1%、第3回8.8%、第4話6.8%と低空飛行を続けており、初回から大幅な“離脱者”が出てしまったようだ。

「5%を切ると打ち切りとなる可能性が出てくるだけに、ドラマ関係者は青ざめていました」(テレビ誌ライター)

 この状況に大激怒しているのが、当の菜々緒本人だという。前出のテレビ誌ライターが続ける。

「放送前には『私の代表作になると思う』と語っていただけに、相当ショックが大きいようです。菜々緒のハイキックが見どころの一つとなっていますが、現場では彼女のパンチラが見えまくり。そんなセクハラ同然の演出に耐え、スタッフの言われるままに“ドS”すぎるキャラを演じたあげく、商品価値が暴落したとあって、日テレに“絶縁状”を突き付ける構えだといいます」

 リストラなどを扱うために、視聴者からは「暗い」との声が上がっているが、「惨敗したのは、スタッフにも“問題”がある」と言って、日テレ関係者が耳打ちする。

「番組のPR担当者が制作担当者に対して、無用な口出しをしているのだとか。このPR担当者は以前にドラマの監督をしていた人物。監督としては“失格”と判断されたため外されたのですが、今でも上から目線で指示してくるので、現場スタッフが拒めない異様な空気になっているといいます」

 菜々緒の「代表作」どころか、「黒歴史」となってしまいそうな気配だ。

『正義のセ』吉高由里子の“失敗しない推理力”がつまらない……今期「期待はずれドラマNO.1」なのに再び視聴率2ケタへ

 吉高由里子が主演するドラマ『正義のセ』の第6話が5月16日に放送され、平均視聴率は10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東平均)を記録。3週ぶりに2ケタ台に戻りました。

 正直、同ドラマの内容で2ケタを取れるのなら、『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)や『あなたには帰る家がある』『ブラックペアン』(ともにTBS系)など、放送中からネットで話題になっているドラマのほうがもっと良くてもいいはず(笑)。

 前置きからけなしてしまいましたが、早速第6話を振り返っていきましょう。

(これまでのレビューはこちらから)

■彼氏の次は大学時代の親友と対立!?

 検事の同期の結婚パーティーに出席した凜々子(吉高由里子)は、弁護士になった美咲(倉科カナ)と久しぶりに再会した。大学時代から親友という仲だったが、検事と弁護士という違う道を選んだ2人。久しぶりの再会に話は盛り上がり、パーティーのあと、凜々子は美咲を自宅に招き、お互いの近況を報告しあった。

 翌日、出勤した凜々子はオレオレ詐欺を担当することに。送致されてきた被疑者は、浅田謙人(岡山天音)という大学生で、彼は「軽いアルバイト感覚で、詐欺に加担しているとは知らなかった」と涙ながらに主張。凛々子に取り調べされている間、心底反省しているという態度を見せる。

 浅田が正直に話しているのか疑問を持つ凜々子。そんな中、浅田を担当する弁護士として、なんと美咲が現れた。美咲は浅田の釈放を要求してきたが、凜々子は浅田を釈放できる材料がないと拒否。美咲は弁護士として浅田の言い分を信じているため、真っ向から対立してしまう。

 美咲が帰った後、凜々子と相原は浅田の自宅へ行き、高価な鉄道グッズを見つける。さらに今度は浅田の通っている大学へ行くと、実は浅田が真面目な生徒ではなかったことがわかり、ますます浅田のオレオレ詐欺の関与を疑う凛々子。

 さらに翌日、浅田が逮捕されたことがネットの掲示板で噂になっていることがわかり、そこに書かれていた浅田の友人へ聞き取りしに行く。一方その頃、美咲もその友人に話を聞きに。すると、その友人や他の学生もオレオレ詐欺に関与している決定的な証拠を見つけ、これにより全員逮捕された。

 後日、学生たちがオレオレ詐欺の関与について自白したと浅田に伝えると浅田も自白。事件は無事解決し、浅田の件で対立していた美咲とも和解した、というのが6話の内容でした。

■親友の弁護士がアホ過ぎ

 今週は「弁護士の親友と対立。凜々子は友情を取るのか? それとも正義を取るのか?」というのが物語の裏テーマとなっていました。しかし、これがまったく面白くない。結果からいうと凜々子はどっちも取るんです。「じゃあ、裏テーマにすんなよ!」と本気で怒鳴りたくなる。大体、人間というのは、挫折や失敗を繰り返して成長するものですが、凜々子は成功しか経験していなくて、怖いほど当たる推理力を発揮し、百発百中で事件を解決。挫折といえば、プライベートで彼氏と別れたぐらい……。ずいぶん、都合がいいですよね~。

 これは原作にもいえるんですが、“主人公を格好良く描きすぎ”と感じています。『HERO』(フジテレビ系) では、木村拓也が演じる検事は被告が無実である事実を知り、自分のマイナス評価になるのを覚悟で裁判に負けるという話がありました。この話があったからこそ、面白かった。今回であれば、「被疑者の大学生は実は無実だったため凜々子が美咲に謝罪。また元の仲に」という風に、一度失敗を味わったほうが、凜々子に人間味を感じられるようになったかと思います。

 また、美咲のほうですが、こちらもキャラ設定がひどい。凜々子と同い年なので、若手弁護士なんですが、浅田の保釈を凜々子に要求する際、私情が入り過ぎて激怒するんです。いくら若手だからといっても、普通に考えてこんな弁護士いますか? そして、こんな私情が入りこじらせちゃう弁護士ひとりに刑事事件を任せる弁護士事務所って……。

 さすが、ご都合主義! 凜々子をヒーロー化するために、親友でさえも悪く描くとは、恐れ入りました。

■検事以外の描き方が甘い!

 被疑者の浅田は大学生。1回目の取り調べの際、「オレオレ詐欺とは知らなかった」と反省の態度をみせ、真面目な大学生と凜々子は思うのですが、大学に聞き取りに行くと、それが嘘だと発覚。しかし、その理由が「別の生徒に代返を頼んでいたから」というもの。安易過ぎる(笑)。それだけでほぼクロと見るのはおかしいです。そんなの普通の大学生でもみんなやっていますよ。筆者は別の大学に通う友人の代返だってしたことがあります(笑)。あまり言い方は良くありませんが、「代返」というのは大学生の常識です。

 同ドラマの脚本にかかわらず、原作でも言えるのですが、検事ものだからといって、検事については詳しく描かれているのですが、他の部分の下調べができていないのが玉に瑕。『あなたには帰る家がある』(TBS系)では、女性100人にアンケートを取りそれを参考にしているから、リアル感があって面白い。しかし、同ドラマはうわべだけで、「どうせドラマでしょ?」といった先入観を持って見てしまうため、つまらない。検事以外の細かい部分も詳しく調べて描けば、もう少し話は面白くなると思うのですが……。まあ、時間がないし、あと数話なので、時間がなくやらないでしょうし、視聴率は疑いたいほど良いのでするつもりもないでしょうね(笑)。

■「お仕事ドラマ」ってよりは「探偵ドラマ」になっている!

 これまで全話を見てきましたが、凜々子の推理部分が多く、いつの間にか「探偵ドラマ」に。これまで掲げていた「痛快お仕事ドラマ」というキャッチフレーズがまったくの無意味になっています。

 脚本家は一体何を参考に台本を書いているのでしょうか? 原作本、多分ですがパクリ具合からいって『HERO』は見ているでしょう。だた、本物の検事に焦点を当てたドキュメンタリーは見ていないのだろうなと感じました。

 なぜかと言うと、あまりにもデスクワークが少なすぎるからです。『HERO』ではよく現場や関係者に聞き込みに行っていましたが、ドキュメンタリーをみると、実はデスクワークの方が多く違いにびっくりします。原作は、デスクワークが少ないのかもしれませんが、それは小説だから。面白い部分を膨らませるために地味な部分は少なくしているのでしょう。しかし、「お仕事ドラマ」と言うのであれば、現実の検事の仕事内容と同じように描いてくれないと。推理(それも薄っぺらい)ばかりだと、推理ドラマの『相棒』『特捜9』(ともにテレビ朝日系)と違いがわかりません。いっそ『名検事・凜々子の事件簿』『検事局港南支部の女』という、どこかからパクってきたような題名に変えて、シリーズ化したほうがご長寿ドラマになっていいかもしれませんね。

 以上、6話のレビューでした。       

 次回は、保育園での事故がテーマ。予告を見る限り、相原が取り調べで男泣きということで、凜々子以外の人物にも見せ場があるようです。相原演じる安田顕は演技力に定評がありますから、これだけは期待してもよいかも!? ではでは、次回の放送も楽しみに待ちましょう!

(文=どらまっ子KOROちゃん)

『正義のセ』吉高由里子の“失敗しない推理力”がつまらない……今期「期待はずれドラマNO.1」なのに再び視聴率2ケタへ

 吉高由里子が主演するドラマ『正義のセ』の第6話が5月16日に放送され、平均視聴率は10.5%(ビデオリサーチ調べ、関東平均)を記録。3週ぶりに2ケタ台に戻りました。

 正直、同ドラマの内容で2ケタを取れるのなら、『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)や『あなたには帰る家がある』『ブラックペアン』(ともにTBS系)など、放送中からネットで話題になっているドラマのほうがもっと良くてもいいはず(笑)。

 前置きからけなしてしまいましたが、早速第6話を振り返っていきましょう。

(これまでのレビューはこちらから)

■彼氏の次は大学時代の親友と対立!?

 検事の同期の結婚パーティーに出席した凜々子(吉高由里子)は、弁護士になった美咲(倉科カナ)と久しぶりに再会した。大学時代から親友という仲だったが、検事と弁護士という違う道を選んだ2人。久しぶりの再会に話は盛り上がり、パーティーのあと、凜々子は美咲を自宅に招き、お互いの近況を報告しあった。

 翌日、出勤した凜々子はオレオレ詐欺を担当することに。送致されてきた被疑者は、浅田謙人(岡山天音)という大学生で、彼は「軽いアルバイト感覚で、詐欺に加担しているとは知らなかった」と涙ながらに主張。凛々子に取り調べされている間、心底反省しているという態度を見せる。

 浅田が正直に話しているのか疑問を持つ凜々子。そんな中、浅田を担当する弁護士として、なんと美咲が現れた。美咲は浅田の釈放を要求してきたが、凜々子は浅田を釈放できる材料がないと拒否。美咲は弁護士として浅田の言い分を信じているため、真っ向から対立してしまう。

 美咲が帰った後、凜々子と相原は浅田の自宅へ行き、高価な鉄道グッズを見つける。さらに今度は浅田の通っている大学へ行くと、実は浅田が真面目な生徒ではなかったことがわかり、ますます浅田のオレオレ詐欺の関与を疑う凛々子。

 さらに翌日、浅田が逮捕されたことがネットの掲示板で噂になっていることがわかり、そこに書かれていた浅田の友人へ聞き取りしに行く。一方その頃、美咲もその友人に話を聞きに。すると、その友人や他の学生もオレオレ詐欺に関与している決定的な証拠を見つけ、これにより全員逮捕された。

 後日、学生たちがオレオレ詐欺の関与について自白したと浅田に伝えると浅田も自白。事件は無事解決し、浅田の件で対立していた美咲とも和解した、というのが6話の内容でした。

■親友の弁護士がアホ過ぎ

 今週は「弁護士の親友と対立。凜々子は友情を取るのか? それとも正義を取るのか?」というのが物語の裏テーマとなっていました。しかし、これがまったく面白くない。結果からいうと凜々子はどっちも取るんです。「じゃあ、裏テーマにすんなよ!」と本気で怒鳴りたくなる。大体、人間というのは、挫折や失敗を繰り返して成長するものですが、凜々子は成功しか経験していなくて、怖いほど当たる推理力を発揮し、百発百中で事件を解決。挫折といえば、プライベートで彼氏と別れたぐらい……。ずいぶん、都合がいいですよね~。

 これは原作にもいえるんですが、“主人公を格好良く描きすぎ”と感じています。『HERO』(フジテレビ系) では、木村拓也が演じる検事は被告が無実である事実を知り、自分のマイナス評価になるのを覚悟で裁判に負けるという話がありました。この話があったからこそ、面白かった。今回であれば、「被疑者の大学生は実は無実だったため凜々子が美咲に謝罪。また元の仲に」という風に、一度失敗を味わったほうが、凜々子に人間味を感じられるようになったかと思います。

 また、美咲のほうですが、こちらもキャラ設定がひどい。凜々子と同い年なので、若手弁護士なんですが、浅田の保釈を凜々子に要求する際、私情が入り過ぎて激怒するんです。いくら若手だからといっても、普通に考えてこんな弁護士いますか? そして、こんな私情が入りこじらせちゃう弁護士ひとりに刑事事件を任せる弁護士事務所って……。

 さすが、ご都合主義! 凜々子をヒーロー化するために、親友でさえも悪く描くとは、恐れ入りました。

■検事以外の描き方が甘い!

 被疑者の浅田は大学生。1回目の取り調べの際、「オレオレ詐欺とは知らなかった」と反省の態度をみせ、真面目な大学生と凜々子は思うのですが、大学に聞き取りに行くと、それが嘘だと発覚。しかし、その理由が「別の生徒に代返を頼んでいたから」というもの。安易過ぎる(笑)。それだけでほぼクロと見るのはおかしいです。そんなの普通の大学生でもみんなやっていますよ。筆者は別の大学に通う友人の代返だってしたことがあります(笑)。あまり言い方は良くありませんが、「代返」というのは大学生の常識です。

 同ドラマの脚本にかかわらず、原作でも言えるのですが、検事ものだからといって、検事については詳しく描かれているのですが、他の部分の下調べができていないのが玉に瑕。『あなたには帰る家がある』(TBS系)では、女性100人にアンケートを取りそれを参考にしているから、リアル感があって面白い。しかし、同ドラマはうわべだけで、「どうせドラマでしょ?」といった先入観を持って見てしまうため、つまらない。検事以外の細かい部分も詳しく調べて描けば、もう少し話は面白くなると思うのですが……。まあ、時間がないし、あと数話なので、時間がなくやらないでしょうし、視聴率は疑いたいほど良いのでするつもりもないでしょうね(笑)。

■「お仕事ドラマ」ってよりは「探偵ドラマ」になっている!

 これまで全話を見てきましたが、凜々子の推理部分が多く、いつの間にか「探偵ドラマ」に。これまで掲げていた「痛快お仕事ドラマ」というキャッチフレーズがまったくの無意味になっています。

 脚本家は一体何を参考に台本を書いているのでしょうか? 原作本、多分ですがパクリ具合からいって『HERO』は見ているでしょう。だた、本物の検事に焦点を当てたドキュメンタリーは見ていないのだろうなと感じました。

 なぜかと言うと、あまりにもデスクワークが少なすぎるからです。『HERO』ではよく現場や関係者に聞き込みに行っていましたが、ドキュメンタリーをみると、実はデスクワークの方が多く違いにびっくりします。原作は、デスクワークが少ないのかもしれませんが、それは小説だから。面白い部分を膨らませるために地味な部分は少なくしているのでしょう。しかし、「お仕事ドラマ」と言うのであれば、現実の検事の仕事内容と同じように描いてくれないと。推理(それも薄っぺらい)ばかりだと、推理ドラマの『相棒』『特捜9』(ともにテレビ朝日系)と違いがわかりません。いっそ『名検事・凜々子の事件簿』『検事局港南支部の女』という、どこかからパクってきたような題名に変えて、シリーズ化したほうがご長寿ドラマになっていいかもしれませんね。

 以上、6話のレビューでした。       

 次回は、保育園での事故がテーマ。予告を見る限り、相原が取り調べで男泣きということで、凜々子以外の人物にも見せ場があるようです。相原演じる安田顕は演技力に定評がありますから、これだけは期待してもよいかも!? ではでは、次回の放送も楽しみに待ちましょう!

(文=どらまっ子KOROちゃん)

鈴木奈々の“空回り”がヤバすぎる!? 下ネタトーク全開→全カットの番組も……

 タレント・鈴木奈々のガッツが空回りしている。一部報道では、テレビ収録に臨む前から共演者にハイテンションで絡むため、鈴木を「楽屋挨拶NG」にするタレントが続出しているという。劇団ひとり、有吉弘行、坂上忍、バカリズムが鈴木の楽屋挨拶を拒否していると報じられた。

「まじめな性格が災いして、頑張りすぎる傾向にありますね。同じ事務所の小森純に代わって“おバカキャラ”としてモデル業界からテレビ番組に進出。なんでも口にするぶっちゃけキャラでブレークして、テレビに引っ張りだこになっていましたが、最近ではそれも飽きられてしまい、ぶっちゃけるネタがどんどんエスカレートしています」(芸能関係者)

 テレビ番組では、「アンダーヘアを脱毛した」と唐突に告白したり、「夫とはセックスレス状態にある」とカミングアウトしたりと、過激に私生活を切り売りして、話題を作ろうと必死になっている。

「最近、収録したテレビ番組でも下ネタを全開にして自らのセックス事情や胸の谷間について熱弁をふるっていたため、途中で『下品だ』と司会者にたしなめられ、結局、そのエピソードは丸々カットされるという事態も起こりました」(同)

 元気いっぱいのキャラで自ら「NGはないタレントです」と言い張る鈴木。テレビの制作サイドにとっては使い勝手がよいかもしれないが、お茶の間や共演者からすると、好き嫌いが分かれるタレントなのかもしれない。

フジテレビ「営業利益プラス」報道も、系列局は「御利益なし」の惨状続く……

 まだまだ下げ止まり感はなさそうだ。フジ・メディア・ホールディングスが10日、2018年度3月期の決算を発表、本業の収支となる営業利益が6期ぶりの増益(およそ4億5,600万円)で44億8,300万円に達したという。

 一方で番組制作費は76億円のコストカットを行い、スリム化を図った。発表会では、関係者から今後も節約を続ける意向が示されたというが、気になるのは視聴率がいまだ「下げ止まっていない」と発言したことだ。

 好調の日本テレビとの差は広がるばかりで、かといって制作費がカットされたままでは「いい番組が作れないのは当然のこと。簡素でパターン化させた番組しか製作できないのは目に見えている」(フジテレビ関係者)と厳しい声が聞かれる。

 今回の増益話も、系列の地方局は冷ややかな目で見ている。視聴率に関して地方では改善の兆しがあるとした点について、ある中堅系列地方局の編成マンは「まだまだ、フジテレビには足を引っ張られていますよ」と苦笑いする。

「例えば夕方の『プライムニュース イブニング』も話題性はあったが、それは出演者のスキャンダルの側面が大きく、視聴率に結びついていない。もともと同時間帯は他局よりも厳しい数字だったが、それをそのままローカルニュース枠に渡される格好が続いている。これを改善してもらわないとローカルだけ頑張ってもどうしようもない」(同)

 別の小規模系列局のスタッフも「いくらフジのバラエティ、ドラマの番宣をしても、そもそも見ている人口自体が減っている中、いくら煽っても一緒。スポンサーの獲得も相変わらず厳しいし、フジ系列というだけで敬遠される傾向は変わっていない。そうした構造的改革もやらないと今後も大きく改善されないのではないか」と明かす。

 まだまだ喜ぶには早いようだ。

「有村架純に似せるメイク」を披露、姉・有村藍里に見る“ブス”に悩んでしまう女の特徴

羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな有名人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。

<今回の有名人>
「さっきからモニターが気になって」有村藍里
『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系、5月16日)

 「拡大解釈」という言葉をご存じだろうか。その名のごとく、文意を自分の都合で広げ、ねじまげて解釈してしまうことを指す。例えば、職場の先輩に「ここを直しておいてね」と指示されたとする。多くの人は、そのまま実行するが、拡大解釈する人は「先輩にダメ出しされた」というふうにニュアンスを変えてしまう。

 女性にとって、一番身近な拡大解釈マターは、“ブス”ではないだろうか。男尊女卑傾向の強い国は、女性の美醜にうるさいと聞いたことがあるが、日本もそういった傾向があると言えるだろう。美をウリにする芸能人はもちろん、政治家、コメンテーターや作家、アスリートなど、人前に出る職業の女性は、美が本業ではないのにもかかわらず、美人もしくはブスかを取りざたされる。男性が女性の外見にうるさいことは言うまでもないが、女性でも「ブスとは友達になりたくない」と公言する人はいるし、ブスを攻撃対象にする人はいる(以前も書いたことがあるが、ブス嫌悪が強いのは、男性ではなく女性だと私は思っている)。

 ダニエル・S・ハマーメッシュの『美貌格差―生まれつき不平等の経済学』(東洋経済新報社)によると、美人とそうでない人の生涯賃金格差は2700万円だそうで、ブスであることは不幸とは言いきれないものの、不利に働くことはあると言えるだろう。

 ブスでいたくないという気持ちは、拡大解釈を起こさせるに十分な原因となるのではないか。世の女性は、美人とブス、そのどちらにも属さない「普通」の3種類に分けることができ、恐らく割合としては、普通の人が一番多いだろう。しかし女性の中には、自分がブスであることへの恐れが転じて、「美人と言われないのは、ブスということだ」と拡大解釈している人が多いように感じる。

■須田亜香里の試着エピソードは被害妄想的?

 5月16日放送の『有田哲平の夢なら醒めないで』(TBS系)は、「おブス女子の愚痴」として、タレント・有村藍里、SKE48・須田亜香里らが出演し、おブスであることによる苦しみを訴えた。カネが取れる外見だからこそ芸能人になれたので、彼女たちがブスであるはずがない。しかし、美人やブスというのは、結局は隣にいる人との比較なので、容姿レベルの高い集団に行くほど、劣等感を持ちやすくなる側面はあるだろう。

 しかしながら、やっぱり考え方が偏っているというか、拡大解釈もしくは被害妄想の気配も感じられるのである。同番組で須田は、洋服の試着を頼んだら、店員にドン引きされたことを「ブスだから」と説明していた。司会のくりぃむしちゅー・有田哲平、フリーアナウンサー・高橋真麻はそれぞれ「被害妄想強すぎ」「店員は、売り上げを上げることしか考えていないから、ブサイクだろうが、ブサイクでなかろうが関係ない」と須田の解釈が偏っていることを指摘していたが、私が興味深かったのは、須田の「SNSに載せたら見る人も多いのに、そんな扱いしていいんですか?」という発言だった。須田は、“自分は現役アイドルで影響力もある存在なので、一般人の何倍もいい接客を受けられるはず”と思っているのだろう。しかし、それがかなえられないのは“ブスだからだ”と関連付けたのではないだろうか。相手に対する要求が高すぎると、それがかなわなかったときに傷つき、その理由を探す。そして結果として、解釈を自分都合でねじ曲げ、被害妄想的になってしまう気がするのだ。

 また、女優・有村架純の姉である藍里も、思考回路に偏りを感じる。藍里は「架純に似るから」という理由で、鼻の下に縦線を入れるメイクをしているという。藍里は「遺伝子的にも、妹が私の中での可愛いの最上級。なれそうな位置」と妹に似せる理由を説明していたが、芸能界に“有村架純”は2人もいらないことを考えると、その行為に意味があるとは思えない。芸能界にはいろいろなタイプの美人が必要なのに、藍里は「美人とは有村架純のこと」と決めつけていないだろうか。彼女は、脳内に架純を棲まわせ、その架空の架純によって苦しめられているように感じられるのだ。有田は藍里を「普通に可愛いよ」と褒めていたが、藍里自身は、「架純より可愛い」と言われたい、架純に勝ちたいと、常に思っているような気がしてならない。

 同番組では、人気占い師のしいたけがゲストにアドバイスをするのが恒例で、藍里に「30歳からは逆転現象が起きる」といった具合に、“いい話”をしていた。しかし、それに対する藍里の感想は「さっきから、モニターが気になって」「ブスすぎる」。病的に悩む素振りを見せつつも、人の話を全然聞かないのも、ブスに悩んでる女性あるあるの1つだろう。それはさておき、バラエティという妹のいない世界でせっかくつかんだチャンス。ぜひ藍里には頑張ってほしい。

仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの」

Kis-My-Ft2・宮田俊哉がメンバーに怒り心頭!? 度を超えたイタズラに苦言

 5月16日深夜放送の『Kis-My-Ft2キスマイRadio』(文化放送)に藤ヶ谷太輔と宮田俊哉が登場。放送当日に32歳の誕生日を迎えたメンバーの横尾渉を祝福しながらも、誕生日前に横尾がやらかした“とある事件”について語った。

 「5月16日といえば、我らが横尾さんの32歳のお誕生日じゃないですか?」と切り出した藤ヶ谷。「32歳、こういうふうになってほしいなっていうのを一個ずつ言ってこうよ!」と言うと、「そうね~、俺いい?」と何か言いたげな様子の宮田。

 すると、「あの~、俺が大事にしていたスマホカバーを最近壊されたから、そういうイタズラやめてほしい。32歳になったら!」と、突如告白。イタズラの場には、ほかのメンバーも同席していたようで、現場を目撃していた藤ヶ谷が、その経緯を語った。

「横尾渉さんしか使えないっていうか、横尾渉さん用のステッカーを作ってくれたの、スタッフさんがね」と、“ステッカー”が事の発端であることを告白。「なんかライブの演出用っていうか」ということから、おそらく舞祭組の初ツアー『舞祭組村のわっと!驚く!第1笑』の際に作ったものと予想される。非売品だというこのステッカーに、横尾は「すごいコレ! コレください!」と、かなり喜んでいたんだそう。

 そして、横尾はその場にいた藤ヶ谷、宮田にステッカーを配ろうとしたが「俺はいらないです」(藤ヶ谷)「おい、もらっとけよ」(横尾)、「俺もいらないです」(宮田)「お前ももらっとけよ」(横尾)というおふざけで遊び、結局、誰もステッカーをもらわなかったんだとか。そして、横尾はその後、こっそり宮田のスマホの裏に横尾がステッカーを貼ったのだという。

 横尾の中では「おい、誰が貼ったんだよコレ!(笑)」(宮田)、「お前欲しいって言ってたじゃん」(横尾)という流れを生むための“ボケ”のつもりだったようだが、宮田のスマホカバーは、簡単には購入できない限定モノ。そのため、宮田が慌ててステッカーを剥がしにかかったところ、カバーのプリントも一緒にバリっと剥がれてしまったんだそう。

 テンションが下がってしまった宮田は、「横尾さんこれ見て! もうこれ、限定で(買え)ないんだけど!」と被害を訴えたが、大ごとになると思っていなかった横尾はバツが悪いのか、謝るに謝れない状況になってしまったのだとか。藤ヶ谷はそんな2人を「どうするのかな?」と心配で見ていたそうだが、ほかのメンバーがいなくなった隙に横尾が「さっきはごめん」と謝っている姿を目撃していたことを報告したのだった。

 そんな横尾のことを宮田は「みんないたから(ごめんって)言えなかったんだよね。きっとね」と理解している様子。もしかしたら、ステッカーを貼るのが限定モノのスマホカバーではなく、別の場所だったら笑い話になっていたかも? 今後は、ぜひ喜ばせる方のサプライズでメンバーを楽しませてくれることを期待したい。
(華山いの)

セクハラを受けたらどうする? 「セクハラ罪」はなくても、出来ることはたくさんある。

 佐藤正子(@SATOMasako)です。こんにちは。

 2カ月ぶりの登場になってしまいました。4月は進学・進級の季節でしたね。子どもが通っている保育所の担任の先生が転勤されて、親子ともどもすっかりナーバスになっていました。4月当初から熱を出した子どもを看病しているうちに、怒濤のGW前の進行となって、あっという間に4月が終わりました。

 その間、セクシュアルハラスメントなどの性犯罪が世間を賑わせていました。福田淳一元財務事務次官によるセクハラによる懲戒、元TOKIOの山口達也氏の強制わいせつ事件(処分はしないことで終了したようです)……昨年の秋頃からこうした性暴力に関する話題が事欠きません。

 現在、麻生太郎財務相の「セクハラ罪っていう罪はない」という発言が注目されています。そこで今回はセクハラ、特に職場においてのセクハラについて取り上げます。

セクハラが刑事事件になることもある
 そもそもセクハラとはなんでしょうか。厚生労働省は男女雇用機会均等法における「職場におけるセクシュアルハラスメント」を以下のように説明しています。

 職場におけるセクシユアルハラスメントは、「職場」において行われる、「労働者」の意に反する「性的な言動」に対する労働者の対応により労働条件について不利益を受けたり、性的な言動により就業環境が害されることです。

 つまり「性的な言動」によって職場の環境が悪化したり、それへの対応で被害者も問題を起こしたとみなされ、それにより評価が下がることなどを職場における「セクハラ」としているわけです。

 なお、セクハラは男性が加害者で、女が被害者というケースだけではなく、両方が加害者/被害者になりますし、同性同士でも十分起こります。女性上司が男性部下に行うこともあれば、女性同士、男性同士でもありえます。

  ここではあまり言葉のひとつひとつに立ち入りませんが、取引先との飲食の場であっても職務の延長と考えられるものは「職場」にあたります。福田元事務次官にセクハラを受けたことを告発した女性社員は、社外と思われる場所で、数々のセクハラにあたるだろう発言を浴びせられていました。公表されている音声データには、女性社員が財務省と森友学園などについて福田元事務次官に質問している様子が収められていましたので、「職場」と考えられるものだと思います。

 また、性的な言動には、言葉だけではなく、ふるまいも含まれます。先ほどの厚労省の資料にもあるとおり、セクハラの内容によっては強制わいせつ罪や強制性交等罪(以前の強姦罪)に問われることもあります。たとえば職場で強制的に性交されたとしましょう。これはれっきとしたセクハラであり、強制性交等罪という犯罪です。つまり、セクハラ罪という法律はなくても、セクハラが刑事事件になることがあるわけです。いやがる人に無理にキスをしたとしても、強制わいせつにあたる可能性がありますので、セクハラというだけで軽いと受け止められることは間違いです。

 一方、性的な発言で嫌な思いをさせることを罪とするような、「セクハラ罪」を新しく作るのがよいのかどうか、今のところ私はあまり積極的には考えていません。言った人は長期間逮捕され、場合によっては裁判を受けることになりますし、立証するために証拠を集めるということは、監視社会を加速化させることも予想されるからです。それは、みなが求める社会なのでしょうか? 職場で常にカメラやICレコーダーがまわっていて、誰がなにをして、なにを言っていたか録音録画されている方がよいのでしょうか?

 気軽に「言われたことはセクハラですからやめてください」と言えるような職場の方がよくないですか? セクハラが起こりにくい社会作りと監視社会はあまり相性がよくない気がします。

セクハラを受けたらなにが出来る?
 では、セクハラを受けた場合、どうすればよいのでしょうか。

 私が弁護士として相談を受けた場合、適切な手段をいくつか提示し、相談者に決めてもらうことになります。必ず裁判をするわけではありません。

 相手に内容証明郵便などを送り、交渉で謝罪や慰謝料を受け取ることもあります。その際に、必要がありそうなら、精神科の受診などを勧めることもあります。弁護士へ相談する前にすでに受診している場合もありますが、その通院費用も請求可能です。ですから、受診するならかならず領収書や明細書を残しておいてください。病名がつくなら診断書を取ってきてもらうと、慰謝料を増やす証拠として使用できることもあります。費用がかかるので、必要かどうかは弁護士に相談してから書いてもらうことを勧めます。

 また、会社には、セクハラがあってはならないとする方針を立て、周知する義務がありますし、苦情窓口をあらかじめ決め、適切な対応をしなければなりません。セクハラを防止する対策をなにもしていないなどの過失があれば、会社に謝罪や慰謝料の請求ができるときがありますし、また、配置換えなどもその際に交渉できます。

 交渉で解決しない場合は、裁判所で解決を求めることもできます。裁判所は裁判だけをしている場所ではなく、様々な制度が用意されています。例えば、労働審判という制度を利用すると、裁判官に加えて会社側・労働者側双方の一般人(秘密は守られます)が助言などを行い、解決への手段を検討してくれます。原則3回までしか行われませんので、裁判するより比較的短期間で解決が望めます。審判の場には、相談者が依頼した弁護士が立会いますし、打ち合わせ等で弁護士が適宜アドバイスしていくことにもなります。労働審判は非公開で行われるものですので、自身が受けたセクハラの内容などが関係者以外に知られるという心配はありません。

 もちろん裁判することもできます。裁判は公開ですが、実際には、相談者の話を聞いた弁護士が書類を作成し、弁護士はそれをもって裁判所に行くだけなので、相談者のプライバシーは守られています。なお、セクハラ内容なども書かれている書類を公開の裁判所で読み上げることはほとんどありません。尋問ということになれば相談者が裁判所に行かなければなりませんが、尋問が行われるまでに合意ができて解決すれば行く必要はないということもあります。

 強制わいせつなどの罪にあたる可能性がある場合は、刑事事件として警察へ告訴することも考えられます。上記の交渉や裁判所での解決とはまた別の手続ですが、両方行うこともあります。

大切なのはセクハラが起こらないこと
 確かに日本には「セクハラ罪」という罪はありませんが、いま述べたように、様々な形でセクハラ加害者に対して謝罪や慰謝料を請求することが可能です。

 セクハラを、毎日、あるいはしょっちゅう行く場所である職場で受けたときのストレス度はたいへん高いものだと思います。セクハラ被害に対して、どうするか決めるのはもちろん被害に遭った人です。これから毎日セクハラを受けることになるのか、セクハラ被害を訴えた上司がまともに取り合ってくれるのか、職場がぎくしゃくしてしまうのではないか……などの不安も覚えるかもしれません。被害を受けたことだけでなく、様々な負担がかかるわけで、その告発には相当なハードルがあります。たとえ様々な手段で請求できるといってもそのことに変わりはありません。

 大切なことは、セクハラが起こらないことであり、セクハラしないことです。職場の啓発活動に弁護士として私が講師をしたこともありますが、そういうときに男女問わず、積極的に参加してもらえるととてもありがたいです。 被害者が泣き寝入りしたいためにも、そして加害者にもならないために。

セクハラを受けたらどうする? 「セクハラ罪」はなくても、出来ることはたくさんある。

 佐藤正子(@SATOMasako)です。こんにちは。

 2カ月ぶりの登場になってしまいました。4月は進学・進級の季節でしたね。子どもが通っている保育所の担任の先生が転勤されて、親子ともどもすっかりナーバスになっていました。4月当初から熱を出した子どもを看病しているうちに、怒濤のGW前の進行となって、あっという間に4月が終わりました。

 その間、セクシュアルハラスメントなどの性犯罪が世間を賑わせていました。福田淳一元財務事務次官によるセクハラによる懲戒、元TOKIOの山口達也氏の強制わいせつ事件(処分はしないことで終了したようです)……昨年の秋頃からこうした性暴力に関する話題が事欠きません。

 現在、麻生太郎財務相の「セクハラ罪っていう罪はない」という発言が注目されています。そこで今回はセクハラ、特に職場においてのセクハラについて取り上げます。

セクハラが刑事事件になることもある
 そもそもセクハラとはなんでしょうか。厚生労働省は男女雇用機会均等法における「職場におけるセクシュアルハラスメント」を以下のように説明しています。

 職場におけるセクシユアルハラスメントは、「職場」において行われる、「労働者」の意に反する「性的な言動」に対する労働者の対応により労働条件について不利益を受けたり、性的な言動により就業環境が害されることです。

 つまり「性的な言動」によって職場の環境が悪化したり、それへの対応で被害者も問題を起こしたとみなされ、それにより評価が下がることなどを職場における「セクハラ」としているわけです。

 なお、セクハラは男性が加害者で、女が被害者というケースだけではなく、両方が加害者/被害者になりますし、同性同士でも十分起こります。女性上司が男性部下に行うこともあれば、女性同士、男性同士でもありえます。

  ここではあまり言葉のひとつひとつに立ち入りませんが、取引先との飲食の場であっても職務の延長と考えられるものは「職場」にあたります。福田元事務次官にセクハラを受けたことを告発した女性社員は、社外と思われる場所で、数々のセクハラにあたるだろう発言を浴びせられていました。公表されている音声データには、女性社員が財務省と森友学園などについて福田元事務次官に質問している様子が収められていましたので、「職場」と考えられるものだと思います。

 また、性的な言動には、言葉だけではなく、ふるまいも含まれます。先ほどの厚労省の資料にもあるとおり、セクハラの内容によっては強制わいせつ罪や強制性交等罪(以前の強姦罪)に問われることもあります。たとえば職場で強制的に性交されたとしましょう。これはれっきとしたセクハラであり、強制性交等罪という犯罪です。つまり、セクハラ罪という法律はなくても、セクハラが刑事事件になることがあるわけです。いやがる人に無理にキスをしたとしても、強制わいせつにあたる可能性がありますので、セクハラというだけで軽いと受け止められることは間違いです。

 一方、性的な発言で嫌な思いをさせることを罪とするような、「セクハラ罪」を新しく作るのがよいのかどうか、今のところ私はあまり積極的には考えていません。言った人は長期間逮捕され、場合によっては裁判を受けることになりますし、立証するために証拠を集めるということは、監視社会を加速化させることも予想されるからです。それは、みなが求める社会なのでしょうか? 職場で常にカメラやICレコーダーがまわっていて、誰がなにをして、なにを言っていたか録音録画されている方がよいのでしょうか?

 気軽に「言われたことはセクハラですからやめてください」と言えるような職場の方がよくないですか? セクハラが起こりにくい社会作りと監視社会はあまり相性がよくない気がします。

セクハラを受けたらなにが出来る?
 では、セクハラを受けた場合、どうすればよいのでしょうか。

 私が弁護士として相談を受けた場合、適切な手段をいくつか提示し、相談者に決めてもらうことになります。必ず裁判をするわけではありません。

 相手に内容証明郵便などを送り、交渉で謝罪や慰謝料を受け取ることもあります。その際に、必要がありそうなら、精神科の受診などを勧めることもあります。弁護士へ相談する前にすでに受診している場合もありますが、その通院費用も請求可能です。ですから、受診するならかならず領収書や明細書を残しておいてください。病名がつくなら診断書を取ってきてもらうと、慰謝料を増やす証拠として使用できることもあります。費用がかかるので、必要かどうかは弁護士に相談してから書いてもらうことを勧めます。

 また、会社には、セクハラがあってはならないとする方針を立て、周知する義務がありますし、苦情窓口をあらかじめ決め、適切な対応をしなければなりません。セクハラを防止する対策をなにもしていないなどの過失があれば、会社に謝罪や慰謝料の請求ができるときがありますし、また、配置換えなどもその際に交渉できます。

 交渉で解決しない場合は、裁判所で解決を求めることもできます。裁判所は裁判だけをしている場所ではなく、様々な制度が用意されています。例えば、労働審判という制度を利用すると、裁判官に加えて会社側・労働者側双方の一般人(秘密は守られます)が助言などを行い、解決への手段を検討してくれます。原則3回までしか行われませんので、裁判するより比較的短期間で解決が望めます。審判の場には、相談者が依頼した弁護士が立会いますし、打ち合わせ等で弁護士が適宜アドバイスしていくことにもなります。労働審判は非公開で行われるものですので、自身が受けたセクハラの内容などが関係者以外に知られるという心配はありません。

 もちろん裁判することもできます。裁判は公開ですが、実際には、相談者の話を聞いた弁護士が書類を作成し、弁護士はそれをもって裁判所に行くだけなので、相談者のプライバシーは守られています。なお、セクハラ内容なども書かれている書類を公開の裁判所で読み上げることはほとんどありません。尋問ということになれば相談者が裁判所に行かなければなりませんが、尋問が行われるまでに合意ができて解決すれば行く必要はないということもあります。

 強制わいせつなどの罪にあたる可能性がある場合は、刑事事件として警察へ告訴することも考えられます。上記の交渉や裁判所での解決とはまた別の手続ですが、両方行うこともあります。

大切なのはセクハラが起こらないこと
 確かに日本には「セクハラ罪」という罪はありませんが、いま述べたように、様々な形でセクハラ加害者に対して謝罪や慰謝料を請求することが可能です。

 セクハラを、毎日、あるいはしょっちゅう行く場所である職場で受けたときのストレス度はたいへん高いものだと思います。セクハラ被害に対して、どうするか決めるのはもちろん被害に遭った人です。これから毎日セクハラを受けることになるのか、セクハラ被害を訴えた上司がまともに取り合ってくれるのか、職場がぎくしゃくしてしまうのではないか……などの不安も覚えるかもしれません。被害を受けたことだけでなく、様々な負担がかかるわけで、その告発には相当なハードルがあります。たとえ様々な手段で請求できるといってもそのことに変わりはありません。

 大切なことは、セクハラが起こらないことであり、セクハラしないことです。職場の啓発活動に弁護士として私が講師をしたこともありますが、そういうときに男女問わず、積極的に参加してもらえるととてもありがたいです。 被害者が泣き寝入りしたいためにも、そして加害者にもならないために。