人気女優のCMで好感度の高い優良企業の不祥事!! 日本企業の隠蔽体質を暴く『サムライと愚か者』

 神々のたそがれならぬ、日本企業のたそがれなのか。人気女優・宮崎あおいが2007年からCMキャラクターを務めている「オリンパス社」。国内ではカメラの老舗ブランドとして有名だが、内視鏡分野では世界シェアの75%を占める世界的な光学機器メーカーである。ギリシア神話の舞台となったオリンポス山を社名の由来とするオリンパス社が、国際ニュースを騒がしたのは11年に発覚した「オリンパス損失隠蔽事件」だった。オリンパス社が大量のCMを出稿するクラアントであることから、国内の大手メディアはオリンパス社が1,200億円もの損失を隠してきたこの事件を報じることに躊躇した。ドキュメンタリー映画『サムライと愚か者 オリンパス事件の全貌』は、15年に英国の国営放送BBCをはじめ、欧州各国でテレビ放映されて大きな反響を呼び、ようやく国内でも劇場公開されることになった。日本企業特有の隠蔽体質、組織のトップに対する忖度、外国人社長とのコミュニケーション不全……。海外生活の長い山本兵衛監督に、本作の製作事情とオリンパス事件が抱える特異性について語ってもらった。

 山本兵衛監督はニューヨーク大学映画製作科を卒業後、米国の映画配給会社で働くなどしながら、短編映画を各国の映画祭に出品してきた。今回の『サムライと愚か者』が長編デビュー作となる。かつて松竹を解任された苦い経験を持つ奥山和由プロデューサーはオリンパス社から解任されたマイケル・ウッドフォード元社長の告発本『解任』(早川書房)に感銘を受け、オリンパス事件をベースにした映画はできないかと山本監督に打診したのが12年。17年間に及ぶ海外生活の中で文化的価値観の相違を痛感してきた自分なら、日本人側の視点、国際的な視点の両面からこの事件を捉えることができると快諾したという。

山本「オリンパス社で初の外国人社長に抜擢された英国人のマイケル・ウッドフォード氏ですが、不可解な会計処理に気づき、真相を究明しようとしたところ、解任されてしまいました。事件の発覚後、再来日したウッドフォード氏がオリンパス社の内情を語る形で、事件を検証していく構成にしています。奥山プロデューサーから企画を打診され、より多くの出資を募るため、アムステルダムのドキュメンタリー映画祭の企画マーケットに出品したところ、BBCが興味を示し、欧州各国のテレビ局も出資してくれることになったんです。それもあって、まず英国、その後ドイツ、フランス、デンマーク、スウェーデンでも放映されました。欧州ではかなりの反響があり、日本でも公開することになったのですが、中には『世界的に知られる日本の優良企業の恥部を、どうしてさらすようなことをするんだ』と思う方もいるかもしれません。でも今回のオリンパス事件は、時代の変換期を迎えた日本社会が抱える様々な問題の縮図であるように、僕には思えるんです」

 11年7月、オリンパス事件を最初にスクープしたのは月刊誌「FACTA」(ファクタ出版)だった。出版取次を通さない会員向けの総合情報誌「FACTA」誌上で、記者クラブには所属しないフリージャーナリストである山口義正記者が怪しい企業買収を重ねるオリンパス社の不正を訴えた。同年4月にオリンパス社の社長に就任したばかりだったウッドフォード氏はこの記事に驚き、前社長である菊川剛会長(当時)に疑惑の解明を要求したところ、菊川会長を中心とする役員会(ウッドフォード氏以外は全員日本人)で一方的に解任されてしまう。この解任劇とウッドフォード氏によるオリンパス社の不正告発を海外のメディアは大々的に報道したが、日本の大手メディアがこの事件を取り上げるまでには相当の時間差を生じた。

山本「日本の企業文化の独自性を題材にしたドキュメンタリーになっていますが、オリンパス事件を追求しなかった日本のメディアもおかしな状況ではないでしょうか。世界で起きた重大ニュースを、日本のメディアは海の向こうで起きたローカルニュースのように扱う。例えば、米国パークランドの高校で起きた銃乱射事件の後、高校生たちが銃規制を訴えてワシントンでデモ行進したニュースを、日本のニュース番組では『歌手のレディ・ガガさんも参加しました』と芸能ニュース扱いで報じていました。海外の常識では考えらえないことが、今の日本のメディアでは当たり前になっています。日本のテレビ局はNHKニュースをまずチェックし、特オチしていないかを確認することが基本になっている。オリンパス事件の本筋からは離れてしまうので編集段階でカットしたんですが、国内メディアの姿勢にも大きな疑問を感じます。情報源の機嫌をそこねるようなニュースは出さない日本の既成メディアからは、本当の意味でのスクープは生まれません。今、世界では何が重大なニュースとなっているのか、報道されているニュースは正しいのか、そして報道されていないニュースは何かを知ることは、とても重要なことだと思います」

■オリンパス社の粉飾決算は氷山の一角に過ぎない!?

 本作のタイトルとなっている『サムライと愚か者』は、オリンパス社を解任されたウッドフォード氏の発言であり、山口記者の著書『サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件』(講談社)からとったものだ。バブル時代に財政難に陥ったオリンパス社は長年にわたって粉飾決算を続け、ウッドフォード氏は本社の裏事情を知らないまま菊川会長によって新社長に抜擢された。菊川会長はCEOとして実権を握り続け、お飾りとしてウッドフォード氏は社長に祭り上げられた格好だった。疑惑を知り、説明を要求したウッドフォード氏は菊川会長と財務担当の森久志副社長(当時)とのランチミーティングの場を与えられるが、菊川会長と森副社長の前には豪華な寿司が用意され、ウッドフォード氏の前にはキオスクで売っているようなツナサンドが置かれたという屈辱を味わっている。日本社会ならではの“空気を読む”“忖度する”といった見えない壁に阻まれ、ウッドフォード氏は社内改革を実行できないまま、英国に帰国した。会社を守ろうとしたサムライは、一体どちらだったのか?

山本「今回のオリンパス事件で海外の人たちが驚いているのは、不正を働き、そのことをずっと隠してきたオリンパス社の役員たちが私腹は肥やしてなかったということなんです。ウッドフォード氏は会社の過ちを正そうとした自身やサポートしてくれた一部の社員たちをサムライ、今回の解任劇を黙って見ていた役員たちを愚か者だと称しているわけですが、役員側の立場に回れば、ウッドフォード氏のほうが空気を読まずに勝手に暴走した愚か者だということになるんです。もちろん不正を明らかにしようとしたウッドフォード氏の行動は企業ガバナンス的に正しいのですが、現体制を守ろうとした役員たちの心情は日本人として理解することはできる。ウッドフォード氏はサムライという言葉を使っていますが、侍/武士は言ってみれば封建時代の既得権者でもあるんです。侍が正しい存在という考えは、幻想にすぎません。また、菊川会長は私腹を肥やしてはいないものの、10年間にわたって大企業のトップにいた。権力の座に長くいると、判断力が鈍り、組織は腐敗していくものです。どちらがサムライで、どちらが愚か者なのかは、本作をご覧になった方に判断してもらえればと思います」

 創業から99年という長い歴史を持つオリンパス社で起きた大不祥事。オリンパス社だけの問題ではなく、不正の事実を見逃してきた監査法人、オリンパス社の怪しい財務状況に気づかずにいたメインバンクの在り方など、掘り下げれば下げるほど、日本特有の企業社会の暗部が広がっていく。

「戦後の復興期は、みんな一丸となって働くという日本的なやり方がよかったわけです。そのお陰で日本は復興し、高度経済成長を遂げることができた。でも、国際化の時代は日本だけで通じるやり方ではやっていくことはできません。組織のトップを守ろうという意識だけでは、企業は成り立たないんです。じゃあ、どうすれば組織を変えることができるのかと問われても、僕には具体策を提示することはできません。でも問題があることを認識し、その部分を改善し、組織を変えていく努力をしていかないことには船は沈んでしまいます。大相撲やレスリング界でもパワハラ問題が起きているように、旧来の組織論では通じない時代になっています。オリンパス事件はどの企業にもどの組織にも共通する、普遍的な問題ではないでしょうか」

 映画は最後にウッドフォード氏がオリンパス社から和解金を受け取ったことを伝えてエンディングを迎えるが、事件はまだ終結していない。ウッドフォード氏はかつて勤めたオリンパスの子会社である英国メーキッド社から半ば嫌がらせのように横領罪で訴えられ、ウッドフォード氏はオリンパス社の報復だと法廷で争っているところだ。日本での劇場公開は5月19日(土)から。オリンパス社は本作の公開について沈黙を守っている。
(取材・文=長野辰次)

『サムライと愚か者 オリンパス事件の全貌』
監督・編集/山本兵衛 エグゼクティブ・プロデューサー/奥山和由 
配給/太秦 5月19日(土)より渋谷シアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
(c)チームオクヤマ/太秦
※5月19日、イメージフォーラムにて先着100名に関西土産として話題の「黒忖度まんじゅう」を初日プレゼント。2017年の流行語にもなった“忖度”の味を映画を観ながら噛み締めたい。
https://samurai2018.com/

●山本兵衛(やまもと・ひょうえ)
1973年生まれ。米国マサチューセッツ州の高校を卒業、ニューヨーク大学で映画製作を学ぶ。卒業作品『A Glance Apart』はニュヨークエキスポ短編映画祭にて、最優秀フィクション賞を受賞。短編4作目『わたしが沈黙するとき』は15以上の世界の映画祭で上映された。日本に帰国後、2011年に制作会社ヴェスヴィアスを設立。初めてのドキュメンタリー映画『サムライと愚か者』で長編デビューを果たした。現在は2作目となるドキュメンタリーを準備中。

 

TOKIO『ザ!鉄腕!DASH!!』1年4カ月ぶりに20%の大台突破も……問題はこれから

 TOKIOの番組である『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系/日曜午後7時~)が、山口達也がジャニーズ事務所との契約を解除されて以降、初の放送(5月13日)を迎え、視聴率は20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と高い数字を記録した。

『DASH!!』の視聴率が20%の大台を超えたのは、昨年1月22日の21.2%以来、1年4カ月ぶり。前回放送(4月22日)の14.8%から6.0ポイントの大幅アップとなり、今年の最高値をマークした。

「もともと『DASH!!』は、常時15%前後を弾き出していた人気番組。その上、編成上2週休みだったため、3週ぶりの放送でファンの期待感も高かったといえます。そして、山口抜きで、どんな番組になるか、視聴者の注目も高かったようです。普段あまり見ていない層も、多数見た結果でしょう」(テレビ誌関係者)

 4人体制となって初のオンエアは、山口の事件発覚後に収録したものだった。急な事態で、致し方なかったとはいえ、山口の出演シーンをカットして流した『TOKIOカケル』(フジテレビ系)とは大違い。

 13日放送分は「DASH島」がメインで、「DASH海岸」「新宿DASH」が流され、エンディングでは、城島茂が「DASH村」の企画で、一緒に米作りをしてきた福島の農家を訪れ謝罪。「これで終わりじゃない!」と許しを受け、城島が大泣きするシーンがオンエアされた。また、長瀬智也がインドへ渡り、新企画「俺たちのDASHカレー」が始まることも明かされた。

「『DASH島』では、大工仕事が得意な山口がいなくなって、メンバーは今後苦労を強いられるとは思いますが、企画はほかにもいろいろありますからね。そもそも番組自体の潜在的な人気が根強くありますから、山口一人がいなくなったくらいで、その人気が簡単に揺らぐことはないでしょう。むしろ、13日の視聴率を見るかぎり、当面は“興味本位”で高い数字を出しそうな気配です」(前出・テレビ誌関係者)

 ただ、新生『DASH!!』はスタートしたばかり。問題は、“好奇心”で見る視聴者がいなくなったらどうなるかで、そこからが、この番組の“本当の勝負”といえそうだ。
(文=田中七男)

乙武洋匡、濱田祐太郎に「不倫すべき」としたり顔!? 「意味不明」「サイコパス」と炎上

 5月11日に放送されたAbemaTVの『エゴサーチTV』に、作家の乙武洋匡がゲスト出演。盲目の漫談家・濱田祐太郎について「不倫でもしたらいい」と珍妙なアドバイスを送り、ネット上で「この人なに言ってんの?」「ちょっと意味がわかりませんね」と総スカンを食らっている。

 乙武はトークの中で濱田の話題に及ぶと、「みんな濱田さんを“さん付け”なんですよ。これってまだ、芸人としてのスタートラインにどれだけ立ててるのかなと思うと、まだちょっと超えなきゃいけない壁があるのかなって」と発言。続けて「不倫でもしたらいいと思うんですよ。あと実は見えてるとかね。で、叩かれたほうがいい」と持論を展開した。

「乙武は2016年に複数女性との不倫が発覚し、猛バッシングを浴びて活動自粛に追い込まれました。不倫理由に“妻が子を産み母親になってしまった”と語るなど女性蔑視的な考え方で同情の余地もなく、今回の発言からもまるで反省の色が見えません。ネット上では『不倫を勧めるなんてバカなの?』『不倫が人を傷つけるってことわかってないんだろうね』『元奥さんも腹立たしいだろうな』『子どもに迷惑かけておいて、なに言ってんだ』と呆れられています」(同)

 ほぼ全盲の濱田は、自らの障がいをネタに、吉本興業主催のピン芸コンクール『R‐1ぐらんぷり2018』で優勝を果たした注目株。その活躍に泥を塗るような乙武の発言に多くの視聴者が反発した。

「濱田は3,795名が参加した『R‐1ぐらんぷり』で頂点に立ち、その後は映画『増山超能力師事務所 激情版は恋の味』のサポーターとしてイベントに登壇するなど、着実にステップアップを重ねています。そんな努力家の濱田に対して、乙武は理解不能なアドバイスを送ったのですから、猛批判を浴びても仕方ありません。ネット上には『なんであんたが上から目線で語ってんだよ』『濱田さん人気出てるから、嫉妬してるんじゃない?』『変に先輩面して、余計なこと言わないで』などの声も見られました」(同)

 かつては自著の『五体不満足』(講談社)がベストセラーになり、小学校教師時代を綴ったエッセイ『だいじょうぶ3組』(同)が映画化・出演を果たすなど、多くの支持を得ていた乙武。しかし不倫騒動をきっかけに転落し、支援者を裏切ってしまった。

「同じ障がい者というだけで、立場のまったく違う濱田に対し、したり顔で不倫を勧め『叩かれたほうがいい』と考える乙武の姿勢に落胆を隠せない人も多かった様子。不倫騒動からまるで成長していない姿に、ネット上では『もはや理解不能』『気持ち悪い。もう出てこないでください』『ほんと頭ヤバいんじゃないか?』『最低すぎる』『こんな発言を真面目にできる人怖い。サイコパスかよ』『昔は立派な人だなと思ってたけど、ここまで落ちぶれていたとは』と散々な言われようです」(同)

 乙武には不倫騒動をもう一度振り返ってもらい、真摯な助言ができるように自分と向き合ってほしいものだ。

乙武洋匡、濱田祐太郎に「不倫すべき」としたり顔!? 「意味不明」「サイコパス」と炎上

 5月11日に放送されたAbemaTVの『エゴサーチTV』に、作家の乙武洋匡がゲスト出演。盲目の漫談家・濱田祐太郎について「不倫でもしたらいい」と珍妙なアドバイスを送り、ネット上で「この人なに言ってんの?」「ちょっと意味がわかりませんね」と総スカンを食らっている。

 乙武はトークの中で濱田の話題に及ぶと、「みんな濱田さんを“さん付け”なんですよ。これってまだ、芸人としてのスタートラインにどれだけ立ててるのかなと思うと、まだちょっと超えなきゃいけない壁があるのかなって」と発言。続けて「不倫でもしたらいいと思うんですよ。あと実は見えてるとかね。で、叩かれたほうがいい」と持論を展開した。

「乙武は2016年に複数女性との不倫が発覚し、猛バッシングを浴びて活動自粛に追い込まれました。不倫理由に“妻が子を産み母親になってしまった”と語るなど女性蔑視的な考え方で同情の余地もなく、今回の発言からもまるで反省の色が見えません。ネット上では『不倫を勧めるなんてバカなの?』『不倫が人を傷つけるってことわかってないんだろうね』『元奥さんも腹立たしいだろうな』『子どもに迷惑かけておいて、なに言ってんだ』と呆れられています」(同)

 ほぼ全盲の濱田は、自らの障がいをネタに、吉本興業主催のピン芸コンクール『R‐1ぐらんぷり2018』で優勝を果たした注目株。その活躍に泥を塗るような乙武の発言に多くの視聴者が反発した。

「濱田は3,795名が参加した『R‐1ぐらんぷり』で頂点に立ち、その後は映画『増山超能力師事務所 激情版は恋の味』のサポーターとしてイベントに登壇するなど、着実にステップアップを重ねています。そんな努力家の濱田に対して、乙武は理解不能なアドバイスを送ったのですから、猛批判を浴びても仕方ありません。ネット上には『なんであんたが上から目線で語ってんだよ』『濱田さん人気出てるから、嫉妬してるんじゃない?』『変に先輩面して、余計なこと言わないで』などの声も見られました」(同)

 かつては自著の『五体不満足』(講談社)がベストセラーになり、小学校教師時代を綴ったエッセイ『だいじょうぶ3組』(同)が映画化・出演を果たすなど、多くの支持を得ていた乙武。しかし不倫騒動をきっかけに転落し、支援者を裏切ってしまった。

「同じ障がい者というだけで、立場のまったく違う濱田に対し、したり顔で不倫を勧め『叩かれたほうがいい』と考える乙武の姿勢に落胆を隠せない人も多かった様子。不倫騒動からまるで成長していない姿に、ネット上では『もはや理解不能』『気持ち悪い。もう出てこないでください』『ほんと頭ヤバいんじゃないか?』『最低すぎる』『こんな発言を真面目にできる人怖い。サイコパスかよ』『昔は立派な人だなと思ってたけど、ここまで落ちぶれていたとは』と散々な言われようです」(同)

 乙武には不倫騒動をもう一度振り返ってもらい、真摯な助言ができるように自分と向き合ってほしいものだ。

「Youたち来ちゃいなよ!」X JAPANの“Toshlカフェ”企画に関ジャニ∞ファン騒然!?

kanjyanikouhaku

 5月14日に放送された関ジャニ∞の冠番組『ペコジャニ∞!』(TBS系)で、X JAPAN
・Toshlの新企画「Toshlカフェ」が始動。この日、Toshlから楽屋に呼び出されたという村上信五と大倉忠義が楽屋のドアを開けると、そこには赤と黒をアクセントに、Barカウンターの設けられたカフェセット。2人は何も聞かされていなかったのか、「Toshlさん、ちょっと待ってください!」(村上)「画が強すぎひん?」(大倉)と驚くも、「ちょっと僕たちが思ってた(カフェ)と違う」とボソリ。

 しかしToshlは、このカフェでは「“スイーツメモリー”を大切にしていきたい」と話し、真剣に取り組んでいる様子。「めちゃくちゃコンセプトしっかりしてますね」と村上が言うように、なんとお客さまの生活・職業・年齢・趣味・環境を徹底的に調べ上げたうえで、最高のスイーツを届けるというこだわりぶりだ。

 記念すべき最初のお客さまは「最初はこの方!」と決めていたという、天才棋士・加藤一二三。ここから関ジャニ∞の2人は別室でモニタリングに入ったが、天然発言の加藤とマイクパフォーマンスを始めるToshlの姿にツッコミまくり。Toshlの手作りのガトーショコラでは、「一二三(ひふみ)」と加藤の名前をデコレーションするサプライズをするも、加藤が「いち・に・さん」と読んでしまう展開には、「違う! 違う! 違う!」(大倉)「自分の名前や!」(村上)と、大爆笑していたのだった。

 そして最後は、世界的シンガーでもあるToshlの歌声で締め。この展開を見た村上は、おもてなし終了後に再びToshlカフェを訪れ「我々も一度、お客さんじゃないですけど……。Toshlさんにスイーツとか歌とかな(やってほしい)」とおねだり。大倉も「羨ましかったです」と言うと、Toshlの口から「じゃあ、ウチ来ちゃう?」というまさかの発言が飛び出した。

 これには、2人も「はい? 家ですか?」とキョトン顔だが、そんな2人をよそにToshlは「Youたちウチ来ちゃいなよ!」と連呼し、どうやら本気の様子。しかも、「僕のね、プライベートスタジオというか、自分が創作活動するときの秘密の隠れ家みたいなところがあるんです」と、テレビでも未公開の自宅に紹介してくれるようだ。「君たちが来てくれるわけでしょ?」と念を押し、再び「Youたち来ちゃいなよ!」と繰り返したのだった。

 そんな放送を見て、ファンは「一体どのメンバーが自宅に招かれたのか?」というのが気になる様子。というのも、「大倉君がメンバーとペコジャニのロケするの何カ月ぶり?」と多数のファンが喜ぶほど、同番組での大倉は登場回数が少ないだけでなく単独ロケばかり。果たしてToshlに招かれたのは誰なのか? 仮に、大倉が呼ばれたとして、それほどスイーツが好きではない彼はどういう対応をするのか? そこにも注目だ。
(華山いの)

 

「Youたち来ちゃいなよ!」X JAPANの“Toshlカフェ”企画に関ジャニ∞ファン騒然!?

kanjyanikouhaku

 5月14日に放送された関ジャニ∞の冠番組『ペコジャニ∞!』(TBS系)で、X JAPAN
・Toshlの新企画「Toshlカフェ」が始動。この日、Toshlから楽屋に呼び出されたという村上信五と大倉忠義が楽屋のドアを開けると、そこには赤と黒をアクセントに、Barカウンターの設けられたカフェセット。2人は何も聞かされていなかったのか、「Toshlさん、ちょっと待ってください!」(村上)「画が強すぎひん?」(大倉)と驚くも、「ちょっと僕たちが思ってた(カフェ)と違う」とボソリ。

 しかしToshlは、このカフェでは「“スイーツメモリー”を大切にしていきたい」と話し、真剣に取り組んでいる様子。「めちゃくちゃコンセプトしっかりしてますね」と村上が言うように、なんとお客さまの生活・職業・年齢・趣味・環境を徹底的に調べ上げたうえで、最高のスイーツを届けるというこだわりぶりだ。

 記念すべき最初のお客さまは「最初はこの方!」と決めていたという、天才棋士・加藤一二三。ここから関ジャニ∞の2人は別室でモニタリングに入ったが、天然発言の加藤とマイクパフォーマンスを始めるToshlの姿にツッコミまくり。Toshlの手作りのガトーショコラでは、「一二三(ひふみ)」と加藤の名前をデコレーションするサプライズをするも、加藤が「いち・に・さん」と読んでしまう展開には、「違う! 違う! 違う!」(大倉)「自分の名前や!」(村上)と、大爆笑していたのだった。

 そして最後は、世界的シンガーでもあるToshlの歌声で締め。この展開を見た村上は、おもてなし終了後に再びToshlカフェを訪れ「我々も一度、お客さんじゃないですけど……。Toshlさんにスイーツとか歌とかな(やってほしい)」とおねだり。大倉も「羨ましかったです」と言うと、Toshlの口から「じゃあ、ウチ来ちゃう?」というまさかの発言が飛び出した。

 これには、2人も「はい? 家ですか?」とキョトン顔だが、そんな2人をよそにToshlは「Youたちウチ来ちゃいなよ!」と連呼し、どうやら本気の様子。しかも、「僕のね、プライベートスタジオというか、自分が創作活動するときの秘密の隠れ家みたいなところがあるんです」と、テレビでも未公開の自宅に紹介してくれるようだ。「君たちが来てくれるわけでしょ?」と念を押し、再び「Youたち来ちゃいなよ!」と繰り返したのだった。

 そんな放送を見て、ファンは「一体どのメンバーが自宅に招かれたのか?」というのが気になる様子。というのも、「大倉君がメンバーとペコジャニのロケするの何カ月ぶり?」と多数のファンが喜ぶほど、同番組での大倉は登場回数が少ないだけでなく単独ロケばかり。果たしてToshlに招かれたのは誰なのか? 仮に、大倉が呼ばれたとして、それほどスイーツが好きではない彼はどういう対応をするのか? そこにも注目だ。
(華山いの)

 

日テレ『崖っぷちホテル!』浜辺美波の”ドヤ顔感”がクセになる!?

  浜辺美波は、圧が強い。

 例えば現在、日曜夜10時30分から放送されている『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)。本作は、ホテル総支配人だった父親の後を継いだ桜井佐耶(戸田恵梨香)が、経営が悪化している高級ホテル「グランデ・インヴルサ」を、副支配人・宇海直哉(岩田剛典)と共に立て直していく物語だ。

 浜辺が演じるのは、新人パティシエの鳳来ハル。マイペースで空気が読めず、自分勝手。しかし、デザートの腕は一流で、その実力を買われて料理長に抜擢される。ハルは飄々としていてつかみどころがない。ほかの従業員たちが突然現れた宇海に対して警戒する中、いつも楽しそうに、ニコニコしながらデザートを作っている。

 従業員の一人なのでそんなに大きな役ではないのだが、ついつい目が行ってしまうのは、浜辺のしゃべり方や行動がいちいち芝居がかっていて引っかかるからだろう。これは、いい意味でも、悪い意味でもだ。

 浜辺は今、演じることが楽しくて仕方がないといった感じだ。その気持ちが強すぎて、「私は演技をしてます」という感じが前面に出すぎていて、それがいつも、ちょっとだけ鼻につく。

 ただ、この“ちょっとだけ”のさじ加減が絶妙なのだ。

 これ以上、押し付けがましいとイライラさせられるだろうが、いつもその一歩手前で止め、過剰な何かが悪い印象になる前に散っていくので、逆にこれはなんなんだ? と気になってしまう。

 これは、彼女の出世作となった映画『君の膵臓をたべたい』の構造そのものである。本作で彼女は、ヒロインの山内桜良を演じた。

 人と関わるのが苦手な主人公の「ぼく」に突然話しかけてきた同級生の桜良は、実は膵臓の病気を抱えた余命1年の命。友達には同情されたくないからと、病気のことを秘密にして、「ぼく」にだけは自分の気持ちを話す桜良に、「ぼく」は翻弄される。

「なんなんだ? このわけのわからない女は」と最初は思うのだが、だんだん彼女の抱えている不器用さや優しさがいとおしいものに、主人公の目線を通して感じるようになっていく。

 難病モノというイメージが強いが、基本的にはちょっと変わった女の子に強引に引っ張り回される楽しさを描いた作品だ。芝居がかった浜辺の振る舞いが桜良の心情とリンクしたことで、本作は青春映画の傑作に仕上がった。

  浜辺は現在17歳。

 2011年に、長澤まさみを輩出した東宝シンデレラオーディションに応募してニュージェネレーション賞を受賞。東宝芸能のシンデレラルーム所属となり、同年公開のショートムービー『アリと恋文』で女優デビューした。

 人気アニメを実写ドラマ化した『あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。』(フジテレビ系、以下『あの花』)では、主人公のひきこもりの青年の前に現れる、幼少期に命を落とした幽霊の少女(ただし、なぜか年齢は成長している)・めんまを演じた。

 このドラマは、画面のレイアウトがほとんどアニメと同じという完コピドラマだったのだが、中でも浜辺の演技はすごくて、絵と生身の人間の等身や骨格の違いはあるものの、そこにめんまがいると言っても過言ではない存在感を見せていた。

『あの花』のめんまのような漫画やアニメのキャラクターを演じると、浜辺はハマる。中でも圧巻だったのが、前クールに放送されていた深夜ドラマ『賭ケグルイ』(TBS系)だ。本作はギャンブルが公認されている私立高校を舞台としたドラマで、生徒たちはギャンブルの勝敗によって出来上がった階級制度に苦しめられていた。

 そこに、浜辺が演じる謎の転校生・蛇喰(じゃばみ)夢子がやってくる。彼女はギャンブルの天才で、相手のイカサマを見抜くと同時に、自分の快楽のために全財産を賭けるような危険な勝負を次々と仕掛けていく。

 トランプ等のカードゲームを見せるギャンブルモノの映像作品は、画面の動きが少ないため、淡白なものとなってしまう。『賭ケグルイ』は、その欠点を役者の芝居で補っていて、過剰なセリフ回しや心理描写がとにかく派手な作品となっていた。そんな中、夢子のライバル役を演じた森川葵は、水を得た魚のように過剰な内面をさらけ出す芝居をしていた。飛び道具的な過剰な芝居をやらせたら今の森川は若手女優ではダントツだが、そんな森川と拮抗するくらい、浜辺はヤバイ演技をしていた。

 極限状態で借金を何億円も背負いながら、ギャンブルに没頭していく夢子の表情は、性的興奮を覚えているようなエロティックなもので、10代の若手女優にこんないやらしい表情をさせていいのか? とドキドキした。

 一見、清純派美少女に見えるが、こちらの想像を超えた表情を次々と見せてくれる浜辺。「私すごいでしょ」というドヤ顔感が透けて見えて、イラつかされるところもあるのだが、それも含めて目が離せない。もはや、浜辺は、その「圧の強さ」を、演技のスタイルとして完全に自分のものにしたといえるだろう。今後どうなるのか、末恐ろしい存在である。

(文=成馬零一)

●なりま・れいいち
1976年生まれ。ライター、ドラマ評論家。ドラマ評を中心に雑誌、ウェブ等で幅広く執筆。単著に『TVドラマは、ジャニーズものだけ見ろ!』(宝島社新書)、『キャラクタードラマの誕生:テレビドラマを更新する6人の脚本家』(河出書房新社)がある。

◆「女優の花道」過去記事はこちらから◆

マツコ・デラックスの“毒舌”は自分を守るため? ブレークの理由をプロ筆跡鑑定人が解説

1712matsuko 「テレビで見ない日はない」と言われるマツコ・デラックス。毒舌キャラのオネエとしてブレークしたマツコは、今やご意見番として定着し、民放からNHKまでさまざまな番組やCMにも出演。順風満帆のように見えるが、多忙のあまり、昨年体調不良で入院。また最近は、行きすぎともいえる発言が物議を醸したり、「業界ズレしてきた」という指摘も聞こえてきている。さらに、NHKを退職した有働由美子アナを自分の事務所に引っ張ってきたなど、その言動が何かと話題になる一方で、テレビ番組では、たびたび孤独や将来への不安を口にしたり、弱気な発言も聞かれる。

 そんなマツコの筆跡を、筆跡鑑定人で筆跡心理学に基づいた書籍『自分のイヤなところは直る! 〜名前を書くだけ〜』(東邦出版)の著者・牧野秀美氏に、読み解いてもらった。

■物事の本質を見抜くマツコ節の懐刀「刃物運型」

――非常に特徴的な筆跡ですね。丸みと幅があって、マツコさんらしい文字という印象です。

牧野秀美氏(以下、牧野) かなり独特な書き癖の持ち主です。丸みのある続け字ですので、好奇心が旺盛で情緒性豊か。この文字は、マツコさんにしっくりきます。「日本体育大」「東京農業大学」の文字は2015年のもので、これは、牧野が再現したものですが、実際はもっとスムーズで滑らかに書かれています。

――再現文字は、少したどたどしく見えます。やはり人の筆跡はまねしにくいものですか?

牧野 同じ文字でも腕の動かし方が違うので、スピード感がなく、ぎこちなくなります。

matsuko_writing2――マツコさんのブレークと文字の形は関係ありますか?

牧野 非常に関係あると思います。マツコさんの文字で一番特徴的なのは、刃物運型と呼ばれるものです(1)。図の下部に「一般的な刃物運型」として示していますが、わかりやすく言えば「木へん」の4画目が2画目を「切る」ように交差して書かれるものです。この特徴を持つ人は、刃物を扱う職業に就いている人に多いことから、そう呼ばれています。ネーミングから連想されるように「本質を見抜く鋭さを持ち、何事も白黒はっきりさせたい」気質の表れです。マツコさんの文字にはこの刃物運型が非常に多く、図に表れているだけで、9カ所もあります(丸囲み)。

 「物事の本質を鋭く見抜き、歯に衣着せずはっきり言う」、この「刃物運型」の持つ気質がブレークに関わったことは間違いないと思います。また、マツコさんの刃物運型は少し特殊ですので、ほかの要素も混ざり合っています。長い左払いと自分流に変形させた右払いへのつなげ方が組み合わさることによって、単純に物事を白黒ばっさりと切り捨てるのではなく、独自の視点で、エンタメ性を意識した演出を心掛けているように見えます。知識も豊富なので、本質を深くえぐることができるのでしょう。突出が少なめですので、上から目線ではない協調型です(4)。そのような性格がブレークに大きく関わっているのでしょう。

――(3)の自分流に変形する「異能者型」の文字は、香取慎吾さんにもありました。“特殊な才能”といっても、それぞれの気質や持ち味によって分野が変わってきますね。

牧野 マツコさんの場合は、ハネが弱く飽きっぽい面もあるようなので、じっくり時間をかけた創作活動は苦手かもしれません。それよりも、端的に言葉で伝えるほうが向いていると思います。(5)のように、接筆(四角い文字の角の線が交わる部分)が閉じていますので、考え方は真面目です。しかし、(6)のように角が丸いので行動面は臨機応変、(7)のように右払いが長いので、のめり込みやすく情にもろい、ハネが弱いため、流されやすく自分に甘い、面倒くさがりの一面もありそうです。

――“ハネ弱”は、マツコさんの場合は「飽きっぽさ」と解釈するのですか? 小池百合子さんや、泰葉さんでは「責任感のなさ」として表れていました。

牧野 テレビで活躍する以上、発言に責任を持たないわけにはいきません。“ハネ弱”は、責任感のほかにも、機敏で移り変わりの速さに適応できることから、情報を扱うことに長けているとも解釈します。マツコさんは、ぐずぐずしないで白黒つけたい「刃物運型」との兼ね合いから、早く結論を出したいとすぐに答えを求める傾向があります。細部にこだわることはあっても、いつまでもちまちま考えるのは性に合いません。豪快に力業で結論を出していくタイプです。

 また、へんとつくりの間の広さが狭めで、角が丸く、大きな文字と小さな文字が混在することから、閉鎖的傾向がある半面、人恋しく、変化の中で安心感を覚える一面もあるようです。一方「体」の字のように、へんとつくりの間の空間が広めの文字もありますが、空間の隙間を左払いの曲線で埋めています。これは、空いた空間に誰も入れずに、自分を守ろうとしているのかもしれません。

――安心感を求め、人の集まるところに行く一方で、「刃物運型」の切れ味で自分を守っているということは、警戒心が強いのでしょうか?

牧野 たくさんの修羅場をくぐってきたのではないでしょうか? 警戒しなくても、自分の身は自分で守れるのだと思います。

――最近、以前と比べてキャラが変化してきたのでは、という声も聞かれます。

牧野 マツコさんは、もともとマスコミ関係にいたわけですし(タレントになる前はゲイ雑誌の編集者)、本質を見抜く方ですので、業界の事情や、自分に求められていることなどはすべて織り込み済みでしょう。考え方が真面目な半面、サービス精神が旺盛なので、自分自身に矛盾を感じやすく、ストレスもたまるタイプだと思われます。根っこの気質部分が変化することは考えにくいので、「変わってきた」のではなく、「慣れ」「体調不良」「ストレス」による「疲れ」「不安」などが関係しているのでは? 普段であれば、自ら表現に気を遣うところに気が回らないときがあったのではないでしょうか?

――有働アナとマツコさんの関係はどうでしょうか?

牧野 有働さんの文字には、「大弧型」と呼ばれる大物性を表す特徴が出ています。おそらく、お互いに、相手の能力の高さを見抜き合ったのではないでしょうか。また、書き始めのひねりが、野心家であることを表しています。程度と方向性は違いますが、ふと、松居一代さんを思い出しました。マツコさんの文字にも「日」の字に見られる突出が、潜在的なリーダー気質を暗示しています。そして、有働さんの文字には、マツコさんにはない「考え方の柔軟性、視野の広さ」があります。能力者同士が補い合う関係を続けられれば、野心家の2人が、ツートップで事務所を発展させていけそうです。相性も合うのでしょうが、ビジネスベースでの戦略的な関係に見えます。

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――今後の活動は安泰でしょうか?

牧野 寂しがり屋で華やか好みですので、テレビ業界で活躍することは間違いないと思われます。ただ、留意点は、表面化した健康面でしょう。豪快でコツコツが苦手ということは、マツコさんにとって「節制」は大きなハードルと考えられます。たぶんマツコさんご本人も、一番よくわかっているのではないでしょうか? 健康面を心配するファンも多いと思います。今後も一層元気で活躍してほしいですね。

牧野秀美
筆跡鑑定人。筆跡アドバイザー・マスター。筆跡心理学をもとにした鑑定と診断を行う。著書に『自分のイヤなところは直る 〜名前を書くだけ〜』(東邦出版)
ほっかいどう筆跡鑑定研究所

マツコ・デラックスの“毒舌”は自分を守るため? ブレークの理由をプロ筆跡鑑定人が解説

1712matsuko 「テレビで見ない日はない」と言われるマツコ・デラックス。毒舌キャラのオネエとしてブレークしたマツコは、今やご意見番として定着し、民放からNHKまでさまざまな番組やCMにも出演。順風満帆のように見えるが、多忙のあまり、昨年体調不良で入院。また最近は、行きすぎともいえる発言が物議を醸したり、「業界ズレしてきた」という指摘も聞こえてきている。さらに、NHKを退職した有働由美子アナを自分の事務所に引っ張ってきたなど、その言動が何かと話題になる一方で、テレビ番組では、たびたび孤独や将来への不安を口にしたり、弱気な発言も聞かれる。

 そんなマツコの筆跡を、筆跡鑑定人で筆跡心理学に基づいた書籍『自分のイヤなところは直る! 〜名前を書くだけ〜』(東邦出版)の著者・牧野秀美氏に、読み解いてもらった。

■物事の本質を見抜くマツコ節の懐刀「刃物運型」

――非常に特徴的な筆跡ですね。丸みと幅があって、マツコさんらしい文字という印象です。

牧野秀美氏(以下、牧野) かなり独特な書き癖の持ち主です。丸みのある続け字ですので、好奇心が旺盛で情緒性豊か。この文字は、マツコさんにしっくりきます。「日本体育大」「東京農業大学」の文字は2015年のもので、これは、牧野が再現したものですが、実際はもっとスムーズで滑らかに書かれています。

――再現文字は、少したどたどしく見えます。やはり人の筆跡はまねしにくいものですか?

牧野 同じ文字でも腕の動かし方が違うので、スピード感がなく、ぎこちなくなります。

matsuko_writing2――マツコさんのブレークと文字の形は関係ありますか?

牧野 非常に関係あると思います。マツコさんの文字で一番特徴的なのは、刃物運型と呼ばれるものです(1)。図の下部に「一般的な刃物運型」として示していますが、わかりやすく言えば「木へん」の4画目が2画目を「切る」ように交差して書かれるものです。この特徴を持つ人は、刃物を扱う職業に就いている人に多いことから、そう呼ばれています。ネーミングから連想されるように「本質を見抜く鋭さを持ち、何事も白黒はっきりさせたい」気質の表れです。マツコさんの文字にはこの刃物運型が非常に多く、図に表れているだけで、9カ所もあります(丸囲み)。

 「物事の本質を鋭く見抜き、歯に衣着せずはっきり言う」、この「刃物運型」の持つ気質がブレークに関わったことは間違いないと思います。また、マツコさんの刃物運型は少し特殊ですので、ほかの要素も混ざり合っています。長い左払いと自分流に変形させた右払いへのつなげ方が組み合わさることによって、単純に物事を白黒ばっさりと切り捨てるのではなく、独自の視点で、エンタメ性を意識した演出を心掛けているように見えます。知識も豊富なので、本質を深くえぐることができるのでしょう。突出が少なめですので、上から目線ではない協調型です(4)。そのような性格がブレークに大きく関わっているのでしょう。

――(3)の自分流に変形する「異能者型」の文字は、香取慎吾さんにもありました。“特殊な才能”といっても、それぞれの気質や持ち味によって分野が変わってきますね。

牧野 マツコさんの場合は、ハネが弱く飽きっぽい面もあるようなので、じっくり時間をかけた創作活動は苦手かもしれません。それよりも、端的に言葉で伝えるほうが向いていると思います。(5)のように、接筆(四角い文字の角の線が交わる部分)が閉じていますので、考え方は真面目です。しかし、(6)のように角が丸いので行動面は臨機応変、(7)のように右払いが長いので、のめり込みやすく情にもろい、ハネが弱いため、流されやすく自分に甘い、面倒くさがりの一面もありそうです。

――“ハネ弱”は、マツコさんの場合は「飽きっぽさ」と解釈するのですか? 小池百合子さんや、泰葉さんでは「責任感のなさ」として表れていました。

牧野 テレビで活躍する以上、発言に責任を持たないわけにはいきません。“ハネ弱”は、責任感のほかにも、機敏で移り変わりの速さに適応できることから、情報を扱うことに長けているとも解釈します。マツコさんは、ぐずぐずしないで白黒つけたい「刃物運型」との兼ね合いから、早く結論を出したいとすぐに答えを求める傾向があります。細部にこだわることはあっても、いつまでもちまちま考えるのは性に合いません。豪快に力業で結論を出していくタイプです。

 また、へんとつくりの間の広さが狭めで、角が丸く、大きな文字と小さな文字が混在することから、閉鎖的傾向がある半面、人恋しく、変化の中で安心感を覚える一面もあるようです。一方「体」の字のように、へんとつくりの間の空間が広めの文字もありますが、空間の隙間を左払いの曲線で埋めています。これは、空いた空間に誰も入れずに、自分を守ろうとしているのかもしれません。

――安心感を求め、人の集まるところに行く一方で、「刃物運型」の切れ味で自分を守っているということは、警戒心が強いのでしょうか?

牧野 たくさんの修羅場をくぐってきたのではないでしょうか? 警戒しなくても、自分の身は自分で守れるのだと思います。

――最近、以前と比べてキャラが変化してきたのでは、という声も聞かれます。

牧野 マツコさんは、もともとマスコミ関係にいたわけですし(タレントになる前はゲイ雑誌の編集者)、本質を見抜く方ですので、業界の事情や、自分に求められていることなどはすべて織り込み済みでしょう。考え方が真面目な半面、サービス精神が旺盛なので、自分自身に矛盾を感じやすく、ストレスもたまるタイプだと思われます。根っこの気質部分が変化することは考えにくいので、「変わってきた」のではなく、「慣れ」「体調不良」「ストレス」による「疲れ」「不安」などが関係しているのでは? 普段であれば、自ら表現に気を遣うところに気が回らないときがあったのではないでしょうか?

――有働アナとマツコさんの関係はどうでしょうか?

牧野 有働さんの文字には、「大弧型」と呼ばれる大物性を表す特徴が出ています。おそらく、お互いに、相手の能力の高さを見抜き合ったのではないでしょうか。また、書き始めのひねりが、野心家であることを表しています。程度と方向性は違いますが、ふと、松居一代さんを思い出しました。マツコさんの文字にも「日」の字に見られる突出が、潜在的なリーダー気質を暗示しています。そして、有働さんの文字には、マツコさんにはない「考え方の柔軟性、視野の広さ」があります。能力者同士が補い合う関係を続けられれば、野心家の2人が、ツートップで事務所を発展させていけそうです。相性も合うのでしょうが、ビジネスベースでの戦略的な関係に見えます。

matsuko_writing4
――今後の活動は安泰でしょうか?

牧野 寂しがり屋で華やか好みですので、テレビ業界で活躍することは間違いないと思われます。ただ、留意点は、表面化した健康面でしょう。豪快でコツコツが苦手ということは、マツコさんにとって「節制」は大きなハードルと考えられます。たぶんマツコさんご本人も、一番よくわかっているのではないでしょうか? 健康面を心配するファンも多いと思います。今後も一層元気で活躍してほしいですね。

牧野秀美
筆跡鑑定人。筆跡アドバイザー・マスター。筆跡心理学をもとにした鑑定と診断を行う。著書に『自分のイヤなところは直る 〜名前を書くだけ〜』(東邦出版)
ほっかいどう筆跡鑑定研究所

竹内涼真、『ブラックペアン』に“あのメンバー”集結で「うれしくて泣きそう」とファン歓喜

 5月13日、日曜劇場『ブラックペアン』(TBS系)が公式Instagramを更新。“あの”ドラマのキャストが集まり、話題を呼んでいる。

 『ブラックペアン』公式Instagramは第4話の放送開始直前に「世良くん、垣谷先生、松岡先生の3ショット」と、竹内涼真(25)、内村遥(33)、音尾琢真(42)の写真を公開。さらに「あれ?この3人は...…」と、2017年10月期に同枠で放送されていた『陸王』(TBS系)に出演するメンバーであることを彷彿とさせるコメントを寄せ、ハッシュタグにも「#陸王」を加えるなど、遊び心満載の投稿を行なった。

 これに対し、コメント欄やSNS上では「陸王トリオ!」「またこの3人が見られるなんて……!!」「うれしすぎて泣きそう」といった歓喜のコメントや、音尾の膝の上に座る竹内の姿を見て「どこ座ってるんですか〜」「またいちゃついてんな」と、仲の良さを羨む声が挙がっていた。

 13日放送の第4話も、平均視聴率13.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、初回より好調が続く『ブラックペアン』。話題のキャストを投入しながら、高視聴率でこのまま最終回を迎えられるだろうか。今後も目が離せない。