うどんの概念覆す薄くて平べったくてつるつるシコシコ!! なっからうんめぇ桐生名物のアノうどん

ヒトの本能が拒否する奇々怪界なご当地グルメ

 先日、ローカル線の取材で群馬県に行って来たんですが、その時、桐生でヤツに出会ってしまいました。

 メニューに写真は載っていたんですが、普段見慣れているアレとはあまりにもかけ離れた姿だったので、脳みそが自動的に「調理中のアレ」と判断したようで、注文した時は全く違和感を感じていなかったんです。

 ほら、ヒトが見たこともない異星人を初めて見た時、具体的に例えられるものが見当たらず、脳みそが勝手に「なかったこと」にしてしまうというアレと同じです。

 スマホに見入っていた筆者が、「お待たせしました~」という店員さんの声で頭を上げた時、目に飛び込んで来たのは、乳白色でブヨブヨに波打った得体の知れない物体。一瞬、「ウワッ、脳みそ!?」と思ってしまったのでした(笑)。

 そう、メニューに載っていた写真は、調理途中ではなく完成品のコレだったってことです。まぁ、当たり前っちゃあ当たり前だわな。

 ひととおり驚いた後、落ち着いたところで、箸でつまんでうどんを持ち上げてみると……結構重い。

 うどんとつけ汁が別になっているのも、筆者の予想を大きく外れていた点だ。てっきり、丼に入って来るものと思っていたのだ。

 麺にこれだけのボリュームがあるのなら、つけ汁もそれなりに濃厚でないと物足りないだろう。上空からつけ汁の丼を見下ろすと、もやしとワカメの隣には、分厚いチャーシューみたいな豚肉が鎮座しているではないか。こってり好きには最高のアイテムに違いない。

 黒い丼に黒いつけ汁、その中に白くてペラッペラのうどんをくぐらせ、一息にすすりあげると……

「ズベラゴッソ!」

 上品にたふたふとたゆたうひもかわうどんは、下品で大きな音を立てて口の中に吸い込まれて行くのでした!

 食感はまさにつるつるシコシコ!! 薄くて滑らかな麺が濃い目の醤油ベースのつけ汁を纏って、口の中いっぱいに侵入して来る。

 薄いが幅があるので、素早く咀嚼しないと、口の中で幕になって窒息しそうだ。すすりあげてはうどんをたぐり、たぐってはすすりあげる……。

 たまに肉やもやしでインターバルをとりながら、すすり&たぐりを繰り返す。が、ペラッペラの薄皮みたいなうどんは、すすってもたぐっても、なかなか最後の一枚が見えてこないのだ!

 ということで、すみません、ひもかわうどん、何枚あったのか数えてませんでした…。最後の2枚を残して超まんぷく。親切そうな店主に残してしまったことを謝って店を後にし、後半の取材に向かうのでした。

 ひもかわうどん、超うもうございました。

桐生 第二宮島庵 境野支店「肉汁ひもかわうどん」950円

SNS映え  ☆☆☆!
味     ☆☆☆
珍級度   ☆☆☆

(写真・文=よしよし)

今田美桜の“性悪メンヘラ演技”が光る『花のち晴れ』、視聴率ダウンは『花男』のデジャヴ感? シリーズものの弊害か……

 King & Prince・平野紫耀くんのちょっと危ない滑舌とハスキーボイスがだいぶ耳に馴染んできた火曜ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系/以下、花晴れ)。ドラマが始まって以来、視聴率はうなぎのぼりでしたが、第4話の視聴率は、9.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、ここにきて0.4ポイントダウン。

 前回(記事参照)、バイト先の紺野先輩(木南晴夏)&ミータン(浜野謙太)カップルとのWデートで音(杉咲花)と晴(平野紫耀)が“イイ感じ”になっているところに乱入してきた愛莉(今田美桜)。今話では、音、晴、愛莉の三角関係に決着が……! 早速あらすじから振り返ります。

*前回までのレビューはこちらから

 愛莉といえば、晴をとられたくない一心で音を英徳学園から追放しようと、隠れ庶民であることを全校生徒にバラし、庶民狩りをさせた張本人。しかし、態度が急変。音に謝り、さらには友達になってほしいと音に頭を下げます。普通なら「何か下心があるんじゃ……!?」と勘ぐってしまうところですが、お人よしな音は、嘘をついて英徳に通っていたことは事実だと、愛莉を受け入れることに。

 翌日、学食でランチを共にする2人。大きなおめめに綺麗な肌、ツインテールがよく似合う、まるでお人形さんのようにかわいらしい愛莉ですが、昔は肥満児でいじめられていたとか。小学校の登山遠足で歩けなくなったとき、晴がおんぶして頂上まで連れて行ってくれたことがキッカケで、晴のために痩せて綺麗になり、C5に入ったそうです。

 一方、音が庶民狩りに遭って以来、愛莉ちゃんに超絶塩対応の晴は、C5メンバーの海斗(濱田龍臣)とともに、愛莉のあまりの態度の変わりようを怪しみます。音を気遣って、「(愛莉が何かしてきたら)殴っていいぞ。愛莉は妹みたいなもんだから」と言う晴の言葉に、一瞬顔を曇らせる愛莉。好きな人にそんなこと言われたらそりゃあ傷つくよね……。「妹みたい」って、好きな人に言われたくない言葉ベスト3に入ると思います。

 

■『花男』に欠かせない宇多田ヒカルの“泣きソング”

 

 そんな愛莉に誘われショッピングにやってきた音は、愛莉が選んだワンピースに着替えて晴を交えて3人でレストランでランチをすることに。しかし、愛莉の罠によって音は業務用冷蔵庫に閉じ込められてしまいます。携帯も圏外で助けを呼べない中、あたりを見回すと、なんとそこには婚約者である天馬(中川大志)の姿が。愛莉から連絡を受け、音を心配してやってきたところ、まんまと閉じ込められてしまったそうです。しかし、寒~い冷蔵庫に閉じ込められるというピンチに陥っても慌てることなく、音に自分のジャケットを着せて、「くっついてたらあったかい」「音と一緒に居られることがうれしい」と、紳士的かつどこかマイペースな天馬くん。

「天馬くんは私の初恋の人。この気持ちはずっと変わることはない。そう思ってた。あの日が来るまでは」「もう私は(お嬢様だった)昔の私じゃない。何もかもつりあわない。天馬くんに踏み込むのが怖いし、何もしてあげられないのがつらい」

 そんな音を、天馬くんはギュッと抱きしめて言うのです。

「何もしてないなんて言わないでよ。音だけだった。僕のそばにいてくれたのは。母さんが死んだ日から今までずっと。ずっと心に音がいて、助けられてるんだ。だから、音のことは僕が守る。絶対にだ」

 天馬くん、王子様すぎて一周回って胡散臭く感じるのは私だけでしょうか。そして純粋すぎるくらいに綺麗な心を持ったこの2人、誰がどう見てもお似合いだと思います。愛莉が仕込んだ隠しカメラの映像で2人の姿をただただ見守ることしかできない晴の心情を考えると、とても切ないしいたたまれません。そして絶妙なタイミングで流れる、宇多田ヒカルの「初恋」がこれまた、エモい。

 かつて、“ありがとう、と~君に~言われ~ると なんだ~かせ~つない♪”な「Flavor Of Life」で『花男2』を盛り上げた宇多田様。『花男』ファンであれば、どこか「Flavor Of Life」と似ているメロディーと、温かくも切ない歌声で当時のつくし(井上真央)と道明寺(松本潤)を思い出すのではないでしょうか? そして、登場人物たちの心情とリンクした歌詞が、涙腺崩壊のトリガーとなるはず(たぶん)。

■今田愛莉が目力で魅せる

 

 音と天馬を見ていられず、「愛莉!」と声を荒らげる晴に、「そうやって怒って愛莉の名前を呼べばいいんだよ。無視されるよりずっとマシ。愛理を恨んで。もっともっと愛莉で頭いっぱいにしてよ!!」と、メンへラ度数高めの愛莉ちゃんは叫びます。でも、彼女の悲痛な想いは晴には届くことなく、「お前クソだな。吐き気がするぜ。二度と俺の前に現れるな」と吐き捨て、晴は音を探しに立ち去ってしまいます。大きなおめめをひん剥いて晴につめ寄る愛莉ちゃんの姿は、鬼気迫るものがありました。晴が去った後、一人高笑いをする姿もとても痛々しく、そして晴への切ない恋心がよく表れていたように思います。

 そうして晴が冷蔵庫までかけつけると、スプリンクラーの誤作動でびしょ濡れになった音と天馬が。二度も音を危ない目に遭わされた天馬くんは「覚えておけよ」と激おこ状態。そんな彼に家まで送ってもらいながらも、音は愛莉や晴のことを気遣うのでした。

 そんな音に、「ごめんはもう禁止」「もう絶対不安になんてさせない」「僕がそばにいてほしいのは世界にただ一人、音だけだから」と、王子様発言を連発する天馬くん。流れで音の家に上がり、お嬢様育ちで世間離れしている音の母・由紀恵(菊池桃子)の料理の練習に付き合ってくれるという優しさまで見せるパーフェクトぶり。それでも音は天馬くんに告白の返事をしないので、よほど晴に惹かれているのでしょう。本人はまだ自覚していませんが。

 

■音←晴←愛莉、三角関係の結末

 

 その翌日、海斗から愛莉が行方不明になったと聞かされた音は、昔、愛莉と2人で家出したという工場の場所を晴に尋ねますが、「知らねえ」「馳天馬に素直な気持ちを伝えられて、愛莉に感謝してるのか?」と、すっかりいじけモードの晴。音は「アンタって、ほんとしょーもない」と言い残し、愛莉を探すため雨の中、街中を探し回ります。

 晴との思い出の工場にいた愛莉は、ひどく憔悴していました。そんな彼女を音は優しく抱きしめ、かつて晴がそうしたように小さい背中におぶってフラつきながらも歩き出します。そこにようやくやってきた晴。なんだかんだ言いながらも、愛莉との思い出の場所はきちんと覚えていたようです。「気持ちに応えられなくてごめん」という晴に、「大好きだったよ」と答える愛莉。大好きな人の腕の中で、愛莉の恋が終わりました。

 翌日、微熱でバイトを休んだ音の元を尋ねてきた愛莉。憎まれ口をたたきながらも、内心音のことを心配していたようです(たぶん)。サプリメントが昼食替わりだった愛莉は文句を言いながらも音が作った昼食をモリモリ食べて元気いっぱい。晴のことは吹っ切れたようです。そして、音と晴を応援すると宣言! こうして音と愛莉2人は本当の意味で友達になることができたようです。正直、あんなに酷いことをされたのに許せちゃう音の気持ちも、コロッと“音&晴派”に寝返った愛莉の気持ちも全く理解できませんが、筆者の心が汚れているせいだと思っておきます。ひとまずめでたし、めでたし。

 

■読めすぎる展開が退屈

 

 さて、主人公の恋敵となるライバルが登場して……という恋愛モノの王道展開は、前作の『花より男子』(以下、花男)でも描かれました。『花男』では、かつて「ブス」といじめられていた桜子(佐藤めぐみ)が美容整形をして綺麗になった姿で道明寺に復讐するために、つくしを利用。その後、改心した桜子はつくしの英徳での初めての友達となりました。つまり、『花のち晴れ』の愛莉=『花男』の桜子というわけです。

『花男』ファンにとっては、今回のストーリーはどこか見覚えのあるストーリーであったことは間違いないため、先の読めた展開をつまらなく感じてしまった視聴者もいたかと思いますし、視聴率の低下は、そこにも原因があったのではないかと予想します。

 これから先、視聴者を飽きさせないよう、『花男』の“デジャヴ感”をどう払拭できるかが、視聴率回復の鍵となりそうです。

 しかし、マイナス面だけではなく、今話では愛莉役の今田美桜ちゃんの振り切った演技が光っていたのも特筆しておきたい点です。ぶりっこ演技からメンヘラ演技まで、「愛莉」というキャラクターの魅力がよく伝わってきた回でした。そんな彼女は、「福岡で一番かわいい女の子」というキャッチコピーがついた現在21歳の女優さん。昨年秋クールの『民衆の敵~世の中おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)で月9デビューを果たし、高橋一生さんとセクシーシーンを演じて話題になりました。愛莉役も「本当にお人形さんみたい」「美少女」「再現率高い」と、ネットでの評判も上々で、なかなかのハマリ役のようです。愛莉としてはもちろん、これからの彼女自身の活躍にも注目です。

 さて、今夜放送の第5話では、音の新たなライバルとなる人気モデルの西留めぐみ(飯豊まりえ)が登場! 一難去ってまた一難、四角関係の修羅場を楽しみたいと思います。
(文=どらまっ子TAROちゃん)

今田美桜の“性悪メンヘラ演技”が光る『花のち晴れ』、視聴率ダウンは『花男』のデジャヴ感? シリーズものの弊害か……

 King & Prince・平野紫耀くんのちょっと危ない滑舌とハスキーボイスがだいぶ耳に馴染んできた火曜ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系/以下、花晴れ)。ドラマが始まって以来、視聴率はうなぎのぼりでしたが、第4話の視聴率は、9.0%(ビデオリサーチ調べ/関東地区)と、ここにきて0.4ポイントダウン。

 前回(記事参照)、バイト先の紺野先輩(木南晴夏)&ミータン(浜野謙太)カップルとのWデートで音(杉咲花)と晴(平野紫耀)が“イイ感じ”になっているところに乱入してきた愛莉(今田美桜)。今話では、音、晴、愛莉の三角関係に決着が……! 早速あらすじから振り返ります。

*前回までのレビューはこちらから

 愛莉といえば、晴をとられたくない一心で音を英徳学園から追放しようと、隠れ庶民であることを全校生徒にバラし、庶民狩りをさせた張本人。しかし、態度が急変。音に謝り、さらには友達になってほしいと音に頭を下げます。普通なら「何か下心があるんじゃ……!?」と勘ぐってしまうところですが、お人よしな音は、嘘をついて英徳に通っていたことは事実だと、愛莉を受け入れることに。

 翌日、学食でランチを共にする2人。大きなおめめに綺麗な肌、ツインテールがよく似合う、まるでお人形さんのようにかわいらしい愛莉ですが、昔は肥満児でいじめられていたとか。小学校の登山遠足で歩けなくなったとき、晴がおんぶして頂上まで連れて行ってくれたことがキッカケで、晴のために痩せて綺麗になり、C5に入ったそうです。

 一方、音が庶民狩りに遭って以来、愛莉ちゃんに超絶塩対応の晴は、C5メンバーの海斗(濱田龍臣)とともに、愛莉のあまりの態度の変わりようを怪しみます。音を気遣って、「(愛莉が何かしてきたら)殴っていいぞ。愛莉は妹みたいなもんだから」と言う晴の言葉に、一瞬顔を曇らせる愛莉。好きな人にそんなこと言われたらそりゃあ傷つくよね……。「妹みたい」って、好きな人に言われたくない言葉ベスト3に入ると思います。

 

■『花男』に欠かせない宇多田ヒカルの“泣きソング”

 

 そんな愛莉に誘われショッピングにやってきた音は、愛莉が選んだワンピースに着替えて晴を交えて3人でレストランでランチをすることに。しかし、愛莉の罠によって音は業務用冷蔵庫に閉じ込められてしまいます。携帯も圏外で助けを呼べない中、あたりを見回すと、なんとそこには婚約者である天馬(中川大志)の姿が。愛莉から連絡を受け、音を心配してやってきたところ、まんまと閉じ込められてしまったそうです。しかし、寒~い冷蔵庫に閉じ込められるというピンチに陥っても慌てることなく、音に自分のジャケットを着せて、「くっついてたらあったかい」「音と一緒に居られることがうれしい」と、紳士的かつどこかマイペースな天馬くん。

「天馬くんは私の初恋の人。この気持ちはずっと変わることはない。そう思ってた。あの日が来るまでは」「もう私は(お嬢様だった)昔の私じゃない。何もかもつりあわない。天馬くんに踏み込むのが怖いし、何もしてあげられないのがつらい」

 そんな音を、天馬くんはギュッと抱きしめて言うのです。

「何もしてないなんて言わないでよ。音だけだった。僕のそばにいてくれたのは。母さんが死んだ日から今までずっと。ずっと心に音がいて、助けられてるんだ。だから、音のことは僕が守る。絶対にだ」

 天馬くん、王子様すぎて一周回って胡散臭く感じるのは私だけでしょうか。そして純粋すぎるくらいに綺麗な心を持ったこの2人、誰がどう見てもお似合いだと思います。愛莉が仕込んだ隠しカメラの映像で2人の姿をただただ見守ることしかできない晴の心情を考えると、とても切ないしいたたまれません。そして絶妙なタイミングで流れる、宇多田ヒカルの「初恋」がこれまた、エモい。

 かつて、“ありがとう、と~君に~言われ~ると なんだ~かせ~つない♪”な「Flavor Of Life」で『花男2』を盛り上げた宇多田様。『花男』ファンであれば、どこか「Flavor Of Life」と似ているメロディーと、温かくも切ない歌声で当時のつくし(井上真央)と道明寺(松本潤)を思い出すのではないでしょうか? そして、登場人物たちの心情とリンクした歌詞が、涙腺崩壊のトリガーとなるはず(たぶん)。

■今田愛莉が目力で魅せる

 

 音と天馬を見ていられず、「愛莉!」と声を荒らげる晴に、「そうやって怒って愛莉の名前を呼べばいいんだよ。無視されるよりずっとマシ。愛理を恨んで。もっともっと愛莉で頭いっぱいにしてよ!!」と、メンへラ度数高めの愛莉ちゃんは叫びます。でも、彼女の悲痛な想いは晴には届くことなく、「お前クソだな。吐き気がするぜ。二度と俺の前に現れるな」と吐き捨て、晴は音を探しに立ち去ってしまいます。大きなおめめをひん剥いて晴につめ寄る愛莉ちゃんの姿は、鬼気迫るものがありました。晴が去った後、一人高笑いをする姿もとても痛々しく、そして晴への切ない恋心がよく表れていたように思います。

 そうして晴が冷蔵庫までかけつけると、スプリンクラーの誤作動でびしょ濡れになった音と天馬が。二度も音を危ない目に遭わされた天馬くんは「覚えておけよ」と激おこ状態。そんな彼に家まで送ってもらいながらも、音は愛莉や晴のことを気遣うのでした。

 そんな音に、「ごめんはもう禁止」「もう絶対不安になんてさせない」「僕がそばにいてほしいのは世界にただ一人、音だけだから」と、王子様発言を連発する天馬くん。流れで音の家に上がり、お嬢様育ちで世間離れしている音の母・由紀恵(菊池桃子)の料理の練習に付き合ってくれるという優しさまで見せるパーフェクトぶり。それでも音は天馬くんに告白の返事をしないので、よほど晴に惹かれているのでしょう。本人はまだ自覚していませんが。

 

■音←晴←愛莉、三角関係の結末

 

 その翌日、海斗から愛莉が行方不明になったと聞かされた音は、昔、愛莉と2人で家出したという工場の場所を晴に尋ねますが、「知らねえ」「馳天馬に素直な気持ちを伝えられて、愛莉に感謝してるのか?」と、すっかりいじけモードの晴。音は「アンタって、ほんとしょーもない」と言い残し、愛莉を探すため雨の中、街中を探し回ります。

 晴との思い出の工場にいた愛莉は、ひどく憔悴していました。そんな彼女を音は優しく抱きしめ、かつて晴がそうしたように小さい背中におぶってフラつきながらも歩き出します。そこにようやくやってきた晴。なんだかんだ言いながらも、愛莉との思い出の場所はきちんと覚えていたようです。「気持ちに応えられなくてごめん」という晴に、「大好きだったよ」と答える愛莉。大好きな人の腕の中で、愛莉の恋が終わりました。

 翌日、微熱でバイトを休んだ音の元を尋ねてきた愛莉。憎まれ口をたたきながらも、内心音のことを心配していたようです(たぶん)。サプリメントが昼食替わりだった愛莉は文句を言いながらも音が作った昼食をモリモリ食べて元気いっぱい。晴のことは吹っ切れたようです。そして、音と晴を応援すると宣言! こうして音と愛莉2人は本当の意味で友達になることができたようです。正直、あんなに酷いことをされたのに許せちゃう音の気持ちも、コロッと“音&晴派”に寝返った愛莉の気持ちも全く理解できませんが、筆者の心が汚れているせいだと思っておきます。ひとまずめでたし、めでたし。

 

■読めすぎる展開が退屈

 

 さて、主人公の恋敵となるライバルが登場して……という恋愛モノの王道展開は、前作の『花より男子』(以下、花男)でも描かれました。『花男』では、かつて「ブス」といじめられていた桜子(佐藤めぐみ)が美容整形をして綺麗になった姿で道明寺に復讐するために、つくしを利用。その後、改心した桜子はつくしの英徳での初めての友達となりました。つまり、『花のち晴れ』の愛莉=『花男』の桜子というわけです。

『花男』ファンにとっては、今回のストーリーはどこか見覚えのあるストーリーであったことは間違いないため、先の読めた展開をつまらなく感じてしまった視聴者もいたかと思いますし、視聴率の低下は、そこにも原因があったのではないかと予想します。

 これから先、視聴者を飽きさせないよう、『花男』の“デジャヴ感”をどう払拭できるかが、視聴率回復の鍵となりそうです。

 しかし、マイナス面だけではなく、今話では愛莉役の今田美桜ちゃんの振り切った演技が光っていたのも特筆しておきたい点です。ぶりっこ演技からメンヘラ演技まで、「愛莉」というキャラクターの魅力がよく伝わってきた回でした。そんな彼女は、「福岡で一番かわいい女の子」というキャッチコピーがついた現在21歳の女優さん。昨年秋クールの『民衆の敵~世の中おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)で月9デビューを果たし、高橋一生さんとセクシーシーンを演じて話題になりました。愛莉役も「本当にお人形さんみたい」「美少女」「再現率高い」と、ネットでの評判も上々で、なかなかのハマリ役のようです。愛莉としてはもちろん、これからの彼女自身の活躍にも注目です。

 さて、今夜放送の第5話では、音の新たなライバルとなる人気モデルの西留めぐみ(飯豊まりえ)が登場! 一難去ってまた一難、四角関係の修羅場を楽しみたいと思います。
(文=どらまっ子TAROちゃん)

夏菜や島崎和歌子も飲酒トラブルで危険! 楽しいお酒が地獄への片道切符になる可能性

 TOKIOの山口達也(46)が女子高校生に対する強制わいせつ容疑で書類送検され、所属事務所と契約解除にまでいたった事件について、山口達也が「酒を飲んでいて覚えていない」と答えたことで、各所で“酒は怖い”という結論にされている。しかし飲酒していない状態で共演者の未成年と連絡先を交換していたり、飲酒したからといってわざわざ立場の弱い相手を呼び出す行為には作為的なものがあり、すべて酒のせいとはやはり言えない。一方で、飲酒を控えていれば事件のひきがねを引かなかったのだとすれば、飲酒も一因であることは事実なのだろう。酒は百薬の長ともいうが、飲む量や飲み方を誤れば、他者に危害を加えたり、自身が事故に遭うなど、破滅を招くものでもある。たしかに“酒は怖い”のだ。そんな酒に、日本社会は寛容だという指摘は、諸外国からよくされている。

 山口が酒で破滅したにもかかわらず、テレビでは芸能人が「お酒での失敗」を悪びれることなく笑い話として料理する。5月12日放送の『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)に出演した夏菜(28)は、飲酒が日課で「15~20杯ほど飲む」と酒量の多さを告白。飲酒によって意識を失くしてしまうこともよくあるようで、酩酊してコンビニで大量のおにぎりやスナック菓子を購入(寝て起きると記憶にない)したりする他、電車を乗り過ごしたのか埼玉県の知らない駅のベンチで寝てしまい両親から捜索願を出された経験もあるという。

 女優の泥酔事件簿は、暴力的な方向に転じたとしても警察沙汰になることは少ないためか、テレビの人気ネタのひとつだ。2018年1月に放送された『今夜くらべてみました 元日から生放送3時間SP』(日本テレビ系)では、飲みながら出演していた高橋由美子(44)が途中から泥酔状態に突入。出来上がった状態で他出演者にむやみに絡み始め、スタッフに裏へ連れていかれる様子が放送された。高橋由美子はその後、不倫報道で「週刊文春」(文藝春秋)の直撃を受け、泥酔状態でインタビューに応じて「あたしもっといろいろやってっから!」と啖呵をきった。この春、所属事務所を退社している。

 実は好感度の高いタレントである島崎和歌子(45)も、悪酔いするタイプで危険ではある。15年放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)では、IMALU(28)と飲みに行った際にIMALUのおっぱいを揉みながら飲み、体へ噛みついたことを暴露されている。これを受け、MCの松本人志(54)も、島崎に体中を噛まれた経験があることを明かしていた。長澤まさみ(30)は、歩けなくなるほど酔っ払って洋服を脱ぎ始めたことがあり、宮沢りえ(45)はテンションが高くなりテーブル上で仁王立ちになったこともあるという。さらに、ひとりで飲んでいると知人に連絡するタイプだそうで、瑛太にしつこく連絡を取った時には「俺、結婚してるのわかってる?」と激怒させたこともあると報じられたことがある。

 沢尻エリカ(32)は酔いすぎて「目覚めたらMRIにいた」と病院に運ばれた経験があるほど酒飲みで有名だ。映画『ヘルタースケルター』撮影時には役作りのために実際にお酒を飲んで撮影に参加したものの、演技ができないほどに酔っぱらってしまい、スタジオに一時間も遅れて到着したそうで、共演した寺島しのぶに「女優なら酔った演技も素面でしろ」と激怒されたというのは有名な話だ。一方で、2014年放送の『水トク! 名医が教える! セカンドオピニオン』(TBS系)では、酒豪の遠野なぎこ(38)が「アルコール性心筋症の可能性がある」と指摘を受けていた。この手の医療バラエティ番組で、過度な暴飲暴食をしている芸能人に指導が入るのは定番である。

 酒でほどよく酔った状態になるのは、たしかに楽しい。しかし泥酔して他人に危害を加えるだけでなく、自身の健康状態を左右しかねない。のみならず、階段で足を踏み外したり道路でふらついたり線路に転落するなど、命の危険にも直結する。さらに酩酊状態で性暴力被害に遭ったとしても証拠を押さえづらく「自業自得」と斬り捨てられることが現状の日本ではまかりとおってしまう。せっかくの楽しいお酒が、地獄への片道切符になってしまう可能性はいくらでもあるのだ。

 酒は20歳を過ぎれば「大人の責任」として野放しにされているが、酩酊すれば大なり小なり判断力は鈍る。酒の怖さをあらためて広く認識しなければならないだろう。

(ボンゾ)

大炎上のNHK『プロフェッショナル 仕事の流儀』 ケイスケホンダは何を語った?

 

 サッカーファンたちの注目を集めたNHKのドキュメンタリー番組『プロフェッショナル 仕事の流儀』が14日に放送された。

 なぜこの番組が注目を浴びたのかというと、同番組の公式サイトが「本田圭佑、ハリルホジッチ日本代表監督解任の舞台裏を初告白」と告知したためだ。

 先月、電撃解任されたハリル氏。その理由は、選手たちとのコミュニケーションの齟齬にあったといわれているが(参照記事1)、解任から1カ月たった今も、その真相は明らかになっていない(参照記事2)。

 にもかかわらず、一選手、しかも当落線上の選手が解任の舞台裏を語るという番組構成に対し、ハリル氏支持派だったファンたちから批判の声が上った。

 番組側は5月3日、Twitterで「ハリルホジッチさんとの関係が注目されているようですが、本田さんが『どん底』からいかに這い上がろうとしてきたか、苦闘の日々を記録した番組です」と訂正するも炎上は止まらず、その火の手は、本田のTwitterにまで及ぶこととなった。さすがに番組側もまずいと思ったのか、翌日には公式サイトに「予告で、『監督解任の舞台裏』という文言を用いましたが、本田さんが『解任』についてインタビューで語ったわけではありません。誤解を招く表現でした。本田さんならびに関係者の方々にお詫びいたします」と謝罪文を掲載した。

 この番組の謝罪に対し、サッカーファンたちは「ハリル氏についての部分をカットして放送するのでは?」といぶかしんでいたが、実際はどうなのか?

「インタビュー後に『あそこは使わないでほしい』と言ってきたり、顔見知りの番記者にしか話さない選手も多くいますが、本田はそういうタイプではありません。誰に対しても話す時は話すし、話さない時は話さない。NHKのあおりすぎたタイトルに日本サッカー協会や本田のスポンサーが抗議することはあっても、番組の内容自体に本人が後から文句を言うことはないと思いますよ。そういうタイプの選手は、何度も同じ番組に呼ばれないでしょう」(サッカー関係者)

 実際に同番組では「ハリルのやるサッカーにすべてを服従して選ばれていく、そのことのほうが僕は恥ずかしいと思っている」という本田節も飛び出し、ハリル氏支持派はカチンときたであろう。それくらい忖度なく話していた一方で、解任の舞台裏は語られなかった。

「ハリル氏のやりたいサッカーを理解している一方で、強豪国との試合の結果から考察すれば、日本にフィットしているとは言い難い。その中で、こういうやり方もあるのではと、ハリル氏の嫌うプレーをあえて選択したと本田は語っていました。この話の後に『この本田の声が日本サッカー協会に届いたのだろうか? ハリル氏が解任に……』と編集でキャプションを入れれば、文字通り“解任の舞台裏”を本田が語ったことになる。本田は今までと同じことを言っているだけですが、それをどう捉えるか。NHKがそれを宣伝したのと、それを受け取る側のリテラシーの問題で炎上になっただけで、本田はいつも通りでしたよ」(同)

 今までも本田は、ハリル氏の要求する以外のプレーをあえて行っては、このサッカーでいいのか記者に議論を投げかけていた。ハリル氏はそれでも本田を招集し続けてきたわけだが、『プロフェッショナル』を見て思ったのは、そのことに対する違和感だ。なぜ、ハリル氏はそんな本田を切らなかったのだろうか?
(文=TV Journal編集部)

山田孝之、「バストサイズ測定イベント」参加の謎――「仕事選ばなすぎ」の理由とは?

 「山田孝之が女性のバストサイズを測定する」というイベントの開催が、化粧品、健康食品などの販売を行うシーオーメディカルの公式サイトで発表され、ネット上に波紋を広げている。告知文書には、「うっかり胸を触ってしまう場合がございますがご了承ください」などと書かれていることから、ファンならずとも衝撃が大きいようで、ネットユーザーの間では「仕事を選ばなさすぎる」という声が飛び交っているという。

 山田が今回、地下アイドル顔負けの“女性ファン参加型イベント”に登場することになった背景には、“事務所との確執”が影響しているとみられる。

「2年ほど前から、『山田が個人マネジャーを探している』という情報が業界内で出回っていました。本人に近い人物に話を聞いてみると『もっと自由に芸能活動をしたい』という考えがあっての行動だったようですが、同時にその頃から『事務所との関係がうまくいかなくなり、独立を目指しているのではないか』と、ささやかれ始めたんです」(芸能プロ関係者)

 山田は所属事務所のスターダストプロモーションに対し、スケジュール管理から運転手の雇用までを全て自分で行う代わりに、ギャラの取り分を多くしてほしいと申し出たのではないかといわれているそうだ。

「同世代の俳優でいうと、例えば小栗旬はトライストーン・エンタテイメントの所属俳優であるとともに、同社の役員でもある。彼は芸能活動のほか、自ら飲食店経営などのビジネスを展開しており、山田も同じようなポジションを目指したいのかもしれません」(同)

 同じスターダストでは、柴咲コウも一時期、所属ではなく業務提携となり、自らマネジャーを雇い、事務所との壁を作っていた。

「SNSなど、タレント自ら情報発信できる場が増えたことで、こうした動きを見せる者が増えてきました。ただ、山田の場合は以前からスターダストへの不満や確執が見え隠れしていたため、トラブルに巻き込まれるのを恐れて誰も近付こうとはしなかったようですが」(テレビ局関係者)

 山田は2016年に、かねてから交流があった赤西仁とユニット「JINTAKA」を結成し、CDデビューを果たしている。

「赤西にしても、ジャニーズ事務所を円満退社したとは言い難く、ヘタに共演すればスターダスト全体が、ジャニーズサイドから睨まれることになりかねない。この仕事を発表したあたりから、『山田は、事務所ではなく自らの意志によって仕事を選ぶようになったのではないか』と、感じるようになりました」(同)

 今回のバストサイズ測定イベントも、山田自身が引き受けた仕事ということなのだろうか。独立トラブルが多発する芸能界だが、果たして山田の昨今の行動は、数年後に振り返った時に「正解だった」と言えるか、注視していきたい。

キンタロー。の大炎上が止まらない! 欅坂46平手友梨奈モノマネで「侮辱するな!」

 タレントのキンタロー。(36)へのバッシングが止まらない。11日に放送されたバラエティー番組『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(フジテレビ系)に、女性芸人とともに出演し、欅坂46の平手友梨奈のモノマネを顔芸を交えて披露したことに批判が殺到。ネット上でも「キンタローは平手を侮辱するな」「ふざけすぎ」「やりすぎ」「謝れ」などと炎上状態となったいる。

 キンタロー。のブログにも同様のコメントが殺到しているようで「松竹芸能にまで怒りの連絡きてるみたいです」と所属事務所にも苦情が来ていることを明かしている。

 そんなキンタロー。だが、最近では大きな仕事といえばTBS『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の「金スマ社交ダンス」企画に出演するくらいで、一時期に比べると出演する番組が激減していた。

「出身の愛知県を中心にローカル番組に出演したり、営業活動で頑張っていたようです。元AKB48の前田敦子さんのモノマネも飽きられて、本人は相当焦っていたようで、営業では尊敬する大久保佳代子さんをお手本にして、下ネタにチャレンジしていた時期もありました。とてもマジメなので、新しい自分の持ちネタを増やそうといろいろと研究していただけに、今回の平手さんのモノマネも熟考していろいろと勉強した末のネタだったと思いますよ」(芸能関係者)

 とはいえ、ファンの感情を逆なでしたことには変わりない。

「今回の騒動を沈静化させるのは、本人にモノマネの公認を得るとかしないと、なかなか収まらないかもしれません。特に平手さんはグループ活動を休んだりと、ファンが心配している時期だったので、タイミング的にもよくなかったですね」(同)

 ただキンタロー。としては近年では珍しく脚光を浴び、再注目されたことに間違いはない。このピンチをチャンスに変えられるか。

キンタロー。の大炎上が止まらない! 欅坂46平手友梨奈モノマネで「侮辱するな!」

 タレントのキンタロー。(36)へのバッシングが止まらない。11日に放送されたバラエティー番組『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(フジテレビ系)に、女性芸人とともに出演し、欅坂46の平手友梨奈のモノマネを顔芸を交えて披露したことに批判が殺到。ネット上でも「キンタローは平手を侮辱するな」「ふざけすぎ」「やりすぎ」「謝れ」などと炎上状態となったいる。

 キンタロー。のブログにも同様のコメントが殺到しているようで「松竹芸能にまで怒りの連絡きてるみたいです」と所属事務所にも苦情が来ていることを明かしている。

 そんなキンタロー。だが、最近では大きな仕事といえばTBS『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』の「金スマ社交ダンス」企画に出演するくらいで、一時期に比べると出演する番組が激減していた。

「出身の愛知県を中心にローカル番組に出演したり、営業活動で頑張っていたようです。元AKB48の前田敦子さんのモノマネも飽きられて、本人は相当焦っていたようで、営業では尊敬する大久保佳代子さんをお手本にして、下ネタにチャレンジしていた時期もありました。とてもマジメなので、新しい自分の持ちネタを増やそうといろいろと研究していただけに、今回の平手さんのモノマネも熟考していろいろと勉強した末のネタだったと思いますよ」(芸能関係者)

 とはいえ、ファンの感情を逆なでしたことには変わりない。

「今回の騒動を沈静化させるのは、本人にモノマネの公認を得るとかしないと、なかなか収まらないかもしれません。特に平手さんはグループ活動を休んだりと、ファンが心配している時期だったので、タイミング的にもよくなかったですね」(同)

 ただキンタロー。としては近年では珍しく脚光を浴び、再注目されたことに間違いはない。このピンチをチャンスに変えられるか。

別れさせ屋が「水難偽装・妻殺害事件」を考察――保険金殺人報道に「不倫相手の女性気になる」

 昨年7月、和歌山県白浜町の海水浴場で、妻・野田志帆さんを水難事故に見せかけて死亡させたとして、和歌山地検が5月11日、野田孝史容疑者を殺人罪で起訴した。報道によると、孝史被告には彼の子どもを妊娠したキャバクラ嬢の不倫相手がおり、その事実を知った志帆さんとは離婚調停中だったそう。そして、志帆さんが亡くなる前、孝史被告は数カ月の間に2社で合計5000万円の生命保険をかけていたといい、保険金目当て殺人の線が浮上。「極悪非道な保険金殺人事件」として、世間の耳目を集める事態となっている。

 そんな中、同事件に反応したのが、別れさせ屋・復縁屋の「ブリジャール」。男女間のトラブル解決を担う同社は、公式ブログで「毎年通った思い出の海水浴場に誘い出し、ダイビングのライセンスまで取得するほど海が好きな妻を、海に沈めた夫はどのような心境だったのでしょう」とつづり、同事件の動機と考えられるポイントを「復縁を断られ続けた妻を恨んでいた」「不倫相手と一緒になりたくて早く離婚協議を終わらせたかった」「離婚して他の男と再婚するくらいなら殺してしまおうと思った」「お金が欲しかった。または必要だった」と推察したのだ。

 そこで今回、サイゾーウーマンでは、ブリジャールの代表に取材を敢行。婚姻トラブルに対峙してきたプロは、同事件をどのように見たのか、話を聞いた。

気になるのは、不倫相手のキャバクラ嬢

 ブリジャールの代表は、まずブログ更新後、同事件の背景が徐々に明らかとなりつつあることに触れ、「現段階では、お金目的で、保険金殺人を行ったとみられると思います」と言及する。

「ブログには、『不倫相手と一緒になりたくて早く離婚協議を終わらせたかった』という動機が考えられると書いたのですが、不倫相手と一緒になりたかったら、スムーズに離婚できていたと思います。奥様も、復縁を望んでいたわけではないと思います。そこで、違和感を覚えてしまうのが、この被告の不倫相手の女性です」

 不倫相手の女性は、被告の子どもを妊娠し、すでに出産していると報じられている。

「本当にこの男性を愛していて、結婚したいと思っていたら、早く奥様と離婚してくれることを望むと思うのですが……にもかかわらず、保険金をかけて殺害という期間を見守っていたとしたら……。不倫相手の女性も、被告の計画を知っていたのではないかと想像をめぐらせてしまいます。もちろん何も知らなかった可能性もありますが」

 実際に、ブリジャールに相談を寄せる依頼者には、既婚者男性の不倫相手という立場の女性が多いという。

「『既婚者の彼と交際をしているのだが、「いつまでに離婚する」と言っているのに離婚してくれない』『彼の離婚が成立しないので、何とか力を貸してくれないか』というご相談が多いですね」

 既婚男性の略奪をもくろむ不倫相手の女性の中には、「『奥様に消えてほしい、いなくなってほしい』と涙を流しながら訴えてくる方も、たまにいらっしゃいます。男性側が奥様と話し合ったものの、離婚を成立させられなかった、という方が『奥様さえいなければ……』という考えに至ってしまうようです」とのこと。

「お相手をどうにか振り向かせたいという強い思いを持ち、感情のコントロールができなくなってしまっている場合、まずはお話をお聞きし、共感します。そうすることで、落ち着きを取り戻される方が多くいらっしゃいます」

 その後、ブリジャールでは、相手の配偶者に別れ工作専門の工作員を接触させるなどして、離婚という状況に導いていくとのこと。具体的には「例えば、奥様がジムに通っているならば、そこへ男性工作員を送り込んで恋愛関係を構築する。または、女性工作員を送り込み、奥様と仲良くなってから、男性を紹介するパターンなど、ケースバイケースで、何十種類もあります」という。

 お金を払い、第三者に依頼してでも、既婚男性と一緒になりたい――そんな思いを抱く女性に多く接してきた代表。今回の事件における不倫相手の女性は、「そういった女性とは明らかに様子が違うように見える。やはり“お金”が目的だったように思います」という。

 一方で、同社代表は、「不倫相手との結婚を阻む奥様と円満に別れたい」という依頼を持ってブリジャールを訪れる既婚男性もいることを指摘する。

「今回の件で被害者となった奥様は、『離婚したくない』と言っていたわけではなかったようですが……奥様と不倫相手の板ばさみにあって、『早く離婚したい』と当社へいらっしゃる既婚男性の方がいます。最初にこのニュースを知ったとき、保険金の話も出ていましたが、同時に『奥様と不倫相手の板ばさみになったのかな?』と感じました。奥様に手をかけてしまうのではないかと心配になるほど、焦っている既婚男性の方は、実際に多くいらっしゃいます」

 警察によると、野田被告はこれまでの調べに対して、黙秘を続けているとのことだが、今後、どのように同事件の真相が浮き彫りになってくるのか。続報を待ちたい。

別れさせ屋・復縁屋の「ブリジャール」公式サイト

あえて黒髪キープで男を落とす!? 「non・no」に見るイマドキ女子大生のしたたかな恋愛術

 今月の「non・no」(集英社)の表紙は、レギュラーモデルの乃木坂46・西野七瀬と欅坂46・渡邉理佐のツーショット。昨年、渡邉がノンノモデルに加入してからは、雑誌内で「坂道姉妹」と称され、2人が登場する着回し企画がたびたびに特集されています。同じ坂道グループのアイドル、そして同じ雑誌のモデルを務めるというだけあって、もともと雰囲気が似通っているのかもしれませんが、それにしたって、この2人は髪形も顔のパーツの配置も笑った時の口角の上がり方もソックリです! 2人のことをよく知らない人が見ると、本当に姉妹、いや双子なのかと思ってしまうのでは? 同じ雑誌内でキャラ被りってアリなんですかね? それでは早速、中身を見ていきましょう~! 

<トピックス>
◎5月の大学生シーン別★正解コスパコーデ!
◎アイドルって、握手会でどんなハンドクリーム使ってるの?
◎「大学ではじめて彼ができた人」がしていたこと

なぜ女子大生は似たようなファッションをするのか?

 まずチェックしていくのは「5月の大学生シーン別★正解コスパコーデ!」です。「BBQ」「ボウリング」「海へドライブ」「サークル合宿」「韓国に女子旅」など、イベント別のコーディネートが紹介され、先月号同様、先輩男女総勢50名が「OK⇔NGをジャッジ」をしてくれます。やはりファッションルールに厳しいノンノ大学。髪型ひとつとっても「(BBQで)ダウンヘアだと風で乱れるし食べる時ジャマ!」とTPOを意識するのはマスト、さらに皆が集まるイベントでは「キュッと一つに結ぶだけだと手抜きに見える」ため、SNS映えも気にしなければいけません。しかしその半面「みんなを待たせて凝りすぎヘアはマナー的にもナシ」「(合宿で)巻き髪って落ち着かない……」とのことです。目指すのは“全方位モテ”ならぬ“全方位気遣い”なのでしょうか。

 さらに気になったのは、女友達同士での「リンクコーデ」です。「韓国に女子旅」のシーンでは、「動きやすさ重視の地味子ちゃん。一緒に楽しめない」「薄すぎメイクはあとで写真を見て後悔するよ」といったポイントを押さえておかなくてはならないようで、SNS映えは大前提なのでしょう。そして「フォトジェ狙いのオシャレを満喫しよう♪」ということで、「ドレスコードはチェックで統一」し、韓国風の「グラデリップ」でメイクを合わせることが推奨されています。誌面に掲載された、ポージングをばっちりキメた3ショットは、まるで三つ子のよう。

 これまで、イマドキの女子大生たちは“安心だから”という理由で、似たようなファッションをしているのかな? と思っていました。しかし、むしろ積極的にファッションやメイクを似せ、それをSNS上にアップして楽しんでいる様子を見ると、“みんな同じ=可愛い”という価値観を持っているのではないか、とも感じました。異様に厳しいファッションチェックも、仲良しグループ内での統一感を維持しようと思えばこそ、という気もします。

 特にリンクコーデは、そのクオリティいかんによっては、一昔前のように「量産型女子大生」と揶揄されてしまう可能性もあります。量産型ではないけれど統一感があって可愛いを目指すのには、並々ならぬ努力がいりそうです。

 続いて見ていくのはこちら。ネット上でも物議を醸した、ありそうでなかった企画「アイドルって、握手会でどんなハンドクリーム使ってるの?」です。AKB48・横山由依、NMB48・白間美瑠、モーニング娘。’18・生田衣梨奈と石田亜佑美、フェアリーズ・下村実生、Juice=Juice・植村あかりと6名のアイドルが一挙登場。各人が、いまやアイドル界の常識となった、ファンとの握手会で使用しているハンドクリームを紹介するという、なんともニッチな企画です。一見、「non・no」読者とはかけ離れたアイドルオタク向けの企画のようにも思えます。現にネット上でも、よくオタクたちが「握手会で誰々がいい匂いした」などと盛り上がっていますし、「アイドルがもらって嬉しいプレゼントはハンドクリーム!」なんていう記事もありました。まあ確かに、1日に何千人と握手する彼女たちにとって、手荒れ防止の必須アイテムであることは間違いなし。使ってもらえる可能性が高いと思います!

 今月号の表紙を飾った坂道グループの2人がノンノモデルを務めているように、ファッション誌の専属モデルを務めるアイドルは増え、多くの女性ファンから支持を得ています。また、アイドルたちもこぞってSNS等で自身の使っているコスメやメイク術を紹介していて、それを参考にする女子たちが多くいるのが現状です。女優やスーパーモデルよりも身近な存在で、ファッションやメイクをマネしやすいのでしょう。

 今回のハンドクリーム特集でも、コンビニやドラッグストアで買える「ニベア」「アベンヌ」等の実用的なラインから、定番の「ロクシタン」や「ジルスチュアート」、そしてあこがれブランドの「クロエ」や「シャネル」まで、ノンノ女子たちにとっても身近で共感しやすいラインナップが紹介されていました。同企画は、“会いに行けるアイドル”ならぬ“マネしたくなるアイドル”が現役女子大生たちの心をガッツリ掴んでいる証拠なのではないでしょうか。

 最後に見ていくのは「『大学ではじめて彼ができた人』がしていたこと」です。直球なタイトル、いいですね。学生らしいフレッシュさが出ていて、まぶしい限りです。「non・no」は保守的で優等生タイプの読者が多いようで、高校時代は「好きな人がいたけど片思いで終わってしまった」「女子校で出会いがなかった」という声が大半を占めています。そのため、大学生になったら「彼氏が欲しい!」と積極的な行動に移す人が多い模様。

 「ダイエットやオシャレ」に励んだり、「カッコいい人が働いてそうな、おしゃれなカフェのバイトに応募」するなどは可愛いもの。中には「男女比が同じくらいの、大人数のサークルに入会する」「(好きな)彼の友達と仲良くなる」「彼と同じタイミングで帰れるように調整する」、そして「あえて黒髪をキープして一見チャラめの先輩を落とした」という計算高さを見せる強者もいました。さすがノンノ女子……毎度のことながら、控えめなふんわり系の見た目とは裏腹にあざといですね。

 また、彼から告白されて付き合い始めた人が全体の83%を占めており、「相手から告白されるように仕向けた」というコメントもちらほら。高校時代は奥手で通していても、大学1年生のときに知り合った人と付き合うパターンが大多数のようでした。以前にノンノ女子たちの結婚観が特集された際には、「大学時代の彼氏と26歳で結婚したい」という理想が挙げられていましたが、その理想を実現するための作戦が大学入学時から始まっているんですね。フレッシュでときめき満載な恋愛企画かと思いきや、想像以上に堅実な内容に感心した次第です。
(橘まり子)