豊原功補との不倫に「小泉今日子、目を覚まして!」 面倒くさい3人の俳優たち

 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです! 「やっぱりキョンキョンはタダモノじゃない!」と感じさせてくれた今回の小泉今日子さんの事務所独立と恋愛騒動。いろいろと言われているけれど、アツ周辺では「相変わらず勇ましくてカッコイイ」と、こっそりエールを送る人たちが多いのよね。

 独立に関してはもう10年以上前から「辞めたがっているけど、円満退社にするべくキョンキョンが孤軍奮闘している」という話を聞いていたからそんなに驚かなかったんだけど、噂になっていた豊原功補さんと「恋愛関係にある」という報告にはびっくりよ。「なぜ今さら、発表する意味があったのか?」とマスコミが探り始めたけど、そんなことよりアツの周りでは「何で豊原功補?」という疑問のほうが大きいの。

 というのも、豊原さんって映画やドラマスタッフの間では「ちょっと面倒くさい人」で通ってるから。インタビューをしていても演技論を熱く語るタイプにありがちなんだけど、かなり上空からの発言が多くてね。斜に構えている辺りがカッコイイんだろうけど。余計なお世話だけど「キョンキョン、早く目を覚まして!」と願ってる人が多いのも事実なの。

 キョンキョンは男性ファンも多いけど、何が強みって、女性からの支持が厚いことじゃない? 豪快な性格で同性のお友達も多くて、仕事はしっかりこなすから現場でもスタッフからの人望も厚いの。それに今までは男性の趣味もよくて、特に永瀬正敏さんと結婚した時は「さすがキョンキョン、目の付け所が違う。いい趣味してる~!」と絶賛されたしね。

 アツは永瀬さんが滅多に出ないドラマ『私立探偵 濱マイク』(日本テレビ系)で主演された時から何回かインタビューしているんだけど。このドラマには、当時はまだ結婚中だったキョンキョンや、のちに恋愛関係に発展した中島美嘉さんが出演していたの。思い返すと劇中より、すごいドラマがあったんだなって思うのだけど、現場はとっても和やかで、永瀬さんとキョンキョンはベタベタはしてないけど、いつも仲良く話していたし、お互いを「役者として尊敬する」と評していて、素敵な夫婦関係を築いているなぁと思っていたの。

 ある緑多い森の中、真っ赤なドレスに身を包んだキョンキョンがひとり佇むシーンで、永瀬さんが「もうそこに赤いドレスの小泉今日子さんがいるというだけでシーンが成立していて、改めて彼女の存在感の大きさを感じた」と言ってらしたのが印象的だったわ。

 当時の永瀬さんは、撮影に入る前から横浜のホテルで一人暮らしをされていて、こっそり「僕は仕事に集中しすぎるタイプなんで、公表はしていませんが、撮影中はホテル暮らしをしているんです。でも彼女とはとてもいい関係ですよ」と教えてくれたの。

 2人の関係は仕事仲間でもあるし、戦友という感じで、でもどこかに甘さもあって、見ていて憧れる夫婦像だったのだけど、その後、残念ながら離婚されて。だけど、その後もお2人は映画で共演したり、夫婦役を演じたりで、「これぞキョンキョン!」って感じで。離婚しても一緒に仕事ができる関係性が出来ていて、さすがだなと思ったものよ。

 20歳年下の亀梨和也くんと恋に落ちた時も、同年代の女性たちから「よくやった、キョンキョン」ってエールを送られてたし、亀梨くんとも別れてからも「何でも相談できるいい友人関係」を築いていて、ドロドロしない人間関係を作れるところがキョンキョンの魅力のひとつでもあったのに。よりによって既婚者の、それも豊原功補って(ごめんなさい)。

 まぁ昨年、玉森裕太くん主演のドラマ『重要参考人探偵』(テレビ朝日系)で久々に豊原さんを取材した時には、年下の俳優たちを見下すことなく接していらして「あら、ちょっと変わった?」とは思ってたんだけど。しっかり者の彼女だから、洗脳されてるなんてことはないだろうけど、でもやっぱり「私たちのキョンキョンに何してくれてんのよー」って叫びたい気持ちでいっぱいよ。

 世間一般もそうだけど、俳優さんの中にはたまにこう、恋愛関係になった女優さんを“自分好みに変えていく”という強い願望を持った人がいるのよね。恋は盲目だから、女性側もうっかり洗脳されちゃうんだろうけど、その最たる人が……保阪尚希さんだったわ。今は「年商10億を稼ぐ通販コンサルタント」として名を馳せているけれど、かつては人気があった俳優さんで、松雪泰子さんと恋愛関係になったり、高岡早紀さんと再婚してのちに離婚したりとモテモテでね。

 あれは高岡さんと電撃入籍する直前だったかしら。保阪さんがドラマに出演していたのでインタビューしたんだけど、その隣にはピッタリ寄り添った高岡さんの姿が。えっと、今日は保阪さん単体のインタビューのはずだけど、マネージャーさんではなく隣に恋人の高岡さん? とちょっと疑問に思いつつも、ニコニコ顔の高岡さんが可愛かったからそのままインタビューを始めたの。

 すると、次から次へと出るわ出るわ。何がって彼の自分自慢が(苦笑)。「今、ちゃんとした役者なんていないからさ。演技ってのは~」に始まり、自前で着ていた高級スーツの話になり、鞄、靴と次々にご紹介くださった挙句「この靴はね、底まで革なんだよ。それこそ本物の革靴。目が飛び出るほど高いからそこら辺のサラリーマンが買えるようなシロモノじゃない。だいたい底が革の靴で営業なんかできないだろうしね。ツルツル滑っちゃうからムリムリ。こうゆう高級靴はフカフカの絨毯の上で履くものだからさ」と悪びれることもなくサラリと話されて、アツの目はテン。

 あまりにびっくりして高岡さんの顔を見たら……まだニコニコ笑ってる~! エー、何で? こんな自分自慢をしれっと繰り広げちゃう男を、なぜ微笑んで見ていられるの? とあ然としちゃったんだけど、その後も、ドラマ撮影に入った保阪さんの後をピッタリくっついていく高岡さんを見て、またまた驚愕。

 その時、保阪さんの相手役をされていた女優さんが「仕事場に恋人を連れてくるってあり? イチャイチャするのは構わないけど、撮影中もカメラ横で恋人がじっと睨むように見つめてきて、やりにくったらありゃしない。一体、あの人たちどうしちゃったの?」って嘆いていたけど、どうやら保阪さんの独占欲は尋常じゃなかったらしいの。

 確かにインタビューでも「恋人は常に傍にいること。仕事中だろうと、いつでもどこでも一緒にいること。そんなの当たり前でしょ」と堂々と言ってらして、口あんぐり状態だったのよね。

 逆に高岡さんがお仕事の時は保阪さんがピッタリと寄り添い、マネージャーさんより近くであれこれ世話を焼き、「女優さんは連ドラに入ったら肌が持たないから、食生活も大事。だから朝昼晩と、俺が野菜を中心にしたメニューで食事を作ってる」と豪語。いやいや、それって優しさを通り越してちょっとやりすぎ、痛くない? と当時も思ってたのよね。最近の高岡さんは恋多き女と呼ばれるけれど、あの束縛から逃れたからそうなっちゃったんじゃないかしら?

 ちなみに、今でもいつお会いしても高岡さんはニコニコしていて感じがいいの。ピュアな人のようで、麻布界隈で年下のアイドルや俳優さんと飲んでる姿は魔性の女というより、キャッキャと笑う少女のよう。大変失礼ながら、保阪さんの洗脳が解けて本当によかったねと思っちゃうもの。

 ドラマの現場なんかではスタッフから「いろいろ面倒くさい人」と呼ばれていた保阪さんだけど、今は“通販帝王”として君臨されていて役者業には一切未練なく、我が世の春って感じだし、めでたしめでたしよね。

 今はあんまり「面倒くさい役者」がいなくて、保阪さんが懐かしいぐらいだけど(笑)。でも、たまにまだ「ちょっと面倒くさい人」で名前があがるのは……やっぱり向井理さんかなぁ。現在、吉岡里帆さんの主演ドラマ『きみが心に棲みついた』(TBS系)で不気味な男を演じているけど、マスコミ連中からは「ピッタリのハマリ役!」との声が多数。タッパもあるしあれだけのモテ顔で頭脳明晰だし、非の打ち所はないはずなんだけど、売れない時代から応援していた女性記者たちからは「理くんの取材態度は何とかならないかしら?」って、ため息まじりの愚痴がたまに聞こえてくるの。

 向井さんだけじゃなく、俳優さんが取材中に、記者と目を合わせないってことは時々あるの。理由はいろいろで「恥ずかしい」「面倒くさい」「そもそも取材が嫌い」とかね。でも一応、人としての礼儀でたまには相手の目を見てちゃんと話して欲しいのだけど、机の上に置かれた新聞や雑誌をパラパラめくりながらインタビューに答える俳優さんもいるのよ。

 で、いざ答えると意外と辛辣な言葉で独自の役者論をぶちまけたり、「あの作品は~」とちょっとした文句を言ったりね。プライベートを聞こうとすると「それはいらないでしょ?    誰が興味あるの? 知ってどうすんの?」なんて言われちゃったりね。

 まぁ女性ファンが多いから奥様や子供さんの話はしたくないんだろうけど、向井さんの粗塩対応は一時、ちょっとした話題だったから、すっかりトーンダウンした編集者たちもいたわ。まぁもう実力もある人気俳優で名前も十分に知られているから、取材なんかに頼らなくてもいいんだろうけどね。ちなみに『きみが~』で共演中の桐谷健太さんは対照的にめちゃくちゃ面白くて、取材でもサービス精神満載。「どこまで笑わせてくれるの」って感じで、みんなを楽しませてくれる俳優さんなの。

 よく大物俳優さんは「どんなに演技をして隠したつもりでいても、画面は正直だからね。その人が持つ人間性が、どこかでポロリと出ちゃうもんなんだよ」と言ってらして、なるほど~と感心しちゃうんだけど。画面通り、いい人な役所広司さんとか寺尾聰さん、渡辺謙さんとか、大物ベテランクラスは器が違い過ぎて、本当にいつも感謝感激よ! やっぱり本物は違うのね。

 一方で、画面の中では毒舌を繰り広げる中尾彬さんや泉谷しげるさん、松山千春さんなんかは、実際に会ってみるとあら不思議! 何ともダンディーで優しい素敵なオジサマたちで、会話をしているだけでトロトロとろけちゃうぐらいよ。こういう嬉しい裏切りは大歓迎!

 さて私たち、これからも翻弄されつつ、頑張って取材を続けていかなくちゃね。面倒くさい人もいらっしゃ~い! 立ち向かっていきましょ。春の新番組ラインナップもそろそろ出揃ってきたし、ますますガツガツ取材しにいきますので、皆様どうぞ宜しくお願いしま~す!

Kis-My-Ft2・宮田俊哉、『逃走中』ヤラセ疑惑を釈明! “ヘタレキャラ”演出を告白

 1月6日に放送されたバラエティ『逃走中』(フジテレビ系)で見せた言動が「クズすぎる」として、ネット上で猛批判を浴びたKis-My-Ft2・宮田俊哉。2月7日放送のラジオ『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)では、『逃走中』の“演出”や、裏事情を、宮田本人がぶっちゃけた。

 不定期で放送されている『逃走中』は、多数の有名人が「ハンター」と呼ばれる人物から逃げるゲームで、6日のオンエアーにはジャニーズから宮田、ジャニーズWEST・神山智洋、Sexy Zone・松島聡も出演。その中で、宮田はゲーム開始後すぐに「たぶんなんですけど、ジャニーズWESTの神山が一番体動くんですよ」「ジャニーズって、縦社会結構厳しいんで。ちょっと、守ってもらえないかな~みたいな。やっぱ後輩は先輩を守るもの、みたいな」と、早くも“後輩頼み”であると宣言した。

 その直後にハンターが松島を発見したものの、神山が巻き込まれる形で捕まり、「僕が犠牲になればよかった……」と、落ち込む松島。対照的に、別の地点で確保を知った宮田は「オイ! 何やってんだよ、アイツ!」「なんで俺を守らず捕まってんの?」と、言い放つ。さらに、宮田自身も残り時間50分頃にハンターの餌食となり、「自首しとけば60万もらえたのになぁ~」と、アイドルらしからぬ“ゲスっぷり”を発揮。復活ゲームで再びメンバー入りし、ミッションを諦めてまで生き延びたにもかかわらず、残り2分30秒を切った頃、惜しくも確保となった。

「これにより、宮田は視聴者から『うぜぇー。ミッションやれよ』『まじでクズだな。なんか、見方変わったし嫌いになった』などと、怒りを買ってしまいました。後日、宮田が所属するキスマイ派生ユニット・舞祭組のコンサートツアー『舞祭組村のわっと! 驚く! 第1笑』の大阪公演(1月11日)のMCで明らかになったところによれば、本人は炎上してヘコんでいたとか。二階堂高嗣いわく、宮田は『俺だって、やりたくないことやらないといけない時もある』とつぶやいており、ファンの間では番組側が指示した“ヤラセ”なのかと話題になりました」(ジャニーズに詳しい記者)

 そんな中、2月7日のラジオで『逃走中』に関するお便りが寄せられると、宮田は「あぁ~、なるほどね。うーん、そうね……」と、トーンダウン。番組を見たという玉森裕太に「どうだった?」と感想を聞くと、

「バラエティだしさ。まぁ、“そっちの方に徹したんだな”っていうのはさ。こっち、やってる側はわかるじゃない、見てて。あぁ、もうこういうキャラでこの番組をやったんだなって。まぁ、結構叩かれてたよね(笑)? 結構なんか、いいも悪いも(反響が)あったよね」

 と、ネット上の反応について切り出した。宮田は「いいも悪いもありましたね」と玉森の言葉を肯定し、「友達から、なんかそう、送られてきて。『え、なにそれ?』みたいな。『そんな叩かれてるの?』みたいな。気になって見ちゃって」と、書き込みをチェックしたと告白。玉森は、宮田の性格を知らない視聴者ならば、「おいおい、どうした?」と思われる内容だったと指摘した。

 しかし、Kis-My-Ft2はこれまでバラエティ畑で育ってきたため、宮田自身に「なんとしてでも爪痕残してやろう」といった意気込みがあったという。ともに出演した神山&松島とは、「せっかくジャニーズ3人出てるし、3人とも違うグループだから『なんかやりたいね』っていう話をしていた」といい、3人でミッションをやるか、電話をつなぐなど「俺たちで展開考えていかないとダメだよね」と打ち合わせしていたそうだ。

 すると、“ヒーロータイプ”の神山は「ミッション、ガンガンいきますわ」と希望し、松島が「正統派にちょっといってみたい」と主張したことで、宮田は「じゃあ、俺ちょっとヘタレるわ」と、役割分担を決めたそう。こうして各々のポジションを決め、「結託しよう」と話していたにもかかわらず、電話をかける前に神山と松島がハンターに捕まってしまい、「あれ、俺1人? みたいな。いや~、どうしよっかな」と思いつつキャラに徹していたところ、「想像以上に叩かれまして。その日なかなか寝付けなくて。1人で深酒をする(笑)」と、精神的に参ってしまったとのこと。

 とはいえ、このラジオ収録時にはすっかり立ち直ったのか、宮田は「なんか結局、叩かれてもいいんだよ。印象に残ってれば勝ちなんだよ」と、コメント。玉森も「記憶に残ってるわけですからね、その人たちの。俺は別にいいと思うけどね。やっぱ、わかってる人はわかってるからさ」と宮田の姿勢に賛同したのだった。

 その上で、宮田は「だから、全然“ヤラセ”じゃなくて、個人的な演出だから(笑)」と明るく振り返り、玉森が「じゃあ、半分は本性も入ってるってことね」と、茶々を入れ返すと、「半分はね。だってもう目立ちたいんだもん!」「宮田なりの演出です!」と、再度強調。リスナーに対して、「なんか“ヤラセ”みたいになるのも嫌だから、マジで違うし。俺、“勝手な演出だった”ってことだけ伝わってくれればいいや」と理解を求めたのだった。

 次に『逃走中』のオファーが来た場合は「ヘタレやっちゃうよね」と、同様のキャラを貫くと宣言した宮田。当初の望み通り、「爪痕残す」という点では大成功だったものの、くれぐれも無理をせず自然体でテレビに臨んでもらいたいものだ。

“タブーなき女”小泉今日子が最強すぎ!? フラれた当時のKAT-TUN・亀梨和也の憔悴ぶりが……

 2月1日に妻子ある俳優・豊原功補との不倫関係を公表し、大騒ぎになっている女優・小泉今日子。3日には豊原が会見を開き、小泉と3年前から交際していること、同時期から、妻子と別居していることを語った。

 小泉の“略奪愛”は、現在こそ燃え上がっているようだが、「そもそも小泉さんは肉食系女子なので、今回のことにも、さほど驚かなかった」と語るのは、50代の芸能誌記者だ。

「小泉さんはアイドル時代の1987年に、当時人気絶頂だったチェッカーズ・藤井フミヤとの熱愛が発覚していますが、カバンの中に身を隠して運んでもらってまでデートを楽しんでいたという“情熱派”です。また、フミヤさんの後には実弟の藤井尚之さんとも交際するなど、当時から『タブーがない女』と言われていましたね」

 小泉は95年に俳優・永瀬正敏と結婚したが、永瀬との交際のきっかけも小泉主導だったという。

「93年に女性誌『anan』(マガジンハウス)で対談したのが2人の初対面でした。キョンキョンはジム・ジャームッシュ監督の映画『ミステリー・トレイン』に主演するなど、国際派俳優だった永瀬のファンだったのでしょう。対談で『私ぐらいの年齢の人って、妙に好きですよ、永瀬さんのこと』と発言するなど、積極的に好意をアピール。それからすぐ交際が開始しましたからね。当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった永瀬さんも、小泉さんの本気アプローチには敵わなかったようです」(ファッション誌編集)

 しかし、永瀬とは9年後の2004年に離婚。そのわずか2年後の06年、今度はKAT-TUNとしてデビューしたばかりの亀梨和也との“20歳差愛”で世間を騒がすこととなった。

「当時の亀梨さんといえば、KAT-TUNでデビューし、オリコン1位をとるなど、人気絶頂でした。一方の小泉さんは40歳。20歳の亀梨さんを夢中にさせられる小泉さんは、やっぱりすごい、と同世代の女性から尊敬の目で見られていましたよね。亀梨さんも年上の女性を恋愛相手に選ぶ価値観が評価されたので、お互いにとっておいしい相手だったとも言えます」(芸能事務所勤務)

 結局、この2人は2年で終わりを迎えたのだが、小泉にフラれる形となった亀梨は相当落ち込んでいた、と亀梨と親しい関係者は語る。

「仕事にも身が入らない様子で、完全に憔悴していましたね。『小泉さんが忘れられない』と言い、がっくり肩を落としていました。本人は小泉さんとの結婚を考えていたくらいで、ゾッコンだったようです」

奔放な男遍歴を歩み続ける小泉今日子、今回がいよいよ最後の恋となるか!?

“タブーなき女”小泉今日子が最強すぎ!? フラれた当時のKAT-TUN・亀梨和也の憔悴ぶりが……

 2月1日に妻子ある俳優・豊原功補との不倫関係を公表し、大騒ぎになっている女優・小泉今日子。3日には豊原が会見を開き、小泉と3年前から交際していること、同時期から、妻子と別居していることを語った。

 小泉の“略奪愛”は、現在こそ燃え上がっているようだが、「そもそも小泉さんは肉食系女子なので、今回のことにも、さほど驚かなかった」と語るのは、50代の芸能誌記者だ。

「小泉さんはアイドル時代の1987年に、当時人気絶頂だったチェッカーズ・藤井フミヤとの熱愛が発覚していますが、カバンの中に身を隠して運んでもらってまでデートを楽しんでいたという“情熱派”です。また、フミヤさんの後には実弟の藤井尚之さんとも交際するなど、当時から『タブーがない女』と言われていましたね」

 小泉は95年に俳優・永瀬正敏と結婚したが、永瀬との交際のきっかけも小泉主導だったという。

「93年に女性誌『anan』(マガジンハウス)で対談したのが2人の初対面でした。キョンキョンはジム・ジャームッシュ監督の映画『ミステリー・トレイン』に主演するなど、国際派俳優だった永瀬のファンだったのでしょう。対談で『私ぐらいの年齢の人って、妙に好きですよ、永瀬さんのこと』と発言するなど、積極的に好意をアピール。それからすぐ交際が開始しましたからね。当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだった永瀬さんも、小泉さんの本気アプローチには敵わなかったようです」(ファッション誌編集)

 しかし、永瀬とは9年後の2004年に離婚。そのわずか2年後の06年、今度はKAT-TUNとしてデビューしたばかりの亀梨和也との“20歳差愛”で世間を騒がすこととなった。

「当時の亀梨さんといえば、KAT-TUNでデビューし、オリコン1位をとるなど、人気絶頂でした。一方の小泉さんは40歳。20歳の亀梨さんを夢中にさせられる小泉さんは、やっぱりすごい、と同世代の女性から尊敬の目で見られていましたよね。亀梨さんも年上の女性を恋愛相手に選ぶ価値観が評価されたので、お互いにとっておいしい相手だったとも言えます」(芸能事務所勤務)

 結局、この2人は2年で終わりを迎えたのだが、小泉にフラれる形となった亀梨は相当落ち込んでいた、と亀梨と親しい関係者は語る。

「仕事にも身が入らない様子で、完全に憔悴していましたね。『小泉さんが忘れられない』と言い、がっくり肩を落としていました。本人は小泉さんとの結婚を考えていたくらいで、ゾッコンだったようです」

奔放な男遍歴を歩み続ける小泉今日子、今回がいよいよ最後の恋となるか!?

ランキングからアニメを除外の「映画芸術」に聞いた「荒井晴彦さん、あなたはアニメが嫌いなのですか?」

「なんとも思ってはいない、ただ……」

 夕方、会議を終えて少し疲れた様子の荒井晴彦は、少し考えてから口を開いた。

 今、アニメ関係者の中でひとつの雑誌が話題になっている。荒井が編集発行人を務める「映画芸術」(編集プロダクション映芸)が、それだ。映画批評誌の中では老舗に位置づけられる雑誌。その最新号に掲載された「日本映画ベストテン&ワーストテン」。年1回発表される同誌のランキングで、2017年の作品からアニメ映画を除外したことが話題になっているのだ。

 その除外に至る論理、議論。アニメを外すなら選考を辞退することを決めた映画評論家の主張などは、これが掲載された最新462号に掲載されているので、興味のある人は各自で目を通してもらいたい。

 ともあれ、最新462号の発売と共に、主にアニメ関係者から、さまざまな形で批判が噴き上がった。「アニメが嫌いなのではないか」「CGが当たり前になっているのに、実写とアニメに違いはあるのか」。

 個々の意見はさまざまだが、主要なものは荒井が「アニメが嫌い」で「考え方が古い」というもの。そうした意見の背景には、アニメ映画は大勢の観客を動員し、世界的にも評価されている。それに対して、実写はどうなのか。ネットではさまざまな言葉を費やして、単なる対立軸ではない問題だとを書き連ねるものも目にした。

 それでも、アニメ関係者……評論家やライターを肩書にする人々や愛好者が、実写に対するコンプレックスのようなものを燃やしているのではないかという予断を拭うことはできなかった。そう考えたとき、アニメを除外することを決断した「映画芸術」編集部の、誌面には記されていないバックグラウンドの部分を訊ねてみたくなった。

 取材依頼を送った翌日の昼。電話で告げられたのは「今日の夕方どうですか。編集会議の後の時間なのですが……」。すぐに、私は「行きます」と答えた。移動の最中に、もう一度読み直しておこうと思いカバンを開くと「映画芸術」ではなく「映画批評」の1972年7月号が入っていた。この号に収録されている「共産主義者同盟赤軍派より日帝打倒を志すすべての人々へ」は、何度読んでも面白いが、今は要らない。新宿で電車を降りて、もう1冊買った。

 

■すずさんには「戦争責任」はあるのか

 

 荒井は、編集長の稲川方人と2人でやってきた。単刀直入に質問した。

「荒井さん……2016年のランキングで『この世界の片隅に』が1位になったのが悔しいんですか? それとも……アニメが嫌いなんですか?」

 冒頭の通り、少し考えてから荒井は話し始めた。

「『君の名は。』を映画館で観た時に思った。この映画館にいっぱいいる観客の人たちは、普通の映画を観ないのだろうか。よい映画というのは、映画の100年以上の歴史の中で、いっぱいある。けれど、ここにいるのは、そういうものがあることを知らない人たちなのではないかと。それで『いい映画だ』『いいアニメだ』と、言っているのか……そんなことを思ったのです」

 では『この世界の片隅に』は? 私が訊ねると、しばらくして、ようやく荒井の口が開いた。

「ん……どうしてこれが評価されるのか、よくわからなかった。時代考証をよくやっているという人は、私の周りにも多かった。でも、私は『(絵で)描けばいいんじゃないか』としか思わなかった。これまで、ぼくも実写で戦争中の日常を撮ったことはあるけれども、そういった評価はなかった。具体的に揃えるのは大変なのに……」

 私は、これまで50回くらい『この世界の片隅に』を観ている。そんな私にとっての「名作」に与えられる批判にも、苛立ちはなく新鮮に聞こえた。荒井は言葉を続けた。

「あの映画は評価されている。けれども、この映画は、日本の映画の中にずっとある戦争イコール被害の流れの中にある映画と同じ……被害だけを語っている……」

 被害だけを語っているという見方が気になった。

「被害だけを描くことが、本当にそれでいいのかという問題提起は無視されている。ぼくは『イノセントな女のコに戦争責任はないのか』と言っている。でも、そこにはみんな、なんにも……」

 また、少し考えてから荒井は口を開いた。

「『君の名は。』を観た時も、また疑問を感じた。これは、歴史修正主義……あったことをなかったことにしてしまうのは、映画のルールとしてやってはいけないこと。劇中では、隕石落下がなかったことになる。それは、東日本大震災だったり、戦争だったり、そういうのもなかったことにしてしまう思想。それは、あれだけの大勢の人がいい映画だと思って見ていることは、なんなのだろうと思う……」

 それから、また話題は『この世界の片隅に』に戻った。

「作品の中に登場する朝鮮人みたいな人とか、遊郭の描写。それを、どうして、あれで抑えてしまうのか。ぼくには、ヤバいところにいかない線で描いているように見えた。それでもなお、良心的な描写だといわれる。だから、こう考えた……南京陥落の時に、日本中で提灯行列をやっていたはず。あのヒロインは、ひょっとしてそこに行っていないのか……」

 思いも寄らなかった映画の見方に戸惑っているうちに、荒井の言葉は続いた。

「そう考えた時、この映画はなんなのだろう。地上戦があったのが沖縄だけだった結果、天変地異と同じようなものだというのが、日本人の戦争観。結局は、反省は何もせず、それが現在につながっているのではないか……」

 

■荒井さんの考えは古い? 古くていいのだ!

 

 しばし、どう言葉を返そうか迷って、別の質問を投げかけてみた。

「荒井さんの考えは古いといわれている……」

 ふっ、と荒井は笑顔を浮かべた。まるで、そんなことは意に介さないかのように。荒井に変わって、稲川が口を開いた。

「『古い』で、いいと思っている。私たちの考える古い・新しいは違う。新しいアイテムや情報を提供しているかどうかに、価値観は持っていない。今回の件で、アニメの人たちは『映画芸術』の考え方は古いと言う。でも、それは資本側から観た価値観。そういうのに『映画芸術』は依存しない」

 問題提起の根っこの部分が、少し見えた気がした。アニメが興行成績の上位に浮上した。大勢の人が「これは、よい映画だ」と絶賛をしている。でも「よい映画だといっている貴方たちは今まで、どれだけの映画を観て、考えた上で、そう主張しているのか」。それが、問題的の根本にあるように見えた。荒井が口を開いた。

「『君の名は。』に熱狂している人たちは、モノクロスタンダードの映画とか、いわゆる映画史に関してノータッチ。本当ににいい映画を知らないのではないのか……もっと、いい映画が日本にも世界にもいっぱいあるのに。『この世界の片隅に』に感じるのは、いわゆる『反戦映画』として捉えるならば、もっと実写にもいっぱいある。ぼくは『火垂るの墓』のほうがいいんじゃないのと思うけどね……」

 なぜ『この世界の片隅に』が評価されているのか。それについて意見したいことは、さまざまあったが、それは抑えて訊ねた。

「では、アニメを除外したのは、新たにテーゼを立てたということ……」

 先に荒井が口を開いた。

「そうです。以前には、実写も頑張らないとアニメに負けるよと考えて、アニメを評価したこともある。でも、こう何も考えずに『アニメだ、アニメだ』とやるのは違うのではないかと思っている」

 稲川も続いた。

「今回は、基本的な映画の力はどこにあるのか、改めて考えようと提起した。アニメを評価するかどうかは枝葉の部分にすぎない……」

「映画芸術」の歴史の中で、年に1回のランキングが、論争の始まりになったことは、これが初めてではない。「なぜ、この作品が1位なのか」を巡って、幾度も論争が行われてきた。今年のベストワンには『映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ』が選ばれているが、選考者の投票の結果としての1位と、編集部の見解は違う。だから「もしも……」と、稲川はいう。

「今年、これはという作品があれば、アニメが1位になるかもしれない……」

 

■これはアニメへの「映画芸術」の挑発だ

 

 40分ほどの短い取材時間にもかかわらず、帰り道でどっと疲れが出た。それだけ濃厚な時間だったのだ。駅のホームのベンチに座って、缶コーヒーを手の中で転がしながら、しばし考えた。この、濃密な問題提起の時間を、どのように私の文章として書き記していくのか。

 ともすれば「老いた左翼の戯言」。ネットでの炎上に燃料を投下するような荒井の発言。でも、確かなのは好き嫌い……アニメに対する嫉妬や嫌悪が、ランキングからの除外や、作品評へつながっているのではないということだった。

 それは、実写とアニメの双方への問題提起と挑発。

「私たちは……『映画芸術』は、このような見方をしている。ならば、貴方たちはどう考えて、どう行動するのか」

 とりわけ、アニメの側に属する人々が、議論の土俵に上ってくることを待ち望んでいるような気がした。インタビューの最後のほうでの稲川の言葉は、まさにそうだった。

「枝葉の部分で議論するよりも『映画芸術』は居直って、ちゃんと人間が作っている映画を対象にすることにした。だったら、そこで議論しよう。『もう、役者が演じなくても映画は成立する』というのなら、その議論を……」

 そして、アニメ関係者も「ベストテン&ワーストテン」をやってみてはどうかと薦めた。さらに挑発的な言葉で。

「その時に、アニメ評論家や関係者は、どういうテーゼを立てて、作品を観て評価するのか。すべての作品を観ることなどできないのに」

 今回、映画評論家の吉田広明は、アニメ除外を批判して選考を辞退した。誌面には、その選考基準の変更を批判する文章を可能な限り誌面を割いて掲載している。そして、荒井も稲川も、吉田がさらなる長文を送ってくることを期待していた。

「そういう論争で、特集を組むことができるとよいと思っています。ネットの100字200字ではない論争を……」

 稲川の言葉には、何かと好き嫌いや正邪の軽重ばかりに目を向けがちな、浮ついたものとは違う「議論」に人生の多くの時間を費やしてきた重みがあった。

 幾人かの、アニメを論じてきた人は、もしや気づいているのではあるまいか。このランキングからの除外は「映画芸術」からの論争を喚起するための挑発ではないのか、と。

 何か心を動かすものがなければ、わずか2,000部ほどしか発行されていない同人誌然とした季刊誌に、本気になるはずがない。真に気づいているアニメ関係者は、荒井の作品評がロートルの戯れ言でも炎上目的でもなく、論争を目的とした、批判的な見方の提起だと知っている。

 真に批評と呼ばれるものは「これは、こういうモノなんですよ~」と、頭のよい人が、わかりやすく解説するものではない。題材とするものを通して、自身の生き様や、世界のありようや、未来を「私は、こう思うが、あなたたちはどうなのだ」と突きつける物語だと思う。帰り道の電車で、間違えてカバンに入れてしまった「映画批評」を読み直した。映画をテーマとしながら、誰一人として面白いとかナンタラは語っていない。だから、その文章は21世紀の今でも震えるものがある。

 ランキングからアニメが除外されたという枝葉末節への批判を超える人物が、今のアニメ関係者にいるのか。誰かが、荒井や稲川が震え上がるような魂の論を「映画芸術」編集部に向けて送りつけることを、今はとても期待している。革命は電撃的にやってくる。

(文=昼間たかし)

『隣の家族は青く見える』アウティング上等? “オープンゲイ”北村匠海のキーマンっぷり

 ある集合住宅(コーポラティブハウス)を舞台に、そこに住む4組の「家族」の価値観の違いを軽やかに描く『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)。人工授精をめぐる激論や、広瀬(眞島秀和)がゲイだとバレる第4話は6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回の5.9%から横ばい。振り返ります。

 

■人工授精を嫌がる人々

 

 主治医(伊藤かずえ)に人工授精を勧められた奈々(深田恭子)は「すごく人工的なものを想像しちゃうけど、実際には自然妊娠に近い治療法」と前向きに取り組もうとするが、拒否反応を示す人々も。

 夫の大器(松山ケンイチ)は「第3者の手が加わるっていうのがなあ」「理屈ではわかってるけどなんか抵抗ある」と割り切れない。

 職場の商品会議で「世の中、人工的なモノで溢れてるから、天然素材にこだわりたい」と、世に溢れる「自然」信仰「人工」否定論を口にしており、この悪意なき思考が人工授精への拒否反応に根底でつながっているのだろう。

 そして初登場の奈々の実母・春枝(原日出子)。当初は親子仲睦まじい雰囲気だったが、不妊治療、人工授精と聞いた瞬間に顔を歪める。

「子どもは自然に任せるのがいいに決まってる」というだけでなく、話を先に進め、「うちの子は体外授精で生まれましたって人に言える?」「自然に生まれたんじゃないことを理由にいじめられたらどうする?」と詰め寄る。

 偏見だと言い返す奈々に「偏見があるのが世の中ってもんなの」という考え方。実際、ありがちな意見を元にしてるのだろう。

 しかし、終盤「親は自分の子どもが苦しんでる姿を見るのが一番つらい」と不妊の身体に産んだことを詫びる母を見て、意見は違えど実際そうやって自分を想い育ててくれたことを実感し奈々は涙する。

 大器の人工授精に対する抵抗感を取り払ったのは、妹の琴音(伊藤沙莉)。

「自然分娩じゃないと子どもに愛情が湧かないんじゃ?」と夫に言われた琴音は、母乳や自然妊娠にこだわりたくても、それぞれの事情でそうできない人々がいることに触れ、「そういう人たちの気持ち全く考えないで自然自然って言うのも、どうかと思う」と「自然神話に取り憑かれれてる人」を斬る。

 帝王切開にはなんの偏見もないのに、自然妊娠にはこだわってた自分にふと気づく大器。その瞬間、注文してた「オーガニック」ドリンクが届くという皮肉が綺麗。

 

■ゲイを公表すべきか

 

 好意を寄せる同僚・長谷部留美(橋本マナミ)に対し曖昧な態度を続ける広瀬を快く思わない広瀬のパートナー・青木朔(北村匠海)は「女性の好意を利用して自分のセクシュアリティをカモフラージュするなんて、最低の人間のやること」と詰め寄る。

「たった一度の人生なのに自分を偽って生きるのは虚しくない?」

「親が生きているうちはカミングアウトしないことが、せめてもの親孝行だと思ってる」

 ゲイであることをオープンにする朔と、オープンにできない広瀬の対比が今回も軸だ。おそらく広瀬は朔のようになりたいが、そもそもの性格もあるだろうが、親だったり職場だったり、さまざまななしがらみを気にしてそうなれない。だから奔放に振る舞う朔に惹かれてるのか。

「世の中のほとんどの人が、ゲイっていう存在を、自分とはまったく関係のないファンタジーか何かかと思っている」という朔の言葉が我々に突き刺さる。

 前妻との子どもを引き取ることにした川村亮司(平山浩行)は、子どもを作らないと約束してた杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)との同棲を解消することに。子どものベッドや勉強机の購入を笑顔でアドバイスするちひろがけなげだ。幼い子どものために余裕がない亮司を理解しようとはするが、どこかないがしろにされたと感じているちひろ。それでも双方、別れたくない気持ちが垣間見える。

■家の入口にヘイトな貼り紙が

 

 ある日、コーポの入口に「広瀬渉は同性愛者」「ゲイカップルの家」と中傷ビラが貼り付けられる事件が。専業主婦・深雪(真飛聖)は広瀬がゲイである事に嫌悪感を爆発させる。

 コーポ中にゲイであることを知られてしまった広瀬は、大器と奈々に相談。自分が気にしすぎてるだけで、朔のようにオープンにすべきかと思い始めていただけに「一瞬にして現実に引き戻されました」と落ち込む。

「知らないから怖いんじゃないでしょうか? 知ってしまえばなんてないことを知らないからって敬遠するってことあると思うんです」と奈々は言うが、「本音を言えばほっといて欲しいんですよ。別に受け入れてくれなくていいからそっとしといてくれ、と」と、とことん参っている広瀬。

 犯人に怒りつつ「あー気分悪いお風呂入ってくる」と切り替える奈々が、ちょっと面白い。

 しかも広瀬を中傷するビラは、職場にまでばら撒かれており、同僚・長谷部は「みんなも気にしてない」と励ますが、職場の雰囲気はおかしいし、まわり以上に本人がやりきれないだろう。

 家に帰ると、さらに「心の優しいゲイカップルの家です」と貼り紙が。しかしこれだけは「攻撃は最大の防御」が持論の朔がやったもの。オープンにすることで広瀬のように焦燥しきってしまうことから身を守るという朔の考え方はシンプルな分、強い。

 誰にも知られたくないなら近所付き合いのない家に住めばいいのに? という朔の問いに広瀬は言う。

「そんなことしたら本当に自分の世界だけに閉じこもってしまう気がして」

「世間にばれたくないからこそ、世間とつながってなきゃと思ってた」

「矛盾してるけど、それが俺なりのバランスの取り方だった」

 しっかり者に見える広瀬の弱さが暴かれるたびに、いたたまれなくなる。

 

■キレる深雪とキーマン・朔

 

 自分から娘の誕生会をやるからと人を集めておいて、そんな場合じゃないからと、「嘘をついていた」「詐欺にあったのと同じ」と広瀬らを問い詰める会議に切り替える女傑・深雪(真飛聖)。自分以外の住人すべてからその意見を否定されるも「あなたたちには子どもがいないからわからない」と、またしても子どもを盾に。子どもを持ちたくても持てない奈々のことは見えていない。もはや独走の浮き具合で逆に痛々しいほどだ。

 小学生の子どもの教育上よくないから対処(=出てけ)という深雪と、それに抗わず自分のような性的少数派はひっそり暮らすべきだと謝る広瀬。ここで奈々が立ち上がる。

「みんな同じ人間なのに、堂々と暮らせる人間とそうでない人がいるなんておかしい」

「人は誰だって自分が望む幸せを手に入れようとする権利があるはず」

 すっごく正論だし、すっごく同意なのだが、なぜだろう、この深キョンに必死に球を集めてシュートさせてる感じが少々気になる。テトリスの赤い棒を譲ってる感じ。主役だから仕方ないのかもしれないが、無理に演説みたい言っちゃうシステムにせず、自然解決するのも見てみたい。

 ここで、奈々に感動した朔が、「奈々に抱きついたら大器が発狂しちゃうから」との独自の理由で大器をハグするという珍行動。これに、全員笑ってしまい、ぎゅっと距離が縮まる(深雪以外)。退去間際なのに「だんだん、ここの人たち好きになってきちゃった」と、ちひろに思わせるなんて、やはり朔はキーマンだ。都合いい展開だが、朔の力で深雪を溶かしてあげてほしい。

 翌朝、奈々が図書館で借りてきていた人工授精に関する本やネットなどで勉強した大器はまとめた資料を、奈々の母・春枝に手渡す。自分も反対だったが、調べてみたと。

 奈々がやってることは不幸になるためじゃなく、幸せになるためにやっていることだと知ってほしいと。大器が夜通し勉強していたことを知り、沁み入る奈々。

 次回、人工授精に挑むのか? そして最初のビラの犯人は?

 話の合わなそうな人物同士がだんだん交わる感じが心地よく、くせになる展開。そして今回も大器の母を演じる高畑淳子の演技が見事。失礼ながら、こんなに目で笑わせられる方なんですね。高畑淳子主演のド・コメディが見たいです。次週も期待してます。
(文=柿田太郎)

天気予報が全然頭に入ってこない! 世界一エロい気象予報士マンガ『お天気お姉さん』

 お天気お姉さん……サラリーマンにとって、出勤前の朝の荒んだ心を癒やしてくれる一服の清涼剤。清楚かつ可憐であり、そして女子アナよりもどことなく親しみやすい存在、日本ではそんなイメージではないでしょうか。

 しかし、海外に目を転じると、メキシコで、アメリカで、ロシアで、超ミニワンピース姿やビキニ姿を惜しげもなく晒す、セクシーすぎて天気予報が全然頭に入ってこないアグレッシブなお天気お姉さんたちが存在します。朝からすでに深夜番組みたいな雰囲気! これはこれで羨ましい。

 でも、ちょっと待ってください。そんなセクシー天気予報の先駆けは、日本のマンガにあったのです。その作品の名は『お天気お姉さん』(講談社)。至ってシンプルなタイトルながら、読んでみたらビックリ、超エキセントリックなドスケベお天気お姉さんが活躍する作品でした。

『お天気お姉さん』は安達哲先生による作品で、1992年から94年まで「週刊ヤングマガジン」で連載されていました。主人公のお天気お姉さん・仲代桂子は、赤字テレビ局ATVの女子アナウンサーです。入社半年にしてゴールデンタイムの看板ニュース番組にお天気お姉さんとして抜擢された桂子は、最初こそイメージ通りに爽やかかつ清楚にお天気レポートをしていましたが、突然……

「北海道では季節外れの大雪になっており、札幌では積雪40センチ」

「あたし今ヒザ上10センチのスカートですが……このぐらいでしょーか?」(スカートをたくし上げるパンツモロ見せ)

 ゴールデンタイムの生放送中に、突然セクシー天気予報を炸裂させ、視聴率が15%超え。一躍、時の人となります。

 その後も、スタッフの制止を無視し、セクシー路線を突っ走る桂子。

「進学新卒の人いっしょにはりきりましょうね、浪人の方々もしっかりね、応援するからがんばってね」

「シャンと胸はって! このようにねッ」(ブラウス全開でブラジャーを放り出す)

 このような過激な天気予報で、短期間のうちに視聴率女王へ、そして局内における女帝として君臨するようになった桂子。まわりの妬みやっかみも相当なもので、桂子を巡って恐るべき女同士の戦いが繰り広げられます。

 特に、桂子のせいで、お天気お姉さんを降板させられた先輩アナウンサー・河合みち子は、出演前の桂子の弁当に下剤を入れるなど、桂子の足を引っ張ろうとします。しかし、それがバレて、桂子に逆襲を受けるハメに。

 桂子は復讐として、みち子が出演前に飲むお茶に下剤を入れるのですが……なんと、ただの下剤ではなく、動物園のゴリラ用強力下剤でした。まさに10倍返しッ! 生放送中に凄まじい便意が襲い、とうとう我慢できず●ンコを漏らしてしまったみち子は仕事が激減し、窮地に陥ります。マンションのローン返済のため、桂子の付き人として働くことになり、公私ともに奴隷のようにこき使われることに……。

 そう、桂子は自分の敵対する相手は徹底的にぶっ潰し、精神的ダメージを負わせた後、自分の奴隷にしてしまうという究極のドS気質を持つ、通称「仁義なき女」なのです。そこには、僕らの思い描くお天気お姉さんとしての清楚さや癒やしの要素が微塵も感じられないのです。

 その後も次々と「仁義なき女」桂子の前に、敵対する女たちが登場します。

 郵政省高官の父を持つフランス支局帰りの女子アナ・島森かおりは、溢れ出る才女っぷりと絶大なる親のコネクションにより、桂子を圧倒。初めて桂子が劣勢に立たされます。さらに、みち子を奴隷として奉仕させているという情報を掴んだかおりは、それをネタに、さらに桂子を追い込もうとします。

 しかし、普段は才女として振る舞うかおりも、内に秘めた溢れ出る性欲がハンパではなく、桂子に触発されて、自分自身がみち子とエロ行為に及んでいるところを桂子に隠しカメラで録画されてしまい、形勢逆転。桂子に脅される立場になります。

 次なる刺客は、元アイドルにして、売れっ子芸能リポーターの本城真奈美。人気タレントの浮気シーンなどを次々に暴き、「週刊文春」並みの活躍を見せます。そんな真奈美の次のターゲットこそが、視聴率女王・仲代桂子。桂子のスキャンダルを暴くために、徹底的につきまとうようになります。

 なかなか尻尾を出さない桂子に焦った真奈美は、チンピラを雇って桂子を襲うように仕向けますが、雇ったチンピラ同士の仲間割れで死者が出てしまいます。さらに、その一部終始を桂子に目撃されるのです。そして、弱みを握られた真奈美も桂子の奴隷に……。この作品、気がつけば桂子の奴隷ばっかりです。

 その後も電気ウナギとのバトル、婦人警察官との女子プロレスなどなど、もはや天気予報などどうでもよいスケール感で、仁義なき女・仲代桂子の絶倫パワーはとどまるところを知りません。

 というわけで、超絶ハイテンションなお天気キャスターによるエロコメディ『お天気お姉さん』をご紹介しました。以前当コラムでご紹介した、癒やし系女子アナマンガ『女子アナ七瀬』とは正反対の内容ですので、読み比べてみても面白いかもしれません。
(文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)

◆「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

「花の三人娘」のようにはいかない!? ライバルだらけでテレ朝・竹内由恵アナが“孤軍奮闘”状態に……

 1月30日、52歳で亡くなった元フジテレビアナウンサーの有賀さつき。有賀アナといえば1988年のフジテレビ入社後、同期の八木亜希子アナ・花田(旧姓・河野)景子アナとともに「花の三人娘」と呼ばれ、女子アナブームの火付け役となった存在。3人は仲が良いことで知られており、有賀アナはテレビのインタビューで、「八木と河野がいたから仕事をやってこられた」といった趣旨の発言をしていた。また八木アナも「嫉妬心やライバル心がなかったのか?」と雑誌の取材で聞かれ、「3人とも性格がまったく違う」「お互いに刺激になることはあっても、ライバルだなんて考えたことはない」と話していた。

 この「花の三人娘」は、女子アナ界では稀有な存在だったという。というのも、女子アナブーム以降、アナウンサー界での競争・席の取り合いが激化し、同局内や同期でも関係が険悪になるケースが増えているのだ。現在、そうした傾向がもっとも顕著なのがテレビ朝日。竹内由恵アナが“孤軍奮闘”状態になっているという。

「竹内さんは、先輩アナである前田有紀さんの元彼であるプロバスケットボール選手の田臥勇太選手との熱愛が良くなかったですね。局内で田臥選手は前田さんを幸せにしなかった“ダメな男”と認定されていた存在。『なんでよりによって、そこ?』と、竹内さんの節操のなさにあきれた社員は多かった」(テレビ朝日社員)

 しかも、2人がスクープされたのは、前田アナが破局前に足繁く通っていた栃木県宇都宮市内の田臥の自宅マンションでのお泊まり。終わった話だとはいえ、この竹内の大胆不敵な行動に、男性ファン離れも加速しているという。

 そんな竹内アナを尻目に、人気急上昇中なのが竹内の後輩・弘中綾香アナだ。

「『ミュージックステーション』ではおとなしく司会進行していますが、『激レアさんを連れてきた。』では共演のオードリーの若林正恭をSっ気たっぷりにイジり倒している。その姿が面白いと、視聴者のみならず局内でも評価が高い。次世代エースとして、今春からレギュラーも増える見込みです」(同上)

 そんな弘中アナといえば、昨年1月に放送された『金曜★ロンドンハーツ』の「うぬぼれ注意!オンナの自分番付」にて、竹内アナに対し「由恵さんには負けたくなかった」と挑戦的なセリフを吐いたこともあった。

「基本ドSの弘中さんは、ぶりっ子な芸風の竹内さんに、まったく懐いていません。お互い気が強いので、相手のことを気にしてない風を装っていますが、内面では火花がバチバチだと社内ではもっぱらの評判です」(同)

 また竹内アナには、他局にも犬猿の仲といわれている女子アナがいる。テレビ東京の秋元玲奈アナとフリーの加藤綾子アナだ。

「秋元さんと竹内さんは慶応大学法学部の同級生ですが、まったく絡みがない。というのも、秋元さんは04年のミスコンに出たものの出場どまり。対して、竹内さんは06年にグランプリを獲っています。そして入社した局のレベルでも差がつけられた。秋元さんにとって、竹内さんは常に自分の前を走る疎ましい存在だったのは間違いない。そして、そんな竹内さんにとっての妬ましい存在は加藤さん。学生時代は仲が良かったのに、自分を差し置いてフジテレビに受かった加藤さんを恨み、関係が悪化。今では犬猿の仲となってしまったのは有名な話です」(週刊誌記者)

 ライバルが多いのは人気者の宿命だが、竹内アナの場合は、少々自業自得な面もあるのでは……。