ASKAと“同棲”報じられた共犯女性に熱視線!? 「ある資産家が、彼女に急接近している……」

 歌手のASKAが、2014年に覚せい剤取締法違反容疑で共に逮捕された女性と同棲していることが伝えられたが、その女性・Tさんには、熱烈に思いを寄せる資産家男性がいるという話だ。男性は若い頃に創業した会社で大成功した60代のA氏。ある知人によると「Tさんとは、事件前から仕事上などで長い付き合いがあった」という。

「Aさんは50代で事業のほとんどを売却して、今は投資家のような感じになっていますけど、いまだ独身で、Tさんに惚れ込んでいる様子なんです。ただ、ASKAさんとの交際を知っていたのもあって、思いを彼女に強くぶつけることはできなかった感じでしたね。それが逮捕後は『あんな男のもとにいたら、彼女がダメになるから助けたい』と人前でも公言するようになって、またTさんに急接近していたようなんです」(同)

 ASKAとTさんは、逮捕時に不倫関係にあった。Tさんが当時勤務していた大手人材派遣・パソナグループのパーティで知り合ったと言われ、法廷では2人がドラッグをやりながらのセックスに溺れていた疑いがかけられた。Tさんから生々しい証言が出たこともあり、最終的にASKAは懲役3年・執行猶予4年、Tさんは懲役2年・執行猶予3年の有罪判決を受けている。

 その後、ASKAは千葉県内の更生施設で過ごすなど、Tさんとは距離を置いたと思われていたが、昨年の夏に妻との離婚を公表。30年も連れ添い、逮捕時にも破局しなかった妻と離婚に至った経緯は、一説には「ASKAが奥さんの勧める入院を嫌がった」ともいわれたが、ハッキリはしていない。

 しかし、写真誌「フライデー」(講談社)が、ASKAの不倫について「現在も関係が続いていた」とスクープ。2人が都内にあるASKAの自宅で、半同棲生活を送っているとした。こうなると離婚の理由は、まさにこの不倫にあるとも思えてしまうが、ASKA本人は「彼女は、『ASKAを守ろうチーム』言い換えれば、『ASKAを薬物の出会いから監視しよう』の、一人でいてくれてます」と説明している。

 ASKAとTさんの復縁は、Aさんも報道前から強く疑っていたことだという。

「それでAさんは『あらゆる手を使って彼女をASKAから引き離したい』とまで言っていたんです。女性に対しては、かなり紳士的な性格の人なのに、そこまで言うのは、よほどのこと。莫大な資産家なので、費用はいくらでも使える方ですから、何か思いきった手段に出るかもしれません」(前出知人)

 麻薬依存からの更生には、一般的には薬物使用時の人間関係を断ち切ることが重要とされている。2度の逮捕歴がある元依存症のフリーライターK氏も「更生に仲間の力は必要ですが、麻薬を一緒やった友人や恋人は、誰より一緒にいてはいけない」と話している。ただ、Tさんとも面識がある前出知人は、彼女の印象をこう語っている。

「あの女性は、男性が夢の中にいるように思えるぐらい虜にしてしまう癒し系です。ちょっとした視線の動きも色っぽく、まさに“美魔女”。あの魔力にやられた人はその魔法が解けない感じがしますから、ASKAさんも、おそらく“Tさん依存”になっているのでは」

 その意味では、彼女への下心が理由であっても、資産家A氏の大きな力が2人を引き離すことを期待する向きもあるかもしれない。いずれにせよ、麻薬依存への不安が抜けないASKAと、現実離れした周辺人物の動きは気になるところだ。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

V6三宅健、ジャニーズ事務所の大先輩・東山紀之の“ファン”になる!? 「ヒガシ、最高!」と思い語る

 今年1月1日~27日に、東京・帝国劇場にて舞台『ジャニーズHappy New Year アイランド』が上演された。座長は少年隊・東山紀之が務め、多くのジャニーズJr.が出演していた。V6三宅健がパーソナリティを務めるラジオ番組『三宅健のラヂオ』(BayFM)2月19日放送回では、同舞台を観劇した感想が語られた。
 
 舞台の名称は毎回異なっているが、毎年この時期、ジャニーズアイドルが出演する舞台が帝国劇場で上演されている。三宅は昨年の公演も観劇したらしく、「去年よりも、数千倍今年の方がいいね!」と大絶賛。毎回ストーリー性を重視し、芝居の部分が多い舞台だったが、今年は例年と比べ雰囲気が大きく変化。特に第2幕は芝居をほとんど挟まず、東山とJr.が激しく踊るシーンが中心であった。三宅も「2幕の東山くんがすごすぎて……ビックリしちゃった!」と感想を述べていた。

 三宅は以前、同ラジオ内で「坂本(昌行)くんとか井ノ原(快彦)くんとか、長野(博)くんがそう呼んでたから」という理由で、自身よりかなり年上の東山のことを「ヒガシくん」と呼び、親しく交流していることを明かしていた。そんな東山のパフォーマンスを目の当たりにした三宅は、「そこに佇んでるだけで、『あぁ、ヒガシ、最高!』みたいな感じだもんね」「ヒガシくんのスーツ姿って、本当にカッコいいんだよなあ~」とすっかり魅了されてしまったようだ。

 第2幕で見せた東山のダンスについて熱く語る三宅は、「終始“前のめり”で見てたもん」と明かし、「あれを見せられたら、弱音を吐けませんって感じだね」と思わず襟を正したそう。「全身全霊でヒガシくんが、後輩に伝えたいものって言うのは……ボクは、伝わりました。本当に、すばらしいの一言につきますね」と語り、東山が後輩と同じステージに立った意味についても考えたようだ。

 さらに三宅は、東山が今も衰えないダンスを披露したことに、驚きを隠せない様子。三宅は「ヒガシくんがちゃんと踊ったのって、8年ぶりくらいじゃない? それでも今、あのパフォーマンスができるって、その日々のトレーニングがあるから、あれができる。8年間なにもしてない人はできない」とますます東山への尊敬の念を深めたようだった。さらに、「オレなんて、体たらくだぜ。筋トレの“き”の字もしないで、柔軟の“じ”の字もしないで、ず~っと植物を見てるんだから!」と自身の行いを振り返り、大先輩との意識の差を反省したようだ。

 よほど『ジャニーズHappy New Year アイランド』に感動したのか、ステージ上で披露された少年隊の楽曲「Baby Baby Baby」(アルバム『PLAYZONE'89 Again』収録、1989年)が、三宅の頭の中でずっと流れているそう。「オレもこれコンサートで歌いたいな~! ファンの子指差して歌いたいなコレ」と声を弾ませていた。

 三宅は最後、「来年もヒガシくん演出の舞台を見てみたいな」と願望を口にし、すっかり“熱狂的な東山ファン”になっている様子。三宅というファンのためにも、これからも東山には舞台に立ち続けてほしいものだ。

『VS嵐』、『サザエさん』越えで「一番見られる番組」に! 嵐の冠番組が絶好調のワケ

 『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)が完全復活した。それまで7年間土曜夜10時から放送されてきた同番組は去年4月、1時間早め夜9時スタートとなった。この枠移動がどう出るか注目されていたが、『天才!志村どうぶつ園』『世界一受けたい授業』という土曜夜の人気番組の“シャワー効果”によりすっかり定着。最近の視聴率推移でも好調をキープしている。

 「昨年11月以降のデータによると、2月17日までの4か月間で放送された全10回のうち、全てが2ケタ視聴率を達成しています。例えば1月27日は15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東/以下同)、2月3日には16.2%とハイアベレージをマーク。2月17日の視聴率こそ10.4%でしたが、これは、裏のテレビ朝日系で平昌五輪・ノルディックスキー・ジャンプ男子個人ラージヒル決勝の生中継が20%近い視聴率を叩きだしていた中での数字。悪条件であっても強さを発揮しました」(芸能ライター)

 一方、土曜午後10時放送に移動したドラマ枠は好不調の波が激しくなっているようだ。今期クールのHey!Say!JUMP・山田涼介主演の土曜ドラマ『もみ消して冬~わが家の問題なかったことに~』は初回13.3%で始まったものの、2回目以降はこの数字を越えられていない。『しやがれ』人気も単に枠の影響ということも考えられるが、いずれにしても成功したことは確かだろう。

 では、嵐のもう1つの冠番組『VS嵐』(フジテレビ系)はどうだろうか。

「11月2日放送分から2月15日まで14回オンエアがありますが、1月18日の9.4%を覗く13回が2ケタ。もちろん平均視聴率も2ケタです。特に3日の正月スペシャル第二部は15.7%を記録しています」(同)

 低迷が続くフジにあって、2ケタをキープしている番組は貴重だろう。さらに最近、特筆すべきことがあったという。

「フジテレビを代表する看板番組と言えばアニメ『サザエさん』。3月いっぱいをもってメインスポンサーの東芝が降りるというネガティブなニュースも聞こえていますが、それでも2ケタは維持しています。ただ、2月11日は10.5%とギリギリ。一方、その週8日放送の『VS嵐』は12.4%。つまり『VS嵐』のそれは『サザエさん』を1,9ポイント上回り、5~11日までのフジテレビの全番組視聴率の中で最も高い数字となったのです」(同)

 『サザエさん』越えを果たした『VS嵐』は事実上、フジテレビで一番見られている番組になったといえる。

 「裏番組に『プレバト!』(TBS系)『得する人損する人』(日本テレビ系)といった安定した番組がある裏で、この数字は評価に値します。2月8日の放送では映画『今夜、ロマンス劇場で』チームが来場。綾瀬はるかがクリフクライムに挑戦していましたが、数ある番宣番組の中でもスタータレントが体を張る番組はこれしかないだけに、今後も安泰だと思います」(業界関係者)

 長らく「コンサートの動員やCD売上は良いのに、出演番組の数字が……」と言われてきた嵐。今度は本物なのか? これからも注視していきたい。

イモトアヤコの“クレバス転落”だけじゃない! 芸能界“死にかけた”体験列伝

 お笑い芸人のイモトアヤコが、2月18日放送の『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のスペシャル番組に出演し、クレバスに落ちていたと公表した。

 クレバスとは、氷河や雪渓にできる氷の裂け目であり、最大で数百メートルの深さになる。横幅が狭いため、落ちた場合は救出が極めて困難となるケースも。大ケガを負うばかりでなく、最悪の場合は死亡することもある。

 イモトは、南極大陸の最高峰ヴィンソン・マシフ登山に備えて、スイスで合宿をしていたところ、クレバスに落ちてしまった。だが、前後のカメラマンにロープでつながれていたため、大事には至らなかった。イモトのように大自然の脅威にさらされ、死にかけた芸能人は多い。

「同じ日本テレビ系の番組では『進め!電波少年』の企画が知られていますね。松村邦洋は、1990年代に南北アメリカ大陸横断ヒッチハイクをしていたドロンズのゴールゲートをアラスカに設置しようとしますが、移動中に吹雪に遭い顔に凍傷を負いました。一方、UAE(アラブ首長国連邦)では、砂漠を移動中に車が故障。なかなか助けが来なかったため、自力で移動をはじめ砂漠で遭難していまいます。水も尽きてしまい絶体絶命となった時に、ヘリコプターからの捜索で発見され救助に至りました」(放送作家)

 さらに、大自然の脅威にさらされるばかりではなく、動物に襲撃された芸能人もいる。

「女優の松島トモ子は1986年に『TIME21』(日本テレビ系)の撮影でアフリカのケニアを訪れた時に、10日の間にライオンとヒョウに立て続けに襲われました。ともに首にかみつかれており、1ミリ位置がずれていたら命を落としていたと言われています。先ごろ『坂上探検隊』(フジテレビ系)において狩野英孝が、着ぐるみ姿でアフリカを訪れチーターににかまれる企画が放送され話題となりましたが、これはかなり危険な行為といえるでしょう」(同)

 結果的に助かったから良かったものの、場合によっては番組打ち切りなどの大問題にもなりかねない。過激な企画の氾濫は考えものだろう。
(文=平田宏利)

坂上忍、「10年後にリタイヤ」宣言も「今すぐ辞めて」「失言多すぎ」とネット懇願

 2月22日放送の『櫻井・有吉 THE夜会』(TBS系)にゲスト出演した坂上忍が、今後の人生について「一生懸命働くのは60歳くらいまで」と、言及した。坂上は現在50歳なので、残り10年ほどになるが、ネットユーザーからは「明日にでもリタイアしてくれ」という、懇願の声が上がっている。

「坂上は、60歳頃を目処に『セミリタイア』を考えているようで、その後は動物に囲まれて暮らすため、『忍どうぶつ王国』を建設したいんだとか。ところが、ネット上には『あと10年もテレビに出るつもりか』『セミリタイアと言わず、今すぐ本気のリタイアをお願いしたい』『他人を不快にさせてばかりで、マジで嫌い』『老害すぎる』といった声が噴出しました」(芸能ライター)

 坂上は近年、司会者としての活躍が目立つが、“炎上”する機会も少なくない。

「2017年だけでも、かなりの批判を浴びていましたね。たとえば同11月、坂上が司会を務める『バイキング』(フジテレビ系)で、芸能人の妊娠報告が話題に上がった際、7月に結婚したばかりだった横澤夏子に『妊活してるの?』と、ド直球で質問。デリケートな問題だけに、ネット上では『坂上の発言はセクハラでは?』『無神経すぎる』『気持ち悪いし、横澤にも旦那さんにも失礼』などと大炎上しました」(同)

 また、同9月の『おしゃべりオジサンと怒れる女』(テレビ東京)では、漫画家の峰なゆかが『「男は浮気をする生き物」などと主語を大きくすることで、自身を正当化する男性が多い』と問題提起した際、坂上は「基本的に会話なんてさ、差別がないとつまらない」「あなた(峰氏)が言ってることは、会話をつまらなくすること」と、発言。これに対しては、「面白ければ差別していいなんて考えてるから、坂上は失言が多いんだな」といった呆れた声が寄せられた。

「ほかにも、坂上は同10月の『バイキング』で元プロ野球選手・桑田真澄の次男・Mattについて取り上げ、『いまいちどんな人か知らないし、知りたくもないし』などと口にし、この発言を知ったMattがTwitter上で『傷ついた』『許せない』と反応したことも(編注・当該ツイートは削除済み)。こうした騒動のたび、坂上はネットユーザーの好感度を下げているようです」(同)

 坂上が60歳でのセミリタイアを宣言した翌日、オリコンは毎年恒例の「好きな司会者ランキング」を発表。第1位はタモリで、坂上はトップ10にも入っていなかったが、本人がリミットとする“あと10年”の間、果たして芸能界で生き延びられるのだろうか。

朝青龍が「侮辱だ!」とコロコロコミックを批判するも、現役時代の“侮辱行為”が掘り起こされ非難轟々!

 大相撲の第68代横綱で、引退後の現在は実業家、タレント、コメンテーターなどマルチに活躍している朝青龍。現役時代はモンゴル出身力士として人気を博し、モンゴル国レスリング協会会長も務めるなど、“モンゴル愛”に溢れている彼。そんな彼が「モンゴルを侮辱された」と怒りを露にし、話題となっている。

 発端となったのは、小学館が発行している小学生向けマンガ雑誌「コロコロコミック」の3月号。その中で掲載されているギャグマンガ『やりすぎ!!! イタズラくん』の中で、チンギス・ハンの写真と名前を見てテストに回答するという場面があるのだが、登場キャラクターが「モンゴル国の皇帝 チ( )・( )ン という空欄を埋める問題に「男性器」の答えを記入。さらにチンギス・ハンの自画像の額に男性器の落書きをしていた。

 “小学生向けマンガ”ということで、よくある“教科書にいたずら描きした”程度の内容なのだが、これに朝青龍は大激怒。問題の1コマを撮影した画像と共に「なー言いとけどなー‼️ 先祖バカにするお前ら‼ 品格がない日本人‼ 許せない‼謝れ‼謝れ‼謝れ‼どこのゴミの会社⁉」(原文ママ)とTwitterに投稿し、さらに、「よっぽど中国人がましや!!! あれ得ない!! 悲し涙!! 大好きな日本人がこんな風に!!」「我が国東アジアで一番の平和である国!! 日本国まりに日本と平和国ありますか? てきばっかりの国々!! なぜこんな事おかした?」(共に原文ママ)と立て続けに投稿したのだ。

 ギャグマンガのセンスが、“愛国心”の強い朝青龍には理解し難かったよう。しかし、この朝青龍の態度に、ネットでは「よく言うよ!」という批判の声が続々上がっているそうだ。芸能記者は、こう語る。

「現役時代にスポーツ紙の韓国人記者からのインタビューの際、冷静かつ穏やかに説明し続けた記者に対し、『このキムチ野郎!』と発言したと『週刊新潮』(新潮社)で報じられたことがあります。これは当時、相撲協会でも大問題となり、テレビのニュースでも放送されました。そのため、これを覚えていた人からは、『お前だって侮辱したことあるくせになに言ってんの!?』という声が上がっているようです」

 朝青龍が激怒するのもわかるが、今回ばかりは盛大な“ブーメラン”となってしまったようだ。

 

平昌五輪「日本人がメダルを獲ってから」しか注目しない……ゆがんだ日本のスポーツ中継

 連日、熱戦が繰り広げられている平昌オリンピック。2月23日現在までに獲得した金メダルが3個、銀は5個、銅は3個と、素晴らしい成績に、日本中が沸きに沸いている。

 しかし、不思議なのは、オリンピックがスタートするまでは、さほど盛り上がっていなかったこと。事前にオリンピック関連でテレビが報じたことといえば、どの局もどの番組も「北朝鮮美女応援団」のことばかり。

 他は、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手と、男子スキージャンプの“レジェンド”葛西紀明選手のことが少々触れられている程度に見えた。

 挙句、女子スピードスケート500メートルで金メダルが確実視されていた小平奈緒選手ですら、事前に取り上げられることはほとんどなく、1000メートルで銀を獲ってもなお報道は少なかった。にもかかわらず、500メートルで金メダルを獲得すると、途端に所属先の相澤病院のことが取り上げられ、Twitterのトレンド入りするなど、報道が盛り上がるという状態。

 もちろん地元の新聞などは以前からきちんと報道しているし、応援している人は誰でも知っている情報だが、フォームの変化についての解説なども含めて、テレビが取り上げるのは基本的に「メダルを獲ってから」。

 本来は事前に選手の情報がたくさんあったほうが、応援する側ももっと熱が入るというものなのに。

 いったいなぜテレビは「メダルを獲った後」しか注目しないのか。スポーツ系の番組に携わる放送作家は言う。

「テレビは基本的に『世の中が何を注目しているか』に沿って番組を作るからです。フィギュアスケートの羽生結弦選手にしても、ケガの具合がどうなっているかわからない状態でしたし、スキージャンプの葛西紀明選手にしても、『レジェンド』とはいえ、それほど世の中が注目していたわけではありませんでしたよね? 世間がオリンピック開催前に何を注目していたかというと、スポーツ以外で面白がれる部分、『北朝鮮』だったから、『北朝鮮美女応援団』ばかりを取り上げたわけです。スピードスケート小平選手のさまざまな物語だって、事前にテレビで流したところで、『知らない選手の物語』では世の中は見ない。『金メダリストの物語』だから途端に興味が湧くわけです。そもそもテレビをそれほどみんな見ていないですから、余計に事前に選手の情報を流したところで見ないですよね」

 また、男子フィギュアスケートで金メダル最有力と言われつつも、ショートプログラムで失敗→フリーで4回転ジャンプを5回成功させて1位を獲得、総合5位に巻き返したネイサン・チェン選手は、ネット上ではソチ五輪の浅田真央選手と重ね合わせて「ネイサン真央」とも言われ、大人気となった。にもかかわらず、テレビでは生中継以外、その演技の映像がほとんど流れていない。

 スピードスケート女子500メートルで小平選手とライバル関係にあり、銀メダルとなったイ・サンファ選手も、小平選手との仲の良さがネット上で話題になり、大盛り上がりとなった。しかし、テレビでは彼女自身についてはほとんど取り上げられていない。

 なぜなのか。前述の放送作家は言う。

「世間は『日本』にしか興味がないから、日本人しか映さないんです。日本人が世界で活躍するところは見たいし、ネットなどの反応で日本が世界から褒められている記事は読みたい。逆に、外国人が活躍しても見たいと思う人は少ないので、流しても視聴率がとれないんです」

 そういえば、日本人選手が男女ともにトップレベルで活躍するようになった卓球の国際試合も、テレビで見られる試合が増えている気がする。

 結局、「日本人が活躍すること」「日本人が好成績を挙げること」こそが世間の興味であり、「大会が始まる前に選手の情報が知りたい」とか「外国人選手の試合も観たい」とか思う一部の人は、専門誌や有料放送、ネットなどで自ら情報を集めるしかないのかも。

平昌五輪「日本人がメダルを獲ってから」しか注目しない……ゆがんだ日本のスポーツ中継

 連日、熱戦が繰り広げられている平昌オリンピック。2月23日現在までに獲得した金メダルが3個、銀は5個、銅は3個と、素晴らしい成績に、日本中が沸きに沸いている。

 しかし、不思議なのは、オリンピックがスタートするまでは、さほど盛り上がっていなかったこと。事前にオリンピック関連でテレビが報じたことといえば、どの局もどの番組も「北朝鮮美女応援団」のことばかり。

 他は、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手と、男子スキージャンプの“レジェンド”葛西紀明選手のことが少々触れられている程度に見えた。

 挙句、女子スピードスケート500メートルで金メダルが確実視されていた小平奈緒選手ですら、事前に取り上げられることはほとんどなく、1000メートルで銀を獲ってもなお報道は少なかった。にもかかわらず、500メートルで金メダルを獲得すると、途端に所属先の相澤病院のことが取り上げられ、Twitterのトレンド入りするなど、報道が盛り上がるという状態。

 もちろん地元の新聞などは以前からきちんと報道しているし、応援している人は誰でも知っている情報だが、フォームの変化についての解説なども含めて、テレビが取り上げるのは基本的に「メダルを獲ってから」。

 本来は事前に選手の情報がたくさんあったほうが、応援する側ももっと熱が入るというものなのに。

 いったいなぜテレビは「メダルを獲った後」しか注目しないのか。スポーツ系の番組に携わる放送作家は言う。

「テレビは基本的に『世の中が何を注目しているか』に沿って番組を作るからです。フィギュアスケートの羽生結弦選手にしても、ケガの具合がどうなっているかわからない状態でしたし、スキージャンプの葛西紀明選手にしても、『レジェンド』とはいえ、それほど世の中が注目していたわけではありませんでしたよね? 世間がオリンピック開催前に何を注目していたかというと、スポーツ以外で面白がれる部分、『北朝鮮』だったから、『北朝鮮美女応援団』ばかりを取り上げたわけです。スピードスケート小平選手のさまざまな物語だって、事前にテレビで流したところで、『知らない選手の物語』では世の中は見ない。『金メダリストの物語』だから途端に興味が湧くわけです。そもそもテレビをそれほどみんな見ていないですから、余計に事前に選手の情報を流したところで見ないですよね」

 また、男子フィギュアスケートで金メダル最有力と言われつつも、ショートプログラムで失敗→フリーで4回転ジャンプを5回成功させて1位を獲得、総合5位に巻き返したネイサン・チェン選手は、ネット上ではソチ五輪の浅田真央選手と重ね合わせて「ネイサン真央」とも言われ、大人気となった。にもかかわらず、テレビでは生中継以外、その演技の映像がほとんど流れていない。

 スピードスケート女子500メートルで小平選手とライバル関係にあり、銀メダルとなったイ・サンファ選手も、小平選手との仲の良さがネット上で話題になり、大盛り上がりとなった。しかし、テレビでは彼女自身についてはほとんど取り上げられていない。

 なぜなのか。前述の放送作家は言う。

「世間は『日本』にしか興味がないから、日本人しか映さないんです。日本人が世界で活躍するところは見たいし、ネットなどの反応で日本が世界から褒められている記事は読みたい。逆に、外国人が活躍しても見たいと思う人は少ないので、流しても視聴率がとれないんです」

 そういえば、日本人選手が男女ともにトップレベルで活躍するようになった卓球の国際試合も、テレビで見られる試合が増えている気がする。

 結局、「日本人が活躍すること」「日本人が好成績を挙げること」こそが世間の興味であり、「大会が始まる前に選手の情報が知りたい」とか「外国人選手の試合も観たい」とか思う一部の人は、専門誌や有料放送、ネットなどで自ら情報を集めるしかないのかも。

フジテレビ『隣の家族は青く見える』高畑淳子の“顔芸”が達者すぎ!

 ある集合住宅(コーポラティブハウス)を舞台に、そこに住む4組の「家族」の価値観の違いを軽やかに描く『隣の家族は青く見える』(フジテレビ系)。第6話の視聴率は5.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)ですが、オリンピックの最中、ドラマは録画が増えるので、もはや視聴率に意味はないでしょう。前回から2カ月が経過した4家庭の現状から振り返ります。

(前回までのレビューはこちらから)

■高畑淳子の表情だけで笑える

 

 大器(松山ケンイチ)の両親と妹夫妻が、前回生まれた子どものお宮参りの帰りに、大器と奈々(深田恭子)の住むコーポを訪ねて来る。鯛のお頭付きのお祝い膳で迎える古風な奈々。

 奈々が言った「子どもが生まれる事自体が奇跡」という言葉に感動し、琴音(伊藤沙莉)が命名したのは「真奈」という名前(ちなみにハワイ語でマナは奇跡という意味だとも)。その琴音は、旦那の啓太(前原滉)に対し「おむつ変えただけで『俺今日めっちゃがんばった』みたいになる」のが気にくわない。いわゆる産後から旦那への嫌悪感が強まる「産後クライシス」。後半に妊活クライシスにも触れる場面もあり、未経験にはピンとこない「危機」を、多少教材的にだが教えてくれる。

 前回、奈々らが不妊治療をしていることを知り、自分の無神経な振る舞いを涙ながらに後悔した聡子(高畑淳子)は、子どもの話題になるたびに逆に過剰にドギマギ。高畑の顔の芝居があまりに冴えまくるので、全員のシーンで、この人の表情だけ見てても面白い。高畑主演のコメディドラマが観たい。

 広瀬渉(眞島秀和)は独立し、自宅で仕事を開始。それに応じるように、慣れない家事や大検の資格を取ろうとしたりするパートナー・朔(北村匠海)。前回「あなたは彼にはふさわしくない」と広瀬の元同僚・長谷部(橋本マナミ)に言われたことが大きいようだ。

 そして、別れる寸前だったのに焼けボックリに火がつき燃え上がり、結局踏みとどまった川村亮司(平山浩行)と杉崎ちひろ(高橋メアリージュン)の事実婚カップル。ちひろは同居しだした亮司の前妻との子ども・亮太に歩み寄ろうとするが、亮太は拒絶しているように見え、双方うまくいかない。そんな中、亮司はよきパパになろうとしすぎて亮太を過剰にかわいがり、それがちひろは気に食わない。

 なかなか深刻な環境だと思うのだが、ちひろと明るく喧嘩しつつ、たまにいちゃつく様子は重くなりすぎない。今回も、ぞんざいに扱われるちひろと高橋のバタ臭い演技がマッチ。コメディ時の篠原涼子を彷彿とさせ、ますます仕事を増やしそう。『ラストシンデレラ』(フジテレビ系)で共演してますね。

 ちひろ、奈々、朔の仲良し女子会も恒例化。

 夫婦になり「安心」してしまうことを回避するため事実婚にしたと語るちひろと、それに対し「選択して事実婚なのと、事実婚しか選択できないのは、また違う」という同性カップルの朔。「逆に婚姻届という拘束力のあるものが欲しい」と願うなど、それぞれの価値観を素直にぶつけ合える関係。仲よすぎて、どこか特典映像のアフタートークにすら見えてくる。誰しも、こうなれたらいいのだが。

 小宮山深雪(真飛聖)は、長女・優香(安藤美優)の成績が落ちたことで悲願の私立中学入学に焦りだす。深雪に秘密で友達とダンス練習をする優香と父親・真一郎(野間口徹)は理解し合っており、さきほどの女子会トーク仲間からも浮き立ち、深雪だけがドラマの中で浮いてきている。自分勝手な価値観を押し付けたり、他人の価値観を否定してしまったり、どうしても「加害者」的な見え方になってしまうが、どんどん孤立してしまうことで余計、自分の価値観に必死にすがろうとする様が痛々しく、悲しく見えてくる。価値観に縛られ、もがき苦しむ様に見える深雪と、どう接するべきか? そんな問いを投げかけられているようにも感じる。

 今回、優香と亮太が同じクラスになっていたことも判明。こっそり優香を隠し撮りするなど不審な行動も見せたが、この突然現れた亮太が小宮山家に風穴を開けてくれるのか。朔もそうだが、深雪の価値観をポーンと飛び越えていくような人物と触れ合わせてほしい。すっかり「悪者」な深雪に、ドラマ後期、改心させるとかそんな単純なことではなく、もっと多くの人が感情移入してしまうような作りになってほしいし、時折その気配も感じる。

 今回、琴音が慣れない育児で必死になり、周りを全て敵としてみてしまうような場面があるのだが、深雪も真一郎が単身赴任している中、こうして苦労して必死に育児をしてきたのかと思うと素直に憎めない。

 ちなみに、優香の友人が、ダンスをしていることを亮太が親(深雪)にばらさないように「念のため口止めしときなよ」と優香にけしかけるのが、どこか残酷で笑いました。

■奈々の4度目の人工授精の結果は?

 

 一方、不妊治療のために仕事を調整しているのだが、それが言えないため、ついに理解ありそうだった上司に「やる気ないスタッフ雇ってるほど余裕ないんだよね」とまで言われてしまう奈々。他の同僚が妊娠したため人手が足りないらしく「こういうのってお互い様だから」と、あまりに悲しい言葉まで言われてしまう。他人を理解することの難しさ。自分の立場も言いたいが、いろいろ考えると奈々は言えないし、言わない人だろう。気遣いから我慢したり言えない人が損をしてしまう仕組みをヒリヒリと見せる。同じことを自分は誰かにしてしまっていないか? と考えてしまう。

 足を骨折した母親を見舞うため実家を訪ねるも、結婚や孫を強くせっつかれてしまう広瀬。後輩のふりして付いていった朔は、ゲイであることを告白しないことが親に対し残酷だと言い、広瀬は隠し通すことこそが親孝行だと言う。どちらが正解か、答えはない。どちらの価値観もあることを認識するのが正解なのかもしれない。カミングアウトするかしないかのスタンスで、たびたびぶつかる広瀬と朔だが、今回は親がいない朔の気持ちも影響しているようだ。広瀬の実家に着いた当初、柱に隠れるように所在無げにしていた朔。他人からの見え方にこだわってしまう深雪とは真逆で、しがらみから自由で、身軽で、それが強さにも見えたりもする朔だが、本人はその価値には気づいておらず、すぐ子どものようにヘソを曲げたりもする。代わる代わる他人の側面を見せるドラマだからこそ気づかせてくれる幸せのあり方。幸せの青い鳥の童話じゃないが、隣の芝だけでなく自分の家の芝の青さに気付けたらいいのだが。

 ちょっとしたミスだけで急に母親としての自信をなくし、弱音をぶちまけてしまう琴音。できちゃっただけで「子どもなんて欲しくなんてなかった」と感情だけで口走る琴音に平手打ちを食らわせる聡子。横にいる奈々を思っての行為だ。

「世の中には赤ちゃんが欲しくたってできない人だっているんだよ」「謝んなさい!」と泣きながら、ただならぬ気迫で迫る聡子に思わず「……誰によ?」と聞いてしまう琴音。このシーン、感動したという声も多いし、もちろんその意図はあるのだろうが、同時に少しだけ笑わそうとしている。このバランスが綺麗だし、挑戦的だ。

 あからさまな聡子の態度で、奈々は自分の不妊治療を聡子が知ってることに気づく。

 子どもをせっついたことを謝り「子どもができようができまいが、そんなことどうだっていいの、あんたちが幸せに暮らしてたらそれでいいのよ」と心から奈々に訴える聡子。真っ先に今ある目の前の幸せに気付けたのは聡子なのかもしれない。

 少しずつ、登場人物の悩みの裏側が見えてきたシリーズ中盤。価値観の違う人物と人物が触れ合うことが毎回新鮮に楽しみで、絡んでない人同士をつい考えてしまう。

 ちひろが触れようとすると激怒していたスマホを深夜に握りしめ、事故で急死した母親からの何気ない留守電の声をヘッドホンで繰り返し聴き涙する亮太には、親がそもそもいない朔がきっと寄り添ってくれるだろう。

 そして4回目の人工授精も残念な結果に終わってしまった奈々。大器が不倫? 浮気? のように訪ねた女性は誰なのか? ひやひやしながら次週を待ちたいと思います。
(文=柿田太郎)