カンニング竹山 コメンテーターとして大活躍、業界内でも「必要な存在、出番増えそう」と高評価

 昨年連日ワイドショーで報じられていた元横綱・日馬富士の暴行事件。事件を発端とした貴乃花親方と日本相撲協会との対立構造に言及されることも多い。そんな中、にわかに注目を集めたのが、カンニング竹山だ。

 昨年12月13日放送のフジテレビ系『直撃LIVE グッディ!』に出演した竹山は、相撲協会側に立つコメンテーターに反論。「親の敵みたいに貴乃花親方のことを責めているのがすごい違和感」「テレビを見ていて気持ち悪くなる」と、強い口調で発言したのだ。

「相撲コメンテーターの多くが“東京相撲記者クラブ会友”などという肩書を持っています。東京相撲記者クラブというのは、ベテラン相撲記者による組織で、相撲協会とは蜜月の関係にあるため、結果的にバランスを欠いた報道になってしまう。視聴者がそこに違和感を抱くのも当たり前で、竹山さんの意見は、まさに正論ですよ。ネットでは、竹山さんの発言を支持する声が多いです」(週刊誌記者)

 そんな竹山は、先月28日に出演した『アッコにおまかせ!』(TBS系)でも、はれのひ騒動で、社長の「“詐欺”のつもりはなかった」という発言に対し、「詐欺罪を立証するのは難しいといわれている」とした上で、「破綻がわかってからもレンタルの募集をしていたのなら、詐欺罪に問えるかも」とコメント。司会の和田アキ子が「いろんな番組でコメンテーターをしているから、竹山はカタいことを言うようになった」とイジると、「最近ちょっと頭が良くなってきた。40代になって頭がよくなるとは!」と自ら盛り上げた。この竹山のコメント力について、テレビ局関係者はこう話す。

「番組制作サイドとしては、竹山さんのような存在はとても重要。視聴者と同じ立場の意見を、わかりやすく伝えてくれますからね。たとえば、ワイドショーに呼ばれる相撲の専門家も、協会に近い人ばかりなので、偏った報道になりがち。ほかのゲストなんかは“自分は専門家ではない”ということで、あまり強い意見を言いたがらないわけです。でも、そんな中で竹山さんがしっかりと素直な意見を発信すれば、自然とニュートラルな報じ方になる。“逆張り”という見え方もしますが、ワイドショー的には必要な存在です」

 今後も、ワイドショーでさまざまな事象をバッサリと斬り捨てていく竹山に期待できるということのようだ。

「とはいっても、竹山さんは芸能界が長いし、何がタブーで何がそうではないかという点は、しっかり心得ている。相撲協会を批判しても、大手芸能事務所や広告代理店を、やたらに批判したりはしないわけです。芸能界でサバイブするすべは持っている人なので、なんでもかんでもバッサリいくというわけではないと思いますね」(同)

 あくまでもテレビ業界のルールの中で一石を投じているのが、竹山だということのようだが、それでも視聴者が抱く違和感を代弁するコメンテーターとして貴重な存在。AbemaTVでは、13日から『カンニング竹山の土曜The NIGHT』(毎週土曜日深夜1時~)がスタート。竹山が、1週間のさまざまなニュースを独自の視点で読み解き、さらにその週に自身が発言した内容の振り返りトークも行う。

 また27日には「週刊文春」(文藝春秋)の新谷学編集長とのトークイベントで小室哲哉騒動についても斬り込み、多くのメディアで報じられた。

 竹山がワイドショーに風穴を開ける日も近そうだ。

『みなおか』の後番組に坂上忍起用!? フジテレビの“歴史的大爆死”は必至か

 3月に終了する『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)の後番組が、坂上忍司会の番組となると、スポーツ紙が報道。テレビ関係者からは「爆死間違いなし」と、失笑が漏れている。

 視聴率低迷が続き、足かけ30年以上にわたって放送されたとんねるずの番組を終わらせるという決断に出たフジテレビ。しかしその後番組の人選は、多くの人が首をひねらざるを得ないものだった。スポーツ紙で報じられた新番組の司会は、坂上忍。ライバル局の関係者はこう語る。

「坂上を起用すると聞いた瞬間には、非常に驚きました。あれだけの長寿番組を打ち切りにしたのですから、ガラッと変わったことをやるかと思いましたが、坂上が司会なら大した番組にはならない。他局としては安心ですよ。番組内容はまだ明らかになっていませんが、坂上を使うということは、彼の毒舌を生かしたトーク番組でしょう。しかし、あれだけの功労者の番組を終わらせた後に、始まる前から内容が想像できるような番組をわざわざ始める必要があるんでしょうか? 第一ゴールデンタイムは、マツコ・デラックスや有吉弘行などで、毒舌キャラはすでに飽和状態ですし」

 それどころかスポーツ紙では、もう一人の毒舌系売れっ子タレントである梅沢富美男司会の番組がフジで始まることも伝えられている。それでも坂上の起用に勝算はあるのだろうか? テレビ雑誌の編集者は非常に厳しい見方を示す。

「木曜の21時は、テレ朝が今期、木村拓哉主演の『BG〜身辺警護人〜』を放送しているドラマ枠、日テレが『秘密のケンミンSHOW』、TBSが『モニタリング』と、どれも10%超の数字を獲る大激戦区です。テレ東の『和風総本家』も手堅く数字を獲ります。『みなおか』も視聴率が悪い悪いと言われてきましたが、『細かすぎて伝わらないモノマネ選手権』など、確実に数字が見込める企画もありました。しかしフタを開けてみれば、新番組のMCは坂上ですか。坂上は昼の『バイキング』(フジテレビ系)で散々目にしているので、新鮮味はゼロですし、ライバルは強敵ばかり。『みなおか』の視聴率はここ数年5%前後ですが、それ以下ということもあるでしょうね」

『みなおか』と『めちゃイケ』を終わらせたやる気は買いたいが、フジに光明が差してくるのはいつの日になるのだろうか?

カテゴリー: 未分類 | タグ:

千鳥・大悟の“女遊び”が止まらない! 一流芸能人のようなデート&相手のランクも上がった?

  昨年、大ブレークを果たしたお笑いコンビ・千鳥。ボケ担当の大悟に至っては、不倫騒動も巻き起こし、スキャンダル面でも注目の的となった。

「2016年12月には『FRIDAY』(講談社)に美女持ち帰りをスクープされ、さらに翌17年4月には『女性自身』(光文社)に、別の女性宅にお泊まりしている姿を報じられました。いずれもトークなどでネタにしているし、大炎上というわけではありませんでしたが、本人としてはショックで、その後しばらく女遊びは控えていたそうです」(週刊誌記者)

 しかし、不倫報道から約半年が過ぎたところで、大悟の“悪い虫”がうずき始めたようだ。

「忙しいスケジュールの合間を縫って、仲のいい後輩と、夜な夜な飲みに行っているとか。ピースの又吉直樹や三四郎の小宮浩信、とろサーモンの久保田かずのぶといった人気芸人とも、よく遊んでいると聞きます」(お笑い関係者)

 芸人仲間と飲み歩くだけなら、なんの問題もないが、どうやらそれだけでは終わらないらしい。

「たとえば大悟が後輩と2人でバーなんかで飲んでいたら、かなりの高確率で女性2人と合流するんですよ。いわゆる“カキタレ”と呼ばれるようなタイプの女性ではなく、20代半ばくらいの、ちょっとお金を持っていそうな上品な女性と遊ぶことが多いようです。『売れたことで、遊ぶ相手のランクも上がったなぁ~』なんて言われてますよ(笑)」(同)

 これまで二度も不倫を報じられていることもあって、さすがに大悟も警戒するようになったようだ。

「少なくとも、店の外で女性と一緒に歩くことはないみたいですね。会うのは、決まって隠れ家的なバーや個室の居酒屋など、人目につかない場所。店に入るのも出るのも別々。まるで一流芸能人みたいなデートですよ(笑)」(同)

 普通の芸能人であれば、当たり前のようにやっているマスコミ対策だが、大悟もやっと実践したわけだ。

「芸人さんなので、多少の女遊びは仕方ないとしても、結婚もしているので、もしも大きく報じられようものなら、今度こそ大変なことにもなりかねない。後輩たちは心配しているみたいですけどね」(同)

 三度目の不倫報道が出なければいいが……。

嵐・二宮和也、SexyZone“だけ”にお年玉を用意するはずが……『紅白』直前の珍事

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ『bay storm』(bayFM)。1月28日の放送回では、昨年の大みそかに放送された『第68回 NHK紅白歌合戦』の裏話を語った。

 リスナーから正月をどう過ごしたのか問われた二宮。『第68回 NHK紅白歌合戦』で白組司会を務めた二宮は、放送後行われた打ち上げに参加したあと、初詣へ赴き、家に着いたのは朝の5時ごろだったと明かしていた。そんな多忙な中、『紅白』では後輩のSexy Zoneに会うだろうと思い、本番が始まる前に“お年玉”を用意していたとか。

 しかし、そんな後輩思いの二宮に悲劇が。二宮がジャニーズ事務所でお金を包んでいると、スタッフが入ってきて「何やってんの?」と訊ねたそう。二宮が「お年玉作ってんだよ。お年玉あげんの」と答えると、スタッフは「え、あなたが?」「え、すごい!」と驚き、「Sexy ZoneもHey!Say!JUMPもすごく喜ぶわ~」と口にしたという。それを聞いた二宮が「え? Hey!Say!JUMPにもあげるの?」と戸惑っていると、スタッフから「そりゃそうじゃない! Sexy Zoneがすごい喜んで、もし雑誌とかテレビとかラジオとかで『二宮くんからお年玉もらったんだ』って言った時に、それを見て聞いたHey!Say!JUMPの子はどう思うの?」と諭されたのだとか。二宮は「う~ん……いや、そうか……」と納得してしまい、急遽Hey!Say!JUMPのメンバーにもお年玉をあげることにしたという。

 スタッフとのやり取りを振り返り、二宮は「お年玉をあげるかあげないかで、あんなに……そんなに言う? っていうくらい言われて……」と不服そうにコメント。その後は「わかったあげるよ。Hey!Say!JUMPって9人だっけ?」(二宮)「9人よ! お金ないの?」(スタッフ)「いやいやあるよ、大丈夫。あるよ」(二宮)という会話が続いたそうで、二宮は内心「相当だよね。急に、急に(スタッフが)入ってきたんだよな~」と思っていたとか。“ケチ”なことでも知られる二宮だけに、予想外の急な出費にいろいろと思うところがあるのだろう。

 二宮は『紅白』が始まる前にお年玉を包む作業をしていたそうだが、「5(人分)やって。そのあと、また9(人分)。倍ぐらいの時間かけてさ、入れ続けてさ……」とブツブツ。「お家でやってきたらよかったんだな」と自身の行動を反省するも、「でも確かにさ、おっしゃる通りだよ。だってオレだって(お年玉)もらったらうれしいもん、先輩からね。うん、そうだよな」となんとか自身を納得させていた。

 後輩へのお年玉は予想外に増えてしまったようだが、二宮の先輩らしい一面が垣間見えた今回の放送。二宮が『紅白』の司会という大役を務める直前に、こんな後悔をしていたとは誰も思わなかっただろう。

嵐・二宮和也、SexyZone“だけ”にお年玉を用意するはずが……『紅白』直前の珍事

 嵐・二宮和也がパーソナリティを務めるラジオ『bay storm』(bayFM)。1月28日の放送回では、昨年の大みそかに放送された『第68回 NHK紅白歌合戦』の裏話を語った。

 リスナーから正月をどう過ごしたのか問われた二宮。『第68回 NHK紅白歌合戦』で白組司会を務めた二宮は、放送後行われた打ち上げに参加したあと、初詣へ赴き、家に着いたのは朝の5時ごろだったと明かしていた。そんな多忙な中、『紅白』では後輩のSexy Zoneに会うだろうと思い、本番が始まる前に“お年玉”を用意していたとか。

 しかし、そんな後輩思いの二宮に悲劇が。二宮がジャニーズ事務所でお金を包んでいると、スタッフが入ってきて「何やってんの?」と訊ねたそう。二宮が「お年玉作ってんだよ。お年玉あげんの」と答えると、スタッフは「え、あなたが?」「え、すごい!」と驚き、「Sexy ZoneもHey!Say!JUMPもすごく喜ぶわ~」と口にしたという。それを聞いた二宮が「え? Hey!Say!JUMPにもあげるの?」と戸惑っていると、スタッフから「そりゃそうじゃない! Sexy Zoneがすごい喜んで、もし雑誌とかテレビとかラジオとかで『二宮くんからお年玉もらったんだ』って言った時に、それを見て聞いたHey!Say!JUMPの子はどう思うの?」と諭されたのだとか。二宮は「う~ん……いや、そうか……」と納得してしまい、急遽Hey!Say!JUMPのメンバーにもお年玉をあげることにしたという。

 スタッフとのやり取りを振り返り、二宮は「お年玉をあげるかあげないかで、あんなに……そんなに言う? っていうくらい言われて……」と不服そうにコメント。その後は「わかったあげるよ。Hey!Say!JUMPって9人だっけ?」(二宮)「9人よ! お金ないの?」(スタッフ)「いやいやあるよ、大丈夫。あるよ」(二宮)という会話が続いたそうで、二宮は内心「相当だよね。急に、急に(スタッフが)入ってきたんだよな~」と思っていたとか。“ケチ”なことでも知られる二宮だけに、予想外の急な出費にいろいろと思うところがあるのだろう。

 二宮は『紅白』が始まる前にお年玉を包む作業をしていたそうだが、「5(人分)やって。そのあと、また9(人分)。倍ぐらいの時間かけてさ、入れ続けてさ……」とブツブツ。「お家でやってきたらよかったんだな」と自身の行動を反省するも、「でも確かにさ、おっしゃる通りだよ。だってオレだって(お年玉)もらったらうれしいもん、先輩からね。うん、そうだよな」となんとか自身を納得させていた。

 後輩へのお年玉は予想外に増えてしまったようだが、二宮の先輩らしい一面が垣間見えた今回の放送。二宮が『紅白』の司会という大役を務める直前に、こんな後悔をしていたとは誰も思わなかっただろう。

指原莉乃「ドラフト会議」でエグすぎる“マナー違反”! 新人選考で「ファンの誘導」に呆れ声

 AKB48グループが、新規人材発掘を目的として行うオーディション「第3回ドラフト会議」が1月21日に開催された。その選考過程におけるHKT48・指原莉乃の言動が、ファンのみならずグループ運営内部でも問題視されているという。指原は“ルール違反ギリギリ”の発言を繰り返し、AKB48の総監督を務める横山由依も呆れ果てているそうだが……。

「これまでの『ドラフト会議』は、各チームのメンバーが、候補者の中から“自分のチームに必要な人材”を指名する形でしたが、今回の『ドラフト会議』では、各チームのファンが投票によってチームの新メンバーを選出する形に変更。それにあたり、運営側は、メンバーがファンに対して『この候補者に投票してほしい』と働きかけるのはNGと伝えていたようなのですが、指原はこれを完全に無視したんです」(芸能ライター)

 HKTの中心メンバーが「ドラフト会議」を見守る様子は、動画配信サイト「SHOWROOM」で同時中継されており、そこで指原は、候補者の渡部愛加里をあからさまに“猛プッシュ”したという。 

「渡部がアップで映されるたびに、指原や宮脇咲良、矢吹奈子らが『かわいいー!』と絶叫して大はしゃぎ。一方で、『HKT志望です』と公言する候補生が映ると、ドスの利いた声で『HKT志望の子には全員(票を)入れないでください』『優しさはいらないです』『顔で選んで顔で』などと、投票権を持つファンに向けて訴えていました。結果、渡部はHKT・AKBの同時1位指名。交渉権はくじ引きとなり、最終的にHKTが引き当てたものの、ファンの間で『ルール違反ではないか』と問題視されているんです」(同)

 確かに指原や宮脇らのファンからすれば、本人たちの“推し候補生”に投票したくなるのは当然だろう。これら一連の指原の言動は、運営関係者によれば「アウト」なのだという。

「ファンや候補者が、チームやメンバーの意向に忖度しなければならない状況は、絶対に作るなと、上層部から指示が出ていました。当然、メンバーにも伝わっているはずで、指原が知らなかったはずがない。渡部はHKTだけでなく、AKBからも同時指名された“期待の星”なだけに、ルールを破って交渉権を得た指原には、スタッフや他チームからも不満が爆発しています」(運営関係者)

 渡部は関東在住の中学生で、HKT決定時にはかなり困惑していたという。

「本人はAKBが第1希望で、引っ越しや転校を余儀なくされるHKT入りは、かなりの抵抗があったそうです。スタッフが本人や家族と交渉し、なんとかHKT入りを表明する段階にまでこぎつけましたが、加入辞退の可能性も大いに有り得ました」(同)

 指原には、横山も「さすがにひどすぎる」と呆れ気味というが、「当の指原は『関係ない。私がくじで引き当てたんだから、HKTに入らなきゃおかしいでしょ!』と、逆ギレに近い態度」(同)なのだそうだ。メンバーどころか運営でさえコントロールできない指原に、正義の鉄槌を下せる存在は現れないのだろうか。

「男・女らしさ」「性自認」論争の中で、死さえも利用され続けた一人の男性

「私が猫を殺すのは、その魂を集めるためだ。その集めた猫の魂を使ってとくべつな笛を作るんだ。そしてその笛を吹いて、もっと大きな魂を集める。そのもっと大きな魂を集めて、もっと大きい笛を作る。」ジョニー・ウォーカーは「ハイホー!」を口笛で吹きながら、鋸で猫の首を切り取った。(村上春樹『海辺のカフカ』より)

 男らしさや女らしさは生まれつき? 自分は男である・女であるという性別同一性や、異性を好きになるか同性を好きになるかという性的指向は生まれつき? それとも社会的な要因?

……そういった疑問は、ある人には身を切るほど切実に、ある人にとっては「学術的な興味」や「社会改革の問題」として立ち現れてくることでしょう。それは時に、社会を二分するほどの大論争になるかもしれません。こうした疑問や興味、論争は、昔も今も、そしてこれからも、飽きることなく永遠に続いていくことでしょう。

 2004年5月。カナダのひとりの男性が拳銃で自分の頭を撃ち抜き、自殺しました。女性学や性科学に詳しい方なら「ブレンダと呼ばれた少年」というルポを覚えている方もいるかもしれません。でも、それは彼の名ではありません。彼の名はデイヴィッド・ライマー。自殺時39歳でした。

 彼はいわゆるDSDs(体の性の様々な発達:性分化疾患/インターセックスの体の状態)で生まれたわけではありません。性器の形や大きさで疑われることもなく双子で誕生した一般的な男の子でしたが、一方の子どもは割礼手術の失敗でペニスを失ってしまいます。親御さんの狼狽と不安はいかばかりのものだったでしょうか。

 ここでもう一人の登場人物が現れます。彼の名前はジョン・マネー。1960年当時、特にインターセックスやトランスセクシュアルの研究から、性科学の第一人者と呼ばれていた性心理学者でした。

 同性愛・両性愛は決して趣味や好みではないものだということで、「性的嗜好(sexual preference)」を「性的指向(sexual orientation)」に言い換えたのは彼です。またトランスセクシュアリズム(現在で言う「性同一性障害」の概念)の人々について「体の性のつくり=sex」とは別に、言語学で使われていた「ジェンダー」を「性役割」や「性別同一性」の意味ではじめて援用したのも彼です。

 マネーの理論は「生まれて18カ月以内の子どもの性自認は中立であり、24カ月までに社会的に獲得された性別同一性は不変のものとなる」というものでした。つまりトランスセクシュアリズムの人々に対しては、心(性別同一性)を変えることは不可能で、むしろ身体の方を自認する性別に合わせる方が良いという考えであり、「性別適合手術」を進める上では大きな原動力となりました。

 トランスセクシュアルの人々のマネーに対する態度は、このビデオをご覧いただければお分かりいただけるかもしれません。当時欧米のTV業界などで一世を風靡した有名なトランスセクシュアルであるクリスティン・ジョーゲンセンが、マネーの業績を紹介する場面です。

 デイヴィッドの両親が狼狽と不安の中、TVで見たのがまさにこの場面でした。両親はすぐにマネーのいた大学のジェンダークリニックを訪れます。次の年にはマネーは、ペニスを失った男の子の精巣を摘出する性転換手術を行い、女性ホルモンを打ち続けることで女の子として育て、それを絶対に子どもに秘密にしておくように勧めます。不安しかなかった両親はマネーの指示に従いました。デイヴィッドには、ペニスを失っていない、そのまま男の子の双子がいます。環境因の優位性を謳っていたマネーにとって、デイヴィッドらは自説を証明するための格好の材料だったのです。

 マネーはその後、この子どもが順調に女の子として育っていて、「性の分化において、生物学的な要素より環境に優位性があることを証明する揺るぎない証拠」だとする論文を発表します。彼の書いた本『性の署名』は海外でも日本でもベストセラーになり、マスコミでもセンセーショナルに、あるいは医学の進歩を表すものとして大々的に喧伝されました。マネーは性科学の権威となり、トランスセクシュアルの人々の身体治療も社会のお墨付きをもらっていくことになります。

 また当時は、女性解放運動が大きな盛り上がりを見せていた時代です。“「男らしさ・女らしさ」は生まれつきのもので、女が社会進出するなんてありえない”。そう言われ続けた女性活動家たちは、この症例は「男らしさ・女らしさ」あるいは性自認でさえ決して生まれによって決まるものではなく、社会的に作られていくものだという有力な証左として、マネーが意味したところも越えて繰り返し引用していきました。生まれや出自を理由とした差別が今以上に横行していた時代です。科学や社会の進歩と解放の物語のように流通したのでしょう。

 しかし1980年代になって、性別同一性は生得因と環境因の両方が作用するとする性科学者の追跡調査により、この少年は女の子として扱われることに一度として満足していなかったどころか、いつも抵抗を感じていて、14歳で両親から真実を打ち明けられた日から、デイヴィッドという名で元の男性として生活をしていることが明らかになったのです。

 この事実は『As Nature Made Him』(邦訳タイトル『ブレンダと呼ばれた少年』)というルポにまとめられました。これもまた社会からセンセーショナルに受け止められ、マネーの権威は失墜し、さらに性別同一性は生得的に決定されているという説が優位になりました。性別同一性を決めるのは「足の間の性器の形」ではなく「脳」にあるという考えへの移行です。さらに性同一性障害(トランスセクシュアル)の人々の治療についての言説では、この少年の話は、今度は「性の自己決定権」の必要性の例として取り上げられもしました。

 そしてその約20年後の2004年5月。彼は拳銃で自分の頭を撃ち抜き、自殺しました。双子の弟の抗うつ薬の大量摂取による死亡、結婚していた奥さんとの生活の破綻、長きに渡る両親との不和の問題がありました。

 彼の自殺直後、僕は日本の著名な性科学者の方にお会いしたときに彼の自殺について訊いたところ、慌てたように「君がどっちなのか分からないけど、自殺原因は彼の性転換とは限らないから」と言われたものです。もちろん自殺の原因というのは本当のところははっきりしないものです。でも、彼が材料とされた実験やその後の騒動が、彼や彼の家族に何の影響も与えなかったとは到底思えませんでしたし、「どっち」という言葉が意味するところもよく分かりませんでした。

 ただ、その意味はすぐに明らかになりました。今度は保守系メディアの人々が、彼の自殺をして、当時の性教育のあり方を非難しだしたのです。その非難の動機も相手も内容も致命的にズレていて、あげくに陰謀論まで出てくるありさまでした。彼はその死でさえも利用されていく。そんな風景を僕はただ眺めているしかありませんでした。

 僕は、「どっち」でもありませんでした。

 性別同一性の環境因優位論の人々のこの「症例」に対する見解は、女の子への割り当てがもっと早ければ、母親の学歴がもっと高く、不安に怯えなければ、「成功」した可能性もあるというものでした。あるフェミニスト心理学者の方の見解は、マネーの理論は失敗とは言えず、もっと手術の時期が早ければ、双子でなければ違っていたかもしれない、「マネーはせっかくジェンダーという概念を採用したにもかかわらず、依然として『中途半端な生物学的決定論者』であったと言えます」というものでした。

 僕は、そもそもこれがそういう話なのかどうかよく分かりませんでした。

 ちなみに、僕はあまり興味がありませんが、性別同一性の生得因・環境因はどちらが優位なのか、性器なのか脳なのか、参考になるかなりクリアなエビデンスはあります。DSDsのひとつで生まれつきペニスや性腺などが露出した状態で生まれてくる男の子がいます(DSDsは「男か女か分けられない体」ではなく、「これが女性・男性の体の作りだとする固定観念とは一部異なる体の状態」です)。欧米ではこのような男の子たちの多くが、マネーの「治療」プロトコルに従ってペニスや性腺を切除の上女児として養育されました(つまり人工的に性同一性障害の状態を作るようなものです)。追跡調査された14「例」中、6「例」が男性自認、2「例」が曖昧な状態、6「例」が女性自認でした。つまり、男の子でも女の子に性転換すれば、43%は「成功」するということです。

 男の子だと分かっているこのタイプのDSDsの子どもを、一体何のためにわざわざ女の子に性転換して育てることを勧めたのか、僕にはよく分かりません(こういう「治療」を受けず男の子のまま育てられた人は、全員男性自認だったのです)。他のDSDsを持って生まれても男の子だと分かる赤ちゃんにも、ペニスの長さが引っ張って2.5㎝以下であれば、このような強制的な性転換が適応されることが少なくありませんでした。

 どうやら、ペニスがない状態では男性として不憫であるという規範が働いていたようです。そして、DSDsで生まれた赤ちゃんに対するこういった話は、世間には「中性なのに親が勝手に性別を決めている」という誤解・偏見で流通していきました。このような誤解もまた、「男性ならばこういう体のはず(ペニスがなければ男性とは言えない)」という規範・固定観念や、中性のようなものにいてほしいという社会的欲望が働いたのでしょう。

 あるいは、男の子と分かっている子どもを無理やり女の子にするという「治療」も、何の苦しみもないようにする「解決策」だったのかもしれません。障害を持って生まれた子どもの親御さんの、自分を責める気持ちはとても激しいものになりえます。子どもを健康に産んであげられなかった。この子の将来はどうなっていくのだろう。親と言えども誰でも同じ弱い人間の私たちです。そんな恐れと不安に苛まれる親御さんは、子どもを助けられると言われれば、なんでもしてあげたいと思うものです。

 「男の子を女の子にしてしまえば解決します!」「社会をこう改革すれば解決します!」「これは社会の進歩なんです!」。

 ですが、そういうことを言ってくる人には人間というものに対する如何ともしがたい傲慢さがあるように感じます。僕は、「外からやってくる力に耐え、不公平や不運や悲しみや誤解や無理解に静かに耐えて行く強さ」を持っている当事者家族の方を今ではたくさん知っています。

 それ以前に、人間は、統制された実験室の中の魚でも蝶でもマウスでもありません。何かの理念のための材料でもない。自分の体がどうなっているのか、これを訊くと親は傷つくのではないかと不安と恐れの中で問う子どもに、罪責感と恐れをたたえた眼で一瞬言葉を失う親。これは決して統制されるようなものでも、統制されるべきものでもなく、その両者の恐れと不安の眼、それこそが互いに相手を想う心があるという証明なのですから。

 想像力なき「うつろな人々」には、それが「進歩と解放を邪魔する阻害要因」にしか見えないのかもしれません。そしてそういう人々は、これからも猫の首を切り落とし、「大きな笛」を作り続けていくことでしょう。もちろん当事者家族にとって必要な治療法というものはあります。問題は性器をどうするかではありません。人間が切り落とされていることこそが問題なのです。

 幸いなことに、リベラルであろうと保守であろうと、伝統論者であろうとフェミニストであろうと、学者であろうとなかろうと、二元論であろうとグラデーションであろうと、そんなことは関係なく、どんな旗を掲げているかは関係なく、いつでも人間を見失わない人はたくさんいるのだということも今では僕も知っています。

 死者は決して答えることはありません。ですが、私たちはまだ人間を見失わないようにし続けることだけはできるのです。
(ネクスDSDジャパン ヨ・ヘイル)

「他のグループ羨ましい」A.B.C-Z・橋本良亮、デビュー6年目の“失言”にファン失望

 新ユニット・King&Princeが今春のCDデビューを表明し、Sexy Zoneは今夏の『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)のメインパーソナリティーを務めるなど、若手たちの活躍が目覚ましいジャニーズ事務所。そんな中、今年でデビュー6周年を迎えるA.B.C-Zの橋本良亮が、公式携帯サイト・Johnny's webでグループに対する不満を示唆するような一文を書き、物議を醸している。

 橋本の所属するグループはもともと、五関晃一、戸塚祥太、塚田僚一、河合郁人の4人で「A.B.C.」として活動を始め、その後2008年に橋本が加わり、A.B.C-Zに改名。以後はグループ随一の歌唱力を持つ橋本がセンターポジションを担い、12年2月にジャニーズ初のDVDデビューを果たした。

「現在のA.B.C-Zは、グループの冠番組『ABChanZoo』(テレビ東京系)があるものの、テレビ露出は今ひとつで、ジャニーズ勢が多数出演する音楽特番から外れる場合も少なくありません。CDや写真集の売り上げ面もヒットには程遠い数字が続いているため、ファンもかねてより不安を抱いていました。そんな中、1月30日に橋本は『えび☆ブロ』で、出演舞台『「蜜蜂と遠雷」リーディング・オーケストラコンサート~コトダマの音楽会~』の感想を振り返り、『もうすぐA.B.C-Zの誕生日だ』と、2月1日のデビュー日に触れ、続けて、『グループで飯でも行きたいなー。他のグループが羨ましい』とつづったんです。また、同舞台で歌った曲について、関係者の承諾をもらえれば『ソロライブで歌っちゃおー』と意欲をのぞかせたと思いきや、『今年(ソロライブが)あるか分からないけど』と一言添えていました」(ジャニーズに詳しい記者)

 これを読んだファンは、「他のグループが羨ましい」という記述が引っかかったようで「羨ましい? 応援してるこっちも、他のグループが羨ましいよ。こんなセンター嫌だよ」「違うグループを羨ましがるはっしーの言葉に傷ついた」「みんなでご飯に行けるグループが羨ましいってこと? なにが言いたいの?」といった怒りの声が噴出。

 一部では「はっしーは、きっと寂しいんだよ」「事務所は何も仕事くれないって思ってるってこと」「はっしーのモチベーションが下がってる。何もできなくて歯がゆい」とフォローするコメントも見られるが、以前からファンの間で橋本の発言が波紋を呼ぶことは少なくないため、“言葉が足りない”と感じる人もいたようだ。

「かつて橋本は、Hey!Say!JUMPの前身グループともいえるJr.内ユニット・J.J.Expressに入っていたこともあり、過去のテレビ番組で『Hey!Say!JUMPに入れると思ってた』と、こぼすなど、いまだに過去と折り合いがついてない様子も見受けられます。また、16年のソロコンサート『Summer Paradise 2016』では、『24時間テレビ』内のスペシャルドラマ『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた~』に、後輩であるジャニーズWEST・小瀧望が出演していたことを持ち出し、『俺もジャニーさんの“スペオキ”(特別に気に入られること)になりたい』とポロリ。この時は、橋本のあまりに無防備すぎる発言に、ファンの方が慌ててしまったとか」(同)

 さらに昨年3月に、プライベートで親交のある関ジャニ∞・渋谷すばるのラジオ番組『関ジャニ∞ 渋谷すばるのスバラジ』(NACK5)にゲスト出演した際には、「A.B.Cみんな真面目だからね~」「俺、真面目じゃない。ってか、真面目じゃないから、その4人が真面目なのを見ると、イライラしてくる」と、告白。橋本としては、渋谷に伝わりやすいよう話したつもりかもしれないが、「イライラ」という単語がファンの間で波紋を呼んでしまった。

「ラジオやコンサート、ブログなど橋本の軽率なコメントには、もはやファンもなにを言っても仕方ない、と“あきらめムード”でしょう。グループのセンターが、メンバーやグループに対して否定的な発言ばかりしていたら、ファンも応援する気力がなくなって当然です。また、事務所は仕事を与えていない、と指摘されることもありますが、A.B.C-Zは先日、CDやDVDのプロモーションシーズンではないにもかかわらず、『週刊朝日』2月2日号(朝日新聞出版)の表紙を務めていました。事務所も露出の機会は与えていますし、“干している”というわけではないはず」(同)

 今後は、King&Princeが新たにデビュー組に加わることで、露出の機会も減っていくことが予想できる。マイナスな言葉を吐き出すよりは、目の前の仕事を着実にこなし、ファンを増やす努力をするべきなのかもしれない。

俳優・成田凌の「態度が悪すぎ」と関係者から苦情噴出! 所属事務所の“放任主義”が影響か……?

『逃げるは恥だが役に立つ』(2016年/TBS系)、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(17年/フジテレビ系)といったヒットドラマや、現在放送中のNHKの朝ドラ『わろてんか』などに出演し、3月には井浦新とダブル主演の映画『ニワトリ☆スター』の公開が控えている成田凌。プライベートでは、昨年1月に広瀬すずとの熱愛報道が出たかと思えば、同年10月には『コード・ブルー』で共演した戸田恵梨香とのデート現場を写真週刊誌「FRIDAY」(講談社)にスクープされており、プレイボーイぶりも発揮している。

 そんな成田だが、現場での評判は、あまりよろしくないようだ。芸能事務所関係者が語る。

「まだ24歳で血気盛んなのかもしれませんが、かなりトンガッている印象。雑誌のインタビュー取材で、全然話さないこともあるそうです」

 取材現場での成田の様子をそう語るのは、とある媒体関係者だ。

「ある撮影の時、なぜだか機嫌がよくなかったようで、とにかく態度が悪かったんです。ずっとムスッとして、ポーズも取らないし、コメントを求めても反応があまりない状態。その場には、媒体の人間だけでなく、テレビ関係者や事務所スタッフなどもたくさんいたんですが、最悪の空気になってしまいましたね。まあ、若手イケメン俳優の現場では珍しいことではないので、『あ、あのタイプの俳優ね』って感じで、問題なく撮影は終わりましたけどね(笑)」

 成田の態度があまりよくないのは、事務所が原因だとの声もある。前出の芸能事務所関係者が語る。

「成田が所属するソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)は、良くも悪くも放任主義で、タレントを厳しく管理しないようです。だから、結果的に所属タレントは自由な振る舞いをしがちで、成田みたいな“トンガリ”も許されてしまう」

 SMAの放任主義は、プライベートについても同様だといわれている。

「基本的に恋愛禁止みたいなものはないので、売り出し中であっても恋愛スキャンダルがどんどん出てくる。成田もそうだし、倉科カナなどは竹野内豊との熱愛がなければ、いまごろ何本も主演作を残していたはずです。二階堂ふみや橋本愛なんかも、プラベートで遊び癖がついて、仕事に支障を来しているのではないか? なんてこともささやかれています。一方、土屋太鳳は仕事第一主義で、休みが少しでもあると、マネジャーに『仕事を入れてくれ』と頼み込むそうです。土屋のブレークは、非常にストイックで、本人にやる気があるからということですね」(同)

 このままトンガり続けていたら、先はそう長くなさそうな成田。土屋のようにストイックになれるのか?