柔らかい丸木橋とオムレツの美味しい関係 角煮カツ丼がうますぎた!

 

 カツの形、卵の調理法、その盛り付け、どれを取っても未体験のカツ丼の味は!?

《飽食から美食に変わったニッポングルメ。ラーメンだってカレーだってスイーツだって、おいしくて当然の時代! でも、目でも楽しめたらもっとおいしくない!? そんな変なグルメ、おもしろグルメを探訪する! B級グルメなんて恐れ多い。珍級グルメ、いただきま~す!!》

 ソースに味噌、卵とじ、野菜炒めにデミソース……といえば、もちろん、日本が世界に誇るカツ丼である。日本全国にいろいろなカツ丼があるが、先日ついに“近未来の究極カツ丼”に出会ってしまった!!

 それはまるで、荒れ果てた荒野にできた小さなクレーターにかけられた丸木橋。そこに、丸くて黄色いフワフワした謎の物体が、天から舞い降りて来たような……。今までのカツ丼の概念を根本から覆す逸品だった。

 

 

 丸木橋にしか見えないのは、柔らかく煮込んだ豚の角煮を揚げたトンカツ。舞い降りた黄色くて丸い物体Xは、タマゴをたっぷり使ったオムレツである。そして、黒いクレーター丼の中にはホカホカの白いご飯が。チラ見えする茶色い謎の液体は、玉ねぎソースである。どうよ、近未来的ドラマが空想できるでしょ?

 まずはホンの数秒、丸木橋とオムレツの不思議な関係性を奇想しながら注意深く観察していただきたい。すると気がつくのが、オムレツの上にさりげなく添えられたミツバとゆずの皮である。これを任意の場所に移動してから、いよいよ、実食の作業に取り掛かろう。

 

 冷めないうちに是非とも行なっていただきたいのが、丸木橋にかかったオムレツの背骨に沿って軽く箸を入れることだ。その瞬間、半熟タマゴがトロ~~っと溢れ出て、丸木橋からまるでナイアガラの滝の様に丼一面に広がるだろう。これはまるで伊丹十三監督作品『タンポポ』に登場したあのオムレツではないかっ!

 そのまま食べるより、もちろん、丸木橋のカツにトッピングして食べるのがオススメである。が、一口目はカツ本来の味を賞味するべく、箸でつまみ上げようとしたとき、煮込まれた肉の柔らかさゆえ、丸木橋が崩落した! 引力に負けてちぎれてしまったのだ。箸でも簡単に切れるトンカツとは……。

 

 

 箸に残った橋の端をおもむろに頬張ると、カリッとした芳ばしい食感の次に、ジュワ~っと濃厚な肉汁が口内を満たす。人類はなぜ今まで、角煮とカツのコンビネーションを思いつかなかったのか?

 そして、2番目の楽しみであるトロトロオムレツをカツにトッピングにして二口目を。ああ、なんという多幸感。衣の歯ざわりと肉汁のジュワトロ、オムレツのトロトロが究極のトリニティーを完成させるのだった。

「でも、こってりすぎてくどくない?」

 

 

 カツ丼好きにとって、ある種、禁句でもある。が、しかし、読者諸氏は忘れてはいないだろうか、オムレツの上に乗っていたミツバとゆずの皮を。濃厚な味に舌が負けて来た時こそ、その2つのアイテムをカツにトッピングすれば、洞窟の中の分かれ道を別の道へと進んだ時のような異次元の風味と味わいが体験できるのだ。

 そして、さらに忘れてならないのが、ごはんにかけられている玉ねぎソースである。濃厚な味付けの具に爽やかなソースが仲介役となり、白ご飯と見事なマッチングをみせるだろう。

 しかし、さらに恐ろしいことを発見してしまった。なんと、この角煮カツ丼にはダブルがあり、二本の丸木橋を体験できるという……。

 近未来すぎるカツ丼、うもうございました。

 

秋葉原 炉端バル さま田「とろとろ玉子の角煮カツ丼」700円/ダブル950円(ランチのみ)

SNS映え  ☆☆☆
味     ☆☆☆
珍級度   ☆☆☆

(写真・文=よしよし)

「スネ毛が生えている女はニューハーフ」!? 日テレ・山田涼介『もみ消して冬』の定義が酷い!

 Hey! Say! JUMP・山田涼介主演のコメディ・ホームドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。24日放送の第7話の平均視聴率は、自己最低となる6.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)。裏のNHKでは、平昌五輪・カーリング日本女子の3位決定戦が25.0%を取っていましたから、仕方ありません。

 ここ最近、少々幼稚な展開が続き、見るのがつらくなっている筆者ですが、第7話も元気にあらすじを振り返ります!

※過去のレビューはこちら
http://www.cyzo.com/tag/もみ消して冬

■説明ゼリフ多すぎ……

 ライバル医師の善財(フラミンゴ・竹森千人)が、頭から血を流し倒れているところを発見し、応急処置を施した北沢家の長男・博文(小澤征悦)。後に、婚約者を装い善財の金品を盗んだ多国籍窃盗団のメンバーによる犯行であることが判明するも、浜野谷院長(柴俊夫)や患者たちから散々、犯人扱いされた博文は、自身の人望のなさに傷心。善財との副院長争いに敗北したと思い込み、すっかりふさぎ込んでしまいます。

 しかし後日、北沢家に出入りするクリーニング店主・手毛綱(アンジャッシュ・児嶋一哉)から朗報が。院長宅にも出入りしている手毛綱は、お手伝いさんから「議員クラスの患者のオペを成功させると10ポイント」「越前ガニをプレゼントすると25ポイント」などといった院長独自の査定システムを聞き出したのだといいます。

 さらに、院長が善財に結婚祝いとしてプレゼントした100万円の絵画は、窃盗団に盗まれたまま。それを博文が取り戻せば、100ポイントを獲得できるチャンスなんだそうです。

“絵を取り戻すと100ポイントもらえる”という根拠がよくわかりませんが、同作はストーリーの緻密さよりも“勢い重視”のドラマなので、深く考えるだけ無駄だと自分に言い聞かせましょう。

 博文から「どうにかしろ」と迫られた警察官の次男・秀作(山田)は、警視庁SITの後輩・尾関(ジャニーズWEST・小瀧望)を自宅に招き、「絵を取り返してほしい」と懇願。長女・知晶(波瑠)の気を引きたい尾関は、これを渋々引き受けます。

 また後日、手毛綱から“善財が、院長の妻の誕生日ディナーをお膳立てしている”との情報が入り、再び絶望する博文。なんとしても善財のリードを阻止したい博文は、ディナーに乱入し、院長の妻が好きな「アヴェ・マリア」をハンドベルで演奏する作戦を打ち出します。

 加えて、手毛綱から「院長の弱みを握ったら、獲得ポイントが2倍になるらしいんです」と聞いた秀作は、院長と妻が誕生日ディナーを楽しんでいる最中に、軽井沢にある院長の別荘に侵入。そこで、院長と愛人がビーチでイチャついている写真を発見しますが、同じ写真に博文と水着姿のニューハーフも写っており、何も取らずにすごすごと別荘を後にします。

 このとき、美女にスネ毛が生えていることから瞬時に「ニューハーフ」だと決めつけていた秀作ですが、一体どういうことなんでしょうか? 世間では「スネ毛が生えていないのが女性で、生えているのがニューハーフ」という定義が常識化しているのでしょうか? もう、何がなんだかよくわかりません……。

 その後、なんやかんやあって、秀作の別荘侵入作戦も、博文のハンドベル作戦も、尾関の絵画取り戻し作戦も失敗に。さらに、尾関が知晶にいきなりキスをかまし、第7話は終了です。

■ぐったり……

 総じて“なんのこっちゃ”な展開だった第7話。これまでにも増して「考えるだけ無駄」感が漂っていた上、今回は説明ゼリフも多く、筆者は正直、疲れてしまいました。

 ただ、これまで毎回、無理やり登場シーンを作られていた手毛綱と尾関が、初めて大活躍。小瀧が、山田の“バーター中のバーター”に終わらずホッとしました。

 というわけで、見るたびに頭の上に増え続ける「?」がとぐろを巻きそうな『もみ消して冬』。次回は、もう少し納得できる展開を期待したいです。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

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 奇跡を呼ぶ男・相葉雅紀
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CONTENTS

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2008 年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・06P~
2009 年・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16P~
2010 年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・24P~
2011 年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・30P~
2012 年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・36P~
2013 年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・44P~
2014 年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52P~
2015 年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・60P~
2016 年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・68P~
2017 年 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・78P~
愛され相葉、バースデーサプライズ・ヒストリー・・・・・・・・86P~

■立ち読みはこちら

 

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「私、絶対結婚するから!」眞子さまの決意は固いも、破局発表“Xデー”は秋篠宮殿下の誕生日?

今週の注目記事・第1位
「『黒田課長』のつつましい夕食」(「週刊新潮」3/1号)

同・第2位
「『私、絶対結婚するから!』小室母と圭くんが私に送ってきた6通のメール」(「週刊現代」3/10号)

同・第3位
「佐川国税庁長官を緊急査察する!」(「週刊文春」3/1号)

同・第4位
「宮内庁を決意させた『小室家の新興宗教』」(「週刊新潮」3/1号)

同・第5位
「東山魁夷『遺産15億円』骨肉の争奪戦」(「週刊文春」3/1号)

同・第6位
「知らない人からむしり取る 2018年から始まる『こっそり増税』3ヶ年カレンダー」(「週刊ポスト」3/9号)

同・第7位
「年金からこんなに税金を奪われていた!」(「週刊ポスト」3/9号)

同・第8位
「『ポーラ化粧品HD』社長が掠め取った2000億円の株」(「週刊新潮」3/1号)

同・第9位
「特捜検察の元エースが起こした暴走死亡事故写真-レクサスがメチャクチャに」(「フライデー」3/16号)

同・第10位
「この兆候が現れたら高齢者は運転を止めるべし!」(「週刊文春」3/1号)

同・第11位
「籠池泰典逮捕200日“同房者”が明かす『獄中生活』」(「週刊文春」3/1号)

同・第12位
「『安倍総理』が激怒した『麻生財務相』の『黒田日銀総裁』再任リーク」(「週刊新潮」3/1号)

同・第13位
「満員御礼『シニア向けラブホテル』は何が違うのか」(「週刊ポスト」3/9号)

同・第14位
「さようなら大杉漣さん」(「週刊現代」3/10号)

同・第15位
「あのアマゾンが挑む『100円ショップ』品揃えと勝算」(「週刊現代」3/10号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 日曜日(2月25日)、ビートたけしが名付けたという3歳馬、キタノコマンドールが9レースの「すみれステークス」(オープン・芝2200メートル)に出走した。

 この馬はDMM.com証券が始めたDMMバヌーシー(競走用馬ファンド)が購入した。父ディープインパクト、母ベネンシアドールで2億円超の超良血馬である。

 新馬戦は2番人気で勝利。このレースに勝てばクラシック路線に乗れる一戦。キタノは終始最後方を進んでいたが、直線を向くと鮮やかな末脚を見せて快勝した。

 たけしは「凱旋門賞」を狙うと吹いていたが、ひょっとするとと思わせる馬である。

 去年は北島三郎、今年はたけしということになるか。注目ではある。

 さて、まずは現代のアマゾンの記事からいこう。2月からアメリカのアマゾンでは、Tシャツやスマホケースなどを売り出したという。

 すべて10ドル以下だが、2ドル台の商品も多くある。まだ1ドル台はないそうだが、日本の100円ショップに近い業態を、送料無料で実現したのだ。

 その背景には、消費者のデフレ志向が進んでいることがある。

 アメリカでも「1ドルショップ」の需要が急激に高まり、その市場規模は15年に453億ドル(約4兆8,100億円)にもなった。

 そのうち、1ドル台の商品を多く並べて、7,000店舗といわれる日本の100均市場へ殴り込んでくるかもしれない。

 そうなれば、デフレ脱却を掲げている安倍政権にはショックだろう。

 何しろ、米アマゾン・ドット・コムが公表した前期(2017年12月)のアマゾンジャパンの売上高は、前年比10.2%増の119億700万ドル(1兆3,360億円)になるという。

 しかし通販新聞によると、「米アマゾンが公開した日本事業の売上高はアマゾンによる直販分や仮想モール事業における手数料収入など日本のアマゾンの売上高となり、『マーケットプレイス』に出店・出品する他社の売り上げを含んだ日本のアマゾンの流通総額ではない。流通総額は明らかにしていないが、関係筋によると2・2兆円程度となっている模様」。

 100均から高額商品まで、もはやアマゾンの快進撃を止められる企業は、日本には存在しないようである。

 この記事もコラムの1本だが、その下の「事情通」という欄に、会員制月刊誌「FACTA」が、広告代理店の電通と国際陸上競技連盟のラミーヌ・ディアク前会長と交わした契約書を、フランスのル・モンド紙と組んで入手したと報じている。

 この中にある契約書を見れば、東京五輪がカネで買われたことが示されているというのだ。

 他誌のスクープだが、これほどの大きなニュースを、なぜ、もっと大きく取りあげないのだろう。

 まさか、電通に気を使ってということではないだろうな。

 大杉漣が突然亡くなった。享年66。私は漣のファンではなかったが、彼の外連味のないキャラクターは好きだった。

 追悼番組、徹子の部屋でまだ40代の漣が出ていた。青年のように若々しく、サッカー好きで、母親が短距離選手だったことで、走るのは速いと語っていた。

 上京したのは、フォークシンガーになりたかったためだったという。ハーモニカとギターで歌ったが、なかなかのものだった。

 たけしの映画の漣はさほどいいとは思わないが、山田洋次監督の『たそがれ清兵衛』の彼は、いい味を出していた。

 こういういい役者が次々にいなくなる。残念なことだ。

 現代が、グラビアで大杉漣の追悼特集をやっている。これを見ていて、漣という役者は、ドラマに出るとその役になり切ることのできる人だが、やはり素顔のままがいい。

 丸首シャツ(今はこういういい方はしないのだろう)の上に、文字が書かれたYシャツを羽織って、足でサッカーボールを踏んでいる。

 この雰囲気が連らしくて、とてもいい。

 ポストに、ラブホテルにシニアが押し寄せているという記事がある。

 少し前までのラブホは、若者たちに人気があり、入って酒を飲んだり、大画面でカラオケをやったりしていて、SEXをしなくても楽しめるといわれていた。

 だがその若者たちが離れ、その代わりに、シニアたちが年金支給日に、夫婦で来たりするようになっているというのである。

 腰の痛い客のために介護用のベッドを導入したり、アルコール飲み放題、ボトルキープもできるラブホまであるという。

 重い荷物がある時は、「運びましょうか」と声をかける。エアコンやカラオケの操作がわからなければ、部屋まで行って教えてあげる。

 そのうち、腹上死したら、すぐ対応します、というラブホもできるかもしれない。

 そういえば、ずいぶんとラブホにはご無沙汰している。一度行ってみたいが、相手がいないのが悔しい。

 私のオフィスの壁に「アベ政治を許さない」と勢いのある筆で書いた俳人・金子兜太さんの書(コピーだが)が貼ってある。

 時事通信は金子さんが亡くなったと「誤報」を流して大騒ぎになったが、その翌日の死去であった。享年93。

 金子さんは現代俳句を牽引してきたといわれるが、私の好きな句に、

「海に青雲(あおぐも)生き死に言わず生きんとのみ」

 アメリカの9・11の直後に詠まれたという、

「危し秋天報復論に自省乏し」

「背高泡立草は自滅する花驕るなよ」

 時代に敏感な人だった。合掌。

 安倍首相のゴーマンな政権運営に綻びが出始めた。麻生財務相が派閥を拡大してキングメーカーになろうとしているようだ。

 新潮によれば、黒田東彦日銀総裁が再任されることをスクープしたのは、麻生財務相と親しい記者のいる共同通信だった。

 安倍首相が平昌五輪へ出席のため訪韓していたタイミングに出たため、「安倍総理は、越権行為だと激怒した」(大手メディアの経済部記者)そうである。

 その上、2019年のG20開催は大阪で内定しているのに、福岡開催案が浮上したのも、福岡が地元の麻生が、話題作りをしたとの見方があるようだ。

 ところで籠池泰典森友学園前理事長と妻の諄子は、この極寒の中、大阪拘置所に拘留されたまま、家族との接見も認められない「異常事態」が続いている。

 文春は、同房者が、籠池は死刑囚以上の厳戒警備態勢に置かれていると証言している。

 籠池が入れられている独居房は、「体が動かせないので気が狂いそうな程ストレスがたまりましたね」(同房者)。

 司法も安倍に「忖度」しているのかと文春は結ぶが、こんな非人間的なことがまかり通る日本は、北朝鮮のことを非難できはしない。

 文春が、この兆候が現れたら、高齢者は運転を止めるべしという特集をやっている。

 免許書やキーをなくす。駐車場がわからなくなる。車庫入れでこする。会話しながらの運転が負担。

 当然の指摘である。それにしても高齢者の事故が多い。

 と思っていたら、2月8日にまた起きた。

 元東京地検特捜部長、名古屋高検検事長を歴任した石川達紘弁護士(78)が、白金で事故を起こして一人が死んだ。

 フライデーによると、午前7時過ぎ、知人の20代の女性(どんな関係なのか?)とゴルフに行くところだった。彼女がトランクにゴルフバッグを積むのを、石川は運転席で待っていた。

 だが突然、車が急発進して200メートルほど暴走し、金物店に突っ込み、歩道を歩いていた37歳の男性が巻き込まれ、死亡した。

 ブレーキの痕がないそうだ。「認知機能が低下した高齢者によくあるケースですが、本人はずっとブレーキを踏んでいるつもりだったのではないでしょうか」(交通事故鑑定ラプターの中島博史所長)。

 最近、一部の法務省関係者の間では、石川について「記憶が曖昧なところがある」「会話がかみ合わない」とウワサされていたそうである。

 検察の切れ者も、年齢には敵わなかったわけだが、重大な過失なので、罰金刑では済まない可能性もあるという。

 彼も容疑者に対して何度か「自分が犯した罪は自分で償え」といってきたはずだ。一罰百戒。もし、自動車の不具合が原因でないのなら、執行猶予付きではお天道様が許さないと思うのだが。

 お次は新潮が報じている、お家騒動。ポーラ化粧品で知られるポーラ・オルビスHDで起きているそうだ。

 かなり生々しい。創業は1929年、静岡で鈴木忍が始めた。代々、鈴木家が社長を務めてきたが、2000年1月に甥にあたる郷史が社長に就いた。

 二代目の常司は会長になったが、00年10月に自宅マンションから出火し、やけどを負って入院、1カ月後に死亡してしまう。

 甥である郷史社長には直接の相続権はないが、入院中の常司会長から、持ち株はポーラの持っている財団に寄付し、残りは郷史が引き継ぐという趣旨の「死因贈与」を受けたと主張し、夫人の相続は無効だと、裁判を起こした。

 結局、郷史社長のいい分は最高裁で認められず、夫人は4分の3を相続した。この間、夫人の影響力を排除したい郷史社長とで100件近い訴訟が繰り広げられたという。

 昨年12月30日に、HDの取締役や監査役に郷史社長の“不正を暴く”一斉メールが送信されたそうだ。

 それによると、会長が急逝した直後に、会長が所有するポーラ不動産株を郷史社長に1株1円で譲渡するという「株式譲渡契約書」を、会長が存命である00年6月の取引と偽造したというのである。

 その後、ポーラはHDになり、10年暮れには東証1部に上場を果たしている。郷史社長が手にした不動産株を時価総額すると、「実に1943億円に相当する」(新潮)というのだ。

 このことを告発しているのは、郷史社長の元側近で、HDのナンバー2も務めた人間であるから、話には信ぴょう性があるようだ。

 件の人間がなぜ告発したのかを、HDの幹部は、「彼は『会社のために人に言えない行為をして秘めてきたのに、それが社長個人の権力の源になってしまった』と嘆いていました」と語っている。

 企業法務に詳しい高橋弘泰弁護士によると、これが事実なら、有印私文書の偽造及び行使罪に問われるが、時効は5年。だが、不正に取得した株式が、現社長が上場にあたって経営権を掌握する際の主要な原資になっているから、株主への責任は免れない。不正行為の損害賠償請求の除斥期間は20年だから、訴訟を起こされるおそれはあるとしている。

 シワ改善化粧品が好調で、売上高は前期比11.8%増の約2,443億円。優良企業の醜い争いである。シワを改善する前に社内を改善したほうがいいようだ。

 ポストの年金批判の特集。ポストによれば、20年前に年金受給額が270万円だった人は、手取りが265万円と、引かれる金額はわずかだった。

 それが現在は、手取りが233万円になってしまっているというのだ。所得税は増税ではなく、約10%から約5%に引き下げられているのに。

 それは高齢者を狙い撃ちで税金の負担軽減措置が削られてきたからだというのである。

 老年者控除、配偶者特別控除、年金控除などが廃止や縮小され、課税最低ラインが年収304万円から196万円へと大きく引き下げられたからだ。

 これによって、ポストによると、住民税非課税から課税になった人は1,400万人近く増えたそうだ。

 確かに真綿で首を絞められるように、じわじわと、気づかないうちに年金は減り、生活が苦しくなっているのである。

 ポストは、今年から始まる増税カレンダーを示している。それによれば、エコカー減税の縮小、高額医療費制度の自己負担引き上げ、たばこ税増税、消費税増税、基礎控除の見直しなど、次々に、弱者や高齢者には厳しい、税の取り立てが目白押しである。

 これをさせないためにどうするか。安倍首相の退陣しか有効な手立てはないのではないか。

 私は東山魁夷の「道」が好きだ。中央に緩やかな上り坂を一本描いただけのシンプルな構図。頂点でやや右に曲がりながら消えていく。丘の上が少し明るくなっているのは、東山にいわせると、「これから歩もうとする道という感じが強くなった」からだそうだ。

「親と兄弟を早く亡くし、戦後までの十年間は苦しかったと思いますが、その懊悩が昇華した『残照』や『道』は、戦後の日本画の方向性を示しました」(美術史家の野地耕一郎)

 今年は東山の生誕110周年にあたるそうだが、文春によると、彼の遺産15億円を巡って骨肉の争いが起きているというのだ。

 東山は99年に90歳で亡くなり、画家の名家出身のすみ夫人も16年に98歳で亡くなっている。相続争いは夫人の死後に起きた。

 東山夫妻には子どもがいないため、法定相続人はすみ夫人の長弟、次弟、甥や姪など7人。

 下々のようにカネが目当てではない。甥の斎藤進(64)は、魁夷の死後、東山邸に住み込み、夫人の秘書役を務めてきた。

 斉藤は、夫人は財団をつくり、東山の文化を後世に遺そうと考えたとして、夫人の死後、東山邸に「東山魁夷記念一般財団法人」を設立し、一人ひとりに3,000万円ずつ渡して、著作権とコレクションは財団に入れるつもりだといったという。

 夫人は脳梗塞で突然倒れ、遺言書を残していない。だが、財団設立についての反対は当時なかったという。

 だが、10年以上経って長弟で日本画家の川崎鈴彦から配達証明が送られてきて、財団設立には反対、自宅は市川市に寄付し、預貯金(約7億円といわれる)は相続人で分割するといってきたというのである。

 優雅な相続人たちの優雅な争いではあるが、夫人が遺言書を残していれば起きなかったはずだ。遺言は大事だよ~!

 眞子さんと圭さんの「婚約延期問題」は、どうなるのだろう。新潮は、金銭トラブルだけではなく、小室家にはそれ以外にもさまざまな「懸念」があると報じている。

 その一つは、圭さんの母親・佳代さんの実家が、横浜市に本部を置く新興宗教に入信していたことだ。

 信者80万人というから、かなりの宗教団体である。だが。1987年に藤沢市で起きたバラバラ殺人事件がこの教団を一躍有名にしてしまった。

 被害者も加害者も元教団の信者だったのだ。この事件をきっかけに、佳代さんの実家も脱会したという。

 今一つは、佳代さんが女性の霊媒師に入れ込んでいた時期があったというのだ。それを証言した喫茶店のオーナーは、佳代さんの旦那が亡くなり、旦那の父親も亡くなったため、旦那の方の実家と関係が悪くなったことがあったと話す。

 佳代さんから、圭にもらえる財産がある。実家へ行って話してくれないかと頼まれ、行ってあげた。だが、その後、少額のカネの入った封筒を渡され、これ以上首を突っ込まないでくれといわれたと、憤慨している。

 新潮は、金銭トラブル以上に、そうしたことが宮内庁を怖れさせ、「破談に向けて進み始めたわけです」(皇室ジャーナリストの山下晋司)と、2人の結婚はないと見ている。

 さらに宮内庁は婚約解消に向けたシナリオを進め、破談発表のXデーは「取り沙汰されているのは11月30日、秋篠宮殿下の誕生日会見のタイミングです」(秋篠宮家関係者)

 だが、新潮も迷っているようだ。小室家の親族の一人が、延期が発表されてから圭君から電話をもらったが、「報道されているようなことではないんです」といった、「破談ではない、少なくとも当人2人は結婚する気満々だ」と語っている。

 では文春はどうか。美智子皇后が雅子妃を「叱った」というスクープをものにし、宮内庁に事情通のディープスロートがいると思われる文春だが、先週も今週も、この問題を深堀していないのはどうしてなのだろう。

 今週は「雅子さまと紀子さま愛娘たちとの“距離感”」という、かったるい(失礼)記事をやっている。

 愛子さんが御用地の丘で母親と雪遊びをした。雅子さんが香川県で開催された育樹祭に行かれた時、「うちの愛子がイチゴが好きなの」とイチゴを摘んで持ち帰った。

 読んでる方が、それはわかったから眞子・圭さん問題をどう見ているのかとイライラしてくる。

 忖度すれば、雅子さんが昨年12月9日の誕生日に、「私にとっても、いつも楽しい時間をご一緒してきた眞子様には、心からのお幸せをお祈りしております」と祝福していた文章を紹介しているから、完全破局とは見ていないのかもしれない。

 だいぶ前に、女性誌とともに美智子皇后バッシングを続け、皇后が失語症になってしまったことがあったが、その二の舞は避けたいと考えてのことだろうか。

 講談社の決算が発表された。売上高は1,179億5,700万円で前年比100.6%。内訳は雑誌558億9,800万円(同89.1%)で、週刊誌などの雑誌が146億9,900万円(同85.9%)、コミックが411億9,900万円(同90.2%)。書籍は176億8,700万円(同101.8%)。

 野間省伸社長は増収減益だが、「出版業界全体の売り上げが前年比6.9%のマイナスという逆風の中にあって、前年とほぼ同水準の結果を出せたことは一定の成果だと考えております。また、紙製品の売り上げが減少する中で、電子書籍や版権ビジネスなどの事業収入が紙での減収分を上回る増収を記録し、事業収入の割合は収入総額の30%を超えるところまで成長しました」と語っている。

 広告収入が前年比マイナス0.2%。それも「その他」が前年比541.9%だから、デジタル広告の収入が飛躍的に伸びているのであろう。明るい材料ではある。

 だが、不動産収入の31億3,400万円を入れて、税引前当期純利益が36億7,800万円(同78.5%)、当期純利益が17億4,800万円(同64.4%)だから、全体的に見れば胸を張れる業績ではないだろう。

 森武文副社長が取締役相談役に、鈴木哲常務が顧問。古川公平と渡瀬昌彦を常務に昇格させ若返らせたのは、野間社長の危機感の表れと、デジタルシフトをさらに拡大していくという決意表明ではないだろうか。講談社は来年110周年を迎える。

 森友問題で虚偽答弁を続けた佐川宣寿前理財局長が、安倍首相から「官僚の鑑」だと持ち上げられ国税庁長官へと大出世したが、確定申告のこの時期、佐川の罷免を求める署名が2万人に達し、霞が関の財務省本庁舎前には、佐川を辞めさせろというデモ隊が押しかけている。

 佐川長官の方は、先週のポストが追いかけたところ、家には帰らず、公用車に乗ってホテル住まいだという。

 追い打ちをかけるように文春が、佐川が建てた1億円豪邸について追及している。

 佐川の家は世田谷区の閑静な住宅街にあるという。購入したのは03年9月だが、この土地は「競売物件」だったため、相場よりはるかに格安で手に入れたと文春は報じている。

 当時佐川は塩川正十郎財務相の大臣秘書官を務めていたが、杉並区の官舎住まいで、世田谷で暮らした形跡はない。

 財務省OBは、競売物件の購入が内規等で禁止されているわけではないが、と前置きして、

「財務官僚が競売物件や差し押さえの背景について情報を仕入れやすいのは事実。まして佐川氏は時の財務大臣秘書官でした。そうした立場を利用して、相場より安い物件を手に入れたように見えてしまう。だから、普通は競売物件だった土地を買ったりしません。佐川氏の行為は、財務官僚としての倫理観に欠けていると言わざるを得ない」

 森友学園への国有地売却問題についての国会答弁で、「資料はすべて破棄した」と厚顔無恥にいい続けた人間に、倫理観などあるわけはないが。

 しかも、2月9日には、財務省側が森友との契約に関するやり取りが記された文書を公開したのである。

 そこには、当局が学校法人を訪問して、国の賃付料の概算額を伝えると記されているのだ。

 安倍や菅が「佐川を証人喚問には絶対呼ばない」といっても、国民は佐川の証人喚問をせよという声が大勢を占めているのだ。

 佐川長官は就任以来、メディアの前には姿を見せず、就任記者会見もいまだにやっていないのだから、自分のついた「ウソ」の重さをわかっていないわけではない。

 安倍はこの問題から逃げ切ろうと画策しているようだが、野党に追い込まれると政治部デスクは見ている。

「野党は佐川氏の招致を、政府が二月末の衆院通過を目指す予算案の“取引材料”にしようと考えています。政局を左右する重大なポイントになってきました」

 国税庁長官の任期は1年だそうだから、あと4カ月持ちこたえれば、その後のおいしい天下り生活が待っていると佐川は考えているのかもしれないが、「国税の歴史に泥を塗った」(落合博美元朝日新聞編集委員)という烙印は一生消えるものではない。

 さて、再び眞子さんと圭さんの「これから」だが、現代は巻頭で眞子さんは「私、絶対に結婚するから」といっていると報じている。

 現代によれば、婚約延期を発表した1週間後、秋篠宮邸では家族会議が開かれたという。

 テーブルには、さまざまな週刊誌のコピーが置かれていた。

 紀子さんは、時に「だから、いったじゃないの!」と声を荒らげられることもあったと、秋篠宮家の関係者が話している。

 だが、眞子さんは、母親に対して一切、妥協しなかったという。

「『私、絶対に結婚するから!』と、一歩も引かないご様子だったそうです。これまでの秋篠宮夫妻の説得で、なんとか延期発表まではこぎ着けたものの、『結婚を考え直す』という考えは、眞子さまにはまったくない」

 その一途な気持ちに、秋篠宮夫妻は結婚を認める方向だと、秋篠宮夫妻をよく知る人物が語っている。

 そのためには、圭さんが、将来どうして生活していくのかを示すこと、母親の金銭問題を解決することが前提になる。

 それは親として当然の要求だろう。

 現代で、母親の佳代さんと婚約していたという男性が、今度はメールを持ち出して、佳代さんが「当分の生活費をお借りしたい」「とりあえず10万円程」と書いてきているから、彼女のほうも「贈与」ではなく「借りる」ことを前提だった証拠だと、いい募っている。

 女性セブンに、結婚延期と発表された翌日、自宅から出てきた小室圭さんの写真が載っている。

「満面の笑みを浮かべていた」(セブン)。圭さんは案外打たれ強いのかもしれない。それとも眞子さんとの愛情は、そんな世間の逆風なんかで挫けはしないという自信からだろうか。

 母親の金銭トラブルは、大人同士の愛憎のもつれからで、彼はそのことを知っていたとしても、われわれが礫を投げるほどの大罪ではない。

 ましてや週刊誌が、小室家の宗教云々や亭主の自殺を暴き立て、バッシングするのは行き過ぎであろう、そう私は思う。

 美智子皇后のバッシングの時は、皇后が失語症になり、書きたてた週刊誌は詫びを出した。

 今回は、まだ社会をろくに知らない若者である。こうした報道で万が一破局になったとすれば、彼らはどれほど傷つき、今後の人生に暗い影を落とすのか、考えているのだろうか。

 天皇家も秋篠宮家も2人を温かく見守り、結婚するかしないかは当人たちに任せればいい。私は2人を応援したいと思っている。

 さて、今週の第1位は新潮のグラビアに捧げる。ぜひ買って見てもらいたい。今年は始まったばかりだが、今年度ナンバー1のショットではないだろうか。

 やや頭が禿げ上がって、生活に疲れた中年男が、一膳めし屋で一人食事をしている。一枚の写真がすべてを語るとは、こういう写真のことをいうのだ。天晴れである。

 私も時々、こうした店で食事を取ることがある。じっと見ていると私ではないかと思えてくる。よく似ている。

 この人の名は黒田慶樹さん(48)といって、東京都建設局の担当課長である。妻はサーヤこと黒田清子さん。尊いお方と結婚して早12年が経つ。

 妻が、昭和天皇の四女・池田厚子さんから伊勢神宮の祭主を引き継ぎ、神事とその準備で忙殺され、家を空けることが多いそうで、夕食は一人で取ることが多いようだ。

 昨年の10月20日に行われた美智子皇后の83歳の「お祝い御膳」には、妻の清子さんだけが出席し、黒田さんは残業を理由に欠席したそうだ。

 もしや別居生活? だが新潮の問いかけにも「取材はご遠慮いただいている」と、丁寧だがきっぱり拒否したそうである。

 秋篠宮眞子さんと結婚予定の小室圭さんが、この写真を見たらどう思うのだろうか。聞いてみたいものだ。

【巻末付録】

 今週はあまり書くことがない。現代は「誘惑の美裸身 美馬怜子」「秋田朝日放送のGカップアナ 塩地美澄」。袋とじは毎度毎度の「壇蜜 エロスの軌跡」。

 ポストは、「パンストの文化史」「ほのか『かわいすぎるビールの売り子』が初めて魅せた大人の色香」「レースクイーン『サーキットの華』の50年」。

 袋とじは「ザ・自販機本」。昔はずいぶんお世話になりましたね。

 というわけで、今週はどちらも気合が入っていないため、引き分け。
(文=元木昌彦)

知られざる「男性器整形」の実態! 男性はなぜあそこに“ボール”を入れるのか、Dr.高須が解説

【第57回】「高須幹弥センセイ、男性器にボールを入れるメリットって何ですか?」
 “整形”といえば顔やボディを美しくするイメージがあるが、施術の中には「男性器整形」というものもある。女性には未知のモノである“男性器整形”。一体どのような理由で、どんな手術をするのだろうか? そもそも、施術を希望する男性はどれくらいいるのだろう? 高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥先生、男性器整形のこと、いろいろ教えてください!

■男性器整形の実態とは?
 男性器整形を希望する患者さんは、高須クリニック全体で見ると1日20人くらいいらっしゃいます。

 いちばん多いのは「包茎手術」で、男性器整形患者の半数くらいを占めています。男性器は、子どものうちは全体が包皮に包まれていますが、通常は成長に伴って亀頭の部分が覗きます。でも、日本人男性の7割近くは、成人になっても勃起時のみ亀頭が覗く仮性包茎なんですよ。男性は風呂場や更衣の際など同性の目に触れる機会も多いので、通常時に包皮をかぶったままだと「子どもっぽく見えて恥ずかしい」というのが施術を希望される主な理由ですね。勃起時も包皮がむけない真性包茎や、包皮の先端が狭いカントン包茎の場合は、垢などが溜まって不衛生になりやすい上、がんのリスクもあるので、治療的な側面が強いです。

 あと、日ごろ包皮をかぶっていると亀頭がデリケートになって早漏になりやすいので、「早漏を治したい」という男性も多いです。なお、早漏は「裏すじ(陰茎小帯)を切ると治る」というウワサもあるようですが、そのような効果はあり得ません。陰茎小帯を切ると見た目も変わりますし、何のメリットもないですよ。

 次いで多いのが、亀頭にヒアルロン酸を注入して大きくする「亀頭増大術」。性経験の豊富な女性や、加齢で膣が緩んだ女性をパートナーに持つ男性が「相手を喜ばせるために」ということもありますが、男として「大きく見せたい」というのが一番の理由ですね。ただ、標準サイズなのに「小さい」と思い込んでいる男性も多いと感じます。アダルトビデオの男優さんと比べてしまったり、元彼女とケンカ別れの際に指摘されたトラウマだったりで、自信を失くしてしまうようです。あと、上から見ると先細りして実際より小さく見えるので、風呂場などで正面から見た他人の男性器と比べて、小さいと勘違いしている男性も多いですね。ちなみに、日本人男性の男性器の平均サイズは、勃起時で約13センチ。女性の膣が10センチほどなので、機能面で見ると問題ないのですが、身長でも家でも車でも、男はなんでも「大きいほうがいい」っていう概念なんですよ(笑)。

 3番目に多いのは、避妊目的の「パイプカット」。夫婦生活を避妊具なしで楽しみたい既婚男性や、いろいろな女性と遊びまくりたい男性がメインですが、避妊の知識がない知的障害者の方も来られます。

 男性器はある程度体型に比例する部分もありますが、形やサイズなど千差万別。理想的な男性器に比べると欠けている部分のある人のほうが多いので、男性器整形で補いたいと思うんですね。男性にとって、男性器が大きかったり、自分のモノで女性を喜ばせられたりすることは自信につながるんですよ。シリコンボールを陰茎に挿入する「シリコンボール法」もその表れで、パイプカットの次くらいに施術者の多いメニューです。

 もともとは、暴力団員が“度胸がある男の証し”として真珠やパチンコ玉を入れていたようで、この施術の患者さんの半数くらいはその道の方ですね。一部の彫り師も真珠の挿入を施しているようですし、刑務所などでは、割りばしで包皮を切って、歯ブラシの柄を切って丸く削ったものを入れたりもするそうですが、感染症などの心配があるため、ウチのようなクリニックで、安全性が高く劣化もしないシリコンボールを入れる暴力団員も増えているんです。

 残りの半数は一般人。ただ、シリコンボールが入っていると見た目がグロテスクになって引かれたり、膣の弱い女性に痛がられたりするので、強い刺激を望むパートナーを持つ男性のことが多いですね。

 シリコンボールを入れても男性の感度がよくなるわけではないのですが、気持ちよがる女性を見て、精神的な気持ちよさが得られるそうです。女性の様子に満足して、追加で入れに来る患者さんもいます。ただ、一般人の中には、パートナーが変わったりして「やっぱり取りたい」と来られる方もたまにいらっしゃいますね。

 当院ではシリコンボール1つで3万円(税別)なので、予算的なものもあってか、3つを希望される方が多いです。入れる場所は亀頭のすぐ下あたりですが、中には「7つ入れて北斗七星の形にして」などデザイン性も楽しまれる方もいるんですよ。

takasumikiya01高須幹弥(たかす・みきや)

美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
公式ブログ 

西川貴教とお泊まり報道の伊東紗冶子、元カノ・菜々緒との共通点は“整形疑惑”!? 「鼻が変わりすぎ」

 T.M.Revolutionこと西川貴教の“お泊まりデート”の相手が、セントフォース所属の23歳年下のフリーアナウンサー・伊東紗冶子(24)であると一部スポーツ紙が報じている。

 23日発売の「フライデー」(講談社)は、西川と“長身美女”がホテルで一泊する様子をスクープ。同誌は女性が芸能人であることまでは掴めなかったようだが、翌日、スポーツニッポンが伊東であることを報じた。

 元SMAP・中居正広の冠番組『なかい君の学スイッチ』(TBS系)に進行役でレギュラー出演するほか、セクシーな水着グラビアもこなす伊東。現在、伊東の母親のブログが注目されている。

「伊東の母親は大阪にある質店の名物社長で、ホームページのスタッフ紹介欄には紗冶子の写真も。そんな母親が、お泊まり報道後に『私の次女紗冶子がこのような騒動を起こし大変ご心配ご迷惑おかけしました。伊東家始まって以来の恥さらしで先祖に対して申し訳ないです』とブログで謝罪。20歳を過ぎた娘を『社会人として終わっています』などと容赦なく公開批判しており、ネット上では『母親のキャラ、強烈だな』『親がしゃしゃり出てくるなんて』などと話題です」(芸能記者)

 西川に対して「だいたいこの相手の方、どこの誰だか私は全く知りません」と冷たく言い放つなど、なかなかパンチの効いた人柄が見て取れる伊東の母親だが、一方で、西川がこれまでウワサになった女性の共通点が話題だ。

「西川の好みは、『ヤンキーっぽくて、自分の好きなことを仕事にしている女性』だとか。大阪のヤンキーだったことで知られる元妻のPUFFY・吉村由美をはじめ、離婚後に交際していた菜々緒、そして伊東もこれにばっちり当てはまります。また、西川の身長が161cmなのに対し、菜々緒は身長172cm、伊東は166cm……。さらに、昨年『西川にヤリ捨てされた』と告発した19歳の女子大生も170センチだとか」(同)

 また、菜々緒と伊東には、ある共通のウワサがささやかれている。

「伊東は、昨年12月放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演した際、『鼻が不自然すぎる』と違和感を訴える視聴者が続出。学生時代からミスコンに出場するなど、表舞台に立っていた伊東ですが、芸能界入りを境に目や鼻が激変。整形疑惑がささやかれています。一方、菜々緒も、顔の遍歴をまとめたサイトがネット上に多数存在。以前、GACKTが愛人たちに“整形手術を命じている”“GACKT指定の美容クリニックを紹介している”と一部で報じられましたが、西川も整形美女が好みなのでは?」(同)

 整形疑惑はさておき、母親が事を荒立てたことで、別の意味でも注目されている伊藤。西川は「ただの知人」と交際を否定しているが、果たして……?

嵐・松本潤主演のTBS『99.9』25分放送拡大も、くだらないギャグ応酬で無駄シーンの嵐!

 嵐・松本潤が刑事事件専門の弁護士役を務めるドラマ『99.9 -刑事専門弁護士- SEASONII』(TBS系)の第6話が25日に放送され、視聴率17.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。数字の上では好調さをキープしています。

 今回の依頼人は、不動産屋の店主・平田(三又又三)を殺害した容疑で警察から取り調べを受けているという、寿司屋・大酉寿司の店主・新井英之(竜雷太)です。

 新井の供述は以下の通り。事件当日の13時28分頃、新井は飯田(ダンカン)が店主を務める店で煙草を購入。その後、不動産屋を訪れると、トイレの中で平田が死体となって倒れていた。慌てて煙草屋へ引き返し、110番通報したのが13時31分頃だったというのです。

 現場へ向かった深山大翔(松本潤)は、事件当日の12時30分頃、煙草屋の前を若い男が通るのを見たとの証言を飯田から得ます。不動産屋へ行くには煙草屋の前を通らなければならず、その店先には来客を知らせる高性能のセンサーがあるため、誰かが通れば必ずブザーが鳴る。そして、平田が殺された当日、店の前を通ったのは新井と謎の青年だけだったとのことなのです。

 そんな折、新井の店で働く、そして深山の同僚・尾崎舞子(木村文乃)の弟でもある雄太(佐藤勝利)が逮捕。謎の青年の正体は雄太で、平田の死亡推定時刻が12時から13時と特定されたため、最重要容疑者となってしまったのです。

 舞子は弁護を買って出るのですが、雄太はこれを拒否。実は雄太は、2年前に窃盗の容疑で捕まり、無実を訴えたものの舞子にまったく信用されず示談を勧められたため、恨みを抱いていたのです。

 その2年前の事件では、当時働いていた沙々寿司本店の金庫から現金と高級腕時計を盗んだ疑いで逮捕された雄太。会社控室のロッカーからコインロッカーの鍵が見つかり、そのコインロッカーの中に500万円が入っていたため、不利な状況へと追い込まれてしまったのでした。

 そして、今回の事件では、2年前に雄太が盗んだとされる腕時計が、平田の手に握りしめられていたため、疑惑が強まってしまった。どちらの事件も無実だと訴える雄太の言葉を信じた深山は、2年前の事件に何か裏があったのではないかと調査を開始します。

 その結果、沙々寿司の社長・糸村信彦(横田栄司)が税務署の調査から逃れるため、事務所荒らしと見せかけて粉飾決済を裏付ける書類を処分していたことが発覚。雄太は、鈴木の脱税をカモフラージュするための生贄だったというわけなのです。

 また、若い頃に新井の弟子だったという糸村は、つい最近、新井から頼まれて高級腕時計を貸したことを証言。つまり、新井は平田殺しの罪を雄太になすりつけようと画策したのでした。

 新井の犯行が濃厚となったところで、残された課題はアリバイ崩し。実は新井は、煙草屋を訪れた際、飯田が食べていたパクチー弁当を見て、来る途中にその弁当の移動販売車を見たと語ったのですが、実際には11時半頃、その移動車は警察によって移動させられていたのでした。

 以上のことから深山は、煙草屋が開店する前(来客センサーの電源が入れられる前)に新井は平田殺しを決行したのだと推測。そして、実際には不動産屋がある方向から歩いてきたものの、飯田の死角となる煙草屋のカウンターの下を屈んで通り、あたかも今から不動産屋へ向かうように偽ったのだと考えます。

 その推理を突き付けたところ、新井が犯行を認めたため、雄太は釈放。舞子とも和解し、めでたしめでたしとなりました。

 さて、感想。今回、25分拡大ということで、これまで逮捕シーンを小出しにすることで謎めいた存在に引き立たせていた雄太と、舞子との関係性をじっくり描いてくれるのかと期待したのですが、肩透かしをくらってしまいました。

 雄太役の佐藤は、とても見応えのある演技をしていたと思うんですよ。ダメなのは脚本の方で、雄太の心情の変化の描き方が単純すぎる。口も利きたくないほど舞子のことを憎んでいたのに、ラストシーンでは、「日本一美味い寿司を姉ちゃんに食べさせてあげたい!」と、丁稚奉公に出されたばかりの小僧のように殊勝なことを言う。そんな単純にわだかまりって解けるものですかね? 

 また、姉弟ともにキャラがまったく掘り下げられていない。雄太は高校時代に荒れていたとのことですが、どうして? 両親との関係は? 姉弟の絆の根源みたいなものがよくわからないため、ラストの和解シーンも心を揺さぶられるものがありませんでした。

 舞子と雄太のバックグラウンドを丁寧に描かない割に、くだらないギャグの応酬には大いに時間を割く。無駄なシーンが25分拡大されただけという印象でした。

 それと、これは毎回指摘してますけど、日本の警察の調査能力ってこんなに低次元なんですかね。もしこのドラマに描かれているのが警察の実態であるならば、ゾッとします。だってこれじゃあ、冤罪だらけですよ。日本に住んでいることが怖くなってきました。

 今シーズンまだ一度も心から面白いと思える回がないのですが……。次回こそは期待したいと思います。
(文=大羽鴨乃)

『今夜はナゾトレSP』にNEWS手越、加藤が登場! 2月27日(火)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
22:00~23:00 『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系) 山口達也

●V6

8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
24:58~25:28 『アメージパング!』(TBS系)

■続きはこちら

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「太ってる人がオシャレを楽しむ」は当たり前に? “痩せ信仰”ニッポンに変化の兆しは

(前編はこちら)

 ぽっちゃり女性のファッションをもっと自由にすることをコンセプトとしている「la farfa(ラ・ ファーファ)」(ぶんか社)編集長・清水明央氏と、ぽっちゃり男性向けにファッション、さらには“モテ”を指南する情報サイト「Mr.Babe(ミスターベイブ)」編集長・倉科典仁氏が初対面し、男女の“ぽっちゃり”について語り合う今回の対談。前編では、ぽっちゃりに対する男女の意識の共通点、相違点について語り合った。後編では、実際に誌面づくりの上で気をつけていることは何か、そして、ぽっちゃりメディアは今後のアパレル市場を変えていくのかについて語ってもらった。

――「日本人は、努力することが好き」とよくいわれます。さまざまなことを我慢し、ダイエットを頑張ることはいいこと、逆に太っているのに何もしないことは悪いことだという価値観が根強くあるような気がします。

倉科典仁氏(以下、倉科) 努力の方向性が、ガチムチというか、鍛える方向に行くならいいと思うんですよね。女性も最近は筋トレ女子っていますよね。「ミスターベイブ」の理想もガチムチ。たくましく、優しくが目標。だから誌面で、ぽっちゃり男子に向けて、「痩せなきゃだめ」「痩せた方がいいよ」とはいいません。とはいえ、「太った方がいいよ」ともいわない。やはり、健康害があるくらいに太ってしまうのはよくないと思います。僕はBMI29なんですけど、実は、BMI標準値(18.5~25未満)より、もう少し上の方が、死亡リスクが低いというデータがあるんです。太りすぎもよくないけれど、痩せすぎも死亡リスクが高い。

清水明央氏(以下、清水) 「ラ・ファーファ」でも健康記事は掲載していますが、意外だったのは、読者からのやってほしい企画リクエスト第2位に、「ダイエット企画」が入っていることです。「ありのままでいい」がコンセプトなので、ダイエットを促す企画は矛盾してしまうんですけど、健康に害がない程度に、例えばぽっちゃりしていても外見も中身も美しい、健康的な体作りや、ボディーメイクのような企画は、今後はもっと増やした方がいいかも、と思ってはいます。

倉科 ぽっちゃりでも健康は大切。女性は、10代の頃は相手に対して完璧を求めるらしく、イケメンが人気だそうですが、20代後半になって結婚を意識しだすと、いかに生命力・経済力があるかに重きを置いて判断するようになるそうです。ここが僕らぽっちゃりのチャンス。健康で優しい、その魅力をアピールしなさいと読者に伝えていきたい。

――それぞれモデルを選ぶときや、誌面づくりで重視している点はどんなところですか。

清水 モデル事務所から採用するのではなく、専属モデルを誌面上で募集しているので、「ラ・ファーファ」に出るのは、つまり「今まで一般人だった人が、名前と素性をさらす」ということになります。なので、自分がぽっちゃりしていることを受け入れていて、モデルとして活動することを前向きに楽しめる人を採用していますね。ぽっちゃりしていることをネガティブに感じている人だとモデルの仕事を楽しめないし、誌面に出たことで余計に世間の目が気になるようになってしまったら、本意ではないので。

倉科 モデルの“暗さ”は写真に出てしまいますからね。うちもモデルは、明るい人、前向きな人、清潔感のある人。それ以外はないですね。「Mr.Babe」でモデルをやっている方たちはそういった意味も含めて存在感ありますよ(笑)。

清水 取り引きのあるブランドや撮影スタッフから、「『ラ・ファーファ』の子は明るくていいよね」とよくいわれます。そこがウリにもなっているので、絶対にはずせないところです。誌面でも、ぽっちゃりしていることをネガティブに捉えたり否定したりするような言葉、表現は使わないようにしています。“いまのまま”でファッションや生活を楽しめるマインドになれるように……と思ってるんですよ。

倉科 うちも「デブ」という言葉は、なるべく使わないようにしていますが、面白ければ「ポジデブ」のように使うこともあります。ぽっちゃりした男性をどう表現するかはいまだに悩み。「ポチャイリッシュ」とか、もっと日常的に使える呼び方はないかと常に探し続けています。あと「わがままボディ」もよく使っています。

清水 うちは動物にたとえてますね。「ウサギ体型(お尻がぽっこり出ている体型)」「ハト体型(上半身がふっくらした体型)」「ペンギン体型(おなかがぽっこり)」「プードル体型(全体的にふっくらしているが手首、足首が細い)」「テディ体型(全体的に丸い)」とかですね。

――読者の方からの反応を見て、太っていることにコンプレックスを持っている男女に対して思われることは?

清水 僕が何か言える立場じゃないんですけど、悩んでいる方は、自分の殻に入って周りの意見をなかなか聞けない状況になっているケースも多いと思うんです。まず、ありのままの自分を受け入れてから、周りの人にどう思われているか、両面を見てみる。周りの意見を聞いてみると、果たして自分はそんな悲しい状況にいるのかどうか、見えてくると思います。

倉科 日本中の肥満の方が芸人根性を持って、コンプレックスを前に出していけるようになれば、コンプレックスは解消されると思うんですよ。でも、現状それは難しい。僕は、こういったぽっちゃりさん向け雑誌を他社さんからも出してもらって、これがスタンダードになってもらえてればいいと思う。僕の知りうる限りでは、この2冊が男女の唯一の情報ソースになっていますよね。それくらいじゃ、固く閉ざした心は開かない。僕らが情報源として独占したいわけではなくて、こういう媒体が競合してどんどん情報を発信して、太っている人がおしゃれを楽しむことが当たり前という状況になって初めて、読者はちょっと元気を出して、自分も試してみようかなと思うようになるのではないか、と。そうなったときには、いろいろなデザインに挑戦しだすと思うし、服もどんどん売れるはず。今、プラスサイズの市場規模はまだまだ小さい。これが普通サイズと同じ程度になったらすごいことになるでしょう。

清水 女性の場合、一般的なアパレルメーカーが作るサイズはLより大きいものがほとんどなく、これまでぽっちゃりした女性は「洋服を買いに行く」という基本的な楽しみの選択肢が多くありませんでした。それが最近になって、ようやく選択肢が増えてきて、痩せている子と一緒に買い物に行って、同じように着たい服を選べるようになったという段階。今後、洋服のサイジングはアパレルの一番の問題だと思います。昨年11月に 「ZOZOSUIT」ができて、ミリ単位で採寸ができるようになり、これからは、限られた選択肢の中から洋服を選ぶのではなく、誰もが自分が着たい服を着られるようになるのではないかと思っています。自分の体型に合った洋服を選ぶ環境は大きく変わってくるのではないでしょうか。

――自分の体型のままでファッションが楽しめるということですね。その変革に、2誌は一役買っている。

倉科 「『ミスターベイブ』は女性の店員さんがいると恥ずかしくて買えない」という読者が少なくありませんでした。もっと堂々とプラスサイズのファッション誌をコンビニや本屋さんで手に取れるようになるといいですね。そして、堂々と情報を得て服を買って、女性に「今日のシャツかわいいね」と褒められたら、それはそれはうれしいことですよ。もちろん同性に褒められてもうれしいですけど、女性からの褒め言葉は、男性にとって魔法の言葉ですから。そうすれば今後もっと市民権が得られるのではないかと思っています。

清水 褒められると自信が出ますよね。

倉科 褒められて自信がつくと、ファッションを楽しむだけでなくもっと外に出かけたくなりますよね。僕らの雑誌はファッション誌ではなくライフスタイル誌だという位置づけ。内向きから外向きになって、そのときに誰とどこへ行くか……というところまで、奥行きのある企画を誌面で展開していきたいと思っています。

清水 ぽっちゃり女性たちが生きやすい時代に……というところまでの力は、雑誌にはないかもしれませんが、プラスサイズ専門の雑誌がなければ、そもそもぽっちゃりした子はファッションを楽しむという入口まで来られなかった。情報を発信していくことで「何にすがっていきていけばいいのか」と悩んでいる方が、ぽちゃティブライフへ向かうための架け橋になっていきたい。それが「ラ・ファーファ」の役割だと思っています。

公式サイト
「la farfa WEB」
「Mr.Babeウェブマガジン」

平昌五輪で“犬食問題”再燃……批判発言のオランダ選手は謝罪も、現地の声は?

 平昌五輪に出場したオランダ代表のスピードスケート選手ヤン・ブロクハイゼンの発言をきっかけに、韓国の犬食文化が国内外で物議を醸している。

 ブロクハイゼンは21日、スピードスケート男子団体パシュートで銅メダルを獲得した後のインタビューで、こう話した。

「この国では、もっと犬を大切にしてください」

 この発言は韓国で、自国の犬食文化を念頭に置いた発言と捉えられ、現地メディアは「韓国としては非常に敏感に受け取ってしまう発言だ」「五輪メダリストが記者会見で語る言葉ではない」などと報道。ブロクハイゼン選手は同日に、自身のTwitterで「韓国人に謝りたい。侮辱する意図はなかった。私は動物愛好家だ」などと謝罪した。

 しかしその後、ブロクハイゼン選手が友人とバーベキューを楽しむ写真がネット上で拡散され、「言動が矛盾している」などと批判が続出。翌22日には、オランダ選手団のイェロン・ビフ団長が記者会見を開き、「ブロクハイゼンは何か意図があって発言したのではなく、動物愛好家であるため、あのようなことを話した」と説明しながら、「オランダ選手団を代表し、謝罪したい。我々は、韓国の文化を尊重しているし、3週間にわたって私たちを手厚くもてなしてくれたことに感謝している」などと語った。

 ただ、「ブロクハイゼンは動物愛好家と自称しながら、ベジタリアンではないのか?」との質問には、「よくわからない」と言葉を濁した。

 この騒動を受け、韓国のネット上には、「冗談のフリをして侮辱しようとしたのは明らかだ」「他の国の食文化に口を突っ込むな」「中国でも同じ発言ができるならその勇気は認めてやる」「そんなこといって、一度犬肉を食べたらヤミツキになって専門店に通っちゃうくせに」といった反応が寄せられている。中には、「オランダは獣姦、麻薬、売春、同性結婚が合法化された薄汚い国です」などとオランダそのものに矛先を向けるコメントもあった。

 もっとも、平昌五輪期間中に韓国の犬食文化が視線を集めるのは、これが初めてではない。

 例えば、米国メディア「NBC」は13日、「五輪の厳重な取り締まりでも、メニューから犬肉を追放できなかった」と報じている。韓国政府が平昌五輪に向け、犬肉専門店が「ポシンタン」(犬肉スープ)の料理名を変更して提供した場合、最大1,000万ウォン(約100万円)を支給するなど、犬食文化の隠蔽に乗り出していたことを紹介し、「それでも韓国の犬肉専門店は、彼らの伝統を堅く守っている」と伝えた。

 同メディアのインタビューに応じた犬肉専門店の店主は、「牛も屠殺されるときは泣くのに、なぜ人々は犬を食べることだけを嫌うんですか? 私は犬肉レストランを誇らしく思っています」と話している。

 また、米「CNN」も、「五輪の陰に隠れた残酷な犬肉取引」と伝えており、平昌五輪に参加したカナダの女性フィギュアスケート選手メーガン・デュハメルが大会期間中に食用犬をペットとして保護したことも、複数の海外メディアが報じている。

 そんな中で、冒頭のブロクハイゼンの発言が波紋を呼んでいるわけだが、はたして、今回の騒動は韓国の犬食文化に影響を及ぼすことができるだろうか。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・“犬食文化”が残る一方で、熱心な愛犬家も…韓国の両極端なドッグ状況
http://s-korea.jp/archives/17902?zo=1
・「迷子になった愛犬が食べられた…」飼い主を横目に近隣住人が“犬食パーティー”の恐怖
http://s-korea.jp/archives/17887?zo=1