平昌五輪・北朝鮮「美女軍団」は美女だけじゃない!? “ぽっちゃり女子”は豊かな食生活アピールか

 平昌冬季五輪を席巻した北朝鮮の女性応援団を凝視すると、文字通り容姿端麗の美女がいる一方で「この子が美女軍団?」という素人っぽい子も多い。共通しているのは、ぽっちゃりとした感じ……。北朝鮮ウオッチャーをはじめ、関係者の間では、恣意的なのか否かが話題になっている。

 美女軍団は、室内競技のほか、スキー会場にも駆けつけて揃いのサングラス姿を見せるなど、行く先々で話題だ。インスタグラムにはハングルで「#北韓(北朝鮮)応援団」というハッシュタグが出現。応援団をバックにした自撮り写真や、独特の統一感がある応援動画が1,500件近くも投稿されている。

 そんな中、美女軍団の一人ひとりを見ていくと、意外に普通の女の子が混じっているのが確認できる。

 日本人の民間研究者は「そもそも『美女軍団』は、日本や韓国のメディアが勝手に名付けただけ。20代という年齢条件はあるだろうが、『美人』という厳格な基準はないんじゃないか?」と指摘する。

 また、美女軍団を細かく区分けすると、しなやかなダンスを見せる舞踊小隊(約10人)、楽器を扱う音楽中隊(約100人)が存在。残る100人が普通科部隊とみられ、普通科は、手拍子や歌の応援以外の特殊技能は確認されていない。室内競技会場のある江陵オリンピックパークで開かれた吹奏楽のミニコンサートで、普通科部隊は周囲を囲んで手を叩くのみだった。

 舞踊小隊以外の団員は、ちょっとぽっちゃりしている。在日朝鮮人の女性は「昔は小柄で痩せた女性が多かったのに、ふっくらした子が多くて驚いた。食生活は豊かで、美味しいものを食べているという宣伝のため、わざと選んでいるのかしら?」と勘ぐる。

 前出の研究者は「金正恩党委員長の時代になって、ある程度、自由な商売ができるようになり、カネ回りが良くなった。結果、特に平壌では、多くの世帯で、ちゃんとご飯を食べることができる。ちょっとぽっちゃりしていても、それは普通だよ」と指摘。韓国の小顔ブームは、北に伝播していない模様だ。

 さらに共通しているのは、白く美しい歯。今のところ銀歯を入れた子は確認されておらず、美女軍団は予防歯科の躾が行き届いた、いいとこのお嬢さんに間違いない。
(文=金正太郎)

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セットリスト 094
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二宮和也 106
相葉雅紀 115
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ジャニー喜多川のスペオキ!? キンプリ・平野紫耀の初主演映画『honey』鑑賞券プレゼント

 サイ女読者の皆さま、3月31日より映画『honey』が全国公開となります! 原作は、「別冊マーガレット」(集英社)で連載されていた目黒あむの同名少女マンガ。主演を務めたのは、春にCDデビューが決まっているKing&Princeの平野紫耀、ヒロインは、最近売れっ子の平祐奈で、さらに、横浜流星や佐野岳などのイケメン俳優も出演しています。そんな本作は一体、どのような作品となっているのでしょうか。

 幼い頃に両親を亡くし、優しい叔父に育てられた小暮奈緒(平)は、怖いものが大の苦手。しかし、高校の入学式当日、運の悪いことに新入生と上級生のケンカに遭遇してしまう。真っ赤な髪に鋭い目つきが特徴的なその新入生は、超がつくほどの不良として恐れられる鬼瀬大雅(平野)だった。不良とは絶対に関わりたくないと思う奈緒だったが、ある日、鬼瀬から「結婚を前提に付き合ってください」と告白される。恐怖のあまり断ることができず、付き合うことになってしまい――。

 初恋ならではの甘~い恋愛模様が詰まった映画『honey』。本作で映画初主演を務めた平野は、今年4月から放送開始の連続ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)でも主役を演じることが決定しているなど、目下“ジャニー喜多川のスペオキ”といわれる逸材。一方、「平野のことはよくわからないけど……」という原作ファンの方もご安心を。劇中には、原作の名シーンがたくさん盛り込まれているそうなので、大いに楽しめること間違いなし!

 今回は、映画『honey』の鑑賞券を3名の方にプレゼント。デビュー間近、しかも初主演作の公開が待ち遠しくてたまらないという平野ファンの方は、ぜひ奮ってご応募ください! お待ちしています。

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川崎で「中1男子殺害事件」が起きたのは必然か? 石井光太と磯部涼が見た地元の「不良カースト」

 2015年2月20日、神奈川県川崎市の多摩川河川敷で、中学1年生の少年の全裸遺体が発見された。カッターによる裂傷は43カ所に及ぶ。事件から1週間後、3人の少年が殺人の疑いで逮捕されたーー。

 いわゆる「川崎市中1男子生徒殺害事件」は、「川崎」という街を象徴する事件として、瞬く間に日本中に広まった。そこには、川崎が、そして日本が抱えるさまざまな問題が凝縮されていた。昨年12月、そんな事件の背景に迫った2冊のルポーー石井光太『43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層』(双葉社)、磯部涼『ルポ 川崎』(サイゾー)ーーが奇しくも同日に発売され、話題となっている。これらの著者たちが、現地で取材を重ねる中で見たものとは?

川崎は日本の未来の姿なのか?

『ルポ 川崎』より。2015年2月、中学1年生の少年が殺害され、遺体を遺棄された川崎区の多摩川河川敷。(写真/細倉真弓)

ーー今回、お2人は、偶然にも同じタイミングで「川崎」を舞台にした本を上梓されたわけですが、そこで大きな軸となっているのが「川崎中1男子生徒殺害事件」(以下、「中1男子殺害事件」「事件」など)です。取材と執筆を重ねる中で、事件や川崎という街について、どのようなものが見えてきたのか、お話を伺えればと思います。

磯部 石井さんの『43回の殺意』は、中1男子殺害事件を徹底的に掘り下げていましたが、僕の書いた『ルポ 川崎』は、事件はあくまで取っかかりであって、主題はその背景である川崎……中でも川崎区という街であり、そこで生きてきた人々の姿です。

石井 本の元になった「サイゾー」での連載は、やはり事件がきっかけで始められたのですか?

磯部 もちろん、大きなきっかけでしたが、簡易宿泊所火災事件や、老人ホーム連続殺人事件など、その後、同地で陰惨な事件が立て続けに起こったということに触発されたようなところがありました。

『ルポ 川崎』より。“ドヤ街”として知られる川崎区日進町の簡易宿泊所。(写真/細倉真弓)

ーー磯部さんは本の中で、川崎で中1男子殺害事件をはじめ「現在の日本が抱える問題を象徴していると思える事件が立て続けに起こった」と書かれています。川崎を、「日本の縮図」のようなものとしてご覧になられていたのでしょうか?

磯部 そうですね。あるいは、同時に「日本の未来」としても見ています。中1男子殺害事件は、犯人グループにフィリピンにルーツを持つ少年がいたことが排外主義を煽り、外国人市民の集住地域である川崎区桜本を狙ったヘイト・デモが繰り返されるようになりました。ただ、その桜本に代表されるように、川崎区には多文化共生の長い歴史があり、市民からデモへの抗議が起こったことを受けて、行政も全国に先駆けてヘイト・デモに対する事前規制ガイドラインを策定しました。日本は実質的には移民社会になっているわけですが、川崎区は様々な意味でモデルケースだといえます。だからこそ、川崎区について考えることは日本の未来について考えることにもつながるのではないかと。

石井 僕も川崎区を「近未来都市的なもの」として見ています。これから在日外国人が増え、格差が広がると、今の川崎区と同じような問題を抱える街がもっと増えていくことが予想されます。川崎区を、そうした「都市の未来予想図」として捉えることで、日本の未来を考えることにもつながるのではないか、そうした予感もありました。

『ルポ 川崎』より。川崎区池上町の路上で談笑するラップ・グループBAD HOPのメンバーたち。(写真/細倉真弓)

ーー『ルポ 川崎』は、事件が起点になりながらも、カルチャー方面からのアプローチを取っていることも特徴ですね。

磯部 昨今のラップ・ブームの火付け役となった「高校生RAP選手権」というテレビ番組の企画があるんですが、2012年7月の第1回大会の決勝戦が、T-PablowとLIL MANという川崎区出身の、当時15、6歳の若いラッパーの対決でした。その後、T-Pablowが率いるグループ「BAD HOP」は地元で人気になり、彼らにあこがれて小中高生がどっとラップを始めます。中1男子殺害事件発生当時、被害者の同級生がラップで追悼をする映像も話題になりました。BAD HOPは川崎区の荒れた環境で育ち、ラップによってそこから抜け出そうと、あるいは同じような環境にいる子どもたちの模範になろうとしていました。連発した事件の背景となるのが川崎の闇だとして、彼らをそこに灯った光だと捉えるというのが、取材開始当初に考えていた構想です。

石井 ということは、もともと土地勘もあったのですね。

磯崎 いえ、川崎駅前にある〈クラブチッタ〉というライヴ・ホールは日本のラップ・ミュージックにおける重要な場所で、高校生の頃から通っていましたが、その先は未知の世界でした。僕がBAD HOPを初めて取材したのが2014年5月。事件を挟んで2015年夏頃から彼らを水先人として、桜本や池上町のような多文化地区に足を運ぶようになります。そして、そこで出会った人々にまた案内してもらうということを繰り返して、土地の独自性みたいなものが見えるようになっていったんです。

不良コミュニティからはじかれた、不良的ないじめられっ子

ーー石井さんは、事件の報道を受けて、最初どのように感じましたか?

石井 事件の事実自体にさほど特徴がないのに、人々がものすごく注目するのが不思議でした。騒がれる少年事件というのは、「神戸連続児童殺傷事件」などのように、猟奇的な殺人というケースが多い。そして、そのことのインパクトが報道を加熱させるわけですが、今回の場合は、少年殺人事件としては決して珍しくない部類に入る事件だったにもかかわらず、なぜか多くの人の関心を集めました。そこに対する「なぜ?」が、最初の出発点だった。それと、犯人も被害者も、いわゆる「不良」ではなく、また加害者が「いじめられっ子」だったところにも関心を抱きました。

磯部 石井さんも『ルポ 川崎』から引用してくださっていましたが、BAD HOPのメンバーは主犯格について、「変わってるヤツという印象」「不良にあこがれがあるけど、輪には入ってこられない」「同い年にも不良がいるけど、そいつらには太刀打ちができないから、もっと下の子を引き連れるっていう」「事件のときも、暴力に慣れてないから、止めどころがわからなかったんだと思う」「あれは川崎の不良が起こした事件ではなくて、そこからはみだした子が起こした事件ですね」と語っていました。

石井 これが、いわゆる不良の起こした事件だったら、僕は普通に納得できたと思うんです。しかし、不登校で行き場のない子どもたちがイトーヨーカドーのゲームセンターでたまっているうちに知り合って、寂しさを紛らわせているうちに、誤解から暴走して起こした事件だった。

磯部 石井さんは少年事件の取材を数多くされていますが、今回の事件は特殊なケースなのでしょうか? あるいは、似たケースも多いのでしょうか?

石井 少年刑務所などで殺人事件を起こした子どもたちに会ったりしますが、彼らは重い罪を犯しながらも、筋金入りの不良というのが割合的に少ないんです。むしろ、虐待で人格が破壊されていたり、それに知的・精神的な部分で問題が重なっていたりするケースが非常に多い。感情的な部分や、コミュニケーション能力が欠損している子です。

磯部 まさに、今回の事件の加害少年たちもそうですね。

石井 特に感情が未分化な少年が多いですね。例えば、何か腹の立つことがあったりするとするじゃないですか。僕たちは普段、ムカつくにしてもいろいろな段階があって、グラデーションになっています。つまり、単に不愉快なのか、無視できるレベルなのか、それともブン殴らないと気が済まないレベルなのか……と、怒りの状態を分割することができる。人間は、さまざまなコミュニケーションを取る中で、感情を分化させることを覚えていくものなのですが、幼年期に虐待やネグレクトにさらされたことで、それができなくなってしまうケースがある。つまり、「ちょっと不愉快」と「殺したいほどムカついた」との境界がなくなってしまうわけです。

ーーちょっとした怒りが、すぐに殺意に直結してしまうようなことが起こり得る、と。

石井 これはあくまで一因ですが、彼らは自分たちでもなぜそんなことをしてしまったのかがわからないんです。だから、自分のしたことを説明できない。証言も二転三転してしまう。「ムカついたから殺した。でも殺したくなかった。なんで殺したかわからない」みたいな。一方、いわゆる筋金入りの不良は、彼らのようにはなることはありません。不良は上下関係を重んじるので、コミュニケーション・スキルが求められます。つまり、彼らにとって、相手への想像力は不可欠なんです。だからこそ、ラップや歌といった芸術表現をすることもできる。しかし、事件の犯人たちのようないじめられっ子は、日常的に虐げられていく中で、そうした回路がどんどん閉じていってしまうこともある。そうした不幸が、殺人にまで発展してしまったひとつの例として、この事件は位置づけられるのではないでしょうか。

「繋がる」ツールとしてのゲームと、その脆弱性

磯部 とはいえ、被害者と犯人グループがゲームセンターにたまって遊んでいたように、彼らの中でもコミュニケーションはあったわけですよね。

石井 いわゆるスクールカーストの底辺にいたり、行き場のなかったりする子たちが、そこに中学校を横断する形で集まってきて、複数のグループを形成しているんですよね。彼らの世界では、ゲームみたいなものが、人とつながるための重要なツールになっているという側面があります。今回取材した少年たちが共通して持っていたのが、「別に話はしたくないけど、ゲームをやるなら一緒にいてもいい」みたいな感覚です。それで、ひとつのグループがつくれてしまう。

磯部 一方、BAD HOPのメンバーたちはそのゲームセンターに行ったことがないと言っていたんですよ。彼らはもっと刺激的な遊びを知っていたからだろうし、そういった不良エリートが来ないからこそ、犯人グループみたいな子どもたちのたまり場として機能したんでしょうね。

石井 それなりに居心地もいいですしね。で、同じような境遇の子たちが集まってくる。誤解を招きたくないので詳しいことは『43回の殺意』を読んでいただきたいのですが、今回の犯人たちの間にはゲームやアニメでつながっていただけで、人間的なつながりがなかったので、ちょっとしたことでも仲間内で際限のない暴力沙汰になってしまったりしました。その延長線上で起きたのが今回の事件なんです。

ーー不良少年たちのコミュニティのあり方が、今と昔では、かなり変わってきているのでしょうか。

石井 昔の不良ーー例えば暴走族なら、ひとつの大きなピラミッドが形成され、仮に小さなコミュニティが生まれても、同じ地域であれば必ずその中に組み込まれていきました。一方、今のコミュニティはどんどん個別化し、それらがお互いにくっつくことがありません。規模が小さく、自閉していくので、援助する側もどこでどのような支援をすべきかが、すごくわかりにくくなっている。また、そうしたカーストからはじかれた者たちのグループ内で、また新たなカーストができ上がっていることも、問題を複雑にしている要因ではないでしょうか。

ーーこうした流れは、川崎という土地独自のものだと思いますか?

磯部 むしろ、川崎区には旧来的な、大きなピラミッド型の不良コミュニティが残っているという意味で独特かもしれません。『ルポ 川崎』にも、BAD HOPの「川崎の個性っていうのは、例えば、東京はいっぱいありますよね……不良の勢力みたいなものが。それが、川崎の場合はひとつしかなくて。東京は各々の先輩がいると思うんですけど、川崎は上下関係を辿っていけば、たったひとつの団体に行き着く」という発言がありましたが、実際、街を押さえる役割はI会系の団体が一手に引き受けています。だから、ある意味で平和なんですよね。大きな抗争がないので。ただ、ピラミッド型のコミュニティが強固だということは、そこから弾かれるとキツいということでもある。

『ルポ 川崎』より。川崎区の仲見世通にあるバーで挑発的に踊るゴーゴー・ダンサーたち。(写真/細倉真弓)

分裂する「多様性の街」

ーーそんな川崎の筋金入りの不良たちは、今回の事件をどのように見ていたのでしょうか?

磯部 先ほど挙げた、BAD HOPの「あれは川崎の不良が起こした事件ではなくて、そこからはみだした子が起こした事件ですね」という発言と同じようなことを言う若者は少なくなかったです。あるいは、「もはや、懐かしいな」「ああいう事件も川崎ではよく起こるから」「そもそも、あの河川敷はリンチをやるときの定番の場所で。今までだって死んだヤツはいるし」「それより、この前、もっとヤバいことがあって――」みたいな感じで、事件を凡庸化するというか。もちろん、中1男子殺害事件は本当にひどい事件であって、決して忘れてはならないと思いますが、それすら「よく起こる」と言わしめてしまう川崎区という街の環境こそが、あの事件を読み解く鍵であるように考えています。

石井 川崎という街にはいくつかの顔があって、まず大きく言うと、東京のベッドタウンですね。比較的豊かな人たちの街という顔です。一方で工業地帯ですから、工場の幹部もいれば、期間工みたいな人たちもいる。それぞれかなり生活様式は違ってきます。また、高齢化も目立ちます。

ーー分裂している、と。

石井 また、川崎にはもともと朝鮮人部落と呼ばれていた地区があったことによって、外国人を受け入れる土壌や文化があった。そのことで、さらに違った生活様式の家庭が混在することになりました。ちゃんと言っておきたいのは、僕としては、川崎の中でもそれが「多様性の街」としてプラスの形で回っている部分はたくさんあると思っています。街としてはすごく豊かな文化を持っていますから。

磯部 川崎区の中でも特に桜本では多文化共生が進んでいて、同地で行われるその名も「日本のまつり」という、神輿も出ればプンムルノリのパレードもあり、フィリピン料理やペルー料理の屋台が並ぶ地域の祭は象徴的です。

『ルポ 川崎』より。池上町で生まれ育ったBAD HOPのBark。(写真/細倉真弓)
『ルポ 川崎』より。川崎区桜本で行われた「日本のまつり」には南米系の住民も参加。(写真/細倉真弓)

石井 しかし、同時に一部のコミュニティでは、それが貧困問題などと合わさって悪い方向に作用しているところもあります。うまくいかないコミュニティは、うまくいっているコミュニティからは分裂してしまう。それで孤立してますます悪い方向へ物事が進んでしまうケースがあるんです。事件の少年たちのコミュニティがそのひとつであることは確かでしょう。

磯部 地域コミュニティがしっかりしているというのは、良い面もあれば悪い面もあるんですよね。地元の人に話を聞いていても、みんな、「川崎は暖かい」と口を揃えて言う一方で、「しがらみがある」「成功すると足を引っ張られる」みたいな意見もよく耳にしました。

石井 そうした街のあり方が、そのまま子どもたちの世界にも連綿と続いてしまっているようにも見えますね。

*後編につづく

(取材・構成/辻本力)

石井光太(いしい・こうた)
1977年、東京都生まれ。国内外の貧困、災害、事件などをテーマに取材、執筆活動を行う。著書に『神の棄てた裸体』『絶対貧困』『遺体』『浮浪児1945-』(新潮文庫)、『感染宣告』(講談社文庫)、『物乞う仏陀』『アジアにこぼれた涙』(文春文庫)など多数。事件ルポとして虐待事件を扱った『「鬼畜」の家 わが子を殺す親たち』(新潮社)がある。昨年12月に新著『43回の殺意 川崎中1男子殺害事件の深層』を発表。

磯部涼(いそべ・りょう)
1978年生まれ。音楽ライター。主にマイナー音楽やそれらと社会との関わりについて執筆。著書に『ヒーローはいつだって君をがっかりさせる』(太田出版)、『音楽が終わって、人生が始まる』(アスペクト)、共著に九龍ジョーとの『遊びつかれた朝に』(Pヴァイン)、大田和俊之、吉田雅史との『ラップは何を映しているのか』(毎日新聞出版)、編著に『踊ってはいけない国、日本』『踊ってはいけない国で、踊り続けるために』(共に河出書房新社)などがある。昨年12月に新著『ルポ 川崎』を刊行。

嵐・松本主演『99.9』に、Sexy Zone佐藤が本格参入! 2月25日(日)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

19:00~19:58 『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)

※『男子ごはん』(テレビ東京、国分太一)は放送休止。

●KinKi Kids

13:30~14:00 『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)

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「セックス中どんな顔をすれば……」セフレ7人の女の悩みに、プウ美ねえさんが全力回答!

家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。

<今回のお悩み>
「『すごい顔している』と言われました」
 こんにちは。私は25歳独身彼氏なし。デブスのくせに経験人数は200超え現在セフレは7人。若いが通じるうちに遊んでおこうと今を楽しんでいます。数年前、セフレに「セックス中すごい顔している」と言われました。私はいつも全力でセックスするので、ひどい顔だったのでしょう。それ以来セックス中は顔を隠しています。でもどうしてもセックス中、相手の感じる顔がみたいのです。いい女はセックス中(挿入中)どんな顔をしているのですか?(ちくわさん、25歳)

【プウ美ねえさんの回答】
 「相手の感じる顔がみたい」……素敵なことですね。触れ合いとおなじように、視線の交わし合いもセックスの大切な要素です。おねえさんはタチをする時には必ずウケのかたの表情を楽しみますし、ウケている時は「相手がどんな顔で挿入しているかな?」と確認します。夢中な顔をしてくれていたら、とても嬉しいものです。ドギィスタイルやバックでする時は、必ず大きな鏡の前などに行っておたがいの表情を見交わすようにしています。

 セックスには相性がありますから、すごい顔で引いたり、引かれたりすることはあります。しかしちくわさんのように全力でセックスしてくれるということはまず第一に素晴らしいことです。ウケ側が冷静すぎたり小手先の態度だったりすると、挿入側はやりがいがないものです。マグロ好きの男性や、女性が攻めるパターンの時はまた別ですが、多くのかたは相手の全力を歓迎するものです。

 声や表情を無理につくるなんてことは、おやめなさい。セックスを職業にしている場合は、一般的に受けのよい所作を身につける必要があります。その場合は動画をたくさん見たりして他人の声や顔を研究する必要があるかもしれません。けれども素人にとって、ありのままの自分を受け入れあうことこそセックスの楽しさ・喜びではありませんか。作り顔のセックスをして嫌われたら「そんなことなら素でやればよかった」とおもうでしょう。

【今月のエプロンメモ】
いま、ちくわさんはどのようにお顔を隠していますか。手でしょうか枕でしょうか。もしもお相手にフェティッシュな趣味がありそうだったら、セクシーなマスクや目出し帽をかぶってはいかがですか。しゃれたアイテムで表情を隠しつつ、お相手の顔も確認できて、おつなものですよ。

熊田プウ助(くまだ・ぷうすけ)
1969年生まれ、ゲイ漫画家。都内でひっそりと飼い猫と暮らす日々を描いたエッセイマンガ『本日もおひとりホモ。中年マンガ家生活』(ぶんか社)、『世界一周ホモのたび 狂』(同)、『TOKYO中年駄ホモ生活』(同)など。

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やはり強運の持ち主? 初キャンプの日ハム・清宮幸太郎が引き寄せた“2つの幸運”

 昨年秋のドラフト会議で7球団競合の末、北海道日本ハムファイターズに入団した清宮幸太郎。将来の希望としてメジャー移籍を明言する清宮にとって、大谷翔平という前例がある日ハム入りは、ある意味理想の展開だったが、その強運はキャンプでも続いている。

 早稲田実業学校高学部時代、歴代最多となる高校通算111本塁打という記録を打ち立てた清宮だが、そのキャンプ報道が非常に静かだ。高校の先輩の斎藤佑樹をはじめ、松坂大輔、田中将大、中田翔、大谷翔平など、甲子園のスターと言えば、“過熱”という単語がふさわしいほど、一挙手一投足が報じられるのが常。フリーのスポーツ記者が語る。

「ドラフトで注目された新人の初キャンプが大きく取り上げられるのは、もちろんニーズがあるからですが、他にスポーツニュースがないというのも大きな理由です。例年2月前半はJリーグも始まっておらず、相撲もなく、ラグビーや駅伝も終わっています。それゆえ、『初のフリーバッティング』『柵越え○本』『居残り特守』など、練習内容が報じられるのはもちろん、夜ご飯で何杯おかわりしただの、初の休日にショッピングに出かけただの、宿舎から球場までママチャリで移動しているだの、とにかく何でもニュースになります」

 清宮についても、毎日のように新しいニュースは報じられているものの、過熱報道というには程遠い。それには2つの理由があるという。

「1つは、日ハムの1次キャンプが海外だったことです。かつては盛んだった海外キャンプも、近年はすっかり下火になっていましたが、日ハムは2016年からアリゾナでキャンプを行っています。これは、それまで使ってきた名護の施設が老朽化してきたこともありますが、『大谷翔平を大リーグに売り込むため』とも囁かれました。かつてなら海外だろうがどこだろうが、清宮クラスの新人なら各社とも“清宮番”を出したでしょうが、経費節減が叫ばれる現在では、それは無理です。

 また、2次キャンプは日本で行っていますが、平昌五輪が始まったので、紙面作りや番組作りは完全に五輪一色です。プロ野球選手たるもの“マスコミに取り上げられてナンボ”ですが、初のキャンプでヘトヘトになっている新人には取材攻撃は煩わしいもの。その点、大物ルーキーでありながら、ひたすら練習に打ち込める清宮は幸運だと思います」

 21日に行ったフリーバッティングでは130m場外弾を放った清宮。“怪物”は密かに、しかし着実に成長を続けているようだ。

「なんで放送しないんだよ」 『もみ消して冬』、山田涼介の靴舐めシーンカットに落胆の声

 2月24日夜10時から第7話が放送される、Hey! Say! JUMP・山田涼介主演の土曜ドラマ『もみ消して冬 ~わが家の問題なかったことに~』(日本テレビ系)。視聴率は初回13.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)、第2話11.1%、第3話11.1%、第4話11.0%と好調を維持していたが、平昌五輪の開幕によって第5話7.1%、第6話8.1%と二桁割れが続いている。

 同ドラマは、私立中学校の学園長である父・北沢泰蔵(中村梅雀)と、その長男で医者の博文(小澤征悦)、長女で弁護士の知晶(波瑠)、次男で警察官の秀作(山田)たちエリート一家によるコメディホームドラマ。家族が起こした不祥事を、世間に知られることなく内密に解決していくという1話完結ストーリーだ。

 第6話では、睡眠薬入りのチョコレートを食べた泰蔵が病院に運ばれてしまう。バレンタインデーの日に泰蔵がもらったチョコの中に睡眠薬が入っていたというが、後日さらに調査をしてみると、なんと最悪の場合、死に至る可能性のある薬が入れられていたことがわかったのだ。

 そこで秀作たち兄弟は、泰蔵にバレンタインチョコをあげた5人の女性を取り調べすることに。しかし、秀作と千晶は誰が怪しいのかで推理が食い違ってしまう。秀作は、警察官である自分の推理が正しいと、珍しく千晶に口答えして推理勝負を挑むと、千晶は「私が勝ったら土下座して靴舐めろよ?」と不敵に笑い、提案に乗った。

 捜査の結果、勝負は千晶の勝利で幕を閉じる。真犯人を知った秀作が肩を落として帰宅すると、玄関で待ち構えている千晶。すると、秀作に土下座をさせ、宣言通り靴を舐めさせるのだった。

「波瑠の靴舐め強要シーンは放送中にも大きな話題になっていましたが、結局は放送されず。演技とはいえ、山田に靴を舐めさせるわけにはいかなかったのかもしれませんが、視聴者からは『期待していたのに残念』『見たかったのに、ジャニーズにはさすがにさせられないのかな』『なんで放送しないんだよぉ』と不満の声が上がっています」(芸能ライター)

 第7話では、博文が、勤め先のライバル医師・善財(竹森千人)が倒れているのを発見。博文は、とっさに善財の周りに落ちていたものを触ったり、善財を抱きかかえたりしたために、凶器に指紋がついてしまった。すると、以前から善財のライバル関係にあった博文が、事件の加害者だと疑われるハメに。

 しかし、犯人が善財の婚約者だとわかると、すっかり博文の疑惑は晴れた。だが、一連の騒動によって、博文が病院内で人望のないことが明るみになり、すっかり自信をなくしてしまう。秀作は千晶から博文の励まし役を命じられるのだった。

「上下関係はハッキリしていますが、回を増すごとに秀作と家族との心の距離が近くなっています。家族に問題を押しつけられるというか、頼られることも多くなり、コメディドラマの同作ですがハートフルな部分にも注目が集まり出していますね」(同)

 果たして秀作は博文をどのように元気づけるのだろうか。次回は心温まる兄弟愛が見られるかもしれない?

香里奈“大股開きベッド写真”の「全容を知っている」発言した男が行方不明に……

 かつて流出した女優・香里奈の“ベッド写真”の全容を知ると見られていた会社経営者・Y氏が、2014年3月の流出報道の直後から、家族ごと行方不明になっているという。

「奥さんと2人の子どもがいたんですが、当時小学生だった長男と、幼稚園の入園式を終えたばかりの長女も、すぐに“転居”を理由にいなくなり、マンションから一家ごと出て行ったんです。引っ越しの際に挨拶もせず消えたので、近所では夜逃げじゃないかと言われているんですけどね」

 こう話すのは、千葉市内の同じマンションに住む女性で、Y氏の一家とは「マンションや地域の会合で付き合いがあった」という。

「ご主人は、会社経営していると聞いていましたが、どんな業種なのかはわかりません。海外旅行によく行っていたようですし、身なりもわりと派手めだったので、裕福には見えましたよ」(同)

 実は、Y氏の経営していた会社は、かつて「合法ハーブ」と呼ばれた危険ドラッグのネット販売をしていた。姿を消す前の12年には、Y氏が雑誌に顔写真を出して登場。「業界最大手」の代表として紹介され、インタビューでは薬事法改正を見据え「警察と厚労省の締め付けが厳しい」としながらも、規制を潜り抜ける新しい商品を開発して、関係者に試用させているという話を自慢げに語っていたのだ。

 14年4月1日より、かなり範囲を広げて規制された危険ドラッグについては、流通以外にも所持や使用で懲役3年または罰金300万円以下の罰則が加わり、Y氏の販売店はホームページで「一時的に業務を休止」としていたのだが、その話で筆者の取材を受けた際、「香里奈のベッド写真流出」についても明かしていた。

 Y氏は中国や台湾、フィリピンなどからドラッグの原材料を仕入れていると公言していたが、その過程で知り合った知人が「流出写真の現場にいた人物」だと言っていたのだ。

「香里奈さんがどうしてあんな写真を撮られたのか、その場にいた人たちは誰なのか、どう流出したのか、僕は全部、その知人から聞いている」

 そう断言したY氏だったが、その知人を守るため、筆者の質問には限定して答えていた。

 香里奈は当時、ドラマやファッション誌、CMなどにひっぱりダコの人気者だったが、ベッド写真の相手はハワイに短期留学していて知り合ったクラスメートの年下台湾人男性だと見られていた。

 その交際自体は、一部スポーツ紙が先にスクープしていたものだが、「フライデー」(講談社)に、Tバック下着のまま大股開きで爆睡している衝撃写真が載ってしまい、一気にイメージダウン。以降は露出が激減し、「カッコイイ女」は一転して「ハズカシイ女」になってしまった。この掲載写真の股間部分は下着に見せかけ、実は黒塗りされたものということを知っていたのもY氏だった。

 しかし、ドラッグ規制と香里奈の写真流出、2つのニュースが交差した4月上旬から、Y氏は姿を消していたことが後になってわかった。事業が行き詰っての夜逃げだった可能性もなくはないが、姿を消す直前、Facebookの4月5日投稿記事には娘の入園式で千葉市内の幼稚園の正門前で撮った家族写真が掲載されており、この時点では逃亡計画があるわけもなさそうだった。

 Facebookの更新は翌6日に花見をしたことを明かしたのを最後に途絶えたため、急に何かしらの異変が一家を襲ったとしか思えない。Y氏の携帯電話もその頃から通じなくなっており、JR秋葉原駅から徒歩3分にあったオフィスも、4月上旬で急に引き払われていたことが確認された。Y氏の知人や仕事関係者にあたっても、その行方はわからないままで、現在まで親族などから捜索願などが出されたという話もない。Y氏と付き合いのあった知人男性は「彼はドラッグ売ってても堂々と公の場に顔を出していたとおり、心臓に毛の生えたタイプで。平然とグレーな商売ができる怖いものナシの人間だったから、何かあって逃げたというのは考えにくい」という。

 まさか香里奈の流出写真について全容を知っていることが失踪と関係したとは思いたくないが、派手なスーツに白いシャツの襟を立てて芸能人との交遊も自慢していたアウトロー系の元実業家が、プツンと消息を絶ったのは非常に不気味な話だ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

「彼が女性なら大親友になれた」独身時代、結婚中、離婚後……私が上司との婚外恋愛を続けるワケ

 家庭を持っている女性が、家庭の外で恋愛を楽しむ――いわゆる“婚外恋愛”。その渦中にいる女性たちは、なぜか絶対に“不倫”という言葉を使わない。どちらの呼び名にも大差はない。パートナーがいるのにほかの男とセックスする、それを仰々しく “婚外恋愛”と言わなくても、別に“不倫”でいいんじゃない? しかしそこには、相手との間柄をどうしても“恋愛”だと思いたい、彼女たちの強い願望があるのだろう。

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 婚外恋愛に限らず、男女の出会いの定番といえば「社内」である。一見平和に見える社内でも、男女の恋愛模様が交錯している場合が非常に多い。純粋に相手との愛を育んでいるカップルもいるが、一方で、社内恋愛による相手との関係を盾に、自分の社会的地位を守る場合もあるのだ。

「そりゃそうですよ! これから子どもをたった1人で育てていかないといけなくなりましたから。使えるものはどんどん使わないと!」

 結婚中、社内で婚外恋愛相手を見つけ、その後離婚。現在も、同じ相手と交際している七海さん(仮名)は、元気な笑顔でそう答えた。

子どもができたのは、元夫の“作為”だった?

「元旦那も、元不倫相手も、同じ社内にいます」

 取材の席について間もなく、七海さんはそんな仰天のエピソードを教えてくれた。30代前半の七海さんは小柄でスレンダーな美女。くっきりした目元には、きちんとアイメイクが施されていて、ファッションには隙がない。2歳半のお子さんがいらっしゃるようには決して見えない。

「保育園に息子を預ける時、こういうビシッとしたメイクやファッションをしていると、イヤな目をするママもいますけどね。私は会社に行く時には、なるべくハイヒールを履きたいタイプで」

 ハイヒール姿でママチャリに乗り、お子さんを預けてから出社し、夜遅くに保育園へ迎えに行って、その後、2人の時間を楽しむ――七海さんは現在、シングルマザーである。

「息子の父親は、同じ会社の同僚です。特別好きではなかったんですけど、課の飲み会の帰りに何となくそういう流れになっちゃって……」

 その夜をきっかけに頻繁に会うようになったというが、七海さんに結婚願望はなかったそうだ。

「でも、元夫は結婚したかったみたいですね。息子ができたきっかけも、思い返すと作為的なところがありましたから」

 元ご主人の“作為”がきっかけとなったのか、いわゆる、“できちゃった結婚”で、2人は半年ほどの交際を経て夫婦となる。

「これまで、それほど誇れる人生は送ってきませんでしたけど、授かった子を堕胎するという選択肢はまったくありませんでしたね。むしろ、元夫は私と違って頭の良い人でしたから、そんな彼と私の遺伝子を持った子どもは、どういう子になるんだろうっていうワクワク感もありました」

 結婚、産休を経て会社復帰をし、保育園と会社を往復する日々が続いた。そのストレスが、七海さんを“あの関係”へと導いてしまったのだという。それは、同じ会社の上司との婚外恋愛だ。

「彼とは、私が独身だった時代から関係していました。初めから、彼に家庭があることは知っていましたよ。当時は私も20代でしたけど……何で、付き合うことになったんでしょうかね? 私にも、わからないです」

シングルマザーになった今も関係を続けるワケ

 5歳以上年上の上司との恋愛は、不定期ではあるものの続けているという。

「たぶん、彼が一番私のことをよく理解してくれるからだと思います。仕事のつらさも、元夫のことも、今では子育てのことも……そこにたまたまセックスがあるってだけで、傍から見たら『不倫』っていう関係になっちゃうんじゃないかなって。彼が年上の女性だったら大親友になれたと思いますね」

 元ご主人と七海さんは、互いの気持ちのすれ違いから、数カ月前に離婚。その理由を問うと、「やっぱり、好きじゃなかったんですよ。元夫はちょっと寄り道しただけの関係で、私の気持ちはずっと彼にある」と言ってのけた。

 現在は、七海さん、元ご主人、現在も関係続行中の上司が、同じ社内にいる。そのことに抵抗はないのだろうか?

「部署が違いますから顔を合わせることは少ないですし、まったく気になりませんね。むしろ彼は、これからの私の人生の保険みたいなものです。仮に私がリストラ対象になったとしたら、彼に守ってもらえますからね。彼、人事課長なんで」

 そう、七海さんはきっぱりと言う。婚外恋愛を、自らの武器にしているのだ。子を持つ親は、たのもしい。七海さんの強い眼差しに見つめられていると、筆者の心まで射抜かれてしまいそうであった。