森三中・黒沢の“エピソードトーク”がホラーと紙一重! 「中1まで朝食を知らなかった」という告白は星新一ばりだ

 笑福亭鶴瓶は、大阪~東京間の新幹線の中でネタになりそうな面白い人を絶えず探しているらしい。『鶴瓶上岡パペポTV』(日本テレビ系)や『きらきらアフロ』(テレビ東京系)でエピソードトークし続けてきた彼が己に課した、芸人としての努力だ。

 とはいえ、“鶴瓶話”の中で特に面白いのは、学生時代や下積み時代のエピソードだったりする。

「探そう」と思い発見したものより、日々の生活や環境で身に付いたネタの方が強いのは、当然か。

 

■「朝ごはんなんて食べてるの!?」と、同級生を軽蔑した黒沢

 

 激レアな体験をした人の実体験話を聞くバラエティ『激レアさんを連れてきた。』(テレビ朝日系)。毎週、さまざまな一般人を「激レアさん」と称して紹介する同番組に、森三中の黒沢かずこが出演した。ゲストとしてではない。「激レアさん」としてである。

 今回、彼女が披露した激レア体験は「朝ごはんを中1まで知らずに育った」だ。いきなり、意味がわからない。だからこそ、激レアなのだろうけど。

 まず、彼女が育った環境を確認したい。黒沢家は茨城県で食堂喫茶を営んでいる。お店でモーニングを出しているような家庭が、実の娘に朝ごはんを出していなかった事実が衝撃だ。

 では、朝に黒沢家はどうしていたのか? 両親はコーヒー1杯、黒沢はスポロン(グリコが発売する幼児向け飲料)1本で済ましていたという。幼き日の黒沢は、お昼の給食と晩ごはんの1日2食で大丈夫だった。

 中学に進み、朝練ありのソフトボール部へ入部した黒沢。この頃も、まだ彼女は朝食という概念を知らなかった。当然、お腹は空く。給食までガマンするのは辛い。しかし、思春期の女の子特有の“乙女マインド”により、周囲に「お腹空いた」なんて言えなかった。

「給食までガマンしてたんで、4時間目くらいには机をグッと動かしながら、お腹の鳴る音をごまかしてました」(黒沢)

 しかし、ガマンにも限度がある。ついに、同級生のちーちゃんに彼女は打ち明けた。

黒沢 ねえ、ちーちゃん。お腹空かない?

ちーちゃん 朝ごはん食べてきたから空かないよ!

黒沢 アサ……ゴ……ハン?

 中学1年になり、初めて「朝ごはん」という言葉を黒沢は耳にした。戸惑いは隠せない。そして彼女、朝にごはんを食べてきたちーちゃんに対し「いやしい人間」「情けない人間」「なんて欲深い人間!」と、軽蔑の感情を抱いてしまう。

「食べ物=性っていうイメージが強いんです。言うなれば、私からしたら性欲むき出しなわけですよ。それで、普通に1時間目から授業を受けてるわけじゃないですか。『朝ごはん食べてきてるのに、必死~!』って(笑)」(黒沢)

“朝食とる派”を見下す黒沢であったが、朝ごはんの概念を知らない黒沢の方がマイノリティなのは当然。ある日、クラスメイトから「朝ごはん、食べてきてないの?」とツッコまれ、クラスじゅうが朝ごはんを知らない黒沢にざわついた。彼女の中で価値観の逆転現象が起こった瞬間だ。

「『朝ごはんなんて食べてるの!?』って、最初は私の方が上に立った人間だったのに、急にざわざわして1人になったような感じで、あの時はすごく怖かったです」(黒沢)

 帰宅後、黒沢は母親に直談判する。

黒沢 お母さん、“朝ごはん”っていうのが食べたい!

お母さん バレた(笑)?

 

■「お笑いとホラーは紙一重」を具体化した思春期を過ごした黒沢

 

 楳図かずおは「追いかけられるとホラーで、それを傍から見ているとギャグになり得る」という表現で、お笑いとホラーは紙一重だと論じた。

 創作やフィクションではなく、現実世界における「お笑いとホラーは紙一重」を、今回の黒沢のエピソードトークは具体化している。実の子に「朝ごはん」という存在そのものを教えず、中学入学までその状態のまま育てることに成功した黒沢家。星新一のショートショートのような話だが、あくまでこれは現実のエピソードなのだ。

 リアルに体験した、体験せざるを得なかった境遇だからこそ恐ろしい。ネタ探しの末ではなく、ナチュラルに出来上がってしまったエピソードトーク。なんたる破壊力か。

 やはり、異常な人間こそネタの宝庫なのだ。
(文=寺西ジャジューカ)

元・超人気ストリッパーのセックステープ流出も……「しょぼいフェラ」「素人かよ」と不評

 超絶セクシーな肉体を武器に人気を集めている元ストリッパーの実業家、ブラック・チャイナのセックステープが、ツイッターに流出した。エロ好きなネット民は大喜びかと思いきや、彼女のしょぼいフェラチオ・テクニックに「がっかり」と落胆している。一方ブラックは「リベンジ・ポルノだ!」と大激怒し、警察に通報。訴訟を起こす構えだが、同情の声はほとんど聞こえてこない。

 ブラックの本名は、アンジェラ・レネ・ホワイト。ワシントンD.C出身の29歳だ。ドミニカ系とアフリカ系のミックスである彼女は157cmと小柄だが、思春期に突入するとメリハリのあるセクシーボディへと成長。「自分の体は金になる」と確信し、18歳からストリッパーとして働き始めた。

 その後マイアミに移住し、「事業を始める」という野望のためにジョンソン&ウェールズ大学へ20歳で入学する。日中は勉強、夜はストリップクラブで踊り、学費と生活費を稼いだ。プロ・アスリートやラッパーたちの御用達高級ストリップクラブ「キング・オブ・ダイヤモンド」で、レギュラー・ダンサーの座を獲得。そして10年から、アジア人っぽいルックスの黒人客にインスパイアされ、彼のニックネームであるブラック・チャイナをステージネームとして名乗るようになった。

 ユニークなルックスに最高のストリッパーダンス・テクニック、ぴったりなステージネームを持つようになったブラックは、黒人男性向け雑誌のセクシーモデルとして引っ張りだこに。この時期、ドレイクが「Miss Me」という曲で「キング・オブ・ダイヤモンドのチャイナに、飛行機に乗って来るように連絡してくれよ」と彼女のことを歌い、ヒップホップ界からも注目されるようになった。

 ドレイクの影響は絶大で、ストリップ業界でも指名数が一気に上昇。ラップ好きな男たちは彼女のインスタグラムをフォローし、SNSで注目されるようになる。そのセクシーボディがあらためて評価され、カニエ・ウエストの「Monster」MVではニッキー・ミナージュの替え玉に抜擢される。ストリッパーとしても、全国のストリップクラブをツアーするほどの人気者となった。11年にはアーバン・モデル・アワードで、モデル・オブ・ザ・イヤーに輝き、セクシーモデルとしてもストリッパーとしても頂点に立った。

 同時期に、最初の夫であるラッパーのタイガと出会う。ストリップクラブを訪れたタイガの前でラップダンスをしたところ気に入られ、1カ月後に彼の「Rack City」MVに出演する。撮影中に肉体関係を結んだ2人は交際を開始し、12年10月には長男キングが誕生。事実婚状態で息子を育て、タイガを通じてキム・カーダシアンなどのセレブとも顔見知りになった。この頃、“元ストリッパー”“ダイナマイトボディの持ち主”“ラッパーのMVで有名になった”という共通点を持つアンバー・ローズとも知り合い、親友になったと見られている。

 ところが14年に、タイガはカイリー・ジェンナーとの交際を開始し、ブラックと破局。腹を立てた彼女は、カイリーのぽってりした唇をネタにする写真をインスタグラムに投稿し、ネット民から「お騒がせセレブ」として注目されるようになった。

 その後、ブラックはNBAプロバスケ選手のP・J・タッカー、プロボクサーのジェイレオン・ラブと交際。ザ・ゲームも「彼女と肉体関係を持った」と明かしており、ドレイクとも複数回ヤッたのではないかと噂された。15年にはフューチャーと交際し、彼の「Rich $ex」MVに出演。セクシュアルなトロフィーダンサーだと話題をさらった。

 これらの男性たちとの交際は短期間に終わり、16年1月25日、ブラックはインスタグラムにタトゥーだらけの男性の腕にしがみつく白黒写真を投稿する。「始まり」というキャプションを付け、真剣交際する男ができたことを発表した。大手ゴシップ芸能サイト「TMZ」は、写真のタトゥーがカーダシアン三姉妹の弟ロブ・カーダシアンのものだといち早く報道。直後に、ブラックがオースティン空港で泥酔して大暴れし、おまけに薬物も所持していたとして逮捕され、ロブが拘置所に迎えに行ったと判明。「元彼の今カノの異父兄とニューロマンス」として、カーダシアン/ジェンナー家が大好きなアメリカ人たちは、ブラックに並々ならぬ興味を抱くようになった。

 ロブとブラックは、インスタグラムやツイッターを通して互いへの愛を表現したり、アンチに対して攻撃的なメッセージを投稿するなど、SNSでチェックすべき存在になっていった。カーダシアン三姉妹は弟とブラックの交際に良い顔をせず、その様子は『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で放送され、視聴者をハラハラさせた。2人は喧嘩を繰り返しながらも愛を深め、婚約。ブラックの妊娠が発表され、『カーダシアン家の〜〜』のスピンオフとして『Rob & Chyna』が放送されると、気の強いブラックは、お茶の間の顔となっていった。

 だが、うつを患うロブのアップダウンについていけないブラックは、出産直前から彼と険悪な関係になっていった。16年11月10日に長女ドリームを出産した時、ロブは「良い父親になる」と誓ったが、ブラックは「付き合ってらんない」と子どもたちを連れて家を出た。しかし、年末にロブが持病の糖尿病の合併症を起こして緊急入院した時、ブラックは病院に駆けつけ、それをきっかけに復縁。「今後は幸せな家庭を築く努力をするだろう」と、誰もが期待したのだった。

 しかし、17年に入り、2人の関係はまた悪化。カッとなると自分よりデカいロブに暴力をふるうほど激しい性格のブラックと、口では勝てないからSNSに彼女の悪口を書き込んで鬱憤を晴らすロブの衝突に、全米が釘付けとなっていた。7月、ロブは「浮気者」だとブラックを非難し、彼女のヌードや、ドレスからわざとマンチラしているエロ写真をSNSに投稿してしまう。その後、ブラックが自ら送りつけてきたという、ロブ以外の男と「セックスする直前」なる生々しいイチャイチャ動画も公開。ロブのインスタグラムのアカウントは閉鎖され、リベンジポルノとして注目されるようになった。

 だが、ロブは懲りずに「出産後、彼女の希望でおなかの贅肉を取るための整形手術代を払ってやった」と証言し、手術室に運ばれていく彼女の動画をSNSで公開する。耐えられなくなったブラックはロブに接近禁止令を突きつけ、娘と会いづらくさせる反撃に出る。一方、毎月2万ドル(約215万円)の養育費を支払う合意書に署名することで、接近禁止令を解除させるなど、したたかな面を見せた。

 13年にメイクアップ・ブランド「Lashed by Blac Chyna」やサロンを持つなど、実業家として活動しているためか、最近のブラックは鳴りを潜めていた。ビジネスに精を出しながら子育てしているものと見られていたが、今週に入り再びネット上で注目を集めるようになった。ツイッターに、彼女のセックステープが流出したからだ。

 問題のセックステープがリークされたのは19日。「勃起した黒光りするペニスの亀頭をジュルっと音を立てながら吸い、半分くらいまでしゃぶる」「ベッドに仰向けになり、立っている男性のペニスを半分ほどくわえる」といった様子を男目線で撮影しており、彼女の顔もバッチリ映っている。この上なく生々しい動画である。

 セックステープ好きなネット民はさぞかし大喜びするかと思いきや、「しょぼいフェラ」「見掛け倒し」「口ほどにもない」「ロッテン・トマト(映画レビューサイト)で100点満点中6点判定されるね」と大不評。昨年、ロブがマンチラ写真を公開した時、「さぞかし素晴らしいテクニックを持っているのだろう」と妄想していた殿方も、バキューム力がさほどないように見える、半分しかくわえないフェラには納得がいかないようで、「素人かよ!」と激怒している。「キムのセックステープを見て勉強しろ!」と、抜群のフェラテクで世界中の男を魅了したキムを持ち上げる人も少なくなかった。

 ブラックは、もちろんセックステープ流出に大激怒。彼女の弁護士は「リベンジポルノは犯罪だ」と強く批判するツイートをし、「法的措置をとる」と宣言。代理人も「投稿したのは匿名者で、元彼かもしれないし、盗まれたものなのかもしれないし、転送されたものかもしれない。昨年、ロブが(彼女のマンチラ写真などを)投稿してから、彼女はこの手の犯罪のターゲットにされているんだ」と憤りをあらわにした。

 そして20日になり、駆け出しラッパーのMechieが「これは俺だ。誰が流出させたんだ!?」と激怒していると報道が出る。Mechieは「問題の映像はブラックのスマホを使って俺が撮影したが、自分はデータを持っていないから流出には無関係だ」と主張。一部でささやかれている「しゃぶらせている男が流出させた」説を否定した。

 しかし、ネット上では「なんでしゃぶられているのは自分だって名乗るの? 顔出てないんだから言わなきゃわかんないのに」「売名?」「ブラックもこいつもアホばっか」「それにしてもフェラがヘタな女だよな」「こんなフェラに喘いでたの? 童貞だったの?」とディスりまくり。炎上は続いている。

「ブラックは、セックステープ流出にカーダシアン/ジェンナー家が絡んでいると、にらんでいるようだ」と伝えるメディアもある。というのも彼女は、キムと一家の母親クリス・ジェンナーを相手取り、「私はあなたたちのリアリティ番組を通してイメージダウンさせられた。私のキャリアをめちゃくちゃにした」と訴訟を起こしているのだ。訴えは退けられたものの、ブラックはクロエ・カーダシアンとカイリー・ジェンナー相手にも同様の訴訟を起こしており、きりがない状態になっている。ロブのことも、「リアリティ番組が打ち切りになった責任を取れ」と訴えている。一連の訴訟攻撃にムカついている一家が、ハッキングして流出させたと疑っている、というのだ。

 流出元が誰なのかは今後判明するだろうが、このセックステープでブラックが大きな打撃を受けたことは間違いない。セクシーさを売りにしてきたのに「しょぼいフェラ」など悪口を言われまくる羽目になり、イメージダウンも甚だしいからだ。また、今回の騒動で、キムのセックステープがどれだけ素晴らしくクオリティーが高かったか再確認した人が多かったため、ブラックとしてははらわたが煮えくり返っているだろう。

 「ブラックが汚名返上するためにはポルノに出演して素晴らしいテクを披露するしかない」と期待する声も上がっているが、はたしてそこまでするのだろうか? 今後の展開を生ぬるく見守っていきたい。

平野ノラ、アンガールズ・田中との写真が話題! 『君の名は』との類似指摘する声も

 2月19日、お笑いタレントの平野ノラ(39)が自身のInstagramを更新。お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志(42)と“特殊”なツーショットを掲載した。

 平野は投稿内でアンガールズ田中を「師匠」と称し、階段を使った「すれ違いショット」を投稿。2016年に公開し大ヒットを記録した映画『君の名は。』と構図が似ていると指摘するファンも現れており、コメント欄が大いに賑わっている。

 ほかにも「『君の名は。』というより、どちらかというと80年代トレンディドラマみたい」「頭の中に小田和正が流れてる」など、一昔前のトレンディドラマや『東京ラブストーリー』(フジテレビ系)など具体的なドラマ名を連想するユーザーも多いようだ。

 一方で、田中が写っている部分が少し影になっているためか、あるいは田中の真顔に近い表情のためか「田中怖い」「田中は妖怪人間ベムにしか見えん(笑)」「デルピエロ田中」「キモいです」など田中をディスるコメントも見受けられた。

 昨年の8月、9月には平野が「田中軍団」と称し田中に抱きつく写真が掲載され話題を呼んでいる。さらに平野のほか、ブルゾンちえみ(27)など旬の芸人から支持されており、現在も「田中軍団」の勢いは止まらないようだ。

「医者じゃなきゃ彫れないなんて、バカげている」“イレズミ訴訟”の行方と、業界団体設立の動きを追う

 イレズミを入れるのに、医師免許は必要か──。昨年9月、大阪地裁が下したひとつの有罪判決が、大きな波紋を呼んでいる。

 医師免許がないのに客3人にタトゥーを施したとして医師法違反で罰金15万円(求刑罰金30万円)の有罪判決を受けたのは、大阪でタトゥースタジオを営む彫り師・増田太輝被告。2015年8月に略式起訴され、翌9月に下された略式命令を拒否して被告側から正式裁判を求めた異例の訴訟だったが、無罪を訴えた増田氏の主張はいったん、裁判所に退けられた形だ。

 この判決に対し、増田氏と弁護団は即日控訴。引き続き、憲法が保障する職業選択や表現の自由に反するとして、無罪を訴え続けていくことになった。

 この判決を「バカげている」と断じるのは、弁護団に名を連ねる弁護士・吉田泉氏。この判決に端を発し、法改正を求める彫り師の業界団体「日本タトゥーイスト協会(仮)」の設立にも動きだした。

「医者じゃなきゃダメという判決は、もうイレズミはなくなってもいいということ。あの裁判官は、たぶんイレズミが嫌いなんでしょう。偏見があるんです。それをなくしていかなきゃいけない」(吉田氏/以下同)

 イレズミを入れる行為が「医業に該当する」と厚生労働省から通達が出たのは、平成13年のこと(医政医発第105号)。それから10年あまりの無風状態を経て、ここ数年、いわゆる“反社”と関わりのない彫り師の摘発が相次いでいる。業界内に困惑が広がる中、刑法学者の高山佳奈子京都大学教授、刑法・医事法のスペシャリストである辰井聡子立教大学教授といった専門家からも、当局による不可解な法の運用を批判する声が相次いでいる。

 吉田氏が言うように、彫り師に医師免許が必要なら、事実上、この国から彫り師という職業が消滅することになる。協会の設立に向けた説明会には、東京・大阪ともそれぞれ50人超の危機感を抱いた彫り師が集まった。

「彫り師のための新しい法整備というか、『医師法(での摘発)はないだろう、ちょっと改善してくれ』という意見を国会議員に持っていくにしても、個々が言っても取り上げてくれる可能性は低いので、『こういう団体でちゃんとやっています』という形を作るのは大事だと思っています。単純にライセンス化を求めるという話ではなく、彫り師の方々で『こうあればいいんじゃないか』という議論をしてほしい。その議論を国会なりに伝えていくのが、僕たちの役目です」

 また協会では、「安全管理措置の徹底」「事前の十分な説明と顧客の意思の尊重」といった基本原則を掲げる。

「そもそも『安全管理の徹底をしましょう』というのは、心ある彫り師さんたちは、すでにみんなやっていること。消毒や殺菌、針の使い回しをしないなど、歯医者さん以上の衛生を保っている。『そういう基本の手順を“見える化”しましょう、いまやっていることを、ちゃんと明らかにしてアピールしましょう』ということです。海外からのお客さんも多いので、世界レベルの衛生を保たないと、やっていけない業界ですから」

 吉田氏は“ダンス規制”(16年6月にダンス営業規制を緩和する改正風俗営業法が施行された)の運動にも関わっていたが、現状ではイレズミ問題に対する国会議員のリアクションも芳しくないようだ。

「法律で、『踊ってはいけない』という。(イレズミ規制に)それと同じバカバカしさは、みんな感じていると思うんですよね。ただ、イレズミのイメージというのは、ダンスと比べるとよくないのかもしれない。同じバカげている法律の規制であっても、ダンスのときはあれだけ国会議員が集まって『ダンス議連』ができて、国会で議員が踊ってアピールするということもありましたが、あの盛り上がりが今のところイレズミに欠けているのは確かです。そこに危機感はあります」

 海外では、老若男女を問わず、タトゥーが市民権を獲得している。来る20年の東京オリンピックを、吉田氏はチャンスだと捉えているという。

「アスリートは、入れている人だらけじゃないですか。ほかの国では、オリンピック村の近くに彫り師のスタジオがあって、オリンピックに出た記念に入れていく、『俺は出たぞ』と、体に持ち帰るアスリートもいるといいます。事実、日本には腕のいい彫り師さんがたくさんいて、海外から日本の有名な彫り師に入れてもらいに来る人がたくさんいる。日本の和彫りの技術がワールドスタンダードになっていく流れがある中で、もうちょっと開かれた世界にしていく必要がある。なぜ、ベッカムやメッシはよくて、日本人はダメなのか。そのへんのおかしさも、いいかげん一般の人に気づいてほしいなと思うんです」

 とはいえ日本国内では、スーパー銭湯やプール、海水浴場などが軒並みイレズミを入場禁止の対象とし、イレズミを入れていることが広く知られているミュージシャンや格闘家でさえ、テレビの地上波には長袖で隠して出演する。15年には、浅草・三社祭が神輿の担ぎ手にイレズミ禁止のルールを設けた。プロボクシングを統括する日本ボクシングコミッションのルールブックには、出場禁止選手の項目として「入れ墨など観客に不快の念を与える風体のもの」との一文が存在し、皮膚移植手術を受けてイレズミを消してからリングに上がった選手もいた。

 昨今、日常生活の中でイレズミを見る機会が減っていることは事実だろう。そうした国内の風潮と、吉田氏らの活動は逆行しているようにも見える。

「だから、なくしてもいいのか、ということなんです。医者じゃなきゃダメということは、禁止ということ。痛い思いをして体に墨を入れるなんて、変わり者なのは間違いないです。だけど、それが好きだという人がいる。生きがいを見いだして、それで生計を立てている人がいる。そういうマイノリティの人たちを、多数者が一方的に切っていいのか。それは絶対にダメで、自分と違う立場の人たちを尊重し合うっていうのは、社会の基本だと思うんです。これには、イレズミだけの問題じゃなくて、少数者の権利の問題という側面もある。自分の気に入らないものはどんどんないものにして、漂白していくような社会でいいんでしょうか? という思いが、根底にはあります。理想論かもしれないですけど、世の中にはいろんな人がいて、多様性があってこその豊かな社会だと僕は信じているんです」

 仮に増田被告の上訴審で逆転無罪の判決が出ても、協会設立の仕事は続けていくという吉田氏。

「完全に手弁当です。ボスに隠れてカタカタやってますよ」

 ブランキー・ジェット・シティとジョン・メイヤーをこよなく愛する米国生まれの弁護士は、取材の最後に屈託なく笑った。
(取材・文=編集部)

SNSで大拡散される“行方不明者”捜索投稿の是非――「慎重に」とプロが警鐘鳴らすワケ

 最近、TwitterやFacebookなどで頻繁に見かけるようになった、個人投稿の「行方不明者捜索願」。「拡散希望」のハッシュタグからは、「一刻も早く見つけたい」という、捜索側の切なる思いが伝わってくる。こういった投稿が増えていることに対し、「日本にはこんなにも日常的に行方不明者が出ているのか」と驚きの声も上がっているが、警察庁発表の「平成28年における行方不明者の状況」によると、日本での行方不明者数は、平成18年以降8万人台でほぼ横ばい、平成26~28年は増加傾向にあるとのこと。

 今回は、行方不明者の捜索を支援する「特定非営利活動法人 日本行方不明者捜索・地域安全支援協会(MPS)」の理事長・田原弘氏に、日本の行方不明者の実態についてインタビューを行い、SNSなどでの捜索願投稿の是非に関しても話を聞いた。

 カウントされない潜在行方不明者

――警察庁の発表では、ここ何年かは、毎年8万人の行方不明者が出ているといいますが、この数字をどのようにご覧になりますか?

田原弘氏(以下、田原) 警察庁発表の数字は、警察に届出された「行方不明者届」が元になっています。そのため、届出されていない行方不明者を含めれば、実際は1.5倍ほどの12~13万人くらいになると思われます。最近、もっとも多いのは、認知症による高齢者の行方不明です。また、若者では、パチンコなどのギャンブルにのめり込んでサラ金での借金がかさむなど、経済的に困窮して失踪するケースが多いですね。

――突然家族がいなくなったら、パニックに陥ると思うのですが、警察に届け出ないケースがあるのはなぜですか?

田原 若者の場合は、離れて暮らす家族が気づいていないことも多々あります。数カ月分の学費や家賃の督促がきて、初めて失踪に気づいたという親御さんも少なくありません。特に近年は、携帯電話の普及により、1人暮らしの家に固定電話を引かなくなったため、失踪に気づくのが遅れるパターンもあります。「大学からこんな知らせが来た」と親が子どもに携帯で伝え、「払い忘れていた。すぐに払う」と言われ、それを信じていると、さらに督促が来る。これはおかしいと思って、子どもの住むアパートに行ってみると、もぬけの殻だったというケースです。

 高齢者の場合、一昔前は身内に認知症患者がいることを恥ずかしく感じている人が多く、届を出せずにいた。警察を介することで近所に知られてしまうことを懸念して、内々で捜すケースが多く見受けられたんです。ただ、最近は世間の認知症への理解が深まり、SNSなどで認知症の家族の捜索願を目にする機会も珍しくなくなったことから、警察へ届け出る家族が増えています。平成26年から増加傾向にあるのも、そのためだと思います。

――「知り合いが行方不明になった」という話はあまり聞いたことがないので、年間10万人以上が行方不明になっているというのはかなり驚きです。

田原 言ってみれば、駅や河川敷などでよく見かけるホームレスの方々も、ほとんどが行方不明者ですからね。これまで私は、社会福祉法人の業務にたずさわるなどして、3,000人以上のホームレスと話をしましたが、家族が状況を承知しているという人は1~2人ほど。ほかは家族に知られないまま、ホームレス生活を送っているんです。それだけ皆さんの身近なところにも、行方不明の当事者がいるということです。

――行方不明者数が減らないのはなぜですか?

田原 100人いれば100通りの事情がありますが、家族が捜しているのをわかっていてもホームレス生活を続けている人が少なくないからでしょう。ホームレスは3日やるとやめられなくなるんですよ。自立支援団体やボランティアなどによる食事提供や就職支援、さらには生活保護の受給などで、働かなくても日々の生活に困らない環境に身を置ける。その上、税金の支払いや家族関係などのしがらみもなく、自由でいられるので、一度その生活を知ってしまうとなかなか抜け出せなくなるようです。

――警察に届け出ていれば、ホームレスであっても警察官が見つけ出したりはしないのでしょうか?

田原 警察に行方不明者届を出すと、詳細な身体的特徴を聞かれます。そのため、家族は「見つけてくれそう」と安心してしまうのですが、実際には、“身元不明の遺体が発見されたときに照合するため”に聞いているんです。成人で事件性のない行方不明者の場合は、届を受理してデータベースに入力するだけで、積極的に捜索するわけではありません。「職務質問をして照合したら、行方不明届が出ていた」などのケースであれば、帰宅を促したり、その場で家族へ連絡して直接話せるようにしたりすることはあるものの、どこまで介入するかは警察官次第。もし発見した行方不明者を無理やり警察署へ連れ帰ったり、帰宅を強要したりすると、自由権の侵害にあたってしまうため、そこまではできないんです。ホームレス生活も、他人の権利や自由を侵害していなければ、自由権が認められますからね。

――警察に届け出さえすれば、捜してくれるものだと思っていました。ただ待っているだけではダメということでしょうか。

田原 はい。なので、警察に届を出すことは大切ですが、家族も積極的に捜索をしなければ、発見率を上げることはできません。

――もし身近な人が行方不明になった場合は、どうしたらいいのでしょうか?

田原 まずは警察に行方不明者届を出し、信頼のおける捜索協力団体などに援助を求めてください。

――最近はSNSで行方不明になった家族の捜索を呼び掛ける投稿をよく目にします。これらの方法をどう思われますか?

田原 多くの人の目に留まるという意味では、有効なこともあるでしょう。ただ、個人の連絡先などを記載すると、いたずら電話をかけられたり、写真から自宅を突き止められたりと、危険な側面も多いです。苦しんでいる家族に嫌がらせなんて……と思うでしょうが、“他人の不幸は蜜の味”なんですね。それに、たとえ連絡先を警察にしたとしても、先ほども言った通り、警察は事件性のない成人の行方不明者を積極的に捜すことはないため、寄せられた全ての情報が家族へ伝わる保証はありません。なので、私どものような捜索協力団体など、代理の連絡先を掲載することをおすすめします。それに、むやみやたらにSNSで情報を集うよりも、本人の行動範囲などを考えた上で、出没しそうな場所をある程度予測し、駅周辺でビラを配るなどした方が発見率は高いと思います。

 あと問題なのは、解決した後のことです。インターネットは完全に情報を削除することが難しいため、無事に発見された後も、捜索願の投稿がネット上を漂ってしまう恐れも。先々のこともよく考えた上で、投稿を判断する必要があります。

――捜索を呼びかける投稿を見る側が注意することはありますか?

田原 個人が投稿する捜索願の中には、家族を偽ったストーカーや借金取り、また、DVから避難したパートナーを捜している加害者本人のケースなどもあります。良心から拡散した結果、犯罪に加担してしまったということもあり得るので、慎重になるべきかと思います。実際にMPSに依頼に来た人の中にも、「怪しい」「借金取りではないか」と感じ、お断りしたことがありましたよ。この時は、「警察には行方不明者届を出していない」というので、「そういう場合は、依頼を受け付けないことになっています」「警察に届出をしてからにしてください」とお伝えしたのですが、SNSではその辺の事情はわからないですからね。

(後編につづく)

関ジャニ∞・大倉忠義の“やる気のない態度”に、X JAPANファン激怒!? 「不愉快」「ドン引き」

 関ジャニ∞・大倉忠義のやる気のない態度に、X JAPANファンや視聴者から批判が相次いでいる。

 批判が殺到しているのは、関ジャニ∞がMCを務める料理バラエティ番組『ペコジャニ∞!』(TBS系)の2時間スペシャル。19日の放送では、大倉とX JAPANのボーカル・ToshI、進行役の平成ノブシコブシ・吉村崇が、「ライザップ」が手掛ける料理教室「ライザップクック」へ潜入。ToshIはフォンダンショコラを、大倉はクレームブリュレをそれぞれ作り、これを試食する様子が放送された。

「大のスイーツ好きだというToshIは、『混ぜるのが好き』などと言いながら終始嬉しそうに調理。これに対し、『甘い物が苦手』だという大倉は、みるみるテンションが下がり、番組を盛り上げようという様子も皆無。ハイテンションの吉村とプロとしてのサービス精神を見せつけたToshIが2人でロケを盛り上げ、大倉のやる気のなさばかりが悪目立ちしていました」(テレビ誌記者)

 さらにToshIは、自身が作るフレンチトーストの秘伝レシピを披露。しかし、ToshIが調理中にもかかわらず、大倉は「この時間、聞いてなかったんですよね、打ち合わせで。フレンチトーストの時間聞いてなくて、次の仕事があるんですよ」と切り出し、「お疲れした」と突如退席。そんな大倉に対し、ToshIはフレンチトーストを焼く手を止め、「失礼します」と礼儀正しくあいさつしていた。

 大倉のクレームブリュレの調理後、笑顔を浮かべながらも「大倉さんも最初、ほんと嫌々このロケやっていらっしゃいましたけど」「こんなやる気のない人いるのかって」とボヤいていたToshI。これが台本か本音であるかは不明ながら、ネット上では「大倉の態度なにあれ酷すぎる」「大倉にドン引き」「自分の番組だからって、あんなにやる気も礼儀もない人初めてみた」「Toshlさんに対して失礼」と、不快感を露わにする声が殺到している。

 関ジャニ∞といえば、2015年にメンバーの渋谷すばるが主演映画の番宣で『ズームイン!!サタデー』(日本テレビ系)に生出演した際、終始ムスッとした表情を浮かべ、クイズを出されても約10秒間無言。話を振られても無反応で、その無愛想ぶりがバッシングの的となった。

 当時、これに慌てたジャニーズ事務所は、すぐさま対応。放送後に登壇した舞台あいさつで「未熟な為に皆様にご迷惑をおかけすることが多々ありましたが、今後は改めるところをしっかりと改め、大人としてプロとして表に立つ人間として恥ずかしくない行動をとっていきます」などと書かれた釈明文を報道陣に配布した。

「冠番組のほとんどが視聴率不振に陥っている関ジャニ∞ですが、彼らがTOKIOや嵐のような国民的グループになれない理由に、一部メンバーの愛想のなさや、オラオラぶりがあると言われている。普段は、渋谷や大倉の不器用さを“バラエティ担当”の村上信五や横山裕がカバー。そのため、今回の大倉のキャラに視聴者が驚いてしまったようです」(同)

 おちゃらけ担当のメンバーが不在だったため、視聴者に不快感を与えてしまった大倉。ロケに参加したToshIも、大倉の態度にさぞかしびっくりしたことだろう。

平昌冬季五輪で“公開イジメ”!? 韓国女子代表が大炎上「アスリート失格だ!」

 2月19日に行われた平昌冬季五輪スピードスケート女子団体追い抜き(チームパシュート)1回戦に出場した韓国代表選手が、大炎上している。

 キム・ボルム、パク・ジウ、ノ・ソンヨンの3選手で試合に臨んだ韓国チームは、3分3秒76の7位に終わり、準決勝進出を逃した。団体追い抜きは、最後にゴールした選手のタイムで順位が決まるため、3人が横一線でゴールするのが基本。何よりもチームワークが大事な種目だ。ところが韓国チームは、レース後半に3番目で滑っていたノ・ソンヨンが大きく遅れ、前の2人の間にかなりの差が開いたにもかかわらず、前の2人がラスト1周でスパートし、2秒も先にゴールインしてしまう異例のレースを繰り広げた。

 試合を中継していたイ・カンソクKBS解説委員は、「団体追い抜きは2人の調子がいいからってうまくいくものではない。ノ・ソンヨン選手の調子が悪ければ2人で引っ張りつつ、ノ選手の体力を温存するといった戦略を練ってほしかった」と、残念そうにコメント。また、ぺ・ソンジェSBSキャスターも、「団体追い抜きでは絶対に見せてはいけない、最悪な場面だ」と、酷評した。

 しかし、韓国人をさらに激怒させたのは、その後に選手らが見せた態度である。

 試合直後に行われたインタビューでキム・ボルムは、「(私は)うまく滑っていたのに、後半に私たちと(ノ・ソンヨンとの)差が開いて、残念な記録が出たと思う。団体追い抜きは最後の選手のタイムが記録されるので、そういう部分がすごく残念だ」と、発言。

 パク・ジウも、「私とボルムが欲を出しすぎたようだ。正直、ここまで差が開くとは思ってなかった」と、遅れてしまったノ・ソンヨンに責任を押し付けるような発言をしたのだ。

 インタビューに応じた2人は、落胆したように涙を拭っていたノ・ソンヨンを慰めることもなく、無視し会場を後にした。ノ選手を慰めたのは、その様子を見ていたオランダ出身のコーチ、ボブ・デヨングひとりだけである。

 そういった選手らの態度に対し、韓国人からは、「ノ・ソンヨンがイジメられているんじゃないの?」「チームとは何かを知らないまま団体追い抜きに出場したのか。お前らはアスリート失格だ」「オリンピック精神を踏みにじりやがった」「冬季五輪史上最悪の試合だったよ」「イジメの現場が全世界に生中継された。気分を損ねた視聴者に謝れ」などと、非難の声が相次いでいる。

 試合翌日、青瓦台(大統領府)のホームページには「キム・ボルム、パク・ジウ選手の韓国代表資格剥奪および国際大会出場禁止」などを求める国民請願文が掲載された。20日午前の時点で、15万人以上の署名が集まっており、その後2人は緊急会見を開き、涙ながらに謝罪。しかし、事態は沈静化するどころか、21日午前現在、署名は47万人以上に膨れ上がっている。韓国国民の怒りは、そう簡単には収まりそうにない。

 キム・ボルムは、24日に行われる新種目マススタートでメダルが期待される選手だ。メダルを取って汚名返上となればいいが、はたして……。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「アイドル顔負けの美貌」の声も!! 平昌五輪を盛り上げる韓国の“7大美女アスリート”
http://s-korea.jp/archives/28076?zo=1
・政府関係者が市民の声に応答!! この1年間最も話題を振りまいた“国民請願”は?
http://s-korea.jp/archives/25528?zo=1

 

平昌冬季五輪で“公開イジメ”!? 韓国女子代表が大炎上「アスリート失格だ!」

 2月19日に行われた平昌冬季五輪スピードスケート女子団体追い抜き(チームパシュート)1回戦に出場した韓国代表選手が、大炎上している。

 キム・ボルム、パク・ジウ、ノ・ソンヨンの3選手で試合に臨んだ韓国チームは、3分3秒76の7位に終わり、準決勝進出を逃した。団体追い抜きは、最後にゴールした選手のタイムで順位が決まるため、3人が横一線でゴールするのが基本。何よりもチームワークが大事な種目だ。ところが韓国チームは、レース後半に3番目で滑っていたノ・ソンヨンが大きく遅れ、前の2人の間にかなりの差が開いたにもかかわらず、前の2人がラスト1周でスパートし、2秒も先にゴールインしてしまう異例のレースを繰り広げた。

 試合を中継していたイ・カンソクKBS解説委員は、「団体追い抜きは2人の調子がいいからってうまくいくものではない。ノ・ソンヨン選手の調子が悪ければ2人で引っ張りつつ、ノ選手の体力を温存するといった戦略を練ってほしかった」と、残念そうにコメント。また、ぺ・ソンジェSBSキャスターも、「団体追い抜きでは絶対に見せてはいけない、最悪な場面だ」と、酷評した。

 しかし、韓国人をさらに激怒させたのは、その後に選手らが見せた態度である。

 試合直後に行われたインタビューでキム・ボルムは、「(私は)うまく滑っていたのに、後半に私たちと(ノ・ソンヨンとの)差が開いて、残念な記録が出たと思う。団体追い抜きは最後の選手のタイムが記録されるので、そういう部分がすごく残念だ」と、発言。

 パク・ジウも、「私とボルムが欲を出しすぎたようだ。正直、ここまで差が開くとは思ってなかった」と、遅れてしまったノ・ソンヨンに責任を押し付けるような発言をしたのだ。

 インタビューに応じた2人は、落胆したように涙を拭っていたノ・ソンヨンを慰めることもなく、無視し会場を後にした。ノ選手を慰めたのは、その様子を見ていたオランダ出身のコーチ、ボブ・デヨングひとりだけである。

 そういった選手らの態度に対し、韓国人からは、「ノ・ソンヨンがイジメられているんじゃないの?」「チームとは何かを知らないまま団体追い抜きに出場したのか。お前らはアスリート失格だ」「オリンピック精神を踏みにじりやがった」「冬季五輪史上最悪の試合だったよ」「イジメの現場が全世界に生中継された。気分を損ねた視聴者に謝れ」などと、非難の声が相次いでいる。

 試合翌日、青瓦台(大統領府)のホームページには「キム・ボルム、パク・ジウ選手の韓国代表資格剥奪および国際大会出場禁止」などを求める国民請願文が掲載された。20日午前の時点で、15万人以上の署名が集まっており、その後2人は緊急会見を開き、涙ながらに謝罪。しかし、事態は沈静化するどころか、21日午前現在、署名は47万人以上に膨れ上がっている。韓国国民の怒りは、そう簡単には収まりそうにない。

 キム・ボルムは、24日に行われる新種目マススタートでメダルが期待される選手だ。メダルを取って汚名返上となればいいが、はたして……。
(文=S-KOREA)

●参考記事
・「アイドル顔負けの美貌」の声も!! 平昌五輪を盛り上げる韓国の“7大美女アスリート”
http://s-korea.jp/archives/28076?zo=1
・政府関係者が市民の声に応答!! この1年間最も話題を振りまいた“国民請願”は?
http://s-korea.jp/archives/25528?zo=1

 

安室奈美恵“ラストツアー”に異変!? あまりに声が出ず「下手になった?」と心配の声が殺到中

 昨年9月20日、公式ホームページにて「2018年9月16日に芸能界を引退する」と発表した歌手の安室奈美恵。デビュー25周年を迎えたばかりでの発表は世間に衝撃を与え、ファンからは「悲しい」「信じられない」といった悲しみのコメントが飛び交った。しかしその後、最後のドームツアー『namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~』を行うことを発表し、悲しみに暮れるファンへ明るいニュースを届けた。

 そして、2月17日に彼女の最後のドームツアーが愛知・ナゴヤドームからスタート。セットリストは、最後のベストアルバム『Finally』に収録された新曲6曲のほか、280万通を超えたファンからの楽曲リクエストの上位から選ばれた24曲というもの。“歌手・安室奈美恵の集大成”といった内容になっているようだ。

 その投票の中で1位となったのが、ダブルミリオンを達成し、彼女の代表曲ともいえる「CAN YOU CELEBRATE?」。この曲のイントロ部分がかかるや否や、コンサート会場では歓喜の声が上がり、安室は熱唱。楽曲リクエスト1位の曲でもあるため、ファンは相当喜んでいる、かと思いきや、なんとも意外な反応が。

 歌いだしから安室の声があまりにも出ていないため、コンサートに参加したファンからは「声が酷すぎる!」「下手になった!?」「安室ちゃん、大丈夫!?」といった声が上がったのだ。さらに、驚きとの声はファンだけではないようで、芸能記者はこう語る。

「各テレビ局のニュースでコンサートの様子が取り上げられていましたが、その際この曲を歌う映像が放送され、会場にいたファン同様に一般視聴者からも『心配』との声がネット上で上がっていました」

 安室の歌声が物議を醸したのは、今回だけではない。『Finally』では過去の曲を歌い直して発売しているのだが、これが賛否両論を巻き起こしたことも。

「安室さんも40代ですから、20代の頃のような声を出すのはつらいでしょう。完璧主義者で、『声が出ない』との理由でコンサートを途中で中止したこともある彼女ですから、声が出なくなってきたということも引退の要因のひとつだと思います」(前出の芸能記者)

 年齢の問題とはいえ、最後のコンサートならば完璧な歌声を聞きたいファンも大勢いる。ファンのためにも安室には最後まで歌いきってくれることを願うばかりだ。

安室奈美恵“ラストツアー”に異変!? あまりに声が出ず「下手になった?」と心配の声が殺到中

 昨年9月20日、公式ホームページにて「2018年9月16日に芸能界を引退する」と発表した歌手の安室奈美恵。デビュー25周年を迎えたばかりでの発表は世間に衝撃を与え、ファンからは「悲しい」「信じられない」といった悲しみのコメントが飛び交った。しかしその後、最後のドームツアー『namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~』を行うことを発表し、悲しみに暮れるファンへ明るいニュースを届けた。

 そして、2月17日に彼女の最後のドームツアーが愛知・ナゴヤドームからスタート。セットリストは、最後のベストアルバム『Finally』に収録された新曲6曲のほか、280万通を超えたファンからの楽曲リクエストの上位から選ばれた24曲というもの。“歌手・安室奈美恵の集大成”といった内容になっているようだ。

 その投票の中で1位となったのが、ダブルミリオンを達成し、彼女の代表曲ともいえる「CAN YOU CELEBRATE?」。この曲のイントロ部分がかかるや否や、コンサート会場では歓喜の声が上がり、安室は熱唱。楽曲リクエスト1位の曲でもあるため、ファンは相当喜んでいる、かと思いきや、なんとも意外な反応が。

 歌いだしから安室の声があまりにも出ていないため、コンサートに参加したファンからは「声が酷すぎる!」「下手になった!?」「安室ちゃん、大丈夫!?」といった声が上がったのだ。さらに、驚きとの声はファンだけではないようで、芸能記者はこう語る。

「各テレビ局のニュースでコンサートの様子が取り上げられていましたが、その際この曲を歌う映像が放送され、会場にいたファン同様に一般視聴者からも『心配』との声がネット上で上がっていました」

 安室の歌声が物議を醸したのは、今回だけではない。『Finally』では過去の曲を歌い直して発売しているのだが、これが賛否両論を巻き起こしたことも。

「安室さんも40代ですから、20代の頃のような声を出すのはつらいでしょう。完璧主義者で、『声が出ない』との理由でコンサートを途中で中止したこともある彼女ですから、声が出なくなってきたということも引退の要因のひとつだと思います」(前出の芸能記者)

 年齢の問題とはいえ、最後のコンサートならば完璧な歌声を聞きたいファンも大勢いる。ファンのためにも安室には最後まで歌いきってくれることを願うばかりだ。