今週の注目記事・第1位
「サヨナラの胸の内/小室家問題に秋篠宮家が書いた穏やかなる破談の台本」(「週刊新潮」2/22号)
「眞子さまの恋と秋篠宮家『危機の50日』」(「週刊文春」2/22号)「秋篠宮一家の家族会議」
「独占激白120分 400万円騒動の元婚約者」(「週刊現代」3/3号)
同・第2位
「『羽田VIP』制服アテンダントを辱めた深夜の猥雑発言」(「週刊新潮」2/22号)
同・第3位
「安倍首相『佐川君こそ官僚の鑑』傲岸不遜の大号令」(「週刊ポスト」3/2号)
同・第4位
「銀座・泰明小学校 アルマーニ校長『銀座らしさ』って、そういうこと?」(「週刊現代」3/3号)
同・第5位
「NHKが『働き方改革』で導入する記者を『GPSで24時間監視』制度」(「週刊ポスト」3/2号)
同・第6位
「『将棋』と『囲碁』子どもにやらせるならどっち?」(「週刊新潮」2/22号)
同・第7位
「マック赤坂が美人スタッフに訴えられた」(「週刊現代」3/3号)
同・第8位
「ASKAがひた隠す『覚醒剤事件の愛人』との同棲生活-激動の4年間」(「フライデー」3/2号)
同・第9位
「好きな・嫌いなキャスター&コメンテーター」(「週刊文春」2/22号)
同・第10位
「麻生太郎財務相『ゴッドファーザーの末裔と憧れのご対面』-茅場町で」(「フライデー」3/2号)
同・第11位
「『定年後』を10倍楽しむ方法」(「週刊文春」2/22号)
同・第12位
「『花粉症』最新治療の見逃せない副作用」(「週刊ポスト」3/2号)
同・第13位「これが世界同時株安で起きる最悪のシナリオだ」(「週刊プレイボーイ」no.10)
同・第14位
「競馬界新3大『遺恨対立』」(「アサヒ芸能」2/22号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
今週は変則。現代が先週金曜日発売で、ポストが今日(2月19日・月曜日)発売。
今日は、日曜日の女子スピードスケート500mの小平奈緒の金メダルで、ワイドショーは大いに盛り上がっている。
そこへ、ポストは巻頭に「我が家戸建て&マンションの得する『捨て方』『売り時』『直し方』」という大特集を持ってきた。
確かに小平の金メダル獲得は「絶対確実」ではなかったから、やりにくかったとは思うが、あまりにも寂しい誌面だと思うのは私だけだろうか。
文春、新潮は、羽生結弦の氷上決戦の前だったが、タイトルを工夫して羽生を大きく取り上げた。
羽生も小平も平昌五輪も、チョッピリしか載っていないのでは、多くの読者はスポーツ紙を買うだろう。
それに気になるのは、現代もポストも、最近は「高齢者の友」と誌名変更をしたほうがいいほど、高齢者たちの関心事ばかりに誌面が偏っていることだ。
私は、老人ホームに入るのに、今の家やマンションをどうするかについては多少関心があるが、50代、60代のまだ現役のサラリーマンにとって、それほど関心があるのだろうか。
百歩譲ってそうだとしても、一般週刊誌としてはあまりに間口が狭くなり過ぎてはいないだろうか。
私は、雑誌というのは、かつての浅草の見世物小屋だと思っている。バカバカしいが、まあ、騙されてみるか。そういって木戸銭を払い、一つでも「おや」「なるほど」「得をした」と思って帰ってもらえば、いいのである。
ましてや「お勉強」しようと思って週刊誌を読む人はそうはいないだろう。2誌に共通しているのは、昔の古い「これを知らないと人生で後れを取りますよ」という、ささやかな啓蒙主義から抜け出ていないことである。
雑誌は面白くてナンボ。命の次に大事なおカネを払って買ってもらうのだから、もっと面白さを追及して欲しいものだ。
まずはアサヒ芸能から1本。私の好きな競馬物である。ルメールやデムーロなど、外国人騎手の活躍が目覚ましい。ルメールなどは連帯率5割である。2回に1回は連に絡むのだから、ルメールを買っていれば損はない。
その上、短期免許で来る外国の名手たちも、ほとんどが初騎乗にもかかわらず好成績を上げている。
先週の日曜日、久しぶりに東京競馬場へ行った。ルメールは騎乗停止で出なかったが、デムーロとムーアの活躍が目立った。
メインレース、ムーア騎乗のサトノソルタス(3番人気)を、狭いインから押し上げ2着にもってきた騎乗は、さすがだった。
だが、これだけ外国人騎手たちが勝ち星を挙げると、日本人騎手たちとの軋轢もあるとアサ芸が報じている。
中でもデムーロのラフプレーが騎手たちの間で問題になっているようだ。昨年7月には、川田騎手に「どけ」といわんばかりにレース中にひじ打ちを食らわせ、制裁を受けているという。
今年のAJCCでも、江田照男騎手がレース後、「なんであんなことをするんだ」と激しく抗議したそうだ。
だがデムーロは「何のこと? ワカラナイ」ととぼけたという。昨年11月に来日したA・アッゼニなどは、突然帰国してしまった。
平場レースに乗っていた日本人騎手が、重賞になると外国人騎手に乗り替わるのは日常茶飯事。腕の差といってしまえばそれまでだが、日本人騎手たちに不満がたまるのも無理はない。
このままでは、若手の騎手を育てようと思っても、乗る回数が少ないため、なかなか難しい。馬主は勝ちたいがために、ルメールにしろ、デムーロにしろといってくる。
このまま放置しておくと、毎年のリーディングも重賞タイトルも、みんな外国人騎手が独占してしまう。
エージェント制を含めて、中央競馬会がリーダーシップを取り、ハッキリした方針を示さないと、レース中の大事故につながりかねない。
ポストは、これだけ株が暴落しても「それでも安心な老後マネー投資先」などというノーテンキな企画をやっているが、若い読者向けのプレイボーイのほうが、よほど時代に敏感である。
世界同時株安で、このままいけば、日銀やGIFが株を支えられなくなり、窮した政府は、法人税増税、消費税は25%にまで増税、年金受給年齢は75歳から、医療費負担は全員3割負担にする、という最悪のシナリオを考えているのではないかと警鐘を鳴らしている。
やはり、今の年寄りたちがいなくなれば、そのツケを回されるのはオレたちだという危機感があるからであろう。雑誌にも「世代間戦争」が見て取れる。
いよいよ花粉症の季節である。ポストは、最新の花粉症治療に「見逃せない副作用」があると報じている。
舌下免疫療法は65歳以上の治験データがないそうだ。ボトックスは、猛毒の「ボツリヌス菌」を有効成分とする骨格筋弛緩剤で、これを鼻の粘膜に浸透させるという治療だが、メーカーはこれが花粉症治療に使用されることを認めてはいないという。
ステロイド注射は、糖尿病や十二指腸潰瘍を引き起こす危険があるというのだ。
私も長年ひどい花粉症だが、一番やめてほしいのは、気象予報のついでにやる「花粉症予報」である。
なぜあんなものをやるのか。今日は花粉がたくさん舞うからといって、外へ出ないで家に籠っているわけにもいかない。
あんなことをやるおかげで、多いといわれただけで鼻がむずむずしてくる。知らぬが仏。花粉が飛べば自分でわかる。早くやめてほしい。
次は定年後を10倍楽しむ法という文春の記事。内容は、なんということはない。
取り上げた理由は、ここに先日、芥川賞を受賞した若竹千佐子氏(63)が登場しているからである。
確か彼女が初めて書いた小説が東北弁を使った『おらおらでひとりいぐも』(河出書房新社)である。
昨日、一気に読んだ。はじめはほとんど東北弁だから、少し戸惑うが、慣れてしまえば心地よいリズム感があって読み進めることが出来る。
70代半ばの桃子さんというお婆ちゃんの話だ。大好きだった夫に先に逝かれ、2人の子どもも寄り付かない。
故郷の古い家で一人、ネズミがモノをかじる音と、心の中から聞こえてくるさまざまな声と対話しながら生きている。
こう書くと、平板で陰鬱な物語だと思うかもしれないが、それがそうでねぇ。
久しぶりに芥川賞らしい小説を読んだ。ここにはコンビニで働く女も出てこなければ、人殺しもない。
だが、こうした小説の面白さ、醍醐味は、人生とはそういうもんだよな、と気づかせてくれるところにある。
夫に死なれて泣き暮れている自分がいる。それとともに、喜んでいる自分にも気づく。
哀しいはずなのに、うれしい自分がいる。私はまだそういう経験はないが、なんだかわかるような気がする。
過去に出会った人たちと、あの時はできなかった会話をしながら、その日を待つ。
自分にこんな時が来るなんて、考えたこともない。だが、確実にその時は来る。そこへどうソフトランディングしていくか。人生で最も難しいことだが、案外、スッとそうなるのかもしれない。
ラストは、孫娘との心温まるやりとりで終わる。
若竹氏は、夫に死なれて、念願だった小説を書こうと思い立ち、一気に書いたという。
読み終えると東北弁が頭の中で木霊している。この本、売れているそうだ。よくわかる。
「効率化 進めて気づく 俺が無駄」
「辞めますも SNSで 済ます部下」
「減る記憶 それでも増える パスワード」
第一生命保険が発表した恒例のサラリーマン川柳の入選作である。
フライデーが、麻生副総理がイタリアンレストランに出入りする姿を撮っている。店をやっているのは元マフィアで、ニューヨークの5大ファミリーの一つ、ルチアーノ・ファミリーの創始者であるラッキー・ルチアーノの末裔、マリオ・ルチアーノ氏。
現在は足を洗って店のオーナーだそうだ。以前、フライデーが彼を取り上げたのを麻生氏が見ていて、全部貸し切って会いに行ったそうだ。
しかし、いつ見てもこのオヤジさん、マフィアのゴッドファーザーならぬ、組織の末端の小ボスにしか見えない。まだトランプのほうが品がよさそうに見えるから困ったものだ。
文春から、好きな&嫌いなキャスター・コメンテーター ベスト50。好きなベスト5は、羽鳥慎一、池上彰、安住紳一郎、桝太一、水ト麻美。
嫌いな方は、宮根誠司(私も同感だ)、田崎史郎(同感)、小倉智昭(同感)、古舘伊知郎、関口宏。
フライデーが、あの覚せい剤取締法違反で逮捕され、現在執行猶予中のASKAが、彼と一緒に覚せい剤に溺れ、爛れたSEXにふけっていた女性(有罪判決で執行猶予中)と、よりを戻していたというお話をやっている。
ASKAは17年に、30年連れ添った妻と離婚している。覚せい剤の誘惑から完全に手を切るのは至難である。まして覚せい剤を使ってSEXをしていた彼女とよりを戻すなど、自殺行為ではないか。
フライデーがASKAに直撃すると、彼は「バカバカしい」といったという。バカバカしいのはどっちだ。そういいたくなる。
ところで、小室哲哉の不倫報道以来、文春に元気がない。以前は、誌面から熱気のようなものが立ち上がってきた。
週刊誌は丸ごと編集長のものだから、編集長のやる気、または戸惑いが、誌面に反映するのだ。編集部内で、何やら変化が起きているように思えてならないのだが。
現代に、何度落ちても選挙に出てくるマック赤坂とかいう芸人(?)が、自分のトークショーに来た中年女性をレイプしたとして訴えられたという記事がある。
彼女は、その会で飲んでいるうちに記憶がなくなり、気が付いたらマックが上に乗っていたというのだ。マックに抗議したら「合意の上だ」といわれ、弁護士と協議して赤坂署に被害届を提出した。
告訴が受理され、今年の1月にマックの自宅にガサが入った。慌てたマックは示談を申し込んできたという。3,000万円を提示されたが、「合意の上」だといい続けるため、彼女は示談に応じなかった。
現代が、合意だというのに、なぜ3,000万円も払うといったのかという質問に、統一地方選が始まるから、この記事が出たら、「事実無根でも、私はジ・エンドなんですよ」と話している。
だけど、なぜ何十回も選挙に出たり、3,000万ものカネが払えるのだろうか。
お次は新潮から。将棋と囲碁、子どもにやらせるならどっちかという特集。将棋は「王」を仕留めようと死力を尽くす。囲碁はお互いに折り合いながら勝負を続ける。
将棋は暗記力をつけるが、囲碁は状況に合わせた応用力が試される。大学入試改革以後は暗記力だけでは解けない問題へとシフトするから、囲碁のほうが大学入試には有利ではないか。
大隈重信は「将棋は戦い、囲碁は経済である」といったそうだ。将棋は屋台でやられる庶民派だが、囲碁は、経営者たちに愛好家が多い。エライ人を人脈にするなら囲碁の方が有利か。
収入では、17年の獲得賞金・対局料は、羽生竜王が5,070万円で、井山七冠は1億5,981万円。
脳学者の茂木健一郎氏は「我が子をスペシャリストに育てたかったら将棋、より広く物事を見る力を育てたかったら囲碁」だという。
横浜市の有料老人ホームで、認知症の疑いのある囲碁未経験者9人を対象に囲碁教室を開いたら、囲碁を覚えた後は脳の認知機能が向上する可能性が見て取れたという。
どうやら囲碁の方が優勢のようである。あなたならどうする?
昨年、過労死問題があったNHKが、働き方改革を進めているというポストの記事。
だが問題が多いために猛反発を受けているそうである。
勤務開始と業務終了時に、スマホで打刻すれば、会社のパソコン上に反映される仕組みだ。
だがこれはGPSと連動しているため、どこにいるのかという位置情報も記録されてしまう。
記者の批判は、取材源が特定されてしまう、相手に取材拒否されてしまうなどが理由だ。
またタクシー券の不正使用などもあぶりだされてしまう。働き方改革という名を借りた経費の不正防止策ではないかと警戒されているようである。
NHKは販売員と記者の違いがわかっていないというのももっともではあるが、記者の方も、自分の仕事がジャーナリストだと自覚していないのが多いのではないのか。
アルマーニを制服にすると発表した名門・泰明小学校校長・和田利次への賛否が、国会でも取り上げられた。
バカバカしい話である。ガキに5万もする服を着せて「これが銀座の小学生でござい」とチンドン屋でも雇って、銀座中を歩かせるつもりかね。
こういうのを「アルマーニを着たサル」というのだ。この校長の辞書には「ぼろは着てても心の錦」という言葉は載っていないのだろう。現代がこの問題を特集しているが、あれこれ論ずる話ではない。バカなことは止めろ、それで済む。
安倍首相の政権運営への批判が、国税庁へも飛び火した。
ポストによれば、森友問題で、虚偽答弁を続けた佐川宣寿が、安倍首相から「官僚の鑑」だと持ち上げられて、国税庁長官へ大出世した。
確定申告のこの時期、佐川の罷免を求める署名が2万人に達し、霞が関の財務省本庁舎前には、佐川を辞めさせろというデモが押しかけている。
だが、裸の王様である安倍にはそれが見えず、国会でモリカケ問題について答弁する関係省庁の幹部に対して、「もっとはっきり否定せよ」という「PMの指示」と書かれたメモが入るそうだ。
プライムミニスター安倍のメモ。ふざけた話である。
一方の佐川長官の方は、ポストが追いかけたところ、家には帰らず、公用車に乗ってホテル住まいだという。
哀れここに極まる。一将枯れて万骨もみな枯れるのである。
ところで流通ニュース(2月16日)によると、
「日本出版販売が発表した2017年の雑誌・書籍・コミック売上動向によると、雑誌・書籍・コミック合計売上は前年比4.7%減となった。
雑誌は6.6%減、書籍は1.9%減、コミックは9.5%減となった。
コミックは、雑誌・書籍・開発品扱いの集計を始めた2014年は、3.6%増と成長ジャンルだったが、2015年4.9%減、2016年5.5%減と落ち込み、2017年は9.5%減とさらに大きく落ち込んだ」
講談社、小学館、集英社はコミックでもっている。そのコミックの売り上げが大きく落ち込んできているというのは、ゆゆしき事態である。
もはや出版界は「非常事態宣言」を発令してもいい。といっても事態を改善するいい知恵などあるわけもないだろうが。
今や球界の盟主になったと「判断ミス」をしているのかもしれない日ハムだが、その日ハムのオーナーで、日ハム株式会社の社長だった末沢寿一氏(63)が1月29日付で突然社長を辞任した。
会社発表は「一身上の都合」で、社員にも詳しいことは知らされなかったが、新潮によると、昨年10月に欧州旅行に出かけるとき、羽田空港内の航空会社のVIPラウンジで、とんでもないセクハラをしていたのが、辞任の理由だというのである。
ラウンジにいる女性アテンダントに、「この後、彼氏とデートするのかな?」「彼氏とするときは制服でするの?」、一行の一人から「(末沢)社長がシャワーを浴びているから、社長の体、洗ってあげてよ」。
当然、航空会社側は、上客といえど、こうした行為を黙認するわけにはいかない。日ハムを訪れて報告し、内部調査が行われ、事実だったことがわかり、めでたく末沢と執行役員はクビになったというのだ。
この記事が出てから、大手メディアは後追いをしている。
今週の1位もこれで仕方ないだろう。
ようやく2月15日発売の文春と新潮が、秋篠宮眞子さんの「結婚延期」について報じた。
新潮は、先週、12日が祝日のため水曜日発売にしたから、これについての報道は間に合わなかった。
だが、文春は平常通りの木曜日発売だから、締め切りは6日、火曜日の夕方であろう。文春が今号で報じているように、結婚延期を宮内庁が発表したのは6日の4時半である。
「その直前から宮内庁記者クラブは騒然としていた」(文春)のだから、なぜ、締め切りを半日延ばして差し替えなかったのであろう。
私の経験を話そう。締め切りになった記事を、印刷所と掛け合い、輪転機を止めて差し替えたことが覚えているだけで2回ある。
1回はフライデーの巻頭の記事。ゴルバチョフ大統領(当時)来日が直前で中止になった時だった。
2回目は、田中角栄元総理が亡くなった時。これは金曜日の昼だったので、刷り上がった週刊現代をトラックに積む寸前、できる分だけでいいからと印刷所に頼み込んだ。時間的に記事を差し替えるわけにはいかなかったので、1ページ広告を2本外して、1時間で書き上げた原稿を入れ込んだ。そのために、2ページ見開きにはできず、1ページずつ飛び飛びだったが。
今は力関係が違うといわれれば頷くしかないが、文春の場合、数時間遅らせばできたはずだ。そんな無理をするより、間に合わなければデジタル版に載せればいいと考えたのだろうか。そうした考えが紙の部数を落としてしまう要因ではないのかと危惧する。
さて本題へ移ろう。両誌のこの件についてのニュアンスが違うのも読みどころである。新潮は「『眞子さま』サヨナラの胸の内」というタイトルから分かるように、この結婚は「破談」になると見る。
文春は、読む限り、そこまで断定はしていない。文春から見てみよう。
冒頭、昨年12月初旬、神奈川県葉山町にある人気フランス料理店「ラ・マーレ」で、仲良く食事を取る眞子さんと小室圭さんの姿があったと書き始める。
だが、その日以来、2人のデート姿は確認されていないという。文春は、圭さんの母親の「金銭トラブル」を最初に報じたのは週刊女性(以下、週女)だったと書いている。だが新潮は「金銭トラブルがあるという内容の記事を女性誌が掲載」と、誌名を出していない。
新聞がよく「一部週刊誌の報道によれば」と書くのを批判しているのに、どうしたことだろうか?
文春によれば、週女報道直後、小室さんが極秘で宮内庁を訪問。「日本テレビの報道によれば、小室さんは昨年から今年にかけて合計六回も秋篠宮邸を訪れた」(同)という。
さらに1月下旬に宮内庁担当記者たちと宮内庁幹部との懇親会が開かれ、山本長官も来ていて、「この日も思わず『小室さん大丈夫かな』と漏らしていました」(宮内庁担当記者)。
だとしたら、なぜ、記者たちは長官に、その真意を問いたださなかったのか。私には不思議である。
よく、皇室から出て行かれる女性の相手の調査を宮内庁はあまりやらないと報じられていたが、文春によれば、そうではないようだ。
婚約報道が出た後、小室さんの住む横浜市内の自宅周辺を、宮内庁の職員が個別訪問して、「小室圭さんはどんな人か」「トラブルはないか」などと聞いて回っていたと、住民が証言している。
だが、これも“徹底的”ではなかったため、小室圭さんの母親と以前、婚約していて、後日、金銭トラブルになっている男性X氏は、仕事に出ていたため留守で、職員は訪問していないそうだ。
また、天皇皇后や秋篠宮夫妻の動きも活発になっていた。1月中旬、秋篠宮夫妻が夜、天皇皇后と面会していたそうだ。
ある宮内庁OBにいわせると、こういう時に天皇は意見を積極的にいうことはなく、「今回の延期は、紀子さまが美智子さまにご相談になって決められたのではないか」と話している。
だが、眞子さんの結婚の意思は変わっていないという。2人で出したとされる「文書」は眞子さん自身が書いたもので、中に「両陛下は、私たちの気持ちを尊重してくださいました」とある。実は、眞子さんと天皇の間には「ホットラインがある」(宮内庁関係者)そうで、「天皇陛下の『ご裁可』と眞子さまの『お気持ち』を尊重した結果、出てきた案が今回の『日程の変更』だ」と文春は見る。宮内庁担当記者にもこういわせている。
「宮内庁のバタバタぶりから婚約解消とばかり思っていました。延期とはウルトラCです」
小室圭さんは勤めている法律事務所へ「お互い忙しくて延期になりました」と連絡しているという。
新潮は違う視点だ。いくつか見てみよう。
「眞子さまが『将来の設計図を描けない』と述べられているわけで、つまりは“取り止め”を示唆しています」(宮内庁関係者)
「眞子さまのお受けになった衝撃は察するに余りあり、周囲では『まるで結婚詐欺に遭ったようなものだ』などと、強い言い回しで嘆く者もいるほどです」(秋篠宮家の関係者)
「紀子さまは小室さんのことをただの一度もお褒めになったことがなかったからです。それだけでも異常事態」(宮内庁関係者)
「宮内庁側としては、小室さん側から辞退を申し出てくれる方向に持っていくのが理想ですが、その通りにならない場合、専門家を交えて話し合うケースも想定しなければなりません」(宮内庁関係者)
破談やむなしという書き方である。今週の週女も、眞子さんが、こんな大事なことを自分になぜ話してくれなかったのかと、圭さんへの不信感を露わにしていると報じている。
「家庭内は“この件をなぜ知らせなかったのか”という雰囲気が漂い、ピリピリしています。眞子さまは、圭さんの抱えるトラブルを知らなかったことに責任を感じてしまい、自室にこもりがちになり、食欲も減退されてしまいました」(秋篠宮家の関係者)
こちらも破局へ向かうと見ている。
先日会った日刊ゲンダイの幹部氏は、眞子と小室が別れるのは既定路線だと、にべもない。
メディアの多くは破談になると見ている。だが、この件にはまだ解明されなければいけない「不透明」な疑問点がいくつかある。
X氏が圭さんの母親にカネを返してくれと手紙を書いたのは13年8月だそうだ。その後、あのカネは贈与だと母親側は主張し、婚約を一方的に破棄されたことで精神的に傷を負ったという文面をX氏に突きつけたという。
それがいつかはわからないが、なぜ今頃になってX氏は週刊誌に話したのだろうか。なぜ息子思いの母親が、婚約前に、このトラブルを解消しておかなかったのか。
X氏は、ジャガーに乗るほどカネがあったのに、なぜ、400万円ほどのカネにも困るほど困窮してしまったのか。
現代は眞子さんの婚約相手である小室圭さんの母親・佳代さんの元婚約者A氏(60)のインタビューを掲載している。
A氏は「私の主張は一貫しています。佳代さんに、貸したおカネは返してもらいたい。ただ、それだけです」と、素っ気ない。
2年間続いた婚約を解消したのは12年の9月。翌年「おカネを返して」と手紙を送り、その年の秋、彼の自宅に佳代さんと「圭さん」が来て、弁護士と相談したという手紙をA氏に渡したという。
内容は昨日書いたように、おカネは贈与であり、婚約を一方的に破棄されたため、精神的な傷を負ったというものだが、A氏の名前が間違っているし、ワープロ打ちで誤字も多く、サインは手書き。現代も「いささか常識を欠いた印象を受ける」と書いている。
A氏は、佳代さんとは1回手をつないだことがあるだけで、キスすらしていないと語っている。彼は「私は単なる踏み台だったのでしょう」と自嘲しているが、佳代さんと圭さんにとっては「都合のいいATM」だったのだろうか。
現代は、安倍首相がこの件について「自分たちでまいたタネでしょう」と冷たい態度だと報じている。それは、次期宮内庁長官といわれる西村泰彦次長、加地隆治宮務主管など、警察庁出身者で固めたにもかかわらず、小室家の「身体検査」も満足にできず、秋篠宮家といい関係もつくれなかったことへの苛立ちがあるようだ。
実は、女性セブンに、これが事実だったらこの結婚は完全に破たんしたと思うしかない記述があるので、紹介しよう。
昨年末と年明けに、佳代さんが一人で秋篠宮家を訪れていたが、そこで紀子さんと佳代さんとの間に決定的な亀裂が生じた「佳代さんのひと言」があったというのだ。
「その場で佳代さんが、“騒動を納めるためにも皇室でお金をサポートしてもらえないか”という要求を宮内庁側にしたというんです」(宮内庁関係者)
紀子さんたちと話し合っていたのだから、要求したとすれば秋篠宮家に対してだと思うが、それは置いておくとして、事実ならばこの母親は眞子さんの義母にふさわしくないこと、いうまでもない。
ここは週刊誌が得意の「小室圭さんの母親が激白」をぜひスクープして、一部始終を語ってもらいたいものだ。
【巻末付録】
ポストから。相も変わらずだが、西田幸樹の「なをん」。これだけで100円分の価値はある。いつも可愛い裸をありがとう。だが、ページを開くといきなりおっぱいポロリの女の子というのは、いかがなものか。
後半に持ってきた方がいいのではないか。電車で開いたとき慌てる。
後半は写真家・関口照生が撮った「女優・アイドルの時代」。カミさんの竹下景子などあるがヘア・ヌードはなし。
袋とじは「世界で一番美しい体位の図鑑」。「奇跡の46歳、美しき全裸 中川祐子」「堀江しのぶ 永遠に輝く」。体位についてひと言。こんな姿勢を取ったら脊柱管狭窄症が余計に悪化してしまうがな。
現代にいこう。袋とじは「霊長史上、最高のカラダを見よ! Iカップ・アイドル あさいあみ 圧巻のヘア・ヌード」「板野友美 誘惑のランジェリー」「木内あきら 完熟ヒップを撮り下ろし!」「山崎真実 乱れる女」。
また袋とじで「一度きりの完全フルヌードを掲載 坂口良子」。この中ではやはり坂口良子か。乳首も、お尻も、ヘアも見える見える。ということで、今週は質量ともに現代の勝ち。
(文=元木昌彦)