今週の注目記事・1
「霞が関を紀子妃に走らせた『美智子皇后』の『雅子妃』諦念」(「週刊新潮」2/8号)
「<秋篠宮家>紀子さまと眞子さまの正念場-宮内庁長官も表情を強張らせ」(「週刊文春」2/8号)
同・2
「理事選緊迫<貴乃花潰し>の急先鋒、春日野親方『暴力』と八百長」(「週刊文春」2/8号)
同・3
「貴乃花を座敷牢に放り込め!八角の激烈報復で始まる相撲協会血の60日抗争」(「週刊ポスト」2/16・23号)
同・4
「子供や孫に教えてあげたい『普通に幸せ』な会社50」(「週刊現代」2/17・24号)
同・5
「茂木大臣のウソを暴く買収線香『50人リスト』」(「週刊新潮」2/8号)
同・6
「<コインチェック>580億円消失、27歳社長出川CMとパパ活疑惑」(「週刊文春」2/8号)
「なぜか安泰『27歳社長』の現預金460億円」(「週刊新潮」2/8号)
同・7
「佐川国税庁長官が約束された華麗なる天下りライフ」(「週刊文春」2/8号)
同・8
「被害女性が怒りの告発!<廃業寸前>大砂嵐の『ウソまみれ不倫』」(「フライデー」2/16号)
同・9
「はれのひ篠崎社長を待つ<自業自得の嵐>-ベンツもロレックスも失い逮捕へ」(「週刊文春」2/8号)
同・10
「長寿世界一のチレント地域に学ぶ/島根の10倍!100人に1人が百寿者」(「週刊新潮」2/8号)
同・11
「『進次郎坊やは安倍総理の言いなり』田中真紀子の砲弾炸裂」(「週刊新潮」2/8号)
同・12
「業界の『顔役』全実名/この人に頼めば大抵のことは丸く収まる」(「週刊現代」2/17・24号)
同・13
「何歳から始めるべきか? 最終結論/70歳へ繰り下げで1100万円得するほか」(「週刊ポスト」2/16・23号)
同・14
「その不動産いつ手放すのが正しいか/いまは日本最後の『土地バブル』」(「週刊現代」2/17・24号)
同・15
「<闘う政治家>野中広務、遺言は『宜野湾に骨を』」(「週刊文春」2/8号)
【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!
今週は現代とポストが合併号。来週の月曜日が休日のためだろうが、現代は480円、ポストは460円、この値段の差はどこにあるのだろう。
それにしても、2週間売りにしては内容に厚みのないのが残念である。
まあ、内容が薄いということでは、ほかの週刊誌も負けていないので、今週は順位なしでいく。
野中広務といえば、ノンフィクション・ライターの松田賢弥氏を思い出す。彼は、小沢一郎批判をしていたこともあるのだろう、野中氏にかわいがられた。
夜中に電話しても、うるさがられたが、聞いたことには答えてくれたという。野中についての本も出している。
文春によれば、昨年10月初旬に都議会のドンといわれた内田茂氏との会食中に倒れ、その後、秘書との夕食後にも倒れて意識不明になったという。
享年92。戦争体験から安保法制反対を公言するハト派だった。沖縄への思い入れは強く、「日本を守ってくれた沖縄に恩返しをしたい」と常々語り、「遺骨は宜野湾に散骨してくれ」といっていたという。
昨日、名護市長選が行われ、自民、公明が推す新人が当選してしまった。この結果を知ったら、野中氏は何といっただろう。
本土が狂い始めてきた。それが沖縄へと飛び火したのだろうか。
現代の不動産の記事を読んでいて不思議に思った。東京西新宿にある「ザ・パークハウス西新宿タワー60」という高級タワマンが売り出したばかりなのに、もう売り物件が出て来ているという。
それも40階、50階などの人気の高層階が売りに出されているというのである。
私などは、だからどうしたと突っ込みを入れたくなる。2月5日付の朝日新聞ではさらに、老朽化した高層マンションの問題をこう書いている。
「いま急増している『老いた分譲マンション』問題だ。居住者も高齢になり、相続が大量に発生することも重なって、大規模修繕や建て替えなどに向けた『区分所有者の合意形成』という高いハードルが待っている。(中略)
13年の住宅・土地統計調査によると、首都圏の築35年以上の『老いたマンション』の割合は、目黒区が36.8%と最も高く、中野区、千葉市と続く。3戸に1戸が『老いたマンション』になっていて、大都市部では耐用年数を超えたマンションの急増が深刻な都市問題になる可能性が高いのだ。
古くなったマンションは解体するにも億単位のコストがかかり、調達は容易ではない。多くの世帯の合意形成には時間も手間もかかり、簡単には進まない。管理不能状態となり、いわば『スラム化』するマンションも現れている。
野澤教授(東洋大学の野澤千絵教授/都市計画。講談社現代新書の『老いる家 崩れる街』で、こうした問題を提起している=筆者注)は『数十世帯のマンションでも大変なのに、タワーマンションは1千戸を超えるようなところもある。所得、世代、国籍なども多様で、投資目的で購入し住んでいない人もいれば、長く住もうという人もいる。現時点では何も問題がなくても、長期的にはタワーマンションの維持管理や解体、建て替えの合意形成は、とても難しい。現時点で一般的なマンションですら解決できていない分譲マンションの終末期問題を、将来世代に押しつけてしまいかねない。最終的にタワーマンションが老朽化したとき、誰が建て替えのコストを負担するかの「ババ抜き」になりかねない』と懸念する」
都心のバカ高い高層マンションも値段が下がり始め、来年の消費税増税、東京五輪を前に、値崩れ必至だという。
老朽化は心配だろうが、億ションを買える人間を心配してやることはないのではないか。その多くは投資のために買い込んでいるのだから、いい気味だと思わないでもない。
こうした記事を、買って読みたいと思う読者は多くはないのではないか。いるとすれば、私のように物見遊山気分で買うか、当該のマンションを所有している人たちか。その数はそれほど多くはあるまい。
ポストの巻頭記事といい、私には編集の意図がよくわからない。私が年をとったせいなのか、下流老人だからなのか。
ポストの巻頭特集は「年金は65歳か70歳かで1100万円も違う」「退職金は一括か分割か」資産積み立てはiDeCoを50歳から使うと250万円も違う」などなど。
申し訳ないが、私には、もはや遅すぎて、どれも役に立たない。これからはぜひ、高齢者になってからも役立つ「知識」を教えてほしいものだ。
現代の「顔役」の記事も理解に苦しむ特集である。昔は児玉誉士夫、笹川良一、田岡一雄など、裏世界を牛耳る「ドン」というのがいた。
ドンといわれる人間は、その裏に圧倒的な暴力装置もっている。
昔、福田赳夫総理の金庫番といわれた大谷貴義という人物と親しく付き合ったことがあった。
最初、なんの紹介もなしに彼の家の広い庭に入っていった。すると、数人の明らかにその筋とわかる人間に取り囲まれた。
しどろもどろになって、大谷さんに会いたいというと、しばらくして好々爺みたいなおじさんが出て来て手招きをする。
それが最初の出会いだが、なぜだかかわいがってくれ、私の結婚披露宴にも出てくれた。
彼は表に出ないから、出席者はほどんど知らなかったが、知っている人間の間では「なぜ大谷が来ているんだ」と騒ぎになった。
大谷さんの背景にも巨大な暴力装置があった。
だが、今はそういう人間はほどんどいなくなってしまった。
国税庁のドン、調剤業界のドン、映画業界の立役者、ヤメ検の後見人などといわれてもなあ。
笹川堯元衆議院議員が「永田町最後のフィクサー」としてインタビューに答えているが、彼はおやじの笹川良一の威光があるだけで、失礼だがそれほどの大物ではない。
もはや真のドンは死に絶えたのだ。こういう企画は成り立たない。
さて、新潮によると、あの田中真紀子が、講演会で、今を時めく小泉進次郎を批判したという。
「小泉進次郎だか金次郎だかが次のスターだと言っているけど、あの子に何の実績があるんですか。
坊や(進次郎氏)は、“原発の議論をしない国会運営はおかしい、共謀罪法案もおかしい。憲法改正ももっと時間をかけるべきだ”と言っていますが、“あんた、現役のバッジをつけているんだから(国会で)発言しなさい”と言いたい。だけど国会では黙っている。安倍さんの言うとおりに従っているだけじゃないですか」
真紀子節はまだまだ死なずである。
お次は新潮の長寿の秘訣特集。今回はイタリア。ナポリからだいぶ離れたティレニア海に面した町・アッチャローリ。人口500人ほどの小さな集落に、世界中から取材や調査団が来るという。
ここはチレントと呼ばれる地域の一角だが、何しろチレントでは、平均寿命が女性が92歳、男性が85歳だそうだ。人口の2、3%が100歳を超えているという。
マイワシやカタクチイワシ、それに野菜を食べる。長寿の秘訣はこうだ。
「食べすぎないこと。新鮮な魚や野菜、オリーブオイルやワインに恵まれていること。住民が家族のように仲がよく、ストレスがないこと。そして笑顔でコミュニケーションをとる人が多いこと」
やはり、食事はほどほどにして、仲間といいコミュニケーションをとれることが、長寿につながるということのようである。
昼に多めに食べて、夜少なくというのが、これが一番難しい。それとも、昼間から酒を飲んで、早めに寝てしまおうか。昼の酒は利くから安上がりでもある。悩むところだ。
さて、1月26日に記者会見した「はれのひ」の篠崎洋一郎社長(55)だが、文春によれば、債務の額は約11億円にもなるそうである。
すでにロレックスの腕時計もベンツも売却し、高級マンションも解約して自己破産の道しかないとも報じている。
カラオケで井上陽水を歌うのが好きだったようだが、26歳年下の妻と幼子を抱えて、それどころではないようだ。
自業自得とは、まさに彼のようなことをいうのだろう。
大荒れ場外乱闘の相撲界だが、無免許運転で追突事故を起こし、「運転していた身重の妻の身代わりになった」などと意味不明なことを県警に話していた大砂嵐にはあきれ果てた。
その大砂嵐に、離婚していると嘘をつかれ、関係を持ったという名古屋の女性が、フライデーで告白している。
昨年7月末に、大砂嵐のインスタグラムをフォローしていたら、メッセージが来て、やり取りし、数日後に行われる愛知の巡業で会う約束をした。
名古屋の水たばこバーの個室で口説かれ、その後、三重県津市の巡業のときに、彼女は呼び出され、ホテルで関係を持った。だが、九州場所に来いという申し出を仕事のために断ったら、連絡が来なくなったという。
そうしているうちに、ニュースで大砂嵐にエジプト人の妻がいることがわかり、カッときてフライデーに垂れ込んだようだ。
どうという話ではない。だがこの相撲取り、大獄親方にも、事故の件で心配をかけ、親方のほうが倒れてしまったという。
「結局、『誠実であれ』という私の言葉は、大砂には響いていなかったんだなと……残念です」(大獄親方)
こんな男のいうことを真に受けて体を許してしまうとは、騙された彼女に人を見抜く力がなかったということだろう。
佐川宣寿国税庁長官は可哀想な男だと思う。安倍首相の妻の昭恵が、森友学園の国有地払い下げで動いて、格安で払い下げてやったのに、そのことをバラされては困る安倍首相から、“虚偽答弁”を押し付けられ、その「論功」で国税庁長官になったが、いまだに記者から逃げ隠れしている。
典型的な官僚根性の持ち主で、安倍からは愛い奴と思われているのだろうが、安倍がコケれば、その首も危ういと思う。
だが、文春によれば、国税庁長官の任期は1年だから、あと約半年ほど雲隠れしていれば、華麗な天下り生活が待っているのだそうだ。
2代前の長官は、信金中央金庫顧問に、3代前は国際協力銀行代表取締役専務になっているという。
佐川も天下りを続ければ、生涯年収は8億円を超えるかもしれないというのだ。
だが、彼が犯した公僕としての致命的な誤りは、どこへ行っても付いて回る。「あれが、あの佐川だぞ」。人肉を食ったことで名を知られた「佐川君」より、有名なのだから。
ところで、先夜、津田大介さんに呼ばれて六本木ヒルズにあるJ-WAVEに行ってきた。私の右足の痛みは坐骨神経痛ではなく脊柱管狭窄症だそうだ。どこがどう違うのかわからないが、痛む足を引きずりながら。
テーマは毎度おなじみの「小室哲哉の不倫報道」についてである。週刊誌はイエローペーパーなのだから、面白そうなネタがあれば何にでも食いつく。週刊誌に品格を求めてはいけないなど、どうでもいい話をしてきた。
不倫といえば、小泉今日子(52)が俳優の豊原功補(52)との不倫を、自分の事務所の公式サイトで発表し、話題になっている。
2人の仲は、3年前にもフライデーで報じられていたが、本人が豊原と今も「不倫関係」であることを認め、豊原の家庭についても触れているのだ。
「豊原氏にはご家庭があります。最初に写真誌に記事が掲載された時、私はご家族に迷惑を掛けないように守って欲しいという旨をスタッフに伝えました。(中略)インターネットや雑誌などには既に離婚されているという誤った情報が流布されており、そのためにご家族の存在自体が伏せられたような形で報じられ続けてしまいました。(中略)このようなことになり、ご家族にはお詫びの言葉もございません」
そして「人間としてのけじめとしてご報告させて頂きます」と結んでいる。
女優としてだけでなく、エッセイストとしても評価の高い才女がなぜ今頃と、喧しい。
私には事情がわからないが、豊原の離婚が近々正式に決まりそうなのではないか。その前に、こういう形で公表して「けじめ」をつけたのではないのか。
豊原もあわてて記者会見した。妻とは離婚はしていないが別居していると話していた。
小泉は、向こうの家庭に迷惑をかけたくないとしているが、これでは2人して豊原の妻に、早く離婚してくれ、俺たちはラブラブなんだから、といっているのも同じだ。
あまりにも自分勝手だと思うのは、私だけだろうか。
さて、仮想通貨580億円がハッキングされ流出してしまった「コインチェック」事件は、私のようなIT落ちこぼれにはさっぱりわからないが、大変なことなのだろう。
新潮によると、仮想通貨というのは1,300種類以上あるそうで、09年から出てきた「ビットコイン」は当時、IBTC(ビットコインの数量単位)あたり0.09円だったそうだ。
それが14年1月には約8万5,000円、17年1月には約11万6,000円、今年1月の時点では約123万8,000円になっているという。
初めに10万円購入していたら、現在は1兆3,757億円になっているそうだ。
この手の話はIT業界には山ほどあるが、私は、こういう話は信じない。土地バブルのとき、同じ土地が裏で売り買いされ、巨万の富を得たという話もあったが、結局はバブルが弾けて元の木阿弥。
仮想通貨も、同じ類の話だと思うからだ。
この「コインチェック」という会社を率いるのは27歳の和田晃一良社長。彼は、東京工業大学に入学し、大学在学中に人生のストーリー投稿サイト「STORYS’JP」を立ち上げ、『ビリギャル』などのコンテンツを手がけた。
だが、これほどのITの才能を持った人間だが、文春によると、口下手で志望する企業を軒並み落ちてしまったという。
仮想通貨取引所へ進出するのは、14年2月に「マウントゴックス」が470億円相当のコインを消失させることがきっかけだったというから、この若いの、現実世界ではなく仮想空間で遊ぶのが余程好きなのだろう。
会員登録数100万人弱、月間取引額は4兆円以上になっても、服装や食べることには関心がなく、着た切り雀で年がら年中、会社で寝起きしているという。
だが肝心のシステムにはカネをつぎ込まず、また「たかだか八十人ほどの社員でセキュリティを万全にするなど不可能でした」(ITジャーナリストの三上洋氏=文春)
和田とナンバー2の大塚雄介氏が会見して、同社の預貯金から463億円を返金するといった。
支払い能力はあると見られているようだが、先の「マウントゴックス」も返金するといっていたが、4年経った今も返金していない。
それに、それだけのキャッシュを持っているとなれば、税務当局が動くから、預貯金を意のままにできるわけはないと、文春で財務省関係者が語っている。
仮想空間で儲かったカネが、現実に使えるカネとなって戻ってくる。私には、どうしても信じられないのだが。
新潮が連続追及している茂木敏充経済再生相の「買収線香」問題が、国会でも取り上げられた。
立憲民主党の逢坂誠二議員が、以前同じようなケースで公選法違反になり、議員辞職した小野寺五典防衛相に、こうした事実があったことを確認した後、茂木氏に、この件を質した。
茂木氏は、これは政党支部の政治活動として行っている、個人の名前は書いていないから、公選法違反にはならないと答えている。
さらに逢坂議員は、「名前を書いていなければモノを無償で配っても良いと、そういう御理解ですか」と重ね、そうだと茂木氏は答えている。
新潮は「これまで頑なに否定していた線香配布の事実を認めた瞬間である」と、勝利の雄叫びを上げている。
なぜなら、公選法は、氏名が類推されるような方法での寄付も禁じているから、秘書が配布したとしても、秘書の個人名まではわからず、「茂木先生の秘書から」としか有権者が認識していないならば、公選法に間違いなくて抵触するからである。
新潮は茂木の地元の有権者で線香を受け取った人間にインタビューし、「秘書の名前は……忘れた」といわせている。
しかも、線香を配るのは政党支部ではなく、各個人事務所で配布先が作成され、配られたと、茂木事務所の元関係者が証言している。
茂木の地元での高い評価は、手帖、香典、線香の3点セットでできていると指摘し、新潮はこう結ぶ。
「損得で動く政治家と有権者。これ以上の御神酒徳利もあるまい」
4位は現代の「普通に幸せな会社50」。昔から現代は、息子・娘を入れたい会社、なくなる会社、生き残る会社など、こうした企画をさんざんやってきた。
だが「普通に幸せな会社」というコンセプトは、なかなか面白い。大企業でもないが、社員にとって幸せな会社というのはある。
当然というか、残念だというべきか、メディアが一つも入っていない。
忙しくてもやりがいのある、幸せな職場というのはある。だが今や、新聞、テレビ、出版は、社員にとって居心地のいい、やる気のみなぎる職場ではない。
この中に長野県にある「伊那食品工業」というのがある。寒天の会社で、社是に「いい会社をつくりましょう」とあり、20年には1日7時間労働にするという。1時間単位で有給休暇を取れるそうだ。
愛知県にある「エイチーム」は情報・通信の会社だそうだが、業績目標を達成した翌月から毎週金曜日は15時退社を促進していて、労働時間が激減したそうだ。
岐阜県にある「未来工業」は、全員が正社員で残業禁止。5年に1度は会社が億単位の費用を負担して、社員全員で海外旅行に行く。
岡山県の「両備HD」は、健康にこだわり、社員とその家族の健康をサポートしているという。
これからは、大企業で高賃金の企業か、社員いやさしい企業か、2つに分かれ、社員をぼろ雑巾のように搾り取る企業には行かなくなるはずだ。
さて、相変わらず相撲界のバカバカしいお笑い2題でご機嫌を伺います。困ったことに貴乃花の「相撲界改革」への戦略がいっこうに見えてきませんな。
2月2日に行われた理事選挙で、貴乃花一門からは阿武松(おうのまつ)親方(元関脇・益荒雄)を立候補させた。だが周囲が反対するのに無理やり貴乃花自身も立候補したが、2票しか入らず惨敗した。
これはポストによれば、八角理事長がそうとう動いたようだ。
「執行部サイドは立候補の意向を示していた伊勢ヶ濱親方(元横綱・旭富士)に出馬を断念させた。これは執行部側の立候補者を『8人』にしぼり、出羽海一門ながら貴乃花親方に近い山響親方(元前頭・巌雄)を含めた貴乃花グループに『2人分の枠を差し出した』ことを意味する。
貴乃花親方はこの“和解案”に乗るか、同じ一門の阿武松親方(元関脇・益荒雄)を立て『3人立候補』という“絶縁状”を出すか、最後まで検討を重ねていた」(担当記者)
貴乃花が出したのは全面抗争という答えだったというのだ。
だが、貴乃花の戦略が見えてこない。
今頃になって、貴乃花が昨年12月の臨時理事会で配布した、日馬富士殴打事件の独自報告書の全容が各メディアで報じられているが、なぜ、直後にメディアにも公開しなかったのだろう。
あの時、会見を開き、協会の隠蔽体質や、位の低い力士に暴力を振るうことが当然視されている悪しき因習をなくすべきだと声を上げていれば、貴乃花支持の声が大きくなっていたに違いない。
そうすれば、“暴力の権化”ともいえる春日野親方は理事選にも出られなかっただろう。
貴乃花支持を明確にしている文春は、その春日野が7年前の八百長事件の際、事件に関与した弟子・春日錦に口止めをしていた「証拠」の音声テープを入手したと報じている。
そこには、八百長事件が佳境を迎えていた時期に、春日野が春日錦に、協会がこの問題で莫大な損害が出ている、そのおかげで理事になるはずだったのがなれなかった、これ以上余計な騒動を起こすな、文科省が動いて外部の人間が入ってくるなど、これ以上しゃべるなと圧力をかけているやりとりが生々しく出ている。
結果、特別調査委の調査対象は番付下位の人間たちだけに矮小化され、春日錦が挙げていた幕内力士たちは、お咎めなしとなって「膿」は摘出されずに残ってしまったのだ。
このやりとりの中で春日野は、八百長問題が広がり、多くの力士たちが相撲界から排除されると、
「(相撲界は)学校に行けない、家に金もない、体大きくて、そういう奴らの集まりじゃないか、ハッキリ言って、そういう奴はどこへいくんだよ。犯罪者になるしかねえぞ」
といっている。これは重大な問題発言である。
今回、春日野部屋から46年ぶりに栃ノ心が平幕優勝したが、八百長問題が収束して間もない11年11月に、春日野は栃ノ心ら門限破りや服装違反の常習者を、ゴルフクラブで殴って、警察が動いたことが発覚した。
14年9月には、兄弟子が弟弟子・矢作嵐さんを暴行して、矢作さんは傷害で刑事告訴し、兄弟子は有罪判決を受けている。
こんな暴力大好きな親方が理事になり、理事長の座まで狙っているというのである。貴乃花は新潮の取材に、こう語っている。
「神事である相撲の力士が土俵の外で暴力を振るうなど、絶対に許されない」
日馬富士事件を念頭に置いた発言ではあるが、其の言やよし。このところメディアに見せる気持ちの悪い笑顔は、我に勝算ありという笑いなのか、改革を諦めた諦念からくるものなのだろうか。
新潮、文春両誌が秋篠宮家の眞子さんの婚約者・圭さんの母親の金銭トラブルと、皇室問題を報じている。
「これまでは圭さんの母親の問題と捉えていたが、圭さん本人がある程度関わっていることがわかったので、深刻度が一気に増した」(宮内庁幹部OB=文春)
だが、先週報じた内容とはさほど違いはない。
新潮は、美智子皇后が、新皇后になる雅子妃のことを「諦観まじりのご懸念をもってご覧になっている」と書いている。
さらに「年末、皇后さまは雅子妃殿下にある『ご指導』をなさったのです」(宮内庁関係者)。それは「公務においては涙を見せないように」ということだったそうだ。
「皇后さまのご指導は、『私たちは公務においては、いずれの場でも同じように振る舞わなくてはなりません。感情の表し過ぎには気をつけましょう』とのご趣旨だったと伺っております」(先の宮内庁関係者)
しかし、現在、皇后の公務は年間340件。雅子妃は60件ほどだという。体の問題もあり雅子妃がすべてを引き継ぐのは無理であろう。
そこで皇后は、秋篠宮紀子さんと「両妃で1人の皇后」といった工夫をすることを考えているというのである。
さらに新潮は、私には不謹慎と思えることまで予測している。それは、皇太子が新天皇になっても、皇后の体調との板挟みになり、「玉座を弟宮に譲るという考えに至らないとも限りません」(侍従職関係者)。
宮内庁では現在、こうした見通しが誰とはなしに広まり、共有されているというのだ。
そうなれば一番喜ぶのは、秋篠宮紀子さんということになるのだろう。紀子さんは、「皇后の映像を取り寄せては、表情やお手振りの仕方を学ばれた、と言われています。(中略)紀子さまの親しみやすさは、『以前にもその人に会ったことがある』かのように話されるためでもあるのですが、そのご様子が美智子さまそっくりなので驚かされました」(皇室担当記者=文春)。
皇室の権力をめぐる女の戦い。週刊誌的には面白いのだろうが、私は感心しない。ここはじっと見守るべきだと思う。
ところで、文春の秋篠宮の記事の中に、こういう場面があったので紹介しておこう。昨年8月、秋篠宮と眞子さんはハンガリーへ私的な旅行をした。
結婚をひかえた長女と父親の水入らずの時間。ハンガリー建国記念日の祝いで花火が上がった。秋篠宮が「行くぞ!」といってホテルを飛び出していった。眞子さんもその後を追いかけて、ドナウ川の川縁の群衆の中で、2人並んで花火を見上げていたという。
まるで小津安二郎の『晩春』(1949)の一シーンのようではないか。あの父親は男やもめだったが。
眞子さんは今回のトラブルも、秋篠宮にすべてを話し、助言と強い支えをもらっているはずだ。他人が心配することはない。
そういえば、私も昔、ハンガリーに遊んだことがある。その日はちょうど巨人対中日戦があり、どちらも勝てば優勝という最終戦だった。
気になっていたので、ホテルのテレビでNHKニュースを見ようとチャンネルをひねった。放送が始まると、いきなり桑田が映し出され、「あと一球」の歓声しきりであった。巨人の勝利を確信した。
早速、熱心な巨人ファンであるおやじに「巨人優勝、おめでとう!」と書いたFAXを送った。
外に出て、ドナウの川に向かって「巨人の星」を大声で歌って歩いた。懐かしい思い出である。
【巻末付録】
現代、ポストともに合併号だから、グラビアには手間とカネをかけているようだ。何しろ数が多い。
ポストから見てみよう。
「朝比奈彩、神々しいビキニ-バラエティやドラマで活躍する9頭身女神」。これは西田幸樹カメラマンの撮影だ。ヘア・ヌードはなし。
袋とじ第1弾は「動く富士出版-熟女専門写真集の老舗が撮っていた衝撃の60分動画」。私は見たことはないが、このところやたらと多いQRコード入力、スマホで見る動画だ。
後半の袋とじは「現役グラドル5人の『ひとりエッチ』動画」。これもQRコード入力。今度見たら報告しよう。お次は「グラビアアイドル大戦争/グラドルスター年表1990~2018」。
ついにこんなのまででてきた。「ゴルゴ13のSEX伝説-連載50周年メモリアル」。少しもセクシーじゃない。
「辺見えみり、20年前のセルフヌード-大反響を呼んだ元祖自撮り写真集」「伝説のお色気番組『11PM』美女のお宝ヌード」「永遠の美熟女、五月みどり-みどりさんのグラマラスなカラダ」「ピョンチャンへとどけ!ハダカのチャンピョン!-全裸でエール27体」。フーッ、疲れるね。
現代は、「吉岡里帆、ピュア・ヒロイン-ひたむきで、まっすぐな姿」。袋とじは「あなたの街の有名マンション『本当の値段』」上下。もう一つの袋とじは「『100人100個のヘア付き女性器』-恥部と深部の関係を読み解く」。いやはやご苦労様というしかないね。
「大原優乃、こんなに大きくなりました-『ようかい体操』の女の子」「再現ドラマの女王が脱いだ!-『行列のできる法律相談所』の常連」「『アソコの毛、ぜんぶ抜く』大作戦-女子たちも知らない未知の世界」。
とまあ、下手な鉄砲とまではいわないが、数で稼いでいるという印象は否めない。
よって今週は引き分け~。
(文=元木昌彦)