やはりクドカンは天才?『監獄のお姫さま』見事な伏線回収で、退屈だった第1話の輝きが増す!

“クドカン”こと人気脚本家・宮藤官九郎による復讐コメディードラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の第9話が12日に放送され、平均視聴率8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.6ポイントアップとなりました。

 まずは、これまでのあらすじを少し。2017年のクリスマス・イブ、元囚人の馬場カヨ(小泉今日子)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)、勝田千夏(菅野美穂)と元刑務官の若井ふたば(満島ひかり)の5人は、EDOミルク社・社長の板橋吾郎(伊勢谷友介)を誘拐。その背景には、6年前に起こった横田ユキ(雛形あきこ)殺害事件の罪を、当時婚約者だった“爆笑ヨーグルト姫”こと江戸川しのぶ(夏帆)に吾郎が押しつけたことを証言させ、再審請求しようという目的があったのです。

 その吾郎・監禁シーンと、カヨたちが出会い親密になっていく女子刑務所シーンとが行き交うカタチでドラマは展開。前回は、カヨたちが吾郎への復讐計画を着々と練るものの、犯行プランを記したノートがふたばに見つかり没収されてしまうアクシデントが発生しました。また、仲間たちの仮出所が続々と決まり、遂にはカヨも刑務所を去る時がきたところで終了となったのです。

 今回は、カヨが仮出所する15年11月時点からスタート。誰の迎えもなく、カヨは寂しさを抱えながら街へ行きます。そして、その足でスマホを購入。出所前に仲間たちに教えておいたアドレスbabakayo~を設定して連絡を待ちつつ、新しい生活を始めます。

 一方、刑務所では、しのぶに対して同情心が湧いたふたばが、しのぶの息子・勇介(前田虎徹)を面会に連れて来て欲しいとしのぶの母・民世(筒井真理子)に手紙を書きます。しかし、これを民世から聞きつけた吾郎が面会に訪れ、しのぶの罪を咎めて精神的に大きなショックを与えてしまうのです。

 やがて月日が流れ17年4月。カヨは刑務所で知り合った“小しゃぶ”こと小島悠里(猫背椿)が店長を務める美容室で働き、波風の立たない平穏な日々を送っています。つまり、吾郎・復讐計画のメンバーたちからは一向にメールがこないのです。そのためカヨは、復讐ノートを没収された際にふたばから言われた、「シャバに戻ったら(復讐なんて)みんな忘れるよ」という言葉を思い出し、寂しい気持ちを抱いてしまいます。

 そんなある日、店の前でチラシ配りをしていたカヨの前に、全身黒ずくめの女が登場。よく見るとそれはふたばなのですが、ふたばは一切口を利かず、髪の毛のカットが終わると嵐のように去って行ってしまいます。しかし、ふたばが座っていた椅子には、カヨたちの犯行プランを綿密なものに修正した復讐ノートと折り紙でつくった手裏剣が残されているのです。

 その手裏剣には住所が記されており、恐る恐るカヨが向かうと、そこには吾郎・復讐計画のメンバーの姿が。そして実は、カヨが間違えてbakakayo~とアドレス設定したためにメールが届かなかっただけで、出所後も皆、復讐プランを忘れてなかったことが発覚。カヨは涙を流してよろこびます。

 再会をよろこぶ一同の前にふたばが現れたところで復讐計画がスタート。準備段階や第1話で放送された勇介&吾郎の誘拐シーンがジャンプカットで流れ、現在のシーンに辿り着きます。

 その現在である17年12月25日のシーンでは、ふたばが裁判官役になり、爆笑ヨーグルト姫事件の再審請求に先立つプレ裁判を開始。殺人事件の真相を暴く大詰めを迎えたところで今回は終了となりました。

 さて感想ですが、今回は第1話の伏線回収、というよりも時系列的にはタネ明かしといった方が正しいのかもしれませんが、犯行に至った経緯やその経過などのディテールが一気に明かされた回となりました。そして、内幕がわかったことやこれまでの放送によって、退屈に思えた初回の印象が大きく変わりました。

 第1話のレビューでは、「誘拐時のカヨたちのドタバタ劇も見ていられませんでした。ターゲットを間違える、車のエンジンがかからなくてピンチになるなど、素人でも考えられるようなどうしようもないトラブル続き」と酷評してしまいましたが、それぞれのキャラがわかった今では、初回の面白さが数倍増しに思えたのです。特にカヨと洋子のオッチョコチョイぶりは、第一印象では“テンポが悪い”でしたが、改めて見直すととてもユーモラスに感じられました。

 また、巧妙に散りばめられた細かなネタを挙げたらキリがなく、やはりクドカンは天才なのかなと。序盤レビューではサブカルネタのキレの悪さも指摘しましたが、それらすべてをひっくるめ、思いっきり手のひらを返して称賛したいと思います。

 次回でラストというのは寂しい限りですが、爆笑ヨーグルト姫事件の真相も気になるところ。果たしてどう決着がつくのか、放送が楽しみです。
(文=大羽鴨乃)

やはりクドカンは天才?『監獄のお姫さま』見事な伏線回収で、退屈だった第1話の輝きが増す!

“クドカン”こと人気脚本家・宮藤官九郎による復讐コメディードラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)の第9話が12日に放送され、平均視聴率8.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。前回から1.6ポイントアップとなりました。

 まずは、これまでのあらすじを少し。2017年のクリスマス・イブ、元囚人の馬場カヨ(小泉今日子)、大門洋子(坂井真紀)、足立明美(森下愛子)、勝田千夏(菅野美穂)と元刑務官の若井ふたば(満島ひかり)の5人は、EDOミルク社・社長の板橋吾郎(伊勢谷友介)を誘拐。その背景には、6年前に起こった横田ユキ(雛形あきこ)殺害事件の罪を、当時婚約者だった“爆笑ヨーグルト姫”こと江戸川しのぶ(夏帆)に吾郎が押しつけたことを証言させ、再審請求しようという目的があったのです。

 その吾郎・監禁シーンと、カヨたちが出会い親密になっていく女子刑務所シーンとが行き交うカタチでドラマは展開。前回は、カヨたちが吾郎への復讐計画を着々と練るものの、犯行プランを記したノートがふたばに見つかり没収されてしまうアクシデントが発生しました。また、仲間たちの仮出所が続々と決まり、遂にはカヨも刑務所を去る時がきたところで終了となったのです。

 今回は、カヨが仮出所する15年11月時点からスタート。誰の迎えもなく、カヨは寂しさを抱えながら街へ行きます。そして、その足でスマホを購入。出所前に仲間たちに教えておいたアドレスbabakayo~を設定して連絡を待ちつつ、新しい生活を始めます。

 一方、刑務所では、しのぶに対して同情心が湧いたふたばが、しのぶの息子・勇介(前田虎徹)を面会に連れて来て欲しいとしのぶの母・民世(筒井真理子)に手紙を書きます。しかし、これを民世から聞きつけた吾郎が面会に訪れ、しのぶの罪を咎めて精神的に大きなショックを与えてしまうのです。

 やがて月日が流れ17年4月。カヨは刑務所で知り合った“小しゃぶ”こと小島悠里(猫背椿)が店長を務める美容室で働き、波風の立たない平穏な日々を送っています。つまり、吾郎・復讐計画のメンバーたちからは一向にメールがこないのです。そのためカヨは、復讐ノートを没収された際にふたばから言われた、「シャバに戻ったら(復讐なんて)みんな忘れるよ」という言葉を思い出し、寂しい気持ちを抱いてしまいます。

 そんなある日、店の前でチラシ配りをしていたカヨの前に、全身黒ずくめの女が登場。よく見るとそれはふたばなのですが、ふたばは一切口を利かず、髪の毛のカットが終わると嵐のように去って行ってしまいます。しかし、ふたばが座っていた椅子には、カヨたちの犯行プランを綿密なものに修正した復讐ノートと折り紙でつくった手裏剣が残されているのです。

 その手裏剣には住所が記されており、恐る恐るカヨが向かうと、そこには吾郎・復讐計画のメンバーの姿が。そして実は、カヨが間違えてbakakayo~とアドレス設定したためにメールが届かなかっただけで、出所後も皆、復讐プランを忘れてなかったことが発覚。カヨは涙を流してよろこびます。

 再会をよろこぶ一同の前にふたばが現れたところで復讐計画がスタート。準備段階や第1話で放送された勇介&吾郎の誘拐シーンがジャンプカットで流れ、現在のシーンに辿り着きます。

 その現在である17年12月25日のシーンでは、ふたばが裁判官役になり、爆笑ヨーグルト姫事件の再審請求に先立つプレ裁判を開始。殺人事件の真相を暴く大詰めを迎えたところで今回は終了となりました。

 さて感想ですが、今回は第1話の伏線回収、というよりも時系列的にはタネ明かしといった方が正しいのかもしれませんが、犯行に至った経緯やその経過などのディテールが一気に明かされた回となりました。そして、内幕がわかったことやこれまでの放送によって、退屈に思えた初回の印象が大きく変わりました。

 第1話のレビューでは、「誘拐時のカヨたちのドタバタ劇も見ていられませんでした。ターゲットを間違える、車のエンジンがかからなくてピンチになるなど、素人でも考えられるようなどうしようもないトラブル続き」と酷評してしまいましたが、それぞれのキャラがわかった今では、初回の面白さが数倍増しに思えたのです。特にカヨと洋子のオッチョコチョイぶりは、第一印象では“テンポが悪い”でしたが、改めて見直すととてもユーモラスに感じられました。

 また、巧妙に散りばめられた細かなネタを挙げたらキリがなく、やはりクドカンは天才なのかなと。序盤レビューではサブカルネタのキレの悪さも指摘しましたが、それらすべてをひっくるめ、思いっきり手のひらを返して称賛したいと思います。

 次回でラストというのは寂しい限りですが、爆笑ヨーグルト姫事件の真相も気になるところ。果たしてどう決着がつくのか、放送が楽しみです。
(文=大羽鴨乃)

神田沙也加、いしだ壱成の「モラハラ例」に共感! 「親の愛情不足?」と話題に

 12月11日に放送された『なかい君の学スイッチ』(TBS系)に、歌手で女優の神田沙也加がゲスト出演。世間から批判が相次いだ“いしだ壱成の家庭内ルール”に「そんな苦じゃない」と発言し、視聴者から「ドン引き」「などの声が上がっている。

 同放送ではゲストにいしだを招き、「いしだ壱成の実例から学ぶモラハラの恐怖」を紹介。いしだが元妻に課した「毎朝コップ1杯の水を用意」「サラダを食べる時に7種類のドレッシングを用意」「帰宅時に45度のお風呂を沸かしておく」といった7つの“モラハラルーティン”を公開し、共演者から非難の声が上がるシーンが放送された。

「いしだの“モラハラルーティン”を聞いていた神田は、『以前このルーティンを聞いたとき、皆が「えーっ」て言ってる中で、割と黙っていた』『わりとできるというか、そんな苦じゃない』と発言して共演者を驚かせていました。さらに、神田は『独占欲もうれしい』『主人がまったく(独占欲が)ないんですよ』とも発言。この告白に、ネットからは『いしだのは独占欲じゃなくて支配欲じゃない?』『愛情不足で育ったのかしら』『沙也加ちゃんも壱成さんも、十分な親の愛を受けないまま育ったっぽいもんな』といった声が上がっています」(芸能ライター)

 この神田の発言を受け、夫・村田充や夫婦関係に、さまざまな声が上がっている。

「今年4月に神田と村田が結婚を発表した際には、知名度に差のある2人だけに『村田はヒモになりたいのかな?』といった心無い声が上がっていました。しかし、神田は今年10月に放送された同番組で、村田に一度交際を断られていたことを告白しています。このことから『意外と沙也加が村田にベタ惚れなのか』といった驚きの声が。また、村田は今年5月に自身のブログで、神田への愛情を伝えるため『異性と交流を持つ場には行かない』『自分の居場所を特定できるように、彼女のスマホを設定させてもらった』『仕事として数年間やっていたアイドルグループの振付をやめさせて頂いた』と貞操を誓ったことを明かしました。そのため、今回の神田の発言に『村田がスマホにGPSつけたのって、やっぱり沙也加からのリクエストなのかな?』『もし沙也加が強要してたら、モラハラだよね』といった声が上がっています」(同)

 意外な夫への願望を明かした神田。2人の間に亀裂がはしるきっかけにならなければよいのだが……。

アイドルグループ・Hの元メンバーがデリヘル店で窃盗! 法廷では“ツインテール”封印

 アイドルグループ・Hの元メンバー・S(21)が、デリヘル店の待機所に忍び込み、従業員の財布から現金8万円を盗み取るなどしたとして、今月7日に東京地裁で行われた公判で懲役2年、執行猶予3年の有罪判決が下された。なお、罪状は建造物侵入および窃盗等。

「アイドルグループと言っても、この声優ユニットは、あくまでもデビューを目指していた段階で、一般的な知名度はほとんどありません。グループ時代のSは赤がイメージカラーで、イジられキャラ。ツインテールとミニスカートがトレードマークの萌えキャラでしたが、法廷では髪を下ろし、地味な服装で登場。レギュラーラジオ番組終了後、ソロ活動がうまくいかずフェードアウト。都内のデリヘル店に体験入店した際に、待機所に鍵がかかっていないことなどを確認し、後日、2度にわたり侵入したところを従業員に取り押さえられたそうです」(アイドルファン)

 事が公になったのは、第1回公判が行われた先月30日の芸人・阿曽山大噴火によるツイート。阿曽が「今日の公判予定を見ると、窃盗の被告人が元アイドルの名前と同じ。同姓同名かと思って傍聴したら本人…。レギュラー番組が終わり、女優を目指すも上手くいかず、デリヘルの体験入店をしたら待機所が無施錠だと知り、別日に侵入してデリヘル嬢の財布からお金を盗ったという事件。法廷に響くアニメ声」と投稿したため、ネット上では臆測合戦が繰り広げられた。

「このツイートから、勝手な臆測が相次ぎましたが、ことごとく外れていた。中でも、アイドルグループ“A応P”の元メンバーは声優活動をしていたというだけで疑われ、あたかも特定したかのように伝えた一部ニュースサイトの運営者が謝罪する事態に発展しました」(同)

 また、Sのように、アイドル廃業後、風俗店の門を叩く女性は後を絶たないという。

「アイドル活動を諦めて風俗嬢になる女性は、特に最近、増えたように感じます。ほとんど公にはなりませんが、『名古屋のデリヘル店に●●ちゃんが在籍している』『北海道の故郷でヘルス嬢を始めたらしい』といった情報はヲタの間で口コミで広がり、新幹線で通い詰めるファンも。最近では、大手芸能プロ・Aのメジャーアイドルグループを卒業したメンバーに激似のソープ嬢が神戸で見つかり、ファンに衝撃が走りました」(同)

 法廷では“萌えキャラ”を封印したS。飼い猫の餌代にも困るほど金がなかったというが、今後は真っ当な行いをしてほしいものだ。

ついに創刊25周年を達成! アダルトゲーム市場縮小の中で、なぜ専門誌「BugBug」は続いているのか?

 アダルトゲーム関連の老舗月刊誌「BugBug」(富士美出版)が、10月発売の2017年11月号で、創刊25周年を迎えた。アダルトゲーム市場が縮小しているといわれるようになってから、長い年月がたっている。一時は毎月2ケタの雑誌が発売されたこともあるアダルトゲーム雑誌も、今ではわずか数誌となった。そうした中で、サン出版から富士美出版へと出版元を移籍しながら健闘を続ける同誌のマス大澤編集長に、これまでとこれからを聞いた。

 マス大澤氏が編集長に就任したのは1999年。アダルトゲームが隆盛期を迎える直前だった。それから数年。『Kanon』『To Heart』といった、今も語られる名作の登場によって、アダルトゲーム業界は、我が世の春を謳歌する時期を迎えた。雑誌に広告を出稿する制作会社も多く、ページ数も今より3~4割近く分厚かった。当時を知る者にとっては、業界の縮小と共に雑誌も右肩下がりの傾向にあるのではないかと思ってしまう。

 ところが、マス大澤氏は「実際に数々の業界誌が休刊しましたが、うちは安定傾向にある」というのである。

 もともとグラビア雑誌出身のマス大澤氏は、誌面の作り方として、雑誌単体で楽しめるという方針を一貫させてきた。それが顕著なのは、同誌のメインであるゲーム紹介ページ。

 同業他誌と比べると一目瞭然だが、画像の配置がかなり特徴的なのである。近年では、廉価な作品も増えてきたとはいえ、アダルトゲームは比較的高価なコンテンツ。あれもこれもと買うことはできない。そうした中にあって「BugBug」の雑誌としての特徴は、コアなオタク層だけでなく、二次元“も”オカズに使いたいという嗜好周辺のライト層も取り込み、固定読者をつかんで離さないこと。

「顕著なのがDVD付録です。25周年記念の今号では、アペンドディスクにしましたが、いつもは、テレビで見られるビデオ映像にしているんです。それが、読者から好評だったりします」(大澤氏)

 25周年を迎えた号では、表紙に「今月もTVで楽しめる美しょゲーH動画もアリ!!」の文字が。まさか、これが読者を奮い立たせる要素になっているとは!!

 とはいえ、アダルトゲーム全盛期に比べると広告が減り、ページ数が減少したのは事実。ただ、これは業界が縮小して宣伝費が減ったからというわけではない。宣伝費が、数字が見えやすいネットやイベントへと移行しているからだという。それでもまだなお「BugBug」に広告出稿する制作会社が多いのには、理由がある。

「ネットで情報を得る人が増えている中で、雑誌を購入する人は、実際にゲームを購入する可能性も高い、手堅いユーザーなのです」(同)

 改めて「BugBug」という雑誌が、コアなアダルトゲームユーザーとライト層、その両方の股間に刺さる誌面づくりになっているという姿が浮かび上がってくる。

 同業他誌が次々と姿を消していく中で、勝ち残りとなった「BugBug」。25周年を迎え、すでに30周年も視野に入っているといっても、言い過ぎではないだろう。さらなる長寿雑誌への道が確固たるものになるかどうかは、アダルトゲーム業界の動向にかかっている。

 アダルトゲームにおける紙芝居的なAVG(アドベンチャーゲーム)形式というものは、今後も変わる気配はない。ブラウザゲームも次第に存在感を増しているが、まだ現行のスタイルに取って代わるものにはなっていない。あちこちで熱い視線を送られているVRも同様だ。以前記事にしたように、アダルトVRを扱うムックも発売されたりしているが、大ヒットには至っていない。というのも、VRの衝撃を楽しむには、スマホなどを用いた簡易なものでは力不足。どうしても、高価なヘッドセットなどが必要になるからだ。

「VRは、うまくいけば盛り上がると思うので、そこまでは頑張りたいと思っています。近年、Steam(DLゲーム販売サイト)も盛り上がっていますし、業界自体は、まだ盛り上がる余地があります」(同)

 さらに、同人タイトルには有望なものが増えているという。

「今や、個人レベルでアダルトゲームを制作するのも当たり前になってきています。実用重視の作品には、そうした制作スタイルのものも多いのです。これは、お手軽に二次元をオカズにしたい層と合致しているんです。そうしたものも、誌面で紹介していきたいと思っています」(同)

 あくまで「雑誌」という軸からぶれることなく、コアユーザー以外も楽しめる情報を雑多に紹介していくという精神性。それが25周年を達成した秘訣なのか。

 現状維持ではなく、新たな編集者も加わり誌面強化に乗り出しているという「BugBug」。むしろ、二次元をオカズにできる人々が増えいている中で、さらにアダルトゲーム業界が拡大する気配すらあるように見える。
(文=昼間たかし)

ついに創刊25周年を達成! アダルトゲーム市場縮小の中で、なぜ専門誌「BugBug」は続いているのか?

 アダルトゲーム関連の老舗月刊誌「BugBug」(富士美出版)が、10月発売の2017年11月号で、創刊25周年を迎えた。アダルトゲーム市場が縮小しているといわれるようになってから、長い年月がたっている。一時は毎月2ケタの雑誌が発売されたこともあるアダルトゲーム雑誌も、今ではわずか数誌となった。そうした中で、サン出版から富士美出版へと出版元を移籍しながら健闘を続ける同誌のマス大澤編集長に、これまでとこれからを聞いた。

 マス大澤氏が編集長に就任したのは1999年。アダルトゲームが隆盛期を迎える直前だった。それから数年。『Kanon』『To Heart』といった、今も語られる名作の登場によって、アダルトゲーム業界は、我が世の春を謳歌する時期を迎えた。雑誌に広告を出稿する制作会社も多く、ページ数も今より3~4割近く分厚かった。当時を知る者にとっては、業界の縮小と共に雑誌も右肩下がりの傾向にあるのではないかと思ってしまう。

 ところが、マス大澤氏は「実際に数々の業界誌が休刊しましたが、うちは安定傾向にある」というのである。

 もともとグラビア雑誌出身のマス大澤氏は、誌面の作り方として、雑誌単体で楽しめるという方針を一貫させてきた。それが顕著なのは、同誌のメインであるゲーム紹介ページ。

 同業他誌と比べると一目瞭然だが、画像の配置がかなり特徴的なのである。近年では、廉価な作品も増えてきたとはいえ、アダルトゲームは比較的高価なコンテンツ。あれもこれもと買うことはできない。そうした中にあって「BugBug」の雑誌としての特徴は、コアなオタク層だけでなく、二次元“も”オカズに使いたいという嗜好周辺のライト層も取り込み、固定読者をつかんで離さないこと。

「顕著なのがDVD付録です。25周年記念の今号では、アペンドディスクにしましたが、いつもは、テレビで見られるビデオ映像にしているんです。それが、読者から好評だったりします」(大澤氏)

 25周年を迎えた号では、表紙に「今月もTVで楽しめる美しょゲーH動画もアリ!!」の文字が。まさか、これが読者を奮い立たせる要素になっているとは!!

 とはいえ、アダルトゲーム全盛期に比べると広告が減り、ページ数が減少したのは事実。ただ、これは業界が縮小して宣伝費が減ったからというわけではない。宣伝費が、数字が見えやすいネットやイベントへと移行しているからだという。それでもまだなお「BugBug」に広告出稿する制作会社が多いのには、理由がある。

「ネットで情報を得る人が増えている中で、雑誌を購入する人は、実際にゲームを購入する可能性も高い、手堅いユーザーなのです」(同)

 改めて「BugBug」という雑誌が、コアなアダルトゲームユーザーとライト層、その両方の股間に刺さる誌面づくりになっているという姿が浮かび上がってくる。

 同業他誌が次々と姿を消していく中で、勝ち残りとなった「BugBug」。25周年を迎え、すでに30周年も視野に入っているといっても、言い過ぎではないだろう。さらなる長寿雑誌への道が確固たるものになるかどうかは、アダルトゲーム業界の動向にかかっている。

 アダルトゲームにおける紙芝居的なAVG(アドベンチャーゲーム)形式というものは、今後も変わる気配はない。ブラウザゲームも次第に存在感を増しているが、まだ現行のスタイルに取って代わるものにはなっていない。あちこちで熱い視線を送られているVRも同様だ。以前記事にしたように、アダルトVRを扱うムックも発売されたりしているが、大ヒットには至っていない。というのも、VRの衝撃を楽しむには、スマホなどを用いた簡易なものでは力不足。どうしても、高価なヘッドセットなどが必要になるからだ。

「VRは、うまくいけば盛り上がると思うので、そこまでは頑張りたいと思っています。近年、Steam(DLゲーム販売サイト)も盛り上がっていますし、業界自体は、まだ盛り上がる余地があります」(同)

 さらに、同人タイトルには有望なものが増えているという。

「今や、個人レベルでアダルトゲームを制作するのも当たり前になってきています。実用重視の作品には、そうした制作スタイルのものも多いのです。これは、お手軽に二次元をオカズにしたい層と合致しているんです。そうしたものも、誌面で紹介していきたいと思っています」(同)

 あくまで「雑誌」という軸からぶれることなく、コアユーザー以外も楽しめる情報を雑多に紹介していくという精神性。それが25周年を達成した秘訣なのか。

 現状維持ではなく、新たな編集者も加わり誌面強化に乗り出しているという「BugBug」。むしろ、二次元をオカズにできる人々が増えいている中で、さらにアダルトゲーム業界が拡大する気配すらあるように見える。
(文=昼間たかし)

乃木坂46・衛藤美彩輩出の「ミスマガジン」7年ぶり復活の謎――講談社のしたたかな“ゼニ勘定”

 かつて斉藤由貴や細川ふみえなどを輩出した講談社の名門オーディション「ミスマガジン」が、7年ぶりに復活するという。

 ミスマガジンは1982年にスタートし、同オーディションからは斉藤らのほかにも、中川翔子や岩佐真悠子、北乃きい、倉科カナ、新川優愛といった今をときめく女優やタレントが誕生してきた。だが、2011年度を最後に休止し、それ以降は後継オーディションとして「ミスiD」が開催されている。

「最後となった11年度の『ミスマガジン』グランプリには、後に乃木坂46の“福神メンバー”常連となる衛藤美彩、準グランプリには田原俊彦の娘の綾乃美花(現在は田原可南子に改名)が輝いています。しかし、衛藤は乃木坂でブレークするまではサエないグラドルに過ぎなかったし、田原に至っては、いまだにパッとせず。かつての名門オーディションも、その威光が完全に薄れていました」(コミック誌編集者)

 後継オーディションの「ミスiD」は、稲村亜美や玉城ティナを輩出しており、今さらミスマガジンを復活させる意図とは何なのだろうか。

「かつては発行部数が100万部を超えていた『ヤングマガジン』(講談社)も現在は約38万部、400万部以上あった姉妹誌の『少年マガジン』も昨年に100万部を割り込むなど、低落傾向に歯止めがかかりません。もっと雑誌と密接に連動したオーディションでグラドルをしっかり囲い込み、部数増につなげていきたいのでしょう」(同)

 加えて、写真集の売り上げも期待できるという側面もある。

「講談社は、今世紀最高の25万部の売り上げを記録している乃木坂46・白石麻衣の写真集『パスポート』の発行元です。また、同社から出ている衛藤の『話を聞こうか。』にしても、発行部数が10万部を突破しています。1万部を超えればヒットと言われる写真集の中で、異例のベストセラーですよ。新たなキラーコンテンツとして、写真集に注目するのは無理からぬところ。そう考えると、新人よりも、写真集の売り上げに直結するタレントの発掘が一番の目的でしょう。その証拠に、『ミスマガジン』の応募資格は、過去の芸能活動歴は不問だし、現役グループアイドルでもOKですからね」(同)

 果たして、新生「ミスマガジン」から、第2の白石や衛藤が生まれるのか。けだし見物である。

恋愛相談に「好きにすればいい」!? Kis-My-Ft2 千賀健永の回答に、藤ヶ谷太輔が「最低!」

 Kis-My-Ft2がパーソナリティを務めているラジオ『Kis-My-Ft2 キスマイRadio』(文化放送)の11月1日深夜の放送にて、千賀健永が「答えをリスナーに放り投げる」というスタイルの恋愛相談を行い話題を呼んでいたが、12月6日深夜の放送では『キスマイ超BUSAIKU!?』(フジテレビ系)で、女性をキュンとさせ続けている“恋愛王子”こと藤ヶ谷太輔とともに、再び恋愛相談を行った。

 まず紹介された相談は、「クラスの男子に食事に何回も誘われるけれど、あまり行きたくない。うまく断る方法はないですか?」というもの。この相談に対し、藤ヶ谷は「断りたいんだったら、『私、気になる人がいるからそういうの行けない』って。男子からしたら、『あ、オレじゃないんだ』っていうのと『この人は別の人に意識行ってるんだな』と。その方が諦めそうじゃない?」とさすがの回答。

 一方千賀は、「そもそもなんで行きたくないかだよね。嫌いなのかな。『何か良い断り方ありませんか』っていうよりも1回行ってみて、本当に『私、この人苦手だわ』って思ったらまた(メッセージを)送ってきて」と、まったく別のアドバイスを導き出した。藤ヶ谷が「それ、地獄だよね」ととがめるも、「シンプルに『関わらないでほしい』みたいなこと言っちゃうのも有りだけどね!」と徐々にアドバイスが雑になっていく千賀。そして最終的には、「断り方は自由にお願いします! 何でもいいです。好きにお願いします」と斬新な締め方をした。

 もうひとつは、「この夏に別れた彼氏には、もう新しい彼女がいる。それなのに彼の鞄には私がプレゼントしたキーホルダーが今も付いている。外すように言ったほうがいいですか、放っておいたほういいですか?」という相談。ここでも、“恋愛王子”こと藤ヶ谷が「勘違いパターンがこの子(リスナー)にとって、一番かわいそうかなって。『彼女も居るんだし外した方がいいよ』って言った時に、『物に罪はなくね?』みたいな。そうなった時、この子も傷ついちゃうじゃない。だから、放っておいたほうがいいんじゃない?」と、ズバッとアドバイスを送った。

 これには千賀も同意したものの、ここで引くような男ではなかった。「オレは、『実は元カノが一番好きだ』って理由で付けているって思うから、何か言った時関係が戻っちゃうかもしれないよね。戻っていいならアクション起こしてもいいかもよ」と、リスナーをけしかけたのだ。藤ヶ谷は「難しいよ。戻ったら戻ったで今の彼女とギクシャクしたり……」と反論するも、千賀は「まあ、どっちでもいいってことだよね。好きにすればってこと」と、再び回答を放り投げた。最終的には藤ヶ谷に「雑だし、まとめがひどい」「最低だな」と呆れられ、恋愛相談は幕を閉じたのであった。

 11月1日深夜放送回でも、宮田俊哉に呆れられていた千賀の恋愛相談へのアドバイス。メンバーだけでなく、リスナーからも呆れられなければ良いのだが……。

“ブラック企業”イメージ一掃に躍起のTBS 「過酷労働」吉田明世アナの負担を急軽減!

 

 TBSが、“ブラック企業”イメージの払拭に躍起になっているようだ。

 事の発端となったのが、同局人気ナンバー1の吉田明世アナが生本番中に訴えた体調不良だった。吉田アナは10月29日の『サンデー・ジャポン』生放送中に体調不良を訴え、途中退席。さらに3日の同番組の放送中にも、同じ理由で退席した。吉田アナが同日、自身のインスタグラム、Twitterで、貧血を起こしたことが原因で、第1子を妊娠していると発表。これを受け、ネット民は騒然となり、「妊婦に過酷労働を強いるなんて、TBSはブラック企業だ!」といった趣旨で、TBSはバッシングされるハメになった。

 現在、吉田アナは朝の帯番組『ビビット』をはじめ、『サンジャポ』『爆報! THE フライデー』『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』『有田哲平の夢なら醒めないで』、TBSラジオ『たまむすび』(月曜パーソナリティー)と6本の番組を担当。『ビビット』と日曜の『サンジャポ』は生放送であるため、2015年春から、“週6勤務”を余儀なくされてきた。

 生放送がない土曜が唯一のオフとなっていたが、収録が入ってしまえば、“週7勤務”となり、まさしくブラックそのものだったのだ。

 同局では、吉田アナの妊娠による体調不良を受け、『ビビット』への帯での出演を、11月17日で終了させ、翌週より水曜~金曜のみ出演に軽減した。それでも、3日に吉田アナが再び途中退席したことで、10日の『サンジャポ』はスタジオ出演ではなく、自宅から出演させるという異例の措置。この放送で、出産予定日は夏前と明らかにし、年内で同番組を卒業することを発表した。

 11日の『たまむすび』では、来年3月まで同番組に出演予定と明かした上で、「TBSはブラック企業でもなんでもないですし、アナウンサーの体を一番に思ってくれてる会社なので」と発言。これまた、ネット民からは「火消しのため、吉田アナに言わせてる」「ブラック企業でないなら、週6勤務なんてさせない」と批判のタネになりそうな気配だ。

 吉田アナは、14年10月から、田中みな実アナの退社に伴い、『サンジャポ』の進行アシスタントに就任。帯とはいえ低視聴率の『ビビット』より、人気番組『サンジャポ』の方が、吉田アナの人気アップによっぽどつながったはずで、本人にとっても、早々の卒業決定には複雑な思いがあるに違いない。

 生放送中の途中退席がきっかけとなり、来年1月から、吉田アナの負担は一気に軽くなるが、問題なのは、その後任だ。

「TBSは14年以降、女子アナの採用に力を入れてきましたから、人がいないわけではありませんが、大事な番組を任せられるところまで、若手が育っていないのが現状です。ハッキリ言って『ビビット』は視聴率が悪いため後任は誰でもいいでしょうが、『サンジャポ』は看板番組の一つだけに、そうもいきません。ルックスのみならず、バラエティ的なセンスが必要。その意味では、宇垣美里アナあたりが候補に浮上しそうですが、“肉食系”であるため、スキャンダルが心配ですね」(テレビ誌関係者)

 果たして、同局が『サンジャポ』進行アシスタントの後任に誰を指名するのか、注目されるところ。
(文=田中七男)

NON STYLE・井上裕介、インスタ公開写真が『ONE PIECE』ファンから反響のワケ 

 12月12日、お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介が自身のインスタグラムを更新。現在開催中の「東京ワンピースタワー」に行き、マンガ『ONE PIECE』(集英社)の人気キャラクターであるゾロとサンジの間に挟まり、まるで2人の喧嘩を止めに入っているような構図の写真を投稿。

 「ゾロとサンジのケンカを止めて来た」というコメントと、「#漫画の世界に入ったみたい」というハッシュタグも合間って、まるでマンガの中のキャラクターになったかのような構図に、ファンもさまざまなコメントを寄せていた。

 中には「おんなじ構図で撮りました!」など、同じく東京ワンピースタワーを訪れたファンが井上とまったく同じ構図で写真を撮ったというコメントが寄せられており、井上のファンだけでなくONE PIECEファンの反響も呼んでいる。

 また「キモいけどかわいい」「仕留められる側だろ」など一見辛辣だがファンからのイジリともとれるようなコメントも寄せられており、いいね! も現時点で10,000を迎えようとしている。

 人気のマンガキャラを使い「ケンカを止めている」ようにも「カツアゲされている」ようにも見える構図は好評のようだ。