山下智久、今井翼、キスマイ……年明けにジャニーズ離脱者続出の動き! 飯島三智氏「CULEN」に大量移籍へ

 来年早々にも、ジャニーズ事務所の所属タレントが大量離脱するという情報が流れている。

 その筆頭に挙げられているのが、山下智久と今井翼。それに、元SMAPチーフマネジャー・飯島三智氏が担当していたグループ、Kis-My-Ft2のメンバーだ。

 山下は死にかけていたフジテレビの“月9ドラマ”を『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』で蘇らせ、同ドラマの映画も来年公開が決まっている。その好調ぶりで、一見ジャニーズとの関係は良好に思われるが、実際はそうではないようだ。

 昨年、山下は事務所が取ってきたドラマの仕事を断り、飯島氏が持ち込んだ中国の映画を選んだことがあった。それが、ジャニーズの後継者である藤島ジュリー景子副社長の怒りを買い、ドラマ『ボク、運命の人です。』(日本テレビ系)で、主演の座を同じ事務所の亀梨和也に奪われることとなった。同作品では助演という屈辱を味わわされ、山下は事務所に対する反感を持ったようだ。

 また、9月にアイドルデュオ「タッキー&翼」の活動休止を表明した今井は、以前から、タッキー(滝沢秀明)ばかりを優遇する事務所に不満を募らせていた。

 キスマイ(Kis-My-Ft2)に至っては、飯島氏がSMAPの独立・解散騒動の責任を取って、事務所を退社して以降、飼い殺し状態になっている。メンバーの中で一番人気のある玉森裕太が、退社後に飯島氏と密会していたという情報もある。

 さらにジャニーズJr.についても、事務所からの退所が相次いでいるという。彼らの移籍先は、飯島氏が役員を務め、元SMAP・稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人が所属するCULENではないかとみられている。

 その理由は、飯島氏の手腕と人望にある。

 飯島氏はジャニーズを追放同然に辞めた後、大手芸能プロ・田辺エージェンシーの田邊昭知社長に協力を求めるも拒絶され、一時は芸能界での影響力はなくなったといわれていた。

 だが、新事務所のCULENに元SMAPの3人を所属させ、次々にプロモーションを成功させるなど、その実力は健在であることが証明された。AbemaTV『72時間ホンネテレビ』では、IT業界への人脈の広さも明らかになったが、業界を問わず飯島氏を頼りにする人は多いという。現に、元フジテレビの社員やジャニーズの有能なマネジャーたちもCULENに参加している。

 ことの始まりは、2015年1月の「週刊文春」(文藝春秋)に掲載された、メリー喜多川副社長のロングインタビューである。このインタビュー中、メリー副社長は、一人娘のジュリー景子氏のライバルといわれていた飯島氏を呼びつけて「(娘と)対立するならSMAPを連れていっても今日から出て行ってもらう。あなたは辞めなさい」と激しく恫喝したことから、ジャニーズ帝国崩壊の危機が始まった。

 その後、国民的アイドルグループだったSMAPを解散させて、3人を退所に追い込んだのは誤算だった。結果、年間100億円近い売り上げが消えただけでなく、“SMAPを解散させた”と世間の反感を買ってしまい、事務所の信用を失墜させた。SMAPの解散決定後、事務所に届く入所希望の履歴書が激減したという話もある。

 また、ハリウッドの大物プロデューサーがセクハラでハリウッドを追放となったニュースが記憶に新しいが、後に世界的に有名な指揮者にもセクハラが浮上し、出演中止の処分となった。日本でも今後、かつて週刊誌などでも騒がれた、ジャニー喜多川社長の“ゲイセクハラ疑惑”が再浮上するといわれている。

 筆者が1997年8月に『ジャニーズ帝国崩壊』(鹿砦社)を出版してから約20年。その後も筆者の予測を裏切り、盤石の体制を維持し続けてきたジャニーズだが、帝国崩壊はやっと現実味を帯びてきたのかもしれない。
(文=本多圭)

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デリヘル窃盗の元アイドルは「姫イド隊・佐藤美命」――風俗店スタッフ以外にも被害が……

 “裁判ウォッチャー”として知られる芸人・阿曽山大噴火が、11月30日付のTwitterで、“元アイドル”の公判を傍聴したことをツイートし、ネットユーザーの間で大騒ぎになっている。12月13日発売の「週刊アサヒ芸能」(徳間書店)では詳細が報じられるも、実名は伏せられていたが、関係者への取材によって、ついにアイドルの正体を特定した。

 騒動の発端は、阿曽山大噴火が「今日の公判予定を見ると、窃盗の被告人が元アイドルの名前と同じ。同姓同名かと思って傍聴したら本人…。レギュラー番組が終わり、女優を目指すも上手くいかず、デリヘルの体験入店をしたら待機所が無施錠だと知り、別日に侵入してデリヘル嬢の財布からお金を盗ったという事件。法廷に響くアニメ声」と、ツイートしたこと。ネット上では「元アイドルって誰?」と注目を集め、すでにさまざまな元アイドルの名前が浮上している。

「そんななか、『アサヒ芸能』が元アイドルのイニシャルをM・Sとした上で、彼女が起こした事件内容の記事を掲載。同誌によれば、Mは今年9月に都内のホテヘル店の待機所に侵入し、女性従業員の財布から現金8万円を盗んでいたそうです」(司法記者)

 後日、Mが再び同店待機所に忍び込んで他人のリュックサックを物色していたところ、警戒していた従業員に取り押さえられ、そのまま現行犯逮捕されたという。

「Mは以前、同ホテヘルに体験入店しており、待機所の入り口が施錠されていないことを把握して犯行に及んだとみられていますが、肝心の実名は明かされていません。しかも、ネット上で予想されている元アイドルたちも、実際のところはみんな無関係……。M・Sの正体は、かつて声優ガールズユニット・姫イド隊に所属していた佐藤美命という元アイドルなんです」(同)

 彼女にはすでに懲役2年、執行猶予3年の有罪判決が下されているが、この事件で迷惑を被ったのはホテヘル関係者だけではない。

「実際にはまったく関係なかったのに、ネット上に名前が出てしまった元アイドルやその所属事務所は、今回のことで大迷惑していますよ。現在、各事務所がまとめサイトなどにクレームを入れて削除させている状況です」(芸能プロ関係者)

 佐藤には、窃盗以外でも迷惑をかけてしまった人が大勢いることを自覚し、猛省してもらいたいものだ。

デリヘル窃盗の元アイドルは「姫イド隊・佐藤美命」――風俗店スタッフ以外にも被害が……

 “裁判ウォッチャー”として知られる芸人・阿曽山大噴火が、11月30日付のTwitterで、“元アイドル”の公判を傍聴したことをツイートし、ネットユーザーの間で大騒ぎになっている。12月13日発売の「週刊アサヒ芸能」(徳間書店)では詳細が報じられるも、実名は伏せられていたが、関係者への取材によって、ついにアイドルの正体を特定した。

 騒動の発端は、阿曽山大噴火が「今日の公判予定を見ると、窃盗の被告人が元アイドルの名前と同じ。同姓同名かと思って傍聴したら本人…。レギュラー番組が終わり、女優を目指すも上手くいかず、デリヘルの体験入店をしたら待機所が無施錠だと知り、別日に侵入してデリヘル嬢の財布からお金を盗ったという事件。法廷に響くアニメ声」と、ツイートしたこと。ネット上では「元アイドルって誰?」と注目を集め、すでにさまざまな元アイドルの名前が浮上している。

「そんななか、『アサヒ芸能』が元アイドルのイニシャルをM・Sとした上で、彼女が起こした事件内容の記事を掲載。同誌によれば、Mは今年9月に都内のホテヘル店の待機所に侵入し、女性従業員の財布から現金8万円を盗んでいたそうです」(司法記者)

 後日、Mが再び同店待機所に忍び込んで他人のリュックサックを物色していたところ、警戒していた従業員に取り押さえられ、そのまま現行犯逮捕されたという。

「Mは以前、同ホテヘルに体験入店しており、待機所の入り口が施錠されていないことを把握して犯行に及んだとみられていますが、肝心の実名は明かされていません。しかも、ネット上で予想されている元アイドルたちも、実際のところはみんな無関係……。M・Sの正体は、かつて声優ガールズユニット・姫イド隊に所属していた佐藤美命という元アイドルなんです」(同)

 彼女にはすでに懲役2年、執行猶予3年の有罪判決が下されているが、この事件で迷惑を被ったのはホテヘル関係者だけではない。

「実際にはまったく関係なかったのに、ネット上に名前が出てしまった元アイドルやその所属事務所は、今回のことで大迷惑していますよ。現在、各事務所がまとめサイトなどにクレームを入れて削除させている状況です」(芸能プロ関係者)

 佐藤には、窃盗以外でも迷惑をかけてしまった人が大勢いることを自覚し、猛省してもらいたいものだ。

ベッキーが中居正広との結婚に「たまに言われる~」、イチロー&関ジャニ∞と励まし食事会。反感買うネタ連発!

 12月12日深夜に放送された笑福亭鶴瓶(65)MCのトーク番組『チマタの噺』(テレビ東京系)にベッキー(33)が出演。活動自粛していた頃の生活や、今の正直な心境などを赤裸々に語っていた。

 鶴瓶は、週刊誌やネットニュースなどの記事は一切読まないものの見出しは目に入るそうで、叩かれる芸能人が可哀想だと語り、近年は中居正広(45)をよく見かけたことを明かした。するとベッキーは、「2016年 インターネットで記事になったランキング」で中居は3位だったと説明し、さらに1位は自分だったと自虐。そこで、鶴瓶は2位が誰だったのかと聞いたのだが、ベッキーが黙ってしまったことでようやく察し「あ、わかった」「エライこと聞いたわ」と質問を取り下げた。番組内では明かされなかったが、もちろん2位はゲスの極み乙女。・川谷絵音(29)である。

 その後、恋愛の話題になると、鶴瓶が不倫騒動の詳細を何も知らないと明かすと、ベッキーは「そう言ってくれる人がやっぱりいて、『記事は記事、ここの関係性はここの関係性。ここは何も変わらない』って言ってくれる人が身近にいたので私は救われました」と語った。ベッキーは名前を出さなかったものの、鶴瓶は「中居な」「優しい男やからね」と名指しで指摘すると、ベッキーも「どれだけ救われただろう。自分が大変なのに私のことも考えてくれたり」と中居に救われたことを告白。これに鶴瓶が「結婚したらどうやねん、中居と」とベッキーに提案したところ「それたまに言われる~」「お騒がせカップル。いろいろ乗り越えた2人が(笑)」と笑いながら答えた。

 これを受け、ネット上では「中居くんを同類のように言わないで!」「中居くんは事務所のトラブルに立ち向かったけど、お前は自分のケツを汚して自分で拭いてるだけだろ」「いろいろ乗り越えたって、ベッキーは何を乗り越えたっていうの?」「中居くんファンがモヤモヤするのわからないのかな?」と中居と自身を“お騒がせ”とくくったベッキーに批判が続出。

 さらに、不倫騒動後、鶴瓶のもとにプロ野球のイチロー(44)から連絡が入り、ベッキーを交えた食事会が開催されたことも明かされた。面識のない2人だが、イチローはベッキーを心配し「ベッキーは今どうしてねん?」と、とにかく会いたがっていたそう。そこで鶴瓶が2人を会わせるための食事会を開き、鶴瓶、ベッキー、イチロー、関ジャニ∞の村上信五(35)と大倉忠義(32)が出席したという。

 同食事会についてベッキーは「イチローさんって大スターすぎるし、会えないですよ」「本当に幸せでした」「素敵な人でした」と感想を口にしたのだが、これに対してもネット上では「好感度を上げるためとしか思えない話」「はいはい、みんな心配してくれて良かったですね」「イチローまで出してイメージ回復か」「関ジャニを巻き込まないで」といった辛辣な声が相次いでいる。

 番組の最後には、今後の活動について釣瓶が「(騒動を)自分の経験の中のひとつとしてなんかするっていうかね」とアドバイスすると、ベッキーは「どうせそういうことを経験したのなら、経験値を活かして人に何かを伝えたりとかしたいなとは思ってます」と答えていた。これに釣瓶がドラマで騒動に関連するような役が来たらどうするのか問うと「……実際もう来てます。バリバリ来てますね」と苦笑いを浮かべたベッキー。釣瓶は「嘘!? もう来てんの!? なんやこの世界は……まだ癒えてないやろそこまで」と嘆いて締めていた。

 何をしても叩かれる状態になっているベッキー。今回のように中居やイチロー、関ジャニ∞との交流を明かすことで彼らのファンを逆なでし、「たくさんの芸能人が心配していた」という事実は、ベッキーアンチの反感を買うことになる。確かに、もっと各所を配慮したコメントも出来たとは思うが、芸能界のビッグネームたちがこぞって心配したほど、騒動時のベッキーへの風当たりは異常なものだったと言えるだろう。

 同番組でも釣瓶は「(騒動を)世間は何度も蒸し返すで」と指摘していたが、ネット社会の今、一度犯してしまった失態はおそらく消えることはない。しかし、大スキャンダルを経験したベッキーだからこそ出来ることがあるはずだ。今後、彼女が何を発信していくのか注目していきたい。

(ボンゾ)

ベッキーが中居正広との結婚に「たまに言われる~」、イチロー&関ジャニ∞と励まし食事会。反感買うネタ連発!

 12月12日深夜に放送された笑福亭鶴瓶(65)MCのトーク番組『チマタの噺』(テレビ東京系)にベッキー(33)が出演。活動自粛していた頃の生活や、今の正直な心境などを赤裸々に語っていた。

 鶴瓶は、週刊誌やネットニュースなどの記事は一切読まないものの見出しは目に入るそうで、叩かれる芸能人が可哀想だと語り、近年は中居正広(45)をよく見かけたことを明かした。するとベッキーは、「2016年 インターネットで記事になったランキング」で中居は3位だったと説明し、さらに1位は自分だったと自虐。そこで、鶴瓶は2位が誰だったのかと聞いたのだが、ベッキーが黙ってしまったことでようやく察し「あ、わかった」「エライこと聞いたわ」と質問を取り下げた。番組内では明かされなかったが、もちろん2位はゲスの極み乙女。・川谷絵音(29)である。

 その後、恋愛の話題になると、鶴瓶が不倫騒動の詳細を何も知らないと明かすと、ベッキーは「そう言ってくれる人がやっぱりいて、『記事は記事、ここの関係性はここの関係性。ここは何も変わらない』って言ってくれる人が身近にいたので私は救われました」と語った。ベッキーは名前を出さなかったものの、鶴瓶は「中居な」「優しい男やからね」と名指しで指摘すると、ベッキーも「どれだけ救われただろう。自分が大変なのに私のことも考えてくれたり」と中居に救われたことを告白。これに鶴瓶が「結婚したらどうやねん、中居と」とベッキーに提案したところ「それたまに言われる~」「お騒がせカップル。いろいろ乗り越えた2人が(笑)」と笑いながら答えた。

 これを受け、ネット上では「中居くんを同類のように言わないで!」「中居くんは事務所のトラブルに立ち向かったけど、お前は自分のケツを汚して自分で拭いてるだけだろ」「いろいろ乗り越えたって、ベッキーは何を乗り越えたっていうの?」「中居くんファンがモヤモヤするのわからないのかな?」と中居と自身を“お騒がせ”とくくったベッキーに批判が続出。

 さらに、不倫騒動後、鶴瓶のもとにプロ野球のイチロー(44)から連絡が入り、ベッキーを交えた食事会が開催されたことも明かされた。面識のない2人だが、イチローはベッキーを心配し「ベッキーは今どうしてねん?」と、とにかく会いたがっていたそう。そこで鶴瓶が2人を会わせるための食事会を開き、鶴瓶、ベッキー、イチロー、関ジャニ∞の村上信五(35)と大倉忠義(32)が出席したという。

 同食事会についてベッキーは「イチローさんって大スターすぎるし、会えないですよ」「本当に幸せでした」「素敵な人でした」と感想を口にしたのだが、これに対してもネット上では「好感度を上げるためとしか思えない話」「はいはい、みんな心配してくれて良かったですね」「イチローまで出してイメージ回復か」「関ジャニを巻き込まないで」といった辛辣な声が相次いでいる。

 番組の最後には、今後の活動について釣瓶が「(騒動を)自分の経験の中のひとつとしてなんかするっていうかね」とアドバイスすると、ベッキーは「どうせそういうことを経験したのなら、経験値を活かして人に何かを伝えたりとかしたいなとは思ってます」と答えていた。これに釣瓶がドラマで騒動に関連するような役が来たらどうするのか問うと「……実際もう来てます。バリバリ来てますね」と苦笑いを浮かべたベッキー。釣瓶は「嘘!? もう来てんの!? なんやこの世界は……まだ癒えてないやろそこまで」と嘆いて締めていた。

 何をしても叩かれる状態になっているベッキー。今回のように中居やイチロー、関ジャニ∞との交流を明かすことで彼らのファンを逆なでし、「たくさんの芸能人が心配していた」という事実は、ベッキーアンチの反感を買うことになる。確かに、もっと各所を配慮したコメントも出来たとは思うが、芸能界のビッグネームたちがこぞって心配したほど、騒動時のベッキーへの風当たりは異常なものだったと言えるだろう。

 同番組でも釣瓶は「(騒動を)世間は何度も蒸し返すで」と指摘していたが、ネット社会の今、一度犯してしまった失態はおそらく消えることはない。しかし、大スキャンダルを経験したベッキーだからこそ出来ることがあるはずだ。今後、彼女が何を発信していくのか注目していきたい。

(ボンゾ)

ダルちゃん、インテグレート……「女性の抑圧」を描く作品のモヤモヤ分岐点は”誰に何を語らせるか”

 資生堂のWEBサイト「花椿」で毎週木曜日に連載されている漫画「ダルちゃん」(はるな檸檬)が話題になっています。

 24歳の派遣社員・丸山成美は、人間に擬態して生きていますが、実はダルダル星人のダル山ダル美というのが正体です。ダルちゃんは毎日、なんとか人様の前に出てもよい人間の女になるよう、シャワーを浴び、メイクをして、ストッキングとハイヒールを履いて仕事に向かいます。ダルちゃんの“擬態”が他人ごととは思えない女性は多いのではないでしょうか。

 ダルちゃんは、人間の世界に合わせようと必死で暮らすうちに、擬態がうまくなりすぎました。ゴミの片づけやコピー、お茶くみなどをこなしていくうちに、会社に居場所を得たような気にもなっていきます。そんな中、職場の飲み会で同僚のスギタに絡まれ、それも擬態のうちと周囲のやり方を見て笑ってやりすごしていたダルちゃんは、経理のサトウさんから呼び出され「あなたはね、あいつ(スギタ)のマスターベーションに笑顔で付き合わされたの」「簡単につけこまれて人生を支配されちゃうよ」と注意を受けます。

 なぜサトウさんにそんなことを言われなくてはいけないのだろう、と戸惑うダルちゃんですが、次第にサトウさんこそ間違っていると考えるようになり、誘われるままスギタとふたりで飲みにいきます。スギタに認められたと思ったダルちゃんは、サトウさんに対して、女として“勝った”と思うのです。

 こうした描写に対しては賛否両論がありました。男性目線を内面化しすぎたダルちゃんに嫌悪感を持つ人もいれば、ダルちゃんの行動に嫌悪感を抱きながらも、「自分にもダルちゃんのように擬態してやり過ごしてきた経験がある」「ダルちゃんは私だ」と思う人もいたようでした。反対に「サトウさんこそ私だ」と思った人も、「ダルちゃんもサトウさんも私だ」と思った人もいたでしょう。

 私自身も、派遣社員として働いていたこともあり、擬態してやりすごせている人が自分よりうまく会社になじめているように見えて、そうできたらどんなに楽だろうかという気分になったこともあります。だからスギタのことは憎めても、ダルちゃんを嫌いになったり、漫画に嫌悪感を持ったりという気分にはなれませんでした。

 近年は、社会の抑圧が存在することや、そこに過剰に内面化してしまう女性や、その抑圧をはねのけようとする女性を描いた作品がたくさんあり、そのたびに物議を醸してきました。

 そのとき、誰がどう抑圧しているかという設定次第で、読者は安心して見られることもあるし、違和感を覚えたりすることもあるのだということを、「ダルちゃん」を読んだことで整理することができました。

資生堂インテグレート「カワイイをアップデート」が炎上した理由

資生堂INTEGRATE公式サイトより
 2015年に放送されていた資生堂インテグレートのCMを覚えているでしょうか。25歳を迎える女性の誕生日を祝う場面で、友人から「今日からあんたは女の子じゃない」と宣言されるセリフが炎上し、放送中止になりました。実はこのCM、今冷静になって見てみると、「大人の女性になりたいと願う人たちを応援したいという当CMの制作意図が十分に伝わらなかった」という企業側の言い訳も、あながち嘘ではないのかもしれません。

 彼女たちは、25歳を迎えたことを「めでたくない」といい、その理由を「ちやほやされないし褒めてもくれない、下にはキラッキラした後輩 週末ごとにアップされる結婚式の写真…」「カワイイという武器はもはやこの手には…ない」と語ります。その後、「カワイイをアップデートできる大人になるか、このままステイか」という二択で、三人が前者を選ぶという結末を迎えます。

 インテグレートの女性たちがいう「ちやほやされないし褒めてもくれない」状況は、女性を「若さ」や「見た目」で測る社会の呪いを羅列しているのであって、問題提起として悪くありません。しかし、三人の女性たちは、「カワイイをアップデートすること」で、その呪いをのりきろうとする描写は、これまでと同様、呪いに対する過剰適応のアップデートをしていこうという宣言にもとられてしまうわけです。

 おそらく「アップデートする」こと自体は、「大人になる」という意味であって、悪い表現ではなかったようにも感じます。問題は“カワイイ”の解釈でしょう。“カワイイ”は本来、悪い意味の言葉ではありません。しかし「カワイイという武器はもはやこの手には…ない」というセリフがあったために、「“カワイイ”は女性を抑圧する社会に過剰適応をするための武器」と解釈できるようになってしまっていたのです。「大人の女性になりたいと願う人たちを応援したい」という意図で作られたはずのCMが炎上してしまった理由には、描き方やセリフに誤解させる部分が確かにあったと思われます。

誰がそのセリフを吐いているかがキー

『民衆の敵』公式サイトより
 最近、『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ)という月9ドラマでもインテグレートのCMと似たような状況が描かれていました。

 このドラマ、視聴率は芳しくありませんが、描いていることは至極まっとうで、多様性のある生き方を否定したり、女性の抑圧を助長する意図のない作品だとわかります。もっとも以前も書いたように(『奥様は、取り扱い注意』『監獄のお姫さま』……「フェミニズム的な話は世間に受けない」はウソ)、今クールの作品は、女性の抑圧をはねのける作品が多くみられ、もはやスタンダードになりつつあるのかもしれません。

 『民衆の敵』には、前田敦子演じる元グラビアアイドルの小出未亜という議員がいます。小出は、かつて太っていて、ダイエットしていじめられなくなったという過去がありました。そのころの写真を高橋一生演じる藤堂誠という議員に見せたところ「かわいいは正義…(ということですか)」と指摘され、小出は「でもいつまでもかわいくなんかいられないでしょ、だからかわいいに変わる力を手に入れないと」と返します。これこそ、インテグレートのCMが描ききれなかった意図ではないかと思いました。

 インテグレートのCMは、「いつまでもかわいくなんかいられない」からこそ、「大人のカワイイをアップデートしよう(=もっと世間の価値観にあわせていこう)」と見られてしまいました。しかし『民衆の敵』では、「いつまでもかわいくなんかいられない」からこそ、「かわいいとは違う力を手に入れ抑圧をはねのけよう」という意味にとれるものになっていました。

『東京タラレバ娘』(講談社)
 25歳を超えた女性に対する表現といえば、去年ドラマ化もされた漫画『東京タラレバ娘』(講談社)にも、「酔って転んで男に抱えて貰うのは25歳までだろ」「もう女の子じゃないんだから」「30代は自分で立ち上がれ」というセリフがありました。インテグレートのCMとさほど変わらないメッセージですが、炎上するどころか「刺さる」というアラサーの読者、視聴者が続出しました。これも考えてみれば、『民衆の敵』と同じく「カワイイに変わる力を持って立ち上がらないといけない」と言っているのであって、単に「抑圧を受け入れて適応しろ」と言っているわけではありません。

 ただ、このセリフにモヤモヤしていた人も多くいました。理由は、そのセリフを言ったのが、KEY(坂口健太郎)という25歳のモデルだったこと、KEYがクソ男なのかそうじゃないのか曖昧だったということが大きいのだと思います。

 同じセリフを、坂口健太郎演じるKEYではなく、ダルちゃんに出てくるスギタのように、あきらかに女性を抑圧しているとわかる、もっと言えばミソジニーを持った悪役に言わせたら読者は、「悪い人が言っているのだから、これは反発を覚えていいパターンだ」と感じ、この描写・作品は、抑圧をあきらかにして、そこに対して嫌悪感を覚えるためにあるのだなと気づくことができます。

 ただ、KEYという存在は、当初はヒロインの倫子を鼓舞する存在なのか、単に嫌な奴なのか、しかもそれを単なるおせっかいで言っているのか、ミソジニーから言っているのかがけっこう謎でした。なまじかっこよくて、ヒロインの倫子ともいい関係になったりするけれど、それが一夜限りの関係なのか、実はそこから本当に良きパートナーになるのかが見えにくく(とはいえ、なんとなくやっぱり王子様であるというのはみんなの間でも自明で)、しかも言っていることも、上から目線だけど、間違ってもいない。決して本当のクソ男ではないという、曖昧な「善」のキャラクターが、抑圧するような、その実、女性に抑圧から解放されてほしいような微妙なセリフを言ってくるからこそ、ある人は「刺さる」といい、ある人は「これはどうなのか」と反論をしたのだと思われます(ただ、KEYは作者自身の目線を投影しているそうなので、そう考えればまた別の見方もできそうなのですが)。

 あのKEYが一目でわかるミソジニー持ちのクソ男であれば、こんなに混乱することはなかったのです。なぜなら、クソ男が「もう女の子じゃないんだから」と言ったら、ヒロインは「うるせー知るか」と言い返せるし、もしヒロインが言い返さなくても、読者が「うるせー、お前が言うな!」と読みながら突っ込めるからです。そのとき、「イケメンである」か否かは関係ありません、重要なのはミソジニー男か否かという一点だけなのです。KEYのキャラクターに曖昧なところがあるからこそ、続きが気になって連載を読み続けてしまう人はいたわけだし、最後の最後まで見れば、抑圧を助長する意図だけでこの作品が書かれていたわけではないことも理解できたわけですが。

根っからのクソ男のほうがまだマシ?
 ただ、「自分の足で立つ」ということに、男性キャラの助言ではなく、ヒロインたち本人が自分で失敗しながら気づくほうが、すっきりするのではないでしょうか。

 そういう意味で『民衆の敵』の小出は、自分でそれに気づいていたし、そして彼女にそんなエピソードを聞かされる藤堂が、彼女に対して偉そうに上から目線で助言をしないところも、よくできていたと思いました。

 一方の『ダルちゃん』では、スギタはミソジニー持ちのクソ男であるという明確な意図をもって作者が描いていると思われます。だからこそ、見ている私たちは、「スギタうるせー」とか「スギタは本当にひどい男だ」と感じることができるし、『ダルちゃん』という作品が単なる女性のミソジニーを増幅させたり抑圧するために描かれた作品ではないと、大方の読者には理解されていると思います。

 以前とりあげた『伊藤くんAtoE』もまた、クソ男をきちんとミソジニーを持ったクソ男と描くことで、女性が同性に感じていたミソジニーという呪いから解き放たれる様子を描いていました。ダルちゃんもきっと、ハッと自分が抑圧されていることに気づき解放されるのではないかと予想できます(『伊藤くん』でも『ダルちゃん』でもクソ男は、女性が処女であると知ったときの反応が同じなのも興味深いものがあります)。

 こう見ていると、フィクションに限って言えば、したり顔で「女の子はかわいいを卒業してしっかり立て!」と鼓舞するキャラクターよりも、まだ根っからのクソ男のほうがマシにも思えてくるほどです。

 なぜなら、女の子扱いされるのは25歳までなどと女性に呪いをかけたのも男性社会なのに、その呪いに無関係な顔をして「呪いを解くのはオレの役割だ」と思っているようなキャラクターは、無意識に支配的であると感じるからです。この図式は、女性の活用とか、女性に輝けと言っているくせに、そのメンバーが男性だらけで女性がいないという構図にも似ています。こうした構図にモヤモヤするのは、女性を輝かせるのも活用するのも救うのもそのヒントを与えるのも男性であるというおごりが見えるからなのではないでしょうか。

ダルちゃん、インテグレート……「女性の抑圧」を描く作品のモヤモヤ分岐点は”誰に何を語らせるか”

 資生堂のWEBサイト「花椿」で毎週木曜日に連載されている漫画「ダルちゃん」(はるな檸檬)が話題になっています。

 24歳の派遣社員・丸山成美は、人間に擬態して生きていますが、実はダルダル星人のダル山ダル美というのが正体です。ダルちゃんは毎日、なんとか人様の前に出てもよい人間の女になるよう、シャワーを浴び、メイクをして、ストッキングとハイヒールを履いて仕事に向かいます。ダルちゃんの“擬態”が他人ごととは思えない女性は多いのではないでしょうか。

 ダルちゃんは、人間の世界に合わせようと必死で暮らすうちに、擬態がうまくなりすぎました。ゴミの片づけやコピー、お茶くみなどをこなしていくうちに、会社に居場所を得たような気にもなっていきます。そんな中、職場の飲み会で同僚のスギタに絡まれ、それも擬態のうちと周囲のやり方を見て笑ってやりすごしていたダルちゃんは、経理のサトウさんから呼び出され「あなたはね、あいつ(スギタ)のマスターベーションに笑顔で付き合わされたの」「簡単につけこまれて人生を支配されちゃうよ」と注意を受けます。

 なぜサトウさんにそんなことを言われなくてはいけないのだろう、と戸惑うダルちゃんですが、次第にサトウさんこそ間違っていると考えるようになり、誘われるままスギタとふたりで飲みにいきます。スギタに認められたと思ったダルちゃんは、サトウさんに対して、女として“勝った”と思うのです。

 こうした描写に対しては賛否両論がありました。男性目線を内面化しすぎたダルちゃんに嫌悪感を持つ人もいれば、ダルちゃんの行動に嫌悪感を抱きながらも、「自分にもダルちゃんのように擬態してやり過ごしてきた経験がある」「ダルちゃんは私だ」と思う人もいたようでした。反対に「サトウさんこそ私だ」と思った人も、「ダルちゃんもサトウさんも私だ」と思った人もいたでしょう。

 私自身も、派遣社員として働いていたこともあり、擬態してやりすごせている人が自分よりうまく会社になじめているように見えて、そうできたらどんなに楽だろうかという気分になったこともあります。だからスギタのことは憎めても、ダルちゃんを嫌いになったり、漫画に嫌悪感を持ったりという気分にはなれませんでした。

 近年は、社会の抑圧が存在することや、そこに過剰に内面化してしまう女性や、その抑圧をはねのけようとする女性を描いた作品がたくさんあり、そのたびに物議を醸してきました。

 そのとき、誰がどう抑圧しているかという設定次第で、読者は安心して見られることもあるし、違和感を覚えたりすることもあるのだということを、「ダルちゃん」を読んだことで整理することができました。

資生堂インテグレート「カワイイをアップデート」が炎上した理由

資生堂INTEGRATE公式サイトより
 2015年に放送されていた資生堂インテグレートのCMを覚えているでしょうか。25歳を迎える女性の誕生日を祝う場面で、友人から「今日からあんたは女の子じゃない」と宣言されるセリフが炎上し、放送中止になりました。実はこのCM、今冷静になって見てみると、「大人の女性になりたいと願う人たちを応援したいという当CMの制作意図が十分に伝わらなかった」という企業側の言い訳も、あながち嘘ではないのかもしれません。

 彼女たちは、25歳を迎えたことを「めでたくない」といい、その理由を「ちやほやされないし褒めてもくれない、下にはキラッキラした後輩 週末ごとにアップされる結婚式の写真…」「カワイイという武器はもはやこの手には…ない」と語ります。その後、「カワイイをアップデートできる大人になるか、このままステイか」という二択で、三人が前者を選ぶという結末を迎えます。

 インテグレートの女性たちがいう「ちやほやされないし褒めてもくれない」状況は、女性を「若さ」や「見た目」で測る社会の呪いを羅列しているのであって、問題提起として悪くありません。しかし、三人の女性たちは、「カワイイをアップデートすること」で、その呪いをのりきろうとする描写は、これまでと同様、呪いに対する過剰適応のアップデートをしていこうという宣言にもとられてしまうわけです。

 おそらく「アップデートする」こと自体は、「大人になる」という意味であって、悪い表現ではなかったようにも感じます。問題は“カワイイ”の解釈でしょう。“カワイイ”は本来、悪い意味の言葉ではありません。しかし「カワイイという武器はもはやこの手には…ない」というセリフがあったために、「“カワイイ”は女性を抑圧する社会に過剰適応をするための武器」と解釈できるようになってしまっていたのです。「大人の女性になりたいと願う人たちを応援したい」という意図で作られたはずのCMが炎上してしまった理由には、描き方やセリフに誤解させる部分が確かにあったと思われます。

誰がそのセリフを吐いているかがキー

『民衆の敵』公式サイトより
 最近、『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ)という月9ドラマでもインテグレートのCMと似たような状況が描かれていました。

 このドラマ、視聴率は芳しくありませんが、描いていることは至極まっとうで、多様性のある生き方を否定したり、女性の抑圧を助長する意図のない作品だとわかります。もっとも以前も書いたように(『奥様は、取り扱い注意』『監獄のお姫さま』……「フェミニズム的な話は世間に受けない」はウソ)、今クールの作品は、女性の抑圧をはねのける作品が多くみられ、もはやスタンダードになりつつあるのかもしれません。

 『民衆の敵』には、前田敦子演じる元グラビアアイドルの小出未亜という議員がいます。小出は、かつて太っていて、ダイエットしていじめられなくなったという過去がありました。そのころの写真を高橋一生演じる藤堂誠という議員に見せたところ「かわいいは正義…(ということですか)」と指摘され、小出は「でもいつまでもかわいくなんかいられないでしょ、だからかわいいに変わる力を手に入れないと」と返します。これこそ、インテグレートのCMが描ききれなかった意図ではないかと思いました。

 インテグレートのCMは、「いつまでもかわいくなんかいられない」からこそ、「大人のカワイイをアップデートしよう(=もっと世間の価値観にあわせていこう)」と見られてしまいました。しかし『民衆の敵』では、「いつまでもかわいくなんかいられない」からこそ、「かわいいとは違う力を手に入れ抑圧をはねのけよう」という意味にとれるものになっていました。

『東京タラレバ娘』(講談社)
 25歳を超えた女性に対する表現といえば、去年ドラマ化もされた漫画『東京タラレバ娘』(講談社)にも、「酔って転んで男に抱えて貰うのは25歳までだろ」「もう女の子じゃないんだから」「30代は自分で立ち上がれ」というセリフがありました。インテグレートのCMとさほど変わらないメッセージですが、炎上するどころか「刺さる」というアラサーの読者、視聴者が続出しました。これも考えてみれば、『民衆の敵』と同じく「カワイイに変わる力を持って立ち上がらないといけない」と言っているのであって、単に「抑圧を受け入れて適応しろ」と言っているわけではありません。

 ただ、このセリフにモヤモヤしていた人も多くいました。理由は、そのセリフを言ったのが、KEY(坂口健太郎)という25歳のモデルだったこと、KEYがクソ男なのかそうじゃないのか曖昧だったということが大きいのだと思います。

 同じセリフを、坂口健太郎演じるKEYではなく、ダルちゃんに出てくるスギタのように、あきらかに女性を抑圧しているとわかる、もっと言えばミソジニーを持った悪役に言わせたら読者は、「悪い人が言っているのだから、これは反発を覚えていいパターンだ」と感じ、この描写・作品は、抑圧をあきらかにして、そこに対して嫌悪感を覚えるためにあるのだなと気づくことができます。

 ただ、KEYという存在は、当初はヒロインの倫子を鼓舞する存在なのか、単に嫌な奴なのか、しかもそれを単なるおせっかいで言っているのか、ミソジニーから言っているのかがけっこう謎でした。なまじかっこよくて、ヒロインの倫子ともいい関係になったりするけれど、それが一夜限りの関係なのか、実はそこから本当に良きパートナーになるのかが見えにくく(とはいえ、なんとなくやっぱり王子様であるというのはみんなの間でも自明で)、しかも言っていることも、上から目線だけど、間違ってもいない。決して本当のクソ男ではないという、曖昧な「善」のキャラクターが、抑圧するような、その実、女性に抑圧から解放されてほしいような微妙なセリフを言ってくるからこそ、ある人は「刺さる」といい、ある人は「これはどうなのか」と反論をしたのだと思われます(ただ、KEYは作者自身の目線を投影しているそうなので、そう考えればまた別の見方もできそうなのですが)。

 あのKEYが一目でわかるミソジニー持ちのクソ男であれば、こんなに混乱することはなかったのです。なぜなら、クソ男が「もう女の子じゃないんだから」と言ったら、ヒロインは「うるせー知るか」と言い返せるし、もしヒロインが言い返さなくても、読者が「うるせー、お前が言うな!」と読みながら突っ込めるからです。そのとき、「イケメンである」か否かは関係ありません、重要なのはミソジニー男か否かという一点だけなのです。KEYのキャラクターに曖昧なところがあるからこそ、続きが気になって連載を読み続けてしまう人はいたわけだし、最後の最後まで見れば、抑圧を助長する意図だけでこの作品が書かれていたわけではないことも理解できたわけですが。

根っからのクソ男のほうがまだマシ?
 ただ、「自分の足で立つ」ということに、男性キャラの助言ではなく、ヒロインたち本人が自分で失敗しながら気づくほうが、すっきりするのではないでしょうか。

 そういう意味で『民衆の敵』の小出は、自分でそれに気づいていたし、そして彼女にそんなエピソードを聞かされる藤堂が、彼女に対して偉そうに上から目線で助言をしないところも、よくできていたと思いました。

 一方の『ダルちゃん』では、スギタはミソジニー持ちのクソ男であるという明確な意図をもって作者が描いていると思われます。だからこそ、見ている私たちは、「スギタうるせー」とか「スギタは本当にひどい男だ」と感じることができるし、『ダルちゃん』という作品が単なる女性のミソジニーを増幅させたり抑圧するために描かれた作品ではないと、大方の読者には理解されていると思います。

 以前とりあげた『伊藤くんAtoE』もまた、クソ男をきちんとミソジニーを持ったクソ男と描くことで、女性が同性に感じていたミソジニーという呪いから解き放たれる様子を描いていました。ダルちゃんもきっと、ハッと自分が抑圧されていることに気づき解放されるのではないかと予想できます(『伊藤くん』でも『ダルちゃん』でもクソ男は、女性が処女であると知ったときの反応が同じなのも興味深いものがあります)。

 こう見ていると、フィクションに限って言えば、したり顔で「女の子はかわいいを卒業してしっかり立て!」と鼓舞するキャラクターよりも、まだ根っからのクソ男のほうがマシにも思えてくるほどです。

 なぜなら、女の子扱いされるのは25歳までなどと女性に呪いをかけたのも男性社会なのに、その呪いに無関係な顔をして「呪いを解くのはオレの役割だ」と思っているようなキャラクターは、無意識に支配的であると感じるからです。この図式は、女性の活用とか、女性に輝けと言っているくせに、そのメンバーが男性だらけで女性がいないという構図にも似ています。こうした構図にモヤモヤするのは、女性を輝かせるのも活用するのも救うのもそのヒントを与えるのも男性であるというおごりが見えるからなのではないでしょうか。

戸田恵梨香と成田凌、もう破局!? 「フライデー」取材車との接触事故で“器の小ささ”露呈か

 10月に写真週刊誌「フライデー」(講談社)にスッパ抜かれて交際が発覚した女優・戸田恵梨香と俳優・成田凌に、破局情報が浮上している。

 2人は東京・渋谷区をドライブ中、たまたま張り込んでいたフライデーの車と接触事故を起こし、期せずして正体がバレてしまった。対照的だったのはフライデーに“身バレ”した時の2人の対応だ。

 名刺を差し出された戸田が「アハハ! すごいですね」と大笑いしたのに対し、成田は小動物のように陰に身を潜めていたという。しかも、2人が乗っていた高級外車は戸田の所有だったが、運転していたのは成田。本来ならば、接触事故を起こした成田が記者の矢面に立つべき状況だった。関係者によると「あの報道を機に、2人には距離ができたといいます。戸田さんには、成田さんが頼りなく見えてしまったのかもしれません」という。

 だが、実際は成田の方から距離を置き始めたという。スポーツ紙記者の話。

「フライデーの記事ではおとなしかった成田さんですが、実はオラオラ系で有名。自分より格下だと見なした思う無名アイドルや女優には、一線を越えた直後に素っ気ない態度に変わることも多いそうです。プライドが高く、フライデーの報道で『器が小さい』と世間に見られてしまったことは心外だったでしょう」

 もともと2人は「遊び感覚だった」という話もあるが、成田としては自分より“男らしい”戸田が重荷に感じられたかもしれない。

「成田さんはあの騒動後、周囲に『マジで終わったと思った』と泣きを入れていたそうです。ブレークして間もないだけに、焦るのは無理もありませんが……」(同)

 しばらくは、仕事に集中した方がよさそうだ。

戸田恵梨香と成田凌、もう破局!? 「フライデー」取材車との接触事故で“器の小ささ”露呈か

 10月に写真週刊誌「フライデー」(講談社)にスッパ抜かれて交際が発覚した女優・戸田恵梨香と俳優・成田凌に、破局情報が浮上している。

 2人は東京・渋谷区をドライブ中、たまたま張り込んでいたフライデーの車と接触事故を起こし、期せずして正体がバレてしまった。対照的だったのはフライデーに“身バレ”した時の2人の対応だ。

 名刺を差し出された戸田が「アハハ! すごいですね」と大笑いしたのに対し、成田は小動物のように陰に身を潜めていたという。しかも、2人が乗っていた高級外車は戸田の所有だったが、運転していたのは成田。本来ならば、接触事故を起こした成田が記者の矢面に立つべき状況だった。関係者によると「あの報道を機に、2人には距離ができたといいます。戸田さんには、成田さんが頼りなく見えてしまったのかもしれません」という。

 だが、実際は成田の方から距離を置き始めたという。スポーツ紙記者の話。

「フライデーの記事ではおとなしかった成田さんですが、実はオラオラ系で有名。自分より格下だと見なした思う無名アイドルや女優には、一線を越えた直後に素っ気ない態度に変わることも多いそうです。プライドが高く、フライデーの報道で『器が小さい』と世間に見られてしまったことは心外だったでしょう」

 もともと2人は「遊び感覚だった」という話もあるが、成田としては自分より“男らしい”戸田が重荷に感じられたかもしれない。

「成田さんはあの騒動後、周囲に『マジで終わったと思った』と泣きを入れていたそうです。ブレークして間もないだけに、焦るのは無理もありませんが……」(同)

 しばらくは、仕事に集中した方がよさそうだ。

現役高校生の東京B少年・浮所飛貴、“カンニング疑惑”で校内騒然? 「本当なら停学処分」と波紋

 メジャーデビューはしていないものの、多くのファンを抱え、コンサートやテレビ・ラジオ出演など、幅広い活躍を見せるジャニーズJr.。中でも、2016年11月に結成したばかりの若手ユニット「東京B少年」の勢いはすさまじく、今年10月31日には、同じくJr.の若手ユニット「HiHi JET」と合同で写真集 『GALAXY BOX』(集英社)を発売した。初週で3.3万部を売り上げており、デビュー組に勝るとも劣らない人気を誇っていることを証明してみせた。

 アイドルとしての活動は“順調”と言って間違いないが、私生活では苦労が絶えないよう。今、ファンの間で東京B少年・浮所飛貴の学生生活に関するウワサが飛び交っている。

 浮所は現在、都内の有名進学高校に通っており、“高学歴Jr.”として紹介されることも。しかし、浮所と同校に通う生徒が12月11日、自身のTwitterに「4番カンニング証拠写真 おれがとったぜ」と投稿。「うきしょ」と書かれた答案用紙を写したと思われる写真も投稿している。これにより、浮所がテストでカンニングをしたのではないか、というウワサが広まってしまったのだ。

 さらに、学生の母親コミュニティでは“停学”という情報まで出ているとか。浮所が通う学校の関係者と思われる人物が「浮所くんの停学の噂は月曜日すでに生徒達の間で広まってたよ ママ交友が広い学校だから即拡散されてかわいそう」「総合テスト(他の学校の期末試験に当たるもの)でカンニングをしたという噂が学校中に広まっているみたいです。もしそれが本当なら停学処分なので、そう噂されているのだと思います」などとネット上に投稿しており、学校内では生徒のみならず、親にまでウワサが広がっているようだ。

 また、浮所と同じ学校に通う生徒たちも「来年は浮所たそと同学年になれると思ってたのに…」「カンニングバレるなんて奴もまだまだ修行が足りない」などとネット上に投稿。誰でも閲覧可能なアカウントで投稿しているため、ファンの不安を煽ってしまっているようだ。

 東京B少年といえば、メンバーの那須雄登も有名進学高校に通っている高学歴Jr.。しかし今年9月ごろ、教室に入ろうとする那須にむかって「3、2、1、東京B少年~!」と男子生徒が叫び、他の生徒が「イエ~イ!」と盛り上がる様子が収められた、約8秒の動画がネット上に流出。那須が俯きながら教室に入っていく姿が映っていたのと、「那須からいじめの相談を受けていた」という人物が現れたため、学生生活がうまくいっていないのではないかと心配するファンが続出していた。

 ファンとしては真偽が気になるところだろうが、まずは“アイドル”としての彼らの姿を信じ、応援するべきだろう。