「北朝鮮のミサイルごときでギャーギャー言うな」妙な輝きを放つ長嶋一茂の言動は、現代において貴重なサンプルか!?

“ミスタージャイアンツ”長嶋茂雄は、伝説とでもいうべきエピソードに事欠かない。松井秀喜について「松井くんにはもっとオーロラを出してほしい」と発言したり、ビートたけしをゴルフに誘っておきながら、ゴルフ場で会うなり「たけしさん、今日はゴルフですか?」と通り過ぎようとしたり、野球観戦で後楽園球場に一茂を連れていくも、息子を置いて一人で帰宅してしまった「一茂置き去り事件」など。

 そして現在、タレント、コメンテーターとして活躍する長嶋一茂。彼へ父親から野球の才能が受け継がれたか否かは議論を必要とするが、キャラクターに関しては、類いまれなる資質を受け継いでいるように思う。年を重ねるごと、一茂の言動は妙な輝きを帯びてきているのだ。

 まず、12月3日に放送された『ウチくる!?』(フジテレビ系)を振り返りたい。現在、『羽鳥慎一モーニングショー』(テレビ朝日系)のコメンテーターを務めている一茂だが、そこでの衝撃発言が番組内で紹介されたのだ。

・北朝鮮のミサイルごときでギャーギャー言うな

 この発言についての一茂の言い分は以下だ。

「ミサイル問題を隠れみのに拉致被害者の問題が一向に進展しないのはシャクに触る。ミサイルは釧路市の上空を通っていった。当時、あの辺はサンマ漁のピークだったが、漁の船などが帰されて漁師たちは打撃を受けた。目先で起こった出来事をイチイチ騒いでいても、北朝鮮の思うツボ」(一茂)

・「希望の党」の党員は希望が持てない顔をしている

「この通りだね! やっぱり先見の明があったね、俺は。若狭さん、もういないんだから」(一茂)

 プライベートでの一茂も破天荒だ。話はソルトレイクシティ五輪の頃に遡る。取材で現地を訪れた一茂、そして松岡修造の2人は、ランチをしにハンバーガーショップへ足を運んだ。しかし、店内は満員。一方、ドライブスルーの列はガラガラであった。これを見た一茂と松岡は中腰になり、車に乗っているかのような姿勢でハンバーガーを注文しに行ったというのだ。

「2人で『腹減ったね?』って話になって。たまたまドライブスルー見たら車が1台もなくて、CLOSEになってないから『これ、あり得るんじゃないの?』って」

「エアーでハンドル持ってる感じで、窓を開けるふりして“Can I have two burgers, please?”(ハンバーガーを2つください)。そしたら、店員の人が“No!”って。だって、車見えないんだから(笑)」(一茂)

 子どもじゃないんだから。完全に思考が常人離れしてしまっているようだ。

■「今、俺の味方は家族しかいない」と、承知の上の一茂

 

 ほかの番組でも、一茂は異彩を放っている。例えば、12月14日放送『とんねるずのみなさんのおかげでした』(フジテレビ系)。この日、石原良純、大鶴義丹という同世代2人と共に番組へゲスト出演した際も、一茂は振り切れていた。

 スマホの電源をカメラの前でようやく落とし「今、電源が落ちました!」と木梨憲武に報告する一茂。続けて、「俺も(警察に)捕まりそうになったことはやってきた。捕まってないだけだから、結果的に」と、とんでもないことを口走るのだ。

 また、本人がいない場所でも一茂は話題になっている。11月25日放送『おしゃべりオジサンと怒れる女』(テレビ東京系)に、クロスフィットトレーナーのAYAが出演。この時、彼女は「興味がないふうにしていたクセに通い始めた」と、一茂に対する怒りをあらわにした。

 某番組にゲスト出演したAYAは、自身が考案したトレーニングをスタジオで紹介。すると、ほかのタレントは興味深く食いついたものの、一茂だけは「俺、こういうのやんないから」「いい、いい」という態度を貫き、「怒ってるのかな?」とAYAを緊張させてしまったという。しかしその2日後に一茂からジムへ電話が入り、結果的に彼はプライベートで入会を希望。そこから今まで、一茂はAYAの指導を受け続けているというのだ。

「なんでスタジオでそんな態度取られていたのか、わかんないんですけど……」と、戸惑いを吐露するAYA。たしかに一茂の言動は不可解だが、それが長嶋一茂なのだろう。この話を聞いた千原ジュニアは、思わず「なんやねん!? 一緒に家の壁に落書きしに行きましょうや!」とAYAに呼び掛けている。

 このように周囲からの視線を一切構わず、好き勝手に振る舞う一茂だが、これらの振る舞いは意識的なものだと一茂は告白する。以下は、『ウチくる!?』での発言だ。

「これで大批判が来るんだったら、ドンドン受けないと。ネガティブなことをドンドン受けたら、次は必ずプラスが訪れる」

「自分に対する評価とか批判を気にしていたら、自分の人生を歩めなくなる」

「味方51人:反対49人くらいが理想だけど、まあ、俺の味方は今、たぶん家族以外いない(笑)」

「俺もここ3~4年でそういう考え方になった。自分でそういうふうにしようと思ったから」

 まさに言いっぱなし、やりっぱなしといえる昨今の長嶋一茂だが、逆に言えば達観の領域に入ってきたと言えなくもない。SNSの普及で炎上リスクを気にしがちな現代だからこそ、彼の存在は余計に際立つ。
(文=寺西ジャジューカ)

ラストシーンに武井咲不在! 日テレ『今からあなたを~』大コケでディーン・フジオカの“黒歴史”確定へ

 ついに最終回を迎えたディーン・フジオカ&武井咲ダブル主演ドラマ『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)。17日放送の第9話(最終回)は、前回から0.1ポイントダウンの6.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。全話平均は6.1%でした。

 思い返せば、初回8.0%で始まったものの、第6話で4%台にまで落ち込み、最後まで低空飛行。これが記念すべき民放連ドラ初主演となったおディーン様ですが、今後「なかったこと」にしても、みんな許してくれると思います。もう1人の主演女優さんに、のっぴきならない事情がありましたから……。

 そんな不運なおディーン様ですが、筆者は13日放送の生音楽特番『2017 FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ系)の振る舞いに震えました。同ドラマの主題歌「Let it snow!」など2曲を披露しましたが、不安定な歌声とは裏腹に、自信に満ち溢れた表情の数々! やはり女性ならば、本能的に自信のある男性に「ついて行きたい!」と思ってしまうもの。歌と歌の間に、さりげなく「Merry Christmas」と言ったときは、武井ばりに孕んでしまうかと思いました。

 そんなわけで、最終回のあらすじを振り返ります。

※前回までのレビューはこちら
http://www.cyzo.com/tag/今からあなたを脅迫します

■おディーン様の語学力が生きる!

 財団法人「雨垂れの会」代表の富永(真野響子)に殺された稚奈(わかな・松下奈緒)の敵を討つため、裏路地の中国人からチャカを調達する脅迫屋・千川(ディーン)。中国語でのやり取りが続き、5カ国語を操る(らしい)おディーン様の魅力が爆発していました。さすが、台湾でくすぶっていただけのことはありますね。『FNS歌謡祭』で披露していた英語より自然です。

 千川の復讐を止められなかった澪(武井)は、栃乙女(島崎遥香)に「ごめんなさい、私が千川さんを止められなかったせいで……」と謝罪。正直、筆者には千川と澪の絆の深さがイマイチ感じられないため、思い上がり発言にしか聞こえませんが、とにかく澪は罪の意識を感じている模様。そんな澪に、栃乙女は謎のスプレーを渡します。

 この日、ホールでクリスマスチャリティパーティーの準備をしていた「雨垂れの会」ですが、千川が施設内のセキュリティシステムを操作したため、警報機が発動。参加者を外へ避難させる富永に向かって、千川は銃口を向けますが、澪が前に立ちはだかり、スプレーをシュッ! 千川はその場に気絶してしまいました。

 脅迫屋のアジトに戻った澪は、「千川さんと2人きりにしていただけませんか?」と栃乙女、目黒(三宅弘城)、スナオ(間宮祥太朗)を外へ出し(だから、あんた千川のなんなんだよ……)、「人の命を奪う千川さんを見たくない」「人を救う、正しい脅迫をしてください」と懇願。これを受け、千川は「脅迫屋としてケリをつける」と約束します。

■「サンキュ」がダサカッコイイ!

 早速、千川たち(澪はアジトで留守番)は再び「雨垂れの会」の施設へ。富永の手下たちが襲い掛かりますが、千川が華麗なパンチや回し蹴りで次々と倒していきます。今回のバトルシーンは、たっぷり約4分間。最終回にふさわしく、カッコイイおディーン様が満載です。

 富永のもとへたどり着いた千川は、「稚奈を殺した罪を認めろ」と要求。しかし、これまでの数々の殺人を“弱者を救うための正義”と思い込んでいる富永は、かつてこのやり方を否定した稚奈を「馬鹿正直で恩知らずな子!」と罵り始めます。

 この後、富永に銃口を向けた千川を止めようとしたスナオが、千川に撃たれてバタリ。今度はチャカを富永に渡し、「死んで(自殺して)、悲劇の指導者として崇められるか、俺を殺して善人に成りすまして生きるか、2つに1つだ」と選択を迫ります。これまで、自分の手は汚さずにきた富永ですが、今回は命が惜しくなり、千川に向けて発砲します。

 直後、むくりと起き上がるスナオ。チャカには、最初から弾は入っていませんでした。千川に「今からお前を脅迫する。犯した罪を償え。さもないと、人を救いたいと願うその心まで失うことになるぞ」と言われた富永は、自首を決意。

 その夜、千川たちはアジトで待っていた澪と合流し、クリスマスパーティーを実施。雪が降る中、千川が澪に聞こえないように「サンキュ」と小声でつぶやきます。

 ラストシーンは、千川の仕事シーンへ。脅迫相手に「今からあなたを脅迫します」と言った後、おディーン様のニコニコ顔が画面いっぱいに広がり、終了です。

■ラストシーンに武井不在

 何かとしゃしゃり出てくる澪への違和感が最後まで拭えませんでしたが、最終回としてはキレイにまとまっていた印象。何より、千川と澪のラブシーン的なものがなくてよかった……。最後に取って付けたようなラブ展開があるのではないかと、前回あたりからずっとビクビクしていたので。

 また、回を追うごとに登場シーンが減っていき、“不思議な存在”となり、ついには“邪魔くさい存在”になってしまった澪だけに、ラストシーンがおディーン様のソロショットだったのも一安心。やはり、武井の事情に付き合わされたおディーン様の扱いとしては、これくらいであってほしいものです。よかった、よかった。

 で、連ドラが好評だと、その後、スペシャルドラマを制作しがちな日テレですが、同作の続編はないでしょうね。最初からはまり役だった三宅のドロボーぶりと、島崎のハッカーぶりが見られないのは寂しいですが、ドラマとしてはコケてしまいましたから、仕方のないことです……。

 なお、次クールの同枠は、山崎賢人がホストを演じる『トドメの接吻』。何やら、キスして死んじゃう“邪道ラブストーリー”だそうです。想像が付きませんが、今から楽しみです。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

NHK大河ドラマ『直虎』、歴代ワースト3位でさびしく幕! 主演・柴咲コウは井上真央の“二の舞”も……

 柴咲コウが主演を務めたNHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(日曜午後8時~)の最終回(第50話)が17日、10分拡大で放送され、視聴率は12.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)どまりだった。低迷するフジテレビの『Cygames THE MANZAI 2017~プレマスターズ~』(午後7時~10時24分)の12.7%にも敗れる始末で、最終回ながら盛り上がることもなく、さびしく幕を閉じた。

 全話平均は12.8%で、2015年『花燃ゆ』(井上真央主演)、12年『平清盛』(松山ケンイチ主演)の12.0%に次ぎ、歴代ワースト3位の惨状だった。

 初回は史上ワースト4位となる16.9%でスタートしたが、結果的にこれが最高となった。その後、15.5%、14.3%、16.0%、16.0%と続き、第6話で14.5%に降下すると、それ以降15%を超えることは1度もなかった。以後、10~14%台に低迷し、第38話以降は13%台にすら乗せられずじまいで、最低は第31話の10.6%。

「『花燃ゆ』と『平清盛』は、大河では異例の1ケタ台を連発し、低視聴率で話題になりました。『直虎』で不幸中の幸いと言えば、1ケタ転落が一度もなかった点でしょうか。ただ、柴咲には同情的な声も少なくありません。というのは、主人公が歴史的に著名ではない井伊直虎ということで、視聴者の関心そのものが低かったのです。制作費も昨年の『真田丸』(堺雅人主演)と比べると、明らかに少なかったですから。その点、ラッキーなのは、来年の『西郷どん』で主演する鈴木亮平でしょう。役者としての“格”的には劣りますが、なんせ主人公は、日本人なら誰もが知る歴史上の人物・西郷隆盛だけに、注目度が『直虎』とは雲泥の差です」(テレビ誌関係者)

“大河主演女優”の肩書きを手に入れた柴咲だが、今後の女優活動は決して順風満帆とはいきそうにない。

「柴咲は業界大手のスターダストプロモーションに所属していますが、昨年11月に、IT企業『レトロワグアース』を設立し、代表取締役兼CEOに就任しました。そして、ファンクラブ事業を自身の会社に引き継ぎ、レコードレーベルを立ち上げ、事実上、社内独立を果たしています。同社は今年10月、1億6,200万円の資金調達を実施したことを明らかにし、柴咲は歌手活動に意欲を見せているといいます。今後スターダストとのミゾが深くなれば、完全独立に向け動くことになりかねません。独立騒動が再燃すれば、どのテレビ局も柴咲の起用には慎重にならざるを得ず、来年の活動は不透明ですね」(スポーツ紙記者)

 本来なら、大河で主役を張れば、ステータスが上がるはずだが、『直虎』の視聴率は低迷し、世間的にも話題にならなかったことで、それは期待できそうにない。独立問題を抱えて、18年に突入する柴咲。『花燃ゆ』出演後に事務所を移籍した井上は、女優業復帰まで、2年もの期間を要した。女優業より、歌手活動に目が行っているという柴咲だけに、ヘタをすれば、井上の“二の舞”になりかねないだろう。
(文=田中七男)

V6最新ツアー『The ONES』はもちろん、秘蔵写真をたっぷり収録! V6ファン必見のフォトレポート!

 今、第2のブレイクを迎えつつあるV6。
最新ツアー「V6 LIVE TOUR 2017 The ONES」の模様をはじめ「カウントダウン2016‐2017」「V6プレイバック」とV6の魅力をたっぷり詰め込んだフォトレポート!

CONTENTS
V6 LIVE TOUR 2017 The ONES
2017年10月20日atエコパアリーナ(静岡)レポート・・・・4P~
岡田准一・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・22P~
三宅 健・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・32P~
森田 剛・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・42P~
井ノ原快彦・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・52P~
坂本昌行・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・62P~
長野 博・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・72P~
ジャニーズカウントダウン2016-2017・・・・・・・・・・82P~
V6プレイバック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98P~

■立ち読みはこちら

カテゴリー: 未分類

V6最新ツアー『The ONES』はもちろん、秘蔵写真をたっぷり収録! V6ファン必見のフォトレポート!

 今、第2のブレイクを迎えつつあるV6。
最新ツアー「V6 LIVE TOUR 2017 The ONES」の模様をはじめ「カウントダウン2016‐2017」「V6プレイバック」とV6の魅力をたっぷり詰め込んだフォトレポート!

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2017年10月20日atエコパアリーナ(静岡)レポート・・・・4P~
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V6プレイバック・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・98P~

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クセが強すぎる! 昭和のレジェンドレスラーを描く『プロレススーパースター列伝』とは?

 みなさんは、プロレスはお好きでしょうか? 40代、あるいは30代の男子なら、青春時代に一度はプロレスにハマった経験があるのではないでしょうか? 児童館でウエスタンラリアットやバックドロップ、コブラツイストに四の字固めなどを掛け合って瀕死になったのも、今はいい思い出です。あっ、今、技の掛け合いをしている子どもたち! 四の字固めをやられると本当にしばらく歩けなくなるから要注意な!!

 近年、プ女子と呼ばれる女性ファンを中心に、プロレスブームが再び復活の兆しがあるというニュースをチラホラ見かけるようになり、思わずうれしくなってしまったのですが、僕らがハマっていた1980年代のプロレスブームは、本当にすごかった。ジャイアント馬場の全日本プロレスにアントニオ猪木の新日本プロレスという、野球でいえばセ・パに相当する2大団体の存在。ファンの度肝を抜いた初代タイガーマスクの登場、そしてゴールデンタイムのTV中継、東スポの見出しが毎日のようにプロレスネタなどなど……実にいい時代でした。

 本日はそんなオールドプロレスファンの美化しきった思い出に、さらにブーストをかけてくれるであろうプロレスマンガの名作をご紹介したいと思います。その名も『プロレススーパースター列伝』(講談社漫画文庫ほか)。

『プロレススーパースター列伝』は巨人の星、あしたのジョー、タイガーマスクの故・梶原一騎先生が原作、作画が原田久仁信先生。以前ご紹介した『男の星座』(日本文芸社ほか)も、このコンビの作品でした。

 いわゆる馬場・猪木による昭和プロレス全盛の時代に活躍したプロレスラーたちが、いかにして成り上がっていったかを紹介する伝記的作品なのですが、出てくるレスラーがことごとくキャラが濃いのです。そしてクセの強さが尋常じゃない。まあプロレスラーってキャラが濃くてなんぼのところがありますけど、それにしても限度があります。あり得ないほどのヤバイエピソードと名言の数々……久しぶりに読み返したら、面白すぎて震えが止まらなくなりました。

 作品中で紹介されているプロレスラーは、スタン・ハンセン、アブドーラ・ザ・ブッチャー、アンドレ・ザ・ジャイアント、タイガー・ジェット・シン、ジャイアント馬場とアントニオ猪木、初代タイガーマスク、ハルク・ホーガン、ブルーザー・ブロディなどなど……いずれもレジェンド級の名レスラーばかりです。オススメは、「黒い呪術師」アブドーラ・ザ・ブッチャーが出てくるエピソード。本作品に出てくるレスラーは例外なく口が悪く、面白名ゼリフのオンパレードになっていますが、ブッチャーとブルーザー・ブロディのリング上での言い合いはもう最高です。

「きさまもステーキになりてえか!?」

「黒ブタがトンカツになりやがれ!!」

 ブッチャーはその巨体のため仕方ないのですが、とにかくかわいそうなぐらい黒ブタネタでイジられまくります。ブラックタイガーとの舌戦もすごいです。

「黒ブタ風情が黒いトラに対してでかい口をきくな!」

「あッ、いった、いった、ミーが一番トサカにくることを──!」

 ブタなのにトサカにくるとか……そんな面白い言い回し、実際は絶対言ってないと思うんですが、梶原先生のセンスで面白おかしく脚色されてます。

「インドの狂虎」と呼ばれるタイガー・ジェット・シンも、文字通りクレイジー。有名なエピソードとしては、「新宿伊勢丹路上乱闘事件」というのがありまして、アントニオ猪木と当時の奥さん、倍賞美津子が夫婦でショッピングをしていたところ、タイガー・ジェット・シンとその手下たちが襲いかかり、猪木をボコボコに、通行人が通報したためパトカー数台が出動して大騒ぎ、というガチの暴力事件がありました。その辺のエピソードも、しっかりマンガ化されています。

「ヘイッイノキ!! 大事な美人ワイフの目のまえでぶざまにブチのめしてやるぜ!」

「おまえは狂人か!?」

 こんなセリフのやり取りがあったのです。たとえ演出だったとしても、今だったらほんとに逮捕されそうでシャレになってません。当時のなんでもありなプロレスの雰囲気を象徴している事件といえます。

 本作品で大きくフィーチャーされている、初代タイガーマスクのエピソードも演出過剰すぎて目が離せません。タイガーマスクはデビュー前、メキシコの秘密養成所でプロレス修行を積んでおり、火の輪くぐりをしたり、マットが鉄板で電流が流れている、そんなリングでスパーリングしたり、ガラスの破片がちりばめられたサンドバッグでキックの練習をしたり、トゲのついたバーベルを持ち上げたり……などの拷問スレスレの特訓をして強くなったと紹介されています。今考えると、ほぼ原作マンガ『タイガーマスク』(講談社)の悪役レスラー養成機関「虎の穴」のエピソードと一緒で、あまりに出来すぎなのですが、連載当時、少年だった僕は、プロレスは100%リアルガチな格闘技だと思っていましたので、このマンガに描かれていることもすべて真実だと思って信じ切っていました。

 プロレスといえば、スポーツなのかショーなのか、格闘技なのかエンタメなのか、ガチなのか八百長なのかというグレーゾーンな議論が必ず付きまとっていたのですが、2001年に元新日本プロレスのレフリー・ミスター高橋氏が書いた暴露本『流血の魔術 最強の演技』(講談社+α文庫)で、すべて勝敗がはじめっから決まっているショーであることが明らかにされ、今までプロレスのグレーだった部分がクロで確定してしまったのです。

 これは僕らのように、薄々感づきながらもプロレスを格闘技だと信じ続けていたファンにとって、かなり衝撃的なことでした。と同時に『プロレススーパースター列伝』に書いてあったこともウソッパチだらけだったんだなあと、気づかされたものです。

 何しろ、作品中でアントニオ猪木が「だれも八百長などと疑わぬ、実力が全ての過激な新日本プロレス」って、思いっきり書いてますからね。

 とまあ、そういう経緯があり、プロレスはエンタメであると踏まえた上で改めて読んでみても、やっぱり『プロレススーパースター列伝』には色あせない面白さがあります。登場キャラが魅力的すぎるんですよね。この作品を読んだ後に、『流血の魔術 最強の演技』を併せて読むと、マンガでいかにも真実であるかのように描かれている伝説がことごとく否定されており、これはこれで非常に味わい深く楽しめますよ。
(文=「BLACK徒然草」管理人 じゃまおくん<http://ablackleaf.com/>)

◆「ザオリク的マンガ読み」過去記事はこちらから

ジャニーズの「トップイケメン」を決定! Dr.高須幹弥が全デビュー組から選ぶベスト5

【第53回】「高須幹弥センセイ、ジャニーズ1のイケメンは誰ですか?」
 この連載では、これまでジャニーズの全デビュー組アイドルグループ&デュオ計14組を顔面診断してきた。その中には、高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥先生から「東大クラス」「1000人に1人の逸材」などのお墨付きをもらった超絶イケメンも多く、ジャニーズの顔面偏差値の高さが伺える結果に。そこで気になるのが、全デビュー組の中で最もイケメンなのは誰なのか? ということだ。高須先生、先生が選ぶ「ジャニーズのイケメンベスト5」を教えてください!

■ついにジャニーズ1のイケメンが決定!
 グループ当時の「SMAP」から「ジャニーズWEST」まで全デビュー組の顔面診断をさせていただき、グループごとのトップイケメンもご紹介してきました。ジャニーズだけに、グループトップともなると、どの方も顔立ちのバランスがよく、大きな欠点も見当たらず、本当に甲乙つけがたいのですが……。マイナス要素による減点法に僕の好みも加味して、僕なりの「ジャニーズイケメンベスト5」を挙げてみましょう。

 ジャニーズのトップ オブ ザ イケメンに輝いたのは、「Sexy Zone」の中島健人さんです。減点法で見ていくとマイナス要素がほとんどなく、強いて欠点を挙げるとすれば小鼻が横に広がっていることくらい。目、肌質、輪郭、口元など、どこをとってもジャニーズらしい要素を兼ね備えた顔立ちの、典型的な“ジャニーズのイケメン”だと思います。

 2位は「V6」の岡田准一さん。年齢を重ねたことで味が出て、年相応のいい老け方をしているので、ダンディーなアラフォーイケメンだと思います。彫りが深く、目元はきれいな二重で目力もあり、一つひとつのパーツがしっかりとした岡田さんの顔は、美容整形の患者さんも憧れる顔立ち。気持ち鼻が大きいけれど、男らしさの象徴にもなっているので、大きな欠点にはならないですね。ただ、年齢的に小じわが増え、肌のハリもなくなりつつあるので、あえなく2位となりました。

 3位は「Sexy Zone」の佐藤勝利さん。佐藤さんもバランスの整った顔立ちをしていて、大きな欠点はありません。丸顔の輪郭やクリクリした目からかわいい印象を与える童顔タイプなので、やはりジャニーズらしいイケメン顔といえるでしょう。ただ、好みが別れる顔ではあるので、3位という結果に。

 4位は「KAT-TUN」の亀梨和也さん。シャープで女性的な輪郭、綺麗な肌など、ジャニーズらしい要素を持ち合わせたイケメンです。二重の幅が狭く奥二重気味のため、ときどき目が細く見えますが、切れ長の目といった印象だけで、欠点と言うほどではないでしょう。それでも4位なのは、中性的な雰囲気を苦手とする女性も一定数いるから。輪郭をもっとしっかりさせて男らしさが増せば、岡田さんを抜いて2位にランクインできると思います!

 5位は「NEWS」の手越祐也さん。手越さんも非の打ち所がないイケメン顔です。強いてマイナスポイントを挙げるとすれば、二重の幅が左右非対称なところだけなのですが、「非対称は人間味があっていい」とする派と、「対称的なほうがかっこいい」派に分かれるので5位止まり。でも、もし手越さんが僕のところへ整形の相談に来たら、「どこも直すところはないです」と答えると思います(笑)。

■ジャニーズのイケメン定義は「王子様顔」
 ジャニーズでイケメンといわれるメンバーのほとんどは、目が大きくて二重の幅が広く、肌もきれいで色白で、輪郭もゴツゴツしていない「王子様」タイプ。目が細いと睨んでいるような怖い印象を与えますし、肌が黒いと男らしさを強調してしまうので、“かわいらしくて女性らしいイメージ”であることが、ジャニーズ顔のイケメンの定義といえるでしょう。

 ジャニーズ以外の芸能人では、小池徹平さん、ウエンツ瑛士さん、三代目J Soul Brothersの岩田剛典さんなどが、ジャニーズ顔のイケメンの部類に入ると思います。

takasumikiya01高須幹弥(たかす・みきや)
美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
公式ブログ

ジャニーズの「トップイケメン」を決定! Dr.高須幹弥が全デビュー組から選ぶベスト5

【第53回】「高須幹弥センセイ、ジャニーズ1のイケメンは誰ですか?」
 この連載では、これまでジャニーズの全デビュー組アイドルグループ&デュオ計14組を顔面診断してきた。その中には、高須クリニック名古屋院院長の高須幹弥先生から「東大クラス」「1000人に1人の逸材」などのお墨付きをもらった超絶イケメンも多く、ジャニーズの顔面偏差値の高さが伺える結果に。そこで気になるのが、全デビュー組の中で最もイケメンなのは誰なのか? ということだ。高須先生、先生が選ぶ「ジャニーズのイケメンベスト5」を教えてください!

■ついにジャニーズ1のイケメンが決定!
 グループ当時の「SMAP」から「ジャニーズWEST」まで全デビュー組の顔面診断をさせていただき、グループごとのトップイケメンもご紹介してきました。ジャニーズだけに、グループトップともなると、どの方も顔立ちのバランスがよく、大きな欠点も見当たらず、本当に甲乙つけがたいのですが……。マイナス要素による減点法に僕の好みも加味して、僕なりの「ジャニーズイケメンベスト5」を挙げてみましょう。

 ジャニーズのトップ オブ ザ イケメンに輝いたのは、「Sexy Zone」の中島健人さんです。減点法で見ていくとマイナス要素がほとんどなく、強いて欠点を挙げるとすれば小鼻が横に広がっていることくらい。目、肌質、輪郭、口元など、どこをとってもジャニーズらしい要素を兼ね備えた顔立ちの、典型的な“ジャニーズのイケメン”だと思います。

 2位は「V6」の岡田准一さん。年齢を重ねたことで味が出て、年相応のいい老け方をしているので、ダンディーなアラフォーイケメンだと思います。彫りが深く、目元はきれいな二重で目力もあり、一つひとつのパーツがしっかりとした岡田さんの顔は、美容整形の患者さんも憧れる顔立ち。気持ち鼻が大きいけれど、男らしさの象徴にもなっているので、大きな欠点にはならないですね。ただ、年齢的に小じわが増え、肌のハリもなくなりつつあるので、あえなく2位となりました。

 3位は「Sexy Zone」の佐藤勝利さん。佐藤さんもバランスの整った顔立ちをしていて、大きな欠点はありません。丸顔の輪郭やクリクリした目からかわいい印象を与える童顔タイプなので、やはりジャニーズらしいイケメン顔といえるでしょう。ただ、好みが別れる顔ではあるので、3位という結果に。

 4位は「KAT-TUN」の亀梨和也さん。シャープで女性的な輪郭、綺麗な肌など、ジャニーズらしい要素を持ち合わせたイケメンです。二重の幅が狭く奥二重気味のため、ときどき目が細く見えますが、切れ長の目といった印象だけで、欠点と言うほどではないでしょう。それでも4位なのは、中性的な雰囲気を苦手とする女性も一定数いるから。輪郭をもっとしっかりさせて男らしさが増せば、岡田さんを抜いて2位にランクインできると思います!

 5位は「NEWS」の手越祐也さん。手越さんも非の打ち所がないイケメン顔です。強いてマイナスポイントを挙げるとすれば、二重の幅が左右非対称なところだけなのですが、「非対称は人間味があっていい」とする派と、「対称的なほうがかっこいい」派に分かれるので5位止まり。でも、もし手越さんが僕のところへ整形の相談に来たら、「どこも直すところはないです」と答えると思います(笑)。

■ジャニーズのイケメン定義は「王子様顔」
 ジャニーズでイケメンといわれるメンバーのほとんどは、目が大きくて二重の幅が広く、肌もきれいで色白で、輪郭もゴツゴツしていない「王子様」タイプ。目が細いと睨んでいるような怖い印象を与えますし、肌が黒いと男らしさを強調してしまうので、“かわいらしくて女性らしいイメージ”であることが、ジャニーズ顔のイケメンの定義といえるでしょう。

 ジャニーズ以外の芸能人では、小池徹平さん、ウエンツ瑛士さん、三代目J Soul Brothersの岩田剛典さんなどが、ジャニーズ顔のイケメンの部類に入ると思います。

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SHINee・ジョンヒョンの死亡報道で、「目を覚まして」インスタに悲痛なコメントあふれる

 日本でも絶大な人気を誇るK-POPアイドルグループ・SHINeeのジョンヒョンの死亡が報じられた。12月18日、韓国「聯合ニュース」によると、ジョンヒョンは午後6時半頃、死亡した状態で発見され、病院に搬送されたという。

 SHINeeは2008年に本国でデビューし、日本では翌09年から活動を開始。メンバーは、ジョンヒョン、オンユ、キー、ミンホ、テミンの5人で、東方神起の弟グループとして日本でも着実に人気を獲得。18年2月には東京ドームで単独コンサートを4年連続で行うことが決定していた。「聯合ニュース」は、ジョンヒョンは18日、ソウル清潭洞(チョンダムドン)にある部屋で練炭を燃やし、倒れた状態で発見されたと報じている。

 ジョンヒョンは15年にソロ活動をスタートし、4枚のアルバムリリースと、他グループへの楽曲提供を行うなど、音楽面で精力的に活動。今年12月9~10日には、ソロコンサート『JONGHYUN SOLO CONCERT ‘INSPIRED』を開催していた。

 ジョンヒョンの死亡がYahoo!のトップサイトで報じられると、ネットでは「ドーム公演も決まってるんだからありえない。信じない。生きてるジョンヒョンは生きてる」「自殺なんかするわけない」「どうゆうこと? 手が震える……」などとファンから悲痛なコメントが噴出。タイやロシア、アメリカなどからも、「SHINeeの歌に涙が止まらない」「K-POPの世界を私に教えてくれたグループ。もういないなんて信じられない」「真実を誰か教えてください」など、混乱と動揺の声が上がっている。

 ジョンヒョンのインスタグラムは11月20日の更新を最後に止まっているが、報道を受けたファンからのコメントが現在も投稿され続け、「この方法しかなかったのだろうか」「苦しみを1人で抱えてたの?」「いつも助けてもらってたのに、私たちが助けられなくてごめんなさい」「目を覚まして」「戻ってきてください……」「この世界の何が地獄だったの?」など、悲しみにあふれている。

 SHINeeが所属するSMエンターテインメントは、東方神起、少女時代、EXO、NCTなど日本で活動するグループも多いだけに、今回の一件はK-POPファンの心に暗い影を落とすことになりそうだ。