乃木坂46の『レコ大』受賞をファンが喜べないワケ……「インフルエンサー」は“これじゃない”!?

 ファンとしては、うれしいニュースのはずだが……。

 今年の『第59回輝く!日本レコード大賞』の優秀作品賞10作の1曲に、乃木坂46の「インフルエンサー」(SMR)が選ばれた。同曲は今年、写真集『パスポート』(講談社)が大ヒットとなった白石麻衣と、人気メンバーの西野七瀬がダブルセンターを務めるダンスナンバー。6月にはグループ初のミリオンセールスを達成している。

「はっきりいって『インフルエンサー』の一般認知度は低く、“無名のミリオン”なのは否めない。一方で、これまで賞レースには参加していなかった乃木坂が『レコ大』初登場ということで、一部では『すでに大賞が決定済み』との報道が出ています」(音楽ライター)

 この報に、乃木坂ファンは大きな懸念を抱いているという。いったいどういうことか? 前出の音楽ライターが続ける。

「乃木坂46はメンバーの美貌ばかりが脚光を浴び、またセンターもコロコロ替わるせいか、ファン以外にも広く知られる代表曲がないのが唯一の弱点といわれてきました。東京メトロ千代田線乃木坂駅の発車メロディーでは『君の名は希望』が採用されていますが、『制服のマネキン』『ガールズルール』『サヨナラの意味』などを支持する人も多く、代表曲が定まらない。そんな中、レコ大を獲ることで『インフルエンサー』が乃木坂の代表曲になる可能性が出てきた。しかし、この曲は『ひたすら“ブンブン”言っているだけでダサい』『フラメンコっぽくて、マイナー感がありすぎ』などファンの支持率はことのほか低いにもかかわらず、実際、乃木坂の代表曲の欄に『インフルエンサー』と書くメディアが増えており、ファンは“これじゃない!”と眉をひそめているというわけです」

 2017年JOYSOUNDカラオケ上半期ランキングでは、レコ大でのライバルとなるAKB48は14位に「365日の紙飛行機」(キングレコード)、欅坂46は「サイレントマジョリティー」(SMR)が18位にランクインしているが、TOP30に乃木坂46は入っていない。大賞受賞を機に、“ファンが望まない代表曲”が誕生することになるのだろうか?

日馬富士事件、マスコミが触れられない「暴行以上にタチが悪い」角界のウワサ

 今年のトップニュースといっても過言ではない、日馬富士の貴ノ岩への暴行事件。日馬富士が引退したことで、矛先は、貴ノ岩の師匠である貴乃花親方に向かい「なぜ相撲協会の調査に応じないのか?」などと批判的な報道が目立っている現状だが、事件当日、日馬富士が暴力を行使した“本当の理由”については、いまだ真相が見えてこない。

 しかし、協会に近い関係者や取材担当者らは、みな「知ってはいるものの決して公にできない」情報を持っているそうだ。

 暴行に及んだ直接的な原因として盛んに報道されているのは、貴ノ岩が説教を受けている最中に、携帯電話を操作したこと、というものだが……。

「そもそも、暴行の現場で、彼らは何をしていたのか。それはともすれば、暴行以上にタチが悪い犯罪なのではないかなどとウワサされているんです。ただ、証拠が出せるのかと言えばそうでもなく、もはやこの情報は“楽屋話”的に、絶対に公にしないように扱われています」(スポーツ紙記者)

 信ぴょう性を持たせるための、ある程度の整合性はとれるはずなのに、テレビや新聞はこの情報を追跡することには及び腰だという。

「協会側の意にそぐわないのは明らかだけに、あえて虎の尾を踏むことはないと、どこも取材を放棄しているに等しいです。万一、協会と真っ向勝負のような形になれば、現場出禁から取材拒否と、あらゆる報復が予想されますからね。しかし、担当記者や力士の中には、当日現場で何が行われていたのかという情報を積極的に週刊誌に流す者もみられます」(同)

 暴行事件のウラにある新事実に、各メディアが近付こうとしないのは、すでに現状で「莫大な利益を上げているから」(テレビ局関係者)という理由も挙げられるとか。

「ネットなどは、連日の報道合戦にすでに食傷気味ですが、結局この事件が何よりも視聴率を稼ぐし、新聞もSMAPの分裂騒動以来の、大幅な売り上げアップとなっているんです。事件の真相を伝えるよりも、波風を立てにくい貴乃花親方バッシングを報じるほうが、“コスパがいい”という判断ですね」(同)

 不祥事が起こるたびに「膿を出し切る」と意思表示する日本相撲協会だが、その言葉通りの状態を実現するには、まだまだ長い時間がかかりそうだ。

日馬富士事件、マスコミが触れられない「暴行以上にタチが悪い」角界のウワサ

 今年のトップニュースといっても過言ではない、日馬富士の貴ノ岩への暴行事件。日馬富士が引退したことで、矛先は、貴ノ岩の師匠である貴乃花親方に向かい「なぜ相撲協会の調査に応じないのか?」などと批判的な報道が目立っている現状だが、事件当日、日馬富士が暴力を行使した“本当の理由”については、いまだ真相が見えてこない。

 しかし、協会に近い関係者や取材担当者らは、みな「知ってはいるものの決して公にできない」情報を持っているそうだ。

 暴行に及んだ直接的な原因として盛んに報道されているのは、貴ノ岩が説教を受けている最中に、携帯電話を操作したこと、というものだが……。

「そもそも、暴行の現場で、彼らは何をしていたのか。それはともすれば、暴行以上にタチが悪い犯罪なのではないかなどとウワサされているんです。ただ、証拠が出せるのかと言えばそうでもなく、もはやこの情報は“楽屋話”的に、絶対に公にしないように扱われています」(スポーツ紙記者)

 信ぴょう性を持たせるための、ある程度の整合性はとれるはずなのに、テレビや新聞はこの情報を追跡することには及び腰だという。

「協会側の意にそぐわないのは明らかだけに、あえて虎の尾を踏むことはないと、どこも取材を放棄しているに等しいです。万一、協会と真っ向勝負のような形になれば、現場出禁から取材拒否と、あらゆる報復が予想されますからね。しかし、担当記者や力士の中には、当日現場で何が行われていたのかという情報を積極的に週刊誌に流す者もみられます」(同)

 暴行事件のウラにある新事実に、各メディアが近付こうとしないのは、すでに現状で「莫大な利益を上げているから」(テレビ局関係者)という理由も挙げられるとか。

「ネットなどは、連日の報道合戦にすでに食傷気味ですが、結局この事件が何よりも視聴率を稼ぐし、新聞もSMAPの分裂騒動以来の、大幅な売り上げアップとなっているんです。事件の真相を伝えるよりも、波風を立てにくい貴乃花親方バッシングを報じるほうが、“コスパがいい”という判断ですね」(同)

 不祥事が起こるたびに「膿を出し切る」と意思表示する日本相撲協会だが、その言葉通りの状態を実現するには、まだまだ長い時間がかかりそうだ。

『ミヤネ屋』宮根誠司“隠し子騒動”テレビ完全NGの舞台裏 フジも「本来ならトップでやりたいが……」

 日本テレビ系の報道番組『情報ライブ ミヤネ屋』で司会を務めるアナウンサーの宮根誠司が、過去の騒動を蒸し返されてピンチのようだ。

 彼の“隠し子”を産んだ女性のインタビューが、先月30日発売の「週刊文春」(文藝春秋)に掲載された。宮根は別の女性と結婚していることを隠してその女性と交際し、彼女から妊娠が伝えられた4日後に「実は結婚している」と打ち明けたというが、これが事実なら、あまりに不誠実。ニュースキャスターにふさわしくない振る舞いだ。

 ただ、周知の通り、宮根はテレビ界に強い力を持つ芸能プロ「バーニングプロダクション」の系列である「テイクオフ」所属で、羽鳥慎一らとともに、かなり強く守られているタレントだ。各テレビ局には、遅くとも文春発売前日29日の昼頃までには「取り扱いNG」の通達が流れていたのである。

「こういう取り扱いを決めるのは各局の芸能デスクですが、ウチの番組では、29日の早い時点でNGがありました」

 こう話すのは、フジテレビの情報番組ディレクターだ。他局の恥となる話だけに「本来は取り扱いたかった」という。

「スタッフ間では『NGが出なかったら、トップでやりたいよね』と話していたところでしたからね。ちょうど日馬富士の暴行問題が、引退会見も終わって注目度が下がり気味なので、その代わりにやりたいネタだったんです。でも、『1秒も触れるな』ということでした」

 隠し子の存在自体は、「女性セブン」(小学館)が5年前に報じ、当時32歳の女性との間に、3歳の娘がいると明かされていた。これについて宮根は12年1月放送の『ミヤネ屋』冒頭で、「記事はすべて事実です」と認め、「みなさまの期待、信頼に少しでも応えられるようにイチから頑張っていきたいと思います」と頭を下げた。

 今回、「週刊文春」で女性がマスコミに話を打ち明けたのは「最近、ある事実を知って、彼のことをどうしても許せなくなった」からだという。それは、宮根の妻が女性の父親を呼び出し、問題が表になったことについて文句を言ったからのようだ。

 ただ、発売当日の『ミヤネ屋』は、この件について一切触れず、事務所サイドからテレビ局にNG通達があったのと足並みを揃えて「存在していない話」としてしまった。

 宮根といえば、10月に同誌が来年3月の『ミヤネ屋』降板と、フジテレビの報道番組への移籍を報道していたが、本人やフジはこれを否定。4月以降も『ミヤネ屋』の司会を続けることが明言されていた。ただ、いくら事務所が強く守ろうともイメージダウンは避けられず、前出のフジスタッフは「これを理由にして降板して、うちの局に移ってくれば、記事は“当たり”になりますね」と笑った。このスタッフからは、さらにこんな話も聞けた。

「実は、宮根さんに番組上で厳しく叩かれた“ある人物”が、徹底して宮根さんのゴシップ探しに動いていたってウワサがあったんです。宮根さんをも超える、かなりの財力がある人物なので、それが事実なら、今後もスキャンダルが出続けるかもしれませんよ。何しろ、宮根さんにイジメられたという元番組スタッフのところにまで『情報を買う』って連絡があったというウワサですから」

 宮根は傲慢とも思える言動により敵が多いと言われ、多くの視聴者から「嫌いな司会者」として名指しされることもあり、最近は視聴率も苦戦中だ。事務所がガッチリ守っていても、こういうゴシップを理由に、立場が危うくなることがあるかもしれない。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

アノ“清純派朝ドラ女優”がボンデージ姿で再起へ? 契約トラブル、苦難の銀座ホステス時代、整形疑惑も……

 NHK朝の連続テレビ小説で、かつてヒロインを演じた女優・山咲千里が、本格的に芸能活動を再開することを宣言。「年齢を超越した艶路線で、ボンデージファッションを極めていきたい」と意気込んだ。ヘアヌード写真で再ブレーク必至の石田えりと同じく再起をかけたいところだが、手始めに開催した11月23日の都内でのファンイベントが、定数20人の小規模なコンセプト撮影会だったことから、早くも再起が危ぶまれている。

 山咲は1979年、NHK朝の連続テレビ小説『鮎のうた』のヒロインとしてデビュー。“清純派女優”として、当時の民放ドラマにも引っ張りだこであった。90年代頃、そんな山咲に転機が訪れ、これまでのイメージとは打って変わったセクシーなボンデージファッションを身にまとった写真集を何冊か出版。そのうちの『ANOTHER SKIN』(スコラ)が63万部を超す大ベストセラーとなり、一躍セクシー路線へ転向。

 プライベートでは政財界の名士や子息、青年実業家や美容外科医とのスキャンダラスなウワサが絶えないことから、ドラマのオファーが激減し、活動休止状態に追い込まれた。

 その後、山咲は2012年に関西のモデル事務所と専属契約を結び、芸名を“senri”に改名。関西を中心にモデルとして活躍していたが、昨年の夏に事務所との契約トラブルで事務所を辞めている。山咲は事務所を辞めると同時に、銀座8丁目にオープンした大箱クラブ「R」のホステスとして入店。芸名と同じく“senri”を源氏名として接客したが、昔、山咲のファンだったお客さえ、彼女が山咲千里だとは気が付かないほど顔が変わっていた。

 美容にも強い関心を持ち、整形疑惑が浮上するほど、年々、顔が“進化”している。現在、近況を確認できるのは、自身のインスタグラムにアップする写真くらいだが、その姿にかつての“清純派女優”の面影はなく、もはや別人の“美魔女”であった。

 いくら“美魔女”だといっても、当時は54歳。銀座のクラブホステスとしては痛すぎる年齢だ。山咲千里と身分を明かせば、少しはお客がついたかもしれないが、プライドが許さなかったのか? 身分を明かすことはなかった。売り上げのない山咲は、今年に入って、夜の銀座からも消えていた。

 そんな山咲だが、11月中旬に発売された「週刊現代」(講談社)のグラビアの袋とじで、ボンデージヌード写真が9ページにわたって掲載された。同誌では以前にも、パーソナルトレーニングジム「ライザップ」で肉体改造に成功した、同じく50代の女優・石田えりの“ヘアヌード写真”がグラビアで掲載され、話題を呼んでいる。

 石田は、12月中旬にはヘアヌード写真集『56』(講談社)が発売されるが、あのお堅いNHKの『ニュースウオッチ9』で、話題の人物として取り上げられるなど注目を浴びており、すでに予約が殺到しているという。ライザップで昔の豊満なバストと洗練されたスタイルも取り戻し、石田が再ブレークするのは時間の問題だといわれている。

 山咲も二匹目のドジョウを狙ったと思われるが、“清純派女優”の面影なき、唯の“美魔女”キャラだけでは、再起は前途多難を極めそうだ。
(文=本多圭)

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アノ“清純派朝ドラ女優”がボンデージ姿で再起へ? 契約トラブル、苦難の銀座ホステス時代、整形疑惑も……

 NHK朝の連続テレビ小説で、かつてヒロインを演じた女優・山咲千里が、本格的に芸能活動を再開することを宣言。「年齢を超越した艶路線で、ボンデージファッションを極めていきたい」と意気込んだ。ヘアヌード写真で再ブレーク必至の石田えりと同じく再起をかけたいところだが、手始めに開催した11月23日の都内でのファンイベントが、定数20人の小規模なコンセプト撮影会だったことから、早くも再起が危ぶまれている。

 山咲は1979年、NHK朝の連続テレビ小説『鮎のうた』のヒロインとしてデビュー。“清純派女優”として、当時の民放ドラマにも引っ張りだこであった。90年代頃、そんな山咲に転機が訪れ、これまでのイメージとは打って変わったセクシーなボンデージファッションを身にまとった写真集を何冊か出版。そのうちの『ANOTHER SKIN』(スコラ)が63万部を超す大ベストセラーとなり、一躍セクシー路線へ転向。

 プライベートでは政財界の名士や子息、青年実業家や美容外科医とのスキャンダラスなウワサが絶えないことから、ドラマのオファーが激減し、活動休止状態に追い込まれた。

 その後、山咲は2012年に関西のモデル事務所と専属契約を結び、芸名を“senri”に改名。関西を中心にモデルとして活躍していたが、昨年の夏に事務所との契約トラブルで事務所を辞めている。山咲は事務所を辞めると同時に、銀座8丁目にオープンした大箱クラブ「R」のホステスとして入店。芸名と同じく“senri”を源氏名として接客したが、昔、山咲のファンだったお客さえ、彼女が山咲千里だとは気が付かないほど顔が変わっていた。

 美容にも強い関心を持ち、整形疑惑が浮上するほど、年々、顔が“進化”している。現在、近況を確認できるのは、自身のインスタグラムにアップする写真くらいだが、その姿にかつての“清純派女優”の面影はなく、もはや別人の“美魔女”であった。

 いくら“美魔女”だといっても、当時は54歳。銀座のクラブホステスとしては痛すぎる年齢だ。山咲千里と身分を明かせば、少しはお客がついたかもしれないが、プライドが許さなかったのか? 身分を明かすことはなかった。売り上げのない山咲は、今年に入って、夜の銀座からも消えていた。

 そんな山咲だが、11月中旬に発売された「週刊現代」(講談社)のグラビアの袋とじで、ボンデージヌード写真が9ページにわたって掲載された。同誌では以前にも、パーソナルトレーニングジム「ライザップ」で肉体改造に成功した、同じく50代の女優・石田えりの“ヘアヌード写真”がグラビアで掲載され、話題を呼んでいる。

 石田は、12月中旬にはヘアヌード写真集『56』(講談社)が発売されるが、あのお堅いNHKの『ニュースウオッチ9』で、話題の人物として取り上げられるなど注目を浴びており、すでに予約が殺到しているという。ライザップで昔の豊満なバストと洗練されたスタイルも取り戻し、石田が再ブレークするのは時間の問題だといわれている。

 山咲も二匹目のドジョウを狙ったと思われるが、“清純派女優”の面影なき、唯の“美魔女”キャラだけでは、再起は前途多難を極めそうだ。
(文=本多圭)

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誰しものなかに貧困への差別心がある前提のもと、私たちは社会保障について考えなければならない/『助け合いたい』さいきまこ×『失職女子。』大和彩対談・前篇

 人は無意識のうちに、他人と自分との違いを探し出す。それは劣等感につながることもあるが、「あの人と比べると、私は大丈夫」と、ひとまずの安心を得る材料にもなる。

『助け合いたい~老後破綻の親、過労死ラインの子~』(秋田書店)を読んでいるとき、筆者はそうした“違い”を探していたように思う。本作では、特別に裕福ではないけれど、これまでつつがなく人生を送ってきた老夫婦と40代の息子があれよあれよという間に困窮し、結婚して別に家庭を営む娘の援助を受けても間に合わず、持ち家を手放し、ますます追い詰められていく様が描かれる。

 親の健康状態や資産、きょうだいの就労状況などについて、思わず「ウチの場合は」と違いを見つけ出そうとしていたが、読み進めるうちにふと気づく。ディテールに違いはあっても、俯瞰すれば大差ないのではないか。精神疾患も含む病気は誰にでも訪れるものだし、いとも簡単に「働けない」状態に陥ることもある。つまり、この一家に起きたことは他人事ではない……。

 同書の著者、さいきまこさんは貧困と生活保護をテーマにした作品を継続して発表している。『陽のあたる家~生活保護に支えられて~』『神様の背中~貧困の中の子どもたち~』(共に秋田書店)につづいて、本書はその3作目に当たる。大和彩さんは『失職女子。~私がリストラされてから、生活保護を受給するまで~』(WAVE出版)を2014年に著し、現在も保護を受けながら心身の回復を目指している。

 両氏の対談は、“違い”を探す人たちについてから始まった。

まさか自分たちが…
さいきまこさん(以下、さいき)「ウチは大丈夫と思っている人でも、リストラや病気、子どもの失業などを機にどんどん経済状況が悪化していくのは、取材をしていてもよく聞く話です。『助け合いたい』の老夫婦は住宅ローンを完済していた、子どもたちも自立していた、そして何より特にぜいたくをすることもなく暮らしていたのに、『まさか自分たちが』という状態に陥りました。誰にとっても、どの家庭においても起きうることとして描いたのですが、コミック誌で連載中に『この人の漫画はいつも“誰もがこうなりうる”みたいに思わせるけど、こんなの一部の特殊な人でしょ?』という感想が届きました」

ーー自分との“違い”を見つけて、そういうわけですね。

さいき「そうだと思います。たとえば過去の作品でも、父親の病気をきっかけに困窮していく家庭を描きましたが、病名はあえて具体的に書かなかったんです。『ウチも夫が入院したけど、違う病気だから大丈夫』と受け取られると困るので。そうしたら『ウチは丈夫な夫でよかった』という感想が届きましたが」

大和彩さん(以下、大和)「私の場合は“体重”ですね。『失職~』で、リストラ後の求職活動中に体重が100kgあったことを明かしています」

自分は大丈夫という思い込み
大和「すでに健康的な食生活もままならなくなっていたうえに薬などの影響で体重が増加していたのですが、そこが自分たちと違う部分、特異な部分だと思われたのでしょう。『だから就職できないんだ』『まずは痩せてからにしろ』という感想をSNSなどでよく見ました」

ーー自分はそんなに太ってないから職を失ってもなんとかなる、と思いたいのでしょうか。

大和「楽天的になりたいから“違い”を探すのかというと、そうともいえないところがあると思います。『失職~』に登場する行政側の人たちは、みなさん親切です。私は誰もが追い詰められる前に生活保護を利用したほうがいいといいたくてこの本を書いたので、申請の抵抗を少なくするためあえて親切さを強調したところはあるのですが、ネットには『この人の場合はケースワーカーがやさしかったから申請できたんだよね』という感想もありました。自分と違って特別にラッキーだったからに違いない、と」

ーー『助け合いたい』では、登場人物がすでに厳しい状況下にありながら、周囲と自分とを比べて「もっと大変な介護してるお友だちもいる」と自分に言い聞かせます。自分はまだマシ、と思い込むことで自身の状況が深刻であることに気づかなくなるケースもあるのではないでしょうか?

さいき「バイアスがかかっているんでしょうね、自分は大丈夫という思い込み。災害に遭ったときにすぐに逃げようとしない”正常化バイアス”と同じことが起きているように見えます」

大和「私の場合は、ホームレスになっているわけじゃないし……と思って自分が追い詰められていることにまったく気づかずにいた時期がありました。実際は住む場所を失うギリギリのところにいたのに。そんな思い込みがあったから、生活保護という発想にはなりませんでしたね」

さいき「自分が追い詰められている現実を直視すると、もう逃げ場はない、最悪の事態に向かって転がっていくしかないと思ってしまうんでしょうね。正気を保つために現実を見ないようにする人は多いのではないでしょうか」

違い探しは、差別につながる
大和「『助け合いたい』では、貧困状態にあるシングルマザーが『困窮しているのは人として何かが欠けてるからだと世間は思ってる』という台詞がありましたね。自分と違って何か欠如しているところがあるからこの人は貧困になったんだ、自分はそうでないから大丈夫と思わないと怖くてやっていられないのかもしれません。私の“100kg”も、人として欠けている何かだと受け取られたんですね」

C)さいきまこ/秋田書店
ーー違いを探すことが、差別につながることもあるように思います。さいきさんはかつて「貧困は“けがれ”のようなものだとみなされている」とお話されていましたが、これはいまでも変わらないのでしょうか?

さいき「そうした差別意識というのは、なくならないものですね。だから、私は小田原市役所の“HOGO NAMENNA”ジャンパーの一件がローカルニュースにとどまらず全国的な問題になったのを、意外に思ったほどです。あの問題は生活保護行政に携わる職員さえもが、生活保護の利用者に差別感情を抱いていることをあぶり出しました。一般の人ならなおのこと、差別感情をナチュラルに抱いていると思います。実際には、個人の努力ではどうしようもならないところで貧困状態を強いられている人が多いにもかかわらず。ただ私も、自分自身を掘り下げていくと、そうした差別的な感情がないわけではないと気づきました。かつて“大阪二児置き去り死事件”がありましたが……」

議論できない未成熟な社会
ーーシングルマザーの女性が2人の実子を餓死させた、2010年の事件ですね。女性が性風俗店で働いていたこと、家には不在で子どもをネグレクトしながら自分は外で遊興していたことが激しくバッシングされました。

さいき「最初に事件を知ったときに、私は『同じ状況に置かれれば、自分も同じことをするかも』とは思えなかったんですよね。いくらなんでも子どもを閉じ込めて餓死させるなんてことはしない、と。その後、事件に関する本などを読んでよくよく想像し、ようやく『私だってもしかしたら』と思えてきました。自分自身のなかにも差別意識や偏見があるんだっていうことを私たちはもっと知っておく必要があります」

大和「貧困だけでなく、日本には人種差別も男女差別もないと主張する人が少なからずいます。差別があることを認識して、そのうえで議論しようというところまで社会が成熟してないんだと思います」

さいき「そうした差別意識は、“理想の貧困像”を求める社会にもつながります。これは朝日新聞の記事で採り上げられていた現象ですが、貧困の人はいつも暗い顔で、申し訳なさそうにして息をひそめて暮らしていなければならないというプレッシャーがありますよね」

ーースマホを持っていたり、身ぎれいにしていたりすると「ほんとうは貧困ではないのでは」と思われるのですね。

大和「でも、人と会うときに汚い格好では失礼ですよね。『失職~』を出版した後いろいろとインタビューを受けましたが、身だしなみを最低限整えていくと、『想像と違いました』といわれることがよくありました。もっとボロボロの格好をしていると思われていたのかも……」

さいき「実は私も初めて生活保護を受給している女性に会ったとき、その方がすてきなイヤリングをしているのを見て、『アクセサリーを付けるんだ!』と驚いたことがあるんですよ。でも、驚いたということは、自分の中に『貧しい人はおしゃれなんかするものじゃない』という差別意識があったということです。そういうのって相手に毒矢を放つのと同じなんですが、それはいつか自分に返ってくるんですよ」

大和「ブーメランってことですか?」

さいき「はい、差別意識が強いほど自分が追いつめられたときに苦しくなりますよね。自分が差別していた人と同じことをするのには、抵抗がありますから。でも人って、実際にそうなってみないとわからないものです。そういう意味では、自分のなかにある差別意識や偏見、それを持ってしまう弱さをもともと自覚している人のほうが、いざ苦しい状況になったとき強いのだろうと思います」

*   *   *

『助け合いたい』では、夫の死後、経済的に困窮したうえに身体の自由がきかなくなってきた妻と、うつと診断され失職中の息子とが生活保護を利用して生活の立て直しを目指す。さいきさんと大和さんの対談、後篇では保護を受けて可能になる「回復」「立て直し」についてお話していただく。

誰しものなかに貧困への差別心がある前提のもと、私たちは社会保障について考えなければならない/『助け合いたい』さいきまこ×『失職女子。』大和彩対談・前篇

 人は無意識のうちに、他人と自分との違いを探し出す。それは劣等感につながることもあるが、「あの人と比べると、私は大丈夫」と、ひとまずの安心を得る材料にもなる。

『助け合いたい~老後破綻の親、過労死ラインの子~』(秋田書店)を読んでいるとき、筆者はそうした“違い”を探していたように思う。本作では、特別に裕福ではないけれど、これまでつつがなく人生を送ってきた老夫婦と40代の息子があれよあれよという間に困窮し、結婚して別に家庭を営む娘の援助を受けても間に合わず、持ち家を手放し、ますます追い詰められていく様が描かれる。

 親の健康状態や資産、きょうだいの就労状況などについて、思わず「ウチの場合は」と違いを見つけ出そうとしていたが、読み進めるうちにふと気づく。ディテールに違いはあっても、俯瞰すれば大差ないのではないか。精神疾患も含む病気は誰にでも訪れるものだし、いとも簡単に「働けない」状態に陥ることもある。つまり、この一家に起きたことは他人事ではない……。

 同書の著者、さいきまこさんは貧困と生活保護をテーマにした作品を継続して発表している。『陽のあたる家~生活保護に支えられて~』『神様の背中~貧困の中の子どもたち~』(共に秋田書店)につづいて、本書はその3作目に当たる。大和彩さんは『失職女子。~私がリストラされてから、生活保護を受給するまで~』(WAVE出版)を2014年に著し、現在も保護を受けながら心身の回復を目指している。

 両氏の対談は、“違い”を探す人たちについてから始まった。

まさか自分たちが…
さいきまこさん(以下、さいき)「ウチは大丈夫と思っている人でも、リストラや病気、子どもの失業などを機にどんどん経済状況が悪化していくのは、取材をしていてもよく聞く話です。『助け合いたい』の老夫婦は住宅ローンを完済していた、子どもたちも自立していた、そして何より特にぜいたくをすることもなく暮らしていたのに、『まさか自分たちが』という状態に陥りました。誰にとっても、どの家庭においても起きうることとして描いたのですが、コミック誌で連載中に『この人の漫画はいつも“誰もがこうなりうる”みたいに思わせるけど、こんなの一部の特殊な人でしょ?』という感想が届きました」

ーー自分との“違い”を見つけて、そういうわけですね。

さいき「そうだと思います。たとえば過去の作品でも、父親の病気をきっかけに困窮していく家庭を描きましたが、病名はあえて具体的に書かなかったんです。『ウチも夫が入院したけど、違う病気だから大丈夫』と受け取られると困るので。そうしたら『ウチは丈夫な夫でよかった』という感想が届きましたが」

大和彩さん(以下、大和)「私の場合は“体重”ですね。『失職~』で、リストラ後の求職活動中に体重が100kgあったことを明かしています」

自分は大丈夫という思い込み
大和「すでに健康的な食生活もままならなくなっていたうえに薬などの影響で体重が増加していたのですが、そこが自分たちと違う部分、特異な部分だと思われたのでしょう。『だから就職できないんだ』『まずは痩せてからにしろ』という感想をSNSなどでよく見ました」

ーー自分はそんなに太ってないから職を失ってもなんとかなる、と思いたいのでしょうか。

大和「楽天的になりたいから“違い”を探すのかというと、そうともいえないところがあると思います。『失職~』に登場する行政側の人たちは、みなさん親切です。私は誰もが追い詰められる前に生活保護を利用したほうがいいといいたくてこの本を書いたので、申請の抵抗を少なくするためあえて親切さを強調したところはあるのですが、ネットには『この人の場合はケースワーカーがやさしかったから申請できたんだよね』という感想もありました。自分と違って特別にラッキーだったからに違いない、と」

ーー『助け合いたい』では、登場人物がすでに厳しい状況下にありながら、周囲と自分とを比べて「もっと大変な介護してるお友だちもいる」と自分に言い聞かせます。自分はまだマシ、と思い込むことで自身の状況が深刻であることに気づかなくなるケースもあるのではないでしょうか?

さいき「バイアスがかかっているんでしょうね、自分は大丈夫という思い込み。災害に遭ったときにすぐに逃げようとしない”正常化バイアス”と同じことが起きているように見えます」

大和「私の場合は、ホームレスになっているわけじゃないし……と思って自分が追い詰められていることにまったく気づかずにいた時期がありました。実際は住む場所を失うギリギリのところにいたのに。そんな思い込みがあったから、生活保護という発想にはなりませんでしたね」

さいき「自分が追い詰められている現実を直視すると、もう逃げ場はない、最悪の事態に向かって転がっていくしかないと思ってしまうんでしょうね。正気を保つために現実を見ないようにする人は多いのではないでしょうか」

違い探しは、差別につながる
大和「『助け合いたい』では、貧困状態にあるシングルマザーが『困窮しているのは人として何かが欠けてるからだと世間は思ってる』という台詞がありましたね。自分と違って何か欠如しているところがあるからこの人は貧困になったんだ、自分はそうでないから大丈夫と思わないと怖くてやっていられないのかもしれません。私の“100kg”も、人として欠けている何かだと受け取られたんですね」

C)さいきまこ/秋田書店
ーー違いを探すことが、差別につながることもあるように思います。さいきさんはかつて「貧困は“けがれ”のようなものだとみなされている」とお話されていましたが、これはいまでも変わらないのでしょうか?

さいき「そうした差別意識というのは、なくならないものですね。だから、私は小田原市役所の“HOGO NAMENNA”ジャンパーの一件がローカルニュースにとどまらず全国的な問題になったのを、意外に思ったほどです。あの問題は生活保護行政に携わる職員さえもが、生活保護の利用者に差別感情を抱いていることをあぶり出しました。一般の人ならなおのこと、差別感情をナチュラルに抱いていると思います。実際には、個人の努力ではどうしようもならないところで貧困状態を強いられている人が多いにもかかわらず。ただ私も、自分自身を掘り下げていくと、そうした差別的な感情がないわけではないと気づきました。かつて“大阪二児置き去り死事件”がありましたが……」

議論できない未成熟な社会
ーーシングルマザーの女性が2人の実子を餓死させた、2010年の事件ですね。女性が性風俗店で働いていたこと、家には不在で子どもをネグレクトしながら自分は外で遊興していたことが激しくバッシングされました。

さいき「最初に事件を知ったときに、私は『同じ状況に置かれれば、自分も同じことをするかも』とは思えなかったんですよね。いくらなんでも子どもを閉じ込めて餓死させるなんてことはしない、と。その後、事件に関する本などを読んでよくよく想像し、ようやく『私だってもしかしたら』と思えてきました。自分自身のなかにも差別意識や偏見があるんだっていうことを私たちはもっと知っておく必要があります」

大和「貧困だけでなく、日本には人種差別も男女差別もないと主張する人が少なからずいます。差別があることを認識して、そのうえで議論しようというところまで社会が成熟してないんだと思います」

さいき「そうした差別意識は、“理想の貧困像”を求める社会にもつながります。これは朝日新聞の記事で採り上げられていた現象ですが、貧困の人はいつも暗い顔で、申し訳なさそうにして息をひそめて暮らしていなければならないというプレッシャーがありますよね」

ーースマホを持っていたり、身ぎれいにしていたりすると「ほんとうは貧困ではないのでは」と思われるのですね。

大和「でも、人と会うときに汚い格好では失礼ですよね。『失職~』を出版した後いろいろとインタビューを受けましたが、身だしなみを最低限整えていくと、『想像と違いました』といわれることがよくありました。もっとボロボロの格好をしていると思われていたのかも……」

さいき「実は私も初めて生活保護を受給している女性に会ったとき、その方がすてきなイヤリングをしているのを見て、『アクセサリーを付けるんだ!』と驚いたことがあるんですよ。でも、驚いたということは、自分の中に『貧しい人はおしゃれなんかするものじゃない』という差別意識があったということです。そういうのって相手に毒矢を放つのと同じなんですが、それはいつか自分に返ってくるんですよ」

大和「ブーメランってことですか?」

さいき「はい、差別意識が強いほど自分が追いつめられたときに苦しくなりますよね。自分が差別していた人と同じことをするのには、抵抗がありますから。でも人って、実際にそうなってみないとわからないものです。そういう意味では、自分のなかにある差別意識や偏見、それを持ってしまう弱さをもともと自覚している人のほうが、いざ苦しい状況になったとき強いのだろうと思います」

*   *   *

『助け合いたい』では、夫の死後、経済的に困窮したうえに身体の自由がきかなくなってきた妻と、うつと診断され失職中の息子とが生活保護を利用して生活の立て直しを目指す。さいきさんと大和さんの対談、後篇では保護を受けて可能になる「回復」「立て直し」についてお話していただく。

引退危機の真木よう子、ネット上のバッシング記事は「身内が書かせている」?

 女優・真木よう子が引退危機に陥っている。11月に報じられた、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』ドタキャン騒動で「情緒不安定」や「事務所とのトラブル」がささやかれ、業界内では「このまま引退の可能性もある」と話す関係者もいるのだ。

 真木の降板が製作サイドに伝えられたのは、撮影日前日というこの騒動。所属事務所は「現在の体調では長期に渡る撮影が難しい」としたが、この映画は真木の出演作を何本も撮ってきた“身内”の大根仁監督で、本来ならスケジュール調整しながらの出演も可能だったとみられることから、業界関係者の間では「体調不良は表向きで、実際には所属事務所とのトラブルだろう」といわれている。

「もともと情緒不安定なタイプで、気性も激しい。酒の勢いで“言ってはいけないこと”を口走るところもある人。目上の人にも食ってかかるので、事務所の人が代わりに謝るのも日常茶飯事だった。でも本人は、そういうフォローに感謝せず、よく事務所の文句を言っていて、おそらく今回は事務所側がさじを投げたのでは」(映画関係者)

 真木はまだ駆け出しの頃、最初に世話になった仲代達矢ともめて劇団を飛び出し、キャリア初期からトラブルを起こしがちだった。2008年に元俳優と結婚し、女児も誕生したが、15年に離婚。その後はSNSを始めたが、下ネタにも答える奔放なキャラクターが人気の半面、問題発言でたびたび炎上し、8月には「他人のポストから、郵便物を盗み取るのは、犯罪行為にあたりますか?」などと書いて、これまたファンを騒然とさせた。

「真木さんはフィギュアスケートの羽生結弦の熱狂的ファンなので、羽生ファンの中には『結弦クン宅のポストが狙われている!』と不安がる人もいた」と雑誌編集者。

 その後、クラウドファンディングを利用する形でコミケへの参画を企図したものの、批判を浴びて撤回する騒動を起こし、Twitterのアカウントも削除。一部では長女を元夫に預け、別の男性とデートしたり、ホストクラブ通いをしているなどの報道もあった。ただ、こうしたゴシップは「真木を嫌う事務所関係者が積極的にマスコミに書かせている」という見方もある。

「たとえば某女性向けサイトは、しつこいほど真木叩きを繰り返しています。11月に入ると、『何をやっても叩かれる芸能人』として真木を代表に挙げ、続いて『“新たなスキャンダルを週刊誌がキャッチ”の噂』『真木よう子が典型、不安定な人がTwitterやると壊れる』と、彼女に恨みでもあるのかというぐらいに、立て続けにバッシング記事を掲載したんです。単に美人の真木に嫉妬した女性編集者の仕業だろうという人もいますけど、ひょっとすると真木叩きを焚きつけている“身内”が存在する可能性もあります」(女性誌記者)

 いずれにせよ、映画降板は真木がただならぬ問題を抱えている証拠。以前にも、激ヤセ、激太りと、不安定な体調の変化が見られていたこともあるほか、過去の言動と行動の矛盾が多数指摘されてもいる。

 それだけに「もし事務所がさじを投げたという形になっているなら、下手すればしばらく干されるし、なお態度を変えないなら、最悪引退ということだってありえる」と前出関係者は心配している。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)

引退危機の真木よう子、ネット上のバッシング記事は「身内が書かせている」?

 女優・真木よう子が引退危機に陥っている。11月に報じられた、映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』ドタキャン騒動で「情緒不安定」や「事務所とのトラブル」がささやかれ、業界内では「このまま引退の可能性もある」と話す関係者もいるのだ。

 真木の降板が製作サイドに伝えられたのは、撮影日前日というこの騒動。所属事務所は「現在の体調では長期に渡る撮影が難しい」としたが、この映画は真木の出演作を何本も撮ってきた“身内”の大根仁監督で、本来ならスケジュール調整しながらの出演も可能だったとみられることから、業界関係者の間では「体調不良は表向きで、実際には所属事務所とのトラブルだろう」といわれている。

「もともと情緒不安定なタイプで、気性も激しい。酒の勢いで“言ってはいけないこと”を口走るところもある人。目上の人にも食ってかかるので、事務所の人が代わりに謝るのも日常茶飯事だった。でも本人は、そういうフォローに感謝せず、よく事務所の文句を言っていて、おそらく今回は事務所側がさじを投げたのでは」(映画関係者)

 真木はまだ駆け出しの頃、最初に世話になった仲代達矢ともめて劇団を飛び出し、キャリア初期からトラブルを起こしがちだった。2008年に元俳優と結婚し、女児も誕生したが、15年に離婚。その後はSNSを始めたが、下ネタにも答える奔放なキャラクターが人気の半面、問題発言でたびたび炎上し、8月には「他人のポストから、郵便物を盗み取るのは、犯罪行為にあたりますか?」などと書いて、これまたファンを騒然とさせた。

「真木さんはフィギュアスケートの羽生結弦の熱狂的ファンなので、羽生ファンの中には『結弦クン宅のポストが狙われている!』と不安がる人もいた」と雑誌編集者。

 その後、クラウドファンディングを利用する形でコミケへの参画を企図したものの、批判を浴びて撤回する騒動を起こし、Twitterのアカウントも削除。一部では長女を元夫に預け、別の男性とデートしたり、ホストクラブ通いをしているなどの報道もあった。ただ、こうしたゴシップは「真木を嫌う事務所関係者が積極的にマスコミに書かせている」という見方もある。

「たとえば某女性向けサイトは、しつこいほど真木叩きを繰り返しています。11月に入ると、『何をやっても叩かれる芸能人』として真木を代表に挙げ、続いて『“新たなスキャンダルを週刊誌がキャッチ”の噂』『真木よう子が典型、不安定な人がTwitterやると壊れる』と、彼女に恨みでもあるのかというぐらいに、立て続けにバッシング記事を掲載したんです。単に美人の真木に嫉妬した女性編集者の仕業だろうという人もいますけど、ひょっとすると真木叩きを焚きつけている“身内”が存在する可能性もあります」(女性誌記者)

 いずれにせよ、映画降板は真木がただならぬ問題を抱えている証拠。以前にも、激ヤセ、激太りと、不安定な体調の変化が見られていたこともあるほか、過去の言動と行動の矛盾が多数指摘されてもいる。

 それだけに「もし事務所がさじを投げたという形になっているなら、下手すればしばらく干されるし、なお態度を変えないなら、最悪引退ということだってありえる」と前出関係者は心配している。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)