「ちょうなんず」「気合い&楽しく」「うにいくら」って誰!? 有名芸人たちの“コンビ名候補”事情

 ダウンタウンの松本人志が、11月26日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)に出演し、元の芸名が「てるお・はるお」だったと明かした。さらに飛行機好きだった横山やすしから「ライト兄弟」と無理やり名付けられたエピソードも披露した。ダウンタウンの名称が定着した今となってはどこか違和感のある名前である。だが、お笑いコンビニはこうしたエピソードは少なくない。

「有名どころとしてはウッチャンナンチャンがいますね。メジャーデビュー前は『ちょうなんず』というコンビ名でした。これは2人が長男であることに由来します。さらに『気合い&楽しく』といった候補も存在したそうです。当時のウンナンの売りはショートコントですから、芸風に見合った名前のように思えますが、この名前で長い活躍ができていたかといえば未知数ですね」(放送作家)

 ダウンタウンウやウンナンなどの大物だけではない。若手芸人にも芸名エピソードは存在する。

「オードリーは女優のオードリー・ヘプバーンに由来します。これは事務所社長に『華がないのでせめて良い名前を』ということで付けられたそうです。その時、もうひとつ候補にあがっていたのが『うにいくら』でした。提案された場所が寿司屋だったため、完全に思いつきだろうと思った2人は『オードリー』を選びます。『うにいくら』を選んでいたらと思うとゾッとしますね。沖縄出身のガレッジセールも、当初は『さとうきび畑でつかまえて』『具志堅ようこそ』といった候補名があったそうです。インパクトはありますが、シュールに走りすぎの印象も受けますね」(同)

 現在の活躍から見れば、当時ほかの名前を選ばなくて正解なのは確かだろう。芸人が売れるには、実力とともに運も必要といわれるが、芸名のセンスも問われるのかもしれない。
(文=平田宏利)

ディーン・フジオカ、「グルメロケ」でファン離れ加速!? 「ワガママ」「上から目線」と酷評

 11月30日の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で、ディーン・フジオカの「超絶こだわりグルメロケ」第3弾が放送されたが、ネット上では「どんどんディーンが苦手になっていく」との声が広まっている。

 ディーンは12月1日公開の映画『鋼の錬金術師』の宣伝のため、主演のHey!Say!JUMP・山田涼介とともに出演。“食”にこだわりを持つディーンは今回、火鍋を食べるロケを行った。

「ディーンは過去にも同番組で、フォーやバクテー(シンガポールやマレーシアの煮込み料理)の店を訪れており、今回はその第3弾でした。ただ、こだわりが強すぎて毎回“店の味”に納得ができず、この日も火鍋を食べて首を捻ったり、自らタレを調合し直したりしたんです」(芸能ライター)

 これに対し、ネット上には「面倒くさい男」「こだわりっていうかワガママじゃない? イチャモンつけるなら外食しなければいいだけ」「ディーンの上から目線がウザいからテレビ消したわ」といった批判が噴出。また、もともと同企画を快く思っていなかった視聴者からは、「この企画嫌いなんだけど、これ見てディーンのこと好きになる人いるのかな?」という疑問の声も上がっていた。

「ディーンといえば、現在放送されている『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)で武井咲とW主演中ですが、初回から平均視聴率1ケタ台を連発し、最新の第6話では4.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、自己ワーストを更新。こうした流れもあってか、『最近、ディーンの好感度下がりっぱなし』『イケメンなのに、なんか演技もキャラも寒くて苦手なんだよな』『一時期もてはやされたけど、いつまでも人気があると思ったら大間違い』など、厳しい意見も増えています」(同)

 とはいえ、ディーンが12月1日の『あさイチ』(NHK)に登場した際は、ネット上にはファンの好意的なコメントが目立った。

「ディーンは2015年に同局の連続テレビ小説『あさが来た』で五代友厚役を演じ、出演が終わった後は『五代ロス』という言葉が生まれるほどの人気ぶりでした。『あさイチ』の視聴者にも“五代ファン”が多かったようですが、一方で『五代様の時のディーン旋風が懐かしい』と、すでに“過去の人”として捉えているような書き込みもみられました」(同)

 かろうじて“五代効果”が残っている今、ディーンは民放のバラエティで“濃いキャラ”を出すのは控えた方がいいのかもしれない。

関ジャニ∞は取材したくないジャニタレナンバーワン! ジュリーに「俺らの希望とは全然ちゃう」「内博貴が帰ってくる場所なんかないやろ」

 皆さん、ごきげんよう。アツこと秘密のアツコちゃんです!

 年末が近づいてきて、マスコミ界隈も大忙し。今年、活躍した人&来年、飛躍しそうな人たちを軒並み取材しなくちゃいけなくて、忙しいタレントさんを追って、アイドル誌や週刊誌、ファッション誌やスポーツ新聞などなど、どこの編集部もみんなあっちへこっちへと奔走中なの。

 特に、ジャニーズ事務所のタレントさんたちは取材を受ける媒体がめちゃくちゃ多くて、ただでさえ特番や舞台、コンサートなどで超多忙なのに次から次へと取材を受けるから「疲れてくるとコメントも似たり寄ったりになっちゃうし、体がいくつあっても足りない」らしいわ。皆さん、体調管理には人一倍、気をつけているんだけど、この時期はインフルエンザも大流行するしね。

 数年前だけど、丸山隆平くんが11月にインフルエンザに倒れて、関ジャニ∞のグラビア撮影で「丸ちゃんだけがいない」状態になってしまうという緊急事態が発生したの。とりあえず丸ちゃん以外のメンバー・渋谷すばるくん、錦戸亮くん、安田章大くん、大倉忠義くん、村上信五くん、横山裕くんで撮影をして、後日、完治してから丸ちゃんだけを撮影して、うまく合成して事なきを得た出版社が多数いたのよね。編集マンたちは「一時はどうなることかと思ったけど、誌面的にはギリギリ間に合ったから心底ホッとしたよ」と言ってたけど、第一報が入った時はどの媒体さんもキモを冷やしたって。

 丸ちゃんが発熱した日、関ジャニ∞は数十社の撮影が入っていて「具合が悪い」なんて言えなかったんだって。頑張って仕事をしていたんだけど、あるスタジオから違うスタジオに移動中、丸ちゃんが突然「もうダメだ」とギブアップ宣言をして病院へ直行。残念ながらインフルエンザとの診断が出て撮影は中止となり、数日の間、お休みすることになっちゃったの。今は印刷技術も発達してるし、合成してもそんなに違和感はないから、読者の皆さんはわからなかったかもしれないけど、もう時効だからバラしちゃってもいいかな。アイドルは体が資本だから十分に自己管理しているんだけど、多忙な毎日だから仕方ないわよね。

 亮ちゃんも2009年の『24時間テレビ32・愛は地球を救う』(日本テレビ系)で、当時はNEWSとしてメーンパーソナリティーを担当していた本番中にインフルエンザに倒れてね。その年だけはいつもの日本武道館ではなくて有明の東京ビッグサイトで開かれていて、何時間も亮ちゃんが出演しなくなってたから「おかしいな。何かあったのかな?」と思ってスタッフに確認したら「早朝にジュリーさんが直々に迎えに来て、錦戸くんを病院に連れていったよ」って。裏では高熱にうなされていたらしいのよ。で、アツは大丈夫だったんだけど、一緒に行った編集マンの何人かがバタバタと倒れ始めたんだって。インフルの猛威、恐るべし! を体感したの。

 そう言えば元SMAPの皆さんも、年末の明石家さんまさんとの特番の日は毎年「注射は嫌いだけど、リハの合間にインフルエンザの予防接種をする」のが習慣だったしね。当たり前だけど、アイドルもインフルエンザにはなかなか勝てないのよね~。寒い時期、皆さんもインフルエンザにはくれぐれもご注意くださいませ!

 ……って、ヘンな前説になっちゃったけど、今はとにかく毎日いろんなタレントさんを取材中なのよ。でね、そんな中、取材陣が長年、口を揃えて言うのは「関ジャニ∞は異色」という説。ヒナなんかも昔はよく「俺らはジャニーズにしては苦労人やから」って苦笑いしながら言ってたけど、グループ結成後の関西での舞台にはなかなか観客が集まらず、ずっと苦戦していたのよ。「とにかく見に来てよ」とのお願いに私たちも根負けして、みんな自腹を切って大阪まで何度も舞台を見に行って応援したりしたもの。∞はいい意味でガツガツしていたし、上昇志向が強くて、長いものには巻かれるけど、自分らの意見はちゃんと言う面白いグループで、努力もしていたしね。

 苦労をしつつも徐々に人気が出始めて、2004年にCDデビューが決まった時は、担当編集や担当記者たちは本当に大喜びしたものよ。報われたねって、メンバーと一緒に飛び上がってお祝いしたの。

 長年ずっといい関係を築いていたんだけど、最初にちょっとした違和感を覚えたのは、CDデビューして少し経ったころかなぁ。彼らはジャニー社長に可愛がられていて、長くジャニーさんが担当してくださっていたんだけど、本格的に東京進出をすることになって、ジュリーさんが担当することになったの。

 結果的にはそれで彼らの名前は一気に全国区になったんだけど、まだ経験も少なく若かった彼ら。当初は「ジャケット写真や曲選びもちょっと違う。ジャニーさんならこういうラインナップはしなかっただろうし、こんなジャケ写は選ばなかったと思う」「俺らの希望とは全然ちゃう」とポツリと言い始めて。思春期の反抗期みたいなものだったのかしら? でもここまでハッキリと「自分たちの意見をきちんと言うグループ」は今までいなかったから、頼もしいけど、ちょっとビックリしちゃったわ。

 でも実際に有言実行させたの。2014年にはジェイ・ストーム内自主レーベル“INFINITY RECORDS”を立ち上げて自分たちの音楽をとことん追求していく勇姿は立派だなって感心しちゃったわ。「やるべきことをやり、やりたいことをやっていく!」信念と行動力はすごいもの。ジャニーズ初の快挙よね!

 それに7人ともキャラが濃くて強いし、個性的でしょ。ある意味、ジャニーズの中で、テレビほか公共の場に出ている時とそうでない時と、一番ギャップがあるグループは∞だと思うの。

 テレビなんかではわちゃわちゃしてておちゃらけたコメントも発するけど、素の彼らはとても冷静で物静か。テレビカメラが入っていない会見なんかでは波を打ったようにシーンとしちゃう時があって、最初は「えっ、∞ってもっと元気で何でも話しちゃう盛り上げ大好きな明るいグループだと思ってた」って、取材陣はそのギャップにまず驚くのが常。まぁね、もう子供じゃないんだから騒ぐなんておかしいし当たり前なんだろうけど、∞の取材はいつもちょっとビクビクしながら行われるのよ。知ってた?

 亮ちゃんなんかは、ファンの皆さんが「愛想笑いをしないところがいい!」「いつもは仏頂面でも、たまに笑う顔が可愛いから許しちゃう」って言うものね。あのクシャっとした笑顔、確かに許したくなっちゃうわよね。少々、無愛想でもついて行くファンがいるって最大の強みだし、eighter公認ってのが偉大なところ。はい、完敗です。

 でもね、取材する側としては正直、亮ちゃんはその日のご機嫌にもよるし、インタビューはいつも冷や汗タラ~リ、四苦八苦しちゃうの。例えばリスペクトする人や憧れの人について聞くと「尊敬する人? そりゃいるよ。でも……教えない」との受け答え。負けずに聞くと「うーん、親父とか。理由? えー、言いたくない。面倒くさい」とかの押し問答が続いた挙句、「教えなくてもいいじゃん。次、次。もう俺の話はいいからさ」って。これを俗に「錦戸亮伝説」って呼ぶんだけど、「俺の話はいいからさ」ってインタビューされてる本人が言っちゃうのが笑えるでしょ。みんな亮ちゃんの話を聞くためにインタビューしてるのに(笑)。

 さらにどの編集部も「錦戸亮対策として、少しは笑ってくれるから、彼と仲良しのカメラマンを起用する」のが鉄則中の鉄則。この他にもいろいろあるんだけど、取材陣は時に“錦戸亮あるある”で盛り上がるのよ。

 でも演技も歌もパフォーマンスも最高だし、各局のドラマプロデューサーも「錦戸くんの演技は誰にも真似できない。天性のものだよね。天才!」って。ドラマで共演する事務所の後輩たちは収録中、いつもちょっとビビってるけど、そこも紛れもなく“錦戸亮あるある”だしね。間近で天才的な演技が見られるんだから、それは勉強だと思わなくちゃダメよね。後輩たちよ、ビビらず頑張って行こ~!

 亮ちゃんに翻弄されることも多いけど、すばるくんもなかなかのキャラで、いわば∞はこ2人が2トップなんだけど。すばるくんの歌声は独特で哀愁があって、胸にジーンと染み入るのよね。「本当に歌が好き」なんですって。伝わってくるでしょ?

 やんちゃだけどとっても繊細で、よく人の心の動きを見てるしね。「一度でも自分と関わった人との縁は、なかなか切れない」そうで、情に厚い男よ。ただ何かのスイッチが入ると、時に“止まらない暴走”が始まるから、撮影時はドキドキが止まらないのも事実。カメラマンさんをからかうのも得意だから、慣れていないカメラマンさんはかなりビクビクしながら撮影してるわ。すばるくん、お手柔らかにお願いしますよ~! カメラマンには優しくしてあげてね。撮影中は頑張って堪えているけど、後で泣きそうになってる女性カメラマンや記者も多いから。

 2トップに続き3番手に控えしは、王子様キャラのたっちょん。誰よりオシャレでブランドもので全身を固めることもしばしば。タッパもあるし、スタイルよし、顔よしのおぼっちゃまくんでカッコいいから何でもよく似合うしね。ただ、スタジオの廊下で直前に「今日の取材では大倉くんがしゃべってくれますように!」と、祈るインタビュアーが多発しているのも事実だけど。しゃべる時はしゃべってくれるから、そう簡単には予想がつかないから泣きたくなっちゃうのよね~。

 穏やかキャラの丸ちゃんは根はしっかり者で、気になる点があれば番組スタッフにも「そういうことは事前に教えておいてください」って、きちんと伝えるタイプ。おふざけキャラは裏ではなりを潜めている感じで真面目。我が道を歩く人ね。

 そんな中、みんなの癒しとなっているのがヤスくん。目がチカチカしちゃうような独特の派手な色合わせ&柄合わせの洋服が目を引くけど、性格的にはグループの中では一番、穏やかで優しい人。アーティストとしてもいかんなくその才能を発揮し、彼のイラストは奥深くてユニークで、計り知れないのよね。何か思いつくといつも気軽に描いてくれるし、手の甲に描いちゃったりもするし。キャラの濃いグループの中で存在感を出すって大変なのに、ヤスくんは独自の道を堅実に地道に歩いていると思うわ。

 さて、∞のお兄ちゃんキャラと言えばヒナとヨコ。独特の存在感があるわ。特にヒナは単独仕事も多くなってきて、MCとしても一流。各局から引っ張りだこの人気よね。ヨコも役者としての才能はダントツで、どんな役も上手くこなせちゃうタイプ。プライベートで苦労した分、弟思いで、優しい一面もある人よ。ただ、ヨコヒナコンビが揃うと最強に面白いんだけど、もう誰にも止められない“過激マシンガントーク”が繰り広げられる時があって、なかなか怖いのよ。

 かつて『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)に∞がゲスト出演した時、ヨコヒナがヒートアップして「嵐の皆さんは声も張らずに、こんなにボソボソと小さな声で話して、俺らのギャラの3倍~5倍は軽くもらってる。こんなに声を枯らすぐらい張ってる俺らは何やっちゅうねん」って言い始めて。そんな会話があまりに続いたせいか、観覧に来ていた嵐ファンがドン引きし始めてね。

 その空気を察したヨコヒナは「お客さんは引いても、今ごろサブではドッカンドッカン受けてるわ。うちらスタッフ受けはいいんや。東京は冷たいなぁ。今に『∞にしやがれ』にしてやるぞ~。レギュラー番組、何本か俺らにくれ!」なんて話し始めて。さすがの嵐も二の句が告げず苦笑いするだけ。二宮和也くんがジョークで「もういいよ、来んなよ」と笑わせていたけど、嵐ファンの皆さんも最後には泣き顔になっちゃって。見ていてこの温度差にはちょっとビックリしちゃったけど、優秀なスタッフの編集により、笑える展開になっていて安心したわ。

 きっと何かにつけて立ち回りもうまくて、弁が立ちすぎるんだと思うんだけど、あるラジオ番組のディレクターさんが前に「村上くんや横山くんは機を見るに敏というか。空気も読めるし、とにかくめちゃくちゃ器用。ラジオのリスナーからのハガキやメールを読んで適切な返事をするんだけど、フリートーク中や質問に答える時の視線がいつもハガキにはなくて。どこを見てるんだろうと思って、彼らの視線の先を追ったら、スタジオ内に置いてあるテレビ画面に向けられていた。リスナーにきちんと答えながらも目線はずっとテレビって。ある意味、天才だなって驚いた」って言ってたの。

 タレントさんたちのラジオ番組の収録にたまにお邪魔するけど、さすがにそんな芸当は見たことがないから、ヨコヒナのスゴ技には脱帽よ。テキトーに話してるわけじゃなくて、内容はしっかり把握しつつの進行。一度にいろんなことが出来ちゃうんだもの。これもまさに一種の才能よね!

 それぞれがキャラ立ちしていて個性的だけど、7人揃うと一致団結して統一感があって。と言っても、最初は内博貴くんもいて8人グループだったのよね。でも若気の至りか、内くんが未成年飲酒事件にて2006年に脱退。eighterの皆さんは「いつか内くんが帰って来るんじゃ?」と夢見て応援していたんだけど、結果、残念ながら脱退という形に。

 その前後で∞のメンバーも何回か話し合ったそうなんだけど、決定的になったのは亮ちゃんの「内が帰ってくる場所なんかないやろ。どこにあるんや?」の言葉だったそうなの。グループ内には「亮ちゃんの発言は絶対!」という暗黙のルールがあるらしく、すばるくんは苦渋の顔をして、ヨコヒナは腕を組み沈黙を守り、丸ちゃん、ヤスくん&たっちょんはうつむいたまま。後で聞いたら「反論できるわけない。亮ちゃんが言ったんやから」と、みんなただただ下を向いてじっと耐えていたんだそう。その場は何とも言えない空気が流れて、固まったままで、いたたまれなかったって言ってたわ。

 でもね、亮ちゃんのこの言葉、一見クールに聞こえるけれど、もしかしたら「∞というグループ、内博貴くんの将来」を一番に考えての決断だったのかもしれないわよね。だって∞だってもっともっと売れなくちゃいけない時で、ガムシャラに突き進んでいかなくちゃならない時期だったしね。内くんだって俳優として芽を出し始めた時だったし。聞いた時はちょっとア然としちゃったけれど、今思うと、亮ちゃんなりの苦肉の策、大英断だったのかもしれないわ。

 今では∞がこんなにも大活躍しているし、あの時は寂しかったかもしれないけど、eighterのみんなも健在、正しい選択だったと言わざるを得ないかもね。ジャニーズの中では本当に異色中の異色のグループだから、とてもじゃないけど今後が予想できないんだけど、「新しい何か」を生み出してくれるのは∞だと思うの。ジャニーズイチのチャレンジャー集団だもの。

 ま、上げたり下げたりして申し訳ないけど、願わくば取材の際、あんまりイジメないでいただけると助かるんだけどな。どこの編集部も取材前に眠れなくなっちゃう人がいっぱいで、当日見ると青白い顔をしている人が多いから。あの冷凍庫のようなひんやりした空気、私たちも何とかあっためるよう努力するので、∞の皆さん、今後はもう少しだけどうぞ手加減のほど、宜しくお願い申し上げます! これ以上“∞あるある”を更新しないで~! 取材陣からの心からのお願いです。

『刑事ゆがみ』神木隆之介は視聴者の親心を刺激する

 今回は毎週木曜22時00放送『刑事ゆがみ』(フジテレビ系列)に出演する神木隆之介さんについて。彼が出演した作品で第一印象にあるのは江口洋介主演の『涙をふいて』(フジテレビ系・2000年)。二宮和也、上戸彩等4人兄弟の末っ子でこねくり回したくなるほど可愛かった。それが時を経て現在24歳で刑事役とは感慨深くなるものです……。

“違法捜査は上等、事件解決のためなら手段を選ばない刑事・弓神適当(浅野忠信)。彼とバディを組むことになったのは、真面目で正義感の強い青年・羽生虎夫(神木)。ちなみに童貞。毎回起こる事件にタイプの違う2人がタッグを組んで解決していく”

 ドラマはすべて一話完結。強姦未遂、殺人、誘拐などさまざまな悪質事件を弓神(ゆがみ)と羽生が解決していきます。今クール放送のドラマでは、毎週放送が楽しみな作品のひとつ。

 たくさんの刑事ドラマが放送され、事件から解決までのストーリーが割とパターン化されている昨今。弓神の次に何をしでかすかわからない素っ頓狂かつ適当な捜査方法に心がくすぐられるのです。一聞では煩雑そうな印象を受けるかもしれませんが、テンポのよさが高じてストーリーがすんなりと入ってくる良作品。

 そして神木さん演じる羽生は、交番勤務から若くして刑事課へ配属、将来を嘱望されている存在。弓神とは反して生真面目で正義感が強く、出世欲も強い。もちろん上司へのゴマスリも欠かしません。

 そう言うと完全無欠のエリート好青年を想像しがちですけど、実際はInstagramで盛ったリア充生活をアピール、こっそり出会い系アプリで恋人募集中とややこじれた人物。さらに童貞というおまけつき。その私生活を日々、コントのごとく弓神から突っ込まれています。

(弓神)「(テレ朝にてドラマ放送中の童貞と処女が集まる高校)『オトナ高校』入学してこいよ」
(羽生)「チェリートじゃねえし!!!」

(弓神)「(インスタのプロフ欄に)童貞って書いとけよ」
(羽生)「ヴァッカヤロウ!!!!」

 でも羽生をからかうだけではなく、捜査することの意味を行動で教えていく弓神。そしてその教えを体得する羽生。公私共々、虚勢を張ってばかりの彼ですが、なんだか応援したくなるのは神木さんのキャラクターゆえ。

 2歳で子役デビューを果たした彼は、24歳にしてすでに芸歴20年以上のベテラン俳優。最近は映画『君の名は。』(2016年)をはじめ、声優としても活躍している、実力、経歴ともに素晴らしい役者なのです。

 “子役”とは、とても残酷な商売だと思います。幼少期に爆発的に売れてしまうと、人気が継続されることは稀。ビジュアルを保ちながら成長する人は少なく、異常にちやほやされた人気者から一気に脱落、普通の人生を送ることに。よくバラエティ番組でも「あの子役は今……」と取り上げていますが、それですね。

 でも神木さんは違いました。愛らしい子役として視聴者の心を癒しまくり、その後は年齢相応の役を経て成長。現在は、子役時代の純朴さを残しつつ、かっこいい青年にスケールアップしているではありませんか。ずっと神木くんの成長を見守り続けた視聴者は、我が子のような思いで応援し続けるんだろうと思います。

 さて『刑事ゆがみ』。羽生くんの童貞卒業にも熱い期待がかかりますが、弓神役の浅野さんによる、いい加減だけど人情味溢れる刑事のハマり方も秀逸。今年1月期に放送された『A LIFE〜愛しき人〜』(TBS系・2017年)で演じた、出世ばかりをつけねらう壇上壮大役よりも、今回の役柄のほうが自然体で好きです。最終的に弓神の隠された過去が何か事件を引き起こすのでは、と今後に期待。

激戦区の日曜ゴールデン帯で“王者”日テレが大失策! さんま特番惨敗で、テレ東、フジが肉薄

 激戦区の日曜ゴールデン帯で、独走する“王者”日本テレビが“編成ミス”で視聴率を大きく落す失策を演じてしまった。

 日テレでは、通常、同時間帯に『ザ!鉄腕!DASH!!』『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』をオンエアし、圧倒的な強さを見せている。前週(19日)は、『DASH!!』が17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、『イッテQ!』が19.9%、『行列』が13.6%の高視聴率を獲得していた。

 26日は、これらの3番組をすべて休止し、午後7時より、3時間枠で、『誰も知らない明石家さんま NGなしロングインタビューで解禁&さんま青春時代ドラマ』を放送。同番組はさんまにロングインタビューを行い、13個の質問にNGなしで応えたものだったが、視聴率は13.9%どまり。午後7時から9時の時間帯に関しては、通常番組より、大きく数字を落としてしまった。

 同番組は、昨年11月26日に、土曜午後7時から2時間枠でオンエアされ、13.5%を獲得した。今回とは放送曜日が異なっており、同じレベルで比較はできないが、日曜ゴールデン帯にもってきた日テレの編成ミスといえそうだ。

「日テレの日曜ゴールデン帯のレギュラー番組は、他局の追随を許しません。それなのに、わざわざ休止してまで、さんま特番を放送したのは明らかに失策。編成部は責任を問われかねません」(テレビ誌関係者)

 この機に乗じて、高い視聴率を挙げたのは、ふだん低視聴率に苦しんでいるテレビ東京とフジテレビだった。テレ東は、注目度急上昇中の『緊急SOS!史上最大の池に異常発生!怪物1万匹!? 池の水ぜんぶ抜く大作戦5』(午後7時54分~9時54分)を放送し、12.8%をマーク。フジテレビは、『ニチファミ!』枠の『中居正広のプロ野球 珍プレー好プレー大賞2017』(午後7時~9時54分)が、奇跡ともいえる11.0%を獲得した。

 今年1月15日に第1弾が放送された『池の水ぜんぶ抜く』は、当初は8%台だったが、その後、グングン数字を上げ、9月3日の第4弾では11.8%と初の2ケタ台を記録。第6弾は、正月特番の3時間スペシャルとしてオンエアされることが決定。特番枠とはいえ、今後テレ東の目玉番組となるのは必至だ。

 そのほかの局では、TBS日曜劇場『陸王』(午後9時~9時54分)が安定の16.3%をマーク。NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』(午後8時~8時45分)は、自己ワースト4位タイの11.3%と低調だった。

 テレ東、フジが2ケタに乗せたことで、割を食ったのが27年ぶりにレギュラー復活した『ビートたけしのスポーツ大将』(テレビ朝日系/午後7時58分~8時54分)の第2回で5.8%と爆死。12日の初回は12.6%とよかったが、半減以下に落ち込んでしまった。

 次回12月3日、日テレは通常番組に戻り、テレ朝は『M-1グランプリ2017』(午後6時57分~10時10分)を放送。TBS系は『東大王★2時間半SP★豪華芸能人12人が天才東大生にクイズで勝ったら100万円!』(午後6時30分~8時54分)をオンエアし、盤石の『陸王』につなげるが、今週も各局の熾烈な視聴率獲得合戦が繰り広げられることになりそうだ。
(文=田中七男)