世界中で告発が続くセクハラ問題 俳優兼監督の大物S・SやJ・Cにも新たな疑惑が浮上中!?

 世界のエンタメ業界を震撼させているセクハラ告発。 ハリウッドの大物プロデューサーであるハーベイ・ ワインスタインが、 20年以上にわたって若手女優などにセクハラを繰り返していたこ とが明らかになり、映画界を追放されることとなった。 この件を皮切りに、多くの業界人のセクハラが告発されている。

 映画『バグジー』で脚本を手がけ、 アカデミー賞にノミネートされたこともある脚本家で映画監督のジ ェームズ・トバックは、 少なくとも38人の女性にセクハラを行っていたことをロサンゼル ス・タイムズに暴露された。一方、写真家のテリー・ リチャードソンは過去にモデルに対するセクハラがあったとして、 雑誌「VOGUE」や「GQ」が同氏とその写真を追放としたと発表した。

 大物たちが次々とセクハラで告発されているが、 過去には日本の女優も、 ハリウッドの大物のセクハラを告発したことがある。

「以前、女優の加藤夏希が、 ハリウッドのオーディションに参加した際に、大物『S・S』 からセクハラを受けたことがあるとテレビ番組で告白したことがあ ります。S・Sの実名は明らかにされていませんが、 アクション映画などに出演する俳優兼監督だったとのことで、 スティーヴン・セガールだったのではないかと言われています」( 芸能関係者)

 大物俳優のセクハラという点では、 意外なあの人の名前が挙がったこともある。

「かつて日本でも活躍していたビビアン・スーが、 友人などにこっそり話していたというエピソードなんですが、 ジャッキー・チェンがとにかくエロくて、 口を開けば下ネタばかりだったそうです」(同)

 ビビアン・スーは、2001年に公開されたジャッキー・ チェン製作主演の映画『アクシデンタル・スパイ』 に出演している。

「 ジャッキーがビビアンに対して性的関係を迫ったというような話で はないですが、 クリーンなイメージのジャッキーがエロ話ばかりしていたというの は衝撃的でしたね」

 世界中で社会問題化しているセクシャルハラスメント。 まだまだ告発される大物は出きそうだ。

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少女マンガ家の世界はドロドロ!? 「美人かブスかで大揉め」「枕営業のウワサ」が勃発する裏側

 思春期の男女の甘酸っぱい恋愛ストーリーや、女子同士の友情物語、夢に向かってひた走る少女の姿を描いた作品など、多くの女の子たちに夢を与え続けている少女マンガ家たち。“女の園”であるこの業界は、一見華やかだが、実態は「ドロドロしている」という声も少なくない。有名マンガ誌に作品が掲載されても、人気が出なければ切り捨てられていく過酷な世界だけに、熾烈な競争が繰り広げられるのは当然だろうが、「女の集団という点で、いろいろと厄介な揉め事が多いんですよ」と、とある出版関係者Aさんはため息を吐く。今回は、少女マンガ家界をよく知る人たちに、知られざる業界ウラ話を聞いた。

■あのマンガ家は「美人かブスか」で大盛り上がり

 まず、話を聞かせてくれたのが、少女マンガ家を目指しているとある20代女性Bさん。数年にわたって有名誌にマンガを投稿し続け、現在はデビューに向けて、編集者に作品を見てもらっている段階だという。そんなBさんは、少女マンガ家界の“美醜問題”の根深さに興味しんしんのようだ。

「少女マンガ家って、ほかの作家の容姿の良し悪しをすごくチェックしているんです。私がよく見ている少女マンガ家に関するネット掲示板は、編集部の内部事情が語られるなど、恐らく関係者が集まっているんですが、やれあの作家が美人だブスだと大盛り上がりしていますよ。例えば、TwitterなどのSNSで、美容に関するツイートをしている少女マンガ家が監視の対象になっていて、『美人作家気取りだけど大したことない』『○○の顔を見たくてイベントに行ってきた。全然美人じゃなかった』などといったやり取りがされていたり、ある作家について『あの子は顔の可愛さで人気を得てるだけ』なんて恨み節のような書き込みもありますね。みんな本性をむき出しにしているから、面白いんですよ。男性のマンガ家さんにはあまりないことなのではないでしょうか」

 作品の面白さと、作家自身の美醜は別問題にもかかわらず、なぜ関係者の間で取り沙汰されてしまうのか。その理由について、前出の出版関係者Aさんは、「少女マンガ誌の男性編集者」の存在を指摘する。

「少女マンガ誌の編集部は、ほとんどが女性なのですが、男性もいることにはいます。作家の間では、どうやら『男性編集に推されると、作品を雑誌のいい位置に載せてもらえる』といわれているらしく、『とにかく男性編集に気に入ってもらわなければ』といった意識が芽生えるようなんです。そこで、作品の良し悪しではなく、“ルックス”が着目されてしまうというわけです」

 Aさんの弁について、Bさんも「そういった話はよく聞きます」と同意する。

「男性編集さんって、女性編集さんより、多くのマンガ家やそのたまごを抱えているイメージがあります。敵が多いからこそ、気に入られるために必死になるんです。デビュー前の子たちの間でよく話題に上がるのが、『○○さんが、編集の●●さんに飲みにつれて行ってもらったらしいよ』という話。自らTwitterで自慢する子もいて、そういうのを目にすると、やっぱりイライラしますね。そこで、『あの子は可愛いから、飲みに誘われたんじゃない?』『作品は面白くないみたいだよ』『もしかして、枕営業してるかもね』なんて話が出てきてしまうんです」(Bさん)

 男性編集をめぐって、少女マンガ家たちがにらみ合っている――マンガ家のCさんは、この事態をさらに複雑化させる要因がある、と指摘する。

「少女マンガを描いてきた女性は、現実の恋愛に疎く、男性慣れしていないタイプが多い。そのため、男性編集にアドバイスなどをもらううちに、“ガチ恋”してしまうんです。それで実際に恋愛に発展したカップルもいるというウワサも聞きますが、作家として編集者に作品を評価されたいという気持ちと、女として好かれたいという気持ちがごっちゃになって、ほかの作家に異様なまでの嫉妬心をたぎらせてしまうケースも。これはウワサで聞いた話ですが、とある少女マンガ家が担当の男性編集にネームを提出したところ、そのキャラクターがそっくりそのままその男性編集自身で、エピソードも実際にあった話だったらしく、編集部で物議を醸したことがあったとか。現実と作品の境目があいまいになってしまうなんて、もはやホラーですよね(笑)」

 こうした実情は、出版社サイドにとっても悩みの種になっているという。

「自分の経験したことをベースに作品を作るのは、何も悪いことではありません。しかしその半面、男性編集との関係性で、作家同士がいがみ合ったり、彼女たちの才能が潰れてしまうのは悲しいものです。編集サイドもその点には気をつけていかなければならないと思っています」(Aさん)

 一筋縄ではいかない少女マンガ家の世界だが、「一般社会とは一線を画す面白さもある」(Bさん)との声も。そんな中から、次代の名作が生まれることに期待したいものだ。

少女マンガ家の世界はドロドロ!? 「美人かブスかで大揉め」「枕営業のウワサ」が勃発する裏側

 思春期の男女の甘酸っぱい恋愛ストーリーや、女子同士の友情物語、夢に向かってひた走る少女の姿を描いた作品など、多くの女の子たちに夢を与え続けている少女マンガ家たち。“女の園”であるこの業界は、一見華やかだが、実態は「ドロドロしている」という声も少なくない。有名マンガ誌に作品が掲載されても、人気が出なければ切り捨てられていく過酷な世界だけに、熾烈な競争が繰り広げられるのは当然だろうが、「女の集団という点で、いろいろと厄介な揉め事が多いんですよ」と、とある出版関係者Aさんはため息を吐く。今回は、少女マンガ家界をよく知る人たちに、知られざる業界ウラ話を聞いた。

■あのマンガ家は「美人かブスか」で大盛り上がり

 まず、話を聞かせてくれたのが、少女マンガ家を目指しているとある20代女性Bさん。数年にわたって有名誌にマンガを投稿し続け、現在はデビューに向けて、編集者に作品を見てもらっている段階だという。そんなBさんは、少女マンガ家界の“美醜問題”の根深さに興味しんしんのようだ。

「少女マンガ家って、ほかの作家の容姿の良し悪しをすごくチェックしているんです。私がよく見ている少女マンガ家に関するネット掲示板は、編集部の内部事情が語られるなど、恐らく関係者が集まっているんですが、やれあの作家が美人だブスだと大盛り上がりしていますよ。例えば、TwitterなどのSNSで、美容に関するツイートをしている少女マンガ家が監視の対象になっていて、『美人作家気取りだけど大したことない』『○○の顔を見たくてイベントに行ってきた。全然美人じゃなかった』などといったやり取りがされていたり、ある作家について『あの子は顔の可愛さで人気を得てるだけ』なんて恨み節のような書き込みもありますね。みんな本性をむき出しにしているから、面白いんですよ。男性のマンガ家さんにはあまりないことなのではないでしょうか」

 作品の面白さと、作家自身の美醜は別問題にもかかわらず、なぜ関係者の間で取り沙汰されてしまうのか。その理由について、前出の出版関係者Aさんは、「少女マンガ誌の男性編集者」の存在を指摘する。

「少女マンガ誌の編集部は、ほとんどが女性なのですが、男性もいることにはいます。作家の間では、どうやら『男性編集に推されると、作品を雑誌のいい位置に載せてもらえる』といわれているらしく、『とにかく男性編集に気に入ってもらわなければ』といった意識が芽生えるようなんです。そこで、作品の良し悪しではなく、“ルックス”が着目されてしまうというわけです」

 Aさんの弁について、Bさんも「そういった話はよく聞きます」と同意する。

「男性編集さんって、女性編集さんより、多くのマンガ家やそのたまごを抱えているイメージがあります。敵が多いからこそ、気に入られるために必死になるんです。デビュー前の子たちの間でよく話題に上がるのが、『○○さんが、編集の●●さんに飲みにつれて行ってもらったらしいよ』という話。自らTwitterで自慢する子もいて、そういうのを目にすると、やっぱりイライラしますね。そこで、『あの子は可愛いから、飲みに誘われたんじゃない?』『作品は面白くないみたいだよ』『もしかして、枕営業してるかもね』なんて話が出てきてしまうんです」(Bさん)

 男性編集をめぐって、少女マンガ家たちがにらみ合っている――マンガ家のCさんは、この事態をさらに複雑化させる要因がある、と指摘する。

「少女マンガを描いてきた女性は、現実の恋愛に疎く、男性慣れしていないタイプが多い。そのため、男性編集にアドバイスなどをもらううちに、“ガチ恋”してしまうんです。それで実際に恋愛に発展したカップルもいるというウワサも聞きますが、作家として編集者に作品を評価されたいという気持ちと、女として好かれたいという気持ちがごっちゃになって、ほかの作家に異様なまでの嫉妬心をたぎらせてしまうケースも。これはウワサで聞いた話ですが、とある少女マンガ家が担当の男性編集にネームを提出したところ、そのキャラクターがそっくりそのままその男性編集自身で、エピソードも実際にあった話だったらしく、編集部で物議を醸したことがあったとか。現実と作品の境目があいまいになってしまうなんて、もはやホラーですよね(笑)」

 こうした実情は、出版社サイドにとっても悩みの種になっているという。

「自分の経験したことをベースに作品を作るのは、何も悪いことではありません。しかしその半面、男性編集との関係性で、作家同士がいがみ合ったり、彼女たちの才能が潰れてしまうのは悲しいものです。編集サイドもその点には気をつけていかなければならないと思っています」(Aさん)

 一筋縄ではいかない少女マンガ家の世界だが、「一般社会とは一線を画す面白さもある」(Bさん)との声も。そんな中から、次代の名作が生まれることに期待したいものだ。

『陸王』見せ場の“BGM”にブーイングの嵐! 「なぜその選曲?」「違和感だらけ」と大不評

 10月29日午後9時から第2話が放送される、池井戸潤原作の役所広司主演ドラマ『陸王』(TBS系)。視聴率は初回14.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)の好スタートを切っている。

 同ドラマの主人公・宮沢紘一(役所)は、埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」の四代目社長として日々奮闘していたが、年々先細る足袋の需要から、資金繰りに悩む月日を過ごしていた。

 第1話で、銀行の企業融資担当・坂本(風間俊介)から、「新規事業に踏み出してみてはどうか」と提案をされた宮沢は、これまで培った足袋の製造技術が生かせる“裸足感覚”を追及したランニングシューズの開発を閃く。

 経営が苦しい中、従業員にはサービス残業でランニングシューズの開発に協力してもらい、ついに納得のいくものを仕上げることに成功。しかし、実績がない「こはぜ屋」は売り込みの段階でつまずいてしまい、ランナーに履いてもらうことすらできない。また、現状のランニングシューズでは、耐久性の点から大会用ではなく、走法の矯正用としてしか使えないという指摘も受けることに。

 そこで宮沢は実績作りのため、つい先日、息子の大地(山崎賢人)と観戦した国際マラソン選手権の実業団ランナー・茂木(竹内涼真)に、シューズを履いてもらうよう交渉しにいく。茂木はこの大会で足を怪我してリハビリ中だけに、試してもらうには絶好の相手と思われたが、宮沢は門前払いされ、茂木に会うことすらできずじまいだった。

「ドラマ終盤で思い悩んだ宮沢が、自分の開発したランニングシューズで夜の街を駆けるシーンがありました。この盛り上がり絶頂の時に、BGMとして、女性ボーカルグループ『Little Glee Monster』による平原綾香の楽曲『Jupiter』のカバーが流れたのですが、この演出に興ざめする人が多かったようです」(芸能ライター)

 ネット上では、「突然のジュピターが浮きすぎてて、違和感だらけ」「ドラマに集中できなかった」「雰囲気に全然合ってないし、そもそもカバー曲である意味もわからん。せめて平原綾香バージョンにしてあげて」「毎回良いシーンでこれを流すのかな。今回だけにしてほしい」といった声が多数上がり、今後も曲が流れるたびにブーイングが起こりそうな気配がある。

 第2話では、ランニングシューズを「陸王」と名付けた宮沢が、さらに開発を進めていく。ポイントとなるのは靴底のソール部分で、これまでの生ゴムでは、ランニングシューズとして求められる耐久性が望めないため、強化を試みることに。そこで宮沢は、特殊素材「シルクレイ」に着目したものの、その特許を持つ飯山(寺尾聰)は、2年前に自社を倒産させてしまい、それから消息不明になっていた。

「予告映像には、飯山からお金を要求された宮沢が、1億円を集めようとしているシーンが挿入されていました。池井戸作品ではお馴染みの“融資”の話だけに、視聴者も興味しんしんのようです」(同)

 一部視聴者からは、「池井戸作品のドラマはどれも似たような展開」「既視感が強いドラマ」ともいわれている『陸王』。果たして第2話の視聴率は上がるのか下がるのか。今後の行く末を占う回になりそうだ。

脱北者たちの間で「北への送金に便利」とウワサの“都内某郵便局”を直撃した!

 ご無沙汰してます。安宿緑です。

 最近、日本政府の某関係者から、こんな話を耳にしました。

「東京の繁華街“S”にある郵便局が、脱北者の間で、北朝鮮の家族宛ての送金に、よく使われている」

 脱北者と頻繁に面会を行っている日本政府関係者は、次のように話します。

「8月にも、送金のため韓国から来日した脱北者と会いました。S郵便局は脱北者の間では有名で、よく使われています。S郵便局が送金を支援しているとか、特別に使い勝手が良いというわけではなく、多くの量を受け付けているうちに手続きがスムーズになっていった だけのようですが。利用者のほとんどは、親族訪問の名目で来日してきた元在日朝鮮人の脱北者とみられます 」

 そのウワサを検証すべく、S郵便局に赴き、窓口に直行しました。

 

筆者「北朝鮮に送金したいんですけど」

 すると職員は「少々お待ちください」と言って奥に入っていきました。予想に反し、意外と慣れていない様子。

 しばらくして戻ってきた職員は、慣れない手つきで書類をめくりながら「禁止リストに載っている住所には送れませんが、大丈夫ですか?」と聞いてきました。

 禁止リストとは、国連安保理決議による「北朝鮮のミサイル又は大量破壊兵器計画に関連する者」(16の団体・個人)、「北朝鮮に関連する国際連合安全保障理事会決議に基づく資産凍結等の措置の対象となる者(116団体と個人、うち10団体は国連安保理決議1695号、29個人・ 団体は国際協調に基づいて措置済み)、ほか日本政府が定めた「 国際平和のための国際的な努力に我が国として寄与するために講ずる資産凍結等の措置の対象となる北朝鮮の核その他の大量破壊兵器 及び弾道ミサイル関連計画その他の北朝鮮に関連する国際連合安全保障理事会決議により禁止された活動等に関与する者」(64団体と個人)。

 このほか、人道支援目的を除き、指定された禁制品の送付や、支払い目的での送金などは禁止。

 これが壁にもズラーっと張り出されているわけですが、誰が熟読するんじゃと。というか、 この宛先に送ろうとした時点で、公安に後ろから肩を叩かれる案件じゃないですか。

 当然ながら口座間送金はできず、「保険付き郵便物」として現金を封入して送ることになります。万国郵便条約に基づくため、いちおう法的には問題なく、現在は人道支援目的で10万円以下に限り受け付け可能とのこと。ちまたでは、パチンコの売り上げ金がこの郵便局から北に送られているというウワサもありますが、何回小分けにすりゃいいんだよ!というわけで、もはや現実味がないことがわかります。

 ちなみに北朝鮮は1974年に万国郵便協定に加盟しています。

筆者「受取人はミサイル関係じゃないので大丈夫かと」

職員「いくら送りたいの?」

筆者「試しに1万円くらいですかね」

職員「1万円!?」

「そんなはした金でいいのかよ」と言わんばかりの職員の視線をよそに、私は、この局が本当に“ ホット送金スポット”になっているのか探りを入れました。すると職員はあっさり肯定し、こう続けました。

職員「多いのは、ウチと、同じく都内のT局。毎月1人か2人は来ていたけど、やはりこういう情勢だからか、今月はゼロ。あと、きちんと届いてるかどうかは当然、こちらでは把握できない。届いても、おそらく何割かは抜かれるのではないかと思います」

 しかしそれ以前に、脱北者からの送金を受け取った家族は、罰せられはしないのでしょうか? 筆者が訪朝した際、北に残された脱北者の家族はどうなるのか聞いたところ「しかるべき場所に連れて行かれると思う」という回答を得たことがありますが……。前出の政府関係者は、このように話しました。

「脱北当初は家族に監視や調査が入ったといいますが、基本的に家族にはおとがめがなく、まだ平壌に住んでいるようです。脱北者からの送金だからといって没収されることもなく、手数料だけをを引いた額が受取人にしっかり届けられるとのこと。北の郵便局に対し、仮に圧力があったとしても、万国郵便条約と、郵便局員としての矜持もあり、越権行為を許すことはないそうです」

 この脱北者が脱北した時期は5~6年前といい、金正恩第一書記の就任時期と重なっています。 韓国統一部の調査によると、金正恩氏就任当初の2012年から16年までは1, 000人単位だった脱北者数が、今年は8月時点で780人にとどまっており、 統一部はその原因を国内の規制が厳しくなったためと分析しています。

 そんな中、脱北者家族への罰則がないのは予想外であります。しかも、平壌は選ばれた人間しか住めない場所。家族の受け取ったお金が、別の形で没収されることはないのでしょうか?

 しかし、政府関係者はこのように私見を述べます。

「それもないようです。世間の脱北者へのイメージは、大飢饉が起きた1990年代後半頃で固まっているようですが、最近は家族を収容所に入れたり処刑することも、ほぼない。ひとつ確かなのは、着の身着のまま逃げていく地方の人とは違い、平壌の人間は準備や根回しを相当うまくやって、後腐れなく脱北する点。その際に払いきれなかった裏金を、家族を通じて分割払いしているケースもあるのでは? これはあくまで仮説ですが」

 つまりは、カネ次第ということでしょうか……?

 が、地方でも北と外界を行ったり来たりする人がいたり、「脱北がバレても土下座して許してもらえることもある」(中朝国境関係者)という話もあり、世界で報じられているほど北朝鮮社会は無秩序で非人道的ではない点もうかがえます。

 以前、ブログでも「脱北者ユーチューバー」の発言の真偽やマインドについて考察しましたが、ニュースだけでは決してわかりえない北朝鮮の人間模様、ますます興味が尽きないところであります。

●やす・やどろく
ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。 政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>

脱北者たちの間で「北への送金に便利」とウワサの“都内某郵便局”を直撃した!

 ご無沙汰してます。安宿緑です。

 最近、日本政府の某関係者から、こんな話を耳にしました。

「東京の繁華街“S”にある郵便局が、脱北者の間で、北朝鮮の家族宛ての送金に、よく使われている」

 脱北者と頻繁に面会を行っている日本政府関係者は、次のように話します。

「8月にも、送金のため韓国から来日した脱北者と会いました。S郵便局は脱北者の間では有名で、よく使われています。S郵便局が送金を支援しているとか、特別に使い勝手が良いというわけではなく、多くの量を受け付けているうちに手続きがスムーズになっていった だけのようですが。利用者のほとんどは、親族訪問の名目で来日してきた元在日朝鮮人の脱北者とみられます 」

 そのウワサを検証すべく、S郵便局に赴き、窓口に直行しました。

 

筆者「北朝鮮に送金したいんですけど」

 すると職員は「少々お待ちください」と言って奥に入っていきました。予想に反し、意外と慣れていない様子。

 しばらくして戻ってきた職員は、慣れない手つきで書類をめくりながら「禁止リストに載っている住所には送れませんが、大丈夫ですか?」と聞いてきました。

 禁止リストとは、国連安保理決議による「北朝鮮のミサイル又は大量破壊兵器計画に関連する者」(16の団体・個人)、「北朝鮮に関連する国際連合安全保障理事会決議に基づく資産凍結等の措置の対象となる者(116団体と個人、うち10団体は国連安保理決議1695号、29個人・ 団体は国際協調に基づいて措置済み)、ほか日本政府が定めた「 国際平和のための国際的な努力に我が国として寄与するために講ずる資産凍結等の措置の対象となる北朝鮮の核その他の大量破壊兵器 及び弾道ミサイル関連計画その他の北朝鮮に関連する国際連合安全保障理事会決議により禁止された活動等に関与する者」(64団体と個人)。

 このほか、人道支援目的を除き、指定された禁制品の送付や、支払い目的での送金などは禁止。

 これが壁にもズラーっと張り出されているわけですが、誰が熟読するんじゃと。というか、 この宛先に送ろうとした時点で、公安に後ろから肩を叩かれる案件じゃないですか。

 当然ながら口座間送金はできず、「保険付き郵便物」として現金を封入して送ることになります。万国郵便条約に基づくため、いちおう法的には問題なく、現在は人道支援目的で10万円以下に限り受け付け可能とのこと。ちまたでは、パチンコの売り上げ金がこの郵便局から北に送られているというウワサもありますが、何回小分けにすりゃいいんだよ!というわけで、もはや現実味がないことがわかります。

 ちなみに北朝鮮は1974年に万国郵便協定に加盟しています。

筆者「受取人はミサイル関係じゃないので大丈夫かと」

職員「いくら送りたいの?」

筆者「試しに1万円くらいですかね」

職員「1万円!?」

「そんなはした金でいいのかよ」と言わんばかりの職員の視線をよそに、私は、この局が本当に“ ホット送金スポット”になっているのか探りを入れました。すると職員はあっさり肯定し、こう続けました。

職員「多いのは、ウチと、同じく都内のT局。毎月1人か2人は来ていたけど、やはりこういう情勢だからか、今月はゼロ。あと、きちんと届いてるかどうかは当然、こちらでは把握できない。届いても、おそらく何割かは抜かれるのではないかと思います」

 しかしそれ以前に、脱北者からの送金を受け取った家族は、罰せられはしないのでしょうか? 筆者が訪朝した際、北に残された脱北者の家族はどうなるのか聞いたところ「しかるべき場所に連れて行かれると思う」という回答を得たことがありますが……。前出の政府関係者は、このように話しました。

「脱北当初は家族に監視や調査が入ったといいますが、基本的に家族にはおとがめがなく、まだ平壌に住んでいるようです。脱北者からの送金だからといって没収されることもなく、手数料だけをを引いた額が受取人にしっかり届けられるとのこと。北の郵便局に対し、仮に圧力があったとしても、万国郵便条約と、郵便局員としての矜持もあり、越権行為を許すことはないそうです」

 この脱北者が脱北した時期は5~6年前といい、金正恩第一書記の就任時期と重なっています。 韓国統一部の調査によると、金正恩氏就任当初の2012年から16年までは1, 000人単位だった脱北者数が、今年は8月時点で780人にとどまっており、 統一部はその原因を国内の規制が厳しくなったためと分析しています。

 そんな中、脱北者家族への罰則がないのは予想外であります。しかも、平壌は選ばれた人間しか住めない場所。家族の受け取ったお金が、別の形で没収されることはないのでしょうか?

 しかし、政府関係者はこのように私見を述べます。

「それもないようです。世間の脱北者へのイメージは、大飢饉が起きた1990年代後半頃で固まっているようですが、最近は家族を収容所に入れたり処刑することも、ほぼない。ひとつ確かなのは、着の身着のまま逃げていく地方の人とは違い、平壌の人間は準備や根回しを相当うまくやって、後腐れなく脱北する点。その際に払いきれなかった裏金を、家族を通じて分割払いしているケースもあるのでは? これはあくまで仮説ですが」

 つまりは、カネ次第ということでしょうか……?

 が、地方でも北と外界を行ったり来たりする人がいたり、「脱北がバレても土下座して許してもらえることもある」(中朝国境関係者)という話もあり、世界で報じられているほど北朝鮮社会は無秩序で非人道的ではない点もうかがえます。

 以前、ブログでも「脱北者ユーチューバー」の発言の真偽やマインドについて考察しましたが、ニュースだけでは決してわかりえない北朝鮮の人間模様、ますます興味が尽きないところであります。

●やす・やどろく
ライター、編集者。元朝鮮青年同盟中央委員。 政治や民族問題に疲れ、その狭間にある人間模様の観察に主眼を置く。しばしば3重スパイ扱いされるのが悩み。日朝和平、北朝鮮のGDP向上、南北平和統一を願う一市民。ペンネームは実家が経営していたラブホテルの屋号(※とっくに倒産)。<http://blog.livedoor.jp/yasgreen/>

「家族と絶縁、友達もおらず、ガンも」46歳女性の“7年片思い”にプウ美ねえさんが思うこと

家族関係、恋愛、夫婦関係、仕事、結婚、介護、人生……サイ女読者のお悩みに“プウ美ねえさん”こと熊田プウ助が、いつもそばに置いておきたい“エプロンメモ”とともに回答します。

【今回のお悩み】
「ただ好きと思う初めての人なんです」
 プウ美ねえさん、こんにちは。ずっと1人の男性に片思いしています。大体7年目くらいです。この年齢で7年って、もうとんでもない大失敗をしていることは、自分でもわかって……はいるつもりです。でも本当にはわかっていないのかもしれません。

 友達もほぼおらず(知人はいます)、仕事以外ではほとんど1人で生きてきました。家族とは絶縁状態で、仕事も派遣だし(大きい企業に長期で就業しているので、派遣にしては安定しています)、2年前にはガンになりました(無事に回復しています)。とにかく完全なひとりぼっちですが、それをなんとかしたいから好きなのではなく、「ただ好き」と思う初めての人が彼なのです。

 若い頃は散々だらしなくやりまくり、三十代半ばからいろいろ懲りて何もなく……。40近くして訪れた初恋に舞い上がった私は、本当にイタいこと(長文メールとか、あと恥ずかしくて言えません)をしまくり、年上の独身である彼は、かなり引いたでしょうし、たしなめられたこともあります。欧米だったら「精神的苦痛」とかで訴えられていたと思うくらいのことをしたのに、周囲にばらさず、適当に手を出すとかもしなかった彼は、本当にいい人だと思います。ただ、彼からとても期待してしまう言動が数回あったのも事実で、そこにすがって希望を捨てきれない自分がいるのです。(ひなたさん、46歳)

【プウ美ねえさんの回答】
 ご快癒おめでとうございます。どんな年齢であろうと、7年もだれかを好きでいられるのは人生の大成功です。失敗なんかではありません。この世でいちばん不幸なことはなにか知っていますか? だれからも好かれないことではありません。だれも好きになれないことです。だれかを好きになる気持ちは人を成長させ、豊かにします。あなたは何かのゴールに辿りつきたくてじれているようですが、おねえさんからみれば、あなたはいまこそ恋愛のただなかにいるのですよ。

 人はわがままで、せっかく好き同士たしかめあった関係を、ここが合わないあそこが嫌いだとケチをつけ、あまつさえ他の人を好きになって投げ出したりします。この世でふたり、奇跡的に愛しあえたことへの感謝をわすれてしまうのです。セックスによる絶頂や、相手を束縛して支配すること、経済的に依存したりすること、そういう「ゴール」だけに満足して感謝をわすれると、愛は消えるのです。

 なぜ恋愛ドラマや、少女漫画が「好き」の瞬間を大切にするかというと、多くの人がその甘やかな気持ちに憧れているからなんですよ。愛情を雑にして、飽きてしまって、やれ3Pだ、野外お見せファックだ、はたまた相手への支配欲がたかまりすぎて、ころして解体して食べてしまおうなんていう少女漫画は、あまりないものです。思いやりを欠いた欲望は、けっきょく空しいものだと、本当は皆知っているのです。あなたの長文メールの内容がどんなものか、しかとわかりませんが(「ころして食べたい」ではないことを祈ります)、それを無視したり嫌悪するのでなく「たしなめる」彼の態度なんて、ちょっと大人で心の広い、少女漫画のいい男そのものではないですか。

【今月のエプロンメモ】
あなたは純粋な「好き」を7年も楽しめていらっしゃる。そして彼にもっと好いてもらいたいという希望すら持てています。しあわせなことです。彼が好きなら、彼が引かずに振り向いてくれるような、もっとすてきなあなたになってごらんなさい。それが、愛が人を成長させるということです。

熊田プウ助(くまだ・ぷうすけ)
1969年生まれ、ゲイ漫画家。都内でひっそりと飼い猫と暮らす日々を描いたエッセイマンガ『本日もおひとりホモ。中年マンガ家生活』(ぶんか社)、『世界一周ホモのたび 狂』(同)、『TOKYO中年駄ホモ生活』(同)など。

<お悩み大募集>
サイゾーウーマン読者の皆さんから、プウ美ねえさんに相談したいお悩みを募集しています。下記フォームよりご応募ください。

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中国で龍の骨を発見!? 海外メディアは大騒ぎの一方、中国メディアは“黙殺”の謎……

 中国で驚くべき発見がされたと、 今月17日にイギリスのメディアが一斉に報じた。 河北省張家口市陽原県の農村で同14日、 伝説の動物である龍の骨が発見されたというのである。

 その模様を撮影したビデオを見ると、 出土した骨の長さは全長約50メートル。頭から尻尾まで、 ほぼ完全な形で現れたという。

 映像では、角が生えている頭部から蛇のように細長く肋骨が続き、 途中には短い手足の骨が見える。地面に置かれた骨の周りでは、 多くの地元住民が取り囲むようにしてそれを見ている。

 この映像がネットにアップされるや、すでに1, 000万回を超えるビュー数を記録している。 これに素早く反応したのが、タブロイド紙の「ミラー」や「 デイリー・メール」といったイギリスのメディアだったのだ。

 陽原県からは約200万年前の旧石器時代の遺跡が発見されており 、古代からこの一帯では人々が暮らしていたという。 そんな古い一帯だけに、 もしかしたら本当にここに龍がいたのではないか…… というわけである。

 しかし、頭部をよく見ると、牛か羊の骨のようにも見える。 中国の多くのネット民たちは、 これを映画か何かのための作り物であると断定し、 単なるネタと見ているようだ。 住民の中には頭の部分に乗っかって写真を撮っている者もいて、 これがいたずらである何よりの証拠だとしている。

 イギリスのメディアも、 本当に龍が見つかったものとして報じているわけではないのだが、 肝心の中国メディアのほうはといえば、 普段ならこんなネタでも面白おかしく取り上げるところだが、 このニュースをほぼ黙殺。報じている媒体が見当たらない。

 折しも首都・北京では、5年に1度開催される「 中国共産党全国代表大会」が10月18日から開かれており、 習近平国家主席による権力集中強化が進んでいる。 古代の中国では龍は皇帝の象徴ともされており、 今回の龍の骨発見のニュースは、 時期的にややできすぎの感もある。

 ましてや河北省は、 かつて習主席が勤務していたこともあるゆかりの地で、 今年4月には、 北京に次ぐ副都心として省内に雄安新区を設けることを発表してい る場所でもある。

 今回のニュースが“ネタ”であることは間違いないが、 果たして誰がどんな目的で出してきたのか、 そちらのほうが興味深い。
(文=佐久間賢三)

中国で龍の骨を発見!? 海外メディアは大騒ぎの一方、中国メディアは“黙殺”の謎……

 中国で驚くべき発見がされたと、 今月17日にイギリスのメディアが一斉に報じた。 河北省張家口市陽原県の農村で同14日、 伝説の動物である龍の骨が発見されたというのである。

 その模様を撮影したビデオを見ると、 出土した骨の長さは全長約50メートル。頭から尻尾まで、 ほぼ完全な形で現れたという。

 映像では、角が生えている頭部から蛇のように細長く肋骨が続き、 途中には短い手足の骨が見える。地面に置かれた骨の周りでは、 多くの地元住民が取り囲むようにしてそれを見ている。

 この映像がネットにアップされるや、すでに1, 000万回を超えるビュー数を記録している。 これに素早く反応したのが、タブロイド紙の「ミラー」や「 デイリー・メール」といったイギリスのメディアだったのだ。

 陽原県からは約200万年前の旧石器時代の遺跡が発見されており 、古代からこの一帯では人々が暮らしていたという。 そんな古い一帯だけに、 もしかしたら本当にここに龍がいたのではないか…… というわけである。

 しかし、頭部をよく見ると、牛か羊の骨のようにも見える。 中国の多くのネット民たちは、 これを映画か何かのための作り物であると断定し、 単なるネタと見ているようだ。 住民の中には頭の部分に乗っかって写真を撮っている者もいて、 これがいたずらである何よりの証拠だとしている。

 イギリスのメディアも、 本当に龍が見つかったものとして報じているわけではないのだが、 肝心の中国メディアのほうはといえば、 普段ならこんなネタでも面白おかしく取り上げるところだが、 このニュースをほぼ黙殺。報じている媒体が見当たらない。

 折しも首都・北京では、5年に1度開催される「 中国共産党全国代表大会」が10月18日から開かれており、 習近平国家主席による権力集中強化が進んでいる。 古代の中国では龍は皇帝の象徴ともされており、 今回の龍の骨発見のニュースは、 時期的にややできすぎの感もある。

 ましてや河北省は、 かつて習主席が勤務していたこともあるゆかりの地で、 今年4月には、 北京に次ぐ副都心として省内に雄安新区を設けることを発表してい る場所でもある。

 今回のニュースが“ネタ”であることは間違いないが、 果たして誰がどんな目的で出してきたのか、 そちらのほうが興味深い。
(文=佐久間賢三)

島田紳助の「復活」はない――“元ヤクザ”の政治家がいた時代とは違う世間の目

 今は亡き某指定組織の三次団体幹部の妻だった、待田芳子姐さんが語る極妻の暮らし、ヤクザの実態――。

■ヤクザが地元政治家の選挙応援

 総選挙、終わりましたね。台風が来ていたこともあり、期日前投票は過去最多だそうですが、投票率そのものは戦後2番目に低かったそうで、残念でした。

 オットが存命していて、なおかつシャバにいた2000年代くらいまでは、ヤクザによる地元の政治家の選挙応援は、大っぴらでございました。2003年4月には「暴力団であろうと有権者という意味においては日本国民の1人」と、当時の福田康夫官房長官がおっしゃって、話題になったこともあります。これは、今はなき政党のチョンマゲ議員さんが、私設秘書さんのお給料を「暴力団関係」の会社に肩代わりしてもらっていたことが発覚したのを受けてのご発言でした。

 これに対して、「暴力団員も国民か!」と、やっぱり今はない政党の代表者さんがキレていたことにはガッカリでしたね。日本国民だから、悪いことをすると日本の法律で裁かれるんです。まあ今は、秘書さんのお給料を肩代わりできるような、羽振りのいい不良は少ないと思いますけど。

 これはけっこう前のお話なんですが、最近でもドキュメンタリー映画『ヤクザと憲法』(16年公開)では、政治家らしい方から“投票のお願い”っぽいお電話があって、親分が子分さんたちに指示して、ご自身も投票に行く場面がありましたね。こういう形での協力は、今はオープンにはできませんが、まだやってるはずです。

 まあ組には選挙権のない在日もいますけど、不良だって税金を払ってますしね。公営ギャンブルやお酒やタバコの税金は、カタギさんより断然多く払っているのですから、どんどん投票しなくてはです。

 かつての大物の政治家たちは、裏社会ときちんと付き合うことも、わきまえておられましたよね。というか「元ヤクザ」の政治家もいらっしゃいました。なんともおおらかな時代があったものです。

 12年に亡くなったハマコーこと浜田幸一さん(自民党)は、「元ヤクザ」をカミングアウトしつつ、農水政務次官や防衛政務次官などを歴任されています。今では考えられませんね。そんなハマコーさんは傷害事件を起こして服役、出所したら所属していた組がなくなっていたのだとか。某大親分に相談して右翼の重鎮・児玉誉士夫さんを紹介されたのだそうです。

 で、書生のようなことをしながら勉強して、町議からスタート、児玉さんのほか、実業家の小佐野賢治さんや政治活動家・笹川良一さんなどの支援を受けて、衆議院選挙に立候補、当選7回ですから、なかなかのものです。1980年にはラスベガスのカジノで一晩に5億円近いお金をスッたのも話題になりました。お金を立て替えたのは小佐野さんだったと聞いています。これも今はムリですね。

 ヤクザだったことを隠さず、「私のような者が再びチャレンジできないような社会をつくってはいけない」と言っていたそうで、それはその通りです。

■島田紳助さんの「復活」はない?

 そんなことを書いていたら、島田紳助さんのインタビューが「週刊文春」(文藝春秋)に掲載されたとのニュースが報じられていました。ざっと読むと、「今の生活が充実しているので、芸能界に戻る必要性を感じない」「『暴力団員』とは交際していない」とのこと。今もニュースバリューがあるのは、さすがです。

 人気があるんですから、復帰されればいいと思いますが、これが「暴力団排除」ということなのでしょう。実は、「暴力団」以上に問題なのは、「暴力団排除」なのです。

 ちなみに極妻仲間に、大物の親分の元姐さんがいますが、親分が亡くなられた時には、政界・芸能界からたくさんの弔電が届いたとおっしゃっていました。以前から「交際」のうわさの絶えない歌手のM・Cさんは、ご本人が見えたそうです。元姐さんから「H・Tはシャブ屋のパシリだったよ」と普通に言われて、「大物は違うなあ」と驚きました。こちらも今は昔、のお話です。