『明日への約束』仲間由紀恵のサイコパス怪演、火曜夜に再び!息子を溺愛する毒母役が不気味でクセになる

 今回は毎週火曜21時放送『明日への約束』に出演する仲間由紀恵さんについて。『美しい隣人』(2011年)では息子の死に狂う母、『サキ』(2013年)では母の死の復讐に燃える看護師。火曜夜のミステリーでサイコパスな演技を光らせ続けてきた仲間さんが、今回も視聴者の期待を裏切らない怖さで登場します。それはもう怖さを超えて面白さを感じさせるレベルかも。(掲載3作品は、すべて関西テレビ、フジテレビ系)

“椿が丘高校のスクールカウンセラーとして働く藍沢日向(井上真央)は、生徒たちの心のケアをするのが主な仕事だ。そして今一番気になっているのは、不登校を続けている男子生徒・吉岡圭吾(遠藤健慎)。家庭訪問を続けて何度も母親(毒親)の吉岡真紀子(仲間由紀恵)と話し合うも、なかなか解決策を見出せない。そして日向自身も、実母に対して“ある思い”を抱えて、恋人を紹介することもできずにいたのだった”

 自分を愛してくれない母親への苦悩、不登校。そして主人公の日向自身も、母親との関係性に納得のいかないものを抱いています。スクールカウンセラーが主役という珍しい設定の今作品は、とにかく“重たい”のひと言。これ、夜21時から見たら寝つきが悪くなりそうだなと思いながら視聴していたところ、気になったのが息子を溺愛する仲間さんの演技でした。第1話早々、奇妙な親子愛がドッカーンと炸裂していたのです。

 仲間さん演じる真紀子は、お嬢様育ちの専業主婦。教育委員会に勤務する夫との結婚を失敗だと感じているゆえに、息子へ異常なまでの愛情を注いでいます。

 自分が不在にした隙に靴箱にしまっているスニーカーの位置が少しずれていただけで、不登校の息子が外出したかどうかをチェック。教師たちが家庭訪問に来れば「先生、プロの教育者ですよね? (息子が)いじめにあっているなんて子どもが言えると思いますか?」と、不登校になった責任を学校に押し付ける見事なモンスターペアレンツぶりを発揮。

 さらに「もしこれ(いじめ)で圭吾の人生がダメになるようなことになったら、私、学校や先生方を許しませんから」と夫が教育界で権限を持っていることを振りかざして、教師たちを静かに脅します。

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 息子が友人とLINEしている時には、肩にそっと手を置き背後からやり取り内容をチェックするシーンも。その姿はもうホラー映画の域と呼ぶにふさわしいほどおっかない……。一方で、真紀子は娘にはまったく興味がなさそうなのも引っかかるんですよね。これは大きな伏線なのでは? というのはスナイパー小林予測。

 冒頭で、これまでの仲間さんの怪演が際立った作品を挙げましたが、類稀な美しさに憎悪や嫉妬という武器を加えて、真顔で迫ってくるというサイコパスな演技は個人的に大好物です。“仲間由紀恵、関テレ、火曜夜、毎度絶妙なタイミングで流れてくる主題歌は東方神起!”とこの4ピースが揃ったドラマは秋冬の風物詩になって欲しいほど。

 さて本編。不登校を続けていた圭吾は、第1話のラストで自殺により命を落としました。死ぬ直前には、日向に「先生のこと、好きになりました」と不可思議な告白をしてきた圭吾。そして、真紀子の「学校に殺されたんです」「圭吾を救えなかったことを土下座してください」という学校への怒り。第2話も何かと重くて混線するんだろうな……(ニヤリ)。

新ドラマでボディーガード役の木村拓哉、『SP』との比較で「岡田准一より格下」評価が確定する!?

 私、失敗しないので……とは、いかないかもしれない。

 現在、米倉涼子主演で高視聴率を連発しているドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)の後番組として、来年1月から元SMAP・木村拓哉が主演する『BG~身辺警護人~(仮)』がスタートすることがわかった。

 今回木村が演じるのはボディガード役で、拳銃を持たずに丸腰で危険に立ち向かう民間警備会社の身辺警護人だという。いつもに増して「かっこいいキムタク様」が描かれそうな設定だが、ネット上では早くも“爆死フラグ”が立っているようだ。

「『BG』というタイトルや、ボディガードという役どころは、後輩であるV6・岡田准一が2007年に主演した『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)を彷彿とさせるため、ネット上では2人の比較が盛り上がっています。とはいえ、評価は一方的。演技力では、『永遠の0』『蜩ノ記(ひぐらしのき)』で日本アカデミー賞の主演&助演の2冠を受賞している岡田に軍配が上がる。そしてアクションでも、ブルース・リーが創設した実戦格闘技ジークンドー、フィリピンの国技武術エスクリマ、総合格闘技USA修斗の3分野でインストラクターの資格を有するほどの武闘派である岡田の圧勝でしょう。44歳の木村には、岡田ほどのアクションは期待できず、見劣りしてしまうのは間違いない。実際、番組の公式サイトには『アクション』の文字はなく、脚本家も『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)の井上由美子氏だけに、アクションよりも恋愛の要素が強くなりそうです」(テレビ誌ライター)

『BG』が『ドクターX』の高視聴率をそのまま引き継げればいいが、もし爆死となればキムタクの人気凋落がよけいに目立つため、諸刃の剣ともいえそう。そうなれば、いよいよ「木村は岡田より下」との評価が固まってしまうかもしれない。

新ドラマでボディーガード役の木村拓哉、『SP』との比較で「岡田准一より格下」評価が確定する!?

 私、失敗しないので……とは、いかないかもしれない。

 現在、米倉涼子主演で高視聴率を連発しているドラマ『ドクターX』(テレビ朝日系)の後番組として、来年1月から元SMAP・木村拓哉が主演する『BG~身辺警護人~(仮)』がスタートすることがわかった。

 今回木村が演じるのはボディガード役で、拳銃を持たずに丸腰で危険に立ち向かう民間警備会社の身辺警護人だという。いつもに増して「かっこいいキムタク様」が描かれそうな設定だが、ネット上では早くも“爆死フラグ”が立っているようだ。

「『BG』というタイトルや、ボディガードという役どころは、後輩であるV6・岡田准一が2007年に主演した『SP 警視庁警備部警護課第四係』(フジテレビ系)を彷彿とさせるため、ネット上では2人の比較が盛り上がっています。とはいえ、評価は一方的。演技力では、『永遠の0』『蜩ノ記(ひぐらしのき)』で日本アカデミー賞の主演&助演の2冠を受賞している岡田に軍配が上がる。そしてアクションでも、ブルース・リーが創設した実戦格闘技ジークンドー、フィリピンの国技武術エスクリマ、総合格闘技USA修斗の3分野でインストラクターの資格を有するほどの武闘派である岡田の圧勝でしょう。44歳の木村には、岡田ほどのアクションは期待できず、見劣りしてしまうのは間違いない。実際、番組の公式サイトには『アクション』の文字はなく、脚本家も『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』(フジテレビ系)の井上由美子氏だけに、アクションよりも恋愛の要素が強くなりそうです」(テレビ誌ライター)

『BG』が『ドクターX』の高視聴率をそのまま引き継げればいいが、もし爆死となればキムタクの人気凋落がよけいに目立つため、諸刃の剣ともいえそう。そうなれば、いよいよ「木村は岡田より下」との評価が固まってしまうかもしれない。

NHK朝ドラ『わろてんか』は『純と愛』『まれ』以来のハズレ作?「吉本大物芸人が急きょ参戦の可能性も」

 有村架純主演の『ひよっこ』の後を受け、10月から始まったNHKの朝ドラ『わろてんか』だが、その評判が何とも芳しくない。

『わろてんか』は、吉本興業の創業者・吉本せいがモデルとなった作品。明治後期の大阪を舞台に、「笑って生きる」ことこそが自分の人生の希望だと信じるヒロイン・藤岡てん(葵わかな)が、夫の藤吉(松坂桃李)とともに、笑いを商売にするために奮闘する姿を描くストーリーとなっている。

 松坂に加え、ヒロインの両親役に遠藤憲一と鈴木保奈美、さらに鈴木京香、濱田岳、高橋一生、千葉雄大、竹下景子、広瀬アリスなど、NHKならではの豪華ラインナップをそろえた『わろてんか』。しか現時点での評判は今ひとつだ。テレビ情報誌記者が語る。

「右肩上がりに数字を上げて終わった『ひよっこ』に続く作品だけに、期待されていた『わろてんか』ですが、数字的には厳しい結果が出ています。1週目の平均視聴率は20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、まずまずの数字でしたが、2週目は19.4%、3週目は18.8%と、みるみる低下。『ひよっこ』の最低視聴率は17.5%(第50話)でしたが、『わろてんか』は第16話で早くも17.7%を記録しています」

 実際、Twitterで『わろてんか』というキーワードで検索すると、

「わろてんか 残念ながらリタイアです。もう耐えられない」

「わろてんかはもう脱落しそう…放送始まってから7:55にセットしてたアラームを解除した……」

「もうだめだ。離脱します。なかなか面白くならないし、イビり見たくない」

「わろてんか 我慢して見てるけどそろそろ限界」

 など、視聴継続を諦める報告が次々と登場。前出の記者は、こう語る。

「ここ5年間で最も視聴率が悪かった朝ドラは、夏菜がヒロインを演じた『純と愛』(2013年)で17.1%、ワースト2は土屋太鳳がヒロインの『まれ』(15年)で19.4%でしたが、これだけ評判が悪いと、ワースト記録の更新もありそうです。『純と愛』はヒロインががなり立てるシーンが多く、不条理で不愉快なストーリーが視聴者をイライラさせ、『まれ』はヒロインのキャラ設定がブレブレで、視聴者をあきれさせましたが、『わろてんか』は、ベタすぎるストーリーが不評のようです。ただ、不評の理由とは矛盾しますが、朝ドラに視聴者が求めるのは、基本的には“ベタ”な展開です。制作が大阪放送局、ヒロインのモデルが吉本興業の創業者ということで、“ベタすぎる”のは仕方がありませんが、これがハマればV字回復もあるでしょう。それでもダメなら、吉本所属の大物芸人が急きょ参戦するパターンもあるかもしれません」

 NHKが『わろてんか』でニッコリ笑顔になる日はやってくる?

選挙に台風がバッティング……選挙優先のテレビ局に、視聴者の怒り爆発!!

 10月22日に行われた衆議院議員総選挙は、自民党の圧勝に終わったが、投票日に台風が列島を縦断し、各地で被害が続出。総選挙一辺倒の報道姿勢に、ネット上ではメディアに対する怒りの声が上がっている。

 安倍晋三首相が「国難突破」と位置づけた今回の総選挙。確固たる争点が見当たらないまま解散した選挙戦は、小池百合子都知事による新党が国政に進出し、立憲民主党が誕生するなど、野党側にも動きはあったものの、フタを開けてみれば与党が絶対安定多数を超す議席を獲得した。

 各種調査では、政権の不支持率が支持率を上回っているにもかかわらず、与党の圧勝という結果に終わった今回の総選挙。しかし、有権者の怒りは別のところに向いている。その理由は、22日夜のテレビ番組の報道姿勢だ。ネットニュースライターが語る。

「私は仕事柄、常にTwitterをウォッチして世の動向を見極めていますが、22日の夜、Twitterでは選挙関連の単語を差し置いて、『大和川』というキーワードがHOTワードの1位になりました。大和川は大阪と奈良を流れる川で、台風21号によって水位が上がり、地元民から避難を呼びかけるツイートが続出しました」

 Twitterをたどると、

「選挙速報より台風情報流してください大和川氾濫してからでは遅すぎる選挙など明日でもいいし」

「大和川氾濫したのに、人の命より選挙速報が大事な日本、台風情況教えて」

「大和川氾濫寸前やのに選挙速報なんてどうでもいいわ!今は台風情報やらなあかんやろ!避難指示出てるのに、何の情報も入らない。クソボケ!」

 といった怒りのツイートが殺到していたことがわかる。テレビ局の関係者も、今回の報道姿勢には首をひねっているようだ。

「今回の選挙で民放各局は全局、総選挙特番をやりましたが、全局横並びでの選挙特番は、もはや考え直す時期に差し掛かっていると思います。民放は、CMが入らないNHKにはどうやっても勝ち目はありませんし、ここ最近は、池上彰氏がズバズバと聞きにくいことを尋ね、“池上無双”といわれるテレビ東京以外は存在感を発揮できていません。今回、各局が20時から選挙特番を流す中、フジテレビは村田諒太のボクシング中継を21時半まで放送しましたが、結果的にフジは20%超の視聴率を取りました。五輪金メダリストの世界再挑戦は確かに注目の試合ですが、この数字は選挙特番を嫌った層がかなり流れたと見るべきです。そもそも報道の現場で最も優先されるのは人の生死に関わるニュースです。しかも今回の台風被害はある程度予測されていたにもかかわらず、結果的に河川の氾濫という重大災害を無視する結果になってしまったのは、明らかにテレビ局の失態です。ゲスな言い方をすれば、台風被害を報じていれば、下手に選挙特番をやるより、よっぽど数字を稼げたはずですしね」

 テレビ局は、事前の議席予測や当確情報に多くの時間と労力を費やしたが、視聴者が何を求めているかが読めないどころか、視聴者の怒りを買うようでは、そういった作業も徒労にしかすぎなかったようだ。

「ウチらが一番カワイイし」話題の『異色肌ギャル』をプロデュースするmiyakoの“素顔”に突撃インタビュー!

 今年の6月26日、ツイッターのタイムラインに流れてきた以下のツイートが、私の凝り固まった脳味噌に強烈な衝撃を与えてくれた。

 髪の毛は蛍光塗料で染めたような青にピンク、そして全身の肌は鮮やかな緑色という、二次元の世界から飛び出してきたような巨乳美女が、舌を出してこちらを挑発していたのだ。この女性こそがツイートをしたmiyakoさんだ。

 そこには写真が3枚あり、残りの2枚は明らかに同族と思われる、「肌色」を放棄した異色なギャルの群れ。そんなインパクト抜群のヴィジュアルに添えられた「ウチらが一番カワイイし」というコピーもまた異色、いや出色の出来だった。

 この異色肌ギャルのツイートは1万以上のリツイートを集め、国内外で大きな話題を呼ぶこととなったのだが、個人的にその驚きを大きくしたのは、この緑色の肌を持つ美女と『八潮秘宝館』というディープスポットで会っていたことだった。そのときは高級ラブドールに囲まれていても違和感を感じさせない、いい意味で人形っぽさのある色白の女性だったのに。

 あのときに会ったmiyakoさんが、まさか肌を緑色に染めていたとは。この「異色肌ギャル」は瞬く間にムーブメントを呼び、各媒体のインタビューやテレビ番組の出演、さらには蜷川実花がプロデュースするイベントへの出演も果たした。

 メディアを通じて観る異色肌ギャルのmiyakoさんと、私が記憶しているmiyakoさんの間を埋めたい。そんな個人的な動機で恐縮なのだが、10月20日に歌舞伎町で行われたハロウィンイベントの前に時間をいただき、異色メイク前のmiyakoさんにインタビューをお願いした。

──さっそくですが、まずはmiyakoさんが何者なのかを教えてもらっていいですか?

miyako 元グラビアイドルで、今はモデルや異色肌ギャルのプロデューサーですね。

──やっぱり一般人のかわいさじゃないですよね。ではプロデューサーに聞きますが、この異色肌ギャルというのは一体何者なのでしょう。

miyako いわゆるアメコミとか、ロッキン・ジェリービーンさん(ミュージシャンでもある日本人覆面漫画家)、水野純子さん(コケティッシュでグロテスクな作風の漫画家・イラストレーター)とか、イラストとかコミックの世界では肌色が現実とは違うキャラが普通だったので、それで私がギャルでやってみよ~って趣味で撮影したのが始まりです。

──なるほど、異色肌でギャルになってみようと。すごい発想だと思いますけど、miyakoさんは元ギャルなんですか?

miyako 全然。ただのオタクです。マンガ、ゲームが大好き人間。オタクというか、引きこもりに近いかな。

──具体的にはどんな作品ですか。

miyako ゲームだと、『バイオショック』、『龍が如く』、『クーロンズゲート』、『探偵 神宮寺三郎』シリーズとか。マンガなら『パタリロ』が好きです!

──確かにギャルとは関係ないラインナップですね。まさか『パタリロ』がくるとは。

miyako でもギャルに憧れはあったんです。ガングロとかヤマンバとか。それでトランスを聞いてみたり、「egg」(大洋図書)とか「小悪魔ageha」(インフォレスト)を買ってみたり、そういう努力はしていました。その頃に憧れたギャルをオマージュして、ちょっと異色肌でやってみようと思ったのが2年前です。最初は一人でスタジオを借りて、地味に撮影していました。

──自分の中に眠っていたギャルへの憧れを、得意分野であるオタクカルチャーから「異色肌」と結び付けて、コスプレのような感じで実現させたということですかね。

miyako よしじゃあ今度は一人ではなく、何人かでやろうと思って募集をかけたら、けっこう集まったんです。それで6月に歌舞伎町のバーを借りて撮影をしたら、それがTwitterでバズって、いろんなところからご依頼がきたりとか。

──あの写真の表情、すごくいいですよね。

miyako 「アヘ顔」ですね。あれでバーッといきました。でもこんなことになるとは全然思っていなくて。蜷川実花さんに呼んでいただけたり、カズ・レーザーさんをメイクしたり……良い思い出です。

──いやいや、活躍はまだまだこれからですよ!

──異色肌のメイクは何でするんですか?

miyako 舞台役者とかピエロとかが使うドーランですね。三善(みつよし)というメーカーを使っています。一回のメイクで2時間以上かかるし、やっぱり一回異色肌になるだけでも、すごく体力を使うので、短期間に依頼が重なると、何回も塗っては落としてってなるので、ものすごく大変ですね。塗ってしまうと、ものに触れないとか、着替えもできないとか、そういうのがすごくストレスで。

──なるほど、異色肌になるのも楽じゃないんですね。他のメンバーはメイクや髪型がバラバラなんだけど、グループとしての統一感を感じます。人数が増えると、やっぱりパワーアップしますね。このヴィジュアルは自分たちで考えるんですか?

miyako メンバーがそれぞれ自分で考えますね。ただ、やっぱりなるべくハデにしようとか、色がかぶらないようにしなきゃとかは、こっちで気を付けています。

──そこはプロデューサーの手腕ですね。

miyako ちょっとは、かな。

──この異色肌ギャルには設定とかあるんですか? 宇宙から来たとか、特殊能力で変身しているとか。

miyako 自分のキャラに近いかな。何か架空の存在になりきるというよりは、自分の延長線上にあるキャラクターです。名前もキャラ名とかがあるわけではなく、普段の自分の名前ですね。

──miyakoさん以外のメンバーは、どんな人がいるんですか?

miyako ラブドールと暮らすグラドル、ぽっちゃりアイドル、ストリッパー、漫画家、イベント制作、主婦といろいろですね。全部で10人くらいかな。こんな活動をしているけど、実はオタクでおとなしいメンバーばっかりです。異色肌は自己解放みたいなところが結構あって、あの派手なメイクをすることで、普段の弱い自分からの開放がそこにある。変身すると弱いヒロインが強い魔法少女になるみたいな。でも中には普段から異色肌みたいな子もいるかな。

──なるほど。確かにもともとが強そうな方が混ざってますね。あ、良い意味でですよ。

──外観を変えると、内面も変わります?

miyako かわいいなー、自分! ってみんなテンションが上がります。その変身が大変なんですけど。

──ちょっと特殊かもしれませんが、理想の自分になるためのメイクなんでしょうね。

──「ウチらが一番カワイイし」という印象的なフレーズとつながってきましたね。

miyako あのツイートをするとき、何かギャルっぽい強い言葉を考えようと思って、ふと思いついたフレーズです。今はみんなの合言葉になっていますね。自己肯定のフレーズ。オタクって基本的に自己肯定力が低いので。

──かわいいとか、きれいだねとか、人に思われるためにやっているのとは、ちょっと違う感じですね。

miyako あわよくば、かわいいって思われたいというのはありますよ。でも、自分で自分がかわいい! と思いたい方が強いです。みんなが自己肯定をできる瞬間が、異色肌になっている瞬間なのかなって思います。

──今後の活動はどんなことを予定しているのでしょう。

miyako また新たに作品撮りをしたりとか、もっとボーダレス的な活動に参加したりとか、みんなを楽しませていけるようなことができたらなーって思っています。自己肯定力をみんなでもっと上げていくスタイルで。ハロウィンが近いので、みんなにも異色肌を試してほしいな。ただ、企業が商用でのパロディはやらないでいただいて……。

 miyakoさんが異色肌ギャルになったのは、ただ目立ちたいからというわけではなく、なりたい自分を積み重ねた結果なのだろう。ちょっと自信を持った状態の自分になるためのコスプレなのだ。

 こうしてじっくりと話を伺ったおかげで、目の前にいた色白のmiyakoさんと、写真で見た緑色のmiyakoさんが、しっかりと繋がって見えるようになった。
(取材・文=鴨野橋太郎)

「ウチらが一番カワイイし」話題の『異色肌ギャル』をプロデュースするmiyakoの“素顔”に突撃インタビュー!

 今年の6月26日、ツイッターのタイムラインに流れてきた以下のツイートが、私の凝り固まった脳味噌に強烈な衝撃を与えてくれた。

 髪の毛は蛍光塗料で染めたような青にピンク、そして全身の肌は鮮やかな緑色という、二次元の世界から飛び出してきたような巨乳美女が、舌を出してこちらを挑発していたのだ。この女性こそがツイートをしたmiyakoさんだ。

 そこには写真が3枚あり、残りの2枚は明らかに同族と思われる、「肌色」を放棄した異色なギャルの群れ。そんなインパクト抜群のヴィジュアルに添えられた「ウチらが一番カワイイし」というコピーもまた異色、いや出色の出来だった。

 この異色肌ギャルのツイートは1万以上のリツイートを集め、国内外で大きな話題を呼ぶこととなったのだが、個人的にその驚きを大きくしたのは、この緑色の肌を持つ美女と『八潮秘宝館』というディープスポットで会っていたことだった。そのときは高級ラブドールに囲まれていても違和感を感じさせない、いい意味で人形っぽさのある色白の女性だったのに。

 あのときに会ったmiyakoさんが、まさか肌を緑色に染めていたとは。この「異色肌ギャル」は瞬く間にムーブメントを呼び、各媒体のインタビューやテレビ番組の出演、さらには蜷川実花がプロデュースするイベントへの出演も果たした。

 メディアを通じて観る異色肌ギャルのmiyakoさんと、私が記憶しているmiyakoさんの間を埋めたい。そんな個人的な動機で恐縮なのだが、10月20日に歌舞伎町で行われたハロウィンイベントの前に時間をいただき、異色メイク前のmiyakoさんにインタビューをお願いした。

──さっそくですが、まずはmiyakoさんが何者なのかを教えてもらっていいですか?

miyako 元グラビアイドルで、今はモデルや異色肌ギャルのプロデューサーですね。

──やっぱり一般人のかわいさじゃないですよね。ではプロデューサーに聞きますが、この異色肌ギャルというのは一体何者なのでしょう。

miyako いわゆるアメコミとか、ロッキン・ジェリービーンさん(ミュージシャンでもある日本人覆面漫画家)、水野純子さん(コケティッシュでグロテスクな作風の漫画家・イラストレーター)とか、イラストとかコミックの世界では肌色が現実とは違うキャラが普通だったので、それで私がギャルでやってみよ~って趣味で撮影したのが始まりです。

──なるほど、異色肌でギャルになってみようと。すごい発想だと思いますけど、miyakoさんは元ギャルなんですか?

miyako 全然。ただのオタクです。マンガ、ゲームが大好き人間。オタクというか、引きこもりに近いかな。

──具体的にはどんな作品ですか。

miyako ゲームだと、『バイオショック』、『龍が如く』、『クーロンズゲート』、『探偵 神宮寺三郎』シリーズとか。マンガなら『パタリロ』が好きです!

──確かにギャルとは関係ないラインナップですね。まさか『パタリロ』がくるとは。

miyako でもギャルに憧れはあったんです。ガングロとかヤマンバとか。それでトランスを聞いてみたり、「egg」(大洋図書)とか「小悪魔ageha」(インフォレスト)を買ってみたり、そういう努力はしていました。その頃に憧れたギャルをオマージュして、ちょっと異色肌でやってみようと思ったのが2年前です。最初は一人でスタジオを借りて、地味に撮影していました。

──自分の中に眠っていたギャルへの憧れを、得意分野であるオタクカルチャーから「異色肌」と結び付けて、コスプレのような感じで実現させたということですかね。

miyako よしじゃあ今度は一人ではなく、何人かでやろうと思って募集をかけたら、けっこう集まったんです。それで6月に歌舞伎町のバーを借りて撮影をしたら、それがTwitterでバズって、いろんなところからご依頼がきたりとか。

──あの写真の表情、すごくいいですよね。

miyako 「アヘ顔」ですね。あれでバーッといきました。でもこんなことになるとは全然思っていなくて。蜷川実花さんに呼んでいただけたり、カズ・レーザーさんをメイクしたり……良い思い出です。

──いやいや、活躍はまだまだこれからですよ!

──異色肌のメイクは何でするんですか?

miyako 舞台役者とかピエロとかが使うドーランですね。三善(みつよし)というメーカーを使っています。一回のメイクで2時間以上かかるし、やっぱり一回異色肌になるだけでも、すごく体力を使うので、短期間に依頼が重なると、何回も塗っては落としてってなるので、ものすごく大変ですね。塗ってしまうと、ものに触れないとか、着替えもできないとか、そういうのがすごくストレスで。

──なるほど、異色肌になるのも楽じゃないんですね。他のメンバーはメイクや髪型がバラバラなんだけど、グループとしての統一感を感じます。人数が増えると、やっぱりパワーアップしますね。このヴィジュアルは自分たちで考えるんですか?

miyako メンバーがそれぞれ自分で考えますね。ただ、やっぱりなるべくハデにしようとか、色がかぶらないようにしなきゃとかは、こっちで気を付けています。

──そこはプロデューサーの手腕ですね。

miyako ちょっとは、かな。

──この異色肌ギャルには設定とかあるんですか? 宇宙から来たとか、特殊能力で変身しているとか。

miyako 自分のキャラに近いかな。何か架空の存在になりきるというよりは、自分の延長線上にあるキャラクターです。名前もキャラ名とかがあるわけではなく、普段の自分の名前ですね。

──miyakoさん以外のメンバーは、どんな人がいるんですか?

miyako ラブドールと暮らすグラドル、ぽっちゃりアイドル、ストリッパー、漫画家、イベント制作、主婦といろいろですね。全部で10人くらいかな。こんな活動をしているけど、実はオタクでおとなしいメンバーばっかりです。異色肌は自己解放みたいなところが結構あって、あの派手なメイクをすることで、普段の弱い自分からの開放がそこにある。変身すると弱いヒロインが強い魔法少女になるみたいな。でも中には普段から異色肌みたいな子もいるかな。

──なるほど。確かにもともとが強そうな方が混ざってますね。あ、良い意味でですよ。

──外観を変えると、内面も変わります?

miyako かわいいなー、自分! ってみんなテンションが上がります。その変身が大変なんですけど。

──ちょっと特殊かもしれませんが、理想の自分になるためのメイクなんでしょうね。

──「ウチらが一番カワイイし」という印象的なフレーズとつながってきましたね。

miyako あのツイートをするとき、何かギャルっぽい強い言葉を考えようと思って、ふと思いついたフレーズです。今はみんなの合言葉になっていますね。自己肯定のフレーズ。オタクって基本的に自己肯定力が低いので。

──かわいいとか、きれいだねとか、人に思われるためにやっているのとは、ちょっと違う感じですね。

miyako あわよくば、かわいいって思われたいというのはありますよ。でも、自分で自分がかわいい! と思いたい方が強いです。みんなが自己肯定をできる瞬間が、異色肌になっている瞬間なのかなって思います。

──今後の活動はどんなことを予定しているのでしょう。

miyako また新たに作品撮りをしたりとか、もっとボーダレス的な活動に参加したりとか、みんなを楽しませていけるようなことができたらなーって思っています。自己肯定力をみんなでもっと上げていくスタイルで。ハロウィンが近いので、みんなにも異色肌を試してほしいな。ただ、企業が商用でのパロディはやらないでいただいて……。

 miyakoさんが異色肌ギャルになったのは、ただ目立ちたいからというわけではなく、なりたい自分を積み重ねた結果なのだろう。ちょっと自信を持った状態の自分になるためのコスプレなのだ。

 こうしてじっくりと話を伺ったおかげで、目の前にいた色白のmiyakoさんと、写真で見た緑色のmiyakoさんが、しっかりと繋がって見えるようになった。
(取材・文=鴨野橋太郎)

『ドクターX』独走! Dフジオカ評判ガタ落ち!? 『ひよっこ』脚本家ドラマが大コケ中……秋ドラマ初回ランキング

 続々とスタートした秋ドラマ。初回平均視聴率をランキングで振り返ります。

トップはやっぱり『ドクターX』!

 トップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

1位『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)20.9%
2位『相棒 season16』(テレビ朝日系)15.9%
3位『陸王』(TBS系)14.7%
4位『コウノドリ』(TBS系)12.9%
5位『科捜研の女』(テレビ朝日系)12.3%
6位『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)11.4%
7位『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)10.1%
8位『監獄のお姫さま』(TBS系)9.6%
9位『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)9.0%
10位『明日の約束』(フジテレビ系)8.2%

 トップは、予想通りの米倉涼子主演『ドクターX』第5期。権力闘争が渦巻く大学病院内で未知子が傍若無人に振る舞った挙げ句、「失敗しないので」と困難な手術を大成功させてニンマリ……というお決まりのフォーマットながら、視聴者を飽きさせない工夫が人気の秘密。今期から加わった草刈正雄の“ステーキ大好きキャラ”にも注目です!

 3位は、見る前から「これ面白いやつでしょ?」と言いたくなるような要素満載の役所広司主演『陸王』。池井戸潤原作、八津弘幸脚本、福澤克雄演出と、「日曜劇場」の大ヒットドラマ『半沢直樹』『下町ロケット』と同じ布陣です。が、テレ朝の人気シリーズには勝てず。ただ、『下町ロケット』も初回16.1%から、最終回22.3%まで上昇しましたから、まだわかりません。

 意外にも役所は、時代劇『盤嶽の一生』(フジテレビ系)以来、15年ぶりの連ドラ主演だとか。経営難の足袋屋が“足袋っぽいマラソンシューズ”を作るストーリーで、『下町ロケット』と似たパターンではありますが、きっと第2話(27日放送)の役所と寺尾聰のシーンなんて、いぶし銀俳優のぶつかり合いに、きっとブルブル震えちゃうと思います。

おディーン様の評判ガタ落ちか

 4位は、男性キャストが“塩顔揃い”の綾野剛主演『コウノドリ』シーズン2。さまざまな出産パターンを見せてくれる同作ですが、筆者は前シーズンの放送中に身ごもっていたため、見るたびに涙をゴウゴウと流しながら期待と不安に襲われていました。が、産後に見返したところ、感情はそこまで揺さぶられませんでした。要は、見る人の現状によって、ここまで受け取り方が異なるドラマもなかなかないかと……。

 なお、約2年ぶりとなる今シーズンは、前シーズンで生まれた赤ちゃんのその後も描かれるとか。早速、初回では、2年前に遺伝子疾患の18トリソミーの役を演じた男児が、2歳に成長した姿を見せてくれました。

 また、放送に伴い、マスコミに綾野のヤンチャ伝説が蒸し返されているようで。これまで、六本木の路上で立ちションしている姿がスクープされたり、女関係の暴れん坊ぶりをたびたび報じられている綾野ですが、岐阜時代のヤバい逸話の数々については、本人が「岐阜に置いてきた」と言っているとか。

 なお、日テレといえば、武井咲とディーン・フジオカがダブル主演を務める『今からあなたを脅迫します』が、初回8.0%でランク外に。武井はいつも通りのさっぱりとした演技を見せていますが、民放連ドラ初主演のおディーン様は、どこまでも一本調子。これが、悪い意味で転機になるかもしれません。

『ひよっこ』脚本家のドラマが大コケ中!

 10位は、井上真央の独立後初主演となる『明日の約束』。12年前に実際に起きた「長野・丸子実業 いじめ自殺事件」を元にした作品ですが、現在、ドラマの公式サイトを見ても、そのことは全く押し出されていません。当時、マスコミが踊りに踊らされた事件なだけに、いろいろと問題があるのでしょうか?

 ちなみに、同作は、とことん暗い題材が、どこまでも暗く描かれている、どんよりドラマ。絶望的な気分になりたい夜には、是非。

 また、視聴者の評判と視聴率が比例していないのが、浅野忠信主演『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)。ネット上で「フジテレビ見直した」「今期で一番面白い」との声が相次いでいるにもかかわらず、初回は7.6%。第2話で5.8%まで落ち込んでしまいました。特に若い層は、「浅野忠信って誰?」って感じなのかもしれませんね。

 豪快なお滑りスタートを切ったのが、金曜夜8時台で放送中の沢村一樹主演『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~』(テレビ東京系)。初回はなんと4.4%でした。同枠前クールの小泉孝太郎主演『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』の初回が7.1%でしたから、いかにヤバイかわかります。

 しかし、脚本はNHK『ひよっこ』も手掛けた売れっ子・岡田惠和氏が手掛けており、放送前には「テレ東が同枠に本腰を入れた」と話題だったんですよ。なぜこんなことに……。テレ東の宣伝ミスでしょうか? 視聴者の満足度はかなり高いようですから、今後、好転するといいですね。

 日刊サイゾーでは、ここで取り上げなかったドラマも含め、全話レビューをほぼ毎日更新中! まだ余裕で追いつけますから、お気に入りのドラマを見つけましょう。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

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『ドクターX』独走! Dフジオカ評判ガタ落ち!? 『ひよっこ』脚本家ドラマが大コケ中……秋ドラマ初回ランキング

 続々とスタートした秋ドラマ。初回平均視聴率をランキングで振り返ります。

トップはやっぱり『ドクターX』!

 トップ10は以下の通り(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。

1位『ドクターX ~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)20.9%
2位『相棒 season16』(テレビ朝日系)15.9%
3位『陸王』(TBS系)14.7%
4位『コウノドリ』(TBS系)12.9%
5位『科捜研の女』(テレビ朝日系)12.3%
6位『奥様は、取り扱い注意』(日本テレビ系)11.4%
7位『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)10.1%
8位『監獄のお姫さま』(TBS系)9.6%
9位『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)9.0%
10位『明日の約束』(フジテレビ系)8.2%

 トップは、予想通りの米倉涼子主演『ドクターX』第5期。権力闘争が渦巻く大学病院内で未知子が傍若無人に振る舞った挙げ句、「失敗しないので」と困難な手術を大成功させてニンマリ……というお決まりのフォーマットながら、視聴者を飽きさせない工夫が人気の秘密。今期から加わった草刈正雄の“ステーキ大好きキャラ”にも注目です!

 3位は、見る前から「これ面白いやつでしょ?」と言いたくなるような要素満載の役所広司主演『陸王』。池井戸潤原作、八津弘幸脚本、福澤克雄演出と、「日曜劇場」の大ヒットドラマ『半沢直樹』『下町ロケット』と同じ布陣です。が、テレ朝の人気シリーズには勝てず。ただ、『下町ロケット』も初回16.1%から、最終回22.3%まで上昇しましたから、まだわかりません。

 意外にも役所は、時代劇『盤嶽の一生』(フジテレビ系)以来、15年ぶりの連ドラ主演だとか。経営難の足袋屋が“足袋っぽいマラソンシューズ”を作るストーリーで、『下町ロケット』と似たパターンではありますが、きっと第2話(27日放送)の役所と寺尾聰のシーンなんて、いぶし銀俳優のぶつかり合いに、きっとブルブル震えちゃうと思います。

おディーン様の評判ガタ落ちか

 4位は、男性キャストが“塩顔揃い”の綾野剛主演『コウノドリ』シーズン2。さまざまな出産パターンを見せてくれる同作ですが、筆者は前シーズンの放送中に身ごもっていたため、見るたびに涙をゴウゴウと流しながら期待と不安に襲われていました。が、産後に見返したところ、感情はそこまで揺さぶられませんでした。要は、見る人の現状によって、ここまで受け取り方が異なるドラマもなかなかないかと……。

 なお、約2年ぶりとなる今シーズンは、前シーズンで生まれた赤ちゃんのその後も描かれるとか。早速、初回では、2年前に遺伝子疾患の18トリソミーの役を演じた男児が、2歳に成長した姿を見せてくれました。

 また、放送に伴い、マスコミに綾野のヤンチャ伝説が蒸し返されているようで。これまで、六本木の路上で立ちションしている姿がスクープされたり、女関係の暴れん坊ぶりをたびたび報じられている綾野ですが、岐阜時代のヤバい逸話の数々については、本人が「岐阜に置いてきた」と言っているとか。

 なお、日テレといえば、武井咲とディーン・フジオカがダブル主演を務める『今からあなたを脅迫します』が、初回8.0%でランク外に。武井はいつも通りのさっぱりとした演技を見せていますが、民放連ドラ初主演のおディーン様は、どこまでも一本調子。これが、悪い意味で転機になるかもしれません。

『ひよっこ』脚本家のドラマが大コケ中!

 10位は、井上真央の独立後初主演となる『明日の約束』。12年前に実際に起きた「長野・丸子実業 いじめ自殺事件」を元にした作品ですが、現在、ドラマの公式サイトを見ても、そのことは全く押し出されていません。当時、マスコミが踊りに踊らされた事件なだけに、いろいろと問題があるのでしょうか?

 ちなみに、同作は、とことん暗い題材が、どこまでも暗く描かれている、どんよりドラマ。絶望的な気分になりたい夜には、是非。

 また、視聴者の評判と視聴率が比例していないのが、浅野忠信主演『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)。ネット上で「フジテレビ見直した」「今期で一番面白い」との声が相次いでいるにもかかわらず、初回は7.6%。第2話で5.8%まで落ち込んでしまいました。特に若い層は、「浅野忠信って誰?」って感じなのかもしれませんね。

 豪快なお滑りスタートを切ったのが、金曜夜8時台で放送中の沢村一樹主演『ユニバーサル広告社~あなたの人生、売り込みます!~』(テレビ東京系)。初回はなんと4.4%でした。同枠前クールの小泉孝太郎主演『警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~』の初回が7.1%でしたから、いかにヤバイかわかります。

 しかし、脚本はNHK『ひよっこ』も手掛けた売れっ子・岡田惠和氏が手掛けており、放送前には「テレ東が同枠に本腰を入れた」と話題だったんですよ。なぜこんなことに……。テレ東の宣伝ミスでしょうか? 視聴者の満足度はかなり高いようですから、今後、好転するといいですね。

 日刊サイゾーでは、ここで取り上げなかったドラマも含め、全話レビューをほぼ毎日更新中! まだ余裕で追いつけますから、お気に入りのドラマを見つけましょう。
(文=どらまっ子TAMOちゃん)

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ミドル級新王者・村田諒太のアメリカ進出に“暗雲”!? フジテレビによる「囲い込み」の動きが……

 ボクシングのテレビ視聴率が突き抜けて高かったことで、フジテレビがWBA世界ミドル級新王者・村田諒太の“囲い込み”をしそうだという話が関係者から聞かれた。

「フジテレビは、これからボクシングには、さらに力を入れるようです。村田の所属である帝拳ジムは、来年アメリカで試合をやると言っていましたが、予定が変更になるかもしれません。フジ側がさらに高い放映権料を出して、ジムを説得するみたいです」(プロボクシングの興行関係者)

 10月22日、各局が選挙の開票速報の特番を放送する中で、主要局では唯一ボクシング中継をやっていたのがフジテレビ。その視聴率はダントツの20.5%(ビデリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した。選挙速報では、トップだったNHKでも17.1%だったのだから、フジは笑いが止まらないだろう。

 というのも、選挙放送が横並びの中、フジがその流れに背いてボクシング中継の英断をしたわけではなかったからだ。安倍晋三首相が衆議院を解散する前から、この放送は決まっていたもので、当初はフジ関係者から「頭が痛い」という弱気な話も聞かれたほどだった。

 村田はロンドン五輪で金メダリストを獲得し、2013年にプロデビュー。フジテレビと広告代理店の電通が大きくバックアップして世界王座奪取プランを描いてきたが、今年5月の世界初挑戦は、まさかの判定負け。その採点結果に抗議の声が巻き起こり、仕切り直しの再戦となったのが今回の試合だった。

 高視聴率には、追い風もあった。前回5月の視聴率は平均17.8%の高数字。採点問題が持ち上がったことで、より村田の知名度は上がり、今回の試合への注目度も増した。

 両国国技館の興行は当日券も販売できないほどの超満員で盛況となり、結果も村田の圧勝TKOだった。

「もともと村田のボクシング中継は、視聴率が7%程度で低迷していたんですが、世界タイトルマッチになって急上昇。フジはこれまで蒔いた種の収穫とばかりに回収をしたいはず。2~3度の高視聴率で満足するようなことはないでしょう」と前出関係者。

 ただ、村田陣営は次戦こそ来春、日本で行う予定だが、その後はアメリカに進出するとしている。アメリカで試合が開催されると、時差の関係で日本での放送は午前中になってしまい、フジテレビがビジネスを主導することもできなくなってしまう。

「アメリカ行きは、村田本人の希望。世界王座を奪取しても、獲った王座は、その上に『スーパーチャンピオン』もいるWBA王座ですから。世界チャンピオンといっても村田が“世界一”になったわけではないので、村田は上を目指したいんです。過去、WBAのチャンピオンになった亀田興毅や井岡一翔は、その上にスーパーチャンピオンがいるのに放送局のTBSが、それを隠すように伝えてました。でも、村田はリング上で『僕より強いチャンピオンがいる』と明言しています」(同)

 そのWBAミドル級のスーパーチャンピオンは、アメリカを主戦場にするのゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)だが、1試合で数億~十数億単位のファイトマネーを稼ぐ超大物。そう簡単に対戦が実現できるわけでもない。

「そこで、アメリカに行かせたくないフジテレビが日本で防衛戦をやらせようとするはず。できるだけ勝てそうな相手との試合にして、長々と防衛させれば、高視聴率を引っ張れるんです。村田が所属する帝拳ジムでは、WBC世界バンダム級チャンピオン時代の山中慎介がアメリカ行きを希望しても、13度も日本で防衛戦をやらせていましたし」(同)

 村田本人がより強い相手を希望しても、周囲はチャンピオンの延命ビジネスに走ってしまうのか。業界内の過去の例を見ると、過保護路線が多々あるだけに、ちょっと心配ではある。
(文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)