PMS(月経前症候群)と日本人の不幸な出会い

 PMS(月経前症候群)とは、月経前に現れる頭痛、腹痛、浮腫みといった身体的不調や、不安感、憂鬱などの精神的不調を指す。  月経前に不調を感じる女性は多いが、当たり前のこととして長年放置されてきた感がある。それがここにきて急速に市民権を得つつあるのは、前回触れたように、PMSに効果があるとされる市販薬やサプリメント、グッズが登場しはじめたこと、つまりはコマーシャリズムと無関係ではない。  テレビの健康番組なども、PMSを取り上げるようになってきた。しかし、頭痛や腹痛、浮腫みといった一般的な症状よりも、「死にたくなるほど落ち込む」とか凶暴化するといった極端な精神症状ばかりを重視する傾向がある(前回の『あさイチ』の例)。  なぜ日本では、PMSの精神症状ばかりに関心が注がれるのだろうか。  それは、PMSという概念が日本に移入された経緯と関係が深い。  1950年代にイギリスで確立されたPMSという概念が、日本で認知され始めたのは1980年頃のことだが、その話に入る前に、明治時代以降、広く信奉されてきた「犯罪における月経要因説」について触れておきたい。  日本では、明治時代に「血穢(出産や月経の穢れ)」に基づく慣習(物忌みや月経小屋など)が法令で廃止されると同時に、西洋医学に基づいた月経観が移入された。それは、“女性は月経があるがゆえに脆弱で不安定だ”という考え方で、女性の犯罪や自殺も月経時に多いとされていた。 改ページ  こうした月経観は、大正時代なかばには、医療関係者のみならず、女子教育や犯罪論を介して、ある程度世間に認知されていた。  例えば、著名な精神科の医師が上流階級の女性たちを前にした講演会で、「三越あるいは白木屋等において比較的教育ある婦人あるいは相当の位置を有する奥様または令嬢方が万引をすることがあるということを時々耳にいたすが、これは自殺者の場合と同様、月経時に内部的精神に多少影響をこうむり、少しの刺激にも感じやすき状態に置かれておるところに、外部的刺激すなわち美しき着物、装飾品、化粧品等を見て一層動かされ、この内外の原因によっておぞましき万引なる犯罪をあえてなすにいたるのだと思う。このほか、夫婦間の不和喧嘩、窃盗、殺人罪中詳細に調べたなら、おそらく月経と関係を有する場合が多いことと思う」と述べている。  こうした専門家たちの見解をもとに、女性の犯罪や自殺は月経と関連づけられた。1919年に島村抱月の後を追った女優松井須磨子の自殺も、月経によるものと解釈されている。当然ながら、女性が犯罪を犯した場合は、司法精神鑑定で必ず「犯行時の月経状態」が聴取され、月経中であったと主張すれば、かなりの確率で罪が減免されていた。  戦後になっても、女性の犯罪を月経で解釈しようとする傾向はなくならず、特に精神医学者の広瀬勝世は、「月経と犯罪の関連性」についての研究に力を注いだ。そして、その研究の過程で紹介したのがPMSだった。  つまり、日本におけるPMSは、女性犯罪論においてデビューしたのである。  PMSによる精神変調ばかりが注目され、“ホルモンに翻弄される女性像”をメディアが興味本位で取り上げる背景には、こうしたPMSと日本人の不幸な出会いがあったのだ。  広瀬勝世の研究は、従来の「犯罪における月経要因説」を前提として、それらをPMSという内分泌(ホルモン)学の知見によって裏付けようとしたものだった。もちろん、“月経時”に多いとされてきた犯罪を“月経前”症候群で説明することには無理がある。しかし、それが通用してしまうほど、犯罪学の世界には、“独特の女性観”があった。  今も、刑事・司法の現場には、相当のジェンダーバイアスがかかっていると推察される。それは時に、容疑者の女性にとって“有利”に働くこともあるが、逆に取り返しのつかない結果につながることもある。

口移しで風俗嬢にクスリを吸引させた清水良太郎――密室で「キメセク」を強要する悪質な風俗客

 10月12日、覚せい剤取締法違反(使用)の容疑で逮捕された清水良太郎容疑者(29)。17日には、父・清水アキラ(63)が設立した芸能事務所・清水エージェンシーを解雇処分されている。清水容疑者は今年2月に違法賭博疑惑を報じられ、芸能活動を休止。6月に復帰したばかりだった。  清水容疑者は、10日に東京・池袋のラブホテルで派遣型ヘルス(デリヘル)を利用。派遣された風俗嬢の女性が「男に薬物を飲まさせた」と通報し、逮捕に繋がった。清水容疑者は女性に無理矢理薬物を飲ませて“キメセク”を行おうとした、という見方が強い。  20日発売の「フライデー」(講談社)には、清水容疑者を警察に通報した風俗嬢の女性のインタビューが掲載されている。風俗嬢の愛さん(仮名/30代)は、同誌の取材に対し、清水容疑者からキメセクを提案されたこと、そして無理矢理クスリを飲まされそうになったことを明かしている。  清水容疑者は逮捕された日、「ハヤミ」という名前でデリヘル店を利用。11時半から2時間のコースを予約していた。愛さんが派遣された部屋に入ると、すでに興奮している清水容疑者の姿が。自分で持ち込んだ電マを局部に当てて遊んでいたようだ。そして、会うなり、“即尺(フェラ)”を要求してきたという。  愛さんはインタビューで、清水容疑者から「クスリをキメて、セックスしよう」とキメセクを提案されたこと、プレイ中に清水容疑者が専用のパイプで薬物を吸引しはじめたこと、そして無理矢理、薬物を吸わせようとしてきたことを明かしている。清水容疑者は、愛さんの鼻の穴を塞ぎ、口移しで煙をいれてきたという。愛さんは「文句を言うと何をされるかわからないので、『やめてよ~』と冗談っぽく返すのが精一杯」だった。清水容疑者は結局ひとりでクスリを吸引し、興奮度が高まった状態で電マを局部に押し付け、「あ~、超気持ちイイ!」と叫びながら絶頂に至った――。  密室で知らない男にクスリを強要されるというのは、あまりにも恐ろしすぎる出来事。愛さんも「いま考えても、恐怖で身がすくみます」と当時を振り返っていた。派遣型風俗は、客の自宅や指定されたホテルに嬢が派遣されるシステム。そのため、店舗型風俗と違って、店の監視が届きにくい。都内のデリヘル店に勤めるA子さんは、「何かトラブルがあったら、店に電話するように」と言われているそうだ。しかし、実際トラブルが起きた場合、すぐさまスタッフが現場に向かうことは難しいだろう。愛さんも終了時間ギリギリまで耐え、逃げるようにホテルを出たと話している。  実際、彼女のように、客にクスリを強要された風俗嬢はいるのだろうか――。風俗では該当する女性を見つけることはできなかったが、男性同性愛者やバイセクシャルを接客する「売り専」に務めていた男性が、「クスリをキメている客に何度も遭遇していた」と話す。 「部屋に入った瞬間、クスリの匂いがするんですよ。形容し難い独特な匂いです。ハーブだったり、危険ドラッグの『ラッシュ』が多かったですね。ある客は2時間で6回は吸引していました。クスリをキメた客って、尋常ではないんですよ。喘ぎ方もスゴいし、痛覚が鈍っているのか、強めにフィストファックしても悦んでいました。幸いにも僕はクスリを強要されることはありませんでしたが、知り合いの元ボーイは無理矢理キメられたらしいと聞きました。これは風俗と違って客の人口が圧倒的に少ない売り専特有なのかもしれませんが、クスリをキメた客にはちょいちょい遭遇していましたよ。店側も『絶対怪しい』と思った客にはボーイを派遣しないようにしていましたが」  風俗嬢と売り専とでは、状況がかなり異なるが、男対男であっても、密室にクスリをキメた男がいるというのは、恐怖を覚えることだろう。そういうリスクもあるから、高額の収入を得ることができる……という言葉では片付けられない問題だ。

清水良太郎よりお騒がせ!?  謹慎2年間、保釈金300万円……“薬物で逮捕された”意外な芸能人

 10月11日に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された、ものまねタレント・清水アキラの息子でタレントの清水良太郎。9月末に放送された番組で良太郎と共演した歌手の美川憲一は、14日に急遽会見を開き「バカヤロー! そう言いたいわ」と厳しく批判した。美川自身もかつて大麻取締法違反で逮捕された経験が二度あるが、和田アキ子が美川の逮捕について「忘れちゃっていいこと」と発言するほど、その後の美川は芸能界で活躍している。このように、薬物絡みで逮捕されたものの、現在は誘惑を断ち切り、何事もなかったかのように活動している芸能人は意外と多い。 「18日に放送された『良かれと思って!』(フジテレビ系)で二度目の離婚を発表したいしだ壱成も、薬物所持で逮捕経験があります。2001年に大麻とLSD所持で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決が出ました。当時は舞台出演も決まっていたのですが、もちろん降板となり、芸能活動も休止しています。2年間の謹慎を経て、03年に俳優に復帰後、薬物でニュースになることはなかったものの、09年には二股交際が発覚。所属事務所は“交際は事実”と認めて壱成を解雇しました。解雇後は中国に渡ってエキストラとして活動し、中国歴史大河ドラマには孔子の愛弟子・顔回(がんかい)役として出演。11年以降は日本の舞台にも復帰して、現在はバラエティ番組でも見かけるようになりました」(芸能ライター)  さらに、歌手でタレントの研ナオコも、大麻取締法違反容疑で逮捕されたことがある。 「研が逮捕された1977年は、芸能界の麻薬汚染が注目された年で、井上陽水、内田裕也、にしきのあきら(現・錦野旦)、そして美川などのアーティストが逮捕されました。研は起訴猶予処分となり、芸能活動を半年間にわたり自粛。復帰してからはバラエティ番組などで活躍し、その後、薬物で世間を賑わせることはなかったのですが、11年に自身のツイッターで『スイマセン、わたくし逮捕された事は一度もありません』とつぶやき、『ん? 逮捕はされたんじゃないの?』『逮捕と起訴は違うんだが』と話題になりました」(同)  ほかにもシンガーソングライター・槇原敬之も薬物で逮捕されて世間を賑わせている。 「槇原は、99年8月に自宅のペンケースから1グラムの覚せい剤が見つかって現行犯逮捕されました。逮捕後1カ月ほど勾留された槇原は、保釈金300万円を支払って保釈され、その後、懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決を受けています。判決からおよそ1年後の00年11月にはアルバム『太陽』をリリースして活動を再開。槇原が作詞・作曲を手掛け、03年にリリースされたSMAPの『世界に一つだけの花』は、いまや高校生の音楽の教科書に載るほどの楽曲になりました」(同)  今年5月には、元KAT-TUNの田中聖が大麻所持容疑で逮捕され、後に不起訴処分になった事件がニュースを騒がせた。逮捕後も活躍している芸能人は多いものの、そもそも薬物には手を出さないでほしいものだ。

清水良太郎よりお騒がせ!?  謹慎2年間、保釈金300万円……“薬物で逮捕された”意外な芸能人

 10月11日に覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された、ものまねタレント・清水アキラの息子でタレントの清水良太郎。9月末に放送された番組で良太郎と共演した歌手の美川憲一は、14日に急遽会見を開き「バカヤロー! そう言いたいわ」と厳しく批判した。美川自身もかつて大麻取締法違反で逮捕された経験が二度あるが、和田アキ子が美川の逮捕について「忘れちゃっていいこと」と発言するほど、その後の美川は芸能界で活躍している。このように、薬物絡みで逮捕されたものの、現在は誘惑を断ち切り、何事もなかったかのように活動している芸能人は意外と多い。 「18日に放送された『良かれと思って!』(フジテレビ系)で二度目の離婚を発表したいしだ壱成も、薬物所持で逮捕経験があります。2001年に大麻とLSD所持で逮捕され、執行猶予付きの有罪判決が出ました。当時は舞台出演も決まっていたのですが、もちろん降板となり、芸能活動も休止しています。2年間の謹慎を経て、03年に俳優に復帰後、薬物でニュースになることはなかったものの、09年には二股交際が発覚。所属事務所は“交際は事実”と認めて壱成を解雇しました。解雇後は中国に渡ってエキストラとして活動し、中国歴史大河ドラマには孔子の愛弟子・顔回(がんかい)役として出演。11年以降は日本の舞台にも復帰して、現在はバラエティ番組でも見かけるようになりました」(芸能ライター)  さらに、歌手でタレントの研ナオコも、大麻取締法違反容疑で逮捕されたことがある。 「研が逮捕された1977年は、芸能界の麻薬汚染が注目された年で、井上陽水、内田裕也、にしきのあきら(現・錦野旦)、そして美川などのアーティストが逮捕されました。研は起訴猶予処分となり、芸能活動を半年間にわたり自粛。復帰してからはバラエティ番組などで活躍し、その後、薬物で世間を賑わせることはなかったのですが、11年に自身のツイッターで『スイマセン、わたくし逮捕された事は一度もありません』とつぶやき、『ん? 逮捕はされたんじゃないの?』『逮捕と起訴は違うんだが』と話題になりました」(同)  ほかにもシンガーソングライター・槇原敬之も薬物で逮捕されて世間を賑わせている。 「槇原は、99年8月に自宅のペンケースから1グラムの覚せい剤が見つかって現行犯逮捕されました。逮捕後1カ月ほど勾留された槇原は、保釈金300万円を支払って保釈され、その後、懲役1年6カ月・執行猶予3年の有罪判決を受けています。判決からおよそ1年後の00年11月にはアルバム『太陽』をリリースして活動を再開。槇原が作詞・作曲を手掛け、03年にリリースされたSMAPの『世界に一つだけの花』は、いまや高校生の音楽の教科書に載るほどの楽曲になりました」(同)  今年5月には、元KAT-TUNの田中聖が大麻所持容疑で逮捕され、後に不起訴処分になった事件がニュースを騒がせた。逮捕後も活躍している芸能人は多いものの、そもそも薬物には手を出さないでほしいものだ。

“買い物中毒”の八代亜紀だけじゃない!? 「中毒」を仕事に変える芸能人たち

買い物中毒の八代亜紀だけじゃない!? 「中毒」を仕事に変える芸能人たちの画像1
八代亜紀オフィシャルホームページより
 歌手の八代亜紀が10月11日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演し、驚きの私生活を公開した。八代は無類の買い物好きとして知られ、通販を頻繁に利用することから、ユーザー代表として電話出演を頼まれるほどだという。そのほか、100円ショップで5万円の買い物をする様子も取り上げられた。買い物好きを通り越して、もはや“中毒”ともいえるが、芸能界にはこうした人間は少なくない。 「中毒系芸能人といえば、マヨネーズ好きのマヨラーがあげられるでしょうね。元SMAPの香取慎吾は、子どもの頃からの筋金入りのマヨラーで、そこらへんの雑草にマヨネーズをつけて食べていたそうです。女性芸能人ではV6井ノ原快彦の妻で女優の瀬戸朝香が知られます。かつて『かき氷にマヨネーズをかけて食べる』といったネタハガキが『松村邦洋のオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)で取り上げられていました」(放送作家)  そのほかにもタバコとコーヒーだけで生きているといわれる明石家さんまも、ニコチン&カフェイン中毒といえる。これらは単なる個人の嗜好といえるが、八代の“買い物中毒”ぶりは仕事につながる可能性もある。 「現在は消費が落ち込んでいるので、スポンサーはとにかく視聴者に物を買ってほしいと願っています。その点、知名度がある八代さんはスポンサーの受けも良いのではないでしょうか。変わり者のおばちゃんキャラもあるので、悲壮感がないのが良いですね。これからはバラエティ番組の需要も増えるかもしれません」(同)  先ごろは、寝る間を惜しんで観戦を続ける“サッカー中毒”ともいえる女優の小柳ルミ子が解説者デビューを果たし話題となった。“極端に好きなもの”を生かした芸能人の新たな仕事の需要はこれからも増えそうだ。 (文=平田宏利)

“買い物中毒”の八代亜紀だけじゃない!? 「中毒」を仕事に変える芸能人たち

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八代亜紀オフィシャルホームページより
 歌手の八代亜紀が10月11日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演し、驚きの私生活を公開した。八代は無類の買い物好きとして知られ、通販を頻繁に利用することから、ユーザー代表として電話出演を頼まれるほどだという。そのほか、100円ショップで5万円の買い物をする様子も取り上げられた。買い物好きを通り越して、もはや“中毒”ともいえるが、芸能界にはこうした人間は少なくない。 「中毒系芸能人といえば、マヨネーズ好きのマヨラーがあげられるでしょうね。元SMAPの香取慎吾は、子どもの頃からの筋金入りのマヨラーで、そこらへんの雑草にマヨネーズをつけて食べていたそうです。女性芸能人ではV6井ノ原快彦の妻で女優の瀬戸朝香が知られます。かつて『かき氷にマヨネーズをかけて食べる』といったネタハガキが『松村邦洋のオールナイトニッポン』(ニッポン放送系)で取り上げられていました」(放送作家)  そのほかにもタバコとコーヒーだけで生きているといわれる明石家さんまも、ニコチン&カフェイン中毒といえる。これらは単なる個人の嗜好といえるが、八代の“買い物中毒”ぶりは仕事につながる可能性もある。 「現在は消費が落ち込んでいるので、スポンサーはとにかく視聴者に物を買ってほしいと願っています。その点、知名度がある八代さんはスポンサーの受けも良いのではないでしょうか。変わり者のおばちゃんキャラもあるので、悲壮感がないのが良いですね。これからはバラエティ番組の需要も増えるかもしれません」(同)  先ごろは、寝る間を惜しんで観戦を続ける“サッカー中毒”ともいえる女優の小柳ルミ子が解説者デビューを果たし話題となった。“極端に好きなもの”を生かした芸能人の新たな仕事の需要はこれからも増えそうだ。 (文=平田宏利)