A.B.C-Z塚田僚一出演ドラマ『さくらの親子丼』が放送スタート! 10月7日(土)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
※有料放送の視聴方法等については公式サイトをご確認ください。

●TOKIO

6:00~ 8:00 『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日ほか) 城島茂
24:50~25:15 『二軒目どうする?』(テレビ東京) 松岡昌宏

●V6

21:00~21:54 『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系) 井ノ原快彦

【特番】
22:00~23:00 『V6スペシャル ~The ONES~』(WOWOWプライム)

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男児2人へのわいせつ行為で逮捕……チャイルドシッターの“ロリコン犯罪”を防ぐ方法はあるのか

男児2人へのわいせつ行為で逮捕……チャイルドシッターのロリコン犯罪を防ぐ方法はあるのかの画像1
※イメージ画像
 チャイルドシッターへの不信感が高まっている。男児2人へのわいせつ行為容疑で逮捕された41歳の男が、ネット上の掲示板でチャイルドシッターを名乗って客を募集していたからだ。  強制性交容疑(旧・強姦罪)で逮捕された東京・町屋在住の清掃作業員、中橋良明容疑者は9月18日、子育て支援サイトを通じたチャイルドシッターとして、さいたま市内の公園で複数の幼児を世話していた最中、男児同士にわいせつな行為をさせたとされる。中橋容疑者は「小さい男の子に興味があった」と容疑を認めているという。  中橋容疑者はネットの掲示板に実名で「チャイルドシッター致します」と、平日以外に時給800円で3~6歳の子どもの世話をすると名乗り出ていた。そこでは「杉並ファミリーサポートセンター協力会員」とも称しており、つまりは託児事業を悪用してロリコン趣味の性犯罪をしていた可能性が高い。これに落胆するのは、事業関係者だ。 「ベビーシッターのサービスは、家事代行と並んで、いま需要が急上昇している市場なので、こういう事件は大きな課題」  そう話すのは、民間のベビーシッター事業を手掛ける50代女性実業家。 「ベビーシッターといっても、幼い子どもだけでなく12歳ぐらいの子どもに対しても依頼はあって、需要は高まっています。逆にシッターならできるという働き手もいますからね。ただ、日本では海外と違って『育児は母親がやるべき』との価値観が根強いのもネックで、こういう事件が起こると『ほら他人に任せると危ないじゃないか』と言われてしまいやすいのです」(同)  その意味では、大手企業が大々的にベビーシッター事業に乗り出し、普及に努めてもいるが、「大手は従業員の待遇や管理体制もしっかりさせている分、利用料金も高くなる傾向がある」と実業家。 「ベビーシッターを頼む人たちは、生活を支えるために子育ての時間を犠牲にしている方も多いので、巷ではもっと気軽に安く利用したいという需要も強いです。価格を抑えると人件費も安くなり、働く側も、ほかの仕事と掛け持ちをするバイト、パートが主体になるので、そうなると正直、怪しい人物が紛れやすくはなってしまう」(同)  中橋容疑者は子どもにマナーを教育するボランティアの幼児教室を開講してもいたが、シッターを通じて面識のあった人に聞くと、「おとなしい感じの人だった。土日だけシッターをやっているようで、普段は何をしている人なのか知らなかった」と話している。本業は清掃作業員だったが、ネット上では本人と見られるブログがあり、そこでは子どもが噴水で全裸になった様子を楽しそうに伝える記事もあった。子育て事業に参加した動機が性的な欲求のみだったのかまでは分からないが、チャイルドシッターの中にロリコン性犯罪者のような人物が紛れているとなれば、親は不安も出てくる。  前出の実業家は「ウチの会社には女児の親から『男性スタッフには担当させないでほしい』という要望があって応じていますが、ほかの事業者のところでは女性スタッフによるわいせつ事件があった話も聞いていて、単純に性別の区分けで防げるとも思えない」と打ち明けていた。  近年、教育現場でも起こっているロリコン性犯罪には、何か根本的な解決策が早急に求められる。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

男児2人へのわいせつ行為で逮捕……チャイルドシッターの“ロリコン犯罪”を防ぐ方法はあるのか

男児2人へのわいせつ行為で逮捕……チャイルドシッターのロリコン犯罪を防ぐ方法はあるのかの画像1
※イメージ画像
 チャイルドシッターへの不信感が高まっている。男児2人へのわいせつ行為容疑で逮捕された41歳の男が、ネット上の掲示板でチャイルドシッターを名乗って客を募集していたからだ。  強制性交容疑(旧・強姦罪)で逮捕された東京・町屋在住の清掃作業員、中橋良明容疑者は9月18日、子育て支援サイトを通じたチャイルドシッターとして、さいたま市内の公園で複数の幼児を世話していた最中、男児同士にわいせつな行為をさせたとされる。中橋容疑者は「小さい男の子に興味があった」と容疑を認めているという。  中橋容疑者はネットの掲示板に実名で「チャイルドシッター致します」と、平日以外に時給800円で3~6歳の子どもの世話をすると名乗り出ていた。そこでは「杉並ファミリーサポートセンター協力会員」とも称しており、つまりは託児事業を悪用してロリコン趣味の性犯罪をしていた可能性が高い。これに落胆するのは、事業関係者だ。 「ベビーシッターのサービスは、家事代行と並んで、いま需要が急上昇している市場なので、こういう事件は大きな課題」  そう話すのは、民間のベビーシッター事業を手掛ける50代女性実業家。 「ベビーシッターといっても、幼い子どもだけでなく12歳ぐらいの子どもに対しても依頼はあって、需要は高まっています。逆にシッターならできるという働き手もいますからね。ただ、日本では海外と違って『育児は母親がやるべき』との価値観が根強いのもネックで、こういう事件が起こると『ほら他人に任せると危ないじゃないか』と言われてしまいやすいのです」(同)  その意味では、大手企業が大々的にベビーシッター事業に乗り出し、普及に努めてもいるが、「大手は従業員の待遇や管理体制もしっかりさせている分、利用料金も高くなる傾向がある」と実業家。 「ベビーシッターを頼む人たちは、生活を支えるために子育ての時間を犠牲にしている方も多いので、巷ではもっと気軽に安く利用したいという需要も強いです。価格を抑えると人件費も安くなり、働く側も、ほかの仕事と掛け持ちをするバイト、パートが主体になるので、そうなると正直、怪しい人物が紛れやすくはなってしまう」(同)  中橋容疑者は子どもにマナーを教育するボランティアの幼児教室を開講してもいたが、シッターを通じて面識のあった人に聞くと、「おとなしい感じの人だった。土日だけシッターをやっているようで、普段は何をしている人なのか知らなかった」と話している。本業は清掃作業員だったが、ネット上では本人と見られるブログがあり、そこでは子どもが噴水で全裸になった様子を楽しそうに伝える記事もあった。子育て事業に参加した動機が性的な欲求のみだったのかまでは分からないが、チャイルドシッターの中にロリコン性犯罪者のような人物が紛れているとなれば、親は不安も出てくる。  前出の実業家は「ウチの会社には女児の親から『男性スタッフには担当させないでほしい』という要望があって応じていますが、ほかの事業者のところでは女性スタッフによるわいせつ事件があった話も聞いていて、単純に性別の区分けで防げるとも思えない」と打ち明けていた。  近年、教育現場でも起こっているロリコン性犯罪には、何か根本的な解決策が早急に求められる。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

解散総選挙後に「この、ハゲー!」ネタ……篠原涼子・月9『民衆の敵』の“時事ネタギャグ”が不安

解散総選挙後に「この、ハゲー!」ネタ……篠原涼子・月9『民衆の敵』の時事ネタギャグが不安の画像1
 23日スタートの篠原涼子主演“月9”『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)の予告映像や人物相関図などが徐々に公開される中、ネット上では「コケそう」「視聴者が求めてる篠原涼子じゃない」といったネガティブな声が相次いでいる。  同作は、「市政エンタテイメント!」をうたうオリジナル脚本のコメディドラマ。篠原が演じるのは、職を転々とした末、高額報酬目当てで市議会議員に立候補する主婦。フリーターの夫役に田中圭、ママ友役に石田ゆり子、主人公と選挙戦で争うライバル役に高橋一生、元AKB48・前田敦子、千葉雄大、トレンディエンジェル・斉藤司らが出演する。 「劇中では、すでに選挙期間中にもかかわらず、お金目当てで主婦が立候補を決意し、挙げ句、当選。この安っぽい設定に、視聴者が果たして食いつくのかどうか……。また、前クールで大コケした真木よう子主演『セシルのもくろみ』(同)にストーリーの大枠が似ている上に、篠原はこの役のためにトレードマークのロングヘアをばっさり。真木もショートヘアだっただけに、『ますますセシりそう』と大コケが心配されています」(芸能記者)  5日発売の「週刊新潮」(新潮社)は、同作の“空気の読めなさ”を指摘。記事によれば、11月に放送される第3話で、斉藤が「ハゲー!」と怒鳴られるという、豊田真由子議員ネタが登場。しかし、放送は解散総選挙の後。豊田がすでに“過去の人”になっている可能性もあるという。 「このほかにも、少し前に話題となった政治ネタが盛り込まれているとか。しかし、政治がさまざまな動きを見せる中で、一昔前の政治ネタで笑いを取ろうとしても、視聴者が白けるだけ。同作は、人気俳優をキャスティングしたために、タレントのスケジュールの都合でかなり先まで撮影が進んでいる。その分、時事ネタが古くなってしまうんです」(同)  お寒いコメディドラマで終わる可能性もありそうな『民衆の敵』。前評判を跳ね除け、多くの視聴者を取り込むことはできるだろうか?

解散総選挙後に「この、ハゲー!」ネタ……篠原涼子・月9『民衆の敵』の“時事ネタギャグ”が不安

解散総選挙後に「この、ハゲー!」ネタ……篠原涼子・月9『民衆の敵』の時事ネタギャグが不安の画像1
 23日スタートの篠原涼子主演“月9”『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』(フジテレビ系)の予告映像や人物相関図などが徐々に公開される中、ネット上では「コケそう」「視聴者が求めてる篠原涼子じゃない」といったネガティブな声が相次いでいる。  同作は、「市政エンタテイメント!」をうたうオリジナル脚本のコメディドラマ。篠原が演じるのは、職を転々とした末、高額報酬目当てで市議会議員に立候補する主婦。フリーターの夫役に田中圭、ママ友役に石田ゆり子、主人公と選挙戦で争うライバル役に高橋一生、元AKB48・前田敦子、千葉雄大、トレンディエンジェル・斉藤司らが出演する。 「劇中では、すでに選挙期間中にもかかわらず、お金目当てで主婦が立候補を決意し、挙げ句、当選。この安っぽい設定に、視聴者が果たして食いつくのかどうか……。また、前クールで大コケした真木よう子主演『セシルのもくろみ』(同)にストーリーの大枠が似ている上に、篠原はこの役のためにトレードマークのロングヘアをばっさり。真木もショートヘアだっただけに、『ますますセシりそう』と大コケが心配されています」(芸能記者)  5日発売の「週刊新潮」(新潮社)は、同作の“空気の読めなさ”を指摘。記事によれば、11月に放送される第3話で、斉藤が「ハゲー!」と怒鳴られるという、豊田真由子議員ネタが登場。しかし、放送は解散総選挙の後。豊田がすでに“過去の人”になっている可能性もあるという。 「このほかにも、少し前に話題となった政治ネタが盛り込まれているとか。しかし、政治がさまざまな動きを見せる中で、一昔前の政治ネタで笑いを取ろうとしても、視聴者が白けるだけ。同作は、人気俳優をキャスティングしたために、タレントのスケジュールの都合でかなり先まで撮影が進んでいる。その分、時事ネタが古くなってしまうんです」(同)  お寒いコメディドラマで終わる可能性もありそうな『民衆の敵』。前評判を跳ね除け、多くの視聴者を取り込むことはできるだろうか?

詩織さん、1,000万円の損害賠償請求――「準強姦容疑事件」民事で事実認定の可能性も

 tokyodistrictcourtフリージャーナリストの詩織さんが、元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏から性的暴行を受けたと訴えていた準強姦容疑事件で、東京地検の不起訴処分に対し、東京第6検察審査会(検察審)は9月21日付けで「不起訴相当」と議決した。これに対し、ネットでは疑問を持つ声が続出している。また28日には、詩織さん自身が真相究明などを求めて東京地裁に民事訴訟を起こしたことを明かした。

 刑事裁判で不起訴処分、つまり罪にならなかった事件について、民事裁判で慰謝料を請求することは認められるのだろうか? 刑事・民事ともに詳しい法律事務所あすかの冨本和男弁護士に聞いた。

「認められる『可能性』はあります。刑事裁判では被告人(この件では山口氏)を犯罪者として処罰するかどうかが判断されるので、裁判所に提出できる証拠が限られ、裁判所の事実認定も無実の者を絶対処罰すまいという思いから厳しくなります。

 これに対し、民事裁判では不法行為(強姦被害)を理由とした損害賠償請求を認めるべきかどうかが判断されるので、裁判所に提出できる証拠について原則として制限がなく、裁判所の事実の認定も、事実誤認はすまいという思いから厳しく行われますが、刑事裁判の場合よりは緩やかです。したがって、刑事裁判では強姦の事実を認めてもらえないが、民事裁判では強姦の事実を認めてもらえるという場合もあるわけです」

 つまり、裁判で強姦の事実を認められれば、慰謝料支払いの判決が出る可能性があるということだ。詩織さんは「精神的慰謝料などとして総額1,000万円の損害賠償」を求めるとしているが、実際に裁判で認められる現実的な金額はどのくらいなのだろうか?

「慰謝料額は、強姦行為の内容、被害の内容・程度、加害者と被害者の関係、加害者の支払能力、被害感情の大きさ等を元に裁判所が決めます。裁判で1,000万円の請求が、まるまる認められたという例は聞きません。原告(詩織さん)は『総額1,000万円の損害賠償』を求められているようですが、実際に認められる額は200万~500万円くらいではないかと思います」

 詩織さんは、「私が受けた行為は28年間生きてきたなかで最も醜い人権侵害」と主張しており、詩織さんの弁護士も「(山口氏の行為は)民法上の不法行為にあたる」としている。民事裁判によって、真相が明らかになることが期待される。

冨本和男(とみもと・かずお)
弁護士。債務整理のほか債権回収等の一般民事事件の弁護、刑事弁護、離婚・相続等の家事事件の弁護など、さまざまな事件を担当。
法律事務所あすか

詩織さん、1,000万円の損害賠償請求――「準強姦容疑事件」民事で事実認定の可能性も

 tokyodistrictcourtフリージャーナリストの詩織さんが、元TBS記者でジャーナリストの山口敬之氏から性的暴行を受けたと訴えていた準強姦容疑事件で、東京地検の不起訴処分に対し、東京第6検察審査会(検察審)は9月21日付けで「不起訴相当」と議決した。これに対し、ネットでは疑問を持つ声が続出している。また28日には、詩織さん自身が真相究明などを求めて東京地裁に民事訴訟を起こしたことを明かした。

 刑事裁判で不起訴処分、つまり罪にならなかった事件について、民事裁判で慰謝料を請求することは認められるのだろうか? 刑事・民事ともに詳しい法律事務所あすかの冨本和男弁護士に聞いた。

「認められる『可能性』はあります。刑事裁判では被告人(この件では山口氏)を犯罪者として処罰するかどうかが判断されるので、裁判所に提出できる証拠が限られ、裁判所の事実認定も無実の者を絶対処罰すまいという思いから厳しくなります。

 これに対し、民事裁判では不法行為(強姦被害)を理由とした損害賠償請求を認めるべきかどうかが判断されるので、裁判所に提出できる証拠について原則として制限がなく、裁判所の事実の認定も、事実誤認はすまいという思いから厳しく行われますが、刑事裁判の場合よりは緩やかです。したがって、刑事裁判では強姦の事実を認めてもらえないが、民事裁判では強姦の事実を認めてもらえるという場合もあるわけです」

 つまり、裁判で強姦の事実を認められれば、慰謝料支払いの判決が出る可能性があるということだ。詩織さんは「精神的慰謝料などとして総額1,000万円の損害賠償」を求めるとしているが、実際に裁判で認められる現実的な金額はどのくらいなのだろうか?

「慰謝料額は、強姦行為の内容、被害の内容・程度、加害者と被害者の関係、加害者の支払能力、被害感情の大きさ等を元に裁判所が決めます。裁判で1,000万円の請求が、まるまる認められたという例は聞きません。原告(詩織さん)は『総額1,000万円の損害賠償』を求められているようですが、実際に認められる額は200万~500万円くらいではないかと思います」

 詩織さんは、「私が受けた行為は28年間生きてきたなかで最も醜い人権侵害」と主張しており、詩織さんの弁護士も「(山口氏の行為は)民法上の不法行為にあたる」としている。民事裁判によって、真相が明らかになることが期待される。

冨本和男(とみもと・かずお)
弁護士。債務整理のほか債権回収等の一般民事事件の弁護、刑事弁護、離婚・相続等の家事事件の弁護など、さまざまな事件を担当。
法律事務所あすか

マコーレー・カルキン新彼女は、元カレと復縁6回の女優 「当て馬にされるのでは?」と心配の声

 元祖天才子役のマコーレー・カルキン(37)が、米ディズニー・チャンネルの人気子役だったアジア系女優ブレンダ・ソング(29)と熱愛していることが明らかになった。2人は数ヵ月前から交際しており「キュートなカップル」だと好意的に報じるメディアが多い。だがブレンダは、マイリー・サイラスの兄でタトゥーだらけのトレイス・サイラスの元婚約者で、6年前に「狂言妊娠疑惑」で世間を騒がせたことがある人物だ。トレイスとは別れと復縁を繰り返し、昨年ラスベガスで結婚したとうわさされたこともある。繊細な神経の持ち主として知られているマコーレーが、「また傷つく事態になるのではないか」と一部で心配する声が上がっている。

 マコーレーが『ホーム・アローン』(90)の天才子役として世界中に名が知られ、その後もハリウッドで大活躍するようになったことは、いまさら説明するまでもない。その後、銭ゲバの父親と母親が離別する際に起こした、彼の1,700万ドル(約19億円)のギャラをめぐる裁判がきっかけで両親と決別し、子役を引退。子役のために設立された高校に入学し、17歳で同い年のクラスメイトと結婚する。2年後に離婚し、舞台俳優として活動をしながら、2002年に同じく子役出身の女優ミラ・クニスと交際を開始した。当時、ミラはアシュトン・カッチャーの人気コメディ『ザット’70sショー』にレギュラー出演する人気女優だったため、マコーレーは「あのミラのボーイフレンド」と呼ばれるようになった。

 金には困らないマコーレーは、やりたい仕事だけをマイペースにこなすという生活を送り、「ミラのボーイフレンド」というステータスに満足していたようだった。そのうちミラと結婚するだろうと思われていたが、11年に入って破局してしまう。

 10年、ミラは『ブラック・スワン』でテレビ女優から銀幕女優へと華麗な転身を遂げる。世界中で「美しい」とチヤホヤされるようになり、「マコーレーが邪魔になった」「シングルのほうが人気が出るから捨てた」と陰口を叩かれた。しかし、気の強いミラがそんなことでめげるはずはなく、11年11月にデミ・ムーアとの離婚を発表したアシュトンと、翌年から交際を開始。連日ラブラブな姿がパパラッチされるようになった。

 一方のマコーレーだが、手の届かない存在となってしまったミラに未練を持ち、引きずりまくっているとうわさされるようになる。12年にガリガリに激ヤセして「重度の薬物依存症」「余命半年」と報じられたときにも、ミラとの別れがきっかけで麻薬に手を出すようになったのだと囁かれたものだった。

 13年に入り、マコーレーはジョーダン・レーン・プライスという昼メロなどに出演している女優と交際を開始。笑顔で手つなぎデートしたり、カフェでキスする姿がパパラッチされたのだが、ジョーダンがびっくりするほどミラによく似た外見であることから、ファンの間では「まだミラを引きずっている」と懸念する者、「これで元気になるのなら」と歓迎する者と意見が分かれた。

 このジョーダンとは長続きしなかったものの、13年11月、マコーレーは前年に友人たちと冗談で結成したコミック・バンド「The Pizza Underground」のレコーディングを行うなど、音楽活動を開始する。15年からはスタンダップ・コメディアンであるジム・ガフィガンのコメディドラマ『The Jim Gaffigan Show』にカメオ出演したり、ジャック・ディシェルのウェブコメディシリーズ『:DRYVRS』で、『ホーム・アローン』で彼が演じたケビンがトラウマを抱えながら大人になったというブラックな役をコミカルに演じ、大きな話題となった。その後も、気に入ったマイナーな作品にちょこちょこ出ており、細々と役者活動を続けている。

 昨年からは、ゴッド・チャイルドであるパリス・ジャクソンのインスタグラムによく登場している。パリスのおかげか、穏やかな表情を浮かべる彼にファンは一安心。先月中旬には、高級ブランドKENZOの2017年秋冬コレクション用ショートフィルムに不気味すぎるピエロ役として出演し、「相変わらず妙なことをしているが、元気そうで何より」とネット上で話題になったところだった。

 そんなマコーレーが、ディズニー・チャンネルで大活躍していたキュートなブレンダと熱愛中だと報じられたのだ。

 1日、米大手芸能サイト「ET」は、9月29日にマコーレーとブレンダが、カリフォルニアの有名な遊園地ナッツベリーファームのハロウィーンイベント「ナッツスケアリーファーム」でデートをしていたと報道。

『パーティー★モンスター』(03)で共演して友達になったセス・グリーンと彼の妻クレア・グラントとのWデートだったようで、「マコーレーとブレンダは手をつなぎ、愛に満ちあふれた雰囲気で、キュートだった」「とても楽しんでいる様子だ」という情報筋の話が紹介された。

 マコーレーとブレンダは、セスが監督デビューを飾った新作映画『Changeland』で共演。「みんなリラックスしており、とても良い雰囲気で素晴らしい夜だったようだ」とも伝えられた。

 この遊園地は、ローラーコースターなどアトラクションでの瞬間写真を公開するサービスを提供しており、「ET」はブレンダがマコーレーの腕にしがみついたり、2人でワクワクしている様子の写真を紹介。とてもいい雰囲気で、確かにキュートなカップルに見える。

 しかし、ブレンダのこれまでの恋愛事情を知るファンは、2人の交際を手放しに喜べないようで、「マコーレーがブレンダに傷つけられるのではないか」と心配している。

 カリフォルニア生まれのブレンダは、母親がタイ人、父親がミャオ族というアジア系だ。キュートでチャーミングな笑顔で、幼少の頃からキッズモデルとして活躍してきた。その後、子役に転向し、12歳の時に出演したディズニー・チャンネルのテレビ映画『クリスマス・マジック プレゼントはお天気マシーン』で注目されるように。2年後にディズニー・チャンネルと契約を結び、同局のドラマや映画に出演を重ねる。05年から同局の大ヒット青春コメディ『スイート・ライフ』にレギュラー出演して演じた「世間知らずの大金持ちのお嬢様」が当たり役となり、全米の若者に知られる存在となった。

 青春モノのスター女優らしく、ブレンダのラブライフは超リア充だ。ジェシー・マッカートニーやジェイソン・ドリーなどの子役仲間、ジョー・ジョナスやラッパーのフロー・ライダーと浮名を流している。10年からは、マイリー・サイラスの異父兄でミュージシャンのトレイス・サイラスと交際。全身にみっちりとタトゥーを入れたトレイスは長身のハンサムボーイで、2人はどこでも一緒だった。

 11年8月には、ブレンダが妊娠しているという情報が流れた。妹のマイリーは「兄は、父親になる心の準備なんかできてないのに」と嫌悪感をあらわにしていると伝えられていた。ブレンダの母親は「妊娠なんかしてない」「私は現在がん治療中で、ただでさえ大変なのに。娘をそんなふうに育てた覚えもないし、妊娠なんてしてませんよ」と否定した。だが同じ頃、ブレンダとトレイス、トレイスの母親の3人が病院に行き、その帰りにブレンダが号泣しているところをパパラッチされたため、「流産!?」「中絶を強制された!?」と、さまざまな臆測が飛び交った。

 ブレンダとトレイスは妊娠説については何もコメントせず、その翌月に婚約した。トレイスはツイッターで、ブレンダがプロポーズを受けてくれたことを明かし、マイリーも「ブレンダがサイラス家の一員になるなんて、待ちきれないよ! 義理の姉になるんだよ! イェイ!」とツイート。12年1月には、2人で家を購入までした。

 が、同6月に2人は突然破局。「やっぱり、妊娠騒動が尾を引いたのでは?」とうわさされた。ここから2人は、復縁と破局をたびたび繰り返すようになる。14年11月に3度目の復縁をするものの、また破局。15年5月にブレンダは、インスタグラムに突然「個人的なことは話さない私だけど、きちんとしておきたい噂話があるの」と投稿する。

「数年前、私が妊娠して、流産したってうわさが流れた。そのうわさは事実じゃない。まったくの嘘で、でっち上げ。きちんと話さなくてごめんなさい。このうわさで傷ついた人がいることを謝罪します」と書き、ハッシュタグにトレイスの名前をつけた。そしてブレンダは「私たちはもう交際していないけど、彼が私のことを許してくれるといいな。彼の今後の活躍を祈っています」と締めくくり、トレイスと別れたことを公にした。

 ところがトレイスが、この投稿にかみついたのだ。「あぁ、嘘だったよな。俺や俺の家族、俺たちの友達、みんなに話した、嘘まみれのお前の作り話だよな」とコメントし、「妊娠は狂言だった!?」「あの病院帰りの号泣は、狂言がバレたから?」とネット上は騒然となった。

 これだけ揉めたにもかかわらず、2人はこの後も復縁と破局を繰り返す。また別れたかと思われた16年、トレイスのなかなか売れないバンド、メトロ・ステーションの「Married in Vegas」のMVで、タイトル通り、トレイスとブレンダが、「ラスベガスで結婚式を挙げている」姿を披露する。ホームビデオ風のMVだったことから「ベガス婚!?」とファンを驚愕させた。

 トレイスは「本当には結婚してないよ」「でも、愛するガールフレンドと、いい経験ができた」とのろけてみせたが、間もなくしてまた破局。そして今年7月に、ブレンダとマコーレーが交際しているのでは? といううわさが流れ始めたのだ。

 8月にブレンダがインスタグラムに投稿した、大勢の友人と遊んだ記念写真の中にマコーレーがいたことから、うわさはますますヒートアップ。そして今回の報道で「ブレンダとマコーレーの熱愛は確実」となったのである。

 一方のトレイスのインスタグラムには、最近特定のブロンド美女が頻繁に登場している。双方が新しいロマンスを育んでいるようだが、ファンの間では「どうせまたくっつくんでしょ」という声が大きい。マコーレーのファンももちろんそれを知っており、「やっとミラへの思いを断ち切れたみたいなのに、ブレンダがトレイスと復縁するからって捨てられたら絶対に傷つく」「そうなったら今度こそ立ち直れなくなり、また余命がカウントされる事態になる」と懸念している。

 ジャスティン・ビーバーとセレーナ・ゴメスどころではない頻度で、別れと復縁を繰り返しているブレンダとトレイス。大物であるマコーレーとの交際は大々的に報じられてしまうため、目にしたトレイスがやきもちを焼き、再びブレンダを取り戻しにくる可能性は十分にありそうだ。マコーレーが、ブレンダとトレイスの恋愛を盛り上げるための“道具”として使われないことを祈るのみである。

「おしゃべりクソ野郎」から10年! 有吉弘行が予見していた“あだ名芸”の行く末

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 この10月、『有吉反省会』(日本テレビ系)のレギュラー放送がスタートして4年半がたった。同番組のHPには、以下のような文言が記されている。 「大御所芸能人、文化人、一流スポーツ選手の皆様、私、有吉弘行の目の前で自らの過ちを告白し、悔い改めていただきます」  9月30日放送の同番組に、亀田興毅が出演した。彼の登場理由は「食リポブログで、何を食べても感想が全部『最強』になってしまう事を反省しに参りました」であった。  そんな“反省人”の亀田に対し、MCの有吉弘行は番組早々「刑務所から出てきたみたい」と痛烈な一言を浴びせている。  しかし、そこからは決して踏み込まない有吉。“反省人”という立場のゲストを詰めにいってもいいように思うが、決していかない。それどころか、親身になってゲストの言い分を聞き出そうとするのが、彼のこの番組での一定したスタンスだ。  そんな有吉に対し、亀田がある相談を持ちかけた。 「有吉さんもそうなんですけど、結構みんな自分のことをイジらないんですよ。『興毅!』くらいの勢いできてくれたほうがやりやすいんですけど、イジらない人は『興毅くん』とか『興毅さん』なんですよ。さん付けされたら『あぁ……』って」  この相談に対し、有吉は「チャンピオンだし、敬意を表して。それに『興毅!』って言ってくるのは、ヤバい人たちばっかりでしょ? 俺らみたいに繊細な文化系は『興毅くん』ってなるよ」と返答。そう考えると、オープニングでの「刑務所から~」というイジりも“らしくない”発言だったということになるだろうか。 ■苦行に耐える、10年前の攻め気  有吉が見事な“返り咲き”を果たしてから、長い年月がたった。品川庄司・品川祐への「おしゃべりクソ野郎」発言が2007年の出来事だったので、あれから丸10年ということになる。  その後の有吉には、過酷な“あだ名芸”が課せられることとなった。出演番組で次々に降りかかる「あだ名付けてよ」のリクエストは、苦行としか言いようがない。端的に言えば、雑な振りを受けての大喜利でしかないのだから。  しかし、テレビからお呼びのかからない潜伏期間を「地獄」と回想する有吉は受けて立った。その作品の数々は、いま見ても見事だ。例えば、中居正広のことを「偽SMAP」、武田修宏のことを「スケベなタラちゃん」、ルー大柴のことを「ナプキンを食べる妖怪」、森光子のことを「ファイナルカウントダウン」などなど。  このセンスを見れば、「文化系」に彼をカテゴライズしても問題のないことがわかる。それでいて、攻め気も兼ね備えていた当時の有吉。この頃、亀田を前にしていたならば、どんなあだ名を付けていただろう? 想像しただけでワクワクしてくる。 ■冠番組を望んでいなかった8年前  ネット上で「保身に回った」といわれることの多い、現在の有吉。毒っ気がなくなり、スーツを着てMC席に収まる彼に視聴者が魅力を感じなくなってしまったということか?  09年に発行された『本人』(太田出版)のvol.11に、有吉のインタビューが収録されている。当時は、有吉が“あだ名芸”と対峙していた時期。世間の大部分が彼に味方していたが、その頃に彼はこんな発言を残していた。 「芸人仲間をあだ名で叩くっていう、そのスタイルとかやり口が汚いと自分では思ってるので、蔑まれてるだろうなっていうのがあって。どこかしら負い目がある」  しかし、有吉は世の大半の支持を獲得し、多くの芸人から一目置かれるポジションを築いて売れた。あの頃の勢いがあれば、当然の結果だ。しかし、そんな未来を予測しながら、“09年の有吉弘行”は意外な発言を残している。 「いまの感じで仕事していって収入がちょっと安定しちゃうと、その位置から人を叩いてたらどっかで破綻するなと思う」 「そうするとただの高圧的な人になっちゃうことがあるので、これはそんなに続かないと思いますね。だからといって新しいものを見つけるっていっても、無理やりキャラ作ってもなって……」  現在はMCとしていくつもの冠番組を持つ有吉だが、このインタビューでは、番組を持つことについて「傷つくのも嫌なんですよ。ダチョウさんの例(半年で終了したダチョウ倶楽部のTBS番組『王道バラエティ つかみはOK!』のこと)じゃないですけど」とも口にしており、もともとそんな欲を持ち合わせていなかった事実も、このインタビューからはうかがうことができる。 「おしゃべりクソ野郎」から10年がたち、このタイミングでいろいろ振り返ってみると、彼はこの状況をナチュラルに予見していたようにも思える。かつてのような“毒舌”を彼に望みたいのはヤマヤマだが、人間は変わる。もはや、あの頃の有吉ではないのかもしれない。  現在の有吉は活字メディアからのインタビュー取材について、ほぼほぼ断る姿勢を貫いており、今の彼が仕事に対し、どのような心境を抱えているか探る作業は困難だ。 (文=寺西ジャジューカ)

北野武監督を支え続ける森昌行プロデューサーが語る『アウトレイジ』三部作の舞台裏と北野映画の今後(前編)

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北野映画にこの人あり。森昌行プロデューサーがいたから、『ソナチネ』や『キッズ・リターン』などの傑作が誕生した。
“世界のキタノ”こと北野武監督が衝撃デビューを果たした『その男、凶暴につき』(89)から、常に北野映画を支えてきたのが森昌行プロデューサーだ。またオフィス北野の社長として、テレビの第一線で活躍を続ける人気タレント・ビートたけしのマネジメントも手掛けている。多彩なキャストを配し、経済至上主義となった現代社会の風刺にもとれるバイオレンスエンターテイメント『アウトレイジ』シリーズは、どのようにして生まれたのか。そして、トリロジー完結編『アウトレイジ 最終章』を完成させ、北野映画はこれからどこへと向かうのか。北野監督の才能を誰よりも愛するがゆえに、時にシビアな判断も迫られる森プロデューサーが北野映画の裏側を語った。 ──2010年に公開された第1作『アウトレイジ』は独創的なバイオレンスシーンが話題となり、スマッシュヒットを記録しました。もともとは前作『アキレスと亀』(08)の主人公・真知寿がいろんな自殺方法を試すシーンで危なすぎて使えなかったネタから生まれたそうですね。 森昌行 我々はデスノートと呼んでいるんですが、死に方帳みたいなものをたけしさんは持っているんです(笑)。お笑いのネタ帳と同じように、面白い死に方や殺し方を思いついたら、たけしさんは『アキレスと亀』以前からメモしていました。子どもが自由に落書きするみたいな感覚なんですが、その手帳を持ち歩いているときに警察に尋問されたら、きっとテロリストとして逮捕されるでしょうね(笑)。 ■笑いほど残酷なものはない ──北野監督にとっては、笑いも死も同価値のものなんですね。  北野さんは昔から言っているんですが、「笑いとは残酷なものだ」と。また、「笑いは悪魔のように忍び寄る」とも言っています。お笑いって、シリアスな状況であればあるほど、そこで起きる笑いも大きくなるわけです。お葬式みたいに絶対笑ってはいけない場で、誰かがおならをするとおかしくて仕方ない。それがたけしさんの言う「笑いが悪魔のように忍び寄る」ということなんです。これは突発的に起きる暴力と同じようなもの。だから、笑いってすごく暴力的なものなんだ、というのがたけしさんの持論です。チャップリンが言っていたそうですが、「ホームレスがバナナの皮で転ぶより、大統領がバナナの皮で転んだほうが面白い」と。権力を持っている人間が転んだほうがおかしいわけです。だから、たけしさんも「お笑いをやっているからには俺は文化勲章をもらうんだ」と言っています。文化勲章をもらった翌日、立ちションで逮捕されたら、そのギャップが笑いを生むわけです。たけしさんはいつも笑いをベースに考えていて、その延長線に暴力も並んでいるようですね。 ──北野映画は“死生観”“破滅衝動”がテーマだとも言われています。  確かに「北野監督の作品は死がテーマになっている」と言われていたことが初期の頃はありました。でも、たけしさんに言わせれば「いや、そうじゃないんだ。今の時代は生に光を当て過ぎているんだ」ということなんです。たけし流に言えば、なぜ死を忌み嫌うのか、生きることにしか光を当てないほうがおかしいよ、ということ。人間の死を描くことは生を描くということでもあるんです。北野監督にとっては、死に方=生き方なんです。
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『アウトレイジ ビヨンド』でマル暴刑事・片岡(小日向文世)を射殺した大友(ビートたけし)は韓国の済州島に身を潜めていたが……。
■内面三部作は監督にとって必要な作品だった ──北野作品は、笑いと暴力、生と死が隣り合わせになっているわけですね。『アウトレイジ ビヨンド』(12)は北野監督にとっては初の続編。第1作のラスト、刑務所で刺殺されたはずの大友組の組長・大友(ビートたけし)が実は生きていたという『ビヨンド』のアイデアは、森プロデューサーの発案だったと聞いています。  ハハハ、それは事実です(笑)。確かに北野監督はそれまでシリーズものを作ることはせず、『アウトレイジ』も1作で完結させたつもりだったはずです。北野監督と揉めたわけではないんですが、これはプロデューサー個人の話として聞いてください。プロデューサーという仕事は、クリエイティブサイドとビジネスサイドとのブリッジ役だと認識しています。クリエイティブサイドに関しては、北野監督の意思を最大限に尊重したい。でも一方のビジネスサイドに立てば、プロデューサーは出資者たちへの責任があるわけです。作品を完成させるだけでなく、興行的にも成功を収めなくてはいけません。『アウトレイジ』の前に撮った、『TAKESHIS’』(05)、『監督・ばんざい!』(07)、『アキレスと亀』の3作品は正直なところ、ビジネス面で成功したとは言えませんでした。 ──北野監督の内面を描いた三部作、どれも興味深い作品でした。  もちろん、3作品とも内容は評価はされており、それぞれ海外の映画祭にも呼ばれています。北野監督の作家性には悪影響は何らもたらしていません。また、『座頭市』(03)の後、自分が撮りたいのはこれだという明確なものが見つからない混迷期に入り、北野監督にとっては新しい出口を探り出すために必要な3作だったと思います。決して開き直って、弁明しているわけではありません(笑)。そこで3作を撮り終えた北野監督に提案したのが、「十八番中の十八番であるバイオレンスエンターテイメントをやりましょう」ということでした。実験的な作品は避けて、北野監督が最も得意とするバイオレンスアクションに戻ろうと。でも、それは『その男、凶暴につき』や『3-4x 10月』(90)や『ソナチネ』(93)をもう一度撮るということではないし、そうならないと確信していました。北野監督はそれまでにいろんな作品を撮ってきたので、バイオレンスアクションを撮っても初期作品とは同じものにはならないはずだという期待もありました。
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老舗暴力団・花菱会の若頭・西野(西田敏行)と若頭補佐の中田(塩見三省)。実力派俳優たちの老練なやりとりは大きな見どころ。
■『アウトレイジ』に科せられた高いハードル ──北野映画初出演組を中心にした多彩なキャスティングも、『アウトレイジ』シリーズならでは。  それまでの北野監督は、色のついた俳優を起用することをあまり好みませんでした。自分の言うとおりに役者は動いてほしいと考えていたようです。それもあって、寺島進や大杉漣さんといった北野組と呼ばれる常連俳優たちをいつも起用していたんです。ですが、いろんな作品を撮ってきたことで北野監督はどんな俳優が来ても充分にやれるはずだという読みがこちらにはあり、『アウトレイジ』は北野組ではない俳優を使いましょうと提案しました。ビジネス的に前3作が成功しなかったということも、プロデューサーとして大きくありました。『アウトレイジ』がもし失敗したら、監督生命が危ぶまれる……くらいの危機感がありました。4作連続でリクープできなければ、メディアが“世界のキタノ”と持ち上げても、ビジネスパートナーたちはパートナーシップを解消してしまう。そうなれば、北野監督は好きなように映画を撮ることもできなくなる。『アウトレイジ』に関しては、私は観客動員100万人をボーダーラインとして考えていました。そのくらいの大ヒットじゃないと、過去3作のマイナスイメージを払拭できないと、スタッフ全員にハッパを掛けていたんです。いざ、劇場公開してみると観客動員は80万人程度でした。ヒットはヒットなんですが、私の設定していた目標値には達していなかった。そこで、たけしさんには「大友は生きているというアイデアはどうですか? 大友の死体は映していませんし」と私から持ち掛けて、『アウトレイジ』のDVDがリリースされるタイミングで、続編製作を正式発表することでヒット感を打ち出しました。その甲斐あって、『アウトレイジ』のDVDセールスは伸び、その勢いが第2作『アウトレイジ ビヨンド』へと続いたんです。 ──北野監督と森プロデューサーには長年の信頼関係があるわけですが、それでも「大友は生きている」というアイデアを切り出すタイミングは気を使ったんじゃないですか?  もちろん、そうです。下手なタイミングで切り出せば、一蹴されてしまう可能性もありました。でも、たけしさんにも思うところがあったんだと思います。「大友が生きているなら、こういうストーリーになるな」とアイデアを膨らせてくれました。その結果、『ビヨンド』は第1作を越える興収結果を残し、『ビヨンド』で終わってもよかったんですが、今度は北野監督が乗って、「次は大友が韓国へ逃げて……」と3作目まで作ることになったんです。まぁ、すぐに『アウトレイジ 最終章』を作るのではなく、一度違うベクトルに振ったほうがいいだろうと思い、たけしさんがネットで発表した短編小説『ヤクザ名球会』を『龍三と七人の子分たち』(15)として映画化することにしました。幸い、こちらもうまくヒットすることができました。 ──北野監督ほどの才能と実績とネームバリューがあっても、常に数字を残さなくてはいけない時代ですね。  やはり、シネコンというシステムの中では、興行成績というものが中心になっています。『HANA-BI』(98)の頃はアートハウス系でロングラン公開され、口コミで動員することができました。『HANA-BI』を1年間にわたって上映し続けた映画館もあったほどです。海外の映画祭で受賞したことで宣伝費も使わずに済みました。でも、そういったアートハウス系の映画館はほとんど消えてしまい、今はシネコンで上映するしかありません。ある意味、シネコンは残酷な世界です。公開初週の土日にどれだけ観客動員できたかで、公開期間も決められてしまう。宣伝費も『HANA-BI』の頃に比べて、10倍必要になっています。そんな中で、ただ作家性を重視した作品を撮っても、自己満足で終わってしまうことになってしまう。シネコンに作品を掛けるということは、メジャー指向で大量動員することが前提となっています。『HANA-BI』や『座頭市』くらいまでは海外マーケットもそれなりの市場だったんですが、今はアジア映画が海外で占める市場はとても縮小されています。嫌だと思っていても、日本の大量動員システムの中で勝負し、勝ち残っていくしかないんです。エンターテイメントに徹しないと、この国では映画を撮ることはできません。海外でインタビューを受けると「なぜ、北野監督は今もテレビ出演を続けているのか?」と質問されることがありますが、今の日本では映画を撮っているだけでは食べてはいけないからなんです。よっぽど慎ましい生活にすれば別でしょうけど。そういったことも含め、マネジメントも考えざるをえない。当然、たけしさんも年齢を重ね、テレビの世界では新しい人間も出てくる。今後、映画監督としてタレントとして、どう続けていくかは大きなテーマですね。 (取材・文=長野辰次/後編につづく) ●森昌行(もり・まさゆき) 1953年鳥取県生まれ。テレビ番組製作会社でADとして過ごし、最初にチーフディレクターを務めたバラエティー番組『アイドルパンチ』(テレビ朝日)をきっかけに、司会のビートたけしと親交を深める。88年の「オフィス北野」の設立に参加し、92年から代表取締役社長に就任。89年の北野監督の監督デビュー作『その男、凶暴につき』から全ての北野作品をプロデュースしている。また、例年11月下旬に開催されるアジアを中心にしたインディペンデント系の映画祭「東京フィルメックス」の運営も手掛け、若手映像作家の育成にも取り組んでいる。
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『アウトレイジ最終章』 監督・脚本・編集/北野武 音楽/鈴木慶一 撮影/柳島克己 照明/高屋齋 出演/ビートたけし、西田敏行、大森南朋、ピエール瀧、松重豊、大杉漣、塩見三省、白竜、名高達男、光石研、原田泰造、池内博之、津田寛治、金田時男、中村育二、岸部一徳 配給/ワーナー・ブラザース映画、オフィス北野 R15+ 10月7日(土)より全国ロードショー (c)2017『アウトレイジ最終章』製作委員会 http://outrage-movie.jp