「仕事がやりづらい……」先輩アナから彼氏を“引き継ぎ”テレ朝・竹内由恵、現場の評判は?

「あの熱愛が発覚してからというもの、現場からは『仕事がやりづらい』という声がたくさん上がってきていますね。特にスポーツ関係のスタッフは、否が応でも比較しちゃいますからね。本人はまったく気にしてないようですが、現場のスタッフの中には『普通、そこ行くか?』っていう否定的なオーラも出している人もいるようで、変な雰囲気になってるみたいですよ」(テレビ朝日関係者)

 日本を代表するプロバスケットボール選手・田臥勇太との熱愛が発覚した、テレビ朝日の竹内由恵アナウンサー。田臥の元カノは、言わずと知れた同局の前田有紀アナで、竹内アナの直々の先輩に当たる。

「竹内アナがサブキャスターを務める『やべっちFC』は、前田さんから引き継いでますからね。『わざわざ、彼氏まで引き継がなくても……』という声もあります(苦笑)」(芸能事務所関係者)

 アナウンサーも芸能人と同じ“人気商売”だけに、そこにはいろいろな思惑が渦巻いているという。

「やはり各局のエース級の人たちは、アナウンス技術はもちろんのこと、現場で“嫌われない”ということも重要になります。フジのエースだった高島彩アナや日テレのエース・水卜麻美アナがいい例ですよね。今だとフリーの川田裕美アナも好感度が高いですし、彼女たちに共通して言えるのは、スタッフからの評判も高いということです。竹内さんの熱愛は別に悪いことをしているわけではないですが、そういう雰囲気を作らないのも一流のアナウンサーですからね。彼女がエースになる日は、まだまだ先かもしれません」(女子アナ評論家)

 エースになるのが先か、寿退社が先か、果たして――。

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『コード・ブルー』映画化決定で、山下智久と石原さとみの「10月入籍」が消滅!? そのまま破局も……

 『コード・ブルー』映画化決定で、山下智久と石原さとみの「10月入籍」が消滅!? そのまま破局も……の画像1
 もはや視聴率回復は絶望的といわれていたフジテレビの“月9ドラマ”を復活させ、話題となった『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』。2018年公開の映画化も決定したことで、「10月にも入籍か?」とウワサされていた主演の山下智久と人気女優の石原さとみが“破局”したという情報が流れている。  くしくもフジの月9『5→9~私に恋したお坊さん』で共演した山下と石原は、昨年10月に熱愛が報じられたが、即、ジャニーズの横やりで別れたとされていた。  ところが、今年4月に山下の誕生日を一緒に過ごしたことが明らかになって、“ビッグカップルがゴールインか?”と再びマスコミからマークされるようになった。最近では映画のPRインタビューで、石原が「大切なものは20代で築いたと思います。そして、30代になった今は、その大切なものや人たちを大切にしていきたい」と意味深に語ったことで、『コード・ブルー』終了後の入籍が注目された。  石原も、日本テレビ系のSPドラマ『地味にスゴイ!DX校閲ガール・河野悦子』が9月20日に放送され、来年正月からの主演ドラマがスタートする前で、時間の余裕があることから、“10月入籍説”は信ぴょう性を帯びていた。  山下は昨年、TBS系で放送されたドラマ『せいせいするほど、愛してる』の主演を務める予定だった。しかし、山下はドラマではなく、中国映画を選び、しかもその映画の話は、元SMAPのチーフマネジャーだった飯島三智女史が持ってきたものだったというのだ。  このことが、飯島女史を目の敵にするジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子副社長の逆鱗に触れて、山下の事務所内での立場が微妙になっていた。  ところが、『コード・ブルー』の成功で、ジャニーズは山下を“ポスト・キムタク”として再び売り出す計画に乗り出した。今後は、過密スケジュールが予想される。  そうなれば、10月入籍どころか、結婚は当分、お預けとなる。石原としては、どんなに多忙でも入籍に支障はないと思っていたが、山下は入籍にはジャニーズの了解を取りつけなければならない事情もあって、煮え切らないままだ。そのため石原は愛想を尽かし、すでに山下と距離を置き始めているという。  ドラマ成功で石原に逃げられたとしても、これも人気稼業の宿命とあきらめるしかなさそうだ。 (文=本多圭)

「『ざまあみろ』って言いたい」! 嵐・松本潤が“クリエイター”として、保守的な思考に苦言

 さまざまなジャンルで活躍する人物が3人集まり、自由なトークを繰り広げるトークバラエティ番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)の10月1日放送回に、嵐・松本潤が登場した。今回は松本の他に、ロックバンドRADWIMPSのボーカル野田洋次郎と、松本主演の映画『ナラタージュ』(10月7日公開)の監督を務めた行定勲が集った。野田は“音楽”、行定は“映像”、そして松本も嵐のコンサートを手がけており、それぞれが“クリエイター”としての顔を持っている。そんな3人が集まり、話に華を咲かせた。

 実は松本と野田はプライベートでも仲が良く、番組内ではかなり砕けた話しぶりに。野田はこのようなトーク番組に出演するのは初めてだと言うが、冒頭から松本の“醜態”をぶっちゃけ。なんでも、最近酒の席で顔を合わせたらしく、「夜中の本当に遅い時間とかに行くんですけど……

 

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人気ジャニーズJr.、「デキ婚で退所」説が濃厚!? プラベ写真流出や号泣ステージの異様さ

 高いダンススキルを誇るジャニーズJr.内ユニット・Travis Japanの梶山朝日に、退所説が浮上している。一部ファンの間で、8月末頃からJr.に関する“不穏なウワサ”が話題になっていた中、梶山は先日行われた舞台『ジャニーズYOU&ME アイランド』の千秋楽で“号泣”していたという。その異様な空気に、現場にいたファンは梶山の退所を予期している。

 Travis Japanは、2012年の舞台『PLAYZONE’12 SONG & DANC’N。PARTII』で、振付師のトラヴィス・ペインによって選抜されたグループ。結成時は仲田拡輝、川島如恵留、七五三掛龍也、森田美勇人、吉澤閑也、中村海人、阿部顕嵐、宮近海斗、梶山の9人組でスタートし、以降も近藤真彦ら先輩のバックダンサーを務めていた。メンバーの阿部は同じくJr.内ユニットのLove-tuneと掛け持ちだったが、昨秋からTravis Japanを離れている。

 Travis Japanは阿部を除く8人体制で始動したものの、今年の2月までに仲田が事務所を去り、7人グループに。3月下旬発売の「STAGEnavi」(産経新聞出版)で、川島は相次ぐメンバーの脱退に触れつつ、「ここからは誰も欠けないグループになりたいね」と話した後も、Love-tuneと兼任している森田が今夏でTravis Japanの活動を終え、今後はLove-tuneに専念する方針とみられている。

 そんな中、9月30日に行われた『ジャニーズYOU&ME アイランド』の千秋楽では、終盤に差し掛かる頃に梶山が踊りながら突如泣き始めたという。また、宮近が「俺たちTravis Japanはどんな形になっても輝き続ける!」と宣言する一幕もあったそうで、観劇したファンからは「カーテンコールで朝日の肩に手を置くトラジャを見て、大号泣する朝日をみて、現実を受け入れた」「カーテンコールで朝日くん号泣。メンバーが朝日を囲って、周りのJr.も何人か泣いてた」と、異様な雰囲気を知らせるレポートが上がった。

「8月下旬頃からTravis Japanのメンバーが『1人辞める』との情報が、ファンに漏れ伝わっていたそうです。さらに9月上旬には、“デキちゃった結婚”で退所するJr.がいると、真偽不明な話がネット上を駆け巡っていました。『グループに入っている』『デビュー組のバックにもついていた』などのヒントから数名のJr.の名前が取り沙汰され、梶山もその候補に入っていたんです。Travis Japanの動向が注視される中、舞台の千秋楽で本人や周りのJr.が別れを惜しむように泣いていたことで、梶山の退所説が濃厚になっています」(ジャニーズに詳しい記者)

 これまで、Jr.の退所が正式発表される機会は少なく、多くのファンは公式サイトから名前やプロフィールが消えたり、グッズの販売がなくなった時点で“退所が確定”とみている。一方で、梶山の退所説がささやかれた後、東京・原宿にあるジャニーズショップは梶山の個人写真が全種類売り切れに(10月2日現在)。このまま再入荷されず、若手ジャニーズが出演する『ザ少年倶楽部』(NHK BSプレミアム)や、雑誌からも梶山の姿が消えた場合、退所は決定的だろう。

「千秋楽が終わった後、ネット上には梶山らしき男性とギャル系の女性が密着するツーショット写真がいくつか流出しました。一緒に写る女性の個人名も出回っており、『この彼女が妊娠したため、梶山が責任を取って退所する』と、騒ぎになっています。彼女はもともとJr.のファンで、宇宙Sixの山本亮太や江田剛らと親密だったとする告発や、夜の世界で働いていた……など、さまざまなウワサや臆測が飛び交っている状況。不確かな情報にもかかわらず、梶山の“デキ婚退所”を信じているJr.ファンも存在するようです」(同)

 Travis Japanは11月18・19日にフジテレビ湾岸スタジオ内のお台場特設会場で開催される『お台場 踊り場 土日の遊び場』に出演予定。この場に梶山の姿はあるのか、それともTravis Japanは5人組で再始動するのか――?

『めちゃイケ』いよいよ打ち切りを決断? ナイナイ・岡村隆史は“大阪回帰”路線へ……

『めちゃイケ』いよいよ打ち切りを決断? ナイナイ・岡村隆史は大阪回帰路線へ……の画像1
 吉本興業が大阪のお笑い活性化に向けて、年内に3軒の劇場をオープンする。これにより、ナインティナインの岡村隆史が大阪に活動拠点を移すというウワサが現実味を帯びてきた。  郷里の大阪をこよなく愛する岡村だが、その気持ちを後押ししたのが、8月25日に大阪で開催されたイベント『第1回大阪泉州夏祭り』だったという。  このイベントでは、2014年に亡くなった“浪速の視聴率王”故・やしきたかじんさんの遺志を継ぎ、“大阪のために頑張った人”を表彰する『たかじんAWARD』の発表と、授賞式が開催された。岡村はシークレットゲストして参加。お得意のDJで大いに盛り上げ、大阪に活動拠点を移したいという気持ちを強くしたという。  岡村の足かせとなっていたのは、東京でのレギュラー番組である、フジテレビ系の『めちゃ×2イケてるッ!』と日本テレビ系の『ぐるぐるナインティナイン』の2本といわれている。しかし、『めちゃイケ』はここ数年、視聴率が低迷、幾度となく打ち切り説が流れている。8月5日に放送された2時間SPの視聴率は4.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)という惨憺たる結果で、テレビ東京系の裏番組『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』に完敗。ついに、フジは打ち切りを決断したという。 『めちゃイケ』が消えれば、岡村の東京でのレギュラーは1本。それに比べて、関西ローカルのレギュラー番組は朝日放送の『なるみ・岡村の過ぎるTV』と関西テレビの『おかべろ』の2本。関西の比重が大きくなる。  吉本をはじめとして、多くの芸人が大阪から東京に進出しているが、「東京のテレビ局はあまりにも規制が多すぎて、やりづらい。規制の少ない、大阪に戻りたい」と希望する芸人は多いという。  岡村と同じ吉本に所属する東野幸治や月亭方正は、すでに大阪に拠点を移しつつある。その一方で、東京進出したものの伸び悩んでいる一部の芸人は、大阪には吉本の芸人が多すぎて活動の場がないため、戻りたくても戻れないというのが現状だ。  先日、吉本の幹部と会った際に、幹部は「このままでは、大阪のお笑いは枯渇してしまう。もう一度、大阪のお笑いを復活させなければならない」と真剣に語っていた。それには、岡村がリーダー役としてもってこいの存在だ。また、吉本は自社が中心となって、25年の大阪万博誘致に向けて、大阪エンタテインメントパークを企画。その一環として、年内に大阪城公園に大・中・小の3つの劇場をオープンさせる。岡村が大阪に活動拠点を移す条件が、少しずつそろってきているのだ。  肝心のコンビについてだが、解散はせず、これまで通り、お互いピンで活動していくだろう。相方の矢部浩之は家庭もあるため、東京を中心に活動するしかないだろうが、その点、独身の岡村は自由が利く。大阪のお笑い活性化に貢献すべく立ち上がるのか、今後の岡村の動向に注目したい。 (文=本多圭)

殺人シッター公判/実妹の剃毛をした息子を見て見ぬ振りした父・乳児殺害事件を「事故だった」と言う母

 2014年3月に埼玉県富士見市で発生したベビーシッターによる2歳男児殺害事件。逮捕された物袋(もって)勇治は同月14日、山田龍琥(りく)君(2)とその弟を預かり、龍琥君を殺害したとして殺人罪に問われている。しかし物袋が問われている罪はこれだけではなく、多くの乳幼児に対する児童ポルノ禁止法違反や強制わいせつ等でも起訴されていた。昨年6月に横浜地裁で開かれていた物袋に対する裁判員裁判の様子を、連続しリポートしていく。 ※本記事は、小児の性被害および、児童ポルノに関係するwebサイトの被告の閲覧履歴について詳細な記述を含んでおります。  2016年7月4日の公判では引き続き物袋の両親に対する尋問が行われた。物袋という男を家族はどう見ていたのか、どんな子供時代を送っていたのか、実妹への性的虐待を知っていたのか、そして事件については、物袋と同じように、彼がやっていないと信じているのか。知りたいことはたくさんある。 妹への性的虐待を、父は問題視しなかった  まず証言台の前に立った物袋の実父は、紺色のスーツにメガネをかけた普通のおじさんだった。会社員だというが、確かに着慣れた感じのスーツはくたびれている。声はこもっていて、かなり聞き取りづらい。子供時代の物袋について弁護人から尋ねられ「え〜、気が小さく、おとなしい子でした」と答えた。小学校時代は「コミュニケーション能力が低く落ち着きがない」と先生から言われたことがあり、勉強はあまりできる方ではなかった。そしてこの事件の引き金だと物袋が話す“中学校時代のいじめ”の話に移る。 弁護人「息子さん、少年時代にいじめを受けていたのは事実ですか?」 実父「知りませんでした」 弁護人「どんなこときっかけで知りましたか?」 実父「事件が発覚して、記者がうちに来て、そう言う話を聞かれたので……」 弁護人「息子さんからはいじめのことを聞いたことは?」 実父「なかったです」 弁護人「どうして言わなかったんだと思いますか?」 実父「心配かけたくなかったんではないかと思います」  当時、いじめに気づいていなかったという実父。いじめの存否がまた疑わしく感じられるが、弁護人は、いじめはあったものとして話を進める。次には、物袋が小さな子供に性的興味を抱いていることについても質問が飛んだ。 弁護人「思い起こす出来事はありますか?」 実父「仕事から帰った時、布団から男の子と一緒に出て来たことがありました。小学校……3年生の頃じゃなかったかと思います。同じ年の男の子です。何やってんの、というぐらいで声をかけました」  質問は、もうひとつの大きな事件の引き金である実妹についても及んだ。かつて、物袋を実妹とのことでひどく叱ったことがあるのだという。 実父「妹の下の毛を剃ったということがありまして、怒りました。娘が20歳前後の頃です」  実妹が20歳前後となると物袋はすでに成人している。実妹が自ら、父親に被害を申告したのだろうか。かなり深刻な事態だと思われるが、実父は淡々と語る。 実父「息子はやってないとは言ってた。娘を問い詰めたところ、お兄ちゃんにやられた、と言ってました」  この実妹への性的虐待についての質問はサラッと切り上げられた。また物袋が実妹の着替えを覗いていたことに関しては「脱衣所とトイレが同じ場所にある、アコーディオンカーテンを置いていましたが壊れて開けっ放し。息子の部屋は脱衣所の目の前で開けるとすぐに見えるんです」と、間取りを理由に物袋をかばうかのような弁解をした。そんな娘にとって困る状態が長く続いていたわけだが実父は「子供は2人だしそんな気にしたことなかったです」などと語っていた。また、物袋が一時期保育園で働いていたこと、実家を出てさいたまのマンションでシッターをやっていたことは知らなかったという。老後の積立金を、被害者の一部の方におわびとして支払ったことも明かされた。  質問者が交代し、検察官が実父に質問を始めた。やはり、物袋が妹の陰毛を剃ったことについて質問が飛ぶ。 検察官「家の中で息子が娘の陰毛剃ったんですよね。何かあなたはしましたか?」 実父「怒って殴りました」 検察官「いつからしてたのか聞きましたか?」 実父「聞いてないです。それ以降、声をかけましたが娘は話さなかった」 検察官「なぜ、いつからしてたのかと聞かなかったんですか?」 実父「思ってもみなかったです」  頼りない父親である。実妹は一度家を出たのち、さらに引越しをして、家族から姿を消したのだというが、それについてもこんな調子だった。 実父「うちを出たのは、まあ、息子と一緒にいたくないというのはあったんですが、朝早くて時間に間に合わないというのありました。当時は引越しの手伝いをしたりしてました」 検察官「でもなぜそれ以降の居場所が分からないんですか?」 実父「そこも出て行ったんです」 検察官「その後なぜ分からなくなったんですか?」 実父「私にもわかりません」  普通の身なりで淡々と答えながらも異様な家族の形が浮かび上がる。家族は物袋が妹に性的虐待を加えていることを知っていたが大きな問題とは捉えていなかった。それが最も異様である。さらに休廷をはさみ、実母の尋問が始まった。ここから、実父の尋問以上に異様な問答が繰り広げられてゆくことになる。 改ページ 実母もまた、異様に見えた  実母は誰の目から見てもおそらく物袋の母親だと分かるほどに物袋と瓜二つであり、常に傍聴席で息子の裁判を見守っていた。だがその様子を時折うかがうと、終始熱心に傍聴しているというわけではなく、何か手遊びをしたりといった風で、息子が大きな事件で裁判員裁判に付されているという雰囲気ではないのである。真剣な顔をしても笑っているように見える損なタイプの人間がいるが、実母はつねに薄笑いを浮かべてるような表情で傍聴席に座っていた。損なタイプなのか、本当に薄笑いをうかべていたのかは、分からない。この日はオレンジのスーツで尋問に臨んでいた。先ほどの気の弱そうな実父とは打って変わって、早口でハキハキと答える。 弁護人「仕事は?」 実母「無職です!」 と、堂々とした様子だ。  尋問ではまず物袋が保育の仕事をするようになった経緯が語られた。もともと実母が自宅でシッターをやっており、それを見た物袋が「僕もしたい」と言ってきたのだという。その後物袋は、某保育施設で働き始めるのだが「ちょっと難しいかなという感じはしました。子育てもしてないし、保育の経験ないし、簡単にできる仕事ではないと思っているからです。私が経験した中でも大変なことなので、息子の性格上、ひとつのことに集中すると周りが見えなくなる。小さい子を預かる仕事、怪我させてはいけない、そういうことあってはいけない、ちょっと無理ではと思いました」と、物袋が保育の仕事に適していないことを感じていたという。  だが、物袋がその後、自宅でシッターを始めたとき、強く止めてはいない。「大丈夫なの?」と聞いただけで、物袋に「大丈夫」と返されたのちは反対することもなかった。代わりに送迎を頼まれるうちに、物袋の仕事を手伝うようになったという。 実母「通信でチャイルドマインダーの勉強をしていると言っていました。わからないことがあったら、チャイルドマインダーのほうで相談に乗ってくれると息子から聞いていた、だったら大丈夫かなって思いました」  とはいえ、間近で見た物袋の仕事ぶりは「十分ではない」と感じていた。オムツの替え時に気づかなかったり、子供を預かっている間に目を離し事務作業を続けていたりした姿を目の当たりにしたという。その都度注意をしていたとも語っていた。  実母はこのように物袋の保育の仕事スキルが十分でないと認識し、注意をしたりもしていたが、一方で、物袋が起こした大きな事故については寛大な姿勢を見せ、実父と同様の異様さをまとっていた。例えば、物袋は一連の事件を起こす前、預かっていたお子さんにポットのお湯をこぼし大火傷を負わせるという“事故”を起こしていたのだが、それについてはこんな調子だ。 実母「事故が起きたことは知ってます。昼寝から起きてオムツが濡れてるから替えようと外して、そしたらイヤイヤといって履かないで部屋をかけずり回った時、流しのところに置いてたポットのコンセントがひっかかり、ひっくり返ってお湯を浴びて大火傷を負いました」  こんな話を、最初と同じようにハツラツと語るのである。さらには、龍琥君の殺人について、こう言及した。 実母「私は、えと、故意にやったアレではなく、事故だったと思ってます」  物袋の言い分を信じているようだ。ちなみに、いじめについては父親と同じく「聞いたことはなかった」、実妹の裸を覗き見していたことについては「しちゃいけないことをしているなとは思ってました」などと語った。  物袋の味方をしている母親だが、保育に関しては心配していたという主張だ。だがこれがポーズだったことが、検察官からの質問で明らかになる。 検察官「あなた被告人がシッターをすること自体が難しいと思っていたと、保育の仕事も難しいと、それ警察にも同じ話しましたか?」 実母「はい」 検察官「被告人が『シッターズネット』という既存のサイトと同じ名前のサイトを立ち上げたからそれを注意したんではないですか?」 実母「おぼえてないです」  どうやら物袋の逮捕直後は、物袋の保育能力を心配していたとは言っていなかった様子だ。また、母親が先ほどの父親と違ったのは、物袋の性癖に関することについてだった。 検察官「あなたは被告人の性的趣味は知っていますか?」 実母「知らないです」 検察官「男の子に性的な趣味が向いているとは?」 実母「思いませんでした」 検察官「中学校の頃、男の子に性的興味向いていると思わせる出来事は?」 実母「ありませんでした」 検察官「中学校の頃、小学校4~5年生の男の子と裸でいたことがありますね?」 実母「たまたま早く帰ってきたときにありました」 検察官「小さな男の子に性的興味が向いているとは?」 実母「思わなかったです」 検察官「なぜ裸でいると思ったんですか?」 実母「暑かったんでぇ〜、裸でなく〜、上は裸だったですけど下は履いてたんでぇ〜、その点は暑いのでぇ〜〜〜」  と、物袋が小児に性的興味が向いていると思わせる出来事があったにもかかわらず頑なにそれを否定し、追及が続くと語尾を伸ばしながら同じことを繰り返し始めた。暑いから不自然に思わなかったという言い訳は、自分がそう思いたいからか、それとも物袋が小児性愛者であることを否定したうえで起訴事実を否認しているため、それに合わせるという歪んだ親心からか。  物袋の実妹に対する暴力や陰毛を燃やすなどの行為についても、同じように“大したことではなかった”感を醸し出そうとする。 検察官「被告人の妹への暴力は知ってますか?」 実母「きょうだい喧嘩で叩かれたことは知っています」 検察官「カッとなると被告人はいつも暴力を振るっていたんじゃないですか?」 実母「なかったです」 検察官「あなた以前そう言ってませんでした?」 実母「娘からは、お兄ちゃんと喧嘩したと聞いたので、息子に聞くと、喧嘩両成敗なので注意しました」 検察官「被告人の逮捕直後の調書であなたは『カッとなるといつも妹に暴力を振るう』と言ってなかったですか?」 実母「言ってないです、振るったことはある、と言いました」 検察官「被告人の妹さんへの暴力はあくまでもきょうだい喧嘩の範疇?」 実母「はい、そうですね」 検察官「陰毛を剃ることもきょうだい喧嘩の範疇なんですか?」 実母「それはやっちゃいけないとは思いますが……えーと……主人に、主人が話してるので私からは話してません」 検察官「被告人の妹は、あなたの娘でもあるんじゃないですか?どうして話をしなかったんですか?」 実母「私の両親が、2人で怒ると逃げ場がないからどっちかが言えばいい、と言ってたので、そうやって私も育てたので、主人に任せました」  このように関係者が、事件直後と公判時で話を変えることはよくある。それ自体は珍しくはない。公判の主張に沿うように話を変えたり、気持ちが変わって話をしたくなくなったりなど、いろいろな事情があるが、いずれにしても、物袋の母親は、物袋の主張に沿って彼をかばうことに決めたようだ。 検察官「被告人が妹さんにした性的なイタズラで、陰毛を燃やした以外のことは聞いてない?」 実母「なかったと思います」 検察官「あなたの妹さん、つまり被告人の叔母から、被告人とその妹を離れさせるため、親戚のところで働かせた方がいい、と言われてなかった?」 実母「言われてないです」 検察官「本当に言われてなかった?」 実母「言われてないです!!!!」 検察官「なぜ妹さんは家を出たんですか?」 実母「わかんないです、実際に聞いたわけじゃないんで」 検察官「関心はないんですか?」 実母「というよりも、いなくなる直前には会ってないし話もしてない、主人がたまたま連絡が取れなくて、何回かアパートに行ったとき、たまたまいて、連絡するように伝えて、その日を……その日に…んと……待ってたんですが、連絡取れなくて、私が職場に行ってみたら、娘はいなかったです」  公判で物袋は実妹への暴力や性的虐待について、殴る蹴る、ということと、着替えを覗くこと、そして陰毛を剃ることのみ認めている。両親は法廷で、これらのことが、さほど大きなことではなかったように語った。だが、検察官が匂わせてくる当時の親類の話などから、物袋の実妹への行為は、家族の中で相当大きな問題になっていた可能性がうかがえる。妹は両親にも行き先を告げず失踪して、今も行方が分からない。これが問題の重大さを物語っている。だが家族は物袋を攻めるでもなく、問題を放置し続けた。両親が物袋の暴力を恐れて強く言えなかった、という可能性もゼロではないだろう。実の妹に対して性的な興味をむき出しにし、ときに暴力をふるい、欲望のままに振る舞う男に、両親は何も手を打てなかったのだ。そして何より、小児性愛の片鱗を見つけていたのに、乳幼児相手にシッターをすることを知りながらそれを止めなかった。無力な親の前に家族は崩壊し、事件は起こってしまった。

殺人シッター公判/実妹の剃毛をした息子を見て見ぬ振りした父・乳児殺害事件を「事故だった」と言う母

 2014年3月に埼玉県富士見市で発生したベビーシッターによる2歳男児殺害事件。逮捕された物袋(もって)勇治は同月14日、山田龍琥(りく)君(2)とその弟を預かり、龍琥君を殺害したとして殺人罪に問われている。しかし物袋が問われている罪はこれだけではなく、多くの乳幼児に対する児童ポルノ禁止法違反や強制わいせつ等でも起訴されていた。昨年6月に横浜地裁で開かれていた物袋に対する裁判員裁判の様子を、連続しリポートしていく。 ※本記事は、小児の性被害および、児童ポルノに関係するwebサイトの被告の閲覧履歴について詳細な記述を含んでおります。  2016年7月4日の公判では引き続き物袋の両親に対する尋問が行われた。物袋という男を家族はどう見ていたのか、どんな子供時代を送っていたのか、実妹への性的虐待を知っていたのか、そして事件については、物袋と同じように、彼がやっていないと信じているのか。知りたいことはたくさんある。 妹への性的虐待を、父は問題視しなかった  まず証言台の前に立った物袋の実父は、紺色のスーツにメガネをかけた普通のおじさんだった。会社員だというが、確かに着慣れた感じのスーツはくたびれている。声はこもっていて、かなり聞き取りづらい。子供時代の物袋について弁護人から尋ねられ「え〜、気が小さく、おとなしい子でした」と答えた。小学校時代は「コミュニケーション能力が低く落ち着きがない」と先生から言われたことがあり、勉強はあまりできる方ではなかった。そしてこの事件の引き金だと物袋が話す“中学校時代のいじめ”の話に移る。 弁護人「息子さん、少年時代にいじめを受けていたのは事実ですか?」 実父「知りませんでした」 弁護人「どんなこときっかけで知りましたか?」 実父「事件が発覚して、記者がうちに来て、そう言う話を聞かれたので……」 弁護人「息子さんからはいじめのことを聞いたことは?」 実父「なかったです」 弁護人「どうして言わなかったんだと思いますか?」 実父「心配かけたくなかったんではないかと思います」  当時、いじめに気づいていなかったという実父。いじめの存否がまた疑わしく感じられるが、弁護人は、いじめはあったものとして話を進める。次には、物袋が小さな子供に性的興味を抱いていることについても質問が飛んだ。 弁護人「思い起こす出来事はありますか?」 実父「仕事から帰った時、布団から男の子と一緒に出て来たことがありました。小学校……3年生の頃じゃなかったかと思います。同じ年の男の子です。何やってんの、というぐらいで声をかけました」  質問は、もうひとつの大きな事件の引き金である実妹についても及んだ。かつて、物袋を実妹とのことでひどく叱ったことがあるのだという。 実父「妹の下の毛を剃ったということがありまして、怒りました。娘が20歳前後の頃です」  実妹が20歳前後となると物袋はすでに成人している。実妹が自ら、父親に被害を申告したのだろうか。かなり深刻な事態だと思われるが、実父は淡々と語る。 実父「息子はやってないとは言ってた。娘を問い詰めたところ、お兄ちゃんにやられた、と言ってました」  この実妹への性的虐待についての質問はサラッと切り上げられた。また物袋が実妹の着替えを覗いていたことに関しては「脱衣所とトイレが同じ場所にある、アコーディオンカーテンを置いていましたが壊れて開けっ放し。息子の部屋は脱衣所の目の前で開けるとすぐに見えるんです」と、間取りを理由に物袋をかばうかのような弁解をした。そんな娘にとって困る状態が長く続いていたわけだが実父は「子供は2人だしそんな気にしたことなかったです」などと語っていた。また、物袋が一時期保育園で働いていたこと、実家を出てさいたまのマンションでシッターをやっていたことは知らなかったという。老後の積立金を、被害者の一部の方におわびとして支払ったことも明かされた。  質問者が交代し、検察官が実父に質問を始めた。やはり、物袋が妹の陰毛を剃ったことについて質問が飛ぶ。 検察官「家の中で息子が娘の陰毛剃ったんですよね。何かあなたはしましたか?」 実父「怒って殴りました」 検察官「いつからしてたのか聞きましたか?」 実父「聞いてないです。それ以降、声をかけましたが娘は話さなかった」 検察官「なぜ、いつからしてたのかと聞かなかったんですか?」 実父「思ってもみなかったです」  頼りない父親である。実妹は一度家を出たのち、さらに引越しをして、家族から姿を消したのだというが、それについてもこんな調子だった。 実父「うちを出たのは、まあ、息子と一緒にいたくないというのはあったんですが、朝早くて時間に間に合わないというのありました。当時は引越しの手伝いをしたりしてました」 検察官「でもなぜそれ以降の居場所が分からないんですか?」 実父「そこも出て行ったんです」 検察官「その後なぜ分からなくなったんですか?」 実父「私にもわかりません」  普通の身なりで淡々と答えながらも異様な家族の形が浮かび上がる。家族は物袋が妹に性的虐待を加えていることを知っていたが大きな問題とは捉えていなかった。それが最も異様である。さらに休廷をはさみ、実母の尋問が始まった。ここから、実父の尋問以上に異様な問答が繰り広げられてゆくことになる。 改ページ 実母もまた、異様に見えた  実母は誰の目から見てもおそらく物袋の母親だと分かるほどに物袋と瓜二つであり、常に傍聴席で息子の裁判を見守っていた。だがその様子を時折うかがうと、終始熱心に傍聴しているというわけではなく、何か手遊びをしたりといった風で、息子が大きな事件で裁判員裁判に付されているという雰囲気ではないのである。真剣な顔をしても笑っているように見える損なタイプの人間がいるが、実母はつねに薄笑いを浮かべてるような表情で傍聴席に座っていた。損なタイプなのか、本当に薄笑いをうかべていたのかは、分からない。この日はオレンジのスーツで尋問に臨んでいた。先ほどの気の弱そうな実父とは打って変わって、早口でハキハキと答える。 弁護人「仕事は?」 実母「無職です!」 と、堂々とした様子だ。  尋問ではまず物袋が保育の仕事をするようになった経緯が語られた。もともと実母が自宅でシッターをやっており、それを見た物袋が「僕もしたい」と言ってきたのだという。その後物袋は、某保育施設で働き始めるのだが「ちょっと難しいかなという感じはしました。子育てもしてないし、保育の経験ないし、簡単にできる仕事ではないと思っているからです。私が経験した中でも大変なことなので、息子の性格上、ひとつのことに集中すると周りが見えなくなる。小さい子を預かる仕事、怪我させてはいけない、そういうことあってはいけない、ちょっと無理ではと思いました」と、物袋が保育の仕事に適していないことを感じていたという。  だが、物袋がその後、自宅でシッターを始めたとき、強く止めてはいない。「大丈夫なの?」と聞いただけで、物袋に「大丈夫」と返されたのちは反対することもなかった。代わりに送迎を頼まれるうちに、物袋の仕事を手伝うようになったという。 実母「通信でチャイルドマインダーの勉強をしていると言っていました。わからないことがあったら、チャイルドマインダーのほうで相談に乗ってくれると息子から聞いていた、だったら大丈夫かなって思いました」  とはいえ、間近で見た物袋の仕事ぶりは「十分ではない」と感じていた。オムツの替え時に気づかなかったり、子供を預かっている間に目を離し事務作業を続けていたりした姿を目の当たりにしたという。その都度注意をしていたとも語っていた。  実母はこのように物袋の保育の仕事スキルが十分でないと認識し、注意をしたりもしていたが、一方で、物袋が起こした大きな事故については寛大な姿勢を見せ、実父と同様の異様さをまとっていた。例えば、物袋は一連の事件を起こす前、預かっていたお子さんにポットのお湯をこぼし大火傷を負わせるという“事故”を起こしていたのだが、それについてはこんな調子だ。 実母「事故が起きたことは知ってます。昼寝から起きてオムツが濡れてるから替えようと外して、そしたらイヤイヤといって履かないで部屋をかけずり回った時、流しのところに置いてたポットのコンセントがひっかかり、ひっくり返ってお湯を浴びて大火傷を負いました」  こんな話を、最初と同じようにハツラツと語るのである。さらには、龍琥君の殺人について、こう言及した。 実母「私は、えと、故意にやったアレではなく、事故だったと思ってます」  物袋の言い分を信じているようだ。ちなみに、いじめについては父親と同じく「聞いたことはなかった」、実妹の裸を覗き見していたことについては「しちゃいけないことをしているなとは思ってました」などと語った。  物袋の味方をしている母親だが、保育に関しては心配していたという主張だ。だがこれがポーズだったことが、検察官からの質問で明らかになる。 検察官「あなた被告人がシッターをすること自体が難しいと思っていたと、保育の仕事も難しいと、それ警察にも同じ話しましたか?」 実母「はい」 検察官「被告人が『シッターズネット』という既存のサイトと同じ名前のサイトを立ち上げたからそれを注意したんではないですか?」 実母「おぼえてないです」  どうやら物袋の逮捕直後は、物袋の保育能力を心配していたとは言っていなかった様子だ。また、母親が先ほどの父親と違ったのは、物袋の性癖に関することについてだった。 検察官「あなたは被告人の性的趣味は知っていますか?」 実母「知らないです」 検察官「男の子に性的な趣味が向いているとは?」 実母「思いませんでした」 検察官「中学校の頃、男の子に性的興味向いていると思わせる出来事は?」 実母「ありませんでした」 検察官「中学校の頃、小学校4~5年生の男の子と裸でいたことがありますね?」 実母「たまたま早く帰ってきたときにありました」 検察官「小さな男の子に性的興味が向いているとは?」 実母「思わなかったです」 検察官「なぜ裸でいると思ったんですか?」 実母「暑かったんでぇ〜、裸でなく〜、上は裸だったですけど下は履いてたんでぇ〜、その点は暑いのでぇ〜〜〜」  と、物袋が小児に性的興味が向いていると思わせる出来事があったにもかかわらず頑なにそれを否定し、追及が続くと語尾を伸ばしながら同じことを繰り返し始めた。暑いから不自然に思わなかったという言い訳は、自分がそう思いたいからか、それとも物袋が小児性愛者であることを否定したうえで起訴事実を否認しているため、それに合わせるという歪んだ親心からか。  物袋の実妹に対する暴力や陰毛を燃やすなどの行為についても、同じように“大したことではなかった”感を醸し出そうとする。 検察官「被告人の妹への暴力は知ってますか?」 実母「きょうだい喧嘩で叩かれたことは知っています」 検察官「カッとなると被告人はいつも暴力を振るっていたんじゃないですか?」 実母「なかったです」 検察官「あなた以前そう言ってませんでした?」 実母「娘からは、お兄ちゃんと喧嘩したと聞いたので、息子に聞くと、喧嘩両成敗なので注意しました」 検察官「被告人の逮捕直後の調書であなたは『カッとなるといつも妹に暴力を振るう』と言ってなかったですか?」 実母「言ってないです、振るったことはある、と言いました」 検察官「被告人の妹さんへの暴力はあくまでもきょうだい喧嘩の範疇?」 実母「はい、そうですね」 検察官「陰毛を剃ることもきょうだい喧嘩の範疇なんですか?」 実母「それはやっちゃいけないとは思いますが……えーと……主人に、主人が話してるので私からは話してません」 検察官「被告人の妹は、あなたの娘でもあるんじゃないですか?どうして話をしなかったんですか?」 実母「私の両親が、2人で怒ると逃げ場がないからどっちかが言えばいい、と言ってたので、そうやって私も育てたので、主人に任せました」  このように関係者が、事件直後と公判時で話を変えることはよくある。それ自体は珍しくはない。公判の主張に沿うように話を変えたり、気持ちが変わって話をしたくなくなったりなど、いろいろな事情があるが、いずれにしても、物袋の母親は、物袋の主張に沿って彼をかばうことに決めたようだ。 検察官「被告人が妹さんにした性的なイタズラで、陰毛を燃やした以外のことは聞いてない?」 実母「なかったと思います」 検察官「あなたの妹さん、つまり被告人の叔母から、被告人とその妹を離れさせるため、親戚のところで働かせた方がいい、と言われてなかった?」 実母「言われてないです」 検察官「本当に言われてなかった?」 実母「言われてないです!!!!」 検察官「なぜ妹さんは家を出たんですか?」 実母「わかんないです、実際に聞いたわけじゃないんで」 検察官「関心はないんですか?」 実母「というよりも、いなくなる直前には会ってないし話もしてない、主人がたまたま連絡が取れなくて、何回かアパートに行ったとき、たまたまいて、連絡するように伝えて、その日を……その日に…んと……待ってたんですが、連絡取れなくて、私が職場に行ってみたら、娘はいなかったです」  公判で物袋は実妹への暴力や性的虐待について、殴る蹴る、ということと、着替えを覗くこと、そして陰毛を剃ることのみ認めている。両親は法廷で、これらのことが、さほど大きなことではなかったように語った。だが、検察官が匂わせてくる当時の親類の話などから、物袋の実妹への行為は、家族の中で相当大きな問題になっていた可能性がうかがえる。妹は両親にも行き先を告げず失踪して、今も行方が分からない。これが問題の重大さを物語っている。だが家族は物袋を攻めるでもなく、問題を放置し続けた。両親が物袋の暴力を恐れて強く言えなかった、という可能性もゼロではないだろう。実の妹に対して性的な興味をむき出しにし、ときに暴力をふるい、欲望のままに振る舞う男に、両親は何も手を打てなかったのだ。そして何より、小児性愛の片鱗を見つけていたのに、乳幼児相手にシッターをすることを知りながらそれを止めなかった。無力な親の前に家族は崩壊し、事件は起こってしまった。

殺人シッター公判/実妹の剃毛をした息子を見て見ぬ振りした父・乳児殺害事件を「事故だった」と言う母

 2014年3月に埼玉県富士見市で発生したベビーシッターによる2歳男児殺害事件。逮捕された物袋(もって)勇治は同月14日、山田龍琥(りく)君(2)とその弟を預かり、龍琥君を殺害したとして殺人罪に問われている。しかし物袋が問われている罪はこれだけではなく、多くの乳幼児に対する児童ポルノ禁止法違反や強制わいせつ等でも起訴されていた。昨年6月に横浜地裁で開かれていた物袋に対する裁判員裁判の様子を、連続しリポートしていく。 ※本記事は、小児の性被害および、児童ポルノに関係するwebサイトの被告の閲覧履歴について詳細な記述を含んでおります。  2016年7月4日の公判では引き続き物袋の両親に対する尋問が行われた。物袋という男を家族はどう見ていたのか、どんな子供時代を送っていたのか、実妹への性的虐待を知っていたのか、そして事件については、物袋と同じように、彼がやっていないと信じているのか。知りたいことはたくさんある。 妹への性的虐待を、父は問題視しなかった  まず証言台の前に立った物袋の実父は、紺色のスーツにメガネをかけた普通のおじさんだった。会社員だというが、確かに着慣れた感じのスーツはくたびれている。声はこもっていて、かなり聞き取りづらい。子供時代の物袋について弁護人から尋ねられ「え〜、気が小さく、おとなしい子でした」と答えた。小学校時代は「コミュニケーション能力が低く落ち着きがない」と先生から言われたことがあり、勉強はあまりできる方ではなかった。そしてこの事件の引き金だと物袋が話す“中学校時代のいじめ”の話に移る。 弁護人「息子さん、少年時代にいじめを受けていたのは事実ですか?」 実父「知りませんでした」 弁護人「どんなこときっかけで知りましたか?」 実父「事件が発覚して、記者がうちに来て、そう言う話を聞かれたので……」 弁護人「息子さんからはいじめのことを聞いたことは?」 実父「なかったです」 弁護人「どうして言わなかったんだと思いますか?」 実父「心配かけたくなかったんではないかと思います」  当時、いじめに気づいていなかったという実父。いじめの存否がまた疑わしく感じられるが、弁護人は、いじめはあったものとして話を進める。次には、物袋が小さな子供に性的興味を抱いていることについても質問が飛んだ。 弁護人「思い起こす出来事はありますか?」 実父「仕事から帰った時、布団から男の子と一緒に出て来たことがありました。小学校……3年生の頃じゃなかったかと思います。同じ年の男の子です。何やってんの、というぐらいで声をかけました」  質問は、もうひとつの大きな事件の引き金である実妹についても及んだ。かつて、物袋を実妹とのことでひどく叱ったことがあるのだという。 実父「妹の下の毛を剃ったということがありまして、怒りました。娘が20歳前後の頃です」  実妹が20歳前後となると物袋はすでに成人している。実妹が自ら、父親に被害を申告したのだろうか。かなり深刻な事態だと思われるが、実父は淡々と語る。 実父「息子はやってないとは言ってた。娘を問い詰めたところ、お兄ちゃんにやられた、と言ってました」  この実妹への性的虐待についての質問はサラッと切り上げられた。また物袋が実妹の着替えを覗いていたことに関しては「脱衣所とトイレが同じ場所にある、アコーディオンカーテンを置いていましたが壊れて開けっ放し。息子の部屋は脱衣所の目の前で開けるとすぐに見えるんです」と、間取りを理由に物袋をかばうかのような弁解をした。そんな娘にとって困る状態が長く続いていたわけだが実父は「子供は2人だしそんな気にしたことなかったです」などと語っていた。また、物袋が一時期保育園で働いていたこと、実家を出てさいたまのマンションでシッターをやっていたことは知らなかったという。老後の積立金を、被害者の一部の方におわびとして支払ったことも明かされた。  質問者が交代し、検察官が実父に質問を始めた。やはり、物袋が妹の陰毛を剃ったことについて質問が飛ぶ。 検察官「家の中で息子が娘の陰毛剃ったんですよね。何かあなたはしましたか?」 実父「怒って殴りました」 検察官「いつからしてたのか聞きましたか?」 実父「聞いてないです。それ以降、声をかけましたが娘は話さなかった」 検察官「なぜ、いつからしてたのかと聞かなかったんですか?」 実父「思ってもみなかったです」  頼りない父親である。実妹は一度家を出たのち、さらに引越しをして、家族から姿を消したのだというが、それについてもこんな調子だった。 実父「うちを出たのは、まあ、息子と一緒にいたくないというのはあったんですが、朝早くて時間に間に合わないというのありました。当時は引越しの手伝いをしたりしてました」 検察官「でもなぜそれ以降の居場所が分からないんですか?」 実父「そこも出て行ったんです」 検察官「その後なぜ分からなくなったんですか?」 実父「私にもわかりません」  普通の身なりで淡々と答えながらも異様な家族の形が浮かび上がる。家族は物袋が妹に性的虐待を加えていることを知っていたが大きな問題とは捉えていなかった。それが最も異様である。さらに休廷をはさみ、実母の尋問が始まった。ここから、実父の尋問以上に異様な問答が繰り広げられてゆくことになる。 改ページ 実母もまた、異様に見えた  実母は誰の目から見てもおそらく物袋の母親だと分かるほどに物袋と瓜二つであり、常に傍聴席で息子の裁判を見守っていた。だがその様子を時折うかがうと、終始熱心に傍聴しているというわけではなく、何か手遊びをしたりといった風で、息子が大きな事件で裁判員裁判に付されているという雰囲気ではないのである。真剣な顔をしても笑っているように見える損なタイプの人間がいるが、実母はつねに薄笑いを浮かべてるような表情で傍聴席に座っていた。損なタイプなのか、本当に薄笑いをうかべていたのかは、分からない。この日はオレンジのスーツで尋問に臨んでいた。先ほどの気の弱そうな実父とは打って変わって、早口でハキハキと答える。 弁護人「仕事は?」 実母「無職です!」 と、堂々とした様子だ。  尋問ではまず物袋が保育の仕事をするようになった経緯が語られた。もともと実母が自宅でシッターをやっており、それを見た物袋が「僕もしたい」と言ってきたのだという。その後物袋は、某保育施設で働き始めるのだが「ちょっと難しいかなという感じはしました。子育てもしてないし、保育の経験ないし、簡単にできる仕事ではないと思っているからです。私が経験した中でも大変なことなので、息子の性格上、ひとつのことに集中すると周りが見えなくなる。小さい子を預かる仕事、怪我させてはいけない、そういうことあってはいけない、ちょっと無理ではと思いました」と、物袋が保育の仕事に適していないことを感じていたという。  だが、物袋がその後、自宅でシッターを始めたとき、強く止めてはいない。「大丈夫なの?」と聞いただけで、物袋に「大丈夫」と返されたのちは反対することもなかった。代わりに送迎を頼まれるうちに、物袋の仕事を手伝うようになったという。 実母「通信でチャイルドマインダーの勉強をしていると言っていました。わからないことがあったら、チャイルドマインダーのほうで相談に乗ってくれると息子から聞いていた、だったら大丈夫かなって思いました」  とはいえ、間近で見た物袋の仕事ぶりは「十分ではない」と感じていた。オムツの替え時に気づかなかったり、子供を預かっている間に目を離し事務作業を続けていたりした姿を目の当たりにしたという。その都度注意をしていたとも語っていた。  実母はこのように物袋の保育の仕事スキルが十分でないと認識し、注意をしたりもしていたが、一方で、物袋が起こした大きな事故については寛大な姿勢を見せ、実父と同様の異様さをまとっていた。例えば、物袋は一連の事件を起こす前、預かっていたお子さんにポットのお湯をこぼし大火傷を負わせるという“事故”を起こしていたのだが、それについてはこんな調子だ。 実母「事故が起きたことは知ってます。昼寝から起きてオムツが濡れてるから替えようと外して、そしたらイヤイヤといって履かないで部屋をかけずり回った時、流しのところに置いてたポットのコンセントがひっかかり、ひっくり返ってお湯を浴びて大火傷を負いました」  こんな話を、最初と同じようにハツラツと語るのである。さらには、龍琥君の殺人について、こう言及した。 実母「私は、えと、故意にやったアレではなく、事故だったと思ってます」  物袋の言い分を信じているようだ。ちなみに、いじめについては父親と同じく「聞いたことはなかった」、実妹の裸を覗き見していたことについては「しちゃいけないことをしているなとは思ってました」などと語った。  物袋の味方をしている母親だが、保育に関しては心配していたという主張だ。だがこれがポーズだったことが、検察官からの質問で明らかになる。 検察官「あなた被告人がシッターをすること自体が難しいと思っていたと、保育の仕事も難しいと、それ警察にも同じ話しましたか?」 実母「はい」 検察官「被告人が『シッターズネット』という既存のサイトと同じ名前のサイトを立ち上げたからそれを注意したんではないですか?」 実母「おぼえてないです」  どうやら物袋の逮捕直後は、物袋の保育能力を心配していたとは言っていなかった様子だ。また、母親が先ほどの父親と違ったのは、物袋の性癖に関することについてだった。 検察官「あなたは被告人の性的趣味は知っていますか?」 実母「知らないです」 検察官「男の子に性的な趣味が向いているとは?」 実母「思いませんでした」 検察官「中学校の頃、男の子に性的興味向いていると思わせる出来事は?」 実母「ありませんでした」 検察官「中学校の頃、小学校4~5年生の男の子と裸でいたことがありますね?」 実母「たまたま早く帰ってきたときにありました」 検察官「小さな男の子に性的興味が向いているとは?」 実母「思わなかったです」 検察官「なぜ裸でいると思ったんですか?」 実母「暑かったんでぇ〜、裸でなく〜、上は裸だったですけど下は履いてたんでぇ〜、その点は暑いのでぇ〜〜〜」  と、物袋が小児に性的興味が向いていると思わせる出来事があったにもかかわらず頑なにそれを否定し、追及が続くと語尾を伸ばしながら同じことを繰り返し始めた。暑いから不自然に思わなかったという言い訳は、自分がそう思いたいからか、それとも物袋が小児性愛者であることを否定したうえで起訴事実を否認しているため、それに合わせるという歪んだ親心からか。  物袋の実妹に対する暴力や陰毛を燃やすなどの行為についても、同じように“大したことではなかった”感を醸し出そうとする。 検察官「被告人の妹への暴力は知ってますか?」 実母「きょうだい喧嘩で叩かれたことは知っています」 検察官「カッとなると被告人はいつも暴力を振るっていたんじゃないですか?」 実母「なかったです」 検察官「あなた以前そう言ってませんでした?」 実母「娘からは、お兄ちゃんと喧嘩したと聞いたので、息子に聞くと、喧嘩両成敗なので注意しました」 検察官「被告人の逮捕直後の調書であなたは『カッとなるといつも妹に暴力を振るう』と言ってなかったですか?」 実母「言ってないです、振るったことはある、と言いました」 検察官「被告人の妹さんへの暴力はあくまでもきょうだい喧嘩の範疇?」 実母「はい、そうですね」 検察官「陰毛を剃ることもきょうだい喧嘩の範疇なんですか?」 実母「それはやっちゃいけないとは思いますが……えーと……主人に、主人が話してるので私からは話してません」 検察官「被告人の妹は、あなたの娘でもあるんじゃないですか?どうして話をしなかったんですか?」 実母「私の両親が、2人で怒ると逃げ場がないからどっちかが言えばいい、と言ってたので、そうやって私も育てたので、主人に任せました」  このように関係者が、事件直後と公判時で話を変えることはよくある。それ自体は珍しくはない。公判の主張に沿うように話を変えたり、気持ちが変わって話をしたくなくなったりなど、いろいろな事情があるが、いずれにしても、物袋の母親は、物袋の主張に沿って彼をかばうことに決めたようだ。 検察官「被告人が妹さんにした性的なイタズラで、陰毛を燃やした以外のことは聞いてない?」 実母「なかったと思います」 検察官「あなたの妹さん、つまり被告人の叔母から、被告人とその妹を離れさせるため、親戚のところで働かせた方がいい、と言われてなかった?」 実母「言われてないです」 検察官「本当に言われてなかった?」 実母「言われてないです!!!!」 検察官「なぜ妹さんは家を出たんですか?」 実母「わかんないです、実際に聞いたわけじゃないんで」 検察官「関心はないんですか?」 実母「というよりも、いなくなる直前には会ってないし話もしてない、主人がたまたま連絡が取れなくて、何回かアパートに行ったとき、たまたまいて、連絡するように伝えて、その日を……その日に…んと……待ってたんですが、連絡取れなくて、私が職場に行ってみたら、娘はいなかったです」  公判で物袋は実妹への暴力や性的虐待について、殴る蹴る、ということと、着替えを覗くこと、そして陰毛を剃ることのみ認めている。両親は法廷で、これらのことが、さほど大きなことではなかったように語った。だが、検察官が匂わせてくる当時の親類の話などから、物袋の実妹への行為は、家族の中で相当大きな問題になっていた可能性がうかがえる。妹は両親にも行き先を告げず失踪して、今も行方が分からない。これが問題の重大さを物語っている。だが家族は物袋を攻めるでもなく、問題を放置し続けた。両親が物袋の暴力を恐れて強く言えなかった、という可能性もゼロではないだろう。実の妹に対して性的な興味をむき出しにし、ときに暴力をふるい、欲望のままに振る舞う男に、両親は何も手を打てなかったのだ。そして何より、小児性愛の片鱗を見つけていたのに、乳幼児相手にシッターをすることを知りながらそれを止めなかった。無力な親の前に家族は崩壊し、事件は起こってしまった。

男性も生理で情緒不安定になる!「睾丸周期」を知っていますか?

女性は「閉経」を迎えるまで月に1度、数日間、膣からの出血期間「生理(月経)」を繰り返します。痛みやら、眠気、イライラなどの倦怠感に襲われる女性は多いですし、PMS(月経前症候群)で一カ月のうち一週間しか快調な時期がないという女性もいます。私も数カ月に1度は、生理でベッドから起き上がれなくなるほどの痛みに苦しめられています。 ◎出血する?男性の生理  男性には生理のつらさはわからないと言われます。でも実は、男性にも生理はあるとご存知ですか? 女性の場合、生理になると成熟して剥がれ落ちた子宮内膜を体外へ排出するわけですが、男性の生理は女性のように出血するわけではありません。女性の生理と同じように一定の周期(28日周期)で骨盤の開閉が行われる「睾丸周期(骨盤周期)」があります(骨盤は約2週間かけてゆっくりと開き、およそ2週間かけてゆっくりと閉じる)。  女性は10代で生理周期が安定することが多いですが、男性の睾丸周期が安定するのは20代半ばのことが多いといわれています。そのため「睾丸周期」では、女性と同じようにカラダへの影響があるものの(稀にペニスから出血する人もいるようですが)、ほとんどの男性に“サイン”がなく、「社会人になったし、ストレスが原因かなぁ」と、男性自身も気付いていないことが多いようです。  「せっかく一緒にいるのに感じ悪くない?」「今日は私からセックスに誘ったのに、ヤル気ないってどうゆうこと~?」と気を揉む女性も、男性にも生理があるということを理解しておくことは必要なことかもしれません。そして何より、男性自身が、自らの生理を知っておくべきです。 ◎睾丸周期の症状は? 睾丸周期には、「高潮期」と「低潮期」があります。骨盤が閉じている「高潮期」は、精子がどんどん作られる時期で、快活に過ごせます。反対に骨盤が開いている「低潮期」は、心身ともに休息が必要な時期になります。代表的な症状は…… ◆体調不良:生理中の女性はカラダがダルくなるのと同じく、個人差はあれど、男性もカラダが重く感じる。 ◆無気力:全て面倒くさくなったり、ひとりになりたい、とにかく家で休みたいなど、気持ちが沈みがち。 ◆性欲減退:カラダを休める時期なので性欲が減退する。それに伴い、イライラすることも。 ◎睾丸周期・チェック方法 男性は出血という目に見えるサインがありません。骨盤が開いているか・閉じているかの「睾丸周期」を把握する方法なんてあるのでしょうか。 ◆睾丸のハリをチェック 睾丸にハリや重さを感じれば元気なとき(骨盤が閉じている)。反対に睾丸にハリがなく、いつもより軽いと感じれば男性の生理期間(骨盤が開いている)状態だとされています。 ◆誘われる日をチェック セックスした日を手帳に記している女性は、プラス「彼から積極的にセックスに誘ってくる日」をマークしてみましょう。これを3カ月ほど続けていれば、睾丸周期が見えてくるかもしれません。365日いつでも元気いっぱいでセックスばかり、という男性も稀にいるかもしれませんが、実際は「いつだってやりたい」男ばかりではないということです。「男はオオカミ」といったような男性の性欲にまつわる神話、さらに「女性は生理があるから感情的、男性は生理がないから理性的」なんて都市伝説的なストーリーがまかりとおっていますが、そんなことはないのでしょう。男性も情緒不安定になるものなのです。 女性が「今日はしたくない」「ひとりでゆっくり休みたい」という時と同じようなことが起きるということですね。お互いの骨盤周期が合致していればバッチリですが……、お互いの心やカラダに変化が起きる期間を把握して、労わり合おうよ、ってことですね。

男性も生理で情緒不安定になる!「睾丸周期」を知っていますか?

女性は「閉経」を迎えるまで月に1度、数日間、膣からの出血期間「生理(月経)」を繰り返します。痛みやら、眠気、イライラなどの倦怠感に襲われる女性は多いですし、PMS(月経前症候群)で一カ月のうち一週間しか快調な時期がないという女性もいます。私も数カ月に1度は、生理でベッドから起き上がれなくなるほどの痛みに苦しめられています。 ◎出血する?男性の生理  男性には生理のつらさはわからないと言われます。でも実は、男性にも生理はあるとご存知ですか? 女性の場合、生理になると成熟して剥がれ落ちた子宮内膜を体外へ排出するわけですが、男性の生理は女性のように出血するわけではありません。女性の生理と同じように一定の周期(28日周期)で骨盤の開閉が行われる「睾丸周期(骨盤周期)」があります(骨盤は約2週間かけてゆっくりと開き、およそ2週間かけてゆっくりと閉じる)。  女性は10代で生理周期が安定することが多いですが、男性の睾丸周期が安定するのは20代半ばのことが多いといわれています。そのため「睾丸周期」では、女性と同じようにカラダへの影響があるものの(稀にペニスから出血する人もいるようですが)、ほとんどの男性に“サイン”がなく、「社会人になったし、ストレスが原因かなぁ」と、男性自身も気付いていないことが多いようです。  「せっかく一緒にいるのに感じ悪くない?」「今日は私からセックスに誘ったのに、ヤル気ないってどうゆうこと~?」と気を揉む女性も、男性にも生理があるということを理解しておくことは必要なことかもしれません。そして何より、男性自身が、自らの生理を知っておくべきです。 ◎睾丸周期の症状は? 睾丸周期には、「高潮期」と「低潮期」があります。骨盤が閉じている「高潮期」は、精子がどんどん作られる時期で、快活に過ごせます。反対に骨盤が開いている「低潮期」は、心身ともに休息が必要な時期になります。代表的な症状は…… ◆体調不良:生理中の女性はカラダがダルくなるのと同じく、個人差はあれど、男性もカラダが重く感じる。 ◆無気力:全て面倒くさくなったり、ひとりになりたい、とにかく家で休みたいなど、気持ちが沈みがち。 ◆性欲減退:カラダを休める時期なので性欲が減退する。それに伴い、イライラすることも。 ◎睾丸周期・チェック方法 男性は出血という目に見えるサインがありません。骨盤が開いているか・閉じているかの「睾丸周期」を把握する方法なんてあるのでしょうか。 ◆睾丸のハリをチェック 睾丸にハリや重さを感じれば元気なとき(骨盤が閉じている)。反対に睾丸にハリがなく、いつもより軽いと感じれば男性の生理期間(骨盤が開いている)状態だとされています。 ◆誘われる日をチェック セックスした日を手帳に記している女性は、プラス「彼から積極的にセックスに誘ってくる日」をマークしてみましょう。これを3カ月ほど続けていれば、睾丸周期が見えてくるかもしれません。365日いつでも元気いっぱいでセックスばかり、という男性も稀にいるかもしれませんが、実際は「いつだってやりたい」男ばかりではないということです。「男はオオカミ」といったような男性の性欲にまつわる神話、さらに「女性は生理があるから感情的、男性は生理がないから理性的」なんて都市伝説的なストーリーがまかりとおっていますが、そんなことはないのでしょう。男性も情緒不安定になるものなのです。 女性が「今日はしたくない」「ひとりでゆっくり休みたい」という時と同じようなことが起きるということですね。お互いの骨盤周期が合致していればバッチリですが……、お互いの心やカラダに変化が起きる期間を把握して、労わり合おうよ、ってことですね。