――男が、恋人や友人ではない、風俗嬢にしか見せない姿や感情はどんなものだろうか。セックスをした「他人」だけに見せる、男たちの情けなさ、みっともなさ、滑稽さ、そして優しさをアラフォー風俗嬢がつづります。
出会い系を使ってタダでSEXしたり、風俗嬢と1万円以下でSEXができたり、まんこの価値はだいぶ安くなった。
そんな時代に、太ったおばさんが「アナルファックできません」「口内発射できません」とか、ソープ店はNS(ゴムなし)が多いのに「NSはできない」なんて言っていたら、面接にも落ちた。
行き場がなく困っていたところ、お客様が、性について悩める男性のためのレッスンをしたらどうかとアドバイスをくださり、需要がなければやめればいいだけのこと、私は一か八か挑戦してみることにした。
始めて約2カ月、予想以上の反響に驚いている。こんなにも、悩んでいる男性がいるのかと需要の多さにびっくりだ。Twitterやサイゾーウーマンで書かせていただいているお陰で、意外にも普段風俗をほとんど利用したことがない男性からの予約も多く、不安に思いながらSEXをしている男性がいかに多いのかとわかる。
生SEXや口内発射にアナルファック、できないことを無理してやらなくても、普通の風俗店には存在しない「レッスン」という名のジャンルに需要が存在するのだと確信した。風俗嬢になって4年目、今後は約2,000人との絡みから得た気づきを、プライベートレッスンで発信していけたらと思う。
風俗嬢に嫌われない遊び方や、妻や彼女の喜ばせ方、クンニや体位の習得などなど、希望者の悩みも要望も千差万別だ。SEXに教科書があるわけではないので、経験値からわかることを一緒に試行錯誤をしながらトラィさせていただいている。
そんなある日、20代の若者からレッスン希望で予約をいただいた。明日から海外に移住し、日本に帰ってくるつもりはないので、最後に体位のレパートリーを増やしたいという依頼だった。女性が痛がったら体勢をこうした方がいいよとか、長く突ける体勢、Gスポットを攻める強さの確認など、今日は来てよかったと喜んでもらえた。
確かに、SEXしながら女性には聞きづらい。彼女に痛くないかとか、どこが気持ちいいかなんて、男が聞いたら童貞扱いされてしまいそうだし。“How to SEX”は絶対に需要があるのだから、もっとSEX練習ができる風俗店が増えたら面白いと思うんだけどな。
そして2回戦前の休憩中に、なんとなく、これから海外に行くのならパイパンにしてみては? と提案したら「剃ってください」となり、その場で全剃り。こういうノリと勢い、さすが若さだ。
昔、脱毛サロンのエステティシャンをしていた私、まんこの全剃りは手馴れていたが、ちんこの全剃りは初。すると、パイパンだと感度が増した気がすると、2回戦目の方が興奮していた。確かに、自分もパイパンにしたことがあるけれど、通気性がよくなり、スースーするので、なんだか感度も増したように感じられるのかもしれない。
そういえば、パイパンにはできないけれど、せめてキンタマの毛だけは剃るという男性もいて、やはり毛がない分、気持ちいいと言っていた。女性も肛門周りと生理の時にナプキンを当てるところくらいは脱毛した方が絶対いい。彼女と69をしたら、目の前にきたまんこがあまりにも臭くて逃げられず、それ以来トラウマでクンニができないという男性もいた。舐める側からしても毛はない方が舐めやすいし、衛生的だし、意外と毛には臭いも残るから、洗いやすいパイパンはうれしい。
脱毛サロンで働いていた若い女の子たちは、結構パイパンを楽しんでいたし、お客さんでも一見お堅い職業の女性がビキニラインの毛をハート形にしてくれと言ってきて、デザインしたこともある。きっと綺麗好きで遊び心のあるSEXを楽しんでいる人たちなのだろうな。
パイパンに抵抗があるのなら、正面から見えるところだけ残して、まんこの周辺だけ剃ってみるのも全然違う。私もこのタイプ。以前、温泉に行った時、ロシア系の金髪美女軍団が10人くらいでぞろぞろ入ってきたが、全員パイパンでいろんな意味ですごく目立った。やはり温泉でパイパンは目立つし、おばあさんたちには刺激が強すぎるので、私は正面から見えるところだけは指2本分の幅を三角形で残している。
処理方法は、お肌のためにも医療やエステの脱毛を推奨する。自分でカットするとジョリジョリして痒くなったりSEX最中に肌が擦れると相手が痛い。毛抜きも埋もれ毛の原因となって、皮膚の中でブツブツと赤みと痒みが出やすくなるのでオススメしない。
除毛クリームは、毛の断面がハサミで切るよりは鋭利になりにくいので、チクチクしやすい剛毛な人には比較的オススメ。ただ、クリームもやりすぎると毛根がアホになり、手入れをやめると異常に毛が長く成長するようになったりする。なのでやはり、脱毛に行った方がいい。
光を使った脱毛は1回ずつ徐々に、除毛減毛して行く方法なので、自分の好みの細くて柔らかい毛質になったところでやめればいい。カップルや夫婦ならお互いに剃りっこしても楽しいと思う。
自己処理は、しばらくすればまた生えて来るのだから、一度くらい、男女ともに不安がらずにぜひ剃りたての感度を体感してもらいたい。
*曼荼羅*(まんだら)
デリヘルで風俗デビューし、現在出稼ぎ&吉原ソープを掛け持ちするアラフォー。子宮筋腫と腎臓の手術経験があり、現在は子宮頸がん中等度異形成持ち。売りはHカップのおっぱいだけれど、1日2万稼ぐのがやっとの売れない風俗嬢。
ブログ「続・おちぶれ続けるアラフォーでぶ女の赤字返済計画」