同人イベントで、隣のサークルに挨拶したら、けげんな顔をされた。そんな体験をめぐってTwitterなどで、さまざまな議論が繰り広げられている。 議論の発端となっているのは、同人イベントで、設営時間中に隣のサークルに挨拶をしたら、けげんな顔をされるどころか、なぜか笑われたという体験を綴ったツイート。 これに対して「自分も同じような体験をしたことがある」という実体験を語る人たちが登場しているのだ。 同人イベントにサークル参加する場合、両隣のサークルに挨拶をするのは、誰に教わったわけでもないけれども半ば常識なのだが、実は、そう思っているのは限られた人々だけということのようなのだ。 ある同人誌即売会スタッフによれば、ジャンルによって常識や慣例はさまざまだという。 「けっこう殺伐としているのは、男性向け18禁ではないでしょうか。売上を追っているサークルは、スタンドでポスターを掲示する時に周囲の迷惑を顧みずに、自分のところだけが目立つような設置をしたりしますよ」 そんな売上重視ゆえの殺伐さに限らず、もともとサークル参加の場合には挨拶するという慣習を知らないという人も増えているという。 「かつては、一般参加にしてもサークル参加にしても、人に聞くとか、そうした情報が載っている雑誌、あとはカタログなんかを読んで、やっていいこと悪いことを学んでいたんだと思います。でも、最近は、そうした経験がなくてもネットで仕入れた知識だけで、同人誌を制作、サークル参加もできますからね」(同) とりわけ、一般からサークルまで参加者が同人イベントのマナーを学ぶ資料として機能してきたのが『コミックマーケットカタログ』の「まんがレポート」。ここでは、現在も人に喜ばれる行為やひんしゅくを買うケースが実体験に基づいて投稿されている。けれども、これすらも、すべてのコミケ参加者が読んでいるわけではない。 「もうネットで調べるだけで、カタログを読まない人も多いですしね……」(同) 本来、ジャンルの相違はあれど同人イベントというのは、広くさまざまな同好の士が集う場のハズ。半日は一緒に過ごすわけだから、挨拶くらいしようよというのは、年寄りのたわ言なんだろうか? (文=是枝了以)
月別アーカイブ: 2017年9月
『今夜くらべてみました SP』にSexy Zoneマリウス葉が登場! 9月27日(水)ジャニーズアイドル出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
<strong>●TOKIO</strong>
5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
23:00~23:30 『TOKIOカケル』(フジテレビ系)
<strong>●V6</strong>
8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
15:40~16:54 『よじごじDays』(テレビ東京) 長野博
※『水野真紀の魔法のレストランR』(毎日放送、長野博)は放送休止。
大河の撮影と並行して、3週間の舞台出演も……NHK『西郷どん』主演・鈴木亮平は大丈夫か
「すでに大河の撮影は始まっているのですが、同時に10月の舞台稽古も始まっているんです。大河の撮影をやりながら主演舞台も……というのは前代未聞で、かなりの過密スケジュールになるのは間違いないです。鈴木さんが体調を崩さなければいいのですが……」(NHK関係者) 来年1月7日スタートのNHK大河ドラマ『西郷(せご)どん』で主演を務める鈴木亮平。民放の連続ドラマで主演を務めたことがない俳優が、いきなり大河ドラマで初主演を飾る異例の抜てきとなった。 「一部報道にもあったように、主演は最初、堤真一さんの予定だったのですが、断られて鈴木さんに白羽の矢が立ちました。もともと、鈴木さんは舞台の予定が先に入っていましたが、そこは、ここ10年で大河主演俳優を一番多く出しているホリプロですから、ノウハウがあるとNHKも考えたんでしょう。演技力に関しては疑う余地はないですからね」(芸能事務所関係者) 鈴木が主演を務める舞台『トロイ戦争は起こらない』は、10月5日から22日までと、約3週間もの間公演される。 「当然、その間は大河の撮影はほぼできません。以前、宮崎あおいさんが主演した大河ドラマ『篤姫』のときに、主演映画『少年メリケンサック』の撮影を同時にやっていたのですが、こちらは映画だったので撮影時間をかなり調整してもらって大河の撮影と並行していました。それでも、宮崎さんのスケジュールは相当ハードで、心身共に疲れている様子でした。舞台となるとそれ以上でしょうし、いくら体力的に余裕がある鈴木さんといえど、かなり大変だと思うんですけどね」(舞台関係者) 何ごともなく来年1月の放送を迎えることができるのだろうか――。鈴木亮平 オフィシャルブログより
新SMAPとの共演熱望した“ざわちん”に批判殺到! ディズニー写真の無断盗用でも炎上中
元SMAPの草なぎ剛、香取慎吾、稲垣吾郎との共演を熱望したタレントのざわちんが、大炎上している。 今月、ジャニーズ事務所を退所した3人だが、11月2日から丸3日間放送される『72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)に生出演することが決定。AbemaTVのTwitterでは現在、3人を自宅に泊めたい芸能人や、番組を一緒に盛り上げたい出演者を募っている。 これにいち早く反応したざわちんは24日、AbemaTVの投稿を引用する形で「でたいでたいでたいでたいでたいでたい! でたすぎる」とアピール。しかし、この投稿に対し、「もうSMAPに関わらないで」「出るのは控えて頂けますか? 私からもお願いします。本当に、大切な時なんです」「えっやめて本気でやめて お願いします本気でやめてください」「お願いだから彼らに関わらないで。あなたにオファーが来ないようにアベマTVさんにあなたの悪事全てを報告させて頂きます」といったコメントが殺到している。 「批判コメントの多くが、ものまねメークの画像加工疑惑や、画像の無断盗用疑惑などを指摘。ざわちんは今月18日にも、自身のブログに『雨上がりのディズニーシーは最高 いつも以上にキレイに見える』とディズニーシーの風景写真4枚投稿し、これが全てTwitterからの無断盗用であることが発覚。しかも、元画像に記されていたアカウント名のクレジットをわざわざ加工で消した可能性も浮上し、その悪質さに批判が相次いでいる。現在、このブログは削除されているものの、いまだ謝罪やコメントはありません」(芸能記者) ざわちんといえば、ブレークした2014年、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)のメインコーナー「BISTRO SMAP」に単独でゲスト出演。さらに、SMAPが総合司会を務めた『FNS27時間テレビ』(同)では、SMAP全員のものまねメークに挑戦するなど、SMAPと共演する機会は多かった。 「今やテレビで見なくなったざわちんですが、ブログやSNSへの投稿画像によからぬ疑惑が次々と浮上し、ネット上では常にバッシングされている状態。かつてもてはやしていたマスコミも、ざわちんがブログに投稿し続けている新作ものまねメークを、いちいち取り上げなくなってきた。22日には、『ひよっこ』(NHK)人気に便乗して“有村架純風メーク”を公開したものの、スポーツ紙などはこぞってスルーしています」(同) ジャニヲタからの見事な嫌われっぷりを見せ付けたざわちん。元SMAPメンバーとの共演は、絶望的といえそうだ。だ、誰……?(ざわちんのインスタグラムより)
長澤まさみ、来年4月期フジ“月9”主演内定!? 「脱ぎ仕事辞さない」姿勢で再ブレークへ?
「ここにきて、また女優・長澤まさみの評価がグッと上がってきています。きっかけは映画『モテキ』でしょうか。やはりあの作品で、少し過激な路線に舵を切ることができ、演技の幅も広がった気がしますね」(映画評論家)
現在公開中の黒沢清監督の最新作『散歩する侵略者』に主演している長澤まさみ。最近はドラマよりも映画にウェイトを置きつつある。
「銭湯でくつろいでいる長澤が突如ダンスを始め、生着替えをしたり、水着で浴槽へ飛び込んだりして踊り狂う演技で話題を呼んだ『アンダーアーマー』のCMを見てもわかるように、本人はすでに“脱・清純派”を周囲に伝えているようです。今後、作品によっては脱ぐ可能性もゼロではないですよ。本人も30歳になったことで、何か意識の変化があったんでしょう」(広告代理店関係者)
長澤が所属する東宝芸能は、沢口靖子や水野真紀、最近何かとお騒がせの斉藤由貴が所属しているが、これまで事務所のエースは間違いなく長澤だった。
「上白石萌音&萌歌姉妹と、映画『君の膵臓をたべたい』でヒロインを務めた浜辺美波のブレークにより、事務所の稼ぎ頭としての長澤の負担が減ってきたようです。それが、長澤の方向性を変えるチャンスになったんじゃないでしょうか。今年は、木村拓哉さん主演の映画『マスカレード・ホテル』の撮影もありますし、来年の4月には、11年ぶりとなる“月9”の主演が内定しています。あの『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)の古沢良太が脚本を務めるオリジナル作品の予定です。しばらくは結婚の予定もないようですし、本人も『今は幅が広がって、いろんな役ができて楽しい』と言ってるようなので、女優として飛躍する年になるかもしれませんね」(芸能事務所関係者)
果たして、演技派女優に転身なるか――。
長澤まさみ、来年4月期フジ“月9”主演内定!? 「脱ぎ仕事辞さない」姿勢で再ブレークへ?
「ここにきて、また女優・長澤まさみの評価がグッと上がってきています。きっかけは映画『モテキ』でしょうか。やはりあの作品で、少し過激な路線に舵を切ることができ、演技の幅も広がった気がしますね」(映画評論家)
現在公開中の黒沢清監督の最新作『散歩する侵略者』に主演している長澤まさみ。最近はドラマよりも映画にウェイトを置きつつある。
「銭湯でくつろいでいる長澤が突如ダンスを始め、生着替えをしたり、水着で浴槽へ飛び込んだりして踊り狂う演技で話題を呼んだ『アンダーアーマー』のCMを見てもわかるように、本人はすでに“脱・清純派”を周囲に伝えているようです。今後、作品によっては脱ぐ可能性もゼロではないですよ。本人も30歳になったことで、何か意識の変化があったんでしょう」(広告代理店関係者)
長澤が所属する東宝芸能は、沢口靖子や水野真紀、最近何かとお騒がせの斉藤由貴が所属しているが、これまで事務所のエースは間違いなく長澤だった。
「上白石萌音&萌歌姉妹と、映画『君の膵臓をたべたい』でヒロインを務めた浜辺美波のブレークにより、事務所の稼ぎ頭としての長澤の負担が減ってきたようです。それが、長澤の方向性を変えるチャンスになったんじゃないでしょうか。今年は、木村拓哉さん主演の映画『マスカレード・ホテル』の撮影もありますし、来年の4月には、11年ぶりとなる“月9”の主演が内定しています。あの『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)の古沢良太が脚本を務めるオリジナル作品の予定です。しばらくは結婚の予定もないようですし、本人も『今は幅が広がって、いろんな役ができて楽しい』と言ってるようなので、女優として飛躍する年になるかもしれませんね」(芸能事務所関係者)
果たして、演技派女優に転身なるか――。
「謎だらけ」リンダパブリッシャーズのラノベレーベル「出版予定中止→取り下げ?」騒動でわかっていること
先週末、業界内外で注目を集めた出版社・リンダパブリッシャーズのラノベレーベル「レッドライジングブックス」を中心とした新刊書籍の出版中止をめぐる騒動。 すわ、倒産かと思いきや、出版中止のリリースが消える新たな展開となり、さまざまな臆測が流れている。 この騒動のはじまりは先週後半のこと。リンダパブリッシャーズが「当社の9月以降の新刊の出版取りやめについて」というタイトルで「レッドライジングブックス」で予定されていた書籍の刊行を中止する旨の告知を同社サイトで公開したものである。 同時に、既に刊行が予定されていた作家陣がTwitterで悲痛な叫びをツイートしたことで、一気に話題となった。 リンダパブリッシャーズは2006年に創業。TSUTAYA事業を中心に据えるカルチュア・コンビニエンス・クラブ及びニッポン放送と共催した「日本エンタメ小説大賞」など複数の公募制の賞を実施。映画化された水野宗徳の小説『おっぱいバレー』の版元としても関心を集めていた。 ライトノベルレーベル「レッドライジングブックス」は昨年立ち上げられたもので「WEB投稿小説大賞」を実施するなど精力的な活動を続けていた。 そんな出版社が告知した突如の出版中止。 「これは、倒産するのではないか」と騒ぎ立てる声が方々から聞こえてきた。 ところが、週明けになり状況は急変。 公式サイトから出版中止の告知が削除されたのである。 「ホームページに電話番号も掲載されていません。なので、会社を訪問してみたらオートロックで中に入って話を聞くこともできず……事情はまったく不明です。ただ、普通に考えると土日の間に資金繰りがなんとかなったということではないでしょうか」(大手紙記者) ただ資金繰りの問題と考えるのも疑問が残る。というのも、登記簿を見ると、同社の取締役にはカルチュア・コンビニエンス・クラブのグループ企業役員が多数名を連ねている。 実質、巨大グループの一部門ともいえる企業が、にわかに資金繰りが悪化するとは思えない。 代表取締役の名前も公式サイトでは「新保克典」となっているが、登記簿を見ると「新保勝典」と記載されているなど、さまざまなところで「?」マークが点灯する企業。出版中止の告知取り下げで、刊行予定だった書籍がどうなるのか、注目したい。 (文=特別取材班)リンダパブリッシャーズ公式サイトより
「謎だらけ」リンダパブリッシャーズのラノベレーベル「出版予定中止→取り下げ?」騒動でわかっていること
先週末、業界内外で注目を集めた出版社・リンダパブリッシャーズのラノベレーベル「レッドライジングブックス」を中心とした新刊書籍の出版中止をめぐる騒動。 すわ、倒産かと思いきや、出版中止のリリースが消える新たな展開となり、さまざまな臆測が流れている。 この騒動のはじまりは先週後半のこと。リンダパブリッシャーズが「当社の9月以降の新刊の出版取りやめについて」というタイトルで「レッドライジングブックス」で予定されていた書籍の刊行を中止する旨の告知を同社サイトで公開したものである。 同時に、既に刊行が予定されていた作家陣がTwitterで悲痛な叫びをツイートしたことで、一気に話題となった。 リンダパブリッシャーズは2006年に創業。TSUTAYA事業を中心に据えるカルチュア・コンビニエンス・クラブ及びニッポン放送と共催した「日本エンタメ小説大賞」など複数の公募制の賞を実施。映画化された水野宗徳の小説『おっぱいバレー』の版元としても関心を集めていた。 ライトノベルレーベル「レッドライジングブックス」は昨年立ち上げられたもので「WEB投稿小説大賞」を実施するなど精力的な活動を続けていた。 そんな出版社が告知した突如の出版中止。 「これは、倒産するのではないか」と騒ぎ立てる声が方々から聞こえてきた。 ところが、週明けになり状況は急変。 公式サイトから出版中止の告知が削除されたのである。 「ホームページに電話番号も掲載されていません。なので、会社を訪問してみたらオートロックで中に入って話を聞くこともできず……事情はまったく不明です。ただ、普通に考えると土日の間に資金繰りがなんとかなったということではないでしょうか」(大手紙記者) ただ資金繰りの問題と考えるのも疑問が残る。というのも、登記簿を見ると、同社の取締役にはカルチュア・コンビニエンス・クラブのグループ企業役員が多数名を連ねている。 実質、巨大グループの一部門ともいえる企業が、にわかに資金繰りが悪化するとは思えない。 代表取締役の名前も公式サイトでは「新保克典」となっているが、登記簿を見ると「新保勝典」と記載されているなど、さまざまなところで「?」マークが点灯する企業。出版中止の告知取り下げで、刊行予定だった書籍がどうなるのか、注目したい。 (文=特別取材班)リンダパブリッシャーズ公式サイトより
『けもフレ』たつき監督降板騒動で甦る25年前の怒り……誰ひとり「コミックコンプ」の恨みは忘れちゃいない!!
一大騒動となっている、アニメ『けものフレンズ』たつき監督降板騒動。ファンの怒りは日本だけでなく世界へと広がり、署名活動も始まった。降板が明らかになった直後から、ニコニコ動画のプレミアム会員解約をツイートする人も急増。カドカワ株式会社の株価が一時急落する事態ともなり、投資家の注目を集めている。 この騒動と共に30代後半以上のファンが思い出すのが、あの忌まわしい25年前の記憶である。 それは、1992年12月のこと。 当時、角川書店の最有力マンガ月刊誌であった「月刊コミックコンプ」の発売日を、読者は今か今かと待っていた。何しろ『サイレントメビウス』は、ロイが殺され香津美が失踪する急展開。いよいよ連載も佳境に入った『宇宙英雄物語』は、アニメ化も発表されて徐々に情報が解禁されていたからだ。 だが、発売日。ワクワクしながらページを開いた読者は凍りついた。楽しみにしていたはずの連載が、『銀河戦国群雄伝ライ』を除いては掲載されていない。その代わりに、なんだかよくわからないマンガばかりでページが埋められている。記事ページに掲載されている編集者の名前も、まったく知らないものになっている。 事態が飲み込めず、唖然とする読者の目に飛び込んできたのは、書店でその横に陳列されていた、見たことのない雑誌「月刊電撃コミックGAO!」。そちらのページをめくってみると「コンプ」に載っていたはずの連載が、タイトルを微妙にいじったりして、そのまま掲載されているではないか。 それは「コンプ」だけではなかった。「コンプティーク」も「マル勝スーパーファミコン」も、すべてが、初めて見る「電撃」の名を冠した雑誌と中身が入れ替わっているではないか!! まだ、インターネットもない時代。何かが起こって、会社が分裂したのだろう程度しか想像することはできなかった。次第に事態が明らかになるのは、角川春樹社長(当時)が麻薬取締法違反などで逮捕され騒動になったこと。その報道の中で、ようやく読者は、春樹氏の弟・角川歴彦が角川書店から独立し、新会社メディアワークスを立ち上げて分裂した“お家騒動”の経緯を知るに至ったのである。 その後、歴彦は古巣へと復帰。メディアワークスとの両輪によって会社はさらに発展していくことになる。 けれども、それは読者、あるいはマンガ家にとっては、いまだに許すことのできないことである。今か今かと期待していた『宇宙英雄物語』のOVAは立ち消えとなった。『サイレントメビウス』も絶好調のところで中断(「電撃~」では現在“本作の第0巻”になっている『メビウスクライン』を連載開始)されたため、読者は一気に冷や水を浴びせられた。正直、移籍した連載陣の中には今単行本で読み直しても、明らかにテンションが下がっているものもある。 どうしようもなさの中で、惰性で両方の雑誌を買い続けていた筆者だが、「コンプ」は正直、同人誌レベル……。その中で唯一、光っていた広江礼威の『翡翠峡奇譚』も廃刊と共に打ち切り……。 そんな忘れもしない読者への裏切りが、たつき監督降板騒動と共に甦ってきたのだ。 そう、当時の読者は誰一人として、あの恨みを忘れちゃいないのだ。とりわけ、少ない小遣いで雑誌を楽しみにしていた中高生たちは。 だからこそ、今再びのファンへの裏切りは燃え上がる……。 (文=昼間たかし)『宇宙英雄物語 1』(KADOKAWA)
『けもフレ』たつき監督降板騒動で甦る25年前の怒り……誰ひとり「コミックコンプ」の恨みは忘れちゃいない!!
一大騒動となっている、アニメ『けものフレンズ』たつき監督降板騒動。ファンの怒りは日本だけでなく世界へと広がり、署名活動も始まった。降板が明らかになった直後から、ニコニコ動画のプレミアム会員解約をツイートする人も急増。カドカワ株式会社の株価が一時急落する事態ともなり、投資家の注目を集めている。 この騒動と共に、30代後半以上のファンが思い出すのが、あの忌まわしい25年前の記憶である。 それは、1992年12月のこと。 当時、角川書店の最有力マンガ月刊誌であった「月刊コミックコンプ」の発売日を、読者は今か今かと待っていた。何しろ『サイレントメビウス』は、ロイが殺され香津美が失踪する急展開。いよいよ連載も佳境に入った『宇宙英雄物語』は、アニメ化も発表されて徐々に情報が解禁されていたからだ。 だが、発売日。ワクワクしながらページを開いた読者は凍り付き、しばらく事態を飲み込めなかった。楽しみにしていたはずの連載が『銀河戦国群雄伝ライ』を除いては、掲載されていない。その代わりに、なんだかよくわからないマンガばかりでページが埋められている。記事ページに掲載されている編集者の名前も、まったく知らないものになっている。 事態がのみ込めず、唖然とする読者の目に飛び込んできたのは、書店でその横に陳列されていた、見たことのない雑誌「月刊電撃コミックGAO!」。何かを感じて、そちらのページをめくってみると「コンプ」に載っていたハズの連載が、タイトルを微妙に弄ったりして、そのまま掲載されているではないか。 それは「コンプ」だけではなかった。「コンプティーク」も「マル勝スーパーファミコン」も、すべてが、初めて見る「電撃」の名を冠した雑誌と中身が入れ替わっているではないか!! まだ、インターネットもない時代。何かが起こって、会社が分裂したのだろう程度しか想像することはできなかった。次第に事態が明らかになるのは、角川春樹社長(当時)が麻薬取締法違反などで逮捕され騒動になったこと。その報道の中で、ようやく読者は、春樹氏の弟・角川歴彦が角川書店から独立し、新会社メディアワークスを立ち上げて分裂した“お家騒動”の経緯を知るに至ったのである。 その後、歴彦は古巣へと復帰。メディアワークスとの両輪によって会社はさらに発展していくことになる。 けれども、それは読者、あるいはマンガ家にとっては、いまだに許すことのできないことである。今か今かと期待していた『宇宙英雄物語』のOVAは立ち消えとなった。『サイレントメビウス』も絶好調のところで中断(「電撃~」では現在“本作の第0巻”になっている『メビウスクライン』を連載開始)されたため、読者は一気に冷や水を浴びせられた。正直、移籍した連載陣の中には今単行本で読み直しても、明らかにテンションが下がっているものもある。 どうしようもなさの中で、惰性で両方の雑誌を買い続けていた筆者だが「コンプ」の方は正直同人誌レベル……その中で唯一光っていた広江礼威の『翡翠峡奇譚』も廃刊と共に打ち切り……。 そんな忘れもしない読者への裏切りが、たつき監督降板騒動と共に甦ってきたのだ。 そう、当時の読者は誰一人として、あの恨みを忘れちゃいないのだ。とりわけ少ない小遣いで雑誌を楽しみにしていた中高生たちは。 だからこそ、今再びのファンへの裏切りは、燃え上がる……。 (文=昼間たかし)『宇宙英雄物語 1』(KADOKAWA)



