反日=非難・非難対象? 水原希子が「日本人でないこと」を強調していたという誤報と、フィフィらの反応

モデル・女優の水原希子が出演するサントリー・プレミアム・モルツのPR動画が添付されたツイートに、多数のヘイトツイートが送られていることを今月12日に紹介した。 ・水原希子出演プレミアム・モルツCMへのヘイトは4カ月前から行われていた。私たちが批判の声を挙げることに意味がある。  騒動を知らない読者のために簡単にまとめる。水原はアメリカで生まれ2歳のときに日本の兵庫県神戸市に移り住んでいる。父親はアメリカ人で、母親は韓国人。本名はオードリー・希子・ダニエルだ。このコリアンルーツを持つ水原がサントリーのPR動画に出演していることが気に食わないレイシストが、ヘイトツイートを複数送っている、という話だ。しかもそれは、ヘイトツイートを放置するツイッター社日本法人への抗議が行われた9月8日以前、確認できる限り5月11日のツイートへのリプライにも見られた。おそらくそれ以前から水原はレイシストによるヘイトの被害にあってきたのだろう。  しかし12日以降、他誌でも本件が報じられるようになると、水原にヘイトを浴びせるユーザーへの批判や、民族差別に反対する声が無数にあがるようになった。 水原「LOVE&PEACE」ツイート  差別を批判する声が多くあげられるようになったからか、水原は15日に「LOVE&PEACE」という言葉と共に、短いテキスト画像をツイートしている。 「この世の中では色んな争いが起きていますが、 どこの国で生まれても、 どこの国で育っても、 どこの国で住んでいても、 みんな地球人である事には変わりません。 全ての人に自分を理解してもらうのは 難しい事かもしれない。 でも、この世の中で私の事を理解してくれている人がこんなにもたくさんいるという事に気づく事ができました。 一日も早く、この世の中の人種や性別などへの偏見がなくなってほしい。 そして、世界中の人がどこにいても自分らしく生きていける世の中になるように、 まずは私が私らしくこれからも強い心をもって、 生きていこうと想います。 全ての争いがなくなる事を心から祈っています。 LOVE&PEACE」 https://twitter.com/kikoxxx/status/908669698732048384  前述の記事では、企業側が水原には「”リスク”がある」と判断し、今後CMの起用を避けることになりかねないという懸念から、ヘイトに対して批判の声を挙げることに意味がある、とした。今後サントリーがどのような対応をとるかは不明だが、少なくとも水原の耳に応援の声が数多く届いたことは非常に喜ばしいことだと思う。  なお一言だけ申し添えたい。水原は「人種や性別などへの偏見」と書いている。「人種への偏見」だけではない。コリアンルーツを持つ水原への民族差別のみを問題視する傾向がみられるが、女性差別を行っているツイートもあることははっきりと明記しておきたい。だからこそ水原は「性別など」とも書いたはずだ。  ともあれ多くの媒体で本件が取り上げられ、問題が共有されたことで本件は好ましい方向に事態が収拾すると思われた。しかし水原ツイートした翌16日に逆風が吹くことになる。きっかけはタレント・フィフィによるツイートだ。 改ページ 日本風の芸名を名乗ることを問題視するフィフィら  フィフィは16日に、ハフポストの記事と共に以下の通りのツイートした。 「偏見がなくなって欲しいと願うなら、彼女の場合は分からないけど、例えば生まれ持った名前で活動する方が素敵だと思う。それを躊躇することこそ偏見って思われちゃうからね。頑張って!」https://twitter.com/FIFI_Egypt/status/908970731295277057  レイシストの中には、水原が日本ルーツをもたないにもかかわらず「水原希子」という日本風の芸名を使うことを批判する者がいる。「日本人でもないくせに、日本人のフリをするな」ということらしい。  フィフィの「偏見をなくしたいなら日本風の名前ではなく、本名を使え」というツイートは、つまり「“日本人”でもないのに日本風の名前を使うから差別される」ということだろう。なぜ差別を受けている側に原因があるとし、本名を名乗るようにアドバイスするのだろう。ネット上では、フィフィが本名を公開していないことを受け「おまえがいうな」という批判も起きている。確かに「おまえがいうな」ではあるが、下手をすると、フィフィが本名を名乗ればフィフィの言説に問題はないということになりかねない。問題は、フィフィが芸名であることではなく、水原へのヘイトであることを忘れてはいけない。  水原の芸名についての批判や疑念の声は他にもある。例えば個人投資家・作家の山本一郎は、 「水原希子が「人種や差別などの偏見がなくなってほしい」と語るのはごもっともだし、その通りなんだろうけど、ではなんで父親がアメリカ人、母親が韓国人で神戸に住んでいただけなのに日本人の芸名で仕事をしているんだろう。偏見どころか、日本人を名乗ったほうが日本では有利と思ったからじゃ?」https://twitter.com/kirik/status/909087898615480321 というツイートを16日に投稿している。両親が日本人でないからといって、日本風の芸名を名乗ってはいけないわけではない(このツイートでは「名乗ってはいけない」とは主張していないが、いちいち疑問を呈するということはそういうことだろう)。また長らく日本に住んでいる水原に、「神戸に住んでいただけ」とまるでアメリカから日本に一時的に滞在しているかのような認識もおかしい。あくまで推測に過ぎないが、水原の母親は在日韓国人だと思われる。その子どもであり、長く日本に住む水原が、日本に(いろいろな意味で)強い思い入れがあり、日本風の名前を芸名にしてなにがおかしいのだろう。  さらに、もしも「日本で有利と思った」から日本風の芸名をつけてなぜいけないのだろう。本当に「有利」になるのだとしたら、なぜ「有利」になるのか、他国の名前であると「不利」になることに差別の問題が含まれているとは思わないのだろうか。 改ページ 水原は過去に「日本人でないこと」を強調していたという誤解  昨日18日には「メディゴン」に「<水原希子ヘイト騒動の原因>偏見・差別だけではない本人の言動に問題」という、東洋大学の藤本貴之による記事が掲載された(SNSではBLOGOSの記事が拡散されているが、提供元は「メディゴン」である)。  藤本は記事の中で「人種や国籍・出自での偏見による差別などあってはならない」「日本で育ち、日本名を名乗り、日本で芸能活動をしてきた水原希子の出自や国籍・血統などは、あえて表明する必要もないし、聞く必要もなかった」と述べている。そして「水原希子自身のこれまでの言動に騒動の要因、炎上の原因があるように思える」として、過去に水原が行ったというある騒動を取り上げている。以下に藤本の論旨をまとめるが、先に述べておく。これは藤本の誤解に基づく記事だ。  藤本は、2013年に水原が、天安門に向けて中指を立てた写真をインスタグラムにアップした中国の現代美術家の写真作品に「いいね!」を押し、中国で大きな批判が起きたという一件を取り上げる。そしてバッシングを受けてアップした謝罪動画の中で水原が「日本人でないこと」を強調した点に、今回の騒動の本質があるという。いわく、出自を強調し、思想信条の自由であって必要がないにもかかわらず謝罪をしたこと、また「平和主義に反する」とネタにするのは、営業用のリップサービスだとしても行きすぎだ、と。さらに、中国からのバッシングを沈静化させるために打算的に「日本人でない」ことを強調したのであれば、日本人にも中国人にも失礼だろう。また「本心・天然」であるとすれば、「なぜ、そんなに嫌いな日本に住んでいるのか」という疑問が持たれても当然だ、とも言っている。最後の点については、「水原の言動は反日と思われても仕方ない。だから非難されるのは致し方ない」ということだろうか。  先に述べたとおり、この記事は誤解に基づいて書かれている。そもそも水原は謝罪動画で「日本人でないこと」を強調していない。  動画の検証は複数行われているが、例えば西村博之/ひろゆきによる「言ってないことを言ったことにする頭の残念な人達」を読んでいただきたい。  ご覧いただければわかる通り、この動画で水原は日本に住んでいること、また母親が日本で生まれた韓国人であることは述べていても「日本人ではないことを強調」などしていないのだ。藤本の記事は明らかに誤報あるいは曲解(「母親が日本でないと言ったのは、日本人出ないことの強調だ」という人もいるだろう)だ。この記事に乗じて、レイシストはヘイトを過熱させている。  藤本は「…ヘイトツィートを繰り返すネット民の生態も問題だが、冷静に経緯を観察すれば、そもそも本人が批判や炎上の火種をせっせと作っていると思える点は注意が必要だ。いわば、共犯関係にあるといっても過言ではない」とも述べ、ヘイトの被害にあっている水原を非難までしていた。「ヘイトに対するヘイト返しをしないことこそが、我が国の成熟したネット文化を作り出すことにつながる」と述べる自身が、ヘイトを垂れ流してしまっているのではないだろうか。  本記事の前半で「多くの媒体で本件が取り上げられ、問題が共有されたことで本件は好ましい方向に事態が収拾すると思われた」と書いてしまったが、この問題は非常に根強く、「事態が収拾する」などという言葉で終えられるようなものではないだろう。好ましい方向に向かうように努力し続けなければいけないのだ。私たちに出来ることは引き続き差別を批判し続けることであり、自身に根付いているかもしれない偏見を問い続けることだろう。そうした試行錯誤を繰り返さないかぎり、事態が収拾することなどないのだと思う。 (wezzy編集部)

西内まりや、平山あや、小西真奈美……“消えた女優”予備軍たちは今

 表舞台からすっかり姿を消してしまった西内まりやが、米・ニューヨークのファッションショーに来場していたことが話題になっている。レコード大受新人賞受賞から、ドラマ・映画主演と、事務所によるゴリ押しぶりがネット上で批判にさらされていた西内だったが、いまやSNSでの情報発信すら行わなくなったことで、一部ネットユーザーからは“消えた女優”扱いされている状況だ。スキャンダルにより、芸能界での活躍の場を失う者は少なくない中、今回は“干された”わけではないのに、“消えかけている”女優について調査した。  西内は、今年1月期の月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)主演し、大爆死を喫した後、目立った活動は一切なく、公式Twitterなど、SNSの更新もストップした状態だった。 「そもそも月9主演は、出演者が発表される直前にオファーを受けたことを、西内自ら明かしています。本来であれば、この時期は語学留学のため海外にいたはずだったのに、急きょ出演が決まったため取りやめた……という話でした。月9主演という大仕事を終えた後に、晴れて海外へ向かったということなのかもしれませんが、SNSの更新までやめるのは、『仕事が嫌になったのでは』と疑問を抱かずにはいられません。実際に、交際報道があったモデル・呂敏のせいで仕事を軽視するようになった、ゴリ押しバッシングでやる気を失ったなど、諸説飛び交うこととなりました」(スポーツ紙記者)  ちなみに西内の所属事務所・ライジングプロダクションは、稼ぎ頭の安室奈美恵が、2015年に他事務所へ移籍。また平愛梨も、結婚後は芸能活動をセーブしており、さらに先日、元SPEED・上原多香子の不倫騒動も勃発している。 「ライジングとしては、なんとしても西内の活動再開に期待したいところでしょうが、帰国がいつになるのか、本人が現在も再始動を考えているのか、不明確な点ばかりとなっています。このまま“消えた女優”になる可能性もありますよ」(同)  1990年代後半からグラドルとして活動を始め、主演を含む数々の連続ドラマに出演した平山あやも、いつしか“消えかけ女優”となってしまっている。 「今年は、嵐・相葉雅紀主演の月9『貴族探偵』(フジテレビ系)にゲスト出演など、完全に引退したわけではないものの、ドラマにせよバラエティにせよ、出演は激減。一昔前のホリプロは、平山の営業に関して、類を見ないほどの情熱を見せていただけに、なぜこんな状況に陥ったのだろうか、と不思議がっている関係者も多いのでは。当時のような営業を続けていれば、平山は、現在の深田恭子や綾瀬はるかに並ぶようなポジションになっていたはず」(芸能プロ関係者)  小西真奈美も、なぜ消えかけているか真相が不明な女優の1人だ。 「一時期はドラマ主演、映画主演と超人気女優だったものの、現在では年に数回、ゲスト出演があるかどうかというレベルに。ネット上では『福山雅治との熱愛で干された』とささやかれていますが、マスコミ関係者の間では、“ガセ”とされています」(週刊誌記者)  10年、一部週刊誌が「小西と福山が結婚へ!」と報じたことで、両者は交際をウワサされることに。 「当時、小西が関係者に発送した、ある“招待状”に関して、『福山との結婚式の招待状なのではないか?』といったウワサが流れたんです。それを週刊誌が記事化したものの、実際には、まったく関係のないパーティーだったといわれています。この一件が原因で干されたとなれば、それはそれで事件ですが、実際に小西が活動の場を失っているのは事実。所属事務所を転々としているところをみると、小西自身になんらかの問題があるのではと思われますが」(同)  彼女たちは、今後も“消えた女優”予備軍を続けるのか、もしくは起死回生を狙っているのか――。

“舞台降板トラブル”渦中の女優・鈴木砂羽は「芸能界の豊田真由子」だった!?

舞台降板トラブル渦中の女優・鈴木砂羽は「芸能界の豊田真由子」だった!?の画像1
ホリプロオフィシャルサイトより
「要するに、人間性の問題なんですよ」  そう語るのは芸能プロ関係者だ。  女優・鈴木砂羽が“降板トラブル”で注目を集めている。鈴木が主演・初演出を手掛けた舞台『結婚の条件』で、公演初日の2日前に、出演女優の鳳恵弥と牧野美千子がドタキャン。その理由というのが、鈴木による土下座の強要など「人道にもとる数々の行為」というから、マスコミは飛びついた。  これに鈴木サイドは猛反発。土下座をさせたこともなければ、降板を迫ったこともないと完全否定している。  芸能界でもどちらに非があるか紛糾しているが、元宮崎県知事の東国原英夫氏は15日放送の『バイキング』(フジテレビ系)で次のように総括した。 「演出家で主演で、現場管理しないといけない立場の人間が、こういうゴタゴタが起きたということ自体、重く受け止めないといけない。リーダーとしての管理能力は現時点ではない」「役者、スタッフから一点でも尊敬されてないとできない。実績や才能、誰もが認めるという……。それが最初からなかったんじゃないかと推測する」  仰る通りだ。実は鈴木は「芸能界の豊田真由子」と言われるほど、気性が荒いことで知られる。過去には一部女性誌でADを怒鳴りつけたり「衣装がダサい!」と文句を言う姿が報じられている。鈴木を知る人物が明かす。 「力のある人に対する態度と、格下の人への態度が違いすぎるんです。自分より立場の弱い人には、言葉責めを繰り返す。それが原因で彼女の元を離れた者は1人や2人ではありません。『このハゲー!!』の大絶叫で問題になった豊田真由子議員も、常習的なパワハラ言動で秘書がどんどん辞めていった。2人は根幹的な部分がソックリ。人望がないんです」  公演直前に降板した2女優もどうかと思うが、元を正せば、鈴木の資質が足りなかったのかもしれない――。