『櫻井・有吉THE夜会』でTOKIO松岡昌宏に嵐・相葉や大野からクレーム続出!? 9月21日(木)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也

【ゲスト】
21:57~22:54 『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系) 松岡昌宏

●V6

8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦

■続きはこちら

カテゴリー: 未分類

『櫻井・有吉THE夜会』でTOKIO松岡昌宏に嵐・相葉や大野からクレーム続出!? 9月21日(木)ジャニーズアイドル出演情報

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●TOKIO

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11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也

【ゲスト】
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最終回6.0%の『僕たちがやりました』 原作以上の残酷さに痺れる「物語が主人公を救わない」物語

最終回6.0%の『僕たちがやりました』原作以上の残酷さに痺れる「物語が主人公を救わない」物語の画像1
関西テレビ『僕たちがやりました』番組公式サイトより
 この8月で29歳になった窪田正孝が高校生役を演じることに「無理がある」とか「ない」とかいう話題も、すっかり懐かしくなった『僕たちがやりました』(フジテレビ系)も最終話。このドラマに関しては、気に食わない人は徹底的に気に食わなかったようで、視聴率は今回も6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と前回の第9話を下回りました。  で、結論から言えば、面白かったです。面白かったという感想を前提に、話を進めます。 (前回までのレビューはこちらから)  前回、野音で開催されているコンサートに乱入し、ド派手な“自首”を敢行したトビオ(窪田正孝)たち矢波高爆破事件の真犯人4人組。一度は揉み消されたその容疑を自白し、互いに手を取りながら「僕たちがやりました!」と絶叫。清々しい表情を浮かべていましたが、そんなに事は思い通りには進みません。何しろこのドラマでは、冒頭の爆破事件からして、何ひとつ彼らの思い通りには進まないのです。  彼らの“自首”がひとしきり終わると、ステージには動物マスクをかぶった怖い人たちがハンマーを担いで乱入。思い切り4人の頭をブッ叩いて、そのまま拉致していきました。  案の定、拉致したのは容疑をもみ消したパイセン(今野浩喜)の父親・輪島宗十郎(古田新太)の手下たちでした。トビオが目を覚ますと、廃倉庫のような場所。顧問弁護士の西塚(板尾創路)と、パイセンの異母弟で超怖いレイム(山田裕貴)がいて、一緒に拉致されてきたパイセンと伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)は正座させられています。  弁護士は、とりあえずパイセンだけ殺して闇に葬って、あとの3人は逃がすことにしたようです。マルと伊佐美は言うことを聞いてすぐ逃げましたが、トビオは逃げません。 「逃げた2人のほうが意味わかんねえよ、今までの自分、殺すために来たんじゃねえのかよ!」  レイムくんは、パイセンに加えてトビオも殺せることになったので、楽しそうです。飛びかかってきたトビオに暴れられてナイフこそ手放してしまったものの、パイセンに馬乗りになってボコボコにしています。 「上手くいくと思ったか? 世の中、お前が勝つようにはできてねえんだわ。ゴミは死ぬまでゴミなんだよ!」  拳とともに、レイムくんの言葉のナイフがパイセンに突き刺さります。しかしその直後、レイムくんの腹にパイセンの手にしたナイフがぐっさりと刺さるのでした。 「俺のどこが悪いねん、どこがゴミやねん。俺がゴミやったらお前らもゴミやぞ! 同じ人間ちゃうんか! みんなゴミちゃうんか! 生きる価値なんか、みなないぞ!」  転がるレイムくんに、今度はパイセンが馬乗りになります。 「俺はただ、楽しく生きたかっただけじゃ!」  ナイフが振り下ろされ、レイムくんは息絶えました。  レイムくんを殺害したパイセンを、警察が確保。それでも結局、輪島が裏から手を回し、パイセンは誤認逮捕で錯乱し、トビオたち高校生3人を脅迫して“自首”を試みたものの、結局「矢波高爆破事件は起こしていない」ということになり、トビオはまたしても罪を償う機会を失うのでした。  というところまでは、細部こそ違えど、ほぼ原作通り。ここから、大きな改変が行われることになります。 ■この改変に「主演・窪田正孝の見せ場を作る」以上の意味があったのか  このドラマは、オリジナルキャラを投入したり時系列をいじったりしながらも、話の筋の“面白さ”や“作品の思想”といった部分は、原作コミックに頼り切っていたように見えました。ドラマ単体で何かを主張することはなく、だからこそ原作ファンからも「原作通りだ!」という評価を得てきたのだと思います。  以前より、「ラストはオリジナルになる」と公言されてきた『僕やり』が、いよいよそのラストに向けて走り出すことになります。  普段からパイセンが入り浸っていたトビオたちの高校には、マスコミが大挙して押し寄せています。そのマスコミに対し、トビオは屋上から、再び“自首”を試みます。  自分たちが真犯人であることを証明するため、余っていた爆弾を教室の窓ガラスに仕掛け、それを爆発させたのです。2階の教室のガラスが、1枚割れます。とても、10人も死者が出るような爆発ではありません。 「あの日、俺らがやろうとしてたのは、たったこれだけのことだったんだよ!」  プロパンガスに引火し、大爆発が起こってしまったあの事件。10人も死んで、実感がわかなくて、ただ怖くて、ずっと逃げて、関係ない人まで巻き込んで、大事な人まで騙して、死ぬこともできなくて、そんな自分でも「最高の友だちだ」と言ってくれた爆破事件被害者の市橋(新田真剣佑)も自殺しちゃって、もうどうしたらいいのか、トビオは本当にわからないのです。  だから、やっぱり自首するしかなかった。自由になるためには、自首するしかなかった。 「ごめんなさい、ごめんなさい、頼むから、俺たちを捕まえてくれよ……」  トビオの告白は、しこたま胸を打ちます。テレビで見ていた伊佐美もマルも、すぐに出頭するしかありません。  自首することで自由になろうとした若者が、結局自首できず、罪を償う機会を与えられないまま、その後の人生を過ごす苦悩が描かれたのが、原作のラストでした。一方でドラマ版のトビオは、自首に成功します。  ここまで語られてきた物語の定義として「自由を得るための唯一の方法は自首」でした。そして原作では、「あの事件で自首できなかったから、その後もトビオは自由ではなかった」という形のエピローグになっています。ドラマでは、事件について正反対の落とし前がつけられました。どちらがいいとか悪いとかいう話ではなく、それだけ大きな改変が行われたということです。  おかげで、最終回にふさわしい主人公の大演説シーンが繰り広げられ、ドラマは大いに盛り上がることになりました。 ■「罪を償った」はずのドラマ版では、物語はトビオを救わない  トビオ、伊佐美、マルの3人は、どうやら少年院に送られたようです。出所後、トビオは職を転々としますが、どこに行っても矢波高爆破事件のネットニュース記事が残っているせいで、自主退社を余儀なくされています。もう事件から、10年が経っていました。  そしてある日、出所してきたパイセンが3人に集合をかけます。4人は再会を喜び合いますが、あのころのように楽しかったのは、ほんのひとときでした。  パイセンは、お笑い芸人を目指すと言います。小坂から大坂に改名し、獅子舞をかぶって「ファルコン大坂」という芸名で、ピン芸人をやると言うのです。もうすでに、ピンネタも作っていました。あまりにしょうもないので、伊佐美とマルは帰っちゃいました。  トビオは「人を殺してるのに、楽しそうに夢を語っている」パイセンが気に食わない様子。しかし、パイセンは「生きてんねんやから、しゃーないやろ」と言います。残っているのは「笑いだけなんよ」と。まあ初回からいろいろギャグとかやってたパイセンですが、売れる見込みがないことは誰の目にも明らかです。それでも「生きてんねんやから、しゃーないやろ」と。「トビオ、お前には何が残ってる?」と。  トビオは目を伏せ、静かにそれを言葉にします。 「ときどき、死にたくなる自分です」  パイセンの返事は重く、とても優しいものでした。 「そうか、でも、たまーに死にたくなるのが、お前が生きてる証拠や」  伊佐美は2人目の子どももできて、幸せに暮らしていました。マルは自首作戦に費やしたパイセンの金の余りをくすね、その資金でキャバクラを開業し、相変わらずしたたかに生きています。事件前に、彼らが標榜していた「そこそこの日常」を生きています。  この再会のくだりも、ほとんど原作のままのセリフ回しで再現されました。違うのは、原作のトビオも「ときどき死にたくなる」ものの、仕事も家庭もあって、それなりに「そこそこの日常」を生きているということです。その日常の中で、それでも絶対に拭いきれない罪悪感との折り合いの付け方を見出し、とりあえずは苦しみから解放されながら生きていくことになります。  ドラマ版のトビオは、「いつか望んでいたそこそこの日常は、もう永遠に手にすることはできない」と言います。「永遠に」だし、それでも「生きる、生き続けなきゃ……」と悲壮な決意を持って、終幕を迎えます。  これ、めちゃくちゃ残酷だなーと思ったんです。自首が成功して、少年院に入っても罪悪感が軽くならないなら、じゃあどうすればいいんですか、脚本家さんと。トビオは、ほんのイタズラに加担しただけで、一生苦しめというのですかと。そこそこの日常が永遠に手に入らない人生を、それでも「生き続けろ」と、最後の最後で主人公に救いを与えず突き放した脚本に、背筋が寒くなるのです。結果、ドラマ版の『僕たちがやりました』がトビオに与えた人生は、地獄そのものでしかありませんでした。  そしてたぶん、それは脚本が意図的に与えたものではなかったはずです。ドラマ版のオリジナルのラストシーンを模索していくうちに、やはり窪田くんの見せ場を増やした方がよかろうという判断から「屋上での大演説→自首成功」というシークエンスが生まれ、それにGOサインが出た。結果、自由になりたくて自首したはずのトビオに、物語は自由を与えることができなかった。表面上は取り繕ったものの、どうしても思想的な辻褄が合わなくなってしまったのだと思います。  最終回を盛り上げることと引き換えに、物語のメッセージがボヤけることになった。テレビドラマとしてそれがいいとか悪いとかいう話でなく、じっくり見ていて「そういう状態になってるなー」と感じた、という話です。 ■じゃあ、どこが面白かったのか  テンポのいい演出と劇伴がいいね、ということは何度も書いていますが、『僕たちがやりました』の最大の長所は、やっぱり俳優だと思います。  主演の窪田正孝は、初回のボンヤリ感からして見事に高校生だったと思いますし、中盤の逃亡シーンでも、そのボンヤリ感をずっと残したまま、過酷な状況に身を置いていました。  ボンヤリ感がクライマックスまで残っていたことにより、最終回の屋上での演説の必死感、たどり着いた感がより際だつことになったと思います。“キャラが薄い”ことが個性だったトビオという役を、キャラが薄いまま最終局面まで運んできたのは明らかに計算された演技プランのはずですし、第1話の冒頭と最終話のラストで、まるで別人のような顔に見えたことは、主役が物語を演じきったことの証左だと思います。  間宮祥太朗と葉山奨之は、このドラマを見ていた人からすると、しばらくは「伊佐美の人」「マルの人」というイメージが抜けないのではないでしょうか。ともにマンガ的なデフォルメを残しつつ、デフォルメのないトビオとの対話を違和感なくこなしていました。その上で間宮は根っからのヤリチンに見えたし、葉山はクソ野郎に見える。そして、間宮は最終話でも基本いい奴であまり変わってないし、葉山はクソ高校生からクソ度合が増したクソ大人に成長しているように見える。振る舞いひとつにも、彼らに流れた10年が見えたような気がします。  永野芽郁はすごいですね。17歳でこの落ち着き、この存在感。セリフ回しにリアリティあるし、表情の変化も大きくて、見ていて楽しい女優さんです。川栄李奈は役回りの関係で振り幅が少なく、能力全開とはいきませんでしたが、安定感あってよかったと思います。 ■そして何より、パイセンなんです  第1話のレビューも書きましたが、この物語のキーになるのは、明らかにパイセンだと思いました。キャラも顔面もセリフも、まったくリアリティが考慮されないマンガキャラ。普通に考えて、実写にしたらスベるし、冷めるし、画面から浮くし、演じる俳優が損をする役回りです。そういうキャラが、物語の中心に立ってる。難役だし、重い仕事だと思いました。  今野浩喜、最初から最後まで、まったくスベってません。画面上でスベりながら、役柄としてスベらない。こんなことをできる役者って、日本に何人いるのかってレベルだと思いました。ホメ過ぎでもなんでもなく、すげえー! と思ったのです。  というか、白状してしまえば、わたしは今野くんとは古い知り合いで、彼のキャリアについてもよく知っていますので、今野くんが校舎の壁を乗り越えたり護送車に乗せられたりしているシーンには変な笑いが出てしまいましたし、最終回で「俺には笑いしか残ってない」とか言われたら変に泣きそうになってしまったりしちゃうわけですが(このセリフは今野への当て書きではなく原作通りです)、そういうの抜きにしても、この作品での当たり役は俳優としてのさらなる飛躍のきっかけになると思うし、なってほしいと願うのです。  独特な顔面に加え、長年コントで培った独特な会話リズム、ナレーション仕事もこなす意外に独特な美声、奇妙に整った独特なスタイルなど、使われようによっては、まだまだ新しい今野浩喜が見られると思いますので、みなさま何卒よろしくお願いいたします。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

最終回6.0%の『僕たちがやりました』 原作以上の残酷さに痺れる「物語が主人公を救わない」物語

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関西テレビ『僕たちがやりました』番組公式サイトより
 この8月で29歳になった窪田正孝が高校生役を演じることに「無理がある」とか「ない」とかいう話題も、すっかり懐かしくなった『僕たちがやりました』(フジテレビ系)も最終話。このドラマに関しては、気に食わない人は徹底的に気に食わなかったようで、視聴率は今回も6.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と前回の第9話を下回りました。  で、結論から言えば、面白かったです。面白かったという感想を前提に、話を進めます。 (前回までのレビューはこちらから)  前回、野音で開催されているコンサートに乱入し、ド派手な“自首”を敢行したトビオ(窪田正孝)たち矢波高爆破事件の真犯人4人組。一度は揉み消されたその容疑を自白し、互いに手を取りながら「僕たちがやりました!」と絶叫。清々しい表情を浮かべていましたが、そんなに事は思い通りには進みません。何しろこのドラマでは、冒頭の爆破事件からして、何ひとつ彼らの思い通りには進まないのです。  彼らの“自首”がひとしきり終わると、ステージには動物マスクをかぶった怖い人たちがハンマーを担いで乱入。思い切り4人の頭をブッ叩いて、そのまま拉致していきました。  案の定、拉致したのは容疑をもみ消したパイセン(今野浩喜)の父親・輪島宗十郎(古田新太)の手下たちでした。トビオが目を覚ますと、廃倉庫のような場所。顧問弁護士の西塚(板尾創路)と、パイセンの異母弟で超怖いレイム(山田裕貴)がいて、一緒に拉致されてきたパイセンと伊佐美(間宮祥太朗)、マル(葉山奨之)は正座させられています。  弁護士は、とりあえずパイセンだけ殺して闇に葬って、あとの3人は逃がすことにしたようです。マルと伊佐美は言うことを聞いてすぐ逃げましたが、トビオは逃げません。 「逃げた2人のほうが意味わかんねえよ、今までの自分、殺すために来たんじゃねえのかよ!」  レイムくんは、パイセンに加えてトビオも殺せることになったので、楽しそうです。飛びかかってきたトビオに暴れられてナイフこそ手放してしまったものの、パイセンに馬乗りになってボコボコにしています。 「上手くいくと思ったか? 世の中、お前が勝つようにはできてねえんだわ。ゴミは死ぬまでゴミなんだよ!」  拳とともに、レイムくんの言葉のナイフがパイセンに突き刺さります。しかしその直後、レイムくんの腹にパイセンの手にしたナイフがぐっさりと刺さるのでした。 「俺のどこが悪いねん、どこがゴミやねん。俺がゴミやったらお前らもゴミやぞ! 同じ人間ちゃうんか! みんなゴミちゃうんか! 生きる価値なんか、みなないぞ!」  転がるレイムくんに、今度はパイセンが馬乗りになります。 「俺はただ、楽しく生きたかっただけじゃ!」  ナイフが振り下ろされ、レイムくんは息絶えました。  レイムくんを殺害したパイセンを、警察が確保。それでも結局、輪島が裏から手を回し、パイセンは誤認逮捕で錯乱し、トビオたち高校生3人を脅迫して“自首”を試みたものの、結局「矢波高爆破事件は起こしていない」ということになり、トビオはまたしても罪を償う機会を失うのでした。  というところまでは、細部こそ違えど、ほぼ原作通り。ここから、大きな改変が行われることになります。 ■この改変に「主演・窪田正孝の見せ場を作る」以上の意味があったのか  このドラマは、オリジナルキャラを投入したり時系列をいじったりしながらも、話の筋の“面白さ”や“作品の思想”といった部分は、原作コミックに頼り切っていたように見えました。ドラマ単体で何かを主張することはなく、だからこそ原作ファンからも「原作通りだ!」という評価を得てきたのだと思います。  以前より、「ラストはオリジナルになる」と公言されてきた『僕やり』が、いよいよそのラストに向けて走り出すことになります。  普段からパイセンが入り浸っていたトビオたちの高校には、マスコミが大挙して押し寄せています。そのマスコミに対し、トビオは屋上から、再び“自首”を試みます。  自分たちが真犯人であることを証明するため、余っていた爆弾を教室の窓ガラスに仕掛け、それを爆発させたのです。2階の教室のガラスが、1枚割れます。とても、10人も死者が出るような爆発ではありません。 「あの日、俺らがやろうとしてたのは、たったこれだけのことだったんだよ!」  プロパンガスに引火し、大爆発が起こってしまったあの事件。10人も死んで、実感がわかなくて、ただ怖くて、ずっと逃げて、関係ない人まで巻き込んで、大事な人まで騙して、死ぬこともできなくて、そんな自分でも「最高の友だちだ」と言ってくれた爆破事件被害者の市橋(新田真剣佑)も自殺しちゃって、もうどうしたらいいのか、トビオは本当にわからないのです。  だから、やっぱり自首するしかなかった。自由になるためには、自首するしかなかった。 「ごめんなさい、ごめんなさい、頼むから、俺たちを捕まえてくれよ……」  トビオの告白は、しこたま胸を打ちます。テレビで見ていた伊佐美もマルも、すぐに出頭するしかありません。  自首することで自由になろうとした若者が、結局自首できず、罪を償う機会を与えられないまま、その後の人生を過ごす苦悩が描かれたのが、原作のラストでした。一方でドラマ版のトビオは、自首に成功します。  ここまで語られてきた物語の定義として「自由を得るための唯一の方法は自首」でした。そして原作では、「あの事件で自首できなかったから、その後もトビオは自由ではなかった」という形のエピローグになっています。ドラマでは、事件について正反対の落とし前がつけられました。どちらがいいとか悪いとかいう話ではなく、それだけ大きな改変が行われたということです。  おかげで、最終回にふさわしい主人公の大演説シーンが繰り広げられ、ドラマは大いに盛り上がることになりました。 ■「罪を償った」はずのドラマ版では、物語はトビオを救わない  トビオ、伊佐美、マルの3人は、どうやら少年院に送られたようです。出所後、トビオは職を転々としますが、どこに行っても矢波高爆破事件のネットニュース記事が残っているせいで、自主退社を余儀なくされています。もう事件から、10年が経っていました。  そしてある日、出所してきたパイセンが3人に集合をかけます。4人は再会を喜び合いますが、あのころのように楽しかったのは、ほんのひとときでした。  パイセンは、お笑い芸人を目指すと言います。小坂から大坂に改名し、獅子舞をかぶって「ファルコン大坂」という芸名で、ピン芸人をやると言うのです。もうすでに、ピンネタも作っていました。あまりにしょうもないので、伊佐美とマルは帰っちゃいました。  トビオは「人を殺してるのに、楽しそうに夢を語っている」パイセンが気に食わない様子。しかし、パイセンは「生きてんねんやから、しゃーないやろ」と言います。残っているのは「笑いだけなんよ」と。まあ初回からいろいろギャグとかやってたパイセンですが、売れる見込みがないことは誰の目にも明らかです。それでも「生きてんねんやから、しゃーないやろ」と。「トビオ、お前には何が残ってる?」と。  トビオは目を伏せ、静かにそれを言葉にします。 「ときどき、死にたくなる自分です」  パイセンの返事は重く、とても優しいものでした。 「そうか、でも、たまーに死にたくなるのが、お前が生きてる証拠や」  伊佐美は2人目の子どももできて、幸せに暮らしていました。マルは自首作戦に費やしたパイセンの金の余りをくすね、その資金でキャバクラを開業し、相変わらずしたたかに生きています。事件前に、彼らが標榜していた「そこそこの日常」を生きています。  この再会のくだりも、ほとんど原作のままのセリフ回しで再現されました。違うのは、原作のトビオも「ときどき死にたくなる」ものの、仕事も家庭もあって、それなりに「そこそこの日常」を生きているということです。その日常の中で、それでも絶対に拭いきれない罪悪感との折り合いの付け方を見出し、とりあえずは苦しみから解放されながら生きていくことになります。  ドラマ版のトビオは、「いつか望んでいたそこそこの日常は、もう永遠に手にすることはできない」と言います。「永遠に」だし、それでも「生きる、生き続けなきゃ……」と悲壮な決意を持って、終幕を迎えます。  これ、めちゃくちゃ残酷だなーと思ったんです。自首が成功して、少年院に入っても罪悪感が軽くならないなら、じゃあどうすればいいんですか、脚本家さんと。トビオは、ほんのイタズラに加担しただけで、一生苦しめというのですかと。そこそこの日常が永遠に手に入らない人生を、それでも「生き続けろ」と、最後の最後で主人公に救いを与えず突き放した脚本に、背筋が寒くなるのです。結果、ドラマ版の『僕たちがやりました』がトビオに与えた人生は、地獄そのものでしかありませんでした。  そしてたぶん、それは脚本が意図的に与えたものではなかったはずです。ドラマ版のオリジナルのラストシーンを模索していくうちに、やはり窪田くんの見せ場を増やした方がよかろうという判断から「屋上での大演説→自首成功」というシークエンスが生まれ、それにGOサインが出た。結果、自由になりたくて自首したはずのトビオに、物語は自由を与えることができなかった。表面上は取り繕ったものの、どうしても思想的な辻褄が合わなくなってしまったのだと思います。  最終回を盛り上げることと引き換えに、物語のメッセージがボヤけることになった。テレビドラマとしてそれがいいとか悪いとかいう話でなく、じっくり見ていて「そういう状態になってるなー」と感じた、という話です。 ■じゃあ、どこが面白かったのか  テンポのいい演出と劇伴がいいね、ということは何度も書いていますが、『僕たちがやりました』の最大の長所は、やっぱり俳優だと思います。  主演の窪田正孝は、初回のボンヤリ感からして見事に高校生だったと思いますし、中盤の逃亡シーンでも、そのボンヤリ感をずっと残したまま、過酷な状況に身を置いていました。  ボンヤリ感がクライマックスまで残っていたことにより、最終回の屋上での演説の必死感、たどり着いた感がより際だつことになったと思います。“キャラが薄い”ことが個性だったトビオという役を、キャラが薄いまま最終局面まで運んできたのは明らかに計算された演技プランのはずですし、第1話の冒頭と最終話のラストで、まるで別人のような顔に見えたことは、主役が物語を演じきったことの証左だと思います。  間宮祥太朗と葉山奨之は、このドラマを見ていた人からすると、しばらくは「伊佐美の人」「マルの人」というイメージが抜けないのではないでしょうか。ともにマンガ的なデフォルメを残しつつ、デフォルメのないトビオとの対話を違和感なくこなしていました。その上で間宮は根っからのヤリチンに見えたし、葉山はクソ野郎に見える。そして、間宮は最終話でも基本いい奴であまり変わってないし、葉山はクソ高校生からクソ度合が増したクソ大人に成長しているように見える。振る舞いひとつにも、彼らに流れた10年が見えたような気がします。  永野芽郁はすごいですね。17歳でこの落ち着き、この存在感。セリフ回しにリアリティあるし、表情の変化も大きくて、見ていて楽しい女優さんです。川栄李奈は役回りの関係で振り幅が少なく、能力全開とはいきませんでしたが、安定感あってよかったと思います。 ■そして何より、パイセンなんです  第1話のレビューも書きましたが、この物語のキーになるのは、明らかにパイセンだと思いました。キャラも顔面もセリフも、まったくリアリティが考慮されないマンガキャラ。普通に考えて、実写にしたらスベるし、冷めるし、画面から浮くし、演じる俳優が損をする役回りです。そういうキャラが、物語の中心に立ってる。難役だし、重い仕事だと思いました。  今野浩喜、最初から最後まで、まったくスベってません。画面上でスベりながら、役柄としてスベらない。こんなことをできる役者って、日本に何人いるのかってレベルだと思いました。ホメ過ぎでもなんでもなく、すげえー! と思ったのです。  というか、白状してしまえば、わたしは今野くんとは古い知り合いで、彼のキャリアについてもよく知っていますので、今野くんが校舎の壁を乗り越えたり護送車に乗せられたりしているシーンには変な笑いが出てしまいましたし、最終回で「俺には笑いしか残ってない」とか言われたら変に泣きそうになってしまったりしちゃうわけですが(このセリフは今野への当て書きではなく原作通りです)、そういうの抜きにしても、この作品での当たり役は俳優としてのさらなる飛躍のきっかけになると思うし、なってほしいと願うのです。  独特な顔面に加え、長年コントで培った独特な会話リズム、ナレーション仕事もこなす意外に独特な美声、奇妙に整った独特なスタイルなど、使われようによっては、まだまだ新しい今野浩喜が見られると思いますので、みなさま何卒よろしくお願いいたします。 (文=どらまっ子AKIちゃん)

安室奈美恵、突然の引退発表に業界震撼! “泥沼”移籍騒動が尾を引いたか……?

安室奈美恵、突然の引退発表に業界震撼! 泥沼移籍騒動が尾を引いたか……?の画像1
安室奈美恵公式サイトより
 20日、歌手の安室奈美恵が公式サイトで引退を発表した。16日にデビュー25周年を迎えたばかりの安室だが、1年後の「2018年9月16日をもって引退することを決意致しました」とのコメントとともに、「私らしく2018年9月16日を迎えたいと思います。」「安室奈美恵の最後の1年を、どうぞよろしくお願い致します」とファンに向けてメッセージを送っている。  最近でも、10月スタートのドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)や、アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)に主題歌を提供し、16・17日に故郷・沖縄で25周年ライブを開催、2日間で5万2,000人を動員するなど精力的な活動を続けている最中での突然の引退発表に、ファンや関係者の間には衝撃が走った。  1990年代に絶大な人気を獲得し、安室のファッションを真似る「アムラー」が社会現象にもなったトップアーティストだが、その道のりは決して順風満帆ではなかった。  ここでは、2014年~15年に起こった“泥沼”移籍騒動を振り返る。もしかしたら、このゴタゴタがまだ尾を引いていたのかもしれない……。  * * * 安室奈美恵がエイベックスにブチ切れ!? レコード会社“移籍騒動”に拍車か http://www.cyzo.com/2014/07/post_17767.html 独立潰しのためにリーク? 突如降って湧いた“歌姫”安室奈美恵・独立報道の怪 http://www.cyzo.com/2014/08/post_18177.html 法廷闘争へ突入!? 独立騒動の“仕掛け人”との親密ぶりもバレた安室奈美恵の今後 http://www.cyzo.com/2014/08/post_18192.html “独立騒動”の安室奈美恵、所属事務所との決定的な亀裂は東日本大震災だった http://www.cyzo.com/2014/08/post_18301.html 独立問題渦中の安室奈美恵、黒幕報道を仕掛けた“黒幕”とは―― http://www.cyzo.com/2014/08/post_18312.html 泥沼化する安室奈美恵の独立騒動が、“事務所優勢”のワケとは? http://www.cyzo.com/2014/08/post_18466.html 謝罪するも決裂! “歌姫”安室奈美恵のエイベックス入りを実現させた黒幕とは? http://www.cyzo.com/2015/01/post_20219.html

安室奈美恵、突然の引退発表に業界震撼! “泥沼”移籍騒動が尾を引いたか……?

安室奈美恵、突然の引退発表に業界震撼! 泥沼移籍騒動が尾を引いたか……?の画像1
安室奈美恵公式サイトより
 20日、歌手の安室奈美恵が公式サイトで引退を発表した。16日にデビュー25周年を迎えたばかりの安室だが、1年後の「2018年9月16日をもって引退することを決意致しました」とのコメントとともに、「私らしく2018年9月16日を迎えたいと思います。」「安室奈美恵の最後の1年を、どうぞよろしくお願い致します」とファンに向けてメッセージを送っている。  最近でも、10月スタートのドラマ『監獄のお姫さま』(TBS系)や、アニメ『ONE PIECE』(フジテレビ系)に主題歌を提供し、16・17日に故郷・沖縄で25周年ライブを開催、2日間で5万2,000人を動員するなど精力的な活動を続けている最中での突然の引退発表に、ファンや関係者の間には衝撃が走った。  1990年代に絶大な人気を獲得し、安室のファッションを真似る「アムラー」が社会現象にもなったトップアーティストだが、その道のりは決して順風満帆ではなかった。  ここでは、2014年~15年に起こった“泥沼”移籍騒動を振り返る。もしかしたら、このゴタゴタがまだ尾を引いていたのかもしれない……。  * * * 安室奈美恵がエイベックスにブチ切れ!? レコード会社“移籍騒動”に拍車か http://www.cyzo.com/2014/07/post_17767.html 独立潰しのためにリーク? 突如降って湧いた“歌姫”安室奈美恵・独立報道の怪 http://www.cyzo.com/2014/08/post_18177.html 法廷闘争へ突入!? 独立騒動の“仕掛け人”との親密ぶりもバレた安室奈美恵の今後 http://www.cyzo.com/2014/08/post_18192.html “独立騒動”の安室奈美恵、所属事務所との決定的な亀裂は東日本大震災だった http://www.cyzo.com/2014/08/post_18301.html 独立問題渦中の安室奈美恵、黒幕報道を仕掛けた“黒幕”とは―― http://www.cyzo.com/2014/08/post_18312.html 泥沼化する安室奈美恵の独立騒動が、“事務所優勢”のワケとは? http://www.cyzo.com/2014/08/post_18466.html 謝罪するも決裂! “歌姫”安室奈美恵のエイベックス入りを実現させた黒幕とは? http://www.cyzo.com/2015/01/post_20219.html

元AKB48・大島優子の留学先はニューヨーク? “Fワード騒動”で広告業界から見放されたか

元AKB48・大島優子の留学先はニューヨーク?Fワード騒動で広告業界から見放されたかの画像1
 元AKB48の大島優子(28)が、すでに語学留学のため渡航したと、一部スポーツ紙が報じている。  7月2日に仙台で行われたファンミーティングで、「人生チャレンジ」のために渡航すると発表。所属事務所は、留学は認めているが、渡航先やスケジュールについては、なぜかノーコメントを貫いている。  しかし、今月20日のサンケイスポーツが、行き先について米・ニューヨークであると報道。記事によれば、期間は約1年だといい、すでに渡航したという。 「大島は2014年にTwitterで『一週間ほどNY行ってたよ』と報告。昨年にも、元AKB48・前田敦子と共に2週間滞在していたことを報告しており、大島にとっては行き慣れた地。今年4月に、元AKB48の篠田麻里子もニューヨークに短期留学していたほか、元AKB48・板野友美もたびたびニューヨークを訪れるなど、AKB48の全盛期メンバーは、こぞってニューヨークがお好きなようです」(芸能記者)  大島といえば、6月にFワードが書かれた帽子を用い、結婚発表した元NMB48・須藤凜々花を批判する動画を配信。これが「下品」「性格悪すぎ」「不快」と大バッシングを浴び、大島はTwitterで謝罪した。 「渡航発表が騒動の直後だっただけに、『逃げた』『干された』という疑惑が付きまとっている。大島は現在、花王、第一三共ヘルスケア、外為オンラインなど複数のCM契約が残っており、そんなタイミングで休業を宣言するのは、タレントとしてかなりリスキー。炎上騒動で契約更新が難しくなったため、留学に踏み切ったのでは? との疑惑が浮上しています」(同)  騒動でかなりのイメージダウンを伴った大島。帰国後は、“Fワード女優”のイメージをも払拭するほどの成長を見せてくれるだろうか?

ジャニーズを楽しめずハマれなくなった……“事務所担”を苛む「SMAPロス」の空虚感

 香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の3人が9月8日にジャニーズ事務所を退社。新たな一歩を踏み出した。

 退社当日を迎えるまで、いや、今もやっぱりSMAPがなくなってしまったという実感が、どうしても湧かない。実際、ファンの中にはまだあきらめていない人たち、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで再集結するのではないか、などといった希望を持ち続けている人も大勢いる。ジャニーズ事務所への復讐の炎を、心に燃やし続ける人だっている。

 一方、世間の反応は、「週刊文春」(文藝春秋)の第一報以降、長期にわたって報道されてきたジャニーズ派閥問題、後継者争いの話題に飽きてしまった人や疲れてしまった人、「ブラック企業」という印象を持った人、何事もなかったかのように忘れかけている人などさまざまだ。

 バラエティでの活路を切り拓いたこと、月9をはじめ、多数のドラマで女性たちを魅了し、「アイドル」という枠を超越したSMAP。だが、その功績を語るといった気分には、まだなれない。一連の報道で、BGMに「世界に一つだけの花」「ライオンハート」「BEST FRIEND」が使われすぎたことで、本来は非常に良い曲にもかかわらず、自分の中ではいずれも暗く重い気持ちになる、つらい曲になってしまった。

 SMAPメンバーたちの個人仕事を見たり、耳にしたりするたび、実はあまり変わっていないことを感じ、ホッとする面もある。

 だが、もともとSMAPオンリーファンではなく、SMAPを含めたジャニーズ事務所全体の「箱推し」、言ってみれば「事務所担」の自分などは、SMAP騒動以降なんだか空っぽな状態になってしまっている。

 一部のSMAPオンリーファンのように希望を持ち続けることもできず、もちろん何事もなかったかのようにもできない。その影響を強く感じるのが、このところ、ジャニーズの番組全般を楽しめなくなってしまっていることだ。

 ジャニーズのバラエティ番組が、どれもなんとなくマンネリに思えてしまって笑えないし、ドラマもなかなかハマれない。かつて階段からあふれるほど大勢のジャニーズJr.が『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演した際などは、その勢いに興奮しワクワクしたものだが、最近はメインメンバーの顔ぶれが少しずつ変わっていても、「また太鼓とローラースケートとバトンか」などと既視感ばかり覚えてしまう。

 また、かつては『ジャニーズカウントダウン』だけで見られる特別感があった、デビュー組によるコラボ「ジャニーズシャッフルメドレー」なども、今は音楽特番で必ずと言っていいほど披露されるようになり、新鮮味がなくなってしまった。しかも、かつては「ダンス特化ユニット」「歌うまユニット」など、それなりのテーマ性が感じられ、スペシャル感を覚えていたのに、最近では「どのユニットが良いかなー。どこも統一感がなくて、意外性もなくて、似たり寄ったりだな」などと感じてしまう。

 もちろん、こうしたジャニーズシャッフルユニットの類にSMAPはもともと加わっていない。そこにはマネジメントなどの諸事情があったわけだが、それでも他グループと横並びにならないSMAPの特別感にファンはあこがれを抱いた。

 また、そんな「孤高」の存在に見えたSMAPが、東日本大震災復興支援プロジェクト「Marching J」に参加し、他グループを牽引していったときには、心底頼もしさを感じ、勇気づけられる気持ちになったものだ。だが、思えばここから、事務所の派閥争いなど、不穏な空気が流れ始めていたのかもしれない。

 目の前のことが楽しめず、振り返ってしまってばかりの今の状態を言葉にするなら、それは「SMAPロス」なのだろう。自分のような「事務所推し」ですら、拭い去れない空虚感に苛まれていることを考えると、SMAPロスの大きさはどれほどのものだろうか。

ここからはさまざまな人々の「SMAPロス」を取材していきたいと思う。
(田幸和歌子)

 

ジャニーズを楽しめずハマれなくなった……“事務所担”を苛む「SMAPロス」の空虚感

 香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の3人が9月8日にジャニーズ事務所を退社。新たな一歩を踏み出した。

 退社当日を迎えるまで、いや、今もやっぱりSMAPがなくなってしまったという実感が、どうしても湧かない。実際、ファンの中にはまだあきらめていない人たち、2020年の東京オリンピック・パラリンピックで再集結するのではないか、などといった希望を持ち続けている人も大勢いる。ジャニーズ事務所への復讐の炎を、心に燃やし続ける人だっている。

 一方、世間の反応は、「週刊文春」(文藝春秋)の第一報以降、長期にわたって報道されてきたジャニーズ派閥問題、後継者争いの話題に飽きてしまった人や疲れてしまった人、「ブラック企業」という印象を持った人、何事もなかったかのように忘れかけている人などさまざまだ。

 バラエティでの活路を切り拓いたこと、月9をはじめ、多数のドラマで女性たちを魅了し、「アイドル」という枠を超越したSMAP。だが、その功績を語るといった気分には、まだなれない。一連の報道で、BGMに「世界に一つだけの花」「ライオンハート」「BEST FRIEND」が使われすぎたことで、本来は非常に良い曲にもかかわらず、自分の中ではいずれも暗く重い気持ちになる、つらい曲になってしまった。

 SMAPメンバーたちの個人仕事を見たり、耳にしたりするたび、実はあまり変わっていないことを感じ、ホッとする面もある。

 だが、もともとSMAPオンリーファンではなく、SMAPを含めたジャニーズ事務所全体の「箱推し」、言ってみれば「事務所担」の自分などは、SMAP騒動以降なんだか空っぽな状態になってしまっている。

 一部のSMAPオンリーファンのように希望を持ち続けることもできず、もちろん何事もなかったかのようにもできない。その影響を強く感じるのが、このところ、ジャニーズの番組全般を楽しめなくなってしまっていることだ。

 ジャニーズのバラエティ番組が、どれもなんとなくマンネリに思えてしまって笑えないし、ドラマもなかなかハマれない。かつて階段からあふれるほど大勢のジャニーズJr.が『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演した際などは、その勢いに興奮しワクワクしたものだが、最近はメインメンバーの顔ぶれが少しずつ変わっていても、「また太鼓とローラースケートとバトンか」などと既視感ばかり覚えてしまう。

 また、かつては『ジャニーズカウントダウン』だけで見られる特別感があった、デビュー組によるコラボ「ジャニーズシャッフルメドレー」なども、今は音楽特番で必ずと言っていいほど披露されるようになり、新鮮味がなくなってしまった。しかも、かつては「ダンス特化ユニット」「歌うまユニット」など、それなりのテーマ性が感じられ、スペシャル感を覚えていたのに、最近では「どのユニットが良いかなー。どこも統一感がなくて、意外性もなくて、似たり寄ったりだな」などと感じてしまう。

 もちろん、こうしたジャニーズシャッフルユニットの類にSMAPはもともと加わっていない。そこにはマネジメントなどの諸事情があったわけだが、それでも他グループと横並びにならないSMAPの特別感にファンはあこがれを抱いた。

 また、そんな「孤高」の存在に見えたSMAPが、東日本大震災復興支援プロジェクト「Marching J」に参加し、他グループを牽引していったときには、心底頼もしさを感じ、勇気づけられる気持ちになったものだ。だが、思えばここから、事務所の派閥争いなど、不穏な空気が流れ始めていたのかもしれない。

 目の前のことが楽しめず、振り返ってしまってばかりの今の状態を言葉にするなら、それは「SMAPロス」なのだろう。自分のような「事務所推し」ですら、拭い去れない空虚感に苛まれていることを考えると、SMAPロスの大きさはどれほどのものだろうか。

ここからはさまざまな人々の「SMAPロス」を取材していきたいと思う。
(田幸和歌子)

 

小森純、ペニオク騒動を謝罪! ほしのあき、熊田曜子、永井大……“ステマ芸能人”その後

 9月20日放送の『良かれと思って!』(フジテレビ系)に小森純が出演し、かつて世間を騒がせた“ペニオク騒動”について謝罪するという。しかし、同騒動が取り沙汰されたのは2012年のことで、小森もすでに何度か謝罪しているだけに、業界関係者の間では「今さら蒸し返すな!」と波紋を呼んでいるようだ。

「同騒動は、参加者が入札しても事実上落札できない仕組みの“ペニーオークションサイト”の宣伝を、複数のタレントがブログで行っていたと発覚し、大炎上した“ステマ騒動”のこと。小森は11年、業者から紹介料を受け取り、自身のブログで、実際は落札していない商品を“落札した”と紹介する投稿をしていました」(テレビ局関係者)

 関与発覚後、小森本人の謝罪以外に、所属事務所のホームページでも説明が行われたが……。

「事務所は、騒動に巻き込まれた経緯について『日頃よりお付き合いのあるスタイリスト』から頼まれ、小森のブログに『依頼主からきた文章をそのまま掲載』したと説明。一方、小森はブログで『今回、2年前のオークション記事に関して、その頃の私達の軽率な行動で、ファンの方を裏切ることになってしまい、本当に申し訳ございませんでした』などと謝罪しました。ネット上では、この謝罪に対して、『事務所やスタイリストのせいにしてる』といったバッシングが巻き起こりました」(同)

 その後、ブログを閉鎖してしばらく活動を自粛していた小森は、13年に情報番組『サンデー・ジャポン』(TBS系)に生出演し、あらためて謝罪。しかし、小森は今も本格復活を果たせていない状況だ。

「そもそもあの騒動以前から、小森の業界内での評判はイマイチだった。世間からの批判を受けても、小森をサポートしようという業界人がいなかったため、テレビから消えてしまったのでしょう。それに小森自身も、テレビ以外の仕事に活路を見いだそうとしていたのでは」(同)

 一方で、同騒動で最初に名前が報じられたほしのあきは、世間から“主犯”のような扱いを受けていた。

「ほしのも13年にブログで騒動を謝罪し、その後は活動をセーブ。今では芸能人のブログに近影が載っていたと、時々話題に上がるくらいです。ただ、ほしのの場合は11年にJRA騎手・三浦皇成と結婚したことで、芸能活動に見切りをつけていたところもあってようで、無理して復帰する気もなさそうです」(芸能プロ関係者)

 また、熊田曜子は明確に謝罪することもなく、しれっと復帰したため、ネット上だけではなく、伊集院光からもラジオ番組で批判されて炎上。最近ようやくテレビ出演を取り戻しているものの、悪印象を残したままだ。

「そのほか、永井大は事務所を通じ、実際に商品を落札したものの『安すぎる』ことを不審に思ってすぐに返却していたと釈明しましたが、『そんなワケあるか』『嘘くさい』と、やはり炎上に発展。さらに、15年には暴力団関係者との金銭トラブルも報じられ、今やメディアではほとんど見かけなくなってしまいました」(同)

 そんな中、小森が再びテレビでペニオク騒動に言及するとあって、関与していたタレントの関係者らは「なんで今さら……」と眉をひそめているという。今回のテレビ出演は、小森にとって吉と出るのだろうか。