青山テルマがテレビ露出急増で必死PRも、最新アルバムは964枚の大爆死

 最近急激にバラエティ番組への露出が増加している青山テルマ(29)。ネット上では「最近テレビで青山テルマよく見るけどなんで?」「なんでテレビ出まくってるの? いつの間にか歌姫からヤンキーになってるし…」「最近めっちゃテレビ出てるのマジで謎過ぎるし髪型も意味わからんし」と疑問の声が続出している。  テルマのテレビ露出が増え始めたのは7月頃からである。7月に『痛快TV スカッとジャパン 3時間SP』(フジテレビ系)、8月には『有吉ジャポン』(TBS系)『スクール革命!』(日本テレビ系)『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)、9月にいたっては『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)、『有吉の夏休み2017』(フジテレビ系)、『ザ! 世界仰天ニュース』(日本テレビ系)、『うちのガヤがすみません!』(日本テレビ系)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)、『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)など数々の人気番組にゲスト出演し、存在感をアピールしてきた。  青山テルマの露出が増加している理由のひとつは、9月6日にリリースしたデビュー10周年アニバーサリーアルバム「10TH DIARY」のPRだ。しかし、iTunes「J-POP」アルバムランキングでは48位と健闘しているものの、9月18日付けの「オリコン週間アルバムランキングランキング」では、売上枚数964枚で65位。Amazonの「MUSIC J-POP」カテゴリでも定価3,240円(税込)の通常盤がランキング555位、定価4,104円(税込)の初回盤は829位と苦戦している。  そもそもテルマの生み出した曲は、2008年の「そばにいるね」でオリコンシングルランキング1位を獲得して以降、次にリリースした「何度も」以外はすべてトップ10圏外。2012年リリースの「君に会えるから… feat. SPICY CHOCOLATE,RYO the SKYWALKER」が180位を記録して以降CDシングルのリリースはなく、デジタルシングルを配信する形を取っている。2016年4月にミニアルバム「PINK TEARS」を発売しているが、こちらのオリコン最高順位は262位と非常に低く、推定累積売上枚数は324枚だった。  今回アルバム発売を記念したライブツアー「“10TH DIARY” 2017」では、東京、大阪、福岡の大都市のライブハウスでそれぞれ1回ずつ。アニバーサリーイヤーにしては少々寂しくも感じるが、音楽フェスやイベント、学園祭にも多数出演を予定しているようだ。「そばにいるね」世代に幼児だったであろう現在の若者世代に強くアプローチをかけていくのだろう。  9月13日に出演した『スッキリ!!』(日本テレビ系)では、テルマの再ブレイクを特集し、フォロワー数約80万のInstagramが面白いことや、テレビでは各番組で爪痕を残してオファー殺到中と紹介。しかしテルマは、実はお笑いやバラエティ番組は大好き過ぎるあまりに、リスペクトからバラエティ番組出演をNGにしていた過去があったとのこと。  アーティストとしての確かな歌唱力だけでなく、小柄で華奢な体型を上手に活かした個性的なファッションセンス、そして爆発中のバラエティ力と、「そばにいるね」のヒットを知らない若い世代の女性にウケる要素をテルマが持っていることは間違いない。再び彼女の曲がヒットチャートで話題になる日は来るだろうか。 (ボンゾ)

青山テルマがテレビ露出急増で必死PRも、最新アルバムは964枚の大爆死

 最近急激にバラエティ番組への露出が増加している青山テルマ(29)。ネット上では「最近テレビで青山テルマよく見るけどなんで?」「なんでテレビ出まくってるの? いつの間にか歌姫からヤンキーになってるし…」「最近めっちゃテレビ出てるのマジで謎過ぎるし髪型も意味わからんし」と疑問の声が続出している。  テルマのテレビ露出が増え始めたのは7月頃からである。7月に『痛快TV スカッとジャパン 3時間SP』(フジテレビ系)、8月には『有吉ジャポン』(TBS系)『スクール革命!』(日本テレビ系)『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)、9月にいたっては『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)、『有吉の夏休み2017』(フジテレビ系)、『ザ! 世界仰天ニュース』(日本テレビ系)、『うちのガヤがすみません!』(日本テレビ系)、『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)、『ホンマでっか!? TV』(フジテレビ系)など数々の人気番組にゲスト出演し、存在感をアピールしてきた。  青山テルマの露出が増加している理由のひとつは、9月6日にリリースしたデビュー10周年アニバーサリーアルバム「10TH DIARY」のPRだ。しかし、iTunes「J-POP」アルバムランキングでは48位と健闘しているものの、9月18日付けの「オリコン週間アルバムランキングランキング」では、売上枚数964枚で65位。Amazonの「MUSIC J-POP」カテゴリでも定価3,240円(税込)の通常盤がランキング555位、定価4,104円(税込)の初回盤は829位と苦戦している。  そもそもテルマの生み出した曲は、2008年の「そばにいるね」でオリコンシングルランキング1位を獲得して以降、次にリリースした「何度も」以外はすべてトップ10圏外。2012年リリースの「君に会えるから… feat. SPICY CHOCOLATE,RYO the SKYWALKER」が180位を記録して以降CDシングルのリリースはなく、デジタルシングルを配信する形を取っている。2016年4月にミニアルバム「PINK TEARS」を発売しているが、こちらのオリコン最高順位は262位と非常に低く、推定累積売上枚数は324枚だった。  今回アルバム発売を記念したライブツアー「“10TH DIARY” 2017」では、東京、大阪、福岡の大都市のライブハウスでそれぞれ1回ずつ。アニバーサリーイヤーにしては少々寂しくも感じるが、音楽フェスやイベント、学園祭にも多数出演を予定しているようだ。「そばにいるね」世代に幼児だったであろう現在の若者世代に強くアプローチをかけていくのだろう。  9月13日に出演した『スッキリ!!』(日本テレビ系)では、テルマの再ブレイクを特集し、フォロワー数約80万のInstagramが面白いことや、テレビでは各番組で爪痕を残してオファー殺到中と紹介。しかしテルマは、実はお笑いやバラエティ番組は大好き過ぎるあまりに、リスペクトからバラエティ番組出演をNGにしていた過去があったとのこと。  アーティストとしての確かな歌唱力だけでなく、小柄で華奢な体型を上手に活かした個性的なファッションセンス、そして爆発中のバラエティ力と、「そばにいるね」のヒットを知らない若い世代の女性にウケる要素をテルマが持っていることは間違いない。再び彼女の曲がヒットチャートで話題になる日は来るだろうか。 (ボンゾ)

フジ、山尾志桜里議員の不倫相手を間違えた!? 「ネット掲示板を信じて直撃」で大目玉

 9月14日の『バイキング』(フジテレビ系)で、同11日放送内容に“偽造”があったことについてのお詫びが放送された。榎並大二郎アナウンサーは、「制作過程でのスタッフ間のコミュニケーション不足が原因でした」と謝罪した。  11日、同番組は、ジャニーズ事務所を退所した香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の特集をオンエア。その際、香港から来たという数人の一般女性へのインタビューが流された。 「オンエアでは、『(ジャニーズ)退所についてどう思うか?』という質問に対して『寂しくて辛い』と回答したように放送されましたが、その後Twitter上で、女性本人とみられるアカウントが、『報道内容は完全な偽造です!』などとツイート。実際にはジャニーズ退所について『私たちは嬉しくて、この選択に全力で応援します』と話したことを明かした。この抗議を受けたためか、14日に謝罪が行われたのです」(スポーツ紙記者)  あたかもファンが「3人のジャニーズ退所を嘆いている」と思わせるかのような内容に編集されたことに対し、ネット上では「番組上層部は、ジャニーズに尻尾を振りたかったのか」といった批判が巻き起こっている。  フジの場合、スタッフ間の“コミュニケーション不足”が発端となって“事故”に発展したことが、この件だけではなく過去何度もあるという。 「そのせいで負傷者まで出てしまったのが、神田沙也加の結婚パーティー。当日、マスコミ各社は『この位置から先には入らない』というルールを作って取材に臨んでいたものの、遅れてきたフジの某番組のクルーが神田に向かって走り出したことで、現場は大混乱に。結果、夫の村田充は右目を負傷してしまった。先に現場に来ていたフジの別番組のクルーは、このルールを把握していたにもかかわらず、情報を共有しなかったことで、事故が発生してしまったわけです」(テレビ局関係者)  現場スタッフだけならまだしも、「デスク間でここまで情報共有をしないのは、完全にフジの悪習ですよ。他局では絶対にあり得ない」(同)ことだという。  さらに、先日「週刊文春」(文藝春秋)がスクープした、民進党の山尾志桜里議員(現在は離党)と倉持麟太郎弁護士のW不倫疑惑に関しても、フジの暴走が一部で話題になっていたという。 「『文春』が発売される前、山尾議員が『Kという弁護士と不倫している』という事前情報がささやかれ出した時点で、フジはネット掲示板に書かれていた『●●弁護士らしい』という情報を鵜呑みにし、まったく別の男性弁護士に直撃取材を決行。その男性弁護士から、大目玉を食らったとか。神田の一件同様、フジ内には『不倫相手は倉持弁護士』と知っているスタッフがいたのに、情報共有をしなかったことから、こうした事態に発展したようです。この騒動が明るみに出ていたら、大炎上必至ですし、フジにはクレームが殺到していたはずです」(情報番組デスク)  フジがコミュニケーションをないがしろにする理由については「単純にみんな仲が悪く、お互いに足を引っ張り合っているだけの印象」(同)というだけに、今後もこうした事故は多発してしまいそうだ。

フジ、山尾志桜里議員の不倫相手を間違えた!? 「ネット掲示板を信じて直撃」で大目玉

 9月14日の『バイキング』(フジテレビ系)で、同11日放送内容に“偽造”があったことについてのお詫びが放送された。榎並大二郎アナウンサーは、「制作過程でのスタッフ間のコミュニケーション不足が原因でした」と謝罪した。  11日、同番組は、ジャニーズ事務所を退所した香取慎吾、草なぎ剛、稲垣吾郎の特集をオンエア。その際、香港から来たという数人の一般女性へのインタビューが流された。 「オンエアでは、『(ジャニーズ)退所についてどう思うか?』という質問に対して『寂しくて辛い』と回答したように放送されましたが、その後Twitter上で、女性本人とみられるアカウントが、『報道内容は完全な偽造です!』などとツイート。実際にはジャニーズ退所について『私たちは嬉しくて、この選択に全力で応援します』と話したことを明かした。この抗議を受けたためか、14日に謝罪が行われたのです」(スポーツ紙記者)  あたかもファンが「3人のジャニーズ退所を嘆いている」と思わせるかのような内容に編集されたことに対し、ネット上では「番組上層部は、ジャニーズに尻尾を振りたかったのか」といった批判が巻き起こっている。  フジの場合、スタッフ間の“コミュニケーション不足”が発端となって“事故”に発展したことが、この件だけではなく過去何度もあるという。 「そのせいで負傷者まで出てしまったのが、神田沙也加の結婚パーティー。当日、マスコミ各社は『この位置から先には入らない』というルールを作って取材に臨んでいたものの、遅れてきたフジの某番組のクルーが神田に向かって走り出したことで、現場は大混乱に。結果、夫の村田充は右目を負傷してしまった。先に現場に来ていたフジの別番組のクルーは、このルールを把握していたにもかかわらず、情報を共有しなかったことで、事故が発生してしまったわけです」(テレビ局関係者)  現場スタッフだけならまだしも、「デスク間でここまで情報共有をしないのは、完全にフジの悪習ですよ。他局では絶対にあり得ない」(同)ことだという。  さらに、先日「週刊文春」(文藝春秋)がスクープした、民進党の山尾志桜里議員(現在は離党)と倉持麟太郎弁護士のW不倫疑惑に関しても、フジの暴走が一部で話題になっていたという。 「『文春』が発売される前、山尾議員が『Kという弁護士と不倫している』という事前情報がささやかれ出した時点で、フジはネット掲示板に書かれていた『●●弁護士らしい』という情報を鵜呑みにし、まったく別の男性弁護士に直撃取材を決行。その男性弁護士から、大目玉を食らったとか。神田の一件同様、フジ内には『不倫相手は倉持弁護士』と知っているスタッフがいたのに、情報共有をしなかったことから、こうした事態に発展したようです。この騒動が明るみに出ていたら、大炎上必至ですし、フジにはクレームが殺到していたはずです」(情報番組デスク)  フジがコミュニケーションをないがしろにする理由については「単純にみんな仲が悪く、お互いに足を引っ張り合っているだけの印象」(同)というだけに、今後もこうした事故は多発してしまいそうだ。

【島田洋七“がばい”独占手記/第1回】「消えた」と言われて……講演会年200本!

【島田洋七がばい独占手記/第1回】「消えた」と言われて……講演会年200本!の画像1
 弟弟子の島田紳助がいなくなってから、若手のお笑いが司会をやってるけど、うまくないね。紳助がネタを練りに練り上げて、相手に放り投げて笑いを取ろうとしたのに、若手は相手が失敗したのを突っ込むだけ。ネタを増やそうとしない。だから、飽きられる。  紳助が辞めて、若手よりさんまの番組のほうが視聴率がいいでしょ。若手より、さんまのほうが相当おもろいもん。  わいも、もう一度、司会やトークショーをやって笑わしたいと、5年前の8月から“美女軍団”を擁する「オスカープロモーション」に移籍したんです。お笑いの連中の間では「どうやって、オスカーにもぐり込んだんだ?」って。米倉涼子や上戸彩、美女モデルが6,000人以上いる。そりゃ話題にもなりますよ。わいはこれまで、吉本興業しか知らんしね。辞めて4年。東京のお笑いのプロに移ったとしても、何も変わらん。お笑いじゃないところのほうが、新鮮なネタができる。新しい学校に転校したみたいで、ドキドキしてますわ。自分でビックリするような変化。普通、わいみたいな人生ないんとちゃいますか。  親友の北野武(ビートたけし)が『佐賀のがばいばあちゃん』(徳間文庫)が売れた時に、「洋七、上がって、落ちて、上がって、落ちて、3回目はベストセラー作家かよ。オイラも本を出しているけど、こんなに売れない。600万部だろ、想像がつかないよ」と言ってましたよ。  初めは自費出版ですよ。それが徳間書店に持ち込んだら、単行本として出版してくれた。売れただけでもすごいと思ったのに、『がばいばあちゃん』シリーズは600万部以上売れた。それだけじゃない。レコードも出て、テレビドラマ化。我が人生が映画化、それに舞台化もされたんです。こんなことってない。  ところが、吉本を辞めてから1~2年テレビに出んかったら、「アカン、消えた」と言われる世界。テレビ出演の話もあったんですが、立ち消えのケースが多かった。  5年前までは、講演会ばかりやっていたんです。多い時で年間200本。講演会の依頼は日本一でしたよ。この間、原発の被災地の福島県に講演に行ったんです。その日で4,311カ所目だと言ったら、お客さんは驚いてましたよ。講演回数はダントツの日本一ですからね。  吉本興業を辞めてから約10年、テレビにはほとんど出ませんでしたが、講演会の依頼は多い時は200本。銀行や保険会社、いろんな企業からありますよ。テーマは「がばいばあちゃんと今のボク」とか「楽しい老後の過ごし方」「人生楽しく生きるのは当たり前」とかね。震災で福島が3回、岩手も。この間は福島のある団体の婦人部から「とにかく、笑かしてくれ」という依頼があって行ってきました。  オール女性というのはいい。ちょっとくたびれているけど、女性ばかりだと笑いの反応が違う。これが男ばかりだと、なかなか笑わないんで苦労する。男はなんで暗いのかね。特に50、60、70歳。何か面白いことを言っても「へへへ」。笑ったら損やと思っとんのやろね。以前、男ばかり1,300人の前でやったことがあった、どこの会社とは言わないけど、ある大きな建設会社。暗い。  その点、女性は明るい。婦人部の講演会で一番受けたのは「『ひとつになろう日本』というなら、日本の人口の1億2,000万人が福島に行ってみんなで深呼吸しよう」と。「そうなれば放射能が薄くなる」と言ったら、爆笑してましたね。  あと、福島に旅行に行って帰りに、みんながガレキを5キロずつ背負って帰るとか。「みんなが背負って帰ったらなくなりますよ」と言ったら、拍手喝采でしたよ。それを自治体が「ガレキはいらん」とか「受け入れられない」とか、意味がわからんですよ。ガレキ、ガレキと言ってますが、普通のガレキと違うんですよ。いろんな人が犠牲になった、魂が入ったガレキなんですよ。本当なら、全国の市町村が「うちがやる」と言わな。ワイドショーを見ていたら、赤ちゃんを連れた35~36歳くらい主婦が「赤ちゃんに何かあったらどうするんですか?」って。おまえの顔がどうするんですか、アホかと思いましたよ。  私は広島出身だからわかります。広島は原爆を落とされたんです。その5年後に私は生まれた。元気ですよ。起きたことは仕方がないけど、やっていることがワケわからん。一番腹が立ったのは、家に帰ってはダメな区域がありますよね。そこに泥棒が入るって最低ですよ。ああいう区域に泥棒に入ったら、普通の罪の10倍と国が言ったらよかった。  そういう決断が遅すぎますよ。  福島に3回、講演に行って感じたことは、何万人もの方が犠牲になられてわかったことが、いっぱいあったということです。とにかく、ずさんな管理をやっている。国会議員の頭の悪さがものすごくわかりましたよ。  私は大企業の講演にも行くんです。生保とか自動車メーカー。大きな企業の研究室に行ったら東大、早稲田と高学歴の人ばかり。その人たちがはっきり言ってましたよ。「頭のいい人は国会議員にならん」と。「頭のいい人は、何十年も働ける大きな会社の研究室に行く」と。だから、国会議員はアホばかりと言ってました。  菅直人元総理、辞めてからすぐに四国に行かんで、なんで福島に行かないのか。鳩山由紀夫元総理も福島に行かないで、なんでイランに行くの? イランに行っていらんと言われた。なんの成果もない。飛行機で行って帰ってくるだけで、何百万の金がかかっている。よう、わからんですわ。  電力会社もそうですわ。何万人もの犠牲者を出して、なんでボーナス5回分先に取らないかんの。そんなアホな話、どこにある。ボーナスなんて儲かってからでしょ。それをボーナスのお金を入れて電気代値上げするんですよ。  福島に講演に行った時に、乗ったタクシーの運転手が「福島県民は非常に我慢強いから、何も言わないけど、胸の中ではいろいろ思っているだろう」って。私も頑張りますと言ったら、「洋七さんは余計なことを考えないで、笑かしてください」と言われましたけど、でも、そういう話は避けて通れないですよ。 (続く/企画・構成=本多圭) ●しまだ・ようしち 1950年、広島県生まれ。本名・徳永昭広。広陵高校出身。1975年に島田洋八と漫才コンビ「B&B」を結成し、ツービート、紳助・竜介とともに「漫才ブーム」を牽引した。

【島田洋七“がばい”独占手記/第1回】「消えた」と言われて……講演会年200本!

【島田洋七がばい独占手記/第1回】「消えた」と言われて……講演会年200本!の画像1
 弟弟子の島田紳助がいなくなってから、若手のお笑いが司会をやってるけど、うまくないね。紳助がネタを練りに練り上げて、相手に放り投げて笑いを取ろうとしたのに、若手は相手が失敗したのを突っ込むだけ。ネタを増やそうとしない。だから、飽きられる。  紳助が辞めて、若手よりさんまの番組のほうが視聴率がいいでしょ。若手より、さんまのほうが相当おもろいもん。  わいも、もう一度、司会やトークショーをやって笑わしたいと、5年前の8月から“美女軍団”を擁する「オスカープロモーション」に移籍したんです。お笑いの連中の間では「どうやって、オスカーにもぐり込んだんだ?」って。米倉涼子や上戸彩、美女モデルが6,000人以上いる。そりゃ話題にもなりますよ。わいはこれまで、吉本興業しか知らんしね。辞めて4年。東京のお笑いのプロに移ったとしても、何も変わらん。お笑いじゃないところのほうが、新鮮なネタができる。新しい学校に転校したみたいで、ドキドキしてますわ。自分でビックリするような変化。普通、わいみたいな人生ないんとちゃいますか。  親友の北野武(ビートたけし)が『佐賀のがばいばあちゃん』(徳間文庫)が売れた時に、「洋七、上がって、落ちて、上がって、落ちて、3回目はベストセラー作家かよ。オイラも本を出しているけど、こんなに売れない。600万部だろ、想像がつかないよ」と言ってましたよ。  初めは自費出版ですよ。それが徳間書店に持ち込んだら、単行本として出版してくれた。売れただけでもすごいと思ったのに、『がばいばあちゃん』シリーズは600万部以上売れた。それだけじゃない。レコードも出て、テレビドラマ化。我が人生が映画化、それに舞台化もされたんです。こんなことってない。  ところが、吉本を辞めてから1~2年テレビに出んかったら、「アカン、消えた」と言われる世界。テレビ出演の話もあったんですが、立ち消えのケースが多かった。  5年前までは、講演会ばかりやっていたんです。多い時で年間200本。講演会の依頼は日本一でしたよ。この間、原発の被災地の福島県に講演に行ったんです。その日で4,311カ所目だと言ったら、お客さんは驚いてましたよ。講演回数はダントツの日本一ですからね。  吉本興業を辞めてから約10年、テレビにはほとんど出ませんでしたが、講演会の依頼は多い時は200本。銀行や保険会社、いろんな企業からありますよ。テーマは「がばいばあちゃんと今のボク」とか「楽しい老後の過ごし方」「人生楽しく生きるのは当たり前」とかね。震災で福島が3回、岩手も。この間は福島のある団体の婦人部から「とにかく、笑かしてくれ」という依頼があって行ってきました。  オール女性というのはいい。ちょっとくたびれているけど、女性ばかりだと笑いの反応が違う。これが男ばかりだと、なかなか笑わないんで苦労する。男はなんで暗いのかね。特に50、60、70歳。何か面白いことを言っても「へへへ」。笑ったら損やと思っとんのやろね。以前、男ばかり1,300人の前でやったことがあった、どこの会社とは言わないけど、ある大きな建設会社。暗い。  その点、女性は明るい。婦人部の講演会で一番受けたのは「『ひとつになろう日本』というなら、日本の人口の1億2,000万人が福島に行ってみんなで深呼吸しよう」と。「そうなれば放射能が薄くなる」と言ったら、爆笑してましたね。  あと、福島に旅行に行って帰りに、みんながガレキを5キロずつ背負って帰るとか。「みんなが背負って帰ったらなくなりますよ」と言ったら、拍手喝采でしたよ。それを自治体が「ガレキはいらん」とか「受け入れられない」とか、意味がわからんですよ。ガレキ、ガレキと言ってますが、普通のガレキと違うんですよ。いろんな人が犠牲になった、魂が入ったガレキなんですよ。本当なら、全国の市町村が「うちがやる」と言わな。ワイドショーを見ていたら、赤ちゃんを連れた35~36歳くらい主婦が「赤ちゃんに何かあったらどうするんですか?」って。おまえの顔がどうするんですか、アホかと思いましたよ。  私は広島出身だからわかります。広島は原爆を落とされたんです。その5年後に私は生まれた。元気ですよ。起きたことは仕方がないけど、やっていることがワケわからん。一番腹が立ったのは、家に帰ってはダメな区域がありますよね。そこに泥棒が入るって最低ですよ。ああいう区域に泥棒に入ったら、普通の罪の10倍と国が言ったらよかった。  そういう決断が遅すぎますよ。  福島に3回、講演に行って感じたことは、何万人もの方が犠牲になられてわかったことが、いっぱいあったということです。とにかく、ずさんな管理をやっている。国会議員の頭の悪さがものすごくわかりましたよ。  私は大企業の講演にも行くんです。生保とか自動車メーカー。大きな企業の研究室に行ったら東大、早稲田と高学歴の人ばかり。その人たちがはっきり言ってましたよ。「頭のいい人は国会議員にならん」と。「頭のいい人は、何十年も働ける大きな会社の研究室に行く」と。だから、国会議員はアホばかりと言ってました。  菅直人元総理、辞めてからすぐに四国に行かんで、なんで福島に行かないのか。鳩山由紀夫元総理も福島に行かないで、なんでイランに行くの? イランに行っていらんと言われた。なんの成果もない。飛行機で行って帰ってくるだけで、何百万の金がかかっている。よう、わからんですわ。  電力会社もそうですわ。何万人もの犠牲者を出して、なんでボーナス5回分先に取らないかんの。そんなアホな話、どこにある。ボーナスなんて儲かってからでしょ。それをボーナスのお金を入れて電気代値上げするんですよ。  福島に講演に行った時に、乗ったタクシーの運転手が「福島県民は非常に我慢強いから、何も言わないけど、胸の中ではいろいろ思っているだろう」って。私も頑張りますと言ったら、「洋七さんは余計なことを考えないで、笑かしてください」と言われましたけど、でも、そういう話は避けて通れないですよ。 (続く/企画・構成=本多圭) ●しまだ・ようしち 1950年、広島県生まれ。本名・徳永昭広。広陵高校出身。1975年に島田洋八と漫才コンビ「B&B」を結成し、ツービート、紳助・竜介とともに「漫才ブーム」を牽引した。