14日のフジテレビ系情報番組『バイキング』で、香港から来日したSMAPファンに謝罪する一幕があった。 同番組は、11日の放送で、香港から来日した熱狂的なSMAPファンたちへの街頭インタビューを放送。画面上には、「Q.稲垣・草なぎ・香取の退所について?」との質問内容のテロップが表示されており、ファンは日本語で「寂しくて辛い」とコメントしていた。 しかし、取材を受けたファンは放送直後、Twitterで「本日のバイキングに香港のSMAPファンの報道内容は完全に偽造です!」(原文ママ、以下同)と主張。放送されたコメントは、SMAPの解散について聞かれた際の回答だといい、3人の退所については「私達は嬉しくて、この選択に全力で応援しますと答えました」という。 また、別の香港のファンも、「富士テレビはひどいよ!」「放送されたのは全然違う内容だった!」とフジテレビを批判。これが広く拡散され、Twitterで大きな騒ぎとなっていた。 これを受け、『バイキング』のスタッフは13日夕方、すでに香港に帰国していたSMAPファンに連絡を取り、ミスに至った経緯を説明。 さらに、14日の放送中に、フジテレビの榎並大二郎アナウンサーが「誤って『寂しくて辛い』といった編集になっておりまして、結果的に全く反対のニュアンスとなってしまいました」と訂正。理由を「制作過程でのスタッフ間のコミュニケーション不足」と説明し、謝罪した。 続けて、司会の坂上忍も「これねえ、香港からわざわざ日本にいらっしゃって、しかもインタビューに答えてくださったのに、ちょっとねえ、ほんとに不快な思いをさせてしまったことは事実ですから、申し訳ありませんでしたとしか言いようがないんですけれども、これに懲りずにね、日本に是非、遊びに来ていただけたら幸いだと思います」と一礼した。 今回のフジテレビの対応を受け、香港のファンはTwitterで「今回の件はこれで終わりにしようとの事です」と納得した様子であるものの、ネット上では「編集ミスではなく、故意だったのでは?」「スタッフ間のコミュニケーション不足って、信じる人いるの」「どんなミスをすると、こういう編集になるのか」といった声が相次いでいる。 「香港のファンのVTRは使いたいものの、ジャニーズの手前、ジャニタレの退所について『嬉しい』というコメントは避けたかったのでは? と疑っている視聴者は多い。フジに信用がなくなったのは、過去の数々の捏造疑惑も要因でしょう」(芸能記者) フジテレビといえば、昨年8月放送のバラエティ番組『日曜ファミリア・やっちまったTV』で、台湾にある日本の“パチモン”をバカにするような内容を放送。この放送後、番組の取材を受けた台湾人の友人が、Twitterで「インタビューでは元音声が聞き取れないように消して、全く言ってないことを吹き替えで被せるのは…ちょっと」と吹き替えの捏造を暴露。「相手の善意につけ込み本来の趣旨の説明をせず取材し、笑い者にする。それは制作者としての在り方がパチモンだと思う」などと批判した。 「『バイキング』は、8月14日に放送された街頭インタビューのVTRが『どう見てもヤラセ』『嘘くさすぎる』と話題になったばかり(関連記事)。一般人を軽視していると思われても仕方ありません」(同) 香港のSMAPファンの勇気ある訴えにより、スタッフのミスが発覚した『バイキング』。視聴者の信用を取り戻すことはできるだろうか?Twitterより
日別アーカイブ: 2017年9月14日
フジ『バイキング』が香港のSMAPファンに編集ミスを謝罪! その理由に「うそつけ」と“信用度ゼロ”
14日のフジテレビ系情報番組『バイキング』で、香港から来日したSMAPファンに謝罪する一幕があった。 同番組は、11日の放送で、香港から来日した熱狂的なSMAPファンたちへの街頭インタビューを放送。画面上には、「Q.稲垣・草なぎ・香取の退所について?」との質問内容のテロップが表示されており、ファンは日本語で「寂しくて辛い」とコメントしていた。 しかし、取材を受けたファンは放送直後、Twitterで「本日のバイキングに香港のSMAPファンの報道内容は完全に偽造です!」(原文ママ、以下同)と主張。放送されたコメントは、SMAPの解散について聞かれた際の回答だといい、3人の退所については「私達は嬉しくて、この選択に全力で応援しますと答えました」という。 また、別の香港のファンも、「富士テレビはひどいよ!」「放送されたのは全然違う内容だった!」とフジテレビを批判。これが広く拡散され、Twitterで大きな騒ぎとなっていた。 これを受け、『バイキング』のスタッフは13日夕方、すでに香港に帰国していたSMAPファンに連絡を取り、ミスに至った経緯を説明。 さらに、14日の放送中に、フジテレビの榎並大二郎アナウンサーが「誤って『寂しくて辛い』といった編集になっておりまして、結果的に全く反対のニュアンスとなってしまいました」と訂正。理由を「制作過程でのスタッフ間のコミュニケーション不足」と説明し、謝罪した。 続けて、司会の坂上忍も「これねえ、香港からわざわざ日本にいらっしゃって、しかもインタビューに答えてくださったのに、ちょっとねえ、ほんとに不快な思いをさせてしまったことは事実ですから、申し訳ありませんでしたとしか言いようがないんですけれども、これに懲りずにね、日本に是非、遊びに来ていただけたら幸いだと思います」と一礼した。 今回のフジテレビの対応を受け、香港のファンはTwitterで「今回の件はこれで終わりにしようとの事です」と納得した様子であるものの、ネット上では「編集ミスではなく、故意だったのでは?」「スタッフ間のコミュニケーション不足って、信じる人いるの」「どんなミスをすると、こういう編集になるのか」といった声が相次いでいる。 「香港のファンのVTRは使いたいものの、ジャニーズの手前、ジャニタレの退所について『嬉しい』というコメントは避けたかったのでは? と疑っている視聴者は多い。フジに信用がなくなったのは、過去の数々の捏造疑惑も要因でしょう」(芸能記者) フジテレビといえば、昨年8月放送のバラエティ番組『日曜ファミリア・やっちまったTV』で、台湾にある日本の“パチモン”をバカにするような内容を放送。この放送後、番組の取材を受けた台湾人の友人が、Twitterで「インタビューでは元音声が聞き取れないように消して、全く言ってないことを吹き替えで被せるのは…ちょっと」と吹き替えの捏造を暴露。「相手の善意につけ込み本来の趣旨の説明をせず取材し、笑い者にする。それは制作者としての在り方がパチモンだと思う」などと批判した。 「『バイキング』は、8月14日に放送された街頭インタビューのVTRが『どう見てもヤラセ』『嘘くさすぎる』と話題になったばかり(関連記事)。一般人を軽視していると思われても仕方ありません」(同) 香港のSMAPファンの勇気ある訴えにより、スタッフのミスが発覚した『バイキング』。視聴者の信用を取り戻すことはできるだろうか?Twitterより
フジテレビの非常事態は続く……『27時間テレビ』視聴率微増でも、際だった“タイミングの悪さ”
歴代ワースト2位の低視聴率を記録した今年の『27時間テレビ』(フジテレビ系)。お笑い色を排し、教養バラエティ路線を取ったため、開始早々、ネット上には「おそろしくつまらない」との声が相次いだ。 そうしたお笑いファンを最も落胆させた企画が『さんまのお笑い向上委員会SP』だろう。録画放送とはいえ、“ハプニング”が期待される企画だったが、肩透かしを食らってしまったのだ。番組では、出演者が歴史上の人物に扮して登場。先ごろ不倫騒動が報じられた雨上がり決死隊の宮迫博之は「文春砲直撃の侍」に扮した。だが、内容はさして真新しさはなかった。 「報道から1カ月以上たっているので、完全にタイミングを逸してしまった感はありますね。宮迫の不倫報道は同局の『バイキング』はじめ、『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)でもすでにイジられており、こすり倒されたネタです。さらに事前の録画放送ため、山尾志桜里衆院議員の件に触れることができず、“不倫評論家”と化した新たな宮迫像も生かし切れていませんでした」(放送作家) それ以外にも、今年の『27時間テレビ』は、あらゆる意味でタイミングの悪さが際だったといえよう。 放送中、総合司会のビートたけしは「ヴェネツィア国際映画祭」参加のため海外におり、村上信五は福岡で関ジャニ∞のコンサートをこなしていた。これでは、放送日の後ろ倒しと録画放送は、単に両者のスケジュールに配慮しただけと見られても仕方あるまい。 「かつて、たけしさんが総合司会を務めた90年代の『27時間テレビ』では、フジの生放送を抜け出し『スーパージョッキー』(日本テレビ系)へ出演。その場では『起きてますか?』と突っ込まれるシーンなどが見られました。今年も裏番組に生放送の『情報7days ニュースキャスター』(TBS系)があり、どうなるかと期待されましたが、こちらも欠席扱いだったのは残念です」(同) 視聴率は歴代最低だった昨年より微増するにとどまったことから、『27時間テレビ』の新路線は成功したとは言えまい。フジテレビの“非常事態”は、今後も継続しそうだ。 (文=平田宏利)
フジテレビの非常事態は続く……『27時間テレビ』視聴率微増でも、際だった“タイミングの悪さ”
歴代ワースト2位の低視聴率を記録した今年の『27時間テレビ』(フジテレビ系)。お笑い色を排し、教養バラエティ路線を取ったため、開始早々、ネット上には「おそろしくつまらない」との声が相次いだ。 そうしたお笑いファンを最も落胆させた企画が『さんまのお笑い向上委員会SP』だろう。録画放送とはいえ、“ハプニング”が期待される企画だったが、肩透かしを食らってしまったのだ。番組では、出演者が歴史上の人物に扮して登場。先ごろ不倫騒動が報じられた雨上がり決死隊の宮迫博之は「文春砲直撃の侍」に扮した。だが、内容はさして真新しさはなかった。 「報道から1カ月以上たっているので、完全にタイミングを逸してしまった感はありますね。宮迫の不倫報道は同局の『バイキング』はじめ、『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)でもすでにイジられており、こすり倒されたネタです。さらに事前の録画放送ため、山尾志桜里衆院議員の件に触れることができず、“不倫評論家”と化した新たな宮迫像も生かし切れていませんでした」(放送作家) それ以外にも、今年の『27時間テレビ』は、あらゆる意味でタイミングの悪さが際だったといえよう。 放送中、総合司会のビートたけしは「ヴェネツィア国際映画祭」参加のため海外におり、村上信五は福岡で関ジャニ∞のコンサートをこなしていた。これでは、放送日の後ろ倒しと録画放送は、単に両者のスケジュールに配慮しただけと見られても仕方あるまい。 「かつて、たけしさんが総合司会を務めた90年代の『27時間テレビ』では、フジの生放送を抜け出し『スーパージョッキー』(日本テレビ系)へ出演。その場では『起きてますか?』と突っ込まれるシーンなどが見られました。今年も裏番組に生放送の『情報7days ニュースキャスター』(TBS系)があり、どうなるかと期待されましたが、こちらも欠席扱いだったのは残念です」(同) 視聴率は歴代最低だった昨年より微増するにとどまったことから、『27時間テレビ』の新路線は成功したとは言えまい。フジテレビの“非常事態”は、今後も継続しそうだ。 (文=平田宏利)
今日は宮田俊哉の誕生日! Kis-My-Ft2を笑顔で支えた彼のJr.時代をプレイバック!
不屈のアイドル・キスマイのJr.時代をプレイバック!
「PLAYZONE 2009」や「Kis-My-Ftに 逢える de Show」のほか、バックを務めた嵐や滝沢秀明のツアーでの貴重なフォトもたっぷり収録!
デビューに至るまでの軌跡を振り返る永久保存版フォトレポート!
Contents
2008年
Arashi marks ARASHI AROUND ASIA 2008・・・・4P~
2009年
UCHI 博貴 内HIROCKY・・・・14P~
PLAYZONE 2009 〜太陽からの手紙〜・・・・20P~
Kis-My-Ft に 逢える de Show・・・・34P~
2010年
舞台「新春 滝沢革命」&舞台「新春 人生革命」・・・・52P~
Kis-My-Ft に010 逢える de Show・・・・・66P~
舞台「少年たち ~ 格子無き牢獄~」・・・・86P~
Kis-My-Ft に逢えるde Show vol.3・・・・100P~
2011年
東日本大震災復興支援イベント「Marching J」・・・・120P~
関西ジャニーズJr. with 中山優馬 2011 春・・・・128P~
みんなクリエに来てクリエ! 2011
北山宏光×藤ヶ谷太輔 スペシャルライブ・・・・・132P~
Kis-My-Ft2 BIOGRAPHY・・・・140P~
今日は宮田俊哉の誕生日! Kis-My-Ft2を笑顔で支えた彼のJr.時代をプレイバック!
不屈のアイドル・キスマイのJr.時代をプレイバック!
「PLAYZONE 2009」や「Kis-My-Ftに 逢える de Show」のほか、バックを務めた嵐や滝沢秀明のツアーでの貴重なフォトもたっぷり収録!
デビューに至るまでの軌跡を振り返る永久保存版フォトレポート!
Contents
2008年
Arashi marks ARASHI AROUND ASIA 2008・・・・4P~
2009年
UCHI 博貴 内HIROCKY・・・・14P~
PLAYZONE 2009 〜太陽からの手紙〜・・・・20P~
Kis-My-Ft に 逢える de Show・・・・34P~
2010年
舞台「新春 滝沢革命」&舞台「新春 人生革命」・・・・52P~
Kis-My-Ft に010 逢える de Show・・・・・66P~
舞台「少年たち ~ 格子無き牢獄~」・・・・86P~
Kis-My-Ft に逢えるde Show vol.3・・・・100P~
2011年
東日本大震災復興支援イベント「Marching J」・・・・120P~
関西ジャニーズJr. with 中山優馬 2011 春・・・・128P~
みんなクリエに来てクリエ! 2011
北山宏光×藤ヶ谷太輔 スペシャルライブ・・・・・132P~
Kis-My-Ft2 BIOGRAPHY・・・・140P~
『黒革の手帖』のリアル元子!? “ホームレス”からナンバー1キャバ嬢へ成り上がった女の意外な夢
武井咲演じる原口元子が、親の残した借金返済のために銀座のホステスとしてのし上がってゆくドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)。派遣先の銀行から横領した1億8,000万円をもとに、銀座にクラブ「カルネ」をオープンした元子は、銀座のクラブの最高峰である「ルダン」を手に入れようとするが、「ルダン」はおろか、「カルネ」までも差し押さえられてしまう。先週の第7話では、「燭台」のママ・岩村叡子(真矢ミキ)にも見放され、議員秘書の安島富夫(江口洋介)を頼り、弁護士を紹介してもらうという展開だった。
実際に、ドラマのように貧しかった家庭から、夜の世界でトップにのし上がった女性がいる。深田恭子似のリサさん(仮名・27歳)は、現在も大阪の有名キャバクラでトップを走り続けるナンバー1キャストだ。リサさんが水商売の世界に入ったのは大学生の時。学費を払うために始めたという。
「実家はそこまでひどく苦労しているわけではありませんが、親には頼れないと思い、名古屋の実家を出て、自分で学費を払っていました。当時は同棲していた彼氏がいたので、キャバクラはお金を稼ぐためだけのアルバイト感覚でした」
大学へは行っていたものの、「卒業後は彼氏と結婚して専業主婦になるんだろう」と、漠然とした考えで生きていたと、リサさんは当時を振り返る。就活はせず、卒業が近づいてきた頃、事は起きた。
「彼氏に振られたんです。20歳そこそこの彼氏に将来を託していたつもりはなかったのですが、22歳の私にとっては絶望的でしたね。就職先もナシ、同棲していた家も追い出されて住む家もナシ、学費を払っていたので貯金もナシ。親に就職先を探してないなんて口が裂けても言えず、実家に帰ることもできませんでした」
彼氏との別れを機に、突如ホームレスになってしまったリサさん。幸い、キャバクラのアルバイトは続けていた。
「友達の家やネットカフェを泊まり歩いて、1カ月間がむしゃらに働きました。それまでは彼氏の休みに合わせて店を休んだり、お客さんに営業もまったくしてこなかったんですが、この時、初めて水商売の仕事と向き合いました」
もともと、社交的で人見知りしない性格のリサさん。本来、真面目だったこともあり、遅刻も欠勤もせずに働き、1カ月後、2,000円だった時給は5,000円にまで上がった。結果、部屋を借りることもできた。その後も、店での成績は順調に伸ばしたというリサさんの「売れるための秘訣」とは、何だったのだろうか?
「お客さんと一緒になって楽しむことを、一番大事にしました。私は特に気配りができるというタイプでもないし、連絡がマメというわけでもないので。店に来ていない時にメールや電話を頑張るのではなく、店に来たら必ず楽しんでもらえるようにしました。私のお客さんは割とお金持ちで、普段は高級クラブで飲んでいるような人が多いです。仕事中は部下を使って、高級クラブではチヤホヤされる、常に誰かの上にいる人たち。私はそういう人にも常に同じ立場で、友達のように接して一緒に騒いじゃいます。それが良いと言って来てくれる人が多いですね。ただ、売れている人の接客は観察していました。私にはなくて、売れている人にあるものは吸収するようにしていました」
その後、キャバクラで初めてのバースデーイベントを行ったリサさんは、1日で300万円を売上げ、ナンバー1になった。
「ナンバー1になった時、あまり実感は湧きませんでしたが、正直複雑でした。私は、常に誰か尊敬する先輩がいて、それを追っかけるという立場が好きだったので。ナンバー1になると、抜かされないような努力をしないといけなくて、今までと努力の内容が変わってくるのも嫌でした。もちろんプライドがあるので、一度上に行ったら落ちたくないという気持ちもあります。でも、そのためにお客さんに無理させるというのは、私のスタイルではないと思いましたね」
また、トップになったことにより、トラブルも生じてくる。
「店の子のドレスがハサミでズタズタに切られていたのを、私が犯人扱いされたり、口説いてきたお客さんに冷たくしたら、その客がほかのキャストに『リサがお前の陰口言ってる』など、私の立場を悪くするうわさを流されたりしました。その客は出禁にしたのですが、その後、ストーカーまがいなことをされました。メールを1日100通近く送ってきたり、私の自転車を見て帰ってるかを確認されたり……。結局、こういったトラブルが絶えず、店を移ることにしたんです」
現在は比較的大手のキャバクラに移ったリサさん。移籍してほどなくナンバー1になったリサさんは、約3年たった今でも、その座をキープしている。
「前の店からお客さんをほぼ全員連れてきたので、売上は安定しています。あまり目立つと、前の店同様、トラブルになりかねないので、うまく調整しているんです。こちらの店へ移るまでの休暇期間に、お客さんのほうから裏引き(客から直で現金をもらうこと)を提案してくれたので、今も毎月数十万から100万円ほど援助してもらいながら、たまに店に来てもらってます。マンションを買ってくれるという話もたまにありますが、愛人とか枕営業とかはしたくないので断わりました。あくまでお互い楽しく飲めるのがスタンスです」
ちなみに今までもらったプレゼントで一番高かったものは、フランク・ミュラーのカサブランカ(推定100万円)という。そんなリサさんに将来の夢を聞いてみた。
「ずっと夜の仕事を続けていきたいとか、自分の店を持ってママになりたいとかは思いません。なるべく早く上がって、昼の仕事に就きたいですね。今、税理士の資格を取るために専門学校へ通っています。やっぱりこの仕事を通して、夜の嫌な部分がいっぱい見えてしまったからかな」
リサさんが、そう話すのには理由がある。
「今の店に入ってしばらくした時に、仲の良かった子が店を辞めたんです。その後、その子に税務署から数百万円の請求が来たと聞きました。どうやら、店側と揉めて辞めた子の給料明細を、店が税金対策のために税務署に提出していたそうです。結局、私が知り合いの税理士を紹介して、うまく収まりました。私が裏引きを始めたのはこういう理由もあるのですが、キャバ嬢にとって税金対策は切っても切れない悩みです。通常、キャバクラで働いている人は、店から10%の所得税を引かれます。そこから、キャバクラが本職の人は稼ぎをうまく確定申告して、なるべく税金を取られないようにします。しかし中には、税金に詳しくないキャバ嬢を利用し所得税を多く取って、残りを着服する悪質な店もあります。また、昼間働いている『掛け持ちキャバ嬢』に対して、面接時にマイナンバーを記載した身分証を提出させ、所得税の名目のまま法外な金額を取る店もあるそうです。そういう相談をよく受けていて、話を聞いてあげるのも好きなので、そのような悩みを聞いてあげたくて、税理士を目指そうと思いました」
何気なくキャバクラに入り、その後、ホームレス経験をしてナンバー1になったリサさん。彼女は今、水商売について何を思うのだろうか?
「サクッと稼いで辞めるのが一番いいと思います。お客さんにお金使わせることに罪悪感を抱いて辞めていく、心がきれいな女の子も中にはいますけど、お客さんはいつか切れてゆくものです。キャバクラにはまってお金を使う人は、結局どこへ行っても使います。罪悪感は持たずに、お金をもらって夢をたくさん与えてあげましょう」
(カワノアユミ)
『黒革の手帖』のリアル元子!? “ホームレス”からナンバー1キャバ嬢へ成り上がった女の意外な夢
武井咲演じる原口元子が、親の残した借金返済のために銀座のホステスとしてのし上がってゆくドラマ『黒革の手帖』(テレビ朝日系)。派遣先の銀行から横領した1億8,000万円をもとに、銀座にクラブ「カルネ」をオープンした元子は、銀座のクラブの最高峰である「ルダン」を手に入れようとするが、「ルダン」はおろか、「カルネ」までも差し押さえられてしまう。先週の第7話では、「燭台」のママ・岩村叡子(真矢ミキ)にも見放され、議員秘書の安島富夫(江口洋介)を頼り、弁護士を紹介してもらうという展開だった。
実際に、ドラマのように貧しかった家庭から、夜の世界でトップにのし上がった女性がいる。深田恭子似のリサさん(仮名・27歳)は、現在も大阪の有名キャバクラでトップを走り続けるナンバー1キャストだ。リサさんが水商売の世界に入ったのは大学生の時。学費を払うために始めたという。
「実家はそこまでひどく苦労しているわけではありませんが、親には頼れないと思い、名古屋の実家を出て、自分で学費を払っていました。当時は同棲していた彼氏がいたので、キャバクラはお金を稼ぐためだけのアルバイト感覚でした」
大学へは行っていたものの、「卒業後は彼氏と結婚して専業主婦になるんだろう」と、漠然とした考えで生きていたと、リサさんは当時を振り返る。就活はせず、卒業が近づいてきた頃、事は起きた。
「彼氏に振られたんです。20歳そこそこの彼氏に将来を託していたつもりはなかったのですが、22歳の私にとっては絶望的でしたね。就職先もナシ、同棲していた家も追い出されて住む家もナシ、学費を払っていたので貯金もナシ。親に就職先を探してないなんて口が裂けても言えず、実家に帰ることもできませんでした」
彼氏との別れを機に、突如ホームレスになってしまったリサさん。幸い、キャバクラのアルバイトは続けていた。
「友達の家やネットカフェを泊まり歩いて、1カ月間がむしゃらに働きました。それまでは彼氏の休みに合わせて店を休んだり、お客さんに営業もまったくしてこなかったんですが、この時、初めて水商売の仕事と向き合いました」
もともと、社交的で人見知りしない性格のリサさん。本来、真面目だったこともあり、遅刻も欠勤もせずに働き、1カ月後、2,000円だった時給は5,000円にまで上がった。結果、部屋を借りることもできた。その後も、店での成績は順調に伸ばしたというリサさんの「売れるための秘訣」とは、何だったのだろうか?
「お客さんと一緒になって楽しむことを、一番大事にしました。私は特に気配りができるというタイプでもないし、連絡がマメというわけでもないので。店に来ていない時にメールや電話を頑張るのではなく、店に来たら必ず楽しんでもらえるようにしました。私のお客さんは割とお金持ちで、普段は高級クラブで飲んでいるような人が多いです。仕事中は部下を使って、高級クラブではチヤホヤされる、常に誰かの上にいる人たち。私はそういう人にも常に同じ立場で、友達のように接して一緒に騒いじゃいます。それが良いと言って来てくれる人が多いですね。ただ、売れている人の接客は観察していました。私にはなくて、売れている人にあるものは吸収するようにしていました」
その後、キャバクラで初めてのバースデーイベントを行ったリサさんは、1日で300万円を売上げ、ナンバー1になった。
「ナンバー1になった時、あまり実感は湧きませんでしたが、正直複雑でした。私は、常に誰か尊敬する先輩がいて、それを追っかけるという立場が好きだったので。ナンバー1になると、抜かされないような努力をしないといけなくて、今までと努力の内容が変わってくるのも嫌でした。もちろんプライドがあるので、一度上に行ったら落ちたくないという気持ちもあります。でも、そのためにお客さんに無理させるというのは、私のスタイルではないと思いましたね」
また、トップになったことにより、トラブルも生じてくる。
「店の子のドレスがハサミでズタズタに切られていたのを、私が犯人扱いされたり、口説いてきたお客さんに冷たくしたら、その客がほかのキャストに『リサがお前の陰口言ってる』など、私の立場を悪くするうわさを流されたりしました。その客は出禁にしたのですが、その後、ストーカーまがいなことをされました。メールを1日100通近く送ってきたり、私の自転車を見て帰ってるかを確認されたり……。結局、こういったトラブルが絶えず、店を移ることにしたんです」
現在は比較的大手のキャバクラに移ったリサさん。移籍してほどなくナンバー1になったリサさんは、約3年たった今でも、その座をキープしている。
「前の店からお客さんをほぼ全員連れてきたので、売上は安定しています。あまり目立つと、前の店同様、トラブルになりかねないので、うまく調整しているんです。こちらの店へ移るまでの休暇期間に、お客さんのほうから裏引き(客から直で現金をもらうこと)を提案してくれたので、今も毎月数十万から100万円ほど援助してもらいながら、たまに店に来てもらってます。マンションを買ってくれるという話もたまにありますが、愛人とか枕営業とかはしたくないので断わりました。あくまでお互い楽しく飲めるのがスタンスです」
ちなみに今までもらったプレゼントで一番高かったものは、フランク・ミュラーのカサブランカ(推定100万円)という。そんなリサさんに将来の夢を聞いてみた。
「ずっと夜の仕事を続けていきたいとか、自分の店を持ってママになりたいとかは思いません。なるべく早く上がって、昼の仕事に就きたいですね。今、税理士の資格を取るために専門学校へ通っています。やっぱりこの仕事を通して、夜の嫌な部分がいっぱい見えてしまったからかな」
リサさんが、そう話すのには理由がある。
「今の店に入ってしばらくした時に、仲の良かった子が店を辞めたんです。その後、その子に税務署から数百万円の請求が来たと聞きました。どうやら、店側と揉めて辞めた子の給料明細を、店が税金対策のために税務署に提出していたそうです。結局、私が知り合いの税理士を紹介して、うまく収まりました。私が裏引きを始めたのはこういう理由もあるのですが、キャバ嬢にとって税金対策は切っても切れない悩みです。通常、キャバクラで働いている人は、店から10%の所得税を引かれます。そこから、キャバクラが本職の人は稼ぎをうまく確定申告して、なるべく税金を取られないようにします。しかし中には、税金に詳しくないキャバ嬢を利用し所得税を多く取って、残りを着服する悪質な店もあります。また、昼間働いている『掛け持ちキャバ嬢』に対して、面接時にマイナンバーを記載した身分証を提出させ、所得税の名目のまま法外な金額を取る店もあるそうです。そういう相談をよく受けていて、話を聞いてあげるのも好きなので、そのような悩みを聞いてあげたくて、税理士を目指そうと思いました」
何気なくキャバクラに入り、その後、ホームレス経験をしてナンバー1になったリサさん。彼女は今、水商売について何を思うのだろうか?
「サクッと稼いで辞めるのが一番いいと思います。お客さんにお金使わせることに罪悪感を抱いて辞めていく、心がきれいな女の子も中にはいますけど、お客さんはいつか切れてゆくものです。キャバクラにはまってお金を使う人は、結局どこへ行っても使います。罪悪感は持たずに、お金をもらって夢をたくさん与えてあげましょう」
(カワノアユミ)
“結婚できない男”今田耕司に教えたい「外見が玄人、内面は素人」というオンナの正体
羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。
<今回の芸能人>
「食べることが好きな人がいいね」今田耕司
『おしゃれイズム』(日本テレビ系、9月10日)
人気男性芸能人の「結婚したいのに、できないネタ」ほど白々しいものはないと私は思っているが、彼らが実際にどんな生活をしているかは別として、視聴者にウケる「結婚できないネタ」にはコツがある。大前提として、売れていることが必要だが、人格のクセが強すぎないこと、そこそこ恋愛していることだろう。結婚できない理由が「人格が破たんしているから」とか「オンナ遊びがすごすぎる」というのはNGだ。
そういう意味で言うと、今田耕司は「結婚したいのに、できないネタ」がハマるタイプだと思う。テレビ上の人格にクセはないし、私生活では潔癖症という点も、視聴者を面白がらせる“ネタ”に昇華している。『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)にて、「飲んで帰ってきても、掃除と洗濯は欠かさない」「後輩や彼女が洗い物をしても、自分でもう一度洗い直す」「家政婦を雇ったけれど、掃除する場所がないくらにきれいで驚かせた」といったエピソードを披露し、「みなさん、気持ち悪いでしょ?」と笑われてみせた。潔癖症売りをする芸能人は、「自分が普通」と言い張るものだが、この「他人から見てオカシイ感じ」が理解できなければ、笑いにならない。同じことが、結婚できない売りにも言えるのではないか。
今田も、時が来ればサラっと結婚するだろうが、2014年放送の『芸人報道』(同)で本人が掲げた結婚の条件39箇条は、私にとって面白かった。挙げた条件は以下のとおり。
1.身長163センチ以上/2.年齢28歳以下/3.日本人もしくはハーフもしくはロシア人/4.美人/5.肌がキレいで薄化粧/6.脚がキレい/7.カカトがキレい/8.歯と歯茎がキレい/9.手がキレイ/10. 手を握ったときにしっくりくる/11.やせすぎていない/12.頭皮のニオイがしっくりくる/13.明るい/14.キレい好きで少し大ざっぱ/15.子ども好き/16.運動神経が良い/17.車の運転ができる/18.箸の持ち方がきれい/19.肌にしっとり感がある/20.少食でない/21.お酒が好き/22.よく遊ぶ所が、西麻布や六本木ではない/23.クラブが好きじゃない/24.映画が好き/25.ファッションに興味がある/26.ハワイが好きすぎない/27.占い・風水にはまりすぎていない/28.今までの交際人数が、嘘でもいいから5人以内/29.売れてる芸能人とつきあったことがない/30.タトゥーを入れている男友達が多くない/31.タダで海外旅行に行ったことがない/32.ハリウッド関係者とご飯を食べたことがない/33.帰省する田舎がある/34.両親と仲が良い/35.お母さんが今田に否定的でない/36.部屋にペーパークラフトがない/37.動物が好きすぎない/38.AVを買うのを止めない/39.今田が出演した番組に、意見を言わない
テレビでの発言を本気にしてもしょうがないが、これらの条件は、今田が面倒くさい認定されるのに十分な量と質である。
今田の理想の相手は、「両親に可愛がられ、きちんとした躾を受けて育った地方出身者」で、「特に化粧などをしなくても美人で、体のパーツもきれい、よく食べるがスタイルはいい」「お酒が好きだけれど、六本木や西麻布といった繁華街で遊んだり、ガラの悪い男友達はいない」「芸能人や業界関係者と交流がなく、まちがっても枕営業なんてしない人」……とまとめることができるだろう。
39の条件の中に、女性の職業については言及されていないものの、芸能人か、芸能人と知り合える特殊なコネを持っている女性を想定していることがよくわかる。キレイであることは絶対条件だが、ハリウッド関係者と食事をしたり、タダで海外旅行に行くという芸能人利権や芸能人的営業をしない人。人より前に出てナンボの芸能界で、そんな消極的では売れないだろう。ご両親がどっさり仕送りをしてくれるなら別だが、地方出身の、ビッグネームとは言い難い女性芸能人の生活は、そんなに余裕があるものではないと予想がつく。誰か応援してくれる人がいないと、もしくは時給の高いアルバイトをしないとしんどいだろうが、今田の考えはそこまで及ばない。外見はお金が稼げる玄人レベル、内面は業界の汚れを知らない強い貞操観念を持った素人っぽい女性を探しているようだ。
時は流れて、2017年。9月10日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演した今田は、またしても「結婚したいのに、できないネタ」を披露する。今田の後輩であるナインティナイン・岡村隆史に、「人の見ていないところを見ている」「(顔やスタイルは良くても)『あの娘のハンカチ汚かったで』みたいに」と暴露されていた。岡村いわく、今田はその“汚いハンカチ”から、「家が汚いということは、トイレも汚い」といった具合に連想し、「裏側を見つけてしまう」のだそうだ。“内面を暴こうとする”視点には、外見のいい玄人タイプの女性は好きだけれど、玄人的な内面は嫌いという矛盾や葛藤を抱えているように感じられる。
そんな今田は、結婚したい女性のタイプとして、ハーフであることと共に「食べることが好きな人がいいね」を挙げた。食べることが好きな人であれば、おいしいものを食べた時にいいリアクションをしてくれるという意味での発言だったが、いいリアクションは、感動から生まれるというより、ごちそうしてくれる目上の人に対する敬意として発せられるものではないか。となると、接客業のように「お客さんが上」かつ「金を使ってくれた人を喜ばせる」関係を何度も経験して、場数を踏んでいる女性こそ、それができるわけだ。つまり、リアクションのいい女性は、今田の嫌いな内面が玄人、もしくは玄人的センスを持っているということだろう。
「外見が玄人、内面は素人」な女性を探すのは難しい。しかし、そういう女性を“完璧に演じられる人”なら、案外いると思う。なぜなら、素人っぽく振る舞えるのは、玄人が何たるかを知った人でないと無理だからである(家事手伝い、元モデルという触れ込みのロンブー淳夫人も元キャバクラ嬢だった)。今田と結婚したい接客業の女性は、チャンスありなのでぜひ頑張ってほしい。
仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの」
“結婚できない男”今田耕司に教えたい「外見が玄人、内面は素人」というオンナの正体
羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。
<今回の芸能人>
「食べることが好きな人がいいね」今田耕司
『おしゃれイズム』(日本テレビ系、9月10日)
人気男性芸能人の「結婚したいのに、できないネタ」ほど白々しいものはないと私は思っているが、彼らが実際にどんな生活をしているかは別として、視聴者にウケる「結婚できないネタ」にはコツがある。大前提として、売れていることが必要だが、人格のクセが強すぎないこと、そこそこ恋愛していることだろう。結婚できない理由が「人格が破たんしているから」とか「オンナ遊びがすごすぎる」というのはNGだ。
そういう意味で言うと、今田耕司は「結婚したいのに、できないネタ」がハマるタイプだと思う。テレビ上の人格にクセはないし、私生活では潔癖症という点も、視聴者を面白がらせる“ネタ”に昇華している。『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)にて、「飲んで帰ってきても、掃除と洗濯は欠かさない」「後輩や彼女が洗い物をしても、自分でもう一度洗い直す」「家政婦を雇ったけれど、掃除する場所がないくらにきれいで驚かせた」といったエピソードを披露し、「みなさん、気持ち悪いでしょ?」と笑われてみせた。潔癖症売りをする芸能人は、「自分が普通」と言い張るものだが、この「他人から見てオカシイ感じ」が理解できなければ、笑いにならない。同じことが、結婚できない売りにも言えるのではないか。
今田も、時が来ればサラっと結婚するだろうが、2014年放送の『芸人報道』(同)で本人が掲げた結婚の条件39箇条は、私にとって面白かった。挙げた条件は以下のとおり。
1.身長163センチ以上/2.年齢28歳以下/3.日本人もしくはハーフもしくはロシア人/4.美人/5.肌がキレいで薄化粧/6.脚がキレい/7.カカトがキレい/8.歯と歯茎がキレい/9.手がキレイ/10. 手を握ったときにしっくりくる/11.やせすぎていない/12.頭皮のニオイがしっくりくる/13.明るい/14.キレい好きで少し大ざっぱ/15.子ども好き/16.運動神経が良い/17.車の運転ができる/18.箸の持ち方がきれい/19.肌にしっとり感がある/20.少食でない/21.お酒が好き/22.よく遊ぶ所が、西麻布や六本木ではない/23.クラブが好きじゃない/24.映画が好き/25.ファッションに興味がある/26.ハワイが好きすぎない/27.占い・風水にはまりすぎていない/28.今までの交際人数が、嘘でもいいから5人以内/29.売れてる芸能人とつきあったことがない/30.タトゥーを入れている男友達が多くない/31.タダで海外旅行に行ったことがない/32.ハリウッド関係者とご飯を食べたことがない/33.帰省する田舎がある/34.両親と仲が良い/35.お母さんが今田に否定的でない/36.部屋にペーパークラフトがない/37.動物が好きすぎない/38.AVを買うのを止めない/39.今田が出演した番組に、意見を言わない
テレビでの発言を本気にしてもしょうがないが、これらの条件は、今田が面倒くさい認定されるのに十分な量と質である。
今田の理想の相手は、「両親に可愛がられ、きちんとした躾を受けて育った地方出身者」で、「特に化粧などをしなくても美人で、体のパーツもきれい、よく食べるがスタイルはいい」「お酒が好きだけれど、六本木や西麻布といった繁華街で遊んだり、ガラの悪い男友達はいない」「芸能人や業界関係者と交流がなく、まちがっても枕営業なんてしない人」……とまとめることができるだろう。
39の条件の中に、女性の職業については言及されていないものの、芸能人か、芸能人と知り合える特殊なコネを持っている女性を想定していることがよくわかる。キレイであることは絶対条件だが、ハリウッド関係者と食事をしたり、タダで海外旅行に行くという芸能人利権や芸能人的営業をしない人。人より前に出てナンボの芸能界で、そんな消極的では売れないだろう。ご両親がどっさり仕送りをしてくれるなら別だが、地方出身の、ビッグネームとは言い難い女性芸能人の生活は、そんなに余裕があるものではないと予想がつく。誰か応援してくれる人がいないと、もしくは時給の高いアルバイトをしないとしんどいだろうが、今田の考えはそこまで及ばない。外見はお金が稼げる玄人レベル、内面は業界の汚れを知らない強い貞操観念を持った素人っぽい女性を探しているようだ。
時は流れて、2017年。9月10日放送の『おしゃれイズム』(日本テレビ系)に出演した今田は、またしても「結婚したいのに、できないネタ」を披露する。今田の後輩であるナインティナイン・岡村隆史に、「人の見ていないところを見ている」「(顔やスタイルは良くても)『あの娘のハンカチ汚かったで』みたいに」と暴露されていた。岡村いわく、今田はその“汚いハンカチ”から、「家が汚いということは、トイレも汚い」といった具合に連想し、「裏側を見つけてしまう」のだそうだ。“内面を暴こうとする”視点には、外見のいい玄人タイプの女性は好きだけれど、玄人的な内面は嫌いという矛盾や葛藤を抱えているように感じられる。
そんな今田は、結婚したい女性のタイプとして、ハーフであることと共に「食べることが好きな人がいいね」を挙げた。食べることが好きな人であれば、おいしいものを食べた時にいいリアクションをしてくれるという意味での発言だったが、いいリアクションは、感動から生まれるというより、ごちそうしてくれる目上の人に対する敬意として発せられるものではないか。となると、接客業のように「お客さんが上」かつ「金を使ってくれた人を喜ばせる」関係を何度も経験して、場数を踏んでいる女性こそ、それができるわけだ。つまり、リアクションのいい女性は、今田の嫌いな内面が玄人、もしくは玄人的センスを持っているということだろう。
「外見が玄人、内面は素人」な女性を探すのは難しい。しかし、そういう女性を“完璧に演じられる人”なら、案外いると思う。なぜなら、素人っぽく振る舞えるのは、玄人が何たるかを知った人でないと無理だからである(家事手伝い、元モデルという触れ込みのロンブー淳夫人も元キャバクラ嬢だった)。今田と結婚したい接客業の女性は、チャンスありなのでぜひ頑張ってほしい。
仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
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