次シーズンは主要キャスト総とっかえ!? 月9『コード・ブルー』に「これじゃない感」が漂うワケ

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 山下智久主演の月9『コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON』(フジテレビ系)の第9話。平均視聴率は前回から1.5ポイントダウンの13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  患者を命がけで助ける医者の姿が魅力的に描かれた過去のシーズンとは異なり、医者自身の私的な葛藤が多く描かれてる今シーズン。「期待はずれ」「これじゃない感」と否定的な意見も多い中、フジテレビの宮内正喜新社長は、日刊スポーツのインタビューで「『コード・ブルー』が良くて活気が出てきた。本来のチャレンジャー精神が出てきた」とご満悦です。  しかし、『コード・ブルー』人気は、月9ブランドの復活とは言い難く、過去の人気にすがっただけのようにも……。次クールの月9『民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~』で、活気が失われないといいですが。というわけで、早速、あらすじを振り返りましょう。

横峯の登場シーンが減った気がする……

 今回は、主要キャラたちの“人生を左右する1時間”が同時進行で描かれる構成でした。  まず、センター部長・橘(椎名桔平)の10歳の息子・優輔くんに、ついに心臓移植の順番がまわってきました。1時間以内に移植ネットワークに返事すれば、移植が受けられるといいます。  しかし、優輔くんは移植を拒否。理由は、3年前に補助人工心臓を装着してからというもの、「お父さんは、ほかの子どもが死ぬのを待つようになった」からだとか。返事のタイムリミットが迫るも、「僕が死ねば、僕が大好きなお父さんに戻れる。僕は移植を受けない」の一点張りです。  優輔くんのマジな目に圧倒され、橘が「あいつが後悔したまま生きていくと思うと、あまりにもつらい」と移植を諦めかけていると、緋山(戸田恵梨香)が「親が子どもを信じなくてどうするんですか!」と一喝。目が覚めた橘は、自分の判断で心臓移植を進めることを決断。優輔くんをドクターヘリで搬送しながら、「お父さんが優輔に生きてほしいから、移植するんだ!」と自信満々で伝えます。  次は、包丁を握れなくなった料理人・緒方(丸山智己)とラブラブの緋山。正式に付き合っているわけではないそうですが、1週間、デートを重ねているそうです。  この日、緒方が何か言いたそうにしていると、緋山に前職の周産期母子医療センターから、「医局長として戻ってこないか」との誘いの電話が。これに緋山が喜んでいると、緒方に「障がいのある俺といたら、夢を追うどころじゃなくなる」「もう会うのはよそう」と言われてしまいました。  このまま別れたら、医者が「相手が障がい者だから付き合わない」という選択をしたことになってしまうので、医療ドラマとしてさすがにそれはないと思うのですが……。

冴島の人の変わりようにビックリ

 次は新人フェローの名取(Hey! Say! JUMP・有岡大貴)。前回の針ぶっさし事件を耳にした父親が名取のもとへ。これ以上、名取の名前で騒ぎを起こしてほしくない父親は、実家が経営する総合病院に戻らないかと説得。名取も、「緋山先生が(周産期母子医療センターに行って)いないのなら、ここに未練はない」と父親の病院行きを決意します。  また、新人フェローの灰谷(成田凌)は、ドクターヘリでの失敗からPTSDを発症。ヘリでヘッドセットを装着しても、ガクガク震えてしゃべれないんだとか。結局、灰谷の希望で、ヘリ担当から外されることになりました。  で、最後は藍沢(山下)。トロント大学の臨床医師として推薦が決まったものの、術後の後遺症を抱える天才ピアニスト・奏(田鍋梨々花)に罪の意識を感じるあまり、「俺は行かない。救命に残る」と断る気満々です。  そんな中、骨盤骨折で運ばれてきた車椅子ラグビーのエース選手が、14年前の事故で受けたダメージが原因となり、急死。救命センターにチームメイトが集まると、1人の選手が「エースっていうのは、わがままで、自分勝手じゃなきゃダメなんだ!」「あいつは優しすぎた!」などと、藍沢のウジウジ病につき刺さるような言葉を連発します。  白石も、ウジウジ藍沢に「藍沢先生って、そんなんだった? 9年前のあなたは違った」「何かのせいにして楽な道を選んだりしないでほしい」「あなたはトロント行くべき」と説得します。  こんな感じで主要キャラたちの1時間が描かれた後、ドクターヘリ要請が。電車の開通を記念したイベント「トンネルウォーク」中に、崩落事故が発生したとのこと。  灰谷以外が現場に駆けつけると、すでに死者多数のパニック状態。重傷者はトンネル内に残されており、藍沢や藤川が重傷者の治療に当たります。  そうこうしていると、再び崩落事故が起こり、藍沢が生き埋めに。藤川はどうなっているかわかりません。  なお、藤川がトンネルに向かおうとすると、妻の看護師・冴島(比嘉愛未)が「行かなくていい。あなたは勇敢な医者になんてならないで。危ない現場はほかの先生に任せればいい。大切な人を失うのは2度で十分」と全力で止めていましたから、このフリは死亡フラグでしょうか? もしこれで藤川が死んだら、冴島は呪われているとしか思えませんね。  最後は、白石の「私の大好きなチームは、バラバラになってしまった」との不穏なナレーションが流れ、第9話は終了です。

全ては「THE FOURTH SEASON」へのつなぎだった?

 さまざまなエピソードが描かれた今回ですが、今シーズンは、冴島がシアン中毒になったり、いきなり倒れて流産したり、白石がヘリの事故で足を引きずったり、灰谷がホームで転落したり、緋山に針が刺さってエボラ出血熱の疑いが浮上したり……医者やナースが患者になりまくりですね。  欲を言えば、医者の絶体絶命シーンよりも、事故現場で患者を救うシーンが見たいのですが、これが新社長の言うチャレンジジャー精神なのでしょうか? 違うか。  とはいえ、藍沢のウジウジ病と、車椅子バスケの選手のエピソードをくっつける感じがわざとらしかった以外は、ミニドラマをたくさん見せられた感じで、わりと楽しめました。特に、優輔くんが移植を拒否したエピソードは、移植待ちのストレスや、移植後も葛藤が続いていくしんどさなど、なかなかガツンと来る内容でした。  で、最終回が全く想像つかないのですが、今回を見る限り、次のシーズンで主要キャストが新人フェローに総とっかえということもありえるかも!? というより、最初からそれを目指して、藍沢をトロント大の候補にしたり、白石に新人教育を頑張らせたり、冴島を藤川と結婚させて流産させ、危険な仕事から遠のかせたようにも……。  今シーズンで医者の葛藤が重点的に描かれた理由も、この先のシーズンへの“つなぎ”と考えたほうがしっくりくるような。そうなると、最近、新木優子演じる横峯のエピソードが描かれなくなったのも、「いつ幸福の科学の芸能プロに移るかわからないし、そうなるとドラマに起用できないから」という理由に思えてなりません。  さて、絶体絶命の状況で迎える最終回は、一体どんな展開を見せるのでしょう? とりあえず、横峯の登場シーンが激減していないかチェックしたいと思います。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

住むならどっち!? 多摩と湾岸で迷ったバブル時代と80年代雑誌の“ユルさ”

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「週刊プレイボーイ」(集英社/1989年9月19日号)
 タイトルで「どっち」と書いたけれども21世紀の今、ほぼ決着がついているのは、ご存じの通り。  多摩地域のボロ負けである。  その名前の通り、まるで神殿のような街が建設されたパルテノン多摩は陳腐なものになってしまった。そして、高度成長期以降、多くの人々が夢を抱いて住んだ多摩ニュータウンは、もはや完全なオールドタウン。歩道と車道の完全分離のように考え抜かれた都市計画も、いざやってみると夜道が危ないなどの危険ばかりを生み出した。  片や湾岸地域は、タワーマンションが乱立する完全な未来都市。バブル時代は倉庫を改造したウォーターフロントの店が繁盛していた勝どきや芝浦の風景は、ガラリと変わった。とりわけ勝どきの変貌は著しい。低層団地や倉庫群は完全に取り壊されて、すべてタワーマンションへと生まれ変わった。今後、マンションの価格は下落する=今はバブルといわれはするけども、繁栄を謳歌していることに間違いはない。  そんな多摩と湾岸と、どちらが優れているのか混沌とした時期の記事。「週刊プレイボーイ」(集英社)1989年9月19日号「東京を考える特集 のっぺり東京のふたつの顔『多摩VS湾岸』」が、今回のお題である。  この記事、どちらに住もうかと迷う、子どもも生まれたばかりの若夫婦の対話形式で綴られていく。なんだけれども、まず設定が少々、トンでいる。 「ボクがいま住んでいるのは足立区の綾瀬です。あの『幼女誘拐殺人事件』で影が薄くなっちゃったけど、『女子高生リンチ殺人事件』が起きたあの“狂気の街”綾瀬なのです」  いやいや、現代の雑誌、あるいはネット記事で書いたら、即座に赤字を入れられそうな一文である。この不謹慎なユルさこそが80年代。これとは別だが、雑誌のグルメレポで「原爆が落ちたような美味さ」という、酷い文句を見出しでどーんと書いても「ああ、そんな衝撃的な美味さなのだなあ」程度で受け止めてくれるのが80年代なのである。これも、アゲアゲムードの中での余裕ということなのか。  さて、この記事でたびたび比較対象として提示されるのは、多摩市と江東区。湾岸といっても当時は、まだまだ開発途上にあった地区。  記事は、それぞれの市役所に話を聞いたりして、オススメポイントを提示していくのである。  でも、そうしたデータと共に記されるオススメポイントは、狙っているかのような無軌道ぶり。もんじゃ焼きの本場を「江東区の月島」なんて記していたりする。これが、ネタなのか本気なのか判然とし難いが(月島は中央区です、念のため)、後者だとすれば、今では人気スポットの月島が、いかに見向きもされない街であったかを如実に現しているように思えるのだ。  そんな感じなので、とにかく多摩も湾岸も、オススメされても、まったく住みたい気分にならない。 「湾岸はさ、海があるんだ。親子揃ってウィンド・サーフィンなんてかっこいいぞ」 「多摩の奥のほうでは熊が出るって話もあるし」  こうして、会話形式で綴られる記事は、いつしか青山に住みたいという妻の本音へとシフトしていく。  ここでわかるだろうか。この記事の本質は「多摩VS湾岸」ではないことを。  そう、少し捻くれた形で港区や千代田区といった内陸部に住むことのできない人々の、怨嗟の声を綴りたかったのだ。  家賃が高騰し、買いたいものが溢れても、給料の上昇スピードが遅かった時代。人々は、怨念を内に貯め込んで暮らしていたのだ。 (文=昼間たかし)

【本日発売】キンキファン必見! 20周年イベント『KinKi Kids Party!』完全フォトレポート

2017年7月に横浜スタジアムで開催された20周年イベント「KinKi Kids Party!~ありがとう20年~」を完全フォトレポート! 
ふたりの必見ラブラブツーショット特集も収録!

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KinKi Kids Party!~ありがとう20 年~フォトレポート・・・・・4P~
懐かしフォトが満載! ベストツーショットギャラリー・・・・73P~

 

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山尾志桜里議員、W不倫の裏にあった“波瀾万丈”夫婦の物語――女性週刊誌の真骨頂

下世話、醜聞、スキャンダル――。長く女性の“欲望”に応えてきた女性週刊誌を、伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」の元デスク神林広恵が、ぶった斬る!

 斉藤由貴の不倫話がまだ尾を引いている。先週発売の「FLASH」(光文社)が流出キス写真を掲載したのに続き、同じく今週の同誌で、お相手医師のまさかの“パンツかぶり”写真流出。しかも場所は斉藤の自宅らしい。ついに斉藤も不倫を認める事態となったが、気になるのは写真の流出元。考えるだけで怖い。

第381回(9/12~9/7発売号より)
1位「山尾志桜里議員 イケメン弁護士とW不倫の罠! きっかけは『夫との離婚相談』」(「女性自身」9月26日号)
2位「泰葉が自宅に送りつけた出刃包丁、脅迫状、犬のフン」(「週刊女性」9月26日号)
3位「武井咲への“逆風”に待った! でき婚はイケナイ事ですか?」(「女性自身」9月26日号)

 先週発売の“文春砲”で明らかになった民進党のジャンヌダルク・山尾志桜里の不倫。民進党に激震をもたらした、まさかのスキャンダル劇だったが、政治家や芸能人など著名人の不倫が続発し、おおごとになっているのを見ても、やっぱりしちゃうんだな、と思っていた。しかも、政治家で党要職が目前だったのに。

 しかし、そこには深~い背景が存在した。それを今週の「女性自身」が報じているのだが、そのポイントは山尾の不倫ではなく、山尾と夫A氏の人生、そして有名事件までもが絡む、波瀾万丈の夫婦の物語だった。

 そもそもA氏はIT会社を起業、その会社を約2億円でライブドアに売却し、同社の役員もしていた。そんなA氏と交際していた当時検察官だった山尾。そして勃発したのが2006年のライブドア事件だ。つまり2人は捜査当局側と、捜査対象という“敵”であり、利害関係も相反する関係になってしまう。ロミオとジュリエット、禁断の恋(ちょっと大げさか)!

 だがそんな06年に、周囲の反対を押し切り結婚した2人。障害があると恋は燃える。とはいえ、事件関係者と結婚したことで検察官として出世は望めなくなった山尾は、政界進出しスピード出世を果たす。だが、一方でシステム開発会社を設立したA氏は、人手不足や金銭トラブルが発生。さらに最近では巨額の訴訟沙汰まで浮上しているという。

 確かに政治家である山尾にとっては、こうした夫のトラブルは、かなり“やばい”。そんな状況下、すでに2人は離婚に向け協議中だったという。しかも離婚間近だった――。さらに、離婚協議について相談していた弁護士こそ、不倫相手とされる倉持麟太郎。

 なるほどね。まあ、相手も既婚者だから不倫には違いないが、そんな事情があったのか。不倫の背景にあったストーリー。「自身」では多くのエピソードやコメントから、妻が不倫に至った“夫婦の物語”を描いていく。女性、特に既婚女性の不倫には風当たりが強いが、しかし「自身」はそれを一方的に糾弾することなく、女性の目線から、そして冷静に夫婦の事情を記しているのだ。“渾身の後追い記事”と言っていい。いろんな意味で納得する。

 ここ最近、不倫に関して感情的だったり、居丈高だったり、むやみに“倫理”を振りかざす傾向がある。山尾に対しても“説明責任”を声高に主張する男性テレビ司会者もいる(司会者自身、不倫だけでなく隠し子騒動まで起こしているのに!)。そんな中で冷静に取材し分析した「自身」の記事は、女性週刊誌の真骨頂だとも思う。

 そんな中で、個人的に一番笑った山尾夫妻の披露宴の様子を紹介したエピソードを引用したい。現在の夫婦の危機の原点とも言えるものだし、よくぞこんなコメントを掘り出してきたと感心もしたから。

「逮捕されなかったライブドア幹部と、彼らを狙った検察関係者が同席したのだから、異様な雰囲気でした」(司法関係者のコメント)

 披露宴をしないという選択はなかったのか、とも思うが、そんな異様な披露宴でも強行しちゃうのが山尾の“強気”と“上昇志向”、そして情熱的不倫の源泉かも。

 先々週、泰葉の直撃インタビューをトップ特集で報じていた「週刊女性」。その際、直撃を受けた泰葉は記者を自宅に招き入れ、そしてインタビューに応じ、しゃべりまくった(そして最後には記者に、ひやむぎ冷麺まで振る舞った)。

 だが、泰葉のインタビュー内容を真っ向から否定。“真実はひとつだ”として、今週の「週女」に告発したのが泰葉の元マネジャーであり音楽ディレクターのA氏だった。これまでも「週女」はA氏に再三インタビューを申し込んでいたらしいが、しかし実現はしなかったらしい。それが泰葉の告発を掲載したことで、反論告発をゲット。こういうことって、週刊誌ではままあるよね。記事がさらなるネタを呼ぶ。ラッキー!

 ということで、A氏が泰葉の数々の嘘を証言しているのだが、それはいかにも泰葉らしいトホホなものだ。

 告発の概要はこうだ。昨年12月のライブで泰葉の声に魅了されたA氏は、泰葉のCDリリースに向け動く。その間、以前からいた泰葉のマネジャーがクビになったことで、その任も担うことになったA氏。当初、打ち合わせは帝国ホテルのスイートで行うなど、泰葉は大盤振る舞いを見せたが、だが実際には、お金はほとんどなかった。A氏は金策に走り、泰葉の浪費を諌めたが、しかし逆恨みされ、メールやブログで誹謗中傷された。そして、ついに自宅玄関先に脅迫状に加え、出刃包丁や犬のフンまで置かれる事態に。

 すごいな、泰葉。さらに当初、おおごとにするつもりはなかったというA氏だが、ここにきて金銭的実害や泰葉の数々のウソに耐え切れず、被害届を出すことを決意したという。しかも泰葉自身、これら事実を全面的に認めているのだ。どうなる泰葉!?

 しかし記事を読んで、ひとつ心配になったことが。なぜか泰葉ネタに入れ込む「週女」。大丈夫か? 直撃取材以降、泰葉からいろいろ相談を受けているんじゃない? しかも頻繁に。マネジャーのA氏は8月で泰葉のもとを離れている。となれば自分に興味を示し、インタビューしてくれ、自分の主張を記事にしてくれた記者を過剰に頼るのでは。信用して、家にまで招き入れたんだからね。ご飯まで振る舞ったんだからね。

 浪費や朝からお酒を飲む泰葉を“やんわりと”諌めたA氏が、逆恨みされ、ストーカーだセクハラだと非難され、包丁まで持ち出された。「週女」記者もその二の舞にならないか心配だ。まあプロだから大丈夫だと思うけど。トラブったら記事にすればいいんだからね。

 武井咲の衝撃のでき婚発表。その後“仕事に迷惑をかけた”という批判が一部で巻き起こっているが、そうした“迷惑”世論に対し、コラムニスト辛酸なめ子のコメントが秀逸だ。

「スポンサー企業が言うならまだしも、自分にはまったく関係ないのにドラマがどうとかCMがどうとか言ってる人は暇なんでしょうね」

 拍手。

「山尾がゲス不倫。民進党死んだ!」文春砲に沈んだ民進党・山尾志桜里議員に、名物編集長も激怒!

「山尾がゲス不倫。民進党死んだ!」文春砲に沈んだ民進党・山尾志桜里議員に、名物編集長も激怒!の画像1
「週刊文春」(9/14号、文藝春秋)
今週の注目記事・第1位 「山尾志桜里(43)イケメン弁護士と『お泊り禁断愛』」(「週刊文春」9/14号) 同・第2位 「奇跡の腸内物質『スペルミジン』で長生きしても認知症にならない」(「週刊現代」9/23・30号) 同・第3位 「『老後』も『再雇用』も役人はこんなに優遇されている」(「週刊ポスト」9/22号) 同・第4位 「斉藤由貴と不倫医師『もっと破廉恥』な写真」(「FLASH」9/26号) 同・第5位 「吉野復興相に『復興補助金』が還流していた」(「週刊ポスト」9/22号) 同・第6位 「働く高齢者から召し上げた在職老齢年金1兆円が政府の埋蔵金に化けた」(「週刊ポスト」9/22号) 同・第7位 「眞子さま。小室さんの『年収300万円生活』」(「週刊現代」9/23・30号) 同・第8位 「なぜ安倍首相は『ミサイル発射前日に限って』総理公邸に泊まっていたのか」(「週刊ポスト」9/22号) 同・第9位 「あの金正恩でも、嫁さんには頭が上がらない」(「週刊現代」9/23・30号) 同・第10位 「『慶応大』が危機放置の大罪!『洗脳』で女子大生を支配した『ムスリム教授』の不倫講座」(「週刊新潮」9/14号) 同・第11位 「『前原誠司』民進党新代表の共産党的傾向」(「週刊新潮」9/14号) 同・第12位 「アベノミクス『立ち往生』で日本経済を蝕む『7つの副作用』」(「週刊ポスト」9/22号) 同・第13位 「『防衛省』『三菱重工』の惨憺たる現実」(「週刊新潮」9/14号) 同・第14位 「武井咲(23)所属事務所がTAKAHIRO(32)との“強行突破”婚に激怒『損害賠償ものだ!』)(「週刊文春」9/14号) 同・第15位 「“元祖ゲス不倫”宮崎謙介」(「週刊文春」9/14号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  今週は文春砲がさく裂した。山尾志桜里民進党議員の“ゲス不倫”は、前原が民進党の代表になった直後だっただけに、大きな話題になったが、このタイミングで幹事長に内定していた山尾のスキャンダルが出るというのは、何やらきな臭い。  山尾の幹事長就任を妬んだ民進党内部からのチクリか、前川前文科事務次官の風俗店通いを報じた読売新聞のように、警察が情報をつかみ官邸へもたらされたものを、文春へリークしたのか。  こうした政局を動かしかねないスキャンダルはどうやって情報をとり、どのように記事化されたのかを「裏取り取材」してほしいものだ。  新潮砲さん、いかがですかな?  さて、ゲス不倫の元祖・宮崎健介前衆院議員が文春のインタビューに答えている。よくおめおめと出てこられたものだと思うが、政治家というのはこれぐらい面の皮が厚くないとできないのだろう。  こんな人間でも、文春にゲス不倫を取材されたときは、 「正直、当時のことはあまり思い出せないんです。本当にパニックだったので、記憶が断片的というか、直撃取材を受けた場所もどこだったか覚えていない」  辞任の記者会見の時も、極度の緊張で何をいったか覚えていないという。  今は、経営難に陥っている神社仏閣を支援する「神社仏閣再生コンサルタント」をしているそうだ。妻の金子恵美衆院議員からも「家族としてやり直そう」といわれ、1歳半の子どもの離乳食やオムツの交換、保育園の送り迎えもしているという。  山尾の夫は「もう一度家族としてやり直そう」といってくれるのだろうか。 「このハゲーーーッ!」と日本中を爆笑の渦に巻き込んだ豊田真由子衆院議員が、文藝春秋でインタビューに答えている。  暴言を吐き暴行したとされる元秘書に謝罪はしているものの、弁解、事実と違うなど述べているが、ここでしゃべるならきちんと記者会見して、説明責任を果たすべきだ。  本人は議員を続けたいようだが、地元の有権者が許すはずはない。  武井咲(23)という女優がいる。テレビ、CMに引っ張りだこの武井が、交際していたEXILEのTAKAHIRO(32)との間に子どもをつくり(現在妊娠3カ月だという)、「子宝婚」を発表した。  おめでたいことだが、いつもながら所属事務所が激怒していると文春が報じている。  武井の所属する事務所は「オスカープロモーション」。「武井は同社の看板女優。スケジュールは向こう何年先まで埋まっていたが、結婚・出産で白紙に戻さなければならない。損害は十億円ではきかないレベルで、幹部は『大変なことになる』と青ざめていた」(大手芸能プロ幹部)。  そもそも2人の交際は一昨年4月に写真誌FLASHが報じていた。当時オスカーは交際を強く否定していたが、そんなことはお構いなしに2人は仲を深めていった。  いいではないか、好きおうた仲やないか。しばらく出産・子育てに専念して、一回り大きくなって芸能界に帰って来れば。  こうした話が出る時、必ず「違約金が大変」といわれる。ベッキーの時もそうだった。だが、私は、企業やテレビ側も将来の損得を考えるから、使えるタレントならそう法外な要求はしないのではないかと推察するのだが、本当に支払われた額がどれぐらいなのか、文春さん、調べてくれないかな。  さて、8月31日に防衛省が発表した18年度予算の概算要求は、過去最高となる5兆2551億円となり、6年連続の増額になった。  新潮によると、いくら増えても防衛予算の7割は使途が確定している固定費で、「残った3割についても、2割強は一般物件費として基地や装備の維持整備に充てられる」(陸自の元幹部)そうだから、新規装備に使えるのは1割強しかないそうだ。  そのうえ、鳴り物入りで登場する一基800億円といわれるイージス・アショア(弾道ミサイル防衛)も、陸海空ともに「切り詰めた上にカネのかかる装備まで持たされてはたまらない」と逃げ腰だという。  また産軍複合体の中心といわれていた三菱重工をはじめ防衛産業が軒並み製品の質が低下して、国際競争力は水準以下なのだそうだ。 「自国で兵器を製造できるというのは、外国からすれば重要な“抑止力”。その利点を自ら潰そうとしているように見えるのです」(防衛問題研究家の桜林美佐)  私は日本に軍需産業などいらないと思う。それより代替エネルギーや温暖化を食い止める事業にカネをつぎ込んだほうがいい。  ポストのアベノミクス批判。  あれほど「この道しかないんです」と安倍が力を入れたアベノミクスだが、とうに賞味期限切れは明らかになった。  だが、異次元の金融緩和した「失敗」のツケは、これから巨大な副作用となって日本を覆うはずである。  その副作用をポストは7つ上げている。 「大規模財政出動→成果も財源もない歳出増で負担増ラッシュへ!」 「地方創生→自ら煽った『ふるさと納税』潰しで倒産も」 「一億総活躍社会→高齢者は“劣悪な労働環境”に放り出される」 「『いざなぎ景気』再び→賃上げどころか『残業ゼロ法案』で年収ダウン!」 「人づくり革命→苦しむ若者は見捨てても増えすぎた大学を助けよう」 「女性活躍社会→保険料まで払わされるパート主婦が量産される!」 「黒田バズーカ→指揮官の戦意喪失で『悪いインフレ』だけが残る」  ポストでも引用していたが、朝日新聞(8月26日付)で今年の7月まで日銀審議員を務めていた木内登英が、こう批判している。 「木内氏は緩和開始には賛成したが、『物価上昇率2%』の目標は実現できないとの考えから、達成期限を『2年』と区切ることに異議を唱えた。木内氏は『緩和策が長期化したり緩和拡大を迫られたりするリスクがあった』と振り返る。  懸念は的中した。日銀は追加緩和を繰り返したが、4年超が過ぎた今も目標達成は見通せない。木内氏は、緩和の効果は『将来の需要を前借りするもので延々と続くものではない』と指摘。3年目の15年以降は『追加効果がほぼなくなった』とし、弊害だけが膨らんでいると懸念を示した。  具体的には、日銀が銀行などから買った国債などの資産が巨額になり、将来の金利上昇局面で日銀の財務が悪化する可能性や、上場投資信託(ETF)を買うことによる株式市場のゆがみなどを挙げ、『副作用は数多い』と述べた。  混乱回避のためには、『長期金利操作をやめ、国債買い入れ額を段階的に減らしていくべきだ』と提言する」  ポストも、アベノミクスで放たれた数々の矢は、経済成長という的に当たることなく、今や国民ののど元に刺さろうとしているのだと結ぶ。  本当の痛みが来るのはこれからだが、その頃には黒田日銀総裁も安倍首相もそこにはいないだろう。  新潮が、前原新民進党代表の考え方、「オール・フォー・オールで最低限の暮らしを“施し”でなく権利にしていきたい。まじめに納税している皆さん方に、それがあなた自身のためだと実感できる社会にしたい!」を、「共産党的傾向」だと批判している。  小沢一郎とも話し合い、とりあえず10月のトリプル補選に向けて、共産党も排除しない共闘を進めていくようだ。 「選対委員長には共産党との選挙協力に前向きな長妻昭氏が就任。これまた“親共産党的”な人事でもある」(新潮)  前原代表は消費税増税にも前向きだ。それも10%程度ではなく、ドイツの52.5%とイギリスの45.9%の中間ぐらいにするという考え方を軸に、議論していくという。  これを吹き込んだのは慶応大学の井出英策教授だそうだが、彼は消費税を15%に引き上げれば20兆円入って来て、そのうち10兆円を財政健全化に使い、残ったカネで、介護の自己負担、幼稚園、保育園の自己負担、病院の医療費の自己負担、大学の授業料の無料化などに使えば、国民の負担はほぼ消えると主張している。  私もこの考え方には賛成だ。だが、われわれ国民の中には三位一体改革と称して消費税を上げておきながら、社会保障には全く使われなかったという根強い政治への不信感がある。  それをどう払しょくするのか。民進党を離党した山尾志桜里が雑誌のインタビューで私に、こういうことをやりたいと語っていた。 「山尾 もう一回、弱者の救済のためにも、中間層に光を当てる。もっと具体的にいえば、教育の無償化って民主党時代からいってますが、保育園から大学まで、基本的には社会が面倒を見ようという政策ですが、私はそれをやるべきだと思っているんです。そうであれば、最初に『増税させてください』じゃなくて、最初に二年間でもいいから政策を先行させ実現して実感してもらう。  よかったねとなったら、三年目からは負担をお願いする。それぐらい国民の理解を大事にする知恵みたいなものを、政治というのは持たなきゃいけないと思うし、その時の鍵になるのが『中間層の理解』なんです。 元木 その中間層というのは、具体的にいうと? 山尾 たとえば、待機児童で困っている、息子、娘の大学の支度金に不安だと感じている働く中間層、そういう生活者だと思います」  口先で国民をだまし、消費税を上げたら一銭も福祉の充実のために使わない。そうしたウソつき政治に嫌気がさしているのだ。  山尾のいうように、まず、これだけ上げると生活がこれだけ楽になると実感させ、こうした生活を続けていくためには増税もやむなしと国民を納得させるというやり方ができれば、いいのだ。  財源がないなどと寝言をいっていないで、無駄を切り詰めてやるべきだと思う。こうした具体的な政策を掲げて前原民進党が安倍自民党と対峙すれば、勝ち目はあると思う。  ところで週刊現代の編集長が鈴木崇之に替わった。私のところにも就任のあいさつが来た。中にこうある。 「二度目の大役ではございますが、心機一転、皆様のご期待に添うよう努力いたす所存です」  読者の皆様という意味だろう。特定の上司の期待だけに添うのではないことを期待したい。  次は新潮が報じている私学の雄たる慶應義塾大学のおかしな教授の話。簡単にいうと、慶應の湘南藤沢キャンパスにいる総合政策学部・奥田敦教授(57)が、2年生の斉藤菜穂(21・仮名)を洗脳し、自宅に軟禁状態にしていたというのである。  奥田教授はイスラム刑法の権威だそうだ。斉藤は大学に入るとアラビア語やイスラム関係の授業ばかりを履修するようになったと母親が話している。  奥田に指導され始めると、サークルを辞め、帰宅が遅くなり、研究室に泊まることも多くなったという。  1月下旬に家出をする。いったんは帰宅するが、2月下旬には奥田と2人っきりで1週間、沖縄国際大学へ行ったそうだ。  両親は大学側に相談し、ようやく調査委員会を立ち上げたが、そこで何が話し合われているのか一切知らせてこないという。  やがて娘が、奥田研究会がヨルダンでやる研究会に参加するとビザを取り、大学側も参加を許可したことで、両親はたまらず旅券を取り上げた。  そした8月17日の午後9時過ぎに、娘がいる奥田のマンションに両親や数人の人間が押しかけ、「描写をはばかられる姿で震えていた」(新潮)菜穂を“救出”したのである。  その現場には不可解なことに奥田の妻もいたという。妻がこういっている。 「奥田は一昨年も学内でセクハラ委員会を立ち上げられています。主人が言うには、7月ごろに湘南台のマンションにゼミの女子学生を連れてきて、一晩中話したとのこと。(中略)自宅に連れ込んで一晩中、という時点で教員としてアウトだと思う」  奥田教授は新潮の取材に対して「コメントできない」の一点張り。慶應の広報室も「大学としても調査ならびに当該教員への対応を継続して行っております」と、要領を得ない。  ある種の洗脳のようなものを受けているとすれば、娘はまた奥田の元へ戻ってしまうのではないか。大学はもっと積極的に、問題があると思われる教授に関与するべきだと、私も思う。  9月6日の『とくダネ!』(フジテレビ系)を見ていたら、北朝鮮問題で近藤大介週刊現代編集次長が出ていた。  先週の「朝鮮労働党幹部が本誌だけに語る」という記事が注目されたのであろう。彼のすごいところは、英語はもちろんのこと中国語から韓国語、北朝鮮語(韓国語とは少し違うらしい)まで操れることだ。  奥さんは中南海の要人の令嬢だから、通信社の記者よりも幅広く深い情報を持っている。彼はこれから北朝鮮や中国問題では重要なキーマンになるだろう。  その彼が今週は、金正恩といえども、嫁さんの李雪主には頭が上がらない、彼女の動きを知ることが、北朝鮮のこれからを占う大事なものになると書いている。  李と金正恩が結婚したのは2年前、まだ28だそうだが、驚くのは、李はかつて金正日総書記のナンバー2として君臨していた、張成沢の愛人だったというのである。 「張成沢が、大同江の川辺に『会館』と呼ぶ個人用宴会場を設置し、若い女性歌手たちをホステスとして侍らせていた。(中略)上昇志向が強い李雪主もその一人だった。  そんな中で張成沢は。同郷の李雪主を気に入り、愛人にした」(近藤)  その後、若い金正恩を背後から操ろうと、張成沢は妻を通じて、李雪主を金正恩に引き合わせ、李は間もなく妊娠し、金正恩は李と極秘結婚したというのだ。  だが金正恩が、ある芸術団の事件を調査している中で、愛妻と張との「過去」を知ってしまったという。  それが張を含む3,000人が処刑された「張成沢粛清事件」の核心だというのだ。  だが、李は粛清されずに、それ以来、一層パワフルになっていったという。李はあたりを憚ることなく、夫・金正恩の執政にズケズケと口出しするようになったそうだ。  李は陰の実力者であり、金正恩の強行姿勢も李の「超強気」に影響されているというのだ。  面白すぎる話だが、真偽のほどを判断する情報が私にはない。  その北朝鮮はミサイルや核実験を止めようとしていない。ポストによれば、安倍首相は、北朝鮮がミサイルを発射する前日に限って、総理公邸に泊まっている。  それはアメリカから情報をもらっているからだろうと推測している。たしかに、8月は25日と28日にだけ総理公邸に泊まっているが、その翌日に北朝鮮がミサイルを発射している。  したがって、Jアラートのようにアラームが鳴っても間に合わないのではなく、Aアラート、安倍アラートのほうがより信頼性が高いというのである。 「国民ができ得る現実的な対策は、通信社や新聞社がインターネットで速報する『首相動静』を見ることかもしれない」(ポスト)  これからは首相動静が、北朝鮮の動きを知る大事な情報になることは間違いないが、国会が始まると、毎晩、公邸ということにならないか。  眞子さんと小室圭さんの婚約が正式に決まり、来秋には挙式が行われるという。  眞子さんには皇室を離れる際に一時金として、天皇陛下の孫で二親等である眞子さんには1億2,000万~1億3,000万円ぐらいが渡されるという。  だが、それをそっくりマンションの購入に充てると、亭主の稼ぎは、現代によると300万ぐらいだから、「皇室であった者としての品位保持」をするには、いささか心もとない。  それに、母親である紀子さんが、自分の皇族費から眞子さんにお小遣いをあげることは、皇室の財産は国が管理しているから、できないのだという。  そうなると、小室さんが働き口などに困った時どうするのか? その時は、旧華族の親睦団体である「霞会館」や学習院女子中・高の同窓会組織である「常磐会」などが陰ひなたに応援するのだそうだ。  眞子さんにも「神田川」のような生活が待っているのかもしれない。だが、若い2人、何があっても楽しいのだろう。  ポストの年金問題追及は、読んでいる者を怒りに震えさせる。  今週の「在職老齢年金」の記事がそれである。働く高齢者には年金を強制的に返上させられる制度、それが在職老齢年金だ。  収入が28万円を超えると年金が減額される。この制度は年金制度が苦しくなると改悪され、以前は65歳未満だったのに、現在は年齢制限が撤廃されてしまっている。  だが、これによって総額どれぐらいになるのか、どこにも載っていないというのだ。  そこでポストが、年金局事業企画課調査室にそのデータを見せろと迫ると、そこには60~64歳、約98万人、約7,000億円、65歳以上、約28万人、約3,000万円という金額が記載されているデータを出してきたというのである。  1兆円も高齢者に払わずに済んだカネがあるにもかかわらず、「国民に知らされないまま『埋蔵金』として積み上げられているのだ」(ポスト)。  ふざけるなである。官僚や政治屋のいうことは、ウソとデタラメばかりだ。  さらに頭にくるのが、吉野正芳・復興相が「復興補助金」をもらっている企業から、彼の政治団体に献金してもらっていたという事実だ。  吉野の選挙区は福島である。そこに震災復興のために「ふくしま産業復興企業立地補助金」というのがある。  主体は福島県だが、その財源約2,000億円は経済産業省からの補助金。その補助金を15年3月に9,750万円交付された木材製材会社から、同年、献金として12万円を吉野の政治団体が受けていたのである。  政治資金規正法では、国からの補助金の交付を受けた企業は決定日から1年間は政治献金ができないのだ。  しかし、吉野の事務所は、これは国の補助金ではないから政治資金規正法には抵触しないといい張る。  先に触れたように、この補助金の主体は経産省なのにである。今月末に開かれる国会で、追及されるのではないか。  FLASHという雑誌は、ときどきとんでもないスクープを飛ばす。不倫が報じられた斉藤由貴と医師との「自撮りキス写真」を先週スクープして、斉藤に、「不倫していました」と認めさせたが、今週も斉藤の家に上がり込み、女性もの(斉藤由貴のでは?)のパンツをかぶっている医師の写真が掲載された。  いくらなんでも、ここまでやるかという破廉恥写真である。  これも2人のどちらかがスマホで撮った写真であろう。その写真が流出したのである。  斉藤は、こんなプライバシーを毀損する写真が出るのは許せないと、警察に相談しているというが、恥の上塗りになるのではないか。  不法に流出したのではないとすると、斉藤の夫か、不倫相手の妻がスマホから盗み出し、流出させたのか。  モルモン教は離婚を禁止しているから、斉藤は離婚しないそうだが、医師のほうはどうなのか。  大体こんな写真を撮り合うのが正気の沙汰ではない。斉藤には仕事やCMが回ってこないそうだ。これこそ自業自得であろう。  ポストの公務員批判記事。役人は現役時代は給料が安く、その代わり、天下りしてその穴埋めをするのだというのは、昔話になったようだ。  ポストによれば、民間企業の正社員の平均年収が400万円台なのに、公務員の平均年収は700万円台なのだ。  さらに60歳定年時の平均退職金は、大卒総合職が2,374万円、地方公務員、ノンキャリアの公務員の退職金は平均2,315万円、国家公務員は平均2,538万円になる。  このあたりはさほど変わらないと思うかもしれないが、裏では、とんでもないことを企んでいるというのである。  公務員の定年を65歳にしようというのだ。民間は定年延長といっても会社のお情けで置いてもらうだけで、給料は下がるし、仕事も雑用がほとんどである。  だが公務員は、給与は下がらず仕事もそのままで、年金が65歳支給開始になる25年に「65歳完全定年制」を実施するスケジュールを立てているというのである。  様々な優遇をしてもらっているのに、奴らは定年を伸ばし、民間の奴らには75歳まで働け、税金を納めろと鞭でひっぱたいて牛馬のごとくこき使う。  これでは中国のほうが生きやすいと思ってしまう。こんな国いつでも捨ててやる。そう思わざるを得ない。  次は現代の健康記事。納豆が体にいいのはよくいわれる。納豆健康法の類はあふれているから、今更だと思うが、老化を遅らせる「スペルミジン」という物質が含まれ、実験用のマウスだが、スペルミジンを投与したら、約25%も寿命が延びることが分かったそうである。  アメリカ・テキサス州のテキサスA&M大学のチームの一員、ルユアン・リュウ博士が、実験結果を見てメンバーは歓声を上げたという。  さらに認知症を防ぐ効果まであるそうだ。また、昨年、パリ第5大学医学部では、イタリアのブルゴーニュで約800人を対象に、どんな食品をよく食べているかを調べたら、スペルミジンの摂取量が多いほど、心不全などの心血管系の疾患リスクが低いということが明らかになったという。  特に男性でその傾向が顕著だったそうだ。  そうして結論は「納豆はすごい」ということなのだ。納豆でもひきわり納豆はスペルミジンが多く含まれているそうだ。  納豆か味噌汁をとり、それに加えて肉を食べると、さらにいいというのである。今夜はひきわり納豆とアメリカ産のステーキにでもするか。  今週の1位は文春砲。山尾志桜里(43)がW不倫? バカヤロー! 思わずそう叫んでしまった。  先週も触れたが、山尾とは8月4日にビジネス情報誌・エルネオスで対談をした。雑誌にはにやけた私と山尾のツーショットが載っている。  私は、安倍首相を国会質問で追い詰めたのは山尾と自由党の森ゆうこ(彼女は次のゲスト)だと思っている。  2人の女性が安倍首相のウソを暴き、稲田朋美、豊田真由子、今井絵理子のおバカ女たちが安倍政権を身体を張って瓦解させていったのである。安倍の提唱する「女性が活躍する社会」が皮肉な形で実現したのだ。  中でも山尾には期待していた。対談の中で「早く山尾民進党時代が来るのを待っている」とエールを送った。  前原誠司が代表に選ばれ、当選2回の山尾が幹事長に内定という報道に、これで民進党が変わると内心拍手したのだが、一転、代表代行に替わり、それも消えてしまった。  その原因が、党内からの批判ではなく、今日(9月7日)発売の文春砲が山尾の不倫を報じているためだという情報がネットに流れた。  まさかと思った。彼女は司法試験を受かり(6度落ちているが、山尾はこれは自民党の谷垣禎一と同じだといっている)、「クライアントから依頼されるのではなく、フェアな立場でものをいうのがいい」と検察官になった女性である。  2009年に思うところあって検察官を辞し、小沢チルドレンの一人として衆院選に出馬し、当選した。その後一度落選しているが、14年の衆院選では小選挙区で辻本清美と2人だけが民主党で勝ち上がってきた。  民主党で政調会長に抜擢され、民進党で幹事長を務めれば、次期代表候補の最有力になる。前原に近く枝野とも親しい。週刊新潮が報じているが、最近前原は小沢一郎と接近しているようだが、山尾は小沢チルドレン出身である。  今月末から始まる臨時国会で、森ゆうこと並んでパワーアップした山尾が、加計学園問題で安倍首相を追い詰めることが期待されていただけに、残念というしかない。  文春によれば、不倫相手は倉持不倫太郎ではなく、麟太郎弁護士で、山尾より9歳年下の34歳。  皮肉なことに「彼の得意分野は企業コンサルタントや離婚・男女問題」(弁護士仲間)。憲法問題についても詳しいそうで、「安倍政権が目指す憲法改正や安保法案に対して批判的な立場を鮮明にしている」(永田町関係者)。  安保問題や皇室問題で議論しているうちに山尾と意気投合したようだ。山尾はIT実業家の夫と長男がいて、倉持にも妻子がいる。  9月2日、山尾の幹事長就任が内示された日、2人は午後8時ごろ、品川駅近くの高級ホテルに現れたという。山尾が先に来てフロントでカードキーを受け取り、足早にエレベーターホールに向かう。  約20分後、倉持が現れる。赤ワインとビールを持って、フロントを経由せずに直接客室へ。36階のダブルルームで、そこからは東京の夜景が一望できるという。  そこの部屋にはベッドが一つしかないと書いている。文春は後で、その部屋に入って確認したのかもしれない。  2人がホテルをチェックインしたのは翌朝早朝だったそうだ。その前の8月31日、ホテルニューオータニで開かれた前原陣営の決起集会に出た山尾は、すぐに消えて、恵比寿のイタリアンレストランで倉持とグラスを重ね、その後、時間差を置いて、倉持が自宅とは別に借りているマンションに入り、山尾が姿を見せたのは1日の午前1時半だったという。 「本誌が確認しただけでも、代表選を挟んで、二人は週に四回逢瀬を重ねている」(文春)  文春の直撃に山尾は、倉持弁護士とはどのような関係か? 「といわれましても……」。不倫関係にあるんじゃないですか? 「ないですけど」。「取材は事務所のほうへ」、そういって足早に去っていったという。  倉持は、別宅のマンションに山尾氏はきたか? 「ええっとーー、ないですね。たぶん。記憶にないですね」としどろもどろ。  SEXをしたかどうかはわからないが、公党のナンバー2になろうという人間が、ゲス不倫疑惑で文春砲に直撃されるとは、情けなくて涙が出る。こういってやれ! 「山尾がゲス不倫。民進党死んだ!」  文春が出た夜、山尾志桜里が民進党を離党した。桜のように散り際だけは潔くということだろうか。  だが、倉持弁護士とは男女の仲ではない、ホテルには一人で泊まったといういい訳は世間には通用しまい。  トリプル選挙までこのままでいて、その後に議員辞職するのか。自民党の中でも「惜しい」という声が出ているようだが、私は同情しない。 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!  現代から。「忍野さら Gカップ現役女子大生アイドルが本誌初登場」。その前に「2017年新宿歌舞伎町 カメラが捉えた『男と女』」がある。 「『あの大手メーカーで働いていました』これが世界に誇る受付嬢ヌードだ」。どこだか会社はわからないが小悪魔的な女性である。  袋とじは「家族にバレないための無料エロ動画『安心安全』ガイド」と「杉本彩 25年ぶりの完全ヘアヌード」。デビュー30年になるというから、かなりのお年だろうが、写真で見る限り見事な肉体である。彼女の写真集について書かれたコラムで「ヘアヌード写真集」とつけたのが、ヘアヌードという言葉の始まりだった。  杉本彩がいなかったらヘアヌードという言葉も生まれなかったかもしれない。懐かしい。  ポストは気合が入っていない。「日活ロマンポルノ 濡れる名言集」「独占掲載 モザイクが取れてます」「ボディ 磯山さやか」。そして今一番気になる女性「石原さとみ 30歳の素肌」。もちろんヌードではない。彼女がヘアヌード写真集を出したら売れるだろうな。高須基仁さん、やってみませんか?  というわけで、今週は現代のぶっちぎり、完勝だ。 (文=元木昌彦)

東山紀之主演『刑事7人』最終回! 9月13日(水)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

5:50~ 8:00 『ZIP!』(日本テレビ系) 山口達也
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
23:00~23:30 『TOKIOカケル』(フジテレビ系)

●V6

8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
15:40~16:54 『よじごじDays』(テレビ東京) 長野博
19:00~19:56 『水野真紀の魔法のレストランR』(毎日放送) 長野博 ※ローカル放送

 

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仕事激減なのに……お笑いコンビ・北陽が「女芸人の憧れ」と呼ばれるワケ

仕事激減なのに……お笑いコンビ・北陽が「女芸人の憧れ」と呼ばれるワケの画像1
人力車公式サイトより
 お笑いコンビの北陽が、仕事が大幅に減っているにもかかわらず、女芸人から羨望のまなざしを向けられている。  北陽といえば、埼玉県立久喜北陽高等学校の校名からコンビ名を付けた同級生お笑い芸人。1995年にコンビを結成後、下積み時代を経て、2001年から始まったフジテレビ系『はねるのトびら』にキングコング、ロバート、ドランクドラゴン、インパルスとともにレギュラー出演して大ブレークした。  その後、バラエティー番組に欠かせない女性芸人として引っ張りだこになったものの、現在はコンビでの仕事はほとんどなく、虻川美穂子が『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)にVTR出演する程度となっている。芸能関係者は「2人とも結婚、出産したため、仕事をセーブしているようです。特に伊藤さんは、夫の仕事の関係で、静岡県で静かに暮らしていますよ」と語る。  虻川は2010年にイタリア料理店のオーナーシェフ・桝谷周一郎氏と結婚。15年に男児を出産した。また、伊藤さおりは10年に男子バレーボール・篠田歩選手と結婚。14年に女児を出産している。そんな2人は、いま婚活に励む女芸人の間で憧れの的となっているという。  前出の芸能関係者は「結婚相手に求めるハードルをかなり下げてでも結婚したいと意気込んでいる女芸人はたくさんいますが、なかなかゴールインできないのが現状。それなのに、北陽の2人はともに高スペックの男性をコンビそろってゲット。出産、育児にと人生を謳歌している。その充実した生活ぶりが女芸人の間にウワサとなって広まり、『北陽さんのように早く結婚して、仕事からフェードアウトしたい。子どもがほしい』『50歳手前のいとうあさこさんのようにはなりたくない』という声が多数聞かれています」という。  芸能界に目を向ければ、「結婚したい」と唱えながらも、たんぽぽの川村エミコや、おかずクラブのゆいPらが次々と破局。今年7月には焦った横澤夏子が交際相手に結婚を迫り、無理やり入籍するというちょっとした珍事まで発生した。 「最近、女性芸能人の間では『20代で結婚できれば超勝ち組、30代で結婚できれば普通、40代で結婚できなければ負け組』といわれています。まあ、芸能界に限ったことではないかもしれませんが……。結婚して幸せになっている人がいる一方で、何年たっても独身で寂しそうにしている先輩芸人を見ると、切実になるのでしょう」(同)  女芸人には、芸能界を生き抜く以上に大変な戦いがありそうだ。北陽のケースがうらやましがられるのも、当然なのかもしれない。

玄関前に仏壇放置した松居一代にそっくり!? “逼迫”泰葉がスタッフに送りつけた「犬のフン」

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 お騒がせタレントの泰葉(56)が、脅迫罪に問われ逮捕される可能性が出てきた。  先月20日の囲み取材で、「ブログの広告収入がとんでもないくらいで」「がっぽりです。ヌードでもがっぽり。広告収入でもがっぽり。印税もがっぽり」と、金銭的に潤っていることをアピールしていた泰葉だが、音楽ディレクターのA氏は、12日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)で泰葉の逼迫ぶりを暴露。  記事によれば、泰葉とA氏は、今月20日の発売に向けてミニアルバムを制作。しかし、プレス段階で、泰葉の会社の通帳に8,000円しか入っていないことが発覚したため、A氏は制作費600万円を支払うための資金作りに奔走。  A氏の海外での仕事のギャラを、アルバムの制作費に回すことで目処が立っていたというが、泰葉はブログでA氏の実名を出し、ストーカー行為を受けていると主張。これにより、A氏は信用を失い、海外の仕事は消滅したという。  また、アルバム制作が中止になったことを逆恨みした泰葉は、A氏の自宅の玄関前に、“脅迫状”“出刃包丁”“犬のフン”が入れられた黄色いビニール袋を放置。A氏は近く被害届を提出するという。  なお、泰葉は11日のブログで、A氏の実名を出した上で犯行を認め、謝罪。同時に「寛大なお心でお許しいただき和解示談が成立しています」と報告している。 「これまで散々、自分の都合のいいように嘘をついてきた泰葉ですから、和解の話もどこまで信用していいやら……。脅迫状を送りつけたこともPTSDの影響と説明していますが、被害者が出ている以上、芸能活動を休止し、治療に専念したほうがいいように思えます」(芸能記者)  泰葉のこの行動で思い出すのが、船越英一郎の自宅マンション前に紙袋を置いたと報じられた、女優の松居一代だ。 「一部報道によれば、夫婦仲が悪化した後、松居は船越の別宅マンション前に紙袋を放置。中には、船越家先祖の仏壇や位牌が無造作に放り込まれていたとか。還暦の松居と年齢も近い泰葉ですが、嫌がらせの方法や、自分の行動が原因でピンチに陥っている点、テレビ界に干されている点、何かとアメブロで情報を発信しようとする点、感情が表情から読み取れない点など、類似点が多いようにも」(同)  アルバム発売が延期になったショックから、愚行に走ってしまった泰葉。自滅としかいいようがないのだが……。

玄関前に仏壇放置した松居一代にそっくり!? “逼迫”泰葉がスタッフに送りつけた「犬のフン」

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 お騒がせタレントの泰葉(56)が、脅迫罪に問われ逮捕される可能性が出てきた。  先月20日の囲み取材で、「ブログの広告収入がとんでもないくらいで」「がっぽりです。ヌードでもがっぽり。広告収入でもがっぽり。印税もがっぽり」と、金銭的に潤っていることをアピールしていた泰葉だが、音楽ディレクターのA氏は、12日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)で泰葉の逼迫ぶりを暴露。  記事によれば、泰葉とA氏は、今月20日の発売に向けてミニアルバムを制作。しかし、プレス段階で、泰葉の会社の通帳に8,000円しか入っていないことが発覚したため、A氏は制作費600万円を支払うための資金作りに奔走。  A氏の海外での仕事のギャラを、アルバムの制作費に回すことで目処が立っていたというが、泰葉はブログでA氏の実名を出し、ストーカー行為を受けていると主張。これにより、A氏は信用を失い、海外の仕事は消滅したという。  また、アルバム制作が中止になったことを逆恨みした泰葉は、A氏の自宅の玄関前に、“脅迫状”“出刃包丁”“犬のフン”が入れられた黄色いビニール袋を放置。A氏は近く被害届を提出するという。  なお、泰葉は11日のブログで、A氏の実名を出した上で犯行を認め、謝罪。同時に「寛大なお心でお許しいただき和解示談が成立しています」と報告している。 「これまで散々、自分の都合のいいように嘘をついてきた泰葉ですから、和解の話もどこまで信用していいやら……。脅迫状を送りつけたこともPTSDの影響と説明していますが、被害者が出ている以上、芸能活動を休止し、治療に専念したほうがいいように思えます」(芸能記者)  泰葉のこの行動で思い出すのが、船越英一郎の自宅マンション前に紙袋を置いたと報じられた、女優の松居一代だ。 「一部報道によれば、夫婦仲が悪化した後、松居は船越の別宅マンション前に紙袋を放置。中には、船越家先祖の仏壇や位牌が無造作に放り込まれていたとか。還暦の松居と年齢も近い泰葉ですが、嫌がらせの方法や、自分の行動が原因でピンチに陥っている点、テレビ界に干されている点、何かとアメブロで情報を発信しようとする点、感情が表情から読み取れない点など、類似点が多いようにも」(同)  アルバム発売が延期になったショックから、愚行に走ってしまった泰葉。自滅としかいいようがないのだが……。

14年間タイの刑務所で服役した男の獄中記『求刑死刑 タイ・重罪犯専用刑務所から生還した男』

14年間タイの刑務所で服役した男の獄中記『求刑死刑 タイ・重罪犯専用刑務所から生還した男』の画像1
『求刑死刑 タイ・重罪犯専用刑務所から生還した男』(彩図社)
『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)、『クレイジージャーニー』(TBS系)、『陸海空 こんな時間に地球征服するなんて』(テレビ朝日系)など、いまや海外を巡るバラエティ番組は百花繚乱。日本では見ることのできない驚きの文化や景色が、視聴者の目をくぎづけにしている。だが、そんな番組では取り上げられない風景を描くのが、『求刑死刑 タイ・重罪犯専用刑務所から生還した男』(彩図社)だ。著者の竹澤恒男氏は、日本に覚せい剤を密輸しようとしてタイの空港で逮捕され、14年にわたって現地の刑務所に服役していた人物。彼の体験談から浮かび上がってくるのは、日本とはまったく異なるタイの刑務所事情だった。  2002年、竹澤はタイのドンムアン空港の出国ゲートで、覚せい剤「ヤーバー」1,250錠を所持していたところを逮捕された。そのまま麻薬取締局で取り調べを受けるも、通訳の日本語能力がお粗末すぎ、ろくな会話にならない……。さらに驚くのが、日本では考えられないずさんな裁判。国選弁護人と打ち合わせをして、いざ裁判が開始されると思いきや、なんと弁護士にドタキャンされてしまった! 困り果てた竹澤を見かねて、偶然傍聴席に居合わせた女性弁護士が片言の日本語を通じて弁護をするも、薬物事件に関する知識はゼロ。その結果、検察側は竹澤に対して死刑を求刑。1審の判決は通常よりもはるかに重い終身刑、2審、3審の判決は懲役30年を言い渡された。こうして、タイの地で犯罪者となった竹澤は、殺人、強盗、強姦、薬物犯などが収容される重罪犯専用刑務所「バンクワン刑務所」に移送された。  刑務所といえば、刑務官の厳しい監視のもとに、囚人たちが規則正しい生活を送る――というイメージを持つ人がほとんどだろう。しかし、バンクワン刑務所では、そんな日本人の常識はことごとく覆されてしまう。  定員の倍近い6,200人が収容されるバンクワン刑務所では、規律が緩みきっていた。現金の所持が黙認され、囚人が売店を経営して、日用品、食商品、そしてタバコも販売されている。酒の販売はなかったが、囚人たちはブドウやパンを使って密造酒づくりに精を出していた。また、携帯電話やドラッグなども密売人の手によって売買されており、サッカー、タイボクシング、サイコロなど、あらゆる種類の賭博が行われていた。  そんなバンクワン刑務所では、トラブルは尽きない。金の貸し借りをめぐって囚人同士による乱闘や刃傷沙汰が発生することも日常茶飯事。ためらいなく賄賂を受け取る刑務官は、囚人を棒でリンチし、撲殺することもある。もちろん、死因は「病死」として処理される……。  刑務所生活が驚きの連続なら、そこに収監された囚人たちも常軌を逸していた。麻薬犯罪で捕まったレディーボーイや、国王への不敬罪を犯した者、さらには何人もの子どもたちを強姦した仏教の僧侶といった、いかにもタイらしい犯罪者だけでなく、ロシアの武器商人、イラン、ナイジェリアなどの麻薬密売人。その中に、竹澤ら何人かの日本人も含まれていた。  暴力が渦巻くバンクワン刑務所で、竹澤はタバコのバラ売りや差し入れ品の転売といった商売を行いながら長い年月を過ごした。自炊の許された刑務所内で日本食を振る舞ったり、ラジオや本などの息抜きはあったものの、金や所持品の盗難、借金のトラブル、そしてジャンキーからあわや殺されかけるといった危険な日々について、竹澤は「史上最悪の場所」「悪夢といっていいような時間を過ごした」とつづっている。ようやくこの「悪夢」から逃れたのは、逮捕から14年後。国王による特赦の恩恵にあずかった竹澤は、日本へ強制送還された。  東南アジアでは、ドラッグが身近に手に入るが、営利目的の密輸は、ほぼすべての国で死刑が求刑される。竹澤は、当時を振り返り「私のようになりたくなければ、絶対に手を出してはいけない」と記す。バンクワン刑務所の恐ろしさを知れば、どんな人間でも絶対に麻薬密輸に手を染めることはないだろう。 (文=萩原雄太[かもめマシーン])