出会いを求めることに疲れ果てた。思い切って性サービスを利用してみようか

(ラップ)

俺はC-fucking-Q♪ ただの内臓♪ 
女の象徴なんかじゃねぇ♪
怖くはないぜ夢子からの卒業♪ 最後にちんぽを見たいだけ♪
uh yeaaaaaaaaaah……♪

*   *   *

 よう、また会ったな、子宮だ。前回は、Twitterで性のインターンを募集したところ30名近くの男性からの応募があり、そのうちの2名と面接しようとしたが両者ともにドタキャンされた、ところまで話したよな。

 夢子は雨の街で呆然としていた。最低2名の人間と話をする予定だったのに、なぜいま、無言でカフェに座っているんだろうーー窓に次から次へと張りつく水滴を眺めながら夢子は思った。

 ガラスを伝って流れていく雨粒と同じように気分も落ち込んでゆく。ふと口から洩れた。

「疲れた」

 元気を出すため、追加でビーフカレーを注文した。とてつもなくおいしかった。あたたかさにほっとする。先日、マコトと飲んだカシスウーロンより、ずっと、ずっとおいしかった。そのまま持参した漫画を読んでいたら、ひさしぶりにガツンとした幸せに心が侵食された。

「ドゥフフ! ひとりでおいしいものを食べて漫画読むって最高! 男と会うより手ごたえがある!」

 もぐもぐ肉をほおばりながら、うれしさに夢子はひとりでニヤニヤするのだった。自己完結で幸せを感じてしまえる性質こそが夢子を出会いから遠ざけているんだよな。

 まあ、一歩一歩だ。上手くいかないのは、新しいことにチャレンジしている証拠だ! 牛肉食え、夢子! そしてふたりでPDCAを回そう。

Plan(計画):
・子宮摘出の手術の前後にわたって継続的にセックスできるちんぽを確保する

Do(実行):
・Twitterで性のお相手を募集

Check(評価):
・約束をすっぽかされた
・疲れた(セックスフレンド探しにも、人生にも、病気にも)

◎出会い系は、男性も怖いのか?

 なんで会いにきてもらえないんだろうなあ? NGリストが厳しすぎたか? だが、あのリストのほとんどの項目は性感染症予防に関するものだ。より安全なセックス、つまり「セーファーセックス」の実施はグローバルスタンダードじゃねえか。

 最近は梅毒までも流行っていると聞いている。HIVの恐ろしさはよく知られているが、梅毒、これもとんでもない病気だ。検査方法も治療薬もなかった時代、ロマン派の画家や音楽家はみーんなこの病気で凄惨な死に方をしている。鼻が溶けたり、すごく苦しんで死ぬんだぞ。

 シャワーを浴びコンドームを付けるのなんて、性生活を送るうえでは最低条件だ。生でやろうとする男なんてこっちからポイ!でいい。よって、NGリストは今後も使用していくことにする。

 次に、アポ2号が放った「怖い」という言葉。会えない理由として、これは大きいのかもしれない。見ず知らずの女性に会いにいくとき、何を怖いと思うのだろうか男性諸氏は。

 待ち合わせ場所に着いたら怖いお兄さんがいて美人局に遭うかもしれないから? 会う予定の夢子が見た目・中身ともにお近づきになりたくない人かもしれないから?

 夢子自身ビクビクしながら約束の場所に向かったので、「怖い」のはよくわかる。女性のほうが力が弱く、暴力を振るわれたら圧倒的に不利だ。ジムでは、夢子には転がすことすらできないダンベルを男性初心者が持ち上げている光景を見かける。父親によくぶたれていたころは、毎日ファッキン痛かった。男性に本気を出されたら自分なんか簡単に殺される。この思いは当たり前のこととして夢子にはあった。

 よって、マコトやQと待ち合わせしたときも「この人と時間を過ごし、最悪、殺されても仕方がないし文句はいわない」と思っていた。夢子としてはちんこまんこプロジェクトは命がけだ。

◎出会い疲れを、どう克服するか。

 今回男性のほうに「怖い」といわれて、肩すかしをくらったような驚きがあった。お互い知らない者同士会うシチュエーションでは、リスクの大きい女性のほうは「怖い」どころか、死ぬ気で挑んでいる事実に対して共通認識があるものだと思っていた。

 世間においては、それは共通認識じゃないのかもしれない。いかに自分が傷ついたか、ギャアスギャアスと騒いでいたQの言動を思い出しても、そんな気がする。

 だったら、男性の「怖い」思いをもっとくみ取る必要があるんだろうな。今後はそのニーズにこたえるようにしよう。

 さらにドタキャン1号による写真要請を断ったあと、音信不通になった点を考えよう。写真、送ったほうがいいのか?

 後ろ暗いイメージがあったネット経由の出会いも、いまや「マッチングアプリ」として堂々と使えるものになったように、写真のもつ意味も変わっているのかもしれない。夢子が出会いたい若い世代ならなおのこと、自分の写ったjpegごとき、ティッシュのように簡単にやりとりするものなのかもしれない。

 これに関しては、引きつづき考察・検証していくことにしよう。

今回の評価で夢子は「疲れた」とかんじている。この項目を軽く見てはいけない。死にもの狂いで会えそうな人を探しても、ふと我にかえると「自分、なにやってんだぁ?」と湧き上がる思いとの戦いが、まず、キツイ。それをなんとか乗り越え、根性で出会いの場に出かけたにもかかわらず、いまのところ連戦連敗を記録している。

 交互にやってくるアドレナリンと絶望感の落差が激しい日々だ。そんななか人生でたった一度っきりの子宮摘出が現実に迫ってきている。

「早く。早くしないと期限がきちゃう」

 苛立ちが夢子を追い立てる。これじゃあ疲れもするだろう。

 本当はなあ、医療畑の人にまんこにちんぽをジャストミート計画を検証してもらいたいんだ。そのうえで、「子宮がなくなっても、性生活にはなんの不具合も生じませんし、楽しさも変わりませんよ!」と発信してもらえたらベストだろう?

 だけど、少なくとも夢子がいままで出会った医師は、性のQOLの件はノータッチだった。

「だから私がこのチャンスをふいにするわけにはいかない」

 根拠のない使命感に夢子は急き立てられているのだった。

◎子宮と笑顔で別れたい。

 そしてこのプロジェクトを進める動機は、もうひとつあった。どうやら夢子としては、ずっと愛憎関係だった俺―つまり自分の子宮―と笑顔で別れたいと思ってるみたいなんだ。命を宿すこともなく、夢子の人生においてはなんの活躍もしていない臓器、俺。唯一の職務は子宮内膜症の原因となる内膜をたくさん溜め込むこと。

 子宮内膜は「赤ちゃんのためのふわふわのベッド♡」と形容されることが多い。だが夢子は自分に苦痛をもたらす内膜が、ジェラートピケのパジャマのような愛らしく柔らかいものにはどうしても思えなかった。子宮内膜症持ちの体では、内膜は病気を悪化させる。夢子にしたら内膜なんざ、自分の身を切り裂くトゲトゲした血だらけの悪魔の化身のような存在だ。

 俺は毎日のように出血させて、痛い思いをたくさんさせて、夢子に不便や不安な思いばかりさせてきた。しかも働かないくせに治療のお金は夢子にいっぱい使わせて。まるでヒモのような、DV亭主のような俺だった。

 子宮にちんぽをジャストミート計画が開始したのは、ひとりでも多くの女性が安心して子宮摘出に踏み切るための一助になりたい!と夢子が思ったからだった。この動機のほかに、卒業していく俺へのなむけとしてちんぽを味わわせたい!そんなモチベーションもあるみたいだ。

 そんな事情もあり、手術まで1カ月を切ったいま、継続的に会える関係じゃなくてもいろんなタイプの性体験を積んでもいいのでは? と思うように夢子はなっていた。

◎ものすご~く緊急ななにか

 これまで性感マッサージや女性用風俗は“年齢・BMI制限”に反発を感じていたし、値段も高いからやめておこうと思っていた。だけど、最近の夢子は手術が近づくにつれプロに頼んでもいいんじゃないかと思いはじめていた。

「ものすご~く緊急ななにかがあったとき用に」貯金してきたお金がある。たったひとつしかない子宮を切り取る手術は、その「ものすご~く緊急ななにか」に該当するんじゃないだろうか。万単位のお金を使ってもバチは当たらない気がしてきたのだった。

 何よりも、そもそも子宮内膜症の症状もそれなりにあるなか、自力で素人さんをスカウトするのに疲れ、気力も体力も限界だった。性的イベントが何もないまま、俺が旅立ってしまうのだけは避けたい。

 焦燥感が高まるなか、お金をかけて性サービスを受けることへの抵抗感は薄まってゆくのだった。

 とあるサイトに、女性用性感マッサージ老舗店がリストアップされていた。

 そもそも性感マッサージがなんなのかがはっきりとわからない。いろんなサイトに書いてあることを総合すると、まんこにちんぽを挿入することなく女性に性的な快楽を届けるマッサージらしかった。本来なら俺にちんぽをジャストミートさせてポルチオに対する理解を深めるのが目的だったが、まあ次善の策だな。

 夢子はリンクをつぎつぎと開いては、各ページを丹念に読んでいき、数時間のサーチの末、お願いしたいと思えるところを発見した。

出会いを求めることに疲れ果てた。思い切って性サービスを利用してみようか

(ラップ)

俺はC-fucking-Q♪ ただの内臓♪ 
女の象徴なんかじゃねぇ♪
怖くはないぜ夢子からの卒業♪ 最後にちんぽを見たいだけ♪
uh yeaaaaaaaaaah……♪

*   *   *

 よう、また会ったな、子宮だ。前回は、Twitterで性のインターンを募集したところ30名近くの男性からの応募があり、そのうちの2名と面接しようとしたが両者ともにドタキャンされた、ところまで話したよな。

 夢子は雨の街で呆然としていた。最低2名の人間と話をする予定だったのに、なぜいま、無言でカフェに座っているんだろうーー窓に次から次へと張りつく水滴を眺めながら夢子は思った。

 ガラスを伝って流れていく雨粒と同じように気分も落ち込んでゆく。ふと口から洩れた。

「疲れた」

 元気を出すため、追加でビーフカレーを注文した。とてつもなくおいしかった。あたたかさにほっとする。先日、マコトと飲んだカシスウーロンより、ずっと、ずっとおいしかった。そのまま持参した漫画を読んでいたら、ひさしぶりにガツンとした幸せに心が侵食された。

「ドゥフフ! ひとりでおいしいものを食べて漫画読むって最高! 男と会うより手ごたえがある!」

 もぐもぐ肉をほおばりながら、うれしさに夢子はひとりでニヤニヤするのだった。自己完結で幸せを感じてしまえる性質こそが夢子を出会いから遠ざけているんだよな。

 まあ、一歩一歩だ。上手くいかないのは、新しいことにチャレンジしている証拠だ! 牛肉食え、夢子! そしてふたりでPDCAを回そう。

Plan(計画):
・子宮摘出の手術の前後にわたって継続的にセックスできるちんぽを確保する

Do(実行):
・Twitterで性のお相手を募集

Check(評価):
・約束をすっぽかされた
・疲れた(セックスフレンド探しにも、人生にも、病気にも)

◎出会い系は、男性も怖いのか?

 なんで会いにきてもらえないんだろうなあ? NGリストが厳しすぎたか? だが、あのリストのほとんどの項目は性感染症予防に関するものだ。より安全なセックス、つまり「セーファーセックス」の実施はグローバルスタンダードじゃねえか。

 最近は梅毒までも流行っていると聞いている。HIVの恐ろしさはよく知られているが、梅毒、これもとんでもない病気だ。検査方法も治療薬もなかった時代、ロマン派の画家や音楽家はみーんなこの病気で凄惨な死に方をしている。鼻が溶けたり、すごく苦しんで死ぬんだぞ。

 シャワーを浴びコンドームを付けるのなんて、性生活を送るうえでは最低条件だ。生でやろうとする男なんてこっちからポイ!でいい。よって、NGリストは今後も使用していくことにする。

 次に、アポ2号が放った「怖い」という言葉。会えない理由として、これは大きいのかもしれない。見ず知らずの女性に会いにいくとき、何を怖いと思うのだろうか男性諸氏は。

 待ち合わせ場所に着いたら怖いお兄さんがいて美人局に遭うかもしれないから? 会う予定の夢子が見た目・中身ともにお近づきになりたくない人かもしれないから?

 夢子自身ビクビクしながら約束の場所に向かったので、「怖い」のはよくわかる。女性のほうが力が弱く、暴力を振るわれたら圧倒的に不利だ。ジムでは、夢子には転がすことすらできないダンベルを男性初心者が持ち上げている光景を見かける。父親によくぶたれていたころは、毎日ファッキン痛かった。男性に本気を出されたら自分なんか簡単に殺される。この思いは当たり前のこととして夢子にはあった。

 よって、マコトやQと待ち合わせしたときも「この人と時間を過ごし、最悪、殺されても仕方がないし文句はいわない」と思っていた。夢子としてはちんこまんこプロジェクトは命がけだ。

◎出会い疲れを、どう克服するか。

 今回男性のほうに「怖い」といわれて、肩すかしをくらったような驚きがあった。お互い知らない者同士会うシチュエーションでは、リスクの大きい女性のほうは「怖い」どころか、死ぬ気で挑んでいる事実に対して共通認識があるものだと思っていた。

 世間においては、それは共通認識じゃないのかもしれない。いかに自分が傷ついたか、ギャアスギャアスと騒いでいたQの言動を思い出しても、そんな気がする。

 だったら、男性の「怖い」思いをもっとくみ取る必要があるんだろうな。今後はそのニーズにこたえるようにしよう。

 さらにドタキャン1号による写真要請を断ったあと、音信不通になった点を考えよう。写真、送ったほうがいいのか?

 後ろ暗いイメージがあったネット経由の出会いも、いまや「マッチングアプリ」として堂々と使えるものになったように、写真のもつ意味も変わっているのかもしれない。夢子が出会いたい若い世代ならなおのこと、自分の写ったjpegごとき、ティッシュのように簡単にやりとりするものなのかもしれない。

 これに関しては、引きつづき考察・検証していくことにしよう。

今回の評価で夢子は「疲れた」とかんじている。この項目を軽く見てはいけない。死にもの狂いで会えそうな人を探しても、ふと我にかえると「自分、なにやってんだぁ?」と湧き上がる思いとの戦いが、まず、キツイ。それをなんとか乗り越え、根性で出会いの場に出かけたにもかかわらず、いまのところ連戦連敗を記録している。

 交互にやってくるアドレナリンと絶望感の落差が激しい日々だ。そんななか人生でたった一度っきりの子宮摘出が現実に迫ってきている。

「早く。早くしないと期限がきちゃう」

 苛立ちが夢子を追い立てる。これじゃあ疲れもするだろう。

 本当はなあ、医療畑の人にまんこにちんぽをジャストミート計画を検証してもらいたいんだ。そのうえで、「子宮がなくなっても、性生活にはなんの不具合も生じませんし、楽しさも変わりませんよ!」と発信してもらえたらベストだろう?

 だけど、少なくとも夢子がいままで出会った医師は、性のQOLの件はノータッチだった。

「だから私がこのチャンスをふいにするわけにはいかない」

 根拠のない使命感に夢子は急き立てられているのだった。

◎子宮と笑顔で別れたい。

 そしてこのプロジェクトを進める動機は、もうひとつあった。どうやら夢子としては、ずっと愛憎関係だった俺―つまり自分の子宮―と笑顔で別れたいと思ってるみたいなんだ。命を宿すこともなく、夢子の人生においてはなんの活躍もしていない臓器、俺。唯一の職務は子宮内膜症の原因となる内膜をたくさん溜め込むこと。

 子宮内膜は「赤ちゃんのためのふわふわのベッド♡」と形容されることが多い。だが夢子は自分に苦痛をもたらす内膜が、ジェラートピケのパジャマのような愛らしく柔らかいものにはどうしても思えなかった。子宮内膜症持ちの体では、内膜は病気を悪化させる。夢子にしたら内膜なんざ、自分の身を切り裂くトゲトゲした血だらけの悪魔の化身のような存在だ。

 俺は毎日のように出血させて、痛い思いをたくさんさせて、夢子に不便や不安な思いばかりさせてきた。しかも働かないくせに治療のお金は夢子にいっぱい使わせて。まるでヒモのような、DV亭主のような俺だった。

 子宮にちんぽをジャストミート計画が開始したのは、ひとりでも多くの女性が安心して子宮摘出に踏み切るための一助になりたい!と夢子が思ったからだった。この動機のほかに、卒業していく俺へのなむけとしてちんぽを味わわせたい!そんなモチベーションもあるみたいだ。

 そんな事情もあり、手術まで1カ月を切ったいま、継続的に会える関係じゃなくてもいろんなタイプの性体験を積んでもいいのでは? と思うように夢子はなっていた。

◎ものすご~く緊急ななにか

 これまで性感マッサージや女性用風俗は“年齢・BMI制限”に反発を感じていたし、値段も高いからやめておこうと思っていた。だけど、最近の夢子は手術が近づくにつれプロに頼んでもいいんじゃないかと思いはじめていた。

「ものすご~く緊急ななにかがあったとき用に」貯金してきたお金がある。たったひとつしかない子宮を切り取る手術は、その「ものすご~く緊急ななにか」に該当するんじゃないだろうか。万単位のお金を使ってもバチは当たらない気がしてきたのだった。

 何よりも、そもそも子宮内膜症の症状もそれなりにあるなか、自力で素人さんをスカウトするのに疲れ、気力も体力も限界だった。性的イベントが何もないまま、俺が旅立ってしまうのだけは避けたい。

 焦燥感が高まるなか、お金をかけて性サービスを受けることへの抵抗感は薄まってゆくのだった。

 とあるサイトに、女性用性感マッサージ老舗店がリストアップされていた。

 そもそも性感マッサージがなんなのかがはっきりとわからない。いろんなサイトに書いてあることを総合すると、まんこにちんぽを挿入することなく女性に性的な快楽を届けるマッサージらしかった。本来なら俺にちんぽをジャストミートさせてポルチオに対する理解を深めるのが目的だったが、まあ次善の策だな。

 夢子はリンクをつぎつぎと開いては、各ページを丹念に読んでいき、数時間のサーチの末、お願いしたいと思えるところを発見した。

Hey!Say!JUMP山田&伊野尾が『天才!志村どうぶつ園』に登場! 9月2日(土)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
※有料放送の視聴方法等については公式サイトをご確認ください。

●TOKIO

6:00~ 8:00 『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日ほか) 城島茂
24:50~25:15 『二軒目どうする?』(テレビ東京) 松岡昌宏

【ゲスト】
24:58~26:08 『COUNT DOWN TV』(TBS系)

●V6

21:00~21:54 『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系) 井ノ原快彦

 

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是枝監督の新作さえも侵蝕する黒沢清ワールド! 長澤まさみが観音菩薩化する『散歩する侵略者』

是枝監督の新作さえも侵蝕する黒沢清ワールド! 長澤まさみが観音菩薩化する『散歩する侵略者』の画像1
黒沢清監督のSFサスペンス『散歩する侵略者』。長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己ら黒沢作品初参加組が人類滅亡の危機を救う!?
 家の中に赤の他人がいる。かなり不気味なシチュエーションである。ただし、その他人との間に婚姻届が交わされていれば、他人同士は夫婦として世間から認められた当たり前の光景となる。でも、ときどき妻(夫)もしくは同棲中の恋人が、まったく見も知らぬ他人に感じる瞬間はないだろうか。紅茶に入れた角砂糖が溶け出していくように、当たり前だと思っていた日常風景が少しずつ壊れていき、やがては世界全体が崩壊へと向かっていく。黒沢清監督の最新作『散歩する侵略者』は、ありきたりな夫婦の関係の変化から世界の滅亡が始まるスケールの大きなSFサスペンスとなっている。  劇団イキウメを主宰する前川知大の同名舞台を原作にした『散歩する侵略者』だが、映画版は黒沢清監督のカラーが強く滲み出た集大成的な作品である。すでに壊れてしまった夫婦が旅に出ることで再生を目指すというストーリーラインは、浅野忠信&深津絵里主演の『岸辺の旅』(15)を思わせる。世界が滅亡へと向かう恐怖は『回路』(00)、侵略者による容赦ないバイオレンスは『クリーピー 偽りの隣人』(16)を連想させる。サスペンスなのかコメディなのか、油断ならないドラマ運びは『ドッペルゲンガー』(03)や『トウキョウソナタ』(08)っぽくもある。長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己ら黒沢清監督作品に初出演するメインキャストたちは、日常生活から秩序が失われていくアンバランスな黒沢ワールドで右往左往するはめに陥る。
是枝監督の新作さえも侵蝕する黒沢清ワールド! 長澤まさみが観音菩薩化する『散歩する侵略者』の画像2
宇宙人に意識を操られている真ちゃん(松田龍平)。散歩中に出会った人たちから、次々と概念を奪っていく。
 東京から離れた静かな地方都市で、鳴海(長澤まさみ)と真治(松田龍平)の夫婦は一軒屋で暮らしている。すでに夫婦間には、すきま風がビュービューと吹いている状態。鳴海から「真ちゃん」と呼ばれる夫は勤務先の年下の同僚と浮気しており、在宅でイラストの仕事をしている鳴海は締め切りに追われ、夫の浮気に気づかないふりをしている。よくある夫婦だった。そんな形骸化した夫婦関係を木っ端みじんに吹き飛ばす事件が起きる。3日間にわたって音信不通状態だった真治が病院で保護されるが、まったくの別人となっていた。見た目は以前と変わらないが、一般常識が欠落した明らかに異なる人物だった。一時的な記憶喪失だろうということで、鳴海は真ちゃんを自宅に連れ帰り、仕事をしながら介抱することになる。 「僕は宇宙人なんだ」と説明する真ちゃん。夫の体の中に不定形な宇宙人が入り込み、意識をコントロールしているらしい。バカバカしい冗談だと思って鳴海は信じようとしないが、真ちゃんは次々と奇妙な振る舞いをする。最初の犠牲者は鳴海の妹・明日美(前田敦子)だった。一般常識が欠落した義兄である真ちゃんに、明日美は「家族」という概念を教えようとするが、真ちゃんが「その概念、もらった」と人差し指をかざした瞬間に、明日美から「家族」という概念が奪われてしまう。家族という概念を失い、ひと粒の涙を流す明日美。その後も真ちゃんは、散歩中に出会った人たちから概念を奪い続ける。一連の騒ぎに戸惑う鳴海だが、真ちゃんは鳴海からは概念を奪おうとはしなかった。真ちゃんいわく「鳴海は僕の大切なナビゲーターだから」危害を加えるようなことはしないとのこと。かつては愛した夫の姿をした謎の存在から信頼されていることに、鳴海は不思議な安堵感を覚える。破綻していた夫婦関係がリセットされ、喜びを感じる鳴海。相当におかしな夫婦ドラマである。  地球を狙う宇宙人たちが、人間から概念を奪うというアイデアがユニークだ。また、口数が少なく、何を考えているのか分からない真ちゃん役に松田龍平がよく似合う。ほとんどの人は概念をひとつでも奪われると、日常生活に支障をきたすようになるが、逆にハッピーになる人もいる。ずっと自宅に篭りっきりだったニートの若者(満島真之介)は、散歩中の真ちゃんから「所有」という概念を抜き取られたことで、明るい開放的な性格に生まれ変わる。もうひとり、根っからおめでたい人もいる。教会の若い牧師(東出昌大)は真ちゃんに頼まれ、「愛」の概念を懸命に教えようとするが、真ちゃんはこれを奪うことができない。どうも、この牧師が頭の中で思い描いている「愛」は本質的なものとはズレているらしい。ルポライターの桜井(長谷川博己)と彼をナビゲーターに選んだ宇宙人・天野(高杉真宙)たちの侵略計画も同時進行し、世界は破滅へと確実に向かっているのに、ところどころでコメディ要素が散りばめられ、事態はまるで予測できない局面へと転がっていく。
是枝監督の新作さえも侵蝕する黒沢清ワールド! 長澤まさみが観音菩薩化する『散歩する侵略者』の画像3
ルポライターの桜井(長谷川博己)は、宇宙人だと自称する天野(高杉真宙)と立花(恒松祐里)の地球侵略を手伝うはめに。
 浮気していた夫がようやく自分のところに戻ってきて、これで平穏な家庭を築けると思っていたら、人類はどうやらもうすぐ滅亡するらしい。鳴海の人生はままならない。「まいっちゃうなぁ」と八の字眉で呟く長澤まさみがひどく切なく、とても愛しく思えてくる。人々からいろんな概念を奪って、すっかり人間らしくなった真ちゃんは、すまなそうな表情ができるようになっていた。人類最期の日を2人で過ごすべく、ラブホテルに真ちゃんと入った鳴海は、ある真実に辿り着く。それまで世間的なわかりやすい愛を追い求めてきた鳴海だったが、本当の愛は求めるものではなく、与えるものだということに気づく。このときの長澤まさみは、まさに母性の塊、生きた菩薩さまのようだ。  黒沢清監督はこれまでに『降霊』(99)、『トウキョウソナタ』『岸辺の旅』『クリーピー』、そして『ダゲレオタイプの女』(16)と夫婦の物語を繰り返し描いてきた。先日、黒沢監督にインタビューする機会があり、黒沢監督と奥さんとの夫婦関係が映画にも投影されているのかを尋ねたところ、「作品の中で描いている夫婦は架空のもの」「うちはいたって普通の夫婦です」と照れながらも、大学時代からの付き合いである奥さんとは観た映画の感想を話し合ったり、脚本づくりの際にアイデアをもらったりしていることを話してくれた。黒沢監督は意識していないというが、ありのままの自分を受け入れてくれるパートナーへのリスペクトと信頼感が『散歩する侵略者』からも感じられる。  本作と同じ9月9日(土)公開の『三度目の殺人』も、黒沢清ファンには見逃せない作品となっている。辛口ホームドラマで人気の是枝裕和監督が初めて挑んだ司法サスペンスだが、福山雅治扮するエリート弁護士が拘置所の接見室で対峙することになる殺人犯を演じているのは黒沢清作品の常連俳優・役所広司。ダークな黒沢清ワールドから、ヒューマニズム溢れる是枝作品へ音もなく忍び込んできた侵入者のような怪しい存在だ。しかも役所広司が演じる殺人犯の三隅は、相手の心を読み取る特殊能力の持ち主。三隅に心を読まれることで、エリート弁護士(福山雅治)も足の不自由な少女(広瀬すず)も常識で雁字搦めになっていた心の扉を解放され、それと同時に従来の社会のシステムから遊離してしまうことになる。役所広司演じる怪人物・三隅は、黒沢監督の傑作ホラーファンタジー『CURE』(97)に登場した催眠術師によく似たキャラクターとなっている。  日常生活が機能しなくなる悲喜劇を描いた『散歩する侵略者』と司法という信頼すべくシステムの危うさをクローズアップした『三度目の殺人』。黒沢清監督と是枝裕和監督、どちらも高度にシステム化された現代社会の歪みを見つめる映画監督ゆえに、生み出された作品に共通項があるのは自然なことだろう。 (文=長野辰次)
是枝監督の新作さえも侵蝕する黒沢清ワールド! 長澤まさみが観音菩薩化する『散歩する侵略者』の画像4
『散歩する侵略者』 原作/前川知大 脚本/田中幸子、黒沢清  出演/長澤まさみ、松田龍平、高杉真宙、恒松祐里、前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史、長谷川博己 配給/松竹、日活 9月9日(土)より全国ロードショー (c)2017「散歩する侵略者」製作委員会 http://sanpo-movie.jp 『三度目の殺人』 監督・脚本・編集/是枝裕和 出演/福山雅治、広瀬すず、満島真之介、市川実日子、松岡依都美、橋爪功、斉藤由貴、吉田鋼太郎、役所広司 配給/東宝、ギャガ 9月9日(土)より全国ロードショー http://gaga.ne.jp/sandome
是枝監督の新作さえも侵蝕する黒沢清ワールド! 長澤まさみが観音菩薩化する『散歩する侵略者』の画像5
『パンドラ映画館』電子書籍発売中! 日刊サイゾーの人気連載『パンドラ映画館』が電子書籍になりました。 詳細はこちらから!

是枝監督の新作さえも侵蝕する黒沢清ワールド! 長澤まさみが観音菩薩化する『散歩する侵略者』

是枝監督の新作さえも侵蝕する黒沢清ワールド! 長澤まさみが観音菩薩化する『散歩する侵略者』の画像1
黒沢清監督のSFサスペンス『散歩する侵略者』。長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己ら黒沢作品初参加組が人類滅亡の危機を救う!?
 家の中に赤の他人がいる。かなり不気味なシチュエーションである。ただし、その他人との間に婚姻届が交わされていれば、他人同士は夫婦として世間から認められた当たり前の光景となる。でも、ときどき妻(夫)もしくは同棲中の恋人が、まったく見も知らぬ他人に感じる瞬間はないだろうか。紅茶に入れた角砂糖が溶け出していくように、当たり前だと思っていた日常風景が少しずつ壊れていき、やがては世界全体が崩壊へと向かっていく。黒沢清監督の最新作『散歩する侵略者』は、ありきたりな夫婦の関係の変化から世界の滅亡が始まるスケールの大きなSFサスペンスとなっている。  劇団イキウメを主宰する前川知大の同名舞台を原作にした『散歩する侵略者』だが、映画版は黒沢清監督のカラーが強く滲み出た集大成的な作品である。すでに壊れてしまった夫婦が旅に出ることで再生を目指すというストーリーラインは、浅野忠信&深津絵里主演の『岸辺の旅』(15)を思わせる。世界が滅亡へと向かう恐怖は『回路』(00)、侵略者による容赦ないバイオレンスは『クリーピー 偽りの隣人』(16)を連想させる。サスペンスなのかコメディなのか、油断ならないドラマ運びは『ドッペルゲンガー』(03)や『トウキョウソナタ』(08)っぽくもある。長澤まさみ、松田龍平、長谷川博己ら黒沢清監督作品に初出演するメインキャストたちは、日常生活から秩序が失われていくアンバランスな黒沢ワールドで右往左往するはめに陥る。
是枝監督の新作さえも侵蝕する黒沢清ワールド! 長澤まさみが観音菩薩化する『散歩する侵略者』の画像2
宇宙人に意識を操られている真ちゃん(松田龍平)。散歩中に出会った人たちから、次々と概念を奪っていく。
 東京から離れた静かな地方都市で、鳴海(長澤まさみ)と真治(松田龍平)の夫婦は一軒屋で暮らしている。すでに夫婦間には、すきま風がビュービューと吹いている状態。鳴海から「真ちゃん」と呼ばれる夫は勤務先の年下の同僚と浮気しており、在宅でイラストの仕事をしている鳴海は締め切りに追われ、夫の浮気に気づかないふりをしている。よくある夫婦だった。そんな形骸化した夫婦関係を木っ端みじんに吹き飛ばす事件が起きる。3日間にわたって音信不通状態だった真治が病院で保護されるが、まったくの別人となっていた。見た目は以前と変わらないが、一般常識が欠落した明らかに異なる人物だった。一時的な記憶喪失だろうということで、鳴海は真ちゃんを自宅に連れ帰り、仕事をしながら介抱することになる。 「僕は宇宙人なんだ」と説明する真ちゃん。夫の体の中に不定形な宇宙人が入り込み、意識をコントロールしているらしい。バカバカしい冗談だと思って鳴海は信じようとしないが、真ちゃんは次々と奇妙な振る舞いをする。最初の犠牲者は鳴海の妹・明日美(前田敦子)だった。一般常識が欠落した義兄である真ちゃんに、明日美は「家族」という概念を教えようとするが、真ちゃんが「その概念、もらった」と人差し指をかざした瞬間に、明日美から「家族」という概念が奪われてしまう。家族という概念を失い、ひと粒の涙を流す明日美。その後も真ちゃんは、散歩中に出会った人たちから概念を奪い続ける。一連の騒ぎに戸惑う鳴海だが、真ちゃんは鳴海からは概念を奪おうとはしなかった。真ちゃんいわく「鳴海は僕の大切なナビゲーターだから」危害を加えるようなことはしないとのこと。かつては愛した夫の姿をした謎の存在から信頼されていることに、鳴海は不思議な安堵感を覚える。破綻していた夫婦関係がリセットされ、喜びを感じる鳴海。相当におかしな夫婦ドラマである。  地球を狙う宇宙人たちが、人間から概念を奪うというアイデアがユニークだ。また、口数が少なく、何を考えているのか分からない真ちゃん役に松田龍平がよく似合う。ほとんどの人は概念をひとつでも奪われると、日常生活に支障をきたすようになるが、逆にハッピーになる人もいる。ずっと自宅に篭りっきりだったニートの若者(満島真之介)は、散歩中の真ちゃんから「所有」という概念を抜き取られたことで、明るい開放的な性格に生まれ変わる。もうひとり、根っからおめでたい人もいる。教会の若い牧師(東出昌大)は真ちゃんに頼まれ、「愛」の概念を懸命に教えようとするが、真ちゃんはこれを奪うことができない。どうも、この牧師が頭の中で思い描いている「愛」は本質的なものとはズレているらしい。ルポライターの桜井(長谷川博己)と彼をナビゲーターに選んだ宇宙人・天野(高杉真宙)たちの侵略計画も同時進行し、世界は破滅へと確実に向かっているのに、ところどころでコメディ要素が散りばめられ、事態はまるで予測できない局面へと転がっていく。
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ルポライターの桜井(長谷川博己)は、宇宙人だと自称する天野(高杉真宙)と立花(恒松祐里)の地球侵略を手伝うはめに。
 浮気していた夫がようやく自分のところに戻ってきて、これで平穏な家庭を築けると思っていたら、人類はどうやらもうすぐ滅亡するらしい。鳴海の人生はままならない。「まいっちゃうなぁ」と八の字眉で呟く長澤まさみがひどく切なく、とても愛しく思えてくる。人々からいろんな概念を奪って、すっかり人間らしくなった真ちゃんは、すまなそうな表情ができるようになっていた。人類最期の日を2人で過ごすべく、ラブホテルに真ちゃんと入った鳴海は、ある真実に辿り着く。それまで世間的なわかりやすい愛を追い求めてきた鳴海だったが、本当の愛は求めるものではなく、与えるものだということに気づく。このときの長澤まさみは、まさに母性の塊、生きた菩薩さまのようだ。  黒沢清監督はこれまでに『降霊』(99)、『トウキョウソナタ』『岸辺の旅』『クリーピー』、そして『ダゲレオタイプの女』(16)と夫婦の物語を繰り返し描いてきた。先日、黒沢監督にインタビューする機会があり、黒沢監督と奥さんとの夫婦関係が映画にも投影されているのかを尋ねたところ、「作品の中で描いている夫婦は架空のもの」「うちはいたって普通の夫婦です」と照れながらも、大学時代からの付き合いである奥さんとは観た映画の感想を話し合ったり、脚本づくりの際にアイデアをもらったりしていることを話してくれた。黒沢監督は意識していないというが、ありのままの自分を受け入れてくれるパートナーへのリスペクトと信頼感が『散歩する侵略者』からも感じられる。  本作と同じ9月9日(土)公開の『三度目の殺人』も、黒沢清ファンには見逃せない作品となっている。辛口ホームドラマで人気の是枝裕和監督が初めて挑んだ司法サスペンスだが、福山雅治扮するエリート弁護士が拘置所の接見室で対峙することになる殺人犯を演じているのは黒沢清作品の常連俳優・役所広司。ダークな黒沢清ワールドから、ヒューマニズム溢れる是枝作品へ音もなく忍び込んできた侵入者のような怪しい存在だ。しかも役所広司が演じる殺人犯の三隅は、相手の心を読み取る特殊能力の持ち主。三隅に心を読まれることで、エリート弁護士(福山雅治)も足の不自由な少女(広瀬すず)も常識で雁字搦めになっていた心の扉を解放され、それと同時に従来の社会のシステムから遊離してしまうことになる。役所広司演じる怪人物・三隅は、黒沢監督の傑作ホラーファンタジー『CURE』(97)に登場した催眠術師によく似たキャラクターとなっている。  日常生活が機能しなくなる悲喜劇を描いた『散歩する侵略者』と司法という信頼すべくシステムの危うさをクローズアップした『三度目の殺人』。黒沢清監督と是枝裕和監督、どちらも高度にシステム化された現代社会の歪みを見つめる映画監督ゆえに、生み出された作品に共通項があるのは自然なことだろう。 (文=長野辰次)
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『散歩する侵略者』 原作/前川知大 脚本/田中幸子、黒沢清  出演/長澤まさみ、松田龍平、高杉真宙、恒松祐里、前田敦子、満島真之介、児嶋一哉、光石研、東出昌大、小泉今日子、笹野高史、長谷川博己 配給/松竹、日活 9月9日(土)より全国ロードショー (c)2017「散歩する侵略者」製作委員会 http://sanpo-movie.jp 『三度目の殺人』 監督・脚本・編集/是枝裕和 出演/福山雅治、広瀬すず、満島真之介、市川実日子、松岡依都美、橋爪功、斉藤由貴、吉田鋼太郎、役所広司 配給/東宝、ギャガ 9月9日(土)より全国ロードショー http://gaga.ne.jp/sandome
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ナイナイ・岡村隆史の“大阪シフト”顕著……相方・矢部浩之とは「実質解散状態」寸前に?

ナイナイ・岡村隆史の大阪シフト顕著……相方・矢部浩之とは「実質解散状態」寸前に?の画像1
 8月26日、ナインティナインの岡村隆史が、大阪で行われた『第一回大阪泉州夏祭り』にシークレットゲストとして登場し、DJプレイを披露し会場を沸かせた。  岡村はレギュラーを務める『オールナイトニッポン』(ニッポン放送)において「DJ TAKASHIのスクラッチクイズ」を行うなど、DJプレイにハマっているが、地元大阪のフェスへの登場で強化されたのが岡村の大阪シフトだろう。 「岡村さんはかねてより、将来的には大阪に拠点を置きたいと話しています。関西ローカルで『なるみ・岡村の過ぎるTV』(朝日放送)、『おかべろ』(関西テレビ)と2本のレギュラー番組を持ち、お正月は毎年実家へ帰省。今回の出演イベントでは、2014年に亡くなったやしきたかじんさんの遺志で開催された『大阪のために頑張った人』を表彰する『たかじんAWARD』が発表されるなど、大阪に特化したイベントです。岡村さんの出演の背景は、大阪第一の思いもあったのでしょう」(放送作家)  そこで懸念されるのが、相方・矢部浩之との関係だ。コンビそろっての定期的なレギュラー共演は『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)のみであり、『めちゃイケ』は打ち切り寸前といわれて久しい。ナイナイとしての活動は、このままフェードアウトしてしまうのだろうか? 「さすがに解散はないにせよ、ウッチャンナンチャンやホンジャマカのように、お互いのソロ活動にメーンが置かれ、実質解散状態へ至るのではないでしょうか。もともと岡村さんが体を壊したきっかけも、多忙なレギュラー出演に、一人芝居のスケジュールを詰め込んだことが原因の一つとされています。DJプレイのように、自分の興味が持てるものを、マイペースでこなしていくのがベストといえるかもしれません」(同)  岡村に限らず、東野幸治や月亭方正など、大阪に拠点を移しつつある大物芸人は多い。大阪のテレビ番組は全国放送に比べて規制が少なく、自由な番組作りが可能となる。芸にこだわりの強い岡村にとって、大阪の居心地が良いのは確かだろう。 (文=平田宏利)

武井咲、TAKAHIROとは“事務所突破婚”!! 「25歳まで恋愛禁止」オスカーの掟破る

 以前から交際が伝えられていた武井咲とEXILE・TAKAHIROが、結婚を電撃発表した。武井は現在妊娠3カ月で、おめでたいニュースには違いないが、一方で「オスカーの“掟”を破った」という部分に関しては、不安視される向きも強いようだ。

 2015年に熱愛報道が浮上して以降、その後もたびたびウワサになっていた武井とTAKAHIRO。連ドラ主演など、第一線で活躍する女優と、EXILEの中でもトップクラスの人気を誇るメンバーというビッグカップルは、武井の妊娠という電撃ゴールを飾った。

「武井は、現在放送中の『黒革の手帖』(テレビ朝日系)で主演を務めており、10月期にも『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)でディーン・フジオカとのダブル主演が控えていますが、この撮影を終え次第、休業に入るそうです」(テレビ局関係者)

 この武井のスケジュールからして、事務所としても妊娠どころか結婚すら、想定外だったとみられる。

「そもそも武井所属のオスカープロモーションには、『25歳まで恋愛禁止』という“鉄の掟”が存在します。武井は現在23歳で、TAKAHIROとのスキャンダルが出たのは21歳の頃。当時から事務所は2人を別れさせようとしていました。武井の仕事が途絶えなかったのも、恋愛をする暇を与えない状況にさせていたという、“交際妨害説”が出ています」(週刊誌記者)

 しかし、わずかな時間に逢瀬を重ねていたのか、武井は妊娠して結婚の運びへ。オスカー女優の急な妊娠発表といえば、LDHのトップ・HIROと2012年に結婚した上戸彩が、15年のドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)の撮影中に発表を行った前例がある。

「仕事やスポンサーとの兼ね合いを考えれば、連ドラ出演中の妊娠発表は通常では考えられない。武井の結婚は、間違いなく“事務所突破婚”と言えるでしょう」(同)

 ともあれ結婚に妊娠と、おめでたいニュースには間違いない。経緯はどうあれ、夫婦が健やかな生活を営める環境を、双方事務所がバックアップしてくれることを期待したいと思う。

武井咲、TAKAHIROとは“事務所突破婚”!! 「25歳まで恋愛禁止」オスカーの掟破る

 以前から交際が伝えられていた武井咲とEXILE・TAKAHIROが、結婚を電撃発表した。武井は現在妊娠3カ月で、おめでたいニュースには違いないが、一方で「オスカーの“掟”を破った」という部分に関しては、不安視される向きも強いようだ。

 2015年に熱愛報道が浮上して以降、その後もたびたびウワサになっていた武井とTAKAHIRO。連ドラ主演など、第一線で活躍する女優と、EXILEの中でもトップクラスの人気を誇るメンバーというビッグカップルは、武井の妊娠という電撃ゴールを飾った。

「武井は、現在放送中の『黒革の手帖』(テレビ朝日系)で主演を務めており、10月期にも『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)でディーン・フジオカとのダブル主演が控えていますが、この撮影を終え次第、休業に入るそうです」(テレビ局関係者)

 この武井のスケジュールからして、事務所としても妊娠どころか結婚すら、想定外だったとみられる。

「そもそも武井所属のオスカープロモーションには、『25歳まで恋愛禁止』という“鉄の掟”が存在します。武井は現在23歳で、TAKAHIROとのスキャンダルが出たのは21歳の頃。当時から事務所は2人を別れさせようとしていました。武井の仕事が途絶えなかったのも、恋愛をする暇を与えない状況にさせていたという、“交際妨害説”が出ています」(週刊誌記者)

 しかし、わずかな時間に逢瀬を重ねていたのか、武井は妊娠して結婚の運びへ。オスカー女優の急な妊娠発表といえば、LDHのトップ・HIROと2012年に結婚した上戸彩が、15年のドラマ『アイムホーム』(テレビ朝日系)の撮影中に発表を行った前例がある。

「仕事やスポンサーとの兼ね合いを考えれば、連ドラ出演中の妊娠発表は通常では考えられない。武井の結婚は、間違いなく“事務所突破婚”と言えるでしょう」(同)

 ともあれ結婚に妊娠と、おめでたいニュースには間違いない。経緯はどうあれ、夫婦が健やかな生活を営める環境を、双方事務所がバックアップしてくれることを期待したいと思う。

EXILE・TAKAHIROと武井咲、できちゃった婚! 「事務所は激怒?」「発狂する」とネット混乱

 EXILE・TAKAHIROと武井咲が9月1日、マスコミ各社に結婚を発表し、世間に衝撃が走っている。武井は現在、妊娠3カ月のため、“できちゃった婚”となる。

 TAKAHIROと武井は、2015年4月、「フラッシュ」(光文社)に“お忍び愛”を報じられていた。14年1月放送の連続ドラマ『戦力外捜査官』(日本テレビ系)で共演した2人は、15年3月放送のスペシャル版の撮影で接近。マカオでの海外ロケを通じて仲を深め、同年2月には都内焼肉店でのデートを楽しみ、TAKAHIROが武井の自宅マンションに通っているとも伝えられた。

「武井の所属事務所は、交際を否定。同誌の取材に対して、『誤解を招かないように、もう会わないと言っています』と説明をしていました。しかし、その翌月、武井は出演したイベントで、TAKAHIROについて『今でも変わらず仲良くしています』と発言して、マスコミを驚かせていましたし、その後も週刊誌に、武井がTAKAHIRO宅を訪れる姿をキャッチされたことも。マスコミ関係者は、『交際は継続中』とみていましたが、まさかでき婚発表とは驚きを隠せません」(芸能記者)

 ネット上でも同様に、2人の結婚・妊娠発表に驚きの声が多数飛び交っている状況だ。

「『びっくりしたけど、おめでたいニュース』『結婚だけじゃなくてまさか妊娠とは』『子どもは絶対美形だよ』といった声のほか、現在武井は『黒革の手帖』(テレビ朝日系)に出演中で、10月期から『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)でディーン・フジオカとダブル主演を務めることから『仕事は大丈夫なの?』『事務所は激怒してそうだけど……』など、心配の声も出ています。またTAKAHIROファンの中には、『立ち直れない』『今は素直におめでとうとは言えない、無理……』『つらい、つらい、つらすぎる』『発狂しそう……』などとショックを受ける人も少なくありません」(同)

 芸能界の第一線で活躍する2人だけに、大きな反響が呼せられるのは当然のことだろう。EXILE・TAKAHIROと武井の新たなる門出を祝うとともに、元気な赤ちゃんが生まれてくることを祈りたい。

EXILE・TAKAHIROと武井咲、できちゃった婚! 「事務所は激怒?」「発狂する」とネット混乱

 EXILE・TAKAHIROと武井咲が9月1日、マスコミ各社に結婚を発表し、世間に衝撃が走っている。武井は現在、妊娠3カ月のため、“できちゃった婚”となる。

 TAKAHIROと武井は、2015年4月、「フラッシュ」(光文社)に“お忍び愛”を報じられていた。14年1月放送の連続ドラマ『戦力外捜査官』(日本テレビ系)で共演した2人は、15年3月放送のスペシャル版の撮影で接近。マカオでの海外ロケを通じて仲を深め、同年2月には都内焼肉店でのデートを楽しみ、TAKAHIROが武井の自宅マンションに通っているとも伝えられた。

「武井の所属事務所は、交際を否定。同誌の取材に対して、『誤解を招かないように、もう会わないと言っています』と説明をしていました。しかし、その翌月、武井は出演したイベントで、TAKAHIROについて『今でも変わらず仲良くしています』と発言して、マスコミを驚かせていましたし、その後も週刊誌に、武井がTAKAHIRO宅を訪れる姿をキャッチされたことも。マスコミ関係者は、『交際は継続中』とみていましたが、まさかでき婚発表とは驚きを隠せません」(芸能記者)

 ネット上でも同様に、2人の結婚・妊娠発表に驚きの声が多数飛び交っている状況だ。

「『びっくりしたけど、おめでたいニュース』『結婚だけじゃなくてまさか妊娠とは』『子どもは絶対美形だよ』といった声のほか、現在武井は『黒革の手帖』(テレビ朝日系)に出演中で、10月期から『今からあなたを脅迫します』(日本テレビ系)でディーン・フジオカとダブル主演を務めることから『仕事は大丈夫なの?』『事務所は激怒してそうだけど……』など、心配の声も出ています。またTAKAHIROファンの中には、『立ち直れない』『今は素直におめでとうとは言えない、無理……』『つらい、つらい、つらすぎる』『発狂しそう……』などとショックを受ける人も少なくありません」(同)

 芸能界の第一線で活躍する2人だけに、大きな反響が呼せられるのは当然のことだろう。EXILE・TAKAHIROと武井の新たなる門出を祝うとともに、元気な赤ちゃんが生まれてくることを祈りたい。