Gカップなら65%オフ! “おっぱいがデカいほど割引”になるレストランに大ブーイング

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今回のキャンペーンの看板。「XIONG(シオン)」というのは“胸”の字の北京語読み。「9.5折」が5%オフの意味となる
 中国のレストランでは、より多くの客を呼ぼうと、あの手この手でさまざまなキャンペーン活動を行っている。そんな中、浙江省杭州市にあるレストランが始めたキャンペーンが女性を侮辱しているとして、大きな批判を浴びた。  同市に数店舗あるレストランチェーンの「潮蝦」では、8月1日から1週間の予定で、飲食料金の割引キャンペーンを始めた。その内容というのが、女性客のバストのカップサイズにより割引率が変わっていくというもの。  カップサイズが大きければ大きいほど割引率が高くなり、Aカップだと5%引き、Bカップだと15%引きと10%ずつアップしていき、最高のGカップではなんと65%オフにもなるというものだった。  しかも、この割引は同行者にも適用されるという。つまり、男性がその店に行っても、おっぱいの大きい女性と一緒なら割引料金で食べられるというわけだ。  おっぱいの大きい女性にとってはなんともうれしいキャンペーンのようにも思われるが、このキャンペーンを宣伝するポスターを見た人たちから批判が巻き起こった。 「どうやってカップの大きさを測るんだ? 触って判定するのか?」 「おっぱいの大きさで割引率を決めるなんて、低俗すぎ」 「おっぱいの大きさで判定するなんて、女性を侮辱している」  結局、市場監督局から広告に関する法律に違反しているということで指導が入り、3日目にはキャンペーンは中止となった  メディアの取材に対して店の店員は「もともとは、女性を優遇することで客を集めようと始めた。キャンペーン中はいつもより2割ほど客足が増え、ほとんどのテーブルには女性客がいた」と答えている。  気になるカップサイズの判定方法については、「会計の際に、女性店員が目測で判定していた。もし客に異議のある場合は、カップサイズを自己申告してもらい、見た目とかけ離れていなければ、それで計算する」のだという。  キャンペーンは失敗に終わったが、中国におけるこういった過激な割引キャンペーンの氾濫は、結局のところ、レストランに味で勝負しようという気がないことの裏返しなのかもしれない。 (文=佐久間賢三)

河北麻友子“ニャンニャン写真”報道に事務所側が本気で対応!? 丸刈り男性の声がけに羽交い締め対応で現場は騒然

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 7月29日発売の「実話ナックルズ」(ミリオン出版)で報じられた、有名女性タレントの“ニャンニャン写真”。有名サッカー選手とされる男性との全裸温泉混浴など、衝撃的な写真が掲載されたが、その当人ではないかとウワサされているのが河北麻友子だ。  そんな彼女が今月1日、「8月1日『歯が命の日』記念 歯が命アワード2017」イベントに登場したが、現場ではある男性が取り押さえられる物騒な事態が起こっていたようだ。 「囲み取材の最後に、普段こういったイベント会見では見ることのないリュックを背負った丸刈りの男性が、雑誌『実話ナックルズ』の表紙を指さしながら、『ナックルズですけど……』と、くだんの記事について聞こうとして、スタッフも記者たちも騒然となりました」(ワイドショー関係者)  その男性への対応は、尋常ではないものだったという。 「こういったイベントで関係のない質問が出たときは、スタッフがやんわりと手をかざしてとめる程度なんですが、この日は会場スタッフがこの男性の持つ雑誌を下げさせようと手首をつかんだ上、羽交い締めにして外に連れ出すという、まるで不審者に対する対応のようでした。確かに会場は、一般人も観覧できるオープンスペースでしたし、パーテーションで区切られていたわけでもなく、囲いも緩いほうだったので、何かの拍子にマスコミ関係者以外が紛れ込めたのかもしれませんが……」(同)  しかし、この男性の対応に限らず、もともと河北へのガードも堅かったのだとか。 「普段、よほどのことがない限り、実話誌の報道には目くじらを立てて対応したりはしないのが通例ですが、この日ばかりは違ったようでした。進行レジュメには『恋愛』の質問をNGとし、『質問が出た場合は取材を中止する』というキツめの文言が入った上、囲み取材の直前にもスタッフからアナウンスがあり、念入りでしたね。これまで河北の現場でここまで厳しく恋愛の質問が禁止されるのは前例がなく、今回の羽交い締め騒動もあいまって、逆に“疑惑”は本当だったんじゃ……? と思わせるような結果となってしまいました」(同) 『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)などで露出も増している河北だけに、今後の動向に注目が集まりそうだ。

セックス動画流出”のAは危険人物!? 友人アイドルに“売春斡旋”疑惑まで浮上!

 “セックス動画流出”が取り沙汰されている、現役アイドル・A。すでにネット上では、名前を特定する書き込みも散見されている状況だが、これに危機感を抱いているのは、A本人だけでなく、Aと近しい芸能関係者も同様だという。芸歴が長く、またさまざまな業界にパイプを持つというAだけに、身近な人間も“闇に取り込まれた”可能性があるのだという。

 Aのセックス動画については、8月4日発売の「フライデー」(講談社)が報道。心酔するという芸能プロ社長の指示で、Aは売春や美人局に加担したとされており、この動画が元となり、今後、事件に発展する可能性も示唆している。

「Aはかねてから“芸能界の問題児”で、今回報じられたセックス動画の相手こそ一般人でしたが、一流アスリートや芸能プロ幹部など、さまざまな大物とも関係を持っているとされています。今回の記事では、セックス動画が撮影されたのは、『3年ほど前』となっていますが、実際には2012年だそうで、その時期Aは、大手プロ・ケイダッシュの系列事務所に所属していた。Aは同プロ幹部と関係を持っていたといわれており、同誌は、その幹部への忖度で、時期をボヤかしたのではないかとウワサされているんです」(芸能プロ関係者)

 芸能界だけでなく、球界などさまざまな業界に食い込んでいたといわれるA。それだけに、芸能人の友人も多く存在しており、Aを中心とした「ギャラ飲み」や「異業種合コン」が開催されることもあったそうだ。

「いま危機感を持っているのは、Aとプライベートで親交を持っていた、アイドルたちです。ギャラ飲み程度であれば、まだ目をつぶることもできますが、問題なのは売春や美人局に関わっていた場合。大手アイドル事務所は、Aと交流があったタレントを呼び出し、事情聴取を行って、Aとの『接見禁止令』を言い渡したそうです」(同)

 自身の美人局だけでなく、売春斡旋疑惑まで浮上しているA。「芸能界最強レベルの危険人物といっても過言ではない」(同)との指摘もある中、果たして彼女と関わりを持つタレントは、どれほど存在するのだろうか。

りゅうちぇる“不潔”エピソードに記者たちドン引き! 下品すぎて「怒られた過去」も

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スターレイプロダクション公式サイトより
 あまりのメディア露出の多さに、“オワコン”の声も聞こえるりゅうちぇるが3日、映画『パッセンジャー』のパッケージ版リリースイベントに登場。“不潔”エピソードを自慢げに披露し、記者たちをドン引きさせていたという。 「作品の主人公が宇宙船内で1人孤独に1年間過ごしたということにかけて、りゅうちぇる自身がその状態になったら? という質問がされたんです。そこで、りゅうちぇるは、主人公が外見を気にしなくなったという設定に触れ、『僕もそうなると思います。基本、超面倒くさがりだから、3日くらいお風呂入らないで収録とか行っちゃうんですね』と暴露したんです。しかも、『夏でも、濡れたタオルで体をふけばいいや、みたいな』と、話していました」(ワイドショー関係者)  これらは、マスコミ受けを計算したりゅうちぇるによるリップサービスかとも思われたが、そうでもなかったらしく……。 「司会はフォローも兼ねて『そういうイメージまったくないですけどね』と言ったのですが、『そうですか? 超面倒くさがりなんで、ぺこりんに超怒られるんです。休みの日はヒゲを超伸ばしてます。お化粧もしないで、お肌休ませる的なテンションで。ボーボーのムンムンのプンプンです』と発言。これには記者たちも一瞬どよめき、スタッフもNGこそ出していませんでしたが、渋い顔をしていましたよ」(同)  そんなりゅうちぇるの“下品”エピソードは、実は以前にもあったという。 「昨年6月に飲料系のイベントに出演したときにも、『興奮するとウレションしちゃう!』『収録中に大きいほうが……』と、まさかの発言をして、主催者側から怒られたことがあったんです。そんな中、また“不潔”エピソードが出てしまいましたね(苦笑)」(同)  8月26日から27日にかけて放送される『24時間テレビ 愛は世界を救う』(日本テレビ系)のチャリティーランナー候補にも挙がっているという、りゅうちぇる。もしランナーに選ばれたとしたら、完走後のにおいはすごいものになりそうだ。

「衣装を着ているメンバーが見たい!」“デザイナー”増田貴久のアイディア源は、個性的すぎるNEWSメンバー!

 ジャニーズアイドルのコンサートでは、演出や構成、楽曲の振り付けなどをメンバー自ら考案し、ステージを作り上げていくグループが意外と多い。そんなメンバーのプロ意識と思いが詰まったコンサートにファンも喜び、また、アイドルたちの意外な才能が発揮されることに驚かされることもあるだろう。

 今年4月1日~6月11日に行われたNEWSのコンサートツアー『NEWS LIVE TOUR 2017 NEVERLAND』では、メンバーの増田貴久がステージ衣装をすべてデザインし、ファンの間で話題となった。これまでも増田は、NEWSの衣装デザインを担当していたが……

 

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「女性蔑視」「歌詞が気持ち悪い」海外からも非難を浴びる、秋元康の炎上エピソード

 秋元康プロデュースのアイドルグループ・欅坂46の楽曲「月曜日の朝、スカートを切られた」が、「不謹慎だ」として賛同を集めるネット署名活動が起こる事態にまで発展している。署名を呼び掛けた女性は、実際に制服のスカートを切られた経験があるそうで「この曲をテレビで紹介しているときに嫌な思い出が蘇り、電車に乗るのがまた怖くなりました」と署名サイトで気持ちを吐露。8月4日現在、約7,000人が賛同してプチ炎上する騒ぎになっている。実は、秋元が手掛ける歌詞やプロデュースするグループが炎上するのは、これが初めてではない。

「欅坂46は、昨年10月ごろに世界的な炎上騒ぎを起こしています。その火種になったのは、“衣装がナチス・ドイツの軍服に似ていた”から。それはコンサート衣装で、メンバーがブログに写真を上げたことで指摘が相次ぎました。この騒動はSNSで世界的に拡散され、ユダヤ系人権団体が謝罪を求める事態にまで発展。その後、欅坂46が所属するソニーミュージックはウェブ上ですぐさま謝罪文を掲載したのですが、収録していた音楽番組は放送中止に。秋元はこの騒動に『ニュースで知りました。ありえない衣装でした』『事前報告がなかったので、チェックもできませんでした』『プロデューサーとして、監督不届きだったと思っております』と謝罪コメントを出したのですが、『責任逃れにしか見えない』と批判の声が相次ぎました」(芸能ライター)

 また、最近では欅坂46の“お姉さんグループ”である乃木坂46のプロデュースにも疑問の声が上がっている。

「乃木坂46の新曲にカップリングされる『女は一人じゃ眠れない』は、8月25日に公開される映画『ワンダーウーマン』の日本版イメージソングに起用されている楽曲。ですが、この曲が『映画のイメージとかけ離れている』と物議を醸しています。映画は最強の女性戦士を描いているにもかかわらず、イメージソングは曲名の通り、女性のセンチメンタルな内面を歌ったもの。この2つのイメージがかけ離れていることに、映画評論家の町山智浩はTwitterで『「強がり言っても女はしょせん男がいなきゃダメなのよ」という歌を男が作り、女に歌わせる悪夢』と批判のコメントを出しています」(同)

 さらに昨年5月ごろには、秋元が作詞を手掛けたHKT48の楽曲が炎上していた。

「問題となったのは、HKT48の『アインシュタインよりディアナ・アグロン』という楽曲。この曲で歌われる『女の子は可愛くなきゃね 学生時代はおバカでいい』というフレーズに『女性はバカでもいいけど、可愛くなければ意味がないってこと?』『女性蔑視でしょ』との声が殺到しました。また、1985年に発売されたおニャン子クラブのデビュー曲『セーラー服を脱がさないで』は“肉体関係を表す表現がある”として一部の放送局で放送自粛に。今回のネット署名活動に絡めて『“月曜日の朝、スカートを切られた”も“セーラー服を脱がさないで”も、歌詞が気持ち悪い』『“スカートを切られた”がNGなら、“セーラー服を脱がさないで”もそうじゃないの?』といった声が上がっています」(同)

 12日からは、秋元が総合プロデュースを手掛けるアイドルオーディション番組『ラストアイドル』(テレビ朝日系)がスタート。プロアマ問わず、他のグループと兼任可能な“究極のアイドルグループ”を作り出すというが、どのように売り出していくのだろうか?

「熱愛」の文字はないのに……吉岡里帆「佐藤健宅訪問」報道で、事務所が妙な根回し

「熱愛」の文字はないのに……吉岡里帆「佐藤健宅訪問」報道で、事務所が妙な根回し「特別な事情でも?」と勘ぐりもの画像1
 8月3日発売の「女性セブン」(小学館)が、女優・吉岡里帆が俳優・佐藤健の自宅マンションを訪問していたと報じた。同誌によると、吉岡はすっぴんに濡れ髪という風呂上がりのようないで立ちで、コンビニで買い物をしてから、そのまま車で佐藤の住むマンションへ向かったという。  人気者同士のカップル誕生かと思いきや、記事の中には「交際」や「恋人」といった言葉はなく、双方の事務所も「友人の1人です」と強調。よくある熱愛記事とは程遠い内容だった。芸能記者A氏が状況を分析する。 「単純に、交際の証拠となるようなツーショット写真が撮れていないという可能性が高いのでは。吉岡が佐藤のマンションに入っていくだけの写真であれば、“熱愛”と報じることもできないし、事務所サイドとしても証拠がないのに交際を認めるということもあり得ない。本当に付き合っているかどうかはわかりませんが、“記事にできる内容はここまで”といった感じでしょう」  しかし、今回の記事に対して、佐藤の所属事務所アミューズは少々ナーバスになっているとの話も。 「実は、この記事が出る前に、いくつかのメディアに対して、アミューズ側から『佐藤健に関するこういう記事が出るので、ご了承下さい』という報告が入ったそうです。スキャンダルがあったときに、スポンサーをはじめ、出演しているドラマや映画のスタッフに事前の根回しをすることは珍しくないのですが、今回はそんなに大きなネタでもないし、交際も否定しているわけだから、わざわざ報告する必要もないんですけどね……」(同)  さらに、アミューズの動きによって、妙な勘ぐりをする関係者も出てきているという。 「週刊誌に対しても同様の報告があったようで、そのあたりはちょっと怪しいんですよね。もちろん関係各所に丁寧な説明をしているだけだとは思うのですが、あまりに丁寧すぎて、事務所サイドが神経質になる特別な理由があるのではないかと勘ぐる関係者も多いです」(同)  今後、佐藤と吉岡の関係がどうなっていくのか、そして2人についてどんな報道がなされていくのか、とても気になるところ。もしも、これっきりで何も報じられなかったら、“特別な理由”が発動したということかもしれない……。

「切ナイ実話」はもう古い? ケータイ小説は「レイプ、妊娠、不治の病」から「暴走族、姫、溺愛」へ

10年代ケータイ小説文化をひもとく  ライター兼、隠れケータイ小説ウォッチャーの小池です。映画「君の名は」が公開されたとき、真っ先に思い出したのは梅谷百さんの書かれたケータイ小説、『キミノ名ヲ。』(KADOKAWA / アスキー・メディアワークス/2013年)でした。  前回は、「ケータイ小説生存説」を提唱させていただいた。一部の大人には廃れたと思われているらしいケータイ小説だが、実は今も毎月何かしらの新刊が出ており、最大手ケータイ小説サイト「魔法のiらんど」にいたっては月間15億PVをたたき出している。たしかに100万部以上売れるような作品は出現しなくなったが、まだ「文化が廃れた」と言えるような状況ではない。むしろ、文化としては定着した状態と表現する方が正しいのではないか、というのが私の意見だ。そもそも、ケータイ小説は地方郊外で支持されやすい傾向にあるので、都心住みで、一定以上の年齢に達している人間にはそもそも観測しづらい文化だともいえる。  今回は、その「観測しづらい文化」の中でひっそり起きた、トレンドの変化をお伝えしたい。ブーム終焉から早10年。2010年代のケータイ小説の「あるある」は、着実に移行しているのである。 ケータイ小説は、「レイプ、妊娠、不治の病」だけじゃなくなった  ケータイ小説と聞いてみなさんが想像するのは、大ヒットした『恋空』(スターツ出版)のようなストーリーだと思う。つまり、「実話を元にした切ない恋愛」を謳い文句に、女子高生が売春やレイプ、恋人の死などの不幸な目にあいまくる、というような内容である。先述の速水氏も、ケータイ小説の「定型」について、「ホウドウキョク」番組内でこう発言している。 だいたいオラオラ系の彼氏が出てきて、デートDVとかで殴られたりするんだけど、「やっぱりやさしい!」みたいに、互いに依存する典型的なダメな関係になる。でも、いいタイミングで彼氏が交通事故か病死するんです。それで「悲しい」って言って最後は「空」が出てくるんですよ。 (引用:https://www.houdoukyoku.jp/posts/15331)  ブームまっ最中の頃はたしかにそうだった。でも今は違う。2000年代末くらいから、この手の作品は主流とは言えなくなってくる(書く人がいないわけではないが)。今のケータイ小説はもっと多様だ。その証拠のひとつとして、「魔法のiらんど」「野いちご」の小説検索ページをご覧いただこう。  まず、「魔法のiらんど」の「シチュエーション検索」には、「キャラ設定」だけでも56種類のタグが並ぶ。 「切ナイ実話」はもう古い? ケータイ小説は「レイプ、妊娠、不治の病」から「暴走族、姫、溺愛」への画像2 (http://novel.maho.jp/search/situation/ 最終閲覧:7/31)  「極道と若頭が分かれてる意味は」「四天王って一体」などという疑問にいちいち答えていると、あと10万字書かなければいけなくなるので割愛。要は色々あるよ、ということである。  また、「野いちご」の小説検索ページには「注目キーワード」が並んでいるのだが、そのラインナップもこんな感じだ。 「切ナイ実話」はもう古い? ケータイ小説は「レイプ、妊娠、不治の病」から「暴走族、姫、溺愛」への画像3 (https://www.no-ichigo.jp/home/index/type/1 最終閲覧:7/31)  この二つを見るだけでも、「『恋空』調のものだけではないっぽい」ということくらいはお分かりいただけるんじゃないかと思う。閲覧ランキングを見ていても、「切ナイ実話」調のものを上位で見かけることは今ほとんどない。  じゃあ一体今は何が人気なの、という質問に答えるのは少々難しい。最近はとにかくいろんな話があるし、トレンドの入れ替わりも激しいので、ひとつを取り上げて「このジャンルが間違いなく一番人気」「これが最先端」とは断言しづらいのだ。ただ、「ああ、これはよくあるやつだ」と迷いなく思うジャンルはいくつかあるのでひとつ紹介しよう。それは、上記のタグ・キーワード一覧に共通で登場している「暴走族」である。正確に言うと「暴走族と姫」ものだ。 「暴走族の総長」が「みんなの憧れの王子様」を張る世界  ケータイ小説界では、昔から「不良ラブ(不良とのラブストーリー)」の人気が高い。その一形態として生まれたのが「暴走族と姫」ものである。これは、簡単に言えば「暴走族の総長とのラブストーリー」だ。  ヒロインは中学生か高校生の美少女で、大抵の場合、家庭にも学校にも居場所がない。そして相手役の男は大抵、「関東ナンバーワン暴走族の総長」だ。「関東」が「全国」になることも多い。とにかくすごく強くて、地元じゃ負け知らずで、総長以下チーム幹部はみんなイケメンで、学校には熱狂的なグルーピーがおり、彼らが登校するたびに校門で「修二(仮名)〜!!!」「彰(仮名)サマ〜っ!!」と黄色い声をあげる……というのが「あるある」の演出である。  んなバカな「おそ松さん」のF6パートじゃないんだから、と思われるかもしれないがこれは本当だ。ケータイ小説界の暴走族は、国道をバイクで走り回る珍走団などではなく、「私たちの町のアイドル(闇属性)」なのである。  この世界観では、「暴走族の総長の恋人」は「姫」と呼ばれる。総長が、チームのメンバーに「今日からこいつをうちの姫にする。明日から交代でこいつの護衛をしろ」と告げたり、猜疑心の強い幹部が総長に「あんな女を姫にしていいのか。スパイかもしれないぜ」とご注進申し上げたりと、作中で具体的に「姫」という言葉が用いられるのだ。  総長にひたすら溺愛され、チームのイケメンたちからかしずかれるのが姫の仕事である。だから、女子の誰もがこのポジションに憧れる。しかし、その分就任することには危険も伴う。敵対チームに「総長の弱点」として付け狙われるからだ。当然、同性のねたみもかいまくる。ジャニオタ諸氏は、「オキニ」がリアル恋人を兼ねており、さらにそれをアイドル側が公言している状態だと思っていただければよい。どんな修羅場が待ち受けるか、想像するだに恐ろしいではないか。  しかし、こうした危険性が、「暴走族と姫」モノの肝なのだ。総長は姫を全力で守り、姫もあらゆるリスクを受け入れて総長の傍にいることを選ぶ。跳ね上がる危険値が愛の純粋性を保証する。二人はこの愛の力で、敵対チームや家族との因縁によって引き起こされる困難をのりこえ、永遠の愛を誓う。「暴走族に姫として選ばれる」は、ケータイ小説界きってのシンデレラストーリーなのだ。  ここまでの説明だけでお分かりの通り、「ありえねー」のバーゲンセールである。しかし、こういった「ありえねー」感じの暴走族小説が2009年頃から激増した結果(※1)、荒唐無稽な設定の数々がケータイ小説ユーザーの間で共有され、いつしか「これがスタンダード」といった様相になった。これは、マンガやアニメの二次創作のコードができあがっていく過程に似ているかもしれない。 リアリズムのいらない世界で、なぞり続けられる社会的規範  「レイプ、妊娠、不治の病」から、「暴走族、姫、溺愛」へ。この10年で、トレンドワードは大きく変わった。もちろん、現在人気なのは「暴走族」だけではないし、暴走族ブームの前には生徒会ブームがあったり、女ヤンキーものが人気になったりもしていた。細かく見ていけばもっといろんなキーワードが浮上するはずだ。ただ全体的に、「実話告白調」よりも、「妄想全開のシンデレラストーリー」の方が支持を受けやすくなっている、ということは言えると思う。アウトローの権力者からメロメロに溺愛されるとか、町中の女子から妬まれるとか、誰も気づいてないけど実は超絶美少女だとか、そういった極端な設定の方が好まれやすくなってきたことを、私はひしひしと感じている。  一方で、変わっていないところもある。暴走族ものの設定のぶっ飛び具合を指して、ケータイ小説は〝あいかわらず〟荒唐無稽だ、と表現することは充分に可能だ。また、それは正しい。「リアリズムは重要でない」というのが、ケータイ小説が変わらず持ち続けている不文律である。おそらく今後も、新たなる荒唐無稽な「あるある」がつくられていくだろう。  たとえば、最近は20代の女性をヒロインにした「大人ラブ」ものが人気を高めているが、それだって設定自体はリアルでも、中身は相当ぶっとんだ筋書きであることが多い。ケータイ小説のユーザーには20代後半〜30代も増えてきたようなので(※2)、そのうち「暴走族と姫」の大人版といえるような、何かしらの強固な枠組みが生まれるかもしれない。  ちなみに、「暴走族と姫」もの自体も進化を続けている。最近は、この発展形とも言えるような話が非常に多いし、人気がある。たとえば「双子の妹(腹黒)が姫をやっていて、ヒロインは彼女にいびられている立場だが、別の暴走族から姫に指名されたことでその力関係が変わる」「本物の姫を危険から守るためのカモフラージュ姫をやっているヒロインが、本当の自分を愛してくれる男にめぐり合う」などだ。このあたり、おとぎ話の形成を眺めているような趣があってなかなか興味深い。  同時に、私などから見ると危機感を抱かざるを得ない部分もある。たとえば、「暴走族と姫」もの(加えて言うなら、最近数の増えている「ヤクザとの恋愛」ものも)に属する多くの物語が、「虐げられ、居場所を失った女の子が、権力を持った男性に所有されることで幸福を得る」というストーリーをなぞり続けていることだ。ここには明確に、社会的規範の再生産・再強化が見える。これが若年女性、特に地方在住者の間で支持を受けやすいのだとすれば、そこには多くの論点が見つけられそうである。 ケータイ小説の向こうには、「地方郊外文化」がある  というわけで、ケータイ小説文化がそれなりに生き延びていること、なかなかユニークなジャンルの醸成さえ行われていることを、前後編に分けて少しばかり紹介させていただいた。  書いてみて改めてわかったが、ケータイ小説について言及するのは非常に難しい。さまざまな評論家や著述家も指摘してきたことだが、ケータイ小説文化を論じることは、「地方郊外の文化」を語ることに通じているからだ。本稿では言及を避けたが、なぜ「暴走族」がウケるのか、という問い一つとっても、「地方」というキーワードは避けて通れない。そこには、都心部との経済格差や、文化資本格差の問題がある。ケータイ小説文化の存在感は今や大きいとは言えないが、この小さな切り口の向こうには、非常に大きなテーマの数々が待ち構えているのだ。私がケータイ小説を読み続けているのは、そこから目をそらしたくないからでもある。  SNSさえあれば、全てのトレンドが把握できるような気にさせられる今日この頃だからこそ、ケータイ小説に限らず、「カルチャー雑誌やSNSのトレンドワードを追っているだけでは見えてこない文化」の存在を、意識的に見る必要があるのではないかと個人的には思う。本稿がみなさんにとって、そうした存在を意識するきっかけのひとつになれば幸いである。 ※1 「姫」という概念を持ったジャンルが生まれたのは、2009年に、暴走族の総長の恋人を「姫」と表現する形態の作品が、「魔法のiらんど」で絶大な人気を博し書籍化されたことがきっかけではないかと筆者は推測している。 ※2 「魔法のiらんど」は、小説ランキングの項目が「10代に人気」「20代に人気」「30代に人気」に分かれている。 小池みき ライター・漫画家。1987年生まれ。大学卒業後、テレビ番組制作、金融会社勤務などを経て、2013年より書籍ライター・編集者としての活動を開始。『百合のリアル』(牧村朝子著/星海社)『残念な政治家を選ばない技術』(松田馨著/光文社)などを手がける。コミックエッセイストとしても活動しており、著書に『家族が片づけられない』(イースト・プレス)など。猫とうどんと特撮を愛する。 Twitter:monokirk

avex松浦氏が推すK-POPガールズグループが、日本デビューで抱える不安要素

 突然ですが、あなたは“ブルピン派”それとも“ブラピン派”? そう聞かれても唐突すぎて、答えに詰まりますよね。ゆっくり考えても、何のことかさっぱり、という感じでしょうか?  ブルピンもブラピンもK-POP女性アイドルグループ、BLACKPINKの愛称。今月30日に日本デビューするブラックピンクの名前を縮めてどう呼ぶかで、ネット上が荒れているのです。  まずは改めてBLACKPINKについてご紹介しましょう。ちょっと強めのイメージで“女の子が憧れる女の子”を体現していることから、“ガール・クラッシュ”なるブームを牽引していると称される彼女たち。でも、このガール・クラッシュ売りは日本では無理がアリアリというのは“「BIGBANGの妹分」で売り出したガールズグループが、苦境を強いられている”というコラムでもお話しました。 「BLACKPINKはガール・クラッシュの先輩グループ、2NE1の焼き直しで、どちらも日本でのレコード会社はavex。2NE1で大コケしたにもかかわらず、ガール・クラッシュ路線でBLACKPINKを売り出すのは無理があります。それで、レコード会社はキャッチーなポーズで売り出すことを考えたのです」(韓流雑誌編集)  ひと足お先に日本デビューしたTWICEは親指と人差し指でTの文字を作るTTポーズで日本でも大ヒット。ジャニーズ系男性タレントもTTポーズを演じ、いまや国民的に認知されています。翻ってBLACKPINKにはTTポーズのようなウリがありません。それで無理やり「BLACKPINK=ブラピンハート」なるプロモーションを考えたって次第です。 デレデレ顔でハートマーク 「韓国人アイドルは無駄にハートマークを作りたがります。腕や手や指を使ってハートの形を作るのですが、もうすでに飽和状態でアイデアは出尽くされています。ブラピンハートとは突き出した二つの親指を逆さにしてくっつけるフィンガーサインですが、実はこれはBLACKPINKの専売特許じゃなく、ほかにもやっているアイドルがたくさんいます。ところが、彼女らは自分たちのオリジナルのようにプロモーションをしていて、これがまず、どうなのって感じ。  さらに問題はTTポーズと違って、ブラピンハートが一向に広がらないこと。そもそもふたつの拳をくっつけているふうで、かわいらしさに欠け、やりたいって気にさせない。メンバーとavexトップの松浦勝人氏が一緒にブラピンハートをやっている写真をアップされても話題にすらなりません。この作戦が失敗すると後がないだけにavexは焦っていると思いますよ」(同編集者)  このハートが広がらないのにはもうひとつ理由がありそうで……。 「BLACKPINKを韓国語風にカタカナ表記するとブルレックピンクになり、彼女らが韓国でデビューした頃からのベテラン・ファンはブルピンと略しています。そのため、“ブルピン派”は大手マスコミがブラピンと表記すると怒りを露わにし、『ブラピンじゃなく、ブルピン!』と声を荒げます。ブラピンと呼ぶファンを見つければ、“にわかファン”“なんちゃってファン”と見下し、ブルピンと呼ぶ人こそが真正ファンという勢いなのです。 ブルピン派が怒るのは勝手ですが、マスコミがブラピンと呼ぶのはavexがそう呼んでいるから。つまりブラピンが公式の略なのに、ブルピン派はそれを決して認めない。当然、ブラピンハートなんて言葉も浸透するわけがないし、自動的にBLACKPINKもTWICEほどの人気を得られないのです」(同編集者) クラッシャーになるのは誰だ  ブルピン派は韓国語の発音にこだわっているわけですが、実際はそれすら間違っています。こだわりたいのであれば、ブルピンが正解なわけですから。それはさておき、ブラピンハートが広がらないのは、ブラピンと呼ぶ人をファンと認めない、偏狭な考えのブルピン派にも理由があり……が先の編集者の弁。ブルピン派は自分たちが阻害要因になっていることを自覚したほうがよさそうです。ブルピンだろうがブラピンだろうが、どっちだっていいじゃん、くらいの寛容な心がないと、BLACKPINK人気は広がらないでしょうね。  そしてもうひとつ。ファン以上にチームにも不安定要素が見られるとのことで。 「先日、武道館で初ショーケースを行ったのですが、生で見たBLACKPINKは期待とちょっと違いました。メインボーカルの歌が弱いんです。反対に、ラップもボーカルもイケるジェニーちゃんのほうがポテンシャルが高そうでした。メインボーカルがちょっと残念に思えたぶん、ジェニーちゃんが一番印象に残ったわけですが、ネット上では彼女の性格の悪さが指摘されているんです。それがリアルっぽくて、不安なんですよね」(20代K-POPファン)  日本でも大ブレイクを果たしたTWICEに対し、大きく水をあけられているBLACKPINK。果たして彼女たちに注目が集まる日は来るのでしょうか? 佐々木薫:ブラピンハートをリアルにやっている人を見たことがないK-POPファン。

avex松浦氏が推すK-POPガールズグループが、日本デビューで抱える不安要素

 突然ですが、あなたは“ブルピン派”それとも“ブラピン派”? そう聞かれても唐突すぎて、答えに詰まりますよね。ゆっくり考えても、何のことかさっぱり、という感じでしょうか?  ブルピンもブラピンもK-POP女性アイドルグループ、BLACKPINKの愛称。今月30日に日本デビューするブラックピンクの名前を縮めてどう呼ぶかで、ネット上が荒れているのです。  まずは改めてBLACKPINKについてご紹介しましょう。ちょっと強めのイメージで“女の子が憧れる女の子”を体現していることから、“ガール・クラッシュ”なるブームを牽引していると称される彼女たち。でも、このガール・クラッシュ売りは日本では無理がアリアリというのは“「BIGBANGの妹分」で売り出したガールズグループが、苦境を強いられている”というコラムでもお話しました。 「BLACKPINKはガール・クラッシュの先輩グループ、2NE1の焼き直しで、どちらも日本でのレコード会社はavex。2NE1で大コケしたにもかかわらず、ガール・クラッシュ路線でBLACKPINKを売り出すのは無理があります。それで、レコード会社はキャッチーなポーズで売り出すことを考えたのです」(韓流雑誌編集)  ひと足お先に日本デビューしたTWICEは親指と人差し指でTの文字を作るTTポーズで日本でも大ヒット。ジャニーズ系男性タレントもTTポーズを演じ、いまや国民的に認知されています。翻ってBLACKPINKにはTTポーズのようなウリがありません。それで無理やり「BLACKPINK=ブラピンハート」なるプロモーションを考えたって次第です。 デレデレ顔でハートマーク 「韓国人アイドルは無駄にハートマークを作りたがります。腕や手や指を使ってハートの形を作るのですが、もうすでに飽和状態でアイデアは出尽くされています。ブラピンハートとは突き出した二つの親指を逆さにしてくっつけるフィンガーサインですが、実はこれはBLACKPINKの専売特許じゃなく、ほかにもやっているアイドルがたくさんいます。ところが、彼女らは自分たちのオリジナルのようにプロモーションをしていて、これがまず、どうなのって感じ。  さらに問題はTTポーズと違って、ブラピンハートが一向に広がらないこと。そもそもふたつの拳をくっつけているふうで、かわいらしさに欠け、やりたいって気にさせない。メンバーとavexトップの松浦勝人氏が一緒にブラピンハートをやっている写真をアップされても話題にすらなりません。この作戦が失敗すると後がないだけにavexは焦っていると思いますよ」(同編集者)  このハートが広がらないのにはもうひとつ理由がありそうで……。 「BLACKPINKを韓国語風にカタカナ表記するとブルレックピンクになり、彼女らが韓国でデビューした頃からのベテラン・ファンはブルピンと略しています。そのため、“ブルピン派”は大手マスコミがブラピンと表記すると怒りを露わにし、『ブラピンじゃなく、ブルピン!』と声を荒げます。ブラピンと呼ぶファンを見つければ、“にわかファン”“なんちゃってファン”と見下し、ブルピンと呼ぶ人こそが真正ファンという勢いなのです。 ブルピン派が怒るのは勝手ですが、マスコミがブラピンと呼ぶのはavexがそう呼んでいるから。つまりブラピンが公式の略なのに、ブルピン派はそれを決して認めない。当然、ブラピンハートなんて言葉も浸透するわけがないし、自動的にBLACKPINKもTWICEほどの人気を得られないのです」(同編集者) クラッシャーになるのは誰だ  ブルピン派は韓国語の発音にこだわっているわけですが、実際はそれすら間違っています。こだわりたいのであれば、ブルピンが正解なわけですから。それはさておき、ブラピンハートが広がらないのは、ブラピンと呼ぶ人をファンと認めない、偏狭な考えのブルピン派にも理由があり……が先の編集者の弁。ブルピン派は自分たちが阻害要因になっていることを自覚したほうがよさそうです。ブルピンだろうがブラピンだろうが、どっちだっていいじゃん、くらいの寛容な心がないと、BLACKPINK人気は広がらないでしょうね。  そしてもうひとつ。ファン以上にチームにも不安定要素が見られるとのことで。 「先日、武道館で初ショーケースを行ったのですが、生で見たBLACKPINKは期待とちょっと違いました。メインボーカルの歌が弱いんです。反対に、ラップもボーカルもイケるジェニーちゃんのほうがポテンシャルが高そうでした。メインボーカルがちょっと残念に思えたぶん、ジェニーちゃんが一番印象に残ったわけですが、ネット上では彼女の性格の悪さが指摘されているんです。それがリアルっぽくて、不安なんですよね」(20代K-POPファン)  日本でも大ブレイクを果たしたTWICEに対し、大きく水をあけられているBLACKPINK。果たして彼女たちに注目が集まる日は来るのでしょうか? 佐々木薫:ブラピンハートをリアルにやっている人を見たことがないK-POPファン。