女優の松居一代が12日夜、ブログを更新。騒動中に息子のガールフレンドへのプレゼントを購入していたことを明かした。 現在、自宅へは戻らず、拠点を転々としている松居。その最中に寄ったデパートで、息子のガールフレンドへのプレゼントとしてイニシャル入りのバッグを購入し、郵便局から女性宛てに配送したと報告。「私…実は息子のガールフレンドが可愛くって…仕方ないんですよ」「距離を置きながら…そっと、見守るようには務めてはいます」と、息子のガールフレンドへの思いを綴っている。 「このブログにより、少なからずマスコミや世間の興味が息子のガールフレンドに向くのは当然。実際、松居が“船越の不倫相手”と主張するハワイ在住のエステティシャンや、数日前まで居候していた89歳のおばあちゃんなど、多くの一般人が騒動に巻き込まれている。自分の目的のために一般人の情報を晒すことを厭わない松居に対し、ネット上では批判の声が相次いでいます」(芸能記者) そんな中、13日放送の『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)は、松居の動画の背景に映っていたコンクリート壁を特定。東京港区にあるビルだと伝え、9日に松居らしき人を見たというビル関係者の証言を紹介した。 さらに、同日放送の『ビビット』(TBS系)では、最近の松居の動画に写っている米ニューヨークの絵を描いたオーストラリア人女性画家のジュディス・ダロッゾさんを電話で直撃。動画を見せられたジュディスさんは、「ファンタスティック! 彼女があの絵を気に入ってくれてうれしいです」「人が離婚するのを見るのは悲しい」「彼女には絵を描くことををおすすめしたい。だって、心が落ち着くもの」などとコメントした。 「現在、松居がカプセルホテルに滞在していることをブログで匂わせていることから、都内近郊のカプセルホテルに問い合わせが相次いでいるとか。松居の告発動画やブログの投稿が数日前にごっそり消されたこともあり、今や夫婦問題よりも、松居のトリッキーな行動のほうが関心を集めています」(同) 離婚問題という主軸から外れ、「ウォーリーをさがせ!」ならぬ「松居をさがせ!」状態になりつつあるこの騒動。一体、いつまで続くのだろうか……?YouTubeより
日別アーカイブ: 2017年7月13日
満島ひかり、岡村隆史と混浴で“お宝拝見”に衝撃走る! 「胸はないけど……」発言には称賛の声
ナインティナインの岡村隆史が、7日に放送されたラジオ番組『ナインティナイン 岡村のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、『東野・岡村の旅猿~プライベートでごめんなさい~』(日本テレビ系)にゲスト出演した女優の満島ひかりについて言及する場面があった。 岡村によれば、ロケで温泉を訪れた際、満島に全裸を見られてしまうハプニングがあったものの、満島は「私、弟とかいるから全然平気なんですよ」と平然としていたとのことで、ネット上では「トップクラスの女優は肝っ玉が違うな」「そんなこと言われたら、こっちが恥ずかしくなっちゃうよね」などと反響を呼んでいる。 「同番組は、岡村と東野幸治がゲストを迎え、気ままに旅を楽しむというのがコンセプト。満島が出演したのは高知・四万十川を訪れた回で、温泉に入浴している時に冗談で満島を呼んだところ、満島が本当に来てしまったとのこと。まさか入ってくるとは思わなかった岡村と東野は、その時すっぽんぽん状態だったのですが、満島は動揺することなく『結構なモノをお持ちで』と感想を述べたそうです。これについて岡村は、『やっぱりもう、天才女優って、そこらへんも全然なのよ』と感心した様子を見せていました」(芸能関係者) その美貌と天才的な演技力で、いまや日本を代表する女優にまで上りつめた満島。しかし、アイドルから女優へと転身する際には当時の事務所社長から反対されたといい、先月23日放送の『さんまのまんま 初夏に大笑いしましょかSP』(フジテレビ系)では当時のことを赤裸々に語って話題を呼んだ。 「満島は、1997年にアイドルグループ・Folder(後にFolder5に改名)のメンバーとしてデビューしましたが、同グループが2000年に活動休止となったことをきっかけに、女優業への転身を当時の事務所社長に直訴。しかし、アイドルとして売り出すために資金を投入していたこともあり、社長からは『お前なんか胸がないから女優になれない』と頭ごなしに否定されてしまったとのことでした。ただ、満島はその社長に向かって、『胸はないけど夢はあります』と言い返したそうです」(同) 今月29日から公開される映画『海辺の生と死』では、熱愛がウワサされる永山絢斗と共演している満島。ファンを嫉妬させつつも、円熟味を増す演技力で物語の世界へと引きずり込んでくれるに違いない。株式会社ユマニテ公式サイトより
夏の暑さを吹き飛ばす! 元気いっぱい、爽やかなKis-My-Ft2のフォトレポートで元気注入!
デビュー5周年の節目を迎えたKis-My-Ft2の「CONCERT TOUR 2016 I SCREAM」を徹底レポート!
メンバーセルフプロデュースのソロコーナーやなかよしショット、二階堂へのバースデーサプライズが行われた2016年8月6日東京ドーム公演の模様も完全収録!
CONCERT TOUR 2016 I SCREAM フォトレポート・・・・04P~
セットリスト 2016.08.07 東京ドーム・・・・21P~
MC いいとこどり!・・・・22P~
北山宏光・・・・26P~
藤ヶ谷太輔・・・・36P~
玉森裕太・・・・46P~
千賀健永・・・・56P~
宮田俊哉・・・・66P~
横尾渉・・・・76P~
二階堂高嗣・・・・86P~
松居一代、“前世からの縁”船越英一郎と夫婦破綻……それでもスピリチュアルを捨てない理由
羨望、嫉妬、嫌悪、共感、慈愛――私たちの心のどこかを刺激する人気芸能人たち。ライター・仁科友里が、そんな芸能人の発言にくすぐられる“女心の深層”を暴きます。
<今回の芸能人>
「私は(松居と船越の)結婚式にも出てますし」江原啓之
『5時に夢中!』(TOKYO MX,、7月12日)
日本人は「金を払って、相談に乗ってもらう」という意識が希薄な気がする。悩みがあったとしても、たいていは友達に聞いてもらって、その友達が聞きたくなさそうなときは我慢する。消化不良のまま、なんとなくやりすごすのが、多くの日本人の“悩み”に対するスタンスではないだろうか。どうしても自分の話を聞いてほしいと思った時の最終手段として選ばれるのが、カウンセリングや占い、霊視だろう。客が少ないので単価を上げざるを得ないのか、それとも技術に対する自信からか、「悩みを聞く」職業の人に払うお金は、安いとは言えない。
もし安くないお金を「相談に乗ってもらう人」に払う場合、私なら費用効果を求める。統計学を基にした占いであれば当たるかどうかを重視するし、カウンセラーであれば、どこで研鑽を積んだとか、前歴も判断基準になるし、自分を苦しめている思考回路について指摘してほしい。このようにリターンを求めた場合、費用効果がいまいちわからないのがスピリチュアルである。守護霊や前世と言われても、「そうですか」としか言いようがない。よくわからないものに、安くはない金をつぎこむ心理が、私にはどうも理解できないでいた。
今、世間を騒がせている松居一代も、スピリチュアル大好き芸能人である。日本のスピリチュアルの首領・江原啓之と美輪明宏の番組『オーラの泉』(テレビ朝日系)には、夫婦がそれぞれ出演。夫である俳優・船越英一郎が出演した際、船越と松居の息子は、前世で親子であり、船越が松居と結婚することになったのは必然だと鑑定されていた。また松居は、船越と交際中、江原に個人的にカウンセリングを受けていたそうだ。江原は、7月12日に出演した『5時に夢中!』(TOKYO MX)で、「私は(松居と船越の)結婚式にも出てますし」と発言していたが、江原が招待されたのは、松居がクライエントであったからかもしれない。
が、“前世からの縁”は、現在、大変なことになっている。松居はYouTubeで、船越が自分の親友とバイアグラを飲んで不倫をしていると罵り、船越は松居に離婚調停を申し立てていると「週刊文春」(文藝春秋社)が報じた。当初は、船越憎しの松居だったが、最近ではオフィシャルブログで「芸能界の黒い権利との戦い」と書いている。何と戦っているのかいまいちわからない状態になってきているが、悲壮感はなく、どこか楽しげなのは、気のせいだろうか。
日本のスピリチュアルの首領に、「前世からの縁」「縁は切ろうと思っても、切れない」とある種のおすみつきを得て再婚したにもかかわらず、夫婦仲は破たんしてしまった。スピリチュアルを深く信奉していれば落胆も大きいと思うが、それでも松居が告発ブログに「日本で2人しかしらないパワースポット」の写真を掲載し、ここで「覚悟のエネルギー充電している」とつづっていることから考えると、どうもスピリチュアルへの信仰は揺らがないようである。
なぜスピリチュアルへの信仰が揺らがないかというと、それは金を払って相談しているからではないか。
金を払って話を聞いてもらうというと、深刻な悩みを抱えていると思われがちだが、相談者が本当に悩んでいるのは、悩みがもたらす“孤独感”だと私は思う。しかし金を払えば、悩みを誰かと共有することになり、孤独ではなくなる。そこに心地よさを感じると、相手の話は二の次になるのではないか。相談しておきながら、話を聞いていない、解決もしないけれど、あまり寂しくなくてハッピーという状態が生じるのだ。
また、相談を受ける側にしても、自分の考えを理解してもらうには、まず相談者の信頼を得る必要がある。そのためには、正論で詰めるより、相談者が最も知りたいことを早いタイミングで提供することが効果的なのだ。つまり、金を払っての悩み相談は、相談する方もされる方も、“悩みを解決しようとしない”ことが、極意なのである。
悩みを解決しない状態を“なあなあ”と呼ぶことにする。この“なあなあ精神”とスピリチュアルは、相性が良い。松居は、無農薬野菜が本当に無農薬か畑まで見に行くと、いろいろなバラエティ番組で語っていたが、白黒つけるのが大好きな松居でも、さすがに前世には行けないから、ウソか本当か確かめることもできない。こういう世界がある気がする、あったらいいなという希望を、“なあなあ”がもたらしてくれるから、松居はスピリチュアルを見限ることなく、信じ続けることができるのではないだろうか。
推測するに、松居は生まれつき、戦うのが好きな気質といえる気がする。前夫との6年にわたる離婚、欠陥住宅への保証など、松居は人生で定期的に裁判という闘いを経験している。船越のことはきっかけに過ぎず、最近ご無沙汰だった闘争心に火がついたように私には見える。
船越にとっても今回の騒動は悪いことばかりではない。松居効果でMCを務める『ごごナマ』(NHK)の視聴率はアップしたそうだ。視聴率の低下でサスペンスドラマが少なくなる中、MCとして数字を稼ぐことは、今後の船越にとってプラスになるだろう。それに、不倫が事実であろうとなかろうと、ああいう形での暴露に嫌悪を抱く人は多いだろうから、「船越かわいそう」「あんなキツい奥さんじゃ、しょうがない」と船越の好感度は上がるはずだ。船越がもてはやされれば、松居の意欲はますます高まって、大好きな戦いができる。2人とも損をしていない。
まるでスピリチュアルの素養のない私のような人間にも、松居と船越の結婚が“必然”という説は、大きく頷ける。酷暑の候、2人には体に気を付けて、仲良くケンカしてほしいものだ。
仁科友里(にしな・ゆり)
1974年生まれ、フリーライター。2006年、自身のOL体験を元にしたエッセイ『もさ子の女たるもの』(宙出版)でデビュー。現在は、芸能人にまつわるコラムを週刊誌などで執筆中。気になるタレントは小島慶子。著書に『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』(主婦と生活社)、最新刊は『確実にモテる 世界一シンプルなホメる技術』(アスペクト)。
ブログ「もさ子の女たるもの」
視点を変えると見方も変わる――開幕直前『世界パラ陸上』はどう見るべき?
トップアスリートたちが2年に1度、世界一を目指して競う陸上の世界大会が間もなくロンドンで幕を開ける。 と書くと、織田裕二の季節を想像する人が多いだろう。もちろん、織田が20年目、11大会連続でメインキャスターを務めるTBS系『世界陸上ロンドン』(8月4日~)も楽しみなのだが、今年はその前、7月14日から、同じロンドンを舞台にして2年に1度の『世界パラ陸上』も行われる。 『世界陸上』と『世界パラ陸上』が同一会場で開催されるのは、史上初の試みだ。こちらの放送はNHK BS1。当然、織田も中井美穂も出てこない。 TBSのさまざまなスポーツ番組、スポーツニュースで陸上の話題が増えているように、NHK BSでもパラ陸上に関する話題は増えている。そのひとつが、9日夜に放送された『T44 T54 ~パラアスリート 私の視点~』だ。 「案内人」として出演するのは、俳優の風間俊介とタレントの壇蜜。そこに、リオパラリンピック走り幅跳び4位の中西麻耶(T44クラス)、38歳にして世界記録に肉薄する樋口政幸(T54クラス)が登場し、2人を取材したシンガーソングライターのNakamuraEmiと詩人の豆塚エリが、それぞれに当てたオリジナルの曲と詩を番組最後に披露した。 一般視聴者受けを狙うには渋すぎるメンバーかもしれない。だが、この渋すぎる番組が、実に素晴らしかった。端的にいうと、50分間の番組中、ずっと名言だらけだったのだ。 番組の幹となるのは、中西と樋口への密着取材。この取材構成も見どころは多かったが、顕著だったシーンをひとつだけ紹介したい。 パラアスリートとしては別格の知名度を誇る中西。それは、競技成績もさることながら、“美人パラアスリート”という肩書と、資金集めのためにセミヌード写真集を販売するなど、何かと話題性があるからだ。だが、このセミヌードに関しては「障害を売り物にするな」といった批判も多かったという。そのことに対して、中西は語る。 「共感してもらおうとも思わない。でも、スポーツをただするだけじゃなくて、障害者スポーツの全体の流れが変わるときの、ほんの数ミリの歩幅を進められたとか、私がやってきたことがまた誰かにとって必要な物事であってくれればいいなと思ってやっています」 そして、こう続ける。 「中西麻耶らしさを失ってしまったら、跳べない競技なんですよ」 この密着取材の合間にインサートされるのが、「案内人」風間と壇蜜によるミニドラマだ。ここでは、「パラスポーツ」や「パラアスリート」、それこそ「障害者」や「健常者」といった言葉は一切出てこないが、それらを暗示させるフレーズで「障害者と共に生きる世界」を表現し、番組タイトル通り「パラスポーツ」の見方に新たな視点を提供する。 壇蜜「ムカデから見たら、少ない足でよく歩けるなって思うのかな?」 風間「欠落しすぎに見えるかもね。(中略)手が3つあればなって思うこともあるんだけど」 壇蜜「でも、多ければ機能的とも限らないよ。ムカデって、めっちゃ足遅いもん」 といった具合だ。このドラマパートにどんな意味を込めたのか、その説明は一切ない。だが、説明しすぎることが当たり前の昨今のテレビ番組においては、この潔さこそが番組の誠実さを醸成していた。 それは、パラアスリートの取材部分でも同様だ。通常ならナレーションを入れたくなるような場面でも、取材ディレクターの声が多少入るだけで、ナレーションは一切なし。最小限のテロップと、あとはパラアスリートの「肉声」と「表情」だけが番組を構成する 昨年のリオパラリンピックを経て、パラスポーツとパラアスリートは以前よりだいぶメディアで目にする機会が増えた。ただ、既存のスポーツと比べると、まだまだどう見ればいいのかわからないのが正直なところ。この番組では、中西の友人でありライバル、リオパラリンピック幅跳びの銀メダリストであるステファニー・リードが、こんな言葉でパラスポーツの魅力を語っていたのが印象的だった。 「例えば、腕のない水泳選手が水を切って進んでいく姿には、本当に力強いメッセージがあると思います。そこには どこか“共感”が生まれるからです。人なら誰だって、夢をかなえられないつらさを知っています。そういった意味で、パラリンピック選手には共感しやすい。パラリンピック選手を見ると、それぞれが超えてきた困難が、すぐに見えます。それこそが力強いメッセージだと思います」 オリンピックで得られるのが驚嘆だとすれば、パラリンピックは共感。そう捉えるだけで、パラスポーツとパラアスリートにグッと接しやすくなるはずだ。 ちなみに、壇蜜演じる「ナミ」は、事故で右足を切断した、という設定。そんな彼女を通して、こんなやりとりもあった。 風間「最近、元気になったナミを見ていたらなんでもできるような気がして、この年にして、苦手だった泳ぎを克服してみようかな、って」 壇蜜「そういう美談にするところ、大っ嫌いだからね」 障害者、と聞けば美談に仕立てようとする一部の界隈にこそ、見てほしかった番組だ。 『世界パラ陸上』期間中(7月14~23日)はまた再放送される可能性もあるし、今後、シリーズ化しそうな(というか、するべき)番組だっただけに、機会があればぜひ、多くの方に見ていただきたい。 (文=オグマナオト)JPA日本パラ陸上競技連盟公式サイトより
関ジャニ∞錦戸亮が『超問クイズ!』に登場! 7月14日(金)ジャニーズアイドル出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
●TOKIO
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
22:00~22:54 『たけしのニッポンのミカタ!』(テレビ東京系 )国分太一
●V6
8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
9:50~11:25 『ノンストップ!』(フジテレビ系) 坂本昌行※「One Dish」コーナー
22:00~23:09 『ハロー張りネズミ』(TBS系) 森田剛
23:00~23:29 『晴れ、ときどきファーム!』(NHK BSプレミアム) 長野博
【新連載】出会い系サイト実況、始めます! ちょいブスな私の戦い方
「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」(紀貫之・土佐日記)
――男もやっている日記というものを女の私もしてみようと思う。
というわけで、出会い系サイト体験記を書きたいと思った次第です。
憧れのmessyさんで書かせてもらうということで、舞い上がっているワタクシ・白雪魔夢子(しらゆきまむこ)は、昔から出会い系サイトに並々ならぬ意欲関心があって、以前、男性名義で『出会い系サイトの使い方』というコラムを書いていました。「すぐにヤれる女の見分け方」とか「ヤれる女が使うサイト」などの記事を書くうえで、実際に出会い系サイトに登録したこともあります。まずは、その出会い系サイトにまつわるウンチクを少しだけ述べてみようと思います。
◎悪質出会い系サイトがやっている面白小技
出会い系サイトは星の数ほどあれど、実はそのほとんどが悪質だってご存知でしょうか。一番分かりやすいのは『年齢確認をしていないサイト』です。
■得意文句その1『うちは出会い系サイトではなく、チャットアプリですよ』
平成15年、未成年を守るために『出会い系サイト規制法』が定められました。その法律のおかげ(?)で、出会い系サイト事業者は警察に届け出なくちゃだめ、住所や電話番号をしっかり記載しなくちゃだめ、でなければ違法です、となったため、『出会い系サイト』を名乗る業者は激減したんですね。でも、彼らは『男性にポイントを使わせて、出会えると見せかける』サイトを運営したい……。そこで、『うちは出会い系サイトではなく、チャットアプリですよ』とアピールするために、利用規約の禁止事項に、しれーっとこう書くようになったのです。
■得意文句その2『異性交際に関する情報を送信すること(を禁ずる)』
トップページに可愛い子の写真を載せて『今すぐ出会おう♪』とか言っているサイトが何を言うか!! 騙す気満々じゃねえか!
と、はなはだ腹が立ちます。でも、いちいちイラついていられないほどアプリ説明欄と利用規約には真逆のことが書いてあることは多く、「あ、ここ年齢認証してないな」と思ったら利用規約をチェックするとなかなか面白かったりします。
中には、『当サイトで使用された画像は二次的に使用することがあります(=勝手に写真を他サイトで使われちゃう)』なんて書いてあるサイトもあったりして、「げ!」とか「ひどい!」とか言いながらチェックすると目が肥えていくわけです。そんな重要なこと、もっと大きく書いてほしいですよね。びっくりするなあ、もう。
話を戻すと、このコラムは、そんな出会い系サイトに関する記事を星の数ほど書いた私が、いちユーザーとして出会い系サイトを使い、日々男たちと出会っていく企画です……そう、徒然なるままにセックス体験を語っていきたいと思っております。
◎女性が出会い系サイトをやる上で重要なのは『写真』!
さて、男性目線の出会い系サイトコラムを書く中で常々思っていたのですが、プロフィールで大事なことは『女は写真』『男は文章』ということ。どんなに魅力的な文章を書こうが、女性の場合は写真が良くないとだめですし、男性の場合は、いくら写真でかっこつけていても、文章が「よろしく」だけだったりすると、得体が知れない恐怖から女性は寄り付きにくいのです。
そんなわけで、写真だけは本気でやらなくちゃ!! と心得た私は、昔、大学で恋愛学を学んだ経験(当時は一番人気の授業だった。森川先生は今も元気かな……?)を生かすことにしました。
具体的には、まず勝負服として“赤”を選択するところから始めました。男性は赤の服を着た女性を見ると、それ以外の服を着た女性よりも魅力的だと評価するデータがあるとのこと。フェイバー・ビレンさんという色彩心理学者が「『赤』は対象の人が近くに見える」という説を話しています。
次に、服のデザインは“露出度は高くないのに身体のラインがしっかり出ること”をポイントに選びました。一時期は胸元がバーンと開いた服ばかり着ていた私でしたが、『エロい女』ではなく『痴女』まで振り切れてしまう可能性もあり、あんまり男ウケが良くなかったんですよ。ハタチの時、タンクトップにホットパンツという陸上選手みたいな洋服をナチュラルに着ていた私に、友人男性はこう宣言しました。
「お前がモテるのは、可愛いからじゃない。ヤれそうだからだ!!!」
今の私としては「ヤれそうならいいじゃないか!」なわけですが、すでに30歳越えの白雪。ハタチの頃の恰好は痛いので、ここは大人しく“身体のラインは出るのに、露出度の低い服”を選びます。
ちなみに、この格好の場合、女性側が計算して選んでいたとしても、男性は「この子は、俺が今イヤらしい目で見ているとは思わないんだろうな……。こんな清純そうな顔をしてエロい体をしている……」と思うそうです。まさに赤いぴったりしたニットは、ステルス勝負服と言えるようですね。押忍。
◎いざ、出会い系サイトを使ってみんとす
最初に断っておきますが、私はまあまあのブスです。その昔、STAP細胞の事件が話題になった時は、飲み会で知り合う男性ほぼ全員に「小保方さんに似てるね!」と言われました。小保方さんに似てるのはツンと上向きの鼻だけだろ!! 高橋真麻さんにも似てるんだわ!! と、当時は腹が立ったけれど、今なら冷静に思えます。
(私、鼻を出さなければ、まあまあイケてる……!?)
というわけで、顔の鼻より上はそっと隠して写真を撮りました。わざわざ不利な情報は与える必要はないですからね。実際に会った男性はがっかりするだろうけど、こっちにはマンコがついているんだから、逃げられたりしない……はず。ヤリ目の出会いにおいて、ただのマンコほど強い物はない……はず(自分で言ってて、ちょっと哀しくなってきた)。
プロフィールの一言メッセージ欄には『人に見られる仕事をしていますので、顔出しはできません。都内で受付の仕事をしています』ともっともらしい嘘をつきました。そして、詳細なプロフィールでも書くか、と思った時。
キタ! メールが届き始めた!!!
『白雪さんの血液型が気になってしまって、夜も眠れそうにないので、思わずメールしちゃいました。たぶん、O型じゃないかなと思うんですが! メールください』
……え、ええ~~!?!? 写真(しかもほぼ顔伏せ)しか情報がないのに、ものすごい角度からアプローチして来たな!! 他にも『プロフィールが気になりました』と、多分登録したての女性に無差別に送っているんだろうメールが2件届きました。「まっさらなあなたに惚れました」と言われたほうがまだ良いような……。下手な鉄砲数打ちゃ当たる作戦をしているのがバレバレっすよ、皆さん。
その後、6時間で12通のメールが届きました。やっぱり赤い服だから? ステルス勝負服だから? 多分、違います。登録したばかりの女性は、性別が『女』であるだけでモテまくるのが常……。気分は野球部に入部した、たったひとりの女子マネージャーです。
結局、私が気になったのは、最初にメッセージをもらった血液型君でした。血液型くん(仮名)は、自己紹介欄も良いポイントをついているんですよ。
『理系の大学院を出て、自動車関係の会社で技術系の仕事をしてます! 顔は濃い目でハーフっぽいってよく言われます!』
そうそう、女子が聞きたいポイントをわかってらっしゃる!! プロフィールは短めだけど、熟練した整体師のようにツボを押してくる血液型男子! 彼は、血液型どころかほとんど何も公開していない私に、「O型ですか?」という観点から責めてきました。その姿勢が素敵です。私が男性のふりをして、出会い系サイトをやっていた時は『こんにちは! プロフィールを見て気になりました』勢のコメントしかできなかったですもん……。
この人、出会い系サイト慣れしているのか? 女性が食いつくと分かっていて送っているのか? それとも、お笑い系の養成所にでも通ったことがあるのか? 気になる気になる気になる! とりあえず、返事を打ってみます……おほん。
『こんにちは! お返事ありがとうございます♪ 血液型はA型です。血液型くん(男子名)はお仕事中ですか? 私はカフェで本を読んでいました♪』
いきなりエッチな話題をブッ混むのはさすがにKYかと思って、真面目な文章にしてみました。本当は『血液型さんはどんなプレイに興味がありますか? 私のマンコはうずいています』と打ちたかったけど、それじゃ満員電車でスポーツ紙のエロページをひけらかしているおじさんみたいに場違いなエロさな気がしましたし、彼が仕事中でコーヒー飲みながら『マンコがうずいています』なんて文章を見たら、さすがに連絡をしてくれないかもしれないですし、グッとこらえたのです。私って、何だかんだ言って常識人なのであります……。
さて、彼の連絡を待ちつつ、今回はこのへんで。次回は血液型くんとのアレコレ(主にセックス)について書ける……はず!! 白雪は無事に血液型くんとセックスできるのか!? 次回をご期待くださいませ!!
(白雪 魔夢子)
【新連載】出会い系サイト実況、始めます! ちょいブスな私の戦い方
「男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり」(紀貫之・土佐日記)
――男もやっている日記というものを女の私もしてみようと思う。
というわけで、出会い系サイト体験記を書きたいと思った次第です。
憧れのmessyさんで書かせてもらうということで、舞い上がっているワタクシ・白雪魔夢子(しらゆきまむこ)は、昔から出会い系サイトに並々ならぬ意欲関心があって、以前、男性名義で『出会い系サイトの使い方』というコラムを書いていました。「すぐにヤれる女の見分け方」とか「ヤれる女が使うサイト」などの記事を書くうえで、実際に出会い系サイトに登録したこともあります。まずは、その出会い系サイトにまつわるウンチクを少しだけ述べてみようと思います。
◎悪質出会い系サイトがやっている面白小技
出会い系サイトは星の数ほどあれど、実はそのほとんどが悪質だってご存知でしょうか。一番分かりやすいのは『年齢確認をしていないサイト』です。
■得意文句その1『うちは出会い系サイトではなく、チャットアプリですよ』
平成15年、未成年を守るために『出会い系サイト規制法』が定められました。その法律のおかげ(?)で、出会い系サイト事業者は警察に届け出なくちゃだめ、住所や電話番号をしっかり記載しなくちゃだめ、でなければ違法です、となったため、『出会い系サイト』を名乗る業者は激減したんですね。でも、彼らは『男性にポイントを使わせて、出会えると見せかける』サイトを運営したい……。そこで、『うちは出会い系サイトではなく、チャットアプリですよ』とアピールするために、利用規約の禁止事項に、しれーっとこう書くようになったのです。
■得意文句その2『異性交際に関する情報を送信すること(を禁ずる)』
トップページに可愛い子の写真を載せて『今すぐ出会おう♪』とか言っているサイトが何を言うか!! 騙す気満々じゃねえか!
と、はなはだ腹が立ちます。でも、いちいちイラついていられないほどアプリ説明欄と利用規約には真逆のことが書いてあることは多く、「あ、ここ年齢認証してないな」と思ったら利用規約をチェックするとなかなか面白かったりします。
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さて、男性目線の出会い系サイトコラムを書く中で常々思っていたのですが、プロフィールで大事なことは『女は写真』『男は文章』ということ。どんなに魅力的な文章を書こうが、女性の場合は写真が良くないとだめですし、男性の場合は、いくら写真でかっこつけていても、文章が「よろしく」だけだったりすると、得体が知れない恐怖から女性は寄り付きにくいのです。
そんなわけで、写真だけは本気でやらなくちゃ!! と心得た私は、昔、大学で恋愛学を学んだ経験(当時は一番人気の授業だった。森川先生は今も元気かな……?)を生かすことにしました。
具体的には、まず勝負服として“赤”を選択するところから始めました。男性は赤の服を着た女性を見ると、それ以外の服を着た女性よりも魅力的だと評価するデータがあるとのこと。フェイバー・ビレンさんという色彩心理学者が「『赤』は対象の人が近くに見える」という説を話しています。
次に、服のデザインは“露出度は高くないのに身体のラインがしっかり出ること”をポイントに選びました。一時期は胸元がバーンと開いた服ばかり着ていた私でしたが、『エロい女』ではなく『痴女』まで振り切れてしまう可能性もあり、あんまり男ウケが良くなかったんですよ。ハタチの時、タンクトップにホットパンツという陸上選手みたいな洋服をナチュラルに着ていた私に、友人男性はこう宣言しました。
「お前がモテるのは、可愛いからじゃない。ヤれそうだからだ!!!」
今の私としては「ヤれそうならいいじゃないか!」なわけですが、すでに30歳越えの白雪。ハタチの頃の恰好は痛いので、ここは大人しく“身体のラインは出るのに、露出度の低い服”を選びます。
ちなみに、この格好の場合、女性側が計算して選んでいたとしても、男性は「この子は、俺が今イヤらしい目で見ているとは思わないんだろうな……。こんな清純そうな顔をしてエロい体をしている……」と思うそうです。まさに赤いぴったりしたニットは、ステルス勝負服と言えるようですね。押忍。
◎いざ、出会い系サイトを使ってみんとす
最初に断っておきますが、私はまあまあのブスです。その昔、STAP細胞の事件が話題になった時は、飲み会で知り合う男性ほぼ全員に「小保方さんに似てるね!」と言われました。小保方さんに似てるのはツンと上向きの鼻だけだろ!! 高橋真麻さんにも似てるんだわ!! と、当時は腹が立ったけれど、今なら冷静に思えます。
(私、鼻を出さなければ、まあまあイケてる……!?)
というわけで、顔の鼻より上はそっと隠して写真を撮りました。わざわざ不利な情報は与える必要はないですからね。実際に会った男性はがっかりするだろうけど、こっちにはマンコがついているんだから、逃げられたりしない……はず。ヤリ目の出会いにおいて、ただのマンコほど強い物はない……はず(自分で言ってて、ちょっと哀しくなってきた)。
プロフィールの一言メッセージ欄には『人に見られる仕事をしていますので、顔出しはできません。都内で受付の仕事をしています』ともっともらしい嘘をつきました。そして、詳細なプロフィールでも書くか、と思った時。
キタ! メールが届き始めた!!!
『白雪さんの血液型が気になってしまって、夜も眠れそうにないので、思わずメールしちゃいました。たぶん、O型じゃないかなと思うんですが! メールください』
……え、ええ~~!?!? 写真(しかもほぼ顔伏せ)しか情報がないのに、ものすごい角度からアプローチして来たな!! 他にも『プロフィールが気になりました』と、多分登録したての女性に無差別に送っているんだろうメールが2件届きました。「まっさらなあなたに惚れました」と言われたほうがまだ良いような……。下手な鉄砲数打ちゃ当たる作戦をしているのがバレバレっすよ、皆さん。
その後、6時間で12通のメールが届きました。やっぱり赤い服だから? ステルス勝負服だから? 多分、違います。登録したばかりの女性は、性別が『女』であるだけでモテまくるのが常……。気分は野球部に入部した、たったひとりの女子マネージャーです。
結局、私が気になったのは、最初にメッセージをもらった血液型君でした。血液型くん(仮名)は、自己紹介欄も良いポイントをついているんですよ。
『理系の大学院を出て、自動車関係の会社で技術系の仕事をしてます! 顔は濃い目でハーフっぽいってよく言われます!』
そうそう、女子が聞きたいポイントをわかってらっしゃる!! プロフィールは短めだけど、熟練した整体師のようにツボを押してくる血液型男子! 彼は、血液型どころかほとんど何も公開していない私に、「O型ですか?」という観点から責めてきました。その姿勢が素敵です。私が男性のふりをして、出会い系サイトをやっていた時は『こんにちは! プロフィールを見て気になりました』勢のコメントしかできなかったですもん……。
この人、出会い系サイト慣れしているのか? 女性が食いつくと分かっていて送っているのか? それとも、お笑い系の養成所にでも通ったことがあるのか? 気になる気になる気になる! とりあえず、返事を打ってみます……おほん。
『こんにちは! お返事ありがとうございます♪ 血液型はA型です。血液型くん(男子名)はお仕事中ですか? 私はカフェで本を読んでいました♪』
いきなりエッチな話題をブッ混むのはさすがにKYかと思って、真面目な文章にしてみました。本当は『血液型さんはどんなプレイに興味がありますか? 私のマンコはうずいています』と打ちたかったけど、それじゃ満員電車でスポーツ紙のエロページをひけらかしているおじさんみたいに場違いなエロさな気がしましたし、彼が仕事中でコーヒー飲みながら『マンコがうずいています』なんて文章を見たら、さすがに連絡をしてくれないかもしれないですし、グッとこらえたのです。私って、何だかんだ言って常識人なのであります……。
さて、彼の連絡を待ちつつ、今回はこのへんで。次回は血液型くんとのアレコレ(主にセックス)について書ける……はず!! 白雪は無事に血液型くんとセックスできるのか!? 次回をご期待くださいませ!!
(白雪 魔夢子)
ネグレクトと過保護は紙一重? 11.6%スタートの高畑充希『過保護のカホコ』に良作の予感
昨年秋の『はじめまして、愛しています。』(テレビ朝日系)以来となる遊川和彦脚本のドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)が12日、第1話を迎えました。視聴率は11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、まあまあの好スタートです。 物語の主人公は、大学卒業を控えて就活に落ちまくっている女子大生・カホコこと根本加穂子(高畑充希)。毎朝、お母さんの泉(黒木瞳)に起こしてもらい、お弁当を作ってもらい、着ていく服を選んでもらい、駅まで車で送ってもらうという、超「過保護」に育てられた箱入り娘です。 そんな純粋培養で育ったカホコは、毎晩お母さんと一緒に子どもの頃の自分のホームビデオを見ることや、誕生日ともなれば母の実家で一度、父の実家で一度、さらに自宅で家族水入らずの誕生パーティが開かれることにも、特に疑問を持っていません。いつもニコニコですし、ちょっと気に食わないことがあっても「んむー」と表情を変えるだけで周囲が察してくれるので、まさしく、なんの苦労もなく22歳まで生きてきました。そして、娘がなんの苦労もなく育っていることこそが、母・泉の人生を支える唯一絶対の生き甲斐なのでした。 一方で、カホコの父・正高(時任三郎)はカホコを「過保護」にしすぎているという自覚があります。ことあるごとに娘・カホコの自立を促そうと心に決めますが、泉の圧力とカホコの純粋無垢な笑顔を前にすると、ついつい用意していた言葉を飲み込んでしまいます。 ■高畑充希って、やっぱりすごーい ドラマを見始めて、まず目を奪われるのが高畑充希のお芝居です。完全に、そういう人にしか見えない。もう何度も、いろんな役どころで目にしている女優さんであるはずなのに、まるで初めて目の前に現れたカホコにしか見えない。やばい。かわいいし、バカみたいだし、過去のどんな役の面影もない。 今回の役であるカホコは、第1話では「主体性がない」キャラクターとして登場します。これ、ものすごい難役だと思うんです。 こういう母親がいて、その影響下で生きてきた空っぽの人物なので、キャラ作りのロジックとして受け身しかない状態で始まらなければいけないし、今後さまざまな経験を詰め込まれていくための“容器”でもあるので、第1話の段階で人物像として出せる情報はかなり限られてくるわけです。 そういう、ごくごくせまーいところで、あれだけ生き生きとカホコを演じ切るわけですから、さすがというか、この女優さんの仕事が途切れない理由がよくわかります。そりゃ売れるわ、と思うわ。 ■無邪気vs無邪気という構図 そんなわけで無邪気に育ったカホコと大学の学生課で偶然出会ったのが、麦野初(竹内涼真)でした。こちらは就活に失敗し続けるカホコとは違い、もともと就職する気がありません。「ピカソを超える」と言い張って、画家として身を立てていくつもりの、カホコとは別のベクトルで無邪気な人物です。 ハジメは、出会ったそばからカホコにその無邪気さを爆発させます。「おまえみたいな過保護な人間が日本をダメにする」と言い放ったり(このときの「なんかわからんけど刺さった……」というカホコのリアクションが絶妙!)、自信満々だった自作の抽象画が大学の先生に評価されなければヒステリーを起こして破り捨て、カホコの「もう就活辞めて花嫁修業する、お母さんがそうしろって言ったから」という言葉に「なんのために働くのか考えろ」と八つ当たり。さらに、自分のティッシュ配りやピザ配達のバイトをカホコに押し付けたかと思えば、ファミレスでピラフをおごったり、眠りこけちゃったカホコの寝顔を、やおらスケッチしだしたり……。 無邪気な世間知らずであるカホコと、無邪気な常識人のハジメ。この2人の邂逅によって、物語が始まることになりました。第1話で「このドラマで何が始まるのか」をきっちり見せ切っていますし、2人とも愛嬌があっていい感じなので、いい作品になる予感が漂っています。 ■「ネグレクト」との対比としての「過保護」 ドラマは、カホコの母・泉が過保護であることを、決して否定的には描いていません。ハジメに押し付けられたバイト作業で、カホコの「働く能力」が開花します。今まで働いたことのないカホコは、ハジメに言われるがまま、なんの疑いもなく笑顔でティッシュを配り、ピザを届けました。これは、カホコが過保護に育ったからこそ持ち得た能力でしょう。そうして他人に感謝されることの喜びを知り、「なんのために働くのか」の答えを見出しました。 「人を幸せにする仕事がしたい」 世間知らずのかわゆい女の子・カホコの成長譚として、このドラマは走り出すことになりました。 だけど本当に描かれるのはたぶん、カホコの成長ではないんじゃないかな、と思うんです。遊川さんはきっとこの『過保護のカホコ』を『はじめまして、愛しています。』との対比として書いているんだと思うんです。 『はじめまして、愛しています。』では、育児放棄された孤児の魂が救われる様が描かれました。一方で、ネグレクトせざるを得ない状況に陥ってしまった実の母親と孤児との間の断絶は、回復させませんでした。 子を育てるという行為において、いわば対極である「ネグレクト」と「過保護」を両面から描くことで、初めて現代における「母親とは」「育児とは」という問題を語れると、遊川さんはそう考えているんじゃないかなと思うんです。 『はじめまして、愛しています。』で子を捨てた母親も、『過保護のカホコ』で子を溺愛する母親も、ともに「泉」という名前を与えられています。捨てられた子の名前は、本作でもキーパーソンになるであろう「ハジメ」でした。 過保護の親にとって、子どもの自立は「生き甲斐を奪われること」に他なりません。そして、その子の自立を促すハジメは、必然的に泉にとって「奪う側」になります。『過保護のカホコ』は、もうひとつの「泉とハジメの物語」でもあるわけです。 奪われることになる泉に、どんな救済がもたらされるのか。そんなところにも注目して見ていきたいと思います。このドラマ、かなり楽しみです、はい。 (文=どらまっ子AKIちゃん)日本テレビ系『過保護のカホコ』番組公式サイトより
ネグレクトと過保護は紙一重? 11.6%スタートの高畑充希『過保護のカホコ』に良作の予感
昨年秋の『はじめまして、愛しています。』(テレビ朝日系)以来となる遊川和彦脚本のドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)が12日、第1話を迎えました。視聴率は11.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、まあまあの好スタートです。 物語の主人公は、大学卒業を控えて就活に落ちまくっている女子大生・カホコこと根本加穂子(高畑充希)。毎朝、お母さんの泉(黒木瞳)に起こしてもらい、お弁当を作ってもらい、着ていく服を選んでもらい、駅まで車で送ってもらうという、超「過保護」に育てられた箱入り娘です。 そんな純粋培養で育ったカホコは、毎晩お母さんと一緒に子どもの頃の自分のホームビデオを見ることや、誕生日ともなれば母の実家で一度、父の実家で一度、さらに自宅で家族水入らずの誕生パーティが開かれることにも、特に疑問を持っていません。いつもニコニコですし、ちょっと気に食わないことがあっても「んむー」と表情を変えるだけで周囲が察してくれるので、まさしく、なんの苦労もなく22歳まで生きてきました。そして、娘がなんの苦労もなく育っていることこそが、母・泉の人生を支える唯一絶対の生き甲斐なのでした。 一方で、カホコの父・正高(時任三郎)はカホコを「過保護」にしすぎているという自覚があります。ことあるごとに娘・カホコの自立を促そうと心に決めますが、泉の圧力とカホコの純粋無垢な笑顔を前にすると、ついつい用意していた言葉を飲み込んでしまいます。 ■高畑充希って、やっぱりすごーい ドラマを見始めて、まず目を奪われるのが高畑充希のお芝居です。完全に、そういう人にしか見えない。もう何度も、いろんな役どころで目にしている女優さんであるはずなのに、まるで初めて目の前に現れたカホコにしか見えない。やばい。かわいいし、バカみたいだし、過去のどんな役の面影もない。 今回の役であるカホコは、第1話では「主体性がない」キャラクターとして登場します。これ、ものすごい難役だと思うんです。 こういう母親がいて、その影響下で生きてきた空っぽの人物なので、キャラ作りのロジックとして受け身しかない状態で始まらなければいけないし、今後さまざまな経験を詰め込まれていくための“容器”でもあるので、第1話の段階で人物像として出せる情報はかなり限られてくるわけです。 そういう、ごくごくせまーいところで、あれだけ生き生きとカホコを演じ切るわけですから、さすがというか、この女優さんの仕事が途切れない理由がよくわかります。そりゃ売れるわ、と思うわ。 ■無邪気vs無邪気という構図 そんなわけで無邪気に育ったカホコと大学の学生課で偶然出会ったのが、麦野初(竹内涼真)でした。こちらは就活に失敗し続けるカホコとは違い、もともと就職する気がありません。「ピカソを超える」と言い張って、画家として身を立てていくつもりの、カホコとは別のベクトルで無邪気な人物です。 ハジメは、出会ったそばからカホコにその無邪気さを爆発させます。「おまえみたいな過保護な人間が日本をダメにする」と言い放ったり(このときの「なんかわからんけど刺さった……」というカホコのリアクションが絶妙!)、自信満々だった自作の抽象画が大学の先生に評価されなければヒステリーを起こして破り捨て、カホコの「もう就活辞めて花嫁修業する、お母さんがそうしろって言ったから」という言葉に「なんのために働くのか考えろ」と八つ当たり。さらに、自分のティッシュ配りやピザ配達のバイトをカホコに押し付けたかと思えば、ファミレスでピラフをおごったり、眠りこけちゃったカホコの寝顔を、やおらスケッチしだしたり……。 無邪気な世間知らずであるカホコと、無邪気な常識人のハジメ。この2人の邂逅によって、物語が始まることになりました。第1話で「このドラマで何が始まるのか」をきっちり見せ切っていますし、2人とも愛嬌があっていい感じなので、いい作品になる予感が漂っています。 ■「ネグレクト」との対比としての「過保護」 ドラマは、カホコの母・泉が過保護であることを、決して否定的には描いていません。ハジメに押し付けられたバイト作業で、カホコの「働く能力」が開花します。今まで働いたことのないカホコは、ハジメに言われるがまま、なんの疑いもなく笑顔でティッシュを配り、ピザを届けました。これは、カホコが過保護に育ったからこそ持ち得た能力でしょう。そうして他人に感謝されることの喜びを知り、「なんのために働くのか」の答えを見出しました。 「人を幸せにする仕事がしたい」 世間知らずのかわゆい女の子・カホコの成長譚として、このドラマは走り出すことになりました。 だけど本当に描かれるのはたぶん、カホコの成長ではないんじゃないかな、と思うんです。遊川さんはきっとこの『過保護のカホコ』を『はじめまして、愛しています。』との対比として書いているんだと思うんです。 『はじめまして、愛しています。』では、育児放棄された孤児の魂が救われる様が描かれました。一方で、ネグレクトせざるを得ない状況に陥ってしまった実の母親と孤児との間の断絶は、回復させませんでした。 子を育てるという行為において、いわば対極である「ネグレクト」と「過保護」を両面から描くことで、初めて現代における「母親とは」「育児とは」という問題を語れると、遊川さんはそう考えているんじゃないかなと思うんです。 『はじめまして、愛しています。』で子を捨てた母親も、『過保護のカホコ』で子を溺愛する母親も、ともに「泉」という名前を与えられています。捨てられた子の名前は、本作でもキーパーソンになるであろう「ハジメ」でした。 過保護の親にとって、子どもの自立は「生き甲斐を奪われること」に他なりません。そして、その子の自立を促すハジメは、必然的に泉にとって「奪う側」になります。『過保護のカホコ』は、もうひとつの「泉とハジメの物語」でもあるわけです。 奪われることになる泉に、どんな救済がもたらされるのか。そんなところにも注目して見ていきたいと思います。このドラマ、かなり楽しみです、はい。 (文=どらまっ子AKIちゃん)日本テレビ系『過保護のカホコ』番組公式サイトより


