関ジャニ∞錦戸&Hey!Say!JUMP薮出演『ウチの夫は仕事ができない』放送開始! 7月8日(土)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
※有料放送の視聴方法等については公式サイトをご確認ください。

●TOKIO

6:00~ 8:00 『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日ほか) 城島茂
24:50~25:15 『二軒目どうする?』(テレビ東京) 松岡昌宏

【ゲスト】
9:30~14:00 『王様のブランチ』(TBS系) 長瀬智也

●V6

21:00~21:54 『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系) 井ノ原快彦

【ゲスト・特番】
14:00~14:50 『「ハロー張りネズミ」ナビ』(TBS系) 森田剛
9:30~14:00 『王様のブランチ』(TBS系) 森田剛

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週末だけ風俗で働く彼女が手に入れたものは何? 震災風俗嬢の日常『彼女の人生は間違いじゃない』

週末だけ風俗で働く彼女が手に入れたものは何? 震災風俗嬢の日常『彼女の人生は間違いじゃない』の画像1
被災地の景観を撮り続けるカメラマン役の蓮佛美沙子。サバイバーズギルトを題材にした『RIVER』(12)に続いての廣木隆一作品となる。
 福島の仮設住宅で暮らしているみゆきには、本名とは別にもうひとつの名前がある。普段のみゆきは地元の市役所に勤めているが、週末は深夜バスに乗って上京し、YUKIという名のデリヘル嬢として働いている。震災以降、仮設住宅に父親と2人で暮らしているみゆきにとって、YUKIとして東京で過ごす時間はかけがえのないものとなっていた。今週末もまた、みゆきは高速バスに揺られて東京へ向かい、見知らぬ男たちを相手に性サービスに従事する。『ヴァイブレータ』(03)、『さよなら歌舞伎町』(15)など官能映画の名手として知られる廣木隆一監督のオリジナル作『彼女の人生は間違いじゃない』は、廣木監督の故郷・福島を舞台にした社会派官能ドラマとなっている。  近年は有村架純主演『ストロボ・エッジ』(15)や二階堂ふみ主演『おおかみ少女と黒王子』(16)など少女コミック原作の、いわゆるキラキラ映画のオファーが続いていた廣木監督だが、本作の主人公であるみゆき(瀧内公美)はキラキラと輝くことができない女性だ。そんな彼女の日常生活を、廣木監督はカメラで丹念に追っていく。みゆきは震災で母親を失い、当時交際していた恋人の山本(篠原篤)との関係もぎくしゃくして別れてしまった。農業を再開するめどが立たず、父親の修(光石研)はパチンコに通う日々が続いている。みゆきは市役所に勤め、補償金も振り込まれるため、生活費には困っていない。でも、みゆきは今の生活が息苦しくて堪らない。じゃあ、震災前の生活は満たされたものだったのか? 震災後いろいろありすぎて、もはやそれもわからない。高速バスを降りたみゆきは駅のトイレでメイクを整え、YUKIへとスイッチを切り替える。そしてホテルで待つ男性客の求めに応じて、女子高生風の制服やセクシーな下着に着替え、男たちの欲望の海へと身を投げ出す。
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農業ひと筋で生きてきた修(光石研)だが、原発事故によって再開の見通しが立たない。パチンコと酒で憂さを晴らすしかなかった。
 本作には廣木作品の様々なヒロイン像が垣間見える。荒井晴彦脚本作『さよなら歌舞伎町』ではラブホテルのマネジャー(染谷将太)の妹(樋井明日香)は学費を稼ぐため、塩竈から週末だけ上京してAV女優となった。このエピソードを廣木監督が独自に膨らませたキャラクターが本作のみゆきだ。秋葉原通り魔事件を題材にした『RIVER』(12)では蓮佛美沙子が恋人を失った喪失感を埋めようと秋葉原をさまよった。本作にも蓮佛は出演しており、被災地の変わりつつある景色を記録しようとするアマチュアのカメラマンを演じている。福島と東京を高速バスで往復しながら、自分の居場所を探し続けるみゆきの姿は、廣木監督の代表作『ヴァイブレータ』の寺島しのぶと重なり合うものがある。  オーディションによってみゆき役に選ばれたのは、『日本で一番悪い奴ら』(16)で悪徳刑事役の綾野剛を相手に大胆な濡れ場を演じてみせた瀧内公美。本作ではより繊細に、よりむきだしの姿で、みゆきがYUKIへと変身せざるをえない心情を演じてみせる。みゆきをスカウトしたデリヘル業者の三浦に、廣木作品の常連俳優・高良健吾。みゆきと同じ市役所に勤める同僚の新田を演じる柄本時生は、廣木監督のWOWOWドラマ『4TEEN フォーティーン』(04)が印象に残る。みゆきの父親・修役の光石研、元カレ役の篠原篤は、震災後の日本を見つめた橋口亮輔監督の『恋人たち』(15)での演技が高く評価された。実力派俳優たちのアンサンブルによって、補償金の給付がきっかけでバラバラになってしまった家族、仮設住宅に頻繁に現われる新興宗教の勧誘など、被災地の実情が綴られていく。  瀧内公美の裸体に惹かれて本作を観ていた男性たちには、物語の後半にキツ~い一発が待ち構えている。みゆきの元カレ・山本(篠原篤)が久しぶりに故郷に戻り、みゆきに復縁を迫る。山本は何度もみゆきの前に現われ、このままではストーカー化しかねない。仮設住宅の前でみゆきの帰りを待っていた山本に、みゆきは言い放つ。「ホテルへ行こう。前みたいにSEXできたら、また付き合う。そうじゃなかったら、もう会わない」。  場面変わってホテルの一室。ベッドに横たわる裸のみゆきと山本。さぁ、これからというタイミングで、みゆきはデリヘルで働いていることを山本にカミングアウトする。丸裸のみゆきを前にして、彼女が風俗で働いているショックと、このSEXに失敗したら二度と抱くことができないというプレッシャーから、山本の下半身はみるみる萎えていく。それでも、みゆきを手放したくない山本は懸命にカクンカクンと腰を降り続ける。山本の意に反して、肉体は一向に言うことを聞こうとしない。かつては愛し合ったはずの恋人たちの間からは、すでに大切なものがこぼれ落ちていた。昔のような2人には、もう戻ることはできなかった。
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ピンク映画出身の廣木隆一監督。自分の欲望に正直なヒロイン像は、「岡崎京子さんの『pink』などのコミックから多大な影響を受けた」と語っている。
 みゆきとYUKIの心と体も一致しない。デリヘル中のYUKIは本番を強要する乱暴な客に対しては「お店のルールですから」と断固拒否する。でも、福島でモヤモヤすることが重なった週末は、ついつい気持ちが高ぶって男性客の上に自分から股がり、男の欲棒をそのまま受け入れる。行為を終えたYUKIは素顔のみゆきに戻っていた。ホテルのバスタブにひとりで浸かりながら、少女のようなあどけない無防備な表情を見せるみゆき。デリヘル中はYUKIに変身しているつもりのみゆきだったが、結局のところみゆきもYUKIも傷つきやすい生身のひとりの女の子でしかない。  顔バレをはじめ、いろんなリスクを負ってまで、みゆきはなぜYUKIとして風俗の世界で働くのだろう。週末だけデリヘル嬢としてお金を稼いでも、稼ぎの半分はデリヘル業者に経費として差し引かれる。1回2万円のデリヘルだとして、1万円しかみゆきは手にすることができない。福島から東京の往復バス代7,000円をさらに引くと数千円しか手元に残らない。東京での秘密のアルバイトを終えて仮設住宅に戻ってきたみゆきは、パチンコ通いから足を洗うことを決意した父親の修に「子犬を飼いたい」と子どものようにねだる。  みゆきがYUKIとして体を張って手に入れたもの。それは一匹の子犬を飼うためのエサ代として消えていく。そんな彼女の生き方を、廣木監督はカメラに収める。彼女の人生は間違いじゃない。リスクを覚悟の上で、自分の欲望に正直に生きようとするヒロインを廣木監督は全肯定してみせる。 (文=長野辰次) 『彼女の人生は間違いじゃない』 原作/廣木隆一 脚本/加藤正人 監督/廣木隆一 出演/瀧内公美、高良健吾、柄本時生、戸田昌宏、安藤玉恵、小篠恵奈、篠原篤、毎熊克哉、趣里、松永拓野、古谷佳也、碓井将大、キタキマユ、高麗道子 田中仁人、萱裕輔、波岡一喜、麿赤兒、蓮佛美沙子、光石研 配給/GAGA R15 7月15日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷、新宿武蔵野館ほか全国順次公開 http://gaga.ne.jp/kanojo

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「船越がシロとは考えられない」松居一代、不倫告発動画に対する“マスコミの本音”は?

 SNS、動画配信を駆使して、船越英一郎の不倫を糾弾し続けている松居一代。ネット上では、こうした松居の言動により、「船越は被害者」という論調が強まっているが、業界関係者からは、「船越が完全にシロとは考えられない」という声が相次いでいるという。

 「恐怖のノート」の存在を公表し、次々と船越の不倫に関する情報を暴露する松居。動画では、船越のタバコの箱から発見したバイアグラをクローズアップし、船越を「バイアグラ100ml男」などと呼んでいる。

「この突拍子もない言動の数々に、世間は船越への同情一色となっています。しかし、『そもそも不倫はなかった』かと言えば、確証こそないものの、そう考えているメディア関係者は皆無です。一応、船越の代理人や所属事務所は『全て事実無根』と反論してしますが……」(週刊誌記者)

 船越側の言い分は、代理人などを通じて発表されているが、一方で松居は、自ら情報発信を続けている。

「松居は、最新のブログで『あたしは嘘をついていません』などと主張しています。確かに、確証もないのに不倫を断定するのは、先走りすぎだとは思いますが、それでも松居が主張する内容全てがデタラメという話でもなさそう。元々は『週刊文春』(文藝春秋)も、不倫暴露に乗っかろうとしたわけですからね。マスコミ関係者は、松居について、“1を100に盛って話すことはあっても、0を100にすることはない”人物だと認識しています。現に、かつて川島なお美さんと船越が交際していたと暴露した一件も、その行動自体はバッシングされたものの、事実は事実でしたから……」(同)

 松居は2015年の著書出版会見で、突如として船越の知られざる過去を明かしていた。

「ある記者が、唐突に松居に川島さんの話を振ったのですが、いま振り返ってみると、あの記者を別の現場で見たことのある者は、報道陣の中に誰一人いなかった。つまり、記者は、松居が用意した“サクラ”であり、夫の過去を不自然にならないよう話題作りに利用しようと、策を練っていたのではないか……といわれているんです。世間では、暴露したこと自体に批判が吹き荒れましたが、業界内では、それに加えて、『したたかすぎる』と眉をひそめられていましたよ」(同)

 こういった“やり口”が問題視されるのは、船越の不倫告発でも同様だろう。世間では、船越への同情論が飛び交う中、果たして松居は、“真実”を暴くことはできるのだろうか。

「ガツガツ世代が好き」伊藤しほ乃が、セックスに関心の薄い“草食系男子”に一家言!

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“ゴムじゃないコンドーム”でお馴染み「サガミオリジナル002(ゼロゼロツー)」(相模ゴム工業株式会社)の9代目宣伝大使に就任したグラビアアイドルの伊藤しほ乃ちゃんが、サイゾー編集部を訪問。何やら世の草食系男子に、一家言あるみたい……。 伊藤 皆さんに「サガミオリジナル002」を配りにきました! サイゾーのオフィスって、めちゃめちゃオシャレですね。 ――しほ乃ちゃんこそ、華やかでおめでたいドレスだね。 伊藤 「サガミオリジナル」は来年2月で20周年を迎えるんです。だから、衣装にもゴールドが入ってて華やかな感じで。それに、20年前に流行ったブーツやプリーツスカートと、今年流行りのレースのスカートをコラボさせてるんです。「サガミオリジナル002」の看板になった気分で、外を練り歩いて一般の方にも「サガミオリジナル002」を配っちゃいました(笑)。 ――しほ乃ちゃんといえば、5月のDVD発売イベントで「頑張って好きな人を探す」って恋愛の豊富を語ってたけど、その後、見つかった? 伊藤 まだです。この夏に見つける予定です。もし彼氏ができたら、バカップルみたいにイチャイチャしたいですね。
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――どんな男性がタイプ? 伊藤 年上が好きです。最近、20代の男子のセックスへの関心のなさや、草食化が進んでると思うので、そのせいもあるのかもしれません。40歳くらいの男性のほうが、ガツガツきてくれるじゃないですか。ガツガツ世代が好きです! ――耳が痛いです。 伊藤 最近、20代男性の約40.6%が童貞(相模ゴム工業「ニッポンのセックス」調べより)という統計が出ていると聞いて、衝撃を受けたんです。夏ですし、待ってる女の子は結構多いので、ナンパしたりとか、ガツガツいってほしいですね。ためらわずにいっぱい恋愛して、たくさん愛し合って、その愛する人を守るために「サガミオリジナル002」を使ってほしいなって思います! (文=編集部)
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●いとうしほの 1988年11月10日生まれ、東京都出身。お笑いコンビ「魔女っこ」の元メンバーで、2015年よりグラビアアイドルとして活動をスタート。最新DVD『伊藤しほ乃 Honeymoon』(スパイスビジュアル)発売中。 公式ブログ https://ameblo.jp/shihono11/
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「ガツガツ世代が好き」伊藤しほ乃が、セックスに関心の薄い“草食系男子”に一家言!

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“ゴムじゃないコンドーム”でお馴染み「サガミオリジナル002(ゼロゼロツー)」(相模ゴム工業株式会社)の9代目宣伝大使に就任したグラビアアイドルの伊藤しほ乃ちゃんが、サイゾー編集部を訪問。何やら世の草食系男子に、一家言あるみたい……。 伊藤 皆さんに「サガミオリジナル002」を配りにきました! サイゾーのオフィスって、めちゃめちゃオシャレですね。 ――しほ乃ちゃんこそ、華やかでおめでたいドレスだね。 伊藤 「サガミオリジナル」は来年2月で20周年を迎えるんです。だから、衣装にもゴールドが入ってて華やかな感じで。それに、20年前に流行ったブーツやプリーツスカートと、今年流行りのレースのスカートをコラボさせてるんです。「サガミオリジナル002」の看板になった気分で、外を練り歩いて一般の方にも「サガミオリジナル002」を配っちゃいました(笑)。 ――しほ乃ちゃんといえば、5月のDVD発売イベントで「頑張って好きな人を探す」って恋愛の豊富を語ってたけど、その後、見つかった? 伊藤 まだです。この夏に見つける予定です。もし彼氏ができたら、バカップルみたいにイチャイチャしたいですね。
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――どんな男性がタイプ? 伊藤 年上が好きです。最近、20代の男子のセックスへの関心のなさや、草食化が進んでると思うので、そのせいもあるのかもしれません。40歳くらいの男性のほうが、ガツガツきてくれるじゃないですか。ガツガツ世代が好きです! ――耳が痛いです。 伊藤 最近、20代男性の約40.6%が童貞(相模ゴム工業「ニッポンのセックス」調べより)という統計が出ていると聞いて、衝撃を受けたんです。夏ですし、待ってる女の子は結構多いので、ナンパしたりとか、ガツガツいってほしいですね。ためらわずにいっぱい恋愛して、たくさん愛し合って、その愛する人を守るために「サガミオリジナル002」を使ってほしいなって思います! (文=編集部)
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リンジー・ローハン、難民支援活動家としてトランプ大統領を擁護

 熱心にシリア難民支援活動を行っている人道活動家で女優のリンジー・ローハン(31)が4日、ドナルド・トランプ大統領を擁護するツイートを投稿。アンチ・トランプから「相変わらずのバカ女」と叩かれている一方で、ネット上では「リンジーが言いたいのは、トランプ一族を貶すのはいい加減にしたらってことでしょ」と、アンチたちを非難する声が多数上がっている。

 3歳でモデルの仕事を始め、カルバンクライン・キッズなどの広告をこなし、人気昼メロドラマ『Another World』で天才子役の名を欲しいままにしたリンジー。その後も、ジェイミー・リー・カティス演じる母親と心が入れ替わる娘役を演じた『フォーチューン・クッキー』(2003)、不朽の名作となった『ミーン・ガールズ』(04)で主役を演じ、国民的アイドル女優へと駆け上がった。赤毛の美女としてもてはやされるようになった彼女は歌手としても活動し、パリス・ヒルトンやニコール・リッチーたちと共に「流行の最先端を行く若きセレブ」「イケイケのパーティーガール」としてパパラッチに追いかけ回される日々を送る。

 しかし、彼女はその後、絵に描いたような転落人生を送ることになる。激痩せした上に夜遊びしまくりで、仕事に支障が出て出演オファーは激減。2007年1月には、20歳で薬物依存の更正リハビリ施設に初入所。同年5月に飲酒運転で自損事故を起こし、再び施設入り。そしてこのリハビリを終えた2週間後にまた飲酒運転、コカイン所持容疑で逮捕され免許停止となった。

 07年11月に刑務所で“84分間”服役した後も、リハビリ、飲酒運転、コカイン摂取を繰り返した挙句、DJのサマンサ・ロンソンとの交際を開始。ブルーノ・マーズとのコラボ曲「アップタウン・ファンク」が世界的ヒットとなったDJマーク・ロンソンの妹であるサマンサは同性愛者で、リンジーがバイセクシュアルだったことに世間は大きなショックを受けた。その後2人は泥沼の破局劇を繰り広げ、事態はより悪化する。

 10年7月、リンジーは再び服役するはめに。23日後に釈放されたものの、リハビリ、薬物乱用を繰り返し、11年1月には万引容疑がかけられ、2月に起訴、8月に禁固刑が言い渡される。12年にはひき逃げやクラブでの暴行容疑で逮捕されるなど、私生活はボロボロ。『ボビー』(06)、『チャップター27』(07)、『マチェーテ』(10)といった出演作での演技は高く評価されたものの、度重なるトラブルで全米から総スカンをくらってしまい、12年、逃げるようにロンドンに移住してしまった。

 ロンドン移住後はしばらくは落ち着いていたが、昨年、婚約していたロシア人富豪の御曹司エゴール・タラバソフと破局した際には「妊娠している」と嘘をつくなど、「相変わらずサイコ」「全然変わってない」と話題に。彼への当てつけ的に交際を始めたとされるギリシャ人実業家の後ろ盾を得て、アテネにナイトクラブをオープンし「まだアルコールを飲んでるのか」と呆れられたりもした。

 そんな男がらみの騒動が一段落つくと、リンジーはトルコのシリア難民を訪問。難民キャンプの子どもたちと交流したり、病院でボランティアをしたいと申し出るなど、支援団体から「本気で難民のことを思っている」と感謝される。難民キャンプに栄養ドリンクを送りたいという妙な発言もしていたが、真面目に熱心に活動を行うリンジーを評価する声が高まり、「難民支援活動家」と呼ばれるようになった。

 難民支援を通してリンジーは自分の人生を振り返り、心を入れ替えたのだろう。今年に入り、これまでインスタグラムに投稿した写真を全て削除。再スタートしたアカウントには、難民支援活動写真やスピリチュアルな写真を投稿し「美しい大人へと成長した」と話題を集めた。女優業復活にも本腰を入れ、今年イギリスのケーブルチャンネル「Sky 1」で放送される新作シリーズ『Sick Note』シーズン2に出演することが決定。同作は『ハリー・ポッター』のルパート・グリント主演のコメディで、アメリカでもヒットするのではないかと期待が寄せられている。

 人道支援活動をすることで再び人生をリセットしたリンジーが、4日、祖国アメリカの独立記念日にアメリカの大統領を擁護するツイートを投稿したのだ。

 リンジーが擁護したアメリカの大統領とは、言うまでもなくドナルド・トランプ大統領のこと。トランプはアメリカ独立記念日を目前に控えた2日、ツイッターに「プロレス会場でCNNロゴの頭の男を叩きのめすショート動画」を投稿。これは07年に自身がWWEの試合で同団体CEOのビンス・マクマホンを殴り倒した時の映像を使用し、ビンスの頭をCNNのロゴにコラしたものだった。

 WWEとトランプが、密な関係を持つようになったのは1989年から。カジノの町として有名だったニュージャージー州アトランティック・シティにトランプが所有していたホテルで、WWEの人気イベント「レッスルマニア V」を開催したのが始まりだった。その関係は長く続き、04年のマディソンスクエア・ガーデンで開催された「レッスルマニア XX」ではWWE引退後にミネソタ州知事になったジェシー・ベンチェラからインタビューされ、07年1月に開催されたイベント「Raw」ではビンス・マクマホンに対抗するため会場の天井からドル札をバラまき、大きな話題を集めた。そして同年の「レッスルマニア 23」でトランプはビンスと対決。双方がレスラーを立て、トランプのレスラーが勝利したためリングの上でバリカンを使いビンスの頭を丸坊主にした。

 ビンスの妻リンダ・マクマホンを中小企業庁長官に任命するなど、WWEとは今も良好な関係を持つトランプ。選挙期間中からトランプを非難するCNNを叩くのにWWEの動画を利用したことは、お見事だったと言えよう。

 CNNは、トランプから「フェイク・ニュース」認定されてからというもの、ますますトランプ叩きに拍車がかかり「トランプのロシア疑惑」をスクープしようと躍起になっていた。その結果、事実誤認満載の記事を掲載してしまい大問題に発展。CNNは記事を削除し謝罪。記者など主要従業員が3人も辞職するはめになった。この失態にトランプが黙っているわけもなく、「詐欺ニュースCNN」というハッシュタグを付けてツイッターに動画を投稿したのである。

 これに対してCNNは「本日、米大統領がレポーターへの暴行を奨励しました。とても悲しい日です」と批判文を投稿。「我々はこれまで通り与えられた業務に励みます。大統領も大統領の仕事をきちんとすべきです」と説教し、アンチ・トランプも「そうだ!そうだ!」と大騒ぎ。ネット上は大炎上した。

 4日のアメリカ独立記念日、ツイッターに「自分の失敗にぐちぐち言ってるCNNのみなさん。トランプがあなた方のロゴを叩きのめす動画のことをいつまでも愚痴ってないで、大統領が何をしているのかしっかり見たらどう?」という投稿をした者もいた。この投稿には、「難病に侵され生命維持装置なしには生きられない生後11カ月のイギリスの乳児に対して、英最高裁と欧州人権裁判所は医師団の勧め通り尊厳死を支持する判決を下した。しかし両親は希望を捨てずアメリカでの治療を望んでおり、トランプ大統領は喜んで支援するというツイートをした」という記事が添付されていた。

 このツイートに、人道支援家として活動しているリンジーが反応したのだ。

 リンジーは「これが私たちの大統領なのよ。彼をいじめるのはもうやめて、彼を信じましょうよ」とツイート。大統領が人道的に良いことをたくさんしていると讃え、「アメリカを支持してくれることに感謝するわ」とつぶやいた。

 その後も、リンジーは、インドのモディ首相と会談前に熱い抱擁を交わすトランプ大統領の写真に「この写真を見ると、まるで自分の兄弟のように感じる。昨年の今頃の大統領とは違う大統領なんだって感じるから」と述べる感想ツイートに反応。投稿者に、「ドナルド・トランプ、イヴァンカ・トランプ、メラニア・トランプ、ドナルド・トランプ・ジュニアは、親切な人たちなのよ。アメリカ人として、なぜ人を貶すことができるのか、理解できないわ」とリプライを送った。

 当のトランプは、04年に毒舌司会者ハワード・スタンのラジオ番組に出演した際、当時、お騒がせセクシーセレブとして話題を振りまいていたリンジーについて聞かれ「そばかすがいいよねぇ。胸のそばかす、たまんないねぇ」と回答。「10代の問題児とセックスすること、想像できる?」というゲスな質問には「まあね。問題を抱えている女性ほどベッドでは最高だからね。不思議だよねぇ」と答えている。

 今年に入り、英大手タブロイド紙「デイリー・メール」のFacebookライブインタビューを受けたリンジーは、04年にひどい発言をしたトランプをどう思うかと聞かれ、「世間の目にさらされているってことは、じろじろ見られるってことだから」「彼は大統領なんだから、味方につくべきよ。倒せないんだから、味方になるべきでしょ」とコメント。いつまでもトランプ叩きをせずに、アメリカを良くしようと思っている彼を信じて前に進もうという彼女の意見に、ネット上から「めずらしく良いこと言うじゃないか」と賛同する声が上がった。

 リンジーは、昨年11月にトランプに「一緒にシリア難民訪問をしよう」と呼びかけていた。彼が当選してしまったことを多くの米メディアが愚痴っていた頃、リンジーは「大統領になったんだから仕方ないじゃない!」「さっさと手を組んで、難民を支援しなくちゃ」と行動していたのだ。しかし、メディアも世間もいつまで経ってもトランプ叩きを止めない。トランプもいちいち反応して、そのことばかりが報道される。難民たちの現状を見ているリンジーとしては、「そんなことより早く支援を!」と憤りを感じるのだろう。だから、今回のようにCNNに「もうやめてくれ」とツイートしたのかもしれない。

 とはいえ、先月末にはブリトニー・スピアーズ、パリス・ヒルトン、ビヨンセに「ナイスガールズたち、ミコノス島で開催する私の誕生日パーティに来て」と呼びかけたり、「エマ・ストーン、一緒に『ミーン・ガールズ2』をやろうよ!」と提案するなど、仰天ツイートを連発し、「またおかしくなった」と世間を騒がせたばかり。エマへのツイートには「誕生日の(願いを込めた)トランプ・ツイートよ」と書かれていたため、ギャグとして投稿したものと見られるが、アンチ・トランプたちから「お騒がせ女が、いつまでたってもおかしなことを言っている」「トランプ擁護も頭がおかしいから」と捉えられても仕方ないだろう。

 10代後半からタブロイドやメディアに追いかけ回され、世間からイヤというほどバッシングを受けてきたリンジー。だからこそ「大統領叩きはもうやめよう!」という彼女の言葉に説得力があるという意見もある。果たしてリンジーの思いはアメリカの国民に届くのか。リンジーとトランプの今後の発言や、そしてそれを伝えるCNNにもぜひ注目していきたい。

老後問題とセックスが絶妙に絡み合う「婦人公論」は中高年の“パンドラの箱”

 今号の「婦人公論」(中央公論新社)は、「老後の安心を手に入れる」です。リードには「『人生100年』などと言われるようになり、不安がふくらんでしまう現代。年金や介護など本当に必要なものを知れば、心細さは薄れていくはずです。女性たちの体験談や新情報にふれて、未来の自分をイメージしはじめてみませんか」とあります。読者の声として紹介されていた「私の将来、ココが不安です」には「生活費」「認知症」「定年夫」「親の介護」など「婦人公論」定番ネタがズラリ。でもちょっと待って……。これらのトピックスに関して「婦人公論」が読者の不安解消に作用したことあったかな……どちらかといえば不安倍増の方向に盛り上がる気がするんですが。

<トピックス>
◎特集 老後の安心を手に入れる
◎人生に必要な性と愛
◎「被害者らしく」していては何も変わらないと思ったから

■知性もカネも図々しさもある女たち

 とはいえ、「老後不安」は、「婦人公論」では何度もこすられてきた特集です。「あなたの年金生活をシミュレーション」「認知症やがんを予防して『健康で長生き』を目指すには」のような実生活向け企画もあれば、北斗晶×佐々木健介の“夫婦仲良ければだいたい大丈夫”的対談があったり、「最期まで自分の意志で。『尊厳死』という選択」のような真面目なルポも。その中で今回拝見しますのは「親ですもの、子どもに迷惑かけたっていいじゃない?」。こちら、エッセイストの桐島洋子と社会学者・上野千鶴子の対談ですが、名前だけで圧がすごい。

 以前から、ちょいちょい「婦人公論」で「私は子どもに面倒みてもらいます」宣言をしていた桐島。「なるべく子どもの世話にはなりたくない」という高齢者が増える中、この桐島の発言はショッキングに取り上げられていました。対談は、この桐島の老後論をフェミニズムの親玉である上野がアカデミズムに補完するというスタイルで進んでいきます。

 桐島のこの持論を、上野は「私はとても腑に落ちて、納得したんです。子どもを産み育てるために、女性はものすごいエネルギーと時間を投資しているわけでしょう。老後にちょっとくらいお世話になってもいいじゃないか、と」と賛同。

桐島「他人様に迷惑をかけたり、お国の世話になったりするよりは、身内とりわけ子どもがまず責任を受容してほしいですね」
上野「ところが最近の高齢者は、『子どもの世話にはなりたくない』『迷惑をかけたくない』とおっしゃる」
桐島「どんな親であり子であったにしろ、親子の縁をいやおうなしに結んでしまったのだから。老後、子どもにほどほどの迷惑をかけてもいいと思います」

 と、まぁおっしゃることはわかりますけど、そうやって女性が子育て・家事・介護の役割に追い詰められていくのに対するアンチテーゼが「フェミニズム」ではなかったのか……。しかしよくよく読むと上野先生、介護の核心部分では、自分の意見は述べずに華麗にインタビュアーに擬態するんですよね。その辺りの巧さはさすがといえます。

 今の「婦人公論」読者層は、「子どもは年老いた親の面倒をみるのは当たり前」という前世代と「親の介護で人生狂わされるなんてまっぴら」という後世代のちょうど谷間にいて、多くの人が「自分は親の介護をするけど自分が子どもに要求できない」というジレンマの中で生きているのではないでしょうか。「子どもに迷惑かけたっていいじゃない」は、そんな悶々とした中高年たちの“開き直りの呪文”なのかもしれません。

 さて、老後の安心に続きましては、これも高齢化社会の1つのテーマではないでしょうか。巻末特集「人生に必要な性と愛」。お久しぶりのセックスネタです。「誰かに寄せる想い、肌を交えることでしか得られぬ温もり、そして快感。そんなものとはしばらくご無沙汰……という女性も多いものですが、生きることと直結するあの感覚、思い出してみませんか」とはリードの弁。はて、生きることと直結するあの感覚とは……。

 画家で女優の蜷川由紀が、恋人である作家の猪瀬直樹についてアツく語る「猪瀬直樹さんは、私を導いてくれるウェルギリウス」、みんな大好き読者体験手記「あの“快感”が私を変えた」、「アブノーマルな世界にはまる妻たち」ルポも読み応えあります。夫との性交は3回のみ、悩んだ末にネットの世界に性愛を求めた真面目な主婦、絶倫夫との義務としてのセックスに疲れ、指圧師のテクに溺れた女性、「ゼンタイ(全身タイツ)」で、セックスとはまったく違う快感をおぼえる妻、クンニのプロから開発されたり、禁断のNTR(寝取られ)プレイにハマったり……。

 一通り読みますと、いかに「夫婦」という形式が、「人生に必要な性と愛」と相性が悪いのかを思い知らされます。だいたいが夫婦での淡泊なセックス、もしくはセックスレスから始まってるんですもん。「性愛」の対象を法的に1人と定めた結果のしわ寄せがこの特集には溢れているといいましょうか。こちら、読者体験手記から抜粋すると、

「そうだ、私の身体はおかしくなっていたのではない。倦怠期だからではない。何かを見失い、忘れていたのだ」
「彼の手が肌に触れると私の全身はシャンパンの泡のように弾けていく。感じるたびに、私は岩のような塊ではなく、花も実もつける豊饒な大地になれるのだと信じることができた」

など、夫以外とのセックスは「傍目には幸福な母親」を性の表現者に変えるよう……。泡になったり大地になったりの大騒ぎです。これがいいことなのか悪いことなのかはわからない、そもそも「婦人公論」はそういうジャッジはしない媒体ですからね。

 そんなことを考えながら、特集最後のページ、高齢者の坂爪真吾による性についてのエッセー「『死ぬまでセックス』の呪縛にどう向き合うか」を読んでいたらこんな一文が。「認知症を発症する前は、敬虔なクリスチャンであり、夫は公的機関で重職を担っていました。長女も福祉施設の施設長であり、次女と孫は学校の教師をしている」という87歳の女性が、「認知症になってからは人前で『おっぱい!』『まんこ!』といった性的な言葉を連発するようになった」「笑いながら人前で『おっぱい!』と叫んで胸を露出する」とのこと……。抑圧されていた何かが、認知症をきっかけに、それこそシャンパンの泡のように弾けてしまったのか。性の帳尻合わせの恐ろしさにちょっぴりゾッとした次第です。

 「老後の面倒をみてと子どもには言えない」も「女が性的な発言をすべきでない」も、根っこは同じなのかもしれません。本音よりも、社会における自分の見え方を優先した生き方。ジェンダーという檻の中である意味安全な生活を送るのか、本音というパンドラの箱を開けてしまうのか。中高年女性は選択を迫られているのではないでしょうか。
(西澤千央)

老後問題とセックスが絶妙に絡み合う「婦人公論」は中高年の“パンドラの箱”

 今号の「婦人公論」(中央公論新社)は、「老後の安心を手に入れる」です。リードには「『人生100年』などと言われるようになり、不安がふくらんでしまう現代。年金や介護など本当に必要なものを知れば、心細さは薄れていくはずです。女性たちの体験談や新情報にふれて、未来の自分をイメージしはじめてみませんか」とあります。読者の声として紹介されていた「私の将来、ココが不安です」には「生活費」「認知症」「定年夫」「親の介護」など「婦人公論」定番ネタがズラリ。でもちょっと待って……。これらのトピックスに関して「婦人公論」が読者の不安解消に作用したことあったかな……どちらかといえば不安倍増の方向に盛り上がる気がするんですが。

<トピックス>
◎特集 老後の安心を手に入れる
◎人生に必要な性と愛
◎「被害者らしく」していては何も変わらないと思ったから

■知性もカネも図々しさもある女たち

 とはいえ、「老後不安」は、「婦人公論」では何度もこすられてきた特集です。「あなたの年金生活をシミュレーション」「認知症やがんを予防して『健康で長生き』を目指すには」のような実生活向け企画もあれば、北斗晶×佐々木健介の“夫婦仲良ければだいたい大丈夫”的対談があったり、「最期まで自分の意志で。『尊厳死』という選択」のような真面目なルポも。その中で今回拝見しますのは「親ですもの、子どもに迷惑かけたっていいじゃない?」。こちら、エッセイストの桐島洋子と社会学者・上野千鶴子の対談ですが、名前だけで圧がすごい。

 以前から、ちょいちょい「婦人公論」で「私は子どもに面倒みてもらいます」宣言をしていた桐島。「なるべく子どもの世話にはなりたくない」という高齢者が増える中、この桐島の発言はショッキングに取り上げられていました。対談は、この桐島の老後論をフェミニズムの親玉である上野がアカデミズムに補完するというスタイルで進んでいきます。

 桐島のこの持論を、上野は「私はとても腑に落ちて、納得したんです。子どもを産み育てるために、女性はものすごいエネルギーと時間を投資しているわけでしょう。老後にちょっとくらいお世話になってもいいじゃないか、と」と賛同。

桐島「他人様に迷惑をかけたり、お国の世話になったりするよりは、身内とりわけ子どもがまず責任を受容してほしいですね」
上野「ところが最近の高齢者は、『子どもの世話にはなりたくない』『迷惑をかけたくない』とおっしゃる」
桐島「どんな親であり子であったにしろ、親子の縁をいやおうなしに結んでしまったのだから。老後、子どもにほどほどの迷惑をかけてもいいと思います」

 と、まぁおっしゃることはわかりますけど、そうやって女性が子育て・家事・介護の役割に追い詰められていくのに対するアンチテーゼが「フェミニズム」ではなかったのか……。しかしよくよく読むと上野先生、介護の核心部分では、自分の意見は述べずに華麗にインタビュアーに擬態するんですよね。その辺りの巧さはさすがといえます。

 今の「婦人公論」読者層は、「子どもは年老いた親の面倒をみるのは当たり前」という前世代と「親の介護で人生狂わされるなんてまっぴら」という後世代のちょうど谷間にいて、多くの人が「自分は親の介護をするけど自分が子どもに要求できない」というジレンマの中で生きているのではないでしょうか。「子どもに迷惑かけたっていいじゃない」は、そんな悶々とした中高年たちの“開き直りの呪文”なのかもしれません。

 さて、老後の安心に続きましては、これも高齢化社会の1つのテーマではないでしょうか。巻末特集「人生に必要な性と愛」。お久しぶりのセックスネタです。「誰かに寄せる想い、肌を交えることでしか得られぬ温もり、そして快感。そんなものとはしばらくご無沙汰……という女性も多いものですが、生きることと直結するあの感覚、思い出してみませんか」とはリードの弁。はて、生きることと直結するあの感覚とは……。

 画家で女優の蜷川由紀が、恋人である作家の猪瀬直樹についてアツく語る「猪瀬直樹さんは、私を導いてくれるウェルギリウス」、みんな大好き読者体験手記「あの“快感”が私を変えた」、「アブノーマルな世界にはまる妻たち」ルポも読み応えあります。夫との性交は3回のみ、悩んだ末にネットの世界に性愛を求めた真面目な主婦、絶倫夫との義務としてのセックスに疲れ、指圧師のテクに溺れた女性、「ゼンタイ(全身タイツ)」で、セックスとはまったく違う快感をおぼえる妻、クンニのプロから開発されたり、禁断のNTR(寝取られ)プレイにハマったり……。

 一通り読みますと、いかに「夫婦」という形式が、「人生に必要な性と愛」と相性が悪いのかを思い知らされます。だいたいが夫婦での淡泊なセックス、もしくはセックスレスから始まってるんですもん。「性愛」の対象を法的に1人と定めた結果のしわ寄せがこの特集には溢れているといいましょうか。こちら、読者体験手記から抜粋すると、

「そうだ、私の身体はおかしくなっていたのではない。倦怠期だからではない。何かを見失い、忘れていたのだ」
「彼の手が肌に触れると私の全身はシャンパンの泡のように弾けていく。感じるたびに、私は岩のような塊ではなく、花も実もつける豊饒な大地になれるのだと信じることができた」

など、夫以外とのセックスは「傍目には幸福な母親」を性の表現者に変えるよう……。泡になったり大地になったりの大騒ぎです。これがいいことなのか悪いことなのかはわからない、そもそも「婦人公論」はそういうジャッジはしない媒体ですからね。

 そんなことを考えながら、特集最後のページ、高齢者の坂爪真吾による性についてのエッセー「『死ぬまでセックス』の呪縛にどう向き合うか」を読んでいたらこんな一文が。「認知症を発症する前は、敬虔なクリスチャンであり、夫は公的機関で重職を担っていました。長女も福祉施設の施設長であり、次女と孫は学校の教師をしている」という87歳の女性が、「認知症になってからは人前で『おっぱい!』『まんこ!』といった性的な言葉を連発するようになった」「笑いながら人前で『おっぱい!』と叫んで胸を露出する」とのこと……。抑圧されていた何かが、認知症をきっかけに、それこそシャンパンの泡のように弾けてしまったのか。性の帳尻合わせの恐ろしさにちょっぴりゾッとした次第です。

 「老後の面倒をみてと子どもには言えない」も「女が性的な発言をすべきでない」も、根っこは同じなのかもしれません。本音よりも、社会における自分の見え方を優先した生き方。ジェンダーという檻の中である意味安全な生活を送るのか、本音というパンドラの箱を開けてしまうのか。中高年女性は選択を迫られているのではないでしょうか。
(西澤千央)

オジサンにはちょっとキツい!? 月21回の射精で前立腺がんのリスクが減少することが判明

オジサンにはちょっと厳しい!? 月21回の射精で前立腺がんのリスクが減少することが判明の画像1
イメージ画像(Thinkstockより)
「セックスでキレイになる」は女性誌でよくあるセックス特集のタイトルだが、実は男性にもセックスによる効能のあることが判明した。ただし、カッコよくなったりするわけではない。高頻度の射精が、前立腺がんのリスクを減らすと、米ハーバード大学の研究チームによって突き止められたのだ。イギリスの無料日刊紙「メトロ」が7月4日に伝えた。  以前から、射精は前立腺がんの予防に効果があるという研究結果は出ていたが、今回の結果で画期的なのが、具体的な回数が示されたことだ。  欧州泌尿器学会の学会誌に発表された、約3万2,000人もの男性に対する長年にわたる調査の結果により、月に21回以上の射精が、前立腺がんの予防に効果があることが判明。ただ今のところは、射精がなぜ予防に役立つのかまではわかっていない。  国立がん研究センターのホームページによると、前立腺がんは日本で近年、数あるがんの中でも罹患数が増加傾向にあるようだ。また年齢別では、50歳以上の男性に多く見られるという。  そんな中、今回浮上した画期的予防法だが、セックスの回数ではなく射精の回数ということなので、お相手のいない男性にとってもお手軽に実行可能。ただ50歳以上で3日に2回の射精をこなせる男性が日本に何人いるだろうか……。  男として現役を退いてしまったオジサンも、今後は健康のために奮起すべし!?