総天然色アイドル図鑑『朝倉あい(さきどり発信局)』

総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像1
“今一番キレイにアイドルを撮る”メディア、TOKYO IDOL NETの人気ポートレイトから、選りすぐりのアイドルちゃんをお届け! 歌って踊るだけじゃない、アイドルの魅力をご堪能あれ!  今回は、さきどり発信局から朝倉あいちゃんが登場!
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像2
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像3
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像4
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像5
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像6
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像7
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像8
●朝倉あい(あさくらあい) 時代のトレンドを「さきどり」し、未体験のわくわくを「発信」していくアイドルグループ『さきどり発信局』のメンバー。1999年4月26日生まれ、岡山県出身。イメージカラーは「青」で、あだ名は「あいみん」。さきどり発信局は2017年7月8日(土)、9日(日)に横浜赤レンガパークにて開催される『アイドル横丁夏まつり!!~2017~』への出演が決定している。 Twitter:@ai_sakidori(https://twitter.com/ai_sakidori) さきどり発信局 公式サイト(http://idolmonster.jp/sakidori/ TOKYO IDOL NETの記事はこちら(http://www.tokyoidol.net/?p=28107 ●TOKYO IDOL NET ライブレポートやポートレートなど、写真をメインにアイドルに関するさまざまなコンテンツを発信。アイドルと写真双方の魅力を知ってもらいたいと活動しています。http://www.tokyoidol.net/

総天然色アイドル図鑑『朝倉あい(さきどり発信局)』

総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像1
“今一番キレイにアイドルを撮る”メディア、TOKYO IDOL NETの人気ポートレイトから、選りすぐりのアイドルちゃんをお届け! 歌って踊るだけじゃない、アイドルの魅力をご堪能あれ!  今回は、さきどり発信局から朝倉あいちゃんが登場!
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像2
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像3
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像4
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像5
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像6
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像7
総天然色アイドル図鑑 朝倉あい(さきどり発信局)の画像8
●朝倉あい(あさくらあい) 時代のトレンドを「さきどり」し、未体験のわくわくを「発信」していくアイドルグループ『さきどり発信局』のメンバー。1999年4月26日生まれ、岡山県出身。イメージカラーは「青」で、あだ名は「あいみん」。さきどり発信局は2017年7月8日(土)、9日(日)に横浜赤レンガパークにて開催される『アイドル横丁夏まつり!!~2017~』への出演が決定している。 Twitter:@ai_sakidori(https://twitter.com/ai_sakidori) さきどり発信局 公式サイト(http://idolmonster.jp/sakidori/ TOKYO IDOL NETの記事はこちら(http://www.tokyoidol.net/?p=28107 ●TOKYO IDOL NET ライブレポートやポートレートなど、写真をメインにアイドルに関するさまざまなコンテンツを発信。アイドルと写真双方の魅力を知ってもらいたいと活動しています。http://www.tokyoidol.net/

Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔出演『櫻子さんの足下には死体が埋まっている』は第6話! 5月28日(日)ジャニーズアイドル出演情報

――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!

※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。

●TOKIO

11:25~11:55 『男子ごはん』(テレビ東京) 国分太一
19:00~19:58 『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)

●KinKi Kids

※『KinKi Kidsのブンブブーン』(フジテレビ系)は放送休止。

●V6

19:30~19:55 『みんなの手話』(NHK Eテレ) 三宅健

 

■続きを読む

カテゴリー: 未分類

「親にジョッキで殴られた」あなたの隣にも、被虐待児はいる――。

――虐待を受けた「わたしたち」に残ったものとは? よじれてしまった家族への想いを胸に、果たして、そこに再生の道はあるのだろうか。元・被虐待児=サバイバーである筆者が、自身の体験やサバイバーたちへの取材を元に「児童虐待のリアル」を内側からレポートする。
1705_honamiill_1jpg.jpg

自分はまともに育つことができたのだろうか?

「親にビールジョッキで殴られて2回流血」 「親父と面と向かって話そうとすると、身体が震える」 「ある程度の年齢になるまで、自分の家がおかしいということに気づかなかった」  数年前から、こんな書き込みの絶えないサイトがある。『あるある祭り』という掲示板に設置されたスレッド『ガチで親に虐待されてた奴にしかわからないこと』だ。投稿者は文字通り、家族から身体的・精神的な暴力やネグレクト(育児放棄)を受けてきた被虐待者たち。2013年の開設以降、2700件を超える「切ない実体験」で埋めつくされている。  未成年向けの掲示板かと思いきや、オトナたちの参加も目立つ。20代半ばの男性や子持ちの主婦、中年と思しきユーザーまでもが投稿し、共感を示す「あるあるボタン」のクリック数に「この悲しみは自分だけではなかった」と安堵しているのだ。  彼らは、虐待を生き延びた人。カウンセリングの世界などでは「サバイバー」とも呼ばれることもある。わたしもその中の一人だ。「サバイバー」というと、無人島で昆虫でもかじっていそうな響きだが、ある意味、危険な生物(親や家族)と同じ空間でどうにかこうにか生き延びてきたのだから、やはりこれ以上ぴったりの言葉はないだろう。  さて、わたしは今まで「同志」に会いたい一心で、他のサバイバーたちにも取材を重ねてきた。そこでわかったのは、彼ら彼女らは成人した今もなお、虐待の後遺症と闘っているということだ。 「大声を出されると体がすくんでしまう」「真夜中になると、ふとした瞬間に“あの時”の恐怖が蘇り、涙が止まらない」「自分はまともに育ったのか不安」「いくつになっても親の存在がしんどい」など挙げればキリがない。  東京の大学に通っていたフクちゃん(仮名・当時21歳)は「小学生のときに母親からよく包丁を向けられていたので、今も怖くて包丁に触れないんです。肉や野菜を切るのはもっぱらハサミですね」と、日常生活の悩みを打ち明けた。中にはうつ病やパニック障害、解離性障害などで心を病んでしまい、精神科の薬が手離せないケースも珍しくない。  もしかしたら、あなたのそばにもいるかもしれない。人知れずひっそりと闘っている「サイレント・サバイバー」が。 「え、身近では聞いたことないけど!?」  そうおっしゃるのもごもっとも。サバイバーたちは、親しい友人や恋人にさえ、虐待の過去をカミングアウトすることがほとんどないからだ。暴力のない「普通の家の子」には理解されないと諦めているし、同情されるのもいたたまれない。だからこそ同じ境遇の「仲間」が集い、なおかつ匿名で本音を吐き出せるインターネットに、彼らは引き寄せられていくのだろう。

決して統計にカウントされない被虐待児たち

 では実際、虐待を受けたことのある人は、日本にどのぐらいいるのだろうか?  平成27年度の間に、全国208カ所の児童相談所が「児童虐待相談」として対応した件数は、過去最多の10万3286件。これは同年の18歳未満の人口で計算すると、200人に1人の割合となる。  しかし、これはあくまで児童相談所が把握している案件。つまり氷山の一角だ。  都内にある「子ども家庭支援センター」施設長の女性が、現場の肌感覚について話す。支援センター(自治体によって名称は異なる)は全国にあり、児童相談所の「前段階」として虐待予防や相談窓口の役割を担っている。 「センターでは、普段から親御さんたちと気軽に話せるような態勢をとっています。日々の業務中に、お母さんから『今、子どもをぶっちゃったんです!』と泣きながら電話がかかってくることはしょっちゅうですね。その場合は、すぐに虐待として対応するのですが、精神的虐待やネグレクトを含めると、児童相談所と連携されないケースは全体の3分の2ほどあります」  さらに、親が自らの行為を隠蔽し、周囲の大人にも発見されなかった子どもたちを含めると、膨大な数に上るだろう。  わたしを含め、出会ってきたサバイバーたちがそうだった。我が家の場合、ある時期から「顔は目立つから」と服で隠れる部分への殴打が増え、母親の機嫌を逆なでしないよう、声を出さずに泣く術を習得した。一方で、親の監視がない「家の外」はまさにパラダイスだったから、幼稚園や学校では常に「明るく元気な子」。先生や友人の親御さんたちは、まさかそんな子が家でボコボコにされているなんて夢にも思わなかったであろう。 “見つけてもらえなかった”子どもたちは、やがてオトナになり、今もどこかで孤独に闘っている。  この連載では、取材に協力してくれたサバイバーやわたし自身の体験をもとに、「内側から見た虐待」をレポートしてみたい。と同時に、虐待を克服するための道も探っていきたいと思う。サバイバーの中には、辛かった過去や親との関係に、自分なりの「落とし前」をつけて幸せをつかみ取った人も存在するからだ。  次回、まず始めに「誰も気づかなかった虐待」=わたし自身のケースを紹介しよう。父は会社員で母は専業主婦という、一見どこにでもある普通の家庭だった。 (文/帆南ふうこ) 帆南ふうこ(ほなみ・ふうこ) 1980年生まれ、ライター。4歳ごろから高校生まで実母から身体的・精神的な暴力を受けて育つ。13年間にも及ぶ反抗期を経た後、結婚を機に母親と和解。ここ数年は元・被虐待児である「サバイバー」たちのオフ会を開いたり、取材を通じてサバイバー仲間との親交を深めている。趣味はお酒と田舎暮らし。

「親にジョッキで殴られた」あなたの隣にも、被虐待児はいる――。

――虐待を受けた「わたしたち」に残ったものとは? よじれてしまった家族への想いを胸に、果たして、そこに再生の道はあるのだろうか。元・被虐待児=サバイバーである筆者が、自身の体験やサバイバーたちへの取材を元に「児童虐待のリアル」を内側からレポートする。
1705_honamiill_1jpg.jpg

自分はまともに育つことができたのだろうか?

「親にビールジョッキで殴られて2回流血」 「親父と面と向かって話そうとすると、身体が震える」 「ある程度の年齢になるまで、自分の家がおかしいということに気づかなかった」  数年前から、こんな書き込みの絶えないサイトがある。『あるある祭り』という掲示板に設置されたスレッド『ガチで親に虐待されてた奴にしかわからないこと』だ。投稿者は文字通り、家族から身体的・精神的な暴力やネグレクト(育児放棄)を受けてきた被虐待者たち。2013年の開設以降、2700件を超える「切ない実体験」で埋めつくされている。  未成年向けの掲示板かと思いきや、オトナたちの参加も目立つ。20代半ばの男性や子持ちの主婦、中年と思しきユーザーまでもが投稿し、共感を示す「あるあるボタン」のクリック数に「この悲しみは自分だけではなかった」と安堵しているのだ。  彼らは、虐待を生き延びた人。カウンセリングの世界などでは「サバイバー」とも呼ばれることもある。わたしもその中の一人だ。「サバイバー」というと、無人島で昆虫でもかじっていそうな響きだが、ある意味、危険な生物(親や家族)と同じ空間でどうにかこうにか生き延びてきたのだから、やはりこれ以上ぴったりの言葉はないだろう。  さて、わたしは今まで「同志」に会いたい一心で、他のサバイバーたちにも取材を重ねてきた。そこでわかったのは、彼ら彼女らは成人した今もなお、虐待の後遺症と闘っているということだ。 「大声を出されると体がすくんでしまう」「真夜中になると、ふとした瞬間に“あの時”の恐怖が蘇り、涙が止まらない」「自分はまともに育ったのか不安」「いくつになっても親の存在がしんどい」など挙げればキリがない。  東京の大学に通っていたフクちゃん(仮名・当時21歳)は「小学生のときに母親からよく包丁を向けられていたので、今も怖くて包丁に触れないんです。肉や野菜を切るのはもっぱらハサミですね」と、日常生活の悩みを打ち明けた。中にはうつ病やパニック障害、解離性障害などで心を病んでしまい、精神科の薬が手離せないケースも珍しくない。  もしかしたら、あなたのそばにもいるかもしれない。人知れずひっそりと闘っている「サイレント・サバイバー」が。 「え、身近では聞いたことないけど!?」  そうおっしゃるのもごもっとも。サバイバーたちは、親しい友人や恋人にさえ、虐待の過去をカミングアウトすることがほとんどないからだ。暴力のない「普通の家の子」には理解されないと諦めているし、同情されるのもいたたまれない。だからこそ同じ境遇の「仲間」が集い、なおかつ匿名で本音を吐き出せるインターネットに、彼らは引き寄せられていくのだろう。

決して統計にカウントされない被虐待児たち

 では実際、虐待を受けたことのある人は、日本にどのぐらいいるのだろうか?  平成27年度の間に、全国208カ所の児童相談所が「児童虐待相談」として対応した件数は、過去最多の10万3286件。これは同年の18歳未満の人口で計算すると、200人に1人の割合となる。  しかし、これはあくまで児童相談所が把握している案件。つまり氷山の一角だ。  都内にある「子ども家庭支援センター」施設長の女性が、現場の肌感覚について話す。支援センター(自治体によって名称は異なる)は全国にあり、児童相談所の「前段階」として虐待予防や相談窓口の役割を担っている。 「センターでは、普段から親御さんたちと気軽に話せるような態勢をとっています。日々の業務中に、お母さんから『今、子どもをぶっちゃったんです!』と泣きながら電話がかかってくることはしょっちゅうですね。その場合は、すぐに虐待として対応するのですが、精神的虐待やネグレクトを含めると、児童相談所と連携されないケースは全体の3分の2ほどあります」  さらに、親が自らの行為を隠蔽し、周囲の大人にも発見されなかった子どもたちを含めると、膨大な数に上るだろう。  わたしを含め、出会ってきたサバイバーたちがそうだった。我が家の場合、ある時期から「顔は目立つから」と服で隠れる部分への殴打が増え、母親の機嫌を逆なでしないよう、声を出さずに泣く術を習得した。一方で、親の監視がない「家の外」はまさにパラダイスだったから、幼稚園や学校では常に「明るく元気な子」。先生や友人の親御さんたちは、まさかそんな子が家でボコボコにされているなんて夢にも思わなかったであろう。 “見つけてもらえなかった”子どもたちは、やがてオトナになり、今もどこかで孤独に闘っている。  この連載では、取材に協力してくれたサバイバーやわたし自身の体験をもとに、「内側から見た虐待」をレポートしてみたい。と同時に、虐待を克服するための道も探っていきたいと思う。サバイバーの中には、辛かった過去や親との関係に、自分なりの「落とし前」をつけて幸せをつかみ取った人も存在するからだ。  次回、まず始めに「誰も気づかなかった虐待」=わたし自身のケースを紹介しよう。父は会社員で母は専業主婦という、一見どこにでもある普通の家庭だった。 (文/帆南ふうこ) 帆南ふうこ(ほなみ・ふうこ) 1980年生まれ、ライター。4歳ごろから高校生まで実母から身体的・精神的な暴力を受けて育つ。13年間にも及ぶ反抗期を経た後、結婚を機に母親と和解。ここ数年は元・被虐待児である「サバイバー」たちのオフ会を開いたり、取材を通じてサバイバー仲間との親交を深めている。趣味はお酒と田舎暮らし。

「コンビニサラダ」「粉末の青汁」で、野菜の栄養素は本当に摂れるのか? 管理栄養士が解説

 「健康のために、たくさんの種類の野菜を多く摂るようにしよう」とは思えど、なかなか実行できないのが人の常。保存の手間がかかる、しかもお値段もそれなり……という野菜をたくさん買い込むより、“野菜の栄養素を手軽に摂れる”と謳う商品に手を伸ばす人も少なくない。しかしそういった商品は、野菜不足の罪悪感を紛らわせてはくれるものの、本当に“野菜の栄養素”を摂れているのだろうか。管理栄養士の平野美由紀氏にお話をうかがった。

――最初に、成人が 1 日に摂取すべき野菜の種類や量はどれくらいに設定されているので しょうか。

平野美由紀氏(以下、平野) 厚生労働省が推奨する1日の野菜の摂取量は350gで、具体的な野菜の種類や量の設定はありません。女子栄養大学の四群点数法(※)や糖尿病の食事療法を参考にお伝えすると、野菜にはさまざまな栄養成分が含まれますが、色の濃淡で区分すると抗酸化作用があるカロテンやビタミンAやEが豊富な緑黄色野菜を150gと淡色野菜を200gで350gになります。また、「陰陽」の考え方から、野菜を“根のもの”と“葉のもの”で分け、さまざまな野菜を摂ることが勧められます。

※四群点数法=食品を栄養的な特徴によって、「第1群:乳、乳製品、卵」「第2群:魚介、肉、豆・豆製品」「第3群:野菜、芋、果物」「第4群:穀類、油脂、砂糖、その他」という4つのグループに分け、バランスのよい食事が取れることを目的にした食事法

――350gというと、少なくない量のように感じます。最近コンビニでは、「1 日に必要な野菜 2分の1が摂れる」などとパッケージされたサラダが多数売られており、忙しい人には人気のようですが、野菜の摂り方としては正しいのでしょうか。

平野 水溶性ビタミンや抗酸化作用といった野菜に含まれる栄養成分の特性から言えば、数時間で体内から排泄されるため、こういったサラダで一気に野菜を摂るより、3食に分けて食べた方がいいですし、疲れが溜まったり、抵抗力が落ちたり、疲れ目、肌のくすみや老化、吹き出物などが気になる方は、さらに意識して野菜を摂ることをおすすめします。

 ただ1日350gという量を摂れたか、食べ方が正しいか・正しくないかを考えるより、食べる人が栄養について知り、自分で“どうやって野菜を摂るか”決められるようになればいいと思います。

――野菜を摂る方法として、“野菜ジュース”を選択する人も多いようです。

平野 市販の野菜ジュースは、食物繊維が濾されて取り除かれて、ほとんど含まれなかったり、ビタミンCなども加熱処理により破壊されているため、“野菜の栄養を摂りたい”という期待は裏切られる結果となります。ジュースバーで買うことのできるフレッシュジュースでさえも、時間がたち抗酸化力が期待できないものをボトルに入れている場合がありますからね。

 ただ、市販の野菜ジュースでも、自己満足を得られる点には意味があると思います。「野菜ジュースを飲むことで、カラダにいいことをしている」「ジュースバーを選ぶ私は賢い」など、いわゆる“脳へのすりこみ効果”によってストレスが軽減するのは、野菜を摂ることで抗酸化成分を期待する以上に、体には有効なのかもしれません。“脳が安心すること”を必要としている方も多いんですよ。

――自宅のミキサーで作った野菜ジュースではどうでしょうか。

平野 ミキサーを使用した自家製野菜ジュースは、細胞を細かく破壊することで、野菜の成分が出るので、消化吸収率が高まります。栄養成分の補給には有効ですし、また、簡単に量も取れるのでおすすめです。一方、圧搾するジューサーの場合、ビタミンの破壊は少ないのですが、食物繊維が摂れないなど、それぞれの機種による特徴があります。

 難しく考えすぎず、おいしい野菜ジュースを飲もうという意識でよいと思いますが、自家製野菜ジュースは、できるだけ新鮮な野菜を使うべき。野菜や果物は、日がたつにつれ、栄養成分も“野菜が生きるため”に使われるようになるので、買い貯めしていたものをジュースに……というのは、避けた方がいいかもしれません。

――なかなか自家製ジュースもハードルが高いですね(笑)。粉末状の青汁などもよく売られていますが、野菜の栄養素を摂ることは可能でしょうか。

平野 意外に思われるかもしれませんが、今の粉末青汁などの加工技術は進化し、私たちの食生活をより簡便に、そして合理的にしていると思います。フリーズドライ、スプレードライ、低温乾燥などの製品は、熱による栄養成分の減少が少なく、良い食材が摂りたい時にいつでも手軽に摂れるのです。例えば、東京の島々や鹿児島などが産地の明日葉という野菜。食物繊維やビタミン、ミネラルなど現代人に欠かせない栄養素を豊富に含む優秀な野菜なんですが、産地や流通の都合により、一年中出回るものではなく、生の状態で手に入れることも難しいんです。手に入れたとしても、値段が高かったり、また生の状態で置いておくと老化するため、有用な成分が少なくなります。そんなときに、粉末状の製品は便利ですよね。

 食事で摂る場合も粉末状のものは使い勝手がいい。どの食材でも、“細かく刻んで調理しないと成分が体内で吸収されにくい”という面があるのですが、まるごとの素材が粉末状になっているというのは、つまり“面倒な切る手間が不要”なんです。

――野菜を粉末状にした製品は、見た目の印象からか、栄養素が破壊されているように思っていたので驚きました。

平野 例えば、明日葉にはカルコンというポリフェノールが含まれ、内臓脂肪を減少させる働きがあるといわれており、大豆と合わせて食べるとより有効なのですが、粉末状だと豆乳に溶かしてドリンクにしたり、豆腐と混ぜて野菜バーグにするなど、アレンジもしやすい。野菜を摂ることに面倒くささを感じる人にはおすすめかもしれません。

――粉末状といえば、野菜ふりかけのような製品もありますが……。

平野 市販の乾燥した野菜ふりかけで、野菜の栄養素を摂ろうと期待するのは、かなり無理がありますね。野菜嫌いな子どもが、野菜を食べられる自信を持つきっかけになれば……という程度のもの。蕪や大根葉をごま油などで炒め煮にしたものをふりかけとして使う場合は、βカロテン、ビタミンE、食物繊維の素晴らしい供給源となりますよ。

――野菜を摂るのが億劫という人にとっては、スーパーでの野菜選びも悩みどころの1つです。効率よく栄養成分を摂取できる野菜を教えてください。

平野 「ブロッコリー(ビタミン、ミネラル、食物繊維)」「パプリカピーマン(βカロテン、ビタミンC)」「トマト(抗酸化成分・リコピン)」などでしょうか。ちなみにトマトは、トマト缶やトマトソース缶、ケチャップでも代用可能ですよ。

 また、野菜を選ぶ際には、「新鮮なものを選ぶ、買ったらできれば2~3日で使い切る」「食べたことがないもの、使ったことがないものは、時間があるときに選ぶ」「量は少ないもの」の3点を意識してもらえればと思います。はりきってたくさんの種類の野菜を買ったものの、使い切れずに処分することになると、罪悪感が残り、料理から遠のくきっかけになりがち。なので、“不要なものまで買わないこと”が大切なんです。もし、どうしてもたくさんの種類を買いたい場合は、少ない量の小分けタイプを選んだり、作りたい料理の材料とその分量をリストアップして、必要な量だけ買うといいでしょう。野菜は人と同様に生きているので、日がたてば栄養価は下がります。だから鮮度を一番に考え、買いすぎず、2~3日、長くても1週間で使い切ってほしいですね。

「コンビニサラダ」「粉末の青汁」で、野菜の栄養素は本当に摂れるのか? 管理栄養士が解説

 「健康のために、たくさんの種類の野菜を多く摂るようにしよう」とは思えど、なかなか実行できないのが人の常。保存の手間がかかる、しかもお値段もそれなり……という野菜をたくさん買い込むより、“野菜の栄養素を手軽に摂れる”と謳う商品に手を伸ばす人も少なくない。しかしそういった商品は、野菜不足の罪悪感を紛らわせてはくれるものの、本当に“野菜の栄養素”を摂れているのだろうか。管理栄養士の平野美由紀氏にお話をうかがった。

――最初に、成人が 1 日に摂取すべき野菜の種類や量はどれくらいに設定されているので しょうか。

平野美由紀氏(以下、平野) 厚生労働省が推奨する1日の野菜の摂取量は350gで、具体的な野菜の種類や量の設定はありません。女子栄養大学の四群点数法(※)や糖尿病の食事療法を参考にお伝えすると、野菜にはさまざまな栄養成分が含まれますが、色の濃淡で区分すると抗酸化作用があるカロテンやビタミンAやEが豊富な緑黄色野菜を150gと淡色野菜を200gで350gになります。また、「陰陽」の考え方から、野菜を“根のもの”と“葉のもの”で分け、さまざまな野菜を摂ることが勧められます。

※四群点数法=食品を栄養的な特徴によって、「第1群:乳、乳製品、卵」「第2群:魚介、肉、豆・豆製品」「第3群:野菜、芋、果物」「第4群:穀類、油脂、砂糖、その他」という4つのグループに分け、バランスのよい食事が取れることを目的にした食事法

――350gというと、少なくない量のように感じます。最近コンビニでは、「1 日に必要な野菜 2分の1が摂れる」などとパッケージされたサラダが多数売られており、忙しい人には人気のようですが、野菜の摂り方としては正しいのでしょうか。

平野 水溶性ビタミンや抗酸化作用といった野菜に含まれる栄養成分の特性から言えば、数時間で体内から排泄されるため、こういったサラダで一気に野菜を摂るより、3食に分けて食べた方がいいですし、疲れが溜まったり、抵抗力が落ちたり、疲れ目、肌のくすみや老化、吹き出物などが気になる方は、さらに意識して野菜を摂ることをおすすめします。

 ただ1日350gという量を摂れたか、食べ方が正しいか・正しくないかを考えるより、食べる人が栄養について知り、自分で“どうやって野菜を摂るか”決められるようになればいいと思います。

――野菜を摂る方法として、“野菜ジュース”を選択する人も多いようです。

平野 市販の野菜ジュースは、食物繊維が濾されて取り除かれて、ほとんど含まれなかったり、ビタミンCなども加熱処理により破壊されているため、“野菜の栄養を摂りたい”という期待は裏切られる結果となります。ジュースバーで買うことのできるフレッシュジュースでさえも、時間がたち抗酸化力が期待できないものをボトルに入れている場合がありますからね。

 ただ、市販の野菜ジュースでも、自己満足を得られる点には意味があると思います。「野菜ジュースを飲むことで、カラダにいいことをしている」「ジュースバーを選ぶ私は賢い」など、いわゆる“脳へのすりこみ効果”によってストレスが軽減するのは、野菜を摂ることで抗酸化成分を期待する以上に、体には有効なのかもしれません。“脳が安心すること”を必要としている方も多いんですよ。

――自宅のミキサーで作った野菜ジュースではどうでしょうか。

平野 ミキサーを使用した自家製野菜ジュースは、細胞を細かく破壊することで、野菜の成分が出るので、消化吸収率が高まります。栄養成分の補給には有効ですし、また、簡単に量も取れるのでおすすめです。一方、圧搾するジューサーの場合、ビタミンの破壊は少ないのですが、食物繊維が摂れないなど、それぞれの機種による特徴があります。

 難しく考えすぎず、おいしい野菜ジュースを飲もうという意識でよいと思いますが、自家製野菜ジュースは、できるだけ新鮮な野菜を使うべき。野菜や果物は、日がたつにつれ、栄養成分も“野菜が生きるため”に使われるようになるので、買い貯めしていたものをジュースに……というのは、避けた方がいいかもしれません。

――なかなか自家製ジュースもハードルが高いですね(笑)。粉末状の青汁などもよく売られていますが、野菜の栄養素を摂ることは可能でしょうか。

平野 意外に思われるかもしれませんが、今の粉末青汁などの加工技術は進化し、私たちの食生活をより簡便に、そして合理的にしていると思います。フリーズドライ、スプレードライ、低温乾燥などの製品は、熱による栄養成分の減少が少なく、良い食材が摂りたい時にいつでも手軽に摂れるのです。例えば、東京の島々や鹿児島などが産地の明日葉という野菜。食物繊維やビタミン、ミネラルなど現代人に欠かせない栄養素を豊富に含む優秀な野菜なんですが、産地や流通の都合により、一年中出回るものではなく、生の状態で手に入れることも難しいんです。手に入れたとしても、値段が高かったり、また生の状態で置いておくと老化するため、有用な成分が少なくなります。そんなときに、粉末状の製品は便利ですよね。

 食事で摂る場合も粉末状のものは使い勝手がいい。どの食材でも、“細かく刻んで調理しないと成分が体内で吸収されにくい”という面があるのですが、まるごとの素材が粉末状になっているというのは、つまり“面倒な切る手間が不要”なんです。

――野菜を粉末状にした製品は、見た目の印象からか、栄養素が破壊されているように思っていたので驚きました。

平野 例えば、明日葉にはカルコンというポリフェノールが含まれ、内臓脂肪を減少させる働きがあるといわれており、大豆と合わせて食べるとより有効なのですが、粉末状だと豆乳に溶かしてドリンクにしたり、豆腐と混ぜて野菜バーグにするなど、アレンジもしやすい。野菜を摂ることに面倒くささを感じる人にはおすすめかもしれません。

――粉末状といえば、野菜ふりかけのような製品もありますが……。

平野 市販の乾燥した野菜ふりかけで、野菜の栄養素を摂ろうと期待するのは、かなり無理がありますね。野菜嫌いな子どもが、野菜を食べられる自信を持つきっかけになれば……という程度のもの。蕪や大根葉をごま油などで炒め煮にしたものをふりかけとして使う場合は、βカロテン、ビタミンE、食物繊維の素晴らしい供給源となりますよ。

――野菜を摂るのが億劫という人にとっては、スーパーでの野菜選びも悩みどころの1つです。効率よく栄養成分を摂取できる野菜を教えてください。

平野 「ブロッコリー(ビタミン、ミネラル、食物繊維)」「パプリカピーマン(βカロテン、ビタミンC)」「トマト(抗酸化成分・リコピン)」などでしょうか。ちなみにトマトは、トマト缶やトマトソース缶、ケチャップでも代用可能ですよ。

 また、野菜を選ぶ際には、「新鮮なものを選ぶ、買ったらできれば2~3日で使い切る」「食べたことがないもの、使ったことがないものは、時間があるときに選ぶ」「量は少ないもの」の3点を意識してもらえればと思います。はりきってたくさんの種類の野菜を買ったものの、使い切れずに処分することになると、罪悪感が残り、料理から遠のくきっかけになりがち。なので、“不要なものまで買わないこと”が大切なんです。もし、どうしてもたくさんの種類を買いたい場合は、少ない量の小分けタイプを選んだり、作りたい料理の材料とその分量をリストアップして、必要な量だけ買うといいでしょう。野菜は人と同様に生きているので、日がたてば栄養価は下がります。だから鮮度を一番に考え、買いすぎず、2~3日、長くても1週間で使い切ってほしいですね。

運営に問題も……ネットオークション「現金化問題」より深刻な「モンスター出品者」が増殖中!

運営に問題も……ネットオークション「現金化問題」より深刻な「モンスター出品者」が増殖中!の画像1
イメージ画像(Thinkstockより)
 ネット売買を仲介する「メルカリ」や「ヤフオク!」で、クレジットカードの現金化ができる「1万円紙幣の実物を上回る金額で出品」などがマネーロンダリングの温床になっているとして問題になったが、その後もSuicaなどチャージ済みICカードの出品などがあり、グレーな出品が後を絶たない。  ただ、ネットオークションサイトでは違法商品よりも苦情が多いのが、利用者同士のトラブル。「ヤフオク!」など運営会社側は、あくまで「仲介」の姿勢を崩さないのが基本で、取引上のもめ事にはノータッチであることが多いといわれる。  そのせいか、利用者の間で困惑の声が増えているのが、モンスター出品者だ。トラブルがあっても平然と開き直ったり、相手に嫌がらせをしたりして苦情を追い払うトンデモ出品者を指すが、「ヤフオク!」では、個人ではなく公認「ストア」として出ている事業者にもそんな連中が存在し、利用者を悩ませているという。  先ごろトラブルになったのは鹿児島県の家具販売業者で、「落札したモノとは別の商品が届いたのに、クレームをしたら評価欄で罵倒され、私の住所まで書かれてしまった」と購入者の女性。取引後のレビューを確認させてもらうと、当初は業者から「とても良い取引ができました」と書いてあったのに、クレームを受けた途端、「落札者が、外人のようで、日本語の理解ができてない」と一変。  その後は「営業妨害をすると法的手段に訴えます」「この異常者め!!精神科に行ってるらしいじゃないか」とまで書いており、あげく落札者の住所が特定できるマンション名を記す始末。その一部記述は、落札者が「ヤフオク!」側にしつこく要請することによって削除されたが、それ以上の対応はないままなのだという。  実際、この業者に取材をしてみると「客が作り話をしている」「客がウソを言っている」の一点張り。購入者からは実際に送られてきた商品を確認し、落札物とは違っていたのは確かなのだが、業者はそれを「証拠がない」と認めようとはしなかった。  購入者によると「証拠としてその商品を送れとは言われたんですが、送料はこちらで払わなければならないというし、はなからウソを言っていると決めつけられ、こんな業者にそのまま送り返したら証拠ごと隠蔽されかねないので返金が先だと伝えましたが、いまだ対応はない」という。 「それどころか、電話を何度もかけてきて『アホ!』と罵倒されました」(同・購入者)  その一部は録音が残っていて聞かせてもらうと、とても客商売をしている者の対応とは思えない。この業者に間違った商品の送付について筆者が問いただすと、「私はネットを使ってショップをやっているだけで、商品は別にメーカーが送ってるだけ」と、代理出品であると弁解。  この業者はほかの苦情に対しても「商品を紹介しているだけの業務」と言い張っており、別のアカウントでも「ヤフオクのルールでは、ショップの場合、在庫なしでも出品してもいい事になっています」と開き直っている。  こうしたトラブルに詳しく『詐欺師の手口90~神出鬼没!パクリのテクニック』(日本文芸社)など著作を持つ作家、東西寺春秋氏によると「ネット通販で客を騙す手合いを、マーケット・プレイス詐欺と呼んでいる」という。 「一般的にこういう業者はクレームが来てもうまくかわせるように、すべて対応方法のシナリオが出来上がっています。注文と違う品物であっても、それだけならまだマシかもしれません。中には客の個人情報をヤミ金などとつながる裏名簿屋に売る者もいるほどです。巧みに金を貪るシステムがすでに出来上がっているんです。ネット売買で厄介なのは、購入する側が詐欺などを立証するのに膨大な労力がかかることで、業者もそれを知っているんです。のらりくらりと逃げていくうちにまた別のアカウントを作って営業を始める。これを一般人が追い込むのは難しいです」(同)  被害者が運営会社や国民生活センター、消費者庁に相談しているうちに行方をくらますことも少なくなく、また「見解の相違」という表現で罪を逃れるケースも多いという。 「間違った商品の送付や、不良についても主観の問題で争えば、利用者が業者相手に問題を法的に立証するのは不可能に近いでしょう」(同)  これを監督するはずの運営会社もまた無責任なようで、あるIT事業者によると「例えば『ヤフオク!』では、安心な取引をアピールしながらも、実際には利用者が運営側にその損害を追及しにくいような規約が綿密に作られていて、あくまで第3者の立場でトラブルに関与しない形になっている」という。  実際、先の購入者も「住所を書かれたのを消してもらうために4度も『ヤフオク!』 にクレームした」と話している。 「いつも同じ文章のマニュアル的な返答があるだけで、何カ月も放置されたあげく、最終的に削除されても通知ひとつありませんでした。安全な利用なんて程遠い。これに懲りたので『ヤフオク!』を使うことはもうありません」(同)  トラブルに関してはさまざまな見解があるとしても、購入者の住所を晒すなど明らかに常軌を逸した業者も現在、そのまま商売は継続中。「ヤフオク!」などはモンスター出品者にとって、まさに天国のような場所のようだ。 (文=鈴木雅久)
カテゴリー: 未分類 | タグ:

運営に問題も……ネットオークション「現金化問題」より深刻な「モンスター出品者」が増殖中!

運営に問題も……ネットオークション「現金化問題」より深刻な「モンスター出品者」が増殖中!の画像1
イメージ画像(Thinkstockより)
 ネット売買を仲介する「メルカリ」や「ヤフオク!」で、クレジットカードの現金化ができる「1万円紙幣の実物を上回る金額で出品」などがマネーロンダリングの温床になっているとして問題になったが、その後もSuicaなどチャージ済みICカードの出品などがあり、グレーな出品が後を絶たない。  ただ、ネットオークションサイトでは違法商品よりも苦情が多いのが、利用者同士のトラブル。「ヤフオク!」など運営会社側は、あくまで「仲介」の姿勢を崩さないのが基本で、取引上のもめ事にはノータッチであることが多いといわれる。  そのせいか、利用者の間で困惑の声が増えているのが、モンスター出品者だ。トラブルがあっても平然と開き直ったり、相手に嫌がらせをしたりして苦情を追い払うトンデモ出品者を指すが、「ヤフオク!」では、個人ではなく公認「ストア」として出ている事業者にもそんな連中が存在し、利用者を悩ませているという。  先ごろトラブルになったのは鹿児島県の家具販売業者で、「落札したモノとは別の商品が届いたのに、クレームをしたら評価欄で罵倒され、私の住所まで書かれてしまった」と購入者の女性。取引後のレビューを確認させてもらうと、当初は業者から「とても良い取引ができました」と書いてあったのに、クレームを受けた途端、「落札者が、外人のようで、日本語の理解ができてない」と一変。  その後は「営業妨害をすると法的手段に訴えます」「この異常者め!!精神科に行ってるらしいじゃないか」とまで書いており、あげく落札者の住所が特定できるマンション名を記す始末。その一部記述は、落札者が「ヤフオク!」側にしつこく要請することによって削除されたが、それ以上の対応はないままなのだという。  実際、この業者に取材をしてみると「客が作り話をしている」「客がウソを言っている」の一点張り。購入者からは実際に送られてきた商品を確認し、落札物とは違っていたのは確かなのだが、業者はそれを「証拠がない」と認めようとはしなかった。  購入者によると「証拠としてその商品を送れとは言われたんですが、送料はこちらで払わなければならないというし、はなからウソを言っていると決めつけられ、こんな業者にそのまま送り返したら証拠ごと隠蔽されかねないので返金が先だと伝えましたが、いまだ対応はない」という。 「それどころか、電話を何度もかけてきて『アホ!』と罵倒されました」(同・購入者)  その一部は録音が残っていて聞かせてもらうと、とても客商売をしている者の対応とは思えない。この業者に間違った商品の送付について筆者が問いただすと、「私はネットを使ってショップをやっているだけで、商品は別にメーカーが送ってるだけ」と、代理出品であると弁解。  この業者はほかの苦情に対しても「商品を紹介しているだけの業務」と言い張っており、別のアカウントでも「ヤフオクのルールでは、ショップの場合、在庫なしでも出品してもいい事になっています」と開き直っている。  こうしたトラブルに詳しく『詐欺師の手口90~神出鬼没!パクリのテクニック』(日本文芸社)など著作を持つ作家、東西寺春秋氏によると「ネット通販で客を騙す手合いを、マーケット・プレイス詐欺と呼んでいる」という。 「一般的にこういう業者はクレームが来てもうまくかわせるように、すべて対応方法のシナリオが出来上がっています。注文と違う品物であっても、それだけならまだマシかもしれません。中には客の個人情報をヤミ金などとつながる裏名簿屋に売る者もいるほどです。巧みに金を貪るシステムがすでに出来上がっているんです。ネット売買で厄介なのは、購入する側が詐欺などを立証するのに膨大な労力がかかることで、業者もそれを知っているんです。のらりくらりと逃げていくうちにまた別のアカウントを作って営業を始める。これを一般人が追い込むのは難しいです」(同)  被害者が運営会社や国民生活センター、消費者庁に相談しているうちに行方をくらますことも少なくなく、また「見解の相違」という表現で罪を逃れるケースも多いという。 「間違った商品の送付や、不良についても主観の問題で争えば、利用者が業者相手に問題を法的に立証するのは不可能に近いでしょう」(同)  これを監督するはずの運営会社もまた無責任なようで、あるIT事業者によると「例えば『ヤフオク!』では、安心な取引をアピールしながらも、実際には利用者が運営側にその損害を追及しにくいような規約が綿密に作られていて、あくまで第3者の立場でトラブルに関与しない形になっている」という。  実際、先の購入者も「住所を書かれたのを消してもらうために4度も『ヤフオク!』 にクレームした」と話している。 「いつも同じ文章のマニュアル的な返答があるだけで、何カ月も放置されたあげく、最終的に削除されても通知ひとつありませんでした。安全な利用なんて程遠い。これに懲りたので『ヤフオク!』を使うことはもうありません」(同)  トラブルに関してはさまざまな見解があるとしても、購入者の住所を晒すなど明らかに常軌を逸した業者も現在、そのまま商売は継続中。「ヤフオク!」などはモンスター出品者にとって、まさに天国のような場所のようだ。 (文=鈴木雅久)
カテゴリー: 未分類 | タグ:

「Domani」35歳の婚活はデニムでOK!? 1シーズンで出会いから結婚のトンデモ企画

 「Domani」(小学館)6月号、待ちに待った2017年のDomani専属読者モデル「Domaniメイツ2017」が発表されました! 「今年は約300名の応募から激戦を勝ち抜いた6名が合格。仕事やライフスタイルなどに幅広い魅力を感じる面子に編集部は注目しています」とのこと。選ばれし顔ぶれチェックすると、30歳と31歳が各2名、33歳は1名、読者ターゲットである35歳はたった1人。しかも35歳の人には「しっかり者のお姉さん的存在」とか言っちゃって、姉御キャラを設定するという……。これまであんなに「35歳」を企画の中心にしてきた「Domani」なのに、急にお局扱いか! ひどい~!

 こうした読者モデルとはまた別に、“読者代表”というポジションも「Domani」にはあります。読モになれなかった人たち……とも言えるかと思いますが。そうした方々が登場した企画「体型お悩み別に読者代表の皆さんにはき比べてもらいました」では、4名が登場しています。読者の皆さんは、32~37歳の方々で「Domaniメイツ」の垢抜けたキラッキラぶりを見た後だと、“同僚”感を覚える佇まい。「最近お腹回りのお肉がヤバい…!?」「お尻が重力に負けてきた気がする…」「太ももがゆるんでむっちりしてきたかも…」「背が低くてデニムがかっこよくはけない…」、そんなお悩み別に体張ってモデル業を務めてますよ。でも、現実はというと、その悩み、コンボだから!! 

<トピックス>
◎35歳こそ「婚活デニム」のススメ
◎きれいな人ほど「やめている」27のこと
◎「おしゃれな人の暮らす部屋」に共通するもの

■35歳の婚活はデニムでOK
 どうやら、「婚活」指導が重要なミッションだと思い始めたかのような「Domani」。今月号は、「35歳こそ『婚活デニム』のススメ」。「頑張りすぎてない感じ、さりげない親近感。気負わずナチュラルな女らしさを演出するなら、大人の女性こそ、デニムでデートするべし!出会いからステディまでのストーリーでお届け」ですって~。「出会って、つきあい始めて、結婚間近に…という婚活シーンでは、ついつい服装にも気合いが入りすぎてしまう傾向がありますが、実はキメすぎないデニムがちょうどいいんです」。って、おい、「Domani」調べをマジで信じていいのかい?

 「『なつきに紹介したい!』と親友からの強い推し(笑)。どんな人かな?少し緊張~」という、うれし恥ずかし親友からの紹介による出会いからスタート。服装は、「シャツは肩やデコルテがちらりとのぞく背抜きタイプ、デニムは緩やかなテーパードシルエット。さりげなく利かせたデザイン性の高さでベーシックでありつつも無難すぎない印象を狙って」とのことですが、こだわりというか、プライドの高さというか35歳の面倒臭さがさりげなくあふれ出ちゃっていますヨ。

 しかし、そんなこだわり演出が功をなしたのか、次ページでは「つきあって2週間。初めて一日中一緒に過ごす休日だから楽しみ!」と、ステディに昇格。次ページも順調にお家デートを楽しみ、「結婚したら、きっとこういう感じなの?と、ふと想像するこのごろ」、とライトブルーのデニムを穿いた2人は床やソファでいちゃこき、次ページで「急な呼び出しだな~と思いつつ、彼の友達に紹介されるのって実はうれしい(笑)!」と、「彼とその友達が飲んでいるバー」へ繰り出しています。ちなみに、ここで着用するデニムは、「ステディの余裕を漂わせたい」がために、“張り切りすぎないライトグレーのデニム”ですからね! ブルーデニムはダメみたいですよ!

 で、最後のページは、「共通の友人が開催しているホムパへ向かう」2人。「みんなにも結婚の報告をしようと言う彼。照れるけど、最高の気分!」ですって!! ちょちょちょ! 確かに「大人の婚活」は、付き合い始めたらゴールが早いっていうけど、あっという間すぎますよ! 春にスタート、春にクロージング……季節は巡らず。どんなサクセスストーリーですか! それとも、授かったの? どうせストーリー仕立てにするのであれば、苦難あり、悩みあり失敗ありとリアルなものにしてほしかったところですね。35歳の婚活が、こんな1シーズンで片がつくわけないって「Domani」だって十分知ってるだろうに! で、もう1回聞きますけど、「デニムで婚活」ってホントにあり!? いつも口を出してくる“婚活アドバイザー”の類いの先生方の姿が皆無だったのよね……。

■賃貸の読者はどうしたら?
 突然きました待望の住まい特集、「『おしゃれな人の暮らす部屋』に共通するもの」。「Domani」によりますと、リノベーション物件、黒のインテリア、余分な椅子の3点が、おしゃれ部屋の共通事項なんだとか。紹介されてる5軒中4軒がリノベーション住宅(つまり持ち家)という点が、はなっから読者を置いてきぼりにしてる感がありつつ、兎にも角にも、お住いの方々のコメントが天上人のように素敵で、なにも耳に入ってこないんですよ。「休日は海岸まで散歩」や「好きなものに囲まれた家はいちばん休まる場所」など、「素敵な人は素敵な暮らしをしている」という空気が誌面にむせかえっています。

 ここ最近、「Domani」では、「毎日忙しく仕事するワーキングウーマンたち」のために、「時短の女王ファンデーションはこれだ!(4月号)」「平日は“考えない晩ごはん”(5月号)」など、毎号毎号「時短」についてのアドバイス企画がありますが、「おしゃれな人の暮らす部屋」には、平日でさえ、穏やかな時間が流れていそうです。「キッチンに立つと、テラス越しに逗子海岸や山が見え、台所仕事も心地よくこなせるそう」とか、「お風呂好きで朝晩入浴する滝沢さん」って書いてあるし! 晩ですら時間がなくて入らない読者にケンカ売ってるのかって話ですよ!

 なんだか「Domani」のいう「素敵な部屋」って、住んでいる人はもちろん確かにいるのだけれども、なんだか遠いトコロの誰かのお話のようです。それよりも、新「Domaniメイツ」の部屋の方がよほどグッとくると思うんですよ。素敵になりたいとあがいてる読者のためを思うのであれば、こんな突拍子もなく素敵レベルの高い人を出すのはいただけないです。

 巻末にある「Domani読者の皆さんへ」の編集長からのメッセージにも、「たまに『掲載商品が高すぎる』と苦情を言われる(すいません)」なーんて書いてあったけど、きっとこういう少しズレたところがダメなのかもしれませんね。読者の生活の「先」にあるものじゃなくて、先に“ないもの”を見せようとしてくるのはなぜ!? 「読者モニター会」で、この意見もぶつけてみてほしいものです!
(白熊春)