「この遺言書は本当におじいちゃんが書いたものか?」知られざる筆跡鑑定の世界

 サスペンスドラマで見ることの多い筆跡鑑定。騙す目的で他人が似せようと書いた筆跡をプロは何をもってして、どう見破っているのか? 筆跡鑑定人で『自分のイヤなところは直る!』(東邦出版)著者の牧野秀美氏に筆跡鑑定の現場について話を聞いた。

 婚姻届を勝手に偽造され、知らぬ間に結婚させられているケースも

――筆跡鑑定というと遺言書のイメージが強いですが、そのほかの筆跡鑑定もあるのでしょうか。

牧野秀美氏(以下、牧野) はい、「貸借契約書の鑑定」や、「誹謗中傷文書の鑑定」もあります。子どものいじめ被害、従業員や店舗に対する悪質な誹謗中傷文書、職場の同僚に対する誹謗中傷や暴露文書などの書き手を明らかにします。

――誹謗中傷の場合、「筆跡」のないオンラインのものが多そうな印象です。

牧野 そうですね。ただ、メモや手紙、アンケート用紙の誹謗中傷がまったくないわけではないんです。自分の素性を知られたくない場合、匿名であっても履歴が残るITツールの使用は控える一方で、アナログな手書き文書ならば筆跡さえバレなければ足はつかないと考えるのでしょう。ほか、「遺言書以外の公文書の鑑定」ですね。「婚姻届」や「養子縁組届」などに偽造がないか鑑定します。

――筆跡鑑定は、刑事事件が絡むケースもありますよね。

牧野 はい。依頼者の要望として、「1.裁判所に証拠として提出するため鑑定書を作成してほしい」「2.結果がわかればいいので鑑定書の作成は必要ない」の2パターンがあります。

1のうち、殺人に絡むもの、詐欺、横領、贈収賄、有価証券偽造、公文書偽造などは刑事事件となります。その場合、書き手の特定のほかに状況を特定するための証拠として、科捜研の最新のハイテク装置による解析が適宜必要になります。それにより劣化した文字の復元や、書き足した文字の浮き出し、紙やインクの成分分析、数値化された筆圧の強弱などが明らかになります。それ以外の私的紛争の範疇に属するもの、書き手特定が目的の民事事件は、私たち民間の鑑定人で対応できます。

――筆跡鑑定ではどうやって、他人が欺くつもりで書いた文字を見破るのでしょうか。

牧野 一口に偽造といっても、シンプルなもの(単純に似せて書いたもの)から手の込んだもの(本人の直筆をコピー拡大したものを透写するなど)まであります。単純にまねしたものであれば、見た瞬間にわかることがほとんどです。それは職人の感覚としての直感的なものです。もちろん、直感が間違っていることもあります。だからこそ鑑定を行いきちんとした裏付けを取ります。ぱっと見ではわからない巧妙なものでも、鑑定のプロセスを踏まえていけば明らかになっていきます。

 まず拡大することで違いがはっきりしますし、文字の書き始めや書き終わりの画線、文字と文字の間隔がぴったり同じなど、あまりに似すぎていても不自然な感じを受け、「おや?」と思います。それが見破る第一段階です。

 書き手がどんなに意識して筆跡を似せて書いたつもりであっても、書き癖は必ず露呈します。その箇所が偽造の根拠であると論理的に説明できた時点が見破る第二段階といえます。例として、以下のA~Cのうち2つは同一人物が書いたもので、残りの1つは別人がまねして書いたものですが、まねして書いたのはどの筆跡だと思いますか?

hisseki-1――ぱっと見は、明らかにBだけ書体が違うように見えますが……?
hisseki-2
牧野 答えはAです(B、Cを書いたのが同一人物)。図2の、赤丸で囲んだ部分を見てください。BとCは第3画の最後と第4画の始めが離れています。しかしAは接しています。しかもAの書き手は、下からひっかけるような書き方をしています。この微細な特徴の違いこそ、書き手の持つ筆跡個性の違いになります。

 文字は半ば無意識に書いており、文字に安定して表れる書き手特有の形が、今述べた「筆跡個性」です。筆跡個性は無意識に出てしまうものなので、隠そうと思っても隠しきれません。

――しかし、Bにはつくりの「子」の部分に大きなハネがあり、AとCにはハネがないのが気になります。

牧野 ここで「個人内変動」が登場します。いくらその人特有の筆跡があっても人は機械ではありませんから、必ず変動の幅があります。これを「個人内変動」と言います。これらを総合的に考えると、この場合はAを書いた人物がCを模写した可能性が大きいわけです。筆跡鑑定はこの「個人内変動」をどう捉えるにかかってきます。マニュアルは存在しない職人の腕の見せどころです。

 個人内変動は、人によって変化の幅が異なりますので、できるだけ同じ文字を取りだしその人の幅を確かめます。また、縦書きか横書きか、書くスペースが広いか狭いか、筆記具は何か、そして、その時の書き手の心情によっても個人内変動は変わってきます。

――遺言書を書く時点で高齢だったり、体調の悪い人が多くなりますよね。それにより字にも変化が出るはずですが、筆跡鑑定ではそれをどう加味していくのでしょうか。

牧野 そうですね。もはや文字を書けるような状態ではないにもかかわらず、家族が半ば強制的に本人にペンを持たせる事も珍しくありません。

 年齢を重ねるにつれ文字も省エネになり、小さく縦長傾向になることが多いですが書き癖は変わりません。ですから病気や高齢であっても書き癖が安定的に出ている状態であれば、「力が入らないため筆圧が弱くなる」「筋肉が硬くなってくるので滑らかに筆が進まず文字の線がぎこちなくなる」などの加齢による要素を加味することで鑑定は行うことができます。
(石徹白未亜)

(後編へつづく)

「この遺言書は本当におじいちゃんが書いたものか?」知られざる筆跡鑑定の世界

 サスペンスドラマで見ることの多い筆跡鑑定。騙す目的で他人が似せようと書いた筆跡をプロは何をもってして、どう見破っているのか? 筆跡鑑定人で『自分のイヤなところは直る!』(東邦出版)著者の牧野秀美氏に筆跡鑑定の現場について話を聞いた。

 婚姻届を勝手に偽造され、知らぬ間に結婚させられているケースも

――筆跡鑑定というと遺言書のイメージが強いですが、そのほかの筆跡鑑定もあるのでしょうか。

牧野秀美氏(以下、牧野) はい、「貸借契約書の鑑定」や、「誹謗中傷文書の鑑定」もあります。子どものいじめ被害、従業員や店舗に対する悪質な誹謗中傷文書、職場の同僚に対する誹謗中傷や暴露文書などの書き手を明らかにします。

――誹謗中傷の場合、「筆跡」のないオンラインのものが多そうな印象です。

牧野 そうですね。ただ、メモや手紙、アンケート用紙の誹謗中傷がまったくないわけではないんです。自分の素性を知られたくない場合、匿名であっても履歴が残るITツールの使用は控える一方で、アナログな手書き文書ならば筆跡さえバレなければ足はつかないと考えるのでしょう。ほか、「遺言書以外の公文書の鑑定」ですね。「婚姻届」や「養子縁組届」などに偽造がないか鑑定します。

――筆跡鑑定は、刑事事件が絡むケースもありますよね。

牧野 はい。依頼者の要望として、「1.裁判所に証拠として提出するため鑑定書を作成してほしい」「2.結果がわかればいいので鑑定書の作成は必要ない」の2パターンがあります。

1のうち、殺人に絡むもの、詐欺、横領、贈収賄、有価証券偽造、公文書偽造などは刑事事件となります。その場合、書き手の特定のほかに状況を特定するための証拠として、科捜研の最新のハイテク装置による解析が適宜必要になります。それにより劣化した文字の復元や、書き足した文字の浮き出し、紙やインクの成分分析、数値化された筆圧の強弱などが明らかになります。それ以外の私的紛争の範疇に属するもの、書き手特定が目的の民事事件は、私たち民間の鑑定人で対応できます。

――筆跡鑑定ではどうやって、他人が欺くつもりで書いた文字を見破るのでしょうか。

牧野 一口に偽造といっても、シンプルなもの(単純に似せて書いたもの)から手の込んだもの(本人の直筆をコピー拡大したものを透写するなど)まであります。単純にまねしたものであれば、見た瞬間にわかることがほとんどです。それは職人の感覚としての直感的なものです。もちろん、直感が間違っていることもあります。だからこそ鑑定を行いきちんとした裏付けを取ります。ぱっと見ではわからない巧妙なものでも、鑑定のプロセスを踏まえていけば明らかになっていきます。

 まず拡大することで違いがはっきりしますし、文字の書き始めや書き終わりの画線、文字と文字の間隔がぴったり同じなど、あまりに似すぎていても不自然な感じを受け、「おや?」と思います。それが見破る第一段階です。

 書き手がどんなに意識して筆跡を似せて書いたつもりであっても、書き癖は必ず露呈します。その箇所が偽造の根拠であると論理的に説明できた時点が見破る第二段階といえます。例として、以下のA~Cのうち2つは同一人物が書いたもので、残りの1つは別人がまねして書いたものですが、まねして書いたのはどの筆跡だと思いますか?

hisseki-1――ぱっと見は、明らかにBだけ書体が違うように見えますが……?
hisseki-2
牧野 答えはAです(B、Cを書いたのが同一人物)。図2の、赤丸で囲んだ部分を見てください。BとCは第3画の最後と第4画の始めが離れています。しかしAは接しています。しかもAの書き手は、下からひっかけるような書き方をしています。この微細な特徴の違いこそ、書き手の持つ筆跡個性の違いになります。

 文字は半ば無意識に書いており、文字に安定して表れる書き手特有の形が、今述べた「筆跡個性」です。筆跡個性は無意識に出てしまうものなので、隠そうと思っても隠しきれません。

――しかし、Bにはつくりの「子」の部分に大きなハネがあり、AとCにはハネがないのが気になります。

牧野 ここで「個人内変動」が登場します。いくらその人特有の筆跡があっても人は機械ではありませんから、必ず変動の幅があります。これを「個人内変動」と言います。これらを総合的に考えると、この場合はAを書いた人物がCを模写した可能性が大きいわけです。筆跡鑑定はこの「個人内変動」をどう捉えるにかかってきます。マニュアルは存在しない職人の腕の見せどころです。

 個人内変動は、人によって変化の幅が異なりますので、できるだけ同じ文字を取りだしその人の幅を確かめます。また、縦書きか横書きか、書くスペースが広いか狭いか、筆記具は何か、そして、その時の書き手の心情によっても個人内変動は変わってきます。

――遺言書を書く時点で高齢だったり、体調の悪い人が多くなりますよね。それにより字にも変化が出るはずですが、筆跡鑑定ではそれをどう加味していくのでしょうか。

牧野 そうですね。もはや文字を書けるような状態ではないにもかかわらず、家族が半ば強制的に本人にペンを持たせる事も珍しくありません。

 年齢を重ねるにつれ文字も省エネになり、小さく縦長傾向になることが多いですが書き癖は変わりません。ですから病気や高齢であっても書き癖が安定的に出ている状態であれば、「力が入らないため筆圧が弱くなる」「筋肉が硬くなってくるので滑らかに筆が進まず文字の線がぎこちなくなる」などの加齢による要素を加味することで鑑定は行うことができます。
(石徹白未亜)

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福士蒼汰の合コンメンバーに選抜されたTOKIO城島茂が、メンバー絶賛の“BARで使える恋愛テク”を明かす

 テレビではオヤジギャグやダジャレばかり言っている印象が強い、TOKIO城島茂。しかし、プライベートではBARでアルコールを嗜むことを好み、六本木や西麻布などおしゃれな場所にも出没しているよう。以前からメンバーにも「(酒を飲んだら)絶対僕には言えないキザなことが言える」「飲みに行く前は1回帰ってシャワーを浴びてスーツに着替えてから来る」というエピソードを暴露されているように、紳士的な一面も持ち合わせている。

 そんな城島が“BARで使える恋愛テクニック”を語ったのが、5月24日に放送された『TOKIOカケル』(フジテレビ系)でのこと。今回のゲストである俳優の福士蒼汰が、「自分が合コンを主催する時のベストメンバー……

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カテゴリー: 未分類

福士蒼汰の合コンメンバーに選抜されたTOKIO城島茂が、メンバー絶賛の“BARで使える恋愛テク”を明かす

 テレビではオヤジギャグやダジャレばかり言っている印象が強い、TOKIO城島茂。しかし、プライベートではBARでアルコールを嗜むことを好み、六本木や西麻布などおしゃれな場所にも出没しているよう。以前からメンバーにも「(酒を飲んだら)絶対僕には言えないキザなことが言える」「飲みに行く前は1回帰ってシャワーを浴びてスーツに着替えてから来る」というエピソードを暴露されているように、紳士的な一面も持ち合わせている。

 そんな城島が“BARで使える恋愛テクニック”を語ったのが、5月24日に放送された『TOKIOカケル』(フジテレビ系)でのこと。今回のゲストである俳優の福士蒼汰が、「自分が合コンを主催する時のベストメンバー……

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深田恭子ファン、TBSに不満爆発!? 連続ドラマ脇役起用に「主役で使え」「数字持ってる」

 深田恭子が、7月期にオンエアされる瑛太主演の連続ドラマ『ハロー張りネズミ』(TBS系/金曜午後10時~)にヒロイン役で出演することで、多くの深キョンファンが、「主役で使え!」と、TBSへの不満を爆発させているという。

 深田は、2016年1月期に主演した『ダメな私に恋してください』(同)で、持ち前のキュートさを存分に発揮し、ファンの溜飲を下げた。視聴率は平均9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と1ケタに終わったものの、後半の5話中3話を2ケタに乗せるなど、尻上がりに評価を高めたドラマだった。

 当然ファンは、次回作も“主役”を期待したものの、今年1月期の『下剋上受験』(阿部サダヲ主演/同)では、ヒロイン役に。同ドラマは平均8.3%とパッとしない成績で、ファンからは「深キョンを主役にしないからだ!」「深キョンだったらもっと視聴率がよかった」という批判の声も多く出ていた。しかし、『ハロー張りネズミ』でもヒロイン役とあって、ファンはTBSの深田の“扱い”に、フラストレーションを募らせているようだ。

 同ドラマの原作は、弘兼憲史の同名漫画で、1980年から89年まで、「週刊ヤングマガジン」(講談社)に連載され、全24巻の単行本が刊行された人気作。91年には、唐沢寿明主演で実写映画化され、96年には緒形直人主演でスペシャルドラマとしてTBS系にて放送されたが、連ドラ化は初。演出・脚本は、『モテキ』『まほろ駅前番外地』(ともにテレビ東京系)、映画では『バクマン』『SCOOP!』など話題作を手掛けた大根仁が担当する。

 ここ数年、映画に軸足を置いていた瑛太が、連ドラで主演を務めるのは、13年1月期『まほろ駅前番外地』(同)『最高の離婚』(フジテレビ系)以来、4年半ぶり。連ドラに出演すること自体、14年7月期『若者たち2014』(同)以来となる。そのほかの出演者は、V6・森田剛、蒼井優、リリー・フランキー、山口智子、片山萌美、ロッチ・中岡創一らとなる。

 同ドラマは、東京都板橋区下赤塚にひっそりと事務所を構える「あかつか探偵事務所」を舞台に、誰も引き受けたがらない面倒な案件ほどやりたがる一風変わった探偵“ハリネズミ”こと七瀬五郎(瑛太)とその仲間たちが、さまざまな難事件に挑んでいくというストーリー。ヒロイン・四俵蘭子(深田)は、ある事件をきっかけに、五郎と知り合うことになるミステリアスな美女の役柄だという。

 主演の瑛太は、しばらくドラマから遠ざかっていただけに、どこまで視聴者を引きつけられるかは疑問。やはり、視聴率的には“深田頼み”となりそうな気配だが、深田の出演シーンが少ないと、大コケする可能性もありそうだ。
(田中七男)

深田恭子ファン、TBSに不満爆発!? 連続ドラマ脇役起用に「主役で使え」「数字持ってる」

 深田恭子が、7月期にオンエアされる瑛太主演の連続ドラマ『ハロー張りネズミ』(TBS系/金曜午後10時~)にヒロイン役で出演することで、多くの深キョンファンが、「主役で使え!」と、TBSへの不満を爆発させているという。

 深田は、2016年1月期に主演した『ダメな私に恋してください』(同)で、持ち前のキュートさを存分に発揮し、ファンの溜飲を下げた。視聴率は平均9.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と1ケタに終わったものの、後半の5話中3話を2ケタに乗せるなど、尻上がりに評価を高めたドラマだった。

 当然ファンは、次回作も“主役”を期待したものの、今年1月期の『下剋上受験』(阿部サダヲ主演/同)では、ヒロイン役に。同ドラマは平均8.3%とパッとしない成績で、ファンからは「深キョンを主役にしないからだ!」「深キョンだったらもっと視聴率がよかった」という批判の声も多く出ていた。しかし、『ハロー張りネズミ』でもヒロイン役とあって、ファンはTBSの深田の“扱い”に、フラストレーションを募らせているようだ。

 同ドラマの原作は、弘兼憲史の同名漫画で、1980年から89年まで、「週刊ヤングマガジン」(講談社)に連載され、全24巻の単行本が刊行された人気作。91年には、唐沢寿明主演で実写映画化され、96年には緒形直人主演でスペシャルドラマとしてTBS系にて放送されたが、連ドラ化は初。演出・脚本は、『モテキ』『まほろ駅前番外地』(ともにテレビ東京系)、映画では『バクマン』『SCOOP!』など話題作を手掛けた大根仁が担当する。

 ここ数年、映画に軸足を置いていた瑛太が、連ドラで主演を務めるのは、13年1月期『まほろ駅前番外地』(同)『最高の離婚』(フジテレビ系)以来、4年半ぶり。連ドラに出演すること自体、14年7月期『若者たち2014』(同)以来となる。そのほかの出演者は、V6・森田剛、蒼井優、リリー・フランキー、山口智子、片山萌美、ロッチ・中岡創一らとなる。

 同ドラマは、東京都板橋区下赤塚にひっそりと事務所を構える「あかつか探偵事務所」を舞台に、誰も引き受けたがらない面倒な案件ほどやりたがる一風変わった探偵“ハリネズミ”こと七瀬五郎(瑛太)とその仲間たちが、さまざまな難事件に挑んでいくというストーリー。ヒロイン・四俵蘭子(深田)は、ある事件をきっかけに、五郎と知り合うことになるミステリアスな美女の役柄だという。

 主演の瑛太は、しばらくドラマから遠ざかっていただけに、どこまで視聴者を引きつけられるかは疑問。やはり、視聴率的には“深田頼み”となりそうな気配だが、深田の出演シーンが少ないと、大コケする可能性もありそうだ。
(田中七男)

「やけどしたらお湯に浸かれ」「アトピー性皮膚炎にはしょうゆ」トンデモ育児法が炎上!

「やけどしたらお湯に浸かれ」「アトピー性皮膚炎にはしょうゆ」トンデモ育児法が炎上!の画像1
イメージ画像(Thinkstockより)
 韓国で「アナキ法」といわれる育児方法が、深刻な社会問題になっている。 「薬を使わず子育てする」という韓国語の略称である「アナキ」は、その言葉通り、医師や薬に頼らず、子どもの自然治癒力を高めるためオーガニックなものだけを使う、いわば自然療法だ。  同名の大型ネットコミュニティには約6万人の会員がおり、「アナキ族」と呼ばれる彼らは、自分たちで考案した自然療法やその実践結果をシェアしている。ところが、コミュニティの掲示板には、治療どころか虐待をしているとしか思えない事案がびっしり書き込まれていた。そのアナキ法をいくつか挙げてみよう。 「高熱を出したときは浣腸をする」 「乳液、化粧水、ボディソープなど、子ども向けボディケア用品を一切使わない」 「アトピー性皮膚炎の場合、しょうゆの水割りを塗る」 「やけどを負った場合、40度のお湯に40分間浸かるか、太陽を浴びる」 「下痢などのおなかのトラブルには、炭の粉を食べさせる」 「ワクチン接種は危険、絶対に避けるべし」 「ウイルス性肺炎になったら、蒸し風呂に入らせる」  どれもこれも、真偽が怪しいものばかりだが、ネット民からも「育児にかこつけた虐待だろ」「もはやエセ宗教並みのバカバカしさ」「無知な人間が信念を持つほど怖いものはないな」「あんなバカ親のもとで育つ子どもたちが、かわいそうすぎる」といった批判が後を絶たない。  1,000人以上の死亡者を出した「殺人加湿器事件」をきっかけに、化学物質に対する不信感が募りに募っている韓国のママたち。アナキ法を信じたくなるのも無理はないが、問題はアナキ法やその副作用によって苦しむ子どもが増えていることだ。  とある元アナキ族は、「高熱を出した娘にアナキ法を実行した結果、肺炎などの合併症を起こして入院せざるを得なかった」という。また、日本脳炎、DTaP(破傷風・ジフテリア・百日咳)、MMR(はしか・流行性耳下腺炎・風疹)などの必須予防接種すら受けずに小学校に入学する子どもも増えており、感染症が集団発生する可能性も高まっているという。  まるでヒッピーを彷彿とさせるアナキ族。“自然なもの”だけで生きていくというのは、そう簡単なことではないが……。 (文=S-KOREA)

『小さな巨人』13%台止まりにTBSあぜん!? 豪華キャスト&スタッフもヒットしない2つの理由

 毎週日曜午後9時から放送されている連続ドラマ『小さな巨人』(TBS系)。春ドラマの連ドラが次々と1ケタに陥落する中、同ドラマの最新話(第6話)までの平均視聴率は13.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と、比較的高い数字を維持。しかし、マスコミ関係者の間では「期待はずれ」といった声が飛び交っているという。

 同ドラマは、警視庁と所轄の確執や警察内部の戦いを描いたエンターテインメントドラマ。警視庁捜査一課で係長として活躍していたがわけあって所轄から所轄へと横すべり移動となった香坂真一郎(長谷川博己)を中心に、同じく所轄に回された山田春彦(岡田将生)や新米刑事の三島祐里(芳根京子)、警視庁の小野田義信(香川照之)が登場し、巨大組織の中で奮闘する刑事たちのストーリーを展開する。
「豪華キャストだけでなく、プロデューサーを伊與田英徳氏が務めるということで、放送前から注目を浴びていました。伊與田氏といえば『半沢直樹』や『下町ロケット』など、“TBS日9枠”のドラマを大ヒットに導いた敏腕プロデューサー。TBS的には、ひとつの木村拓哉主演ドラマ『A LIFE ~愛しき人~』よりも『小さな巨人』に力を入れていたといい、放送前にJR東日本とコラボ商品を発売するなど、積極的にPRを行っていました。しかし視聴率は13%台止まりで、放送前に期待されていた20%超えには遠い結果になっています」(芸能記者)

 初回13.7%のスタートを切り、第2話で13.0%、第1部の完結編だった第5話で自己最高の13.9%を記録した『小さな巨人』。視聴率が伸び悩む原因はどこにあるのだろうか。

「視聴者からは『「半沢直樹」と「シン・ゴジラ」と「隠蔽捜査」を足して割った作品』『カメラワークとかセリフの感じも、ほぼ「半沢直樹」もしくは「下町ロケット」。出てる人もほぼ一緒ってどうなの?』『安田顕さんは「隠蔽捜査」とキャラがまったく同じ』『いつ「倍返しだ」と言い出してもおかしくない雰囲気が嫌』といった声が上がっています。視聴率低迷は、ストーリーやキャラクターの既視感が否めないところにあるのではないでしょうか」(同)

 また、同様に、キャスト陣への不満の声も上がっている。

「『半沢直樹』で、さまざまなインパクトのある表情を見せ、“顔芸俳優”と呼ばれるようになった香川ですが、同ドラマでも同じように、表情による演技を連発。そのため、視聴者からは『香川さんは顔芸ばっかで、演技がうまいのかどうなのかわからなくなってきた』『もう顔芸はウザいし、飽きたよ』といった声が上がっています。また、主演の長谷川に対しては、『モデルのような見た目が、暑苦しいキャラに合わない』『役にハマってないというか、なんか浮いてる』との指摘も。キャスト陣への不満も、数字が伸び悩む原因の1つでしょう」(同)

 5月21日に放送された第6話から、26年ぶりの民放連ドラ出演となる和田アキ子が登場している。“アッコ効果”で視聴率アップとなるか要注目だ。

和田アキ子の土佐犬顔が迫力満点! ゲス不倫ネタ投入に期待 ドラマ『小さな巨人』第6話レビュー

和田アキ子の土佐犬顔が迫力満点! ゲス不倫ネタ投入に期待 ドラマ『小さな巨人』第6話レビューの画像1
TBS系『小さな巨人』番組サイトより
 長谷川博己・主演ドラマ『小さな巨人』(TBS系)の第6話が放送され、平均視聴率13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。前回が13.9%だったので、微減となってしまいました。  前回、香坂真一郎(長谷川博己)が警視庁芝警察署から豊洲警察署刑事課へ異動になったことで、今回から『豊洲署編』がスタート。異動したのは香坂だけではありません。捜査一課長付運転担当だった山田春彦(岡田将生)も、香坂と同じ課へと異動になりました。前回までの放送で、内閣官房副長官を務める父親のコネを使い捜査しすぎたためカドが立ったというのが異動理由。代わってそのポジションに、前回まで芝警察署の刑事だった渡部久志(安田顕)が就くことに。さらに、研修時代に香坂にお世話になり尊敬しているという理由で、前回までは警視庁人事課職員だった三島祐里(芳根京子)が自ら志願して、香坂の部下になりました。  視聴率を稼ぐためとはいえ、かなり強引な配置換えで始まった『豊洲署篇』ですが、そこで香坂を待ち受けていたのは、学校法人早明学園の事務局で経理課長を務める横沢裕一(井上芳雄)の失踪事件でした。横沢の妻・亜美(中村アン)の捜査依頼により、香坂は山田と三島を伴い早明学園へと足を運びます。  学園理事長の金崎玲子(和田アキ子)と、元・警視庁捜査一課長で現在は学園の専務を務める富永拓三(梅沢富美男)と面会する香坂。横沢が学園の金を横領し失踪したのだと聞かされます。しかし、富永が元・捜査一課長の威厳を見せ、これ以上の捜査を打ち切るように暗に圧力をかけてきたことで疑念を抱きます。  さらに香坂は、富永の現役時代の直属の部下で、現・捜査一課長である小野田義信(香川照之)から呼び出しをくらい、捜査の打ち切りを命じられたことで、「何かニオう」と疑惑を強めます。また、山田が捜査に協力せずに単独で横沢家を訪れ、家の中を物色するなど、不審な動きをしていることにも疑問を持ちます。  横沢が以前、同僚の矢部貴志(ユースケ・サンタマリア)を家に招いたことがあるということを知った香坂は、矢部の素性調査を開始。そして、矢部の本名が江口和夫であること、江口が元・捜査二課の刑事で現在は警務部人事課の職員であることを突き止めます。また、山田が新人時代に研修を受けていた時の先輩であることも発覚します。  さらに香坂は、懇意にしている新聞記者から、早明学園と政治家が癒着関係にあるという黒いウワサを聞きつけます。そのウワサとは、国が持て余している土地を学園が10億円で買い取り、その見返りとして学園設立の認可を得たり、有名政治家を顧問として受け入れたり、教師や留学生など海外からの優秀な人材を外務省から斡旋してもらっている、というものでした。  学園の不正を暴くために職員になりすまして内偵捜査していた江口が、その不正の証拠となる学園の裏帳簿を横沢から受け取ろうとしたところで、横沢が謎の失踪。研修時代のよしみから、消えた裏帳簿を探す手伝いを山田が秘密裏に行っていた、という構図が浮き彫りになります。  そのことを山田に問い詰める香坂ですが、「僕にだって言えないこともあるんだ!」と邪険にされてしまいます。仕方なく、三島を伴って山田の尾行を開始。江口に呼び出された山田を追って、早明学園の屋上へと向かうのですが、そこには頭から血を流して倒れている江口と、それを呆然と見下ろし立ちすくむ山田の姿があります。山田は反射的に逃げ出すのですが、香坂がすぐに追い詰めます。逃げ場を駆け付けた捜査一課によって取り囲まれた山田は、「香坂さんに早く報告すれば良かった」と、謎の一言を残し、捜査一課に殺人容疑で確保されてしまいます。そこで、第6話は終了となりました。  さて、今回の放送を振り返っての感想。まず、冒頭でも書きましたが、強引な異動がどうもしっくりきませんでした。特に、『芝署編』では薄汚い身なりをして、泥臭い所轄刑事を演じていた安田顕の、ビシッとしたスーツ姿はかなりの違和感がありました。  その一方、キャスティングが発表された時から批判を浴びていた和田アキ子は、演技は決してうまいとはいえないですが、画面にアップで映りカメラを睨む際の顔はまるで土佐犬のそれのようで迫力満点でした。前回、『芝署編』で悪役だった春風亭昇太の存在感が薄すぎただけに、梅沢富美男を含め、これぐらい濃いメンツの方が良いのではないでしょうか。どちらかというと世間から嫌われているタレント2人を香坂がぎゃふんといわす場面は、大きなカタルシスを生むことでしょう。  それと、今回は明らかに森友学園と加計学園の問題を意識したような時事ネタが盛り込まれてきましたが、香坂を慕い異動してきた三島とのゲス不倫という時事ネタも放り込まれることになるのか。そんな下世話な部分にも注目していきたいと思います。 (文=大羽鴨乃)

大麻所持で逮捕の元KAT-TUN・田中聖、音楽関係者が「嫌がらせで大麻を置かれた」と陰謀説を主張

 大麻を所持していたとして、警視庁渋谷署に大麻取締法違反容疑で現行犯逮捕された元KAT-TUNの田中聖容疑者が、逮捕当初「自分のものではない」と容疑を否認していながら、その後の調べでは「巻きタバコを1日20本ぐらい、自分でブレンドして吸っている」と供述したという。この話には、バンドの関係者も「絶対に(大麻は)やってないと思う」とフォローする。

「KOKI(田中)はヘビースモーカーなだけで、大麻なんかやってない。誰かが嫌がらせで車の中に大麻を置いていったんだと思う」

 そう話すのは、田中のバンド・INKTをバックアップしていた音楽関係者だ。

「ジャニーズ時代から知っているけど、大麻をやるような男じゃない。破天荒な性格だから不良っぽく見えるけど、ストイックだし、本気で音楽を愛している。親に家を買ってあげて、婚約者も大事にしていた。ただ、敵も多いから、嫌がらせを受けることもあった。今回の逮捕は、誰かに仕組まれたワナだと思う」(同)

 警視庁の発表では、5月24日の午後6時ごろ、東京・渋谷区道玄坂で車を運転していた田中容疑者を職務質問したところ、車内の運転席と助手席と間に大麻片が見つかったという。捜査関係者によると、田中容疑者の車が周辺を回っていて、パトロールの警察車両とすれ違ったときに急にスピードを出して様子がおかしかったことが職務質問のきっかけだという。

 現場はライブハウスやラブホテルが並ぶ繁華街だが、職務質問で薬物や刃物を持っている人物がよく検挙されることのある場所。聞いた限りの情報では、田中容疑者がマークされていたという話はないが、関係者は「嫌がらせ」と陰謀説を疑う。それが本当なら、誰がそんなことをするというのか?

「ひとつは因縁をつけているグループ。KOKIと親しい人物と反目していて、KOKIも敵視されていた。もうひとつはKAT-TUNを辞めて、それをよく思っていない連中がいる」(同)

 脱・ジャニーズで気を悪くしたKAT-TUNのファンは少なくなかったはずだが、だからといって田中容疑者の車内に大麻を置くなんてことができるとはまず思えない。

「でも、ジャニーズ事務所なら、それぐらいの力はある」と関係者は食い下がったが、大手芸能プロがそんな手の込んだ嫌がらせをするとも考えられない。ちまたでは、NEWSの手越祐也が金塊強奪事件の容疑者と交流していたスキャンダルを隠すためなんて話も出ているが、およそ現実的な見方ではない。

「でも、それならKOKIが大麻をやっていた話だって現実的じゃないよ。もしかすると、警察がわざと大麻を置いた可能性だってあるし、いろいろ追及されている安倍政権だって目を逸らすためにやるかも。バンドの『FTW』って曲を聞いてほしい。情報操作マスメディアってことを歌ってるから、みんな情報に踊らされちゃダメ!」(前出関係者)

 田中容疑者を信じ続ける関係者がいれば、その逆もいる。INKTを知る別のインディーズのバンドマンは「正直、田中さんもバンドのファンもマナーが悪かったから、そういうことしそうって思う。INKTはメンバーが使ったライブハウスの部屋は、タバコの吸い殻が床にたくさん落ちていたりして、汚したまま出ていくんです。ファンもファンで、割り込みとかするし、“モッシュ”のあと元の位置に戻らなかったりするなど、態度がひどかった。そういうのを知っているから、いつか問題を起こすと思っていた」と語った。

 実際、INKTはライブ会場でのマナー問題が浮上し、昨年から幾度も異例の「お願い」を告知しているほどだったが、だからといって田中容疑者の麻薬所持とつながる話でもない。こうして周囲の見方が割れる中、その真相を暴くべく捜査は着実に進んでいく。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

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