“活動休止状態”のタッキー&翼、ラジオで翼が再開に含み持たせる一言

 6月3日スタートのドラマ『屋根裏の恋人』(フジテレビ系)に出演する、タッキー&翼・今井翼。一見ラブストーリーのようなタイトルだが、ドラマの公式サイトには「屋根裏に昔の恋人が棲みついた。信じていた家族の絆は、もろくも崩れ去っていく。その男は、救いの天使か、全てを壊す悪魔なのか――――」と、なにやら不穏な展開のよう。さらに、“愛と恐怖の物語”と銘打たれており、一筋縄ではいかないドラマになりそうだ。

 今井は昨年ドラマ『忠臣蔵の恋~四十八人目の忠臣~』(NHK総合)で時代劇に挑戦したり、今年3月には舞台『音楽劇 マリウス』に主演したりと、個人活動が順調。パートナーである滝沢秀明も……

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上戸彩『昼顔』劇場版、試写会が苦笑の渦! 「裏切られた」「ラストが滑ってる」と不評のワケ

 上戸彩主演の劇場版『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』が、6月10日に公開される。現在、先行試写会の真っ最中だが、ある会場では上映後、客席から苦笑が巻き起こっていたという。

 フジテレビ系で2014年に放送されていた連続ドラマ『昼顔』は、平均視聴率13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とスマッシュヒットを記録し、“昼顔妻”なる流行語も生み出した。同ドラマは、上戸演じる主婦・紗和と、高校教師・北野(斎藤工)のW不倫物語。2人は再婚を誓うものの、その禁断の関係は明るみとなり、示談交渉の結果、紗和は夫と離婚して独身に、北野は妻とともに遠く離れた地に引っ越してしまうというクライマックスだった。

「劇場版は、そこから3年後のストーリーで、偶然再会した2人が再び関係を持ち始め、またしても再婚へと歩みを進めていくという内容です。ところが、終盤で見られる怒涛の展開には、閉口せざるを得ませんでしたよ」(試写会を訪れた週刊誌記者)

 劇場版では「地上波では放送不可能な、壮絶なクライマックスに期待がかかっていたのですが、正直裏切られた気分」(同)というが……。

「ドラマ版と同じ監督・脚本家なのに、ありきたりなお涙頂戴ストーリーで、ただただ滑っていました。なんというか、不倫を否定するようなテーマが見え隠れし、ラストも『不倫はよくない』『バチが当たる』といわんばかり。“コンプライアンス”を気にしすぎて、守りに入っている制作側の姿勢が透けて見えていただけに、客席からは苦笑いが漏れていましたよ」(同)

 “ドロドロ恋愛ドラマ”として大ヒットを飛ばした、2010年放送の連ドラ『セカンドバージン』(NHK総合)も、その後劇場版が制作・上映されたが、最終興収4億2000万円と大爆死を喫している。フジでは近年まれに見るヒットコンテンツとなった『昼顔』も、同じ末路を辿ってしまうのだろうか。

上戸彩『昼顔』劇場版、試写会が苦笑の渦! 「裏切られた」「ラストが滑ってる」と不評のワケ

 上戸彩主演の劇場版『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』が、6月10日に公開される。現在、先行試写会の真っ最中だが、ある会場では上映後、客席から苦笑が巻き起こっていたという。

 フジテレビ系で2014年に放送されていた連続ドラマ『昼顔』は、平均視聴率13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とスマッシュヒットを記録し、“昼顔妻”なる流行語も生み出した。同ドラマは、上戸演じる主婦・紗和と、高校教師・北野(斎藤工)のW不倫物語。2人は再婚を誓うものの、その禁断の関係は明るみとなり、示談交渉の結果、紗和は夫と離婚して独身に、北野は妻とともに遠く離れた地に引っ越してしまうというクライマックスだった。

「劇場版は、そこから3年後のストーリーで、偶然再会した2人が再び関係を持ち始め、またしても再婚へと歩みを進めていくという内容です。ところが、終盤で見られる怒涛の展開には、閉口せざるを得ませんでしたよ」(試写会を訪れた週刊誌記者)

 劇場版では「地上波では放送不可能な、壮絶なクライマックスに期待がかかっていたのですが、正直裏切られた気分」(同)というが……。

「ドラマ版と同じ監督・脚本家なのに、ありきたりなお涙頂戴ストーリーで、ただただ滑っていました。なんというか、不倫を否定するようなテーマが見え隠れし、ラストも『不倫はよくない』『バチが当たる』といわんばかり。“コンプライアンス”を気にしすぎて、守りに入っている制作側の姿勢が透けて見えていただけに、客席からは苦笑いが漏れていましたよ」(同)

 “ドロドロ恋愛ドラマ”として大ヒットを飛ばした、2010年放送の連ドラ『セカンドバージン』(NHK総合)も、その後劇場版が制作・上映されたが、最終興収4億2000万円と大爆死を喫している。フジでは近年まれに見るヒットコンテンツとなった『昼顔』も、同じ末路を辿ってしまうのだろうか。

梅沢富美男が人気No.1、三田寛子もブレーク間近? 宇治原の座はカズレーザーに……TVキャスティング事情

TVキャスティング事情 梅沢富美男が人気No.1、三田寛子もブレーク間近? 宇治原の座はカズレーザーにの画像1
梅沢富美男公式ブログより
 2017年にバラエティ番組で大ブレークしたタレントといえば、「35億」でおなじみのブルゾンちえみ(26)。CMにも複数出演し、まさにテレビで見ない日はない状態だが、そんなブルゾンに負けないくらいにテレビに出まくっているのが、梅沢富美男(66)だ。  梅沢は5月8日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に“引っ張りだこの頑固親父”としてゲスト出演。2016年には150本を超える番組に出演し、17年になってから2日しか休んでいないという梅沢は、クイズ番組とどっきり番組以外は、基本的にどんな番組でも出ると話していた。実際、制作スタッフからの支持率はかなりのものだという。バラエティ番組に携わる放送作家はこう話す。 「番組のキャスティング会議で、今いちばん名前が挙がるのが梅沢富美男さんです。ひな壇なら毒舌が期待できるだけでなく、イジられ役も担ってくれる。頑固親父なイメージですが、共演者の情報もしっかり予習してきてくれるので、とにかく現場がスムーズに進むんですよ。冠番組を持つ直前の有吉弘行さんや坂上忍さんと同じような空気を感じますね」  そんな梅沢は基本的に番組の「レギュラー」にはならず、定期的に出演する番組においても「準レギュラー」という立場を貫いている。というのも、梅沢の本職は舞台役者。公演がある期間はテレビ出演が難しくなることもあり、スケジュールをあらかじめ押さえておくことができないのだ。  また、梅沢はあくまでも「本音で発言する」という条件でバラエティや情報番組に出演しているとのこと。もしも問題発言があったとしても、番組に大きな迷惑がかからないようレギュラーにならないというのだ。 「梅沢さんは『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)や『バイキング』(フジテレビ系)にも出演していますが、レギュラーではないから、曜日が不定なんですよね。制作サイドからすると、“困ったときの梅沢さん頼み”ができるので、とてもありがたい。レギュラーではないからこそ、重宝されているというのはあります」(同)  そんな梅沢に続いて、今後のブレークが期待されているのが三田寛子(51)だ。 「三田さんは『痛快TV スカッとジャパン』(同)などに多く出ていますが、天然ボケな柔らかい雰囲気で、スポンサー受けもいい。現場では『中村玉緒さんがバラエティ番組でブレークした時に似ている』との声が多いですね。夫である中村橋之助さんの不倫騒動というイジりやすいネタもあるので今後、番組出演は増えていきそうです」(同)  一方、クイズ番組の“頭いい枠”は完全に世代交代をしたようだ。 「これまではロザン・宇治原史規さん(41)がキャスティング会議で真っ先に名前が挙がっていたのですが、今はメイプル超合金のカズレーザー(32)が第一候補ですね。クイズが強いのはもちろん、お悩み相談なんかもできるし、突飛なトークもいける。宇治原さんとは違ってボケも入れてくるので、バラエティ番組としては最高の逸材です。すでに深夜で冠番組(テレビ朝日『絶対!カズレーザー』)も始まっていますが、まだまだ上に行くと思いますね」(同)  梅沢富美男、三田寛子、カズレーザー。この3人が、今後のテレビ界を大きく動かしていくことになりそうだ。

梅沢富美男が人気No.1、三田寛子もブレーク間近? 宇治原の座はカズレーザーに……TVキャスティング事情

TVキャスティング事情 梅沢富美男が人気No.1、三田寛子もブレーク間近? 宇治原の座はカズレーザーにの画像1
梅沢富美男公式ブログより
 2017年にバラエティ番組で大ブレークしたタレントといえば、「35億」でおなじみのブルゾンちえみ(26)。CMにも複数出演し、まさにテレビで見ない日はない状態だが、そんなブルゾンに負けないくらいにテレビに出まくっているのが、梅沢富美男(66)だ。  梅沢は5月8日放送の『しゃべくり007』(日本テレビ系)に“引っ張りだこの頑固親父”としてゲスト出演。2016年には150本を超える番組に出演し、17年になってから2日しか休んでいないという梅沢は、クイズ番組とどっきり番組以外は、基本的にどんな番組でも出ると話していた。実際、制作スタッフからの支持率はかなりのものだという。バラエティ番組に携わる放送作家はこう話す。 「番組のキャスティング会議で、今いちばん名前が挙がるのが梅沢富美男さんです。ひな壇なら毒舌が期待できるだけでなく、イジられ役も担ってくれる。頑固親父なイメージですが、共演者の情報もしっかり予習してきてくれるので、とにかく現場がスムーズに進むんですよ。冠番組を持つ直前の有吉弘行さんや坂上忍さんと同じような空気を感じますね」  そんな梅沢は基本的に番組の「レギュラー」にはならず、定期的に出演する番組においても「準レギュラー」という立場を貫いている。というのも、梅沢の本職は舞台役者。公演がある期間はテレビ出演が難しくなることもあり、スケジュールをあらかじめ押さえておくことができないのだ。  また、梅沢はあくまでも「本音で発言する」という条件でバラエティや情報番組に出演しているとのこと。もしも問題発言があったとしても、番組に大きな迷惑がかからないようレギュラーにならないというのだ。 「梅沢さんは『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)や『バイキング』(フジテレビ系)にも出演していますが、レギュラーではないから、曜日が不定なんですよね。制作サイドからすると、“困ったときの梅沢さん頼み”ができるので、とてもありがたい。レギュラーではないからこそ、重宝されているというのはあります」(同)  そんな梅沢に続いて、今後のブレークが期待されているのが三田寛子(51)だ。 「三田さんは『痛快TV スカッとジャパン』(同)などに多く出ていますが、天然ボケな柔らかい雰囲気で、スポンサー受けもいい。現場では『中村玉緒さんがバラエティ番組でブレークした時に似ている』との声が多いですね。夫である中村橋之助さんの不倫騒動というイジりやすいネタもあるので今後、番組出演は増えていきそうです」(同)  一方、クイズ番組の“頭いい枠”は完全に世代交代をしたようだ。 「これまではロザン・宇治原史規さん(41)がキャスティング会議で真っ先に名前が挙がっていたのですが、今はメイプル超合金のカズレーザー(32)が第一候補ですね。クイズが強いのはもちろん、お悩み相談なんかもできるし、突飛なトークもいける。宇治原さんとは違ってボケも入れてくるので、バラエティ番組としては最高の逸材です。すでに深夜で冠番組(テレビ朝日『絶対!カズレーザー』)も始まっていますが、まだまだ上に行くと思いますね」(同)  梅沢富美男、三田寛子、カズレーザー。この3人が、今後のテレビ界を大きく動かしていくことになりそうだ。

ホラー要素にアクション、人間ドラマありの新作CGアニメ映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』スタッフインタビュー

ホラー要素にアクション、人間ドラマありの新作CGアニメ映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』スタッフインタビューの画像1
左から、カプコン・小林裕幸氏(原作監修)、辻本貴則監督、清水崇エグゼクティブ・プロデューサー
 株式会社カプコンが誇る大ヒットサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』(以下、『バイオ』)シリーズを原作とした新作フルCGアニメーション映画『バイオハザード:ヴェンデッタ』。  本作は、劇場版『呪怨』シリーズで知られるホラー映画の巨匠・清水崇氏がエグゼクティブ・プロデューサーを務めるほか、監督には『機動警察パトレイバー』の実写版シリーズや『ウルトラマンX』といった作品を手がけるなど、アクション演出に長けた辻本貴則氏、脚本はアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』シリーズの深見真氏、音楽は劇場アニメ『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』など映画やアニメ、TVドラマ、ゲームとさまざまなジャンルで活躍する川井憲次氏という実力派スタッフが集結。  5月27日の公開を間近に控えて行われた完成披露試写会舞台挨拶では、辻本貴則監督が「勝負作」と自信をのぞかせていた(参照記事)。 『バイオ』シリーズのファンにはおなじみのキャラクター、クリス・レッドフィールドとレオン・S・ケネディといった2人の主人公が、ニューヨークの街を襲う大規模バイオテロを阻止するために奔走する姿を描く本作について、「おたぽる」では、清水崇エグゼクティブ・プロデューサー、辻本貴則監督、そして原作『バイオ』シリーズのプロデューサーで本作では原作監修を務めた小林裕幸氏にインタビューを敢行!   見どころや制作時のエピソードなどについて、たっぷりと話をうかがった。劇場へ観に行くか迷っている方には、本記事が選択の一助となるはずだ。 ■“原点回帰”でゲーム1作目のホラー感を ――CGアニメ映画第1作目『バイオハザード ディジェネレーション』(08年)、2作目『バイオハザード ダムネーション』(12年)から主要スタッフが一新され、豪華な顔ぶれが揃った今作ですが、まずはスタッフィングの経緯について教えてください。 小林裕幸(以下、小林) そもそもの座組が変わったのが大きな理由です。まず、制作がマーザ・アニメーションプラネットさんになり、そこから清水さんと脚本の深見(真)さんにお話をしました。清水さんには当初監督をお願いしたのですが、お忙しかったために今回はエグゼクティブ・プロデューサーとして残っていただいたんです。紆余曲折を経て辻本さんが監督に決まり、辻本監督から音楽の川井(憲次)さんにお声掛けいただくかたちで主要スタッフが決まっていきました。 辻本貴則(以下、辻本) ゲーム1作目のホラー感を出す“原点回帰”というテーマがあったんですが、そのホラー色は清水さんでバッチリだから、「『バイオ』といえばアクションもできる人がいいよね」というところで、お声掛けいただきました。 ――“原点回帰”をうたったホラー描写といえば、冒頭のシーンは特に顕著ですよね。 清水崇(以下、清水) そのシーンも最初は決まっていなかったんですが、制作途中で、「ゲーム1作目を彷彿とさせるような洋館を出したい」という話が出て、それがどんどん具体化していった感じです。 ――“シリーズ最恐のホラー作”かつ、最新技術を用いたフルCGアニメということで、ダイナミックなアクションにも期待がかかります。清水さんと辻本さんがそれぞれ力を入れた点はどのようなところでしょうか。 清水 先ほど辻本さんが言っていたように、“原点回帰”ということで「ホラー色を強くしたい」ということはお話をうかがっていたんですが、監督が辻本さんに決まった時点で「アクション寄りにしたほうが得策だ」という考えはありました。冒頭の洋館のシーンは僕もいろいろと意見を出したんですが、途中で「いらないんじゃないかな?」って思い始めた時期もありました(笑)。 辻本 そんなことない! そんなことないですよ(笑)。
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清水崇エグゼクティブ・プロデューサー
清水 要所要所でなんらかの“怖さ”を秘めたものを出したいということだったんですが、『バイオ』は歴史ある作品なので、キャラクターを崩せないというところもあり、小林さんに「それはできません」と言われながら、いつの間にかキャラクター造形や、クリスやレオンの見たことのない一面、その2人が初めてタッグを組むにあたり、今作のヒロインであるレベッカはどういう立ち位置になるか? 敵役や脇どころの意味や重要性、ドラマ性など、脚本とディテールへの口出し役のようなことになっていました。 辻本 僕はホラーシーンでアドバイスをもらいつつ、清水さんの作品を観て、逆に「清水さんに(自分が)期待されていることってなんだろう」と考えました。最初の洋館から大学のシーンぐらいまでは絵コンテをチェックしてもらったので、僕なりの“清水さん色”を出せるよう務めましたね。ただ、「俺だってホラー描写できるんだぞ!」というところもやっぱりあるんです(笑)。ホラー描写はそういう意味も込めてやらせていただきました。 ――ちなみに、その「俺だってできるんだ!」と一番力が入ったシーンは具体的にどのシーンでしょうか? 辻本 ラジコンカーのシーンです。アイデア自体は清水さんが出したんですよね。「子どものゾンビが出てくるのであれば、そこには子どものおもちゃがある」という話があって。 清水 まずは“気配”や“痕跡”でヤバさの恐怖を匂わせつつ……の表現で根幹に繋がるストーリーに入りたいと。 辻本 突然そのおもちゃが動き出すっていうのは深見さんが考えたのかな。そうしたら僕のなかでもイメージがわいてきて。ラジコンカーが突然動き出した後、意思を持ったかのように動き出して「これは誰かが操作している」と違和感を覚えたら、後ろで物音がして……みたいな。あのあたりが「俺でもできるんだ!」の世界ですね。  テレビの後ろにゾンビ少年がいて、彼が前に歩いてきたところでカメラが裏に回って顔をギリギリまで見せないとか、あの描写もなんとなく最初想定していたカット割りとは違ったんですが、「ギリギリまで引っ張る。これぐらいのタメがあっていいんですよね、清水さん」という感じで、意識しました。
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本作で初共闘を果たすこととなる主人公・クリス(左)とレオン(右)
■クリスを登場させるつもりはなかった!? ――歴代主人公の中でも人気の高いクリスとレベッカがCG映画としては初登場、これまでの2作で主人公を務めてきたレオンも続投し、クリスと共闘するということで、ファンの期待も高まっていると思います。各キャラクターを登場させるにあたり苦労した点は? 小林 僕は最初から「レオンは絶対出して!」と言っていました。そこから「クリスを出したい」っていう話も出てきて。実は、僕はクリスの登場にはそんなに乗り気ではなかったんです。ゲームの『バイオ6』でも、クリスを出す気は最初からなかったんですが、ディレクターの佐々木(栄一郎)が「銃を(お互いに構えて)“ガシャッ”ってやるシーンはやりたいので出したい」と言ってきて、「これはカッコいいからやろう」という話になってゲームに出したんです。今回も「ゲーム1作目の主人公で“原点回帰”だから」ということで登場が決まりました。
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原作監修を務めたカプコンの小林裕幸氏
 女性キャラクターに関しては、CG映画だと1作目にクレア・レッドフィールド、2作目にエイダ・ウォンが出ているので、同じキャラクターは避けようと。15年に上演された舞台『BIOHAZARD THE STAGE』では久しぶりに大人になったレベッカを登場させたので、その流れでレベッカの登場が決まったんです。ジル・バレンタインを出したいという話もあったんですが、設定が複雑なので今回は見送らせてもらいました。クリスとレオンはダブル主役という位置づけにしているので、2人のバランスには常に気にしましたね。 清水 『バイオ』ファンの方には、クリスとレオン、2人の組み合わせによる絶妙なコンビネーションも気に入ってもらえると思います。 小林 ゲームの『バイオハザード7 レジデント イービル』にもクリスが出ているんですけど、それは一切公表しなかったんですよね。「『バイオ7』はオリジナルキャラのみで、(お馴染みのキャラは)誰も出ませんよ」と。 辻本 そういう意味で言うと、『バイオ5』と『バイオ6』をプレイした人は期待して見てくれるのかな。 小林 そうですね、『バイオ6』の続きとして見てもらえれば。 ――クリスとレオンの2人が協力して戦うアクションシーンは大きな見どころですね。 小林 ほかにも、各キャラクターのドラマもぜひ見てほしいですね。3人が初めて会うシーンで、飲んだくれているレオンに対してクリスが噛み付くシーンとか。 辻本 そのシーンにこだわったのは清水さんですよね。 清水 カッコいいだけじゃなく、母性本能をくすぐるというか、女性でも拠り所になるようなところが大事なんです。それにCGキャラとは言え、絵空事で済まない妙なリアリティも深めたいので、長いこと戦い続けて「これから世の中どうなるんだ」「俺は何の為に」といった存在意義のジレンマがクリスやレオン、レベッカにも個々にあるべきですし、それに加えて今回初めて出てくるグレン・アリアスという人物の背景に対しても「自分もこうなっていたかもしれない」という背景で同調した悲哀を感じさせたかった。  歳をとるにつれて涙もろくなるようなダメで弱い男の一面を、色気も含めて出したいなと。そこは小林さんに許されたので(笑)。クリスが落ち込むという案も出ましたが、「それはもうやってる」ということで……。 小林 『バイオ6』で、すでにやっているので(笑)。 清水 「こいつまた落ち込んでるのかよ」と受け取られてしまうのはまずいので、その役どころは今回はレオンに。ホラー監修としては、3人が初めて会うシーンでは、2人を結びつけるレベッカのちょっとした叱咤など、人間臭さを出したいなというのがありました。ホラー監修なのになぜか(笑)。 辻本 もうドラマ監修ですよね(笑)。ただ、清水さんとお話をする中で、「1本の映画としてアクションとホラーばかりに傾倒していても成り立たないから、ドラマもちゃんと見せたいよね」という意識はお互いにあって。そういう方向でアドバイスをもらえたのはすごく良かったですね。 ――1作目で熱い思いを胸に秘めながらも表向きはクールに徹し、2作目では無精髭を生やして紛争地域で熱血漢な立ち回りを繰り広げたレオンが、今作では戦いに疲れて酒浸りになっている……という姿は、胸を打つものがあります。 小林 レオンの髭も伸びているんですが、これは“やさぐれてる感”を出すための表現のひとつです。今作ではいつもより髪も長いですし、それはそれで病んでいる描写としていいなと。最初、クリスは髭がすごく濃かったんです。だいぶ削って、今のラインに落ち着きました。レベッカには苦労しましたね……。 辻本 クオリティがなかなか上がらなくて、一度は「もうこれまでのモデルを忘れてくれ」とまで言いました(笑)。 小林 本当に苦労しましたけど、そのぶん素敵なキャラクターになりましたよね。衣装も多いし、髪も濡らすし。愛情やこだわりを込めてもらったなと思います。 清水 女性はクリスかレオンのどちらかに、男性はレベッカに目がいってもらえるとうれしいですね。水を飲むだけのシーンで、なんであんなに色気があるのか。 辻本 あのシーン、本当はペットボトルのフタを開けるところからやりたかったんですけど「やめてくれ」って言われましたね。CG班は「勘弁してください!」と(笑)。 清水 「レベッカの顔にもっと血をかけたい」って言ったら小林プロデューサーに「うちの女優にやめてくれ」と言われたり……(笑)。 辻本 絵コンテチェックのときには清水さんから「辻本くん、もうちょっと血をかけなさい」って言われて「はい」と答えて、小林さんに相談してみたら「うちの女優にそんなことしてほしくないな」と(笑)。そのあと清水さんには戻せず、俺のなかで「清水さん、ゴメン」って言いながら血の量を減らしました。 清水 なんなら返り血が目に入って、それを拭うところもやりたかった(笑)。 小林 それは僕じゃないところでストップがかかります。制作が大変なので(笑)。 辻本 でもキレイすぎても嘘っぽいですから、バランスですよね。
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物語の重要なカギを握るヒロイン・レベッカ
■作品の世界観は、全作品クリア済みの深見さんによって守られている ――キャラクターのほかにも、原作ゲームにある要素のなかで特に大事にした部分や、ゲームと映画とで、物語を魅せる上での相違点・共通点を感じた部分があれば教えてください。 清水 まず大事なこととして、ゲームのシリーズ作品を全部クリアしていて、すべての作品を踏襲していた深見さんが脚本を書いているので作品の世界観が守られる状態にあったんです。 小林 たとえば、レベッカが研究所で消火器を使うシーンなどはゲームっぽさを感じてもらえたらいいなと。僕はゲームと同じことはあまりやりたくないのですが、深見さんはファンとしての気持ちもお持ちなので、シーンの端々にゲームのような要素があります。僕はキャラクターの設定に関して「クリスはこうだ、レオンはこうだ」っていうのは言いましたが、作品内容に関して「こういう感じにしてくれ」とかは言いませんでしたね。 辻本 物語としては、ゲームと相違があるとまずいんですよね。 清水 でもシリーズの物語の間には入らないといけない。それによって歳のとり方、髭の伸び方、その間に何があったかとか、色々設定がありますからね。 小林 本作は『バイオ6』の数年後の話になっているんですが、レベッカは1作目と『バイオ0』以来の登場なので、ゲームでは18歳の頃の彼女の姿しか描かれていません。そういう意味では今回、大人のレベッカを作ってもらえたっていうのはありがたいですね。なかなかゲームに出せなかったので。 辻本 「レベッカはなぜ大学教授になっているのか」みたいなちょっとした設定も、深見さんがセリフのなかでちゃんとうまく書いてくれています。 清水 とはいえ『バイオ』には歴史があって、すでに構築されたキャラクターたちの関係性があるので、長年見てきているファンが違和感なく見れないといけないですし、この作品だけを初めて見た人、ファンじゃない人もキャラクターを掴めるようにしなきゃいけない。そこも深見さんのセリフのやり取りと、辻本監督のバランスのとり方がすごく上手くいっているかと。 小林 実は最初に「ゲームに沿うか、実写映画みたいに別世界でやるか?」という問いかけから始まっているんですよ。それで、「ゲームに沿いたい」という希望があったので「設定にはうるさいですよ」と。別世界でやると自由にできるぶん、何も背景がなくなってしまうので難しいところですよね。 辻本 でもその結果としてこの映画が出来上がったので、ゲームのキャラクター・世界観に沿って良かったです。歴史があるからこそ今やれていることや見られるものがある。 清水 その代わりに踏襲しなければいけないものが多くて、キャラクターをやたら殺せないのが最初は大変でしたね。キャラクターが強いのはみんな知っているから、「怖さの監修って言われても(笑)」って。今さらゾンビに怯えることもないし(笑)。 一同 (笑) 小林 これでレオンが死んだら大変なことになりますよ(笑)。 辻本 こっちが業界から抹殺される(笑)。 ――レオンとクリスは特に恐怖心が無いですからね(笑)。 清水 ドラマの話になりますが、そういった要素もあってレオンの生身を感じさせる新たな一面も構築したくて。 ■辻本監督こだわりのバイクアクションは必見! ――ちなみに予告映像でも流れている、レオンが高速道路でケルベロスと戦うシーンはどなたのアイデアだったんですか? 小林 辻本監督が「ぜひ」と。
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辻本貴則監督
辻本 僕はCG映画は初めてだったので、まぁ言ってしまえば何でもできると思っていたところもあるんです。でも最初に「1作目、2作目と違った感じにしたい」っていうのと「ニューヨークの街をちゃんと見せたい」という目標があって、バイクなり車なり、ビークルに乗って移動がしたかったんです。それで、レオンを何かに乗せるとなったらなんとなくバイクかなと思い、“原点回帰”ということもあったので、おなじみのケルベロスを出したいと。  ケルベロスと対決するなら、バイクでチェイスしながら……とつながっていき、思いついた瞬間から「やりたい!」と言い続けていました。でもあるとき「バイクアクションやらなくてもいいですか?」ってスタッフに言われたことがあって。あのシーンは本筋とは関係がないので、なくても物語には影響がないんですよね(笑)。 清水・小林 あれがなかったらダメですよ(笑)。 清水 もともとが実写畑というのもあるでしょうけど、あのシーンが活きてくる上手さも辻本監督にはあるんです。フルCGだからカメラの位置なんていくらでも自由がきくんですが、それをほかのシーンでは抑えめにしていて。現実のカメラでできない動きはしないようにしておいて、バイクのシーンではとんでもないカメラワークをする。ああいうバランス感覚とか緩急の付け方の上手さはさすがでしたね。 辻本 レオンをあそこまで曲乗りさせて大丈夫かなと思いながら撮っていたんですけど、見ている皆さんが「ここまでやる映画なんだ」とワクワクするスイッチが入るシーンに仕上がったと思うので、やれて良かったですね。
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辻本監督のこだわりがつまったアクションシーンは必見!
――そういった点も含めてバイクアクションのシーンは見どころ満載ですね。最後に『バイオ』シリーズファンの皆さんに一言、メッセージをお願いいたします。 清水 フルCGでこういったホラーアクション系の映画だと、男性向け作品と思われがちですが、色眼鏡で見ずに、女性にも、ホラーが苦手な人にも、『バイオハザード』が初めてだという方にも見てほしいですね。ドラマもあって男女共にキュンキュンさせるし、色々な要素を重厚に絡めつつ、お腹いっぱい満足の娯楽作品になっていますので、ぜひ劇場でご覧ください。 辻本 全米ボックスオフィスでNo.1を獲得した清水さんと、アクション映画ばっかり撮ってきた僕、映画ばっかり撮ってきた2人がフルCG作品を初めて作ったんですが、実写映画を撮るのと同じ感覚で挑んでちゃんとした“映画”にしました。絵そのものはCGですが、その演技には血も通っていて、心もある。そういうキャラクターに仕上がっています。  フルCGを理由に「実写じゃないならいいや」という食わず嫌いな人もいると思うんですが、そういう人たちこそ楽しめる内容になっていますので、ぜひ見てほしいです。きっと新しい世界が広がりますよ。映画ファンにこそ見てほしい1作です! 小林 ゲームの『バイオ6』で活躍したレオンとクリスが続きで活躍する作品となっていますし、レベッカも久しぶりに登場するので、『バイオ』ファンであれば楽しんでいただけると思います。でも、ファンの皆さんには『バイオ』ファンじゃない人をぜひ、一緒に連れて行って劇場で見ていただければと。『バイオハザード:ヴェンデッタ』は1本の映画として面白い作品になっています。ホラーもあり、アクションもあり、人間ドラマもありますので、ぜひまだファンじゃない人と行って「『バイオ』面白いでしょ」って言ってもらえたらうれしいです。よろしくお願いいたします。
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■『バイオハザード:ヴェンデッタ』 5月27日(土)より全国ロードショー 配給:KADOKAWA ・公式サイト http://biohazard-vendetta.com/ ・公式Twitter @bio_vendetta (c) 2017 CAPCOM / VENDETTA FILM PARTNERS. ALL RIGHTS RESERVED.

「セックスは気持ち悪い行為だと思ってたし、今も挿入に興味はない」109cmのAV監督・にしくんインタビュー

昨年の10月にSODの専属AV監督(1年契約)になることを発表した、「日本一小さいAV監督」にしくん(24)。昨年12月にリリースした1作目から、月に1回のペースでAV作品を発表しています。  彼の身長は109cm。理由は難病にあります。3歳のとき小児ガンを発病したにしくんは、抗がん剤や放射線治療などを施し翌年に完治したものの、今度は6歳のとき、身長が伸びていないことに気付き検査を受けて「ムコ多糖症モルキオ病」との診断を受けました。骨が伸びない上に変形し、車椅子の生活になる可能性もある進行性の難病です。しかし7歳で「ハイリスクな上に効果がない」と言われるも骨髄移植を受けたことが奏功し、以降は病気の進行が止まっています。  自らアダルト業界の道を選んだ彼の学生時代は、ひたすら人に会うアクティブな日々でした。一方で、セックスを「気持ち悪い」と感じ、今でも挿入シーンに興味がないと語るにしくんが、なぜAVを撮るのか? ◆前編はこちら⇒109cmのAV監督・にしくんはなぜAVを撮るのか「障害者のエロはタブーではない」 ■関節は柔らかいし、外れやすい。色々と普通じゃない ――AVで絡みの撮影をするにあたって、体に負担がかかることはないのですか? 関節が外れやすい等の症状があるのでは……と。 にしくん 確かに僕の関節は柔らかいし、外れやすいし、色々と普通じゃないと思います。作品中の絡みでも、どっかで何かあるかもしれないけど、それはその時考えます。今のところは大丈夫。 ――ご両親は体のことは心配されていない? にしくん 連絡取ってないんですよ。3年前、家出のように実家を飛び出しちゃったので。妹とはたまに連絡を取り合っているので、家族も僕の居所はわかっていると思うんですけどね。父親は何でもネットで調べる人だから僕が今何をしているか知ってると思うけど、連絡は一切取っていません。母親はネットには疎いから、ある程度勘づいてるかもしれないけれど、調べてはいないと思います。うーん、どこまで知ってるのかわからない。 ――家出してたんですね……無事だということさえわかれば、少なくとも安心だと思います。一人暮らしで、生活の不便を感じることはないですか。 にしくん 家の中は全然。外出時も、基本的には誰かに声かけてお願いすればどうにかなることばっかなんで。でもひとつだけ、コンビニのATMはよく行くんですけど、操作画面に手が届かないです。下から見上げて少し影が見えるんで、なんとなくここにこの言葉が書いてあるだろうっていうのを勘でとらえて、皮とかゴム製品のものを使って画面を操作していますね。 ――勘で!? にしくん 感覚ですね。「引き落とし」と「振り込み」くらいの場所は、覚えているので。だから、他は何が書いてあるのかわからないけど、この2つをわかっていればいいかなって(笑)。 ――1作目の撮影終了後の打ち上げシーンでお酒を飲まれていましたが、お酒はよく飲むんですか? にしくん 飲んで大丈夫なのかはわからないけど、健康診断ではとりあえず異常なしなので、なんでも飲みますね!ビール、ハイボール、テキーラ、シャンパン、ウイスキー、日本酒、焼酎……酔いますけど、小さい体の割には飲めます。 ■虐待しているようにしか見えなくて、気持ち悪かった ――それにしても、「エロに興味があったわけではない」のにアダルト業界でAV監督、という以前に、にしくんが2015年の「第1回全日本クンニ選手権」で優勝したという情報があるんですが、これは一体……? 人前でクンニしたんですか? にしくん いきなり話が変わった(笑)。 ――日本一クンニが上手い男の称号を手にしちゃってますよね(笑)、どういうことです? にしくん あれは本当にノリだったんですよ! AV男優の田淵正浩さんがクラブイベントをやった時に、イベントスタッフとしてお手伝いしに行ったんです。その時に出会った人が「クンニ選手権」のイベントページをシェアしていて、「こんなのあるよ、にしくん出てみる?」という流れで、軽い気持ちで参加したんですよ。当日、会場に着いたらガチで目の前でクンニをしてるし、されてるし、ビックリしたけど来ちゃったもんはしょうがない、ま、いっか! って挑みました。 ――クンニ勝負はどのようにジャッジをつけてるんでしょう。 にしくん 競技場では女性がM字開脚で3列に並んでいて。トーナメント方式なので、対戦する2名が交代で1人の女性をクンニして、クンニされた女性にどちらが良かったかを選んでもらうんです。選ばれた方が勝ち進むという流れで……なぜか勝ち上がってしまっただけです。 ――なぜかって。舌技に自信があったんですか? にしくん そもそもクンニの経験がなかったです。 ――ビギナーズラックですか! それはつまり童貞だったのですか? にしくん 童貞……ではなかった。でもクンニは、もちろん行為としては知っていたけど、わざわざしたことがなかったというか。性の目覚めも僕、遅かったですよ。 ――何歳くらいですか? にしくん どちらかというとエッチなことを喜ぶというよりも、気持ち悪い・怖いって思ってました。男子校だったんで、教室でも廊下でも下ネタは飛び交ってたし、先生も堂々と授業中に猥談を話すようなオープンな環境でした。だから「男としてエロ好きなのが当たり前のことなんだ」って納得するしかなかったけれど、「でも僕は気持ち悪くて受け入れられない」っていう思いもあって、葛藤がありましたね。 ――「気持ち悪い」というのは、女性器が? にしくん いえいえ、もう、その行為が。今でも覚えているんですけど、中学1年生の頃、同級生が「AVって知ってる?」って、ネットで検索した画像を見せてきたんですね。それがフェラ画像だったんですが、僕にはそれが、女性を虐待してるようにしか見えなかった。チンコを口に入れるなんて気持ち悪い行為にしか見えなかったけど、周りは興奮してるし……。葛藤してたけど、どこで受け入れたのかな……今は気持ち悪いとは別に、思っていないです。 ――二村ヒトシさんや森林原人さんも男子校出身者ですが、エロに詳しいと学校の同性から人気者になれるとおっしゃってました。 にしくん 僕はそういったことは避けて、ひとりで端っこでご飯食べて、勉強してましたね。 ――性行為を気持ち悪いと思っていた中学生の時はオナニーもしなかったですか? にしくん まだその行為をちゃんと理解してなかったと思いますけど、中学2年生が最初ですね。射精しなかったから覚えています。3年生くらいから、精液が出るようになった。それから、毎日オナニーをしてるような時期もありましたけど、今は週1~2の頻度で。性欲がそんなに強くない感じはしますね。 ――インドア派でゲーム好きでエロ嫌いだった中学時代を終えて、高校進学と同時にいきなり外の世界に出て行ったんですよね。そこで価値観というか、セックス観に変化があったのでしょうか。 にしくん いきなりというよりは、徐々に……ですかね。色々と見聞きして知識が増えて、慣れたのか気持ち悪いという感情も減って。ただ、男子校ゆえに、女性とのコミュニケーションが上手にできなかったし、関わることも少なかったと思います。 ――恋愛は苦手でした? にしくん 幼稚園の頃が初恋になるとすれば、好きな女の子はいたし、その子とはよく遊んでました。高校のときも、好きな子は出来たけどうまくいかず。その時に、本当に好きなのか、ただエロい事がしてみたいだけなのか、どっちなんだろうって、また葛藤。で結局、高校のときは経験してないですね。 ■挿入よりドラマでヌキたい ――アダルト業界に入るより前、AVを見ていましたか? にしくん アダルト動画や画像を適当にネットで検索してました。AVはこの業界に入るまで買ったことなかったですね。僕の場合、あんまり他人のセックスに興味がなくて。学校や病院など、設定のあるドラマが好きで、男女が盛り上がっていく過程を楽しみたいので、絡み(挿入)になったら消しちゃうんです。 ――ストーリー飛ばして絡みだけ観たいユーザーと真逆ですね! にしくん 逆ですよね。僕は、裸になるまでのストーリーと、裸になってから挿入前までが好きです。フェラのシーンも好きだけど、挿入した瞬間、もうどうでもいいの。絡み自体に興味がない。女性の体や、そこまでの経緯とか人間模様には興味がありますけどね。 ――撮影では男優としても出演してるわけで、挿入シーンの撮影もありますよね。そこに対しての抵抗は? にしくん 心の中では抵抗はないつもりだし、女性の体は好きだけど…・・・実は全然勃たないですね。どう映ったら面白いかを考えたりしちゃうから、興奮よりも冷静が勝っちゃってるのかもしれないですね。酔ってれば興奮できるのかもしれないけど、酔ってなければ冷静(笑)。 ――契約終了までに、にしくん自身が大興奮できるAVを撮ってみてもらいたいですね。でも「109㎝の変態・にしくん」というキャッチコピーですが、常に理性があるってことは、変態じゃないですよね。 にしくん ぽいですよね(笑)。 ――とすると、にしくんがヌケる作品と、男性ユーザーがヌケる作品は、方向性が違うものになってしまうんでしょうか。 にしくん そんな気がします。男性ユーザーがヌケる作品は、なるべく男優が目立たなくて、純粋に女優さんの好みやエロさで選ぶものなのかなと思います。うーん、僕は、そもそもAVでヌキたいと思ってないかも。 ――挿入シーンよりストーリー性を重視するなら、女性向けAVの方が好きかもしれないですね。 にしくん まだそっちの方が好きかもしれないですね。でも、それならドラマでいいんじゃないの? とも思っちゃいますけどね。映画とドラマでいいじゃんって。 ――AVではなく、普通の映画やドラマでもヌケるってことで考えると、ある意味、変態かもしれないですね。でも、そこまでセックス自体に強い興味を持ってなかったのに、AVの監督や出演することに抵抗はなかったんですか? にしくん それはなかったですね。専属契約をする前からAV業界の人と仲良くなる機会が多かったのもあると思いますが、実際にAV監督さん、女優さんや男優さんとイベントで会うこともあって、普通の人なんだ~って思うことが多くて、特に抵抗はなかったですね。 ■プライベートで楽しかったセックスは、ない ――すごく淡々と語られていますけど、プライベートのセックスで、楽しいとか気持ちいいという気分になったことは? にしくん フェラだと純粋に「すごい! 気持ちいい」っていうのはあるけど、挿入ではないかも。僕、あんまり良いセックスの思い出がないんですよ。 ――えっ。初体験は高校卒業後に恋人と、でした? にしくん 彼女が出来たことは……、厳密にはないですね。 ――厳密にはない……。 にしくん 付き合うっていう感じではないですよね。仲がいい友達の延長のような。 ――付き合うっていう定義は人それぞれだと思いますが、「好きです、付き合おう、イエス!」みたいなことはないってことでしょうか。 にしくん みたいな(笑)。お互いに付き合ってると認めたら、それは付き合ってるんでしょうけど、僕はそういうのはなくて。セックスもゆきずりの女性としかしたことないんです。 ――ゆきずり!? にしくん 酔っ払って、気が付いたら……ですね。そもそも人生でちゃんとしたセックスをした記憶がないです。全部酔っ払ってる。大体、相手は飲み屋で知り合った女性なんですけど。酔っ払ってついていって、起きたら知らない女性が隣にいる(笑)。 ――じゃ、AVの作品がちゃんと記憶のあるセックス? にしくん そう、あれだけです、ちゃんと記憶があるのは。 ――相手女性のこともあまり覚えてないんですか? にしくん うーん、そんなこともないですけど。タイプはバラバラな気がするんですよね。でも、年上が好きですね。酔っ払ってついていったことがある女性は、20代前半から40代くらいまでです。 ――どういう流れでゆきずりセックスになるんですか。 にしくん 酔っ払ったら、なんとなく女性の膝の上で寝て、なんとなくチューしちゃって、なんとなく眠いとか何とか言って、気が付いたら一緒に帰ってるっていう。場所はほとんど相手の家です。最初にしたのはカラオケでしたけど。 ――その知らない女性とイタしたあと、また会おうよとはならないんでしょうか。 にしくん なんとなくお互いに連絡交換をしないまま別れてしまうので……。だから、相手の女性はいつも違う人。1番最初の時は連絡先を交換していたのに音信普通になってしまいましたけど。 ――初体験の後、音信不通に……? にしくん あれはまだキスもしたこともない19歳の頃でした。渋谷で終電を逃して朝までどうしようかなっていう時に、ギャル系のキレイな女性が声をかけてきまして、一緒にカラオケに行ったんですよね。流れでイチャイチャして、キスして。僕が「今のファーストキスなんです」って言ったら、「経験ないの?」って相手が勝手に盛り上がっちゃって、どんどん脱いでいくから、僕は「ここから先は好きな人とやりたい」って断ったんですよ。そしたら、「じゃ、私たち付き合おうっか」って言われまして。 ――いや、なんとも強引な。 にしくん 流れで進んでいっちゃって。僕はちゃんと勃たない状態だったけど、なんとかコトを終えて、「明日、ちゃんとやろう」ってバイバイしたんです。ところが翌日、電話しても出てもらえなくて……。めっちゃ傷つきましたね。 ――それはちょっと悪質……強姦じゃないですか。 にしくん 今思えば。その傷が今もちょっと残ってる感じかな。 ■書く・話す・歌う・踊る…手を出すのは自由 ――SODの専属契約もあと残り半年ほどですが、やりきりたいことは? にしくん 「もう1年やろっか」って言われるだけの結果を残したいです。 ――売れる、ってことですよね。仮にもう1年延長したとして、さらにその先、アダルト以外の方面でビジネスをしていこうと考えていますか? にしくん 興味のあることはめちゃくちゃいっぱいあって。3月からチーズの学校に週1で通って、チーズプロフェッショナルという資格を取得するための勉強をしてます。受験資格は特になくて誰でも受けられるから独学でも出来るんですけど、学校に行けば毎週8種類のチーズを食べられるから(笑)。 ――チーズプロフェッショナル取得して何の仕事につなげる? にしくん 飲食店経営もやってみたいんです、そのうち。何料理ってジャンルは特に決めてないけれど、どんな店をやるにしても何かしらチーズは絡んでくるな、勉強しとこ! って。お笑い芸人の養成所に通うか、チーズを学ぶか悩んだんですけど、とりあえず先にチーズを学ぶことにしました。いずれお笑いの勉強もするかもしれない。 ――お話を聞いている感じだと、お笑い芸人の養成所に通っても、芸人で天下取ったるでーとかではないんでしょう? にしくん 表現をすることが好きなので、書くか話すかをしたいんですよね。本を書いたり、講演会などもしたいし、そういう仕事にチャレンジしてみたいです。ネットは得意なので、ウェブサービスを作っちゃうのもいいし、事務所を作って、運営する側っていうのもアリかなと思ってます。タレントさんのマネジメントとか、多分そっちの方が僕の性格的に向いてるはず。時代の変化を見ながらどう稼ごうかって考えていこうと思います。 ――本当にすごいバイタリティですよね。中学卒業の春休みに外に出たときから、ずっと走っているような。 にしくん 色々なもの、何でも手を出してみるのは自由なので、歌ってみよう踊ってみよう、っていうのも面白いですよね。特に自分を制限することなく、ガンガン稼いで興味の向くもの全部やっていきたいです。

ガリガリガリクソン、「闇金」報道の裏事情――告発者A氏は「借金まみれで失踪した元芸能人」

 飲酒運転で逮捕されたガリガリガリクソンに、さらなるスキャンダル報道が襲いかかった。5月19日発売の「フライデー」(講談社)では、ガリクソンの知人・A氏が登場し、“闇金”まがいの借金被害を受けていたと告白したのだ。謹慎中のガリクソンにとって、さらなる打撃となりそうだが、このA氏の正体は「借金まみれで失踪した、元有名芸人」(週刊誌記者)なのだという。  同誌では、A氏とガリクソンの金銭のやりとりを詳報。生活に困っていたというA氏は、ガリクソンに、2013年末から14年春にわたって、合計1000万円以上もの大金を借りたという。ところがその金利が月に2割と法外なもので、数百万円の利息を支払わされたのだとか。そしてA氏は昨年、ガリクソンに過払い金の返還を求める訴訟を起こしたそうだ。 「聞く人が聞けば、このA氏の正体は一発でわかる。2014年に吉本興業から去った、元りあるキッズのゆうきですよ」(同)  小学生漫才コンビとして話題になり、“次世代のダウンタウン”との触れ込みで、1998年、正式に吉本からデビューしたりあるキッズ。コンビは14年に解散、この時ゆうきは「自身のプライベートな問題」で、吉本を退社している。 「当時から報じられていたように、ゆうきは多額の借金で首が回らなくなっていて、吉本に借金取りが押しかけてくるような状況だったんです。そしてその借金も、大半がギャンブルにつぎ込まれていたといわれています」(同) ついには吉本からも見放されてしまったゆうき。後に吉本芸人のたむらけんじも、テレビ番組で「借金しているのは事実」などと発言した。 「ゆうきは消費者金融から相手にされなくなっていて、サバンナ・高橋茂雄、笑い飯・哲夫、シャンプーハット・てつじ、そして相方だった安田善紀などから、個人的に金を借りていたというものの、やはり返済は滞っていたそう。そんなゆうきにとって、ガリクソンは最後に頼れる芸人仲間だったようですね。今回『フライデー』で告発したのは、情報提供の謝礼目的、さらにはガリクソンの借金を踏み倒そうという思惑もあったのでは」(中堅お笑い芸人)  親しい芸人たちの間でも、飲酒運転については、決して許されることではないと厳しい言葉が飛び交っているが、ゆうきによる「フライデー」告発記事に関しては、ガリクソンに同情的になっているそうだ。果たして、借金は踏み倒されてしまうのだろうか。

フジテレビ亀山千広社長退任で『27時間テレビ』はどうなる!? 「大幅な方針転換」はあるのか

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 視聴率が低空飛行を続けるフジテレビが、大幅な人事刷新を行った。亀山千広社長が退任し、さらに長年トップに君臨してきていた日枝久会長も退くことがわかった。新社長には、BSフジ社長の宮内正喜が就任する。 「宮内新社長は入社以来、一貫して編成や事業部門を中心に活躍してきました。ドラマプロデューサー出身であり、制作畑の亀山社長とは真反対の人物であるといえるでしょう。そのため、これまでの路線から大幅な方針転換が行われる可能性は大きいですね」(業界関係者)  この新人事により、早くも悪寒がするのは、夏の恒例行事といえる『FNS27時間テレビ』だろう。毎年「つまらなくなった」と言われながらも、“本家”日テレの感動路線に対抗した、お笑いの祭典を楽しみにしている視聴者も多い。 「『FNS27時間テレビ』の大きな軸として、完全なお笑い路線か、中途半端な感動路線の2択があります。笑いが大幅に後退し、歌を前面に押し出した、2002年から03年のみのもんた司会の回や、ホリエモンが六本木からお台場まで走る中途半端なマラソン企画に挑戦した05年などの“トラウマ回”の再現にならなければよいのですが……」(同) 『FNS27時間テレビ』は、基本的に『笑っていいとも!』や『クイズ! ヘキサゴンⅡ』など人気番組がメイン企画になったことが多い。だが、「人気番組が皆無」の状況にあって、ネット上では「もう『ちびまる子ちゃん』か『サザエさん』の27時間でよくね?」といった投げやりな意見も見受けられる。果たして、フジテレビはどのような企画を用意するのか? その采配に注目したい。 (文=平田宏利)