DV、虐待、援助交際から垣間見える、沖縄の現実『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』

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『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版)
 沖縄県の1人当たり県民所得は47都道府県中最下位の210.2万円と、全国平均306.5万円に対して大きく落ち込んでいる(内閣府・平成25年度県民経済計算)。失業率、DV発生率なども高く、離婚率も全国ワースト。統計が見せる沖縄の姿は、牧歌的な南の島のイメージから遠く隔たっている。  この島で育った教育学の研究者・上間陽子は、2012~16年まで、風俗業界やキャバクラなどで働く女性たちの実態をリサーチするために、継続的なインタビューを実施。4年間のリサーチの成果として『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版)を上梓した。本書に収録されたさまざまな女性たちのインタビューを読めば、DV、虐待、援助交際など、この島が抱える現実が見えてくる。 「私たちの街は、暴力を孕んでいる。そしてそれは、女の子たちにふりそそぐ」  上間は、自身が育った島の姿を、このように表現する。  では、その「暴力」とは、いったいどのようなものだろうか? 本書の中から2つの例を見てみよう。  兄からいつもひどく殴られて育ってきた優歌(仮名)は、16歳で妊娠して結婚、17歳で男の子を出産した。しかし、子どもが生まれると、夫は優歌に対して暴力的になる。目の前で作った食事を捨てられ、仕事着を洗うと舌打ちされ、洗い直しを命じられる日々。そんな生活に嫌気が差し、優歌は夫と離婚した。優歌がひとりで子どもを育てていたにもかかわらず、ユタ(霊能者)の「一族に問題が起こる」というお告げから、8カ月になる子どもは夫の家族に引き取られた。  実家に戻った彼女は、キャバクラの体験入店などを行いながら暮らしていく。しばらくして、5歳年上の恋人ができたが、男はDVの常習犯だった。周囲の反対を押し切り付き合った優歌は、些細なことで怒鳴られ、殴られながらも男との子どもを妊娠。しかし、男は働いていた店の金と模合(もあい/メンバーが一定のお金を出し合い、順番に給付し合う頼母子講のようなシステム)の金を持ち逃げして、街から消える。男は、ほかの女も孕ませていたのだった。優歌は、再びキャバクラで働きながら、ひとりで子どもを産んだ。  街に戻ってきた男は、優歌の兄に謝罪し、5万円を詫びとして支払った。男にとって、謝罪する相手は、孕ませた優歌ではなく、優歌の兄のほうだった。優歌は今も、ひとりで子どもを育てている。  優歌よりもさらに悪質な暴力にさらされているのが、翼(仮名)だ。彼女が幼いころに両親は離婚。母親に引き取られた翼は、スナックのママを務める母から、ネグレクト(育児放棄)されて育った。ご飯も作ってもらったことのない彼女にとって、「母親の味」の記憶はない。  高校に進学しなかった彼女は、友達の誘いでキャバ嬢になる。16歳になった頃、7歳年上のボーイと付き合うようになり、2カ月で妊娠。不安はあったものの、彼女は結婚し、出産することを決意する。しかし、結婚すると、夫はその態度を一変させる。生活費を家に入れず、翼が不満を言えば、暴力を振るい、馬乗りで殴る蹴るの暴行を加えた。その暴力は、鼻が折れて、目が開かなくなるという壮絶なものだった。出産後、翼はすぐにキャバクラに戻ったものの、夫からの暴力で顔に傷ができると、仕事を休まなくてはならない。そんな翼を見て、男は「お前が悪い」と自分の行為を棚に上げて罵った。  親からの虐待、夫からのDVのほか、レイプ、援助交際など、少女たちが直面する暴力の数々は、想像をはるかに超えるものばかりだ。彼女たちにインタビューをした経験を、上間は「予想していたよりもはるかにしんどい、幾重にもわたる困難の記録」だったと振り返っている。唯一の救いは、本書に登場する少女たちがみな、自分の子どもを愛していることだろう。せめて彼女たちの子どもは、そんな暴力とは無関係に育つことを願ってやまない。そのためには、多くの人々が、この暴力の実態に目を向けることが不可欠だ。 (文=萩原雄太[かもめマシーン]) ●うえま・ようこ 1972年、沖縄県生まれ。琉球大学教育学部研究科教授。専攻は教育学、生活指導の観点から主に非行少年少女の問題を研究。1990年代後半から2014年にかけて東京で、以降は沖縄で未成年の少女たちの調査・支援に携わる。共著に『若者と貧困』(明石書店)。

DV、虐待、援助交際から垣間見える、沖縄の現実『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』

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『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版)
 沖縄県の1人当たり県民所得は47都道府県中最下位の210.2万円と、全国平均306.5万円に対して大きく落ち込んでいる(内閣府・平成25年度県民経済計算)。失業率、DV発生率なども高く、離婚率も全国ワースト。統計が見せる沖縄の姿は、牧歌的な南の島のイメージから遠く隔たっている。  この島で育った教育学の研究者・上間陽子は、2012~16年まで、風俗業界やキャバクラなどで働く女性たちの実態をリサーチするために、継続的なインタビューを実施。4年間のリサーチの成果として『裸足で逃げる 沖縄の夜の街の少女たち』(太田出版)を上梓した。本書に収録されたさまざまな女性たちのインタビューを読めば、DV、虐待、援助交際など、この島が抱える現実が見えてくる。 「私たちの街は、暴力を孕んでいる。そしてそれは、女の子たちにふりそそぐ」  上間は、自身が育った島の姿を、このように表現する。  では、その「暴力」とは、いったいどのようなものだろうか? 本書の中から2つの例を見てみよう。  兄からいつもひどく殴られて育ってきた優歌(仮名)は、16歳で妊娠して結婚、17歳で男の子を出産した。しかし、子どもが生まれると、夫は優歌に対して暴力的になる。目の前で作った食事を捨てられ、仕事着を洗うと舌打ちされ、洗い直しを命じられる日々。そんな生活に嫌気が差し、優歌は夫と離婚した。優歌がひとりで子どもを育てていたにもかかわらず、ユタ(霊能者)の「一族に問題が起こる」というお告げから、8カ月になる子どもは夫の家族に引き取られた。  実家に戻った彼女は、キャバクラの体験入店などを行いながら暮らしていく。しばらくして、5歳年上の恋人ができたが、男はDVの常習犯だった。周囲の反対を押し切り付き合った優歌は、些細なことで怒鳴られ、殴られながらも男との子どもを妊娠。しかし、男は働いていた店の金と模合(もあい/メンバーが一定のお金を出し合い、順番に給付し合う頼母子講のようなシステム)の金を持ち逃げして、街から消える。男は、ほかの女も孕ませていたのだった。優歌は、再びキャバクラで働きながら、ひとりで子どもを産んだ。  街に戻ってきた男は、優歌の兄に謝罪し、5万円を詫びとして支払った。男にとって、謝罪する相手は、孕ませた優歌ではなく、優歌の兄のほうだった。優歌は今も、ひとりで子どもを育てている。  優歌よりもさらに悪質な暴力にさらされているのが、翼(仮名)だ。彼女が幼いころに両親は離婚。母親に引き取られた翼は、スナックのママを務める母から、ネグレクト(育児放棄)されて育った。ご飯も作ってもらったことのない彼女にとって、「母親の味」の記憶はない。  高校に進学しなかった彼女は、友達の誘いでキャバ嬢になる。16歳になった頃、7歳年上のボーイと付き合うようになり、2カ月で妊娠。不安はあったものの、彼女は結婚し、出産することを決意する。しかし、結婚すると、夫はその態度を一変させる。生活費を家に入れず、翼が不満を言えば、暴力を振るい、馬乗りで殴る蹴るの暴行を加えた。その暴力は、鼻が折れて、目が開かなくなるという壮絶なものだった。出産後、翼はすぐにキャバクラに戻ったものの、夫からの暴力で顔に傷ができると、仕事を休まなくてはならない。そんな翼を見て、男は「お前が悪い」と自分の行為を棚に上げて罵った。  親からの虐待、夫からのDVのほか、レイプ、援助交際など、少女たちが直面する暴力の数々は、想像をはるかに超えるものばかりだ。彼女たちにインタビューをした経験を、上間は「予想していたよりもはるかにしんどい、幾重にもわたる困難の記録」だったと振り返っている。唯一の救いは、本書に登場する少女たちがみな、自分の子どもを愛していることだろう。せめて彼女たちの子どもは、そんな暴力とは無関係に育つことを願ってやまない。そのためには、多くの人々が、この暴力の実態に目を向けることが不可欠だ。 (文=萩原雄太[かもめマシーン]) ●うえま・ようこ 1972年、沖縄県生まれ。琉球大学教育学部研究科教授。専攻は教育学、生活指導の観点から主に非行少年少女の問題を研究。1990年代後半から2014年にかけて東京で、以降は沖縄で未成年の少女たちの調査・支援に携わる。共著に『若者と貧困』(明石書店)。

【ジャニーズざわつきニュース】木村拓哉が番組内でナンパ&徹子と中丸、焼き肉屋アポを実現

--ベテランから若手まで、日々の活動を通じてさまざまな話題を提供してくれるジャニーズタレントたち。今回は4月下旬にファンが“ざわついた”ネタを、ジャニーズ研究会の独断と偏見でセレクト!

■木村、有名人とLINE交換しすぎ

 4月29日公開の映画『無限の住人』で主演を務めている木村拓哉。公開前には宣伝のため多くのテレビ番組にゲスト出演したが、その中で木村らしい“フレンドリーな一面”が明らかになった。木村は共演者の女優・杉咲花とともに、同25日放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に登場。京都でアポなしロケを行っていたものの……

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【ジャニーズざわつきニュース】木村拓哉が番組内でナンパ&徹子と中丸、焼き肉屋アポを実現

--ベテランから若手まで、日々の活動を通じてさまざまな話題を提供してくれるジャニーズタレントたち。今回は4月下旬にファンが“ざわついた”ネタを、ジャニーズ研究会の独断と偏見でセレクト!

■木村、有名人とLINE交換しすぎ

 4月29日公開の映画『無限の住人』で主演を務めている木村拓哉。公開前には宣伝のため多くのテレビ番組にゲスト出演したが、その中で木村らしい“フレンドリーな一面”が明らかになった。木村は共演者の女優・杉咲花とともに、同25日放送の『火曜サプライズ』(日本テレビ系)に登場。京都でアポなしロケを行っていたものの……

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“羽生結弦バブル”に群がる出版界、ほぼ無許可で粗製乱造される特集雑誌がバカ売れ!

 ルックスやキャラクターも相まって、圧倒的な人気を博している羽生だが、そうなるとその人気にあやかろうとする者も出てくる。事実、彼の関連書籍やDVD、“オフィシャル”で特集した雑誌の売り上げは軒並み好調で、雑誌、新聞関係者が手を出したくなるのも仕方がない。しかし、人気者だけに取材のハードルは高い。

「フィギュアの選手に取材する方法はいろいろあります。関係者にコネがあるとか、大会の運営にも関わる日本スケート連盟に申請するとかね。しかし、彼らはアスリートですから、広報活動よりトレーニングを優先します。そうなると取材できるのは、選手や連盟と信頼関係があるスポーツ誌や老舗の雑誌などになります。それなのに、堂々と羽生を表紙にしている雑誌は多いですよね。あれは、報道という名目のもと選手や連盟にも許可をとらず、ろくな取材もせず、勝手に出しているんです」

 そう教えてくれたのは、フリー編集者のN氏。N氏によれば、羽生が14年のソチオリンピックで金メダルを取った時から、出版界の“羽生フィーバー”は始まったという。

「当時、『羽生に取材したいけどコネはないか?』といくつかの版元(出版社)から連絡がありましたが、私は芸能の方が専門なのでお断りしました。でも、昔お世話になったニュース系雑誌の編集長に頼まれて、伝手を頼ってスポーツ雑誌の編集者に聞いてみたところ、どの雑誌も独占取材は順番待ちの状態だったようです。それなら仕方がないと、急きょフィギュア専門のライターさんに執筆をお願いし、通信社の写真を使って大会の模様を10ページほど掲載しました。報道としてね。それでも普段より10%ほど実売が伸びたそうです。しかし、そこでいくつかの出版社が、通信社の写真をメインに使って、ほとんど文字がない、ほぼ羽生の写真だけの雑誌を出したから、同業者たちは『どうやって許可をとったんだ!?』と驚いていましたよ」

 その後、大会ごとに2号目、3号目が発売され、N氏が印刷会社から聞いたところでは、ある雑誌は1号目で2万部ほどだった発行部数が、号を重ねるごとに3万、4万と増えていったという。

「出版不況の影響で、定期発行誌でも2万部以下の媒体が多い中、この部数は異常でした。また、2号目、3号目と出せるということは、実売は少なくとも5割か6割を超えていたはず。重版(増刷)した号もあったそうなので、実際はもっと売れていたでしょうね」(元編プロ社員)

 そうしたお祭り状態の中で羽生関連の雑誌は増えていったが、その中で、如実に差が現れ始めた。

「普通の神経を持った編集者なら、特集ならともかく、いくら売れるといっても同じ人間を表紙にし続けることはありません。芸能誌でいえば、いくら売れるといってもジャニタレばかりを表紙にしないようにね。それに、予算をケチって専門のライターではなく、にわかファンやネットで情報を集めただけの人間に記事を書かせるから間違いも多いし、内容の厚みにも差が出ます。実際、フィギュア専門のライターからも、この手の雑誌は見放されていましたね」(出版社社員)

 正規で羽生の特集を作っている編集者たちの苦労や努力を知っただけに、N氏はそうした“非正規”の雑誌を見るたびに、苦々しい気持ちになるという。では、それらを正規の本と、どのように見分ければいいのだろうか?

「主な見分け方は2つ。ひとつ目は写真のクレジットです。海外での大会ならともかく、スポーツ関連の出版社なら、国内の大会では必ずリンクで自分たちの写真を撮ります。アフロなど通信社系の写真だけで誌面を構成している本は、クレジットに通信社名が入っています。自分たちではリンクでの取材に許可をもらえない、あるいは許可を取る気がないということです。もうひとつは、関係者の取材記事がまるでないこと。羽生本人の取材は難しいにしても、彼の後輩である宇野昌磨のように、一緒にフィギュア人気を支える選手や、裏方で活躍している人はたくさんいます。そうした人たちに取材もせず、申し訳程度に『注目選手』とかいうタイトルで、取材コメントのないペラペラの記事を書き、羽生の写真ばかり載せている本は、彼の人気にあやかり金もうけをしようとしているだけです。ネットでは羽生の悪口を面白おかしく書き、雑誌では彼をほめたたえている出版社なんかもその手合いでしょうね。その出版社は、日本スケート連盟から警告を受けていたというウワサですよ」(N氏)

 スポーツ誌、老舗雑誌が正規の手段で取材した羽生の特集雑誌を出版し始めた時期、無許可で羽生の特集雑誌を作っていた出版社、編プロの中には「真似しやがって」とあきれるようなことを言う編集者もいたという。

 羽生を応援している人々にとっては、雑誌を通じて彼の活躍を見ることができるのはうれしいだろう。しかし、彼の人気や活躍に便乗して不誠実な本が出版されていることを知り、見極める目も養ってほしい。

“羽生結弦バブル”に群がる出版界、ほぼ無許可で粗製乱造される特集雑誌がバカ売れ!

 ルックスやキャラクターも相まって、圧倒的な人気を博している羽生だが、そうなるとその人気にあやかろうとする者も出てくる。事実、彼の関連書籍やDVD、“オフィシャル”で特集した雑誌の売り上げは軒並み好調で、雑誌、新聞関係者が手を出したくなるのも仕方がない。しかし、人気者だけに取材のハードルは高い。

「フィギュアの選手に取材する方法はいろいろあります。関係者にコネがあるとか、大会の運営にも関わる日本スケート連盟に申請するとかね。しかし、彼らはアスリートですから、広報活動よりトレーニングを優先します。そうなると取材できるのは、選手や連盟と信頼関係があるスポーツ誌や老舗の雑誌などになります。それなのに、堂々と羽生を表紙にしている雑誌は多いですよね。あれは、報道という名目のもと選手や連盟にも許可をとらず、ろくな取材もせず、勝手に出しているんです」

 そう教えてくれたのは、フリー編集者のN氏。N氏によれば、羽生が14年のソチオリンピックで金メダルを取った時から、出版界の“羽生フィーバー”は始まったという。

「当時、『羽生に取材したいけどコネはないか?』といくつかの版元(出版社)から連絡がありましたが、私は芸能の方が専門なのでお断りしました。でも、昔お世話になったニュース系雑誌の編集長に頼まれて、伝手を頼ってスポーツ雑誌の編集者に聞いてみたところ、どの雑誌も独占取材は順番待ちの状態だったようです。それなら仕方がないと、急きょフィギュア専門のライターさんに執筆をお願いし、通信社の写真を使って大会の模様を10ページほど掲載しました。報道としてね。それでも普段より10%ほど実売が伸びたそうです。しかし、そこでいくつかの出版社が、通信社の写真をメインに使って、ほとんど文字がない、ほぼ羽生の写真だけの雑誌を出したから、同業者たちは『どうやって許可をとったんだ!?』と驚いていましたよ」

 その後、大会ごとに2号目、3号目が発売され、N氏が印刷会社から聞いたところでは、ある雑誌は1号目で2万部ほどだった発行部数が、号を重ねるごとに3万、4万と増えていったという。

「出版不況の影響で、定期発行誌でも2万部以下の媒体が多い中、この部数は異常でした。また、2号目、3号目と出せるということは、実売は少なくとも5割か6割を超えていたはず。重版(増刷)した号もあったそうなので、実際はもっと売れていたでしょうね」(元編プロ社員)

 そうしたお祭り状態の中で羽生関連の雑誌は増えていったが、その中で、如実に差が現れ始めた。

「普通の神経を持った編集者なら、特集ならともかく、いくら売れるといっても同じ人間を表紙にし続けることはありません。芸能誌でいえば、いくら売れるといってもジャニタレばかりを表紙にしないようにね。それに、予算をケチって専門のライターではなく、にわかファンやネットで情報を集めただけの人間に記事を書かせるから間違いも多いし、内容の厚みにも差が出ます。実際、フィギュア専門のライターからも、この手の雑誌は見放されていましたね」(出版社社員)

 正規で羽生の特集を作っている編集者たちの苦労や努力を知っただけに、N氏はそうした“非正規”の雑誌を見るたびに、苦々しい気持ちになるという。では、それらを正規の本と、どのように見分ければいいのだろうか?

「主な見分け方は2つ。ひとつ目は写真のクレジットです。海外での大会ならともかく、スポーツ関連の出版社なら、国内の大会では必ずリンクで自分たちの写真を撮ります。アフロなど通信社系の写真だけで誌面を構成している本は、クレジットに通信社名が入っています。自分たちではリンクでの取材に許可をもらえない、あるいは許可を取る気がないということです。もうひとつは、関係者の取材記事がまるでないこと。羽生本人の取材は難しいにしても、彼の後輩である宇野昌磨のように、一緒にフィギュア人気を支える選手や、裏方で活躍している人はたくさんいます。そうした人たちに取材もせず、申し訳程度に『注目選手』とかいうタイトルで、取材コメントのないペラペラの記事を書き、羽生の写真ばかり載せている本は、彼の人気にあやかり金もうけをしようとしているだけです。ネットでは羽生の悪口を面白おかしく書き、雑誌では彼をほめたたえている出版社なんかもその手合いでしょうね。その出版社は、日本スケート連盟から警告を受けていたというウワサですよ」(N氏)

 スポーツ誌、老舗雑誌が正規の手段で取材した羽生の特集雑誌を出版し始めた時期、無許可で羽生の特集雑誌を作っていた出版社、編プロの中には「真似しやがって」とあきれるようなことを言う編集者もいたという。

 羽生を応援している人々にとっては、雑誌を通じて彼の活躍を見ることができるのはうれしいだろう。しかし、彼の人気や活躍に便乗して不誠実な本が出版されていることを知り、見極める目も養ってほしい。

芸能界イチのグルメ王“石ちゃん”にクレーム危機!? 「食べ方が汚い」の大合唱

食べ歩いた店の数5,000軒。芸能界最強のグルメ王、石ちゃんことホンジャマカ・石塚英彦に、思わぬクレームが舞い込んでいる。彼がグルメレポーターとしての名をあげた『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で、その非常事態は起きている。オンエア中に上げられたTwitterコメントを見ても、「デブタレントの石塚英彦の食べ方は、どんなグロ映画見るより食欲なくす」「もともと石ちゃんの食べ方は汚いと思ってたけど、今回も相変わらず」「石ちゃんの食べ方汚いから、嫌いなんだよなぁ」といった、悪印象のつぶやきが散見される。

 敵をつくらない持ち前の体格と愛されキャラで、街を歩けば「石ちゃん」と声をかけられ、料理店のPRにもなるとあって、店主からもサインをせがまれるほどの存在だというのに、いったい何が起きているというのか?

「アンチの意見をまとめると、彼の食べ方は『嫌い』『汚い』『気持ち悪い』という、いわば3Kのようです。だだ、そんな下品な食べ方も、彼が太ってるからまだ許される部分があるのでしょう」(業界関係者)

 では彼の「下品な食リポ」とは、どんなものなのか。レポーターを務める同番組の人気コーナー「通りの達人」4月8日放送回を見返すと、この日訪れたのは都内屈指の高級住宅街、世田谷区成城。

 石塚は、成城学園駅前で一言、「なんだかこの街に入っただけでおなか減っちゃうんですよね。……異常ですか? いえ正常です。なんつって」と、挨拶代わりのダジャレをかますと、成城マダム御用達のイタリアンへ。そこでシェフから「こちらは石鯛のカルパッチョです」と料理を出されるも、「おもぱっちょ?」とわざと返し、シェフ苦笑。

 続いて運ばれてきたのはパスタだ。石塚は食べ始めたと思いきや、なんと口に麺をくわえたまま、途中で一瞬フリーズ。ネットユーザーのTwitterを見ると、どうやら、麺を一度にすすらず、わざと下に数秒間垂らしたままのこの状態について言及しているようだ。

 先月2日の『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組NO.1決定戦 2017春』(日本テレビ系)でも、「通りの達人」名場面がダイジェストで放送されたが、「ほんとにほんとーに、石ちゃんの食べ方が見苦しい。口にゆっくり入れるな。見苦しい」といった意見が即座にSNSに上がっていた。

 業界関係者は、こうした意見に対し、石塚の魅力をこう語る。

「確かに石塚さんは、うどんやラーメンも勢いよく“すする”わけではなく、ただ引っ張り上げているだけ。丼などのご飯も、一口でいかず、鳥がついばむように食べることが多いのです。ただ、こうしたユニークな食べ方をしているのは、お笑い芸人としての彼のプライドなのでしょう。実際、そこで笑い声のSE(ラフトラク)が足されているので、番組としてもそこで笑ってほしいという意図が見え隠れしています。実際、彼の出演ブロックは視聴率も高く、『メレンゲ』といえば石ちゃんのグルメコーナー、というイメージが定着しているので、なかなか切りづらいでしょう」(同) 

 彼がテレビで普通に食する日は訪れるのだろうか。
(後藤港)

芸能界イチのグルメ王“石ちゃん”にクレーム危機!? 「食べ方が汚い」の大合唱

食べ歩いた店の数5,000軒。芸能界最強のグルメ王、石ちゃんことホンジャマカ・石塚英彦に、思わぬクレームが舞い込んでいる。彼がグルメレポーターとしての名をあげた『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で、その非常事態は起きている。オンエア中に上げられたTwitterコメントを見ても、「デブタレントの石塚英彦の食べ方は、どんなグロ映画見るより食欲なくす」「もともと石ちゃんの食べ方は汚いと思ってたけど、今回も相変わらず」「石ちゃんの食べ方汚いから、嫌いなんだよなぁ」といった、悪印象のつぶやきが散見される。

 敵をつくらない持ち前の体格と愛されキャラで、街を歩けば「石ちゃん」と声をかけられ、料理店のPRにもなるとあって、店主からもサインをせがまれるほどの存在だというのに、いったい何が起きているというのか?

「アンチの意見をまとめると、彼の食べ方は『嫌い』『汚い』『気持ち悪い』という、いわば3Kのようです。だだ、そんな下品な食べ方も、彼が太ってるからまだ許される部分があるのでしょう」(業界関係者)

 では彼の「下品な食リポ」とは、どんなものなのか。レポーターを務める同番組の人気コーナー「通りの達人」4月8日放送回を見返すと、この日訪れたのは都内屈指の高級住宅街、世田谷区成城。

 石塚は、成城学園駅前で一言、「なんだかこの街に入っただけでおなか減っちゃうんですよね。……異常ですか? いえ正常です。なんつって」と、挨拶代わりのダジャレをかますと、成城マダム御用達のイタリアンへ。そこでシェフから「こちらは石鯛のカルパッチョです」と料理を出されるも、「おもぱっちょ?」とわざと返し、シェフ苦笑。

 続いて運ばれてきたのはパスタだ。石塚は食べ始めたと思いきや、なんと口に麺をくわえたまま、途中で一瞬フリーズ。ネットユーザーのTwitterを見ると、どうやら、麺を一度にすすらず、わざと下に数秒間垂らしたままのこの状態について言及しているようだ。

 先月2日の『DASHでイッテQ!行列のできるしゃべくり日テレ系人気番組NO.1決定戦 2017春』(日本テレビ系)でも、「通りの達人」名場面がダイジェストで放送されたが、「ほんとにほんとーに、石ちゃんの食べ方が見苦しい。口にゆっくり入れるな。見苦しい」といった意見が即座にSNSに上がっていた。

 業界関係者は、こうした意見に対し、石塚の魅力をこう語る。

「確かに石塚さんは、うどんやラーメンも勢いよく“すする”わけではなく、ただ引っ張り上げているだけ。丼などのご飯も、一口でいかず、鳥がついばむように食べることが多いのです。ただ、こうしたユニークな食べ方をしているのは、お笑い芸人としての彼のプライドなのでしょう。実際、そこで笑い声のSE(ラフトラク)が足されているので、番組としてもそこで笑ってほしいという意図が見え隠れしています。実際、彼の出演ブロックは視聴率も高く、『メレンゲ』といえば石ちゃんのグルメコーナー、というイメージが定着しているので、なかなか切りづらいでしょう」(同) 

 彼がテレビで普通に食する日は訪れるのだろうか。
(後藤港)

長距離フライトの前に一発!? 米調査で10人に1人が「空港内セックスの経験あり」

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 英語圏には「マイル・ハイ・クラブ」なる言葉がある。実はこれ、飛んでいる飛行機の中(普通はトイレの中)でセックスをした人たちのことを指すスラング。用例としては「マイル・ハイ・クラブに入会する」などである。  実際、マイル・ハイ・クラブに入会しようとする人は時折出てくるようで、イギリスのヴァージン・グループの創業者で、ヴァージン・アトランティック航空の会長でもあるリチャード・ブランソン氏も、19歳の時に機内のトイレでイタしたことがあると告白している。  とはいえ、さすがにほかの乗客にバレる可能性も高く(だから興奮するという人もいるだろうが)、そこで本当にセックスする人はそれほど多くないと思われる。だが、飛行機に乗る前、つまりは空港の中で我慢できずにセックスしてしまう人が意外に多いという驚きの事実が判明した。 米ワシントン・ポスト紙によると、この調査を行ったのは「US.Jetcost.com」という航空券料金やホテル宿泊料の比較サイトで、アンケートに答えた18歳以上のアメリカ人4,915人のうち、10人に1人が空港内でセックスした経験があると答えたのだという。  調査では、空港内でなんらかの性的行為をした人のうち、42%が公共トイレの中で、28%が用具置き場の中で、14%が“コートの下で”と答えているという。さらには、12%の人がVIPラウンジでと答えており、17%の人が行為の最中に空港職員に見つかってしまったことがあるという。  確かに、空港では暇を持て余すことも多い。国際線ともなれば2時間前にはチェックインしなければならず、それから搭乗、離陸までにはかなりの時間がある。たいていの人はその間、買い物をしたり、コーヒーを飲んだり、本を読んだりして時間をつぶしているが、中には下半身がムズムズしてきてしまう人がいてもおかしくはない。  人間は命の危険を感じると、子孫を残そうと本能的に性欲が増すなどとよくいわれる。もしかしたら、これから空を飛ぶということに無意識のうちに命の危機を感じていて、空港内でヤリたくなってしまうのかもしれない。空港内の奥にラブホテルを設置したら、意外に繁盛するかも!?

長谷川博己、『半沢直樹』の激昂演技にチャレンジも不発! ドラマ『小さな巨人』第3話レビュー

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TBS系『小さな巨人』番組サイトより
 香坂は小野田に直訴して、アリサの訊問の許可を取りつけます。そしてバーに駆けつけたのですが、そこはすでにもぬけの殻。香坂が来るという情報が筒抜けになっていたのです。その情報を漏らしたのは、小野田。さらに、アリサと小野田の妻が金銭の受け渡しをしていることが発覚します。つまり、小野田はアリサと、そして隆一と裏で繋がりがあったというわけです。  そして、香坂は気づいてしまいます。香坂が隆一への飲酒運転の取り調べをした際、自分との繋がりをいずれ嗅ぎつけられてしまうのではないかと恐れた小野田が、香坂の左遷に一役買ったことを。香坂の小野田に対する怒りが沸々と燃え上がったところで、第3話は終了となりました。  さて、今回の感想ですが、男性店員のアリバイ崩しがどうしても陳腐に思えてしまいました。そもそも、店にいなかった彼をアリバイ証言者に仕立てた意味がわかりません。また、前回のレビューでも指摘しましたが、山田の立ち位置がわけわからない状態に。後半部分では完全に所轄刑事の一員と化してしまっていました。いっそのこと異動させてしまった方がしっくりきます。  それと今回、主演の長谷川博己の演技に少し変化がありました。芝警察署副署長の杉本学(池田鉄洋)が、所轄の得た情報を捜査一課に流していることが発覚した際、「このドロボーが!」と怒鳴りつけるシーンがあったのですが、これは『半沢直樹』(TBS系)で好評だった堺雅人の激昂演技を模したものだったのでしょう。しかし、堺と比べて迫力に乏しく、スカッと感はまったくありませんでした。もういい加減、半沢路線は捨てなければ、安っぽいパロディードラマで終わってしまうような気がしてなりません。  次回の予告では、香坂が小野田の不正に立ち向かい、「懲戒免職の危機 自らのクビをかけた捨て身の作戦」というテロップが出ていたのですが、果たして緊迫感のあるストーリー展開となるか見ものです。 (文=大羽鴨乃)