フジテレビの亀山千広社長いわく「FOD(フジテレビオンデマンド、動画配信)では圧倒的に、ある層には支持を得ている」らしい今期月9『突然ですが、明日結婚します』は第6話。視聴率はもう、あちこちでさんざんいわれている通り5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、ドン底を見ました。 ちなみに亀山社長、月9史上最低視聴率を記録した前期の『カインとアベル』では「タイムシフト視聴率(録画視聴率)が高い」ことを強調していましたが、今期はそのタイムシフト視聴率も、ドラマ部門で『東京タラレバ娘』(日本テレビ系)、『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)、『カルテット』(同)、『下剋上受験』(同)、『嘘の戦争』(フジテレビ系)に次いで6位あたりをウロウロ。フジテレビ系列の番組しかない「FOD」で「圧倒的に、ある層に」支持されていることくらいしか、言うことがなくなっちゃったんでしょう。それって「わが局はコレもひどいけど、他はもっとひどい」と言っているだけじゃないの。どうすんのこれ。 さて、「結婚したい女」である高梨あすか(西内まりや)と「結婚したくない男」の“ナナリュー”こと名波竜(flumpool・山村隆太)は、同棲を始めることにしました。といっても、あすかは実家暮らしですし、ナナリューは学生時代の親友であすかの先輩でもある小野さん(森田甘路)のマンションに居候しているので、新しく部屋を借りなければいけません。ということは、制作側はもうひとつ撮影用の物件を用意しなければならないということです。 そんなのは予算がもったいないので、すでに小野さんの部屋として押さえている物件に、2人を住まわすことにしました。小野さんは、ドラマの公式HPで「恋愛も結婚もしたくない女」と紹介されている莉央さん(中村アン)と強引にくっつけられて、部屋から追い出されることに。 かくして、主人公カップルが家賃150万円の最上階高級メゾネットで同棲生活を始めるという、いかにも画面重視のシチュエーションができあがりました。 結局、このドラマの目指してるところが、そこなんです。というより、序盤でお互いの「好き」が「どこがどう好き」なのか説明を怠ってしまったので、せめて部屋くらい豪華にしないと「憧れの男女関係」や「甘い同棲生活」を描けなくなってしまっている。前回のレビュー(記事参照)でも書きましたが、もう登場人物が“死に体”になってしまっているんです。 「甘い同棲生活」を描くためには、2人をケンカさせたり仲直りさせたりしなくてはなりません。しかし2人とも死に体なので、2人きりではケンカさえできないんです。「どこがどう好き」を説明しなかったのと同様に、あすかの「結婚したい」にもナナリューの「結婚したくない」にも「なぜなのか」が説明されていないので、価値観を衝突させることはできない。しょうがないから、あすかに「家族には女3人で住むと言っている」という無意味なウソをつかせて、ナナリューがそのウソに一旦乗っかって、あとで覆して「なんで覆したの!」と怒るしかない。仲直りさせるために、無理やりケンカをさせなければならない。苦しい、苦しいシナリオです。 それと同じことが、ドラマ作りそのものにも起こっているようにも見えます。 この2人の関係が、いかにも記号的で、表層的であることは作り手も自覚しているはずです。当然、プロですから「こんなのウソっぱちじゃねーか」「まるで説得力がねーじゃねーか」と思いながら作っているはずです。だけど、もうそのウソっぱちに乗っかるしかなくなってる。自分たちで作ったハリボテの「甘い同棲生活」を「成立しているもの」として飲み込んで、それから「ナナリューと桜木夕子(高岡早紀)のドロ沼二股不倫疑惑」を建て増しして話数を埋めるしかない。 もう3話くらい前から、有機的なエピソードは何ひとつ語られていません。誰も彼もがシチュエーションありきで配置されるため、信じるに足るキャラクターが誰もいないんです。決定的な矛盾を避けるために、みんなが少しずつ、ウソつきであることを自白しているようなものです。 作り手にとっても視聴者にとっても、不幸なことだと思いますよ。もうできるだけ早く打ち切って、みんなで熱海あたりにゆっくり旅行にでも行ったらいいと思う。この作品で、心を病んでしまうスタッフ・キャストがいないことを祈るばかりです。 (文=どらまっ子AKIちゃん)フジテレビ系『突然ですが、明日結婚します』番組サイトより
日別アーカイブ: 2017年2月28日
「俺の年収超えられない」小野賢章、事務所内でのビックマウスぶりに悪評噴出!?
「週刊文春」(文藝春秋)熱愛報道に対して、真剣交際と同棲を認めた声優の小野賢章。お相手は同じく人気声優の花澤香菜で、共に堂々と交際宣言し、ファンからは祝福の声が多数上がっていた。しかし、小野の所属事務所内での評判を聞くと、あまりの“俺様ぶり”に、周囲からはドン引きされているという。
小野の代表作といえば、10年間主人公の吹き替えを務めた『ハリー・ポッター』シリーズだろう。以前は子役として舞台やドラマでも活躍していたが、近年では声優としての活動がメインとなっており、2016年放送のテレビアニメだけでも10本以上の作品を担当する、超売れっ子である。
「アニメの出世作では、2012年の『黒子のバスケ』(TOKYO MXほか)主人公・黒子テツヤ役が挙げられるでしょう。どこか影のある少年役はハマリ役となり、この頃から、作品起用数が格段に増えました」(制作会社スタッフ)
そんな小野が所属する事務所は、「よくも悪くも、小野の売り上げで成り立っている小所帯。声優はほぼおらず、ほとんどが舞台上がりの俳優となっています。事務所スタッフは、社長含め20~30代が中心なのですが、現在では27歳の小野の“天下”に等しい状態です」(同)とか。
そして昨年末、事務所が開いた忘年会では、小野は大勢の所属俳優を前にして、こんな“あいさつ”を行ったという。
「『今年は誰か1人くらい、俺の年収を超えてくるかと思ったけど、やっぱり無理でしたね。ま、来年も期待していません』と言い放ったんです。ウケ狙いの様子は一切なく、あまりにも真面目な顔で、とんでもないことを話し始めたものだから、一瞬何が起こったのか理解できませんでした。みんなドン引きしていましたね」(所属俳優の1人)
事務所社長は、小野に注意をすることもなく、「うれしそうにニコニコ見守っているばかり。花澤さんとの交際報道が出た時も、逆に話題になると喜んでいました」(同)とか。
小野の“俺様ぶり”については、「本人はずっと役者志望なだけに、声優の仕事ばかりで稼いでいる現状に納得いかないのかもしれません。そのフラストレーションが、こうした言動につながっているのかも。ただ、あちこちであんな大きな態度を取っていたら、仕事を失う可能性も十分あると思いますが」(同)との声も。今後は、少しばかりの“謙虚な姿勢”を意識してもらいたいものだ。
スキャンダル続出の嵐、テレ朝・小川彩佳の無臭ブログが唯一の救いか 「伊藤綾子より全然いい!」とファン
嵐・櫻井翔との熱愛疑惑が報じられたテレビ朝日アナウンサー・小川彩佳に対し、嵐ファンから「伊藤綾子より全然いい!」なる声が相次いでいる。 「櫻井のファンは、熱愛報道自体にはショックを受けながらも、相手については『小川アナでよかった』『ほかの“匂わせ女”に比べたら、全然マシ』とホッとしている様子。近頃は、ブログやSNSでジャニタレとの交際を匂わせる女性が多発しているが、小川アナのブログに浮ついた内容は見られず、嵐ファンから『国民的アイドルの彼女として、わきまえてる』と一定の評価を得ています」(芸能記者) 小川アナは2015年10月、「ピアノを習いはじめたという友人が、結婚式で『美女と野獣』のテーマを披露したという話を最近聞きまして」との理由から、ピアノを購入したことをブログで報告。 同年8月の『ミュージックステーション』(同)で櫻井が、友人の結婚式でピアノを演奏したことを明かしており、小川アナの言う“友人”が櫻井である可能性もあるが、この共通点だけでは匂わせ行動とは言えないだろう。 一方、昨年7月、嵐・二宮和也との密会が報じられたフリーアナウンサーの伊藤綾子は、セント・フォースの有料ブログで、二宮を連想させる投稿を連発していた。それは、二宮の出演作を連想させるキーワードや、『いち、にの、さんっ!!』とあからさまなものまでさまざま。嵐ファンの間では、“絶対悪”な存在として目の敵にされている。 また、嵐・大野智と交際していたとされる元女優・夏目鈴も、伊藤同様に“匂わせ女”として知られている。夏目のSNSからは、大野の作品集や、大野らしき手の写真などが見つかり、ファンから批判が相次いだ。 「最近では、NEWS・小山慶一郎との熱愛がウワサされるタレントの太田希望のSNSから、小山とお揃いのグッズが次々と発見され、太田が所属事務所を解雇される騒ぎにまで発展。ジャニヲタは相当粘着質なため、たとえ破局しても批判は収まらない。その代表が、数年前に関ジャニ∞・大倉忠義との交際を匂わせた芹那。そういった浮ついた女性たちの存在が、小川アナの好感度を上げているようです」(同) 昨年末には、松本潤も二股交際疑惑が報じられるなど、スキャンダル続きの嵐。そんな中、小川アナのブログの“無臭”ぶりは、ジャニヲタの唯一の救いと言えそうだ。スキャンダル続きの嵐の皆さん。
スキャンダル続出の嵐、テレ朝・小川彩佳の無臭ブログが唯一の救いか 「伊藤綾子より全然いい!」とファン
嵐・櫻井翔との熱愛疑惑が報じられたテレビ朝日アナウンサー・小川彩佳に対し、嵐ファンから「伊藤綾子より全然いい!」なる声が相次いでいる。 「櫻井のファンは、熱愛報道自体にはショックを受けながらも、相手については『小川アナでよかった』『ほかの“匂わせ女”に比べたら、全然マシ』とホッとしている様子。近頃は、ブログやSNSでジャニタレとの交際を匂わせる女性が多発しているが、小川アナのブログに浮ついた内容は見られず、嵐ファンから『国民的アイドルの彼女として、わきまえてる』と一定の評価を得ています」(芸能記者) 小川アナは2015年10月、「ピアノを習いはじめたという友人が、結婚式で『美女と野獣』のテーマを披露したという話を最近聞きまして」との理由から、ピアノを購入したことをブログで報告。 同年8月の『ミュージックステーション』(同)で櫻井が、友人の結婚式でピアノを演奏したことを明かしており、小川アナの言う“友人”が櫻井である可能性もあるが、この共通点だけでは匂わせ行動とは言えないだろう。 一方、昨年7月、嵐・二宮和也との密会が報じられたフリーアナウンサーの伊藤綾子は、セント・フォースの有料ブログで、二宮を連想させる投稿を連発していた。それは、二宮の出演作を連想させるキーワードや、『いち、にの、さんっ!!』とあからさまなものまでさまざま。嵐ファンの間では、“絶対悪”な存在として目の敵にされている。 また、嵐・大野智と交際していたとされる元女優・夏目鈴も、伊藤同様に“匂わせ女”として知られている。夏目のSNSからは、大野の作品集や、大野らしき手の写真などが見つかり、ファンから批判が相次いだ。 「最近では、NEWS・小山慶一郎との熱愛がウワサされるタレントの太田希望のSNSから、小山とお揃いのグッズが次々と発見され、太田が所属事務所を解雇される騒ぎにまで発展。ジャニヲタは相当粘着質なため、たとえ破局しても批判は収まらない。その代表が、数年前に関ジャニ∞・大倉忠義との交際を匂わせた芹那。そういった浮ついた女性たちの存在が、小川アナの好感度を上げているようです」(同) 昨年末には、松本潤も二股交際疑惑が報じられるなど、スキャンダル続きの嵐。そんな中、小川アナのブログの“無臭”ぶりは、ジャニヲタの唯一の救いと言えそうだ。スキャンダル続きの嵐の皆さん。
「脱退メンバーも幸せになってほしい」NEWS存続の危機を支えた、小山慶一郎の“包容力”
どうしてあのタレントは人気なのか? なぜ、あんなにテレビに出ているのか? その理由を、業界目線でズバッと斬る「ズバッと!芸能人」。 今回取り上げるのは、NEWSのリーダー小山慶一郎。夕方のニュース番組『news every.』(日本テレビ系)に月曜から木曜まで出演中だが、そんな彼のことをいまだに日テレのアナウンサーだと思っている視聴者もいるらしい。確かに「社員顔」ではある(失礼)。さて、そんな彼の魅力は、関わるすべての人間に対するハンパない「包容力」だ。 例えば「週刊朝日」(2016年7月29号/朝日新聞出版)誌上でNEWS4人の座談会を行ったとき、「話足りてないメンバーいます?」と記者を気遣ったり、「ザ・テレビジョン」(同8月26日号/KADOKAWA)では、手越祐也が、小山はよく台本を読み込むとした上で、「俺はアドリブでコメントを言う派だから」と言うと、「いいんだよ、グループなんだから、いろんな人がいていいの」と、メンバーにどこまでもやさしい。 そんな温かいまなざしは、元メンバーにも向けられている。「ポポロ」(13年6月号/麻布台出版社)では、「今は山P(山下智久)と(錦戸)亮を含め、元メンバー全員が幸せになればいいと思ってる。全員で幸せになって、おじさんになったときに笑い合いたい」と、その幸せを祈っている。 そして、何度も訪れた解散危機に対し、ファンにこう約束している。「みんなをいっぱい泣かせちゃったし、悲しい思いをさせちゃったからね。これからはどこのグループのファンよりも幸せにしたいと思ってる」 そんな包容力と責任感は、言うまでもなく、グループの存続危機によって育まれたものだ。まずは03年。9人でデビューした直後に、森内貴寛が脱退(現「ONE OK ROCK」Taka)。さらに06年12月、小山と似たような感性の持ち主で、仲の良かった内博貴がまさかの脱退。同時期に草野博紀もグループを去った。 そして最大の痛手は11年10月、グループ人気をけん引していた2枚看板、山下智久と錦戸亮の相次ぐ脱退だ。この2人がグループにいた当時は、小山もいい意味で2人に頼り、「リーダー」とは名ばかりだった部分が大きかったかもしれないが、NEWSが4人で再出発を図ったとき、小山はあらためて「リーダーであるはずの自分が何もしていないことに気づいた」と語っている。その不安が、彼を動かした。 09年、NEWSが『24時間テレビ~愛は地球を救う~』(日本テレビ系)のメインパーソナリティに抜擢されたとき、彼は自ら「手話をやらせてほしい」と直訴し、番組内で披露する。それを見ていたプロデューサーが「手話ができるのはすごい。君とだったら報道で向き合える気がする」と、彼を翌10年、新たに始まった『news every.』の曜日キャスターに招いたのだった(当初は木曜日、のちに水曜日にスイッチ)。 事務所の人間からは、キャスターのオファーを受けることについて「本当にいいのか?」と念押しされたというが、彼には断るという選択肢はなかった。手に入れられる武器を手に入れて、グループ人気へフィードバックしようとしたのだ。 もちろん、個人の活動に力を入れているだけではない。危機が訪れるたびに自分の意見をスタッフにぶつけ、またメンバーだけで会議を繰り返し、その都度、絆を強くしてきたといわれている。 その結束力がさらに強まったのが昨年夏、2度目のパーソナリティを務めた『24時間テレビ』だろう。オンエア直前、加藤シゲアキ主演の『盲目のヨシノリ先生~光を失って心が見えた』に出演していた高畑裕太が強姦致傷容疑で逮捕され、小山が代役として再撮に挑んだ。局内で原作者夫妻 を招いての完成披露試写会が開かれた後に事件が起きただけに、スタッフ、さらには加藤らキャストのショックも計り知れなかったことだろう。だが、その穴を小山は十二分にカバーした。そして番組冒頭、彼はリーダーとして「ここまで、いろんなことがありましたけど」とだけ触れていた。 だが「いろんなことがあった」のは、この限りではない。彼らにはデビューから今まで「何もなかったことが、なかった」。だが、それらはすべて、今、輝くのに必要な時間だったのかもしれない。去年のコンサートツアーのタイトルは「QUARTETTO」(カルテット)だったわけだが、今4人は、最高の四重奏を奏でている。これからも、どのグループにも負けない音色を聴かせてほしい。 (文=都築雄一郎) ◆「ズバッと!芸能人」過去記事はこちらから◆
スポンサータブー? メディア側の過剰な自粛? 多国籍企業を告発した映画の公開に垂れ込む暗雲
スポンサータブーに抵触するのか、それともメディア側の過剰な自粛(萎縮)なのか。国際的な評価を得ている名監督の力作が日本での劇場公開を控え、宣伝活動に悩まされている。ボスニア紛争を題材にした『ノー・マンズ・ランド』(01)などで知られるダニス・タノヴィッチ監督が2014年に完成させた『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』がその問題の渦中にある作品だ。大手グローバル企業がパキスタンで粉ミルクを販売したところ、不衛生な水で溶いた粉ミルクを飲んだ乳幼児たちが次々と死亡しているという実話を題材にした社会派ドラマ。予告編やチラシなどには企業名は出ていないが、映画本編を観るとモデルとなっている大手グローバル企業がどこか分かるため、乳製品や食品関係のCMが多いテレビやラジオでは『汚れたミルク』が紹介されないという事態となっている。 パキスタンを舞台にした『汚れたミルク』の主人公は、超有名グローバル企業に勤めることになったひとりのセールスマン。1994年、国産の医薬品を地道にセールスしていたアヤン(イムラン・ハシュミ)だったが、妻ザイナブ(ギータンジャリ)に勧められて世界的に有名な大企業への転職に成功する。アヤンは上司の指示に従い、病院の医者たちからお墨付きをもらう形で粉ミルクの営業に尽力する。医者や看護士への贈り物を欠かさないアヤンは病院で気に入られ、粉ミルクは飛ぶように売れていく。大企業に就職でき、経済的にも豊かになり、子宝にも恵まれたアヤン一家は幸せいっぱいだった。ところが1997年、アヤンは自分が売った粉ミルクが招いた惨状を知ることになる。スラム街で暮らす貧民層の母親たちは水道設備の整っていない不衛生な環境で粉ミルクを作り、赤ちゃんに飲ませていた。母乳で育った赤ちゃんに比べ、粉ミルクで育った赤ちゃんには免疫力がなく、痩せ細って次々と死んでいく。衝撃を受けたアヤンは職場を辞め、ドイツのテレビ局でこの問題を訴えようとする。番組が放送されれば、アヤンは英雄として帰国できるはずだったが──。 映画の中では「ラスタ社」と仮名が使われているが、じっくりと本作を観ると粉ミルクを販売している多国籍企業は「ネスレ社」だと分かる。スイスに本社を置く「ネスレ社」は時価総額約26兆円(「週刊ダイヤモンド」2016年10月1日号)という世界屈指の巨大食品会社。インスタントコーヒーのネスカフェ、チョコレート菓子のキットカット、麦芽飲料のミロ、ペットフードのモンプチなど日本でもおなじみの商品が多い。それゆえパキスタンで起きた問題ながら、日本のテレビやラジオは『汚れたミルク』を取り上げることに難色を示しているという。本作を世界に先駆けて買い付けた配給会社ビターズ・エンドの宣伝担当者に内情を聞いた。巨大食品会社の暗部を暴いた『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』。世界に先駆けて日本での劇場公開が決まったが……。
「デビュー作『ノー・マンズ・ランド』がアカデミー賞外国語映画賞に選ばれるなど世界的に知名度のある名匠ダニス監督の作品ということで、マスコミ関係者向けの試写会での反響はすごくいいんです。『パキスタンでこんなことが起きていたなんて驚いた』『家族の幸せか社会正義かで揺れ動く主人公に感情移入した』など賞讃の声をいただいているんですが、『では、ぜひ番組の映画コーナーで取り上げてください』とお願いすると、『それは難しい……』とその場で断られてしまうんです。ある民放の報道番組のスタッフが本作を気に入ってくれ、局内で協議したそうですが、やはりダメでした。モデルとなっている企業がスポンサーになっていない番組でも、局内の他の番組に影響が及ぶことを心配して取り上げることを見送っているようです。乳製品などを扱っている国内の食品メーカーの機嫌も損ねるのではないかと懸念する声もあります。作品がつまらないから紹介されないのなら仕方ないのですが、面白いと言ってもらっているのに紹介してもらえないのは辛い。雑誌の場合も、ママさん雑誌を扱っている出版社からは断られるケースもありました」(ビターズ・エンド社宣伝スタッフ) 本作を観てもらえれば分かるのだが、特定の大企業をやり玉に挙げることをダニス監督は狙っているわけではない。ネスレ社が発展途上国の販売地域の生活環境を考慮せずに粉ミルクを大々的にセールスしたことはもちろん大きな問題だが、医者たちが金品を受け取って粉ミルク販売の便宜を図っていること、スラム街の水道を整備することが遅れた政府側の対応、文字を読むことができないため商品に書かれている注意書きの内容を知らずに粉ミルクを作り続ける貧民層の母親たち……。様々な要因が重なることで、新生児たちの命が失われ続けている。それぞれが自分の非を認めずにいる曖昧な状況こそが無辜の命を奪っていることをダニス監督は問題視している。 複雑な民族問題を抱えるボスニアで生まれ育ち、健康保険証のあるなしによって命を翻弄される一家を描いた『鉄くず拾いの物語』(13)など社会的弱者を主人公にした作品を手掛けてきたダニス監督は、多国籍企業を相手に映画を作ることの難しさを充分理解した上で撮っており、本作がどのような過程を経て映画化されたのかという舞台裏も劇中で描いている。英国の映画会社の雇った弁護士の進言で企業名は実名のネスレ社ではなく仮名のラスタ社に変わった経緯について触れ、主人公アヤンも決して聖人君子としては描いていない。また、病院で苦しんでいる赤ちゃんの映像は一部1989年のものもあるが、本作が撮影された2013年の映像も使用されており、粉ミルク問題は現在も解決していないことを伝えている。子宝に恵まれたアヤン(イムラン・ハシュミ)にとって、粉ミルク問題は他人事では済まされなかった。
「劇映画としての面白さとメッセージ性をきちんと両立させているところが、ダニス監督の名匠たるゆえんでしょうね。本作は日本でもヒットした『めぐり逢わせのお弁当』(13)を製作したインドのプロデューサーが資金を集め、パキスタンでは無理だったので代わりにインドで撮影されたんです。2014年に完成し、トロント映画祭やサン・セバスチャン映画祭で上映されましたが、パキスタンはもちろんインドでも欧州でも劇場公開できずにいます。大手グローバル企業の影響力を気にして、他国のバイヤーたちは買い控えたのかもしれません。今のところ、日本だけが唯一の『汚れたミルク』を劇場公開する国になりそうです。以前、ドキュメンタリー映画『ダーウィンの悪夢』(04)を弊社が買い付け、日本で公開する際に、タンザニアの駐日大使から『アフリカのイメージを損なう』と抗議を受けたことはありましたが、でも今回のように宣伝活動で苦戦したことはあったかどうか。何とか劇場公開に漕ぎ着け、ひとりでも多くの人にパキスタンで何が起きたのかを知ってもらえればと思っています」(同スタッフ) 映画に登場する大手グローバル企業のモデルとなったネスレ社は同社のホームページの「よくある質問」の中で、「映画『汚れたミルク』を知っていますか?」という質問に対して「映画の中の出来事は、1990年代のことであり、ネスレの活動に関する事実を大きく歪めたものです。」と答える文面を掲載している。日本での『汚れたミルク』の劇場公開に関しては、今のところ無言を貫いている状態だ。 (取材・文=長野辰次)アヤンの営業力を認めていた上司のビラル(アディ・フセイン)だが、アヤンが会社を辞めようとすると警告を発する。
『汚れたミルク/あるセールスマンの告発』 監督/ダニス・タノヴィッチ 脚本/ダニス・タノヴィッチ、アンディ・パターソン 出演/イムラン・ハシュミ、ギータンジャリ、ダニー・ヒューストン、カーリド・アブダッラー、アディル・フセイン 配給/ビターズ・エンド 3月4日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開 (c)Cinemorphic,SikhyaEntertainment &ASAP Films 2014 http://www.bitters.co.jp/tanovic ■3月25日(土)からはダニス・タノヴィッチ監督の最新作『サラエヴォの銃声』が新宿シネマカリテにてロードショー公開される。第一次世界大戦のきっかけとなったサラエヴォ事件から100年の記念式典を開くことになった伝統あるホテルで起きる群像劇。戯曲『ホテル・ヨーロッパ』をベースに、地元出身であるダニス監督によるスリリングな演出が見ものだ。
『サラエヴォの銃声』 原作/ベルナール=アンリ・レヴィ 監督・脚本/ダニス・タノヴィッチ 出演/ジャック・ウェベール、スネジャネ・ヴィドヴィッチ、イズディン・バイロヴィッチ、ヴェドラナ・セクサン、ムハメド・ハジョヴィッチ 配給/ビターズ・エンド 3月25日(土)より新宿シネマカリテほか全国順次公開 (c)Margo Cinema,SCCA/pro.ba2016
阿部乃みくもエール! 佐倉絆が活動休止のミリオンガールズZの今後を語る
セクシー女優の佐倉絆が17日、昨年12月のライブを最後に活動休止したミリオンガールズZ(MGZ)の足跡を、ファンやMGZの大ファンである阿部乃みくと振り返る「“きずぽん”こと佐倉絆と振り返るMGZ2016~with阿部乃みく(マシュマロ3d+)~」イベントに出席した。
セクシー女優で結成されるアイドルグループが次々に誕生する昨今、活動休止を宣言してしまったMGZ。中心メンバーの一人として活動してきた佐倉は「最初はちょっと寂しいなっていう気持ちもあったんですけど、一人になった分、自由気ままにできる時間が増えました。それを今は自分磨きの時間として使っています」と前向き発言。今後は阿部乃がメンバーとして活動する「マシュマロ3d+」への移籍も考えていることを冗談まじりに明かしつつ「今年は一人で飛躍する年。群れに群れず、一人で頑張りたい!」と意気込み。 ミリガの新規メンバー加入での活動再開については、それほど乗り気ではない様子。「新しい子がいっぱい入ってきても、逆に辛い。わたし、おばさんみたいになっちゃうし……」と苦笑い。「もう一度アイドル活動をしてほしいという人もいますけど、今は『うるさい!』って。まあ、機会があればという感じ。AVの撮影とアイドルなら、やる側はAVの撮影の方がずっと楽しいんです」としみじみ。
阿部乃は「ミリガのいいところは、めっちゃダンスがうまいところ。あとキラキラしていて、トークも面白いところ。キャラも濃くて、いいところしかない。マシュマロで練習するときも、よくお手本にしていました」とMGZの魅力を紹介しつつ、「ミリガが好きなんで、ミリガが休止って聞いた時はわたし、葬式みたいな表情していました。」とミリガの活動休止が残念そう。 ミリガの再結成にもエールを送るが、これに佐倉は「正直わたしは満足しているので、ミリガじゃなくてもマスカッツ(恵比寿マスカッツ)かマシュマロに入るかどちらかを狙っています」ときっぱり。「ミリガはもうやらない。だって、あのメンバーよりいいメンバーはもう来ないので。中途半端に入れても……」と正直な気持ちを打ち明けていた。
プライベートでは「3月で満5年彼氏がいない。助けて!」と「結婚したい願望」が芽生えはじめているという佐倉。「実は一時期、本当にミリガのとあるファンと結婚しようと思っていた時期もあったんです。わたし、すごく一途な人が好きで……。その人、わたしが北海道に行こうが沖縄に行こうが絶対会場に来ている人で、たぶん年収も高いので」とニヤニヤ。 だが、どんなに可愛くても相手が百戦錬磨のセクシー女優だと、自分のエッチを馬鹿にされてしまうんじゃないかと奥手になる男性が多いのも事実。佐倉はプライベートでは全くモテないと嘆きつつ、エッチに関しては「プライベートは全く別。好きだったらテクニックがなくても全然いい。セックスはやっぱり愛なんじゃないかって最近思い始めているくらいです! エッチの時、プロのまねごとして来るほうが嫌!」と、テクニックなどはこだわらない様子。
これに阿部乃も「わたしもセックスに重点置いていないです。ハグしてくれたり、わたしを大切にしてくれる人が好き!」と同意していた。 イベントではこの日、発売されたMGZのライブDVD『MGZ LASTGIGS & OSAKA ONEMAN LIVE』をファンと鑑賞しつつ、思い出話に花を咲かせた2人。会場には佐倉と阿部乃のポケットVRを体験できるVRコーナーも設置。ファンを喜ばせていた。 (取材・文=名鹿祥史)
イベント詳細LINK http://mgz.tokyo/?p=2612『【VR】佐倉絆 VRコキコキ手コキフェラ「じっと見つめて手でいっぱいしてあげる」』(KMPVR)
嵐・櫻井翔のベランダ写真はフルチンだった!? テレ朝・小川彩佳と情事後の“賢者タイム”を激写か
テレビ朝日アナウンサー・小川彩佳との熱愛疑惑が報じられた嵐・櫻井翔が27日、報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)に生出演。異変を指摘し、心配するファンの声が相次いでいる。 月曜キャスターを務める櫻井が冒頭で登場するや否や、ネット上では「クマすごい」「顔が疲れてる」「声が暗い」と話題に。ファンから「体調が心配」「ちゃんと食べてるかな……」「神経擦り減ってかわいそう」と心配する声が相次いでいる。 また、裏番組の『報道ステーション』(テレビ朝日系)には、サブキャスターとして小川アナが出演。熱愛報道と共に伝えられた右手薬指の“真珠の指輪”が注目されたが、放送では着けていなかった。 なお、双方ともに熱愛報道については一切触れず、淡々とニュースを伝えていた。 26日付の「リテラ」によれば、密会をスクープした「週刊ポスト」(小学館)が、2人の“車中キス”の写真を握っているという情報も。今後、新たなツーショット写真が表に出れば、小川が『報道ステーション』を降ろされる可能性も十分ありそうだ。 「『NEWS ZERO』では、お疲れの様子を見せていた櫻井ですが、熱愛報道で仕事を奪われるのは、櫻井ではなく会社員の小川のほうだけに、櫻井も深く責任を感じているのでは? ネット上では、車中キスのガセ写真が出回り、これにファンが振り回されるなど騒ぎが拡大。櫻井に関しては、普段からTwitterでエゴサーチしているというウワサもささやかれており、世間の反応を見て参ってしまったのかも」(芸能記者) ネット上では、車中キス写真の流出騒動のみならず、“フルチン説”も騒がれている。 「『週刊ポスト』は、小川アナの自宅のベランダで、真冬にもかかわらずTシャツ姿で喫煙する櫻井の姿を掲載。薄着ぶりも衝撃的ですが、それ以上に下半身が不可解。写真の櫻井の下半身はぼんやりとしており、ボカシ処理が施されているようにも。また、密会現場のカラー写真を複数掲載しているサイト『NEWSポストセブン』に、ベランダの写真が掲載されていないのも不自然(28日現在)。ファンの間では、櫻井が小川との情事後の“賢者タイム”に、フルチンで一服していたのではないかと臆測を呼んでいます」(同) 車中キス疑惑に続き、フルチン疑惑まで浮上中の櫻井。さらなる“ポスト砲”はあるのだろうか?賢者タイムの一服って最高!
嵐・櫻井翔のベランダ写真はフルチンだった!? テレ朝・小川彩佳と情事後の“賢者タイム”を激写か
テレビ朝日アナウンサー・小川彩佳との熱愛疑惑が報じられた嵐・櫻井翔が27日、報道番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)に生出演。異変を指摘し、心配するファンの声が相次いでいる。 月曜キャスターを務める櫻井が冒頭で登場するや否や、ネット上では「クマすごい」「顔が疲れてる」「声が暗い」と話題に。ファンから「体調が心配」「ちゃんと食べてるかな……」「神経擦り減ってかわいそう」と心配する声が相次いでいる。 また、裏番組の『報道ステーション』(テレビ朝日系)には、サブキャスターとして小川アナが出演。熱愛報道と共に伝えられた右手薬指の“真珠の指輪”が注目されたが、放送では着けていなかった。 なお、双方ともに熱愛報道については一切触れず、淡々とニュースを伝えていた。 26日付の「リテラ」によれば、密会をスクープした「週刊ポスト」(小学館)が、2人の“車中キス”の写真を握っているという情報も。今後、新たなツーショット写真が表に出れば、小川が『報道ステーション』を降ろされる可能性も十分ありそうだ。 「『NEWS ZERO』では、お疲れの様子を見せていた櫻井ですが、熱愛報道で仕事を奪われるのは、櫻井ではなく会社員の小川のほうだけに、櫻井も深く責任を感じているのでは? ネット上では、車中キスのガセ写真が出回り、これにファンが振り回されるなど騒ぎが拡大。櫻井に関しては、普段からTwitterでエゴサーチしているというウワサもささやかれており、世間の反応を見て参ってしまったのかも」(芸能記者) ネット上では、車中キス写真の流出騒動のみならず、“フルチン説”も騒がれている。 「『週刊ポスト』は、小川アナの自宅のベランダで、真冬にもかかわらずTシャツ姿で喫煙する櫻井の姿を掲載。薄着ぶりも衝撃的ですが、それ以上に下半身が不可解。写真の櫻井の下半身はぼんやりとしており、ボカシ処理が施されているようにも。また、密会現場のカラー写真を複数掲載しているサイト『NEWSポストセブン』に、ベランダの写真が掲載されていないのも不自然(28日現在)。ファンの間では、櫻井が小川との情事後の“賢者タイム”に、フルチンで一服していたのではないかと臆測を呼んでいます」(同) 車中キス疑惑に続き、フルチン疑惑まで浮上中の櫻井。さらなる“ポスト砲”はあるのだろうか?賢者タイムの一服って最高!
『突然ですが、明日結婚します』月9史上初の5%台記録! 次回予告が「あり得ない」と波紋
2月27日に放送されたドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)第6話が、月9史上初の5%台となる平均視聴率5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、3週連続で月9単話最低視聴率を更新したことがわかった。
同ドラマは、結婚願望の強い高梨あすか(西内まりや)と、絶対に結婚したくない派のイケメンアナウンサー・名波竜(flumpool・山村隆太)が恋に落ちるラブストーリー。第6話では、同棲を始めたあすかと名波の前に、あすかの家族が登場。「女子3人で暮らす」と嘘をついていたあすかは、同棲がバレないように工作する……といったストーリーが展開された。
「第6話では、あすかと名波が、喧嘩後に仲直りのキスをするといった胸キュンシーンがありました。しかし視聴者からは、『最初から見てるけど、お互いどこに惹かれたのかわからない』『本当にこの2人って、愛し合ってるの?』『胸キュンシーンだけを見せつけられても微妙』と、脚本へのツッコミの声が噴出。ラブストーリーの核となる、主人公と相手役の心理描写が雑すぎる点が、視聴率低下につながっているのでしょう」(芸能ライター)
これまで、フジ月9の単話最低視聴率は、福山雅治主演の『ラヴソング』が記録した6.8%。『突然ですが、明日結婚します』は、それを1.8ポイントも下回ってしまったことになる。
「視聴率低迷は、主演の西内にも原因があるでしょう。西内は以前から、モデルに歌手、女優とマルチに活動していますが、『全て中途半端』『ゴリ押しで売れてるふうに見せているだけ』と評されることが多く、また昨年4月の熊本地震の際には、『備えあれば憂いなし』といったコメントとともに、自撮り写真と非常持ち出し袋のイラストをTwitterに投稿し、『ノリが軽すぎて不謹慎』『こんなときまで自分をアピールなんて』とアンチが急増したこともありました。正直言って、好感度の高い女優ではないため、『西内のドラマが見たい!』という視聴者は多くないのでは。俳優初挑戦の山村に対しても、『滑舌が悪い』『何を言ってるかわからない』と演技力に対して辛らつな声が上がるばかりで、視聴率を下げる要因となっているようです」(同)
第6話まで、平均視聴率は6.9%。大爆死といわれた前クールの『カインとアベル』、前々クールの『好きな人がいること』ですら、全話平均視聴率は8%を超えていた。
「ここ数年の視聴率低下により、“月9ブランド”は完全に崩壊しています。人気の俳優・女優が月9出演を拒んでおり、企画がなかなか定まらないといった報道が加熱し、『突然ですが、明日結婚します』は付け焼刃の作品であることが世間に浸透してしまったんです。そのため、放送前から視聴者の期待値がかなり低かったのも、月9史上初の5%台という大惨事を招いてしまったのでしょう」(同)
第7話では「名波がスキャンダルによって海外左遷の危機」という展開が予告されており、「荒唐無稽すぎて、さらに視聴率下がりそう」との声も上がっている。『突然ですが、明日結婚します』には、もはや挽回のチャンスすらないのだろうか。
















