デビュー5周年を経てなお、「Sexy」の呪縛は続いているようだ。
2月23日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)にゲスト出演したSexy Zone・佐藤勝利を見て、そんなことを思った。この日、勝利が困っていることとして、嵐・櫻井翔に相談した内容は、<セクシーを求められすぎて セクシー迷子です>というもの。
雑誌の撮影やテレビ番組で、「Sexy ZoneなんだからSexyに」と、常にこれを求められて困っているそうだ。メンバーの中島健人なんかは、逆にこれを最大限活用して、なんでもセクシーの舞台に持ち込むという、もはや“セクシー芸人”のようなポジションを確立しつつあるが、勝利は迷子になっていたのか。
もともと「マイケル・ジャクソンのセクシーさを」という思いを込めてつけられたグループ名がSexy Zoneだ。そのため勝利も、「これはグループの宿命だと思うんですけど」と納得する素振りは見せる。だが、Hey!Say!JUMPだって、いつも「ジャンプして」と求められなかっただろうし、キスマイも常に「キス顔」ではない。嵐もずっと「嵐を巻き起こす」必要はない。でもSexy Zoneは今もセクシーを求められ、そして少なくとも勝利は、セクシー迷子になっている。
さらに、“勝利”という名前の呪縛もある。いわく、「勝利っていう名前で、しかもジャニーズなので、“持ってる”ところを求められるというか」。セクシーであると同時に、勝利もしなくちゃいけない。そういえば、何かにつけ「勝利を目指してがんばります!」的なことを言い続けているが、“勝利迷子”にもなっていたのか。
セクシー、勝利、ジャニーズと、3つの呪縛にかけられた佐藤勝利。しかし、そこに真正面から取り組もうとする生真面目な姿勢こそが、“ザ・勝利”らしさでもあると思う。
そんな生真面目さの一方で、ジャニーさんの“オキニ”ゆえの自由さも併せ持つのが勝利だ。その自由さが発揮されたのが、同番組で梅沢富美男と共にめぐった、うどんロケだった。
「おいしいうどんが食べたい」という勝利の望み(うどんはジャニーさんも好物のようで、うどん関連のエピソードは多い)をかなえるため、うどん通だという大先輩・梅沢が名店を案内するという企画。おいしそうにうどんを食べる勝利であったが、途中、
「親子丼も食べていいですか?」
と、うどん以外の品もオーダー。これに梅沢は、
「親子丼だったら違う展開(別の名店を紹介)になった」「何もここまで来なくてもよかった」
とぼやくが、勝利はそんな梅沢の言葉に動じず、「おいしいです!」とうれしそうに親子丼を頬張る。
大御所の先輩を前にして、この動じなさ。自分が食べたいものを食べる信念を貫く意思の強さ。そしてそもそも、勝利には、セクシー、勝利、ジャニーズのほかに「顔面国宝級」という、持ちネタ(?)もある。ぼやきながらも梅沢が優しくしてくれたのは、その国宝フェイスの力もあったはずだ。「親子丼食べたいなぁ」と国宝に言われたら、そりゃ梅沢も「食べなさい」となるだろう。
さらに勝利には、『林先生が驚く初耳学!』(TBS系、2月26日放送)でも披露していた「陸上キャラ」もある。セクシーを探さなくても、キャラはよりどりみどりだ。少なくとも、セクシー成分は自発的にセクシー売りをしてくれている中島に全面的に任せておけばいいだろう。「僕はゾーンの担当なんで」とか、トンチキな言い訳でもしてみたらどうだろうか。今度は聞いた人の方が“ゾーン迷子”になりそうであるが。
(太田サトル)
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