生殖器の解剖図ばかり見せても意味がない。感染症医が語る「日本の性教育に決定的に足りないもの」

大人になってから「コレ、子どものころから知っておきたかった」「学校で教えてもらいたかったな」と思うことがある。特に性に関することについては、頻繁にそう思う。というのも、小中高の学校教育において性教育が行われている「はず」だからだ。が、そこで教えられるのは性のほんの一部を切り取ったもの。健康と切り離せないもの、あるいは社会生活そのものとしての“性”は伝えられない。

 たとえば2012年にNHK「卵子老化の衝撃」が放映されたとき、多くの女性たちが「知らなかった!」と文字どおりショックを受けていた。現在は妊娠可能年齢を学校教育に盛り込む方向へと動いているが、それを知っているのと知らないのとではライフプランの組み立て方が大きく変わる。

 感染症をメインに取り組む医師の岩田健太郎さんは、

「子どものときに教わっておくべきなのに現在の学校教育から抜け落ちていることは、3つあると僕は思います。お金について、道徳正義について、それから性についてです。どれも生きていれば多かれ少なかれ困難に行き当たるもので、そのときに乗り越える力が必要です。適切に教わっていれば、10年先、20年先に必ず役に立ちます」

 と話す。最新著書『感染症医が教える性の話』(ちくまプリマー新書・筑摩書房)では、生き延びるためのスキルとしての性教育を説いている。

タイトルからすると感染症についての知識がズラッと並んでいそうだが、さにあらず。「性教育は必要なのか」「中高生はセックスをしていいのか?」「感染症にかからないためには、どうすればいいのか」といったごくごく基本的なテーマに対して、答えを与えるのではなく、自分なりの答えにたどり着くための道筋を提示している。10代の少年少女に語りかけるように、または思考の道のりを伴走するように書き下ろされた1冊には大人も学ぶことが多い。

◎生殖器を知ってもセックスはできない

「感染症にかからないためには、どうすればいいのか」と問われれば、多くの人は「そんなことぐらい知っている」と答えるだろう。コンドームを使う、不特定多数の人とセックスしない。さらに究極の方法として「セックスしない」もあり、これは医学的には正解。100%といっていい予防策だ。「でもなあ、と僕は思う。それで本当によいのだろうか、と」ーー岩田医師はそう問いかける。そこから、思考が始まる。

「感染症にはこんなものがあります、こんな症状が出ますといった情報を与えても、それはリアルな教育になりません。そもそも、子どもたちが具体的にイメージできませんからね。さらに、情報はいま飽和状態にあり、ネット上には教科書に書いてあること、教師が話すこと以上の情報があふれています。だから、それよりも情報の扱い方や認識の仕方について教えるべきなんです。感染症をはじめとする疾患については、『病気になるとはどういうことなのか』『どう対応したらいいか』のほうが、よほど大事。それでいうと、人間の身体を縦斬りにした解剖図を見せて『ここが子宮ですよ』『精巣ですよ』とばかり教えるのも不毛だといえます」

 小学校の高学年ぐらいから何度となく目にしている、“あの”図のことだ。

「車のエンジンを見せて『ここがオイルポンプです』『ベンチレーターです』と教えているのと同じで、それで『じゃあ運転してください』といったところで、子どもたちは何もできないですよね。生殖器の場所や名称を記憶しただけでは、宙に浮いた情報でしかなく、生き延びるためのスキルにはならないんです」

 そのスキルを与えられずに育つと、どんなリスクが生じえるのだろう。

「誤った、そして稚拙な情報に踊らされて、間違った性行動に出るケースが考えられますね。スキルを与えるどころか、日本の学校は子どもたちの恋愛やセックスへの抑圧装置として機能しています。『受験が終わるまで恋愛、セックスのことは一切考えるな』『我慢しろ』『大学に行ったらいいことがあるから』というわけです。それで大学に入って抑圧から解放された途端、女性に対して性暴力をふるう……昨年はその問題があちこちで表面化しました」

 学校教育では「恋愛」についても語られることがない。国語や英語で扱う文学作品や、美術・音楽などで採りあげる芸術作品にも恋愛にまつわるものはたくさんあるはずなのに、その要素は極力、排除されている。

「学校でも、『恋愛とは何か』をもっと真剣に考えたほうがいいですよね。恋愛について触れないままセックスについてだけ教えるのは、ウソになります。もちろん感情を伴わないセックスも存在しますが、多くの場合は恋愛感情が発展してセックスに至るからです」

◎不幸になるセックスは、性教育の失敗

「また、避妊や感染症予防についての情報をいくら教えても、恋愛中にそれを実践できるかどうかは別の話ということは、みなさんもご存知ですよね。それらの知識を持っている女子中学生が、彼氏に嫌われたくない一心で健康上のリスクが高いセックスをする……性教育の現場では、とてもよく聞く話です。結果的に健康を損う、または不幸になってしまうようでは、性教育としては失敗です。恋愛に夢中な状態でも、自分の身を守る行動を終始一貫できるところまで落とし込まなければ意味がないんです」

 そこで岩田医師は同書の最終章で「絶対恋愛」の可能性を提案する。「ひとりの人だけを長く愛し続ける。生涯愛し続けるような気持ちで愛する。セックスの対象もそのひとりだけ」「“わたし”よりも常に“あなた”を優先させる」という内容で、それによって“よりよいセックス”の実現を目指す。

「中高生の半分以上はこれを読んで、『なにいってんのこいつ、バカじゃないの』と思うんじゃないですかね(笑)。でも、それこそが狙いです。なぜ自分は絶対恋愛を『バカじゃないの』と思ったのかを考え、葛藤してほしいんです。いまの日本の教育における最大の問題点は、この“考える”“葛藤する”をスルーして、答えだけが与えられるところにあります」

性教育の問題というと、とかく「コレを教えて、アレは教えない」という議論になりがちだが、子どもたちに“葛藤”を起こさせないこと自体が問題だと岩田医師はつづける。

「学校教育の現場では、文部科学省の学習指導要領に基づいて授業が行われています。マニュアルをもらってマニュアルどおり教えているのですから、教師の側にまず葛藤がない。性は多様ですから教え方がひとつでは無理があるんです。性的なアクティビティが高くて10代の妊娠、出産が多い学校と、アクティビティが低い学校とを、同じ指導要領で教えるのは最初から無理があります」

 それは性教育だけに限った話ではないと岩田医師はいう。

「個々の学校、ひとりひとりの教師ごとに『自分たちが目の前の生徒に何を教えるべきなのか』『どうしてそれを教えなければならないのか』を葛藤する必要があります。教える側にそれがなく、ただ答えを押し付けるだけでは、子どもたちの考える力も主体性も育つはずがありませんからね」

 正解はひとつではないとはいえ、葛藤なき性、主体性なき性が幸せな性からほど遠いものになることは間違いないだろう。最後に、岩田医師は次のように締めくくった。

「近年、夫婦間の性がうまくいっていないという話を非常によく耳にします。セックスレスについては、メディアでもよく採り上げられていますね。セックスは相手あってのこと。パートナーを徹底的に尊重する、パートナーがいやがることは絶対にしない……夫婦間でもこうした基本的なことがクリアされていないために起きている問題は多いのではないでしょうか。大人にも、性教育が必要ですね」

 大人も性について考え、葛藤することを忘れてはならない。

■ 三浦ゆえ
フリー編集&ライター。富山県出身。複数の出版社に勤務し、2009年にフリーに転身。女性の性と生をテーマに取材、執筆活動を行うほか、『女医が教える本当に気持ちのいいセックス』シリーズをはじめ、『失職女子。~私がリストラされてから、生活保護を受給するまで~』『私、いつまで産めますか?~卵子のプロと考えるウミドキと凍結保存~』(WAVE出版)などの編集協力を担当。著書に『セックスペディアー平成女子性欲事典ー』(文藝春秋)がある。

13.9%……視聴率回復の『A LIFE~愛しき人~』木村拓哉より“マサオ”浅野忠信に要注目!?

13.9%……視聴率回復の『A LIFE~愛しき人~』木村拓哉よりマサオ浅野忠信に要注目!?の画像1
TBS系『A LIFE~愛しき人~』番組サイトより
 木村拓哉主演の日曜劇場『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)第5話の視聴率は13.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、前回より1.6ポイントも回復しました。先週20時~22時で高視聴率を叩き出した『イッテQ!』(日本テレビ系)の2時間スペシャルが、今週は19時~21時に移動していたのが要因かと思われますが、この日テレの編成には、何か不思議な力が働いているんでしょうか。  さてさて、第5話まで見てきて、このドラマの楽しみ方もわかってきました。木村拓哉はだいたい同じような役しかしないですし、今作は第1話から何やら悟りきった人物として登場しているので、木村が演じる“職人外科医”沖田を追いかけていると、だいぶ飽きます。  一方で、いかにも目に楽しいのが壇上記念病院の副院長・壮大(浅野忠信)です。壮大と書いて「マサオ」。沖田とは幼なじみで、沖田の元カノで壇上院長(柄本明)の娘でもある深冬(竹内結子)に婿入りした野心あふれる実業家にして、有能な脳外科医。脳外科医なのに右手で壁をブン殴って穴を開けちゃったり、ことあるごとに沖田に「まだ好きなのか、深冬のこと……(ぐぎぎ)」と嫉妬丸出しでからんだり、すぐ取り乱すくらい深冬のことが大好きなのに女弁護士(菜々緒)と不倫をしていたり、なかなか起伏に富んだ人物となっております。  今回は、そんなマサオの全力疾走からスタート。髪を振り乱し、深冬が横になっている病室に駆け込んできました。  そんなマサオに、深冬は「もう大丈夫」と言いますが、ぜんぜん大丈夫ではありません。深冬の脳には腫瘍があり、いきなり意識を失ってしまうほどに進行しています。マサオが全力疾走していたのも、深冬が倒れたという連絡を受けてのことでした。  マサオと沖田は、深冬に脳腫瘍であるという告知をしていません。腫瘍が難しいところにあり、沖田が手術の方法を見つけられないでいるからです。脳外科はマサオの専門ですが、「家族は切れない」という理由で沖田に執刀医を任せています。  沖田は、オペの方法が見つかるまで告知をするつもりはありません。しかし、焦るマサオは「もう俺が切るよ!」と言い出しました。 「俺だってオペのことは考えてるんだよ!」  そう怒鳴りながら、自分で考えたオペ方法の紙束を頭上に掲げると、それをビリビリに破きながら「わかってるよ、こんなんじゃダメだってことくらい!」……うーん、こんな様子では、とても手術は任せられません。いよいよ告知する段になったら、膝小僧を握りしめて泣いちゃうし。  そうして妻の治療が進まないことに超絶イラつきながらも、同時進行で病院経営には冷徹なまでの手腕を発揮するのがマサオの魅力です。  今回、マサオの大学時代の恩師である桜坂中央病院の権威・山本輝彦(武田鉄矢)が医療事故を犯した疑いが浮上しました。しかも、よりによってその事故を調査する外部メンバーに、壇上の外科部長である羽村(及川光博)が選ばれています。  羽村とマサオは大学時代からの仲。つまり山本先生は羽村にとっても恩師なわけですが、調査の結果は「黒に近いグレー」。羽村は「先生を守るため」に「白」という報告書を上げようとしますが、マサオはこれを利用することにしました。  恩師に対して「ミスを隠してほしくば、壇上と提携せよ」と持ちかけるのです。実に腹黒い。  しかし、山本先生の手術に疑問を持っていた患者・風間(須田邦裕)が壇上を訪れ、沖田が開腹したことで「黒」であることが明確に。沖田はひねりのない性格なので、そのまま風間に「山本先生のミスだよ」と伝えることにしました。そうなると、羽村も報告書に「白」と書くわけにはいきません。  羽村の報告書によって、山本先生は桜坂を辞めることに。羽村は「君がひとりの優秀な外科医を殺したんだ!」と言いながら沖田に殴りかかったり(猫パンチビンタ。ミッチーだけにミッチー・ローク風)、山本先生から「おかげで権威から解放された」と許しの留守電を受けて泣き崩れたりと、ナイーブさを発揮しますが、マサオはこの事態すら逆手に取ります。外科医がひとり減った桜坂に羽村を兼任外科部長として送り込むことで、まんまと提携話をまとめてしまいました。  その間にも、不倫中の女弁護士と一夜を過ごしたり、ニヤニヤしながら水槽の手入れをしたり、何かと挙動不審なマサオ。浅野忠信は、このドラマのクランクイン後、取材に対して「監督が3人いることで、役が回ごとに変わって戸惑った」「台本が撮影と同時進行で上がってくるなんて映画ではありえない」と、3年ぶりとなるテレビドラマの現場について語っていましたが、ヤケクソなのか楽しんでいるのか、あんまり見たことのない浅野が見られて楽しい限りです。  物語は、沖田がいよいよ深冬に脳腫瘍を告知したところまで。深冬は前もって自分でCTを撮り、絶望的な状況であることを自覚しています。で、そのCTを見たときに思い出したのが、沖田に「結婚します」メールを送って「おめでとう」って返信されたことなんだって。  このへんの沖田と深冬の未練エピソードって、無理やりねじ込んでいる感じがしてドラマそのものを薄っぺらくしている気がするんですが、まあ我らがマサオの嫉妬心を煽ってくれるので歓迎したいところでもあるんですよね。  マサオ、次回も大暴れお願いします! (文=どらまっ子AKIちゃん)

清水富美加を待ち受ける教団の“VIP待遇”、マネジャー呼び出しは「高級ホテルのスイートルーム」

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 新興宗教・幸福の科学への出家を発表した女優の清水富美加に対し、同教団の信者で結成されたアイドルグループ・アンジュエルのメンバーから、「かっこいい!」と賛辞が相次いでいる。  アンジュエルは、同教団の“学生部”から誕生した5人組のアイドルグループ。昨年12月にお披露目されたばかりで、現在はネット配信などが主な活動となっているが、アイドルファンからの注目度は高く、今月にはお披露目ライブも控えている。  Twitterで、幸福の科学の教えや大川隆法総裁の著書を紹介するなど、信仰心のあついメンバーたちだが、清水が出家を発表すると、メンバーのはるかは「清水富美加ちゃん、本当にかっこいい! 姉の友達で、ずっと芸能人として応援してきましたが、出家をするなら、もっともっと応援します」とツイート。  ほかのメンバーも、「世間に惑わされずに自分の信念を突き通した富美加ちゃん、カッコ良すぎます」(いつき)、「一人でも多くの人を救いたいっていう、純粋な愛の思いで覚悟を決めた富美加ちゃん、素敵です…! 自分の利益を度外視して、世のため人のためになりたい、っていう姿カッコイイです!」(みなみ)などと、清水の行動を絶賛している。  また、同教団広報は12日、清水が自らの意思で出家を決意し、教団はあくまでも「緊急救済の観点から受け入れを決めた」と明かしているが、はるかも「出家は、強要されることは一切なく、むしろ目指しても難しい場合があるくらいの、憧れのお仕事なんです」と内情を明かし、フォローしている。 「清水はいまや、教団の大スター。これまで、事務所の寮で質素な生活を送ってきた清水ですが、今後は教団のVIP待遇が待っていますから、生活環境は見違えるでしょう。ちなみに先月28日、清水が教団の弁護士と共にレプロの担当マネジャーに出家すると打ち明けた際、呼び出した場所は都内高級ホテルのスイートルームでした」(芸能記者)  清水は11日に「レプロ」の名前が入ったアカウントを捨て、新たにTwitterを開設。「色々ありましたし、色々あります。100%本人で自由に、ね。 つぶやきたいと思いますので よろしくお願いしまする」と、これまで自由にツイートできなかったことを匂わせたほか、12日には「力ある大人の怖い部分を見たら 夢ある若者はニコニコしながら 全てに頷くようになる。そんな中ですり減って行く心を 守ってくれようとしたのは 事務所じゃなかった」と、直接的なレプロ批判を繰り広げた。 「現在、教団に守られ、怖いものなしといった様子の清水ですが、溜まっていたレプロへのうっ憤を溜め込まずに吐き出すつもりなのでしょう。また、バーニング傘下のレプロを敵にまわすということは、これまで活動してきたフィールドに戻る気はないという意思表示とも。教団広報は、『芸能界を引退したわけではない』とコメントしていますが、今後は同教団製作映画の“専属女優”として、広告塔を務めると見られています」(同)  芸能界でトップ女優にはなれなかったものの、教団では大スター扱いの清水。Twitterでの自由なつぶやきと共に、今後の活動に関心が集まりそうだ。

幸福の科学、清水富美加の「芸能界引退」否定! 「教団の客寄せパンダ」「起用する局皆無」の声

 2月12日付のスポーツ各紙で、清水富美加が宗教団体「幸福の科学」に出家するために芸能界を引退すると報じられ、世間に大激震が走った。

 幸福の科学サイドは同日、会見を行い、今後清水が宗教家として「千眼美子(せんげん・よしこ)」の法名で活動することを発表し、さらに、所属事務所・レプロエンタテインメントとの契約内容が悪質であると糾弾。これを受けて、レプロも会見を開き、「事実と違うところが多く含まれている」と反論を展開し、まさに“泥仕合”の様相を呈している。

 そんな中、「デイリースポーツ」は13日、幸福の科学が同紙の取材に対し、「清水が芸能界を引退する」という報道を否定したと伝えた。同団体は、「体調の回復を待ち、宗教者としての修行を積んだ上で」としつつ、「信条上合致する、考え方の合う映画やドラマなどに出演する可能性はあります」と回答したという。

「この幸福の科学の言い分に対し、ネット上ではブーイングが巻き起こっています。『今やっている仕事を投げ出しておいて、都合がよすぎる』『私はやりたいことしかやりません! ってことだったの?』『さすがに自分勝手すぎる』といった声が上がり、呆れ返っている人も多いです。確かに、清水は今年3本の映画に出演予定で、そのうち2本が主演、1本がヒロインという役どころ。ともすると全作品お蔵入りになる可能性もあり、各方面に多大なる迷惑をかけている状況なんです。そこに来て『また落ち着いたら芸能活動をするかも』と言い出しただけに、『納得できない』と反感を買うのは当然の流れでしょう」(芸能ライター)

 中には、「幸福の科学に、いいように使われているだけではないか?」「ただの客寄せパンダ」といった指摘も出ている。

「幸福の科学は、清水を“広告塔”にしたいという考えを少なからず持っているはず。そのために、これからも芸能活動をしてもらうことを希望しているでしょうが、こんな大騒動を起こした清水を起用しようと思うテレビ局なんて皆無ですよ。そもそも芸能人が、自身の宗教を公にすること自体、現在の芸能界ではタブーといわれていますからね。現実的に考えて、幸福の科学が制作する映画専門の女優になるのではないでしょうか」(同)

 ネット上には、「いっそのこと引退してしまった方がいい」という意見も多く出る中、清水は今後どのような活動を進めていくのだろうか。

幸福の科学、清水富美加の「芸能界引退」否定! 「教団の客寄せパンダ」「起用する局皆無」の声

 2月12日付のスポーツ各紙で、清水富美加が宗教団体「幸福の科学」に出家するために芸能界を引退すると報じられ、世間に大激震が走った。

 幸福の科学サイドは同日、会見を行い、今後清水が宗教家として「千眼美子(せんげん・よしこ)」の法名で活動することを発表し、さらに、所属事務所・レプロエンタテインメントとの契約内容が悪質であると糾弾。これを受けて、レプロも会見を開き、「事実と違うところが多く含まれている」と反論を展開し、まさに“泥仕合”の様相を呈している。

 そんな中、「デイリースポーツ」は13日、幸福の科学が同紙の取材に対し、「清水が芸能界を引退する」という報道を否定したと伝えた。同団体は、「体調の回復を待ち、宗教者としての修行を積んだ上で」としつつ、「信条上合致する、考え方の合う映画やドラマなどに出演する可能性はあります」と回答したという。

「この幸福の科学の言い分に対し、ネット上ではブーイングが巻き起こっています。『今やっている仕事を投げ出しておいて、都合がよすぎる』『私はやりたいことしかやりません! ってことだったの?』『さすがに自分勝手すぎる』といった声が上がり、呆れ返っている人も多いです。確かに、清水は今年3本の映画に出演予定で、そのうち2本が主演、1本がヒロインという役どころ。ともすると全作品お蔵入りになる可能性もあり、各方面に多大なる迷惑をかけている状況なんです。そこに来て『また落ち着いたら芸能活動をするかも』と言い出しただけに、『納得できない』と反感を買うのは当然の流れでしょう」(芸能ライター)

 中には、「幸福の科学に、いいように使われているだけではないか?」「ただの客寄せパンダ」といった指摘も出ている。

「幸福の科学は、清水を“広告塔”にしたいという考えを少なからず持っているはず。そのために、これからも芸能活動をしてもらうことを希望しているでしょうが、こんな大騒動を起こした清水を起用しようと思うテレビ局なんて皆無ですよ。そもそも芸能人が、自身の宗教を公にすること自体、現在の芸能界ではタブーといわれていますからね。現実的に考えて、幸福の科学が制作する映画専門の女優になるのではないでしょうか」(同)

 ネット上には、「いっそのこと引退してしまった方がいい」という意見も多く出る中、清水は今後どのような活動を進めていくのだろうか。

テイラー・スウィフトのそっくりさんが、ドッペルゲンガーレベルに似ている!

 現地時間4日に開催された『スーパーボウル』の前夜祭ライブで、「今年のライブはこの1回だけ」と宣言し、ファンにショックを与えた、歌手のテイラー・スウィフト。新作アルバム制作に期待する声も高まっているが、「当分テイラーにライブで会えないのか……」と、がっかりするファンが続出している。

 そんなテイラーのファンの間で今話題騒然となっているのが、エイプリル・グロリアという女性。「とてつもなくテイラーにそっくり!」とネット上が半狂乱の騒ぎとなっているのだ。

 エイプリルはカンザス州在住のコスプレイヤーで、コスプレ歴は約4年。「衣装も自分で作る」という洋裁師でもある。彼女のFacebookやインスタグラムには、人気ウェブアニメ『RWBY』のブレイクや人気PCゲーム『ウィッチャー3』のシリなどの、完成度の高いコスプレ写真が大量に紹介されている。クリエーターが創作活動のために資金調達を募るクラウドファンディングサービス「Patreon」では毎月1,600ドル(約18万円)以上の資金を集めている「有能なコスプレイヤー」なのだ。

 エイプリルは、コスプレの一環としてテイラーのコスプレを始めたようなのだが、もともとの顔立ちや輪郭から、サングラスをかけただけで「テイラーのそっくりさん」になれるレベル。逆に「テイラーのコスプレしない方がテイラーに似ている!」という声も多いほどなのだ。彼女のインスタグラムのコメント欄には「テイラーじゃないって気づくまで、すごく時間がかかっちゃった」「これぞまさしくテイラーのドッペルゲンガー!」といったテイラーファンの驚きの声が多数寄せられている。

 また、ここまでエイプリルが騒がれているのは、テイラーが現在、表立った活動をあまりしていないため。ロマンス映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のための新曲「I Don’t Wanna Live Forever」を元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクとコラボしたことや、『スーパーボウル』の前夜祭ライブ以外はまったく活動していないのだ。

 インスタグラムのフォロワー数は、すでに6万8,000を超えているエイプリル。コスプレイヤーとしての今後の活躍にも、ぜひ期待したいところである。

※エイプリル・グロリアのインスタグラム

テイラー・スウィフトのそっくりさんが、ドッペルゲンガーレベルに似ている!

 現地時間4日に開催された『スーパーボウル』の前夜祭ライブで、「今年のライブはこの1回だけ」と宣言し、ファンにショックを与えた、歌手のテイラー・スウィフト。新作アルバム制作に期待する声も高まっているが、「当分テイラーにライブで会えないのか……」と、がっかりするファンが続出している。

 そんなテイラーのファンの間で今話題騒然となっているのが、エイプリル・グロリアという女性。「とてつもなくテイラーにそっくり!」とネット上が半狂乱の騒ぎとなっているのだ。

 エイプリルはカンザス州在住のコスプレイヤーで、コスプレ歴は約4年。「衣装も自分で作る」という洋裁師でもある。彼女のFacebookやインスタグラムには、人気ウェブアニメ『RWBY』のブレイクや人気PCゲーム『ウィッチャー3』のシリなどの、完成度の高いコスプレ写真が大量に紹介されている。クリエーターが創作活動のために資金調達を募るクラウドファンディングサービス「Patreon」では毎月1,600ドル(約18万円)以上の資金を集めている「有能なコスプレイヤー」なのだ。

 エイプリルは、コスプレの一環としてテイラーのコスプレを始めたようなのだが、もともとの顔立ちや輪郭から、サングラスをかけただけで「テイラーのそっくりさん」になれるレベル。逆に「テイラーのコスプレしない方がテイラーに似ている!」という声も多いほどなのだ。彼女のインスタグラムのコメント欄には「テイラーじゃないって気づくまで、すごく時間がかかっちゃった」「これぞまさしくテイラーのドッペルゲンガー!」といったテイラーファンの驚きの声が多数寄せられている。

 また、ここまでエイプリルが騒がれているのは、テイラーが現在、表立った活動をあまりしていないため。ロマンス映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のための新曲「I Don’t Wanna Live Forever」を元ワン・ダイレクションのゼイン・マリクとコラボしたことや、『スーパーボウル』の前夜祭ライブ以外はまったく活動していないのだ。

 インスタグラムのフォロワー数は、すでに6万8,000を超えているエイプリル。コスプレイヤーとしての今後の活躍にも、ぜひ期待したいところである。

※エイプリル・グロリアのインスタグラム

“挿入しなかった昔の女”に思いを募らせる――女流官能小説家が描く“身勝手な男”の深層

 男と女が、いざセックスのシチュエーションになってはみたものの、男性側の都合で最後まで至らなかった場合、女性はこれ以上ないほどのストレスを感じるのではないだろうか。

 男は肉体的に感じれば、どんなシチュエーションでもイケると誤解されがちだが、実はそうでもない。男も女と同じようにメンタルが性欲と直結している部分があるし、相手を大事に思えば思うほど、射精まで致らないとも聞く。

 今回ご紹介する藍川京氏の「花言葉』(『契り』収録、双葉社)は、津山という男性の視点で綴られている作品だ。

 津山が33歳のときに恋をしたのは、25歳の朝香。コンビニの入り口で津山が落とした小銭入れを朝香が拾ってくれた縁で、2人は知り合った。初対面でお茶をし、その後は週に1~2度、定期的に食事をしたり酒を飲むような仲になる。実は津山はすでに既婚者であったが、そのことは朝香に告げずに関係を続けていた。

 既婚者という自身の身分を考え、決して朝香をホテルには誘わずに自制していた津山だが、朝香に誘われて温泉宿へ宿泊することになり、いよいよ腹をくくった。温泉宿で朝香に既婚者であることを打ち明け、2人は肌を重ねる。しかし津山は決して挿入はせず、指だけで朝香を絶頂へと導いた。それは、津山にとっての最後の自制であった。

 それから津山は海外赴任となり、朝香に別れを告げるが、13年後、2人は再会する。朝香のことを忘れられなかった津山は、以前彼女が住んでいたマンションやかつて通っていたバーを訪ね、些細な足がかりを頼りに居所を探る。そして目の前に現れた朝香は、既婚者で、和服の似合う美しい女性へと変貌していた――。

 既婚者の津山が、13年前の女である朝香の身の上を心配し、着物を着慣れている姿を見て「恵まれた生活をしている」と安堵するところに、男の身勝手な視点が非常によく表れていると思ってしまう。

 このように、男が女に対して抱く感想というのは自分本位である場合は少なくない。その後津山は、朝香と最後まで至ることにしたのだが、それは、女として成熟して地に足が着き、生活にも恵まれている朝香だからこそ、手を出しても許される……という思い込みゆえなのではないだろうか。自分都合だけでタイミングを計っている男性に翻弄されては、女はたまったものではない。

 しかし朝香はそんな津山を受け入れる。男の身勝手さに、ついほだされてしまう、男は弱い生き物だということも受け入れるのが、女の本能……ということなのだろうか。

 本作は、女流官能小説家のトップに君臨する藍川氏の作品だが、男目線を理解し尽くしているように思う。同時に、藍川氏の懐の深さがうかがえる一作である。
(いしいのりえ)

“挿入しなかった昔の女”に思いを募らせる――女流官能小説家が描く“身勝手な男”の深層

 男と女が、いざセックスのシチュエーションになってはみたものの、男性側の都合で最後まで至らなかった場合、女性はこれ以上ないほどのストレスを感じるのではないだろうか。

 男は肉体的に感じれば、どんなシチュエーションでもイケると誤解されがちだが、実はそうでもない。男も女と同じようにメンタルが性欲と直結している部分があるし、相手を大事に思えば思うほど、射精まで致らないとも聞く。

 今回ご紹介する藍川京氏の「花言葉』(『契り』収録、双葉社)は、津山という男性の視点で綴られている作品だ。

 津山が33歳のときに恋をしたのは、25歳の朝香。コンビニの入り口で津山が落とした小銭入れを朝香が拾ってくれた縁で、2人は知り合った。初対面でお茶をし、その後は週に1~2度、定期的に食事をしたり酒を飲むような仲になる。実は津山はすでに既婚者であったが、そのことは朝香に告げずに関係を続けていた。

 既婚者という自身の身分を考え、決して朝香をホテルには誘わずに自制していた津山だが、朝香に誘われて温泉宿へ宿泊することになり、いよいよ腹をくくった。温泉宿で朝香に既婚者であることを打ち明け、2人は肌を重ねる。しかし津山は決して挿入はせず、指だけで朝香を絶頂へと導いた。それは、津山にとっての最後の自制であった。

 それから津山は海外赴任となり、朝香に別れを告げるが、13年後、2人は再会する。朝香のことを忘れられなかった津山は、以前彼女が住んでいたマンションやかつて通っていたバーを訪ね、些細な足がかりを頼りに居所を探る。そして目の前に現れた朝香は、既婚者で、和服の似合う美しい女性へと変貌していた――。

 既婚者の津山が、13年前の女である朝香の身の上を心配し、着物を着慣れている姿を見て「恵まれた生活をしている」と安堵するところに、男の身勝手な視点が非常によく表れていると思ってしまう。

 このように、男が女に対して抱く感想というのは自分本位である場合は少なくない。その後津山は、朝香と最後まで至ることにしたのだが、それは、女として成熟して地に足が着き、生活にも恵まれている朝香だからこそ、手を出しても許される……という思い込みゆえなのではないだろうか。自分都合だけでタイミングを計っている男性に翻弄されては、女はたまったものではない。

 しかし朝香はそんな津山を受け入れる。男の身勝手さに、ついほだされてしまう、男は弱い生き物だということも受け入れるのが、女の本能……ということなのだろうか。

 本作は、女流官能小説家のトップに君臨する藍川氏の作品だが、男目線を理解し尽くしているように思う。同時に、藍川氏の懐の深さがうかがえる一作である。
(いしいのりえ)

『アメトーーク!』は物足りなかった!? 相撲ブームの今こそ再注目したい、ナイツ塙の相撲愛

『アメトーーク!』は物足りなかった!? 相撲ブームの今こそ再注目したい、ナイツ塙の相撲愛の画像1
マセキ芸能社公式サイトより
「大谷翔平スゴイぞ芸人」「スクール☆ウォーズ芸人」に続いての、スポーツネタ3連発となった『アメトーーク!』(テレビ朝日系)の「相撲大好き芸人」(12日放送)。新横綱・稀勢の里ブームに沸く大相撲だが、番組企画は初場所での稀勢の里優勝前だったというから、そのあたりの時流を読む巧さはさすがだ。  芸人たちの話術以上に、相撲の「画力」で見せていた番組構成は非常に好感が持てた。相撲ライトユーザーも、コアなファンも、双方楽しめる内容になっていたのではないだろうか。やはり『アメトーーク!』は、マニアックなネタを大衆向けにマイルドにしていく企画よりも、大相撲のような誰もが知ってはいるけれど……というネタに真正面から切り込んでいくほうが面白い。  それはさておき、12日の放送では、大相撲中継でゲスト解説を務めることもあるデーモン閣下、そして曙×イチロー、白鵬×旭鷲山の知られざるエピソードを語ったキンボシ西田の2人の独壇場だったように思う。  それだけに、リーダーを務めたナイツ・塙宣之のおとなしさが、ちょっともったいなく思えてしまった。もっと塙の“相撲話芸”を披露してほしかったのだ。放送でカットされている分はあるだろうし、リーダーとして、ほかの芸人(特に、普段ラジオなどで名前だけはやたらと紹介しているキンボシ西田)の話を引き出そうとしていた部分はあるだろう。だが、特にこの1年、芸能界で最も相撲人気に貢献していたのは塙宣之であり、ナイツだと思う。  たとえば、ちょうど1年前、2016年2月放送の『炎の体育会TV』(TBS系)では「大相撲が100倍楽しくなるスゴ技映像ベスト3」を熱烈プレゼン。小錦の突っ張り、琴奨菊のがぶり寄り、霧島のうっちゃりについて、映像とともに熱く語り倒していた。  5月29日の『ワイドナショー』(フジテレビ系)では、「相撲界で話題の宇良に迫る」と題して、十両・宇良の珍しい決まり手を、なぜか塙が解説。塙といえば、「ご存じでしょ」とばかりに浅草芸人の名を次々連ねるのがおなじみだが、この日の『ワイドナショー』では同様に、「ご存じでしょ」と十両力士の名を笑いなしで語り続け、「情報量が多すぎる(笑)。宇良君に詳しすぎて笑ってしまう(笑)」という松本人志のコメントを引き出していた。  年末放送のNHK特番『大相撲この一年』では、北の富士、舞の海と並んで角界の1年間を総まとめ。ご意見番2人に負けず劣らずの相撲知識を披露していた。また、相撲における優勝の難しさと、漫才の賞レースで勝つことの難しさについて問われた際には「優勝候補といわれると、自分をよく見せようと思っちゃって、そうじゃないリラックスしているコンビに優勝をかっさらわれるとかありますね。ただ、優勝したいという気迫もないと優勝できない」とコメント。さすがの分析力だった。  ついでに言うと、BS・CSの優れた番組や企画に贈られる「衛星放送協会オリジナル番組アワード2016」のバラエティ部門最優秀賞は、塙がナレーションを担当するフジテレビONE『大相撲いぶし銀列伝』だ。  塙が素晴らしいのは、相撲への愛情や敬意が常に感じられる点はもちろん、番組で披露する相撲話に、“かぶりネタ”が少ない点にある。 『アメトーーク!』芸人に少なからずあるのが、「違う番組でしゃべってたネタ、ここでもまた使ってるな」という場面だ。一度目は面白くても、何度も聞かされると飽きてしまうもの(もっともこれは、芸人の問題よりも、番組サイドの「あの面白い話、またお願いします」というオーダーもあったりするのだろうが)。だが、番組ごとに少しずつ視点を替え、取り組みを替え、力士を替えて相撲の魅力を語る塙を見ていると、その話芸の巧みさと、大相撲の奥深さを知ることができる。  加えてここ最近は、バラエティやスポーツ系番組以外、つまり本業の寄席やテレビ番組で披露する漫才でも「相撲ネタ」が増えてきた印象がある。かつて、「野球はなんにでも例えられる」と語っていた塙だが、同様に、相撲や力士もなんにでも例えることができるようだ。そして、もちろん、この相撲漫才がすこぶる面白い。地方の寄席では、その土地ごとに出身力士の話題を枕に使い、場を盛り上げているという。  新横綱・稀勢の里の誕生に沸く今、やっと来た相撲ブーム。この時流に合わせて、ナイツ塙の相撲ネタ・相撲漫才を披露する機会が、もっともっと増えてほしいと願うばかりだ。 (文=オグマナオト) ◆「熱血!スポーツ野郎」過去記事はこちらから◆