女優・清水富美加と幸福の科学の主張に対し、所属事務所・レプロエンタテインメント(以下、レプロ)の担当弁護士が「大変、遺憾。事実と違うところが含まれている」と強く反論している。 幸福の科学の広報によれば、清水はレプロ所属時は歩合制だったが、ようやく稼げるようになってきた15歳当時、一方的に月額5万円の給与制へ変更され、これに父親が抗議。すると、レプロは清水を“干す”ように。具体的には、クライアントが清水の起用を希望していても、仕事を勝手に断ってしまったという。 この経験から、嫌な仕事も断れなくなってしまったという清水。事前に「やりたくない」と伝えていた水着の仕事をムリヤリ入れられてしまったこともあったとか。さらに、連ドラの撮影が深夜まで及んでも、事務所から送迎のサポートはなかったという。 ここで思い出されるのが、おととしの能年玲奈の独立騒動。「週刊文春」(2015年5月7日・14日ゴールデンウィーク特大号)は、能年が主演ドラマ『あまちゃん』(NHK)撮影中も給料が5万円であったことや、経費清算が追いつかず、手持ちのお金がなくなってしまったことなどを報道。寮の乾燥機が壊れた際には、能年が「明日のパンツがない」「財布に200円しかない」と、深夜、当時演技指導をしていた滝沢充子氏に電話したこともあったと伝えた。 また、『あまちゃん』でブレーク後、能年にはオファーが殺到したが、レプロは仕事を勝手に断っていたといい、その中には能年が出演を熱望していた実写映画『進撃の巨人』も。当時、能年は記者の直撃に「仕事がしたい」と語っていた。 「能年とレプロは、いまだに言い分が食い違ったまま、平行線をたどっている。ただ、2つだけ明らかなことは、能年がレプロ側から『能年玲奈の名前を使うな』と警告され、改名を余儀なくされたことと、現在、能年(のん)が女優として“干されている”ということ。このヤクザ的なやり口を思わせる状況から、世間はレプロへの不信感を募らせており、清水への同情的な声に繋がっています」(芸能記者) レプロといえば、“芸能界のドン”率いるバーニング傘下の芸能事務所。最近では、レプロに所属する人気タレント・マギーの不倫疑惑がフライデーされたものの、テレビやスポーツ新聞が一切後追いしないという、なんとも気味の悪い現象が起きた。 「所属者との契約トラブルや、マスコミへの圧力の実態が明るみになるにつれ、世間には『レプロ=怖い』というイメージが定着。レプロには、10代の女性タレントが多く所属しており、ファンからも心配する声が上がっている。また、レプロの屋台骨である新垣結衣も、少し前に『女優やめたい』『事務所やめたい』と周囲に漏らしていたとか。マスコミへの高圧的な態度で知られるレプロですが、それが所属者にも向けられているのかも」(同) 現在も能年のプロフィールをサイト上に掲載し続け、「契約上はまだ所属している」と主張するレプロ。清水は無事、プロフィールを抹消してもらえるだろうか?
日別アーカイブ: 2017年2月13日
能年玲奈、マギー、清水富美加……相次ぐ騒動で定着した「レプロ=怖い」というイメージ
女優・清水富美加と幸福の科学の主張に対し、所属事務所・レプロエンタテインメント(以下、レプロ)の担当弁護士が「大変、遺憾。事実と違うところが含まれている」と強く反論している。 幸福の科学の広報によれば、清水はレプロ所属時は歩合制だったが、ようやく稼げるようになってきた15歳当時、一方的に月額5万円の給与制へ変更され、これに父親が抗議。すると、レプロは清水を“干す”ように。具体的には、クライアントが清水の起用を希望していても、仕事を勝手に断ってしまったという。 この経験から、嫌な仕事も断れなくなってしまったという清水。事前に「やりたくない」と伝えていた水着の仕事をムリヤリ入れられてしまったこともあったとか。さらに、連ドラの撮影が深夜まで及んでも、事務所から送迎のサポートはなかったという。 ここで思い出されるのが、おととしの能年玲奈の独立騒動。「週刊文春」(2015年5月7日・14日ゴールデンウィーク特大号)は、能年が主演ドラマ『あまちゃん』(NHK)撮影中も給料が5万円であったことや、経費清算が追いつかず、手持ちのお金がなくなってしまったことなどを報道。寮の乾燥機が壊れた際には、能年が「明日のパンツがない」「財布に200円しかない」と、深夜、当時演技指導をしていた滝沢充子氏に電話したこともあったと伝えた。 また、『あまちゃん』でブレーク後、能年にはオファーが殺到したが、レプロは仕事を勝手に断っていたといい、その中には能年が出演を熱望していた実写映画『進撃の巨人』も。当時、能年は記者の直撃に「仕事がしたい」と語っていた。 「能年とレプロは、いまだに言い分が食い違ったまま、平行線をたどっている。ただ、2つだけ明らかなことは、能年がレプロ側から『能年玲奈の名前を使うな』と警告され、改名を余儀なくされたことと、現在、能年(のん)が女優として“干されている”ということ。このヤクザ的なやり口を思わせる状況から、世間はレプロへの不信感を募らせており、清水への同情的な声に繋がっています」(芸能記者) レプロといえば、“芸能界のドン”率いるバーニング傘下の芸能事務所。最近では、レプロに所属する人気タレント・マギーの不倫疑惑がフライデーされたものの、テレビやスポーツ新聞が一切後追いしないという、なんとも気味の悪い現象が起きた。 「所属者との契約トラブルや、マスコミへの圧力の実態が明るみになるにつれ、世間には『レプロ=怖い』というイメージが定着。レプロには、10代の女性タレントが多く所属しており、ファンからも心配する声が上がっている。また、レプロの屋台骨である新垣結衣も、少し前に『女優やめたい』『事務所やめたい』と周囲に漏らしていたとか。マスコミへの高圧的な態度で知られるレプロですが、それが所属者にも向けられているのかも」(同) 現在も能年のプロフィールをサイト上に掲載し続け、「契約上はまだ所属している」と主張するレプロ。清水は無事、プロフィールを抹消してもらえるだろうか?
『山田孝之のカンヌ映画祭』第6話 “カンヌの申し子”河瀬直美監督が山田孝之をフルボッコに……
俳優・山田孝之がプロデューサーとなり、突如「カンヌ映画祭」でパルムドール賞を獲りたいと言い出した。監督に山下敦弘、主演の猟奇殺人鬼役にまさかの芦田愛菜を配置した映画のタイトルは『穢の森』。その制作の裏側を追うドキュメンタリーのようなドキュメンタリーじゃないような番組としてこの企画は始まった。 映画の製作資金を調達するための「パイロットフィルム」と呼ばれる、ごく短めな映像を撮ったものの、映画会社や企業には出資を断られ、結局、山田の大ファンだという社長(ガールズバーなど経営)に山田自らTwitterで接触、山田の「サインと写真」で、まんまと予算(1億円/とりあえず2,000万円)調達に成功。その金でカンヌに出かけ、エビを食ったり記念写真を撮ったり「カンヌTシャツ」買ったりと浮かれつつも、映画祭事務局の関係者にパイロットフィルムを渡すことに成功した。 今回はそのフランスでいろいろな映画人たちに話を聞くところから始まるが、最後に強敵が立ちはだかる。「第6話 山田孝之 フランスの映画人と会う」を振り返る。 山田らがフランスの映画関係者にカンヌや映画について聞く前半は、もはやフェイクでもなんでもない、本物のドキュメンタリー。なんたって、ほぼフランス語に日本語字幕で、山田らの発言はかなり抑えられ、もはや、いることすら忘れてしまうほど。日本語がほぼ聞こえない状態は、単館でフランス映画を観ている気持ちにさせられる。 この番組の自体の監督である松江哲明(もう一人の監督は山下)は自身のTwitterで、普段の何倍もの素材を詰め込んだことに触れ、今回の編集の苦労をにじませている。 ■ギョーム・ブラック(フランスで最も期待される若手映画監督) ・カンヌを獲れる偉大な映画を撮らないとダメだと話すが、今まで一本も映画を撮れていない友人の話。(今の山田を示唆?) ・自分ならカンヌを下見したりパイロットフィルム(以下PF)を作ったりせず脚本を書き、早く俳優に会うと、もっともな意見。 ・カンヌで選ばれたいならフィルムで撮った方が有利。 ・撮りたい場所と俳優が見つかれば映画はできたも同然。 ■オレリー・ゴデ(ロカルノ国際映画祭プログラマー) ・山田らのパイロットフィルムを観て、「カンヌ」には向かないと、「ロカルノ」に向いていると。「ロカルノ」は変わった作品が好きらしい。 ・カンヌでは「お祭り騒ぎ」で良作が埋もれる危険性もあると指摘。 ■ディミトリ・イアンニ(フランスで日本のインディーズ作品やマニアックなジャンル作品を紹介する日本映画研究家) ・『劇場版テレクラキャノンボール』のTシャツを着て登場。 ・撮影カメラマンの、是枝作品でおなじみ山崎裕の名前に即座に反応。有能なスタッフが参加していることはプラス。 ・山田の出演作(何かは不明)を観ているので、家に来てくれたことを驚く。 ・彼の本棚には山下の『くりいむレモン』もあるが、そこには触れず。 ・ロマンポルノと実録ヤクザものについて熱く語る。特に日本の撮影所システムがなくなり徒弟制度が崩壊、若い監督が学ぶ場が亡くなったと嘆く。 ■ヨヴ・ムーア(映画の色彩を整えるカラリスト) ・(PFを観て)芦田の持つ包丁の切れ味をもっと強調した方がいいと提案。 ・フィルムに似せるのではなくデジタルの個性を出すべき。(ギョーム・ブラックと逆) ■ヴァンサン・ワン(プロデューサー・映画館経営) ・いい監督というのは自身の企画を信じ続けられる監督。 ・映画祭で賞をもらってもその作品の価値が決まるわけではない。 ・監督の仕事は出演者やスタッフのエネルギーを作品の中に昇華させること。 「カンヌに来ないで脚本作るべき」や、「賞でその作品の価値が決まるわけではない」等、耳の痛い正論に混じって、日本映画における「撮影所」の意味に触れたディミトリ・イアンニの考察などは興味深く、この番組の振り幅を改めて再確認することになった前半。 この後、日本に帰るまでに番組始まって以来の真剣さで、プロットを完成させる2人。途中で見えた山下のメモには「邦彦」とか「来世」という人物名が見られる。「来世」は芦田の役名だと思われるが……。このプロットは番組のHPですでに全て公開されており、芦田が親を殺すまでの描写も見られるようになっている。 ここで舞台は突然、奈良へ飛ぶ。尋ねた事務所に現れたのは、映画監督の河瀬直美。 『萌の朱雀』(1997)でカメラドール(新人監督賞)を受賞して以来、7度もカンヌに招かれ、『穢の森』となぜか(?)似ているタイトル『殯の森』ではグランプリを受賞、自身も「カンヌに育ててもらっている」と公言している“カンヌの申し子”で、近頃発表された次回作『光』も、カンヌに行く可能性は非常に高い。とにかく今の日本映画界でもっともカンヌで活躍している、いや、失礼な言い方をしたら、カンヌ(などの)映画祭でしか活躍していないと思ってしまうほど、カンヌ純度の高い監督だ。 この番組での山田のような理解しがたい人間に制作現場やスタッフが振り回される『道/子宮で映画を撮る女』という短編を、かつて山下は撮っているが、それのモデルはかつての河瀬ではないかと言われているし、今回の企画自体、その延長線上にあるのではないかと思われる。 そんな裏ドラのような人物を、3人は訪ねたのだ。しかも3人が着ているTシャツの胸には「I▽(ハートマーク)CANNES」の文字が躍っている。何も言われなければいいのだが……と思う間もなく、対面と同時に「このTシャツどうしたの?(笑)」と河瀬に気付かれる。そりゃそうだ。気付かないわけがない。 しかしながら驚いたのは、山下が口ごもりながら「僕と山田君でカンヌに行って来まして……」と言葉を選びながら説明しかけるや否や、「これ今年(2016)のやつ!」と、カンヌ映画祭シネフォンダシオン部門で審査員長を務めた時のポスターを見せてくれる。 シネフォンダシオン部門とは学生の作品に対する賞。 つまり、山田一行が目指すカンヌ映画祭で、もはや河瀬はすでに学生相手とはいえ、審査員長を務めるほどの、いわば「カンヌ先生」、もはやカンヌ側の人なのだ。 相手が悪すぎる。かつてスピルバーグから送られた「To Naomi, you inspire me!」というサインを見せてくださる河瀬先生。つまり「あんたに刺激を受けた」と、あの巨匠が褒めている言葉を、ご丁寧に自ら朗読してくださる。 ほかにもニコール・キッドマンの「Lovely,Naomi lovely」とか、自身のカンヌっぷりを惜しげもなく紹介してくださるという、ある種、地獄のような状況。 「カンヌ暑くなかった?」「カラッとしてるのね、夏は」と、とにかく端々にカンヌ先生の「カンヌ有段者」としての言動がちらつく。「カンヌ」というダンジョンに現れた強力なボスキャラだ。 まだ、訪問の趣旨は伝えていない。 ここで手土産を差し出す山下。 時間を割いてくれた先輩への配慮として当然の気配りかと思いきや、紙袋から出てきたのは例の「アイラブカンヌ」Tシャツ。「一緒に着た方がいいの?(笑)」と一応冗談めかしてはいるものの、冗談を言える河瀬の動じなさが逆に恐ろしい。 さらに、同じデザインのマグカップと熊のぬいぐるみまで渡すも、値札を剥がし忘れており、「人にあげるときは値段を外すように」と、河瀬に言われる始末。火に油、河瀬にカンヌグッズ。この時点で早くも完全に河瀬がペースを掌握する。 ここで初めて、河瀬にパルムドールを狙って作品を作ろうとしてるのでアドバイスをいただきたいという訪問の趣旨が、山下の口から伝えられる。 山田がプロデューサーを務めることへの思いや、出資先が飲食業の個人(ガールズバー経営)であること、に対し、 「その人(社長)が『カンヌ』狙いたいって言ってるってこと?」 「そもそもなんで俳優やのに、映画のプロデュースしようと思ってんの?」 「それやったらカンヌとか目指さなくても、どうでもいいんじゃない?」 逐一、見事に核心を突いてくる。 初回から見ている我々ですら、わかったようでわかっていない、思わず「その通り!」と叫んでしまいそうになる置き去りにしてきた疑問を、的確にぶつけてくる河瀬。 さらに、河瀬は攻撃の手を緩めない。 自身がでデビュー作『萌の朱雀』でカンヌで新人賞をとった際には「カンヌ」なぞ知らなかったと言い、 「自分が作りたいものを作った先に、それが付いてきた」 「どうやったら賞獲れるかなんかは、正直何にも言われへん」 しかし狂ってるこの3人、いや主に大人2人はさらに、あのパイロットフィルムをボスキャラに見せようとする。 ちょっと似ちゃったんですけど……と『穢の森』というタイトルを伝える山田に、半笑いながらも、「『森』とか付ければ賞獲れると思ってるんちゃうよな?」と問う河瀬。目は笑っていない。当たり前だが、やはり気付かれた。 「いやいや、そんな……ことではないです……」と目を合わせずに答える山田。言い返せないとは、まさにこのこと。ここまでキレが悪い山田を見るのは、シリーズ初だ。「確信犯」でないフリで逃げられる相手ではないと感じているのだろう。 河瀬がパソコンでパイロットフィルムを観ている最中に、顔の角度を変えず、視線のみで、こっそり河瀬の顔色を伺う芦田の表情は「怯え」そのもの。見られているPFには、ほぼ自分のみが映っているのだ。断頭台に登った心境だろう。 つい先日、名門有名中学に合格したとの報道のあった芦田は、報道の通りなら「昨年の夏以降、仕事をセーブして1日12時間勉強をしていた」らしい。まさにこの番組は夏に撮られたのだから、実を言えば一刻も早く帰って勉強したかったことだろう。合格したからよかったようなものの、この時期(昨年の夏)の日々を、どんな気持ちでこいつら(失礼)に同行していたのか。 観終わってすぐ感想なりを言わず、「山崎(裕)さん、撮ってもらったの?」とか、芦田に「お母さん殺すとか言うてるけど大丈夫?」等、「泳がす」ように質問をしてくる河瀬の威圧感。 「一生の作品に携わることができてうれしく思ってますし」「私のことを必要としてくださってて、山田さんについて行きたいと思ったので」と、芦田が言葉を選びつつ慎重に答える様は、まるで、おそらくこの後に経験したであろう名門中学での面接試験のようだ。しかし、この「予行練習」よりも恐ろしい本番はなかっただろう。 なぜなら、実際の学校の面接官は「一つの道具として使われたりしない? 大丈夫?」などと、芦田に切り込んできたりはしないからだ。 すかさず山田が、役者はやったことがない役だと燃えるからと援護するも「12歳だよ?」と、もはや我々が忘れていた正論を綺麗に内角に放り込んでくる。 やはり今までの「敵」とは違う。芦田と同じ年の子どもがいるという河瀬に対し、明らかに今までの大人のように、自身が「子ども」ということだけではやり過ごすことができないと感じているかのように見える。 それでも、この役に挑戦してみたいとの意思を芦田が伝えると、「『ぎゃーっ』て叫んだら表現できるってものでもないやん?」と、もう芦田を辞めさせたいがごとく詰め寄る河瀬。 叫びの演技は撮影時(第3話)、芦田自ら提案したものだったはずだ。今まで、「聖域」として誰もが踏み込まなかった芦田の内側にまで踏み込む河瀬。カンヌ受賞監督であるとともに、母親だからできる対峙の仕方に見える。 つくづく芦田には、改めて本当に合格おめでとうと言いたい。 この後もずっと、主に山田に対する「河瀬のターン」は続く。 「魂の込め方が、『何かのために』というのがすごく見える」 「魂のために、ということとかはないの?」 「大事なものがぶれちゃう」 「道が違う」 もはや無言で、汗を拭うしかできない勇者タカユキ。 さらにすごかったのはここからだ。 河瀬は、山田には俳優として、とても才能があると熱を込めて語り、「もっと真摯に俳優としてやったら、カンヌの俳優賞を獲れる、あなたなら」と詰め寄り、そして最後に「私とやれば!」と付け加えたのだ。 思わず「ん?」と珍しく戸惑う山田に対し、さらに「やる?」と、セックスを誘うがごとく決断を迫るモンスター河瀬。山田は見たこともない表情で固まっている。 敵対する「勇者」を自分の内に取り込もうと駆け引きに持ち込むのは、まさに『ドラクエ1』の決戦直前の竜王のやり口。 ゲームではここで竜王の誘いに乗ってしまうと、最終対決目前にして突然ゲームオーバーになってしまうという罠なのだが、「カンヌの勇者」はどうするのか? 次週予告「第7話 山田孝之 覚醒する」 なんと、河瀬の撮影現場で役者として待機している山田の姿と、その肩を叩く河瀬監督。山下や松江のつぶやきによると、ここまでが「A面」で、次週からが「B面」となるらしい。どうやら急展開しそうな次週。しかも前々から、続く第8話は神回だと言及していて、いよいよ目が離せない。 (文=柿田太郎)テレビ東京系『山田孝之のカンヌ映画祭』番組サイトより
『山田孝之のカンヌ映画祭』第6話 “カンヌの申し子”河瀬直美監督が山田孝之をフルボッコに……
俳優・山田孝之がプロデューサーとなり、突如「カンヌ映画祭」でパルムドール賞を獲りたいと言い出した。監督に山下敦弘、主演の猟奇殺人鬼役にまさかの芦田愛菜を配置した映画のタイトルは『穢の森』。その制作の裏側を追うドキュメンタリーのようなドキュメンタリーじゃないような番組としてこの企画は始まった。 映画の製作資金を調達するための「パイロットフィルム」と呼ばれる、ごく短めな映像を撮ったものの、映画会社や企業には出資を断られ、結局、山田の大ファンだという社長(ガールズバーなど経営)に山田自らTwitterで接触、山田の「サインと写真」で、まんまと予算(1億円/とりあえず2,000万円)調達に成功。その金でカンヌに出かけ、エビを食ったり記念写真を撮ったり「カンヌTシャツ」買ったりと浮かれつつも、映画祭事務局の関係者にパイロットフィルムを渡すことに成功した。 今回はそのフランスでいろいろな映画人たちに話を聞くところから始まるが、最後に強敵が立ちはだかる。「第6話 山田孝之 フランスの映画人と会う」を振り返る。 山田らがフランスの映画関係者にカンヌや映画について聞く前半は、もはやフェイクでもなんでもない、本物のドキュメンタリー。なんたって、ほぼフランス語に日本語字幕で、山田らの発言はかなり抑えられ、もはや、いることすら忘れてしまうほど。日本語がほぼ聞こえない状態は、単館でフランス映画を観ている気持ちにさせられる。 この番組の自体の監督である松江哲明(もう一人の監督は山下)は自身のTwitterで、普段の何倍もの素材を詰め込んだことに触れ、今回の編集の苦労をにじませている。 ■ギョーム・ブラック(フランスで最も期待される若手映画監督) ・カンヌを獲れる偉大な映画を撮らないとダメだと話すが、今まで一本も映画を撮れていない友人の話。(今の山田を示唆?) ・自分ならカンヌを下見したりパイロットフィルム(以下PF)を作ったりせず脚本を書き、早く俳優に会うと、もっともな意見。 ・カンヌで選ばれたいならフィルムで撮った方が有利。 ・撮りたい場所と俳優が見つかれば映画はできたも同然。 ■オレリー・ゴデ(ロカルノ国際映画祭プログラマー) ・山田らのパイロットフィルムを観て、「カンヌ」には向かないと、「ロカルノ」に向いていると。「ロカルノ」は変わった作品が好きらしい。 ・カンヌでは「お祭り騒ぎ」で良作が埋もれる危険性もあると指摘。 ■ディミトリ・イアンニ(フランスで日本のインディーズ作品やマニアックなジャンル作品を紹介する日本映画研究家) ・『劇場版テレクラキャノンボール』のTシャツを着て登場。 ・撮影カメラマンの、是枝作品でおなじみ山崎裕の名前に即座に反応。有能なスタッフが参加していることはプラス。 ・山田の出演作(何かは不明)を観ているので、家に来てくれたことを驚く。 ・彼の本棚には山下の『くりいむレモン』もあるが、そこには触れず。 ・ロマンポルノと実録ヤクザものについて熱く語る。特に日本の撮影所システムがなくなり徒弟制度が崩壊、若い監督が学ぶ場が亡くなったと嘆く。 ■ヨヴ・ムーア(映画の色彩を整えるカラリスト) ・(PFを観て)芦田の持つ包丁の切れ味をもっと強調した方がいいと提案。 ・フィルムに似せるのではなくデジタルの個性を出すべき。(ギョーム・ブラックと逆) ■ヴァンサン・ワン(プロデューサー・映画館経営) ・いい監督というのは自身の企画を信じ続けられる監督。 ・映画祭で賞をもらってもその作品の価値が決まるわけではない。 ・監督の仕事は出演者やスタッフのエネルギーを作品の中に昇華させること。 「カンヌに来ないで脚本作るべき」や、「賞でその作品の価値が決まるわけではない」等、耳の痛い正論に混じって、日本映画における「撮影所」の意味に触れたディミトリ・イアンニの考察などは興味深く、この番組の振り幅を改めて再確認することになった前半。 この後、日本に帰るまでに番組始まって以来の真剣さで、プロットを完成させる2人。途中で見えた山下のメモには「邦彦」とか「来世」という人物名が見られる。「来世」は芦田の役名だと思われるが……。このプロットは番組のHPですでに全て公開されており、芦田が親を殺すまでの描写も見られるようになっている。 ここで舞台は突然、奈良へ飛ぶ。尋ねた事務所に現れたのは、映画監督の河瀬直美。 『萌の朱雀』(1997)でカメラドール(新人監督賞)を受賞して以来、7度もカンヌに招かれ、『穢の森』となぜか(?)似ているタイトル『殯の森』ではグランプリを受賞、自身も「カンヌに育ててもらっている」と公言している“カンヌの申し子”で、近頃発表された次回作『光』も、カンヌに行く可能性は非常に高い。とにかく今の日本映画界でもっともカンヌで活躍している、いや、失礼な言い方をしたら、カンヌ(などの)映画祭でしか活躍していないと思ってしまうほど、カンヌ純度の高い監督だ。 この番組での山田のような理解しがたい人間に制作現場やスタッフが振り回される『道/子宮で映画を撮る女』という短編を、かつて山下は撮っているが、それのモデルはかつての河瀬ではないかと言われているし、今回の企画自体、その延長線上にあるのではないかと思われる。 そんな裏ドラのような人物を、3人は訪ねたのだ。しかも3人が着ているTシャツの胸には「I▽(ハートマーク)CANNES」の文字が躍っている。何も言われなければいいのだが……と思う間もなく、対面と同時に「このTシャツどうしたの?(笑)」と河瀬に気付かれる。そりゃそうだ。気付かないわけがない。 しかしながら驚いたのは、山下が口ごもりながら「僕と山田君でカンヌに行って来まして……」と言葉を選びながら説明しかけるや否や、「これ今年(2016)のやつ!」と、カンヌ映画祭シネフォンダシオン部門で審査員長を務めた時のポスターを見せてくれる。 シネフォンダシオン部門とは学生の作品に対する賞。 つまり、山田一行が目指すカンヌ映画祭で、もはや河瀬はすでに学生相手とはいえ、審査員長を務めるほどの、いわば「カンヌ先生」、もはやカンヌ側の人なのだ。 相手が悪すぎる。かつてスピルバーグから送られた「To Naomi, you inspire me!」というサインを見せてくださる河瀬先生。つまり「あんたに刺激を受けた」と、あの巨匠が褒めている言葉を、ご丁寧に自ら朗読してくださる。 ほかにもニコール・キッドマンの「Lovely,Naomi lovely」とか、自身のカンヌっぷりを惜しげもなく紹介してくださるという、ある種、地獄のような状況。 「カンヌ暑くなかった?」「カラッとしてるのね、夏は」と、とにかく端々にカンヌ先生の「カンヌ有段者」としての言動がちらつく。「カンヌ」というダンジョンに現れた強力なボスキャラだ。 まだ、訪問の趣旨は伝えていない。 ここで手土産を差し出す山下。 時間を割いてくれた先輩への配慮として当然の気配りかと思いきや、紙袋から出てきたのは例の「アイラブカンヌ」Tシャツ。「一緒に着た方がいいの?(笑)」と一応冗談めかしてはいるものの、冗談を言える河瀬の動じなさが逆に恐ろしい。 さらに、同じデザインのマグカップと熊のぬいぐるみまで渡すも、値札を剥がし忘れており、「人にあげるときは値段を外すように」と、河瀬に言われる始末。火に油、河瀬にカンヌグッズ。この時点で早くも完全に河瀬がペースを掌握する。 ここで初めて、河瀬にパルムドールを狙って作品を作ろうとしてるのでアドバイスをいただきたいという訪問の趣旨が、山下の口から伝えられる。 山田がプロデューサーを務めることへの思いや、出資先が飲食業の個人(ガールズバー経営)であること、に対し、 「その人(社長)が『カンヌ』狙いたいって言ってるってこと?」 「そもそもなんで俳優やのに、映画のプロデュースしようと思ってんの?」 「それやったらカンヌとか目指さなくても、どうでもいいんじゃない?」 逐一、見事に核心を突いてくる。 初回から見ている我々ですら、わかったようでわかっていない、思わず「その通り!」と叫んでしまいそうになる置き去りにしてきた疑問を、的確にぶつけてくる河瀬。 さらに、河瀬は攻撃の手を緩めない。 自身がでデビュー作『萌の朱雀』でカンヌで新人賞をとった際には「カンヌ」なぞ知らなかったと言い、 「自分が作りたいものを作った先に、それが付いてきた」 「どうやったら賞獲れるかなんかは、正直何にも言われへん」 しかし狂ってるこの3人、いや主に大人2人はさらに、あのパイロットフィルムをボスキャラに見せようとする。 ちょっと似ちゃったんですけど……と『穢の森』というタイトルを伝える山田に、半笑いながらも、「『森』とか付ければ賞獲れると思ってるんちゃうよな?」と問う河瀬。目は笑っていない。当たり前だが、やはり気付かれた。 「いやいや、そんな……ことではないです……」と目を合わせずに答える山田。言い返せないとは、まさにこのこと。ここまでキレが悪い山田を見るのは、シリーズ初だ。「確信犯」でないフリで逃げられる相手ではないと感じているのだろう。 河瀬がパソコンでパイロットフィルムを観ている最中に、顔の角度を変えず、視線のみで、こっそり河瀬の顔色を伺う芦田の表情は「怯え」そのもの。見られているPFには、ほぼ自分のみが映っているのだ。断頭台に登った心境だろう。 つい先日、名門有名中学に合格したとの報道のあった芦田は、報道の通りなら「昨年の夏以降、仕事をセーブして1日12時間勉強をしていた」らしい。まさにこの番組は夏に撮られたのだから、実を言えば一刻も早く帰って勉強したかったことだろう。合格したからよかったようなものの、この時期(昨年の夏)の日々を、どんな気持ちでこいつら(失礼)に同行していたのか。 観終わってすぐ感想なりを言わず、「山崎(裕)さん、撮ってもらったの?」とか、芦田に「お母さん殺すとか言うてるけど大丈夫?」等、「泳がす」ように質問をしてくる河瀬の威圧感。 「一生の作品に携わることができてうれしく思ってますし」「私のことを必要としてくださってて、山田さんについて行きたいと思ったので」と、芦田が言葉を選びつつ慎重に答える様は、まるで、おそらくこの後に経験したであろう名門中学での面接試験のようだ。しかし、この「予行練習」よりも恐ろしい本番はなかっただろう。 なぜなら、実際の学校の面接官は「一つの道具として使われたりしない? 大丈夫?」などと、芦田に切り込んできたりはしないからだ。 すかさず山田が、役者はやったことがない役だと燃えるからと援護するも「12歳だよ?」と、もはや我々が忘れていた正論を綺麗に内角に放り込んでくる。 やはり今までの「敵」とは違う。芦田と同じ年の子どもがいるという河瀬に対し、明らかに今までの大人のように、自身が「子ども」ということだけではやり過ごすことができないと感じているかのように見える。 それでも、この役に挑戦してみたいとの意思を芦田が伝えると、「『ぎゃーっ』て叫んだら表現できるってものでもないやん?」と、もう芦田を辞めさせたいがごとく詰め寄る河瀬。 叫びの演技は撮影時(第3話)、芦田自ら提案したものだったはずだ。今まで、「聖域」として誰もが踏み込まなかった芦田の内側にまで踏み込む河瀬。カンヌ受賞監督であるとともに、母親だからできる対峙の仕方に見える。 つくづく芦田には、改めて本当に合格おめでとうと言いたい。 この後もずっと、主に山田に対する「河瀬のターン」は続く。 「魂の込め方が、『何かのために』というのがすごく見える」 「魂のために、ということとかはないの?」 「大事なものがぶれちゃう」 「道が違う」 もはや無言で、汗を拭うしかできない勇者タカユキ。 さらにすごかったのはここからだ。 河瀬は、山田には俳優として、とても才能があると熱を込めて語り、「もっと真摯に俳優としてやったら、カンヌの俳優賞を獲れる、あなたなら」と詰め寄り、そして最後に「私とやれば!」と付け加えたのだ。 思わず「ん?」と珍しく戸惑う山田に対し、さらに「やる?」と、セックスを誘うがごとく決断を迫るモンスター河瀬。山田は見たこともない表情で固まっている。 敵対する「勇者」を自分の内に取り込もうと駆け引きに持ち込むのは、まさに『ドラクエ1』の決戦直前の竜王のやり口。 ゲームではここで竜王の誘いに乗ってしまうと、最終対決目前にして突然ゲームオーバーになってしまうという罠なのだが、「カンヌの勇者」はどうするのか? 次週予告「第7話 山田孝之 覚醒する」 なんと、河瀬の撮影現場で役者として待機している山田の姿と、その肩を叩く河瀬監督。山下や松江のつぶやきによると、ここまでが「A面」で、次週からが「B面」となるらしい。どうやら急展開しそうな次週。しかも前々から、続く第8話は神回だと言及していて、いよいよ目が離せない。 (文=柿田太郎)テレビ東京系『山田孝之のカンヌ映画祭』番組サイトより
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※電子書籍のみで3,000円以上購入された方は対象外となります
【対象期間】
2016年12月19日(月)~2017年3月31日(金)の23時59分までにお買い上げいただいた方
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【対象者】
ジャニーズ研究会の「ストア」ページで販売している、一般書籍、一般書籍+電子書籍を3000円(税込み)以上のお買い上げの方
※電子書籍のみで3,000円以上購入された方は対象外となります
【対象期間】
2016年12月19日(月)~2017年3月31日(金)の23時59分までにお買い上げいただいた方
【特典】
お好きなジャニーズアイドルの個人またはグループのフォトカード
3,000円(税込み)以上で1枚、5,000円(税抜き)以上の購入で2枚
※下記からお好きなグループ・メンバーをお選びください
星野源、綾野剛、加瀬亮……美容整形 Dr.高須幹弥が“塩顔男子”人気の秘密を解説!
【第32回】「高須幹弥センセイ、先生イチオシの“塩顔男子”って誰ですか?」
塩スイーツや塩麹など、なにかと“塩”がもてはやされている昨今、そのブームは男性の顔にまで飛び火している。「彫りが浅い」「一重か奥二重」「シャープな輪郭」などさまざまな特徴がささやかれながら、女子から支持率が急上昇している“塩顔男子”。しかし、定義はなんだか曖昧。しかも、見方によっては、頼りなく、幸薄そうにも見える彼らに、なぜ突然人気が集まっているの? 高須クリニック名古屋院・院長の高須幹弥先生、“塩顔男子”の定義と人気の秘訣を教えてください!
■塩顔男子の定義とは
“塩顔”と呼ばれる男性の顔の特徴は、男性ホルモンの分泌が少なさそうな、さっぱりとした顔立ちです。男性ホルモンの分泌が活発だと、骨格がゴツゴツとして、髭も濃くなり、ギラギラした男らしい印象になるのですが、塩顔男子はその真逆。なので、彫りが浅い骨格、一重か、二重でも二重の幅があまり見えない細くて切れ長な目、エラや頬骨、アゴの骨が発達していないシャープな輪郭など、世間でよく言われているものは当てはまっていると思います。ほかにも、髭が薄い、色が白い、唇が薄いといった特徴も挙げられますね。また、体の線が細く、中性っぽい雰囲気があるのも塩顔男子の特徴でしょう。言ってみれば、サーフィンをやっていなさそうなイメージの男性って感じですかね(笑)。
■星野源は塩顔男子認定ならず
芸能人でいえば、綾野剛さんや加瀬亮さん、森山未來さんなどが塩顔男子と言われているようですね。ほかにもたくさんの芸能人が塩顔男子として名を挙げられていますが、中には「ちょっと違うんじゃない?」という方もチラホラ見受けられます。
例えば浅野忠信さん。目鼻立ちは確かに塩っぽいですが、輪郭がシャープじゃないし、髭も生やしてワイルドなイメージがありますよね。中年太りでカラダも大きいので、アウトだと思います。
それから、ユースケ・サンタマリアさんも塩顔男子とは言えないでしょう。だって、イケメンじゃないから(笑)。輪郭がシャープで一重なだけの男性が、全員、塩顔男子としてモテるわけではないでしょ。だから、「イケメンであること」も定義として必須だと思いますよ。
そのような観点から、最近話題の星野源さんも塩顔男子ではないですね。ほかの塩顔男子に比べればイケメンではないし、そもそも輪郭がシャープではないですから。
瑛太さんや西島秀俊さんは、イケメンで塩顔っぽい特徴も兼ね備えてはいますが、男らしさを感じる顔つきや体つきをしているので、塩顔男子には当てはまらないと思います。2人とも男性ホルモンが多そうですよね。
ちなみに、僕から見たイチオシの塩顔男子は長谷川博己さん。目は切れ長の奥二重だけどパーツの配置が良く、顔も小さくて、背も高いので。
■塩顔男子が、整形で脱・塩顔!?
世間ではブームの塩顔男子ですが、「綾野剛の目にしてほしい」などのように、整形で塩顔になりたがる男性の患者さんは滅多にいません。逆に、塩顔男子が整形に来て、幅広の二重などクッキリとした目にしたがっているくらいです。
世間には、塩顔でモテている男性もたくさんいるかと思いますが、美容整形に来る男性は、ホストやビジュアル系バンドのような、彫りが深く、目力のある幅広平行型二重にあこがれている人が大半。パーツにこだわる人が多いので、特徴的なパーツのない塩顔にはあこがれないんですね。塩顔男子最大の特徴である切れ長の目は、整形に来る男性にしてみればコンプレックスでしかないようです。
■塩顔男子ブームは、日本の平和である象徴
塩顔男子は目が細く目力がないので、自己主張が弱く、優しそうな印象を与えます。男性ホルモンが少なめなので、性欲が強くなさそうで、エッチもタンパクそうな、あまりガツガツしてない感じもありますよね。そのような雰囲気が今どきの女性にウケているんだと思います。
一昔前は、たくましさのある男らしい顔の男性が人気を集めていましたが、塩顔男子が支持されるようになった背景には、男女平等な世の中になり、女性の社会進出が目覚ましいことも関係していると思います。男性に守ってもらわなければならないような危険な国ではないし、女性が経済的に自立するようにもなって、強い男性よりも、美しい男性を求める傾向が強まったのでしょう。
でも、男性に守ってもらいたいとか、引っ張ってもらいたいという願望も本能的にあるので、美しさの中に男らしい力強さも感じさせる、“中性”的な塩顔男子がマッチしたんだと思いますよ。アメリカや、徴兵制のある韓国などではたくましさを感じさせる男性が人気なので、塩顔男子ブームは、日本が平和であることの象徴の1つなのかもしれませんね。

高須幹弥(たかす・みきや)
美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
・公式ブログ
星野源、綾野剛、加瀬亮……美容整形 Dr.高須幹弥が“塩顔男子”人気の秘密を解説!
【第32回】「高須幹弥センセイ、先生イチオシの“塩顔男子”って誰ですか?」
塩スイーツや塩麹など、なにかと“塩”がもてはやされている昨今、そのブームは男性の顔にまで飛び火している。「彫りが浅い」「一重か奥二重」「シャープな輪郭」などさまざまな特徴がささやかれながら、女子から支持率が急上昇している“塩顔男子”。しかし、定義はなんだか曖昧。しかも、見方によっては、頼りなく、幸薄そうにも見える彼らに、なぜ突然人気が集まっているの? 高須クリニック名古屋院・院長の高須幹弥先生、“塩顔男子”の定義と人気の秘訣を教えてください!
■塩顔男子の定義とは
“塩顔”と呼ばれる男性の顔の特徴は、男性ホルモンの分泌が少なさそうな、さっぱりとした顔立ちです。男性ホルモンの分泌が活発だと、骨格がゴツゴツとして、髭も濃くなり、ギラギラした男らしい印象になるのですが、塩顔男子はその真逆。なので、彫りが浅い骨格、一重か、二重でも二重の幅があまり見えない細くて切れ長な目、エラや頬骨、アゴの骨が発達していないシャープな輪郭など、世間でよく言われているものは当てはまっていると思います。ほかにも、髭が薄い、色が白い、唇が薄いといった特徴も挙げられますね。また、体の線が細く、中性っぽい雰囲気があるのも塩顔男子の特徴でしょう。言ってみれば、サーフィンをやっていなさそうなイメージの男性って感じですかね(笑)。
■星野源は塩顔男子認定ならず
芸能人でいえば、綾野剛さんや加瀬亮さん、森山未來さんなどが塩顔男子と言われているようですね。ほかにもたくさんの芸能人が塩顔男子として名を挙げられていますが、中には「ちょっと違うんじゃない?」という方もチラホラ見受けられます。
例えば浅野忠信さん。目鼻立ちは確かに塩っぽいですが、輪郭がシャープじゃないし、髭も生やしてワイルドなイメージがありますよね。中年太りでカラダも大きいので、アウトだと思います。
それから、ユースケ・サンタマリアさんも塩顔男子とは言えないでしょう。だって、イケメンじゃないから(笑)。輪郭がシャープで一重なだけの男性が、全員、塩顔男子としてモテるわけではないでしょ。だから、「イケメンであること」も定義として必須だと思いますよ。
そのような観点から、最近話題の星野源さんも塩顔男子ではないですね。ほかの塩顔男子に比べればイケメンではないし、そもそも輪郭がシャープではないですから。
瑛太さんや西島秀俊さんは、イケメンで塩顔っぽい特徴も兼ね備えてはいますが、男らしさを感じる顔つきや体つきをしているので、塩顔男子には当てはまらないと思います。2人とも男性ホルモンが多そうですよね。
ちなみに、僕から見たイチオシの塩顔男子は長谷川博己さん。目は切れ長の奥二重だけどパーツの配置が良く、顔も小さくて、背も高いので。
■塩顔男子が、整形で脱・塩顔!?
世間ではブームの塩顔男子ですが、「綾野剛の目にしてほしい」などのように、整形で塩顔になりたがる男性の患者さんは滅多にいません。逆に、塩顔男子が整形に来て、幅広の二重などクッキリとした目にしたがっているくらいです。
世間には、塩顔でモテている男性もたくさんいるかと思いますが、美容整形に来る男性は、ホストやビジュアル系バンドのような、彫りが深く、目力のある幅広平行型二重にあこがれている人が大半。パーツにこだわる人が多いので、特徴的なパーツのない塩顔にはあこがれないんですね。塩顔男子最大の特徴である切れ長の目は、整形に来る男性にしてみればコンプレックスでしかないようです。
■塩顔男子ブームは、日本の平和である象徴
塩顔男子は目が細く目力がないので、自己主張が弱く、優しそうな印象を与えます。男性ホルモンが少なめなので、性欲が強くなさそうで、エッチもタンパクそうな、あまりガツガツしてない感じもありますよね。そのような雰囲気が今どきの女性にウケているんだと思います。
一昔前は、たくましさのある男らしい顔の男性が人気を集めていましたが、塩顔男子が支持されるようになった背景には、男女平等な世の中になり、女性の社会進出が目覚ましいことも関係していると思います。男性に守ってもらわなければならないような危険な国ではないし、女性が経済的に自立するようにもなって、強い男性よりも、美しい男性を求める傾向が強まったのでしょう。
でも、男性に守ってもらいたいとか、引っ張ってもらいたいという願望も本能的にあるので、美しさの中に男らしい力強さも感じさせる、“中性”的な塩顔男子がマッチしたんだと思いますよ。アメリカや、徴兵制のある韓国などではたくましさを感じさせる男性が人気なので、塩顔男子ブームは、日本が平和であることの象徴の1つなのかもしれませんね。

高須幹弥(たかす・みきや)
美容外科「高須クリニック」名古屋院・院長。オールマイティーに美容外科治療を担当し、全国から患者が集まる。美容整形について真摯につづられたブログが好評。
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下着を被り、靴の匂いを嗅ぎ……警察庁“国家機密”おもらし官僚の意外な性癖って!?
今週の注目記事・第1位 「愛人が告発!『警察庁高級官僚がベッドで漏らした国家機密』(「フライデー」2/24号) 同・第2位 「小池百合子を次の総理に」(「週刊現代」2/25号) 「絶好調! 小池百合子都知事の愛犬の名は『ソーリ』」(「週刊ポスト」2/24号) 「ビートたけしの『21世紀毒談』ダメ出し特別編」(「週刊ポスト」2/24号) 「小池VS.石原ファミリー おとり潰し大作戦」(「週刊文春」2/16号) 「豊洲移転 きっかけは『小池派区長説』を追う」(「週刊朝日」2/17号) 同・第3位 「巨人軍元中継ぎエースの転落“結婚サギ訴訟”と“闇スロット通い”」(「週刊文春」2/16号) 同・第4位 「清水アキラの息子・清水良太郎と俳優・遠藤要『闇カジノで違法賭博疑惑』現場」(「フライデー」2/24号) 同・第5位 「トランプ大統領『安倍より、麻生が好き』」(「週刊現代」2/25号) 同・第6位 「『まだ人を殺したい』タリウム女子大生は懲役何年か」(「週刊新潮」2/16号) 同・第7位 「トランプを操るハゲタカGS6人衆強欲手口」(「週刊文春」2/16号) 同・第8位 「井伊直弼の遺体が消えていた!」(「週刊ポスト」2/24号) 同・第9位 「三菱・三井『財閥』復活で日本経済は黄金時代へ!」(「週刊ポスト」2/24号) 同・第10位 「飲み続けたらボケる薬[実名リスト]」(「週刊現代」2/25号) 【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ! 高齢者になると毎日飲む薬だけでかなりの量になる。それにノコギリヤシやビタミン剤を含めると、メシを食わなくても腹一杯になる。 相当整理してはいるが、血圧や血糖の薬は、いくら現代にいわれても止めるわけにはいかない。 それに老人性うつ状態になったときに飲むデパスや、睡眠導入剤のハルシオンも含めると、完全に薬中である。 それだけに現代の「飲み続けるとボケる薬」というのは気になる。高血圧のフルイトラン、アルダクトンA、ブロプレス、ミカルディス、オルメテックや高血糖症のスーグラ、フォシーガ、アマリール、オイグルコンは飲んでいないからホッとする。だがやはり、ハルシオンや、特にデパスがいけないらしい。 「デパスなどベンゾジアゼピン系の薬を長期間服用すると、さまざまな神経に副作用が出ることがわかってきました」(健康増進クリニックの水上治氏) 目が開きにくくなったり、常にまぶしさを感じたりというケースが多いようだ。 立川談志さんが、ビールを飲みながらハルシオンをボリボリ囓っていたが、医者にいわせるこれが一番いけないらしい。 私もやってみたが、ハルシオンを相当量やらないと効いてはこない。いい気持ちとはいかない。何だか覚せい剤中毒者の気持ちがわかるようだ。 ポストでは、三菱商事の3月の連結最終損益が4,400億円の黒字になる見通しだと発表されて、創業以来の赤字転落からV字回復するため、伊藤忠商事に奪われたトップを奪還するという。三井物産も3,300億円の黒字で、この財閥復活によって、日本経済は黄金時代に入るというのである。 あまりにも単純なので眉に唾をつけたくなるが、ポストの根拠は、トヨタやソフトバンクのような単体企業ではなく、多くの傘下を抱えるから安定感があり、財閥系は歴史的に見て、自社と同じように日本が大事だと考えるから、日本経済に与える影響が強いというのである。 まあ、いろいろな理屈をつけて、これからは株価が上がるといいたいのだろうが、そうなるとは、こちとらちっとも思わないのだが。 ところでNHKの大河ドラマ『おんな城主 直虎』の視聴率がいいようだが、その直虎は「井伊家」。直虎以上に有名なのが井伊直弼である。1858年に日米修好通商条約を締結した直弼は、開国に反対する攘夷派を徹底的に粛正して恨みを買い、1860年に江戸城桜田門外で水戸・薩摩の脱藩浪士たちに暗殺される。その直弼の遺体は井伊家に戻され、当時の荏原郡世田谷村、現在の東京都世田谷区の井伊家の菩提寺・豪徳寺に葬られたとされてきた。 しかし、ポストによると、2009年に墓石が崩れ、地下を確認したら、中には何もなかったというのである。隣に建つ妻の墓には石室が確認されたが、直弼の遺体が消えてしまっていたのだ。 豪徳寺側は、寺としては「ご遺体は埋葬されていると認識しております」というが、ないことは間違いないようだ。可能性は井伊家縁の寺で、彦根市にある天寧寺と、栃木県佐野市にある天応寺の2つ。だがどちらの寺も、ここにはないという。襲撃に加わった水戸浪士が直弼の首を持ち帰り、水戸市内の妙雲寺に埋葬されているという説もあるようだ。 だが、そうすると胴体は?歴史学者の八幡和郎氏はこういう。 「暗殺を首謀した水戸藩による直弼の遺体への意趣返しを恐れ、あえて公にしたのとは違う場所に埋葬したのかもしれない」 こうした歴史ミステリーは私も好きだが、200年も経っていない時代のことがわからないのだから、ピラミッドなどの謎がなかなか解けないのも無理はない。 さて、安倍首相とトランプ大統領のゴルフ会談が終わった。訪米には麻生副総理と岸田外務大臣が同行し、麻生は経済・通商分野で、政権側とやりとりしたようだが、文春によれば、幹部には投資銀行ゴールドマン・サックス(GS)出身者がズラリと並んでいるそうだ。 GSにいて、その後独立した神谷英樹は、政権入りしたGSの連中は、トランプなど小さな不動産会社の社長で、トランプの部下になって尽くそうなどという考えは皆無だといっている。 「政権に入り込み、自分たちの業界に有利な規制緩和や収益機会を作り出そうとするでしょう。彼らにとって、金融の“知識格差”をテコに、リーマンショック後に大手銀行を縛ってきた規制を骨抜きにすることなど容易いことなのです」(神谷) 貢ぎ物は「日米成長雇用イニシアチブ」といわれ、鉄道整備への投資やロボット開発の共同研究などを含めて、アメリカの雇用に多大な貢献をするものだというから、安倍首相のいう「どちらの国もウィンウィンの関係を構築することができる」という説明は信じがたい。 また日経新聞がすっぱ抜いたが、このアメリカのインフラ投資に日本の公的年金を活用するという、とんでもない考えまであるというのである。この報道に菅義偉官房長官が激怒したらしい。そもそも政府には公的年金の出資先を指定する権限がないそうだし、この情報は実際の資料作成に携わっていない経産省幹部のリークのようだが、安倍政権に公的年金までトランプに差し出そうという「思惑」があったのではないかという疑問は消えない。 ニューズウィーク日本版で、横田孝編集長が、同盟国とはいえ、なぜ世界第1位の経済大国のために、雇用創出プランを作る必要があるのか、「日本はトランプのATMではない」。この意見に頷く人は多いに違いない。横田はさらに「トランプが多国間の交渉より2国間の交渉を望むのは、他の国に引きずられることなく強く出られると感じているからだろう」といい、日本がトランプと交渉するには固定観念を捨てる必要があるとしている。 「『事実を積み上げれば納得してくれる』『首脳間で人間関係が構築されていればなんとかなる』などという淡い期待だ。(中略)そのせいでこれまで何度も痛い目に遭ってきた」 プーチンロシア大統領との北方領土問題しかり、ブッシュは北朝鮮の拉致問題を置き去りにしないという甘い期待もことごとく裏切られてきた。トランプ政権の前途は楽観視できないが過度に悲観することなく、「正しく怖がること。うろたえず泰然と構え、理不尽な要求には毅然と向き合う」ことだと横田は主張する。安倍首相には今週の同誌を読んでから、トランプと対峙してもらいたかったな。 2014年に名古屋の自宅アパートで、77歳の女性を斧で殺害しただけではなく、同級生の2人を硫酸タリウムを混ぜたジュースを飲ませて殺そうとした元名古屋大生・大内万里亜(21)の裁判が進行中である。新潮によると、法廷では新たな殺害計画を明らかにしたという。 「他にも殺してみたかった相手はいるかと聞かれた大内は、友人2人の実名をあげたのです。1人はピアノサークルの男性で、“家でピアノを弾いている隙に撲殺できる”と証言。もう1人は理学部の女友達で、大内の家に泊まりに来ていたころから、“寝ている間に絞殺できる”と話したのです」(司法記者) だが、こうした露悪的なことを話すのは法廷戦術だと見る向きが多いようだ。要はこのような状態では責任能力がないと主張して、無罪判決を勝ち取ろうとする弁護士の考えだろうというのだ。このままいけば無期懲役の可能性が高いようだが、無期囚人の平均在所年数は約32年だそうだ。 その頃、彼女はまだ50代半ば。娑婆に出てから彼女はどうするのだろう。 ここで日本雑誌協会が発表した16年10月~12月までの週刊誌の「印刷部数」を見てみたい。やはり一番多いのが週刊文春で66万6,308部。次が週刊現代で49万2,727部。週刊新潮が45万8,559部。週刊ポストが39万2,727部。週刊プレイボーイが18万5,000部。アサヒ芸能が14万8,349部。週刊朝日が13万5,400部。AERAが8万8,969部。サンデー毎日が7万9,254部。断っておくが、これは印刷した部数で、実売ではない。先日講談社の人間に聞いたが、現代はこの頃、実売率50%台が出るそうだ。そうすると実売部数は25万部程度になる。えらいこっちゃ。 文春もあれだけスクープを飛ばしたのに、印刷部数は伸びていない。実売率はいいのだろうが、やはり週刊誌の苦しさが表れている。何度もいうが、現代、ポストの430円(平週号)は高い。スクープでも死ぬまでSEXでも伸びないなら、いっそ定価を300円に下げてみたらいい。 もっとページを減らしてグラビアページも少なくする。それでも2割~3割は部数が伸びると思う。 部数があれば影響力も増す。このままいけば定価500円になったあたりで週刊誌は消えると思う。 先に、今回の安倍の訪米に、麻生副総理が同行したことは触れたが、現代が報じているように、トップ2人が一緒に行くというのは異例であろう。もし2人に何かあったら、どうするのであろう。 福島第一原発事故の時、東電会長の勝俣も社長の清水も東京にいなかったため、迅速な命令が出せなかったが、それより大きい重大事である。麻生が渋々同行したのは、現代によればトランプの要請だったというのだ。 もともとトランプは、安倍との早期首脳会談には乗り気ではなかった。そこを強引に押し込むために、法外な手土産を持っていかざるを得なかったというのである。その前に安倍とトランプは電話会談しているが、現代によれば、トランプは「そこに麻生はいるか?」と聞いたという。 そして必ず麻生を同行してくれと告げた。麻生はペンス副大統領と経済金融政策を話し合ったが、これはそれほど急ぐ話ではなかった。ではなぜか? 外務省関係者はこういう。 「どうやらトランプ大統領は、周囲の人から、『日本にはあなたとソックリな政治家がいる』と吹き込まれたようなのです。つまり、人権や民主主義といった理念や政治哲学よりも、カネの匂いに敏感な政治家だということです」 これならわかりやすい。共通点は、経営者出身の大富豪、非エリートで遊び好き、高齢、大口叩き、国語が苦手だというところだ。知的ではなく、ギャングみたいな振る舞いも似ているのだろう。たしかに安倍ではひ弱で、頼りない。トランプ大統領の趣味はわかりやすいのかもしれないが、日米両国にとっては迷惑な話である。 このところフライデーが頑張っている。今週はタレントの清水アキラ(62)の三男で俳優・ものまねタレントの清水良太郎(28)と俳優の遠藤要(33)が、違法営業の闇カジノで違法賭博をやっていたと報じている。それも池袋の雑居ビルで、バカラ台にヒジをかけチップに手を伸ばす清水と遠藤の姿が写真に撮られているから、いい逃れできない証拠だ。 店側は警察の摘発を避けるため、身元を保証する会員の紹介なしには遊ばせない。目撃した人間は、2人は慣れた様子でバカラの台に向かい、現金をチップに替える手つきも慣れていて、よほどの常連だと感じたと語っている。 その人間によれば、その日だけで100万円近く注ぎ込んだのではないかという。清水の事務所は、その店に入ったことは間違いないが「違法という認識はなかった」といい、遠藤のほうも「違法賭博という認識はなく、賭博も一切してない」と抗弁している。 いい大人が闇カジノが違法だと認識しなかったとは、聞いて呆れる。フライデー発売後、遠藤要の所属事務所は当面の間、謹慎処分にすると発表した。 だが、清水の所属事務所は「本人に事実確認を行いましたところ、報じられております店にはスタッフに声を掛けられ、入店したとのことで、入店前にスタッフに違法賭博ではないと説明を受けたそうです。初めは金銭などは賭けることなくできたので、店側を信用してしまい、2度目に入店した際に前回と状況が違うことに気付き、違法賭博かもしれないということで、急いで店を出たそうです」と説明している。 こんな子ども騙しのいい訳が通用すると思っているとすれば、この事務所は甘すぎる。きちんと大人としてのケジメをつけるべきだ。さもなければ、また同じことを繰り返すのは間違いない。 こちらは文春の元巨人軍にいた中継ぎエース・越智大祐(33)のゲス不倫だ。これは不倫というより「結婚詐欺」に近い。 昔は巨人ファンだったが、越智という名前はほとんど記憶にない。左の中継ぎのエース山口鉄也投手と「風神雷神コンビ」といわれていたそうだから、それなりに活躍していたのだろう。 10年に結婚しているが、件の女性と出会ったのは11年。巨人軍の宮崎キャンプのとき、彼女はその地でキャバクラにいたという。客として来店した越智は、彼女のことを気に入り「ホテルに来て欲しい」「会いたい」と盛んに連絡が来るようになった。 だがその当時、彼女も結婚していて子どももいたそうだ。数年間は客とホステスという関係だったが、ある時「離婚した」というメッセージが届き、14年の春のキャンプの時から交際するようになったという。シーズンが始まると毎週のように東京へ出向いた。その頃越智は「闇スロット」にはまっていて、渋谷のラブホテルが建ち並ぶ中の古びた洋館に通っていたそうだ。 闇カジノと同じ違法行為だ。そこは山口組系の元組幹部の息子が経営していて、その男と越智は仲がよかったという。 越智は14年秋に現役を引退したが、その翌年に、親交があった人間が古銭詐欺グループの一員として逮捕された。そのため警視庁から事情聴取と家宅捜索を受けているというから、その筋の人間たちとの交流はかなりあったようだ。 同じ年、巨人軍の野球賭博事件が起き、名前が上がったのが越智と親しかった人間ばかりだったが、越智は忽然と姿を消していた。越智は宮崎へ行き、件の女性に「俺も離婚しているのだから、お前も離婚しろ」と迫り、彼女は離婚して同棲生活を始めた。 だが、越智が出したのは生活費として出した20万円だけ。ヒモ生活をしながら朝から晩までパチンコ屋でパチスロを打っていたという。そのうち、別れたはずの越智の奥さんから頻繁に電話が入り、問い詰めると「実はずっと結婚しています」と白状し、翌朝、宮崎から姿を消してしまったそうだ。その後、愛媛の松山で、やはりキャバクラ嬢をたらし込み、「離婚する」「お前の店を出してやる」と嘘八百を並べていたという。 文春を読む限り、越智という男は根っからの詐欺師なのであろう。野球賭博常習者と結婚詐欺師が一時期の巨人軍を支えていたのだ。件の女性は「二月中にも婚約不履行で訴訟を起こす予定です」と語っているが、こういう男はこれからも同じことを繰り返すのだろう。 ここで今メディアで論争になっているTOKYO MXテレビ『ニュース女子』について触れておきたい。1月2日に同番組で、沖縄県東村高江の米軍高江ヘリパッド建設をめぐって先鋭化している反対運動について特集した。その中で反対派を「テロリストみたい」「反対派は日当をもらっている」。また在日コリアン3世の辛淑玉がいることに「韓国人がなぜ反対運動に参加するのか」などと報じた。当然ながら、それに市民団体などから抗議の声が上がった。 TOKYO MXはエフエム東京を筆頭に、東京新聞を発行する中日新聞や東京都が出資する東京ローカルのテレビ局で、番組の司会を東京・中日新聞論説副主幹の長谷川幸洋が務めている。 東京新聞は2日付朝刊一面で「事実に基づかない論評」が含まれていたとして、謝罪記事を掲載した。だが、長谷川は「『不始末を犯した長谷川を処分する』と世間に公表したようなものだ」と東京新聞を非難している。 私も以前、長谷川と対談したことがある。彼は安倍首相と近く、東京新聞の論調とはもともと相容れない考えの人物だから、辞める気はないのかと聞いたら、親会社の中日新聞の上層部が辞めないでいいといっていると答えた。したがって今回の報道も驚かない。だが、ヘリパッドや普天間基地反対を訴えている人たちを貶めるような偏った取材と報道の仕方は、東京新聞を朝日新聞以上にリベラルだと支持してきた読者を裏切ることになった。 東京新聞は、社の論調と180度違う発言をした長谷川を処分をするべきだし、長谷川は社を辞めて自由な立場でモノをいっていく道を選ぶほうがいい。右でも左でも言論は守られるべきだと、私も思う。また、社の論調が間違っていると思うなら、ひとりでも社内から声をあげるべきである。 だが今回の問題は、そうではない。社が大事にし、読者の多くもそれを支持している考え方とまったく違う主張をするなら、社を離れてするのが報道人が最低限守らなくてはいけないマナーである。かつて本田靖春は、所属している読売新聞の紙面を正力松太郎社主が私することに異を唱え、社を辞して批判した。これが私の考える報道人のあり方である。 小池都知事の勢いは今のところトランプを凌ぐものがある。全面支援した石川千代田区長が大勝し、ドン内田は責任をとって引退するそうだ。返す刀で、石原慎太郎元都知事を豊洲移転問題で都議会の特別委員会に参考人招致することを決め、石原もこれを渋々だが承諾した。 文春によると、豊洲だけではなく、石原が立ち上げた新銀行東京問題や、若手芸術家育成事業のTWS(トーキョーワンダーサイト)の抜本的な見直しもやるそうだ。TWSは、石原の友人を館長に据え、画家として無名だった四男の延啓を諮問委員に登用して大枚を払ったことが私物化だとして問題になった。 石原には伸晃をはじめ多くの子どもがいるが、親父が強すぎるせいだろう、ひ弱で自立心のない連中が多い。石原は昔『スパルタ教育』(光文社)という本を出して話題になった。この本に刺激されてわが子をスパルタで育てた親もいたに違いない。だが、ああいう教育は間違いだったと、石原自らが立証してくれたが、真似して育てた子どもたちは今どうなっているのだろう。心配である。 小池のうまさは具体的な敵を次々につくりあげる政治手法にあるが、心配なのは肝心の豊洲移転や東京都の改革がなかなか進まないことである。先々週は小池の私設ボディガードが元AV俳優だったと報じられたが、今週も各誌でさまざまなことが報じられている。 新潮では朝鮮総連と蜜月の関係にあった父親の息子が、かつて小池の秘書にいたという。だが、それより大きな問題は週刊朝日が報じている、豊洲移転のきっかけをつくったのは、先日5選を果たした石川区長だったという記事だろう。 朝日によれば、都庁にいた石川氏が築地市場移転に関わったのは、青島幸男が知事に当選した1995年の6月、彼が港湾局長の時だという。青島は都市博を公約通り中止し、開発を予定していた多くの企業が見直しを余儀なくされた。豊洲市場用地を後に都に売却した東京ガスもそうだったが、その時、東ガスに声をかけたのが石川局長だったそうだ。 「石川さんが初めて築地の豊洲移転の構想を提案したのです」(築地市場幹部) 当時築地は営業しながら再整備を勧める予定だったが、その方針がガラッと変わったというのだ。青島の特別秘書をしていた辺見廣明が市場関係者らの面談の席で「豊洲移転」で動いていると話したそうだが、辺見は記憶にないという。 だが豊洲移転に「石川氏がどの程度関与していたのかはわかりませんが、彼は自民党の内田都議と仲が良く、業者との蜜月が過ぎるという噂が絶えなかった」ため、青島の判断で港湾局長職は1年間だけ代わってもらったそうだ。この問題に詳しいジャーナリスト池上正樹は、都は市場の人たちには内緒にして港湾局主導で豊洲の調査や交渉を行っていた。臨海再開発の失敗による財政悪化で、築地を移転して売却するしかなくなったと話している。 朝日は石川に直撃しているが、例によって、20年以上前のことだからわかんないという。だが、青島時代に一旦ご破算になった豊洲移転は水面下で交渉が継続され、石原都政で実を結んだというのである。だとすれば、石川区長も呼んで喚問しなければいけないのではないか。ポストは小池の愛犬の名前が「ソーリ」というと報じている。将来の総理を目指して付けたのか? だが現代は、それが実現する可能性が高くなってきたと巻頭で大特集。安倍のような政権が続いているのは、支持率が不思議に落ちないからだが、その理由は「安倍に替わる人間がいない」というのが大半。ならばこれだけ人気が沸騰している小池を総理にという声が沸き上がれば、安倍などポイと捨てられるというのである。 確かに、都議選で大勝すれば、東京から永田町へ環流する可能性がないわけではない。もともと小池は永田町で総裁選にまで出たのだから、石原慎太郎が国政へ復帰しようとしたことを考えても、可能性は大かもしれない。 小池の親分は石破茂だが、いまひとつ人気も出ないし、派閥のまとまりも悪い。小池を石破茂が担いで小池総理、石破官房長官。おもしろいとは思うが、小池が都政でどんな実績を残せるのか、もう少し見なければ、彼女の実力はわからない。気の早すぎるフライング気味の記事である。 先週に続いて、ポストのビートたけしの連載がおもしろい。たけしが小池の手法にこういっている。 「『郵政民営化か否か』の郵政解散をやった小泉純一郎元首相のマネをしてるんだろうけど、小池都知事ってのは、物事をこういう『単純な二元論』に持っていくのがうまいよな。だけど、この人は小沢一郎やら、小泉やら、そういう大物の親分に寄り添ってただけで、『トップに立つ』って人じゃない。実際よく見りゃ、豊洲市場の件だって、五輪開催地の件だって、結局何も進んでないわけでさ。この辺で、自分の器っていうのを見極めておいてほうがいい気がするよね」 移転不可になった豊洲をこう活用したらいいという。 「もう移転不可能なら、豊洲をデッカイ刑務所にするしかないんじゃないの。『冷凍庫なんて網走より寒い』『気を抜くと凍死しちゃう』っていうんで、犯罪抑止力もバツグン」 小池都知事の能力は未知数。器を見ないで馬鹿騒ぎするのは、安倍がアベノミクスといいだして、何だかわからずに支持したことと同じである。気をつけよう、甘い言葉と薄ら笑い。 今週の第1位はフライデーの「ゲス不倫」。フライデーは将来の警視総監候補のひとりといわれる警察庁の阿武(あんの)孝雄警視長(44)が、警視庁に交通事故防止のための反射材用品を納入する企業の役員を務める30代の女性Aと不倫関係にあったと報じている。 出会いは15年11月。その頃、阿武は警視庁に出向し、交通総務課長だった。A子がいうには、阿武が既婚者だということは知っていたが、熱烈なアプローチと「君と結婚したい」という言葉を信じて関係を持ってしまったという。 「彼は私の下着やストッキングを頭に被ったり、靴の臭いを嗅ぎたがったりするんです。セックスの時、興奮すると首を絞めてくることもありました」 そんな性癖にうんざりし、その上、食事代やホテル代も彼女持ちだった。 だが、彼女の会社の業績が昨年5月頃から悪化して、デートの費用を出すことが難しくなってくると、阿武の態度が一変して、結婚の話も消えてしまったそうだ。こうした不倫行為が許されるわけもないが、それ以上に重大な違法行為をした疑いがあるというのである。 16年2月頃、あるノートを持ってきて2人で見たというのだ。中には「方面本部長会議」「署長会議」と書いてあるものもあったという。フライデーは、彼女が撮影したこれらのノートの写真を確認していると書いている。そこには警察庁内部の不祥事の報告や、伊勢志摩サミットに向けての警察庁の警備方針まで記されていたというから、これは完全にアウトだろう。 2月10日のasahi.comは「警察庁キャリアが女性と不倫 女性の会社が関連業務受注」と報じているが、05時02分となっているから、フライデーを入手して、警察庁に当てたのだろう。 だが、記事のどこにも「フライデーによれば」とは書いていない。いつもいうが、新聞は情報の入手先ぐらい明記すべきだ。それが報道のイロハである。独自ネタではないのだから、恥を知れよ。 【巻末付録】 ポストから。巻頭は「『PON!』のお天気お姉さんが脱いだ! 小松美咲『ココカラハジマル』」。なかなか可愛い。 後半は「マルベル堂のお宝プロマイドスター名鑑」。ここは浅草にあるんだ。昔はブロマイドなんていっていた時期もあったな。ここのは明星や平凡という雑誌の付録で集めた記憶がある。ニッコリバッチリな写真だけど、決まっているんだ。懐かしい! 袋とじは「人妻女教師と新人女教師」。まあこれではネットでただで見られるAVには敵わない。それ以上の何かを生み出さない限り、週刊誌のこうしたものはもはや売り物にはならないと思う。編集部員全員が知恵を尽くせ! 最後は「まさみ 筆あそび」。よくわからんが、筆って使いようがいろいろあるんだ。 現代は前半はなし。後半は「日本最大『フェチの祭典』へ潜入」。2月某日に都内の鶯谷で開かれた変態の祭りだそうだ。ラバーフェチ、恐竜足フェチなんてわかります? 「お帰りなさい! あの人気アイドル・やべっちがヌードで復活 矢部みほ」。今年40歳を迎えるそうだが、まだまだおいしそう。 次は「Gカップ女優 園田みおん 私の部屋で」。袋とじはもう何回目になるかね「フィギュアスケーター 村西章枝 月夜に舞う裸身」。2月25日に発売だそうです。買ってあげて! というわけで、今週はどちらも決めてなし。よって引き分けじゃ。 (文=元木昌彦)「フライデー」(2/24号、講談社)
KAT-TUN中丸&Kis-My-Ft2藤ヶ谷が『ミになる図書館』に登場! 2月14日(火)ジャニーズアイドル出演情報
――翌日にジャニーズアイドルが出演予定の番組情報をお届けします。見逃さないように、録画予約をお忘れなく!
※一部を除き、首都圏の放送情報を元に構成しています。
※番組編成、及び放送日時は変更になることがあります。最新情報は番組公式サイト等をご確認ください。
●TOKIO
8:00~ 9:55 『白熱ライブビビット』(TBS系) 国分太一
11:25~11:30 『国分太一のおさんぽジャパン』(フジテレビ系) 国分太一
18:55~19:25 『Rの法則』(NHK Eテレ) 山口達也
※『幸せ!ボンビーガール』(日本テレビ系、山口達也)は放送休止。
●V6
8:15~ 9:54 『あさイチ』(NHK総合) 井ノ原快彦
24:58~25:28 『アメージパング!』(TBS系)


