草なぎ剛『嘘の戦争』の詐欺手口は「強引すぎ」!? 水原希子が変装に向かない理由

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 水原希子のコスプレも見どころの『嘘の戦争』(フジテレビ系、関西テレビ制作)第5話。平均視聴率は、前回から0.4ポイントアップの11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  毎回、1人ずつ地獄に落としている浩一(草なぎ剛)ですが、今回のターゲットは、メガバンクに務める久島亨(平岳大)。30年前、浩一の家族が殺される原因となった、OL強姦殺害事件の主犯だそうです。  仁科家側の人間と違い、強姦事件に関わった人たちはおバカなキャラが多いので、今回の復讐もラクチンでは? 早速、第5話を振り返ります。

強引な浩一

 久島が不倫相手の芙美(真飛聖)と歩いていると、パイロットに扮して向こうからやってきた浩一とドーン! 浩一が持っていたワインボトルがパリーン! 慌てて弁償しようとする久島に、浩一は「代わりに一緒にお酒でもどうです?」とバーラウンジに誘います。  かなり唐突な申し入れに見えますが、久島はバカなのでホイホイついていきます。さらに、その場にいたハルカ(水原)にデレデレ。芙美は嫉妬心剥き出しです。  その後、浩一がユウジ(マギー)のバーにいると、仁科家の次男・隆(藤木直人)が登場! そこにいたハルカを見て「あの女、どこかで会った気が」と何かに気付きます。これまで、空振りも多かった隆ですが、今日の隆は冴えてますね!  というか、水原の特徴的すぎる外見は、変装を多用するタイプの詐欺師には、不向きに思えてきました。あんなに顔の小さな女性、どこにもいませんから。  この後、浩一は久島を訪ね、いきなり抹茶碗を預けます。浩一は、上京する知人にこれを渡したいけど、自分はフライトがあるから、久島に渡してほしいと……。会って間もないのに、なんて厚かましいお願いなのでしょうか。しかし、久島はバカなので、つき返すどころか、ホイホイ受け取ります。  浩一が去った後は、厚生労働省・麻薬取締部の職員に扮したユウジとカズキ(Sexy Zone・菊池風磨)が久島の元へ到着。そうです、高知東生や高樹沙耶を逮捕に追い込んだ“麻取”です。そういえば、「高樹沙耶」でYahoo!検索すると、第2検索ワードの筆頭に「やりまくり」という言葉が出てきて、面白いです。  そんなことはいいとして、ユウジが抹茶碗を調べると、怪しい白い粉が出現! 麻薬所持を疑われた久島は、いきなり走って逃げ出します。バカですね。  一方、久島とハルカの仲を疑い、嫉妬に狂う芙美。久島の不正を銀行と警察に暴露するとか言い出します。

晃も強姦大学生だった!

 その頃、久島が“隠し金”を持ち出すために、別荘らしき建物に現れますが、そこには浩一が先回り。30年前の強姦事件のことを責める浩一に、久島が「とっくに時効だろ!」と反論すると、浩一はバケツの水を久島にバチャーンと引っ掛けます。  前回のターゲットの司(森岡豊)にも、ドローンで水をぶっかけた浩一ですが、嫌いな人に水をかけたくなるタイプなのでしょうか?  それより、この時、久島の口から新事実が! 強姦事件で死んだ女をナンパしてきたのは、仁科家の長男・晃(安田顕)だというのです。これはびっくり。でも確かに、晃は最初から“バカ”という設定がかなり強調されていましたから、親切な脚本家さんが「強姦加害者チームのメンバーだよ~」というヒントをビンビンに出してくれていたのかもしれません。  また、追い詰められた人物が、毎回ちょこっとずつヒントを出してくれるシステムはいいですね。これがあると、ドラマが大きく展開するので、毎回見ちゃいます。  結局、久島は銀行の金を横領した罪で逮捕され、浩一の復讐は一丁上がりです。今回の浩一は、久島たちを急にバーに誘ったり、抹茶碗を押し付けたりと、かなり強引な行動が目立ちましたが、大成功でした。

「ムグルマ」は誰だ!?

 第4話で、興三(市村正親)の口から「ムグルマ」という新キャラの名前が飛び出しましたが、今回、興三が「ムグルマを呼んだ」と隆に告げる場面がありました。  ムグルマは、仁科家の汚れ仕事を引き受ける殺し屋的な人物のようですが、誰なのか気になりますね。ネット上では、医師を辞め、養護施設を経営している三瓶(大杉漣)ではないかとの声が目立ちますが、その一方で、ジャニヲタから「夕輝壽太だ!」との声が上がっています。  夕輝とは、スターダストプロモーション所属の31歳の俳優さんです。どうやら、2009年に草なぎが主演を務めた同局の連ドラ『任侠ヘルパー』に出演しており、ヤクザの組長の「六車」という人物を演じていたようです。  そんな、草なぎファンしか喜ばなさそうなことを、関西テレビがするとはちょっと思えませんが、本気で期待しているファンもいるようですね。ジャニヲタの想像力って、本当にすごいですよね。これが、ジャニーズ帝国を支えているんだなあと、つくづく関心してしまいます。  第5話のラストシーンで、ついに仁科家に足を踏み入れた浩一ですが、化かし合いはますます加熱しそうですね。早く来週火曜日が来てほしいです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

草なぎ剛『嘘の戦争』の詐欺手口は「強引すぎ」!? 水原希子が変装に向かない理由

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 水原希子のコスプレも見どころの『嘘の戦争』(フジテレビ系、関西テレビ制作)第5話。平均視聴率は、前回から0.4ポイントアップの11.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)でした。  毎回、1人ずつ地獄に落としている浩一(草なぎ剛)ですが、今回のターゲットは、メガバンクに務める久島亨(平岳大)。30年前、浩一の家族が殺される原因となった、OL強姦殺害事件の主犯だそうです。  仁科家側の人間と違い、強姦事件に関わった人たちはおバカなキャラが多いので、今回の復讐もラクチンでは? 早速、第5話を振り返ります。

強引な浩一

 久島が不倫相手の芙美(真飛聖)と歩いていると、パイロットに扮して向こうからやってきた浩一とドーン! 浩一が持っていたワインボトルがパリーン! 慌てて弁償しようとする久島に、浩一は「代わりに一緒にお酒でもどうです?」とバーラウンジに誘います。  かなり唐突な申し入れに見えますが、久島はバカなのでホイホイついていきます。さらに、その場にいたハルカ(水原)にデレデレ。芙美は嫉妬心剥き出しです。  その後、浩一がユウジ(マギー)のバーにいると、仁科家の次男・隆(藤木直人)が登場! そこにいたハルカを見て「あの女、どこかで会った気が」と何かに気付きます。これまで、空振りも多かった隆ですが、今日の隆は冴えてますね!  というか、水原の特徴的すぎる外見は、変装を多用するタイプの詐欺師には、不向きに思えてきました。あんなに顔の小さな女性、どこにもいませんから。  この後、浩一は久島を訪ね、いきなり抹茶碗を預けます。浩一は、上京する知人にこれを渡したいけど、自分はフライトがあるから、久島に渡してほしいと……。会って間もないのに、なんて厚かましいお願いなのでしょうか。しかし、久島はバカなので、つき返すどころか、ホイホイ受け取ります。  浩一が去った後は、厚生労働省・麻薬取締部の職員に扮したユウジとカズキ(Sexy Zone・菊池風磨)が久島の元へ到着。そうです、高知東生や高樹沙耶を逮捕に追い込んだ“麻取”です。そういえば、「高樹沙耶」でYahoo!検索すると、第2検索ワードの筆頭に「やりまくり」という言葉が出てきて、面白いです。  そんなことはいいとして、ユウジが抹茶碗を調べると、怪しい白い粉が出現! 麻薬所持を疑われた久島は、いきなり走って逃げ出します。バカですね。  一方、久島とハルカの仲を疑い、嫉妬に狂う芙美。久島の不正を銀行と警察に暴露するとか言い出します。

晃も強姦大学生だった!

 その頃、久島が“隠し金”を持ち出すために、別荘らしき建物に現れますが、そこには浩一が先回り。30年前の強姦事件のことを責める浩一に、久島が「とっくに時効だろ!」と反論すると、浩一はバケツの水を久島にバチャーンと引っ掛けます。  前回のターゲットの司(森岡豊)にも、ドローンで水をぶっかけた浩一ですが、嫌いな人に水をかけたくなるタイプなのでしょうか?  それより、この時、久島の口から新事実が! 強姦事件で死んだ女をナンパしてきたのは、仁科家の長男・晃(安田顕)だというのです。これはびっくり。でも確かに、晃は最初から“バカ”という設定がかなり強調されていましたから、親切な脚本家さんが「強姦加害者チームのメンバーだよ~」というヒントをビンビンに出してくれていたのかもしれません。  また、追い詰められた人物が、毎回ちょこっとずつヒントを出してくれるシステムはいいですね。これがあると、ドラマが大きく展開するので、毎回見ちゃいます。  結局、久島は銀行の金を横領した罪で逮捕され、浩一の復讐は一丁上がりです。今回の浩一は、久島たちを急にバーに誘ったり、抹茶碗を押し付けたりと、かなり強引な行動が目立ちましたが、大成功でした。

「ムグルマ」は誰だ!?

 第4話で、興三(市村正親)の口から「ムグルマ」という新キャラの名前が飛び出しましたが、今回、興三が「ムグルマを呼んだ」と隆に告げる場面がありました。  ムグルマは、仁科家の汚れ仕事を引き受ける殺し屋的な人物のようですが、誰なのか気になりますね。ネット上では、医師を辞め、養護施設を経営している三瓶(大杉漣)ではないかとの声が目立ちますが、その一方で、ジャニヲタから「夕輝壽太だ!」との声が上がっています。  夕輝とは、スターダストプロモーション所属の31歳の俳優さんです。どうやら、2009年に草なぎが主演を務めた同局の連ドラ『任侠ヘルパー』に出演しており、ヤクザの組長の「六車」という人物を演じていたようです。  そんな、草なぎファンしか喜ばなさそうなことを、関西テレビがするとはちょっと思えませんが、本気で期待しているファンもいるようですね。ジャニヲタの想像力って、本当にすごいですよね。これが、ジャニーズ帝国を支えているんだなあと、つくづく関心してしまいます。  第5話のラストシーンで、ついに仁科家に足を踏み入れた浩一ですが、化かし合いはますます加熱しそうですね。早く来週火曜日が来てほしいです。 (文=どらまっ子TAMOちゃん)

打撃指導を完全無視、ハワイ旅行でハメ外し……楽天・オコエ瑠偉“開幕絶望”で大ヒンシュク

打撃指導を完全無視、ハワイ旅行でハメ外し……楽天・オコエ瑠偉開幕絶望で大ヒンシュクの画像1
東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイトより
 プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの人気選手であるオコエ瑠偉が、球界のレジェンドたちの忠告を無視してやりたい放題。さらにプライベートでは、恋人と派手にハメを外したハワイ旅行まで報じられた。その後、病気と故障に見舞われ、窮地に立たされている。  事情を知るプロ野球関係者は「昨年からオコエは、首脳陣からシュアな打撃ができるフォームにするように指導されているのですが、まるで無視。メジャーリーガーを彷彿とさせる、パワーを全面に生かしたドアスイングを続けています。今年もバレンティンそっくりのバットを小刻みに動かしてタイミングを取るフォームでキャンプに臨んだのですが、まったくダメ。監督からは『下半身が使えていない。腕力に頼りすぎ。ちゃんと練習してきているのか?』と怒られてしまったというんです」と明かす。  さらに、私生活での行動も怒りを買っているという。キャンプ前の今年1月の週刊誌で、吉高由里子似の恋人とのハワイ旅行が写真付きで報じられてしまった。 「まだプロ2年目で、選手としては発展途上。女にうつつを抜かしている場合じゃないと、OBや評論家からも反感を買ってしまった」(同)  そんな中、キャンプ地の久米島に到着した1月30日には胃腸炎でダウン。追い打ちをかけるように2月2日には、右手薬指の痛みを訴え、緊急帰京。検査の結果、側副靱帯損傷と診断。3月の開幕戦は絶望的となってしまった。  前出のプロ野球関係者は「やりたい放題やってきたツケが回ってきたと言われても仕方がないです。これからは謙虚になって、指導者の言うことに耳を傾けたり、プライベートを律することも大切でしょう。このままいったら、干されてしまいますよ」と話す。  19歳のヤンチャ盛り。病気とケガが、いい薬となればいいのだが……。

打撃指導を完全無視、ハワイ旅行でハメ外し……楽天・オコエ瑠偉“開幕絶望”で大ヒンシュク

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東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイトより
 プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの人気選手であるオコエ瑠偉が、球界のレジェンドたちの忠告を無視してやりたい放題。さらにプライベートでは、恋人と派手にハメを外したハワイ旅行まで報じられた。その後、病気と故障に見舞われ、窮地に立たされている。  事情を知るプロ野球関係者は「昨年からオコエは、首脳陣からシュアな打撃ができるフォームにするように指導されているのですが、まるで無視。メジャーリーガーを彷彿とさせる、パワーを全面に生かしたドアスイングを続けています。今年もバレンティンそっくりのバットを小刻みに動かしてタイミングを取るフォームでキャンプに臨んだのですが、全くダメ。監督からは『下半身が使えていない。腕力に頼りすぎ。ちゃんと練習してきているのか』と怒られてしまったというんです」と明かす。  さらに、私生活での行動も怒りを買っているという。キャンプ前の今年1月の週刊誌で、吉高由里子似の恋人とのハワイ旅行が写真付きで報じられてしまった。 「まだ高卒2年目で、選手としては発展途上。女にうつつを抜かしている場合じゃないと、OBや評論家からも反感を買ってしまった」(前出のプロ野球関係者)  そんな中、キャンプ地の久米島に到着した1月30日には胃腸炎でダウン。追い打ちをかけるように2月2日には、右手薬指の痛みを訴え、緊急帰京。検査の結果、側副靱帯損傷と診断。3月の開幕戦は絶望的となってしまった。  前出のプロ野球関係者は「やりたい放題やってきたツケが回ってきたと言われても仕方がないです。これからは謙虚になって、指導者の言うことに耳を傾けたり、プライベートを律することも大切でしょう。このままいったら干されてしまいますよ」と話す。  19歳のヤンチャ盛り。病気とケガが、いい薬となればいいのだが。

『関ジャニ‘s エイターテインメント』を追った『全身全霊!関ジャニ∞』が発売!

全14公演でエイト最多の75万人を動員した5大ドームツアー『関ジャニ‘s エイターテインメント』。
360度ステージならでは、スペクタルなパフォーマンスがこの一冊に!
番外編として『ジャニーズカウントダウン2016-2017』の模様も収録。

CONTENTS
関ジャニ’s エイターテインメント
Pick up!! ハイライトシーン・・・・4P~
セットリスト・・・・30P~
錦戸 亮・・・・32P~
大倉忠義・・・・40P~
渋谷すばる・・・・48P~
安田章大・・・・56P~
丸山隆平・・・・64P~
横山 裕・・・・72P~
村上信五・・・・80P~
番外編!ジャニーズカウントダウン2016-2017・・・・88P~

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仮面女子がテロを題材にした社会派映画に初挑戦!『Candle For Minority』

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 深夜22時30分、秋葉原の店の多くが閉店する中、パセラリゾーツに続々と人が入っていく。彼らが向かうのは、8階の仮面女子CAFE。この日、新年のオリコンチャートで2位を獲得したアイドルグループ「仮面女子」の所属するアリスプロジェクトが製作した映画の鑑賞会がここで行われるのだ。  近年、アイドルのメンバーが映画に出演する機会は増えているとはいえ、アイドル事務所が自ら映画の製作に乗り出すケースはまれ。ましてや、その本数がすでに12本を数えるというのだから、尋常ではない。外部の監督を招聘し、自社のアイドルが出演する「アリスフィルムコレクション」は、これまで家族ドラマからコメディ、バトルものなど、多様なジャンルの作品が作られ、いずれも30分前後の尺となっている。  深夜の遅い時間だというのに、会場には多くの客が詰めかけ、大盛況だった。  今回の鑑賞会で上映されたのは、テロを題材とした社会派映画『Candle For Minority』だ。2015年に自爆テロが起こった直後にパリの街角で出会い、結ばれた日本人女性とバングラデッシュ人のカップル。そんな2人がテロによる精神的なトラウマを抱えながらも、自分たちなりに犠牲者を追悼したいという思いから、音楽と写真、それぞれの表現で行動に移そうとする様子が描かれる。グループ内で演技力に定評がある、桜のどかが主演を務め、月野もあ、窪田美沙といった人気メンバーが脇を固めた。
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 アイドルが出演する映画とは思えないほど硬派な題材だったが、太田信吾監督はこの作品を撮った動機を次のように語る。 「2015年11月、レバノンのベイルートで舞台をやるため、現地に滞在していてたんですが、劇場へ向かう際、テロに巻き込まれ、一命を取り留めました。その後、パリへ行ったときも大きなテロがあった。本当に呪われてるんじゃないかというぐらいに、行く先々で災難に見舞われたんですね。ですが、そのとき、お客さんたちは『テロリストに対する抵抗だ』と言って、舞台を見に来てくださった。そんなお客さんの姿を見て、自分たちも他人事ではなく、テロに対して、何かしらのアクションを起こすべきだと思ったんです」  一方、出演者たちも、それぞれこの映画について考えるところがあったようだ。 「以前は、テロというのはどこか他人事といいますか、外国で起こっていることだという認識があったんですけど、この作品と出会って、みんなで考えなきゃいけない身近な問題だと思いました。(テロによって恋人と結ばれたという)私の役柄は、このテロというものの上に成り立っている幸せであって、その幸せが続いていいものだろうかという葛藤を抱えています。ぜひこの作品を見て、それを感じていただければと思います」(主演の桜のどか) 「今回テーマがテーマなので、難しかった部分もありました。普段、仮面女子は音楽に常に携わっていて、この映画においても音楽が重要な位置付けとなっています。音楽を通して、どうストーリーが変わっていくのかを見てもらえたらと思います」(窪田美沙)  なお、本作はアリスプロジェクトからDVDで好評発売中。国内外の映画祭で賞を獲得するなど、意欲的な作品を生み出し続けているアリスフィルムコレクション。今後の作品も注目だ。 ●『Candle For Minority(キャンドル・フォー・マイノリティ)』 本編 26分33秒 特典映像14分41秒 DVDご購入はこちら (https://www.alice-project.biz/goods?data=2051

仮面女子がテロを題材にした社会派映画に初挑戦!『Candle For Minority』

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 深夜22時30分、秋葉原の店の多くが閉店する中、パセラリゾーツに続々と人が入っていく。彼らが向かうのは、8階の仮面女子CAFE。この日、新年のオリコンチャートで2位を獲得したアイドルグループ「仮面女子」の所属するアリスプロジェクトが製作した映画の鑑賞会がここで行われるのだ。  近年、アイドルのメンバーが映画に出演する機会は増えているとはいえ、アイドル事務所が自ら映画の製作に乗り出すケースはまれ。ましてや、その本数がすでに12本を数えるというのだから、尋常ではない。外部の監督を招聘し、自社のアイドルが出演する「アリスフィルムコレクション」は、これまで家族ドラマからコメディ、バトルものなど、多様なジャンルの作品が作られ、いずれも30分前後の尺となっている。  深夜の遅い時間だというのに、会場には多くの客が詰めかけ、大盛況だった。  今回の鑑賞会で上映されたのは、テロを題材とした社会派映画『Candle For Minority』だ。2015年に自爆テロが起こった直後にパリの街角で出会い、結ばれた日本人女性とバングラデッシュ人のカップル。そんな2人がテロによる精神的なトラウマを抱えながらも、自分たちなりに犠牲者を追悼したいという思いから、音楽と写真、それぞれの表現で行動に移そうとする様子が描かれる。グループ内で演技力に定評がある、桜のどかが主演を務め、月野もあ、窪田美沙といった人気メンバーが脇を固めた。
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 アイドルが出演する映画とは思えないほど硬派な題材だったが、太田信吾監督はこの作品を撮った動機を次のように語る。 「2015年11月、レバノンのベイルートで舞台をやるため、現地に滞在していてたんですが、劇場へ向かう際、テロに巻き込まれ、一命を取り留めました。その後、パリへ行ったときも大きなテロがあった。本当に呪われてるんじゃないかというぐらいに、行く先々で災難に見舞われたんですね。ですが、そのとき、お客さんたちは『テロリストに対する抵抗だ』と言って、舞台を見に来てくださった。そんなお客さんの姿を見て、自分たちも他人事ではなく、テロに対して、何かしらのアクションを起こすべきだと思ったんです」  一方、出演者たちも、それぞれこの映画について考えるところがあったようだ。 「以前は、テロというのはどこか他人事といいますか、外国で起こっていることだという認識があったんですけど、この作品と出会って、みんなで考えなきゃいけない身近な問題だと思いました。(テロによって恋人と結ばれたという)私の役柄は、このテロというものの上に成り立っている幸せであって、その幸せが続いていいものだろうかという葛藤を抱えています。ぜひこの作品を見て、それを感じていただければと思います」(主演の桜のどか) 「今回テーマがテーマなので、難しかった部分もありました。普段、仮面女子は音楽に常に携わっていて、この映画においても音楽が重要な位置付けとなっています。音楽を通して、どうストーリーが変わっていくのかを見てもらえたらと思います」(窪田美沙)  なお、本作はアリスプロジェクトからDVDで好評発売中。国内外の映画祭で賞を獲得するなど、意欲的な作品を生み出し続けているアリスフィルムコレクション。今後の作品も注目だ。 ●『Candle For Minority(キャンドル・フォー・マイノリティ)』 本編 26分33秒 特典映像14分41秒 DVDご購入はこちら (https://www.alice-project.biz/goods?data=2051

1歳の姪を引き取って半年、別れの日に「ママー」と近づく姿を振り返らずに帰りました

tikako-main

 こんにちは、ちかこです。一軒家で、妹から引き取った姪(1歳)と同世代の女性の3人暮らしをしています。

◎妹からの連絡でドス黒い感情がわいた
 姪を引き取って半年強、この子が成人するまで面倒を見ていくことを覚悟したのは、いつだったろうか……幼稚園や小学校など、先のことを考え気合を入れていました。そんな中に妹から連絡があり、「快復に向かっている、姉さんには迷惑かけたけど、これから娘と2人で暮らしていく」という報告があった時は、心の中がざわめきました。

 当時の心中を振り返ってみると、さまざまな思いが交錯していました。第一は妹が快復して本当によかったという思いです。そして矛盾した思い……人がようやく覚悟を決め、前に進もうとしている時に今さら……という感情も同時に抱えていました。あんなクズのような男と結婚して病んで、健康になったから娘と頑張っていく? 私を振り回すのもいい加減にしてよ、とドス黒い感情が強くなっていきます。でも……そんなことを言ってもしょうがないですし、それこそまさに今さらです。

 姪と一緒に暮らした期間、私は数々の苦労をして成長しました。と、言いたいところですが、実感としては何も変わっていません。育児など一生関係ない世界だと確信していた私にとって、戸惑いと驚きの連続でした。夜泣きが治まらないときは、本当に勘弁して……勘弁してほしい、やめてよ、私が何したっていうの、言いたいことがあるなら私じゃなくてあなたのお母さんに言ってよ、と無茶なことばかり心の中で叫んでいました。

 月並みですが育児は大変なことばかりじゃなくて、喜びもあります。少しずつ意思の疎通が取れるようになり、私の言うことがわかるようになってきます。ごみを片付けてと言うと、ちゃんとゴミ箱まで持っていってポイと捨てます。1歳児なんて何を言ってもわからない存在だと思い込んでいましたが、そうじゃなかった。それはカルチャーショックに近いものでした。

 ただ、姪が私の言うことをわかっても、私は彼女の言うことがわかりません。彼女なりに一生懸命伝えようと努力しているのですが、本当にわからないのです。「チューチューチューチュー」と言い出した時に、絵本を出してきて「ほら鼠さんよ」と言うと、激しく首を振って違うと意思表示します。後に、「チューチュー」はジュースだと判明したときは、ミステリー小説の謎解きがわかったかのような爽快感がありました。

◎別れの日、姪が「ママー」と言って近づいてきた
 私と同居人と姪で過ごした半年強の期間のことを、おそらく彼女は大人になっても思い出さないでしょう。でも、私にとっては忘れようがない記憶。彼女を引き取った時に、母ではなく伯母として接しようと決めていましたが、段々、本当の娘のような気がしてきて……その感情は複雑なものでしたが嫌ではありませんでした。

 妹と約束した当日。姪との別れの日。私は2人で来た道を1人で帰ります。姪は私のことを「ママー」と呼んでいました。私が1人で帰ろうとすると「ママー」と言って近づいてきました。妹はそれを見ながら複雑な表情をしていました。私の顔はどうだったのでしょうか? それでも私が1人で帰ろうとすると姪は泣き出しました。私は後ろを振り返らずに立ち去りました。

 妹とは多くを語りませんでした。私は彼女に何を言ったらいいかわからないし、妹もそうなのでしょう。今は、私の中で姪と過ごした時間をどう処理すればいいのかわかりません。でも時間がたてば全部良い思い出になるのだと思います。あの時あんなことがあったと笑える日が来るのだろうと。

 家に帰り、同居人とビールを飲みながら、いろいろな事を話しました。

「本当いろいろありがとね」
「うーん、あっという間だったよね」
「嵐が過ぎ去った感じだわ」
「ずいぶん可愛い台風だった」
「爪痕があちこちに残っているし」

 部屋には姪が読んでいた絵本、姪のお気に入りだった人形、あちこちに姪の痕跡が残っていました。同居人には迷惑をかけっぱなしでしたから、本当に感謝の言葉しかありません。先ほど、私は成長していないと言いましたが、ベビーカーを押している母親を見るといろいろ想像するようになったり、多少の変化がありました。人としての幅が広がったと前向きに自分の変化を解釈しています。

 それでは拙い文でしたが連載を読んでくださりありがとうございました。これからはまた元の独り身四十路女に戻って人生エンジョイしていきます。チャオ!

ちかこ
東京都練馬区生まれのアラフォー。趣味は猫と節約とミステリー小説を読むこと。現在は妹に代わり姪(1歳)を子育て中。
ブログ「四十路パート暮らし時給820円

ジャック・バウアーなしで大丈夫!? 人気海外ドラマのスピンオフ3選

 配信サービスの台頭もあり、ドラマシリーズの制作が急増しているアメリカ。クオリティも大幅にアップし、日本にもどんどん新作が上陸する。しかし、これだけドラマが増えると、何から見ていいのかわからなくなるのも正直なところ。そんな時のとっかかりとしてオススメなのが、人気シリーズの兄弟番組や復活版といった、なじみのあるシリーズの新作だ。中には本国放送とほぼ同時に見られるものもある、最新アメリカン・ドラマを3本ご紹介!
YouTube「FOX NETWORKS」より
●『24:レガシー』  日本で一番有名なテレビシリーズといっても過言ではない『24 -TWENTY FOUR-』。日本中を睡眠不足にした本作の5年ぶりの復活となった『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』がきっかけとなり、全米ではリバイバル・ブームが巻き起こった。その復活版第2弾となるのが、この『24:レガシー』だ。今度の『24』は作品の代名詞でもあるキーファー・サザーランド演じるジャック・バウアーは登場しないという、かなりチャレンジングな1作。  ジャックのイメージが強烈すぎるため、ジャックなしの『24』で大丈夫なのか!? と思ってしまうが、実は『24』のフォーマットというのは、非常にスピンオフ向きだったりする。本作が成功すれば、“テロとの戦い”というテーマを軸に、今はやりのアンサンブル方式で新たな『24』を制作することも可能になる。  その試金石ともいえる本作で、ジャックに代わってテロと戦う主人公エリック・カーターを演じるのはコーリー・ホーキンズ。映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』で注目を集め、人気シリーズ『ウォーキング・デッド』にも出演していた期待の新星だ。彼が演じるエリックは、米軍のエリート部隊出身。半年前にイエメンでテロリストの首謀者を殺害したことがきっかけとなり、何者かから命を狙われる。そこからは、もう怒涛の『24』節が炸裂だ。目まぐるしく変わる危機的状況、息つく暇もないスピード感は、本家に負けず劣らず。もちろんスプリット・スクリーンや、あのカウントダウンも健在だ。『24』の人気キャラ、トニー・アルメイダの登場や、CTUとの関わりなど、『24』の世界ともしっかりとリンクしているので、『24』にハマった人なら、やはりこれは見逃せない。なんと本国放送から11時間後に日本で放送されるという最速上陸というのも肝。週1放送なら、睡眠不足の心配もない。
YouTube「FOX NETWORKS」より
●『レギオン』  現在のアメリカのエンタメ界では、映画とドラマの垣根を越えたアメコミ作品のユニバース化がどんどん加速している。それに伴い、アメコミ作品のドラマ化も相次いでいるが、そんな中、ついに登場したのが人気シリーズ『X-MEN』のドラマ版『レギオン』だ。特殊能力を持ったミュータントたちの活躍を描いた『X-MEN』は日本でも人気のシリーズだが、その原作コミックの世界観をベースに、新たな『X-MEN』物語が幕を開ける。  主人公は、X-MENたちを率いたプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア教授の息子デヴィッド・ハラー。幼い頃から幻覚や幻聴に悩まされ、統合失調症の疑いで精神科病院に入院していた彼だが、その原因が、実は彼の中にある強大な力によるものだったことが明らかになっていく。地上最強のテレパスといわれる父の血を受け継いだ彼の能力“レギオン”とは、果たしてどんな力なのか? その謎をめぐるサスペンスを緻密に描き出していくのは、ドラマ『FARGO/ファーゴ』が高く評価されているノア・ホーリー。主人公デヴィッドを演じるのは、やはり人気シリーズ『ダウントン・アビー』のマシュー役で注目を集めたダン・スティーヴンス。そして映画版で第1作から最新シリーズまで手掛けている映画監督のブライアン・シンガーら強力なクリエイター陣が集結と、この布陣だけでもかなり期待値の高い作品だが、映画版と世界観を共有しながらもよりダークでミステリアスになったストーリーと、その映像表現にも注目。こちらも全米とほぼ同時放送という気合の入った1作だ。
YouTube「V Promo 360」より
●『クリミナル・マインド 国際捜査班』  アメリカでは、人気があれば数年どころか10年以上シリーズが続いていくが、そういった長寿シリーズはスピンオフが多いのも特徴だ。『CSI』(すでに全シリーズ終了)、『NCIS』、『シカゴ・ファイア』など、人気シリーズはいくつものスピンオフを生み出し、いわばドラマ版のユニバースを形成している。そんな長寿番組のひとつ『クリミナル・マインド』のスピンオフ第2弾となるのが『クリミナル・マインド 国際捜査班』だ。  上の2作ほどの最速上陸とはいかないが、こちらも昨年スタートしたばかりの最新作。本家はBAUというFBIの行動分析課のプロファイラー集団がシリアル・キラーを心理分析で追い詰めていく姿を描き、10年を超える人気シリーズとなった犯罪ドラマだが、『クリミナル・マインド 国際捜査班』でピックアップされるのは、海外で凶悪犯罪に巻き込まれたアメリカ人を救出するFBIの精鋭チームIRT(国際犯罪特別捜査班)だ。国境を越えた犯罪捜査は本家以上のスケール感。タイやインド、そして日本も舞台のひとつとして登場する。  その精鋭チームを率いるリーダー、ジャック・ギャレットを演じるのは『CSI:NY』でもおなじみの実力派俳優ゲーリー・シニーズ。脇を固めるのも『LAW & ORDER』(こちらもスピンオフが山盛り)のアラナ・デ・ラ・ガーザら実力派をそろえ、強固なチームワークを見せる。先ほど長寿シリーズはスピンオフが多いと書いたが、多くのシリーズは本家シリーズの人気が後押しとなりスピンオフも割と長寿化しやすいのだが、実は『クリミナル・マインド』だけは、なぜかそのスピンオフが短命に終わっている。それだけに背水の陣のような気合あふれる本作。その行く末を見守る意味でも、注目したい。 ●まくた・ちひろ 映画・海外ドラマライター。『日経エンタテインメント!海外ドラマSpecial』『ゲーム・オブ・スローンズ パーフェクト・ガイド』(日経BP社)、『海外ドラマTVガイド WATCH』(東京ニュース通信社)、『映画秘宝EXドラマ秘宝vol.2~マニアのための特濃ドラマガイド』(洋泉社)等に寄稿。Twitterアカウントは@charumin

ジャック・バウアーなしで大丈夫!? 人気海外ドラマのスピンオフ3選

 配信サービスの台頭もあり、ドラマシリーズの制作が急増しているアメリカ。クオリティも大幅にアップし、日本にもどんどん新作が上陸する。しかし、これだけドラマが増えると、何から見ていいのかわからなくなるのも正直なところ。そんな時のとっかかりとしてオススメなのが、人気シリーズの兄弟番組や復活版といった、なじみのあるシリーズの新作だ。中には本国放送とほぼ同時に見られるものもある、最新アメリカン・ドラマを3本ご紹介!
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●『24:レガシー』  日本で一番有名なテレビシリーズといっても過言ではない『24 -TWENTY FOUR-』。日本中を睡眠不足にした本作の5年ぶりの復活となった『24 -TWENTY FOUR- リブ・アナザー・デイ』がきっかけとなり、全米ではリバイバル・ブームが巻き起こった。その復活版第2弾となるのが、この『24:レガシー』だ。今度の『24』は作品の代名詞でもあるキーファー・サザーランド演じるジャック・バウアーは登場しないという、かなりチャレンジングな1作。  ジャックのイメージが強烈すぎるため、ジャックなしの『24』で大丈夫なのか!? と思ってしまうが、実は『24』のフォーマットというのは、非常にスピンオフ向きだったりする。本作が成功すれば、“テロとの戦い”というテーマを軸に、今はやりのアンサンブル方式で新たな『24』を制作することも可能になる。  その試金石ともいえる本作で、ジャックに代わってテロと戦う主人公エリック・カーターを演じるのはコーリー・ホーキンズ。映画『ストレイト・アウタ・コンプトン』で注目を集め、人気シリーズ『ウォーキング・デッド』にも出演していた期待の新星だ。彼が演じるエリックは、米軍のエリート部隊出身。半年前にイエメンでテロリストの首謀者を殺害したことがきっかけとなり、何者かから命を狙われる。そこからは、もう怒涛の『24』節が炸裂だ。目まぐるしく変わる危機的状況、息つく暇もないスピード感は、本家に負けず劣らず。もちろんスプリット・スクリーンや、あのカウントダウンも健在だ。『24』の人気キャラ、トニー・アルメイダの登場や、CTUとの関わりなど、『24』の世界ともしっかりとリンクしているので、『24』にハマった人なら、やはりこれは見逃せない。なんと本国放送から11時間後に日本で放送されるという最速上陸というのも肝。週1放送なら、睡眠不足の心配もない。
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●『レギオン』  現在のアメリカのエンタメ界では、映画とドラマの垣根を越えたアメコミ作品のユニバース化がどんどん加速している。それに伴い、アメコミ作品のドラマ化も相次いでいるが、そんな中、ついに登場したのが人気シリーズ『X-MEN』のドラマ版『レギオン』だ。特殊能力を持ったミュータントたちの活躍を描いた『X-MEN』は日本でも人気のシリーズだが、その原作コミックの世界観をベースに、新たな『X-MEN』物語が幕を開ける。  主人公は、X-MENたちを率いたプロフェッサーXことチャールズ・エグゼビア教授の息子デヴィッド・ハラー。幼い頃から幻覚や幻聴に悩まされ、統合失調症の疑いで精神科病院に入院していた彼だが、その原因が、実は彼の中にある強大な力によるものだったことが明らかになっていく。地上最強のテレパスといわれる父の血を受け継いだ彼の能力“レギオン”とは、果たしてどんな力なのか? その謎をめぐるサスペンスを緻密に描き出していくのは、ドラマ『FARGO/ファーゴ』が高く評価されているノア・ホーリー。主人公デヴィッドを演じるのは、やはり人気シリーズ『ダウントン・アビー』のマシュー役で注目を集めたダン・スティーヴンス。そして映画版で第1作から最新シリーズまで手掛けている映画監督のブライアン・シンガーら強力なクリエイター陣が集結と、この布陣だけでもかなり期待値の高い作品だが、映画版と世界観を共有しながらもよりダークでミステリアスになったストーリーと、その映像表現にも注目。こちらも全米とほぼ同時放送という気合の入った1作だ。
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●『クリミナル・マインド 国際捜査班』  アメリカでは、人気があれば数年どころか10年以上シリーズが続いていくが、そういった長寿シリーズはスピンオフが多いのも特徴だ。『CSI』(すでに全シリーズ終了)、『NCIS』、『シカゴ・ファイア』など、人気シリーズはいくつものスピンオフを生み出し、いわばドラマ版のユニバースを形成している。そんな長寿番組のひとつ『クリミナル・マインド』のスピンオフ第2弾となるのが『クリミナル・マインド 国際捜査班』だ。  上の2作ほどの最速上陸とはいかないが、こちらも昨年スタートしたばかりの最新作。本家はBAUというFBIの行動分析課のプロファイラー集団がシリアル・キラーを心理分析で追い詰めていく姿を描き、10年を超える人気シリーズとなった犯罪ドラマだが、『クリミナル・マインド 国際捜査班』でピックアップされるのは、海外で凶悪犯罪に巻き込まれたアメリカ人を救出するFBIの精鋭チームIRT(国際犯罪特別捜査班)だ。国境を越えた犯罪捜査は本家以上のスケール感。タイやインド、そして日本も舞台のひとつとして登場する。  その精鋭チームを率いるリーダー、ジャック・ギャレットを演じるのは『CSI:NY』でもおなじみの実力派俳優ゲーリー・シニーズ。脇を固めるのも『LAW & ORDER』(こちらもスピンオフが山盛り)のアラナ・デ・ラ・ガーザら実力派をそろえ、強固なチームワークを見せる。先ほど長寿シリーズはスピンオフが多いと書いたが、多くのシリーズは本家シリーズの人気が後押しとなりスピンオフも割と長寿化しやすいのだが、実は『クリミナル・マインド』だけは、なぜかそのスピンオフが短命に終わっている。それだけに背水の陣のような気合あふれる本作。その行く末を見守る意味でも、注目したい。 ●まくた・ちひろ 映画・海外ドラマライター。『日経エンタテインメント!海外ドラマSpecial』『ゲーム・オブ・スローンズ パーフェクト・ガイド』(日経BP社)、『海外ドラマTVガイド WATCH』(東京ニュース通信社)、『映画秘宝EXドラマ秘宝vol.2~マニアのための特濃ドラマガイド』(洋泉社)等に寄稿。Twitterアカウントは@charumin