何から何まで“なかったこと”にするジャニーズ事務所にファン憤怒! 「SMAP」の4文字が、世界から消える日……

「SMAP」の4文字が、ジャニーズの中から消される勢いだ。芸能関係者からは「SMAPの商標自体を封印するのでは?」という声が上がっている。

 昨年末で解散したSMAPの公式サイトが、発表されていた通り、1月31日で閉鎖。同時に、ジャニーズ事務所の公式サイトのアーティスト欄からも、一番上に表示されていた「SMAP」が削除、年明けに掲示されていたメンバー5人からのメッセージも消えた。

 ファンからは「解散したから、いくらか消えるのは理解できても、何から何まで削除するのはファンをバカにしている。25年もやってきたんだから、専用の感謝ページぐらいあってもいいはず」という声も出ている。

 しかし現実では、SMAPの名前は業界内でも禁句になりつつある。解散後の初ドラマとなった木村拓哉の主演ドラマ『A LIFE~愛しき人~』(TBS系)では、ジャニーズ事務所の要望で番組宣伝の際に「元SMAP」がNGワードとなり、「解散後初の」や「心機一転」、「新たなスタート」といった解散を思わせる文言までも一切禁止。そのせいかドラマ視聴率は伸び悩み、1月29日放送の3話目まで13~14%と、キムタク主演にしては低め。テレビ関係者によると「木村さんのドラマは制作費が3倍だから、この数字は割に合わない」という。

 ジャニーズ事務所は「SMAP」の4文字を商標登録している立場から、これを封印することは可能だ。特許庁の公開情報によると、商標は「演芸の上演」や「音楽の演奏」「商品名」などが登録されており、ジャニーズ側に無断で他者が芸能活動に商業使用することはできなくなっている。ジャニーズが使用料を求めて使わせることはできるが、ドラマ紹介にすらその文言を使わせなかったことを見れば、このまま封印される可能性があるわけだ。

「だから、ほか4人のメンバーが今後、ジャニーズから独立することがあっても『元SMAP』は使えないことになるし、すでにSMAP時代のテレビ映像だって大半はジャニーズが却下して再使用が絶望的。SMAP時代の楽曲も、元メンバーがテレビやイベントで歌うことは二度とないかもしれない」と前出テレビ関係者。

 そうなるとジャニーズの中のみならず、SMAPがまるで存在しなかったかのように消されてしまうのか?
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「いくらSMAPファンがネット上でSMAP愛を発信し続けても、公の場から消えていけば、そのうち過去のものになってしまうかも。(1993年に解散の)男闘呼組みたいに伝説化していくのでは」(同)

 その男闘呼組も、ジャニーズ事務所が商標を保持。解散して20年以上が経過した現在でも元メンバーがそのグループ名を使った活動はできていない。ただ、現在もジャニーズ所属の元メンバー、岡本健一は息子がHey!Say!JUMPの岡本圭人であることから、昨年末のカウントダウンコンサートでは2人で男闘呼組の曲を共演した。

「これは、岡本さんが親子でジャニーズにいるという異例の状況だからできたこと。今後、ジャニーズから抜けるSMAPのメンバーがいれば、SMAPの名前を誰にも使わせなくなってもおかしくないですよ。極端な話、20年後には各メンバーが元SMAPであったことすら世間から忘れ去られているかも……」(同)

 くしくも岡本健一は同コンサートで「サンキューSMAP!」と叫んでいたが、解散したジャニーズ所属グループの扱いを誰より知る人物だったからかもしれない。SMAPの名前は、このまま消えていってしまうのだろうか。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

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日テレ『スーパーサラリーマン左江内氏』初回から4%暴落!! 土9ドラマの“トホホな迷走”

 堤真一主演の連続ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)が、回を重ねるごとに数字を落としている。「初回は平均視聴率12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と好発進だっただけに、局内でも落胆ムードが強い」(テレビ局関係者)という。

 同ドラマは、藤子・F・不二雄のSF漫画『中年スーパーマン左江内氏』(双葉社)を実写化したもの。主人公の左江内英雄(堤)は、怪しい男から“正義の味方”を引き継ぐことになり、“鬼嫁”の円子(小泉今日子)、思春期の娘・はね子(島崎遥香)らに隠れて世間の平和を守る……というストーリーだ。

「1月クールのドラマ初回視聴率が出揃った時点では、『左江内氏』は第3位の好成績を収めていました。しかし、第2話で9.6%に急落し、第3話は9.2%、最新の第4話では8.9%と、初回から4ポイント減という惨状です」(同)

 前クールの同枠では、唐沢寿明と窪田正孝のW主演作『THE LAST COP/ラストコップ』を放送していたが、こちらも全話平均8.3%と数字を伸ばせずに終わっていた。

「同枠はもともと若手俳優・女優陣が出演する枠として知られ、視聴者も10~20代を対象としていました。しかし、昨年7月クールの黒島結菜主演『時をかける少女』や、同4月クールの福士蒼汰主演『お迎えデス。』などの不振が続いたことで、局は『THE LAST COP』から、中年を視聴者ターゲットに切り替えたようです。それで今期も、堤と小泉という大御所俳優・女優をメインにキャスティングして勝負に出たものの、結局失敗しているという印象が否めません」(スポーツ紙記者)

 ネットでドラマの評判を見ると、当初は「面白そう!」など好感触だったが、最近はハッキリと“好き嫌い”が分かれてきたようだ。

「円子の鬼嫁っぷりが凄まじく、『キョンキョンの演技、うまいんだけど怖すぎる』『夫の扱いがかわいそうに思えてきて、気分が悪い』『円子にイライラしてしまう』といった声が続出。『土曜の夜に、わざわざストレスを感じたくない』とさえ言われるほど、小泉のキャラクターが強烈なんです」(同)

 そんな中、局内ではすでに次クールに向けて、方向転換の計画が進められているという。

「正式発表はこれからですが、4月クールの主演はKAT‐TUN・亀梨和也だそうです。局は先月、同ドラマ枠を夜9時から10時に移動させ、現在土曜夜10時から放送中の『嵐にしやがれ』を9時に持ってくることを発表しました。嵐から亀梨という流れで、再び若い女性視聴者を取り込む方針のようです」(同)

 迷走の挙げ句、舵を切り直すことにした日テレだが、果たして思惑通りにいくのだろうか。

“大魔神”佐々木主浩が大激怒! 横浜DeNAキャンプ取材の受付で止められ「誰ですか?」と……

大魔神佐々木主浩が大激怒! 横浜DeNAキャンプ取材の受付で止められ「誰ですか?」と……の画像1
『奮起力。』(創英社/三省堂書店)
 元プロ野球選手の“大魔神”こと佐々木主浩氏が大激怒だ。プロ野球は2月1日、12球団の春季キャンプが一斉にスタート。いよいよ球春が到来し、ファンの胸の高鳴りも大きくなってきたが、そんなキャンプイン直後に事件が起きたという。 「佐々木氏が横浜DeNAベイスターズの春季キャンプを取材するために、沖縄県宜野湾市の球場を訪れたのですが、その球場の受付で止められてしまったんです。あろうことか、受付の係員が『誰ですか?』と質問。『佐々木ですけど』と言ったものの、係員はピンとこなかったのか『どちらの佐々木さんでしょうか? 誰かの紹介ですか? 取材パスはありますか? なければ、1日パスを発行しますので、記帳をお願いします』と、びっくりするようなやりとりをしてしまったんです」(プロ野球関係者)  佐々木氏といえば、横浜ベイスターズに所属した、かつてのスーパースター。フォークボールを武器に、守護神として活躍、三振の山を築いた。2000年からはメジャーリーグのシアトル・マリナーズに移り、日米通算381セーブを記録するなど、言わずと知れた名プレーヤーだ。  プライベートでは1991年に元タレントと結婚。その後、当時女優だった榎本加奈子との不倫が発覚、前妻と離婚して、2005年に榎本とできちゃった再婚するなど、派手な交友関係が話題となった。近年では馬主として名をはせ、6頭の馬を所有。G1でも、3勝を挙げている。 「球界は昨年、巨人の投手による野球賭博事件や、清原和博氏の覚せい剤事件を受け、コンプライアンスが厳しくなりました。その余波で、球場での受付もだいぶ厳しくなってしまった。今年は、取材パスの発行枚数も、だいぶ限られているようです。今回の件にはそういった背景があり、受付の係員が忠実に仕事をしてしまったことが原因です」(同)  受付で止められた佐々木氏は、DeNA球団に猛然と抗議。球団側は平謝りだったという。いくら新興球団とはいえ、あまりにお粗末な対応……。係員、社員の教育を進めたほうがよさそうだ。

“大魔神”佐々木主浩が大激怒! 横浜DeNAキャンプ取材の受付で止められ「誰ですか?」と……

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『奮起力。』(創英社/三省堂書店)
 元プロ野球選手の“大魔神”こと佐々木主浩氏が大激怒だ。プロ野球は2月1日、12球団の春季キャンプが一斉にスタート。いよいよ球春が到来し、ファンの胸の高鳴りも大きくなってきたが、そんなキャンプイン直後に事件が起きたという。 「佐々木氏が横浜DeNAベイスターズの春季キャンプを取材するために、沖縄県宜野湾市の球場を訪れたのですが、その球場の受付で止められてしまったんです。あろうことか、受付の係員が『誰ですか?』と質問。『佐々木ですけど』と言ったものの、係員はピンとこなかったのか『どちらの佐々木さんでしょうか? 誰かの紹介ですか? 取材パスはありますか? なければ、1日パスを発行しますので、記帳をお願いします』と、びっくりするようなやりとりをしてしまったんです」(プロ野球関係者)  佐々木氏といえば、横浜ベイスターズに所属した、かつてのスーパースター。フォークボールを武器に、守護神として活躍、三振の山を築いた。2000年からはメジャーリーグのシアトル・マリナーズに移り、日米通算381セーブを記録するなど、言わずと知れた名プレーヤーだ。  プライベートでは1991年に元タレントと結婚。その後、当時女優だった榎本加奈子との不倫が発覚、前妻と離婚して、2005年に榎本とできちゃった再婚するなど、派手な交友関係が話題となった。近年では馬主として名をはせ、6頭の馬を所有。G1でも、3勝を挙げている。 「球界は昨年、巨人の投手による野球賭博事件や、清原和博氏の覚せい剤事件を受け、コンプライアンスが厳しくなりました。その余波で、球場での受付もだいぶ厳しくなってしまった。今年は、取材パスの発行枚数も、だいぶ限られているようです。今回の件にはそういった背景があり、受付の係員が忠実に仕事をしてしまったことが原因です」(同)  受付で止められた佐々木氏は、DeNA球団に猛然と抗議。球団側は平謝りだったという。いくら新興球団とはいえ、あまりにお粗末な対応……。係員、社員の教育を進めたほうがよさそうだ。

A.B.C-Zのプレゼントお渡し会は待ち時間5時間以上! 橋本は「メルカリとヤフオクで売らないで」

 2月5日、「A.B.C-Z デビュー5周年記念イベント ~Reboot!!!~ 」が開催された。デビュー日である1日にリリースされたシングル「Reboot!!!」の「初回限定5周年Anniversary盤」または「初回限定5周年Best盤」に同封されているカードをイベント参加券に引き換えれば、“誰でも”参加できるイベントだ。当日はメンバー全員が参加する「プレゼントお渡し会」が行われるということで、開催前からジャニーズファンの間で話題になっていた。

 A.B.C-Zが所属するレコード会社・ポニーキャニオンの公式ホームページによると……

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嵐・松本の“二股”報道、AV女優・葵つかさがTwitter削除! 意味深ツイートに「アホ」の声

 嵐・松本潤と親密関係にあると報じられたAV女優・葵つかさが、自身のTwitterアカウントを削除して話題を集めている。数日前には「何を呟いても憶測でずっと叩いてくる人がまだまだいる」などと不満を漏らしたばかりの葵だが、その裏でいったい何があったのか――?

 昨年12月28日発売の「週刊文春」(文藝春秋)で、松本の自宅に足繁く通っていることをスクープされた葵。松本といえば、連続ドラマ『花より男子』(TBS系)で共演した女優・井上真央と「結婚間近」とささやかれていただけに、AV女優との“二股交際”疑惑に嵐ファンは騒然となった。

 報道後、嵐ファンの怒りの矛先は葵に向けられ、悪意あるメッセージがTwitterに多く寄せられるなど炎上状態に。しばらく投稿を休止していたが、1月17日には「今日から活動スタートします!昨年は色々と心配掛けてごめんなさい。でも、こんな私を応援してくれて、本当に本当にありがとう。今年もよろしくお願いします!」と、ファンに報告した。

 しかし、2月に入ると葵のTwitterに異変が。葵が、あるTwitterアカウントの「ファンでも何でもないけど井上真央には勝てないよ?」「井上真央の方が可愛いし、松潤にお似合い まず、スペックから全然違う」という書き込みをリツイートし、その後、「誤RT…」と、リツイートは本意ではなかったと訂正したが、井上に関するツイートをチェックしていたという点だけでも、嵐ファンは大きな衝撃に包まれた。

 そして、葵は2日午前0時頃に「何を言われてもスルーしようと決めていたけど、何を呟いても憶測でずっと叩いてくる人がまだまだいるのが現状で、私がツイッターをやめたらそういう人達はスッキリするのだろうか…」と、炎上騒ぎに自ら言及。その後も「というツイートをしたら大人達に怒られるのはわかっているのだけど、言葉って毎日見てると、気にしないようにしてても、頭のどこかに残っていくんですね」と、本音を吐露した。

「この発言を含めて、嵐ファンなどから反感を買ってしまい、『葵つかさの誤RT、松潤との関係を認めたと思われても仕方ない。アホだな』『誤RTは故意だね』『葵つかさ、何がしたいの。自分が否定すれば終わった話でしょ。なにあの被害者面』というバッシングが出るなど、大荒れしました」(ジャニーズに詳しい記者)

 前述のツイート後、葵は「みんないっぱいコメントありがとうございます 元気出ました」「味方になってくれるみんなの為に頑張ります!!」とファンにお礼を述べていたものの、5日になるとTwitterアカウントを削除。葵のTwitterにアクセスすると「このページは存在しません」と表示され、一連の書き込みも閲覧できない状態だ。

「報道後も続く手厳しいコメントに耐えきれなくなったのだと思いますが、それでも彼女に対する批判はなかなか消えていません。Twitterでは『葵つかさ、アカウント消したのか。わざと疑惑のある誤RTしたり何がしたいんだ』『葵つかさのアカウント、ジャニーズ事務所に消された? 病んでる風を装ってる?』といった反応が出ており、相変わらず嵐ファンは監視しているようです」(同)

 一方、嵐ファンの中からは「葵つかささんTwitter消したんだ。もう追い詰めたり話題に出さない方がいい気がする」と、葵を擁護する声も上がってる。また、葵のファンを名乗るTwitterアカウントは「つーちゃん、怖い大人達に怒られたのか、それとも自分の意思で辞めちゃったのかな。Twitter辞めたら、発信する場が限られてくる」と、ショックを受けている様子だ。

 報道を機に “渦中の人物”となり、Twitterまで消してしまった葵に対し、松本は何を思うのだろうか。

成宮寛貴に極秘帰国説が浮上! あの“おネエタレント”がキーマンか

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 元俳優・成宮寛貴に、極秘帰国情報が飛び交っている。  成宮は昨年12月、写真誌「フライデー」(講談社)で“コカイン吸引疑惑”を報じられ、芸能界を電撃引退。その後は東南アジアに“逃亡”したといわれているが、成宮を知る関係者によると「昨年末か今年の初めに、ひっそり帰国した可能性がある」という。  成宮はかねてより“ゲイ説”がウワサされ、引退の理由も「セクシャルな問題」としたが、今も芸能界のゲイ人脈を頼りに生活しているようだ。中でもキーマンは、おネエタレントとしては古株で、自身も以前に薬物疑惑がささやかれたX。  前出関係者は「X主催のホームパーティーに成宮も顔を出すなど、親しい間柄だった。連絡係はXのマネジャーで、こちらも薬物疑惑がある人物。そのマネジャーが、成宮の引退劇で暗躍したといわれている」と話す。  現時点で成宮のリアルな国内目撃談は皆無だが、Xの周辺者に成宮の近況を尋ねると、話を逸らしたり、言葉を濁すなど不審な点が見られるという。 「Xは地方に別宅を持っており、成宮を保護している可能性がある。すでに複数の週刊誌が、関連施設に取材をかけている」(出版関係者)  突然の芸能界引退で、コカイン吸引疑惑は今も「グレー」なまま。成宮の口から真相が語られる日はやって来るのか?

カープファンは暴れないし、ヤクザも抗争してない広島 高上優里子『キャラ屋さんの遅い青春』

カープファンは暴れないし、ヤクザも抗争してない広島 高上優里子『キャラ屋さんの遅い青春』の画像1
『キャラ屋さんの遅い青春(1)』(KADOKAWA)
 高上優里子『キャラ屋さんの遅い青春』(KADOKAWA)。まず書店で手に取った理由は、表紙に描かれたヒロインの美しさ。そして、オビのキャッチである。 きみに遅い初恋をする──。 制服時代のドキドキ、それは忘れていた青春の追体験……。  これ、作品の紹介というより青春が暗かった編集者の心の叫びに見えてしまうのだけど、いかがだろうか。  でも、この作品。そんな叫びと悶絶を生み出すのも当然の、激烈に爽やかな、遅れてきた青春が描かれるのだ。  作品として尖っているポイントの第一は、物語を作者である高上氏の故郷でもある広島に設定していること。ここに描かれる広島は、普段、広島人以外がイメージする広島とは、まったく異なる爽やかな広島である。  日本の戦争責任を叫ぶ人々は出てこないし、ヤクザは抗争していないし、カープが負けて暴れる群衆もいない。ああ、よくよく読むと、具体的な地名は横川程度で、流川(注:広島の歓楽街)なんて絶対に出てこない。極めつけは、みんな標準語である。まあ、今どき日本のどこにいっても、絵に描いたような方言を話す人なんていないわけで、当然といえば当然か。  そう、本編の前提として讃えたいのは、出身者によって、こうして今までになかった新たな広島像が描かれていることにある。なんというか、同じ広島県でも、広島市=危険、尾道市=青春みたいな要素があったわけだけど、尾道市的な青春要素を、すべて広島に置き換えているのが、この作品なのである。  そんな、見たこともない広島で、作品の舞台となるのは、ゆるキャラのプロモーションをしている会社。そこで、ずっとキャラクターデザイナーをしてきた伽羅谷は30代の男。そんな男の職場に、会社創立50周年のゆるキャラをデザインした15歳の女学生・清瀬歩がやってきた。  この2人が、ものづくりを一緒にしながら距離を縮めていくのが、この物語。いやいや、いろいろとツッコミどころは満載である。いくらなんでも30代と15歳とか、通報したほうが、ええじゃろう……。でも、ページをめくるごとに、このファンタジーの世界に俺も入り込みたいと願ってしまう。そんな繊細な描き方がされているのである。  何せ、キャラデザに人生を注いできた男と、物心ついたときからキャラを愛し続けてきた少女。年齢差はあっても、シンクロしないほうがオカシイだろう。もう年齢という壁など、2人の間ではどうでもいいのだ。現状なら年齢差は事案発生だけど、10年経ったら、単なる年の差カップルに過ぎないだろう。  とにかく性的に目覚めてがいないがゆえに、無防備な少女の魅力が全開なので悶絶する読者も多いのではなかろうか。  今後の2人の距離感の変化が気になる作品である。 (文=是枝了以)

隅々まで悪役が蔓延るホラードラマ『奪い愛、冬』、鬼気迫る狂妻・水野美紀に圧倒されるニセ野内と倉科/第三話レビュー

“ドロキュン劇場”こと、金曜ナイトドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)。婚約中の女・光(倉科カナ)と元カレ兼元上司・信(大谷亮平)は、どしゃ降りの雨、タクシー捕まらない、という“偶然の産物”によりホテル(同室)で雨宿りをすることになりました。信さんは嫌いで別れを告げたわけじゃなかった……「光」ではなく「池内」って呼ばれて淋しい……と思っていたら今度は「光」って呼んでくれた……舞い上がる光。いよいよ光と信さんの焼けぼっくいに火がつくか、という“その時”、信さんの妻・蘭さん(水野美紀)が金田一少年も顔負けの推理力と洞察力と野生の勘(狩野英孝より相当強い)ですぐさまホテルの場所を探し当てて登場したのでした。光はクローゼットに隠れたものの、枕に落ちた長い髪の毛が見つかっていますし、蘭さんはクローゼットを“ガン見”……。光、ピンチ! ってところまでが第二話でした。  第三話は、そんな危機的状況の続きから。クローゼット越しに蘭が不敵な笑みを浮かべ、ビクビクしている光(息が荒い)でしたが、蘭は最後まで開けることをしませんでした。ただし信と共に部屋を出る直前、光が潜んでいるクローゼットを見やって「じゃあねー」。怖いです。しかしながら蘭さん、杖ついているわりに随分すたすたと歩きます。二人が帰った後、クローゼットから出た光は「信さんの奥さんは、もしかしたら私に気づいていたのかもしれない」と不安げ。もしかしたらじゃなくて、100%気づいてるでしょ。どんだけ暢気なのか。あの狂妻の夫に近付いて殺されると思わないんでしょうか……? ▼水野美紀の股間に顔、三浦翔平の絶叫演技が棒でキュンキュンしづらいドロキュンドラマ『奪い愛、冬』/第一話レビュー ▼シャワーシーン多すぎ、ドン引きの三浦翔平フラッシュモブ、束縛妻「排卵日なのにーッ!」の絶叫/『奪い愛、冬』第二話レビュー ◎エッチもできない恐怖の婚前旅行  自宅に戻った信は、光との馴れ初めを回想します。もともと同じデザイン事務所(光が今も働いている会社です)の先輩・後輩という間柄だった二人。生意気な新人である光に対して傲慢な態度を見せていた信ですが、真面目で一本気な光に惹かれていき、あるプレゼンで勝利した後「気づいたら、俺の中に光がいる。付き合って欲しい」と告白したんですね。鉛筆で描いた“光の似顔絵”を差し出して。信さん、クールな装いしていますがわりとロマンチストなんですね。そんな信さんの心の内を見透かしているに違いない妻・蘭さんは、ドライフラワーを握りつぶしたり、ベッドルームに誘い「できないの? もしかしてさっきしてきたとか?」とカマかけてきたり……。信さん相当ビビっています。  そして、疑心暗鬼状態なのは蘭さんだけではありません。光の婚約者・康太(三浦翔平)も、どしゃ降り雨の日のことが引っかかっています。光は実家の母の元へ行くと言っていたのに、実際には行っていないと知った前回、康太は人格崩壊していました。あいにくホテルで雨宿り中の光は信さん一色、康太の存在を思い出す余裕などなかったでしょうに……。そんな康太の周りをちょろちょろしているのが、人の幸せがうざくて人のものが欲しくなるという最低最悪の同僚女性社員・秀子(秋元才加)で、一話、二話でも光と康太の仲を引き裂こうと身体を張って策略を巡らせていましたが、今度は康太に光の元カレ・信の誕生日を教えます。光さんの何かの暗証番号は元カレの誕生日かもよ~、ということです。なるほど……。とはいえ多忙な社会人、別れた後もついうっかりそのまま使用していることもあるような気がする……のが、筆者の認識ですが、自分の交際相手が元カレ・元カノの誕生日を暗証番号にしていると知ってどう感じるかはその時の状況次第ではないでしょうか。仕事に夢中だとなりふり構わずの光だから、信さんに別れを告げられた後もうっかり使い続けている可能性は十分ありそうにも思えますが、ちょうど疑心暗鬼に陥っていて光への思いが歪みつつある康太、光のスマホをガン見です。ですが、光にはそんなそぶりを見せず、誰もいない夜のオフィスでいちゃこら。康太、光を温泉旅行に誘います。またまた秀子がその様子をこっそり覗いているとも知らず。  別に康太が好きっていうわけではなく、人のものを奪うのが快感なだけであろう秀子ですが、その快感を得るためには手段を選びません。康太の母親・美佐(榊原郁恵)が開くお料理教室に入会し(秀子って暇なんですかね)、郁恵ちゃんに「実は私、息子の康太さんと同じ会社で働いているんです」と挨拶、さらに「私、光さんが苦手で……」と、郁恵ちゃんが喜ぶことを言います。郁恵ちゃん「あなたとは気が合いそうね」。というわけでスパイ活動を開始した秀子、「早速ですが、ひとつご報告が」と温泉旅行のことチクります。ていうか、どの旅館に宿泊予定とか普通イチ同僚に言わないし、秀子はどういう経路で調べたんでしょうね……それこそ社内メール盗み見とかしてるんでしょうか。仕事しろよ、クビだよあんた。 熱海へ温泉旅行に訪れた光と康太は、一見幸せそうなバカップルです。しかし光は「私を幸せにしてくれるのは康太だけだ」と自己洗脳中ですし、康太もいちいち“暗証番号”のことが気になっています。にもかかわらず、二人とも相手の前では“幸せいっぱい”に振る舞っているのが滑稽。神社でおみくじを引いた際、康太は吉、光は凶でしたが、光は空気を読んで「私も吉」と嘘をつきます。くだらないです。この局面で“嘘”を吐かなくてもいいのに……。案の定、あとでその嘘はバレます。  毎回ヌードシーンをサービスしている本ドラマですが、今回は貸切露天風呂での混浴シーン。海を望む露天風呂で、またしても二人そろって叫んでいます。今回のテーマは「お互いの好きなところをあの空に向かって叫び合おう」でした。ひとしきり叫び合った後、康太「ほんとは光の頭の中を俺だけで染めたい」「ゆっくりでいい」「ゆーっくり俺だけで染めてあげるね」って囁くわけですが、今後その目的を果たすためにどんな手段を使うのでしょう……。康太、蘭よりエキセントリックになるかもしれませんが、三浦翔平には迫真の演技を期待しています。とりあえずカップルで貸切風呂に入るなら真昼間だろうとそのままエッチするのが自然だと思うのですが、そういう描写はありませんでした。  入浴後、せっかくの幸せ回復ムードに水を差すように颯爽と現れたのが、尾行してきた郁恵ちゃん。えっ、恋人との旅行に親が登場するってこれ以上ないほどイヤな展開なのに、郁恵ちゃんは嫌みを浴びせるだけでなく光の引いた凶のおみくじを(木に結んだのにわざわざほどいて!)持ってきていました。康太には「吉」と答えていたやつです。たかがおみくじ、でも近頃康太はナーバスになっているわけで、光が「心配すると思って」ついた嘘であってもショックでしょう。「頼むからさ……、頼むからもう嘘はつかないで」と切実に頼む康太に対して、光は謝罪し、康太は許します。いや、それより何より、ここはもう光が康太にキレていいところじゃないですかね。「おみくじの嘘よりヤバいのはあんたの母親だよね!?」と。  なのに自分を責めるだけで相手の母親を決して悪くは言えない光。康太、光をバックハグして「俺光のこと幸せにする」。光「ありがとう」。康太「光との子どもが欲しい」。光「いいよ」。あら、蘭さんだけでなく康太も子どもが欲しいんですね。光の合意も得られ、手始めにキス……の手前で、郁恵ちゃん再登場。おにぎり持ってきました~。「結婚する前に子ども作らないでね。あたしそういうの大っ嫌いだから。アッハハハハハ~」と、釘を刺して去っていった郁恵ちゃんでしたが、温泉旅行シーンはこれにて終了。相変わらずな郁恵ちゃんの毒親っぷりに、康太は萎えちゃったんですかね。とにかく光を自分色に染めたい康太としてはさっさ射精→受精→着床→妊娠まで持ち込みたかったかもしれませんが……。 ◎会社もヤバい奴しかいない  秀子も郁恵ちゃんもヤバいですが、もちろん一番ヤバいのは蘭さん。夫とのデートで、“運命の”通り魔事件の現場へ出向き、杖振り回し事件が起こった時の状況を熱を入れて力説する彼女の姿は通行人もドン引きです。杖なくても……右足、大丈夫なんですか? 案の定Twitterでは、蘭の右足が本当は動くのではないかという疑惑の声続出です。蘭さんの言いなり男・信さんの目は死んでいますが、蘭さんはもう1カ所、信さんと行きたい場所があるそうです。行き先は信さんの元職場で、光、康太らが勤務するデザイン事務所。信さんを伴ってオフィスに現れた蘭さん、「みなさーん、私、以前こちらで働いていた小田信の妻です。主人が突如この会社を辞めて皆さんにご迷惑をおかけしたことをお詫びいたしますぅ~」と声高々に言って回ります。もう「こんな面倒な奥さんを持つ人(信)、辞めてくれてありがとう!」というのが大半の社員たちの本音でしょうね。こちらもドン引き。ねえ、周囲にドン引きされまくる妻に尽くさなければならない信さんの地獄、想像するだけで吐きそうじゃないですか?  ところがこの職場には、もう一人ヤバい奴がいました。それが、部長の武田さん(三宅弘城)。以前、光に惚れるもフラれ、今では光を恨んでいるという嫌なおっさんです。「俺を振った女の困る顔が見たい」とねちっこい笑みを浮かべ、武田部長はその夜の会社飲みに信を誘いました。そのうえ飲み会では傍若無人な言動を繰り返し、やげて信に絡んで「お前がいきなり辞めて正直迷惑だったぞ。あの後プレゼンで負け続き、大きな仕事あんま取れないよ!」。そして「だってエースが光じゃ限界あるだろ!」と光に対するハラスメントを開始します。 「こいつ(光)はだめなとこばっかりだよ! 才能よりも、ちょーーーっと綺麗だからって気に入られる。いいよなぁ~女ってのは。えっ、まさかカラダで仕事取ったりしてないだろうね~。そんで仕事も中途半端で結婚? いいよなあ~女は」  まじ最低最悪な上司だわ。光はずっと黙っていましたが、信が「いい加減にしてください!」と武田部長の胸倉を掴みます。康太もずっと拳を握りしめていましたが、寸でのところで信に先を越された格好です。でもそれくらいで武田部長が懲りるはずもなく、今度は信に「お前、よく俺の胸倉なんか掴めたな。お前が辞めて、俺がどんだけ迷惑被ったのかわかってんの~? 」「(すいませんっていう)言葉だけで済まされると思ってんの~?」。結局、信は「すいませんでした! 全部俺のせいです! 全部!」と土下座し、光の肩を叩いて店を出ていきました。胸を熱くする光、信がテーブルに(都合よく)忘れていったハンカチを大事そうにバッグにしまうんですが、あんたそれ持ち帰ってどうする気なんだ。乙女モード入っているけど、隣で婚約者見ているよ?  家に帰ってからも信のハンカチを自分の頬に押し当てて信に対する思いを募らせる光、翌日康太には信に会いに行くことを打ち明けます。ハンカチを届けたい、昨日のお礼を言いたい、それをしないとすっきりしないんだとか。本当にそういうつもりだったとしても、光の感覚ズレてません? しかも周りが全然見えていないんですね。体育会系ならではの筋を通しているつもりなんでしょうか? そんな光に理解を示したように振る舞う康太でしたが、光のスマホの暗証番号が<0229>=信さん誕生日だと判明し表情が一変します。もう光を尾行するしかない★ というわけで、信へハンカチを届けに行った光をこっそり追いかけます。ギラギラした目で。 間抜けでしつこい未練タラタラ女・光  さて、信さんにハンカチを届け、昨日のお礼を終えた光ですが、咳き込む信を見かねて額に手を当てると「すごい熱」。光は信を病院に連れていきます。郁恵ちゃん同様に尾行を実行中の康太、その様子をばっちり見ています。信は気管支が腫れていたようで「血液検査の結果が出たらまた来てください」と言われていましたが、まさか重病だったり? 韓流ドラマだと難病設定もポンポン飛び出すので……。それにしても光、お節介にもほどがあります。お節介というか、離れたくないだけなんでしょうけど、信が点滴を終えるまで待合室で待機してるとかほんと、どんだけヒマかと。プレゼン準備しろよと。  のみならず、今夜は蘭が不在だと知ると、光は「途中で倒れたりしたら困るから自宅まで送る」と言いタクシーに同乗します。押しかけちゃダメだと思いますけど! ホテル(inクローゼット)でも会社でも、ヨメの気違いぶりは散々痛感しましたよね? ブレーキかけないと刺されるよ? 刺されるだけで済めばいいけど……ってレベルの狂妻ですよ!? こっちがハラハラしちゃうほど、暢気な光にだんだんイライラしてきました。  光にイラついてるのは視聴者だけじゃなく、康太も元カノ・礼香(ダレノガレ明美)とその連れ(男性)の車に乗って追いかけます。どうしたのか聞いてくるダレちゃんに対しても「うるせえんだよっ!」と怒鳴りつけるなど、康太すっかりイッちゃっています。好青年ふうの演技をしているときの三浦翔平は薄っぺらくて嘘っぽいけれど、イラついたり怒ったり横柄な態度をとっているときの演技は素っぽくてお上手です。一方、ダレちゃんの演技は「演技」と呼べる代物ではなくて、水野美紀や郁恵ちゃんとは別のベクトルでヤバいなと思いました。この人、女優になるつもりなんでしょうか……?  おっと、話を光と信さんに戻しましょう。何やかんや理由をつけ、結局信の自宅に上がり込む光。ダメだって、既婚男性の家に上がるとか……水野美紀じゃなくてもこれはヨメ激怒ですよ。常識が頭からすっぽ抜けてしまっているのか、そもそも常識なんて持ち合わせてないのか、光はその家でかいがいしく信の世話を焼きます。「この前は聞けて良かった。信さんがいなくなって、でもそれで私と康太が出会って結婚する。人生で起こることはすべて意味がある」「信さんと出会ったことも別れたこともお互いが幸せになるためなの」「(信さんとの再会は)整理するためだよ。悲しいと思ってた出来事を整理して前に進むためだと思う」など、いかにも体育会系思考で恋愛を語り出す光でしたが、舌の根の乾かぬ内、ついに信のキスを受け止めました。信さん「まだ……まだ、光のことが」。光、涙で「(信さん……)」。信さんの唇の温かさに光、うっとり……。と、その背後から聞こえてきた、声。 「ここにいるよ~」  ヒイイッ! 視聴者全員、ビビって震え上がったんじゃないでしょうか。私たちはホラー映画を見ていたんでしたっけ? ドアを開けて現れたのは、もちろん、蘭さん!!!!! 信さんの反応、「いやぁー」って(苦笑)。  「ここで見てたんだよ、ずっとぉ~」と高笑いが止まらない蘭さん。「友達の家に行く」と敢えて餌を蒔いていたそうです。「こないだと逆だね」と光に告げる蘭さん、やはり……。犬のぬいぐるみに仕込んだ小型カメラでキスシーンをばっちり盗撮していたことも即明かされ、光、言葉を失い固まっています。一体どちらからキスしたのかと詰め寄られ、信さん「俺だ」。でも蘭さん「信からするわけないじゃん。だってあたしのこと愛しているんだから」とあくまで光が唆したと固執します。信さん「違う!」、蘭さん「違わないよ~~~~~!!!!!」。杖ダンダンダンダンダン!!!!! (中略) 信さん「俺がいけないんだ」。蘭さん「それも、言わされているんでしょ~~~~、このブスに!!!!!」。蘭さん「あぁぁぁぁぁぁ~~~~!!!!!」ドライフラワーを光に投げつけ、「足が痛くなってきたぁぁぁ~~。さすって、さすってよぉ~~~」「ねえ、キスして信」「私のこと愛しているんだったらここでキスしてぇ」「あいつにできて、あたしにできない!? ねぇ!?」。もう怖すぎて失禁寸前です!  蘭さんが信さんの頭をわしづかみにして強引にキスした時、光は泣きながら「本当にごめんなさい!!!」と頭を下げて逃げ去りました。これにて第三話終了。序盤の熱海旅行がもう随分前の出来事のような気分です。なかなか濃縮度の高い1時間でした。濃縮還元みかんジュースより濃いかもしれません。康太に「幸せにして“もらう”」つもりでいながら、信さんとも「会いたい」光……それ、相当に緻密な計算でもってバランスをとるならまだしも、行き当たりばったりでやってうまくいくもんじゃないですからね。信さんへの未練を一人で振り切れないまま、康太と結婚すればなんとかなると思っている光は愚かで軽薄ですし、既婚者の家に「ヨメは留守だから」を信じて上がり込むあたり間抜けすぎて引きます。登場人物全員悪人、ある意味『アウトレイジ』より恐ろしいドラマかもしれません。  次回四話、予告ではWデート旅行に出かけている四人、ついに光の目の前で発狂している康太の様子なんかが公開されましたが、今回以上にホラーな演出が待っているのでしょうか? ていうかまだ第三話だなんて信じられない! 水野美紀はどこまで狂えるのか、三浦翔平も水野美紀や郁恵ちゃんのキチガイ演技に触発されて飛躍するのか、今のところ怯えた表情ばっかりで魅力の薄い倉科カナも悪女演技に転換するのか、気になることいっぱいです。そもそも蘭さんの足にナイフを突き刺した通り魔も、蘭さんが雇ったヤツなんじゃないかって気もしますし……すべて蘭さんの「計画通り!」だった、みたいなね。もうひとつ気になるといえば、イケメン設定のはずの信さん、つまり大谷亮平さんが、蘭さんに圧倒されてひれ伏すシーンばっかりで、いまいちカッコ良く見えないということ。最初は竹野内豊に似ていることからニセ野内なんてあだ名もついた大谷さんですが、これじゃ竹野内よりグレードが4つくらい下だと思います。倉科さん(私生活では竹野内の恋人、のはず)が本気で濡れるくらい、急いで磨かれてください! (ドラマウォッチ担当:雨月桃) ▼水野美紀の股間に顔、三浦翔平の絶叫演技が棒でキュンキュンしづらいドロキュンドラマ『奪い愛、冬』/第一話レビュー ▼シャワーシーン多すぎ、ドン引きの三浦翔平フラッシュモブ、束縛妻「排卵日なのにーッ!」の絶叫/『奪い愛、冬』第二話レビュー <そのほかのドラマレビューはこちら> ▼東京タラレバ娘 ▼A LIFE~愛しき人~ ▼突然ですが、明日結婚します ▼バイプレイヤーズヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~

隅々まで悪役が蔓延るホラードラマ『奪い愛、冬』、鬼気迫る狂妻・水野美紀に圧倒されるニセ野内と倉科/第三話レビュー

“ドロキュン劇場”こと、金曜ナイトドラマ『奪い愛、冬』(テレビ朝日系)。婚約中の女・光(倉科カナ)と元カレ兼元上司・信(大谷亮平)は、どしゃ降りの雨、タクシー捕まらない、という“偶然の産物”によりホテル(同室)で雨宿りをすることになりました。信さんは嫌いで別れを告げたわけじゃなかった……「光」ではなく「池内」って呼ばれて淋しい……と思っていたら今度は「光」って呼んでくれた……舞い上がる光。いよいよ光と信さんの焼けぼっくいに火がつくか、という“その時”、信さんの妻・蘭さん(水野美紀)が金田一少年も顔負けの推理力と洞察力と野生の勘(狩野英孝より相当強い)ですぐさまホテルの場所を探し当てて登場したのでした。光はクローゼットに隠れたものの、枕に落ちた長い髪の毛が見つかっていますし、蘭さんはクローゼットを“ガン見”……。光、ピンチ! ってところまでが第二話でした。  第三話は、そんな危機的状況の続きから。クローゼット越しに蘭が不敵な笑みを浮かべ、ビクビクしている光(息が荒い)でしたが、蘭は最後まで開けることをしませんでした。ただし信と共に部屋を出る直前、光が潜んでいるクローゼットを見やって「じゃあねー」。怖いです。しかしながら蘭さん、杖ついているわりに随分すたすたと歩きます。二人が帰った後、クローゼットから出た光は「信さんの奥さんは、もしかしたら私に気づいていたのかもしれない」と不安げ。もしかしたらじゃなくて、100%気づいてるでしょ。どんだけ暢気なのか。あの狂妻の夫に近付いて殺されると思わないんでしょうか……? ▼水野美紀の股間に顔、三浦翔平の絶叫演技が棒でキュンキュンしづらいドロキュンドラマ『奪い愛、冬』/第一話レビュー ▼シャワーシーン多すぎ、ドン引きの三浦翔平フラッシュモブ、束縛妻「排卵日なのにーッ!」の絶叫/『奪い愛、冬』第二話レビュー ◎エッチもできない恐怖の婚前旅行  自宅に戻った信は、光との馴れ初めを回想します。もともと同じデザイン事務所(光が今も働いている会社です)の先輩・後輩という間柄だった二人。生意気な新人である光に対して傲慢な態度を見せていた信ですが、真面目で一本気な光に惹かれていき、あるプレゼンで勝利した後「気づいたら、俺の中に光がいる。付き合って欲しい」と告白したんですね。鉛筆で描いた“光の似顔絵”を差し出して。信さん、クールな装いしていますがわりとロマンチストなんですね。そんな信さんの心の内を見透かしているに違いない妻・蘭さんは、ドライフラワーを握りつぶしたり、ベッドルームに誘い「できないの? もしかしてさっきしてきたとか?」とカマかけてきたり……。信さん相当ビビっています。  そして、疑心暗鬼状態なのは蘭さんだけではありません。光の婚約者・康太(三浦翔平)も、どしゃ降り雨の日のことが引っかかっています。光は実家の母の元へ行くと言っていたのに、実際には行っていないと知った前回、康太は人格崩壊していました。あいにくホテルで雨宿り中の光は信さん一色、康太の存在を思い出す余裕などなかったでしょうに……。そんな康太の周りをちょろちょろしているのが、人の幸せがうざくて人のものが欲しくなるという最低最悪の同僚女性社員・秀子(秋元才加)で、一話、二話でも光と康太の仲を引き裂こうと身体を張って策略を巡らせていましたが、今度は康太に光の元カレ・信の誕生日を教えます。光さんの何かの暗証番号は元カレの誕生日かもよ~、ということです。なるほど……。とはいえ多忙な社会人、別れた後もついうっかりそのまま使用していることもあるような気がする……のが、筆者の認識ですが、自分の交際相手が元カレ・元カノの誕生日を暗証番号にしていると知ってどう感じるかはその時の状況次第ではないでしょうか。仕事に夢中だとなりふり構わずの光だから、信さんに別れを告げられた後もうっかり使い続けている可能性は十分ありそうにも思えますが、ちょうど疑心暗鬼に陥っていて光への思いが歪みつつある康太、光のスマホをガン見です。ですが、光にはそんなそぶりを見せず、誰もいない夜のオフィスでいちゃこら。康太、光を温泉旅行に誘います。またまた秀子がその様子をこっそり覗いているとも知らず。  別に康太が好きっていうわけではなく、人のものを奪うのが快感なだけであろう秀子ですが、その快感を得るためには手段を選びません。康太の母親・美佐(榊原郁恵)が開くお料理教室に入会し(秀子って暇なんですかね)、郁恵ちゃんに「実は私、息子の康太さんと同じ会社で働いているんです」と挨拶、さらに「私、光さんが苦手で……」と、郁恵ちゃんが喜ぶことを言います。郁恵ちゃん「あなたとは気が合いそうね」。というわけでスパイ活動を開始した秀子、「早速ですが、ひとつご報告が」と温泉旅行のことチクります。ていうか、どの旅館に宿泊予定とか普通イチ同僚に言わないし、秀子はどういう経路で調べたんでしょうね……それこそ社内メール盗み見とかしてるんでしょうか。仕事しろよ、クビだよあんた。 熱海へ温泉旅行に訪れた光と康太は、一見幸せそうなバカップルです。しかし光は「私を幸せにしてくれるのは康太だけだ」と自己洗脳中ですし、康太もいちいち“暗証番号”のことが気になっています。にもかかわらず、二人とも相手の前では“幸せいっぱい”に振る舞っているのが滑稽。神社でおみくじを引いた際、康太は吉、光は凶でしたが、光は空気を読んで「私も吉」と嘘をつきます。くだらないです。この局面で“嘘”を吐かなくてもいいのに……。案の定、あとでその嘘はバレます。  毎回ヌードシーンをサービスしている本ドラマですが、今回は貸切露天風呂での混浴シーン。海を望む露天風呂で、またしても二人そろって叫んでいます。今回のテーマは「お互いの好きなところをあの空に向かって叫び合おう」でした。ひとしきり叫び合った後、康太「ほんとは光の頭の中を俺だけで染めたい」「ゆっくりでいい」「ゆーっくり俺だけで染めてあげるね」って囁くわけですが、今後その目的を果たすためにどんな手段を使うのでしょう……。康太、蘭よりエキセントリックになるかもしれませんが、三浦翔平には迫真の演技を期待しています。とりあえずカップルで貸切風呂に入るなら真昼間だろうとそのままエッチするのが自然だと思うのですが、そういう描写はありませんでした。  入浴後、せっかくの幸せ回復ムードに水を差すように颯爽と現れたのが、尾行してきた郁恵ちゃん。えっ、恋人との旅行に親が登場するってこれ以上ないほどイヤな展開なのに、郁恵ちゃんは嫌みを浴びせるだけでなく光の引いた凶のおみくじを(木に結んだのにわざわざほどいて!)持ってきていました。康太には「吉」と答えていたやつです。たかがおみくじ、でも近頃康太はナーバスになっているわけで、光が「心配すると思って」ついた嘘であってもショックでしょう。「頼むからさ……、頼むからもう嘘はつかないで」と切実に頼む康太に対して、光は謝罪し、康太は許します。いや、それより何より、ここはもう光が康太にキレていいところじゃないですかね。「おみくじの嘘よりヤバいのはあんたの母親だよね!?」と。  なのに自分を責めるだけで相手の母親を決して悪くは言えない光。康太、光をバックハグして「俺光のこと幸せにする」。光「ありがとう」。康太「光との子どもが欲しい」。光「いいよ」。あら、蘭さんだけでなく康太も子どもが欲しいんですね。光の合意も得られ、手始めにキス……の手前で、郁恵ちゃん再登場。おにぎり持ってきました~。「結婚する前に子ども作らないでね。あたしそういうの大っ嫌いだから。アッハハハハハ~」と、釘を刺して去っていった郁恵ちゃんでしたが、温泉旅行シーンはこれにて終了。相変わらずな郁恵ちゃんの毒親っぷりに、康太は萎えちゃったんですかね。とにかく光を自分色に染めたい康太としてはさっさ射精→受精→着床→妊娠まで持ち込みたかったかもしれませんが……。 ◎会社もヤバい奴しかいない  秀子も郁恵ちゃんもヤバいですが、もちろん一番ヤバいのは蘭さん。夫とのデートで、“運命の”通り魔事件の現場へ出向き、杖振り回し事件が起こった時の状況を熱を入れて力説する彼女の姿は通行人もドン引きです。杖なくても……右足、大丈夫なんですか? 案の定Twitterでは、蘭の右足が本当は動くのではないかという疑惑の声続出です。蘭さんの言いなり男・信さんの目は死んでいますが、蘭さんはもう1カ所、信さんと行きたい場所があるそうです。行き先は信さんの元職場で、光、康太らが勤務するデザイン事務所。信さんを伴ってオフィスに現れた蘭さん、「みなさーん、私、以前こちらで働いていた小田信の妻です。主人が突如この会社を辞めて皆さんにご迷惑をおかけしたことをお詫びいたしますぅ~」と声高々に言って回ります。もう「こんな面倒な奥さんを持つ人(信)、辞めてくれてありがとう!」というのが大半の社員たちの本音でしょうね。こちらもドン引き。ねえ、周囲にドン引きされまくる妻に尽くさなければならない信さんの地獄、想像するだけで吐きそうじゃないですか?  ところがこの職場には、もう一人ヤバい奴がいました。それが、部長の武田さん(三宅弘城)。以前、光に惚れるもフラれ、今では光を恨んでいるという嫌なおっさんです。「俺を振った女の困る顔が見たい」とねちっこい笑みを浮かべ、武田部長はその夜の会社飲みに信を誘いました。そのうえ飲み会では傍若無人な言動を繰り返し、やげて信に絡んで「お前がいきなり辞めて正直迷惑だったぞ。あの後プレゼンで負け続き、大きな仕事あんま取れないよ!」。そして「だってエースが光じゃ限界あるだろ!」と光に対するハラスメントを開始します。 「こいつ(光)はだめなとこばっかりだよ! 才能よりも、ちょーーーっと綺麗だからって気に入られる。いいよなぁ~女ってのは。えっ、まさかカラダで仕事取ったりしてないだろうね~。そんで仕事も中途半端で結婚? いいよなあ~女は」  まじ最低最悪な上司だわ。光はずっと黙っていましたが、信が「いい加減にしてください!」と武田部長の胸倉を掴みます。康太もずっと拳を握りしめていましたが、寸でのところで信に先を越された格好です。でもそれくらいで武田部長が懲りるはずもなく、今度は信に「お前、よく俺の胸倉なんか掴めたな。お前が辞めて、俺がどんだけ迷惑被ったのかわかってんの~? 」「(すいませんっていう)言葉だけで済まされると思ってんの~?」。結局、信は「すいませんでした! 全部俺のせいです! 全部!」と土下座し、光の肩を叩いて店を出ていきました。胸を熱くする光、信がテーブルに(都合よく)忘れていったハンカチを大事そうにバッグにしまうんですが、あんたそれ持ち帰ってどうする気なんだ。乙女モード入っているけど、隣で婚約者見ているよ?  家に帰ってからも信のハンカチを自分の頬に押し当てて信に対する思いを募らせる光、翌日康太には信に会いに行くことを打ち明けます。ハンカチを届けたい、昨日のお礼を言いたい、それをしないとすっきりしないんだとか。本当にそういうつもりだったとしても、光の感覚ズレてません? しかも周りが全然見えていないんですね。体育会系ならではの筋を通しているつもりなんでしょうか? そんな光に理解を示したように振る舞う康太でしたが、光のスマホの暗証番号が<0229>=信さん誕生日だと判明し表情が一変します。もう光を尾行するしかない★ というわけで、信へハンカチを届けに行った光をこっそり追いかけます。ギラギラした目で。 間抜けでしつこい未練タラタラ女・光  さて、信さんにハンカチを届け、昨日のお礼を終えた光ですが、咳き込む信を見かねて額に手を当てると「すごい熱」。光は信を病院に連れていきます。郁恵ちゃん同様に尾行を実行中の康太、その様子をばっちり見ています。信は気管支が腫れていたようで「血液検査の結果が出たらまた来てください」と言われていましたが、まさか重病だったり? 韓流ドラマだと難病設定もポンポン飛び出すので……。それにしても光、お節介にもほどがあります。お節介というか、離れたくないだけなんでしょうけど、信が点滴を終えるまで待合室で待機してるとかほんと、どんだけヒマかと。プレゼン準備しろよと。  のみならず、今夜は蘭が不在だと知ると、光は「途中で倒れたりしたら困るから自宅まで送る」と言いタクシーに同乗します。押しかけちゃダメだと思いますけど! ホテル(inクローゼット)でも会社でも、ヨメの気違いぶりは散々痛感しましたよね? ブレーキかけないと刺されるよ? 刺されるだけで済めばいいけど……ってレベルの狂妻ですよ!? こっちがハラハラしちゃうほど、暢気な光にだんだんイライラしてきました。  光にイラついてるのは視聴者だけじゃなく、康太も元カノ・礼香(ダレノガレ明美)とその連れ(男性)の車に乗って追いかけます。どうしたのか聞いてくるダレちゃんに対しても「うるせえんだよっ!」と怒鳴りつけるなど、康太すっかりイッちゃっています。好青年ふうの演技をしているときの三浦翔平は薄っぺらくて嘘っぽいけれど、イラついたり怒ったり横柄な態度をとっているときの演技は素っぽくてお上手です。一方、ダレちゃんの演技は「演技」と呼べる代物ではなくて、水野美紀や郁恵ちゃんとは別のベクトルでヤバいなと思いました。この人、女優になるつもりなんでしょうか……?  おっと、話を光と信さんに戻しましょう。何やかんや理由をつけ、結局信の自宅に上がり込む光。ダメだって、既婚男性の家に上がるとか……水野美紀じゃなくてもこれはヨメ激怒ですよ。常識が頭からすっぽ抜けてしまっているのか、そもそも常識なんて持ち合わせてないのか、光はその家でかいがいしく信の世話を焼きます。「この前は聞けて良かった。信さんがいなくなって、でもそれで私と康太が出会って結婚する。人生で起こることはすべて意味がある」「信さんと出会ったことも別れたこともお互いが幸せになるためなの」「(信さんとの再会は)整理するためだよ。悲しいと思ってた出来事を整理して前に進むためだと思う」など、いかにも体育会系思考で恋愛を語り出す光でしたが、舌の根の乾かぬ内、ついに信のキスを受け止めました。信さん「まだ……まだ、光のことが」。光、涙で「(信さん……)」。信さんの唇の温かさに光、うっとり……。と、その背後から聞こえてきた、声。 「ここにいるよ~」  ヒイイッ! 視聴者全員、ビビって震え上がったんじゃないでしょうか。私たちはホラー映画を見ていたんでしたっけ? ドアを開けて現れたのは、もちろん、蘭さん!!!!! 信さんの反応、「いやぁー」って(苦笑)。  「ここで見てたんだよ、ずっとぉ~」と高笑いが止まらない蘭さん。「友達の家に行く」と敢えて餌を蒔いていたそうです。「こないだと逆だね」と光に告げる蘭さん、やはり……。犬のぬいぐるみに仕込んだ小型カメラでキスシーンをばっちり盗撮していたことも即明かされ、光、言葉を失い固まっています。一体どちらからキスしたのかと詰め寄られ、信さん「俺だ」。でも蘭さん「信からするわけないじゃん。だってあたしのこと愛しているんだから」とあくまで光が唆したと固執します。信さん「違う!」、蘭さん「違わないよ~~~~~!!!!!」。杖ダンダンダンダンダン!!!!! (中略) 信さん「俺がいけないんだ」。蘭さん「それも、言わされているんでしょ~~~~、このブスに!!!!!」。蘭さん「あぁぁぁぁぁぁ~~~~!!!!!」ドライフラワーを光に投げつけ、「足が痛くなってきたぁぁぁ~~。さすって、さすってよぉ~~~」「ねえ、キスして信」「私のこと愛しているんだったらここでキスしてぇ」「あいつにできて、あたしにできない!? ねぇ!?」。もう怖すぎて失禁寸前です!  蘭さんが信さんの頭をわしづかみにして強引にキスした時、光は泣きながら「本当にごめんなさい!!!」と頭を下げて逃げ去りました。これにて第三話終了。序盤の熱海旅行がもう随分前の出来事のような気分です。なかなか濃縮度の高い1時間でした。濃縮還元みかんジュースより濃いかもしれません。康太に「幸せにして“もらう”」つもりでいながら、信さんとも「会いたい」光……それ、相当に緻密な計算でもってバランスをとるならまだしも、行き当たりばったりでやってうまくいくもんじゃないですからね。信さんへの未練を一人で振り切れないまま、康太と結婚すればなんとかなると思っている光は愚かで軽薄ですし、既婚者の家に「ヨメは留守だから」を信じて上がり込むあたり間抜けすぎて引きます。登場人物全員悪人、ある意味『アウトレイジ』より恐ろしいドラマかもしれません。  次回四話、予告ではWデート旅行に出かけている四人、ついに光の目の前で発狂している康太の様子なんかが公開されましたが、今回以上にホラーな演出が待っているのでしょうか? ていうかまだ第三話だなんて信じられない! 水野美紀はどこまで狂えるのか、三浦翔平も水野美紀や郁恵ちゃんのキチガイ演技に触発されて飛躍するのか、今のところ怯えた表情ばっかりで魅力の薄い倉科カナも悪女演技に転換するのか、気になることいっぱいです。そもそも蘭さんの足にナイフを突き刺した通り魔も、蘭さんが雇ったヤツなんじゃないかって気もしますし……すべて蘭さんの「計画通り!」だった、みたいなね。もうひとつ気になるといえば、イケメン設定のはずの信さん、つまり大谷亮平さんが、蘭さんに圧倒されてひれ伏すシーンばっかりで、いまいちカッコ良く見えないということ。最初は竹野内豊に似ていることからニセ野内なんてあだ名もついた大谷さんですが、これじゃ竹野内よりグレードが4つくらい下だと思います。倉科さん(私生活では竹野内の恋人、のはず)が本気で濡れるくらい、急いで磨かれてください! (ドラマウォッチ担当:雨月桃) ▼水野美紀の股間に顔、三浦翔平の絶叫演技が棒でキュンキュンしづらいドロキュンドラマ『奪い愛、冬』/第一話レビュー ▼シャワーシーン多すぎ、ドン引きの三浦翔平フラッシュモブ、束縛妻「排卵日なのにーッ!」の絶叫/『奪い愛、冬』第二話レビュー <そのほかのドラマレビューはこちら> ▼東京タラレバ娘 ▼A LIFE~愛しき人~ ▼突然ですが、明日結婚します ▼バイプレイヤーズヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~