今月5日、「第49回日本有線大賞」を「Dear Bride」(SME)で初受賞した西野カナだが、その直前の11月末にはイケメンマネジャーとの半同棲愛が報じられた。 写真付きで記事を掲載した「フラッシュ」(光文社)によると、マネジャーは小柄だが、目力が強い市川海老蔵似のイケメン。西野は男性にかなりメロメロで、すでに一部のファンの間では交際がウワサになっていたが、昨年夏に西野が現在の自宅マンションに引っ越してきて以来、そのマネジャーと思われる男性が1人で出入りすることがあり、半ば同棲状態だというのだ。 「“恋愛ソングのカリスマ”と呼ばれる西野だけに、なかなかのスキャンダル。ところが、『フラッシュ』の早刷りが出た日は、ちょうどASKAが覚せい剤で2度目の逮捕をされてバタバタ。おまけに、西野の版権は某大手芸能プロが押さえているため、マスコミ各社に『後追いはやめてくれ』とお達しが出た。おそらく、『NHK紅白歌合戦』の取材でもマスコミが西野に接触する機会はないだろう」(芸能デスク) これまで「会いたくて 会いたくて」「トリセツ」など数々の恋愛ソングがヒットしている西野だが、どうやらプライベートでは恋愛ソングのネタに事欠かないようだ。 「今回、交際が発覚したマネジャーは、コネ入社した所属レコード会社の役員の息子で、いわば“禁断の恋”。マネジャーとの仲が公になる前には、ツアーやレコーディングを担当している“ぐっさん”ことギタリストの山口隆志氏との関係が、ファンの間でも公認の仲となっていた。業界内では、お気に入りのバックダンサーをホテルの部屋に呼んでマッサージさせているのも知られていた」(大手レコード会社関係者) 表沙汰になっていないだけで、なかなかの肉食系のようだが、そのせいもあってか、西野の曲の歌詞は、ややワガママな女性目線が多い気がするのだが……。 「西野は、名古屋で有名なお嬢様大学を卒業している。デビューできたのも、中部地区では資産家として知られる父親の資金力のおかげだったとか。一部メディアが報じたところによると、大学生時代は『合コン女王』として有名。しかし、イケメン以外には興味を示さないなど、かなり態度が悪く、みな彼女との合コンには、二度と行きたがらなくなってしまうとか」(女性誌記者) もっぱら、今年のレコ大の大本命に浮上しているとのウワサだが、受賞すればくだんのマネジャーと勝利の美酒に酔うことになりそうだ。「Dear Bride」(SME)
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SOD風俗情報サイト「kaku-butsu」が選ぶ、2016年風俗ニュース・ベスト5!
今年を振り返れば、ベッキーのゲス不倫騒動からSMAP解散、リオ五輪での日本選手団の快挙まで、実にたくさんのニュースがありました。しかし、ニュースがあったのは芸能やスポーツだけではありません。風俗業界にも激震が走るビッグニュースがありました。 今日は年間2,500本以上の風俗ニュースを書き続けている「日刊kaku-butsuニュース」編集長・岩清水大河が、2016年の風俗ニュースBEST5をご紹介します。 5位:AV女優出演強要事件に関連してソープランドも摘発! 今年はAV業界が揺れに揺れまくった1年で、AVプロダクションによる出演強要が問題視されました。ソフトオンデマンドも業界の健全化に取り組むため、出演する女優さんたちに確認を行い、契約書類を見直すなど、再発防止に努めています。 このAV女優出演強要問題に関連し、AV女優が多く在籍していた吉原のソープランドが摘発されました。AVプロダクションと提携していたため、女性が強制的にソープランドで働かされている事例があるのではないかと疑いをかけられ、摘発されてしまったようです。憧れのAV女優とプレイをするのは男の夢なので、同様の摘発がないことを祈るばかりです。 4位:マイナンバーのせいで「おっパブ嬢」が激減! キャバクラやスナックで働いている女性にはマイナンバーの提出が義務づけられるようになり、昼はOL、夜はキャバ嬢という女の子が激減してしまいました。素人感のあるキャバ嬢は、それはそれで魅力だったのに、滅多に出会えなくなってしまいました。 さらに深刻なのが、「おっパブ嬢」が激減していることです。おっぱいパブもまた「パブ」ということで、働く女の子たちにマイナンバーの提出が義務づけられており、おっぱいパブで働く女の子が激減。今、残っている女の子たちは、おっぱいパブをはじめ、風俗業だけに従事している女の子が大多数で、素人感は一気に低下。一説には「おっパブ嬢のレベルは著しく低下した」とも言われており、よく考えてみれば、マイナンバーがあるからって私たちの生活が便利になったことなんて一つもなく、むしろ面倒臭いことばかりで、総務省の天下り100%のマイナンバーには、つい恨み節が出てしまいます。 3位:kaku-butsuが毎日イベントを開催する!
今年4月、風俗嬢50名を集まったビッグイベント「kaku-butsuマル秘体験ショー」を開催し、女の子たちがランウェイを歩いたり、プレイの一部を体験できたりと、風俗検索サイトの枠を飛び出し、イベントまで実施することになったkaku-butsu。この風俗史上最大のイベント成功を機に、毎月のように「いちゃいちゃ立食パーティー」や「プレミアム合コン」を開催し、8月にはAVでお馴染みの「例のプール」を貸し切って「夏のビキニパーティー」、11月には新宿ロフトプラスワンで「おっぱい祭り」を開催。風俗検索サイトとして唯一無二のイベントを続々と開催するようになり、流しそうめん大会、人狼ゲーム大会、脱衣麻雀大会など、一風変わったイベントも多数揃えております。 プレイをする前に女の子に会い、ルックスやスタイル、性格などをすべて知った上でプレイができるので、「風俗で絶対に失敗しない」の世界を実現。画期的なイベントにより、風俗ライフが今まで以上に充実するようになりました。さらに、最近ではプレミアム会員やライト会員になると、「kaku-butsu絶対割」が適用されるようになり、他の風俗検索サイトの割引価格から、さらに3,000円割引になるというジョーカーカードのような割引システムを導入。イベントで出会った女の子とかなり安く遊べるので、めちゃくちゃお得に風俗で遊べるようになりました。 2位:坂口杏里さんが都内の風俗店で働いていた! 今年、最も話題になったAV女優と言えば、坂口杏里さんです。ウワサによると巨額の借金があったらしく、MUTEKIさんから高額なギャラが支払われたとか。そんな坂口杏里さんには、かねてから都内の高級デリヘル「T」に在籍していたとの情報がありますが、実は、AVデビューを果たした後も、都内の某風俗店に体験入店したとの情報があり、実は、kaku-butsuではプレミアム会員の方をご案内した実績もあるのです。プレミアム会員になると、知られざる裏情報も入手できるようになります。 1位:仲村みうさんが風俗店で働いていた! 名古屋の店舗型ヘルス「L」で働いていたとウワサになったのは、仲村みうさん。圧倒的な人気がありながら芸能界を引退し、風のウワサで結婚や出産をしたとの情報はあったものの、今は何をしているのか謎だった女性。ところが、今年5月に「名古屋の風俗店で働いている」との情報が出回り、kaku-butsuでは、その日のうちに名古屋に直行。一緒に働いていた女の子たちに取材をしたところ、その証言から、ほぼ仲村みうさんであることがわかりました。お店では圧倒的なナンバーワンとして君臨しており、同僚の女の子たちにはクールに接しつつも、時に心優しい一面も覗かせていた仲村みうさん。そのプレイも丁寧だったようで、ぜひ風俗業界への復帰を望みたいところであります。 以上、2016年風俗ニュースBEST5でした。 ランキングには入っていませんが、つい先日も菅野美穂さんとCMで共演していた元有名グラビアアイドルの女の子が風俗店で発見されたり、某プロ野球チームの監督をしている有名人の愛人だった女性が発見されたり、某番組でスポーツキャスターをしている女の子が発見されたりと、「週刊文春」(文藝春秋)と互角に戦えるレベルの強烈なニュースをプレミアム会員・ライト会員の皆様にお届けしています。きっと2017年も、ビックリするようなニュースをたくさん目にするのでしょう。来年も「kaku-butsu」をよろしくお願いします。「日刊kaku-butsuニュース」は年末年始も休まずに厳選した風俗ニュースをお届けします!
SMAPアルバム発売で、歴代「衣装展示」のサプライズ! “来年も続くSMAP”にファン感激
【SMAP】ファンの皆様が選曲し作り上げられた、これぞまさに史上最愛のベストアルバム『SMAP 25 YEARS』入荷しました!!!!!これは絶対にゲットしたいです!超豪華です!SMAP大好きだ〜〜!!!#SMAP25YEARS (鮎) pic.twitter.com/o9IRDh9rHL
— タワーレコード渋谷店 (@TOWER_Shibuya) 2016年12月20日
SMAPのベストアルバム『SMAP 25 YEARS』が12月20日に全国のCDショップなどで販売開始された。それと同時に、ファンへの“うれしいサプライズ”も明らかになり、歓喜の声が広がっている。
今年9月にCDデビュー25周年を迎えたSMAP。8月には年内での解散を発表したが、多くのファンは“解散撤回”に一縷の望みを抱いている。そんな中、ファン投票によって収録曲が決定したアルバム『SMAP 25 YEARS』がいよいよ発売となったが、同作とDVD&Blu‐ray『Clip! Smap!コンプリートシングルス』(28日発売)の発売を記念し、SMAPメンバーが着用した衣装の展示が一部のCDショップで行われることが明らかになった。
アルバムリリース初日の20日は、都内だとタワーレコード新宿店、タワーレコード渋谷店、SHIBUYA TSUTAYAなど数店舗で衣装展示が行われ、ほかにもタワーレコード福岡パルコ店、HMV札幌ステラプレイスといった各地で実施。20日時点では、来年の1月31日に展示を終えるSHIBUYA TSUTAYAをはじめ、大阪EBISUBASHI、天神駅前福岡ビル、函館のTSUTAYA各店舗、さらに、SMAPファンの聖地と化した名古屋市・タワーレコード大高店ではメンバー全員の衣装が展示され、こちらが最終地点となるようだ。
近年、SMAPといえばTBS前・赤坂サカスで「SMAP SHOP」と呼ばれる店が12~1月の間に期間限定でオープンしており、同所ではSMAPの限定グッズやステージ衣装の展示が行われていた。今年は開催されなかったものの、全国主要レコード店での衣装展示はファンにとってその代わりともいえる企画だろう。
リリース記念ということで、SMAPのレコード会社・ビクターエンタテインメントの尽力が大きいとみられており、ファンは「ビクターさんありがとう! 来年も展示されてるのうれしい」「今年は全国展開な『SMAP SHOP』だ。ありがとう!」「衣装展示が年明けまで続くなら、17年になっても全国のCDショップでSMAPの文字とメンバーの名前が並んで表記されるんだ……感謝しかない」と、喜んでいる。
「初日に渋谷のTSUTAYAに行ったら、稲垣吾郎くんは『GIFT of SMAP ‐CONCERT TOUR’2012 』の衣装、草なぎ剛くんは『Mr.S “saikou de saikou no CONCERT TOUR”』の衣装が展示されていました。スケジュールによって展示衣装が変わるそうなので、何度も来るつもりです。お店では、年配のサラリーマンの方が『SMAP 25 YEARS』の展示スペース前で立ち止まって、CDを手に取りレジに向かっていきました。店員さんに聞いたところ、アルバムは幅広い年齢層の方が購入しているそうで、誇らしい気持ちになりました」(SMAPファンの女性)
朝日新聞別冊紙「be」(12月17日付)の「『世界に一つだけの花』(SMAP) 5人が歌うからこその説得力」という記事では、ビクター内にあるSMAPのための部署「Sルーム」のプロデューサー・見上浩司氏が取材に応じており、「いつの日か、5人がまた集まって歌いたいと思う日が来る。そう信じ、準備はいつでもしておくつもりだ」と、述べている。
一方、SMAPのファンクラブは、20日の配達指定でメンバーの写真と直筆コメントが記された「クリスマスカード」をファンに順次送付しているという。28日発売の『Clip!Smap! コンプリートシングルス』も含め、しばらく日本中が“SMAP祭り”となりそうだ。
大嫌いなのに大好き!? ジャニヲタ界隈をザワつかせる“星野源”という存在の謎
SMAP解散騒動を機に、世間からの風当たりが強くなり、「弱体化」がささやかれるジャニーズ事務所。 いまお茶の間で人気者なのは、菅田将暉や山崎賢人、坂口健太郎、窪田正孝、福士蒼汰、松坂桃李など、「朝ドラ」出身俳優か戦隊特撮モノ出身俳優、あるいはその両方「特撮→朝ドラ」のルートをたどってきた人が実に多く、ジャニーズにとっては厳しい時代となっている。 しかし、そんな中、ジャニヲタたちがいま、熱い(?)視線を送り、一方的に「嫉妬」し、強烈に「敵視」している人物がいる。 それは、「高身長イケメン俳優」たちでもなければ、EXILE系でもない。新垣結衣の主演ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)により大ブレークした、星野源である。 もちろん「ジャニーズも星野源も好き」という女性も多数いる。だが、ジャニヲタたちが集うネット上の掲示板などには、星野について日々、「どこがいいのかわからない」「顔がブサイク」「気持ち悪い」「嫌い」などの悪口が書き込まれているのだ。 単純に高視聴率を叩き出し、人気急上昇中なことへの嫉妬心はあるだろう。売れるとアンチがつくのは、どの世界も同じであり、ここまで悪口が盛り上げるのは「星野源が規格外に売れた」証しではあると思う。 とはいえ、文句を書き込みつつも、『逃げ恥』を毎回毎回熱心に見ているわけだから、単なる人気への嫉妬だけでは説明のつかない、何かしら引っかかるものが根底にあるのではないか? 「星野を好きになったら何かに負ける気がする」という女性たちが、「#星野源に屈しない会」のハッシュタグをつけ、盛り上がっているが、ジャニヲタにとっては星野の何がそんなに気になってしまうのか? ジャニーズに詳しい編集者は言う。 「星野さんや坂口健太郎さんなど、いわゆる『塩顔』ブームは、ジャニヲタにとっては脅威なんですよね。ジャニーズの中にももちろん塩顔タイプはいますが、人気者はあくまでパッチリ二重まぶたでキラキラな瞳の王道アイドルタイプ。そんなジャニヲタにとって、星野さんの細い目は『死んだ目をしてる』と感じられ、『それがウケる世の中=ジャニーズは時代からズレてしまっているのではないか』と不安になる部分があると思います」 また、星野の「サブカル人気」も、ジャニヲタにとっては脅威なのではないかという。 「サブカル女子は『私だけが(星野の魅力を)わかる』といった“意識高い系”の空気を漂わせていますよね。そういった“意識高い系”からは、ジャニーズは演技力やパフォーマンス力などをまったく顧みられることもなく、単に『ジャニーズ』というだけで見下されることも多いもの。そういったサブカル女子へのいら立ちがあるからこそ、彼女たちが星野さんをやたらと持ち上げれば持ち上げるほど、ジャニヲタは『星野のどこがいいのかわからない』と言いたくなるのでは?」(同) また、ジャニーズ好きのライターは言う。 「星野さんの、草食系に見えて『エロ』を自称し、実際には肉食系であるところや、『癒やしキャラ』『優しそう』に見えて辛辣な発言が多く、毒を吐いたり、神経質だったりするところ、おとなしそうに見えて自己愛や自己主張が強いところ、人付き合いが非常にうまく、要領が良いところなどが、ジャニヲタにとってはキツそうに思えたり、如才ない感じがしたりして、警戒心を煽るのではないかと思います。ジャニヲタにはむしろ、キレイな顔なのにプライベートではあまりモテなさそうなタイプや、『肉食』発言をしたがるくせに童貞臭いタイプ、オラオラ発言をしてみせても実はビビりなタイプ、要領が悪くて不器用なタイプ、友達があまりいなくて交友関係の狭い『ぼっち』『ひきこもり』キャラが好きな人が多いですよね」 しかし、星野の「いじめられっ子経験」や「イケてなかった過去」などは、まさにジャニヲタ好みの「母性本能くすぐり系」にも思えるが……。 実際、文句を言いつつも、ずっと『逃げ恥』を夢中で見ているジャニヲタたちは、ドラマが終了したら、さぞかし寂しくなるに違いない。嫌よ嫌よも好きのうち!?『働く男』(文藝春秋)
話題作『人間仮免中』から4年── 『人間仮免中つづき』異端の表現者・卯月妙子が描き出す“究極の愛の姿”とは?
本当に強い人というのはどんな人なのだろう。時々そんなことを考える。 一般的には、健康な心と体を持ち、困難や不幸にも負けず、自分の人生を切り開いていく、そんな人が想像されるだろう。 もちろん、そんな“強さ”も否定するつもりはない。 しかし、卯月妙子の壮絶な人生に触れると、本当にそれだけが“強い”ということなのだろうかと考えてしまう。 12月12日に発売された卯月妙子の漫画『人間仮免中つづき』(小学館)が話題だ。 作者であり、この作品の主人公でもある卯月妙子は、1971年生まれ、岩手県宮古市の出身。20才で結婚後、夫の借金返済のためAVの世界に入り、いわゆる“企画もの”での過激な作品で人気を集めた。 それと平行してコミックエッセイという形でその実情を描いた漫画を発表し、マニアの間で話題となった。 しかし、私生活では、夫が投身自殺、意識が戻らないまま介護を続けるも、1年半後に他界。自身も若くから患っていた統合失調症に苦しめられ、何度も自殺未遂と入退院を繰り返す。演劇などにも取り組み、表現者としての活動の幅を広げたが、その後ストリップをやっていた時に、舞台上で自らの首を切り、救急車で搬送、3日間意識不明になるも一命をとりとめるという経験もしている。 2012年に発売された、『人間仮免中』(イースト・プレス)では、25歳年上の日本人・ボビーとの恋愛、そして、歩道橋から投身自殺を図り、顔面を粉砕骨折、右目を失明するという状況の中、襲いかかる幻覚と幻聴、退院後の生活などを赤裸々に綴り、『本の雑誌』(本の雑誌社)が選ぶ2012年度ベストテン第1位、「THE BEST MANGA 2013このマンガを読め!」第2位などに選ばれ、大きな反響を呼んだ。 その本から4年半を経て、その後日談が描かれたのが、この『人間仮免中つづき』だ。 卯月妙子は、北海道の障害者施設に入ることになり、ボビーとは5年間離れて暮らしたという。そして5年後、2人が再会し、北海道で一緒に暮らし始めたところから物語ははじまる。 ボビーは既に60代後半、卯月も40代。普通のカップルであれば、倦怠期というか、落ち着いた関係になりがちな年代である。 しかし、この2人の愛情は、全く衰えることがない。再会した駅の改札で抱き合い、涙を流し、お互いが生きていることを喜び合うのだ。 その後の2人の生活も、決して楽なものではない。悪化する卯月の症状と、迫り来るボビーの老い。元々気性の激しい2人は時に激しくぶつかり合う。しかし、その根底には、お互いの覚悟と、確固たる愛情が流れている。 ボビーが生きていることが心の支えである卯月と、「俺が死んでも生き続けろ」と言うボビー。寿命と病との狭間にあって、不思議と2人は幸せなのだろうと感じさせられる。 何より特徴的なのは、この漫画の持つ明るさだ。 冷静に考えれば、これほど暗く陰鬱な状況などそうそうあり得ないことなのに、彼女のタッチはどこまでも明るく、カラッとしている。 以前ベストセラーとなった『失踪日記』(イースト・プレス)で、作者の吾妻ひでおが語っていたように、「リアルだと描くのが辛いし暗くなる」ということなのだろう。物語は楽しんで読んで、そこに隠されている現実の重みは、読んでいる人それぞれが感じればよいことだ。 そうして感じること。もしかしたら、これこそが“強さ”なんじなゃないだろうか。何度も自殺未遂している人を捕まえて“強さ”というのはおかしいかもしれないが、何度となく自殺しようとしている人は、その同じ数だけその死を乗り越えてきているのだ。そして、辛い日常を明るく、ギャグにしながら描き出す。これこそが彼女の持っている何よりの才能ではないだろうか。 本書の最後では、3.11のことが描かれている。最初に書いたとおり、津波の被害を受けた宮古市は卯月妙子の故郷である。その日の出来事は、彼女の中で大きなトラウマになっているという。ここでもまた、生と死について考えさせられる。たやすく「生きていることは尊い」などと言うつもりはない。それでも、少なくとも死なないということは大事だ。それだけは忘れずにいなければならない。 それにしても、卯月妙子の作品は、なぜこんなに人の気持ちを揺さぶるのか。それは多分、彼女が誰よりも強い思いを持っているからだろう。 故郷への思い、家族への思い、友人への思い、そしてボビーへの思い。「過ぎたるは及ばざるが如し」というように、思いが強すぎることは、逆に脆いことなかもしれない。でも、そんな脆さがあったとしても、強い思いを持って生きることは素敵なことだ。 とても無様で、かっこ悪い生き方だったとしても、その命はきらめきを増しているように思うから。 作中、ボビーは70歳の誕生日を迎える。 激しかった2人の生活も、穏やかさが増していくのではないかと思われる。“夫婦”とか“介護”とか、難しい問題だけど、この2人を見ていると、本当に愛があればなんとかなるんじゃないかと思えてくる。 愛があれば、生き続けていけるんじゃないかと思えてくる。 (文=プレヤード)『人間仮免中つづき』(小学館)
話題作『人間仮免中』から4年── 『人間仮免中つづき』異端の表現者・卯月妙子が描き出す“究極の愛の姿”とは?
本当に強い人というのはどんな人なのだろう。時々そんなことを考える。 一般的には、健康な心と体を持ち、困難や不幸にも負けず、自分の人生を切り開いていく、そんな人が想像されるだろう。 もちろん、そんな“強さ”も否定するつもりはない。 しかし、卯月妙子の壮絶な人生に触れると、本当にそれだけが“強い”ということなのだろうかと考えてしまう。 12月12日に発売された卯月妙子の漫画『人間仮免中つづき』(小学館)が話題だ。 作者であり、この作品の主人公でもある卯月妙子は、1971年生まれ、岩手県宮古市の出身。20才で結婚後、夫の借金返済のためAVの世界に入り、いわゆる“企画もの”での過激な作品で人気を集めた。 それと平行してコミックエッセイという形でその実情を描いた漫画を発表し、マニアの間で話題となった。 しかし、私生活では、夫が投身自殺、意識が戻らないまま介護を続けるも、1年半後に他界。自身も若くから患っていた統合失調症に苦しめられ、何度も自殺未遂と入退院を繰り返す。演劇などにも取り組み、表現者としての活動の幅を広げたが、その後ストリップをやっていた時に、舞台上で自らの首を切り、救急車で搬送、3日間意識不明になるも一命をとりとめるという経験もしている。 2012年に発売された、『人間仮免中』(イースト・プレス)では、25歳年上の日本人・ボビーとの恋愛、そして、歩道橋から投身自殺を図り、顔面を粉砕骨折、右目を失明するという状況の中、襲いかかる幻覚と幻聴、退院後の生活などを赤裸々に綴り、『本の雑誌』(本の雑誌社)が選ぶ2012年度ベストテン第1位、「THE BEST MANGA 2013このマンガを読め!」第2位などに選ばれ、大きな反響を呼んだ。 その本から4年半を経て、その後日談が描かれたのが、この『人間仮免中つづき』だ。 卯月妙子は、北海道の障害者施設に入ることになり、ボビーとは5年間離れて暮らしたという。そして5年後、2人が再会し、北海道で一緒に暮らし始めたところから物語ははじまる。 ボビーは既に60代後半、卯月も40代。普通のカップルであれば、倦怠期というか、落ち着いた関係になりがちな年代である。 しかし、この2人の愛情は、全く衰えることがない。再会した駅の改札で抱き合い、涙を流し、お互いが生きていることを喜び合うのだ。 その後の2人の生活も、決して楽なものではない。悪化する卯月の症状と、迫り来るボビーの老い。元々気性の激しい2人は時に激しくぶつかり合う。しかし、その根底には、お互いの覚悟と、確固たる愛情が流れている。 ボビーが生きていることが心の支えである卯月と、「俺が死んでも生き続けろ」と言うボビー。寿命と病との狭間にあって、不思議と2人は幸せなのだろうと感じさせられる。 何より特徴的なのは、この漫画の持つ明るさだ。 冷静に考えれば、これほど暗く陰鬱な状況などそうそうあり得ないことなのに、彼女のタッチはどこまでも明るく、カラッとしている。 以前ベストセラーとなった『失踪日記』(イースト・プレス)で、作者の吾妻ひでおが語っていたように、「リアルだと描くのが辛いし暗くなる」ということなのだろう。物語は楽しんで読んで、そこに隠されている現実の重みは、読んでいる人それぞれが感じればよいことだ。 そうして感じること。もしかしたら、これこそが“強さ”なんじなゃないだろうか。何度も自殺未遂している人を捕まえて“強さ”というのはおかしいかもしれないが、何度となく自殺しようとしている人は、その同じ数だけその死を乗り越えてきているのだ。そして、辛い日常を明るく、ギャグにしながら描き出す。これこそが彼女の持っている何よりの才能ではないだろうか。 本書の最後では、3.11のことが描かれている。最初に書いたとおり、津波の被害を受けた宮古市は卯月妙子の故郷である。その日の出来事は、彼女の中で大きなトラウマになっているという。ここでもまた、生と死について考えさせられる。たやすく「生きていることは尊い」などと言うつもりはない。それでも、少なくとも死なないということは大事だ。それだけは忘れずにいなければならない。 それにしても、卯月妙子の作品は、なぜこんなに人の気持ちを揺さぶるのか。それは多分、彼女が誰よりも強い思いを持っているからだろう。 故郷への思い、家族への思い、友人への思い、そしてボビーへの思い。「過ぎたるは及ばざるが如し」というように、思いが強すぎることは、逆に脆いことなかもしれない。でも、そんな脆さがあったとしても、強い思いを持って生きることは素敵なことだ。 とても無様で、かっこ悪い生き方だったとしても、その命はきらめきを増しているように思うから。 作中、ボビーは70歳の誕生日を迎える。 激しかった2人の生活も、穏やかさが増していくのではないかと思われる。“夫婦”とか“介護”とか、難しい問題だけど、この2人を見ていると、本当に愛があればなんとかなるんじゃないかと思えてくる。 愛があれば、生き続けていけるんじゃないかと思えてくる。 (文=プレヤード)『人間仮免中つづき』(小学館)
タモリとSMAPの濃密な関係に涙…最後の『SMAP×SMAP』と紅白出場
12月21日の運勢は? しぃちゃんの12星座占いで今日の運勢をチェックする
12星座ごとに毎日しぃちゃんが「総合運」「金運」「恋愛運」「仕事運」の4つをシンプルなコメントで占います。あなたの今日の運勢は?
フジ『みなさんのおかげでした』の新企画連発は“断末魔の叫び”!? 低迷続きで来年打ち切りか
フジテレビのバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』の視聴率が、どうにもこうにも振るわない。 かつて、人気コーナー「食わず嫌い王決定戦」ばかりを放送していた同番組だが、最近は、主に芸人が高額商品を購入する「買うシリーズ」や、こだわりの“シメ飯”を出すお店を紹介する「Cメン'75」、視聴者の自宅に予告なしで訪れる「とんねるずは突然に…」など、さまざまな企画を放送。先月には、芸能人の自宅を訪れ、不用品を買い取る新企画「売るシリーズ」がスタートしたほか、今月も「大型新企画」と銘打った料理企画「チャチャッとキッチン」が放送された。 しかし、概ねの平均視聴率は5~7%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と21時台とは思えないほどに低迷。10月下旬から11月上旬にかけ、連続して4%台を記録したことも。また、直近の15日放送分では、少年隊のヒット曲「仮面舞踏会」に合わせて、バナナマン・日村勇紀、福田彩乃、山本高広などの芸人が、モノマネメドレーを披露する企画「仮面の舞踏会ものまねメドレー選手権」を放送。ネット上では、「久々に面白かった」「この企画なら見たい」といった声が目立つものの、視聴率は6.8%に留まった。 「裏番組の『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)が強いとはいえ、裏のバラエティ番組にも負けが続いており、言い訳にはならない。同番組は、かつて高視聴率を記録していた『食わず嫌い王』が飽きられ、視聴率が低迷。その後、新たなスタッフを加え、攻めの姿勢に変更するも、一度離れた視聴者をなかなか取り戻せないまま、低空飛行が続いている」(テレビ誌記者) 以前から「スタッフのバカ笑いが不快」「とんねるずの番組の内輪ウケ感が、しらける」「生理的にムリ」といった声が多い同番組。それは、同時にフジテレビへの嫌悪感を示すものであり、こうなるともはや、企画どうこうの問題ではなくなってくる。 「『仮面の舞踏会ものまねメドレー選手権』なんかは、決して数字が取れない企画ではないため、多くの視聴者がこの番組に見切りを付けてしまっているようにも。改編時期のたびに、『めちゃ×2イケてるッ!』と並んで打ち切りがささやかれる『とんねるずのみなさんのおかげでした』ですが、今年は特に低視聴率が目立ち、いつ打ち切りになってもおかしくない状況。最近の新企画の連発は、断末魔の叫びでは?」(同) 22日には、『とんねるずのみなさんのおかげでした細かすぎて伝わらない紅白モノマネ王座決定戦2時間半SP』を放送予定。このスペシャルで、汚名返上となるだろうか?
『君の名は。』中国で90億円突破も、実入りは3億円だけ……“クールジャパン”の課題とは
今夏に公開された新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』が、12月2日に中国でも公開され、日本でのヒット作という前評判も手伝って公開初日にアニメ映画としては歴代2位の224万人を動員する大ヒット。その翌日の興行収入で早くも24億円に達し、公開2週間で日本アニメの同国での最高益87億円を記録した『STAND BY ME ドラえもん』を超える90億円を突破した。 しかし、映画関係者からは「おそらく、どれほど収益を上げようと、日本に入ってくる利益はわずか2,000万元(約3億3,000万円)だといわれている」という話が出ている。興行収入と比べて、あまりに少ない額なのはなぜか? 「中国の映画輸入システムは、諸外国にとってかなり不利なんです。中国で放映される海外作品は主に、あらかじめ分配率を定めるロイヤリティ方式と、一定額で買い取ってしまう2種類があるんですが、それぞれに年間の本数制限が設けられて、ロイヤリティを選びたくても枠が埋まっていて仕方なく買い取りを選ぶケースもあります。映画の場合、ヒットするかどうか不透明な部分もあるので高値が付きにくいんですが、聞いたところ『君の名は。』は買い取り式で、中国映画製作大手の光線伝媒が権利を獲得して、中国でどんなにヒットしても日本サイドに大金が落ちてこないそうです」(同) 政府がクールジャパンで海外にコンテンツを売り出すことをぶち上げているが、自国にまっとうな利益が落ちる仕組み作りには着手できていないようだ。 「しょせん、海外戦略なんていってもその程度。アメリカのディズニーみたいにバカ高い著作料を取るようなビジネスができていないのは、特に中国のような特殊な国だと民間企業ではどうにもならない部分が多く、それこそ政府に助けてほしいんですよ」(同) そもそも中国では、当局の情報統制が強いことから興行関係には制約が多く、日本企業が自力で現地商売をするのは、ほぼ不可能。プロレスや格闘技の大会、音楽コンサートの分野でも、開催直前に役人の茶々が入って中止に追い込まれたことが何度もある。ただ、そもそも日本側が海外相手の商売を不得手とする部分も大きい。「そこは昭和の時代から変わっていない」と話すのは、古いアニメ制作会社の経営者だ。 「その昔、鉄腕アトムがアメリカで『アストロボーイ』として放映されたとき、原作者の手塚治虫には1円も報酬が入ってこなかったということがありました。これは、アメリカの権利会社から『アメリカの法律で一部の表現が問題視され契約違反だ』という難癖がつき、屈したから。このあたりのいきさつは当時、アトムのシナリオライターだった豊田有恒さんが自著にも詳しく書き残していますよ」(同) アトムの海外ヒットは結果的に手塚治虫の名を世界中に知らしめ、現在の日本アニメの世界的人気となる礎を築いたとはいえるのだが、「もともと外交下手な日本の政府も、この部分には特に無関心」と経営者。 実際、著作権を中心とした知的財産を売るコンテンツビジネスは、日本が苦手といわれてきた分野でもある。日本のアニメやマンガを海外に売り込む際、その権利を行使するノウハウがアメリカなどに比べてもかなり弱く、正当な利益を還元できていないというケースはいくらでもある。 「日本人は、良いものを作れば、あとは勝手に売れてくれる、というビジネス交渉に無頓着な職人気質があって、そのノウハウを成熟させてこなかったんですよね。いろいろなジャンルで先進国とは思えないパクリが横行していても、コンテンツを売る側に専門知識がなく、やられ損になることが多いのは、権利の管理が下手だからでしょう」(同) 著作権の認識が発達していなかった60年前ならともかく、この現在でもお人好しな商売のおかげで製作費を下回る金額でコンテンツを手離し、他人にばかり儲けさせているのは傍目にももどかしく、ただでさえ苦しいアニメ制作現場をより疲弊させることにもつながる。この点はまったく「クール」ではない話ではないか。 (文=藤堂香貴/NEWSIDER Tokyo)『君の名は。』公式サイトより






