女優の松居一代が荒ぶっている。 投資家としての一面も持つ彼女。15日放送のTBS系『櫻井・有吉 THE夜会』では、以前出演した際に自宅が「3億円」と伝えられたことに激怒し、「4.5億円」と訂正させたくだりが紹介された。 また、米次期大統領ドナルド・トランプ氏に関連する投資で100億円稼いだとウワサされていることに「話がでかすぎる」と困惑しつつも「半分とかですか?」と聞かれ「ガッチリ」と笑顔で応じた。 結果、翌日の一部スポーツ紙で「50億円大儲け」と報じられることになったが、松居はブログで「ガッチリって言っただけ」と反論。「50億だとは一言も発言してません」と否定した。 これだけではない。14日にはテレビ朝日の情報番組の司会を羽鳥慎一アナの司会進行ぶりに対し「真摯にお仕事をされるべきです」と注文をつけ、16日にはブログで「衝撃告白 天国の娘へ」のタイトルで、夫の船越英一郎と結婚2年目に妊娠したものの、流産したという過去を公表した。こうも話題を提供し続ける理由とは……? 「単に注目を浴びたいだけでしょう。彼女は自ら話題をふりまくのが得意ですからね。船越さんとの離婚報道があったときも、自らマスコミを引き連れて囲み会見をしてみたり、疑惑を打ち消す情報をリークしていましたから」 そう語るのは、かつて松居を取材した男性記者だ。 松居は自分に絶対の自信を持っており、投資で大金を手にした今、自分の才能を周囲にひけらかしたい願望に駆られていてもおかしくないという。 「金儲けばかりしていても飽きますからね。そろそろメディアに出て、いろいろ語りたいのでは?」(同) とはいえ、彼女にはアンチも多い。“関西テレビ界の女帝”上沼恵美子は、レギュラー番組内で「松居一代さんという人は、私が言うのもなんですけど、女性が持っていなければいけない優しさとか、基本的に持っていないといかんものを全く持っていない方ですね。ちょっと感じ悪い方ですよね」とバッサリ。続けて「とってもバイタリティーのある前向きな女性で、たくましいのよ。でも、女から見たら、イヤらしい。実業家としては一流ですよ。すごいなぁと思うけども、ついていけない。言うたら、一緒に温泉には行きたないな。友達にはなりたないな」と、ぶった斬った。 テレビ関係者も「番組で3億円と紹介された自宅を4.5億円に上方修正させたのが、いい例。外ヅラはいいけど、面倒くさそうなイメージ」と話す。 夫の船越とは現在も別居中。有り余る大金は手にしたが、どこか寂しさを感じずにはいられない……。松居一代オフィシャルブログより
年別アーカイブ: 2016年
地上波初登場の『ラブライブ!』劇場版に、『Fate/Grand Order』も! 年末年始SPアニメがアツい!
年末を控えて何かと忙しい時期ですが、明日からはクリスマス、クリスマスイブを含めた3連休。きっとおたぽる読者の皆さんもアニメを観たり、ゲームをしたり、イベントに参加したり、HDDを整理したり、大掃除に勤しんでみたりとお忙しいことでしょう。 そんな忙しい読者の皆さんのために、年案年始に放送される新作スペシャルアニメ、劇場版アニメをまとめて紹介してみようと思います(※総集編、振り返り一挙放送などは除く)。視聴や録画の参考にしてみください。 ■12月24日 『ミルキィホームズがロケに出ちゃうよ~大薩摩紀行~前編』 おなじみの人気声優ユニット・ミルキィホームズの三森すずこ、徳井青空、佐々木未来、橘田いずみが一泊二日のお泊りロケ! 本人たちのTwitterなどによると、意外にも初めてのお泊りロケとあってテンションも高く、鹿児島の街を楽しくめぐる! 放送:22時30分~ TBS CS TBS CS番組公式サイト http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/item/a0235/左:『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』、右:『ラブライブ!』、各公式サイトより
■12月25日 『GRAVITY DAZE The Animation ~Ouverture~』 PS4用アクションアドベンチャー「GRAVITY DAZE 2/重力的眩暈完結編:上層への帰還の果て、彼女の内宇宙に収斂した選択」の前日譚を、スタジオカラーがフル3Dアニメーションとして制作。特別番組「オレの人生にこのアニメあり ~日本のクリエイティブの重力~」内で放送される。 放送:25時5分~ テレビ東京 『GRAVITY DAZE 2』公式サイト http://www.jp.playstation.com/scej/title/gravitydaze/2/ ■12月30日 『6HP Six Hearts Princess』 現代アーティスト・村上隆が原作、mebaeがキャラクターデザインを務めるプロジェクト「6HP」が3DCGアニメとしてTV放送決定! 今年秋には、「未完成版のまま放送される」という村上氏のインタビューが他誌で掲載されていたりもしたが、果たして……!?。 放送:19時~ TOKYO MX 『6HP Six Hearts Princess』公式サイト http://poncotan.jp/
■12月31日 『劇場版 青の祓魔師』 12年12月28日に劇場公開された、人気シリーズ『青の祓魔師』の劇場版がBS11に登場!TVアニメの後日譚を映画オリジナルのストーリーで描く。 放送:20時~ BS11 BS11 番組公式サイト http://www.bs11.jp/anime/ao-ex-movie/
『Fate/Grand Order ‐First Order‐』 TYPE-MOONが新たな『Fate』シリーズとして手がけたスマホアプリのRPG『Fate/Grand Order』のスペシャルアニメ。人類の未来を取り戻す物語を監督:難波日登志、脚本:関根アユミが手がける。アニメーション制作はLay-duce。 放送:22時~ TOKYO MXほか 『Fate/Grand Order ‐First Order‐』公式ホームページ http://anime.fate-go.jp/ 『探偵オペラ ミルキィホームズ ファンファンパーリーナイト♪ ~ケンとジャネットの贈り物~』 特殊能力を持った怪盗と探偵が活躍する大探偵時代を舞台に、名探偵を目指す少女達と怪盗の対決を描く人気シリーズの最新作。直前の24日には主役声優4人による特別番組も23時30分からTBSで放送。 放送:未表記 TVアニメ『探偵オペラ ミルキィホームズ』シリーズ公式ホームページ http://milky-holmes.com/anime/
■2017年1月1日 『リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード』 1月8日から放送開始となるTVアニメシリーズに先駆けて、15年10月に限定公開された劇場版が登場! TVシリーズと同じく監督:吉成曜、アニメーション制作:TRIGEGERによる楽しく可愛く鮮烈な魔女ったちの活躍を、17年の初アニメにしてみては? 放送:20時~ TOKYO MX 『リトルウィッチアカデミア』公式サイト http://tv.littlewitchacademia.jp/
■17年1月3日 『ラブライブ!The School Idol Movie』 TVアニメ『ラブライブ!』の続編として、15年6月に公開。累計興行収入約28億円を突破した大ヒット劇場版アニメが、地上波初放送! 廃校を免れたものの、3年生の卒業とともに活動を終了するつもりだったμ’sが、初の海外でのパフォーマンスに挑むことに。 放送:17時~ NHK Eテレ 『ラブライブ!』公式サイト http://www.lovelive-anime.jp/
利用客の大半は異性愛者女性。彼女らはなぜレズ風俗を利用するのか/『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の人気キャストに会ってきた【01】
12月25日の運勢は? しぃちゃんの12星座占いで今日の運勢をチェックする
12星座ごとに毎日しぃちゃんが「総合運」「金運」「恋愛運」「仕事運」の4つをシンプルなコメントで占います。あなたの今日の運勢は?
自分へのクリプレに! お好きなジャニーズアイドル/グループのフォトカードをプレゼント中!!
現在、ジャニーズ研究会では、本サイトの「ストア」のページから、一般書籍、もしくは一般書籍と電子書籍を同時に購入いただいた方へ、お好きなジャニーズアイドル/グループのオリジナルフォトカードをプレゼント中です! 計3,000円(税込み)以上で1枚、5,000円(税込み)以上の購入でフォトカードを2枚をお送りしますので、気になっていた本やフォトレポートをまとめ買いするチャンス。抽選ではなく、対象金額を購入した全員へのプレゼントとなっていますので、奮ってご応募ください。
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夫婦間の泥沼劇が大好物なアナタへ……『ゴーン・ガール』DVDプレゼント

アメリカで600万冊売れたギリアン・フリン氏の小説を原作に、『ベンジャミンバトン 数奇な人生』のデヴィット・フィンチャーがメガホンを取った映画『ゴーン・ガール』。公開から10週の時点でもなおトップ10に入るほどの大ヒットを記録し、社会現象にまでなったという本作。今回はそのDVDをプレゼントにご用意しました~! それではあらすじを見ていきましょう。
5回目の結婚記念日、ニック(ベン・アフレック)が帰宅すると部屋は荒らされ、妻のエイミー(ロザムンド・パイク)は失踪していた。周囲から理想の夫婦と思われている2人だが、実はニックの浮気やエイミーへの暴力が原因で、結婚生活は破綻していた。失踪後、警察の捜査が入ると、ニックはエイミーの昼間の行動や血液型さえ把握していないことが発覚、さらに残された手がかりも相まって、ニックはたちまち第一容疑者となる。同時に、メディアもこの事件について大きく取り上げ、ニックは「冷酷な夫」として世間からも冷たい視線にさらされることに。そんな中、ニックは真犯人の正体に気づき始めるのだが……。
俳優だけでなく監督や脚本家など多才に活躍しているベンですが、私生活では15年にジェニファー・ガーナーと離婚。もっぱらその原因はベンの女癖の悪さとアルコール依存症ではないかといわれており、くしくも役柄と重なってしまった模様……。そんなベンもさることながら、妻役のロザムンドの怪演ぶりにも注目。きっと背筋がひやっとするはず!
今回は『ゴーン・ガール』のDVDを3名の方にプレゼント。夫婦間の泥沼劇なんて、サイ女読者の大好物に違いなし。皆さん奮ってご応募ください!
※12月19日正午〆
夫婦間の泥沼劇が大好物なアナタへ……『ゴーン・ガール』DVDプレゼント

アメリカで600万冊売れたギリアン・フリン氏の小説を原作に、『ベンジャミンバトン 数奇な人生』のデヴィット・フィンチャーがメガホンを取った映画『ゴーン・ガール』。公開から10週の時点でもなおトップ10に入るほどの大ヒットを記録し、社会現象にまでなったという本作。今回はそのDVDをプレゼントにご用意しました~! それではあらすじを見ていきましょう。
5回目の結婚記念日、ニック(ベン・アフレック)が帰宅すると部屋は荒らされ、妻のエイミー(ロザムンド・パイク)は失踪していた。周囲から理想の夫婦と思われている2人だが、実はニックの浮気やエイミーへの暴力が原因で、結婚生活は破綻していた。失踪後、警察の捜査が入ると、ニックはエイミーの昼間の行動や血液型さえ把握していないことが発覚、さらに残された手がかりも相まって、ニックはたちまち第一容疑者となる。同時に、メディアもこの事件について大きく取り上げ、ニックは「冷酷な夫」として世間からも冷たい視線にさらされることに。そんな中、ニックは真犯人の正体に気づき始めるのだが……。
俳優だけでなく監督や脚本家など多才に活躍しているベンですが、私生活では15年にジェニファー・ガーナーと離婚。もっぱらその原因はベンの女癖の悪さとアルコール依存症ではないかといわれており、くしくも役柄と重なってしまった模様……。そんなベンもさることながら、妻役のロザムンドの怪演ぶりにも注目。きっと背筋がひやっとするはず!
今回は『ゴーン・ガール』のDVDを3名の方にプレゼント。夫婦間の泥沼劇なんて、サイ女読者の大好物に違いなし。皆さん奮ってご応募ください!
※12月19日正午〆
利用客の大半は異性愛者女性。彼女らはなぜレズ風俗を利用するのか/『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の人気キャストに会ってきた【01】
姿見をのぞき込み、簡単にメイクを直す。ショートヘアに、シンプルなパンツスタイル。もともとメイクは薄く、それゆえかえって大きな瞳が際立っている。雑居ビルの一室は殺風景といえば、殺風景。小ぎれいに片づけられていて余分なものは何もなく、特徴的なものを強いて挙げるとすれば、カラーボックスに収められた、米国の人気ドラマ『Lの世界』のDVDセット。そして、ピンクの背表紙の本が1冊。手に取ると『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』(永田カビ著、イースト・プレス)……今年の「Amazonのランキング大賞 Kindle本 コミック部門」で5位にランクインした、話題のコミックエッセイだった。
「準備、できました!」と明るくハリのある声とともにふり返る彼女こそ、同コミックに登場する“ゆう”さん(作中では“ゆか”さん)。大阪を拠点に女性同士の性サービスを提供する「レズっ娘クラブ」「ティアラ」の人気キャストで、この日もこれから予約が1件入っていた。同店のオーナーである御坊(おぼう)さんに「いってきます!」と明るく声をかけ、ゆうさんは事務所を後にした。
ゆうさん(以下、ゆう)「きょうは、初めて当店を利用するお客さま。女性同士のプレイも初めてだそうです。どんな方なんでしょうね、楽しみです」
これからゆうさんは、事前に決めておいた待ち合わせ場所に向かう。途中まで同行させてもらった。
事務所から数分も歩けば、そこは大阪一の繁華街。定番の待ち合わせは、百貨店の入口や、コンビニの前。女性同士がそこで落ち合っていても、友だち同士の約束にしか見えない。初めての利用の場合、前日までにその日の服装を店側に伝えることになっている。それをキャストが見つけて声をかけるので、ぎくしゃくすることなく自然に出会える。
女の子となら、怖くないかも
同店にはいくつかのコースが用意されているが、最もライトなものは「デートコース」。文字どおり食事をしたりどこかに遊びにいったりデートを楽しむコースで、性サービスは含まれていない。一方で「ビアンコース」は基本的にホテルでふたりきりの時間を過ごす。この日の予約は、後者だった。
ゆう「実はお客さまのなかでレズビアンの方は少数派なんです。7〜8割はノンケ、つまり異性愛者です。既婚者の女性もめずらしくないですよ」
狭い道を並んで歩いていると、前方から車が近づいてきた。さりげなく筆者を歩道側に誘導し、自分は車道側を歩くゆうさん。男性がことさらに同じことをすると鼻につきがちだが、ゆうさんのそれはとてもとても自然で、筆者は思わずドキッとしてしまう。同性にこうした気遣いを受けた経験は、これまで一度もない。
異性愛者の女性がレズ風俗店を訪れる理由とは、いったい何なのだろう?
ゆう「初めてのお客さまにはなぜこのお店にいらしたのかを訊くのですが、ノンケ女性は『男性との行為で満足を得られないから』と答えられる方が多いですね。既婚者でもセックスレスだったり、パートナーの技術に問題があるのか相性が悪いのかはわかりませんがセックス自体を愉しめない。かといって浮気や不倫はできず、出張ホストや性感マッサージを利用するのも、なんだかコワイ。お話を聞いていると、みなさん、知らない男性と関係をもつことに強い抵抗があるのだと感じます。でも、知らない女の子とだったらできるかも……と思われるみたいですね。なかには夫公認で、お店を利用される既婚女性もいらっしゃいます」
もともとのセクシャリティが何であれ、何かしら求めるものがあるから女性たちはレズ風俗を利用する。
ゆう「ちょっとした好奇心で利用される方もいれば、日ごろから生きづらさを感じていて、救いや居場所を求めて利用される方もいます。デートコースでもビアンコースでも、ふたりきりでいるとお客さまのほうからいろいろお話してくれるんですよ、家庭のことやお仕事のことを。それはしんどい状況やな〜と思うこともありますが、ここに来ることで気持ちが紛れたり何かを見つけられたりするのであれば、どんどん利用してほしいですね」
『さびしすぎて〜レポ』の著者・永田カビさんも生きづらさを感じていたが、同店を利用したのを機に自分のことを漫画にし、親から自立しようと思えるようになり、実際に行動した。
ゆう「このお仕事は一期一会のことも多いですが、お会いしたときに聞いたお話やそのときの様子から、その後どうしているんやろ、と気になるお客さまもいます。永田カビさんのこともずっと頭の片隅に残っていましたから、漫画を読んで、ああ、あの後そんな変化があったんや、とうれしくなりました」
待ち合わせの場所に近づいてきた。外国人旅行客も多く、平日だというのにたいへんな人出だ。落ち合った後は、そのままラブホテルに向かうという。界隈にはラブホテルが点在しているが、東京から来た筆者には大阪のラブホテルは外装が派手なものが多いように見えた。入り口が、人通りの多い通りに面しているのにも驚く。女性ふたりで入っていくと目立つのではないか。
ゆう「あんまり気にしませんね。私が気にしないから、お客さまも気にしないよう努力してくれるみたいです」
がんばって稼いで、風俗へ
この日は、ビアンコース250分の予約。料金は56,000円だ。そこにホテル代が別途かかり、途中で食事などをすればそのぶんも利用客の負担となる。決して安くはないことは、ゆうさんも重々承知している。
ゆう「アルバイトやお仕事をしてお金を貯めて、それでお店を利用してくれる女性も少なくないんです。お客さまの地元まで出張する場合は、往復の交通費も加算されますし、ほんとうに強い想いを感じますね。ふたりきりで過ごしているときにお仕事の愚痴や悩みを聞くこともありますが、私、思わず『無理したらあかんよ』っていっちゃうんです。風俗店のキャストとして上は『もっとがんばって稼いでくれたら、もっと会えるよ!』というべきなんでしょうけど、私はそういうことがどうしてもいえない。性分ですね(笑)」
一方で、豪快にお金を使う女性もいるという。
ゆう「常連になってくれたお客さまは距離が近くなり、いい意味で気を遣わなくなって、近場をデートするとかホテルでずっと過ごすとか以外の過ごし方を希望されるようになりますね。旅行に連れてもらったり、普段行けない素敵な場所に連れていってもらったり。どうやったらお礼できるかな、裸になったら喜んでくれるかな……って、いままでさんざん裸で一緒に過ごしてきたのに(笑)」
ゆうさんの話には常に笑いがある。待ち合わせ場所が近づき、「じゃあ!」と片手をあげ、歩く速度を速めて人混みに消えていったゆうさん。彼女はこれから4時間超、どんな女性とどんな時間を過ごすのだろう。
▼中篇に続く
(三浦ゆえ)
利用客の大半は異性愛者女性。彼女らはなぜレズ風俗を利用するのか/『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』の人気キャストに会ってきた【01】
姿見をのぞき込み、簡単にメイクを直す。ショートヘアに、シンプルなパンツスタイル。もともとメイクは薄く、それゆえかえって大きな瞳が際立っている。雑居ビルの一室は殺風景といえば、殺風景。小ぎれいに片づけられていて余分なものは何もなく、特徴的なものを強いて挙げるとすれば、カラーボックスに収められた、米国の人気ドラマ『Lの世界』のDVDセット。そして、ピンクの背表紙の本が1冊。手に取ると『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』(永田カビ著、イースト・プレス)……今年の「Amazonのランキング大賞 Kindle本 コミック部門」で5位にランクインした、話題のコミックエッセイだった。
「準備、できました!」と明るくハリのある声とともにふり返る彼女こそ、同コミックに登場する“ゆう”さん(作中では“ゆか”さん)。大阪を拠点に女性同士の性サービスを提供する「レズっ娘クラブ」「ティアラ」の人気キャストで、この日もこれから予約が1件入っていた。同店のオーナーである御坊(おぼう)さんに「いってきます!」と明るく声をかけ、ゆうさんは事務所を後にした。
ゆうさん(以下、ゆう)「きょうは、初めて当店を利用するお客さま。女性同士のプレイも初めてだそうです。どんな方なんでしょうね、楽しみです」
これからゆうさんは、事前に決めておいた待ち合わせ場所に向かう。途中まで同行させてもらった。
事務所から数分も歩けば、そこは大阪一の繁華街。定番の待ち合わせは、百貨店の入口や、コンビニの前。女性同士がそこで落ち合っていても、友だち同士の約束にしか見えない。初めての利用の場合、前日までにその日の服装を店側に伝えることになっている。それをキャストが見つけて声をかけるので、ぎくしゃくすることなく自然に出会える。
女の子となら、怖くないかも
同店にはいくつかのコースが用意されているが、最もライトなものは「デートコース」。文字どおり食事をしたりどこかに遊びにいったりデートを楽しむコースで、性サービスは含まれていない。一方で「ビアンコース」は基本的にホテルでふたりきりの時間を過ごす。この日の予約は、後者だった。
ゆう「実はお客さまのなかでレズビアンの方は少数派なんです。7〜8割はノンケ、つまり異性愛者です。既婚者の女性もめずらしくないですよ」
狭い道を並んで歩いていると、前方から車が近づいてきた。さりげなく筆者を歩道側に誘導し、自分は車道側を歩くゆうさん。男性がことさらに同じことをすると鼻につきがちだが、ゆうさんのそれはとてもとても自然で、筆者は思わずドキッとしてしまう。同性にこうした気遣いを受けた経験は、これまで一度もない。
異性愛者の女性がレズ風俗店を訪れる理由とは、いったい何なのだろう?
ゆう「初めてのお客さまにはなぜこのお店にいらしたのかを訊くのですが、ノンケ女性は『男性との行為で満足を得られないから』と答えられる方が多いですね。既婚者でもセックスレスだったり、パートナーの技術に問題があるのか相性が悪いのかはわかりませんがセックス自体を愉しめない。かといって浮気や不倫はできず、出張ホストや性感マッサージを利用するのも、なんだかコワイ。お話を聞いていると、みなさん、知らない男性と関係をもつことに強い抵抗があるのだと感じます。でも、知らない女の子とだったらできるかも……と思われるみたいですね。なかには夫公認で、お店を利用される既婚女性もいらっしゃいます」
もともとのセクシャリティが何であれ、何かしら求めるものがあるから女性たちはレズ風俗を利用する。
ゆう「ちょっとした好奇心で利用される方もいれば、日ごろから生きづらさを感じていて、救いや居場所を求めて利用される方もいます。デートコースでもビアンコースでも、ふたりきりでいるとお客さまのほうからいろいろお話してくれるんですよ、家庭のことやお仕事のことを。それはしんどい状況やな〜と思うこともありますが、ここに来ることで気持ちが紛れたり何かを見つけられたりするのであれば、どんどん利用してほしいですね」
『さびしすぎて〜レポ』の著者・永田カビさんも生きづらさを感じていたが、同店を利用したのを機に自分のことを漫画にし、親から自立しようと思えるようになり、実際に行動した。
ゆう「このお仕事は一期一会のことも多いですが、お会いしたときに聞いたお話やそのときの様子から、その後どうしているんやろ、と気になるお客さまもいます。永田カビさんのこともずっと頭の片隅に残っていましたから、漫画を読んで、ああ、あの後そんな変化があったんや、とうれしくなりました」
待ち合わせの場所に近づいてきた。外国人旅行客も多く、平日だというのにたいへんな人出だ。落ち合った後は、そのままラブホテルに向かうという。界隈にはラブホテルが点在しているが、東京から来た筆者には大阪のラブホテルは外装が派手なものが多いように見えた。入り口が、人通りの多い通りに面しているのにも驚く。女性ふたりで入っていくと目立つのではないか。
ゆう「あんまり気にしませんね。私が気にしないから、お客さまも気にしないよう努力してくれるみたいです」
がんばって稼いで、風俗へ
この日は、ビアンコース250分の予約。料金は56,000円だ。そこにホテル代が別途かかり、途中で食事などをすればそのぶんも利用客の負担となる。決して安くはないことは、ゆうさんも重々承知している。
ゆう「アルバイトやお仕事をしてお金を貯めて、それでお店を利用してくれる女性も少なくないんです。お客さまの地元まで出張する場合は、往復の交通費も加算されますし、ほんとうに強い想いを感じますね。ふたりきりで過ごしているときにお仕事の愚痴や悩みを聞くこともありますが、私、思わず『無理したらあかんよ』っていっちゃうんです。風俗店のキャストとして上は『もっとがんばって稼いでくれたら、もっと会えるよ!』というべきなんでしょうけど、私はそういうことがどうしてもいえない。性分ですね(笑)」
一方で、豪快にお金を使う女性もいるという。
ゆう「常連になってくれたお客さまは距離が近くなり、いい意味で気を遣わなくなって、近場をデートするとかホテルでずっと過ごすとか以外の過ごし方を希望されるようになりますね。旅行に連れてもらったり、普段行けない素敵な場所に連れていってもらったり。どうやったらお礼できるかな、裸になったら喜んでくれるかな……って、いままでさんざん裸で一緒に過ごしてきたのに(笑)」
ゆうさんの話には常に笑いがある。待ち合わせ場所が近づき、「じゃあ!」と片手をあげ、歩く速度を速めて人混みに消えていったゆうさん。彼女はこれから4時間超、どんな女性とどんな時間を過ごすのだろう。
▼中篇に続く
(三浦ゆえ)

