「レコ大」買収報道、「エイベックスは意に介さず」! AAA猛プッシュに「業界はしらけムード」

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「Welcome to TOKYO」/rhythm zone

 「週刊文春」(文藝春秋)の報道によって、「日本レコード大賞」の“買収疑惑”が大騒動に発展している。その影響で、同賞への懐疑心が一般人に膨らみきっている中、レコード業界も「もはや一部の大手以外、『レコ大』への意欲を完全に失っている」(レコード会社関係者)という。

「10月27日発売の『文春』が掲載したのは、大手芸能事務所・バーニングプロダクションが、LDHに対して発行したとされる“1億円の請求書”の写し。これを、LDHが三代目J Soul Brothersの『レコ大』受賞を買収した証拠だとしたわけです。この大スキャンダルに、今年の『レコ大』はどうなることやらと思われましたが、結局また、三代目JSB所属レーベルの大元・エイベックスが勝ち取ることになるようです」(スポーツ紙記者)

前回は日本シリーズ効果で自己最高視聴率! 今週、真価を問われる米倉涼子『ドクターX』は……

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 米倉涼子主演『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)の第3話が10月27日に放送され、24.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)の高視聴率をマークした。  この数字は今シリーズ最高で、今年オンエアされた民放ドラマの中で最も高い視聴率。『ドクターX』としては、前回の第3シリーズ(2014年10月期)の第10話(24.8%)、最終回(27.4%)以来の高水準となった。  この日、前番組の『SMBC日本シリーズ 広島対日本ハム 第5戦』が熱戦の末、延長になり、『ドクターX』は50分遅れの放送開始となった。日本シリーズは17.4%の高い視聴率を取り、本来なら『報道ステーション』の放送時間であったため、うまく野球ファン、『報ステ』視聴者を取り込んだものと思われる。逆に、裏番組の天海祐希主演『Chef~三ツ星の給食~』(フジテレビ系)は、前週より0.8ポイントダウンの6.2%だった。  今シリーズ、初回は20.4%で大台を超えたが、第2話は19.7%に下降し、第2シリーズ(13年10月期)以来、3年ぶりに大台を割った『ドクターX』。第3話の視聴率が注目されていたが、従来、前番組は沢口靖子主演『科捜研の女16』で、20日の初回放送では11.6%を記録。27日は休止だった。『科捜研の女』は常時10%を超える安定した視聴率をマークしている人気ドラマシリーズだが、15%以上の高い数字は期待できない。そのため、『ドクターX』にとっては、通常放送に戻る第4話以降に真価が問われることになりそうだ。  初回、第2話まで、ネット上の視聴者の反応は、今シリーズより出演している泉ピン子に対するバッシングの嵐で、“ピン子不要論”が噴出していた。ところが、第3話を終え、ピン子への批判が少なくなってきたのだ。視聴者が“あきらめ”の境地に入ったのか、はたまたピン子の出演シーンが若干減ったためなのか? 『ドクターX』が視聴者にウケているのは、主人公・大門未知子(米倉)の絶対的なカリスマ性と、医療ドラマながら、水戸黄門ばりの勧善懲悪っぷりだ。これを補助するのがキャストであり、ストーリー。次週からは、遠藤憲一とともに待望論が多かった鈴木浩介が戻ってくるだけに、今後の視聴率推移に注目してみたい。 (文=田中七男)

公私ともに絶不調の福山雅治が、ついに風水に頼り始めた!?「不動産を買いあさっている?」

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 公私の不調ぶりを、福山雅治が本気で悩んでいるという。

 今年4月期の主演ドラマ『ラヴソング』(フジテレビ系)は月9歴代ワースト視聴率を記録、5月には自宅マンションにコンシェルジュが侵入、9月のライブでは演出の事故で女性スタッフが眼球破裂、10月公開の映画『SCOOP!』も興収10億円に届くかどうかという大コケ……と、まったくいいとこなし。挙げ句に、昨年結婚した妻・吹石一恵の“サゲマン説”までささやかれている始末だ。

「それは福山の耳にも入っているようですが、彼は、それだけは絶対に認めようとしません」(業界関係者)

 しかし、人気が急落しているのは事実。そこで福山は運気を上昇させようと、ある行動に出たという。

「風水にハマっているそうですよ。知人に紹介された風水師に相談した結果、『井の頭線沿線で、緑のあるところに住むのがいい』と言われ、さっそく井の頭公園近辺の不動産を見に行ったんだとか。来年生まれてくる子どものことを考えても、ちょうどいい環境なのでは?」(業界関係者)

 福山神話は崩壊したものの、年収は今でも5億円は下らないといわれている。そんな彼の趣味といえば、不動産購入だ。芸能記者が語る。

「福山の祖父が不動産の仕事をしていた影響で、子どもの頃から“不動産好き”だったそうです。時間があると、『Yahoo!不動産』で物件を調べる熱の入りよう。コンシェルジュに侵入された渋谷区の億ション以外に、都心や海外にいくつか物件を所有しているという情報もあります。井の頭公園付近のマンションも、彼ならサクッと購入してしまうかもしれませんね」

 さっそく風水の効果があったのか、放送中の月9ドラマ『カインとアベル』が大爆死。歴代ワースト視聴率の汚名だけは、Hey! Say! JUMP山田涼介にバトンタッチできそうだ。

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故・平幹二朗さん、悠々自適の晩年だった「行きつけのイタリアンで、いつもワインを……」

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ケイファクトリー公式サイトより
 演劇界を代表する俳優で、10月22日に死去した平幹二朗(享年82)。 「突然の訃報に、周囲もいまだ動揺を隠せません。あの年齢で、あれだけの演技をする人は、芸能界にもそうはいませんからね。キャスティングでいつもライバルとなる近藤正臣さんが74歳、石橋蓮司さんが75歳と、それでも7~8つ違っていましたから、貴重な存在でしたよ」(芸能事務所関係者)  1970年に結婚した女優の佐久間良子と84年に離婚してからは、独身生活を謳歌していたという。 「夕食はもっぱら、ひとりで行きつけのイタリアンで食べていましたよ。とにかくワインが好きで、いつでも飲んでいるイメージでしたね。好きな芝居をして、好きなワインを飲む、悠々自適な生活だったようです」(週刊誌記者)  平といえば、一部でバイセクシャルとの報道もあったが……。 「表立ってカミングアウトしていたわけではないので、舞台を見に来たお客さんの前では男らしくしていましたね。でも、仲の良いスタッフや気兼ねしない人たちには、オネェ言葉で『お疲れ様~』なんて言ってましたよ」(舞台関係者)  息子の平岳大は父親譲りの演技力で、芸能界では安泰だという。 「ガタイがいいですし、何より、あの三谷幸喜さんもお気に入りですからね。存在感はまだお父さんには及びませんが、舞台も数をこなしていますし、仕事には困らないんじゃないでしょうか。ライバルは藤本隆宏さんとか、甲本雅裕さんあたりですが、これを機に、一皮むけてくれたらいいですね」(テレビ局関係者)  天国の父親を、うならせることができるか?

「SMAPファンの想念が渦巻いて、こっちに来る」松任谷由実、5人共演の反響を明かす

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中居くんはこれからも踊っていくって信じてるんだから!

 10月31日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でSMAPと共演した松任谷由実の発言が、SMAPファンの間で話題になっている。松任谷は歌のコーナー「S‐Live」で、名曲「守ってあげたい」と、ニューアルバム『宇宙図書館』(11月2日発売)に収録されている新曲「Smile for me」をSMAPとともに披露。メンバー一人ひとりに語りかけるように歌う姿がファンの感動を呼んだ。そんな収録時の裏話を、松任谷がTwitterやラジオ番組で明かしている。

 松任谷は『スマスマ』のオンエアー終了後、オフィシャルTwitterで「スマスマの収録に向かうレインボーブリッジの上で、たまらなく悲しくなった」と告白。メンバー個々に手紙を書いて楽屋に置いたことを明かし、「いつかSMAPとして、みんなが笑って会えるように、もっともっと大きなひとになって、思い出の欠片いっこもなくさないようにしてね」というメッセージをツイートした。

「SMAPファンの想念が渦巻いて、こっちに来る」松任谷由実、5人共演の反響を明かす

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中居くんはこれからも踊っていくって信じてるんだから!

 10月31日放送の『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)でSMAPと共演した松任谷由実の発言が、SMAPファンの間で話題になっている。松任谷は歌のコーナー「S‐Live」で、名曲「守ってあげたい」と、ニューアルバム『宇宙図書館』(11月2日発売)に収録されている新曲「Smile for me」をSMAPとともに披露。メンバー一人ひとりに語りかけるように歌う姿がファンの感動を呼んだ。そんな収録時の裏話を、松任谷がTwitterやラジオ番組で明かしている。

 松任谷は『スマスマ』のオンエアー終了後、オフィシャルTwitterで「スマスマの収録に向かうレインボーブリッジの上で、たまらなく悲しくなった」と告白。メンバー個々に手紙を書いて楽屋に置いたことを明かし、「いつかSMAPとして、みんなが笑って会えるように、もっともっと大きなひとになって、思い出の欠片いっこもなくさないようにしてね」というメッセージをツイートした。

破局報道のマライア・キャリー、結局大富豪とは別れず…!?

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マライア・キャリーとジェームズ・パッカー
 歌手のマライア・キャリーが、先日破局が伝えられた婚約者のジェームズ・パッカーとの関係改善を試みているようだ。  昨夏、熱愛が報じられ、今年1月に婚約したマライアとジェームズ。世界の歌姫とオーストラリアの有名テレビ局やカジノなどを経営する推定個人資産およそ38億ドル(約4500億円)の億万長者との婚約は世界中のメディアで伝えられ、多くのファンが行く末を見守っていた。  しかし、約ひと月前にバカンス中のギリシャで大ゲンカ。以降、距離を置いていると言われ、このまま破局するのではないかとの一報が世界中を駆けめぐった。だが、このほどマライアの代理人が、「(ケンカの原因は)ウワサされているような浮気や散財などではありません。2人は関係の修復を試みています」と声明文を発表。今後については不明としながらも、話し合いを続けているという。  一方、マライアらの関係者は「すべて終わりました」と、修復の可能性がほとんどないと言わんばかりのコメントを出している。そもそもふたりに亀裂が入ったワケとは…。  14年に共通の知人である映画監督ブレット・ラトナーの紹介によって出会ったふたり。ブレットの映画『ヘラクレス』プレミア上映会でのことで、このときマライアは前夫のニック・キャノンとの離婚手続きを開始したばかりだった。しかしジェームズがマライアの大ファンだったこともあり、あっという間に意気投合。ジェームズの猛アタックにより、そのまま交際に発展した。  今年1月には、ジェームズがマライアに8億円とも言われる35カラットの巨大ダイヤの婚約指輪を贈ってプロポーズ。夏には超豪華ヨットでのバケーションなどがパパラッチされるなど、スーパーゴージャスなデートが目撃されていた。しかし、ギリシャ旅行で大ゲンカしたふたりには破局報道が続出した。  さまざまなメディアが挙げている破局の理由はいくつかある。中でも有力と言われているのが、マライアの散財グセだ。  ニューヨークポストの付録誌「Page Six」によると、マライアは「ディーヴァ・スタイルを貫き続けている珍しいタイプ。髪形とメイクに大金を払い、朝から優雅にシャンパンを飲む」「愛犬のスパ代に年間4万5000ドル(約470万円)を使っている」とのことで、そんな彼女にジェームズが嫌気をさしたのではないかと報じている。  また、マライアの浮気が原因だという声も大きい。相手は彼女のバックダンサーを務めるブライアン・タナカ。マライアより13歳年下のイケメンダンサーだ。以前からマライアは、ステージを共にする仲間とはプライベートでも親密な関係を築くと言われていた。それはブライアンも例外ではなかったのだが、ジェームズには特に気になる存在として映っていたようだ。アメリカの有名ゴシップサイト「TMZ」は、ブライアンがマライアにモーションをかけているとジェームズが疑っていたと伝えている。  現在、マライアは自身のリアリティ番組『マライアズ・ワールド』のことで頭がいっぱいだという報道も。この番組は12月4日にアメリカの芸能チャンネル『E!』で放送予定だが、果たしてふたりはそれまでに関係を修復できるのだろうか。

【実写映画レビュー】「精神的BL」要素アリな『デスノート Light up the NEW world』は、続編ではなく“二次創作”?

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『デスノート Light up the NEW world』公式サイトより。
『デスノート Light up the NEW world』は、2006年に前後編で公開された実写版『デスノート』『デスノート the Last name』の続編である(後述する原作コミックの続編ではない)。前作で犯罪のない社会を目指してデスノートを使い、世界中の犯罪者を粛清したキラこと夜神月(やがみ・ライト)が、世界的名探偵Lによって追い詰められ絶命してから10年後の話だ。  キラの遺志を継ぐため、世界に存在する6冊のデスノートを集めようとするサイバーテロリスト・紫苑優輝(菅田将暉)が行動を開始する。紫苑を追うのはデスノート対策本部特別チームの捜査官・三島創(東出昌大)と、Lの後継者である世界的名探偵・竜崎(池松壮亮)。ふたりは反目しながらも共同で捜査を進める。いっぽう紫苑は、かつて月を愛したデスノートの元所有者・弥海砂(あまね・みさ/戸田恵梨香)に接触するが……。  実は本作、続編というより壮大な二次創作と呼ぶにふさわしい。前作実写版を観てからでないと、話についていけないからだ。オリジナルに精通したファンにしかツボがわからない二次創作同人誌と性質は同じ。無論、ニワカは門前払いだ。よく知られた『デスノート』の基本設定は、「ノートに名前を書かれた者は死ぬ」「ノートの所有者にだけ死神が見える」だが、これでは全然足りない。最低でも「“死神の目”の効力」「名前はノートの切れ端に書いても有効」「デスノートの所有権を放棄すると、所有者はノートに関するすべての記憶が消える」程度は了解しておかないと、劇中で何が起こっているのか、登場人物たちが何を怖がっているのか、なぜそのような行動をとるのかが、ほとんど理解できないのだ。  一例を挙げよう。竜崎は自宅の電灯スイッチに自分が所有するデスノートの切れ端を常に貼り付けているが、これは竜崎が毎日出かける前にノートの所有権を放棄して記憶をなくし(デスノート所有者であることを自発的に忘れ)、帰宅してスイッチに手が触れるたびに、それを思い出すようにしているからである。  なぜそんな七面倒臭いことをするかというと、デスノートの所有者は“死神の目”を持つ別のノートの所有者に、所有者であることがバレてしまうからだ。……などと説明しても、『デスノート』という作品に触れたことがない人は、何のこっちゃだろう。劇中ではほんのわずか説明されるだけなので、初見で理解することは不可能。しかし終始こんな調子である。一見さん完全排除の映画と覚悟すべし。  だいたい、物語の大前提である「人間界で同時に存在していいデスノートは6冊まで」というルール自体、原作では文字情報としてチラッと登場したのみで、本編では使用されていない設定である。そんな誰も覚えていないマニアックな設定を掘り出して1本作ってしまうなんぞ、二次創作的態度以外の何物でもない。  本作を完全に満喫するためには、前作2本(合計4時間半弱)を視聴したうえで、できれば各種ルールが明文化されている原作コミック(集英社/全12巻、完読までの所要時間5~6時間目安)も、サブテキストとして読んでおく必要がある。そこまでコストをかければ、前作の韻を踏んだシーンでニヤけられるし、三島の過去が明らかになるスーパー大どんでん返しもきっちり理解できる。  ただし、意外なところで別の楽しみ方ができる点もぜひ強調しておきたい。実は本作、「精神的BL」と呼ぶべきか「バディ関係性萌え」と呼ぶべきか……「三島×竜崎」の絆描写が、香港ノワールばりに激アツなのだ。超絶論理バトルのダイナミズムを旨とする『デスノート』からすれば外道な見立てではあるが、さすがに無視することはできない。本作が「壮大な二次創作」たる第二の理由は、ここにある。  当初、三島と竜崎は捜査方法やポリシーでことごとく衝突する。しかし一部の観客はある瞬間から、この衝突はツンデレの「ツン」部分であり、実は心の底では惹かれあっているふたりの「プレイ」なのではないか? という疑念(妄想)にとらわれはじめる。その根拠は三島と竜崎のキャラクター配置だ。竜崎はLの後継者だが、三島も三島で紫苑とは“別の意味で”キラこと夜神月の遺志を継ぐ存在であることが明らかになる。そう、「三島×竜崎」≒「月×L」なのだ。  これが何を意味するのか。そもそも『デスノート』という作品は前作実写版も原作も、夜神月とLというふたりの天才が繰り広げる超ハイレベルな頭脳戦が最大の魅力だ。ふたりは容貌も性格も思想も対称的だが、「惹かれ合う天才同士」という構図には、ある種の芸術的官能が漂っていた。  原作では中盤でLが月に殺され、Lの後継者ニアが苦戦の末に月を葬るが、「月はLに直接とどめを刺してほしかった」というファンの声も少なくなかった。それゆえ、Lが月に勝利して終わる2006年の実写版は、原作と異なる結末にもかかわらず、特に女性ファンには好評だったという経緯がある。この「月とLの特別なつながり」というファン大好物のネタを、それぞれの魂を引き継いだイケメンふたりに再演させた壮大な二次創作こそが、本作というわけである。  バディ関係性萌え映画だと捉えれば、本作が終始貫くスタイリッシュで耽美的な画面タッチにも合点がいく。捜査本部や竜崎のマンションのインテリアは無機質・シンプル・モダン。どのシーンも終始モノトーン基調で、常に曇天下のように彩度を落とし気味。黒、白、銀、ペールグレーなどを基本色に、挿し色の真紅や荘厳なオレンジが印象的に挟まれる。まるでゴシックV系バンドのMVのような、あるいは格式ある舞台美術のような虚構性の高さ。三島のダークスーツ萌え、竜崎の重い前髪萌えもポイントが高い(何のポイントだ)。  終盤、傷を負い、ボロボロになりながら支え合って地下道を進む三島と竜崎の姿は、香港ノワールのギャング映画と見まごうほどに美しい。立場上、敵対すべきはずのふたりが、惹かれ合う人間同士として命を支え合っている。これ、もう恋人同士でよくないか? 「精神的BL」が決してオーバーな見立てでないことは、その直後にはっきりする。竜崎にデスノートを与えた女性型の死神アーマによる、ある決定的なセリフによって、「三島×竜崎」がまぎれもなく「カップル」であることが断定されるのだ。まさかの“公式”アナウンス。これには本当に驚いた。えーと、これなんの映画でしたっけ?  入口は超大ヒット作品のマニアックな設定をこねくり回した難解な二次創作。しかし出口は耽美でスタイリッシュな精神的BL――という驚愕の結末。副題の「NEW world(新しい世界)」の意味についてしばし考えさせられる、秋の夜長であった。 (文・稲田豊史)