「ASKAはバカ!」「清原はノーセンス!」「壇蜜に会いたい」アノ“お騒がせ男”野村貴仁が年末大放言!!

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 有名人の麻薬スキャンダルが相次いだ2016年。この男も、騒動に巻き込まれる形で脚光を浴びたひとりである。元メジャーリーガー・野村貴仁(47)。2月に髭ぼうぼうのヘルメット姿でテレビの直撃取材を受け、元同僚の清原和博に覚せい剤を渡したことを明かして以来、注目の的に。9月には自伝的暴露本も発売し、大きな波紋を呼んだ。その野村が、激動の1年を振り返りつつ、大谷翔平や清宮幸太郎の将来性、ASKAへのアドバイス、そして自身の近況や恋愛事情などを語り尽くした。  * * * ――清原さんが逮捕された今年の2月以降、高知県にある野村さんのご自宅にマスコミが群がって大変そうでしたが、全部で何社ぐらいの取材を受けましたか? 野村 自分の出たテレビや雑誌を見ないんで、正確な数字は把握できとらんのですよ。でも1日に10社ほど来た日もありますし、随筆家とか野次馬も来たりして、いっときは大変でした。そのほとんどがギャラなんかなく、取材協力いう形でやっとったし、あの時期、本来の仕事(野球の指導)ができなくなったから、稼ぎも減った。ええことなんか何もないです。 ――取材謝礼で大儲けしているのかと思っていたのですが……。 野村 マイナスですよ。せいぜいビールの差し入れがある程度。で、その酒目当てで友人知人がウチに集まって来て、みんなでだらだらビール飲みながら野球の話をして、気付いたら朝、なんてこともよくあって。「もうええ加減、帰ってくださいよ」とお願いしたり(笑)。 ――野村さん自身は、差し入れのビールを飲まなかったんですか? 野村 気ぃつけながら飲んでましたね。缶ビールに細工して覚せい剤を入れられる可能性があるから、ずっと警戒はしてました。 ――缶ビールに細工なんかできるんですか? 野村 小さな穴開けてそっから覚せい剤入れて、ハンダで塞げばええだけのことです。でもね、細工しとっても、見破る方法があるんですよ。僕、握力が強いから、飲む前に缶を思い切り握りしめる。そうすると、細工した缶は(穴を塞いでいたハンダが剥がれて)、そこからプシューッと泡が吹き出るんです。 ――なるほど。しかし、ビールに細工をする人間なんて、いるんですか?
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野村 そりゃ、いっぱいおるでしょ。おかしなことは何回もありましたよ。「あれ? こんなとこにビール置いた記憶ないのに」ってこととか。そういうビールには手をつけず、全部証拠として置いときます。僕、ASKAとは違いますから。全部、証拠を後で「バン!」と出しますから。ASKAはただのバカでしょ。 ――ASKAさんの話は後ほどおうかがいするとして、一連の取材攻勢で一番腹が立ったことを教えてください。 野村 日テレがひどかったです。出すなと言ったのに出しましたからね。あんとき、たまたま掃除中でヘルメットかぶっとって、そろそろヒゲも剃ろうと思っとったところに、取材が来た。しかも「(映像を)出すなよ」と言ったのに、出ちゃって。あれで「バン!」といきましたからね。映像を見た田尾さんが、「この人はよほどのことをしないと治りませんよ」なんて言うてましたけど、僕のスイング、あの人の倍速いですよ。見てください(と言って素振りを披露)。 ――おお、すごい迫力ですね! 野村 僕、高校時代、4割9分8厘、ホームラン25本ですよ。強打者で、強肩で、剛腕。なのに田尾さんは「清原も野村も巨人に行っておかしくなった」とか、ワケわからんことを言う。清原も巨人では勝負どころで打っとるし、僕も抑えとるのに、何を根拠に言っとるのかな、と。アキレス腱、切ったろか! コラ! って思いましたよ。 ――アキレス腱を切る? 野村 僕、学生時代からずっと格闘技の練習しとったから、ローキックが得意なんですよ(と言って実演開始)。スパパパパン! で、パチーン! ですわ。 ――そういえば、この年末に野村さんが格闘家デビューするというプランもありましたね。押尾学さんに対戦のオファーを出したという報道を見ましたが、あの話は結局どうなったのでしょう? 野村 押尾が逃げたんですよ。まぁ出たところで、あんなの100%ノーチャンスですよ。パンパンパン! で終わりです。レノックス・ルイスみたいにね、こうやって(シャドーボクシングを開始)パンパンパン! の数秒で終了です。それに、たかだか○万のギャラじゃ、僕もできんですよ。 ――えっ? 数秒で○万円なら、割のいい仕事じゃないですか! 野村 僕はプロの格闘家を尊敬してますから、素人が人前で試合したらいかん、って思いもあるし。僕はやっぱ、野球の人間ですから。 ――では野球のお話をお聞きしますが、メジャーリーグでの投手経験もある野村さんから見て、二刀流の大谷翔平選手はどうでしょう? まずは「投手・大谷」の評価をお願いします。
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野村 イチローが大谷の話をしたときに、こう言うとったでしょう? 「すごいピッチャーはいくらでも出てくる」と。それを直訳したら、「投手としての大谷はたいしたことない」ってことでしょ。僕の教え子も、こう言うてます。「あんな160キロ、俺でも打てる」と。僕も「おまえ、その意気や!」言うてハッパかけてます。 ――しかし日本のプロ野球では、多くのバッターが大谷投手を打てず、キリキリ舞いになっているのが現状ですよね。 野村 スピードガンのメーターだけ見て物言うたらいかんですよ。大事なんは、セットで動き出してからミットにつくまでのスピードです。伊良部とか大谷みたいなフォームやったら、打者はタイミングを取れるんです。大谷はメジャーやったら通用せんと思います。 ――そうですかね? 野村 あんなもん、僕でも打てます。165キロ出た言うてますけど、あれ、ただのメーターの数字ですから。要するに大谷は、胸張って軌道がよう見えるフォームやから、速くても「空振りを取れんまっすぐ」なんですよ。160キロオーバーの球を投げるピッチャーなんて、向こうにはなんぼでもおる。でも逆に、スピードガンの数字は91マイル(約146キロ)やのに、対戦相手のロッキーズの選手から「体感は96マイル(約154キロ)だ。機械が壊れとるんか」言われる僕みたいなピッチャーもおるわけです。世間はスピードガンの数字だけ見て、大谷、大谷、騒いでますけど、僕は藤浪(晋太郎)や武田(翔太)のほうが上やと思います。 ――「打者・大谷」はいかがでしょう? 野村 日本のピッチャーのインコース攻めが甘いから、今は打ててるだけのこと。僕がピッチャーやったら、「若造コラ! ひっこんどけ!」言うて、大谷の胸元にブラッシュボールを投げますよ。江夏さんも言うてました。「肝のすわった投手が現れたら、大谷は打てなくなる」と。その通りやと思いますね。投打ともにそんな感じやから、メジャーで二刀流なんて甘いですよ。 ――では、早実の清宮幸太郎選手のことはどう思いますか? 野村 あれは論外でしょ。こんなこと(腕をクネクネ)して、足まであんなに上げとったら、僕がピッチャーやったら、足が地面つく前にボールがミットについてますよ(笑)。 ――野村さんの著書『再生』(KADOKAWA)にも書いてありましたが、プロ入り前の清原さんを見て「ノーセンスのバッター」と言い切り、プロ入り後も実際、20打数3安打とカモにしていた野村さんが言うのだから、説得力はありますね。
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野村 清原はノーセンス! 野球でもケンカでも負ける気はしません。とはいえ、サヨナラヒットやサヨナラホームランの数は歴代最多でしょ? ピッチャーに勝ち星をもたらしたところはリスペクトしとるよ。 ――『再生』では、清原さんとの覚せい剤をめぐる生々しいやりとりも明かされていましたが、2006年、自身も覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された野村さんから見て、最近のASKAさんの言動はいかがでしょう? 野村 アカウントが乗っ取られたとか、そんなの当たり前でしょ? 電話あるでしょ、携帯電話。あれ、電源つけただけで、よそから中を見られますから。 ――そうなんですか? 野村 ワイヤレスであるじゃないですか。僕、大企業に務めとったこともあるからわかるんです。大事な会議はパソコンを使わず、電波が入らん部屋で、全部紙でやりますから。 ――企業秘密を盗もうとする動機はまだわかるのですが、誰が何の目的で個人の携帯やパソコンを覗くのでしょう? 警察の捜査目的ですか? それとも「ギフハブ」の仕業ですか? 野村 まぁなんにせよ、ASKAも盗聴が心配やったら、業者を呼んだらええやないですか。 ――盗聴器発見の業者ですか? 野村 そう。カネ持ってるんやから、専門の業者に調べてもらったらええんですよ。 ――確かにそれは名案かもしれませんね。でもASKAさんはうっかり警察に調査を依頼してしまい、言動が怪しかったため、尿検査を求められてしまいました。 野村 いっぺん捕まると3年はマークされるんです。僕も社会復帰してから20回ほど、尿検されてますから。泥棒に入られて警察を呼ぶじゃないですか。そうすると、尿検をやらされるんですよ。 ――お茶を入れたりは?
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野村 お茶なんか(と言って首を横に振る)。僕は3年前に8人でガサ入れが来たので、「動くな!」と警察を止めましたよ。体調悪くて2週間寝とったから、覚せい剤なんか出るはずないし、(警察に覚せい剤を)勝手に置かれたらいかんから。「どうして来たんや? ちゃんと内偵したんか? もし尿から出たら腹切って死ぬから」と言いました。実際、なんも出とらんから捕まってないわけです。 ――自著のタイトル通り、「再生」を果たしたと。 野村 はい。ただし、気は抜けませんよ。自分がどんだけしっかりしとっても、誘惑や罠があるから、いろいろと注意せないかんのです。 ――それでは、近況をお尋ねします。あの家に、現在もお住まいですか? 野村 まだあそこに住んでます。今は雰囲気が変わりましたけどね。 ――掃除して綺麗になったんですか? 野村 綺麗にはなってませんが、いろいろ変わりましたよ。最近やっとテレビも入れましたし。 ――テレビではどんな番組を見ますか? 野村 NHKしか見ないです。バラエティーとかは見ないですね。 ――家では何をしていることが多いですか? 野村 YouTubeを見ることが多いですね。昔の野球を見て勉強したり、ええ若手選手に目をつけたり、格闘技の試合を見たり。 ――カラオケはお好きですか? オハコがあったら教えてください。 野村 強いて言うなら、「夜明けのスターライト」ですかね。あの「ロンリーチャップリン」の鈴木さんが歌っとる曲。でも、全然上手くないですよ。音感ないし、覚えられんもん。最近の曲は全然ですね。ゲスのなんとか言われても、「なんやそれ?」やもん。 ――テレビに出た影響で、女性からモテるようになったのでは?
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野村 捕まったときから、「女性には気をつけとかないかんぞ」と知人に何度も言われてますから、気ぃつけてます。 ――言い寄られても、相手にしない? 野村 実際、変な女から電話かかってきたりもしましたよ。電話に出たらその女、「私の家に来んといてください」言うんです。 ――「私の家に来てください」ならわかるのですが、「来んといてください」ですか? 意味不明ですね。その女は何者ですか? 野村 さぁ。突然ファンになったんやないですか(笑)。こっちが下手なことしゃべったら、ストーカーみたいに思われるから、ヤバいと思った。録音されて、そこだけ流されたらいかんから。 ――なるほど。「来んといてください」の前後の会話をうまく切り取れば、「野村さんに付きまとわれて困っている女」というストーリーに仕立て上げることもできますからね。 野村 その女、手紙も送ってきてですね……。小学生が書くようなヘタクソな字で。写真もあったんですが、顔も……。だいたい僕のファンって時点で、イヤなんですよ。ハハハ。 ――ファンには手を出さない主義ですか? 野村 だいたい女性からハメられることが多いじゃないですか。だから、ノーサンキューです。 ――今現在、恋人や、好きな女性は? 野村 いないです。女性とは十何年、やってません。 ――興味がないんですか? それとも飽きてしまった? 野村 興味ないゆうか……(照れ笑い)、その体力もないし。飽きたこともないけど……気ぃつけとかないかんな、と。まぁ「女とやってない」いうんは、「クスリもやってない」いうことを遠回しに言うとるんですけどね。 ――今、一番会いたい人は?
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野村 う~ん………(長考中、友人でありマネジャー的なことをしている男性が会話に加わってくる)。 男性 おるでしょ。壇蜜さん! 貴仁、壇蜜さんのこと、全然知らんかったんよね。でも最近知って、最初は中国人やと思っとったみたいやけど、秋田の人やと知ってな。ほんでな。 野村 いらんこと言うな!(笑) ――壇蜜さんは「年上で、ちょっと不器用な男性が好き」らしいですから、ノーチャンスではないのでは? 野村 いやいやいや(と言って照れる)。女といえば、腹立つのは、誰やったかな。神スイングの……。 男性 稲村亜美さんか? 野村 そう、稲村亜美。あの子、何が神スイングや。俺のは稲妻スイングや! これ、ゲイリー・シェフィールドと俺しかできんって。振った瞬間、終わるんは!(と叫んで稲妻スイングを披露) 男性 そういやダレノガレ明美さんのことも、なんか言うとったな。 野村 あの子は、センスあるよ。ええフォームしとる。でも、武井壮の球なんか、俺でも簡単に打てる! あんなん、いくら練習しても無駄! 前に頭が入るから、ボールの軌道が丸見えや。武井壮より、ダレノガレのほうがセンスは上! 武井壮は、いくら160キロ出ても論外。ノーセンスです。 ――野村さんは本当に野球が大好きなんですね(笑)。来年の抱負を教えてください。 野村 ええ選手をたくさん発掘して、育てたいですね。YouTubeとかでええ選手を見つけたら、実際見に行って確認して、手紙出して、返事が来たら教えます。「野村さんに教わるようになったら打てるようになった」言う教え子も多いんですよ。「思い切り下から振り回せ! コンパクトに!」と教えたら、「場外まで飛ぶようになりました」って。 ――打撃も教えるんですか。 野村 高校時代、イチローはホームラン19本やろ。田淵さんは8本やろ。俺は25本や! ――とにかく来年は、本業である野球指導に重きを置く、と。 野村 ただ、あんま表立って行動できんのですよ。最近は表をウロウロしとると、いろんな人から声かけられるようにもなったし。 ――ただでさえ顔が売れている野村さんが、そんな真っ赤な服を着て歩いていたら、そりゃ目立つでしょう。 野村 これは一応、格闘家のベニー・ユキーデに憧れて買った服なんですけどね……。 ――最後の質問です。将来の夢は? 野村 スピードガンをやめさせたいですね。あれ、ただのメーターですから。数字は関係ない。見て速かったら、それがすべてや!  * * *  スピード(覚せい剤)をやめた後は、スピードガンをやめさせる――。セットアッパーから「ストッパー」に転向し、引退後も戦い続ける野村なのであった。 (取材・文=岡林敬太/撮影=尾藤能暢) ●のむら・たかひと 1969年高知県生まれ。高岡高校宇佐分校から三菱重工三原を経て、ドラフト3位でオリックス入団。169cmと小柄ながら速球の左腕として活躍。95、96年にはリーグ優勝に貢献。特に96年の日本シリーズでは、巨人の松井秀喜選手のバットを二度へし折って抑えた。96、97年オールスター選出。98年にトレードで巨人へ移籍。その後メジャーリーグのブルワーズへ。日本ハムなどをへて引退。引退後の06年10月、覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決。現在は新しい生活に向けて動き出している。 ●『再生』 「なめとんのか、この野郎!」強気のピッチングに球場が沸く。現役時代、絶対的なセットアッパーとして両リーグで優勝、日本一にも貢献した。「野球を面白いと感じたことは一度もない」という厳しいプロの世界。栄光、悲哀、クスリ、逮捕、そして……。波瀾の半生をありのままに語り、新たな一歩を踏み出す。 出版社:KADOKAWA
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「ASKAはバカ!」「清原はノーセンス!」「壇蜜に会いたい」アノ“お騒がせ男”野村貴仁が年末大放言!!

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 有名人の麻薬スキャンダルが相次いだ2016年。この男も、騒動に巻き込まれる形で脚光を浴びたひとりである。元メジャーリーガー・野村貴仁(47)。2月に髭ぼうぼうのヘルメット姿でテレビの直撃取材を受け、元同僚の清原和博に覚せい剤を渡したことを明かして以来、注目の的に。9月には自伝的暴露本も発売し、大きな波紋を呼んだ。その野村が、激動の1年を振り返りつつ、大谷翔平や清宮幸太郎の将来性、ASKAへのアドバイス、そして自身の近況や恋愛事情などを語り尽くした。  * * * ――清原さんが逮捕された今年の2月以降、高知県にある野村さんのご自宅にマスコミが群がって大変そうでしたが、全部で何社ぐらいの取材を受けましたか? 野村 自分の出たテレビや雑誌を見ないんで、正確な数字は把握できとらんのですよ。でも1日に10社ほど来た日もありますし、随筆家とか野次馬も来たりして、いっときは大変でした。そのほとんどがギャラなんかなく、取材協力いう形でやっとったし、あの時期、本来の仕事(野球の指導)ができなくなったから、稼ぎも減った。ええことなんか何もないです。 ――取材謝礼で大儲けしているのかと思っていたのですが……。 野村 マイナスですよ。せいぜいビールの差し入れがある程度。で、その酒目当てで友人知人がウチに集まって来て、みんなでだらだらビール飲みながら野球の話をして、気付いたら朝、なんてこともよくあって。「もうええ加減、帰ってくださいよ」とお願いしたり(笑)。 ――野村さん自身は、差し入れのビールを飲まなかったんですか? 野村 気ぃつけながら飲んでましたね。缶ビールに細工して覚せい剤を入れられる可能性があるから、ずっと警戒はしてました。 ――缶ビールに細工なんかできるんですか? 野村 小さな穴開けてそっから覚せい剤入れて、ハンダで塞げばええだけのことです。でもね、細工しとっても、見破る方法があるんですよ。僕、握力が強いから、飲む前に缶を思い切り握りしめる。そうすると、細工した缶は(穴を塞いでいたハンダが剥がれて)、そこからプシューッと泡が吹き出るんです。 ――なるほど。しかし、ビールに細工をする人間なんて、いるんですか?
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野村 そりゃ、いっぱいおるでしょ。おかしなことは何回もありましたよ。「あれ? こんなとこにビール置いた記憶ないのに」ってこととか。そういうビールには手をつけず、全部証拠として置いときます。僕、ASKAとは違いますから。全部、証拠を後で「バン!」と出しますから。ASKAはただのバカでしょ。 ――ASKAさんの話は後ほどおうかがいするとして、一連の取材攻勢で一番腹が立ったことを教えてください。 野村 日テレがひどかったです。出すなと言ったのに出しましたからね。あんとき、たまたま掃除中でヘルメットかぶっとって、そろそろヒゲも剃ろうと思っとったところに、取材が来た。しかも「(映像を)出すなよ」と言ったのに、出ちゃって。あれで「バン!」といきましたからね。映像を見た田尾さんが、「この人はよほどのことをしないと治りませんよ」なんて言うてましたけど、僕のスイング、あの人の倍速いですよ。見てください(と言って素振りを披露)。 ――おお、すごい迫力ですね! 野村 僕、高校時代、4割9分8厘、ホームラン25本ですよ。強打者で、強肩で、剛腕。なのに田尾さんは「清原も野村も巨人に行っておかしくなった」とか、ワケわからんことを言う。清原も巨人では勝負どころで打っとるし、僕も抑えとるのに、何を根拠に言っとるのかな、と。アキレス腱、切ったろか! コラ! って思いましたよ。 ――アキレス腱を切る? 野村 僕、学生時代からずっと格闘技の練習しとったから、ローキックが得意なんですよ(と言って実演開始)。スパパパパン! で、パチーン! ですわ。 ――そういえば、この年末に野村さんが格闘家デビューするというプランもありましたね。押尾学さんに対戦のオファーを出したという報道を見ましたが、あの話は結局どうなったのでしょう? 野村 押尾が逃げたんですよ。まぁ出たところで、あんなの100%ノーチャンスですよ。パンパンパン! で終わりです。レノックス・ルイスみたいにね、こうやって(シャドーボクシングを開始)パンパンパン! の数秒で終了です。それに、たかだか○万のギャラじゃ、僕もできんですよ。 ――えっ? 数秒で○万円なら、割のいい仕事じゃないですか! 野村 僕はプロの格闘家を尊敬してますから、素人が人前で試合したらいかん、って思いもあるし。僕はやっぱ、野球の人間ですから。 ――では野球のお話をお聞きしますが、メジャーリーグでの投手経験もある野村さんから見て、二刀流の大谷翔平選手はどうでしょう? まずは「投手・大谷」の評価をお願いします。
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野村 イチローが大谷の話をしたときに、こう言うとったでしょう? 「すごいピッチャーはいくらでも出てくる」と。それを直訳したら、「投手としての大谷はたいしたことない」ってことでしょ。僕の教え子も、こう言うてます。「あんな160キロ、俺でも打てる」と。僕も「おまえ、その意気や!」言うてハッパかけてます。 ――しかし日本のプロ野球では、多くのバッターが大谷投手を打てず、キリキリ舞いになっているのが現状ですよね。 野村 スピードガンのメーターだけ見て物言うたらいかんですよ。大事なんは、セットで動き出してからミットにつくまでのスピードです。伊良部とか大谷みたいなフォームやったら、打者はタイミングを取れるんです。大谷はメジャーやったら通用せんと思います。 ――そうですかね? 野村 あんなもん、僕でも打てます。165キロ出た言うてますけど、あれ、ただのメーターの数字ですから。要するに大谷は、胸張って軌道がよう見えるフォームやから、速くても「空振りを取れんまっすぐ」なんですよ。160キロオーバーの球を投げるピッチャーなんて、向こうにはなんぼでもおる。でも逆に、スピードガンの数字は91マイル(約146キロ)やのに、対戦相手のロッキーズの選手から「体感は96マイル(約154キロ)だ。機械が壊れとるんか」言われる僕みたいなピッチャーもおるわけです。世間はスピードガンの数字だけ見て、大谷、大谷、騒いでますけど、僕は藤浪(晋太郎)や武田(翔太)のほうが上やと思います。 ――「打者・大谷」はいかがでしょう? 野村 日本のピッチャーのインコース攻めが甘いから、今は打ててるだけのこと。僕がピッチャーやったら、「若造コラ! ひっこんどけ!」言うて、大谷の胸元にブラッシュボールを投げますよ。江夏さんも言うてました。「肝のすわった投手が現れたら、大谷は打てなくなる」と。その通りやと思いますね。投打ともにそんな感じやから、メジャーで二刀流なんて甘いですよ。 ――では、早実の清宮幸太郎選手のことはどう思いますか? 野村 あれは論外でしょ。こんなこと(腕をクネクネ)して、足まであんなに上げとったら、僕がピッチャーやったら、足が地面つく前にボールがミットについてますよ(笑)。 ――野村さんの著書『再生』(KADOKAWA)にも書いてありましたが、プロ入り前の清原さんを見て「ノーセンスのバッター」と言い切り、プロ入り後も実際、20打数3安打とカモにしていた野村さんが言うのだから、説得力はありますね。
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野村 清原はノーセンス! 野球でもケンカでも負ける気はしません。とはいえ、サヨナラヒットやサヨナラホームランの数は歴代最多でしょ? ピッチャーに勝ち星をもたらしたところはリスペクトしとるよ。 ――『再生』では、清原さんとの覚せい剤をめぐる生々しいやりとりも明かされていましたが、2006年、自身も覚せい剤取締法違反の疑いで逮捕された野村さんから見て、最近のASKAさんの言動はいかがでしょう? 野村 アカウントが乗っ取られたとか、そんなの当たり前でしょ? 電話あるでしょ、携帯電話。あれ、電源つけただけで、よそから中を見られますから。 ――そうなんですか? 野村 ワイヤレスであるじゃないですか。僕、大企業に務めとったこともあるからわかるんです。大事な会議はパソコンを使わず、電波が入らん部屋で、全部紙でやりますから。 ――企業秘密を盗もうとする動機はまだわかるのですが、誰が何の目的で個人の携帯やパソコンを覗くのでしょう? 警察の捜査目的ですか? それとも「ギフハブ」の仕業ですか? 野村 まぁなんにせよ、ASKAも盗聴が心配やったら、業者を呼んだらええやないですか。 ――盗聴器発見の業者ですか? 野村 そう。カネ持ってるんやから、専門の業者に調べてもらったらええんですよ。 ――確かにそれは名案かもしれませんね。でもASKAさんはうっかり警察に調査を依頼してしまい、言動が怪しかったため、尿検査を求められてしまいました。 野村 いっぺん捕まると3年はマークされるんです。僕も社会復帰してから20回ほど、尿検されてますから。泥棒に入られて警察を呼ぶじゃないですか。そうすると、尿検をやらされるんですよ。 ――お茶を入れたりは?
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野村 お茶なんか(と言って首を横に振る)。僕は3年前に8人でガサ入れが来たので、「動くな!」と警察を止めましたよ。体調悪くて2週間寝とったから、覚せい剤なんか出るはずないし、(警察に覚せい剤を)勝手に置かれたらいかんから。「どうして来たんや? ちゃんと内偵したんか? もし尿から出たら腹切って死ぬから」と言いました。実際、なんも出とらんから捕まってないわけです。 ――自著のタイトル通り、「再生」を果たしたと。 野村 はい。ただし、気は抜けませんよ。自分がどんだけしっかりしとっても、誘惑や罠があるから、いろいろと注意せないかんのです。 ――それでは、近況をお尋ねします。あの家に、現在もお住まいですか? 野村 まだあそこに住んでます。今は雰囲気が変わりましたけどね。 ――掃除して綺麗になったんですか? 野村 綺麗にはなってませんが、いろいろ変わりましたよ。最近やっとテレビも入れましたし。 ――テレビではどんな番組を見ますか? 野村 NHKしか見ないです。バラエティーとかは見ないですね。 ――家では何をしていることが多いですか? 野村 YouTubeを見ることが多いですね。昔の野球を見て勉強したり、ええ若手選手に目をつけたり、格闘技の試合を見たり。 ――カラオケはお好きですか? オハコがあったら教えてください。 野村 強いて言うなら、「夜明けのスターライト」ですかね。あの「ロンリーチャップリン」の鈴木さんが歌っとる曲。でも、全然上手くないですよ。音感ないし、覚えられんもん。最近の曲は全然ですね。ゲスのなんとか言われても、「なんやそれ?」やもん。 ――テレビに出た影響で、女性からモテるようになったのでは?
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野村 捕まったときから、「女性には気をつけとかないかんぞ」と知人に何度も言われてますから、気ぃつけてます。 ――言い寄られても、相手にしない? 野村 実際、変な女から電話かかってきたりもしましたよ。電話に出たらその女、「私の家に来んといてください」言うんです。 ――「私の家に来てください」ならわかるのですが、「来んといてください」ですか? 意味不明ですね。その女は何者ですか? 野村 さぁ。突然ファンになったんやないですか(笑)。こっちが下手なことしゃべったら、ストーカーみたいに思われるから、ヤバいと思った。録音されて、そこだけ流されたらいかんから。 ――なるほど。「来んといてください」の前後の会話をうまく切り取れば、「野村さんに付きまとわれて困っている女」というストーリーに仕立て上げることもできますからね。 野村 その女、手紙も送ってきてですね……。小学生が書くようなヘタクソな字で。写真もあったんですが、顔も……。だいたい僕のファンって時点で、イヤなんですよ。ハハハ。 ――ファンには手を出さない主義ですか? 野村 だいたい女性からハメられることが多いじゃないですか。だから、ノーサンキューです。 ――今現在、恋人や、好きな女性は? 野村 いないです。女性とは十何年、やってません。 ――興味がないんですか? それとも飽きてしまった? 野村 興味ないゆうか……(照れ笑い)、その体力もないし。飽きたこともないけど……気ぃつけとかないかんな、と。まぁ「女とやってない」いうんは、「クスリもやってない」いうことを遠回しに言うとるんですけどね。 ――今、一番会いたい人は?
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野村 う~ん………(長考中、友人でありマネジャー的なことをしている男性が会話に加わってくる)。 男性 おるでしょ。壇蜜さん! 貴仁、壇蜜さんのこと、全然知らんかったんよね。でも最近知って、最初は中国人やと思っとったみたいやけど、秋田の人やと知ってな。ほんでな。 野村 いらんこと言うな!(笑) ――壇蜜さんは「年上で、ちょっと不器用な男性が好き」らしいですから、ノーチャンスではないのでは? 野村 いやいやいや(と言って照れる)。女といえば、腹立つのは、誰やったかな。神スイングの……。 男性 稲村亜美さんか? 野村 そう、稲村亜美。あの子、何が神スイングや。俺のは稲妻スイングや! これ、ゲイリー・シェフィールドと俺しかできんって。振った瞬間、終わるんは!(と叫んで稲妻スイングを披露) 男性 そういやダレノガレ明美さんのことも、なんか言うとったな。 野村 あの子は、センスあるよ。ええフォームしとる。でも、武井壮の球なんか、俺でも簡単に打てる! あんなん、いくら練習しても無駄! 前に頭が入るから、ボールの軌道が丸見えや。武井壮より、ダレノガレのほうがセンスは上! 武井壮は、いくら160キロ出ても論外。ノーセンスです。 ――野村さんは本当に野球が大好きなんですね(笑)。来年の抱負を教えてください。 野村 ええ選手をたくさん発掘して、育てたいですね。YouTubeとかでええ選手を見つけたら、実際見に行って確認して、手紙出して、返事が来たら教えます。「野村さんに教わるようになったら打てるようになった」言う教え子も多いんですよ。「思い切り下から振り回せ! コンパクトに!」と教えたら、「場外まで飛ぶようになりました」って。 ――打撃も教えるんですか。 野村 高校時代、イチローはホームラン19本やろ。田淵さんは8本やろ。俺は25本や! ――とにかく来年は、本業である野球指導に重きを置く、と。 野村 ただ、あんま表立って行動できんのですよ。最近は表をウロウロしとると、いろんな人から声かけられるようにもなったし。 ――ただでさえ顔が売れている野村さんが、そんな真っ赤な服を着て歩いていたら、そりゃ目立つでしょう。 野村 これは一応、格闘家のベニー・ユキーデに憧れて買った服なんですけどね……。 ――最後の質問です。将来の夢は? 野村 スピードガンをやめさせたいですね。あれ、ただのメーターですから。数字は関係ない。見て速かったら、それがすべてや!  * * *  スピード(覚せい剤)をやめた後は、スピードガンをやめさせる――。セットアッパーから「ストッパー」に転向し、引退後も戦い続ける野村なのであった。 (取材・文=岡林敬太/撮影=尾藤能暢) ●のむら・たかひと 1969年高知県生まれ。高岡高校宇佐分校から三菱重工三原を経て、ドラフト3位でオリックス入団。169cmと小柄ながら速球の左腕として活躍。95、96年にはリーグ優勝に貢献。特に96年の日本シリーズでは、巨人の松井秀喜選手のバットを二度へし折って抑えた。96、97年オールスター選出。98年にトレードで巨人へ移籍。その後メジャーリーグのブルワーズへ。日本ハムなどをへて引退。引退後の06年10月、覚せい剤取締法違反で逮捕され、懲役1年6月執行猶予3年の有罪判決。現在は新しい生活に向けて動き出している。 ●『再生』 「なめとんのか、この野郎!」強気のピッチングに球場が沸く。現役時代、絶対的なセットアッパーとして両リーグで優勝、日本一にも貢献した。「野球を面白いと感じたことは一度もない」という厳しいプロの世界。栄光、悲哀、クスリ、逮捕、そして……。波瀾の半生をありのままに語り、新たな一歩を踏み出す。 出版社:KADOKAWA
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『SMAP×SMAP』最終回が、まるで追悼番組! 時代錯誤の“キムタクタブー”には一切触れず

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フジテレビ公式サイトより
 26日放送の『SMAP×SMAP』最終回の平均視聴率は、第1部(18時30分~19時)が14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(19時~22時)が17.4%、第3部(22時~23時18分)が23.1%。唯一の撮り下ろし映像である「世界に一つだけの花」の歌唱シーンでは、瞬間最高視聴率27.4%を記録。歌い終わった中居正広が、背を向けたまま涙を拭う瞬間だった。 「当初予定していたフィギュア全日本選手権『オールジャパンメダリスト・オン・アイス2016』を深夜に移してまで、5時間弱もの大枠を確保したフジですが、メンバーの生出演はなく、ほぼ総集編。西山喜久恵アナが時折登場し、おごそかにファンのファクスを読む姿や、ラストで無数の花に囲まれてSMAPが歌う様子は、まるで故人をしのぶ追悼番組か、生前葬のようでした」(テレビ誌記者)  番組では、時系列でSMAPの歩みを振り返る中、2001年に稲垣吾郎が公務執行妨害と道路交通法違反で現行犯逮捕された事件や、09年に草なぎ剛が公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された事柄(共に不起訴)にも触れ、当時のニュース映像や、謝罪会見の模様などを放送。SMAPの紆余曲折を演出した形だが、一方で、木村のタブーについては、最後まで触れられなかった。 「ジャニーズ事務所が揉み消した中居正広の堕胎騒動や、その他の細かいスキャンダルは触れられないとしても、木村拓哉の結婚について最後まで触れなかったのは、異様としか言いようがない。木村は00年に記者会見を開き、当時妊娠4カ月だった工藤静香との“デキ婚”を報告。本人は、自身のラジオ番組で、静香に指輪を渡したエピソードを語るなど隠す様子はなかったが、なぜかその後、結婚の事実に触れること自体が芸能界のタブーとなってしまった。ジャニーズ事務所は今や、少年隊の東山紀之や、V6の井ノ原快彦、TOKIO・国分太一など、“イクメン”アピールをしているタレントも増えている。木村の結婚がいつまでもタブー扱いなのは、時代錯誤に思えてなりません」(同)  また、時系列で辿った同番組の総集編は、14年7月放送の『FNS27時間テレビ』の映像で終了。“分裂・独立騒動”を発端に不仲などが騒がれた今年については、一切振り返らなかった。 「1月に『SMAP×SMAP』内で生放送された謝罪会見が、まるでなかったかのような総集編。メンバーが最後の挨拶をすることもなく、結局、ファンが望んでいたことは、ジャニーズ事務所の手でことごとく阻止されてしまった」(同)  フジがジャニーズ事務所の言いなりであることばかりが、ひしひしと伝わってきた『SMAP×SMAP』最終回。あまりに悲しい幕引きに、ファンの心情を慮るばかりだ。

『SMAP×SMAP』最終回が、まるで追悼番組! 時代錯誤の“キムタクタブー”には一切触れず

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フジテレビ公式サイトより
 26日放送の『SMAP×SMAP』最終回の平均視聴率は、第1部(18時30分~19時)が14.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)、第2部(19時~22時)が17.4%、第3部(22時~23時18分)が23.1%。唯一の撮り下ろし映像である「世界に一つだけの花」の歌唱シーンでは、瞬間最高視聴率27.4%を記録。歌い終わった中居正広が、背を向けたまま涙を拭う瞬間だった。 「当初予定していたフィギュア全日本選手権『オールジャパンメダリスト・オン・アイス2016』を深夜に移してまで、5時間弱もの大枠を確保したフジですが、メンバーの生出演はなく、ほぼ総集編。西山喜久恵アナが時折登場し、おごそかにファンのファクスを読む姿や、ラストで無数の花に囲まれてSMAPが歌う様子は、まるで故人をしのぶ追悼番組か、生前葬のようでした」(テレビ誌記者)  番組では、時系列でSMAPの歩みを振り返る中、2001年に稲垣吾郎が公務執行妨害と道路交通法違反で現行犯逮捕された事件や、09年に草なぎ剛が公然わいせつ容疑で現行犯逮捕された事柄(共に不起訴)にも触れ、当時のニュース映像や、謝罪会見の模様などを放送。SMAPの紆余曲折を演出した形だが、一方で、木村のタブーについては、最後まで触れられなかった。 「ジャニーズ事務所が揉み消した中居正広の堕胎騒動や、その他の細かいスキャンダルは触れられないとしても、木村拓哉の結婚について最後まで触れなかったのは、異様としか言いようがない。木村は00年に記者会見を開き、当時妊娠4カ月だった工藤静香との“デキ婚”を報告。本人は、自身のラジオ番組で、静香に指輪を渡したエピソードを語るなど隠す様子はなかったが、なぜかその後、結婚の事実に触れること自体が芸能界のタブーとなってしまった。ジャニーズ事務所は今や、少年隊の東山紀之や、V6の井ノ原快彦、TOKIO・国分太一など、“イクメン”アピールをしているタレントも増えている。木村の結婚がいつまでもタブー扱いなのは、時代錯誤に思えてなりません」(同)  また、時系列で辿った同番組の総集編は、14年7月放送の『FNS27時間テレビ』の映像で終了。“分裂・独立騒動”を発端に不仲などが騒がれた今年については、一切振り返らなかった。 「1月に『SMAP×SMAP』内で生放送された謝罪会見が、まるでなかったかのような総集編。メンバーが最後の挨拶をすることもなく、結局、ファンが望んでいたことは、ジャニーズ事務所の手でことごとく阻止されてしまった」(同)  フジがジャニーズ事務所の言いなりであることばかりが、ひしひしと伝わってきた『SMAP×SMAP』最終回。あまりに悲しい幕引きに、ファンの心情を慮るばかりだ。

安藤美姫、ハビエルとの“ラブラブ聖夜”写真にアンチ絶句! 「娘はどうした?」と炎上

 プロフィギュアスケーターの安藤美姫が12月26日、交際中のプロフィギュアスケート選手、ハビエル・フェルナンデスとのツーショットを公開した。かねてから、安藤がSNS上で繰り広げる交際アピールについては、「うっとうしい」「誰に自慢してるの?」などとネット上で反感を買ってきたが、今回もまたブーイングにさらされている。

 安藤はTwitterとインスタグラムに、クリスマスツリーを背景にハビエルと身を寄せ合っている写真を投稿。2人はクリスマスを一緒に過ごしたようで、安藤はインスタグラムに「I have the sweet Christmas with my love in Spain」(私はスペインで恋人と楽しいクリスマスを過ごしている)というコメントも残している。

「海外において、クリスマスは恋人よりも家族と過ごす日だといわれていることもあり、安藤に対して、『いや、子どもはどうしたの?』『娘そっちのけで、恋人とラブラブアピールとか痛すぎるでしょ』『2人きりでスイートクリスマスって、浮かれすぎて痛い』といった批判の声が集まっています」(芸能ライター)

 安藤は2013年の記者会見で、安全のために子どもの顔出しは避けたいと発言したことがあった。

「その後、SNSで自ら娘の写真を上げるようになりましたが、できるだけ顔が写らないように配慮しているようです。今回も、もしかしたら娘を含む3人でクリスマスを過ごしたのかもしれませんが、写真だけでなく、娘に関する記述も一切なかったことから、ネットユーザーに『娘をないがしろにしている』と受け止められてしまったのでは。もともとアンチの多い安藤だけに、小さなことでも攻撃されやすいんでしょうね」(同)

 「既成事実を作ってるみたい」といわれるほど、SNSでハビエルとの恋人アピールを繰り返している安藤だが、同時にアンチをも増やし続けてしまっているようだ。

セクハラ野次の塩村あやか議員が語る、オジサン議員の裏側「都議会は“学級崩壊”状態だった」

 「早く結婚したほうがいいんじゃないか?」「まずは自分が産んでから!」など、2014年6月の都議会でとんでもない「セクハラ野次」を浴びた塩村あやかさんが、『女性政治家のリアル』(イースト新書)を上梓した。塩村さんといえば、『恋のから騒ぎ』(日本テレビ系)への出演、タレント活動、放送作家などを経て、13年に東京都議会議員へと転身した異色の経歴の持ち主。また、就職氷河期の“ロスジェネ世代”で、非正規雇用で社会に出て、女性、ひとり会派と、超マイノリティな政治家でもある。

 そんな塩村さんに、「セクハラ野次」はなぜ起こったのか? そして、都議会と政治の世界について聞いた。

■みなさんが意見を言うことで、政治を動かしていく

――『女性政治家のリアル』を出版された経緯を教えてください。

塩村あやかさん(以下、塩村) 1年以上前に出版のお話をいただき、編集者さんと内容を決め、原稿を書きました。都議会議員選挙(17年7月)直前に出すと、バタバタしてしまい、あまりよくないと思ったので、何事もない平和な時にと、16年10月に発売日を設定していました。そうしたら舛添(要一)さんの騒動が起きて、本当は都政の仕事も落ち着いたタイミングを狙ったつもりが、小池百合子都知事誕生の大騒動のさなかになってしまいました(笑)。

――偶然のタイミングなんですね。それにしても、なぜ順調だった放送作家のお仕事を捨て、政治家の道へと進もうと思われたのでしょうか?

塩村 切実に「世の中を変えたい」という気持ちがあったからです。長年、動物愛護活動をしているのですが、日本では年間10万頭もの犬や猫が殺処分されている現実をどうにかしたかった。それから、いつか子どもを産んでも、フリーランスの放送作家だと、保育園に預けられないかもしれない、そうしたら仕事が続けられないといった、当事者世代だからこそ身近に感じる現実にも直面しました。そのサポートがダイレクトにできるのは、政治の世界だと思い、飛び込みました。

 政治家になる前に、元議員のある有名な先生にそのことをお話ししたら、「放送作家のほうが世の中を変えられるよ。政治の世界は、なかなか変えられるものではない」とおっしゃったんですね。当時は、それもおかしな話だと思ったんですが、3年半たった今は、その意味もわかります。政治の世界は、ものすごく歩みが遅くて、悪いほうに一気に変わらないように、安全に安全を重ねた仕組みになっているので、緊急性をもってやらないといけないことへの対応が遅れてしまっている気がしています。

――動きが遅いのですね。子どもを保育園に預けられなくて、今も困っている女性が大勢いると思います。どうすれば、早く前へ進むようになると思いますか?

塩村 政治を動かすのは、みなさんでしかないんですよ。政治の世界には民意を反映する、というところがあるので、世論をつくるしかない。「保育園落ちた日本死ね!!!」というブログが大きな話題になりましたが、あのような世論を喚起する騒動がないと、政治の世界では物事がなかなか前へ進まないんですね。政治は少し遅れながら動いている部分があるので、そのスピードを速めるには、みなさんが意見を言うことで、政治を動かしていくことが必要です。

 例えば、ウェブニュースなどを読んで、おかしいなと感じたことがあれば、「これ、マジやばい」とつぶやいてみる。そのちょっとしたつぶやきが、何万人にも拡散されると、変わっていきます。

 でも、あまりにも拡散すると一気に叩かれちゃうから、書いた人は二度と言わなくなる。それに、あまりやりすぎると、「コイツは左翼だ」と言われ、ネットの住民に叩かれるので、少しずつコツコツと。私は、すでにぼっこぼこに叩かれているけれども、叩かれたら勲章ぐらいに思って、社会を底上げするような応援をしてほしいですね。

■怒られるから、野次は言っちゃいけない!?

――「セクハラ野次」についてお伺いします。議会の一般質問で、不妊治療に関する質問をしている時に、「早く結婚したほうがいいんじゃないか?」「まずは自分が産んでから!」といった、とんでもない野次が飛び交っていました。どんな思いで質問を続けていたのか教えてください。

塩村 当時は、議員になってまだ1年たっていない時だったので、純粋な気持ちでやっていたんですけれど、こりゃひどいと思いました。今はもう、こんな人たちが議員であることがわかっているので、当時のように思わないでしょうが、あの時は聞いているうちに落胆するし、悲しくなるし、何より相談してくれた人たちの顔が浮かぶわけです。

 「不妊治療の末に子どもを授かった」とか、「今、不妊治療しています」とか、そういう方々の代表で立っているのに、目の前には「早く結婚したほうがいいんじゃないか?」「まずは自分が産んでから!」と言って、ギャーギャー笑っている人たちがいる。もう学級崩壊となんら変わらない状態ですよ。このおじさんたちに何を言っても無駄だ、という絶望感、怒りと悲しみで、声が上ずりました。

――女性という理由で、あれほど野次が飛んだのでしょうか?

塩村 それもありますし、議会には「小さい会派には何を言ってもいい」「強い者が弱い者をいじめてよし」みたいな風土があるんですよね。私はこれを“逆カースト制度”と呼んでいます。数が少ないほうが虐げられるんです。あの野次には権力闘争みたいな面もあって、「自分は他の会派を牽制しているんだ」と、先輩へのアピールになる。だから、自分をアピールする手段にしていたんだと思います。

――ひどい話ですね。その後、ちゃんと謝りに来てもらえたのですか?

塩村 議会が終わった直後、幹部クラスではないにしろ、同期くらいの議員から「ウチの会派が悪かったね」と、ひと言ぐらい謝りに来ると思っていたら、来なかった。来たのは、「謝りに来ました?」と確認しにきた記者だけでした。その後、しばらしくて、明らかに野次の声の主だとされ、逃げ切れなくなったひとりだけが謝りました。けれど、そのほかの多くの議員は、逃げたまま、今も謝罪はありません。

 騒動以降、一応、あのような野次はダメなんだというふうに、少しずつ変わってきているとは思います。でも、まだ強制的に直されている、という状況ですよね。怒られるから言っちゃいけないーーみたいなレベルです。

■当選させてくれた人たちを、裏切っちゃいけない

――あの野次を本気でまずいことだと思っている議員の割合は、どれくらいいると感じていますか?

塩村 都議会全体として、3分の1ぐらいは、まともな議員という印象です。共産党と東京・生活者ネットワークは、あのような野次は公私ともにあってはならないとの認識がある方々です。公明党も、基本的にはまずいとわかっていると感じています。ただ、やっぱり友党として自民党に引っ張られちゃう部分はあったせいか、制止するまでには至らない。

 自民党の中にも、わずかですが、本気でまずいと思っている方もいらっしゃいます。直接、言葉にして伝えてくれた先生もいますから。でも、私と話しているのを見つかるとまずいので、あの騒動がだいぶ落ち着いてからでしたけど。

――しかし、本当に精神的にタフですね。

塩村 タフになったのは、幼い頃から徐々にだと思いますね。本にも書いてあるのですが、私が子どもの頃に、父親が事件を起こし、逮捕されているんですよ。そのあたりから慣れてはいます。そのことで、近所のお母さんから「あの子と遊んじゃいけないよ」と、ひどい扱いを受ける一方で、良い人もたくさんいて、助けられて生きています。

 その人たちを裏切っちゃいけないという思いもあるんです。議員になって、少数派ですけれど当選させてくれた、応援してくれた人たちが約2万3,000人います。その人たちの代表で来ているので、個人的なことで辞めちゃいけない、と思います。もちろん腹が立つことも多いけれど、それが仕事ですから。めげますけどね、よく(笑)。
(上浦未来)

(後編につづく)

『べっぴんさん』すみれのために辞職した夫・紀夫に、「よくやった」「頭が柔らかい」と絶賛の嵐

ニッポンのお茶の間をわかし続ける国民的番組“朝ドラ”――そのあらすじと視聴者からの反響を、サイゾーウーマンが週2回(火・金曜日)お届けします!

『べっぴんさん』(NHK総合/月~土、午前8時) 戦後の焼け野原の中、坂東すみれ(芳根京子)が家族のため、そして女性たちのために子ども服づくりに邁進していく物語。神戸に本社を置く子ども服メーカー「ファミリア」の創業者たちの軌跡をモチーフにしている。

■12月21日(水)/69話~12月27日(火)/74話
 69話では、すみれが娘・さくらのためにセーターをリメイクしたり、クリスマスプレゼントを作る姿を見た夫・紀夫(永山絢斗)は、すみれが誰かのために“別品(べっぴん)”を作っている瞬間の輝きを再確認する。

 70話では、出産後は子育てに専念したいすみれの姉・ゆり(蓮佛美沙子)と、仕事をしてほしい夫・潔(高良健吾)のすれ違いが描かれた。ゆりは、大阪・近江の坂東本家に家出をし、潔が迎えに出向くも、そこでも仲違いをしてしまう。視聴者からは「不況の今、こういう夫婦間の問題を抱える人は多いよね」「ゆりの気持ちも、潔の気持ちもわかるだけにつらい」という、共感の声が噴出した。

 71話では、潔の夢の中に、死んだ父・正蔵(名倉潤)が現れる。ひたすら純粋に孫を喜ぶ正蔵の様子に、潔はゆりときちんと家族になりたいと決意。一方、すみれが再び働けるようにサポートしたいと決心した紀夫は、すみれの父・五十八に、坂東営業部(オライオン)を辞めさせてほしいと直談判する。

 72話では、放送日の12月24日に合わせてクリスマス当日の様子が描かれた。紀夫は、すみれたちの前で、「仕事を辞めキアリスの経理をやる」と宣言し、皆を驚かせる。こうした思い切った紀夫の行動には、特に女性視聴者から、「すみれちゃんのことを、とにかく第一に考えた選択」「今の時代でも、妻に合わせて仕事を考える夫って少ないのに、紀夫君はよくやった!」「紀夫君、実はすごく頭の柔らかい人だったのね」など、絶賛の声が上がったようだ。

 73話で、将来を見据えてキアリスを株式会社にすることを決めたすみれたち。しかし、すみれたちの女学生のような振る舞いに、夫たちは心配を募らせる。そこで経理として正式にキアリスに入った紀夫が、朝礼を実施することや、お互いを名字で呼び合うことを独断で決め、キアリスの雰囲気を変えようと意気込む。

 74話ですみれは、ゆりからおなかの子どものために何を準備したらいいのかと相談を受ける。妊婦が出産前に、さまざまな物を揃える苦労をなくしたいと感じたすみれは、キアリスを「子どもの物なら何でも揃う総合店」にしようとひらめくのだった。

 株式会社化に加え、紀夫が経理になったことで、大きな変化を見せ始めたキアリス。新たな指針も決まり、ここからどのような成長を見せてくれるのか、視聴者の関心は高まる。

使用済み輸血パックが日本の100均商品に!? 中国の医療廃棄物が「食器」「玩具」に生まれ変わるまで

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男のアジトから押収された輸血パック。内部には、まだ血液が残る
 カネのためなら、安全性などお構いなし。そんな拝金主義に毒された中国で、またしても身震いするような事件が発生した。 「中国新聞網」(12月20日付)によると、病院から医療廃棄物を回収し、プラスチックの加工材料として転売していた男と、取引のあった業者らが摘発された。    警察は、男のアジトからは13.5トンに上る医療廃棄物を押収。男がこれまでに3,000トン以上の医療廃棄物を転売し、日本円換算で6億8,000万円以上を売り上げていたとみている。
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分類される前の医療廃棄物。注射針や薬剤の瓶も混ざっている
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医療廃棄物から作られたとみられる食品用トレー
 男は2012年以降、江蘇省南京市の複数の病院から、毎月1万5,000円前後の格安料金で医療廃棄物の処分を引き受けていた。記事によると、正規の回収業者に処分を依頼した場合、1トン当たり7万3,000円以上の処分費用を支払わなければならないといい、コストを削減したい各病院から、男は重宝されていたようだ。  しかし、男が格安で処分を引き受けることができた裏側には、とんでもないカラクリがあった。男は、引き取った医療廃棄物の中から、使用済み輸血パックなどのプラスチック製品を選別。1トン当たり3万4,000~4万2,500円で別の業者に転売していたのだ。そしてこの業者は、1割ほどの利益を乗せた上で、プラスチック加工業者に転売。加工業者はそれらをプラスチック顆粒にし、同省宿遷市などのプラスチック成形業者に1トン当たり約10万円で転売していたのだ。  こうした汚れた大河のようなサプライチェーンを経て、使用済みの輸血パックは最終的に玩具や食器に生まれ変わり、販売されていたという。  この一件は、日本人にとっても対岸の火事ではない。上海市在住の日本人駐在員は話す。 「宿遷市といえばプラスチック産業が盛んで、そこで作られた製品は日本にも輸出されているはず。100円均一ショップで売られている食品保存容器や使い捨て食器などに紛れている可能性もあるのでは?」  使用済み輸血パックで作られた食器での食事など、想像しただけで吐き気がする……。

是正勧告受けた“ブラック企業”エイベックス 松浦社長の猛反論で、当局の目はさらに厳しく……?

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松浦勝人オフィシャルブログより
 浜崎あゆみらが所属するエイベックス・グループ・ホールディングスが、社員に違法な長時間労働をさせていたとして、三田労働局労働基準監督署から是正勧告を受けたことが伝えられていたが、これに松浦勝人社長が「自分が好きで働いていても法律で決められた時間しか働けなくなる可能性がある」などと猛反論。これが、当局の目をさらに厳しくさせるかもしれない。  同局が属する厚生労働省の職員は、非公式コメントながら「電通のように過労自殺や過労死でも起こらないと理解できない、相変わらずの経営者目線しかない印象。勧告まで至るのは当の従業員から多くの通報があってのもので、こういう反論はさらに厳しい監督が必要というイメージになりそう」と話す。  松浦社長はブログで冒頭、「現時点の決まりだからもちろん真摯に受け止め対応はしている」としながらも、以降は長い反論一色。 「労働基準監督署は昔の法律のまま、今の働き方を無視する様な取り締まりを行っていると言わざるを得ない」 「僕らの仕事は自己実現や社会貢献みたいな目標を持って好きで働いている人が多い。(中略)僕らのやってきた事おかまいなしに一気にブラック企業扱いだ」 「好きで仕事をやっている人に対しての労働時間だけの抑制は絶対に望まない。好きで仕事をやっている人は仕事と遊びの境目なんてない」 「とりあえず場当たり的にやっつけちまえ的な不公平な是正勧告に見えてならない」  その主張は法律と当局が悪いと言わんばかりだが、厚労省の職員が言うように、処分が出される企業の大半は、当の社員からの苦情や申し立てがあってのもの。三田労働基準監督署は「実労働時間を管理していない」「残業代を適正に払っていない」などの指摘をしており、同社の社員から「年間数日しか休めない」という証言があったとしている。 「松浦社長は『(去年9カ月間で労基署が監督指導をした事業場8,500のうち)75%以上が何かしらの違反とみなされている状況』とも書いていますが、それは違反ではなく、立ち入り検査があったケースの割合のはずで、経営者の間違った認識も問題です」と前出職員。 「そもそも、労働時間を正確に管理しておらず、残業代が出されていないという指導は、松浦社長の反論では論点がずれていると思います。反論するならば、社員の労働時間を管理しない理由と、残業代を出さない理由を言うべきでしょう。たとえ好きで長時間労働をやっている人がいても、会社はそれを把握して対価を払う義務があって、これは法律が改正されたところで変わらないはず。好きでやっているから管理も報酬も必要ない、というなら、それこそブラック企業になってしまいますね。個人的な考えですが、そんな滅私奉公をさせたいなら、社員に組合を作らせないとフェアではないですよ」(同)  もちろん、エイベックス社員にも「健全に働けている」と証言する人はいるが、労基署には社会正義に燃えている監督官も多いといわれ、前出職員が言うように、社長の反論が、より厳しい監督を招くことになるかもしれない。  何しろネット上では「今の時代に合ってないのは、松浦社長の労働観のほう」「労働基準法は企業のためにあるんじゃなくて、労働者の健康保護のためなのに」という批判も上がっている。  こうした反応を見れば、松浦社長の主張により、むしろ会社の姿勢を疑われているようでもある。 (文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)

業界関係者が明かす、2016年秋ドラマ「評価を下げた主演俳優・女優」は?

 『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS系)が、ラストで平均視聴率20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、その影響で、メインキャストの新垣結衣や星野源にオファーが殺到しているといわれる今日この頃だが、逆に「今期のドラマで、ケチが付いた俳優・女優もいる」(テレビ局関係者)という。今回は業界関係者に、秋ドラマで評価を下げた主演俳優・女優を調査した。

 まず1人目に名前が挙がったのは、全話平均8.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)で終了した『メディカルチーム レディ・ダ・ヴィンチの診断』(フジテレビ系)主演・吉田羊。吉田は今年4月にHey!Say!JUMP・中島裕翔との“7連泊愛”をスクープされ、JUMPファンから猛烈なブーイングを受けたほか、スキャンダルに厳しいジャニーズ事務所によって“干される”ともウワサされていた。

「そのウワサを吹き飛ばすように、吉田は地上波プライム帯の連ドラ初主演に大抜擢されました。彼女にとってはスキャンダルを払拭するチャンスだったはずですが、結局“爆死”というほかない結果に終わりました。また、視聴率が伸びなかったことで、“熱愛報道でのイメージダウン”が余計に印象づけられた上、関係者の間では『吉田は主役級ではない』との声も出ているそう。今後、民放プライム帯の主演は厳しいのではないでしょうか」(スポーツ紙記者)

 次に、『THE LAST COP/ラストコップ』(日本テレビ系)で主演を務めた唐沢寿明にも、厳しい声が上がっている。日テレは7月期、『ラストコップ』放送枠である土曜午後9時に、『時をかける少女』を放送。同ドラマでは、黒島結菜やSexy Zone・菊池風磨ら若手を起用、また話数短縮も行い、経費削減を実施していたが、これらは全て『ラストコップ』に経費をつぎ込むための戦略だったといわれている。

「日テレは、開始前に『3週連続ラストコップ祭り』を放送するなど番宣にも力を入れており、超意欲作だったことがうかがえます。しかし、フタを開けてみると、全話平均8.3%と惨敗。視聴者の反応としては、『唐沢のギャグがサムい』『ノリが古臭くて笑えないし、恥ずかしくなる』など、唐沢のコメディ演技が不評のようでした。当然、演出や脚本も悪かったと思いますが、超期待作が大コケしてしまったことで、唐沢の評価もダダ下がり。業界内で“過去の人”という認識が広まりつつあります」(芸能プロ関係者)

 同ドラマは、2017年に映画化することも発表されている。映画が失敗に終われば、さらにイメージダウンに拍車がかかりそうだ。

「過去の人といえば、織田裕二も同じですね。主演ドラマ『IQ246~華麗なる事件簿~』(TBS系)は、全話平均10.5%で終了。放送されたのが、『半沢直樹』など高視聴率ドラマを連発する日曜劇場枠だっただけに、かなりパッとしない数字といえるでしょう。共演者のディーン・フジオカ、中谷美紀、土屋太鳳など豪華布陣も生かせずじまいで、TBSは苦々しく思っているのでは」(テレビ局関係者)

 同ドラマでは、織田が披露した“過剰な演技”も話題に。一部では、『相棒』(テレビ朝日系)の杉下右京や、英国ドラマ『名探偵ポワロ』の吹き替えを担当した熊倉一雄氏の“パクリ”とも指摘されていたが……。

「織田本人の耳にも届いたのか、ドラマ放送中に演技がマイルドになっていきましたが、今度はその迷走ぶりが『痛々しい』ともいわれました。織田には、代表作『踊る大捜査線』(フジテレビ系)シリーズのイメージを覆したいという意欲があったようですが、それが周囲に伝わっていながら実現できなかったことで、余計に哀れなイメージがついてしまいました。今後、ドラマにはお呼びがかからなくなりそうです」(同)

 またいつか、彼らに挽回のチャンスが巡ってくることを祈るばかりだ。